JPH10293434A - 画像処理装置及び方法及び記憶媒体 - Google Patents
画像処理装置及び方法及び記憶媒体Info
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- JPH10293434A JPH10293434A JP9103222A JP10322297A JPH10293434A JP H10293434 A JPH10293434 A JP H10293434A JP 9103222 A JP9103222 A JP 9103222A JP 10322297 A JP10322297 A JP 10322297A JP H10293434 A JPH10293434 A JP H10293434A
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- image data
- recording medium
- forming unit
- processing apparatus
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- Color Electrophotography (AREA)
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- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 印字画像を形成した状況を識別するための付
加情報を入力画像に付加する際に、画像印字の状況に適
した効率の良い付加情報の付加方法を提供する。 【解決手段】 画像データを用いて画像形成する所定の
画像形成部と接続する画像処理装置であって、同一の記
録媒体の第1面及び第2面に形成されるべき第1画像デ
ータを入力する入力手段と、該入力手段により入力され
た第1画像データに対して付加情報を人間の目に識別し
にくく付加し、第2画像データを生成する情報付加手段
と、前記画像形成部による画像形成が記録媒体の両面に
行われる時、前記記録媒体の第1面の画像形成に用いる
画像データとして第1画像データを前記画像形成部に出
力し、前記記録媒体の第2面の画像形成に用いる画像デ
ータとして第2画像データを前記画像形成部に出力する
出力手段とを有することを特徴とする。
加情報を入力画像に付加する際に、画像印字の状況に適
した効率の良い付加情報の付加方法を提供する。 【解決手段】 画像データを用いて画像形成する所定の
画像形成部と接続する画像処理装置であって、同一の記
録媒体の第1面及び第2面に形成されるべき第1画像デ
ータを入力する入力手段と、該入力手段により入力され
た第1画像データに対して付加情報を人間の目に識別し
にくく付加し、第2画像データを生成する情報付加手段
と、前記画像形成部による画像形成が記録媒体の両面に
行われる時、前記記録媒体の第1面の画像形成に用いる
画像データとして第1画像データを前記画像形成部に出
力し、前記記録媒体の第2面の画像形成に用いる画像デ
ータとして第2画像データを前記画像形成部に出力する
出力手段とを有することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像に付加情
報を付加する画像処理装置及び方法及び記憶媒体に関す
るものである。
報を付加する画像処理装置及び方法及び記憶媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】以下、図面に基づいて従来の技術を詳細
に説明する。
に説明する。
【0003】図4は従来の電子写真方式の一つである中
間転写体を用いたフルカラー画像処理装置Aを示す図で
ある。フルカラー画像処理装置Aには反転給紙ユニットB
が装着されている。
間転写体を用いたフルカラー画像処理装置Aを示す図で
ある。フルカラー画像処理装置Aには反転給紙ユニットB
が装着されている。
【0004】図中、フルカラー画像処理装置A内には感
光ドラム1、ローラ帯電器2を有し、更に感光ドラム1
の左辺には、複数個の現像器4a,4b,4c,4dを回転可
能を担持する支持体3を有する。
光ドラム1、ローラ帯電器2を有し、更に感光ドラム1
の左辺には、複数個の現像器4a,4b,4c,4dを回転可
能を担持する支持体3を有する。
【0005】感光ドラム1の下方にはローラ25a,25
b,25cによって張架された中間転写体5が配置されて
いる。また、本装置内の上方には、露光装置を構成する
レーザーダイオード7、高速モーター8によって、回転
駆動される多面鏡9、レンズ10、及び折り返しミラー
11が配置されているる。
b,25cによって張架された中間転写体5が配置されて
いる。また、本装置内の上方には、露光装置を構成する
レーザーダイオード7、高速モーター8によって、回転
駆動される多面鏡9、レンズ10、及び折り返しミラー
11が配置されているる。
【0006】次に画像形成の手順を簡単に説明する。外
部のホストコンピュータ等からの画像データを不図示の
画像入力部から入力すると、多面鏡9の回転などの所定
の初期動作がスタートする。画像データとしてはマゼン
タ(以下、Mと略す)、シアン(以下、Cと略す)、イ
エロー(以下、Yと略す)、ブラック(以下、Bkと略
す)の面順次のデータが送られてくる。
部のホストコンピュータ等からの画像データを不図示の
画像入力部から入力すると、多面鏡9の回転などの所定
の初期動作がスタートする。画像データとしてはマゼン
タ(以下、Mと略す)、シアン(以下、Cと略す)、イ
エロー(以下、Yと略す)、ブラック(以下、Bkと略
す)の面順次のデータが送られてくる。
【0007】まず、画像入力部から入力されたM色の画
像データをレーザドライバ12に入力する。そして、レ
ーザドライバ12は画像データに基づいてレーザダイオ
ード7から光ビームを発光させ、発光した光ビームは多
面鏡9、レンズ10、及び折り返しミラー11を経由す
る光路13を介して感光ドラム1に照射され、潜像を形
成する。
像データをレーザドライバ12に入力する。そして、レ
ーザドライバ12は画像データに基づいてレーザダイオ
ード7から光ビームを発光させ、発光した光ビームは多
面鏡9、レンズ10、及び折り返しミラー11を経由す
る光路13を介して感光ドラム1に照射され、潜像を形
成する。
【0008】なお、感光ドラム1は2次元方向の潜像を
形成するために副走査方向(矢印方向)に回転しながら
上記光ビームを受光する。形成された潜像はまず現像装
置4aのトナー(ここではM色のトナーとする)を付着
させることにより可視化される。中間転写体5は感光ド
ラム1と略同速で矢印方向に回転しており、感光ドラム
1上に形成担持された可視化されたトナー像はバイアス
印加された一次転写ローラ14によって中間転写体5の
外周面に一次転写される。このトナー像は必要な色のト
ナー像全てを重畳するまで担持される。
形成するために副走査方向(矢印方向)に回転しながら
上記光ビームを受光する。形成された潜像はまず現像装
置4aのトナー(ここではM色のトナーとする)を付着
させることにより可視化される。中間転写体5は感光ド
ラム1と略同速で矢印方向に回転しており、感光ドラム
1上に形成担持された可視化されたトナー像はバイアス
印加された一次転写ローラ14によって中間転写体5の
外周面に一次転写される。このトナー像は必要な色のト
ナー像全てを重畳するまで担持される。
【0009】以上の行程をC、Y、Bkの色の画像デー
タについても行い、中間転写体5上に順次重畳して行
く。これにより中間転写体5上にM、C、Y、Bkから
なるカラー画像が形成される。
タについても行い、中間転写体5上に順次重畳して行
く。これにより中間転写体5上にM、C、Y、Bkから
なるカラー画像が形成される。
【0010】次に記録媒体カセット15に積載されてい
る記録媒体Pは、半月給紙ローラ16によりピックアッ
プされ、シート材分離ローラ17によって一枚ごとに分
離されて、搬送ローラ18によってレジ前ガイド19に
沿ってレジストローラ20に搬送される。そして、レジ
ストローラ20まで給紙された記録媒体Pは中間転写体
上に形成されたカラー画像と同期して送り出され、バイ
アス印加された二次転写ローラ21によって中間転写体
上のトナー像は記録媒体Pへ転写される。
る記録媒体Pは、半月給紙ローラ16によりピックアッ
プされ、シート材分離ローラ17によって一枚ごとに分
離されて、搬送ローラ18によってレジ前ガイド19に
沿ってレジストローラ20に搬送される。そして、レジ
ストローラ20まで給紙された記録媒体Pは中間転写体
上に形成されたカラー画像と同期して送り出され、バイ
アス印加された二次転写ローラ21によって中間転写体
上のトナー像は記録媒体Pへ転写される。
【0011】更に記録媒体Pは、搬送ベルト22によっ
て定着装置23まで搬送され溶融固着されることにより
カラー画像が得られる。定着装置23を通ったカラー画
像は排紙フラッパ26により向きを変えられて所定の排
紙トレーに導かれる。
て定着装置23まで搬送され溶融固着されることにより
カラー画像が得られる。定着装置23を通ったカラー画
像は排紙フラッパ26により向きを変えられて所定の排
紙トレーに導かれる。
【0012】また、中間転写体5上に残留したトナーは
中間転写体クリーナー24により清掃される。また、感
光ドラム1上に残留したトナーもファーブラシ、ブレー
ド手段等のクリーニング装置6によって清掃される。
中間転写体クリーナー24により清掃される。また、感
光ドラム1上に残留したトナーもファーブラシ、ブレー
ド手段等のクリーニング装置6によって清掃される。
【0013】以上の処理により1画面分のカラー画像の
印字が完了する。
印字が完了する。
【0014】次に両面印字に必要な更なる動作を説明す
る。27,28,29,30は回転可能に担持された搬送
ローラである。31は紙センサフラグで回転可能に担持
され不図示のねじりコイルバネで用紙搬送方向の逆方向
に付勢されている。
る。27,28,29,30は回転可能に担持された搬送
ローラである。31は紙センサフラグで回転可能に担持
され不図示のねじりコイルバネで用紙搬送方向の逆方向
に付勢されている。
【0015】このフラグ31の動きは常に不図示のフォ
トセンサによってモニターされている。32は回転可能
に担持されたスイッチバックローラである。この構成に
おいて、ホスト側からあるいは画像処理装置本体に取り
つけられたスイッチをユーザーが操作する等の両面印字
の指示があった場合、画像処理装置本体は転写紙の1面
目の画像形成が終わると排紙フラッパ26の向きを変
え、定着器23を出た転写紙Pを矢印a方向に排出する。
トセンサによってモニターされている。32は回転可能
に担持されたスイッチバックローラである。この構成に
おいて、ホスト側からあるいは画像処理装置本体に取り
つけられたスイッチをユーザーが操作する等の両面印字
の指示があった場合、画像処理装置本体は転写紙の1面
目の画像形成が終わると排紙フラッパ26の向きを変
え、定着器23を出た転写紙Pを矢印a方向に排出する。
【0016】転写紙Pは入口ガイド33に導かれ搬送ロ
ーラ27のニップに突入し、同ローラにより搬送され
る。転写紙Pは矢印b方向に搬送され紙センサフラグ31
を押し倒しスイッチバックローラ32に突入する。
ーラ27のニップに突入し、同ローラにより搬送され
る。転写紙Pは矢印b方向に搬送され紙センサフラグ31
を押し倒しスイッチバックローラ32に突入する。
【0017】転写紙Pは矢印b方向に搬送され転写紙後端
が紙センサフラグ31を越える。するとフォトセンサが
フラグ31の動きを検知し、所定の時間後にスイッチバ
ックローラ32を止め逆回転させる。転写紙Pは紙ガイ
ド34に沿って矢印c方向に搬送され、反転が完了す
る。反転した転写紙Pは搬送ローラ28,29,30を通
って画像処理装置本体内の搬送ローラ18に送られレジ
ストローラ20に送られる。一方、転写紙Pが反転給紙
装置によって反転されている間に画像処理装置本体で
は、転写紙Pにおいて先の画像印字の行われた面とは別
の面に印字するための画像が形成されている。
が紙センサフラグ31を越える。するとフォトセンサが
フラグ31の動きを検知し、所定の時間後にスイッチバ
ックローラ32を止め逆回転させる。転写紙Pは紙ガイ
ド34に沿って矢印c方向に搬送され、反転が完了す
る。反転した転写紙Pは搬送ローラ28,29,30を通
って画像処理装置本体内の搬送ローラ18に送られレジ
ストローラ20に送られる。一方、転写紙Pが反転給紙
装置によって反転されている間に画像処理装置本体で
は、転写紙Pにおいて先の画像印字の行われた面とは別
の面に印字するための画像が形成されている。
【0018】そして、レジストローラ20まで給紙され
た記録媒体Pは中間転写体上の画像と同期して送り出さ
れ、バイアス印加された二次転写ローラ21によって中
間転写体上のトナー像は記録媒体へ転写される。更に転
写紙Pは、搬送ベルト22によって定着装置23まで搬
送され溶融固着されることにより転写紙Pの両面に印字
されたカラー画像が得られる。排紙フラッパ26は、こ
の時向きを変え所定の排紙トレーに両面印字された画像
が排紙される。このようにして両面印字された画像を得
ることができる。
た記録媒体Pは中間転写体上の画像と同期して送り出さ
れ、バイアス印加された二次転写ローラ21によって中
間転写体上のトナー像は記録媒体へ転写される。更に転
写紙Pは、搬送ベルト22によって定着装置23まで搬
送され溶融固着されることにより転写紙Pの両面に印字
されたカラー画像が得られる。排紙フラッパ26は、こ
の時向きを変え所定の排紙トレーに両面印字された画像
が排紙される。このようにして両面印字された画像を得
ることができる。
【0019】近年、画像処理装置の性能の向上はめざま
しく、高画質な印刷が可能となってきた。このため、高
性能の画像処理装置が紙幣等の有価証券を示す画像デー
タからほぼ同一の画像を形成することも可能である。
しく、高画質な印刷が可能となってきた。このため、高
性能の画像処理装置が紙幣等の有価証券を示す画像デー
タからほぼ同一の画像を形成することも可能である。
【0020】しかしながら上述したような画像形成は好
ましくなく、抑止する必要がある。この抑止の一方法と
して、画像処理装置から出力される印刷物には、その画
像処理装置固有の製造番号等をコード化し、付加パター
ンとして人間の目に識別しにくく埋め込む方法がある。
ましくなく、抑止する必要がある。この抑止の一方法と
して、画像処理装置から出力される印刷物には、その画
像処理装置固有の製造番号等をコード化し、付加パター
ンとして人間の目に識別しにくく埋め込む方法がある。
【0021】これにより不正に画像形成された印字画像
から、この画像を形成した画像処理装置を割り出すこと
ができる。
から、この画像を形成した画像処理装置を割り出すこと
ができる。
【0022】また、付加パターンは人間の目に識別しに
くいイエロー面の画像データに対してのみ埋め込まれる
ため、見た目の画質を劣化させずにすむ。
くいイエロー面の画像データに対してのみ埋め込まれる
ため、見た目の画質を劣化させずにすむ。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
両面印字を行う場合には機械的に上記付加パターンを両
面に印字していた。よって用紙の片面が濃度の薄い画像
であった場合等にはイエロー面の画像にのみ付加パター
ンを付加するとしても、十分目立ってしまう可能性があ
った。
両面印字を行う場合には機械的に上記付加パターンを両
面に印字していた。よって用紙の片面が濃度の薄い画像
であった場合等にはイエロー面の画像にのみ付加パター
ンを付加するとしても、十分目立ってしまう可能性があ
った。
【0024】本発明は上記従来例に鑑み、印字画像を形
成した状況を識別するための付加情報を入力画像に付加
する際に、画像印字の状況に適した効率の良い付加情報
の付加方法を提供することを目的とする。
成した状況を識別するための付加情報を入力画像に付加
する際に、画像印字の状況に適した効率の良い付加情報
の付加方法を提供することを目的とする。
【0025】また、上記目的を達成するために、両面印
字の際の一方の面に付加情報を埋め込む事とした場合、
画質の劣化をできるだけ抑える様に付加情報を埋め込ま
れるのに適した面を選択する方法を提供することを更な
る目的とする。
字の際の一方の面に付加情報を埋め込む事とした場合、
画質の劣化をできるだけ抑える様に付加情報を埋め込ま
れるのに適した面を選択する方法を提供することを更な
る目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため本発明の請求項1に記載の画像処理装置によれば、
画像データを用いて画像形成する所定の画像形成部と接
続する画像処理装置であって、同一の記録媒体の第1面
及び第2面に形成されるべき第1画像データを入力する
入力手段と、該入力手段により入力された第1画像デー
タに対して付加情報を人間の目に識別しにくく付加し、
第2画像データを生成する情報付加手段と、前記画像形
成部による画像形成が記録媒体の両面に行われる時、前
記記録媒体の第1面の画像形成に用いる画像データとし
て第1画像データを前記画像形成部に出力し、前記記録
媒体の第2面の画像形成に用いる画像データとして第2
画像データを前記画像形成部に出力する出力手段とを有
することを特徴とする。
ため本発明の請求項1に記載の画像処理装置によれば、
画像データを用いて画像形成する所定の画像形成部と接
続する画像処理装置であって、同一の記録媒体の第1面
及び第2面に形成されるべき第1画像データを入力する
入力手段と、該入力手段により入力された第1画像デー
タに対して付加情報を人間の目に識別しにくく付加し、
第2画像データを生成する情報付加手段と、前記画像形
成部による画像形成が記録媒体の両面に行われる時、前
記記録媒体の第1面の画像形成に用いる画像データとし
て第1画像データを前記画像形成部に出力し、前記記録
媒体の第2面の画像形成に用いる画像データとして第2
画像データを前記画像形成部に出力する出力手段とを有
することを特徴とする。
【0027】また、請求項10に記載の画像処理装置に
よれば、画像データを用いて画像形成する所定の画像形
成部と接続する画像処理装置であって、同一の記録媒体
の第1面及び第2面に形成されるべき第1画像データを
入力する入力手段と、該入力手段により入力された第1
画像データに対して付加情報を人間の目に識別しにくく
付加し、第2画像データを生成する情報付加手段と、前
記画像形成部による画像形成が記録媒体の両面に行われ
る時、前記記録媒体の第1面の画像形成に用いる画像デ
ータとして第1画像データ及び前記記録媒体の第2面の
画像形成に用いる画像データとして第2画像データを前
記画像形成部に出力するか、もしくは前記記録媒体の第
1面の画像形成に用いる画像データとして第2画像デー
タ及び前記記録媒体の第2面の画像形成に用いる画像デ
ータとして第1画像データを前記画像形成部に出力する
か選択的に行う出力手段とを有することを特徴とする。
よれば、画像データを用いて画像形成する所定の画像形
成部と接続する画像処理装置であって、同一の記録媒体
の第1面及び第2面に形成されるべき第1画像データを
入力する入力手段と、該入力手段により入力された第1
画像データに対して付加情報を人間の目に識別しにくく
付加し、第2画像データを生成する情報付加手段と、前
記画像形成部による画像形成が記録媒体の両面に行われ
る時、前記記録媒体の第1面の画像形成に用いる画像デ
ータとして第1画像データ及び前記記録媒体の第2面の
画像形成に用いる画像データとして第2画像データを前
記画像形成部に出力するか、もしくは前記記録媒体の第
1面の画像形成に用いる画像データとして第2画像デー
タ及び前記記録媒体の第2面の画像形成に用いる画像デ
ータとして第1画像データを前記画像形成部に出力する
か選択的に行う出力手段とを有することを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の各実施の形態を説明する。なお、図4の従来例と同様
な構成を有する部分については同一の番号を付して説明
を省略する。
の各実施の形態を説明する。なお、図4の従来例と同様
な構成を有する部分については同一の番号を付して説明
を省略する。
【0029】図1において、35はCPUであり画像処理
装置全体の制御及び画像処理を行うものである。36は
読み書き可能なメモリ(RAM)である。また、37は読
み出し専用のメモリ(ROM)であり、CPU35が画像処理
装置を制御するためのプログラムや各種データが書き込
まれている。
装置全体の制御及び画像処理を行うものである。36は
読み書き可能なメモリ(RAM)である。また、37は読
み出し専用のメモリ(ROM)であり、CPU35が画像処理
装置を制御するためのプログラムや各種データが書き込
まれている。
【0030】また、38は本画像処理装置を特定するこ
とのできる付加情報(機体番号、機種番号等)を発生す
る付加情報発生部である。また、RAM36内には印字モ
ード設定フラグ39が格納されている。この印字モード
設定フラグ39は、次に印字モードが記録媒体Pの両面
に印字する両面印字モードであるか、記録媒体Pの片面
に印字する片面印字モードであるかを示すフラグであ
る。
とのできる付加情報(機体番号、機種番号等)を発生す
る付加情報発生部である。また、RAM36内には印字モ
ード設定フラグ39が格納されている。この印字モード
設定フラグ39は、次に印字モードが記録媒体Pの両面
に印字する両面印字モードであるか、記録媒体Pの片面
に印字する片面印字モードであるかを示すフラグであ
る。
【0031】この印字モード設定フラグ39は、画像処
理装置本体に取りつけられたスイッチによっても設定で
きるが、ホスト等の外部機器からの設定が優先される。
理装置本体に取りつけられたスイッチによっても設定で
きるが、ホスト等の外部機器からの設定が優先される。
【0032】また、40はPWM部であり、CPU35により
必要な画像処理を行った後の画像データを入力し、公知
のPWM処理を行うものである。このPWM処理された画像デ
ータに基づいてレーザドライバ12が駆動する。
必要な画像処理を行った後の画像データを入力し、公知
のPWM処理を行うものである。このPWM処理された画像デ
ータに基づいてレーザドライバ12が駆動する。
【0033】次に、本発明における画像処理モードにつ
いて説明する。
いて説明する。
【0034】第1画像処理モードはホストコンピュータ
等の外部機器から入力された画像データを所定の濃度処
理、色処理等を行った後、上記付加情報を付加すること
なく印字するモードであり、第2画像処理モードはホス
トコンピュータ等の外部機器から入力された画像データ
に対して所定の濃度処理、色処理等を行った後、更に上
記付加情報を付加してから印字するモードである。
等の外部機器から入力された画像データを所定の濃度処
理、色処理等を行った後、上記付加情報を付加すること
なく印字するモードであり、第2画像処理モードはホス
トコンピュータ等の外部機器から入力された画像データ
に対して所定の濃度処理、色処理等を行った後、更に上
記付加情報を付加してから印字するモードである。
【0035】この第2画像処理モードは、外部機器から
M、C、Y、Bkの各色の画像データを順次入力して、各色
画像データの可視化及び重畳及び転写を行ってゆく際
に、M、C、Bkの画像データが入力された時にはそのまま
レーザドライバ12に入力し、外部機器からYの画像デ
ータが入力された時にのみCPU35が付加情報発生部3
8から発生させた本画像処理装置を特定することのでき
る付加情報を人間の目に識別しにくく付加した後にPW
M部40を介してレーザドライバ12に入力するもので
ある。
M、C、Y、Bkの各色の画像データを順次入力して、各色
画像データの可視化及び重畳及び転写を行ってゆく際
に、M、C、Bkの画像データが入力された時にはそのまま
レーザドライバ12に入力し、外部機器からYの画像デ
ータが入力された時にのみCPU35が付加情報発生部3
8から発生させた本画像処理装置を特定することのでき
る付加情報を人間の目に識別しにくく付加した後にPW
M部40を介してレーザドライバ12に入力するもので
ある。
【0036】この付加情報の付加方法の一例を以下に説
明する。
明する。
【0037】付加情報はドットパターンとして付加され
る。このドットパターンの構成が付加情報発生部38に
格納されている。図5にドットパターンの配置図を示
す。図5において201はドットセットであり、各ドッ
トセットは図6の様な中央の濃度加算部301とその両
端の濃度減算部302により構成されている。
る。このドットパターンの構成が付加情報発生部38に
格納されている。図5にドットパターンの配置図を示
す。図5において201はドットセットであり、各ドッ
トセットは図6の様な中央の濃度加算部301とその両
端の濃度減算部302により構成されている。
【0038】この濃度加算部301は入力された画像デ
ータ(本実施の形態の場合Yの多値画像データ)に一定
の値を加算して濃度を上昇させ、濃度減算部302は一
定の値を減算して濃度を下降させる。
ータ(本実施の形態の場合Yの多値画像データ)に一定
の値を加算して濃度を上昇させ、濃度減算部302は一
定の値を減算して濃度を下降させる。
【0039】なお、図5の枠によって囲まれた領域20
2はドットパターンの1単位であり、図からわかる様に
複数のドットセットにより構成されている。この複数の
ドットセットの位置関係により付加情報を表すことがで
きる。例えば画像処理装置の付加情報として機体番号及
び機種番号を合成して32ビットで表す場合には、図中
d1〜d8が表現できる距離を16(4ビット)等分し、こ
のd1〜d8の各距離により4ビット×8の情報を表す。
2はドットパターンの1単位であり、図からわかる様に
複数のドットセットにより構成されている。この複数の
ドットセットの位置関係により付加情報を表すことがで
きる。例えば画像処理装置の付加情報として機体番号及
び機種番号を合成して32ビットで表す場合には、図中
d1〜d8が表現できる距離を16(4ビット)等分し、こ
のd1〜d8の各距離により4ビット×8の情報を表す。
【0040】また、このドットパターンは1画面中のど
の領域を切り取られても判読できるように、1画面中に
周期的に繰り返して付加する。以上の付加処理の際の画
像処理はCPU35が行う。
の領域を切り取られても判読できるように、1画面中に
周期的に繰り返して付加する。以上の付加処理の際の画
像処理はCPU35が行う。
【0041】また付加処理の際の画像処理はCPU35で
行わずに、内部に別の画像処理部を有しても良い。この
場合の簡単な構成を図7に示す。
行わずに、内部に別の画像処理部を有しても良い。この
場合の簡単な構成を図7に示す。
【0042】図7には装置内部にドットパターン加算部
41が示されている。外部機器からCPU35を経由して
1画面分ずつ入力されたM、C、Y、Bkの画像データは、
ドットパターン加算部41に入力される。これと同時
に、CPU35からドットパターンを付加するか否かを制
御する制御信号が入力される。たとえば、片面印字モー
ドの際にYの画像データを入力した場合には、ドットパ
ターンを付加する制御信号を入力する。よってドットパ
ターン加算部41はYの画像データに対して、別の信号
線から入力される付加情報発生部38に格納されたドッ
トパターンを入力し、このドットパターンをYの画像デ
ータが示す画像の対応する位置に順次付加してゆく。こ
の付加処理が施された後に公知のPWM処理を行うPWM部4
0に出力する。また、Y以外の色の画像データを入力し
た時、即ちCPU35からドットパターンを付加しない制
御を行う制御信号が入力された時にはドットパターン加
算部41は処理を行わずにPWM部40にそのまま出力す
る。
41が示されている。外部機器からCPU35を経由して
1画面分ずつ入力されたM、C、Y、Bkの画像データは、
ドットパターン加算部41に入力される。これと同時
に、CPU35からドットパターンを付加するか否かを制
御する制御信号が入力される。たとえば、片面印字モー
ドの際にYの画像データを入力した場合には、ドットパ
ターンを付加する制御信号を入力する。よってドットパ
ターン加算部41はYの画像データに対して、別の信号
線から入力される付加情報発生部38に格納されたドッ
トパターンを入力し、このドットパターンをYの画像デ
ータが示す画像の対応する位置に順次付加してゆく。こ
の付加処理が施された後に公知のPWM処理を行うPWM部4
0に出力する。また、Y以外の色の画像データを入力し
た時、即ちCPU35からドットパターンを付加しない制
御を行う制御信号が入力された時にはドットパターン加
算部41は処理を行わずにPWM部40にそのまま出力す
る。
【0043】(第1実施の形態)以下、図1の構成図と
図2のフローチャートを用いて本発明の第1実施の形態
における画像形成の動作を説明する。
図2のフローチャートを用いて本発明の第1実施の形態
における画像形成の動作を説明する。
【0044】外部機器から印字命令が入力されると、CP
U35は所定の画像形成動作を開始する(S21)。
U35は所定の画像形成動作を開始する(S21)。
【0045】次に、外部機器からの印字モードの設定の
指示の有無を調べ(S22)、印字モードの指示があれ
ば印字モードの設定フラグ39をセットし(S23)、
指示がなければあらかじめ本体で設定されているフラグ
のままにする。なお、この設定フラグ39の初期設定は
片面印字モードにする。
指示の有無を調べ(S22)、印字モードの指示があれ
ば印字モードの設定フラグ39をセットし(S23)、
指示がなければあらかじめ本体で設定されているフラグ
のままにする。なお、この設定フラグ39の初期設定は
片面印字モードにする。
【0046】次にCPU35は印字モード設定フラグを調
べ片面印字モードに設定されているか両面印字モードに
設定されているかを判定する(S24)。
べ片面印字モードに設定されているか両面印字モードに
設定されているかを判定する(S24)。
【0047】S24の判定の結果、片面印字モードであ
った場合には、CPU35は第2画像処理モードの画像形
成を行う(S25)。続いてCPU35は記録媒体Pが定着
されるタイミングに同期してフラッパ26を動かし、所
定の排紙トレイに定着された記録媒体Pを導く(S2
6)。
った場合には、CPU35は第2画像処理モードの画像形
成を行う(S25)。続いてCPU35は記録媒体Pが定着
されるタイミングに同期してフラッパ26を動かし、所
定の排紙トレイに定着された記録媒体Pを導く(S2
6)。
【0048】一方、S24の判定の結果が両面印字であ
った場合には、まず1面目に第2画像処理モードの画像
形成を行う(S27)。続いて2面目に第1画像処理モ
ードの画像形成を行う(S28)。そして、CPU35は記
録媒体Pが定着されるタイミングに同期してフラッパ2
6を動かし、所定の排紙トレイに定着された記録媒体P
を導く(S26)。
った場合には、まず1面目に第2画像処理モードの画像
形成を行う(S27)。続いて2面目に第1画像処理モ
ードの画像形成を行う(S28)。そして、CPU35は記
録媒体Pが定着されるタイミングに同期してフラッパ2
6を動かし、所定の排紙トレイに定着された記録媒体P
を導く(S26)。
【0049】以上の様に片面印字モードの際には必ず第
2の画像処理モードにより、画像に付加情報を付加した
後に印字する様にし、両面印字モードの際には一方の面
にのみ第2の画像処理モードによる印字を行う様にする
ことで付加情報を付加することの必要最小限の効果を得
ることができる。即ち、本実施の形態によれば、上記付
加情報の付加は記録媒体Pの1部を切り取られて使用し
た場合にも画像の形成された状況を追跡できるように記
録媒体Pの全面に付加することが必要であるが、必ずし
も両面に印字する必要はないことを考慮して、両面印字
モードの際には片面のみ付加情報を付加する様にしたも
のである。
2の画像処理モードにより、画像に付加情報を付加した
後に印字する様にし、両面印字モードの際には一方の面
にのみ第2の画像処理モードによる印字を行う様にする
ことで付加情報を付加することの必要最小限の効果を得
ることができる。即ち、本実施の形態によれば、上記付
加情報の付加は記録媒体Pの1部を切り取られて使用し
た場合にも画像の形成された状況を追跡できるように記
録媒体Pの全面に付加することが必要であるが、必ずし
も両面に印字する必要はないことを考慮して、両面印字
モードの際には片面のみ付加情報を付加する様にしたも
のである。
【0050】なお、本実施の形態において両面印字モー
ドの際に最初に印字される1面目に第2画像処理モード
の画像形成、即ち画像に付加情報を付加した画像の形成
を行う理由は、両面印字モードにした際に、片面(1面
目)の画像印字が完了(S27)した際に、操作者が意
図的に画像処理装置の動作を停止させる等により、本来
両面印字であるにも関わらず、片面印字の画像を得るこ
とができることを考慮したものである。
ドの際に最初に印字される1面目に第2画像処理モード
の画像形成、即ち画像に付加情報を付加した画像の形成
を行う理由は、両面印字モードにした際に、片面(1面
目)の画像印字が完了(S27)した際に、操作者が意
図的に画像処理装置の動作を停止させる等により、本来
両面印字であるにも関わらず、片面印字の画像を得るこ
とができることを考慮したものである。
【0051】この様な操作により得られた片面印字の画
像は、片面印字モードの画像形成による印字画像と同様
にならなければならないので、S27では第2の画像印
字モードにより画像形成を行う必要がある。
像は、片面印字モードの画像形成による印字画像と同様
にならなければならないので、S27では第2の画像印
字モードにより画像形成を行う必要がある。
【0052】しかしながら、これに限らず第1面目に第
1の画像処理モードによる画像形成を行い、第2面目に
第2の画像処理モードによる画像形成を行う場合も本発
明の範疇に含まれ、これによれば、両面印字を行う際に
複雑な画像処理を行う第2の画像処理モードを片面のみ
に行うことによる画像処理、画像形成が高速になるとい
う効果がある。
1の画像処理モードによる画像形成を行い、第2面目に
第2の画像処理モードによる画像形成を行う場合も本発
明の範疇に含まれ、これによれば、両面印字を行う際に
複雑な画像処理を行う第2の画像処理モードを片面のみ
に行うことによる画像処理、画像形成が高速になるとい
う効果がある。
【0053】(第2実施の形態)以下、図1の構成図と
図3のフローチャートとを用いて本発明の第2実施の形
態における画像形成の動作を説明する。
図3のフローチャートとを用いて本発明の第2実施の形
態における画像形成の動作を説明する。
【0054】外部機器から印字命令が入力されるとCPU
35は所定の画像形成動作を開始する(S31)。次
に、外部機器からの印字モードの設定の指示の有無を調
べ(S32)、指示があれば印字モード設定フラグ39
をセットし(S33)、指示がなければあらかじめ本体
で設定されているフラグのままにする。
35は所定の画像形成動作を開始する(S31)。次
に、外部機器からの印字モードの設定の指示の有無を調
べ(S32)、指示があれば印字モード設定フラグ39
をセットし(S33)、指示がなければあらかじめ本体
で設定されているフラグのままにする。
【0055】そしてCPU35は印字モード設定フラグ3
9を調べ、片面印字モードであるか両面印字モードであ
るかを判定し(S34)する。S34の判定の結果、片面
印字モードであった場合にはCPU35は第2画像処理モ
ードの画像形成を行う。続いてCPU35は記録媒体Pが
定着されるタイミングに同期してフラッパ26を動かし
所定の排紙トレイに定着された記録媒体Pを導く(S3
6)。以上の処理は第1の実施の形態と同様である。
9を調べ、片面印字モードであるか両面印字モードであ
るかを判定し(S34)する。S34の判定の結果、片面
印字モードであった場合にはCPU35は第2画像処理モ
ードの画像形成を行う。続いてCPU35は記録媒体Pが
定着されるタイミングに同期してフラッパ26を動かし
所定の排紙トレイに定着された記録媒体Pを導く(S3
6)。以上の処理は第1の実施の形態と同様である。
【0056】一方、S34の判定の結果が両面印字モー
ドであった場合には、まずCPU35は外部機器から入力
された1面目に対応する画像データ及び2面目に対応す
る画像データを一旦RAM36内に格納し、これら画像デ
ータを解析して1面目と2面目の画像の印字率を調べる
(S37)。この方法としては印字しようとする各面の
画像の画素数をカウントする方法がある。
ドであった場合には、まずCPU35は外部機器から入力
された1面目に対応する画像データ及び2面目に対応す
る画像データを一旦RAM36内に格納し、これら画像デ
ータを解析して1面目と2面目の画像の印字率を調べる
(S37)。この方法としては印字しようとする各面の
画像の画素数をカウントする方法がある。
【0057】次に、記録媒体Pの1面目に印字されるべ
き画像の印字率が2面目に印字されるべき画像の印字率
よりも高い場合には、記録媒体Pの1面目に画像形成す
る時に第2の画像処理モードの画像形成を行い(S3
8)、2面目には第1の画像処理モードの画像形成を行
う(S39)。一方、記録媒体Pの2面目に印字される
べき画像の印字率が1面目に印字されるべき画像の印字
率よりも高い場合には、記録媒体Pの1面目に画像形成
する時に第1の画像処理モードの画像形成を行い(S3
10)、2面目には第2の画像処理モードの画像形成を
行う(S311)。そして、CPU35は記録媒体が定着さ
れるタイミングに同期してフラッパ26を動かし所定の
排紙トレイに定着された記録媒体Pを導く(S36)。
き画像の印字率が2面目に印字されるべき画像の印字率
よりも高い場合には、記録媒体Pの1面目に画像形成す
る時に第2の画像処理モードの画像形成を行い(S3
8)、2面目には第1の画像処理モードの画像形成を行
う(S39)。一方、記録媒体Pの2面目に印字される
べき画像の印字率が1面目に印字されるべき画像の印字
率よりも高い場合には、記録媒体Pの1面目に画像形成
する時に第1の画像処理モードの画像形成を行い(S3
10)、2面目には第2の画像処理モードの画像形成を
行う(S311)。そして、CPU35は記録媒体が定着さ
れるタイミングに同期してフラッパ26を動かし所定の
排紙トレイに定着された記録媒体Pを導く(S36)。
【0058】以上のように本実施の形態によれば、画像
の内容(印字率)に応じて1面目もしくは2面目を選択
して付加情報を埋め込む様にしたので、付加情報を付加
した後の視覚的な画質劣化を抑えることができる。
の内容(印字率)に応じて1面目もしくは2面目を選択
して付加情報を埋め込む様にしたので、付加情報を付加
した後の視覚的な画質劣化を抑えることができる。
【0059】なお、本発明は上記実施の形態に限定する
ものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更可能であ
る。例えば、画像形成する色の順番はM、C、Y、Bkの順
以外にでも良く、付加情報の印刷のために使うトナーも
Yでなくても他の色や複数の色の組み合わせて用いる場
合も本発明の範疇に含まれる。
ものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更可能であ
る。例えば、画像形成する色の順番はM、C、Y、Bkの順
以外にでも良く、付加情報の印刷のために使うトナーも
Yでなくても他の色や複数の色の組み合わせて用いる場
合も本発明の範疇に含まれる。
【0060】画像処理装置の付加情報を付加するタイミ
ングも、外部から入力された画像データに付加情報を付
加してからレーザドライバ12に入力するだけでなく、
外部機器から入力された画像データの画像形成を行った
直後、あるいは行う直前に付加情報だけを別に印字する
様にしても良い。
ングも、外部から入力された画像データに付加情報を付
加してからレーザドライバ12に入力するだけでなく、
外部機器から入力された画像データの画像形成を行った
直後、あるいは行う直前に付加情報だけを別に印字する
様にしても良い。
【0061】なお、本発明には電子写真方式のプリンタ
に限らず、電子写真方式の複写機等に適用する場合も含
まれる。更にはインクジェット方式、熱転写方式を用い
て画像形成できる装置に適用する場合も含まれる。
に限らず、電子写真方式の複写機等に適用する場合も含
まれる。更にはインクジェット方式、熱転写方式を用い
て画像形成できる装置に適用する場合も含まれる。
【0062】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリン
タ等)から構成されるシステムの1部として適用して
も、1つの機器(たとえば複写機、ファクシミリ装置)
からなる装置の1部に適用してもよい。
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリン
タ等)から構成されるシステムの1部として適用して
も、1つの機器(たとえば複写機、ファクシミリ装置)
からなる装置の1部に適用してもよい。
【0063】また、本発明は上記実施の形態を実現する
ための装置及び方法のみに限定されるものではなく、上
記システム又は装置内のコンピュータ(CPUあるいはMP
U)に、上記実施の形態を実現するためのソフトウエア
のプログラムコードを供給し、このプログラムコードに
従って上記システムあるいは装置のコンピュータが上記
各種デバイスを動作させることにより上記実施の形態を
実現する場合も本発明の範疇に含まれる。
ための装置及び方法のみに限定されるものではなく、上
記システム又は装置内のコンピュータ(CPUあるいはMP
U)に、上記実施の形態を実現するためのソフトウエア
のプログラムコードを供給し、このプログラムコードに
従って上記システムあるいは装置のコンピュータが上記
各種デバイスを動作させることにより上記実施の形態を
実現する場合も本発明の範疇に含まれる。
【0064】またこの場合、前記ソフトウエアのプログ
ラムコード自体が上記実施の形態の機能を実現すること
になり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラ
ムコードをコンピュータに供給するための手段、具体的
には上記プログラムコードを格納した記憶媒体は本発明
の範疇に含まれる。
ラムコード自体が上記実施の形態の機能を実現すること
になり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラ
ムコードをコンピュータに供給するための手段、具体的
には上記プログラムコードを格納した記憶媒体は本発明
の範疇に含まれる。
【0065】この様なプログラムコードを格納する記憶
媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることがで
きる。
媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることがで
きる。
【0066】また、上記コンピュータが、供給されたプ
ログラムコードのみに従って各種デバイスを制御するこ
とにより、上記実施の形態の機能が実現される場合だけ
ではなく、上記プログラムコードがコンピュータ上で稼
働しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他
のアプリケーションソフト等と共同して上記実施の形態
が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明
の範疇に含まれる。
ログラムコードのみに従って各種デバイスを制御するこ
とにより、上記実施の形態の機能が実現される場合だけ
ではなく、上記プログラムコードがコンピュータ上で稼
働しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他
のアプリケーションソフト等と共同して上記実施の形態
が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明
の範疇に含まれる。
【0067】更に、この供給されたプログラムコード
が、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接
続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された
後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡
張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によって上記実施
の形態が実現される場合も本発明の範疇に含まれる。
が、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接
続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された
後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡
張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によって上記実施
の形態が実現される場合も本発明の範疇に含まれる。
【0068】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、印字画像を形成した状況を識別するための付加情報
を入力画像に付加する際に、画像印字の状況に適した効
率の良い付加情報の付加方法を提供することができる。
ば、印字画像を形成した状況を識別するための付加情報
を入力画像に付加する際に、画像印字の状況に適した効
率の良い付加情報の付加方法を提供することができる。
【0069】また、上記効果を得るために、両面印字の
際の一方の面に付加情報を埋め込む事とした場合、画質
の劣化をできるだけ抑える様に付加情報を埋め込まれる
のに適した面を選択することができる。
際の一方の面に付加情報を埋め込む事とした場合、画質
の劣化をできるだけ抑える様に付加情報を埋め込まれる
のに適した面を選択することができる。
【図1】本発明の画像処理装置の概略構成図
【図2】第1実施の形態における画像形成のフローチャ
ート
ート
【図3】第2実施の形態における画像形成のフローチャ
ート
ート
【図4】従来の両面印字可能なカラー画像処理装置の概
略構成図
略構成図
【図5】付加情報を示すドットパターンの構成図
【図6】ドットパターンを構成する各ドットセットの概
略図
略図
【図7】ドットパターンを付加するための別の構成を示
す図
す図
35 CPU 36 RAM 37 ROM 38 付加情報発生部 39 印字モード設定フラグ 40 PWM部
Claims (17)
- 【請求項1】 画像データを用いて画像形成する所定の
画像形成部と接続する画像処理装置であって、 同一の記録媒体の第1面及び第2面に形成されるべき第
1画像データを入力する入力手段と、 該入力手段により入力された第1画像データに対して付
加情報を人間の目に識別しにくく付加し、第2画像デー
タを生成する情報付加手段と、 前記画像形成部による画像形成が記録媒体の両面に行わ
れる時、前記記録媒体の第1面の画像形成に用いる画像
データとして第1画像データを前記画像形成部に出力
し、前記記録媒体の第2面の画像形成に用いる画像デー
タとして第2画像データを前記画像形成部に出力する出
力手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 前記第1の画像データは複数色成分から
構成され、前記情報付加手段による付加は、第1の画像
データの1部の色成分に対してのみ行われることを特徴
とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記出力手段は、前記第2画像データを
出力した後に前記第1の画像データを出力することを特
徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記出力手段は、前記第1画像データを
出力した後に前記第2の画像データを出力することを特
徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項5】 更に前記画像形成部を有することを特徴
とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 前記画像形成部による画像形成は前記記
憶媒体の第2面に対して行われた後に前記第1面に行わ
れることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。 - 【請求項7】 前記画像形成部による画像形成は前記記
憶媒体の第1面に対して行われた後に前記第2面に行わ
れることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。 - 【請求項8】 画像データを用いて画像形成する所定の
画像形成部と接続する画像処理装置の制御方法であっ
て、 同一の記録媒体の第1面及び第2面に形成されるべき第
1画像データを入力する入力ステップと、 該入力ステップで入力された第1画像データに対して付
加情報を人間の目に識別しにくく付加し、第2画像デー
タを生成する情報付加ステップと、 前記画像形成部による画像形成が記録媒体の両面に行わ
れる時、前記記録媒体の第1面の画像形成に用いる画像
データとして第1画像データを前記画像形成部に出力
し、前記記録媒体の第2面の画像形成に用いる画像デー
タとして第2画像データを前記画像形成部に出力する出
力ステップとを有することを特徴とする画像処理装置の
制御方法。 - 【請求項9】 画像データを用いて画像形成する所定の
画像形成部と接続する画像処理装置の制御プログラムを
記憶した記憶媒体であって、 同一の記録媒体の第1面及び第2面に形成されるべき第
1画像データを入力する入力ステップと、 該入力ステップで入力された第1画像データに対して付
加情報を人間の目に識別しにくく付加し、第2画像デー
タを生成する情報付加ステップと、 前記画像形成部による画像形成が記録媒体の両面に行わ
れる時、前記記録媒体の第1面の画像形成に用いる画像
データとして第1画像データを前記画像形成部に出力
し、前記記録媒体の第2面の画像形成に用いる画像デー
タとして第2画像データを前記画像形成部に出力する出
力ステップとを有する画像処理装置の制御プログラムを
コンピュータから読み出し可能な状態に記憶した記憶媒
体。 - 【請求項10】 画像データを用いて画像形成する所定
の画像形成部と接続する画像処理装置であって、 同一の記録媒体の第1面及び第2面に形成されるべき第
1画像データを入力する入力手段と、 該入力手段により入力された第1画像データに対して付
加情報を人間の目に識別しにくく付加し、第2画像デー
タを生成する情報付加手段と、 前記画像形成部による画像形成が記録媒体の両面に行わ
れる時、前記記録媒体の第1面の画像形成に用いる画像
データとして第1画像データ及び前記記録媒体の第2面
の画像形成に用いる画像データとして第2画像データを
前記画像形成部に出力するか、もしくは前記記録媒体の
第1面の画像形成に用いる画像データとして第2画像デ
ータ及び前記記録媒体の第2面の画像形成に用いる画像
データとして第1画像データを前記画像形成部に出力す
るか選択的に行う出力手段とを有することを特徴とする
画像処理装置。 - 【請求項11】 前記出力手段の出力は、前記同一の記
録媒体の第1面及び第2面に形成されるべき第1画像デ
ータに基づいて、選択的に行うことを特徴とする請求項
10に記載の画像処理装置。 - 【請求項12】 前記出力手段の出力は、前記同一の記
録媒体の第1面及び第2面に形成されるべき第1画像デ
ータが画像形成される際の印字率に基づいて、選択的に
行うことを特徴とする請求項10に記載の画像処理装
置。 - 【請求項13】 前記第1の画像データは複数色成分か
ら構成され、前記情報付加手段による付加は、第1の画
像データの1部の色成分に対してのみ行われることを特
徴とする請求項10に記載の画像処理装置。 - 【請求項14】 更に前記画像形成部を有することを特
徴とする請求項10に記載の画像処理装置。 - 【請求項15】 前記画像形成部による画像形成は前記
記憶媒体の第1面に対して行われた後に前記第2面に行
われることを特徴とする請求項14に記載の画像処理装
置。 - 【請求項16】 画像データを用いて画像形成する所定
の画像形成部と接続する画像処理装置の制御方法であっ
て、 同一の記録媒体の第1面及び第2面に形成されるべき第
1画像データを入力する入力ステップと、 該入力ステップで入力された第1画像データに対して付
加情報を人間の目に識別しにくく付加し、第2画像デー
タを生成する情報付加ステップと、 前記画像形成部による画像形成が記録媒体の両面に行わ
れる時、前記記録媒体の第1面の画像形成に用いる画像
データとして第1画像データ及び前記記録媒体の第2面
の画像形成に用いる画像データとして第2画像データを
前記画像形成部に出力するか、もしくは前記記録媒体の
第1面の画像形成に用いる画像データとして第2画像デ
ータ及び前記記録媒体の第2面の画像形成に用いる画像
データとして第1画像データを前記画像形成部に出力す
るか選択的に行う出力ステップとを有することを特徴と
する画像処理装置の制御方法。 - 【請求項17】 画像データを用いて画像形成する所定
の画像形成部と接続する画像処理装置の制御プログラム
を記憶した記憶媒体であって、 同一の記録媒体の第1面及び第2面に形成されるべき第
1画像データを入力する入力ステップと、 該入力ステップで入力された第1画像データに対して付
加情報を人間の目に識別しにくく付加し、第2画像デー
タを生成する情報付加ステップと、 前記画像形成部による画像形成が記録媒体の両面に行わ
れる時、前記記録媒体の第1面の画像形成に用いる画像
データとして第1画像データ及び前記記録媒体の第2面
の画像形成に用いる画像データとして第2画像データを
前記画像形成部に出力するか、もしくは前記記録媒体の
第1面の画像形成に用いる画像データとして第2画像デ
ータ及び前記記録媒体の第2面の画像形成に用いる画像
データとして第1画像データを前記画像形成部に出力す
るか選択的に行う出力ステップとを有する画像処理装置
の制御プログラムをコンピュータから読み出し可能な状
態で記憶した記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9103222A JPH10293434A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 画像処理装置及び方法及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9103222A JPH10293434A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 画像処理装置及び方法及び記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10293434A true JPH10293434A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14348474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9103222A Withdrawn JPH10293434A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 画像処理装置及び方法及び記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10293434A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007306090A (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、画像形成装置、複写禁止コード検出方法及び画像形成方法 |
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1997
- 1997-04-21 JP JP9103222A patent/JPH10293434A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007306090A (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、画像形成装置、複写禁止コード検出方法及び画像形成方法 |
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