JPH10294744A - 非同期転送モードにおいてセルを伝送するための方法 - Google Patents

非同期転送モードにおいてセルを伝送するための方法

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JPH10294744A JP33171297A JP33171297A JPH10294744A JP H10294744 A JPH10294744 A JP H10294744A JP 33171297 A JP33171297 A JP 33171297A JP 33171297 A JP33171297 A JP 33171297A JP H10294744 A JPH10294744 A JP H10294744A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非同期転送モードシステムを改良するための
方法を提供する。 【解決手段】 非同期転送モードにおいて第1のステー
ションから第2のステーションにセルを伝送する方法
は、各セルに関する第1のターミナルの指数テーブルに
パラメータを与えるステップと、第1のステーションに
複数の速度判定ブロックを与えるステップとを含み、こ
れらの複数の速度判定ブロックの各々は、第1のステー
ションから第2のステーションまでのセルの伝送に関す
る個々の速度を示す。さらにこの方法は、指数テーブル
のパラメータに従って、第1のステーションにおけるセ
ルの伝送速度に関する速度判定ブロックのうちの特定の
ものを選択するステップと、セルの伝送のために、第1
のステーションで選択された速度判定ブロックに示され
た速度で第1のステーションにおけるセルを伝送するス
テップとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は、好ましくは非同期転送モー
ド(ATM)フォーマットのさまざまなタイプのセルを
発生するためのシステムおよびその方法に関する。この
発明は特に、セルが最適な、過度でない速度で伝送され
るようにする、セル伝送のスケジューリングに関する。
【0002】
【従来の技術】米国の電話システムにおいては、中央局
から1マイルから2マイルなどといった特定の半径内に
ある発呼電話からの信号を受信したり、このような電話
に電話信号を送信したりするための中央局が設けられて
いる。発呼電話からの電話信号は次に、このような中央
局から長距離にわたって送信される。次に、電話信号
は、このような中央局から1マイルから2マイルなどの
半径内にある第2の中央局を通じて着呼電話へ渡され
る。
【0003】中央局間での長距離電話信号送信は、この
ような目的のために以前設けられていた他の媒体に取っ
て代わった光ファイバを通じて行なわれる。光ファイバ
には、以前設けられていた回線より優れたある特徴的な
利点がある。光ファイバを用いると、光ファイバを通じ
て同時に異なった電話からのはるかに多数の信号を送信
することができる。光ファイバは、他の媒体より高い精
度でデジタル方式でエンコードされた信号を送る。
【0004】電話、ビデオ、およびデータサービス用に
デジタル方式でエンコードされた信号を搬送するため、
さまざまなシステムが用いられてきた。このようなシス
テムの中で現在採用されているものの1つが、非同期転
送モード(ATM)と呼ばれるものである。このシステ
ムの利点は、いかなる時点においても、通常、発呼電話
加入者と着呼電話加入者との間では、信号は一方向にの
み送られるということを認識している点にある。このシ
ステムではもう1つの方向での帯域幅をとっておき、こ
のもう1つの方向においてできるだけ多くの異なったメ
ッセージを送信できるようにする。
【0005】先行技術においては、ステーションAとス
テーションBとの間でスイッチを通じてセルを伝送する
速度の調節を制御するためのさまざまな規則が設けられ
ていた。こうした規則には、かなりの数のさまざまなパ
ラメータが関係する。各時点において、データ伝送の、
いかなる輻輳も生じることのない最適速度の表示を得る
ため、これらの規則では、これらのさまざまなパラメー
タにかかわる計算を実行することが要求される。先行技
術においては、これらの計算の実行は比較的遅いもので
あった。また、この計算を実行するため、大量のハード
ウェアおよびソフトウェアが必要であった。さらには、
これらの計算を実行するシステムは比較的柔軟性を欠い
ていた。たとえば、計算に方程式が含まれるとき、その
方程式に変化があるのかおよびいつ変化があるのかとい
ったことにシステムは容易に適合できない。
【0006】ATMシステムにおいては、中央局または
他のスイッチングシステムを通じてアクセス多重装置ま
たはターミナルの間で情報を伝送するため、セルが用い
られる。セルにはさまざまなタイプがある。たとえば、
スイッチまたは一連のスイッチを通じてステーションA
からステーションBへセルを伝送するときは、ステーシ
ョンAからステーションBへ前方資源管理(RM)セル
が伝送され、ステーションBからステーションAへ後方
資源管理セルが伝送される。また、ステーションAとス
テーションBとの間でデータセルが伝送される。
【0007】ステーションAとステーションBの間に接
続されたスイッチはときに、ステーションAとステーシ
ョンBとの間のセル伝送の輻輳を起こす。この輻輳は、
部分的には、スイッチに接続されたさまざまなソースか
らスイッチに与えられる負荷のために生じる。資源管理
セルは、速度情報を備え、これはスイッチAとスイッチ
Bとの間でセルが伝送される速度を制御するために使用
され、スイッチAとスイッチBとの間のパスにおいてセ
ルが最適の速度で全く輻輳を起こすことなく伝送される
ようにする。
【0008】
【発明の概要】この発明の一実施例においては、ATM
システムは、ステーションAからスイッチを通じてステ
ーションBへさまざまなタイプのセル(データ、前方資
源管理(RM)および後方RM)を伝送する。可用ビッ
ト速度(ABR)テーブル内のさまざまなフィールド
が、このようなセル伝送の速度を制御する。このテーブ
ル内の第1の特定のフィールドの値が、伝送されるセル
のタイプを決定する連続したセル判定ブロックの選択を
制御する。このテーブル内の第2の特定のフィールドの
値は、明示速度の発生を制御する他のパラメータ値も備
えた指数テーブル内の複数のエントリの1つの選択を制
御する。ABRテーブル内の第3の特定のフィールドの
値は、各々がステーションAからステーションBへのセ
ル伝送の個々の速度を示す複数の速度判定ブロックの個
々のものの選択を制御する。
【0009】各速度判定ブロックは、速度判定ブロック
の個々の1つから、通常はより遅いセル伝送速度を提供
する速度判定ブロックへの変化を制御する、複数のフィ
ールドを含む。これらの変化は、部分的には、ステーシ
ョンによるさまざまなタイプのセルの受信および送信の
相対的な時間に依存する。セル伝送速度を制御する1ス
テップは、明示速度および速度判定ブロックの個々のも
のにおいて示される速度のうち、より遅い方を選択する
ステップである。上に特定した制御を行なうことによっ
て、さまざまなセルを伝送するための、最適の、過度で
ない速度が選択される。
【0010】
【詳細な説明】図1は、概括的に10で示され先行技術
において公知の、1対の電話(またはソース)12およ
び14へ、および、1対の電話から、それぞれライン1
6および18を通って共通アクセス多重装置20へ信号
を転送するためのシステムをブロックで示す。電話(ま
たはソース)12は、たとえば、ライン16上でテレビ
ジョン信号および電話(音声)信号を送信または受信
し、電話(またはソース)14は、たとえば、ライン1
8上でテレビジョン信号および電話(音声)信号を送信
または受信するであろう。すべての信号はデジタル方式
でエンコードされる。図を簡略にするため、図1では、
テレビジョン信号の転送は実線で、電話信号の転送は破
線で示す。ライン16および18内の信号はアクセス多
重装置20に送られる。デジタル方式でエンコードされ
た送信信号はそれぞれ、固定長のセルペイロードに分割
され、各セルペイロードにセルヘッダが付け加えられて
セルを形成する。同様に、受信されたセルは再び組立て
られてそれぞれ受信セルとなる。セルのヘッダはアクセ
ス多重装置内で発生され、仮想チャネル識別子および/
または仮想パス識別子を備える。ヘッダは、セルを中央
局22に送るためにとるパスを示す。中央局22は、セ
ル内のヘッダを再び変更して、その後セルの転送のため
にとられるパスを識別してもよい。そして、セルは、図
1に概括的に28で示される受信局のテレビジョンアク
セス24または電話アクセス26のいずれかに転送され
るであろう。
【0011】図2は、概括的に29で示され、破線で規
定される矩形に囲まれているサブシステムの一実施例を
示しており、図1に示すアクセス多重装置20とともに
使用するためのものであって、受信セルインターフェイ
スからのライン30とホストメモリ32との間でのAT
Mセルペイロードの転送を制御するためのものである。
セルがライン30から転送されるとき、セルは受信FI
FO34を通る。FIFO34は当業界では周知の先入
先出メモリを構成し、時間的バッファとなる。各セル内
のペイロードは次に、再組立ダイレクト・メモリ・アク
セス(DMA)ステージ36に送られる。各セル内のヘ
ッダは再組立状態機械40に送られ、処理される。
【0012】各セル内のヘッダは再組立状態機械40か
ら制御メモリ38へ送られ、制御メモリ38は、ヘッダ
を処理して、ホストメモリ32内のどこにセルペイロー
ドを記憶するかを示すアドレスを与える。このアドレス
は次に再組立状態機械40を通じて再組立ダイレクト・
メモリ・アクセス(DMA)ステージ36に与えられ、
FIFO34からのペイロードをホストインターフェイ
ス42を通ってホストまたはシステムバス44に向け
る。セルは次にホストメモリ32内で制御メモリ38に
よって指示されたアドレスへと転送される。
【0013】また、図2に示すサブシステム29によっ
てライン45を通じてセルを送信セルインターフェイス
に転送してもよい。分割状態機械50は、ホストメモリ
32内のどこにセルペイロードが記憶されているかを指
示するアドレスを制御メモリ38から読出す。このアド
レスは次に分割状態機械50から分割ダイレクト・メモ
リ・アクセス(DMA)46に与えられ、セルペイロー
ドを送信FIFO48に向ける。送信FIFO48は、
受信FIFO34と類似した態様で構築されてよい。送
信FIFO48内でヘッダとペイロードとを組合せるた
め、制御メモリ38によってヘッダが分割状態機械50
に与えられる。こうして再び組合されたセルは次に、送
信セルインターフェイスライン45に送られる。
【0014】図3は、セル内のヘッダおよびペイロード
を分離し、セルペイロードを再び組立て、再び組立てら
れたペイロードをホストメモリ32内に記録するという
図2に示されたサブシステムの動作をさらに詳細に示
す。図3のフローチャートにおいては、70においてま
ず、セルヘッダが読出される。ヘッダを使用して、「コ
ネクション・インデックス」を計算し(ブロック72を
参照)、再組立状態でのメモリアドレスを得る。これ
は、制御メモリ38内の「再組立状態」として示されて
いる表73によって表示されている。表73は、それぞ
れ「VCC1」、「VCC2」、「VCC3」などとし
て示される複数の仮想チャネルコネクションを含む。
【0015】仮想チャネルコネクションは各々、ホスト
メモリ38の領域アドレス、ホストメモリ内の領域長、
および仮想チャネルコネクションVCCに対するプロト
コル情報を含むある情報を備える表75を含む。ホスト
メモリ38内のアドレス領域、領域アドレス長、および
仮想チャネルコネクションVCCのプロトコル情報を含
む表が、「VCC2」として示される仮想チャネルコネ
クションから選択されることが、図3に概略的に示され
ている。これは、図3の表75および破線74で示され
る。これは概略的かつ例示的なものであって、他のVC
Cを選択してもよいことは理解されよう。
【0016】受信セルインターフェイスに関連する図2
のライン30からのセルは次に、図3の76に示されて
いるように制御メモリ38内の表75内の仮想チャネル
コネクションVCC2内のプロトコル情報でチェックさ
れる。このチェックによって、ヘッダおよびペイロード
内のプロトコル情報が正しいと示されると、図3の78
に示されているように制御メモリ38内のVCC2ブロ
ックからホストメモリ32内での領域アドレスとこのよ
うな領域の領域長が読出される。ホストメモリ32内の
領域アドレスは80に示されているように図2の再組立
DMA36に送られる。次に、再組立DMA36がセッ
トアップされ、図3の82に示すように、図2の受信F
IFO34からホストメモリ32にセルペイロードが転
送される。
【0017】連続してセルペイロードがVCC2表73
に対し領域内で再び組立てられるに際し、各再組立ごと
にチェックが行なわれ、VCC2チャネルコネクション
内の領域の終りに達したかどうかが判断される。これは
図3の84に示されている。もしその答が「いいえ」で
あれば、ホストメモリ領域内に記録されたVCC2チャ
ネルコネクション内の連続したペイロードのために、連
続したセル用の領域アドレスが増加され、同じ量だけ領
域長が減じられる。図3のブロック86はこのことを示
している。
【0018】制御メモリ38内のVCC2表内の領域が
終りに達したならば、ブロック84で、「はい」の表示
が与えられる。これによって、図3のブロック88が起
動される。このブロックには「フリー領域を読出す」と
書かれている。制御メモリ38は、図3の90で示され
るフリー領域待ち行列を含む。ブロック88が起動され
るとき、それによって、フリー領域待ち行列90内の次
のエントリが選択される。たとえば、フリー領域待ち行
列内のエントリ1が以前に選択されていたならば、フリ
ー領域待ち行列90内のエントリ2がここで選択され
る。このことは、図3のフリー領域待ち行列90内のエ
ントリ2から表94に延びている破線92で示されてい
る。
【0019】フリー領域待ち行列内のエントリ2は、ホ
ストメモリ38内の新しいアドレス領域およびこのよう
な領域の領域長を含む。この情報は、表75内に以前記
録されていた情報の場所に転送される。こうして、上述
のようにブロック78、80、82、84、86および
88が動作し、ライン30上のセル内のペイロードがホ
ストメモリ32内の領域に転送される。この領域が終わ
っても、もしペイロードが完全にホストメモリ32内に
記録されていなければ、ホストメモリ32内の新しい領
域アドレスおよびそのような領域に対する領域長を与え
るよう、フリー領域待ち行列内のエントリ3を選択して
もよい。上述の態様で、ホストメモリ32内にすべての
ペイロードが記録されるまで、上述のステップが繰返さ
れる。
【0020】図4は、ホストメモリ32からセルペイロ
ードを転送し、制御メモリ38からヘッダを読出してA
TMパスを示し、ヘッダとペイロードとを組合せてセル
にし、セルを図2のライン45に転送する、図2に示す
サブシステムの動作をさらに詳細に示している。図4の
フローチャートにおいては、VCCセルが特定のタイム
スロットに対して図6のスケジューラ156によってス
ケジュールされているかどうかを判断するためブロック
100が設けられている。もし図6のスケジューラ15
6によってセルがスケジュールされていなければ、図4
のライン101に示すようにアクションは取られない。
【0021】もし、セルが特定のタイムスロットに対し
てスケジュールされていれば、図4のブロック100
で、制御メモリ38内の表102内の仮想チャネルコネ
クションが選択される。図4で、この表は「分割状態」
と示されている。図4に示すように、表102は例示的
に「VCC1」、「VCC2」、「VCC3」などと示
されている複数の仮想チャネルコネクションを含む。例
として、表102の仮想チャネルコネクションVCC2
が選択されるものとして示されている。これは破線10
4で示される。他のいずれのブロックでも選択し得るこ
とは理解されよう。仮想チャネルコネクションVCC2
はたとえば、(セルの転送パスを指示する)ヘッダ値、
領域アドレス、領域長、プロトコル情報、およびホスト
メモリ内の次の領域の位置を含む。これは図4の106
に示される。
【0022】VCC2ブロック内のヘッダ値およびプロ
トコル情報は、図4の108および109にそれぞれ示
されているように制御メモリ38から読出される。ヘッ
ダ値は次に、図4の110に示しているように、図2の
送信FIFO48に転送され、図4の112に示してい
るように、領域アドレスおよび領域長がVCC2仮想チ
ャネルコネクションから読出される。そして、図2の分
割DMA46がセットアップされ(図4のブロック11
4を参照)、ホストメモリ領域から図2の送信FIFO
48にペイロードが転送される(図4のブロック116
を参照)。連続したセルのペイロードの転送の各々に対
しチェックが行なわれ、仮想チャネルコネクション10
6に対して転送される領域アドレスがその長さの終りに
来ているかどうかを判断する。これは図4の118で示
される。
【0023】もし、図4の120に示しているように、
VCC2仮想チャネルコネクション内のホスト領域が終
りにまだ達していなければ、送信FIFO48に転送さ
れる連続したペイロードに対処するよう制御メモリ内の
106の領域アドレスが増加され、同じ量だけ領域長が
減じられる(ブロック122を参照)。これによって、
仮想チャネルコネクションVCC2内で処理される領域
アドレスの更新記録および、仮想チャネルコネクション
VCC2内で処理される領域の残りの長さの更新記録が
与えられる。
【0024】仮想チャネルコネクションVCC2内の領
域が終りに達すると、124に示すように、ホストメモ
リ38内の次の領域のアドレスおよびこの領域のアドレ
ス長が読出される。この次の領域は、表106に「次
の」として示されており、図4の表128にさらに詳細
に示されている。表128は、ブロック124内の表示
と一致して「領域記述子」と示される。この表128も
また「次の」と示されたブロックを含む。表128は、
次に、表106の位置に転送され、以前表106内にあ
った情報と置換えられる。表128から表106に転送
されたアドレス情報は次に、上述と同様の態様で、ブロ
ック108、109、110、112、114、11
6、118、120、122および124で処理され
る。表106内での領域の処理が完了すると、表106
内の「次の」ブロックが処理され、ホストメモリ32内
の次のホスト領域アドレスおよびその領域アドレスの領
域長が決定される。
【0025】図5は、先行技術で公知の、スイッチ13
2を通じてステーションAとステーションBとの間でさ
まざまなタイプのセルを通すためのシステムを示してお
り、これは概括的に130で示される。各ステーション
は、3つのタイプの異なった情報を送る。すなわち、
(a)前方資源管理(RM)セル、(b)後方資源管理
(RM)セル、および(c)データセルである。一般
に、前方資源管理(RM)セルが送られる前に、ステー
ションAとステーションBとの間で、32データセルが
送信される。ステーションAとステーションBとの間に
はスイッチ132のみが接続されているように図示され
ているが、この発明の範囲を逸脱することなく、ステー
ションAとステーションBとの間にいくつの数のスイッ
チを接続してもよいことは理解されよう。
【0026】資源管理(RM)セルは、ステーションA
とステーションBとの間でのデータセルの伝送速度を調
節するために用いられる。これは、データセル伝送の最
適な、過度でない速度発生を制御するための速度情報を
提供する。もし、データセル伝送速度が、データセルを
送ることのできる最高レベルでなければ、ステーション
AおよびステーションBを含むシステムが十分に活用さ
れないことになる。もし、データセル伝送速度があまり
速すぎると、ステーションAおよびBを含むシステムが
輻輳することになり、すべてのデータセルがシステムを
通ることができなくなる。
【0027】図5は、ステーションAからスイッチ13
2を通ってステーションBへの伝送方向で伝送される前
方RMセルを134で示している。伝送方向および受信
方向というのは、ステーションAから見た方向である。
前方RMセル134は、ステーションBが受信すると、
ステーションBで後方RMセル136になる。後方RM
セルは、ステーションBによりスイッチ132を通って
ステーションAへの受信方向で伝送される。図5はま
た、ステーションBからスイッチ132を通ってステー
ションAへの受信方向で伝送される前方RMセルを13
8で示している。これらの前方RMセルはステーション
Aで受信されると、ステーションAからステーションB
への伝送方向における後方RMセル140となる。後方
RMセル140は、次に、ステーションAからスイッチ
132を通ってステーションBへの伝送方向で伝送され
る。図5はまた、ステーションAによってステーション
Bに伝送される1対のデータセル142および142を
示す。
【0028】ステーションAがステーションBへの伝送
方向でセルを伝送するとき、ステーションAは、ステー
ションBからステーションAへの受信方向におけるスイ
ッチ132の応答およびステーションBの応答に依存し
て、その速度を変化させる。なぜならば、時間の点から
見れば(ステーションAに関する限り)ステーションB
からステーションAへの受信方向における応答が、ステ
ーションAからステーションBへの伝送方向におけるい
かなる応答よりも新しいものだからである。
【0029】先行技術において、ステーションAがステ
ーションBへの伝送方向においてセルを伝送する速度を
調節するためのあるプロトコルが特定されている。この
発明を十分に理解するための背景を提供するため、これ
らをある程度詳細に説明する。ステーションAからスイ
ッチBを通じてステーションBへ伝送されるセルの許容
セル速度(ACR)は、以下の範囲内になければならな
い。
【0030】MCR<ACR<PCR ただし、 MCR=最小セル速度 PCR=ピークセル速度 伝送方向におけるセル速度が、輻輳を避け、完全にシス
テムを利用するために適切なものであるか否かを決定す
るため、2つの表示が用いられる。これらの表示は、ス
テーションBからステーションAへの受信パスで与えら
れる。なぜならば、これがステーションAへの最短パス
だからである。その1つは、輻輳表示CIである。CI
=1のとき、ステーションAからステーションBへの伝
送方向における輻輳が表示される。CI=0のとき、ス
テーションAからステーションBへの伝送方向において
輻輳がないことが示される。もう1つの表示は、増加な
し表示NIである。NI=1は速度変化がないことを示
す。NI=0は速度増加を示す。CI=1のとき、実際
のセル速度は、固定係数で減少していき、したがって許
容セル速度(ACR)はACR−ACR・RDFに減少
する。ただしRDFは1よりも小さい固定係数である。
CI=0かつNI=1のとき、許容セル速度(ACR)
は変化しない。CI=0かつNI=0のとき、許容セル
速度(ACR)はACR+ICR・RIFとなる。ただ
し、RIFは1より小さい固定係数であり、ICRは固
定の初期セル速度である。
【0031】先行技術においては、明示速度は浮動小数
点フォーマットで設けられている。その結果、許容セル
速度ACRを決定すべきときにはいつも、この浮動小数
点フォーマットにかかわる計算を行なう。このため、時
間が無駄となり、かつかなり複雑なものとなる。さら
に、方程式を変えねばならないときにはシステムを大幅
に変更しなければならない。許容セル速度(ACR)の
新しい値は、このパラグラフで説明した明示速度および
前のパラグラフにより決定された許容セル速度の低い方
を選択することによって、前のパラグラフにおいて得ら
れる。
【0032】先行技術において、いつ前方資源管理(R
M)セル、後方RMセル、およびデータセルを送るかに
ついての優先順位を付けるため確立されたある規則があ
る。これらの規則は、ATMフォーラム(ATM Forum )
が1996年4月に発行し、ftp:atmfosum.com/pub/app
roved-specs/af-tm-0056.000.ps で入手できる、「AT
Mトラフィック管理仕様バージョン4.0(ATM Traffi
c Management Specification Version 4.0)」と題され
た論文に述べられている。この発明を完全に理解するた
めの背景を提供するための、次のパラグラフで、これら
の規則のいくつかをある程度詳細に説明する。これらの
規則は、上述の論文の51頁から54頁に述べられてい
る。この発明を完全に理解するために重要と考えられ得
るさらなるいかなる背景をも完全にするため、この論文
を記録に加える。
【0033】この発明の完全な理解のための背景を提供
するこの規則は以下のものを含む。 1.セル伝送の許容セル速度(ACR)の値は、決して
ピークセル速度(PCR)を超えてはならず、決して最
小セル速度(MCR)より小さくなってはならない。こ
れは上に述べた。ソースは、許容セル速度(ACR)を
超える速度で速度内セルを送ることは決してない。ソー
スは常に、許容セル速度(ACR)以下の速度の速度内
セルを送るであろう。「速度内セル」とは、許容セル速
度(ACR)以下の速度であり、セル損失優先表示(C
LP)が0に設定されているもののことである。
【0034】2.ソースへのコネクションセットアップ
の後、ソースが第1のセルを送る前に、ソースは、最大
でも初期セル速度(ICR)に許容セル速度を設定す
る。第1の速度内セルは前方資源管理(RM)セルであ
ろう。
【0035】3.第1の速度内前方RMセルが伝送され
た後、もし、(a)最新の速度内前方RMセルの伝送の
後に、Nrm−1個の速度内セルが伝送されていれば
(ただし、Nrmは32)、または(b)最新の速度内
前方RMセルの伝送の後に少なくともMRM個のセル
(MRMは2に等しい)が伝送されており、最新の前方
RMセルの伝送からの時間が、Trmより大きい値など
といった固定値(ただし、Trmは100ミリ秒)であ
れば、そしてこのときのみ、次の速度内セルは前方RM
セルであろう。
【0036】4.もし、パラグラフ3で特定した条件が
満たされておらず、かつ、ステーションBからの後方R
MセルがステーションAによる伝送を待っており、か
つ、最新の速度内前方RMセルの伝送の後速度内後方R
Mセルが全く伝送されていなければ、後方RMセルが伝
送される。
【0037】5.もし、パラグラフ3およびパラグラフ
4に特定した条件が満たされておらず、ステーションB
からの後方RMセルがステーションAによる伝送を待っ
ており、伝送を待っているデータセルがないならば、次
に伝送される速度内セルは、後方資源管理(RM)セル
であろう。
【0038】6.もし、パラグラフ3、4および5で特
定した条件のいずれも満たされておらず、データセルが
伝送を待っているのならば、次のステーションAによっ
て伝送される速度内セルはデータセルとなろう。
【0039】7.パラグラフ1から5により伝送される
セルは、セル損失優先表示(CLP)=0であろう。セ
ル損失優先表示=0であるセルは速度内セルである。
【0040】8.速度内前方RMセルを送る前に、も
し、許容セル速度(ACR)が初期セル速度(ICR)
よりも大きく、最新の速度内前方RMセルを送ってから
経過した時間TがADTF(ADTFは定数)より大き
ければ、ステーションAがステーションBへの伝送方向
において前方速度内RMセルを伝送する前に、ACRは
ICRに減じられよう。これは、スイッチ132に他の
パスからのセルを受信する機会を与えるためである。
【0041】9.速度内前方RMセルを送り、パラグラ
フ8に特定した手順を行なう前に、もし、BN=0の後
方RMセルを最後に受取ってから少なくともCRM個の
速度内前方RMセルが送られていれば、許容セル速度A
CRが最小セル速度MCRより低くならない限り、許容
セル速度ACRは少なくともACR・CDFで減じられ
よう。
【0042】CRMは特定のコネクションに対する定数
であり、そのコネクションの終了まで一定のままであ
る。各コネクションはCRMのためのそれ自身の定数値
を有してもよい。CDFはまた特定のコネクションに対
する定数であり、そのコネクションの終了まで一定のま
まである。各コネクションはCDFのためのそれ自身の
定数を有してもよい。CDFは1より小さな値である。
【0043】BNは各RMセル内のフィールドである。
このフィールドは、BN=0またはBN=1に設定でき
る。もしスイッチが輻輳しており、特定の時間期間にわ
たってRMセルがそのスイッチを通過していなければ、
スイッチ132のようなスイッチはそれ自身のRMセル
を発生できる。
【0044】このパラグラフ9で特定したようにセル速
度を減じる理由は、ステーションAからステーションB
への前方パスにおけるRMセルが、ステーションBから
ステーションAへの後方パスにおけるものよりも速いセ
ル速度になるかもしれないからである。このため、ステ
ーションAからステーションBへの前方パスにおけるセ
ル速度を減じるのである。
【0045】10.パラグラフ8および9の手順を行な
った後、許容セル速度(ACR)が、出て行く前方RM
セルのCCRフィールド内に格納されよう。しかし、出
て行く前方RMセルの後に送られる速度内セルのみがこ
の新しい速度に従わねばならない。
【0046】11.(セル損失優先表示=1の)前方資
源管理(RM)セルは、速度外で、言い換えれば、実際
には許容セル速度(ACR)に従わずに、送られてもよ
い。速度外前方RMセルが送られる速度はTCRよりも
大きくはないであろう。TCRは10セル/秒の固定速
度をなす。セル損失優先表示(CLP)=1のセルはし
ばしば「タグ付セル」と呼ばれる。セル損失優先表示=
1は、各ATMセルにおける特定のビットである。
【0047】12.現在セル速度が0になった後または
現在セル速度が図6のスケジューラ156の能力よりも
低くなった後、ステーションAからステーションBへの
セル伝送を再開するため、セル損失優先表示=1の速度
外前方RMセルが送られる。ステーションAは、CI=
0かつNI=0の値であり、明示速度が0以外のある値
である後方RMセルを受信するまで、(セル損失優先表
示=1の)前方RMセルを送り続ける。このとき、実際
のセル速度は、明示速度およびPCR・RIFの低い方
である。前述したように、PCRはピークセル速度であ
り、RIFは1より小さい固定係数である。
【0048】13.後方RM速度を比較的速くし、前方
RM速度を比較的遅くして、前方RMセルおよび後方R
Mセルを異なった速度で与えることができるので、速度
外後方RMセルが用いられる。もし、こうした状況下で
ステーションAが後方RMセルを受信したが、新しい後
方RMセルがステーションBに送られるのを待っていれ
ば、ステーションAは新しい後方RMセルを(セル損失
優先表示=1の)速度外後方セルとしてステーションB
に送る。このような伝送は過度な速度でステーションA
へ送られる後方RMセルの受信によってトリガされるの
で、ステーションAからステーションBへのこのような
速度外後方RMセルの伝送については速度は特定されて
いない。
【0049】14.ステーションAがステーションBに
前方RMセルを送るとき、ステーションBからステーシ
ョンAへの受信方向におけるパス内のスイッチはスイッ
チ内の輻輳のため、速度を減じることができる。しか
し、ステーションBはまた、前方RMセルをステーショ
ンAから向きを変えさせこのRMセルを後方RMセルと
してステーションAに送ることにより、このようなRM
セルの速度を減じることができる。なぜなら、ステーシ
ョンBがステーションAを含むいくつかの異なったソー
スからあまりにも多くのセルを受信するかもしれないと
いう事実も含めて何らかの理由でステーションB内の資
源が混み合うかもしれないからである。
【0050】15.パラグラフ8で特定した効果を拡張
または変更するため任意の運用を行なうことができよ
う。パラグラフ8に特定したように許容セル速度(AC
R)を初期セル速度(ICR)に減ずる代わりに、許容
セル速度ACRを漸進的に減じることができよう。特定
的には、許容セル速度(ACR)を初期セル速度(IC
R)まで減じるには十分ではない予め定められた固定係
数によって許容セル速度(ACR)を減じることができ
よう。もし、こうして減じられたセル速度が依然として
速すぎれば、この減じられたセル速度をさらに固定係数
で減じる。こうした速度低減をいくつかの段階を通じて
初期セル速度(ICR)に達する前まで行なうことがで
きよう。
【0051】図6は、概括的に148で示されるセル伝
送速度を調節するためのシステムを示す概略ブロック図
である。図6はまた、図の中のさまざまなブロック間の
ラインまたはバス上のセル情報についての簡単な説明を
含む。システム148は、図2にも示す制御メモリ3
8、「再組立」と示されるブロック150、および「分
割」と示されるブロック152を含む。この再組立ブロ
ック150は、図2のステージ34、36、40および
42を含むものと考えられよう。分割ブロック152
は、図2のステージ42、46、48および50を含む
ものと考えられよう。
【0052】図6は、また、可用ビット速度(ABR)
マネジャと示されるブロック154およびスケジューラ
と示されるブロック156を含む。再組立ブロック15
0は、受信セルインターフェイスから(図2にも示す)
ライン30上でセルを受信する。再組立ブロック150
と制御メモリ38との間でいずれの方向における信号を
も提供するようにバスまたはライン5aが接続される。
ラインまたはバス8aは、制御メモリ38と分割ブロッ
ク152との間の両方向で信号を提供する。分割ブロッ
ク152からの信号は(図2にも示す)ライン45を通
って送信セルインターフェイスへ渡される。
【0053】信号は再組立ブロック150からライン1
aを通ってABRマネジャ154へ渡される。ライン2
aはABRマネジャ154からスケジューラ156へ信
号を渡し、ライン3aはスケジューラ156からABR
マネジャ154に信号を渡す。スケジューラ156はラ
イン4aを通って分割ブロック152に信号を渡す。信
号はスケジューラ156と制御メモリ38との間でライ
ンまたはバス7aを通じて両方向に渡される。信号はま
た、ABRマネジャ154と制御メモリ38との間でラ
インまたはバス6aを通って両方向に渡される。
【0054】再組立ブロック150はラインまたはバス
5aを通じて制御メモリ38へ前方RMセルを与え、ま
た、処理されるべきデータを提供する特定のVCC(ま
たはソース)を識別する。制御メモリ38は(以下に詳
細に説明する態様で)前方RMセルの向きを変え、前方
RMセルは、ライン8aを通って分割ブロック152へ
伝送される後方RMセルとなる。
【0055】スケジューラ156は、処理されるセル情
報を与えるVCC(またはソース)ナンバーを識別す
る。このVCC(またはソース)ナンバーはライン3a
を通じて可用ビット速度(ABR)マネジャ154へ渡
される。ABRマネジャ154はライン2aを通じてス
ケジューラ156へセルタイプ(前方RMセル、後方R
Mセル、およびデータセル)を識別する。スケジューラ
156は、ライン4aを通じて分割ブロック152へ、
VCC(またはソース)ナンバーおよびセルタイプ(デ
ータ、速度内前方RM、速度内後方RM、速度外前方R
M、および速度外後方RM)を与える。スケジューラ1
56は、データセル、速度内前方RMセル、および速度
内後方RMセルに対する可変ビット速度スケジューリン
グを行なう。スケジューラ156はまた、速度外(極め
て遅い速度の)前方RMセルのタグセルに対するTCR
速度スケジューリングおよび、速度外後方RMセルに対
する待ち行列に基づいたスケジューリングを行なう。
【0056】再組立ブロック150からライン1aを通
じて可用ビット速度(ABR)マネジャ154にいくつ
かの異なった表示が与えられる。ABRマネジャ154
は、ライン1aを通じて前方資源管理(RM)セルおよ
びVCC(またはソース)ナンバーを受取るであろう。
代替的に、ABRマネジャ154は、ライン1aを通じ
て後方RMセルおよびVCC(またはソース)ナンバー
を受信してもよい。この代替案においては、ABRマネ
ジャ154は明示速度(ER)、輻輳表示(CI)、増
加なし表示(NI)および、スイッチ12のようなスイ
ッチがそれ自身のRMセルを発生したか否かを示すBN
の2進値を受信してもよい。これらはすべて詳細に先述
した。可用ビット速度(ABR)状態および速度更新の
表示は、ライン6aを通じてABRマネジャ154と制
御メモリ38との間を流れる。
【0057】図7は、ステーションAにおいて制御メモ
リ38内に何がストアされるかをさらに詳細に示す。ス
テーションAに関して図7に示されているものはステー
ションBにおいて複製される。図7は、概括的に160
で示され、複数の異なったフィールド内の複数のパラメ
ータの値を備えるテーブルを含む。このテーブルは、A
BR状態(VCCごとの)と示されている。このテーブ
ルは、ABR状態テーブル160内のさまざまなフィー
ルド内に設けられ、この発明のシステムおよび方法の動
作を促進するため個別に使用される、いくつかの異なっ
たパラメータの値を表示する。図7のABR状態テーブ
ル160内の異なったフィールドにおいて特定されるさ
まざまなパラメータの定義が、図8に163で概括的に
示されるテーブルで述べられる。これらの定義のいくつ
かは、以下の説明で補足する。図8は、「ABR状態フ
ィールド」と示されている。
【0058】図7は、また、概括的に164で示され制
御メモリ38内にストアされる複数のセル判定ブロック
を示す。図7には3つのブロック164a、164b、
および164cが縦方向の列で示されているが、これら
は3よりも多いセル判定ブロックを代表するものであ
る。以下に詳細に説明するように、セル判定ブロック1
64a、164b、および164cの各々は、ブロック
内のセルが前方資源管理(RM)セル、後方RMセル、
またはデータセルのいずれであるかを表示する。
【0059】セル判定ブロック164a、164b、お
よび164cはシーケンスで活性化される。しかし、ブ
ロック164bまたは164cのいずれかが前方RMセ
ルを示すときは常に、シーケンス内で活性化される次の
セル判定ブロックは、ブロック164aである。ブロッ
ク164bとブロック164cとはブロック164aほ
ど詳細には示していないが、ブロック164bおよび1
64cがブロック164aに示しているのと同じパラメ
ータをさまざまなフィールドに対して有していることは
理解されよう。図7に示すように、セル判定ブロック1
64aは4つの2進ビットの16通りの異なった組合せ
を持つ。図9は、4つの2進ビットの各々の意味を示
す、概括的に166で示す表である。図9の表は、セル
判定ブロック(CDB)フィールドと示す。
【0060】図7には、指数テーブルも概括的に168
で示す。指数テーブル168は制御メモリ38内にスト
アされる。指数テーブル168は、2進ビットの指数で
表わされる32通りの異なった値に対応する32個のエ
ントリを有する。図7は、概括的に170で、制御メモ
リ38にストアされる複数の速度判定ブロックを示す。
図7には3つのブロック170a、170bおよび17
0cが縦方向の列で示されているが、これらは、3つよ
りもはるかに多くの速度判定ブロックを代表するもので
ある。後に詳細に述べるように、速度判定ブロック17
0a、170bおよび170cは各々、ステーションA
からスイッチ12を通じてステーションBへとセルを伝
送する個々の速度を示す表示を備える。ブロック170
bおよび170cはブロック170aほど詳細には示し
ていないが、これらが、ブロック170aで示すと同様
のパラメータをさまざまなフィールドに対して有してい
ることは理解されよう。
【0061】図10は、各速度判定ブロック170内の
異なったフィールドにおけるさまざまなパラメータの定
義を与える表を概括的に172で示す。図10の表は、
速度判定ブロック(RDB)フィールドと示される。
【0062】ABR状態テーブル160内の「データ可
用」フィールドは、データセルに対しデータが処理用に
可用であることを示す。「スケジューラ期間」フィール
ドは、速度判定ブロック170の個々のものの中の連続
した速度内セルがさまざまな時点において選択される間
の時間を示す。「MCR」フィールドは、最小セル速度
(MCR)が増加される前の、連続した速度内セルの間
の最大の時間を示す。もし、連続した速度内セルの間の
セル速度が最小セル速度よりも低くなったならば、その
コネクションの優先表示が増し、速度内セル速度は少な
くとも最小セル速度に等しくなる。
【0063】図7のABR状態テーブル160内の「輻
輳指標」フィールドは、ステーションAにおいてシステ
ム外にある特定の資源を有する特定のVCCを識別す
る。この特定の資源はデータのストアに対処するであろ
う。「スケジュール前方速度外」フィールドは、VCC
(またはソース)コネクションを再開するために速度外
前方RMセルを送るため、各速度判定ブロック170内
の「スケジュール未満」フィールドに対処する。ABR
状態テーブル160内の「後方保留」フィールドは、ス
テーションAが速度内セルの伝送準備ができたときにス
テーションAに保留されている後方RMセルがあること
を示す。
【0064】図7のABR状態テーブル160内の「後
方送信」フィールドは、ステーションAが最新の前方R
Mセルを伝送した後、ステーションAが後方RMセルを
伝送していることを示す。「最新前方RM時間」フィー
ルドは、速度内前方RMセルの最新の速度内伝送の時間
を示す。「現在セル位置」フィールドは、各時点におい
て処理される現在のセル判定ブロック164の個々のも
のを示す。ブロック内のセルタイプ(データ、前方RM
または後方RM)を決定するため各セル判定ブロック1
64a、164bおよび164cを処理した後、下方向
の次のセル判定ブロックを処理する。しかし、ブロック
内のセルタイプを決定するために、セル判定ブロック内
の前方RMセルが処理されるときは、セル判定ブロック
164aが次に選択される。
【0065】理解されるように、図7のABR状態テー
ブル160内の「現在セル位置」フィールドからセル判
定ブロック164の個々の1つに延びているベクトル1
74は、各瞬間において処理のためにセル判定ブロック
の個々の1つが選択されることを示す。ABR状態テー
ブル160内の「ポスト前方セル位置」フィールドは、
前方RMセルがステーションAによって伝送された後の
セル判定ブロック164aの選択を示す。「ポスト前方
セル位置」からセル判定ブロック164aに延びるベク
トル176は、このような状態における、セル判定ブロ
ック164aの選択を示す。
【0066】図7のABR状態テーブル160内の「指
数テーブル位置」フィールドは、指数テーブル168内
の32個のエントリの位置を示す。ベクトル178は、
指数テーブル168内の第1のエントリを指す。指数テ
ーブルは、浮動小数点表示で示される明示速度と速度判
定ブロック170の選択された1つの速度とをマッピン
グするために使用される。浮動小数点表示は例示的に以
下のように示されよう。
【0067】2exp (1+仮数)nzセル/秒 ただし、 nz=ゼロではない=1ビット(速度はゼロではない) 指数=5ビット 仮数=9ビット 速度判定ブロック170は各々32バイトのメモリを必
要とする。このため、特に、浮動小数点表示には214
1の異なった可能な数があるので、浮動小数点表示の可
能な数の各々について、明示速度判定ブロックを設ける
のは実用的ではない。したがって、図7の指数テーブル
168は、浮動小数点表示を明示速度に変換するにあた
り、速度指標の数を減ずる。
【0068】指数テーブル168は、シフトおよび指数
ベースを含む。指数テーブル168内の指数ベースは、
仮数がゼロの値をとった場合選択される速度判定ブロッ
ク170の特定の1つを示す。指数テーブル168内の
シフトは、仮数がシフトされた、(仮数の値を示す全部
で9ビットの中の)2進ビットの数を示す。仮数および
指数の値は、各資源管理(RM)セルについてフィール
ド内にストアされる。
【0069】指数テーブル168は、指数の各値につい
てのエントリを含む。上に特定したように、指数は5つ
の2進ビットで表示されるので、指数には32通りのエ
ントリがある。これらのエントリに関連するシフトの値
に依存して、各エントリには2つ以上の速度指標があろ
う。たとえば、仮数がシフト=9に対応する9ビットで
シフトされるとき、指数エントリには1速度指標しかな
い。しかし、仮数がシフトされないときは、したがっ
て、指数エントリに対してシフト=0であるときには、
指数エントリの速度指標の数は、仮数の値29 =512
に対応する512となる。
【0070】シフト=9となるのは通常、0から31ま
での指数エントリ範囲の両極においてである。これは、
統計上の見地からすると、指数エントリの範囲の両極に
おける速度指標の値はごく稀にしか生じないかまたは全
く生じないからである。指数エントリの両極の例は、0
と31の指数エントリである。たとえば、これらの極は
通常、図6にスケジューラ156が選択する範囲を超え
ている。このため、これらの指数エントリ範囲の両極に
おいては速度指標の大まかな表示でも許容できる。しか
しながら、指数エントリ範囲の中間であるたとえば15
または16などの指数エントリについてはシフト=0の
値が選択されよう。シフト=0である15または16な
どの指数エントリに対しては、512通りの異なった明
示速度判定ブロックが設けられよう。15または16な
どといった指数エントリに対してはかなりの数の速度指
標が設けられるので、このような指数エントリに対して
の速度指標の選択においては精密な制御が行なわれる。
【0071】速度判定ブロック(RDB)170の特定
の1つを選択するときには指数エントリは大まかな制御
を行なうと考えられよう。たとえば、指数エントリは、
10の位、100の位、1000の位の値を表示すると
考えられよう。仮数は、速度判定ブロック(RDB)1
70の特定の1つの選択に際し精密な制御を行なうもの
と考えられよう。たとえば、浮動小数点表示のための2
60の簡略化した値は、2.6×100と表わされても
よい。ただし、2.6は仮数であり、100は指数エン
トリである。図11は、速度判定ブロック170によっ
て与えられる速度指標が指数エントリの異なった値に対
して指数テーブル168においていかに選択されるかを
簡略概略的に示す。簡単な説明を与えるために、図11
に示される曲線は、仮数について上述された9個の2進
ビットではなく、3個の2進ビットの仮数を例示する。
このため、最大8個の速度指標のみが指数エントリに対
して図11に与えられ得る。図11では、シフト=0、
シフト=1、シフト=2およびシフト=3の漸進的なシ
フトが水平軸に沿って与えられる。速度指標の個々の値
は垂直軸に沿って示される。
【0072】理解されるように、8個の異なった速度指
標がシフト=0に対して図1に与えられる。シフト=0
に対する指数エントリは図11において180で示され
る。速度指標180からの漸進的に増加する値は、3個
の2進仮数ビットによって表わされる異なった2進値に
それぞれ対応する0から7の間の仮数の漸進的な値に対
して示される。シフト=1では、指数値は182で示さ
れる。4個の起こり得る異なった値に対応する速度指標
の漸進的な値は、シフト=1であるときの仮数のシフト
された値を表わす2個の2進ビットに対して図11に示
される。
【0073】同様に、シフト=2では、指数エントリの
値は184で示される。速度指標の2個の漸進的な値
は、シフト=2であるときの仮数のシフトされた値を表
わす単一の2進ビットに対する2個の起こり得る異なっ
た値に対応して与えられる。シフト=3では、1つの指
数値186のみが速度指標を示すために与えられる。こ
れは、このような状況下で与えられる唯一の速度指標で
ある。したがって、理解されるように、指数に対する明
示速度の増加する密度はシフトエントリの値が減少する
ことで与えられる。
【0074】図7におけるABR状態テーブル160の
「速度位置」フィールドは、選択された速度判定ブロッ
ク170の現在のものを示す。ベクトル190が「速度
位置」フィールドから速度判定ブロック170の個々の
ものに延びて、選択されている速度判定ブロックの現在
のものを示す。ABR状態テーブル160の「CRM」
フィールドは特定のコネクションに対する定数を示す。
CRMによって与えられる定数は上のパラグラフ9に示
される。図7におけるABR状態テーブル160の「後
方RM内容」フィールドは、ステーションAからステー
ションBへの伝送方向セルにおいて後方RMを発生する
ために与えられる。
【0075】上述されたように、図7のセル判定ブロッ
ク164の各々は16個の異なった組合せを与えること
ができる4個の2進ビットを含む。これらの組合せのい
くつかはセル判定ブロック164aに対して図7に示さ
れる。図9のテーブル166は4個の2進ビットの各々
の意味を示す。図9のテーブル166に示されるよう
に、第1の2進ビット(ビット0)はデータが可用であ
るかどうかを示す。第2の2進ビット(ビット1)は、
ステーションAからステーションBへの伝送方向におい
て前方RMセルが最後に伝送されてから後方RMセルが
ステーションAからステーションBへの伝送方向に伝送
されたかどうかを示す。第3の2進ビット(ビット2)
は、保留後方RMセルがステーションAからステーショ
ンBへの伝送方向に伝送されるよう可用であるかどうか
を示す。第4の2進ビット(ビット3)は、ステーショ
ンAからステーションBへの伝送方向に前方RMセルが
最後に伝送されてからの時間が定数Trmよりも大きい
かどうかを示す。定数Trmは、前方RMセルがステー
ションAからステーションBへの伝送方向に送られない
許容フレーム時間の上部境界を示す。
【0076】多数の異なったフィールドのパラメータが
図7の速度判定ブロック170aに示される。同じフィ
ールドが図7の他の速度判定ブロック170の各々に現
われることが認識されるべきである。これらのパラメー
タの定義は図10のテーブル172に与えられる。これ
らの定義は以下の説明で補足される。図7における速度
判定ブロック170aの「スケジュール未満」フィール
ドは、許容セル速度(ACR)がゼロ(0)であるかま
たは少なくとも図6のスケジューラ156が扱うことが
できるもの未満であることを示す。このコネクションで
は、ABR状態テーブル160の「スケジュール前方速
度外」フィールドを参照されたい。これは、コネクショ
ンを再開始すべく速度外前方RMセルを送るために速度
判定ブロック170の各々において「スケジュール未
満」フィールドを与える。
【0077】図7における速度判定ブロック170aの
「スケジューラ期間」フィールドは連続する速度内セル
の間に図6のスケジューラ156によって与えられる期
間である。「輻輳ER」フィールドは輻輳された明示速
度である。明示速度は指数および仮数の値から形成され
る。明示速度は前方RMセルおよび後方RMセルにおけ
るフィールドである。「輻輳ER」は、ABR状態テー
ブル160における「輻輳指標」によって示されるよう
にステーションAに輻輳があるときに、ステーションA
からステーションBへの伝送方向での後方RMセルの明
示速度の新しい値である。
【0078】図7における速度判定ブロック170aの
「ACR」フィールドは、指数および仮数を含む浮動小
数点フォーマットでの許容セル速度を示す。これは、ス
テーションAからステーションBへの伝送方向に前方R
Mセルを発生するために用いられる。「静タイムアウ
ト」フィールドは速度判定の各々のためにストアされる
「タイムアウト」値を示し、現在の速度の関数である。
「タイムアウト」は、前方RMセルが特定の期間ステー
ションAからステーションBに進まないときに生じる。
この「タイムアウト」はパラグラフ15に特定された任
意の行為を与える際に用いられる。
【0079】速度判定ブロック170の個々のものは、
速度判定ブロックのこのような個々のものにおいて特定
される現在のセル速度に対処できないときに選択される
べきである新しい速度判定ブロックの識別情報をストア
する。新しい速度判定ブロックは、速度判定ブロック1
70の個々内の静タイムアウトフィールドにおいて特定
される期間が超過されたときに選択される。速度判定ブ
ロックはABR状態テーブルの速度位置フィールドに対
する新しい値を与える。速度位置フィールドの新しい値
は図10のテーブル172では「静速度」として特定さ
れる。静速度フィールドは、速度判定ブロック170の
現在のものから速度判定ブロックの新しいものを指し
て、静タイムアウトが生じるときに減ぜられた値で新し
い現在のセル速度を得る。
【0080】図10におけるテーブル172の付加的速
度フィールド、CI速度フィールド、ADTF速度フィ
ールド、CRM速度フィールドおよびADTF/CRM
速度フィールドの値は速度判定ブロック170の現在の
ものに新しいセル速度をストアするにあたっての静速度
フィールドの値と同様である。この新しいセル速度は、
速度判定ブロックの現在のものによって与えられるセル
速度が輻輳を生じると判断されるときに選択される。速
度判定ブロックの現在のものは、付加的速度フィール
ド、CI速度フィールド、ADTF速度フィールド、C
RM速度フィールドおよびADTF/CRM速度フィー
ルドの個々のものに対する速度位置フィールドのための
新しい値をストアする。言換えると、速度判定ブロック
170の現在のものの速度位置フィールドにもたらされ
る値は、図10におけるテーブル172の静速度フィー
ルド、付加的速度フィールド、CI速度フィールド、A
DTF速度フィールド、CRM速度フィールドおよびA
DTF/CRM速度フィールドの値の個々のものに対し
て異なり得る。
【0081】図7における速度判定ブロック(RDB)
の現在のものにおけるCI速度フィールドは、輻輳表示
CI=1であるときに選択されるべき新しい速度判定ブ
ロックを示す。これはACR−ACR・RDFを計算す
る代わりである。この計算は番号を付けられたパラグラ
フのほぼ直前のプロトコル説明において示されている。
図7における速度判定ブロック(RDB)170の現在
のものにおけるADTF速度フィールドは、8において
上に特定される計算を避けるために選択すべき新しい速
度判定ブロックを示す。これは、前方RMセルがステー
ションBへの伝送方向にステーションAによって伝送さ
れつつあり、かつステーションAによる最後の前方RM
の伝送からの時間が固定定数ADTFよりも大きいとき
の新しい速度判定ブロックを示す。
【0082】図7における速度判定ブロック170の現
在のものにおけるCRM速度フィールドは選択されるべ
き新しい速度判定ブロックを示す。これはパラグラフ9
で上に特定された計算を避ける。これは、BN=0での
最後の後方RMセルのステーションAでの受取り以来、
ステーションAからの伝送方向における前方RMセルの
カウントが少なくとも固定定数CRMであるときの新し
い速度判定ブロックを示す。図7における速度判定ブロ
ック170の現在のものにおけるADTF/CRM速度
フィールドは、ADTF速度およびCRM速度に対して
直前に特定された条件が同時に満足されたときに選択す
べき新しい速度判定ブロックを示す。これは、前方RM
セルが伝送されつつあり、かつテーブル160における
未確認前方RMフィールドの値がCRM以上であり、か
つ伝送方向に前方RMセルが最後に伝送されてからの時
間が固定定数ADTFよりも大きいときに、図7におけ
るABR状態テーブル160の速度位置フィールドに対
する新しい値を示す。
【0083】図12、13、14、15、16、17、
18および19は上述のシステムの動作における連続的
なステップを示すフロー図を構成する。これらのフロー
図は、ステーションBからステーションAによって受取
られた情報を処理するために図6のABRマネージャ1
54が行なう連続的なステップを示す。図12および1
3では、ABRマネージャ154によって処理された情
報は、ステーションBからステーションAへの受信パス
内の、図6の制御メモリ38に与えられる。制御メモリ
38がこの情報を保持することにより、ステーションA
からステーションBへの伝送方向にセルを伝送するため
にステーションAがこの情報を用いることができる。図
12および13に示されるステップがとられるのは、前
方RMセルが再組立ステージ150によって処理され、
かつ処理結果がライン1aを介してABRマネージャ1
54に示されるときである。
【0084】図12のブロック200は、輻輳指標およ
び後方保留フィールドが図7のABR状態テーブル16
0から読出されることを示す。輻輳指標フィールドは、
ステーションAでシステム外のある資源を特定する。後
方保留フィールドは、前方RMセルをステーションAが
受取り、かつ後方RMセルとしてまだ伝送していないこ
とを示す。
【0085】図12のブロック202は、ブロック20
0からの指示に基づいて輻輳があるかどうかを示す。ラ
イン203に示されるように輻輳があるならば、図7に
おけるABR状態テーブル160の指数テーブル位置フ
ィールドが図12のブロック204によって示されるよ
うに読出される。指数テーブル位置フィールドは図7の
指数テーブル168における32個のエントリの最初の
ものを示す。理解されるように、図7の指数テーブル1
68はシフトおよび指数ベースの指定を有する。指数ベ
ースフィールドは、仮数がゼロの値を有する場合に選択
されるであろう速度判定ブロック170の個々のものを
示す。シフトフィールドは仮数がシフトされる2進ビッ
トの桁数を示す。受信された後方RMセル内のERフィ
ールドの指数によって示される指数テーブル168内の
シフトおよび指数ベースフィールドが図12のブロック
206に示されるように読出される。
【0086】図12のブロック208は、速度判定ブロ
ック170のうちの新しいものがライン203の輻輳指
示を緩和するためにいかに選択されるかを示す。仮数の
値は後方RMセルの明示速度フィールドにストアされ
る。速度判定ブロック170の新しいものは、仮数のこ
の値と、指数テーブル168の指数ベースおよびシフト
値とから計算される。速度判定ブロック170の新しい
ものからの輻輳明示速度が次に読出される。この輻輳明
示速度は輻輳を回避するためにシステムに与えられるべ
き新しいセル速度である。この輻輳明示速度は後方RM
セルのこれまでの輻輳明示速度にとって代わる。これは
図12の210で示される。
【0087】ブロック210およびブロック202から
の出力指示は図12の下部と図13の上部とにおけるラ
イン212にもたらされる。次に、図13の214で、
ステーションAからステーションBへの伝送方向に後方
保留RMセルがあるかどうか、またステーションAに向
かう別の(現在の)後方保留RMセルがあるかどうかが
判断される。後方保留RMセルおよび現在の後方保留R
Mセルが生じ得るのは、ステーションAからステーショ
ンBへの方向における前方RMセルよりも多くの後方R
MセルがステーションBからステーションAへの受信方
向に存在し得るためである。これは、ステーションBか
らのセルに加えて他のステーションからのセルを受信す
るスイッチ12に輻輳があることから生じ得る。認識さ
れるように、受信方向のステーションBとステーション
Aとの間に1個以上のスイッチが存在するならば、この
パラグラフで検討される輻輳はこれらのスイッチのいず
れかにおいて生じ得る。
【0088】伝送方向に後方保留RMセルがあり、かつ
受信方向にステーションAに向かう別の後方保留RMセ
ルがないと判断される場合、信号が図13の216で生
成される。次に、後方保留RMセルは速度内後方保留R
Mセルとして218で示されるようにステーションAか
らステーションBへの伝送方向に伝送される。しかしな
がら、伝送方向に後方保留RMセルがあり、かつ受信方
向にステーションAに向かう別の(現在の)後方保留R
Mセルがあると判断される場合、信号がライン220上
に生成される。このため、速度外後方保留RMとして現
在の後方RMセルをステーションAからステーションB
への伝送方向に送るように図6のスケジューラ156に
命令が与えられる。これは図13の222で示される。
【0089】図14および15は、ライン1a上の後方
RMセル指示に応答して、図6のABRマネージャ15
4の動作を調整するために取られるステップを示す。こ
れらは、制御メモリ38を通過せずにABRマネージャ
154に与えられる信号を示す。信号が制御メモリ38
を通過する必要がないのは、これらの信号が制御メモリ
38を介して転回することがないためである。制御メモ
リ38におけるこの転回が起こるのは、たとえば、前方
RMセルがステーションAの受信方向で受信され、ステ
ーションAが次にこれらのセルを後方RMセルとしてス
テーションAからステーションBへの伝送方向に伝送す
る場合である。
【0090】図14および15に示されるフロー図の第
1のステップとして、後方RMセルが224で受信され
る。次に、この後方RMセルに対してBN=0であるか
どうかの判断が224で行なわれる。BN=0であるな
らば、後方RMセルはスイッチ12で発生されたのでは
ない。BN=0であるならば、後方RMセルは通常の後
方RMセルであり、図7におけるABR状態テーブル1
60の未確認前方RMセルが226で示されるようにゼ
ロに設定される。未確認前方RMフィールドは、ステー
ションAが通常の後方RMセルを最後に受信してからス
テーションAからステーションBに送信された前方RM
セルの数を示す。
【0091】BN=1である場合、後方RMセルはスイ
ッチ12で発生されている。このスイッチで発生された
RMセルは未確認前方RM値に影響を及ぼさない。AB
R状態テーブル160の速度位置フィールドは、新しい
セル速度を示すために与えられる速度判定ブロック17
0の新しいものを示すために228などで読出される。
同時に、図7におけるABR状態テーブル160の指数
テーブル位置フィールドが指数テーブル168の32個
のエントリの最初のものを示すために読出される。次
に、RMセルの輻輳指示(CI)が2進の1であるかど
うかの判断が230で行なわれる。
【0092】ライン232で示されるようにCI=2進
の1であるならば、CI速度が図7におけるABR状態
テーブル160の速度位置フィールドによって示される
ような速度判定ブロック170の現在のものから読出さ
れる。これは図14の234で示される。ABR状態テ
ーブル160の速度位置フィールドは次に、236で示
されるように速度判定ブロック170の現在のものから
CI速度フィールドにおいて読出された速度に設定さ
れ、速度判定ブロック170の新しいものはこの速度位
置フィールドに設定された新しい値から選択される。こ
れは図14の237で示される。
【0093】RMセルでCI=0であるならば、信号が
ライン239内に生成される。次に、NI=1であるか
どうかの判断が238で行なわれる。NI=0であるな
らば、速度増加が指示される。これは図14のライン2
40上の信号によって示される。付加的速度フィールド
内の速度が次に図7におけるABR状態テーブルの速度
位置フィールドによって示されるように、速度判定ブロ
ック170の現在のものから読出される。これは242
に示される。次に、ABR状態テーブル160の速度位
置が、244で示されるように速度判定ブロック170
の現在のものの中の付加的速度フィールドから読出した
速度に設定され、速度判定ブロック170の新しいもの
がこの速度位置フィールドに設定された新しい値から選
択される。これはライン237に示される。
【0094】ライン237はブロック248に与えられ
るように図15にも示される。指数ベース(仮数の効果
を考慮せずに選択される速度判定ブロック)の値とシフ
ト(仮数がシフトされる2進ビットの数)の値とが次
に、後方RMセルの明示速度フィールドの指数によって
図7の指数テーブル168において選択されるエントリ
から読出される。仮数は、ステーションBからステーシ
ョンAへの受信方向に移動する後方RMセルの明示速度
フィールドからも読出される。
【0095】後方RMセルの明示速度に対応する速度指
標は先行するパラグラフで特定されたパラメータから計
算される。これは図15の250で示される。図15の
252で示されるように、明示速度が図7のABR状態
テーブル160の速度位置フィールドで示される新しい
速度判定ブロックの速度よりも小さいかどうかの判断が
次に行なわれる。明示速度がABR状態テーブル160
の速度位置フィールドに示される速度判定ブロック17
0の新しいものの速度よりも小さいならば、速度位置が
明示速度に設定される。これは図15の254で示され
る。
【0096】ブロック254からのライン256は、明
示速度が図7におけるABR状態テーブル160の速度
位置フィールドに示される速度よりも今では小さくない
ことを示す。これはブロック254で与えられる調整の
結果である。ライン256はブロック252からも延び
て、明示速度がABR状態テーブル160の速度位置フ
ィールドで示される速度よりも小さくないことを示す。
【0097】ブロック260は図7における速度判定ブ
ロック170の現在のものにおけるスケジューラ期間フ
ィールドに示された期間を読出す。これは、ブロック2
30、236、238、244、ならびに図15の25
2および254に示される関数に従って選択された速度
判定ブロックである。この期間はステーションAからス
テーションBへの伝送方向の連続するRMセル間の時間
を示す。図15の262で示されるように、図7におけ
るABR状態テーブル160のスケジューラ期間が次
に、ブロック230、236、238および244、な
らびに図15の252および254に示される関数に従
って選択された速度判定ブロックに示す期間に設定され
る。
【0098】260で示されるように、速度判定ブロッ
ク170の選択されたものにおけるスケジュール未満フ
ィールドの値もまた読出される。このような選択された
速度判定ブロックに示される速度はゼロであるかまたは
スケジュールするには遅すぎ得る。これは速度判定ブロ
ック170の新しく選択されたもののスケジュール未満
フィールドで2進の1によって示される。次に、図7に
おけるABR状態テーブルのスケジュール前方状態外フ
ィールドが、速度判定ブロック170の新しく選択され
たもののスケジュール未満フィールドに示された値に設
定される。これは図15の264で示される。
【0099】ステーションAからステーションBへの伝
送方向に速度内セルを送る時間になると、伝送されるタ
イプ(前方RMセル、後方RMセルまたはデータセル)
についての判定を行なわなくてはならない。この判定
は、図に表わされるコネクション上に速度内セルを送る
時間であるという、図6のスケジューラ156からの指
示によってトリガされる。前方RMセルがステーション
AからステーションBへの伝送方向に送られるべきであ
ると判断されると、機能な速度のうちのどの1つが用い
られるか判定するためにチェックしなければならない。
このチェックは図16から図19に示される。
【0100】図16の266で示される第1のステップ
として、現在のセル位置フィールドが図7のABR状態
テーブル160から読出される。現在のセル位置フィー
ルドは異なったセル判定ブロック164のどれが現在の
セルのために用いられるかを示す。ABR状態テーブル
160のポスト前方セル位置フィールドもまた読出され
る。これは、前方RMセルがセル判定ブロック164の
1つで読出された後図7のセル判定ブロック160の最
も上の1つを選択することを示す。最新前方RM時間フ
ィールドもまた図7のABR状態テーブルで読出され
る。これはステーションAからステーションBへの伝送
方向で前方RMセルが最後に伝送された時間を示す。こ
のパラグラフに特定される種々の読出が図16のブロッ
ク266に含まれる。
【0101】図7におけるABR状態テーブル160の
速度位置フィールドもまた読出される。これまでに示さ
れたように、これは図14および15に関連してほぼ直
前に説明されたようなある状況下で選択されるべき速度
判定ブロック170の新しいものを示す。ABR状態テ
ーブル160のデータ可用フィールドもまた読出され
る。これは、データセルがステーションAからステーシ
ョンBへの伝送方向にステーションAによって伝送され
るよう利用可能かどうかを示す。このパラグラフで特定
される種々の読出もまた図16のブロック266に含ま
れる。
【0102】ABR状態テーブル160の後方保留フィ
ールドが付加的に読出される。これは、ステーションA
からステーションBへの伝送方向で伝送されるのを待機
する後方RMセルがあるかどうかを示すABR状態テー
ブル160の2進ビットである。ABR状態テーブル1
60の後方伝送フィールドもまた読出される。これは、
前方RMセルが伝送方向に最後に伝送されてから後方R
MセルがステーションAからステーションBへの伝送方
向に伝送されたかどうかを示すABR状態テーブル16
0の2進ビットである。このパラグラフに特定される種
々の読出が図16のブロック266にさらに含まれる。
【0103】次に、図16のブロック268において、
ステーションAからステーションBへの伝送方向で前方
RMセルが最後に伝送されてからの時間を判断するため
のチェックが行なわれる。この時間は定数Trmと比較
される。この比較の結果は一時的なストレージに蓄えら
れる。ストレージが一時的であるため、これは図7のA
BR状態テーブルの中にはない。
【0104】次に、図7におけるセル判定ブロック16
4の個々のものが図16の270で示されるように読出
される。セル判定ブロック168の個々のものは図7に
おけるABR状態テーブル160の現在のセル位置フィ
ールドに示される。ブロック164aに対して図7で示
されるように、セル判定ブロック164の各々が4個の
2進値によって表わされる16個の異なった可能性を有
する。しかしながら、16個の異なった可能性のうちの
1つだけがセル判定ブロック164の選択されたもので
活性化される。この活性化された位置は、このブロック
におけるセルのタイプが前方RMセルであるか、後方R
Mセルであるか、またはデータセルであるかを示す。
【0105】セルの種々のタイプの個々のものの選択の
ためのテーブルが図9の166で示される。このテーブ
ルは、ステーションAからステーションBへの伝送方向
に伝送されるべきセルの型の判定が4個のパラメータ、
すなわち、(a)有効データ、(b)前方RMセルを最
後に伝送してから伝送された後方RMセル、(c)後方
保留RMセル、および(d)TRMの値との関係におけ
る、最新の前方RM伝送からの時間、に基づいて行なわ
れることを示す。これらのパラメータに基づいて、ブロ
ック272は伝送されるべきセルのタイプについての指
示を与える。伝送のために選択されたセルのタイプは図
16の底部と図17の上部とにおけるライン274によ
って示される。
【0106】次に、選択され得るセルの種々のタイプの
各々に対して何を行なわなくてはならないかについての
判定が図17で行なわれる。たとえば、セルのタイプが
後方RMセルであるかについて判断がブロック276で
なされる。これに対する答が277で示されるようにイ
エスなら、図7におけるABR状態テーブル160の後
方保留フィールドが2進のゼロに設定され、ABR状態
テーブルの後方伝送フィールドが2進の1に設定され
て、後方保留RMセルがステーションAからステーショ
ンBへの伝送方向に送られることを示す。これは図17
の278で示される。図17の280で示されるよう
に、次に、ステーションAからステーションBへの伝送
方向に後方RMセルを送るための命令が図6のスケジュ
ーラ156に与えられる。セル判定ブロック164が次
に図17の281で示されるように増分される。
【0107】図17におけるブロック276の判定がセ
ルのタイプが後方RMセルではないというものであれ
ば、セルのタイプがデータセルであるかについての判定
が次に図17のブロック282で行なわれる。これに対
する答がイエスなら、信号がライン284で生成され、
データセルがステーションAからステーションBへの伝
送方向に伝送される。これは図17の286で示され
る。セル判定ブロック164の活性化されたものが次に
図17の281で示されるように増分される。
【0108】ブロック282の判定結果がセルがデータ
セルではないというものであれば、セルが前方RMセル
であるかについての判定がブロック283で行なわれ
る。これに対する答がノーなら、処理が終了され、セル
判定ブロックがブロック281で増分される。処理の終
了はライン285で示される。
【0109】セルが前方RMセルであるということがブ
ロック283での判定結果であれば、図7におけるAB
R状態テーブル160のポスト前方セル位置フィールド
は、図7のセル判定ブロックがセル判定ブロック164
aに進められるべきであることを示す。これは図17の
ブロック286で示される。ブロック286で示される
ように、図7におけるABR状態テーブル160の最新
前方RM時間フィールドが次に、前方RMセルが伝送さ
れつつあるのでそのときの現在の時間に設定される。
【0110】Elapsed として指定される一時的な設定
(ABR状態テーブル160内にはない)が、ステーシ
ョンAからステーションBへの伝送方向に先行する前方
RMセルが最後に伝送されてからの時間を示すために与
えられる。さらに、前方RMセルが伝送されつつあるの
で、ABR状態テーブル160の後方伝送フィールド
が、伝送されつつある前方RMセルの伝送以来後方RM
セルが存在しないことを示すために2進のゼロに設定さ
れる。ABR状態テーブル160の未確認前方RMフィ
ールドのカウントが増分される。このカウントは、後方
RMセルが伝送方向に最後に送られてから伝送方向に伝
送された前方RMセルの数を示す。このパラグラフで上
に挙げられた機能のすべてが図17のブロック286に
含まれる。
【0111】ブロック286で示される機能のすべてが
達成されると、信号が図17の上部と図18の上部とに
おけるライン288で生成される。図18のブロック
は、前方RMセルがステーションAからステーションB
への伝送方向に伝送されるという事実に基づいて、速度
調整を行なうべきか否かをチェックする。図18の上半
分には4個の異なったパスがある。これらの4個の異な
ったパスは、図7における速度判定ブロック170の各
々の底部フィールドで特定されるADTF速度、CRM
速度およびADTF/CRM速度に基づいて行なわれる
判定を扱う。
【0112】信号が図18のライン288で生成される
と、図7におけるABR状態テーブル160の未確認前
方RMフィールドがABR状態テーブルのCRMフィー
ルドの値以上かどうかについて判断がブロック290に
おいて行なわれる。これまでに示されたように、未確認
前方RMフィールドは受信方向で(BN=0での)後方
RMセルが最後に受信されてから伝送方向に送られた前
方RMセルのカウントを与える。CRMは特定のコネク
ションのために選択される定数である。
【0113】先行するパラグラフで特定された判断への
答がイエスなら、ブロック292において、Elapsed
(伝送方向に前方RMセルが最後に伝送されてからの経
過時間を示す一時的なストレージ)が定数ADTFより
も大きいかどうかについて判断が行なわれる。これに対
する答がイエスなら、ABR状態テーブル160の速度
位置が次に294で示されるようにADTF/CRM速
度で設定される。ABR状態テーブル160の速度位置
での新しい速度の設定は図18のライン296上の信号
によって示される。
【0114】一時的にストアされるElapsed の値がAD
TFよりも大きくなければ、指示がライン297に与え
られる。次に、現在の速度判定ブロックのCRM速度が
図18の298で示されるようにABR状態テーブル1
60の速度位置フィールドで設定される。ABR状態テ
ーブル160における速度位置フィールドの新しい速度
の設定は図18のライン296上の信号によって示され
る。
【0115】ABR状態テーブル160における未確認
前方RMフィールドの値がCRM未満なら、一時的な値
Elapsed が定数ADTFよりも大きいかどうかについて
の判断が300で行なわれる。これに対する答がイエス
なら、現在の速度判定ブロックのADTF速度が次にA
BR状態テーブル160の速度位置フィールドで設定さ
れる。ABR状態テーブル160における速度位置フィ
ールドのこの新しい速度の設定は図18の302で示さ
れる。
【0116】異なったタイプのセルを与えるソースがし
ばらくの間静状態となれば、ステーションAからのセル
伝送速度は許容セル速度ACRよりも著しく低くなるだ
ろう。したがって、現在のセル速度を実際に伝送されて
いるセルの速度に近い値に変えることが望ましいであろ
う。これを決定するために、ステーションAからステー
ションBへの伝送方向に前方RMセルが最後に伝送され
てからの時間が判断される。この時間は速度判定ブロッ
ク170の現在選択されているものの静タイムアウトフ
ィールドに示される時間と比較される。
【0117】許容セル速度ACRが相対的に高いなら
ば、伝送方向に伝送される連続するセル間の時間は相対
的に短いはずである。したがって、伝送方向に伝送され
る前方RMセルの連続するものの間の最大時間を表わす
(速度判定ブロック170の現在選択されているものに
おける)静タイムアウトフィールドの時間は相対的に短
い。速度判定ブロック170の現在選択されているもの
における静速度フィールドおよび静タイムアウトフィー
ルドの値が図18の306で示されるように読出され
る。
【0118】次に、一時的な値Elapsed が速度判定ブロ
ックの現在選択されているものの静タイムアウトフィー
ルドの値よりも大きいかどうかについての判断が行なわ
れる。これは図18の308で示される。これに対する
答がイエスであれば、ABR状態テーブル160の速度
位置が許容セル速度を実際の伝送速度に近い値に低下さ
せるように設定される。これは図18の310で示され
る。
【0119】一時的な値Elapsed が速度判定ブロック1
70の現在選択されているものの静タイムアウトフィー
ルドの値よりも大きくなければ、図18の下部と図19
の上部とにおけるライン312に指示が与えられる。図
19のブロック322、324および326は図15の
ブロック260、262および264に機能上それぞれ
対応する。ブロック322は図7の速度判定ブロック1
70の現在のもので示される期間を読出す。これは図1
8に示された機能に従って選択される速度判定ブロック
に示す期間である。この期間はステーションAからステ
ーションBへの伝送方向における連続するセル間の時間
を示す。
【0120】図19の324で示されるように、図7に
おけるABR状態テーブル160のスケジューラ期間が
次に、図18に示される機能に従って選択された速度判
定ブロックに示す期間に設定される。この期間は、ステ
ーションAからステーションBへの伝送方向における連
続するセル間の時間を示す。
【0121】このような選択された速度判定ブロックに
示される速度はゼロであるかまたはスケジュールするに
は遅すぎるかもしれない。これは、速度判定ブロック1
70の選択されたもののスケジュール未満フィールドに
おける2進の1によって示される。図7におけるABR
状態テーブルのスケジュール前方状態外フィールドが次
に速度判定ブロック170の新しく選択されたもののス
ケジュール未満フィールドに示される値に設定される。
これは図19の326で示される。
【0122】この発明は特定の実施例を参照して開示お
よび例示されたが、その関連の原理は当業者には明らか
である数多くの他の実施例においても用いられるもので
ある。したがって、この発明は前掲の特許請求の範囲に
よって示されるようにのみ制限を受けるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】非同期転送モードにおいて発呼局と受信局との
間でアクセス多重装置を通じ情報セルを転送するための
パスを簡略に示す概略ブロック図である。
【図2】転送のパスの変化を制御するためセルヘッダを
処理しつつ、送信セルインターフェイスとホストメモリ
との間でセルペイロードを転送するための、図1に示す
システムに含まれるサブシステムを簡略に示す概略ブロ
ック図である。
【図3】セルペイロードが受信セルインターフェイスか
らホストメモリに転送されるときの図2に示すサブシス
テムの動作をさらに詳細に示す概略ブロック図である。
【図4】セルペイロードがホストメモリから送信セルイ
ンターフェイスに転送されるときの、図2に示すサブシ
ステムの動作を、さらに詳細に示す概略ブロック図であ
る。
【図5】1対のステーションAとBとの間でスイッチを
通じて、どのように種々のタイプのセル(データセル、
前方資源管理(RM)セル、および後方資源管理(R
M)セル)が送られるかを示し、かつ、図示される種々
のセルのタイプを規定する、概略ブロック図である。
【図6】ステーションAとBとの間で異なったタイプの
セルを、最適な、過度でない速度で送信する図5に示す
システムを実現するシステムを示し、かつ、図6中の個
別に番号を付されたラインまたはバスの動作を特定す
る、概略ブロック図である。
【図7】ステーションAとBとの間のセル伝送の速度
を、最適な、だが過度でない速度に調整するため設けら
れる、可用ビット速度(ABR)テーブル内のいくつか
のフィールド、複数のセル判定ブロック(CDB)内の
いくつかのフィールド、指数テーブル内の複数のフィー
ルド、および複数の速度判定ブロック(RDB)内の複
数のフィールドを含む、図5に示すシステム内に含まれ
る制御メモリ内に設けられたさまざまな特徴を示す、概
略図である。
【図8】図7に示す可用ビット速度(ABR)テーブル
内に含まれるさまざまなフィールドの各々の簡潔な定義
をする表を示す図である。
【図9】図7のセル判定ブロック(CDB)の1つのい
くつかのサブブロック内で概略的に示される2進の4ビ
ットの各々の意味の簡潔な定義をする表の図である。
【図10】図7に示す速度判定ブロックの各々に含まれ
る種々のフィールドの簡潔な定義をする表の図である。
【図11】仮数のシフトされた値が、図7に示す速度判
定ブロックの1つを、ステーションAとステーションB
の間でのセル伝送の最適な、過度でない速度を設けるた
めに選択する際に使用する明示速度の値にどのような影
響を与えるかを概略的に示す曲線の図である。
【図12】図7に示す種々のフィールド内で種々のパラ
メータセットが発生するときに、図6に示すシステム
が、最適だが過度でないセル伝送速度を与えるためにど
のように動作するかを示す、概略フローチャートであ
る。
【図13】図7に示す種々のフィールド内で種々のパラ
メータセットが発生するときに、図6に示すシステム
が、最適だが過度でないセル伝送速度を与えるためにど
のように動作するかを示す、概略フローチャートであ
る。
【図14】図7に示す種々のフィールド内で種々のパラ
メータセットが発生するときに、図6に示すシステム
が、最適だが過度でないセル伝送速度を与えるためにど
のように動作するかを示す、概略フローチャートであ
る。
【図15】図7に示す種々のフィールド内で種々のパラ
メータセットが発生するときに、図6に示すシステム
が、最適だが過度でないセル伝送速度を与えるためにど
のように動作するかを示す、概略フローチャートであ
る。
【図16】図7に示す種々のフィールド内で種々のパラ
メータセットが発生するときに、図6に示すシステム
が、最適だが過度でないセル伝送速度を与えるためにど
のように動作するかを示す、概略フローチャートであ
る。
【図17】図7に示す種々のフィールド内で種々のパラ
メータセットが発生するときに、図6に示すシステム
が、最適だが過度でないセル伝送速度を与えるためにど
のように動作するかを示す、概略フローチャートであ
る。
【図18】図7に示す種々のフィールド内で種々のパラ
メータセットが発生するときに、図6に示すシステム
が、最適だが過度でないセル伝送速度を与えるためにど
のように動作するかを示す、概略フローチャートであ
る。
【図19】図7に示す種々のフィールド内で種々のパラ
メータセットが発生するときに、図6に示すシステム
が、最適だが過度でないセル伝送速度を与えるためにど
のように動作するかを示す、概略フローチャートであ
る。
【符号の説明】
30 受信セルインターフェイス 38 制御メモリ 45 送信セルインターフェイス 148 システム 150 再組立ブロック 152 分割ブロック 154 ABRマネジャ 156 スケジューラ

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非同期転送モードにおいて第1のステー
    ションから第2のステーションにセルを伝送するための
    方法であって、 各セルに関する第1のターミナルの指数テーブルにパラ
    メータを与えるステップと、 前記第1のステーションにおいて複数の速度判定ブロッ
    クを与えるステップとを含み、前記複数の速度判定ブロ
    ックの各々は前記第1のステーションから前記第2のス
    テーションまでのセルの伝送に関する個々の速度を示
    し、さらに前記指数テーブルにおけるパラメータに従っ
    て、前記第1のステーションにおける、セルの伝送速度
    に関する前記速度判定ブロックのうちの特定のものを選
    択するステップと、 セルの伝送のために、前記第1のステーションにおいて
    選択された前記速度判定ブロックに示された速度で、前
    記第1のステーションにおけるこのようなセルを伝送す
    るステップとを含む、方法。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2のステーション間に
    少なくとも1つのスイッチを与えるステップと、 前記スイッチにおいてセルが輻輳している場合には、前
    記速度判定ブロックのうちの特定のものによって与えら
    れたものよりも低い、セルの伝送速度を有する速度判定
    ブロックを選択するステップとを含む、請求項1に記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 複数のセル判定ブロックを与えるステッ
    プと、 前記セル判定ブロックの個々のものを選択するステップ
    と、 前記各セル判定ブロックに、このような前記セル判定ブ
    ロックのセルのタイプの表示を与えるステップと、 前記セル判定ブロックのうちの選択されたものの各々に
    おけるセルを処理するステップと、 前記セル判定ブロックのうちの前記選択されたものにお
    けるセルが処理されている場合には、前記セル判定ブロ
    ックのうちの選択されたものから前記セル判定ブロック
    のうちの次のものに進むステップとを含む、請求項2に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記指数テーブルに、仮数のビット数に
    おけるシフトの表示を与えるステップと、 前記仮数が0である場合には、選択されるであろう前記
    速度判定ブロックの前記指数テーブルに表示を与えるス
    テップと、 前記指数テーブルに示された前記速度判定ブロックと、
    前記仮数のビット数における前記シフトによって表わさ
    れた仮数の値とに従って明示速度を選択するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記速度判定ブロックのうちの特定のも
    のが前記速度判定ブロックのうちの第1の特定のものを
    構成するステップと、 前記第1のステーションと前記第2のステーションとの
    間に少なくとも1つのスイッチを与えるステップと、 前記スイッチに導入されたセルの、前記スイッチにおけ
    る前記セル速度が、前記速度判定ブロックのうちの前記
    第1の特定のものによって表わされる前記セル速度未満
    である場合には、選択において、前記速度判定ブロック
    のうちの前記第1の特定のものから、前記速度判定ブロ
    ックのうちの前記第1の特定のものよりも低い、セルの
    伝送速度を与える、前記速度判定ブロックのうちの第2
    の特定のものに変更するステップとを含む、請求項1に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 資源管理セルを、前記第1のステーショ
    ンから前記第2のステーションに、さらにその後前記第
    1のステーションまで戻すよう伝送し、前記第1のステ
    ーションから前記第2のステーションまでの前記資源管
    理セルの伝送速度により輻輳が生ずる場合には、選択に
    おいて、前記速度判定ブロックのうちの前記特定のもの
    から、前記速度判定ブロックのうちの前記特定のものよ
    りも低いセル速度を与える前記明示速度判定ブロックの
    うちの別のものに変更するステップを含む、請求項2に
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 複数のパラメータを有する指数テーブル
    を与えるステップと、 前記指数テーブルの前記パラメータのうち1つが、仮数
    のビット数におけるシフトを示すステップと、 前記仮数が0である場合には、前記指数テーブルの前記
    パラメータのうち別のものが、選択されるであろう前記
    速度判定ブロックを示すステップと、 前記セルのうちの特定のものにおけるフィールドに、前
    記明示速度に関するパラメータが存在するステップと、 前記指数テーブルにおける前記パラメータと前記セルの
    うちの特定のものにおける前記フィールドとに従って、
    明示速度を与えるステップと、 前記明示速度に従って、前記速度判定ブロックのうちの
    前記特定のものを選択するステップと、 前記速度判定ブロックのうちの前記特定のものが、前記
    速度判定ブロックのうちの第1の特定のものを構成する
    ステップと、 前記第1のステーションと前記第2のステーションとの
    間に少なくとも1つのスイッチを与えるステップと、 前記スイッチに導入された前記セルの、前記スイッチに
    おける前記セル速度が、前記速度判定ブロックのうちの
    前記第1の特定のものによって表わされる前記セル速度
    よりも高い場合には、選択において、前記速度判定ブロ
    ックのうちの前記第1の特定のものから、前記速度判定
    ブロックのうちの前記第1の特定のものよりも低い、セ
    ルの伝送速度を与える前記速度判定ブロックのうちの第
    2の特定のものに変更するステップと、 資源管理セルを、前記第1のステーションから前記第2
    のステーションに、さらにその後前記第1のステーショ
    ンまで戻すよう伝送し、前記第1のステーションから前
    記第2のステーションまでの前記資源管理セルの伝送速
    度により輻輳が生ずる場合には、選択において、前記速
    度判定ブロックのうちの前記第1の特定のものから、前
    記速度判定ブロックのうちの前記第1の特定のものより
    も低いセル速度を与える明示速度判定ブロックのうちの
    別のものに変更して、前記第1のステーションから前記
    第2のステーションまでのデータ伝送速度を低減するス
    テップとを含む、請求項2に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第1および第2のステーション間に
    少なくとも1つのスイッチを与えるステップと、 前記スイッチによって与えられた表示に従って、前記速
    度判定ブロックのうちの前記特定のものによって与えら
    れたものとは異なった、セルの伝送速度を有する速度判
    定ブロックを選択するステップとを含む、請求項1に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 前記スイッチによって与えられた表示に
    従って、前記速度判定ブロックのうちの前記特定のもの
    によって与えられたものよりも高い、セルの伝送速度を
    有する速度判定ブロックが選択される、請求項8に記載
    の方法。
  10. 【請求項10】 非同期転送モードにおいて第1のステ
    ーションから第2のステーションまでセルを伝送するた
    めの方法であって、 前記第1のステーションにおいて複数の速度判定ブロッ
    クを与えるステップを含み、前記複数の速度判定ブロッ
    クの各々は、前記第1のステーションから前記第2のス
    テーションまでの前記セルの伝送に関する複数の速度の
    うちの個々のものを示し、さらに、 前記第1のステーションにおいて、前記第1のステーシ
    ョンから前記第2のステーションまでのセルの伝送速度
    を示す前記速度判定ブロックのうちの第1の特定のもの
    を選択するステップと、 前記第2のステーションから前記第1のステーションへ
    の方向におけるセルの伝送に輻輳が生じている場合に
    は、前記速度判定ブロックのうちの前記第1の特定のも
    のから、前記速度判定ブロックのうちの前記第1の特定
    のものよりも低い、セルの伝送速度を有する前記速度判
    定ブロックのうちの第2の特定のものに変更するステッ
    プと、 その後、前記速度判定ブロックのうちの前記第2の特定
    のものによって示された速度において、前記第1のステ
    ーションから前記第2のステーションに前記セルを伝送
    するステップとを含む、方法。
  11. 【請求項11】 テーブルにおいて、前記速度判定ブロ
    ックのうちの前記第2の特定のものを識別するステップ
    と、 前記第2のステーションから前記第1のステーションへ
    の方向におけるセルの伝送に輻輳が生じている場合に
    は、前記速度判定ブロックのうちの前記第2の特定のも
    のの識別を前記テーブルから選択するステップと、 その後、前記速度判定ブロックのうちの前記第2の特定
    のものに示された速度において、前記第1のステーショ
    ンから前記第2のステーションに前記セルを伝送するス
    テップとを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 複数のセル判定ブロックを与えるステ
    ップを含み、前記複数のセル判定ブロックの各々は、こ
    のような前記セル判定ブロックにおけるセルが前方資源
    管理セル、後方資源管理セルまたはデータセルを構成す
    るかどうかを示す情報を有し、さらにこのような前記セ
    ル判定ブロックにおける前記セルが、前方資源管理セ
    ル、後方資源管理セルまたはデータセルを構成するかど
    うかについての表示に従って、前記各セル判定ブロック
    における情報を処理するステップと、 前記各セル判定ブロックにおけるこのような前記処理に
    従って、複数の、次のセル判定ブロックに進むステップ
    とを含む、請求項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記第1のステーションにおいて、複
    数の指数エントリを有する指数テーブルを与えるステッ
    プと、 仮数を与えるステップと、 前記第1のステーションに関する前記指数テーブルにお
    ける前記指数エントリのうちの個々のものを選択するス
    テップと、 前記選択された指数エントリに従って前記仮数を変更す
    るステップと、 前記指数エントリと前記仮数の前記変更値とに従って、
    明示速度を発生するステップと、 前記明示速度に従って、前記速度判定ブロックのうちの
    前記第1の特定のものを選択するステップとを含む、請
    求項10に記載の方法。
  14. 【請求項14】 複数のセル判定ブロックを与えるステ
    ップを含み、前記複数のセル判定ブロックの各々は、こ
    のような前記セル判定ブロックにおけるセルが前方資源
    管理セル、後方資源管理セルまたはデータセルを構成す
    るかどうかを示す情報を有し、さらにこのような前記セ
    ル判定ブロックにおけるセルが、前方資源管理セル、後
    方資源管理セルまたはデータセルを構成するかどうかを
    示す表示に従って、前記各セル判定ブロックにおける情
    報を処理するステップと、 前記各セル判定ブロックのこのような前記処理に従っ
    て、次の前記セル判定ブロックに進むステップと、 前記第1のステーションにおいて、複数の指数エントリ
    を有する指数テーブルを与えるステップと、 仮数を与えるステップと、 前記第1のステーションに関する前記指数テーブルに、
    前記指数エントリのうちの個々のものを選択するステッ
    プと、 前記選択された指数エントリに従って前記仮数を変更す
    るステップと、 前記選択された指数エントリと前記仮数の前記変更値と
    に従って、明示速度を発生するステップと、 前記明示速度に従って、前記速度判定ブロックのうちの
    前記第1の特定のものを選択するステップとを含む、請
    求項11に記載の方法。
  15. 【請求項15】 明示速度の値を決定するステップと、 前記第2のターミナルから前記第1のターミナルへの方
    向におけるセルの伝送に輻輳が生じている場合には、セ
    ルの伝送のための新しい速度として、前記明示速度およ
    び前記速度判定ブロックのうちの第2の特定のものにお
    ける速度のうち低いものを選択するステップとを含む、
    請求項10に記載の方法。
  16. 【請求項16】 非同期転送モードにおいて第1のステ
    ーションから第2のステーションにセルを伝送するため
    の方法であって、 複数のセル判定ブロックを与えるステップと、 前記複数のセル判定ブロックの各々に、そのセル判定ブ
    ロックにおいて処理されるセルのタイプを示すための個
    々のパターンを有する2進ビットを与えるステップと、 このような前記セル判定ブロックにおける前記2進ビッ
    トの前記個々のパターンに従って、前記セル判定ブロッ
    クの各々を処理するステップと、 前記セル判定ブロックのうちのこのような個々のものに
    おける情報の処理に従って、前記セル判定ブロックのう
    ちの各個々のものから、前記複数のセル判定ブロックの
    うちの次のものに進むステップとを含む、方法。
  17. 【請求項17】 前記セル判定ブロックがシーケンスと
    して配置され、 前記シーケンスにおける前記セル判定ブロックのうちの
    個々のものの処理に従って、前記シーケンスにおいて、
    前記セル判定ブロックのうちの各個々のものから、前記
    セル判定ブロックのうちの次のものに進み、 前記セル判定ブロックのうちの個々のものにおけるセル
    が前方資源管理セルである場合には、前記シーケンスに
    おいて、前記セル判定ブロックのうちの各個々のものか
    ら、前記セル判定ブロックのうちの第1のものに進む、
    請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 複数の速度判定ブロックが与えられ、
    前記複数の速度判定ブロックの各々は前記第1および第
    2のステーション間での個々の、セルの伝送速度を与
    え、 前記第1および第2のステーション間に発生した輻輳に
    従って、当該輻輳を避けるよう、各時点ごとに前記速度
    判定ブロックのうちの前記個々のものの選択において調
    整がなされる、請求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】 可用ビット速度テーブルを与えるステ
    ップと、 複数の速度判定ブロックを与えるステップと、 各時点ごとに前記速度判定ブロックのうちの第1の特定
    のものを選択して、当該速度判定ブロックによって示さ
    れるセルの伝送速度を与えるステップと、 前記可用ビット速度テーブルに、前記速度判定ブロック
    のうちの第2の特定のものの選択を示す速度位置フィー
    ルドを与えるステップと、 前記第1および第2のステーション間でのセルの伝送速
    度において輻輳が示される場合には、前記可用ビット速
    度テーブルにおける前記速度位置フィールドの表示に従
    って、前記速度判定ブロックのうちの前記第2の特定の
    ものを選択するステップとを含む、請求項15に記載の
    方法。
  20. 【請求項20】 前記速度判定ブロックはシーケンスと
    して配置され、 前記セル判定ブロックのうちの個々のものの処理に従っ
    て、前記シーケンスにおいて、前記セル判定ブロックの
    各個々のものから、前記セル判定ブロックのうちの次の
    ものに進むステップと、 前記セル判定ブロックのうちの個々のものにおけるセル
    が前方資源管理セルである場合には、前記シーケンスに
    おいて、前記セル判定ブロックのうちの各個々のものか
    ら、前記セル判定ブロックのうちの前記第1のものに進
    むステップとを含む、請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 非同期転送モードにおいて第1のステ
    ーションから第2のステーションまでセルを伝送するた
    めの方法であって、 前方資源管理セル、後方資源管理セルおよびデータセル
    を含む種々のタイプから、伝送されるセルのタイプを選
    択するステップと、 可用ビット速度テーブルを与えるステップと、 複数の速度判定ブロックを与えるステップとを含み、前
    記複数の速度判定ブロックの各々は個々の、セルの伝送
    速度を与え、さらに各時点ごとに前記速度判定ブロック
    のうちの第1の特定のものを選択して、当該速度判定ブ
    ロックによって示されたセルの伝送速度を与えるステッ
    プと、 前記可用ビット速度テーブルに、前記速度判定ブロック
    のうちの第2の特定のものの選択を示す速度位置フィー
    ルドを与えるステップと、 前記第1および第2のステーション間での前記セルの伝
    送速度において輻輳が生じている場合には、前記可用ビ
    ット速度テーブルの前記速度位置フィールドの表示と、
    セルの伝送速度の、前記異なったタイプのうちの前記選
    択されたものとに従って、前記速度判定ブロックのうち
    の第2の特定のものを選択するステップとを含む、方
    法。
  22. 【請求項22】 指数および仮数の値に依存して明示速
    度を与えるステップと、 前記速度判定ブロックのうちの前記選択されたものに、
    前記速度判定ブロックのうちの前記選択されたものによ
    るセルの伝送速度よりも低い、セルの伝送速度を有する
    第2の速度判定ブロックの表示を与えるステップと、 前記明示速度および前記第2の速度判定ブロックの速度
    のうち低いものを選択するステップと、 前記第2の速度判定ブロックの選択のために、前記可用
    ビット速度テーブルにおける速度位置として、前記明示
    速度および前記第2の速度判定ブロックの速度のうち低
    いものを挿入するステップとを含む、請求項21に記載
    の方法。
  23. 【請求項23】 指数および仮数の値に従って明示速度
    を与えるステップと、 許容セル速度を与えるステップと、 前記明示速度および前記許容セル速度のうち低いものを
    選択するステップと、 前記第2の速度判定ブロックの選択のために、前記可用
    ビット速度テーブルにおける前記速度位置フィールド
    に、前記明示速度および前記許容セル速度のうち低いも
    のを与えるステップとを含む、請求項21に記載の方
    法。
  24. 【請求項24】 前記速度判定ブロックのうちの前記選
    択されたものに、前記セルの伝送速度の変化を示すため
    のフィールドを与えるステップを含み、当該フィールド
    に挿入された値は、伝送されるセルのタイプと、種々の
    タイプのセルの相対的な発生回数と、発生した輻輳の相
    対量とに依存し、さらに前記速度位置ブロックのうちの
    前記選択されたものにおける前記速度位置フィールド
    に、伝送されるセルのタイプに関する前記速度判定ブロ
    ックのうちの前記選択されたものにおける前記フィール
    ドに挿入された値と、種々のタイプのセルの相対的な発
    生回数と、発生する輻輳の相対量とに依存した値を与え
    るステップを含む、請求項21に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記指数および前記仮数の値に従って
    前記明示速度を与えるステップと、 許容セル速度を与えるステップと、 前記明示速度および前記許容セル速度のうち低いものを
    選択するステップと、 前記第2の速度判定ブロックの選択のために、前記可用
    ビット速度における前記速度位置フィールドに、前記明
    示速度および前記許容セル速度のうち低いものを導入す
    るステップと、 前記セルの伝送速度の変化を示すために、前記速度判定
    ブロックのうちの前記選択されたものにフィールドを与
    えるステップとを含み、このような前記フィールドに挿
    入された値は、伝送されるセルのタイプと、前記種々の
    タイプのセルの相対的な発生回数と、発生した輻輳の相
    対量とに依存し、さらに、 前記速度位置ブロックのうちの前記選択されたものにお
    ける前記速度位置フィールドに、伝送されるセルのタイ
    プに関する前記速度判定ブロックのうちの前記選択され
    たものにおける前記フィールドに挿入された値と、前記
    種々のタイプのセルの相対的な発生回数と、発生した輻
    輳の相対量とに依存する値を与える、請求項22に記載
    の方法。
  26. 【請求項26】 非同期転送モードにおいて第1のステ
    ーションから第2のステーションにセルを伝送するため
    の方法であって、 可用ビット速度テーブルを与えるステップと、 複数の速度判定ブロックを与えるステップとを含み、前
    記複数の速度判定ブロックの各々は個々の、セルの伝送
    速度を示し、さらに各時点ごとに前記速度判定ブロック
    のうちの第1の特定のものを選択するステップと、 前記可用ビット速度テーブルに、前記速度判定ブロック
    のうちの前記選択されたものよりも低い、セルの伝送速
    度を有する前記速度判定ブロックのうちの第2の特定の
    ものの選択を示す速度位置フィールドを与えるステップ
    と、 前記速度判定ブロックのうちの前記選択されたものによ
    って与えられた速度におけるセルの伝送に輻輳が生じて
    いる場合には、前記速度判定ブロックの各々に、選択さ
    れる前記速度判定ブロックのうちの第2のものを示す特
    定のフィールドを与えるステップと、 前記速度判定ブロックのうちの前記選択されたものによ
    って示された速度におけるセルの伝送に輻輳が生じた結
    果として、前記セルの伝送速度が前記速度位置フィール
    ドに示された値まで低減されるべき場合には、前記速度
    位置フィールドの表示を前記速度判定ブロックのうちの
    前記選択されたものにおける前記特定のフィールドに転
    送するステップとを含む、方法。
  27. 【請求項27】 前記可用ビット速度テーブルにおける
    前記速度位置フィールドの値を前記速度判定ブロックに
    おける前記特定のフィールドに転送する際に、前記速度
    判定ブロックのうちの前記第2のものを選択して、前記
    第1および第2のステーション間でのセルの伝送速度を
    低減するステップと、 前記速度判定ブロックのうちの前記第2のものによって
    示された速度において前記第1および第2のステーショ
    ン間でセルを伝送するステップとを含む、請求項26に
    記載の方法。
  28. 【請求項28】 ピークセル速度と最小セル速度との間
    に速度内セル速度が与えられ、 前記可用ビット速度テーブルにおける前記速度位置フィ
    ールドの設定値は、前記速度判定ブロックのうちの前記
    選択されたものによる、セルの伝送速度が前記速度内セ
    ル速度であるかどうかに依存する、請求項26に記載の
    方法。
  29. 【請求項29】 前記第1および第2のステーション間
    にスイッチが置かれ、 前記スイッチが独立して前記セルの伝送速度を変化し得
    るかどうかについての表示が与えられ、 前記速度判定ブロックのうちの前記選択されたものに示
    された速度でのセルの伝送において輻輳が生じているこ
    とが示されるときに、前記可用ビット速度テーブルにお
    ける前記速度位置フィールドの設定値は、前記スイッチ
    が独立して前記セルの伝送速度を変化し得るかどうかに
    ついての前記表示に依存する、請求項26に記載の方
    法。
  30. 【請求項30】 速度の輻輳が発生しているか、前記セ
    ルの伝送速度における変化が示されていないか、または
    前記セルの伝送速度における増加が示されているかどう
    かについての表示が与えられ、 速度の輻輳が生じているか、前記セルの伝送速度におけ
    る変化が示されていないか、または前記セルの伝送速度
    における増加が示されているかどうかについての前記表
    示に従って、前記可用ビット速度テーブルにおける前記
    速度位置フィールドの値が設定される、請求項26に記
    載の方法。
  31. 【請求項31】 ピークセル速度と最小セル速度との間
    に速度内セル速度が与えられ、 前記可用ビット速度における前記速度位置フィールドに
    おける設定値は、前記速度判定ブロックのうちの前記選
    択されたものによる前記セルの伝送速度が前記速度内セ
    ル速度であるかどうかに依存し、 前記第1および第2のステーション間にスイッチが置か
    れ、 前記スイッチが独立して前記セルの伝送速度を変化し得
    るかどうかについての表示が与えられ、 前記速度判定ブロックのうちの前記選択されたものに示
    された速度でのセルの伝送において輻輳が生じているこ
    とが示されるときに、前記可用ビット速度テーブルにお
    ける前記速度位置フィールドの設定値は、前記スイッチ
    が独立して前記セルの伝送速度を変化し得るかどうかに
    ついての前記表示に依存し、 速度の輻輳があるか、前記セルの伝送速度における変化
    が示されていないか、または前記セルの伝送速度におけ
    る増加が示されているかどうかについての表示が与えら
    れ、 前記速度の輻輳が生じているか、前記セルの伝送速度に
    おける変化が示されていないか、または前記セルの伝送
    速度における増加が示されているかどうかについての前
    記表示に従って、前記可用ビット速度テーブルにおける
    前記速度位置フィールドの値が設定される、請求項27
    に記載の方法。
  32. 【請求項32】 第1のステーションから第2のステー
    ションにセルを伝送するための方法であって、 前記第1のステーションにおいて複数の速度判定ブロッ
    クを与えるステップを含み、前記複数の速度判定ブロッ
    クの各々は、前記第1のステーションから前記第2のス
    テーションまでのセルの伝送に関する個々の速度を示
    し、さらに前記第1のステーションにおけるセルの伝送
    速度に関する前記速度判定ブロックのうちの特定のもの
    を選択するステップと、 セルの伝送のために、前記第1のステーションにおいて
    選択された前記速度判定ブロックに示された速度におい
    て、前記第1のステーションにおけるこのようなセルを
    伝送するステップとを含む、方法。
  33. 【請求項33】 前記第1のステーションにおいて、前
    記速度判定ブロックのうちの前記特定のものに示された
    前記速度で伝送されたセルが前記第1のステーションに
    おいて輻輳しているかどうかを決定するステップと、 その後、前記速度判定ブロックのうちの前記第1のもの
    によって示されたものよりも低い、セルの伝送速度を有
    する前記速度判定ブロックのうち第2のものを選択し
    て、前記第1のステーションにおいて輻輳のあることが
    決定されていれば当該輻輳を軽減するステップとを含
    む、請求項32に記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記第1のステーションにおいて、前
    記速度判定ブロックのうちの前記特定のものによって、
    前記セルが前記第1のステーションから前記第2のステ
    ーションに伝送された速度を変化すべきかどうかを決定
    するステップと、 その後、前記第1のステーションにおける決定に従っ
    て、前記速度判定ブロックのうちの第2のものを選択し
    て、前記速度判定ブロックのうちの前記第2のものによ
    って示された速度でセルを伝送するステップとを含む、
    請求項32に記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記第1および第2のステーション間
    にスイッチを与えるステップと、 前記セルの伝送速度の増加が示されるかどうかを前記ス
    イッチにおいて示すステップと、 その後、前記スイッチにおける、前記セルの伝送速度の
    増加の表示に従って、前記速度判定ブロックのうちの第
    2のものを選択して、前記速度判定ブロックのうちの前
    記第2のものによって示された速度でセルを伝送するス
    テップとを含む、請求項32に記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記第1および第2のステーション間
    にスイッチを与えるステップと、 前記スイッチにおいてセルの伝送に輻輳が生じているか
    どうかをスイッチに示すステップと、 その後、前記スイッチにおける、セルの伝送に輻輳が生
    じていることを示す前記スイッチにおける表示に従っ
    て、前記速度判定ブロックのうちの前記第2のものを選
    択して、前記速度判定ブロックのうちの前記第2のもの
    によって示された速度でセルを伝送する、請求項32に
    記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記第1および第2のステーション間
    にスイッチを与えるステップと、 前記第1および第2のステーション間でのセルの伝送速
    度に変化が示されていないかどうかを前記スイッチに示
    すステップと、 その後、前記セルの伝送速度に変化が生じていないこと
    を前記スイッチに示す前記表示に従って、前記速度判定
    ブロックのうちの前記特定のものによって示された前記
    セルの伝送速度を維持するステップとを含む、請求項3
    2に記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記スイッチにおいて前記セルの伝送
    に輻輳が生じているかどうかを前記スイッチに示すステ
    ップと、 その後、前記スイッチにおけるセルの伝送に輻輳が生じ
    ていることを前記スイッチに示す表示に従って、前記速
    度判定ブロックのうちの前記第2のものを選択して、前
    記速度判定ブロックのうちの前記第2のものによって示
    された速度でセルを伝送するステップと、 前記第1および第2のステーション間でのセルの伝送速
    度に変化が示されていないかどうかを前記スイッチに示
    すステップと、 その後、前記セルの伝送速度に変化が生じていないこと
    を前記スイッチに示す表示に従って、前記速度判定ブロ
    ックのうちの前記特定のものによって示された前記セル
    の伝送速度を維持するステップとを含む、請求項35に
    記載の方法。
  39. 【請求項39】 非同期転送モードにおいて第1のステ
    ーションから第2のステーションにセルを伝送するため
    の方法であって、 前記第1のステーションに複数の速度判定ブロックを与
    えるステップを含み、前記複数の速度判定ブロックの各
    々は、前記第1のステーションから前記第2のステーシ
    ョンへのセルの伝送に関する複数の速度のうちの個々の
    ものを示し、さらに前記第1のステーションにおいて、
    前記第1のステーションから前記第2のステーションま
    でのセルの伝送速度を示す、前記速度判定ブロックのう
    ちの第1の特定のものを選択するステップと、 前記第1および第2のステーション間でのセルの伝送速
    度における変化を前記第1のステーションにおいて示す
    ステップと、 前記第1および第2のステーション間でのセルの伝送速
    度における変化を前記第1のステーションに示す表示に
    従って、前記速度判定ブロックのうちの前記第1の特定
    のものから、前記速度判定ブロックのうちの前記第1の
    特定のものとは異なった、セルの伝送速度を有する前記
    速度判定ブロックのうちの第2の特定のものに変更する
    ステップと、 その後、前記速度判定ブロックのうちの前記第2の特定
    ものによって示された速度で前記第1のステーションか
    ら前記第2のステーションにセルを伝送するステップと
    を含む、方法。
  40. 【請求項40】 テーブルに、前記速度判定ブロックの
    うちの前記第2の特定のものの識別を与えるステップ
    と、 前記第1および第2のステーション間での前記セルの伝
    送速度における変化を示す前記第1のステーションにお
    ける表示に従って、前記速度判定ブロックのうちの前記
    第2の特定のものの前記識別を前記テーブルから選択す
    るステップと、 その後、前記速度判定ブロックのうちの前記第2の特定
    のものに示された速度で前記第1のステーションから前
    記第2のステーションにセルを伝送するステップとを含
    む、請求項39に記載の方法。
  41. 【請求項41】 複数のセル判定ブロックを与えるステ
    ップを含み、前記複数のセル判定ブロックの各々は、こ
    のような前記セル判定ブロックにおけるセルが、前方資
    源管理セル、後方資源管理セルまたはデータセルを構成
    するかどうかを示す情報を有し、さらにこのような前記
    セル判定ブロックにおける前記セルが、前記前方資源管
    理セル、後方資源管理セルまたはデータセルを構成する
    かどうかを示す表示に従って、各セル判定ブロックの情
    報を処理するステップと、 前記各セル判定ブロックにおけるこのような前記処理に
    従って、複数の次の前記セル判定ブロックに進むステッ
    プとを含む、請求項39に記載の方法。
  42. 【請求項42】 前記第1のステーションに、複数の指
    数エントリを有する指数テーブルを与えるステップと、 仮数を与えるステップと、 前記第1のステーションに関する前記指数テーブルに、
    前記指数エントリのうちの個々のものを選択するステッ
    プと、 前記選択された指数エントリに従って、前記仮数を変更
    するステップと、 前記指数エントリと前記仮数の変更値とに従って、明示
    速度を発生するステップと、 前記明示速度に従って、前記速度判定ブロックのうちの
    前記第1の特定のものを設定するステップとを含む、請
    求項39に記載の方法。
  43. 【請求項43】 複数のセル判定ブロックを与えるステ
    ップを含み、前記複数のセル判定ブロックの各々は、こ
    のような前記セル判定ブロックが前方資源管理セル、後
    方資源管理セルまたはデータセルを構成するかどうかを
    示す情報を有し、さらに前記このようなセル判定ブロッ
    クにおけるセルが前記前方資源管理セル、後方資源管理
    セルまたはデータセルを構成するかどうかを示す表示に
    従って、前記各セル判定ブロックの情報を処理するステ
    ップと、 前記各セル判定ブロックにおけるこのような前記処理に
    従って、次の前記セル判定ブロックに進むステップと、 複数の指数エントリを有する指数テーブルを前記第1の
    ステーションに与えるステップと、 仮数を与えるステップと、 前記第1のステーションに関する前記指数テーブルにお
    いて、前記指数エントリのうちの個々のものを選択する
    ステップと、 前記選択された指数エントリに従って、前記仮数を変更
    するステップと、 前記選択された指数エントリと前記仮数の前記変更値と
    に従って、明示速度を発生するステップと、 前記明示速度に従って、前記速度判定ブロックのうちの
    前記第1の特定のものを選択するステップとを含む、請
    求項40に記載の方法。
  44. 【請求項44】 明示速度の値を決定するステップと、 前記第1のステーションと前記第2のステーションとの
    間での前記セルの伝送速度の変化を示す前記第1のステ
    ーションにおける表示に従って、前記明示速度および前
    記セルの伝送のための新しい速度として、前記速度判定
    ブロックのうちの前記第2の特定のものにおける速度の
    うち低いものを選択するステップとを含む、請求項39
    に記載の方法。
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