JPH10292768A - トンネル掘進装置 - Google Patents

トンネル掘進装置

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JPH10292768A
JPH10292768A JP11338597A JP11338597A JPH10292768A JP H10292768 A JPH10292768 A JP H10292768A JP 11338597 A JP11338597 A JP 11338597A JP 11338597 A JP11338597 A JP 11338597A JP H10292768 A JPH10292768 A JP H10292768A
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JP
Japan
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curable material
injection pipe
material injection
chain cutter
groove
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Yoshiyuki Haga
佳之 芳賀
Hideo Imai
英雄 今井
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Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
Hazama Corp
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Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Hazama Gumi Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 連続して、透かし溝の掘削および硬化性材料
の注入作業を進行し、硬化性材料注入管内で硬化性材料
が硬化して、硬化性材料注入管を閉塞させることを防止
するトンネル掘進装置を提供する。 【解決手段】 ガイド枠に沿って移動されるように、チ
ェーンカッタ用移動フレームとは独立して設けられる硬
化性材料注入管用移動フレーム26と、チェーンカッタ
用ガイド部材とは独立して、硬化性材料注入管用移動フ
レーム26に設けられる硬化性材料注入管用ガイド部材
24と、硬化性材料注入管用ガイド部材24に沿って移
動するように、チェーンカッタ循環用駆動装置とは独立
に設けられる硬化性材料注入管駆動装置25により硬化
性材料注入管駆動装置25を軸心として回動可能に設け
られる硬化性材料注入管と、から成るトンネル掘進装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルを掘進す
る作業に用いられるトンネル掘進装置に関し、特に、透
かし溝掘削用チェーンカッタおよび透かし溝内に硬化性
材料を注入する硬化性材料注入管の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トンネルを掘進する作業に用いら
れるトンネル掘進装置および工法としては、特公昭61
−24512号公報、特公平4−63198号公報、特
公平6−58034号公報等で、トンネル断面と相似形
のアーチ状または円筒状ガイド枠に沿って、透かし溝掘
削用チェーンカッタが移動することにより、アーチ状ま
たは円筒状の透かし溝を掘削し、そのアーチ状または円
筒状の透かし溝内に瞬間硬化性コンクリート等の硬化性
材料を充填し、アーチ状または円筒状支保版を形成する
トンネル掘進装置および工法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例では、地
盤に透かし溝を掘削する透かし溝掘削用チェーンカッタ
と、透かし溝に硬化性材料を注入し、アーチ状または円
筒状支保版を形成する硬化性材料注入管とが、一体とし
て移動、あるいは、回動するように構成されていた。こ
のため、アーチ状支保版を形成する場合の脚部付近にお
いて、透かし溝掘削用チェーンカッタと、硬化性材料注
入管とを、一体として引き抜くため、引き抜かれた空間
が大きく、この空間に別途、硬化性材料注入ホースを挿
入して、硬化性材料を充填しなければならないという問
題点があった。また、地盤が強固な場合等において、透
かし溝掘削用チェーンカッタが停止し、あるいは、透か
し溝の掘削速度が低下し、硬化性材料の圧送速度が低下
し、硬化性材料注入管内で硬化性材料が硬化して、硬化
性材料注入管を閉塞させるトラブルを生じるという問題
点があった。そこで、本発明は、アーチ状支保版を形成
する場合の脚部付近においても、連続して、透かし溝の
掘削および硬化性材料の注入作業を進行し、透かし溝掘
削用チェーンカッタを引き抜く際にも、硬化性材料注入
管で透かし溝に硬化性材料を充填でき、また、地盤が強
固な場合等において、透かし溝掘削用チェーンカッタが
トラブルにより停止し、あるいは、透かし溝の掘削速度
が低下することにより、硬化性材料注入管内で硬化性材
料が硬化して、硬化性材料注入管を閉塞させることを防
止するトンネル掘進装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、トンネル断面
と相似形のアーチ状または円筒状ガイド枠と、前記ガイ
ド枠に沿って移動されるチェーンカッタ用移動フレーム
と、前記チェーンカッタ用移動フレームに固定され、切
羽に向かって、斜め上向きに伸長するチェーンカッタ用
ガイド部材と、前記チェーンカッタ用ガイド部材に沿っ
て移動されるように設けられ、前記トンネルの長手方向
に伸長し、チェーンカッタ循環用駆動装置により循環駆
動されることにより、前記切羽の外周に沿って透かし溝
を掘削し、前記チェーンカッタ循環用駆動装置を軸心と
して回動可能に設けられる透かし溝掘削用チェーンカッ
タと、前記トンネルの長手方向に伸長し、前記透かし溝
に硬化性材料を注入する硬化性材料注入管と、前記透か
し溝に注入された前記硬化性材料が硬化して端面を形成
するように、前記硬化性材料に当接される妻型枠と、か
ら成るトンネル掘進装置において、前記ガイド枠に沿っ
て移動されるように、前記チェーンカッタ用移動フレー
ムとは独立して設けられる硬化性材料注入管用移動フレ
ームと、前記切羽に向かって斜め上向きに伸長し、前記
チェーンカッタ用ガイド部材とは独立して、前記硬化性
材料注入管用移動フレームに設けられる硬化性材料注入
管用ガイド部材と、前記硬化性材料注入管用ガイド部材
に沿って移動するように、かつ、前記チェーンカッタ循
環用駆動装置とは独立に設けられる硬化性材料注入管駆
動装置により前記硬化性材料注入管駆動装置を軸心とし
て回動可能に設けられる硬化性材料注入管と、から成る
ことを特徴とするトンネル掘進装置である。
【0005】さらに、本発明は、上記トンネル掘進装置
において、前記硬化性材料注入管用移動フレーム、前記
硬化性材料注入管用ガイド部材、前記硬化性材料注入管
駆動装置および前記硬化性材料注入管の代わりに、前記
透かし溝内で、かつ、前記透かし溝掘削用チェーンカッ
タの先端付近で第1の先端開口部を有する第1の先端部
注入管と、前記透かし溝内で、かつ、前記透かし溝掘削
用チェーンカッタの長手方向の中央付近で第2の先端開
口部を有する第2の先端部注入管と、前記第1および第
2の先端部注入管に対して連通あるいは離隔するように
移動される後端部注入管と、から成る硬化性材料注入管
を有し、前記硬化性材料注入管と平行に設けられ、既に
地盤が除去された空間に先端開口部を有し、前記後端部
注入管が移動されることにより、前記後端部注入管と連
通あるいは離隔するバイパス管を備えることを特徴とす
るトンネル掘進装置である。
【0006】さらに、本発明は、上記トンネル掘進装置
において、前記硬化性材料注入管用移動フレーム、前記
硬化性材料注入管用ガイド部材、前記硬化性材料注入管
駆動装置および前記硬化性材料注入管の代わりに、前記
透かし溝掘削用チェーンカッタと平行状態を維持しなが
ら、長手方向に移動可能に硬化性材料注入管は設けら
れ、前記透かし溝掘削用チェーンカッタに固定され、前
記透かし溝内に開口し、前記硬化性材料注入管の先端開
口部と連通するときに、前記透かし溝内に前記硬化性材
料を注入する固定開口部と、前記硬化性材料注入管と平
行に前記透かし溝掘削用チェーンカッタに固定され、前
記固定開口部から長手方向に別の位置に、前記硬化性材
料注入管と連通可能に先端開口部を有し、既に地盤が除
去された空間に後端開口部を有するバイパス管と、先端
開口部が前記固定開口部と連通あるいは離隔するよう
に、前記硬化性材料注入管と共に移動するように設けら
れ、空気を噴出するエア管と、を備えることを特徴とす
るトンネル掘進装置である。
【0007】さらに、本発明は、上記トンネル掘進装置
において、前記硬化性材料注入管用移動フレーム、前記
硬化性材料注入管用ガイド部材、前記硬化性材料注入管
駆動装置および前記硬化性材料注入管の代わりに、硬化
性材料注入管は、シリンダにより前記透かし溝掘削用チ
ェーンカッタと平行に離隔、あるいは、近接するように
前記チェーンカッタ用ガイド部材に設けられることを特
徴とするトンネル掘進装置である。
【0008】本発明によれば、ガイド枠に沿って移動さ
れるように、チェーンカッタ用移動フレームとは独立し
て設けられる硬化性材料注入管用移動フレームと、切羽
に向かって斜め上向きに伸長し、チェーンカッタ用ガイ
ド部材とは独立して、硬化性材料注入管用移動フレーム
に設けられる硬化性材料注入管用ガイド部材と、硬化性
材料注入管用ガイド部材に沿って移動するように、か
つ、チェーンカッタ循環用駆動装置とは独立に設けられ
る硬化性材料注入管駆動装置により硬化性材料注入管駆
動装置を軸心として回動可能に設けられる硬化性材料注
入管と、から成る。このため、透かし溝掘削用チェーン
カッタのみを別個独立に先行させて透かし溝を掘削し、
ある程度掘削が進行した段階で、硬化性材料注入管を独
立に回動、あるいは、切羽に向かって前進、あるいは、
後退させて、硬化性材料を透かし溝に充填できる。 こ
れにより、アーチ状支保版を形成する場合の脚部付近に
おいても、硬化性材料注入管のみを独立に回動させるた
め、連続して、透かし溝の掘削および硬化性材料の注入
作業を進行し、硬化性材料注入管で透かし溝に硬化性材
料を充填でき、能率がよい。 また、地盤が強固な場合
等において、透かし溝掘削用チェーンカッタがトラブル
により停止し、あるいは、透かし溝の掘削速度が低下と
きに、硬化性材料注入管のみを独立に回動させるため、
硬化性材料注入管内で硬化性材料が硬化して、硬化性材
料注入管を閉塞させることを防止する。
【0009】さらに、本発明によれば、上記トンネル掘
進装置において、前記硬化性材料注入管用ガイド部材、
前記硬化性材料注入管駆動装置および前記硬化性材料注
入管の代わりに、透かし溝内で、かつ、透かし溝掘削用
チェーンカッタの先端付近で第1の先端開口部を有する
第1の先端部注入管と、透かし溝内で、かつ、透かし溝
掘削用チェーンカッタの長手方向の中央付近で第2の先
端開口部を有する第2の先端部注入管と、第1および第
2の先端部注入管に対して連通あるいは離隔するように
移動される後端部注入管と、から成る硬化性材料注入管
を有し、硬化性材料注入管と平行に設けられ、既に地盤
が除去された空間に先端開口部を有し、後端部注入管が
移動されることにより、後端部注入管と連通あるいは離
隔するバイパス管を備える。このため、後端部注入管
と、第1および第2の先端部注入管、あるいは、バイパ
ス管との連通を、適宜、切り替えることにより、透かし
溝掘削用チェーンカッタが、地盤強固等のトラブルによ
り停止した場合において、バイパス管を介して硬化性材
料を、既に地盤が除去された空間に排出でき、硬化性材
料が、硬化性材料注入管である第1および第2の先端部
注入管、後端部注入管内で硬化して、硬化性材料注入管
を閉塞させることを防止する。
【0010】さらに、本発明によれば、上記トンネル掘
進装置において、前記硬化性材料注入管用ガイド部材、
前記硬化性材料注入管駆動装置および前記硬化性材料注
入管の代わりに、透かし溝掘削用チェーンカッタと平行
状態を維持しながら、長手方向に移動可能に硬化性材料
注入管は設けられ、透かし溝掘削用チェーンカッタに固
定され、透かし溝内に開口し、硬化性材料注入管の先端
開口部と連通するときに、透かし溝内に硬化性材料を注
入する固定開口部と、硬化性材料注入管と平行に前記透
かし溝掘削用チェーンカッタに固定され、固定開口部か
ら長手方向に別の位置に、硬化性材料注入管と連通可能
に先端開口部を有し、既に地盤が除去された空間に後端
開口部を有するバイパス管と、先端開口部が固定開口部
と連通あるいは離隔するように、硬化性材料注入管と共
に移動するように設けられ、空気を噴出するエア管と、
を備える。このため、硬化性材料注入管と、バイパス管
とを連通させるように、適宜、切り替えることにより、
透かし溝掘削用チェーンカッタが地盤強固等のトラブル
により停止した場合において、バイパス管を介して硬化
性材料を、既に地盤が除去された空間に排出でき、硬化
性材料が、硬化性材料注入管内で硬化して、硬化性材料
注入管を閉塞させることを防止する。 このとき、エア
管の先端開口部が固定開口部と連通して、空気を噴出す
ることにより、固定開口部から硬化性材料を排出して、
固定開口部の閉塞を防止する。
【0011】さらに、本発明によれば、上記トンネル掘
進装置において、前記硬化性材料注入管用ガイド部材、
前記硬化性材料注入管駆動装置および前記硬化性材料注
入管の代わりに、硬化性材料注入管は、シリンダにより
透かし溝掘削用チェーンカッタと平行に離隔、あるい
は、近接するようにチェーンカッタ用ガイド部材に設け
られる。このため、硬化性材料注入管は、シリンダによ
り透かし溝掘削用チェーンカッタと平行に離隔した状態
で、透かし溝掘削用チェーンカッタが掘削作業を進行
し、透かし溝掘削用チェーンカッタが地盤強固等のトラ
ブルにより停止した場合において、シリンダを短縮し
て、硬化性材料注入管は、透かし溝掘削用チェーンカッ
タと平行に近接する。 これにより、この近接により形
成された空間に硬化性材料注入管は硬化性材料を排出で
き、硬化性材料が硬化性材料注入管内で硬化して、硬化
性材料注入管を閉塞させることを防止する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1、図2(a)(b)(c)
は、本発明の一実施の形態の部分構成および動作図であ
る。 本発明のトンネル掘進装置は、基本的に、トンネ
ル断面と相似形のアーチ状ガイド枠6または図示されな
い円筒状ガイド枠と、ガイド枠6に沿って移動されるチ
ェーンカッタ用移動フレーム21と、チェーンカッタ用
移動フレーム21に固定され、切羽に向かって、斜め上
向きに伸長するチェーンカッタ用ガイド部材22と、チ
ェーンカッタ用ガイド部材22に沿って移動されるよう
に設けられ、トンネルの長手方向に伸長し、チェーンカ
ッタ循環用駆動装置23により循環駆動されることによ
り、切羽の外周に沿って透かし溝1を掘削し、チェーン
カッタ循環用駆動装置23を軸心として矢印28方向
に、回動可能に設けられる透かし溝掘削用チェーンカッ
タ2と、透かし溝1に硬化性材料3を注入する硬化性材
料注入管4と、透かし溝1に注入された硬化性材料3が
硬化して端面を形成するように、硬化性材料3に当接さ
れる妻型枠5と、から成る。
【0013】次に、硬化性材料注入管用移動フレーム2
6は、ガイド枠6に沿って移動されるように、チェーン
カッタ用移動フレーム21とは独立して設けられる。さ
らに、硬化性材料注入管用ガイド部材24は、切羽に向
かって斜め上向きに伸長し、チェーンカッタ用ガイド部
材22とは独立して、硬化性材料注入管用移動フレーム
26に設けられる。さらに、硬化性材料注入管4は、硬
化性材料注入管用ガイド部材24に沿って移動するよう
に、かつ、チェーンカッタ循環用駆動装置23とは独立
に設けられる硬化性材料注入管駆動装置25により硬化
性材料注入管駆動装置25を軸心として矢印27方向に
回動可能に設けられる。ここで、透かし溝掘削用チェー
ンカッタ2により、図2(a)に示されるように、アー
チ状ガイド枠6の脚部まで、透かし溝1の掘削が進行し
た場合に、図2(b)に示されるように、透かし溝掘削
用チェーンカッタ2のみを先行して独立に矢印28方向
に回動させ透かし溝の掘削を進行し、引き抜く。 次
に、図2(c)に示されるように、硬化性材料注入管4
のみを独立に矢印27方向に回動させ、硬化性材料3を
透かし溝1内に充填してから、引き抜く。これにより、
アーチ状支保版を形成する場合の脚部付近においても、
硬化性材料注入管4のみを独立に回動させるため、連続
して、透かし溝1の掘削および硬化性材料3の注入作業
を進行し、硬化性材料注入管4で透かし溝1に硬化性材
料を充填でき、能率がよい。 また、地盤が強固な場合
等において、透かし溝掘削用チェーンカッタ2がトラブ
ルにより停止し、あるいは、透かし溝1の掘削速度が低
下するときに、硬化性材料注入管4のみを独立に回動さ
せるため、硬化性材料注入管4内で硬化性材料が硬化し
て、硬化性材料注入管4を閉塞させることを防止する。
【0014】次に、図1、図2(a)(b)(c)に示
されるトンネル掘進装置において、硬化性材料注入管用
移動フレーム26、硬化性材料注入管用ガイド部材2
4、硬化性材料注入管駆動装置25および硬化性材料注
入管4の代わりに、以下の構成要件を具備する、図3、
図4(a)(b)(c)に示される第2の実施の形態に
ついて説明する。硬化性材料注入管は、第1の先端部注
入管4a、第2の先端部注入管4bおよび後端部注入管
4cから構成される。第1の先端部注入管4aは、透か
し溝1内で、かつ、透かし溝掘削用チェーンカッタ2の
先端付近で第1の先端開口部7を有する。 第2の先端
部注入管4bは、透かし溝1内で、かつ、透かし溝掘削
用チェーンカッタ2の長手方向の中央付近で第2の先端
開口部8を有する。 後端部注入管4cは、第1および
第2の先端部注入管4a,4bに対して連通あるいは離
隔するように移動される。バイパス管9は、この硬化性
材料注入管と平行に設けられ、既に地盤が除去された空
間10に先端開口部11を有し、後端部注入管4cが移
動されることにより、バイパス管9と連通あるいは離隔
する。
【0015】図4(a)(b)に示されるように、第1
および第2の先端部注入管4a,4bおよびバイパス管
9に対して、後端部注入管4cが上下にスライドして移
動して、連通あるいは離隔するように構成されるが、図
4(c)に示さに示されるように、後端部注入管4cが
回動して移動して、連通あるいは離隔するように構成さ
れる場合もある。このため、後端部注入管4cと、第1
および第2の先端部注入管4a,4b、あるいは、バイ
パス管9との連通を、適宜、切り替えることにより、透
かし溝掘削用チェーンカッタ2が、地盤強固等のトラブ
ルにより停止した場合に、バイパス管9を介して硬化性
材料を、既に地盤が除去された空間10に排出でき、硬
化性材料が、硬化性材料注入管である第1および第2の
先端部注入管4a,4b、後端部注入管4c内で硬化し
て、硬化性材料注入管を閉塞させることを防止する。
また、図3に示されるように、透かし溝掘削用チェーン
カッタ2を引き抜く場合に、第1の先端部注入管4aか
ら透かし溝1に硬化性材料3を充填できる。
【0016】次に、図1、図2(a)(b)(c)に示
されるトンネル掘進装置において、硬化性材料注入管用
移動フレーム26、硬化性材料注入管用ガイド部材2
4、硬化性材料注入管駆動装置25および硬化性材料注
入管4の代わりに、以下の構成要件を備える図5、図6
に示される第3の実施の形態について説明する。硬化性
材料注入管4dは、透かし溝掘削用チェーンカッタ2と
平行状態を維持しながら、長手方向に移動可能に設けら
れる。 固定開口部14は、透かし溝掘削用チェーンカ
ッタ2に固定され、透かし溝1内に開口し、硬化性材料
注入管4dの先端開口部12と連通するときに、透かし
溝1内に硬化性材料3を注入する。 バイパス管13
は、硬化性材料注入管4dと平行に透かし溝掘削用チェ
ーンカッタ2に固定され、固定開口部14から長手方向
に別の位置に、硬化性材料注入管4dと連通可能に先端
開口部15を有し、既に地盤が除去された空間10に後
端開口部16を有する。 エア管17は、先端開口部1
8が固定開口部14と連通あるいは離隔するように、硬
化性材料注入管4dと共に移動するように設けられ、空
気を噴出する。このため、硬化性材料注入管4dと、バ
イパス管13とを連通させるように、図6に示されるよ
うに、切り替えることにより、透かし溝掘削用チェーン
カッタ2が地盤強固等のトラブルにより停止した場合
に、バイパス管13を介して硬化性材料3を、既に地盤
が除去された空間10に排出でき、硬化性材料3が、硬
化性材料注入管4d内で硬化して、硬化性材料注入管4
dを閉塞させることを防止する。 このとき、エア管1
7の先端開口部18が固定開口部14と連通して、空気
を噴出することにより、固定開口部14から硬化性材料
3を排出して、固定開口部14の閉塞を防止する。
【0017】次に、図1、図2(a)(b)(c)に示
されるトンネル掘進装置において、硬化性材料注入管用
移動フレーム26、硬化性材料注入管用ガイド部材2
4、硬化性材料注入管駆動装置25および硬化性材料注
入管4の代わりに、以下の構成要件を備える図7に示さ
れる第4の実施の形態について説明する。硬化性材料注
入管4eは、シリンダ19により透かし溝掘削用チェー
ンカッタ2と平行に離隔、あるいは、近接するようにチ
ェーンカッタ用ガイド部材22に設けられる。このた
め、硬化性材料注入管4eは、シリンダ19により透か
し溝掘削用チェーンカッタ2と平行に離隔した状態で、
透かし溝掘削用チェーンカッタ2が掘削作業を進行し、
透かし溝掘削用チェーンカッタ2が、地盤強固等のトラ
ブルにより停止した場合に、シリンダ19を短縮して、
硬化性材料注入管4eは、透かし溝掘削用チェーンカッ
タ2と平行に近接する。 これにより、この近接により
形成された空間20に硬化性材料注入管4eは硬化性材
料を排出でき、硬化性材料が硬化性材料注入管4e内で
硬化して、硬化性材料注入管4eを閉塞させることを防
止する。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、アーチ
状支保版を形成する場合の脚部付近においても、硬化性
材料注入管のみを独立に回動させるため、連続して、透
かし溝の掘削および硬化性材料の注入作業を進行し、硬
化性材料注入管で透かし溝に硬化性材料を充填でき、能
率がよい。 また、地盤が強固な場合等において、透か
し溝掘削用チェーンカッタがトラブルにより停止し、あ
るいは、透かし溝の掘削速度が低下ときに、硬化性材料
注入管のみを独立に回動させるため、硬化性材料注入管
内で硬化性材料が硬化して、硬化性材料注入管を閉塞さ
せることを防止する。
【0019】さらに、後端部注入管と、第1および第2
の先端部注入管、あるいは、バイパス管との連通を、適
宜、切り替えることにより、透かし溝掘削用チェーンカ
ッタが地盤強固等のトラブルにより停止した場合に、バ
イパス管を介して硬化性材料を、既に地盤が除去された
空間に排出でき、硬化性材料が、硬化性材料注入管内で
硬化して、硬化性材料注入管を閉塞させることを防止す
る。 また、透かし溝掘削用チェーンカッタを引き抜く
場合にも、第1の先端部注入管から透かし溝に硬化性材
料を充填できる。
【0020】さらに、硬化性材料注入管を、透かし溝掘
削用チェーンカッタと平行状態を維持しつつ長手方向に
移動して、バイパス管との連通または離隔を、適宜、切
り替えることにより、透かし溝掘削用チェーンカッタ
が、地盤強固等のトラブルにより停止した場合に、バイ
パス管を介して硬化性材料を、既に地盤が除去された空
間に排出でき、硬化性材料が、硬化性材料注入管内で硬
化して、硬化性材料注入管を閉塞させることを防止す
る。 このとき、エア管の先端開口部が固定開口部と連
通して、空気を噴出することにより、固定開口部から硬
化性材料を排出して、固定開口部の閉塞を防止する。
【0021】さらに、硬化性材料注入管は、シリンダに
より透かし溝掘削用チェーンカッタと平行に離隔した状
態で、透かし溝掘削用チェーンカッタが掘削作業を進行
し、透かし溝掘削用チェーンカッタが地盤強固等のトラ
ブルにより停止した場合に、シリンダを短縮して、硬化
性材料注入管は、透かし溝掘削用チェーンカッタと平行
に近接する。 これにより、この近接により形成された
空間に硬化性材料注入管は硬化性材料を排出でき、硬化
性材料が硬化性材料注入管内で硬化して、硬化性材料注
入管を閉塞させることを防止する。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の部分構成図および
動作説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の部分構成図および
動作説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の部分構成図および
動作説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の部分構成図および
動作説明図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の部分構成図および
動作説明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の部分構成図および
動作説明図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態の部分構成図および
動作説明図である。
【符号の説明】
1 透かし溝 2 透かし溝掘削用チェーンカッタ
3 硬化性材料 4,4d,4e 硬化性材料注入管 4a 第1の
先端注入管 4b 第2の先端注入管 4c 後端注
入管 5 妻型枠 6 ガイド枠 9、13 バ
イパス管 14 固定開口部 17 エア管 19 シリン
ダ 21 チェーンカッタ用移動フレーム 22 チェーンカッタ用ガイド部材 23 チェーンカッタ循環用駆動装置 24 硬化性材料注入管用ガイド部材 25 硬化性材料注入管駆動装置 26 硬化性材料注入管用移動フレーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル断面と相似形のアーチ状または
    円筒状ガイド枠と、前記ガイド枠に沿って移動されるチ
    ェーンカッタ用移動フレームと、 前記チェーンカッタ用移動フレームに固定され、切羽に
    向かって、斜め上向きに伸長するチェーンカッタ用ガイ
    ド部材と、 前記チェーンカッタ用ガイド部材に沿って移動されるよ
    うに設けられ、前記トンネルの長手方向に伸長し、チェ
    ーンカッタ循環用駆動装置により循環駆動されることに
    より、前記切羽の外周に沿って透かし溝を掘削し、前記
    チェーンカッタ循環用駆動装置を軸心として回動可能に
    設けられる透かし溝掘削用チェーンカッタと、 前記トンネルの長手方向に伸長し、前記透かし溝に硬化
    性材料を注入する硬化性材料注入管と、 前記透かし溝に注入された前記硬化性材料が硬化して端
    面を形成するように、前記硬化性材料に当接される妻型
    枠と、から成るトンネル掘進装置において、 前記ガイド枠に沿って移動されるように、前記チェーン
    カッタ用移動フレームとは独立して設けられる硬化性材
    料注入管用移動フレームと、 前記切羽に向かって斜め上向きに伸長し、前記チェーン
    カッタ用ガイド部材とは独立して、前記硬化性材料注入
    管用移動フレームに設けられる硬化性材料注入管用ガイ
    ド部材と、 前記硬化性材料注入管用ガイド部材に沿って移動するよ
    うに、かつ、前記チェーンカッタ循環用駆動装置とは独
    立に設けられる硬化性材料注入管駆動装置により前記硬
    化性材料注入管駆動装置を軸心として回動可能に設けら
    れる硬化性材料注入管と、から成ることを特徴とするト
    ンネル掘進装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトンネル掘進装置におい
    て、前記硬化性材料注入管用移動フレーム、前記硬化性
    材料注入管用ガイド部材、前記硬化性材料注入管駆動装
    置および前記硬化性材料注入管の代わりに、 前記透かし溝内で、かつ、前記透かし溝掘削用チェーン
    カッタの先端付近で第1の先端開口部を有する第1の先
    端部注入管と、 前記透かし溝内で、かつ、前記透かし溝掘削用チェーン
    カッタの長手方向の中央付近で第2の先端開口部を有す
    る第2の先端部注入管と、 前記第1および第2の先端部注入管に対して連通あるい
    は離隔するように移動される後端部注入管と、から成る
    硬化性材料注入管を有し、 前記硬化性材料注入管と平行に設けられ、既に地盤が除
    去された空間に先端開口部を有し、前記後端部注入管が
    移動されることにより、前記後端部注入管と連通あるい
    は離隔するバイパス管を備えることを特徴とするトンネ
    ル掘進装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のトンネル掘進装置におい
    て、前記硬化性材料注入管用移動フレーム、前記硬化性
    材料注入管用ガイド部材、前記硬化性材料注入管駆動装
    置および前記硬化性材料注入管の代わりに、 前記透かし溝掘削用チェーンカッタと平行状態を維持し
    ながら、長手方向に移動可能に硬化性材料注入管は設け
    られ、 前記透かし溝掘削用チェーンカッタに固定され、前記透
    かし溝内に開口し、前記硬化性材料注入管の先端開口部
    と連通するときに、前記透かし溝内に前記硬化性材料を
    注入する固定開口部と、 前記硬化性材料注入管と平行に前記透かし溝掘削用チェ
    ーンカッタに固定され、前記固定開口部から長手方向に
    別の位置に、前記硬化性材料注入管と連通可能に先端開
    口部を有し、既に地盤が除去された空間に後端開口部を
    有するバイパス管と、 先端開口部が前記固定開口部と連通あるいは離隔するよ
    うに、前記硬化性材料注入管と共に移動するように設け
    られ、空気を噴出するエア管と、を備えることを特徴と
    するトンネル掘進装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のトンネル掘進装置におい
    て、前記硬化性材料注入管用移動フレーム、前記硬化性
    材料注入管用ガイド部材、前記硬化性材料注入管駆動装
    置および前記硬化性材料注入管の代わりに、 硬化性材料注入管は、シリンダにより前記透かし溝掘削
    用チェーンカッタと平行に離隔、あるいは、近接するよ
    うに前記チェーンカッタ用ガイド部材に設けられること
    を特徴とするトンネル掘進装置。
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