JPH10293110A - 配管損傷検知方法及び該方法の実施に用いられる継手 - Google Patents

配管損傷検知方法及び該方法の実施に用いられる継手

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JPH10293110A
JPH10293110A JP29565497A JP29565497A JPH10293110A JP H10293110 A JPH10293110 A JP H10293110A JP 29565497 A JP29565497 A JP 29565497A JP 29565497 A JP29565497 A JP 29565497A JP H10293110 A JPH10293110 A JP H10293110A
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pipe
joint
damage
contact
resistance value
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Application number
JP29565497A
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English (en)
Inventor
Yasushi Miki
裕史 三木
Makoto Hirano
信 平野
Kunio Hirata
国男 平田
Koshirou Nakajima
古史郎 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管の損傷を手軽な操作で確実かつ正確に検
知できるようにする。 【解決手段】 ピン電極19を継手のスリットから挿入
すると共に、支持体21の嵌合凹部21cを継手本体の
凸段部に勘合させる。嵌合凹部21cが継手本体の凸段
部に完全に嵌着されると、ピン電極19は、その先端部
が、絶縁層の手前で、しかし、導体層に確実に当てがわ
れた状態で止まる。このとき、対応電極20も継手本体
の凸段部の凸平面に確実に当てがわれた状態となる。配
管に釘が突き刺さっている場合、配管を構成する導体層
と、配管内に充填された水とが、釘を介して導通状態と
なっているので、測定部位から損傷部位までの距離に応
じた有限の抵抗値が計測され、損傷及び損傷の発生位置
が検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配管損傷検知方
法及び該方法の実施に用いられる継手に係り、詳しく
は、住宅等の建物に配設された給排水用の管の損傷を電
気的に検知するための配管損傷検知方法及び該方法の実
施に用いられる継手に関する。
【0002】
【従来の技術】共同住宅や戸建て住宅等の建物において
は、給水・給湯・排水用等の各種管は、床下や壁内等、
外部から見えない空間領域に配設されるのが一般的であ
る。ところで、この種の管には、安価で計量な樹脂製
(樹脂を主体とするものも含む)のものが多く出回って
おり、しかも、これらの配管工事は、建築中の建物な
ら、当然、床や壁の仕上げ工事に先立って行われるた
め、床や壁の仕上げ工事において、床面材や壁面材を梁
等の支持部材に釘打ち固定あるいはビス止めする際、こ
れら面材の裏側に隠れた配管に、誤って、釘やビス等を
突き刺してしまう虞がある。
【0003】このような釘打ちミス、ビス止めミスは、
キッチンユニットを台所の壁面や床面に、洗面ユニット
やタオル掛け等を洗面所の壁面に、釘打ちあるいはねじ
止めして取り付ける際や、壁面に開口部を設け、壁面の
空洞を利用して収納庫や収納棚を設ける際にも起こり得
る。そして、このような配管損傷事故は、早晩、配管の
漏洩事故に発展する。
【0004】そこで、従来から、この種の配管の漏洩事
故を検知する手段が、いくつが提供されているが、その
代表的なものとして、特開昭53─32083号公報に
記載の検知方法が知られている。この方法では、配管に
沿って2本の導線を互いに絶縁状態になるように添設
し、さらに、この配管に通水した状態で、抵抗計の入力
端子にリード線を介してそれぞれ接続された2本のプロ
ーブ(特開平2─130475号公報等参照)を用い
て、配管に沿う2本の導線間の電気絶縁状況を探ること
で、漏洩の有無及び漏洩箇所を検知する。
【0005】このとき、もしも、漏洩していれば、2本
の導線間が導通状態となるので、電気抵抗が小さく測定
され、一方、漏洩していなければ、電気抵抗値が非常に
大きいか、又は無限大となるので、漏洩の有無を電気的
に検知できる。また、電気抵抗の測定値の大きさから、
漏洩箇所を検知することもできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の従来方法には、次のような欠点があった。すな
わち、壁面や床面に対する釘打ちミス、ビス止めミス等
により、管壁に孔が開いていたり、座屈が生じていて
も、施工当初では、釘等の固定具が孔を塞いでいるの
で、すぐには湯や水が漏れ出てこない。したがって、施
工完了直後に、上記公報記載の従来方法を用いて、漏洩
検査を行っても、それを発見できずに、漏洩の可能性を
見逃してしまうことになる。そこで、検査結果が「良」
と判定され、人が安心して住み始めることとなるが、や
がて突き刺さった釘等が腐食してくる頃には貫通孔から
水が漏洩し始め、居住者に多大の被害を及ぼすゆゆしき
事態が待ちかまえることとなる。
【0007】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、従来の漏洩事故に直結する釘打ちや座屈による
配管の損傷を手軽な操作で確実にかつ性格に検知できる
配管損傷検知方法及び該方法の実施に用いられる継手を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、管壁が内側絶縁層─外側導
体層の2層構造に構成された配管の損傷の有無を検知す
る配管損傷検知方法であって、継手の金属部が通水時の
上記配管内の水と接触している状態で、上記管壁を構成
する外側導体層に、抵抗測定手段の一方の接触個を当て
がうと共に、上記配管内の水と接触している上記継手の
金属部に、抵抗測定手段の他方の接触個を当てがって、
上記配管内の水─上記導体層間の電気絶縁状況を探るこ
とで、上記配管の損傷の有無を電気的に検知することを
特徴としている。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の配管損傷検知方法であって、管壁が絶縁部材で構成
された配管の損傷の有無を検知する配管損傷検知方法で
あって、上記管壁のまわりに導電性テープを巻き付け
て、あるいは、導電性ペーストを塗布した後、該配管に
通水し、継手の金属部が前記配管内の水と接触している
状態で、上記管壁に巻き付けられた上記導電性テープ、
あるいは、上記管壁に塗布された上記導電性ペースト
に、抵抗測定手段の一方の接触子を当てがうと供に、上
記配管内の水と接触している上記継手の金属部に、抵抗
測定手段の他方の接触子を当てがって、上記配管内の水
─前記導体層間の電気絶縁状況を探ることで、上記配管
の損傷の有無を電気的に検知することを特徴としてい
る。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の配管損傷検知方法であって、上記継手に上位
配管を接続する際、当該配管の端部を上記継手の外表面
に設けられた開口部下の部位にまで挿着すると共に、抵
抗測定手段の一方の接触子を、上記継手の上記開口部に
挿入して、上記配管の管壁を構成する外側導体層、上記
管壁に巻き付けられた上記導電性テープ、あるいは、上
記管壁に塗布された上記導電性ペーストに当てがうこと
を特徴としている。
【0011】さらにまた、請求項4記載の発明は、請求
項1,2又は3記載の配管損傷検知方法であって、前記
抵抗値を、交流インピーダンスとしたことを特徴とする
ものである。また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の配管損傷検知方法であって、前記交流インピーダン
スは、 50 〜 250Hzの範囲の交流を用いて測定した交
流インピーダンスとしたことを特徴とするものである。
【0012】また、請求項6の発明は、前記抵抗値は、
直流抵抗値としたものである。また、請求項7の発明
は、前記抵抗値は、直流抵抗値と交流インピーダンスの
両方の抵抗値としたものである。さらにまた、請求項6
記載の発明は、前記配管損傷検知方法の実施に用いられ
る継手であって、上記継手は、上記配管が外側となる態
様で、当該配管と嵌合する金属製の継手本体と、該継手
本体に嵌合した上記配管をその外周側から圧接する押さ
えリングとを有し、該押さえリングの内周面であって、
上記配管を圧接する部位は、電気的に絶縁された構造を
なしていることを特徴としている。
【0013】
【作用】この発明の構成において、抵抗測定手段の一方
の接触子を継手に設けられた開口部から挿入して配管の
外側導体層に当てがい、同時に、他方の接触子を継手の
金属部に当てがう(この継手の金属部は、配管内に充填
された液体に導通している)。
【0014】被検時、例えば、配管に釘が突き刺さって
いる場合は、配管の外側導体部と、配管内部に充填され
た水とが、釘を介して導通する。また、配管が座屈し
て、内側絶縁層に亀裂が入っている場合は、配管内部に
充填された液体が亀裂から侵入して外側絶縁層に触れる
ことによって、外側絶縁層と液体とが導通する。このと
き、リード線を介して両接触子に接続された抵抗計等の
測定器によって抵抗を測定すると、有限の抵抗値が示さ
れるので、配管の管壁に損傷があることが分かる。これ
に対して、配管の管壁に損傷がないときは、測定器は、
無限の抵抗値が示すので、配管の管壁に損傷がないこと
が分かる。
【0015】それ故、この発明の配管損傷検知方法によ
れば、将来の漏洩事故に直結する釘打ちや、座屈による
配管の損傷を確実かつ正確に検知できる。なお、抵抗値
測定のために、直流を印加すると、管内の液体と接触す
る電極となる部分、例えば、継手の内面の金属部分であ
って液体と接触する部分や、管に突き刺さった釘等の電
気分解が進行しやすくなるので、請求項4においては、
抵抗値を交流インピーダンスとすることにより電気分解
を抑えるようにした。
【0016】また、発明者は、管長(単位m,変数x)
とインピーダンス(単位kΩ,変数y)との相関関係を
近似する一次式(y=ax+b)を種々の条件下で求め
る実験を行ったところ、図11に示したように、近似一
次式(y=ax+b)の切片bは、インピーダンスの測
定に用いる交流の周波数が高くなるにつれて大きくなる
ことを見いだした。そこで、請求項5においては、近似
一次式(y=ax+b)の切片bの値をなるべく0に近
づけるために、50〜250 Hzの範囲の交流を用いてイン
ピーダンスを測定するようにしたものである。
【0017】請求項6においては、直流抵抗値に基づい
て損傷の有無を検出するようにした。なお、交流インピ
ーダンスを測定する場合には、損傷が無い管を測定した
にもかかわらず、電極を接触させた位置に損傷がある場
合と同じインピーダンスが測定されることがあるため、
請求項7においては、交流インピーダンスだけでなく直
流抵抗も測定して正確な測定ができるようにした。
【0018】そして、請求項8の継手は以上の検知方法
に用いるに適した構造を備えた継手である。以上におい
ては、損傷の有無を検知する場合を説明したが、抵抗値
と損傷箇所までの距離とは相関関係が持つから、抵抗値
に基づいて損傷箇所までの距離も算出することができ
る。
【0019】特に、最初には直流抵抗値を測定して損傷
の有無を検出し、損傷が発見された場合には、電気分解
等の影響を受けない正確な交流インピーダンスを測定し
て、それに基づいて損傷位置を算出するようにするとよ
い。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。図1は、この発明の一実施例である配
管損傷検知方法において用いられる配管損傷検知用プロ
ーブの構成を示す図であり、同図(a)は同配管損傷検
知用プローブの正面図、同図(b)は同側面図、図2
は、同配管損傷検知用プローブに係る配管の構成を一部
破断して示す一部破断斜視図、図3は、同配管が適用さ
れる一般住宅における配管系統図、図4は、同配管の接
続に使用される継手の構成を示す図であり、同図(a)
は一部破断側面図、同図(b)は、同図(a)のA−A
線に沿う断面図、図5は、同配管損傷検知用プローブの
使用状態を示す斜視図、図6は、図5のB−B線に沿う
断面図、また、図7は、同配管損傷検知用プローブの動
作を説明するための説明図である。
【0021】図3に示すように、この例に供される住宅
においては、給湯機1の給湯ヘッダ(分配主管)2か
ら、台所の蛇口3、洗面台の蛇口4、浴槽の蛇口5等へ
向けて、給湯用の配管6,6,…が延びている。また、
図示しない水道本管から、同様に各蛇口に向けて給水用
の図示しない配管が延びている。なお、給水用の配管
は、給湯用の配管6,6,…と同一のものが使用されて
いる。
【0022】これらの配管6,6,…は床下や壁内を這
うように配設され、パーティクルボード等の床面材7や
石膏ボード等の壁面材8により、室内側からは見え隠れ
の状態とされている。なお、この配管工事は、建物の建
築時、床や壁の仕上げ工事に先だって行われていて、こ
れらの仕上げ工事のに後は、さらに、台所ではキッチン
ユニット9が台所の壁面8や床面7に、洗面ユニット1
0が洗面所の壁面8に釘打ちあるいはねじ止めされて設
置されている。それ故、内装工事の完了直後には、場違
いの釘打ち等により配管6,6,…が損傷しているかが
気遣われる。
【0023】この例の配管6としては、図2に示すよう
に、絶縁層11の外側に導体層12が被覆されてなる、
外径が15〜30mm、管厚が2〜5mmの配管が用い
られる。ここで、絶縁層11は、断熱性を確保するため
に、架橋ポリエチレン等の樹脂からなり、導体層12
は、アルミニウム合金が、0.1〜1mmの層厚にコー
ティングされてなっている。
【0024】この継手13は、図4に示すように、金属
製の継手本体14と、この継手本体14の外周側に嵌合
する2つ割りの割りリング15と、継手本体14及び割
りリング15の間に介装されるシール用のゴム性のOリ
ング16と、割りリング15を外側から締め付ける締付
リング17とから概略構成されている。配管6は、Oリ
ング16と割りリング15及び継手本体14と割りリン
グ15との間に介挿された後、締付リング17によって
割りリング15が締め付けられることで、配管6もOリ
ング16に圧接されて、防水を確実としている。
【0025】ここで、継手本体14の外周側と配管6の
絶縁層11が接触することとなる部位及び、割りリング
15の内周側と導体層12が接触することとなる部位
は、断面波状に加工されており、配管6が継手本体14
と割りリング15との間に介挿され締め付けられた際
に、配管6が良好に固定されるようになっている。ま
た、割りリング15は、組み合わされて断面が略リング
状となる略対称な形状の金属製の2つの湾曲部材15
1,151が、2箇所で所定の幅のスリットK,Kが形
成されるように間隔をあけて継手本体14に取り付けら
れ、内装には、ゴムからなる絶縁層151a,151a
が被覆されている。
【0026】また、締付リング17は、リング状部材の
1箇所が切除されて生じた両端から、外側に突設片17
1,172が延設されてなっている。また、一方の突設
片191には、六角穴付きボルトMと螺合する雌ねじ1
71aが、他方の設片172には、六角穴付きボルトM
を挿通するための挿通孔172aが設けられており、締
付リング17の内側に割りリング15を納めた状態で、
六角穴付きボルトMを用いて両突設片171,172を
近づけるようにすることによって、割りリング15を締
め付けるように構成されている。
【0027】図1に示すように、この例で用いられる配
管損傷検知用ポローブ18は、スリットKから挿入さ
れ、配管6の導体層12に当てがわれるピン電極19
と、継手本体14の断面多角形状の凸段部14aの任意
の一つの凸平面14bに当てがわれる対応電極20と、
ピン電極19及び対応電極20を一体的に取付固定する
支持体21とを有してなっている。ピン電極19及び対
応電極20は、アルミニウムやステンレス鋼等の金属
製、また、支持体21は、絶縁性に優れるポリエチレン
やポリプロピレン等の樹脂製である。
【0028】ピン電極19は、針状の導体であり、後述
する支持体21の導体貫通孔21dに嵌挿、固定されて
おり、スリットKから挿入され、継手13(割りリング
15)に触れない状態で、先端部で導体層12に当てが
われる。対応電極20は、後述する支持体21の導体貫
通孔21eに嵌挿、固定されているピン状導体20a
と、ピン状導体20aの先端側に接続され、反対側にお
いて凸段部14aの凸平面14bに当設状態で当てがわ
れる平板状の接触片20bからなっている。
【0029】支持体21は、射出成形又は切欠加工にて
製造され、略直方体の相対向する両側部から、装着の際
に対応電極20を凸段部14aの凸平面14bに案内す
る案内突起部21a,21bが、継手13に装着される
こととなる側(ピン電極19の先端側)にそれぞれ延設
され、かつ、対応電極20の接触片20bが設けられて
いる部位付近は、断面コ字状に抉られて、装着の際に凸
段部14aと嵌合するための嵌合凹部21cが形成され
てなっており、接触片20bは嵌合凹部21cのピン状
導体20a側の端面に取着されている。
【0030】また、支持体21には、ピン電極19及び
対応電極20のピン状導体20aを嵌挿するための所定
の径を有する導体貫通孔21d,21eが、所定の離隔
をもって穿設されている。また、支持体21の、導体貫
通孔21dのピン電極19の先端側の開口を含む面は、
装着の際に割りリング15に当設してピン電極19の先
端の絶縁層11突抜けを防止するストッパ面21fを形
成しており、さらに、装着の際に締付リング17に対す
ることとなる部位には、締付リング17を避けるための
切欠部21gが設けられている。
【0031】ここで、ピン電極19がスリットKから挿
入されていき、嵌合凹部21cが継手本体14の凸段部
14aと完全に嵌合したときに、ピン電極19が、先端
が絶縁層11を突き抜けずに、先端部の周縁面において
導体層12に確実に当てがわれる状態が保たれると共
に、対応電極20が凸段部14aの凸平面14bに確実
に当てがわれる状態が保たれるように、嵌合凹部21c
の深さ及び幅や導体貫通孔21d,21e間の隔離や案
内突起部21a,21b間の距離、また、ピン電極19
の支持体21からの先端側露出部分の長さ等が設定され
ている。なお、嵌合凹部21cは継手本体14の凸段部
14aに着脱自在に嵌合される。
【0032】さらに、ピン電極19及び対応電極20
は、後端部にてそれぞれのリード線22,23を介して
抵抗計等の測定器24(図5)の入力端子に接続される
ようになっている。
【0033】次に、図5乃至図7を参照して、この例の
配管損傷検知方法(施工時の漏洩可能性検査)について
述べる。まず、図5及び図6に示すように、任意の配管
6内に水Wを満たした後、案内突起部21a,21bの
助けを借りて、測定器24の入力端子にリード線23を
介して接続されている対応電極20の接触片20bを凸
段部14aの凸平面14bに近づけるようにして、測定
器24の入力端子にリード線22を介して接続されてい
るピン電極19をスリットK(図4参照)から挿入し、
支持体21を継手13側へ近づけていくと、ピン電極1
9は、配管6の導体層12に達する。
【0034】そして、支持体21の嵌合凹部21cが継
手本体14の凸段部14aに嵌着されると、ピン電極1
9は、ストッパ面21fが割りリング15に当設するこ
とによって、先端部が絶縁層11を突き抜けない状態
で、かつ、継手13(割りリング15)に触れない状態
で導体層12に確実に当てがわれ、また、対応電極19
の接触片20bは、継手本体14の凸段部14aの凸平
面14bに確実に当てがわれる。なお、継手本体14
は、配管6内に充填された水Wに導通している。
【0035】このとき、図7に示すように、配管6に釘
25が誤って突き刺さっている場合、配管6の導体層1
2と、配管6内に充填された水Wとが、釘25を介して
導通状態となる。また、配管6が座屈して、絶縁層11
に亀裂が入っている場合、配管6内に充填された水Wが
亀裂から侵入して導体層12に触れることで、導体層1
2と水Wとが導通状態となる。したがって、測定器24
は、有限の抵抗値を示すので、配管6の管壁に損傷があ
ることが分かる。
【0036】ここで、抵抗値の測定を行った箇所を基準
とした場合、その基準点から損傷箇所までの距離(つま
り導電経路)は、抵抗値と相関関係を持つから、測定し
た抵抗値に基づいて損傷箇所を割り出すこともできる。
これに対して、配管6の管壁に損傷がないときは、測定
器24には、無限の抵抗値を示すので、配管6の管壁に
損傷がないことが分かる。次に、この配管6の検査が終
了したら、配管損傷検知用プローブ18を取り外して、
別の配管6の検査を行う。
【0037】なお、抵抗値としては、直流抵抗値だけで
なく、交流インピーダンスを用いてもよい。直流抵抗値
を測定するために直流電圧を印加すると、管内の液体と
接触する電極となる部分、例えば、継手の内面の金属部
分であって液体と接触する部分や、管に突き刺さった釘
等の電気分解が進行しやすくなるので、測定値の信頼性
が低下するという問題がある。そこで、交流電圧を印加
して電気分解を抑えた状態で交流インピーダンスを測定
し、この交流インピーダンスは信頼性の高い正確な抵抗
値であるので、損傷の有無の検出だけでなく、損傷位置
の特定も可能となるのである。
【0038】この例の配管損傷検知方法によれば、将来
の漏洩事故に直結する釘打ちや座屈による配管の損傷を
施工時に確実にかつ正確に検知できる。また、配管損傷
検知用プローブ18の装着に当たっては、ピン電極19
をスリットKに挿入し、かつ、支持体21の嵌合凹部2
1cを継手本体14の凸段部14aに嵌着させる動作を
全て片手で行うことができ、確実に装着してしまえば、
もはや、手を離しても、接触圧や接触角度が変動しない
ので、正確な測定値を得ることができる。しかも、検査
と同時に、別の手作業を行うこともできる。
【0039】また、ピン電極19をスリットKに挿入し
ていき、嵌合凹部21cが継手本体14の凸段部14a
に嵌合した状態において、ピン電極19が、先端が絶縁
層11を突き抜けずに導体層12に確実に当てがわれ、
対応電極20の接触片20bが継手本体14の凸段部1
4aの凸平面14bに当接状態で当てがわれるように、
ピン電極19や対応電極20や嵌合凹部21cの形状寸
法が設定されているので、手軽な操作による配管損傷検
知用プローブ18の装着によって、確実な測定を行うこ
とができる。
【0040】また、スリットKは、割りリング15にお
いて、予め、設定されている間隔であり、また、ピン電
極19を導体層12に接触させる際には、ピン電極19
を直接差し込む方法を採り、さらにまた、対応電極20
を継手本体14の凸段部14aの凸平面14bに当接状
態で当てがうので、漏洩可能性検査のために、特別に、
配管6や継手13に穿孔等の加工を施す必要はない。そ
れ故、漏洩可能性検査を容易且つ迅速に行うことができ
る。
【0041】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述した
実施例では、平板状の接触片20bを有する対応電極2
0を用いる場合について述べたが、図8に示すように、
ピン電極19と同様に、針状の導体からなる対応電極2
7を用いても良い。
【0042】また、支持体21の寸法形状は適宣変える
ことができ、例えば、案内突起部21a,21bや嵌合
凹部21c等を有した支持体21に代えて、同図に示す
ように、凹凸のない略直方体状の支持体26を用いても
良い。また、装着する際に継手13に接触する側の面は
継手13の断面形状に対応させて、略円形の断面形状と
しても良い。
【0043】また、上述した実施例では、金属製の湾曲
部材151,151の内壁に絶縁層151a,151a
を被覆してなる割りリング15を用いる場合について述
べたが、湾曲部材として絶縁性部材を用いて、絶縁層1
51a,151aを廃した構成としても良い。また、割
りリングは、2分割に限らず、例えば、4分割でも良
い。また、分割せずに、末端部にスリットを設ける構成
としても良い。
【0044】また、導体層12は、金属コーティングに
限らず、例えば、アルミニウムテープ等の導電性テープ
を絶縁層11に巻き付けて形成しても良いし、導電性ペ
ーストを絶縁層11に塗布して形成しても良い。また、
内側絶縁管に外側金属管を嵌合させても良い。
【0045】なお、図11に示したように、管長(単位
m,変数x)とインピーダンス(単位kΩ,変数y)と
の相関関係を近似する一次式(y=ax+b)の切片b
は、インピーダンスの測定に用いる交流の周波数が高く
なるにつれて大きくなることがわかったので、用いる交
流の周波数はできるだけ低い方が切片bの値が0に近づ
き、精度の高い管長の算出が可能となる。一方、周波数
を低くしすぎるとインピーダンスが高くなり、長い管長
を測定できなくなる。そこで、最適な周波数条件として
50〜250 Hzの範囲の周波数の交流を用いることが好ま
しい。図9に示した測定器28は、直流モード以外に、
短い管を測定する場合用として100 Hzの交流モード
と、長い管を測定する場合用として200 Hzの交流モー
ドの、三つの測定モードを備えている。
【0046】図10に示したように、前記測定器28
は、直流電圧以外に、周波数が100 もしくは200 Hzの
範囲の交流を発生し、リード線22,23を介して配管
損傷検知用プローブ18の各電極19,27に印加する
電圧発生回路281と、リード線23を流れる電流を抵
抗器Rにて電圧信号として取り出して増幅する増幅回路
282と、この増幅回路282にて増幅した電圧信号を
整流して直流電圧信号として出力する整流回路283
と、この整流回路283から出力される直流電圧信号を
デジタル信号に変換するA/D変換回路284と、この
A/D変換回路284にて変換されたデジタル信号と印
加された交流電圧とに基づいて抵抗値を求めて、損傷の
有無を判断するとともに、図11に示されたような相関
関係に基づいて損傷位置を算出する演算回路285と、
求められた抵抗値と損傷の有無に関する判断結果と算出
された損傷位置までの距離等を表示する表示装置286
とを備えている。
【0047】前記電圧発生回路281は、直流モード
と、100 Hzの交流と、200 Hzの交流とに切り換える
モード切り換え手段を備えている。そのため、長い管の
交流インピーダンスを検査するときは200 Hzに切り換
え、短い管を検査するときは100 Hzに切り換えると、
それぞれの測定モードでより正確な管長測定が可能とな
る。
【0048】特に、最初には直流モードで測定し、損傷
が発見された場合には、交流モードに切り換えて正確な
交流インピーダンスを測定して、それに基づいて損傷位
置を算出するようにするとよい。なお、直流モードの場
合には抵抗器Rにて検出される電圧信号は直流であって
整流する必要はないが、交流電圧の場合と同様に増幅・
整流するようにして、回路構成をシンプルにした。
【0049】また、電圧発生回路281は定電圧発生方
式であっても、定電流発生方式であっても、また何れの
方式でなくても、演算回路285において補正すること
により、正確な測定が可能となる。以上のように、本発
明は原理的にはインピーダンスを測定するものである
が、実際には、電流値や電圧値に基づいてインピーダン
スに対応したデータを得て損傷の有無の判断や、損傷位
置の算出に供することができることはいうまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の配管損
傷検知方法によれば、抵抗測定手段の一方の接触子を継
手に設けられた開口部から挿入して配管の外側導体層に
当てがい、同時に、他方の接触子を継手の金属部に当て
がった状態で、配管内の水─外側導体層間の電気絶縁状
況を探るので、例えば、配管に釘が突き刺さっている場
合は、配管の外側導体層と、配管内部に充填された水と
が、釘を介して導通するため、リード線を介して両接触
子に接続された抵抗計等の測定器によって抵抗を測定す
ると、有限の抵抗値が示され、配管の管壁に損傷がある
ことが分かる。
【0051】これに対して、配管の管壁に損傷がないと
きは、測定器は、無限の抵抗値を示すので、配管の管壁
に損傷がないことが分かる。それ故、この発明の配管損
傷検知方法によれば、将来の漏洩事故に直結する釘打ち
や座屈による配管の損傷を確実かつ正確に検知できる。
そして、抵抗値としては交流インピーダンスを用いるこ
とにより、電気分解等の影響を受けない正確な測定が可
能となる。特に、50〜250 Hzの交流を用いたインピー
ダンス測定がより正確な測定が可能となるので好まし
い。
【0052】なお、抵抗値としては、直流抵抗値を用い
てもよいが、交流インピーダンスと直流抵抗値の両方を
用いて、より効果的な測定をするとよい。そして、請求
項8の継手を用いることにより、上記効果の得られる配
管損傷検知方法を適切に実施することができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である配管損傷検知方法に
おいて用いられる配管損傷検知用プローブの構成を示す
図であり、同図(a)は同配管損傷検知用プローブの正
面図,同図(b)は同側面図である。
【図2】同配管損傷検知用プローブに係る配管の構成を
一部破断して示す一部破断斜視図である。
【図3】同配管が適用される一般住宅における配管系統
図である。
【図4】同配管の接続に使用される継手の構成を示す図
であり、同図(a)は一部破断側面図、ある同図(b)
は同図(a)のA−A線に沿う断面図である。
【図5】同配管損傷検知用プローブの使用状態を示す斜
視図である。
【図6】図5のB−B線に沿う断面図である。
【図7】同配管損傷検知用プローブの動作を説明するた
めの説明図である。
【図8】この発明の一実施例の変形例である配管損傷検
知方法において用いられる配管損傷検知用プローブの構
成及び使用状態を示す図である。
【図9】この発明の請求項4又は5記載の配管損傷検知
方法において用いられる配管損傷検知用プローブの構成
及び使用状態を示す図である。
【図10】図9に示した配管損傷検知用プローブの構成
図である。
【図11】この発明の請求項4又は5記載の配管損傷検
知方法の原理を説明する図である。
【符号の説明】
6 配管 11 絶縁層(内側絶縁層) 12 導体層(外側導体層) 13 継手 14 継手本体 15 割りリング(押さえリング) 18 配管損検知用プローブ(抵抗測定手段の一部) 19 ピン電極(一方の接触子) 20 対応電極(他方の接触子) 24 測定器(抵抗測定手段の一部) 28 測定器(交流インピーダンスを測定する場合) K スリット(開口部) W 水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 古史郎 京都市南区上鳥羽上調子町2−2 積水化 学工業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管壁が内側絶縁層─外側導体層の2層構
    造に構成された配管の損傷の有無を検知する配管損傷検
    知方法であって、 継手の金属部が通水時の前記配管内の水と接触している
    状態で、 前記管壁を構成する外側導体層に、抵抗測定手段の一方
    の接触子を当てがうと共に、前記配管内の水と接触して
    いる前記継手の金属部に、抵抗測定手段の他方の接触子
    を当てがって、前記配管内の水─前記導体層間の電気絶
    縁状況を探ることで、前記配管の損傷の有無を電気的に
    検知することを特徴とする配管損傷検知方法。
  2. 【請求項2】 管壁が内側絶縁層─外側導体層の2層構
    造に構成された配管の損傷の有無を検知する配管損傷検
    知方法であって、 前記管壁のまわりに導電性テープを巻き付けて、あるい
    は、導電性ペーストを塗布した後、該配管に通水し、 継手の金属部が前記配管内の水と接触している状態で、 前記管壁に巻き付けられた前記導電性テープ、あるい
    は、前記管壁に塗布された前記導電性ペーストに、抵抗
    測定手段の一方の接触子を当てがうと供に、前記配管内
    の水と接触している前記継手の金属部に、抵抗測定手段
    の他方の接触子を当てがって、前記配管内の水─前記導
    体層間の電気絶縁状況を探ることで、前記配管の損傷の
    有無を電気的に検知することを特徴とする配管損傷検知
    方法。
  3. 【請求項3】 前記継手に前記配管を接続する際、当
    該配管の端部を前記継手の外表面に設けられた開口部下
    の部位にまで挿着すると共に、 抵抗測定手段の一方の接触子を、前記継手の前記開口部
    に挿入して、前記配管の管壁を構成する外側導体層、前
    記管壁に巻き付けられた前記導電性テープ、あるいは、
    前記管壁に塗布された前記導電性ペーストに当てがうこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の配管損傷検知方
    法。
  4. 【請求項4】 前記抵抗値は、交流インピーダンスと
    することを特徴とする請求項1,2又は3記載の配管損
    傷検知方法。
  5. 【請求項5】 前記交流インピーダンスは、50〜 250
    Hzの範囲の交流を用いて測定することを特徴とする請
    求項4記載の配管損傷検知方法。
  6. 【請求項6】 前記抵抗値は、直流抵抗値とすること
    を特徴とする請求項1,2又は3記載の配管損傷検知方
    法。
  7. 【請求項7】 前記抵抗値は、直流抵抗値と交流イン
    ピーダンスの両方の抵抗値とすることを特徴とする請求
    項1,2又は3記載の配管損傷検知方法。
  8. 【請求項8】 前記継手は、前記配管が外側となる態
    様で、当該配管と嵌合する金属製の継手本体と、該継手
    本体に嵌合した前記配管をその外周側から圧接する押さ
    えリングとを有し、該押さえリングの内周面であって、
    前記配管を圧接する部位は、電気的に絶縁された構造を
    なしていることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに
    記載の配管損傷検知方法の実施に用いられる継手。
JP29565497A 1997-02-19 1997-10-28 配管損傷検知方法及び該方法の実施に用いられる継手 Pending JPH10293110A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5129401B1 (ja) * 2012-03-30 2013-01-30 Jfeエンジニアリング株式会社 推進管内配管の塗膜抵抗測定方法
CN103344840A (zh) * 2013-07-03 2013-10-09 东北大学 一种溶液和高温熔体电导率的绝对测量方法及装置
CN107991348A (zh) * 2017-12-29 2018-05-04 中冶建筑研究总院有限公司 一种灌浆料饱满度检测方法和装置
CN108051480A (zh) * 2017-12-29 2018-05-18 中冶建筑研究总院有限公司 一种灌浆料饱满度检测方法和装置以及灌浆套筒

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