JPH10292136A - 着色金属粉末顔料を用いた塗料組成物 - Google Patents

着色金属粉末顔料を用いた塗料組成物

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JPH10292136A
JPH10292136A JP14935497A JP14935497A JPH10292136A JP H10292136 A JPH10292136 A JP H10292136A JP 14935497 A JP14935497 A JP 14935497A JP 14935497 A JP14935497 A JP 14935497A JP H10292136 A JPH10292136 A JP H10292136A
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JP
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pigment
metal
coating
colored
powder
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JP14935497A
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English (en)
Inventor
Masayuki Fukuoka
正行 福岡
Shunsuke Takase
俊介 高瀬
Atsushi Yuzawa
敦 湯澤
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、干渉色による色調の種類が豊富
で、かつ隠蔽性が高く加工性に優れた金属粉末顔料を利
用し、顔料の凝集もない新規なメタリック塗膜を得る塗
料組成物に関するものである。 【解決手段】 下記一般式で表される物質を加水分解
し、その生成物で金属粉末表面を被覆することを特徴と
する着色金属粉末顔料を用いた塗料組成物。 一般式 Mn3n+12n+2 ただし、 M:金属原子 O:酸素原子 R:アルキル基 n:1〜40の整数

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として自動車、自
転車、玩具、家電製品、建築物、車両、産業機械および
その部品等を対象とする塗料、印刷インキ、筆記用イン
キ、複写インキ、特殊インキ等の各種インキおよび樹脂
コンパウンド、セラミック製品、化粧品等に用いられる
顔料の一種である着色金属粉末顔料を用いた塗料組成物
に関するものであり、詳しくは金属アルコレートを加水
分解し、金属粉末表面に被覆することにより得られる着
色金属粉末顔料を用いた塗料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より着色メタリック塗膜を得る方法
として、塗料中に顔料成分として金属粉末および有色の
有機および/または無機顔料を併用する方法が知られて
いるが、2種あるいはそれ以上の顔料を添加するため、
工程が繁雑である他、各々の配合割合の微妙な差で色目
が変化してしまう等の問題がある。
【0003】そこで、上記問題点を解決する方法とし
て、金属光沢と着色力を併せもつ顔料が考案されてい
る。一つは金属顔料を使用する方法であり、有色の金属
顔料を使用する、あるいは金属顔料自体に所望の着色を
する方法等が考案されており、もう一つは金属光沢自体
とは異なるが、真珠様の光沢をもった顔料を使用する方
法である。
【0004】例えば、金色系の着色メタリック塗膜を得
る方法として、小片状の真鍮が顔料として用いられる場
合がある。しかし、材料の真鍮は高価であり、また人体
に有害であることからその適用範囲が狭く、加えて環境
によっては変色および光沢劣化が著しいという問題を抱
えている。一方、安全性が高くかつ安価な金属の表面を
所望の色に着色する方法として、アルミニウム粉末の表
面を呈色性の物質で処理するという方法がある(特公昭
53−4004および特開昭60−50176、60−
72969、特公平6−92546、特開平7−228
797、8−85765、特開平1−311176、8
−209024、特開平8−333602号公報)。
【0005】すなわち、特開昭53−4004号公報で
はアルミニウム粉末を必要に応じてベーマイト処理した
後、金属塩とキレート能を有する有機化合物含有弱アル
カリ溶液へ浸漬処理することにより、アルミニウム粉末
表面にキレートを形成し、着色された金属アルミニウム
粉末を得る方法が開示されている。
【0006】しかし、この方法ではアルカリ処理時にア
ルミニウム粉末とアルカリが反応しゲル化したり水素ガ
スが発生するといった問題があるため、金属光沢を保っ
た塗膜を得ることが難しい。
【0007】また、特開昭60−50176、60−7
2969号公報においては、アルミニウム粉末を無水ク
ロム酸、重クロム酸、フッ化物で処理することにより6
価あるいは3価のクロムを表面吸着させることによって
金色のアルミニウム粉末を得る方法が開示されている
が、クロム化合物を処理剤として使用するために、処理
時の安全性、廃液に対する公害対策の必要性といった環
境上および経済上の問題がある。
【0008】特公平6−92546号公報ではメタリッ
ク顔料の表面に着色顔料を化学吸着させ、さらにその表
面を樹脂被覆し脱着しやすい着色顔料の保護を行う方法
が開示されているが、この方法では工程が繁雑となり、
できたメタリック塗膜の色は従来の手法でできるものと
大差ないという問題がある。
【0009】特開平7−228797、8−85765
号公報ではアルミニウム粉を有機チタンで処理した後に
顕色剤で処理する方法が開示されているが、この方法は
アルミニウム表面の化学的安定化を目的としており、干
渉色は発現しない。
【0010】特開平1−311176号公報ではアルミ
ニウム顔料の表面に四塩化チタン蒸気および水蒸気を用
いて酸化チタンを被覆する方法、特開平8−20902
4号公報では屈折率の異なる被覆層を薄片状の金属基体
上に多層被覆する方法で干渉色を有する顔料を得る方法
が示されている。しかし、これらの方法は工程が繁雑で
顔料同士が凝集し易く、塗料として使いにくいという欠
点がある。
【0011】特開平8−333602号公報ではフレー
ク状のチタン粉体を製造し、その表面を酸化することに
より干渉色を有する着色顔料を得る方法が開示されてい
るが、チタンフレークを容易かつ安価に製造することが
困難であるという問題がある。
【0012】さらに、金属光沢とは異なるが、真珠様の
光沢をもった顔料が考案されている。これは高屈折率物
質の薄い小片であり、あるいは高屈折率物質の薄膜を無
色透明の無機質基体上に形成したものであり、両者とも
薄膜の干渉色を利用した有色顔料である。
【0013】これら真珠様光沢顔料としては、例えば鰊
のうろこから抽出したグアニンの結晶が有名であるが、
これは天然物で少量しかとれないため高価であるという
問題がある。これに代わるものとして、塩基性炭酸塩、
酸塩化ビスマスの結晶片が開発されたが毒性をもつこと
から現在ではあまり用いられていない。
【0014】そこで、例えば特公昭35−5367号公
報では透明薄片状物質にチタニウムアルコレートから生
成した二酸化チタンを被覆することにより真珠光沢を付
与する方法を開示しており、特公昭39−28885号
公報では透明な雲母質物質を四塩化チタンより生成した
二酸化チタンで被覆する製法、特公昭43−25644
号公報では二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、酸化
鉄、酸化クロム等の金属酸化物を非不透明な雲母片上に
形成する方法により各々、干渉色を与える顔料を得ると
いうものである。
【0015】しかし、これらの真珠光沢顔料は先に述べ
たごとくいずれも無色透明の基体上に高屈折率層を形成
することにより干渉色を呈するものであり、必然的に隠
蔽性が低く、塗膜形成時に下地の影響を強く受ける。従
って、下塗り工程を増やす(特開昭59−16057
1、59−215857号公報)とか、アルミニウム粉
末等の隠蔽力の高い顔料と混合して使用するといった煩
雑な工程をとらざるを得ないという問題がある。また、
雲母等の天然物を基板とするため、基板の粒度分布や形
状を所望の条件に整えることが難しく、これらに起因す
る種々のデザイン性を任意に調節することが困難であ
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、干渉色によ
る色調の種類が豊富で、かつ隠蔽性が高く加工性に優れ
た金属粉末顔料を利用し、凝集のない新規なメタリック
塗膜を得る塗料組成物に関するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、下記一般式で表される
物質を加水分解し、その生成物で表面を被覆された金属
粉末を塗料組成物として使用することにより目的を達成
できることを見いだし本発明に至った。
【0018】すなわち、本発明は以下の(1)〜(4)
である。
【0019】(1)下記一般式で表される物質を加水分
解し、その生成物で金属粉末表面を被覆して得られる着
色金属粉末を顔料成分の少なくとも一つとしたことを特
徴とする塗料組成物。
【0020】一般式 Mn3n+12n+2 ただし、 M:金属原子 O:酸素原子 R:アルキル基 n:1〜40の整数 (2)上記一般式で表される物質を加水分解し、その生
成物で金属粉末表面を被覆した後、更に100℃以上、
かつ、金属粉末の融点未満の温度で加熱して得られた着
色金属粉末顔料を用いた塗料組成物。
【0021】(3)金属粉末の表面積1m2当たり、一
般式で表される化合物が金属として1mg以上、360
mg以下存在する着色粉末金属顔料を用いた上記(1)
または(2)に記載の塗料組成物。
【0022】(4)一般式の金属原子がチタニウムある
いはジルコニウムである着色粉末金属顔料を用いた上記
(1)〜(3)の何れかに記載の塗料組成物。
【0023】以下に本発明を更に詳細に説明する。
【0024】本発明における加水分解反応は溶媒に金属
粉末を懸濁させた状態で金属アルコレート及びそれを加
水分解し得る量以上の水を添加することにより行い、こ
の加水分解物を金属粒子表面に析出させる。
【0025】たとえば一般式のn=1の場合には M(OR)4+2H2O→MO2+4ROH という反応が起こり、加水分解により金属酸化物および
一部残存アルキル基の存在する化合物が金属表面に生成
するものと考えられる。
【0026】金属アルコレートおよび水の添加法は一括
添加方式をとってもよいし少量ずつ多段階に分割する方
式をとってもよい。
【0027】各々の添加順序は金属アルコレートを先に
溶媒中に溶解あるいは懸濁した所に水を添加しても、あ
るいは水を先に溶媒中に溶解あるいは懸濁した後に金属
アルコレートを添加してもよく、また、少量ずつ交互に
添加しても良い。
【0028】しかし、一般には反応を穏やかに行う方が
浮游粒子の生成が少なくなる傾向があるため、少量ずつ
必要に応じ溶媒で濃度を低下させた状態で添加すること
が望ましい。
【0029】ここで金属アルコレートの加水分解物と金
属とは表面に存在する水酸基を介して結合すると思われ
るが、結合力が弱く浮游粒子が多く生成する場合には、
アンカーサイトとして、カルボキシル基、アミノ基等、
金属アルコレートの加水分解物及び金属と、水素結合あ
るいはイオン結合する基を両端にもつ化合物(たとえば
ジカルボン酸等)を添加しても良い。
【0030】この加水分解物の被覆により、金属粉末が
着色される原理は、金属粉末表面に高屈折率薄膜が形成
され、薄膜の干渉が起こり、干渉色を呈示するためと思
われる。なお、先行技術として前述した特公昭35−5
376、39−2885、43−25644号公報の発
明との違いは従来技術が基体に非不透明物質を使用し、
反射光の補色を透過光として透過させるため、必然的に
隠蔽力が低く下地の影響が大きいのに対し、本発明では
基体に金属粉末を用いているため、隠蔽性をもった着色
されたメタリック顔料を塗料組成物として使用するとこ
ろにある。
【0031】本発明で用いられる金属粉末には、アルミ
ニウム、銅、亜鉛、鉄、ニッケル、及び/又はこれらの
合金が用いられ、好ましい例としてアルミニウムを挙げ
ることができる。金属粉末の形状は特に限定されない
が、平行薄膜の干渉を利用する点からみて、表面が平滑
であり、鱗片状であることが好ましい。例えば、0.0
1〜5μmの範囲の厚さを有し、1〜100μmの範囲
の長さまたは幅を有するものが好ましい。アスペクト比
は、10〜250の範囲にあることが望ましい。ここ
で、アスペクト比とは、金属粉末の長径と金属粉末の厚
さとの比較である。また金属アルコレートは、一般式が
n3n+12n+2(M:金属原子、O:酸素原子、R:
アルキル基、n=1〜40の整数)を満たす化合物であ
り、添加量はアルミニウム粉末の表面積1m2当たり、
金属分として1mg以上、360mg以下が望ましい。
1mg未満では呈色が弱く、360mgを越えると干渉
色が弱くなると同時に浮游粒子が多くなるため好ましく
ない。更に金属原子はチタン、ジルコニウム、シリコ
ン、タンタル、アルミニウム、カルシウム、ナトリウ
ム、カリウム、ホウ素、ランタン、亜鉛等が挙げられる
が、高屈折率を有する必要からチタン、ジルコニウムが
特に好ましい。
【0032】また、アルキル基はメチル、エチル、プロ
ピル、ブチル、オクチル、ステアリル等が用いられる
が、エチル基からオクチル基までのものが特に好まし
い。アルキル基の分子量が大きいもの程加水分解が緩や
かになる一方で、分子量が大き過ぎるとワックス状にな
り、均一分散させ得る溶媒が限られてしまうためであ
る。また、特に一量体(一般式でn=1)で反応が急激
に起こり、浮游粒子が多く生成する場合には、二量体
(n=2)、三量体(n=3)、四量体(n=4)等の
縮合体を用いることが望ましい。しかし、nの数が大き
過ぎると金属アルコレート自体の粘度が増大し、溶媒に
溶解しにくくなるため、n=4程度までが望ましい。こ
れらの金属アルコレートは単独で用いても、また2種以
上混合して用いても良い。また、加水分解速度を緩やか
にするため、金属アルコレートを溶媒で希釈し、濃度を
低くして添加することも望ましい。
【0033】本発明で使用される金属アルコレートとし
ては、例えばテトラエチルチタネート、テトライソプロ
ピルチタネート、テトラ−n−ブチルチタネート、テト
ラ−sec−ブチルチタネート、テトラ−tert−ブ
チルチタネート、テトラ−2エチルヘキシルチタネー
ト、テトラエチルジルコネート、テトライソプロピルジ
ルコネート、テトラ−n−ブチルジルコネート、テトラ
−sec−ブチルジルコネート、テトラ−tert−ブ
チルジルコネート、テトラ−2エチルヘキシルジルコネ
ート等及びこれらの縮合体が挙げられる。
【0034】また、本発明において一般に用いられる溶
媒は特に限定されないが、アルコール類、ミネラルスピ
リット、ソルベントナフサ、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、石油ベンジン等、金属アルコーレートを溶解する
ものが望ましい。また、これらは単独でも、また2種以
上の混合物としても用いることもできる。
【0035】また、金属アルコレートの加水分解反応で
水の添加によりアルコールが副生成することからアルコ
ールを重合速度の調節剤として用いることが可能であ
る。
【0036】本発明における金属アルコレートの加水分
解工程では加水分解をするに必要な量以上の水を添加す
る。水を後から添加する場合、溶媒で希釈して用いるこ
とが望ましい。また、添加量が少ないと反応に時間がか
かり過ぎるか、金属アルコレートが直鎖状に縮合する傾
向があり、金属粉末表面で三次元的架橋を起こさず、均
一膜になりにくい。一方、水が多過ぎるとゲル化を起こ
しやすく、金属粉末の凝集が起こる他、金属粉末と反応
し、水素ガスを発生する可能性があり、添加量は金属ア
ルコレートのモル数の数倍程度とすることが望ましい。
ただし、アルコールを溶媒とした場合、アルコールが反
応の抑制剤として働き、反応が遅くなるため、水の添加
速度を遅くした状態で溶媒の飽和量程度まで添加し、反
応終了後、すぐに瀘過し、水を取り除けば良い。なお、
この場合も塩化水素等の触媒を用いれば、多量の水を用
いる必要はない。
【0037】反応温度は室温で加水分解が起こるが、反
応が急激すぎる場合は冷却することが望ましい。
【0038】さらにこの様にして被覆した着色金属粉末
を100℃以上、かつ、金属粉末の融点以下で加熱する
ことにより、強い色を呈する着色金属粉末を得ることが
可能である。
【0039】以上の製法により、安全性に優れ、製法が
容易である着色金属粉末顔料を得ることができ、またそ
れを塗料顔料として利用することで、顔料の凝集もない
新規なメタリック感を有する塗膜、印刷物、成形体等を
得ることが可能となった。
【0040】本発明の、着色金属粉末顔料を用いた塗料
(インキを含む)組成物は、溶剤型塗料、水性塗料、粉
体塗料等として使用可能であり、これらは主として2つ
の基本成分、即ち(a)塗料用樹脂と(b)着色金属粉末顔
料からなり、溶剤型塗料や水性塗料の場合は更に3つ目
の成分として(c)稀釈剤を含む。
【0041】溶剤型塗料の塗料用樹脂としては、従来メ
タリック塗料で用いられている塗料用樹脂の中の任意の
ものを用いることができる。その樹脂としては、例えば
アクリル樹脂、アルキッド樹脂、オイルフリーアルキッ
ド樹脂、塩化ビニル樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、尿素樹脂、セルロース系
樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、クマロン樹脂、ク
マロン−インデン樹脂、キシレン樹脂、フェノール樹
脂、ケトン樹脂、フッ素樹脂等が挙げられ、これらは単
独で用いてもよいし混合して用いてもよい。また、特に
自動車の上塗り塗料として用いるような場合、近年問題
となっている酸性雨対策用としての樹脂、例えば酸基を
持つポリマーとエポキシ基を持つポリマーの組み合わせ
等を用いることも可能である。
【0042】本発明の塗料組成物で最も汎用的に用いら
れるのは、アクリル樹脂/メラミン樹脂の組み合わせで
あり、この場合、メラミン樹脂はアクリル樹脂の架橋剤
的役割を担う。例えばアクリル樹脂としては、アクリル
酸およびその誘導体モノマー(アクリル酸メチル、アク
リル酸エチル等)、メタクリル酸およびメタクリル酸誘
導体モノマー(メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル等)を主成分として、必要に応じてアクリルアミド
類、アクリロニトリル、スチレン-ビニルトルエン、酢
酸ビニル等を共重合して得られるものが用いられる。ま
たメラミン樹脂としては、メチロールメラミン、メチル
化メチロールメラミン、ブチル化メチロールメラミン等
が用いられる。アクリル樹脂と併用して用いられる樹脂
としては、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、フッ素樹
脂等が一般的である。
【0043】溶剤型塗料に使用される着色金属粉末顔料
は、塗料用樹脂100重量部に対して0.1重量部〜1
00重量部である。特に1重量部〜50重量部用いるこ
とが好ましい。この着色金属粉末顔料が0.1重量部未
満であると、着色効果が不十分であり、また、100重
量部を越えて用いると、塗料中の金属顔料の量が多くな
り過ぎて、塗装作業性が悪くなり、かつ、塗膜物性も劣
り実用的でない。また、着色金属粉末顔料は分散を容易
にするために必要に応じて溶剤型塗料の希釈剤でペース
ト化しておいても良い。
【0044】溶剤型塗料での希釈剤としては、トルエ
ン、キシレン等の芳香族系化合物、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン、ミネラルスピリット等の脂肪族系化合
物、エタノール、プタノール等のアルコール類、酢酸エ
チル、酢酸ブチル等のエスチル類、メチルエチルケトン
等のケトン類、トリクロロエチレン等の塩素化合物、エ
チレングリコールモノエチルエーテル等のセロソルブ類
が挙げられ、これらの希釈剤は単独または二種以上混合
して使用される。その組成は塗料用樹脂に対する溶解
性、塗膜形成特性、塗装作業性等を考慮して決定され
る。
【0045】なお、塗料業界で一般に使用されているフ
レーク状顔料、着色顔料、染料、フォトクロミック物
質、潤滑剤、湿潤剤、分散剤、色分れ防止剤、レベリン
グ剤、スリップ剤、皮張り防止剤、ゲル化防止剤、消泡
剤、硬化触媒、紫外線吸収剤、酸化防止剤、表面調整
剤、タレ止め剤、増粘剤、ミクロゲル等の添加剤を加え
ることができる。特に本発明で言う着色に関連する材料
の具体例をあげると、フレーク状顔料としては、アルミ
ニウムフレーク、板状酸化鉄、フタロシアニンフレー
ク、グラファイト、二酸化チタン被覆マイカ、着色マイ
カ等であり、着色顔料としてはアゾレーキ顔料、フタロ
シアニン系顔料、インジゴ系顔料、ペリノン系顔料、ペ
リレン系顔料、キノフタロン系顔料、ジオキサジン系顔
料、キナクリドン系顔料、イソインドリノン系顔料、金
属錯体顔料、黄鉛、黄色酸化鉄、ベンガラ、カーボンブ
ラック、二酸化チタン等であり、また染料としては、ア
ゾ染料、アントラキノン染料、インジゴイド染料、硫化
染料、トリフェニルメタン染料、ピラゾロン染料、スチ
ルベン染料、ニトロ染料等であり、またフォトクロミッ
ク物質としては、アゾベンゼン類、スピロピラン類、ス
ピロオキサジン類、フェノチアジン類等があげられる。
さらには本発明の塗料組成物中の顔料の配向性等が着色
性に影響を及ぼすことから、潤滑剤、分散剤も着色に関
連する一つの因子であり、例えば潤滑剤としては、ステ
アリン酸、パルミチン酸、オレイン酸、リノール酸、リ
ノレン酸等の脂肪酸系潤滑剤があげられ、また分散剤と
しては、ポリアクリル酸部分アルキルエステル、ポリア
ルキレンポリアミン、ナフタレンスルホン酸塩のホルマ
リン縮合物、ポリスチレンスルホン酸塩、ポリアクリル
酸塩、ビニル化合物とカルボン酸系単量体との共重合物
の塩、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコ
ールがあげられる。潤滑剤や分散剤は本発明の組成物中
の顔料表面に直接設ける方法を講じても良いし、組成物
中に添加しても良い。
【0046】特にパールマイカ顔料を本発明で使用され
る着色金属粉末顔料と任意の比率で混合して使用した場
合や、任意の塗膜構成(例えば本金属顔料含有層の上に
パールマイカ層を設ける等)により、金属感を有する干
渉色に加え柔らかい光を反射する干渉色も同時に観察さ
れるので、色の深みが増し意匠効果が更に高くなる。特
に自動車の上塗り塗膜に使用する場合は、本発明で使用
される着色金属粉末顔料の粒径は1〜50μm、好まし
くは5〜40μm、より好ましくは5〜20μmの範囲に
調整し、パールマイカ顔料の粒径は1〜44μm、好ま
しくは5〜40μmの範囲に調整する。各顔料の粒度分
布がシャープであるほど彩度が高い。
【0047】本発明の着色金属粉末顔料を含む塗料組成
物は水性塗料にも使用可能であるが、その場合金属と水
が反応して水素ガスが発生しないように塗料中の水分濃
度を下げたり、リン酸エステル等の反応禁止剤を加えて
水素ガスを発生させないようにする必要がある。水性塗
料用樹脂としては、水溶性樹脂または水分散性樹脂、こ
れらの単独または混合物を用いることができる。その種
類は目的、用途により千差万別であり、特に限定するも
のではないが、一般にはアクリル樹脂、アミド基含有ア
クリル樹脂、アクリル/セルロースアセテートブチレー
ト混合樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂、ニトロセ
ルロース樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポ
リウレタン樹脂、エポキシ変性アルキッド樹脂等、さら
には前述の酸性雨対策用の樹脂等が挙げられる。これら
の樹脂は、単独で、あるいはメラミン樹脂、尿素樹脂、
イソシアネート化合物、ブロック化イソシアネート化合
物等の硬化剤と組み合わせて用いることができる。
【0048】水性塗料に使用される着色金属粉末顔料
は、塗料用樹脂100重量部に対して0.1重量部〜1
00重量部である。特に1重量部〜50重量部用いるこ
とが好ましい。この着色金属粉末顔料が0.1重量部未
満であると、着色効果が不十分であり、また、100重
量部を越えて用いると、塗料中の金属顔料の量が多くな
り過ぎて、塗装作業性が悪くなり、かつ、塗膜物性も劣
り実用的でない。
【0049】また、各種添加剤としては、前述の添加剤
やその他の有機溶剤、水等、当該分野に於いて通常使用
され得るものであって、本発明に於ける効果を損なわな
いもの及び量であれば、添加しても差し支えない。
【0050】本発明における着色金属粉末顔料を用いた
塗料組成物は粉体塗料にも使用可能であるが、外観等の
優れた塗膜を得るために、シリコン化合物等の絶縁物質
を上記着色金属粉末顔料に付着させるか、あるいはその
皮膜を設けたり、またあらかじめ上記着色金属粉末顔料
を樹脂で被覆したり、さらには他の着色顔料を前記着色
金属粉末顔料に付着させたのち樹脂で被覆したりするこ
ともできる。
【0051】粉体塗料に使用される樹脂としては、アク
リル樹脂、アルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウ
レタン樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリ塩化ビニル樹
脂、エポキシ樹脂、ニトロセルロース樹脂、フッ素樹脂
等があげられる。
【0052】着色金属粉末顔料の配合量は塗料樹脂粉末
100重量部に対して0.1〜100重量部、好ましく
は1〜50重量部が適当である。配合量が少なすぎると
十分な装飾効果が得られず、また多すぎると粉体塗装塗
膜の物性に悪影響を及ぼす。
【0053】本発明の塗料組成物を用いて塗膜を作製す
る際の被塗基材は、鉄、アルミニウム、銅もしくはこれ
らの合金を含む金属類をはじめ、ガラス、セメント、コ
ンクリートなどの無機材料、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリスチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリアミド、ポリ
アクリル、ポリエステル、エチレン−ポリビニルアルコ
ール共重合体、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、
ポリカーボネート、ポリウレタン等の樹脂成形品および
各種FRPなどのプラスチック材料、木材、繊維材料等
が該当する。なおこれら被塗基材に予め適宜なアンダー
コートやプレコート処理を施すことは任意である。
【0054】本発明の塗料(インキを含む)組成物は、
スプレー塗装、刷毛塗り塗装、浸浸塗装、ロール塗装、
流し塗装、凸版印刷、平版印刷、凹版印刷、グラビア印
刷、孔版印刷等従来より公知の塗装方法、印刷方法等に
より、塗装や印刷等ができる。
【0055】例えば自動車の塗装等においては、通常表
面化成処理後に電着塗料などによる下塗り塗装および中
塗り塗装し、塗膜が硬化した後に上塗り塗装する。この
場合、塗装操作は霧化式塗装機を用い、エアスプレー塗
装、靜電塗装などによって行われる。上塗り塗膜は通
常、ベースコートおよび、その上のトップコート層から
なり、本発明の塗料組成物は上記のベースコートとして
一般に使用される。ベースコートの塗膜は10〜25μ
mの乾燥膜厚範囲で形成するのが好ましい。10μm未満
の膜厚では下地隠蔽性が減退して色ムラを生ずる原因と
なる。ついでベースコート上に上塗りのクリアー塗料を
トップコートとして塗装する。本発明の塗料組成物を用
いて作成したベースコート塗膜に、クリアーコート層を
塗装しても干渉色は損なわれないので問題なく使用でき
る。クリアーコート塗料組成は、ベース塗料と通常組み
合わされて使用されるものを用いるが、特に限定されな
い。さらに、意匠性を出すために、公知の着色顔料や染
料を含む塗膜の上に、本発明の顔料を用いて作製した塗
膜を設けても良いし、逆に本発明の顔料を用いて作製し
た塗膜の上に、公知の着色顔料や染料を含む塗膜を設け
ても良い。
【0056】本発明における着色金属粉末顔料を用いた
塗料組成物は、樹脂に練り込んで新規意匠性を有する成
形物を創出することもできる。樹脂材料は特に制限な
く、射出成形、トランスファー成形等一般的な成形加工
できるものであれば良い。
【0057】本発明の塗料組成物は、自動車、自転車、
玩具、家電製品、建築物、車両、産業機械およびその部
品等を対象とする塗料、印刷インキ、筆記用インキ、複
写インキ、特殊インキ等の各種インキおよび樹脂コンパ
ウンド、セラミック製品、化粧品等に用いることができ
る。
【0058】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を示すが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
【0059】(1)メタリック塗板の作製 表1に示す塗料配合で、ペイントシェーカーにより30
分攪拌混合し、本発明の塗料組成物を調製した。
【0060】
【表1】
【0061】該塗料を、エアースプレー塗装で膜厚が1
5μmになるようにアルミ板(1×70×150mm)
に塗装した。30分室温で静置後その上に表2に示す配
合のトップクリアーをエアースプレー塗装で膜厚が35
μmになるように塗装した。
【0062】
【表2】
【0063】1時間室温に静置した後140℃で30分
加熱硬化させメタリック塗板を得た。
【0064】(2)色調の評価 メタリック塗板の色調、カラーフロップ性の評価は目視
判定で行った。
【0065】実施例1 比表面積2.4m2/g(B.E.T.法)のアルミペ
ースト(MG−21、当社品)を石油ベンジン・アセト
ンで洗浄後、吸引濾過し、50℃、2時間乾燥させたも
のを50g取り、n−ブタノール500mlに懸濁後、
その状態を保ちつつ、テトラ−n−ブチルチタネート1
2.75gを添加した。ついで攪拌を続けながら水6.
75gをn−ブタノール120gに希釈した溶液を少量
ずつ添加した。次に、ブタノールが飽和状態になるまで
少量づつ添加した。このスラリーをブタノール洗浄後、
ヌッチェを用いNo.6のろ紙で吸引濾過し取り出し
た。
【0066】この粉末は黄金色を呈した。更にこの粉末
を250℃、15分間加熱したところ、更に強い黄金色
を呈する着色アルミ粉末が得られた。得られた着色アル
ミ粉末顔料を用い、前述の方法に従ってメタリック塗板
を作製したところ、塗板は強い赤味がかった金色を呈
し、かつ下地を十分に隠蔽していた。
【0067】実施例2 実施例1のテトラ−n−ブチルチタネート添加量を3
1.85gとし、最初にn−ブタノールと混合して徐々
に添加する水の量を16.88gとした以外は実施例1
と同様にして着色アルミ粉末顔料を得た。
【0068】次に実施例1と同様に粉末を250℃で1
5分間加熱した着色アルミ粉末顔料を用いメタリック塗
板を作製した。その結果、塗板は強い緑がかった金色を
呈し、かつ隠蔽性は十分であった。
【0069】実施例3 実施例2で得られた着色アルミ粉末顔料と、パールマイ
カ(日本光研(株)製、パールグレイス90−30R)
を1対1の重量比でブレンドしたものを顔料とし、メタ
リック塗板を作製した。その結果、金属感を有する着色
アルミ粉末顔料からの干渉色に加え、柔らかい光を反射
するパールマイカ由来の干渉色も同時に観察され、深み
のある色を有するメタリック塗板が得られた。
【0070】比較例1 パールマイカ(日本光研(株)製、パールグレイス90
−30R)を単独で顔料として用いメタリック塗膜を作
製した。その結果、干渉色は確認されたものの隠蔽性が
不十分で下地のアルミ板がはっきり観察された。
【0071】比較例2 市販の青色顔料であるフレンドカラーF500BL(昭
和アルミニウム(株)製)を顔料として用いメタリック
塗板を作製した。その結果、青色のメタリック塗膜は得
られたものの、従来のブルー顔料とアルミを単にブレン
ドして得られる色調となんら大差なかった。
【0072】比較例3 市販のオレンジ色顔料であるパリオクロム(BASF
製)を顔料としてメタリック塗板を作製した。その結
果、顔料の凝集が見られ、きれいなメタリック塗膜が作
製できなかった。
【0073】 実施例4 実施例1で得られた着色アルミ粉末顔料 24.5重量部 アクリル樹脂エマルジョン(分散剤) 11.5重量部 水 48.0重量部 プロピレングリコール 16.0重量部 上記の各成分を配合し、ペイントシェーカーにて30分
攪拌をおこない、水性の金色顔料インキを得た。得られ
たインキは干渉色による鮮やかな金色を呈した。
【0074】比較例4 実施例4で使用したところの、実施例1で得られた着色
アルミ粉末顔料に代えて、ブロンズパウダーBS−60
7(東洋アルミニウム(株)製)を用いた以外は全く実
施例4と同様にして水性金色顔料インキを得た。その結
果、光沢の鈍いやや赤みを帯びた金色を呈した。
【0075】 実施例5 実施例1で得られた着色アルミ粉末顔料 4重量部 無着色ポリエステル樹脂系塗料粉末(平均粒径35μm) 96重量部 上記2種の粉末を万能混合攪拌機で混合し、粉体塗料を
作製した。この塗料を用い、コロナ帯電方式の靜電粉体
塗装機MPSI−C(松尾産業(株)製)により、10
0Vの印加電圧で塗装し、180℃で20分焼き付け
た。得られた塗膜は干渉色による鮮やかな金色を呈し
た。
【0076】比較例5 実施例5で使用したところの、実施例1で得られた着色
アルミ粉末顔料に代えて、ブロンズパウダー3L7(福
田金属箔粉工業(株)製)を用いた以外は全く実施例5
と同様にして粉体塗装塗膜を作製した。得られた塗膜は
くすんだ金色で、色ムラも観察された。
【0077】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明の着色金
属粉末顔料を用いた塗料組成物により、干渉色による色
調の種類が豊富で、かつ隠蔽性が高く加工性に優れた金
属粉末顔料を利用し、顔料の凝集もない新規なメタリッ
ク塗膜を得ることができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式で表される物質を加水分解
    し、その生成物で金属粉末表面を被覆して得られる着色
    金属粉末を顔料成分の少なくとも一部としたことを特徴
    とする塗料組成物。 一般式 Mn3n+12n+2 ただし、 M:金属原子 O:酸素原子 R:アルキル基 n:1〜40の整数
  2. 【請求項2】 上記一般式で表される物質を加水分解
    し、その生成物で金属粉末表面を被覆した後、更に10
    0℃以上、かつ、金属粉末の融点未満の温度で加熱して
    得られた着色金属粉末顔料を用いた塗料組成物。
  3. 【請求項3】 金属粉末の表面積1m2当たり、一般式
    で表される化合物が金属として1mg以上、360mg
    以下存在する着色粉末金属顔料を用いた請求項1または
    2に記載の塗料組成物。
  4. 【請求項4】 一般式の金属原子がチタニウムあるいは
    ジルコニウムである着色粉末金属顔料を用いた請求項1
    〜3の何れかに記載の塗料組成物。
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WO2001048107A1 (fr) * 1999-12-27 2001-07-05 Toyo Aluminium Kabushiki Kaisha Composition de revetement a base de poudre metallique coloree et procede de production associe
WO2002036689A1 (fr) * 2000-11-02 2002-05-10 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Composition a base de pigment d'aluminium

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