JP2000165394A - セル受信側装置及びトラヒック制御システム - Google Patents

セル受信側装置及びトラヒック制御システム

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JP2000165394A JP33486298A JP33486298A JP2000165394A JP 2000165394 A JP2000165394 A JP 2000165394A JP 33486298 A JP33486298 A JP 33486298A JP 33486298 A JP33486298 A JP 33486298A JP 2000165394 A JP2000165394 A JP 2000165394A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウェア構成が簡単で、処理速度が速い
トラヒック制御装置を提供する。 【解決手段】 本発明は、ABRのサービスクラスを保
障するATMネットワークシステムの交換機の出側回線
インターフェースにおいて、ABRの各コネクションの
CCRと、VPS部140でABRコネクションに割り
当てられた帯域とから、現時点で各コネクションが流す
ことができる帯域を示すERを計算するER計算部15
1を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セル受信側装置及
びトラヒック制御システムに関し、例えば、ABR(Av
ailable Bit Rate)のサービスクラスを保障するATM
ネットワークシステムの交換機に適用して好適なもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ATMネットワークシステムは、固定長
に区切られたデータ(セルと呼ばれる)をネットワーク
内を流れるデータの最小単位として、セル単位にデータ
の伝送を行う伝送方式ATM(Asynchronous Transfer
Mode)を採用したネットワークシステムである。
【0003】セル構造は小型で固定長であるため、ハー
ドウェアによる高速処理が可能である。音声、画像、コ
ンピュータ処理用データなどのそれぞれ異なる特性を持
つデータでも、セル内に納め、ATMネットワークシス
テムを通じて必要に応じたサービスを提供できるのが特
徴である。
【0004】扱うデータに要求される多様なサービスに
対応するため、ATMにはサービスカテゴリが定められ
ており、ユーザは、自分がネットワークに乗せるデータ
の特徴にあわせて、最適なサービスカテゴリを選択す
る。
【0005】サービスカテゴリの一つにABRサービス
がある。ABRには最低帯域と最高帯域が指定され、ネ
ットワークはその帯域間に於いて、できる限りのトラヒ
ックと伝送品質を、サービスを受けるコネクションに提
供するよう努力する。ABRサービスでは、コネクショ
ン間でRM( Resource Management)セルというリソー
ス管理情報を記録したセルをやりとりし、コネクション
が破綻しないように、リソース管理が行われる。
【0006】ABRサービスに於いて、ATMスイッチ
がトラヒック制御を行うために用いる手段はいくつか挙
げられているが、その内の主要な方式の一つとして、R
Mセル内に記録されるER( Explicit Rate)情報によ
って帯域を管理するERマーキング方式がある。
【0007】図2は、このERマーキング方式を説明す
るための図である。図2において、ABRサービスの資
源ノード210から、この資源ノードの送信レートが書
き込まれたRMセルが所定のタイミングで各コネクショ
ン毎に出力され、ATMスイッチ220では、このスイ
ッチの処理能力に基づいて、そのRMセルに書き込まれ
た送信レートからどの程度レートを下げる又は上げるこ
とができるかといった明示的なレート情報(ER情報)
がそのRMセルに書き込まれ、送信元である資源ノード
210へ送り返される。資源ノード210では、送り返
されたRMセルに書き込まれたER情報に基づいて、次
の送信レートが制御される。
【0008】このように、ERはデータのソースに対し
て、そのコネクションが提供可能な帯域を示すものであ
り、RM( Resource Management)セルに記録され、コ
ネクションが通過するネットワーク内の各々のスイッチ
により提供可能な帯域に書き換えられることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ABRのト
ラヒック制御方式の一つであるERマーキング方式で
は、前述のようにERの値をコネクションが通過するス
イッチの処理能力(リアルタイムの使用帯域や輻輳の度
合い等)にあわせて計算しなくてはならないが、このE
R計算のアルゴリズムは勧告では定められておらず、従
来、各種の計算方法が提案されていた。
【0010】しかしながら、従来提案された各種の計算
方法では、ERはコネクションが通過するATMスイッ
チの処理能力の見積もりであるから、スイッチ内にある
シェーパ(出力レートを一定化する働きをする)のキュ
ーの輻輳情報やセルの現在の入力レート、あるいはそれ
らに加えて何らかの要素を考慮し決定されており、計算
が繁雑であり、そのため、ER計算のハードウェア構成
が繁雑になり、かつ処理速度が遅くなるという課題があ
った。
【0011】また、通常のERマーキング方式では、A
BRサービスコネクション全体に対して配分可能な帯域
が各コネクションに公平に分配(フェアシェア)される
が、より緻密な帯域管理のために、ABRコネクション
を任意のいくつかのグループに分割し、そのグループ内
で帯域をフェアシェアするグループ内フェアシェア方式
も提案されている。このグループ内フェアシェア方式に
おいては、まだ一般的に知られたERの計算方法は無
い。
【0012】ここで、グループ内フェアシェア方式を、
各グループ毎に従来のERマーキング方式で実現しよう
とすると、ERを分割されたグループ単位に管理するた
め、スイッチ内に分割されたグループの数だけシェーピ
ング用のキューを持ち、それらの輻輳情報を受け取って
各グループ毎にER計算を行うなど、通常のERマーキ
ング方式よりもさらに、ハードウェア構成が繁雑にな
り、かつ処理速度が遅くなるという課題があった。
【0013】そのため、ハードウェア構成が簡単で、処
理速度が速いセル受信側装置及びトラヒック制御システ
ムが求められていた。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明は、1又は複数のスイッチ手段を介し
て、情報セル間に挿入された各コネクションの伝送帯域
情報を有する資源管理用セルを受信するセル受信側装置
において、(1)各コネクションの最新の伝送帯域を記
憶し、資源管理用セルが到来すると、到来した資源管理
用セルに有する伝送帯域情報に基づいて、その資源管理
用セルのコネクションの最新の伝送帯域を更新する伝送
帯域記憶手段と、(2)資源管理用セルが到来すると、
到来した資源管理用セルのコネクションで伝送可能な帯
域を、上記伝送帯域記憶手段に記憶している各コネクシ
ョンの最新の伝送帯域とコネクション全体に割り当てら
れた最大伝送帯域とから計算し、計算した伝送可能帯域
情報を有する資源管理用セルを返送する資源管理用セル
返送手段とを有することを特徴とする。
【0015】また、第2の本発明は、1又は複数のスイ
ッチ手段を介して伝送する情報セルの送信側に、各コネ
クション毎にそのコネクションの伝送帯域情報を有する
資源管理用セルを挿入する資源管理用セル挿入手段を備
えるトラヒック制御システムにおいて、(1)上記スイ
ッチ手段を介して伝送する情報セルの受信側に、各コネ
クションの最新の伝送帯域を記憶し、資源管理用セルが
到来すると、到来した資源管理用セルに有する伝送帯域
情報に基づいて、その資源管理用セルのコネクションの
最新の伝送帯域を更新する伝送帯域記憶手段と、(2)
上記スイッチ手段を介して伝送する情報セルの受信側
に、資源管理用セルが到来すると、到来した資源管理用
セルのコネクションで伝送可能な帯域を、上記伝送帯域
記憶手段に記憶している各コネクションの最新の伝送帯
域とコネクション全体に割り当てられた最大伝送帯域と
から計算し、計算した伝送可能帯域情報を有する資源管
理用セルを返送する資源管理用セル返送手段と、(3)
上記スイッチ手段を介して伝送する情報セルの送信側
に、上記資源管理用セル返送手段から返送された資源管
理用セルの伝送可能帯域情報に少なくとも基づいて、各
コネクションの次の伝送帯域を決定し、決定した伝送帯
域で情報セルを上記スイッチ手段へ送信する送信帯域制
御手段とを有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】(A) 第1の実施形態 以下、本発明によるセル受信側装置及びトラヒック制御
システムを、ABRのサービスクラスを保障するATM
ネットワークシステムの交換機に適用した第1の実施形
態について、図面を参照しながら詳述する。
【0017】(A−1) 構成の説明 図1は、この実施形態のATM交換機の構成を示すブロ
ック図である。図1において、このATM交換機は、A
BR制御部110とVCS(Virtual ChannelShaper)
部120とを備えた入側回線IFと、ATMスイッチ部
130と、VPS( Virtual Path Shaper)部140と
ABR制御部150とを備えた出側回線IFとを有す
る。
【0018】ABR制御部110は、入力セルレート計
算部111と、CCR( Current Cell Rate)設定部1
12と、ACR( Allowed Cell Rate)計算部113と
を有し、これら各構成要素は、以下に説明する機能を有
するものである。
【0019】入力レート計算部111は、コネクション
毎に到来するセル数に基づいて、ABRの各コネクショ
ンの入力レートを計算するものである。
【0020】ACR計算部113は、ABR制御部15
0から送り返されたRMセルに書き込まれたER情報
や、予めABRの各コネクション設定時に申告された最
低帯域及び最高帯域の情報、所定のABRコネクション
帯域を増やしてほしいという情報などに基づいて、各コ
ネクションのACR(許容セルレート)を計算するもの
である。
【0021】CCR設定部112は、入力レート計算部
111で計算されたABRの各コネクションの入力レー
トと、ACR計算部113で計算されたABRの各コネ
クションの許容セルレートとに基づいて、VCS部12
0から流す各コネクションのCCR(流出セルレート)
を設定するものである。
【0022】VCS部120は、ABRのコネクション
毎にキューが用意され、CCR設定部112が設定する
CCRに基づいて、コネクション毎にシェーピングして
ATMスイッチ部130に与えるものである。また、V
CS部120は、設定されたCCR情報を書き込んだR
Mセルを各コネクション毎に生成し、そのコネクション
のアドレスを付して送出セル間に挿入するものである。
【0023】ATMスイッチ部130は、到来セルのヘ
ッダ部に付されたアドレス情報に基づいて、到来セルを
各コネクション毎に交換接続するものである。
【0024】VPS部140は、サービスクラス毎にキ
ューが用意され、ATMスイッチ部130で交換された
セルをサービスクラス毎にシェーピングするものであ
る。ここで、VPS部140には、ABRコネクション
用のキューが用意されており、ABRサービスを受ける
コネクションのセルはすべてこのキューに溜められ、一
定レートで出力されることになる。
【0025】ABR制御部150は、ER計算部151
を有するものであり、このER計算部151は以下の機
能を有するものである。
【0026】ER計算部151は、VPS部140から
VCS部120で挿入されたRMセルが与えられると、
このRMセルからこのRMセルのコネクションのCCR
情報を読み出し、読み出したCCR情報と、今までに与
えられた他のABRコネクションのRMセルから読み出
した最新のCCR情報と、VPS部140でABRコネ
クションに割り当てられた帯域とに基づいて、この到来
RMセルのコネクションで現在流すことができるレート
を示すERを計算(具体的な計算方法は後述する)し、
計算したER情報をこのRMセルに書き込んで、送信元
であるABR制御部110へ送り返すものである。
【0027】(A−2) 動作の説明 以上のような構成を有するATM交換機の動作につい
て、図1及び図3を参照しながら説明する。
【0028】ABR制御部110では、到来するセル数
に基づいてABRの各コネクションの入力レートが計算
され、また、送り返されたRMセルに書き込まれたER
情報や、その他上述した各種情報に基づいてABRの各
コネクションのACR(許容セルレート)が計算され、
これら計算された入力レートと許容セルレートに基づい
て、VCS部120の各コネクションのCCRが設定さ
れる。
【0029】VCS部120では、ABRのコネクショ
ン毎にキューが用意され、到来したABRのセルが、A
BR制御部110で設定されたCCRに基づき各コネク
ション毎にシェーピングされてATMスイッチ部130
に与えらる。また、設定されたCCR情報が書き込まれ
たRMセルが各コネクション毎に生成されて、送出セル
間に挿入される。ATMスイッチ部130では、到来セ
ルのヘッダ部に付されたアドレス情報に基づいて各コネ
クション毎に交換接続され、VPS部140では、サー
ビスクラス毎にキューが用意され、ATMスイッチ部1
30で交換されたセルがサービスクラス毎にシェーピン
グされる。ここで、VPS部140には、ABRコネク
ション用のキューが用意されており、ABRサービスを
受けるコネクションのセルはすべてこのキューに溜めら
れ、一定レートで出力されることになる。
【0030】ここで、ABR制御部150(ER計算部
151)では、VPS部140からVCS部120で挿
入されたRMセルが与えられると、このRMセルからこ
のRMセルのコネクションのCCR情報が読み出され、
このCCR情報と、今までに与えられた他のABRコネ
クションのRMセルから読み出した最新のCCR情報
と、VPS部140でABRコネクションに割り当てら
れた帯域とに基づいて、この到来RMセルのコネクショ
ンで現在流すことができるレートを示すERが計算さ
れ、計算されたER情報がこのRMセルに書き込まれ
て、送信元であるABR制御部110へ送り返される。
【0031】図3は、ER計算部151におけるER計
算処理を示すフローチャートである。図3において、あ
るコネクションのRMセルがVPS部140から与えら
れると(ステップ301)、このRMセルに書き込まれ
たCCR情報が読み出され(ステップ302)、読み出
されたCCRに、VPS部140でABRコネクション
に割り当てられた帯域から、現時点でVCS部120か
ら流されているABRコネクションの全帯域(今までに
与えられた他の全てのABRコネクションの最新のCC
Rの合計)を引いたものが加われてERが計算される
(ステップ303)。ここで、算出したERが、予めこ
のコネクションの設定時に保障した最低帯域よりも低い
値であれば(ステップ304)、このERは最低帯域値
に書き換えられる(ステップ305)。このようにして
算出されたER情報は到来RMセルに書き込まれ、その
RMセルは送信元であるABR制御部110へ送り返さ
れることになる(ステップ306)。
【0032】なお、ABR制御部110では、送り返さ
れたRMセルのER情報に基づいて、このコネクション
の次のCCRが設定されることになる。
【0033】(A−3) 効果の説明 以上のように、この実施形態によれば、ABRの各コネ
クションのCCRと、VPS部140でABRコネクシ
ョンに割り当てられた帯域とから、現時点で各コネクシ
ョンが流すことができる帯域を示すERを計算するER
計算部151を有するので、ERの計算においてVPS
部140の輻輳情報を必要とせず、またその他の情報も
必要とせず、ER計算が簡単になり、ER計算部51の
ハードウェア構成が簡略化し、かつ計算速度も向上させ
ることができる。
【0034】(B) 第2の実施形態 以下、本発明によるセル受信側装置及びトラヒック制御
システムを、ABRのサービスクラスを保障するATM
ネットワークシステムの交換機に適用した第2の実施形
態について、図面を参照しながら詳述する。
【0035】(B−1) 構成の説明 図4は、この実施形態のATM交換機の構成を示すブロ
ック図である。図4において、このATM交換機は、A
BR制御部410とVCS部420とを備えた入側回線
IFと、ATMスイッチ部430と、VPS部440と
ABR制御部450とを備えた出側回線IFとを有す
る。
【0036】ここで、ABR制御部410とVCS部4
20とATMスイッチ部430とVPS部440とにつ
いては、第1の実施形態で説明した同一名称の構成要素
と同様なものなので、ここでの説明は省略する。従っ
て、以下、ABR制御部450について説明する。
【0037】ABR制御部450は、ER計算部451
を有するものであり、このER計算部451は、VPS
部440からVCS部420で挿入されたRMセルが与
えられると、このRMセルからこのコネクションのCC
R情報を読み出し、読み出したCCR情報と、与えられ
たRMセルのコネクションと同一グループの他のABR
コネクションのRMセルから読み出した最新のCCR情
報と、VPS部440でこの与えられたRMセルのコネ
クションのグループに割り当てられた帯域とに基づい
て、この到来RMセルのコネクションで現在流すことが
できるレートを示すERを計算(具体的な計算方法は後
述する)し、計算したER情報をこのRMセルに書き込
んで、送信元であるABR制御部410へ送り返すもの
である。
【0038】(B−2) 動作の説明 このような構成を有するATM交換機の動作を、第1の
実施形態とは異なる点を中心に、すなわち、ER計算部
451の計算処理について、図5を参照しながら説明す
る。
【0039】図5は、ER計算部451におけるER計
算処理を示すフローチャートである。図5において、あ
るコネクションのRMセルがVPS部440から与えら
れると(ステップ501)、このRMセルに書き込まれ
たCCR情報が読み出され(ステップ502)、読み出
されたCCRに、このコネクションが有するグループに
割り当てられた帯域から、現時点でVCS部420から
流されているこのグループのABRコネクションの全帯
域(このグループの他のABRコネクションの最新のC
CR情報の合計)を引いたものが加われてERが計算さ
れる(ステップ503)。ここで、計算したERが、予
めこのコネクションの設定時に保障した最低帯域よりも
低い値であれば(ステップ504)、このERは最低帯
域値に書き換えられる(ステップ505)。このように
して算出されたER情報は到来RMセルに書き込まれ、
そのRMセルは送信元であるABR制御部410へ送り
返されることになる(ステップ506)。
【0040】(B−3) 効果の説明 以上のように、この実施形態によれば、第1の実施形態
と同様の効果が得られると共に、ER計算部451にお
いて、ABRの各コネクションのCCRとVPS部44
0でABRコネクションに割り当てられた帯域とを、分
割されたABRグループ毎に管理及び設定するので、V
PS部440内にもつABRコネクション用の物理的な
キューは一つであるが、論理的にグループ別にキューを
持った場合と同様な効果が得られ、第1の実施形態と同
様な構成で、ERをグループ毎に管理することができ
る。
【0041】(C) 他の実施形態 なお、上記各実施形態では、ABRのサービスクラスを
保障するATMネットワークシステムの交換機に本発明
を適用したものを示したが、ATMネットワークシステ
ム上の他の装置及びシステムにも適用できることは勿論
である。
【0042】また、上記各実施形態では、ABR以外の
他のサービスクラスも混在する場合を示したが、勿論、
ABRのみのサービスクラスのセルを交換するものであ
っても良い。
【0043】さらに、上記各実施形態では、ABRサー
ビスクラスに対してトラヒック制御を行うものを示した
が、今後ABRと同様なサービスクラスが規定され、同
様なトラヒック制御を行う場合には、そのサービスクラ
スに適用できることは勿論である。すなわち、ABRサ
ービスクラスには限定されない。
【0044】さらにまた、上記各実施形態では、ATM
交換機において、入側回線IFと出側回線IFをそれぞ
れ1つ有するものを示したが、そのどちらか一方又は双
方が複数ある場合であっても(この場合の方が現実的に
多い)同様に本発明を適用できる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、第1及び第2の本発明に
よれば、(1)各コネクションの最新の伝送帯域を記憶
し、資源管理用セルが到来すると、到来した資源管理用
セルに有する伝送帯域情報に基づいて、その資源管理用
セルのコネクションの最新の伝送帯域を更新する伝送帯
域記憶手段と、(2)資源管理用セルが到来すると、到
来した資源管理用セルのコネクションで伝送可能な帯域
を、上記伝送帯域記憶手段に記憶している各コネクショ
ンの最新の伝送帯域とコネクション全体に割り当てられ
た最大伝送帯域とから計算し、計算した伝送可能帯域情
報を有する資源管理用セルを返送する資源管理用セル返
送手段とを有するので、伝送可能帯域の計算要素が各コ
ネクションの最新の伝送帯域とコネクション全体に割り
当てられた最大伝送帯域のみで、他の要素を必要とせ
ず、伝送可能帯域の計算が簡単になり、そのため、ハー
ドウェア構成が簡略化し、かつ処理速度が速くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のATM交換機の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】従来のERマーキング方式の動作説明図であ
る。
【図3】第1の実施形態のER計算部151におけるE
R計算処理を示すフローチャートである。
【図4】第2の実施形態のATM交換機の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】第2の実施形態のER計算部451におけるE
R計算処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
140…VPS部、151…ER計算部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1又は複数のスイッチ手段を介して、情
    報セル間に挿入された各コネクションの伝送帯域情報を
    有する資源管理用セルを受信するセル受信側装置におい
    て、 各コネクションの最新の伝送帯域を記憶し、資源管理用
    セルが到来すると、到来した資源管理用セルに有する伝
    送帯域情報に基づいて、その資源管理用セルのコネクシ
    ョンの最新の伝送帯域を更新する伝送帯域記憶手段と、 資源管理用セルが到来すると、到来した資源管理用セル
    のコネクションで伝送可能な帯域を、上記伝送帯域記憶
    手段に記憶している各コネクションの最新の伝送帯域と
    コネクション全体に割り当てられた最大伝送帯域とから
    計算し、計算した伝送可能帯域情報を有する資源管理用
    セルを返送する資源管理用セル返送手段とを有すること
    を特徴とするセル受信側装置。
  2. 【請求項2】 上記資源管理用セル返送手段は、各コネ
    クションを任意の複数グループに分割し、到来した資源
    管理用セルのコネクションで伝送可能な帯域を、そのコ
    ネクションのグループに割り当てられた最大伝送帯域と
    上記伝送帯域記憶手段に記憶しているそのグループの各
    コネクションの最新の伝送帯域とから計算することを特
    徴とする請求項1に記載のセル受信側装置。
  3. 【請求項3】 上記伝送帯域記憶手段は、所定サービス
    クラスの各コネクションに対して、最新の伝送帯域を記
    憶し、 上記資源管理用セル返送手段は、上記所定のサービスク
    ラスの各コネクションに対して、到来した資源管理用セ
    ルのコネクションで伝送可能な帯域を計算して資源管理
    用セルを返送することを特徴とする請求項1又は2に記
    載のセル受信側装置。
  4. 【請求項4】 上記所定のサービスクラスは、ABRサ
    ービスクラスであることを特徴とする請求項3に記載の
    セル受信側装置。
  5. 【請求項5】 1又は複数のスイッチ手段を介して伝送
    する情報セルの送信側に、各コネクション毎にそのコネ
    クションの伝送帯域情報を有する資源管理用セルを挿入
    する資源管理用セル挿入手段を備えるトラヒック制御シ
    ステムにおいて、 上記スイッチ手段を介して伝送する情報セルの受信側
    に、各コネクションの最新の伝送帯域を記憶し、資源管
    理用セルが到来すると、到来した資源管理用セルに有す
    る伝送帯域情報に基づいて、その資源管理用セルのコネ
    クションの最新の伝送帯域を更新する伝送帯域記憶手段
    と、 上記スイッチ手段を介して伝送する情報セルの受信側
    に、資源管理用セルが到来すると、到来した資源管理用
    セルのコネクションで伝送可能な帯域を、上記伝送帯域
    記憶手段に記憶している各コネクションの最新の伝送帯
    域とコネクション全体に割り当てられた最大伝送帯域と
    から計算し、計算した伝送可能帯域情報を有する資源管
    理用セルを返送する資源管理用セル返送手段と、 上記スイッチ手段を介して伝送する情報セルの送信側
    に、上記資源管理用セル返送手段から返送された資源管
    理用セルの伝送可能帯域情報に少なくとも基づいて、各
    コネクションの次の伝送帯域を決定し、決定した伝送帯
    域で情報セルを上記スイッチ手段へ送信する送信帯域制
    御手段とを有することを特徴とするトラヒック制御シス
    テム。
  6. 【請求項6】 上記資源管理用セル返送手段は、各コネ
    クションを任意の複数グループに分割し、到来した資源
    管理用セルのコネクションで伝送可能な帯域を、そのコ
    ネクションのグループに割り当てられた最大伝送帯域と
    上記伝送帯域記憶手段に記憶しているそのグループの各
    コネクションの最新の伝送帯域とから計算することを特
    徴とする請求項5に記載のトラヒック制御システム。
  7. 【請求項7】 上記資源管理用セル挿入手段は、所定の
    サービスクラスの各コネクションに対して資源管理用セ
    ルを挿入し、 上記伝送帯域記憶手段は、上記所定サービスクラスの各
    コネクションに対して、最新の伝送帯域を記憶し、 上記資源管理用セル返送手段は、上記所定のサービスク
    ラスの各コネクションに対して、到来した資源管理用セ
    ルのコネクションで伝送可能な帯域を計算して資源管理
    用セルを返送し、 上記送信帯域制御手段は、上記所定のサービスクラスの
    各コネクションに対して次の伝送帯域を決定し、決定し
    た伝送帯域で情報セルを送信することを特徴とする請求
    項5又は6に記載のトラヒック制御システム。
  8. 【請求項8】 上記所定のサービスクラスは、ABRサ
    ービスクラスであることを特徴とする請求項7に記載の
    トラヒック制御システム。
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