JP3247864B2 - 規則性測度を用いてプロセスをテンプレートベースにてスケジューリングするための装置および方法 - Google Patents

規則性測度を用いてプロセスをテンプレートベースにてスケジューリングするための装置および方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イベントスケジュ
ーリング、例えば、通信網を通じての信号の伝送順序の
スケジューリングに関する。
【0002】
【従来の技術】網は、情報、例えば、音声、音響、デー
タあるいはビデオを表す情報信号を、通信デバイスの間
で交換あるいは転送するための主要な手段である。この
ような情報デバイスは、通常、情報を送信および/ある
いは受信するためのデバイス、例えば、コンピュータ端
末、マルチメディアワークステーション、ファクシミリ
マシーン、プリンタ、サーバ、電話機などを含む。網上
を伝送される情報は、多くの異なる形式を持つが、ただ
し、通常は、固定長のデータパケットあるいはセルにフ
ォーマット化される。非同期転送モード(ATM)パケ
ット交換を採用する広帯域ISDN(BISDN)など
の網が、情報の高信頼・高速伝送のために、ますます頻
繁に使用されるようになっている。このBISDNの使
用の増加のために、網アーキテクチャおよびインフラス
トラクチャの設計、並びに網動作において、通信容量お
よび通信品質を向上させるための大幅な変更が必要とな
っている。
【0003】典型的な網は、複数のスイッチノードを含
み、これらスイッチノードのポートは、リンクによって
他のノードのポートおよび通信デバイスに接続されてい
る。各リンクは、単方向あるいは双方向であり、情報転
送の方向において、固有な帯域幅あるいはリンク容量を
持つ。交換されるべき情報は、通常、二つのデバイスを
接続するセットのノードおよびリンクを含む経路を通じ
て運ばれ、この経路は、“仮想回路(VC)”と呼ばれ
る。この方式においては、通信デバイスは情報の送り先
である宛先デバイスを指定し、網はあたかも専用の回路
がこれら二つの通信デバイスに接続されているかのよう
に情報を配達する。通常、複数のVCが単一のスイッチ
ノードを通じて同時的に維持される。同様に、通常、異
なるVCがスイッチノード間の共通のリンクを通じて同
時的に維持される。
【0004】典型的には、スイッチノード内にバッファ
メモリが採用され、遅延に鈍感な(強い)タイプのデー
タパケットは、バッファ内に一時的に緩衝し、遅延に敏
感な(弱い)タイプのデータパケットは、より速やかに
伝送することで、ノードによって同時的に運ぶことが可
能なVCの数を増加することが目指される。このバッフ
ァメモリは、事実上、各ポートを通じて一つの共通リン
クあるいは複数のリンクに運ばれるべきパケットに対す
る待ち行列として機能する。これら待ち行列からパケッ
トを共通のスイッチノードにルートあるいは共通のリン
クに多重化する順序を適当に選択することによって、ス
イッチノードが同時的に維持することが可能なVCの数
を増加すること、並びに、通信品質を向上させることが
可能となる。
【0005】幾つかの網においては、各VCに対するデ
ータパケットの伝送順序をスケジューリングする目的
で、テンプレートが用いられる。従来のテンプレート
は、固定数のスロットを含み、各スロット位置は、特定
のVCに対するパケット伝送のスケジューリング位置を
表す。スイッチノードは、各VCに対するパケットを、
テンプレート内のこれらスロット位置によって決定され
る順序あるいはシーケンスにて反復的に送信する。VC
容量の増加およびサービス品質の向上のためには、遅延
に敏感な(弱い)情報のVCに対するパケットは、出来
る限り規則的に、例えば、バースト的ではなく、少なく
とも概ね周期的に送信するようなスケジューリング順序
が望ましい。
【0006】スケジューリング順序あるいはテンプレー
トのスロット位置を決定するための周知の方法として、
ラウンドロビン技法および黄金比技法がある。これらに
ついては、それぞれ、Y.Arian and Y.Levy,“Algorithm
s for Generalized Round Robin Routing",Operations
Research Letters,Vol.12,no.5,pp.313-319(Nov.199
2)、およびA.Itai and Z.Rosberg,“A Golden Ratio Co
ntrol Policy for a Multiple-Access Channel",IEEE T
rans.on Automatic Control,Vol.AC-29,no.8,pp.712-71
8(Aug.1984)において説明されているのでこれらを参照
されたい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ただし、従来の方法に
よるスケジューリングテンプレートのスロット順序によ
って実現される向上は限定的なもので、しばしば、より
望ましいスケジューリングテンプレートのスロット順序
が見逃される。従って、より改善されたスケジューリン
グテンプレートのスロット順序を決定するための技術に
対する需要が存在する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、各クラスの通
信信号、例えば、各仮想回路のデータパケットに対する
特定なスロット割当てを持つスケジューリングテンプレ
ートによって与えられる全体としてのスケジューリング
上の規則性(レギュラリティ)を評価するための好まし
い測定技術に基づく。本発明によると、この測定技術を
用いて、複数の異なるスケジューリングテンプレートに
よって与えられる全体としてのスケジューリング上の規
則性が測定され、これに基づいて、通信網に対するスケ
ジューリング順序を設定する目的に使用するために望ま
しい規則性測度を持つテンプレートが選択される。より
具体的には、この測定技術は、スケジューリング上の規
則性を、各クラスに割当てられたスロット位置の間の位
置間距離の凸関数の少なくとも一つの総和に基づいて測
定する。ここで、より低い総和値は、スケジューリング
テンプレートがより良好な規則性特性を持つことを意味
する。さらに、各クラスに対して生成された各総和を、
各クラスについて要求される規則性に対する優先の度合
いに基づいてスケーリング(重み付け)することも可能
である。
【0009】本発明によるスケジューリングテンプレー
トのスロット順序を決定するための方法は、BISDN
網などの有線網、並びに、時分割多重アクセスベースの
網などの無線網を含む多様な通信網で使用することが可
能である。本発明の追加の特徴および長所が以下の詳細
な説明および付録の図面から一層明らかになるものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、事象(イベント)の順
序の好ましいスケジューリングを得るのに用いるための
ためのスケジューリングテンプレートを決定するための
技術に関し、例えば、通信網における様々な異なる信号
クラスの通信信号の送信の順序をスケジューリングする
ために使用される。この好ましいスケジューリングは、
網の通信容量の向上および通信品質の向上に寄与する。
スケジューリングテンプレートは、複数のスロットを持
ち、これらスロットは、対応する信号クラス、例えば、
データパケットを表す信号クラスに割当てられ、これに
よって、網ノードに入ることを許される複数の仮想回路
がスケジューリングされる。より詳細には、これらスロ
ットの順序は、各クラスの通信信号が送信されるべきス
ケジューリング順序を示す。本発明は、通信容量の向上
および/あるいは通信品質の向上を図るために、様々な
クラスの様々な信号の送信の順序あるいはシーケンスを
与えるための実質的に規則的なあるいはバースト的では
なく少なくとも概ね周期的なテンプレートを決定する。
【0011】上では、本発明によって決定されるテンプ
レートが対象とする信号クラスは、一例として、仮想回
路の“通信信号”を表すものとして説明されたが、ただ
し、本発明にによって決定されるテンプレートが対象と
する信号クラスは、代替として、図5との関連で後に詳
細に説明するように、同一あるいは類似のタイプの情報
を送信するための複数の“仮想回路”を表すことも考え
られる。
【0012】本発明は、通信信号の送信スケジューリン
グを向上させることによって利益が得られることが見込
まれる通信網内での使用が考えられ、このような通信網
としては、広帯域ISDN(BISDN)網などの有線
網、並びに、時分割多重アクセス(TDMA)ベースの
網などの無線網が含まれる。本発明の一つの実施例が、
以下では、BISDN網との関連で説明されるが、これ
は、単に、解説を目的とするものであり、本発明を制限
することを意図しないことに注意する。例えば、本発明
を、TDMAベースの無線網との関連で、基地局と関連
する無線端末との間で通信信号を送信する場合のスケジ
ュール順序を決定するのに使用することも可能である。
【0013】また、本発明に従って決定されるスケジュ
ーリングテンプレートは、二つのエリア間でこれらポイ
ント間を複数の網ルートを通じてルートされる呼の割当
ての順序を与えるために使用することも可能である。例
えば、シカゴとニューヨークとの間に呼をルートするた
めに使用可能な20の異なる通信ルートが存在する場合
に、電気通信提供業者によって各ルートに向けられる呼
の順序を、本発明によるスケジューリングテンプレート
に基づいて決定することも可能である。さらに、本発明
によるスケジューリングテンプレートは、複数の各プロ
セッサのデータプロセッサ、例えばマイクロプロセッサ
あるいはコンピュータによって遂行される各動作、例え
ばトランザクションなどの事象の順序を指示するために
使用することも可能である。本発明をこのように使用す
ることで、多数の動作あるいはトランザクションを複数
の各プロセッサによって遂行することが可能となる。ト
ランザクション処理のためのスケジューリングテンプレ
ートは、金融会社などによって使用すると有利である。
さらに、本発明によるスケジューリングテンプレートを
複数のプロセッサを持つコンピュータ内で使用し、各プ
ロセッサによって遂行されるべき動作を、並列処理に対
してスケジューリングし、これによって処理能力を向上
させることも可能である。
【0014】一例としての通信システム100は、通信
スイッチノード110に接続された通信リンク120を
含む。ここで、ノード110に接続されたこれら通信リ
ンク120の数は、典型的なBISDN網においては、
512あるいはそれ以上のオーダであることが考えられ
る。各リンク120は、おのおの、そのリンク上を単位
時間当たりに運ぶことが可能なデータパケットの容量を
持ち、これは、典型的には、そのリンクの帯域幅と呼ば
れる。一例として、従来のBISDN網に使用されてい
るリンクは概ね622MB/秒の帯域幅を持つ。各マル
チポート(スイッチ)ノード110は、典型的には、各
リンク120に向けられた信号を緩衝するために使用さ
れるバッファメモリを含む。
【0015】一例としてのパケットとして、53バイト
の固定長を持つATMセルが含まれる。このデータパケ
ットは、様々なタイプの情報を運ぶ(表す)ことが可能
であり、例えば、このデータパケットは、音声、ビデ
オ、音響、あるいはデータ(テキスト)などを運ぶ(表
す)。また、より高次のプロトコル層内で用いられるパ
ケットは、通常、より長く、典型的にはメッセージと呼
ばれるが、これらメッセージは、ATMスイッチングに
当たっては、複数のセルに細分割される。
【0016】一つあるいは複数のノード110が、特定
の網スイッチ、例えば、Lucent Technologies Inc.of M
urray Hill,N.J.によって製造されるLucent's Globe Vi
ew 2000switches を含むATMデータスイッチ内に配置
される。これら特定のノード110は、さらに、アクセ
スレギュレータ107に接続され、レギュレータ107
は、通信デバイス105に接続される。通信デバイス1
05は、典型的には、サービス提供業者およびユーザに
よって動作される。アクセスレギュレータ107は、通
信デバイス105から網100へのデータパケットのフ
ローあるいは速度を、セットのアクセスレギュレータパ
ラメータに基づいて調整する。アクセスレギュレータ1
07は、リーキーバケット(漏れバケツ)レギュレータ
であっても、バッファ付きリーキーバケット(漏れバケ
ツ)レギュレータであっても、あるいは、縦続リーキー
バケット(漏れバケツ)レギュレータであっても良い。
アクセスレギュレータは、従来のBISDN網におい
て、しばしば使用されるが、ただし、これは、本発明の
実施と直接に関係するものではない。通信デバイス10
5を、本発明から逸脱することなく、図1のノード11
0に直列に接続することも可能である。
【0017】通信デバイス105は、他の各通信デバイ
ス105と通信する場合、網100内の特定のノード1
10およびリンク120を通じて設定されたVCを用い
る。より詳細には、発信通信デバイス105と宛先通信
デバイス105との間で情報を転送する場合、発信デバ
イス105は、その呼を運ぶためのVC経路を、特定の
デバイス105との間で設定すべきことをリクエストす
る。呼を通信デバイス105Aから宛先通信デバイス1
05Bに向けて運ぶあるいはルートするのに用いるのが
可能な経路として、例えば、ノード111、112、1
13、114およびリンク121、122、123が含
まれる。
【0018】網100を通じてVCをルートするための
特定の経路の選択に当たっては、その経路内に含まれる
ノード110およびリンク120が、そのVCをルート
するために十分な空いたバッファメモリおよびリンク帯
域幅を持つことが要求される。このために、リクエスト
されたVCをルートする前に、ノードのバッファスペー
スとリンクの帯域幅について調べ、バッファスペースと
帯域幅の要件を満たすのに十分な資源を持つ経路を選択
することが必要である。従来のノードと同様に、ノード
110の一つの出力ポートを通じて複数のVCを設定す
ることも可能である。VCを設定するための具体的な技
法は、本発明とは直接に関係はなく、本発明の譲受人に
譲渡され、ここに参照の目的で編入される、米国特許第
5,519,836号および5,502,816号にお
いて開示される技法を含む任意の様々な技法を採用する
ことが可能である。
【0019】図2は、本発明と共に使用することが可能
な一例としてのマルチポートノード110を示す。図2
に示すノード要素としては、一例として、上述のLucent
Technologies Inc.によって製造されるATMデータス
イッチ内で採用される要素を用いることが考えられる。
図2のノード110は、図1の対応する網リンク120
に接続された複数の入力ポート210と複数の出力ポー
ト220を含む。入力ポート210と出力ポート220
の数は数百のオーダであることが考えられる。これら入
力ポート210と出力ポート220は、さらに、入/出
力(I/O)回路モジュール200に接続され、モジュ
ール200は、コントローラ230によって制御され
る。
【0020】コントローラ230は、接続管理コントロ
ール(CAC)を提供するが、これは、特定の入力ポー
ト210から特定の出力ポート220に向けての経路の
設定に対するリクエストに応答して、網100を通じて
パケットを運ぶためのVCの特定のセグメントを提供す
る。マルチポートノード100内の各入力ポート210
と各出力ポート220は、典型的には、少なくとも一つ
の特定の優先レベルの呼をルートすることが可能であ
る。コントローラ230とI/Oモジュール200は、
バッファメモリ240に接続される。ノード110は、
バッファメモリ240内に、出力ポート220にルート
すべき特定の呼に対して受信されたデータを一時的に格
納する。バッファメモリ240としては、ランダムアク
セスメモリ(RAM)を使用することが可能である。
【0021】図2のノード構成は、一つあるいは複数の
入力ポート210の所に受信された異なるパケットを、
多重化した上で、出力ポート220から、単一の網リン
ク120上に送出する。同様にして、この構成は、単一
の入力ポート210の所に受信された異なるパケット
を、デマルチプレキシング(分離)した上で、二つある
いはそれ以上の出力ポート220から、対応する網ライ
ン120上に送出する。リンク120を通じて送信およ
び/あるいは受信されるこれらパケットの多重化および
デマルチプレキシング(分離)は、例えば、モジュール
200によって、コントローラ230の制御下で遂行さ
れる。
【0022】これら通信リンク120は、図2では、入
力ポートあるいは出力ポートに直接に接続されている
が、別の方法として、リンク120と入力ポート210
あるいは出力ポート220の間のスイッチ網を介してリ
ンク120をリンク120と入力ポート210あるいは
出力ポート220と接続することも可能である。ただ
し、ポート210、220と網リンク120とを接続す
るための具体的な構成は、本発明の実施とは直接に関係
はない。例えば、別の方法として、情報を送受すること
が可能なポートを持つノードを本発明と共に使用するこ
とも可能である。さらに、別の方法として、図3に示す
ように、要求される多重化およびデマルチプレキシング
(分離)を遂行するために、対応する入力ポート210
と出力ポート220との間に、デマルチプレクサ250
および/あるいはマルチプレクサ260を接続し、これ
らをコントローラ230によって制御することも可能で
ある。図2と図3の両方において、説明を明快にするた
めに、同一の要素は同一の符号にて示される。例えば、
コントローラ230、入力ポート210、出力ポート2
20は、両図面において同一の符号にて示される。
【0023】BIDN網などの典型的なATMパケット
交換網においては、複数の異なる情報タイプのデータパ
ケットを送信するための様々なVCを設定することが可
能である。通常、情報タイプによって、宛先デバイスに
よる対応するデータパケットの受信における遅延あるい
は規則性(レギュラリティ)に対する感度(弱さ)は異
なる。ここで、受信における規則性(レギュラリティ)
に対する各情報の感度(弱さ)とは、対応するデータパ
ケットが受信において周期からどの程度逸脱できるかの
概ねの程度に係わる。例えば、従来のATMシステムに
おいては、以下のような様々な情報タイプを運ぶ(表
す)データパケットを送信する様々なVCを設定するこ
とが可能である:つまり、音声あるいは音響データなど
に対する定ビットレート(CBR)データパケット、ビ
デオ会議などのビデオデータに対するリアルタイム可変
ビットレート(RT−VBR)パケット、静止画データ
などに対する非リアルタイム可変ビットレート(NRT
−VBR)パケット、遅延に敏感でない(強い)テキス
トに対するアベイラブルビットレート(ABR)パケッ
ト、無指定ビットレート(UBR)パケット等を送信す
るための様々なVCを設定することが可能である。
【0024】図2および図3において、ノード110
は、各データパケットを宛先に運ぶに当たって、情報の
タイプによってそれらの遅延および規則性に対する許容
の程度も異なるという事実を利用して、入力ポート21
0から受信されるパケットの内の幾らかは直接に出力ポ
ート220に送るが、一部は、バッファ240内に一時
的に、待ち行列様式にて、格納(緩衝)する。このよう
なパケットの選択的な緩衝は、ノード110のパケット
搬送容量を高める。コントローラ230は、バッファ2
40のこの緩衝管理についても遂行する。より詳細に
は、コントローラ230は、各設定されたVCについ
て、スケジューリングテンプレートを使用して、一つあ
るいは複数のマルチリンク120に送信するためにこの
待ち行列(バッファ)から取り出されるべきデータパケ
ットの順序を決定する。
【0025】図4A、図4B、および図4Cは、それぞ
れ、図2あるいは図3のノード110によって使用が可
能な一例としての異なるスケジューリングテンプレート
300、310、320の表現を示す。これらスケジュ
ーリングテンプレート300、310、320は、ノー
ド110を通じて設定された4つの異なるVCを用いる
(表す)、それぞれ、表現A、B、C、Dによって示さ
れる、4つの異なる信号クラスのデータパケットを送信
するに当たってのスケジューリング順序を示す。各スケ
ジューリングテンプレート300、310、320は、
ここでは単に解説の目的で、16個のスロットを含む
が、勿論、これらスケジューリングテンプレートは、本
発明から逸脱することなく、これより多数あるいは少数
のスロットを含むことも可能である。各スケジューリン
グテンプレート300、310、320内のスロットの
位置が符号335によって示される。
【0026】この実施例においては、16個のパケット
を送信するに当たっての、単位時間当たりに送信される
べきデータパケットの比は、4つの異なるクラスA:
B:C:Dに対して、6:3:5:2とされる。これら
比は、例えば、各クラスの遅延あるいはジッターに対す
る感度(弱さ)および各仮想回路の帯域幅要件に基づい
て決定される。各スケジューリングテンプレート30
0、310、320のスロット330内にこれらクラス
表現(A、B、C、D)が出現する順序によって、図3
あるいは図3の対応するノード110によって送信され
るパケットの順序が決定される。つまり、スケジューリ
ングテンプレート300の場合は、パケットは、以下の
順序で送信される:つまり、最初に、スロット1〜6の
クラスAの6個のパケットが送信され、次に、スロット
7〜9のクラスBの3個のパケットが送信され、その次
に、スロット10〜14のクラスCの5個のパケットが
送信され、最後に、スロット15〜16のクラスDの2
個のパケットが送信される。スケジューリングテンプレ
ート300のシーケンスが、次に、後続の16個のパケ
ットに対して反復される。
【0027】ただし、このスケジューリングテンプレー
トの順序は、あるクラスが、受信デバイスの所での遅延
あるいは遅延の変動に敏感である(弱い)場合は、あま
り好ましくない。つまり、このテンプレートによると、
クラスAに対する6個のパケットが送信され、次に、別
のVCあるいは信号クラスに対する10個のパケットの
送信に対応する休止期間が存在し、その後、再びクラス
Aの次の6個のパケットが送信されることとなるが、こ
れでは、(遅延に敏感な)クラスAの次の6個のパケッ
トの送信の前の10個のパケットの送信に相当する遅延
が長くなり過ぎる。このような連続するパケットを送信
する際のパケット間の遅延は、一般に、遅延に敏感な
(弱い)あるいは規則性に敏感な(弱い)情報、例え
ば、従来のATM網におけるCBR(定ビットレートデ
ータパケット)では、望ましくない。このために、送信
されるべきクラスの遅延変動および規則性に対する感度
(弱さ)の観点から望ましいスケジューリングテンプレ
ートのスロット順序を識別するための方法が必要とされ
ている。
【0028】例えば、クラスA、B、C、Dが、ATM
情報の伝送、例えば、それぞれ、CBR(定ビットレー
ト)、RT−VBR(リアルタイム可変ビットレー
ト)、NRT−VBR(非リアルタイム可変ビットレー
ト)、UBR(無指定ビットレート)の各情報タイプに
対応するものと想定すると、遅延あるいは規則性に対す
る感度(弱さ)に関する優先の順序は、クラスA、B、
C、Dの順序となる。ここで、クラスA、B、C、D
は、単に説明の目的で、4つの異なる情報タイプを表す
が、本発明は、これに制限されるものではない。例え
ば、一つあるいは複数のクラスが、同一あるいは類似の
情報タイプの1つではなく複数の仮想回路に対する通信
信号あるいはデータパケットを表す場合でも、本発明に
従って、好ましいスケジューリングテンプレートのスロ
ット順序を決定することが可能である。類似の情報タイ
プとしては、一例として、UBR(無指定ビットレー
ト)とABR(アベイラブルビットレート)が含まれ、
これらは、テンプレート内で同一のクラスによって表す
ことが可能である。
【0029】図4Bのスケジューリングテンプレート3
10は、図4Aのテンプレート300と比較して、これ
らクラスに対する改良されたスケジューリング順序を示
す。このテンプレートにおいては、スロット位置1〜8
の順序は、A、B、C、D、A、B、C、Dである。こ
こでは、各情報クラスに対するデータパケットは、長所
として、最初の8つのスロット335は等間隔とされる
(後の8つのスロット335については等間隔ではな
い)。図4Cのスケジューリングテンプレート320
は、図4Bのテンプレート310と比較して、さらに改
良された順序を持つ。つまり、ここでは、遅延に対して
最高の感度(弱さ)を持つクラスAが、16のスロット
内に実質的に等間隔に配置され、さらに、クラスBに対
するスロット位置は、スロット335内で、クラスAの
割当てに反しない範囲内で可能な限り離される。反対
に、NRT−VBR(非リアルタイム可変ビットレー
ト)と、UBR(無指定ビットレート)/ABR(アベ
イラブルビットレート)を表すクラスCとDは、遅延に
対する感度(弱さ)は、最低の優先を持つために、残っ
たスロットに任意の順序に割当てられる。本発明による
方法では、好ましいスケジューリングテンプレートのス
ロット順序、例えば、図4Cのスケジューリングテンプ
レート320の順序を迅速に決定することが可能であ
る。本発明によるスケジューリングテンプレートを決定
するための一連としての方法を図5に示す。
【0030】図5は、複数の候補テンプレートから好ま
しいテンプレートを決定するための方法400を示す。
図5に示すように、ステップ410において、複数の可
能な候補テンプレートが識別される。これら複数の候補
テンプレートは、ある選択基準に基づいて識別あるいは
選択されることが可能である。選択基準としては、例え
ば、実質的にランダムな順序を持つ候補テンプレートを
選択することや、信号クラスの優先度に基づいて順序を
決定することなどが考えられる。ただし、これら複数の
候補テンプレートを決定するために具体的にどのような
基準を使用するかは、方法400の実施には、特に重要
ではなく、本発明から逸脱することなく、複数のテンプ
レートを選択するための他のルーチンを使用することも
可能である。
【0031】次に、ステップ420において、複数の識
別された各候補テンプレートについて、規則性測度が決
定される。この規則性測度は、各候補テンプレートによ
って各信号クラスのデータパケットを伝送したときに与
えられる伝送の規則性あるいは周期性の測度である。こ
の規則性測度を決定するための一例としての方法450
については後に図6との関連で説明される。図5のステ
ップ420において、複数の各テンプレート候補につい
て、規則性測度を決定した後に、ステップ430におい
て、規則性測度の最も低い候補テンプレートが決定さ
れ、これを用いてデータパケットが送信される。
【0032】図6は、図5のステップ420において使
用するための本発明による候補スケジューリングテンプ
レートの規則性測度を決定するための一例としての方法
500を示す。方法500は、候補スケジューリングテ
ンプレートの規則性測度を、各信号クラスに割当てられ
たスロット位置の間の位置間距離の関数を合計した総和
に基づいて決定する。例えば、図4Cの候補スケジュー
リングテンプレート320においては、クラスAに割当
てられたスロット間の位置間距離は、左から右に順序
に、2、3、3、2、3、3である。この総和には、ク
ラスAに割当てられたスロットの最後の発生、つまり位
置14と、クラスAに割当てられたスロットの最初の発
生、つまり位置1の間の“ラップアラウンド”位置間距
離、つまり、この例では、3なる位置間距離も導入され
る。この“ラップアラウンド”位置間距離は、データパ
ケットの送信に当たって、テンプレートが循環式に採用
されることを反映して、規則性測度内に導入される。例
えば、テンプレート320に従がう場合、最初の16の
データパケットが送信された後、17番目に送信される
データパケットは、スケジューリングスロット位置1に
対応する信号クラスとなる。
【0033】さらに、規則性測度の和の総和には、各ク
ラスに割当てられたスロット位置のシーケンスにおける
あるスロット位置からn番目のスロット位置までの位置
間距離を、少なくとも2以上のnについて、導入するこ
とも考えられる。このn番目のスロット位置についての
総和は、ここでは、高次(n次)の総和と呼ばれる。例
えば、図4Cにおいて、信号クラスAについての二次の
距離は、左から右に、5、6、5、5、6、5である。
これら二次の距離における最後の距離についても、好ま
しくは、ここでは5なる“ラップアラウンド”位置間距
離が導入される。特定の信号クラスについての総和を求
めるに当たって、重み係数を使用することで、各信号ク
ラスの各スロット位置に与えられる重要度すなわち重
み、および/あるいは高次の総和に与えられる重要度を
増減することも可能である。この結果として得られる和
の総和は、その候補スケジューリングテンプレートを用
いて達成される伝送における規則性(レギュラリティ)
の程度の指標を与える。規則性測度の値が低いほど、よ
り高レベルの規則性が達成されることを意味する。
【0034】より詳細には、図6の方法500のステッ
プ505において、最初に幾つかの値が初期化される。
より詳細には、評価されるべき候補スケジューリングテ
ンプレート内に表される信号クラスの総数が、Kなる値
に割当てられる。ここで、アレイLk (k=1〜K)
は、クラスKに対してテンプレートに割当てられたスロ
ットの数を表し;二次元アレイCk,l (k=1〜K)、
(l=1〜Lk −1)は、後に詳細に説明するように、
信号クラスkおよび次数(オーダ)lに対する重み係数
を表す。ステップ505において、さらに、それぞれ、
総和値SUMが0に初期化され、クラス値kが1に初期
化される。
【0035】ステップ510において、発生値(数)l
と、次数(オーダ)nが、それぞれ、l=1と、n=1
に初期化され、ステップ515において、発生値Xと、
位置間値Yが、それぞれ、X=l+nと、Y=0に初期
化される。その後、ステップ520において、オフセッ
ト値Xが、信号クラスkに対するスロット割当て総数L
k に等しいあるいはこれ以下であるか否か調べられ、そ
うである場合は、この方法はステップ530に進み、そ
うでない場合は、この方法500はステップ525を遂
行した後にステップ530に進む。より詳細には、ステ
ップ520は、“ラップアラウンド”位置間距離を計算
すべきか否かを検出し、ステップ525は、必要である
と判定された場合、発生オフセット値Xと、スロット位
置オフセット値Yの調節を行なう。そして、ステップ5
30において、信号クラスkへのスロット割当てにおけ
るl番目の発生とx番目の発生の間の位置間距離Pが決
定される。
【0036】こうして、値lとnが両方とも1であり、
値L が2あるいはこれ以上である場合は、位置間距
離Pは、信号クラスkの第一の発生から第二の発生のま
での間の距離に設定される。例えば、図4Cのテンプレ
ート320における信号クラスAの第一の発生から第二
の発生までの間の位置間距離Pは、2(つまり、3−1
=2)と設定される。図6のステップ530において、
位置間距離Pの決定における位置間距離オフセット値Y
は、“ラップアラウンド”なる決定が下されないかぎ
り、0に留まる。そして、“ラップアラウンド”なる決
定が下された場合は、オフセット値Yは、スロット位置
の総数を表す値に設定される。ステップ530における
位置間距離値Pの決定の後に、この距離値についての狭
義の凸関数が計算される。関数F(x)は、F(αx
+(1−α)x )<αF(x)+(1−α)F
(x )(ここで、0<α<1)である場合は、狭義
の凸関数である。この関数のグラフ表現は、凸形状を持
つ。具体的にどのような凸関数を採用するかは、本発明
の実施には特に重要ではないが、凸関数の例としては、
(ここで、Z>1);Z (ここで、Z>1);
および1/(L−P)(ここで、Lはテンプレートのス
ロット位置の数)などが含まれる。
【0037】こうして生成された値P が、次に、ス
テップ535において、対応する重み係数にてスケジュ
ーリングされ、総和値SUMに加えられる。次に、ステ
ップ540において、発生値lが増分される。次に、ス
テップ545において、増分された発生値lが、テンプ
レート内のクラスkに対する発生の総数L に等しい
あるいはこれ以下であるか否か調べられ、そうである場
合は、方法500はステップ515に戻り、特定の次数
nおよび信号クラスkに対する次の位置間距離の決定を
遂行する。そうでない場合は、方法500はステップ5
50に進む。より詳細には、方法500は、信号クラス
k、次数nについて、位置間距離の総数の計算が全て終
了しており、対応する“ラップアラウンド”決定を含め
て、それらが全て総和SUM内に反映されている場合
は、ステップ550に進み、ステップ550において、
次数の値nが増分される。
【0038】次に、ステップ555において、増分され
た次数値nが、クラスkに対するテンプレート内の発生
の総数Lk から1を引いた値、つまり、その特定のクラ
スkに対する最高の次数に等しいかあるいはそれ以下で
あるか決定され、そうである場合は、方法500は、ス
テップ515に戻り、信号クラスkの増分された次数n
について、次の位置間距離の決定を遂行する。そうでな
い場合は、方法500はステップ560に進む。ステッ
プ560において、信号クラス値kが増分され、ステッ
プ565において、増分されたクラス値kが、その候補
テンプレート内に表される信号クラスKの総数より大き
いか否か決定され、そうである場合は、方法500はス
テップ570に進み、そうでない場合は、ステップ51
0に戻り、次の信号クラスのスロット割当てについての
位置間距離を総和SUM内に反映させる。ステップ57
0において結果として得られる総和は、各信号クラスの
スロット割当て間の位置間距離についての、高次の値を
含み、しかも、重み付けされた値を反映し、この総和が
規則性測度として与えられる。
【0039】こうして、方法500は、最初に、信号ク
ラスkについて、最初に特定の次数nについて、位置間
距離を決定し、次に、後続の次数について、この決定を
遂行し、その後、次の信号クラスについて、この決定を
遂行する。方法500のステップの特定なシーケンス
は、単に解説のために示したものであり、本発明を制限
することを意図するものではない。勿論、これらステッ
プを、本発明から逸脱することなく、異なる順序で、あ
るいは並列に、遂行することも可能である。さらに、所
望の重み付けされた総和を得るために別のステップを使
用することも可能である。
【0040】方法500は、規則性測度を、候補スケジ
ューリングテンプレート内に表される全ての信号クラス
の重み付けされた総和と、全ての可能な次数の位置間距
離に基づいて決定するが、これは、単に解説のために示
したものである。代替として、規則性測度を、スケジュ
ーリングテンプレート内に表される少なくとも一つの信
号クラスに基づいて決定することも可能であり、この場
合も本発明の範囲から逸脱するものではない。さらに、
規則性測度の総和を、ある信号クラスに割当てられたス
ロット位置の発生の間の距離の一次の総和と、少なくと
も一つのより高次の位置間距離の総和、つまり特定の信
号クラスに割当てられたスロット位置間のn番目の発生
までの距離のn次の総和と、に基づいて決定することも
可能である。このような測度も、候補テンプレートの規
則性についての十分な指標を与え、通信網内のノードに
使用するためのスケジューリングテンプレートの選択に
当たっての基準となり得るものである。
【0041】好ましいスケジューリングテンプレート
は、必要なときにオンデマンドにて決定することもでき
るが、別の方法として、各信号クラスについて、所望の
スロットの様々な比に対して、複数のテンプレートを事
前にオフラインにて生成し、これをテーブル内に格納し
ておくことも可能である。こうしておくことで、各信号
クラスについて、所望のスロットの特定の比に対するテ
ンプレートが必要となった場合、対応するテンプレート
をこのテーブルから迅速に識別することが可能となる。
【0042】上では、本発明の幾つかの実施例が詳細に
説明されたが、本発明の教示から逸脱することなく、多
くの修正が可能であり、これら全ての修正が特許請求の
範囲に入るものと見做されるものである。例えば、本発
明によるスケジューリングテンプレートを識別するため
の方法を、他の事象のスケジューリングに対して採用す
ることも可能である。例えば、本発明は、TDMA無線
通信網における各通信信号の送信の順序、あるいは、マ
ルチプロセッサシステムにおける動作/トランザクショ
ンの処理の順序のスケジューリングに対して適用するこ
とも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って動作するノードを採用する一例
としての網の略ブロック図を示す図である。
【図2】図1の網内に採用される一例としてのノードの
略ブロック図を示す図である。
【図3】図2のノードの代替実施例の略ブロック図を示
す図である。
【図4A】図1の網並びに図2および図3のノード内で
使用される一例としてのスケジューリングテンプレート
を示す図その1である。
【図4B】図1の網並びに図2および図3のノード内で
使用される一例としてのスケジューリングテンプレート
を示す図その2である。
【図4C】図1の網並びに図2および図3のノード内で
使用される一例としてのスケジューリングテンプレート
を示す図その3である。
【図5】本発明によるスケジューリングテンプレートを
決定するための一例としての方法の流れ図を示す図であ
る。
【図6】図5の方法において使用される本発明による規
則性(レギュラリティ)測度を決定するための一例とし
ての方法の流れ図を示す図である。
【符号の説明】
100 通信システム 105 通信デバイス 107 アクセスレギュレータ 110 通信スイッチノード 120 通信リンク 200 入/出力(I/O)回路モジュール 210 入力ポート 220 出力ポート 230 コントローラ 240 バッファメモリ 250 デマルチプレクサ 260 マルチプレクサ
フロントページの続き (72)発明者 カジャマライ ゴパラスワミイ ラマク リシュナン アメリカ合衆国 07922 ニュージャー シィ,バークレイ ハイツ,メイプル アヴェニュー 146 (56)参考文献 特開 平7−221768(JP,A) 特開 平10−173664(JP,A) 特開 平10−135984(JP,A) 特開 平8−237275(JP,A) 特開 平8−195751(JP,A) 特開 平8−97832(JP,A) 特開 平8−97831(JP,A) 特開 平6−268671(JP,A) 特開 平3−297245(JP,A) IEEE/ACM Trans.on Networking Vol.4 No.6 p885−901 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04L 12/28

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網に用いるスケジューリングテンプレー
    トを識別するための方法であって、前記テンプレートが
    対応する信号クラスに割当てられた複数のスロットを持
    ち、前記スロットの順序が前記網における事象に対する
    反復スケジューリング順序を示すような方法において、 複数のスケジューリングテンプレートを選択基準に基づ
    いて選択するステップと、 前記複数のスケジューリングテンプレートの少なくとも
    一つについて規則性測度を決定するステップであって、
    前記規則性測度が前記複数の信号クラスの少なくとも一
    つの同一信号クラスに割当てられたあるスロットから別
    のスロットまでの間の位置間距離の凸関数を表わす値の
    総和に基づくものであるステップと、 前記複数のスケジューリングテンプレートの中の一つを
    前記通信網内で使用するために前記決定された規則性測
    度に基づいて選択するステップとを含むことを特徴とす
    る方法。
  2. 【請求項2】 前記凸関数がP であり、ここで、P
    は各位置間距離を表し、Zは1より大きなことを特徴と
    する請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記凸関数がZ であり、ここで、P
    は各位置間距離を表し、Zは1より大きなことを特徴と
    する請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 前記凸関数が1/(L−P)であり、こ
    こで、Pは各位置間距離を表し、Lはテンプレート内の
    スロットの数を表すことを特徴とする請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 前記規則性測度が前記複数の各テンプレ
    ートについて決定され、最低の規則性測度を持つテンプ
    レートが網内で使用するために選択されることを特徴と
    する請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 前記総和が、ある信号クラスに割当てら
    れたテンプレートスロットのシーケンスにおけるあるス
    ロットの発生から対応するスロットの次の発生までの間
    の位置間距離に基づく第一の総和と、前記同一の信号ク
    ラスに割当てられたテンプレートスロットのシーケンス
    におけるあるスロットの発生から対応するN番目のスロ
    ットの発生までの間の位置間距離に基づく第二の総和を
    含み、ここで、Nは2からM−1の範囲の値であり、M
    は前記信号クラスに割当てられたスロットの発生の数を
    表すことを特徴とする請求項1の方法。
  7. 【請求項7】 前記第二の総和が2からM−1の範囲の
    各N値に対して遂行されることを特徴とする請求項6の
    方法。
  8. 【請求項8】 前記第一の総和と第二の総和が前記複数
    の信号クラスについて求められ、前記の各生成された総
    和が、各信号クラスについて要求される規則性に対する
    優先の度合いに基づいてスケーリング(重み付け)され
    ることを特徴とする請求項6の方法。
  9. 【請求項9】 前記規則性に対する優先の度合いが、各
    信号クラスの通信信号の遅延感度(遅延に対する弱さ)
    に基づくことを特徴とする請求項8の方法。
  10. 【請求項10】 前記第一の総和と第二の総和がテンプ
    レート内に表される各信号クラスについて求められ、前
    記第二の総和が各信号クラスについて2からM−1の範
    囲の各Nに対しても求められることを特徴とする請求項
    6の方法。
  11. 【請求項11】 前記スケジューリングテンプレートが
    前記網の動作の最中に断続的に決定されることを特徴と
    する請求項1の方法。
  12. 【請求項12】 前記網が時分割多重アクセス網であ
    り、前記スケジューリングテンプレートが基地局と無線
    端末との間の通信に用いるために決定されることを特徴
    とする請求項1の方法。
  13. 【請求項13】 前記事象がデータパケットの伝送に対
    応し、前記信号クラスが前記網内の少なくとも一つの仮
    想回路に対応することを特徴とする請求項1の方法。
  14. 【請求項14】 前記スケジューリングテンプレート
    が、網内で用いるために仮想回路が設定あるいは切断さ
    れる度に識別されることを特徴とする請求項14の方
    法。
  15. 【請求項15】 さらに: 複数の決定されたスケジューリングテンプレートをテー
    ブル内に格納するステップ;および特定のテンプレート
    を前記仮想回路の前記データパケットを伝送するために
    必要となったときに識別するステップを含むことを特徴
    とする請求項13の方法。
  16. 【請求項16】 前記事象が前記信号クラスによって表
    されるタイプの動作の処理であることを特徴とする請求
    項1の方法。
  17. 【請求項17】 前記動作の処理が各トランザクション
    の処理であることを特徴とする請求項16の方法。
  18. 【請求項18】 通信網内に用いられるノードであっ
    て、通信信号が前記ノードを通じて設定された仮想回路
    を通じて運ばれるようなノードにおいて、 複数のポートに接続された、通信信号を入り信号および
    出信号として処理するための入力/出力回路モジュール
    であって、少なくとも一つのポートから入り通信信号を
    受信するため、および少なくとも一つの出力ポートに出
    通信信号を送信するために用いられるような入力/出力
    回路モジュールと、 前記出力ポートに運ばれるべき通信信号を一時的に格納
    するためのバッファメモリと、 前記モジュールを制御するように構成されたコントロー
    ラとを含み、前記モジュールがコントローラの制御下で
    各仮想回路と関連する前記通信信号をスケジューリング
    テンプレートに基づいて伝送し、前記スケジューリング
    テンプレートが対応する仮想回路に割当てられた複数の
    スロットを持ち、前記スロットの順序が前記各仮想回路
    と関連する通信信号の伝送に対する反復スケジューリン
    グ順序を示し、前記コントローラが、複数のスケジュー
    リングテンプレートを選択基準に基づいて選択し、前記
    複数のテンプレートの少なくとも一つについて規則性測
    度を求めることで、望ましいスロット順序を持つスケジ
    ューリングテンプレートを識別し、ここで、前記規則性
    測度が前記複数の仮想回路の少なくとも一つの同一仮想
    回路に割当てられたスロット間の位置間距離の凸関数を
    表す値の総和に基いて決定され、前記複数のスケジュー
    リングテンプレートの一つが通信網内で使用するために
    前記決定された規則性測度に基づいて選択されることを
    特徴とするノード。
  19. 【請求項19】 前記通信信号が非同期転送モードデー
    タパケットを表すことを特徴とする請求項18のノー
    ド。
  20. 【請求項20】 前記コントローラが前記複数の各テン
    プレートについて規則性測度を決定し、最低の規則性測
    度を持つテンプレートがノード内で使用するために選択
    されることを特徴とする請求項18のノード。
  21. 【請求項21】 前記コントローラによって決定される
    前記総和が、ある信号クラスに割当てられたテンプレー
    トスロットのシーケンスにおけるあるスロットの発生か
    ら対応するスロットの次の発生までの間の位置間距離に
    基づく第一の総和と、前記同一の信号クラスに割当てら
    れたテンプレートスロットのシーケンスにおけるあるス
    ロットの発生から対応するN番目のスロットの発生まで
    の間の位置間距離に基づく第二の総和を含み、ここで、
    Nは2からM−1の範囲の値であり、Mは前記仮想回路
    に割当てられたスロットの発生の数を表すことを特徴と
    する請求項18のノード。
  22. 【請求項22】 前記第二の総和が前記コントローラに
    よって2からM−1の範囲の各N値に対して求められる
    ことを特徴とする請求項21のノード。
  23. 【請求項23】 前記第一の総和と第二の総和が前記コ
    ントローラによって前記複数の仮想回路について求めら
    れ、前記の各生成された総和が各仮想回路に対して要求
    される規則性に対する優先の度合いに基づいてスケーリ
    ング(重み付け)されることを特徴とする請求項21の
    ノード。
  24. 【請求項24】 各仮想回路に対して要求される規則性
    に対する優先の度合いが各仮想回路と関連する通信信号
    の遅延感度(遅延に対する弱さ)に基づくことを特徴と
    する請求項23のノード。
  25. 【請求項25】 前記第一の総和と第二の総和がテンプ
    レート内に表される各仮想回路について求められ、前記
    第二の総和が各仮想回路について2からM−1範囲の各
    Nに対しても求められることを特徴とする請求項21の
    ノード。
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