JPH10291607A - 荷保管装置 - Google Patents
荷保管装置Info
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- JPH10291607A JPH10291607A JP10339997A JP10339997A JPH10291607A JP H10291607 A JPH10291607 A JP H10291607A JP 10339997 A JP10339997 A JP 10339997A JP 10339997 A JP10339997 A JP 10339997A JP H10291607 A JPH10291607 A JP H10291607A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クリーンルーム内における荷の収納効率を向
上させることができる荷保管装置を提供すること。 【解決手段】 ラックユニット3には荷収納部4が上下
に複数段形成されるとともに、その最下段部の下側にエ
ア通路6が形成される。ラックユニット3の外側に設け
られたブロアユニット2内にはメインフィルタ8及びフ
ァン9が各荷収納部4毎に対応して備えられとともに、
その下部にプレフィルタ10がエア通路6と対応して備
えられる。又、ブロアユニット2内のメインフィルタ
8、ファン9及びプレフィルタ10以外の空間は流路1
2を形成する。ファン9は流路12内の第1エア21を
吸引し荷収納部4内に通過させるとともに、荷収納部4
の内側から出た第2エア23をエア通路6及びプレフィ
ルタ10を介して流路12内に吸引し、クリーンルーム
内のエアを循環させる。
上させることができる荷保管装置を提供すること。 【解決手段】 ラックユニット3には荷収納部4が上下
に複数段形成されるとともに、その最下段部の下側にエ
ア通路6が形成される。ラックユニット3の外側に設け
られたブロアユニット2内にはメインフィルタ8及びフ
ァン9が各荷収納部4毎に対応して備えられとともに、
その下部にプレフィルタ10がエア通路6と対応して備
えられる。又、ブロアユニット2内のメインフィルタ
8、ファン9及びプレフィルタ10以外の空間は流路1
2を形成する。ファン9は流路12内の第1エア21を
吸引し荷収納部4内に通過させるとともに、荷収納部4
の内側から出た第2エア23をエア通路6及びプレフィ
ルタ10を介して流路12内に吸引し、クリーンルーム
内のエアを循環させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウェ
ハ等の塵埃を極端に嫌う製品の保管に採用されるクリー
ンルーム内の荷保管装置に関するものである。
ハ等の塵埃を極端に嫌う製品の保管に採用されるクリー
ンルーム内の荷保管装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置や液晶等は塵埃を極端
に嫌うため、極めて清浄度の高いクリーンルームに保管
する必要がある。図3に示すように、従来のクリーンル
ーム内の荷保管装置51は、ブロアユニット52、ラッ
クユニット53及びメインフィルタユニット54の3つ
のユニットから構成されている。この装置51内には前
後方向(紙面直交方向)に走行可能なクレーン55が備
えられ、クレーン55を中心として左右対称に各ユニッ
ト52,53,54がそれぞれ配置されている。詳述す
ると、下方に配置されたブロアユニット52の上方に
は、該ブロアユニット52を土台としてラックユニット
53、及び、メインフィルタユニット54が配置されて
いる。ラックユニット53は複数の荷収納部56を備
え、その荷収納部56はクレーン55側を内側として内
側が開放し、ブロアユニット52のプレフィルタ57を
介してブロア58の吸引部58aと連通している。ブロ
ア58の吐出部58bはメインフィルタユニット54の
流路59と連通している。流路59は荷収納部56の外
側にそれぞれ配設されたメインフィルタ60を介して荷
収納部56と連通している。
に嫌うため、極めて清浄度の高いクリーンルームに保管
する必要がある。図3に示すように、従来のクリーンル
ーム内の荷保管装置51は、ブロアユニット52、ラッ
クユニット53及びメインフィルタユニット54の3つ
のユニットから構成されている。この装置51内には前
後方向(紙面直交方向)に走行可能なクレーン55が備
えられ、クレーン55を中心として左右対称に各ユニッ
ト52,53,54がそれぞれ配置されている。詳述す
ると、下方に配置されたブロアユニット52の上方に
は、該ブロアユニット52を土台としてラックユニット
53、及び、メインフィルタユニット54が配置されて
いる。ラックユニット53は複数の荷収納部56を備
え、その荷収納部56はクレーン55側を内側として内
側が開放し、ブロアユニット52のプレフィルタ57を
介してブロア58の吸引部58aと連通している。ブロ
ア58の吐出部58bはメインフィルタユニット54の
流路59と連通している。流路59は荷収納部56の外
側にそれぞれ配設されたメインフィルタ60を介して荷
収納部56と連通している。
【0003】ブロア58の吐出部58bから吐出される
第1エア61(図中に矢印で示す)は、流路59内を上
昇するとともに、各メインフィルタ60を通過して清浄
度の高いクリーンエア62(図中に矢印で示す)とな
り、荷収納部56に供給される。従って、荷収納部56
内はクリーンエア62により常に清浄度が高く保たれ
る。そして、荷収納部56の内側から出た第2エア63
(図中に矢印で示す)は、プレフィルタ57を介してブ
ロア58の吸引部58aに吸引される。このように、荷
保管装置51は、荷収納部56に常にクリーンエア62
を供給するようにエアを循環させる。
第1エア61(図中に矢印で示す)は、流路59内を上
昇するとともに、各メインフィルタ60を通過して清浄
度の高いクリーンエア62(図中に矢印で示す)とな
り、荷収納部56に供給される。従って、荷収納部56
内はクリーンエア62により常に清浄度が高く保たれ
る。そして、荷収納部56の内側から出た第2エア63
(図中に矢印で示す)は、プレフィルタ57を介してブ
ロア58の吸引部58aに吸引される。このように、荷
保管装置51は、荷収納部56に常にクリーンエア62
を供給するようにエアを循環させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、第1エア6
1はブロア58の吐出部58bから上方に吐出されるた
め、流路59内における第1エア61は上方ほど高圧と
なる。従って、各メインフィルタ60を通過する第1エ
ア61の通過量は上方ほど多くなる。その結果、荷収納
部56に供給されるクリーンエア62の風速が上下の荷
収納部56で異なり乱流を発生させる。この乱流は荷収
納部56内に塵埃を溜める等の原因となる。従って、こ
のルーム内は乱流により荷収納部56内の清浄度が低下
するという問題がある。
1はブロア58の吐出部58bから上方に吐出されるた
め、流路59内における第1エア61は上方ほど高圧と
なる。従って、各メインフィルタ60を通過する第1エ
ア61の通過量は上方ほど多くなる。その結果、荷収納
部56に供給されるクリーンエア62の風速が上下の荷
収納部56で異なり乱流を発生させる。この乱流は荷収
納部56内に塵埃を溜める等の原因となる。従って、こ
のルーム内は乱流により荷収納部56内の清浄度が低下
するという問題がある。
【0005】又、各ユニット52,53,54は鋼板
製、ステンレス製等の金属で形成されている。従って、
ネジ等により互いに各ユニット52,53,54を接続
したとき、その接続した部分には僅かな隙間が生じる。
そして、流路59内はブロア58の吐出部58bから吐
出される第1エア61により比較的高圧となっているた
め、メインフィルタ60を通過していない第1エア61
が前記隙間から荷収納部56に入り込むという虞があ
る。従って、特にラックユニット53とメインフィルタ
ユニット54との間には第1エア61が荷収納部56に
入り込むのを防止するためのシールを取付ける必要があ
る。さらに、各ユニット52,53,54は前後方向
(紙面直交方向)に複数配列されており、必要に応じて
増設が可能となっている。従って、これら各ユニット5
2,53,54の前後方向の増設時にも、その接続した
部分にシールを取付ける必要がある。そして、これらシ
ールの取付作業は各ユニット52,53,54を接続し
たときに行う必要があるため、現地での組付け作業を煩
雑にするとともに、組付作業に時間を要するという問題
がある。
製、ステンレス製等の金属で形成されている。従って、
ネジ等により互いに各ユニット52,53,54を接続
したとき、その接続した部分には僅かな隙間が生じる。
そして、流路59内はブロア58の吐出部58bから吐
出される第1エア61により比較的高圧となっているた
め、メインフィルタ60を通過していない第1エア61
が前記隙間から荷収納部56に入り込むという虞があ
る。従って、特にラックユニット53とメインフィルタ
ユニット54との間には第1エア61が荷収納部56に
入り込むのを防止するためのシールを取付ける必要があ
る。さらに、各ユニット52,53,54は前後方向
(紙面直交方向)に複数配列されており、必要に応じて
増設が可能となっている。従って、これら各ユニット5
2,53,54の前後方向の増設時にも、その接続した
部分にシールを取付ける必要がある。そして、これらシ
ールの取付作業は各ユニット52,53,54を接続し
たときに行う必要があるため、現地での組付け作業を煩
雑にするとともに、組付作業に時間を要するという問題
がある。
【0006】さらに、ブロア58を備えたブロアユニッ
ト52はラックユニット53の土台として、ラックユニ
ット53の下方に配置されているため、ラックユニット
53の荷収納部56が下方から配置できず荷の収納効率
が悪いという問題がある。また、ブロアユニット52を
土台としているためラックユニット53の重量及びラッ
クユニット53の荷収納部56に収納できる荷の重量が
限られてしまう。従って、荷収納部56に重い荷を収納
することができないという問題がある。
ト52はラックユニット53の土台として、ラックユニ
ット53の下方に配置されているため、ラックユニット
53の荷収納部56が下方から配置できず荷の収納効率
が悪いという問題がある。また、ブロアユニット52を
土台としているためラックユニット53の重量及びラッ
クユニット53の荷収納部56に収納できる荷の重量が
限られてしまう。従って、荷収納部56に重い荷を収納
することができないという問題がある。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その第1の目的は、ルーム内の乱流
を防止し荷収納部内の清浄度を向上させることができる
荷保管装置を提供することにある。
れたものであって、その第1の目的は、ルーム内の乱流
を防止し荷収納部内の清浄度を向上させることができる
荷保管装置を提供することにある。
【0008】第2の目的は、組付作業を容易にし組付作
業時間を短縮することができる荷保管装置を提供するこ
とにある。第3の目的は、荷の収納効率を向上させるこ
とができる荷保管装置を提供することにある。
業時間を短縮することができる荷保管装置を提供するこ
とにある。第3の目的は、荷の収納効率を向上させるこ
とができる荷保管装置を提供することにある。
【0009】第4の目的は、重い荷を収納することがで
きる荷保管装置を提供することにある。
きる荷保管装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、内外側が開放し、内側
から荷の出し入れが行われる複数の荷収納部と、前記荷
収納部の外側に設けられたメインフィルタと、エアを前
記メインフィルタを介して前記荷収納部内に通過させる
ためのエア循環手段とを備えた荷保管装置において、前
記エア循環手段をメインフィルタの外側に設けたことを
要旨としている。
めに、請求項1に記載の発明は、内外側が開放し、内側
から荷の出し入れが行われる複数の荷収納部と、前記荷
収納部の外側に設けられたメインフィルタと、エアを前
記メインフィルタを介して前記荷収納部内に通過させる
ためのエア循環手段とを備えた荷保管装置において、前
記エア循環手段をメインフィルタの外側に設けたことを
要旨としている。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の荷保管装置において、前記エア循環手段は前記荷収納
部毎に設けたことを要旨としている。請求項3に記載の
発明は、請求項1又は2に記載の荷保管装置において、
前記荷収納部はラックユニットに上下に複数段形成され
るとともに、そのラックユニットの最下段部の下側には
内外側が開放したエア通路を形成し、前記メインフィル
タ及び前記エア循環手段は前記ラックユニットの外側に
設けられたブロアユニット内に前記荷収納部に対応して
備えられるとともに、そのブロアユニットの下部には前
記エア通路と対応したプレフィルタを備え、同ブロアユ
ニット内のメインフィルタ、前記エア循環手段及び前記
プレフィルタ以外の空間を流路とし、前記エア循環手段
は前記流路内のエアを吸引し前記荷収納部内に通過させ
るとともに、前記荷収納部の内側から出たエアを前記エ
ア通路及び前記プレフィルタを介して前記流路内に吸引
することを要旨としている。
の荷保管装置において、前記エア循環手段は前記荷収納
部毎に設けたことを要旨としている。請求項3に記載の
発明は、請求項1又は2に記載の荷保管装置において、
前記荷収納部はラックユニットに上下に複数段形成され
るとともに、そのラックユニットの最下段部の下側には
内外側が開放したエア通路を形成し、前記メインフィル
タ及び前記エア循環手段は前記ラックユニットの外側に
設けられたブロアユニット内に前記荷収納部に対応して
備えられるとともに、そのブロアユニットの下部には前
記エア通路と対応したプレフィルタを備え、同ブロアユ
ニット内のメインフィルタ、前記エア循環手段及び前記
プレフィルタ以外の空間を流路とし、前記エア循環手段
は前記流路内のエアを吸引し前記荷収納部内に通過させ
るとともに、前記荷収納部の内側から出たエアを前記エ
ア通路及び前記プレフィルタを介して前記流路内に吸引
することを要旨としている。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、エア循環
手段はエアをメインフィルタを介して荷収納部内に通過
させる。メインフィルタを通過したエアはクリーンエア
となり荷収納部の清浄度を高く保つ。そして、エアをメ
インフィルタを介して荷収納部内に通過させるためのエ
ア循環手段をメインフィルタの外側に設けたため、荷収
納部を下方まで形成することができる。よって、クリー
ンルーム内における荷の収納効率を向上させることがで
きる。また、荷収納部を形成するラックユニットをフロ
ア(地上面)に据付けることができる。よって、荷収納
部に重い荷を収納することができる。
手段はエアをメインフィルタを介して荷収納部内に通過
させる。メインフィルタを通過したエアはクリーンエア
となり荷収納部の清浄度を高く保つ。そして、エアをメ
インフィルタを介して荷収納部内に通過させるためのエ
ア循環手段をメインフィルタの外側に設けたため、荷収
納部を下方まで形成することができる。よって、クリー
ンルーム内における荷の収納効率を向上させることがで
きる。また、荷収納部を形成するラックユニットをフロ
ア(地上面)に据付けることができる。よって、荷収納
部に重い荷を収納することができる。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、エア循環
手段を荷収納部毎に設けたため、メインフィルタを介し
て荷収納部内に通過させるエアの量、即ち荷収納部内に
供給されるクリーンエアの風速を荷収納部毎に制御でき
る。よって、クリーンエアの風速をクリーンルーム内に
乱流が生じないように制御できる。その結果、荷収納部
内の清浄度を向上させることができる。
手段を荷収納部毎に設けたため、メインフィルタを介し
て荷収納部内に通過させるエアの量、即ち荷収納部内に
供給されるクリーンエアの風速を荷収納部毎に制御でき
る。よって、クリーンエアの風速をクリーンルーム内に
乱流が生じないように制御できる。その結果、荷収納部
内の清浄度を向上させることができる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、ラックユ
ニットには荷収納部が上下に複数段形成されるととも
に、その最下段部の下側にエア通路が形成される。ラッ
クユニットの外側に設けられたブロアユニット内にはメ
インフィルタ及びエア循環手段が荷収納部に対応して備
えられとともに、その下部にプレフィルタがエア通路と
対応して備えられる。又、ブロアユニット内のメインフ
ィルタ、エア循環手段及びプレフィルタ以外の空間は流
路を形成する。エア循環手段は流路内のエアを吸引し荷
収納部内に通過させるとともに、前記荷収納部の内側か
ら出たエアをエア通路及び前記プレフィルタを介して前
記流路内に吸引し、クリーンルーム内のエアを循環させ
る。
ニットには荷収納部が上下に複数段形成されるととも
に、その最下段部の下側にエア通路が形成される。ラッ
クユニットの外側に設けられたブロアユニット内にはメ
インフィルタ及びエア循環手段が荷収納部に対応して備
えられとともに、その下部にプレフィルタがエア通路と
対応して備えられる。又、ブロアユニット内のメインフ
ィルタ、エア循環手段及びプレフィルタ以外の空間は流
路を形成する。エア循環手段は流路内のエアを吸引し荷
収納部内に通過させるとともに、前記荷収納部の内側か
ら出たエアをエア通路及び前記プレフィルタを介して前
記流路内に吸引し、クリーンルーム内のエアを循環させ
る。
【0015】よって、ラックユニット及びブロアユニッ
トを前後方向に複数配列させれば、容易に必要に応じた
規模のクリーンルームを組立てることができる。また、
荷収納部を形成するラックユニットはフロア(地上面)
に据付けられるため、荷収納部に重い荷を収納すること
ができる。さらに、エアが十分通るだけのエア通路を確
保すれば、荷収納部を下方まで形成することができる。
よって、クリーンルーム内における荷の収納効率を向上
させることができる。
トを前後方向に複数配列させれば、容易に必要に応じた
規模のクリーンルームを組立てることができる。また、
荷収納部を形成するラックユニットはフロア(地上面)
に据付けられるため、荷収納部に重い荷を収納すること
ができる。さらに、エアが十分通るだけのエア通路を確
保すれば、荷収納部を下方まで形成することができる。
よって、クリーンルーム内における荷の収納効率を向上
させることができる。
【0016】さらにまた、流路内のエアはエア循環手段
により吸引されるため、流路内は荷収納部内と比べて比
較的に低圧となる。よって、流路内のエアはブロアユニ
ットとラックユニットを接続組立てしたときに生じる僅
かな隙間から荷収納部内に入り込む力を持たない。その
結果、ブロアユニットとラックユニットを接続組立てし
たときに生じる僅かな隙間にシールを取付ける必要がな
くなり、組付け工数が削減でき、現地での組付け作業が
容易になる。また、組付作業時間を短縮することができ
る。
により吸引されるため、流路内は荷収納部内と比べて比
較的に低圧となる。よって、流路内のエアはブロアユニ
ットとラックユニットを接続組立てしたときに生じる僅
かな隙間から荷収納部内に入り込む力を持たない。その
結果、ブロアユニットとラックユニットを接続組立てし
たときに生じる僅かな隙間にシールを取付ける必要がな
くなり、組付け工数が削減でき、現地での組付け作業が
容易になる。また、組付作業時間を短縮することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1及び図2に従って説明する。図1に示すよ
うにクリーンルーム内の荷保管装置1は、ブロアユニッ
ト2及びラックユニット3等から構成されている。ラッ
クユニット3は該装置1内において左右一対に配置さ
れ、ブロアユニット2は左右一対のラックユニット3の
外側にそれぞれ配置されている。そして、各ユニット
2,3は、図2(平断面図)に示すように前後方向(図
1において紙面直交方向)に複数配列されており、必要
に応じて前後方向に増設が可能となっている。なお、ブ
ロアユニット2の外側壁パネル2aは取外し可能に構成
されている。
の形態を図1及び図2に従って説明する。図1に示すよ
うにクリーンルーム内の荷保管装置1は、ブロアユニッ
ト2及びラックユニット3等から構成されている。ラッ
クユニット3は該装置1内において左右一対に配置さ
れ、ブロアユニット2は左右一対のラックユニット3の
外側にそれぞれ配置されている。そして、各ユニット
2,3は、図2(平断面図)に示すように前後方向(図
1において紙面直交方向)に複数配列されており、必要
に応じて前後方向に増設が可能となっている。なお、ブ
ロアユニット2の外側壁パネル2aは取外し可能に構成
されている。
【0018】ラックユニット3には、図1に示すように
内外側が開放した荷収納部4が上下方向に複数段形成さ
れている。この荷収納部4には荷5が収納される。ま
た、ラックユニット3の最下段部の下側には、エア通路
6が形成されている。
内外側が開放した荷収納部4が上下方向に複数段形成さ
れている。この荷収納部4には荷5が収納される。ま
た、ラックユニット3の最下段部の下側には、エア通路
6が形成されている。
【0019】ブロアユニット2には荷収納部4毎にファ
ンフィルタユニット7が配設されている。そして、ファ
ンフィルタユニット7はメインフィルタ8及びエア循環
手段としてのファン9から構成され、荷収納部4の外側
にメインフィルタ8が取着され、メインフィルタ8の外
側にファン9が配置されている。そして、ファン9が駆
動されるとブロアユニット2内のエアが吸引されメイン
フィルタ8を通って荷収納部4側に吐出されるようにな
っている。
ンフィルタユニット7が配設されている。そして、ファ
ンフィルタユニット7はメインフィルタ8及びエア循環
手段としてのファン9から構成され、荷収納部4の外側
にメインフィルタ8が取着され、メインフィルタ8の外
側にファン9が配置されている。そして、ファン9が駆
動されるとブロアユニット2内のエアが吸引されメイン
フィルタ8を通って荷収納部4側に吐出されるようにな
っている。
【0020】また、ブロアユニット2にはエア通路6と
流路12との間にプレフィルタ10が備えられている。
さらに、ブロアユニット2の底部には外気吸気用プレフ
ィルタ11が備えられている。尚、流路12はブロアユ
ニット2内のファンフィルタユニット7、プレフィルタ
10及び外気吸気用プレフィルタ11を除いた空間で形
成されている。
流路12との間にプレフィルタ10が備えられている。
さらに、ブロアユニット2の底部には外気吸気用プレフ
ィルタ11が備えられている。尚、流路12はブロアユ
ニット2内のファンフィルタユニット7、プレフィルタ
10及び外気吸気用プレフィルタ11を除いた空間で形
成されている。
【0021】つまり、複数の荷収納部4はエア通路6と
連通している。エア通路6はプレフィルタ10を介して
流路12と連通している。流路12はファン9及びメイ
ンフィルタ8を介して荷収納部4と連通している。ま
た、流路12は外気吸気用プレフィルタ11を介して該
装置1の外部と連通している。
連通している。エア通路6はプレフィルタ10を介して
流路12と連通している。流路12はファン9及びメイ
ンフィルタ8を介して荷収納部4と連通している。ま
た、流路12は外気吸気用プレフィルタ11を介して該
装置1の外部と連通している。
【0022】左右一対のラックユニット3の間には前後
方向(図1において紙面直交方向)に延びる走行用レー
ル13が敷設されている。また、その走行用レール13
上には昇降キャリッジ14a、フォーク装置14b等を
備えたクレーン14が該レール13上を走行可能に備え
られている。尚、クレーン14は、該装置1の天井15
の前後方向に設けられたレール16にガイド輪17を介
して連結されている。図2に示すようにクレーン14
は、フォーク装置14b及び昇降キャリッジ14a等に
より荷5を乗せ、荷収納部4と荷保管装置1内に形成さ
れた荷受部18及び荷渡し部19との間で荷の受渡しを
行う。
方向(図1において紙面直交方向)に延びる走行用レー
ル13が敷設されている。また、その走行用レール13
上には昇降キャリッジ14a、フォーク装置14b等を
備えたクレーン14が該レール13上を走行可能に備え
られている。尚、クレーン14は、該装置1の天井15
の前後方向に設けられたレール16にガイド輪17を介
して連結されている。図2に示すようにクレーン14
は、フォーク装置14b及び昇降キャリッジ14a等に
より荷5を乗せ、荷収納部4と荷保管装置1内に形成さ
れた荷受部18及び荷渡し部19との間で荷の受渡しを
行う。
【0023】このように構成されたクリーンルーム内の
荷保管装置1は、ファン9の駆動によりエアが循環す
る。ファン9が駆動しているとき、流路12内の第1エ
ア21(図中に矢印で示す)はファン9に吸引され、吸
引された第1エア21は直にメインフィルタ8を通過し
て清浄度の高いクリーンエア22(図中に矢印で示す)
となり、荷収納部4内に供給される。従って、荷収納部
4内はクリーンエア22により常に清浄度が高く保たれ
る。
荷保管装置1は、ファン9の駆動によりエアが循環す
る。ファン9が駆動しているとき、流路12内の第1エ
ア21(図中に矢印で示す)はファン9に吸引され、吸
引された第1エア21は直にメインフィルタ8を通過し
て清浄度の高いクリーンエア22(図中に矢印で示す)
となり、荷収納部4内に供給される。従って、荷収納部
4内はクリーンエア22により常に清浄度が高く保たれ
る。
【0024】一方、荷収納部4の内側から出た第2エア
23はエア通路6に流れ込み、プレフィルタ10を通過
して大まかな塵埃が取除かれた第1エア21となり流路
12内に吸引される。尚、このとき流路12内に供給さ
れた第1エア21は外気吸気用プレフィルタ11を介し
て外部のエア24(図中に矢印で示す)と混ざり合う。
23はエア通路6に流れ込み、プレフィルタ10を通過
して大まかな塵埃が取除かれた第1エア21となり流路
12内に吸引される。尚、このとき流路12内に供給さ
れた第1エア21は外気吸気用プレフィルタ11を介し
て外部のエア24(図中に矢印で示す)と混ざり合う。
【0025】このように、クリーンルーム内の荷保管装
置1は、荷収納部4に常にクリーンエア22を供給する
ようにエアを循環させる。次に、上記のような本実施の
形態の特徴的な効果を以下に述べる。
置1は、荷収納部4に常にクリーンエア22を供給する
ようにエアを循環させる。次に、上記のような本実施の
形態の特徴的な効果を以下に述べる。
【0026】(1)本実施の形態では、流路12内の第
1エア21はファン9によりメインフィルタ8を通過さ
せられ、清浄度の高いクリーンエア22となって荷収納
部4内に供給される。よって、荷収納部4内はクリーン
エア22により常に清浄度が高く保たれる。つまり、荷
5に塵埃等が溜まることがない。
1エア21はファン9によりメインフィルタ8を通過さ
せられ、清浄度の高いクリーンエア22となって荷収納
部4内に供給される。よって、荷収納部4内はクリーン
エア22により常に清浄度が高く保たれる。つまり、荷
5に塵埃等が溜まることがない。
【0027】(2)本実施の形態では、クリーンルーム
内のエアを循環させるためのファン9がメインフィルタ
8と一体化されたファンフィルタユニット7として、荷
収納部4の一つ毎にそれぞれ配置されている。よって、
荷収納部4に供給されるクリーンエア22の風力を荷収
納部4毎に制御することができる。その結果、ルーム内
に乱流が生じないように制御することができ、荷収納部
4内の清浄度を向上させることができる。また、荷5が
収納されていない荷収納部4のファン9を停止しておく
ことができるため、荷保管装置1のランニングコストを
荷5が収納されていない荷収納部4に応じて低減するこ
とができる。
内のエアを循環させるためのファン9がメインフィルタ
8と一体化されたファンフィルタユニット7として、荷
収納部4の一つ毎にそれぞれ配置されている。よって、
荷収納部4に供給されるクリーンエア22の風力を荷収
納部4毎に制御することができる。その結果、ルーム内
に乱流が生じないように制御することができ、荷収納部
4内の清浄度を向上させることができる。また、荷5が
収納されていない荷収納部4のファン9を停止しておく
ことができるため、荷保管装置1のランニングコストを
荷5が収納されていない荷収納部4に応じて低減するこ
とができる。
【0028】(3)本実施の形態では、クリーンルーム
内のエアを循環させるためのファン9がメインフィルタ
8と一体化されたファンフィルタユニット7として、荷
収納部4の外側に配置されている。よって、ラックユニ
ット3の最下段部に第2エア23が十分通るだけのエア
通路6を確保すれば、荷収納部4をフォーク14bが荷
5を持ち上げることが可能な最低の高さ、即ちクレーン
14の構造上の理由に合わせて形成することができる。
その結果、荷収納部4を従来に比べ下方まで形成するこ
とができ、クリーンルーム内における荷の収納効率を向
上させることができる。
内のエアを循環させるためのファン9がメインフィルタ
8と一体化されたファンフィルタユニット7として、荷
収納部4の外側に配置されている。よって、ラックユニ
ット3の最下段部に第2エア23が十分通るだけのエア
通路6を確保すれば、荷収納部4をフォーク14bが荷
5を持ち上げることが可能な最低の高さ、即ちクレーン
14の構造上の理由に合わせて形成することができる。
その結果、荷収納部4を従来に比べ下方まで形成するこ
とができ、クリーンルーム内における荷の収納効率を向
上させることができる。
【0029】(4)本実施の形態では、クリーンルーム
内のエアを循環させるためのファン9がメインフィルタ
8と一体化されたファンフィルタユニット7として、荷
収納部4の外側に配置されている。よって、ラックユニ
ット3をフロア(地上面)に据付けることができる。そ
の結果、ラックユニット3の荷収納部4を重い荷5が収
納できるような丈夫な構成とすることができる。従っ
て、このクリーンルーム内の荷保管装置1では、重い荷
5を収納することができる。
内のエアを循環させるためのファン9がメインフィルタ
8と一体化されたファンフィルタユニット7として、荷
収納部4の外側に配置されている。よって、ラックユニ
ット3をフロア(地上面)に据付けることができる。そ
の結果、ラックユニット3の荷収納部4を重い荷5が収
納できるような丈夫な構成とすることができる。従っ
て、このクリーンルーム内の荷保管装置1では、重い荷
5を収納することができる。
【0030】(5)本実施の形態では、クリーンルーム
内のエアを循環させるためのファン9がメインフィルタ
8と一体化されたファンフィルタユニット7として、荷
収納部4の外側に配置されている。従って、ブロアユニ
ット2の流路12内の第1エア21はファン9に吸引さ
れ、流路12内は荷収納部4内と比べて比較的に低圧と
なる。よって、第1エア21はブロアユニット2どうし
を接続組立てしたときに生じる僅かな隙間から荷収納部
4側に入り込む力を持たない。つまり、ファン9に吸引
されメインフィルタ8を通過したクリーンエア22以外
のエアが荷収納部4内に入り込むことがない。その結
果、ブロアユニット2どうしを接続組立てしたとき等に
生じる僅かな隙間にシールを取付ける必要がなくなり、
工数が削減し現地での組付け作業が容易になる。また、
組付作業時間を短縮することができる。
内のエアを循環させるためのファン9がメインフィルタ
8と一体化されたファンフィルタユニット7として、荷
収納部4の外側に配置されている。従って、ブロアユニ
ット2の流路12内の第1エア21はファン9に吸引さ
れ、流路12内は荷収納部4内と比べて比較的に低圧と
なる。よって、第1エア21はブロアユニット2どうし
を接続組立てしたときに生じる僅かな隙間から荷収納部
4側に入り込む力を持たない。つまり、ファン9に吸引
されメインフィルタ8を通過したクリーンエア22以外
のエアが荷収納部4内に入り込むことがない。その結
果、ブロアユニット2どうしを接続組立てしたとき等に
生じる僅かな隙間にシールを取付ける必要がなくなり、
工数が削減し現地での組付け作業が容易になる。また、
組付作業時間を短縮することができる。
【0031】(6)また、流路12内は比較的に低圧と
なるため、流路12内には外気吸気用プレフィルタ11
を介して外部のエア24が入り込むようになり、第1エ
ア21と外部のエア24とは積極的に混ざり合う。よっ
て、循環するエアの温度が高温となってしまうのを効率
よく防止することができる。その結果、特別に冷却装置
等を設けなくても、温度変化を避ける必要がある荷5を
保管することができる。
なるため、流路12内には外気吸気用プレフィルタ11
を介して外部のエア24が入り込むようになり、第1エ
ア21と外部のエア24とは積極的に混ざり合う。よっ
て、循環するエアの温度が高温となってしまうのを効率
よく防止することができる。その結果、特別に冷却装置
等を設けなくても、温度変化を避ける必要がある荷5を
保管することができる。
【0032】(7)本実施の形態では、交換メンテナン
スが度々必要なメインフィルタ8、プレフィルタ10及
び外気吸気用プレフィルタ11がブロアユニット2内に
収まっている。よって、ブロアユニット2の外側壁パネ
ル2aを外すだけで全てのフィルタ8,10,11の交
換が可能となる。
スが度々必要なメインフィルタ8、プレフィルタ10及
び外気吸気用プレフィルタ11がブロアユニット2内に
収まっている。よって、ブロアユニット2の外側壁パネ
ル2aを外すだけで全てのフィルタ8,10,11の交
換が可能となる。
【0033】(8)本実施の形態では、ブロアユニット
2及びラックユニット3を前後方向に複数配列させるだ
けで、必要に応じた規模のクリーンルームを組立てるこ
とができる。また、必要に応じて容易に増設できる。
2及びラックユニット3を前後方向に複数配列させるだ
けで、必要に応じた規模のクリーンルームを組立てるこ
とができる。また、必要に応じて容易に増設できる。
【0034】上記実施の形態は、以下のように変更して
実施してもよい。 ○上記実施の形態では、ブロアユニット2とラックユニ
ット3の2つのユニットにユニット化したが、ユニット
化しない構成としてもよい。ユニット化しなくても上記
(1)〜(6)と同様の効果を得ることができる。
実施してもよい。 ○上記実施の形態では、ブロアユニット2とラックユニ
ット3の2つのユニットにユニット化したが、ユニット
化しない構成としてもよい。ユニット化しなくても上記
(1)〜(6)と同様の効果を得ることができる。
【0035】○上記実施の形態では、荷収納部4毎にメ
インフィルタ8とファン9がファンフィルタユニット7
として配置されているとしたが、荷収納部4毎でなくて
も、例えば、2つの荷収納部4毎にファンフィルタユニ
ット7を配置する等、複数の荷収納部4毎にファンフィ
ルタユニット7を配置してもよい。このようにしても、
上記(1),(3)〜(8)と同様の効果を得ることが
できる。
インフィルタ8とファン9がファンフィルタユニット7
として配置されているとしたが、荷収納部4毎でなくて
も、例えば、2つの荷収納部4毎にファンフィルタユニ
ット7を配置する等、複数の荷収納部4毎にファンフィ
ルタユニット7を配置してもよい。このようにしても、
上記(1),(3)〜(8)と同様の効果を得ることが
できる。
【0036】○また、メインフィルタ8とファン9をユ
ニット化した構成としなくてもよい。そして、メインフ
ィルタ8を例えば、2つの荷収納部4毎に配置する等、
複数の荷収納部4毎に配置してもよい。また、ファン9
を例えば、2つの荷収納部4毎に配置する等、複数の荷
収納部4毎に配置してもよい。このようにしても、上記
(1),(3)〜(8)と同様の効果を得ることができ
る。
ニット化した構成としなくてもよい。そして、メインフ
ィルタ8を例えば、2つの荷収納部4毎に配置する等、
複数の荷収納部4毎に配置してもよい。また、ファン9
を例えば、2つの荷収納部4毎に配置する等、複数の荷
収納部4毎に配置してもよい。このようにしても、上記
(1),(3)〜(8)と同様の効果を得ることができ
る。
【0037】○上記実施の形態では、ブロアユニット2
の底部には外気吸気用プレフィルタ11が備えられてい
るとしたが、なくてもよい。このようにしても、上記
(1)〜(5),(7),(8)と同様の効果を得るこ
とができる。
の底部には外気吸気用プレフィルタ11が備えられてい
るとしたが、なくてもよい。このようにしても、上記
(1)〜(5),(7),(8)と同様の効果を得るこ
とができる。
【0038】次に、上記実施の形態から把握できる請求
項以外の技術的思想について、以下にその効果とともに
記載する。 (イ)請求項3に記載のクリーンルーム内の荷保管装置
において、前記ブロアユニットは底部に外気吸気用プレ
フィルタを備えたことを特徴とする荷保管装置。
項以外の技術的思想について、以下にその効果とともに
記載する。 (イ)請求項3に記載のクリーンルーム内の荷保管装置
において、前記ブロアユニットは底部に外気吸気用プレ
フィルタを備えたことを特徴とする荷保管装置。
【0039】このようにすると、流路内のエアはクリー
ンルーム外のエアと混ざり合う。よって、循環するエア
の温度が高温となってしまうのを防止することができ
る。その結果、温度変化を避ける必要がある荷を保管す
ることができる。
ンルーム外のエアと混ざり合う。よって、循環するエア
の温度が高温となってしまうのを防止することができ
る。その結果、温度変化を避ける必要がある荷を保管す
ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、クリーンルーム内における荷の収納効率を
向上させることができる荷保管装置を提供することがで
きる。
明によれば、クリーンルーム内における荷の収納効率を
向上させることができる荷保管装置を提供することがで
きる。
【0041】請求項2に記載の発明によれば、クリーン
エアの風速をクリーンルーム内に乱流が生じないように
制御できる。その結果、荷収納部内の清浄度を向上させ
ることができる荷保管装置を提供することができる。
エアの風速をクリーンルーム内に乱流が生じないように
制御できる。その結果、荷収納部内の清浄度を向上させ
ることができる荷保管装置を提供することができる。
【0042】請求項3に記載の発明によれば、荷収納部
に重い荷を収納することができる荷保管装置を提供する
ことができる。また、クリーンルーム内における荷の収
納効率を向上させることができる荷保管装置を提供する
ことができる。さらに、現地での組付け作業が容易にで
きるとともに、組付作業時間を短縮することができる荷
保管装置を提供することができる。
に重い荷を収納することができる荷保管装置を提供する
ことができる。また、クリーンルーム内における荷の収
納効率を向上させることができる荷保管装置を提供する
ことができる。さらに、現地での組付け作業が容易にで
きるとともに、組付作業時間を短縮することができる荷
保管装置を提供することができる。
【図1】実施の形態における荷保管装置を説明するため
の説明図。
の説明図。
【図2】実施の形態における荷保管装置を説明するため
の説明図。
の説明図。
【図3】従来技術における荷保管装置を説明するための
説明図。
説明図。
1…荷保管装置、2…ブロアユニット、3…ラックユニ
ット、4…荷収納部、6…エア通路、8…メインフィル
タ、9…エア循環手段としてのファン、10…プレフィ
ルタ、12…流路、21…流路内のエアとしての第1エ
ア、22…クリーンエア、23…荷収納部の内側から出
たエアとしての第2エア。
ット、4…荷収納部、6…エア通路、8…メインフィル
タ、9…エア循環手段としてのファン、10…プレフィ
ルタ、12…流路、21…流路内のエアとしての第1エ
ア、22…クリーンエア、23…荷収納部の内側から出
たエアとしての第2エア。
Claims (3)
- 【請求項1】 内外側が開放し、内側から荷の出し入れ
が行われる複数の荷収納部と、 前記荷収納部の外側に設けられたメインフィルタと、 エアを前記メインフィルタを介して前記荷収納部内に通
過させるためのエア循環手段とを備えた荷保管装置にお
いて、 前記エア循環手段をメインフィルタの外側に設けたこと
を特徴とする荷保管装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の荷保管装置において、 前記エア循環手段は前記荷収納部毎に設けたことを特徴
とした荷保管装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の荷保管装置にお
いて、 前記荷収納部はラックユニットに上下に複数段形成され
るとともに、そのラックユニットの最下段部の下側には
内外側が開放したエア通路を形成し、前記メインフィル
タ及び前記エア循環手段は前記ラックユニットの外側に
設けられたブロアユニット内に前記荷収納部に対応して
備えられるとともに、そのブロアユニットの下部には前
記エア通路と対応したプレフィルタを備え、同ブロアユ
ニット内のメインフィルタ、前記エア循環手段及び前記
プレフィルタ以外の空間を流路とし、前記エア循環手段
は前記流路内のエアを吸引し前記荷収納部内に通過させ
るとともに、前記荷収納部の内側から出たエアを前記エ
ア通路及び前記プレフィルタを介して前記流路内に吸引
することを特徴とした荷保管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10339997A JPH10291607A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 荷保管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10339997A JPH10291607A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 荷保管装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10291607A true JPH10291607A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14352988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10339997A Pending JPH10291607A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 荷保管装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10291607A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6251155B1 (en) * | 1998-07-02 | 2001-06-26 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Automatic warehouse for supplying air to a clean air space |
DE102004014937A1 (de) * | 2004-03-26 | 2005-10-20 | Asys Prozess Und Reinraumtechn | Lageranordnung mit vorgegebener Lagerungs-Atmosphäre |
JP2005311260A (ja) * | 2004-04-26 | 2005-11-04 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 液晶基板の保管倉庫室 |
DE102007051726A1 (de) | 2007-10-25 | 2009-04-30 | Hänel & Co. | Lageranordnung mit vorgebbarer Lagerungsatmosphäre |
CH699754A1 (de) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Tec Sem Ag | Speichervorrichtung. |
CN102616576A (zh) * | 2012-03-26 | 2012-08-01 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 一种码垛设备及其空气洁净系统 |
JP2018032723A (ja) * | 2016-08-24 | 2018-03-01 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理装置 |
JP2018186128A (ja) * | 2017-04-24 | 2018-11-22 | 東京エレクトロン株式会社 | ウエハ検査装置 |
-
1997
- 1997-04-21 JP JP10339997A patent/JPH10291607A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6251155B1 (en) * | 1998-07-02 | 2001-06-26 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Automatic warehouse for supplying air to a clean air space |
DE102004014937A1 (de) * | 2004-03-26 | 2005-10-20 | Asys Prozess Und Reinraumtechn | Lageranordnung mit vorgegebener Lagerungs-Atmosphäre |
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US9206992B2 (en) | 2007-10-25 | 2015-12-08 | Hänel & Co. | Storage configuration with predeterminable storage atmosphere |
DE102007051726A1 (de) | 2007-10-25 | 2009-04-30 | Hänel & Co. | Lageranordnung mit vorgebbarer Lagerungsatmosphäre |
CH699754A1 (de) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Tec Sem Ag | Speichervorrichtung. |
CN102616576A (zh) * | 2012-03-26 | 2012-08-01 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 一种码垛设备及其空气洁净系统 |
JP2018032723A (ja) * | 2016-08-24 | 2018-03-01 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理装置 |
KR20180022610A (ko) * | 2016-08-24 | 2018-03-06 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 기판 처리 장치 |
CN107785291A (zh) * | 2016-08-24 | 2018-03-09 | 东京毅力科创株式会社 | 基板处理装置 |
KR20220099525A (ko) * | 2016-08-24 | 2022-07-13 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 기판 처리 장치 |
KR20230044162A (ko) * | 2016-08-24 | 2023-04-03 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 기판 처리 장치 |
CN107785291B (zh) * | 2016-08-24 | 2023-08-01 | 东京毅力科创株式会社 | 基板处理装置 |
JP2018186128A (ja) * | 2017-04-24 | 2018-11-22 | 東京エレクトロン株式会社 | ウエハ検査装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050628 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050705 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051101 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |