JPH10291382A - 製本方法及び製本機 - Google Patents

製本方法及び製本機

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JPH10291382A
JPH10291382A JP11648297A JP11648297A JPH10291382A JP H10291382 A JPH10291382 A JP H10291382A JP 11648297 A JP11648297 A JP 11648297A JP 11648297 A JP11648297 A JP 11648297A JP H10291382 A JPH10291382 A JP H10291382A
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Japan
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book
adhesive
bookbinding
sheet
hot
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Application number
JP11648297A
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English (en)
Inventor
Toshimasa Kakita
敏雅 柿田
Yoshio Kishimoto
芳男 岸本
Hikoya Moriguchi
彦弥 森口
Norihiko Murata
紀彦 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichiban Co Ltd
Original Assignee
Nichiban Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被製本物の端面への接着剤の接着を容易にす
ると共に、仕上りを良好に行えるようにすること。 【解決手段】 加熱溶融したシート状ホットメルト接着
剤5に、挾持板20によって挾持された状態の被製本物
2の端面3を圧接した後、挾持した状態の被製本物2を
略垂直方向に引き上げ、被製本物2の端部に接着した接
着剤5を冷却することにより、被製本物2の端面への接
着剤5の接着を容易にする。また、引き上げた被製本物
2を接着剤シート4と略水平に移動して被製本物2の端
面3に接着剤を接着させ、その後、被製本物2の端面3
を非接着性整形板19上に接触させて接着剤5の形状を
整える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製本方法及び製
本機に関するもので、更に詳細には、ホットメルト接着
剤を用いた製本方法及び製本機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、製本物や紙葉物集合体等の本文
(以下に被製本物という)の背部を綴って製本する場
合、ホットメルト型接着剤を加熱溶融して接着する方法
が広く知られている。この製本方法は、例えば加熱溶融
されたシート状ホットメルト接着剤に、挾持された状態
の被製本物の背部側の端面を圧接し、そのままの状態で
冷却して被製本物の端面に接着剤を接着させる方法であ
る。
【0003】ところで、被製本物には厚さ(幅)が種々
あると共に、大きさ例えばA4あるいはB5等のように
各種のサイズがあり、これら厚さやサイズの異なるもの
に合せてシート状ホットメルト接着剤を用意することは
煩雑である。したがって、各種厚さや大きさに合う大き
目のシート状ホットメルト接着剤を用意して各種厚さや
大きさの被製本物に対応させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の製本方法においては、加熱溶融されたホットメ
ルト接着剤に被製本物の端面を、接着剤面に対して直状
に圧接した後、そのままの状態で接着剤を冷却固化して
接着する方法であるため、被製本物の端部の幅方向及び
接着剤の厚さ方向に余分な接着剤が付着して残り、接着
部の仕上りが粗雑になるという問題があった。また、被
製本物に接着剤を接着してから冷却固化するまでに時間
がかかり連続した製本作業には不向きであるという問題
もあった。
【0005】また、上記のように、被製本物の端面の接
着が粗雑であると、接着後に被製本物の背部に製本テー
プを接着した場合でも、製本テープに皺が発生したり折
曲部の角が崩れる等の虞れがある。
【0006】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、被製本物の端面への接着剤の接着を容易にすると共
に、仕上りを良好に行えるようにした製本方法及び製本
機を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の製本方法は、加熱溶融したシート状
ホットメルト接着剤に、挾持された状態の被製本物の端
面を圧接する工程と、挾持した状態の上記被製本物と上
記シート状ホットメルト接着剤とを離反すべく略垂直方
向に相対移動する工程と、 上記被製本物の端部に接着
した上記ホットメルト接着剤を冷却する工程と、を有す
ることを特徴とする。この場合、上記冷却には、常温下
において自然に冷却する場合と、冷却手段を用いて積極
的に冷却する場合が含まれる。
【0008】また、請求項2記載の製本方法は、加熱溶
融したシート状ホットメルト接着剤に、挾持された状態
の被製本物の端面を圧接する工程と、 挾持した状態の
上記被製本物と上記シート状ホットメルト接着剤とを略
垂直方向に略接着剤厚さと同程度相対移動する工程と、
上記被製本物と上記シート状ホットメルト接着剤とを
略水平に相対移動する工程と、を有することを特徴とす
る。
【0009】請求項3記載の製本方法は、加熱溶融した
シート状ホットメルト接着剤に、挾持された状態の被製
本物の端面を圧接する工程と、 挾持した状態の上記被
製本物と上記シート状ホットメルト接着剤とを略垂直方
向に略接着剤厚さと同程度相対移動する工程と、 上記
被製本物と上記シート状ホットメルト接着剤とを略水平
に相対移動する工程と、 上記被製本物の端面を非接着
性整形板上においてホットメルト接着剤の形状を整える
工程と、を有することを特徴とする。
【0010】請求項4記載の製本方法は、加熱溶融した
シート状ホットメルト接着剤に、挾持された状態の被製
本物の端面の一端部から他端部に向かって漸次圧接する
工程と、 挾持した状態の上記被製本物と上記シート状
ホットメルト接着剤とを被製本物の端面の一端部から他
端部に向かって漸次引き離す工程と、 上記被製本物と
上記シート状ホットメルト接着剤とを略水平に相対移動
する工程と、を有することを特徴とする。
【0011】請求項5記載の製本方法は、加熱溶融した
シート状ホットメルト接着剤に、挾持された状態の被製
本物の端面の一端部から他端部に向かって漸次圧接する
工程と、 挾持した状態の上記被製本物と上記シート状
ホットメルト接着剤とを被製本物の端面の一端部から他
端部に向かって漸次引き離す工程と、 上記被製本物と
上記シート状ホットメルト接着剤とを略水平に相対移動
する工程と、 上記被製本物の端面を非接着性整形板上
においてホットメルト接着剤の形状を整える工程と、を
有することを特徴とする。
【0012】請求項6記載の製本機は、ホットメルト接
着剤シートを載置する載置部と、上記載置部に載置され
た上記ホットメルト接着剤シートの接着剤を加熱する加
熱手段と、 被製本物を挾持して上記載置部に移動する
挾持手段と、 上記挾持手段を上記載置部の載置面に対
して略垂直方向及び略水平方向に案内するガイド手段
と、を具備することを特徴とする。
【0013】請求項7記載の製本機は、ホットメルト接
着剤シートを載置する載置部と、上記載置部に載置され
た上記ホットメルト接着剤シートの接着剤を加熱する加
熱手段と、 被製本物を挾持して上記載置部に移動する
挾持手段と、 上記挾持手段を上記載置部の載置面に対
して略垂直方向及び略水平方向に案内するガイド手段
と、 上記被製本物に接着された接着剤の形状を整える
べく被製本物の端面に接触する非接着性の整形板と、を
具備することを特徴とする。
【0014】請求項8記載の製本機は、被製本物の端面
を接着する接着部と、上記被製本物の端面に製本テープ
を接着する製本部とを具備し、 上記接着部は、ホット
メルト接着剤シートを載置する載置部と、上記載置部に
載置された上記ホットメルト接着剤シートの接着剤を加
熱する加熱手段と、被製本物を挾持して上記載置部に移
動する挾持手段と、上記挾持手段を上記載置部の載置面
に対して略垂直方向及び略水平方向に案内するガイド手
段と、上記被製本物に接着された接着剤の形状を整える
べく被製本物の端面に接触する非接着性の整形板とを具
備し、 上記製本部は、製本テープ収容部と、この製本
テープ収容部内に収容された製本テープから引出された
製本テープを直状に案内すべく製本テープの裏面を支持
する支持部材と、製本テープを所定の長さに切断するカ
ッターと、上記支持部材に支持された製本テープに向か
って被製本物の端面を案内するガイドと、上記被製本物
の端面及びその両側面に上記製本テープを折曲し接着す
る製本テープ折曲手段とを具備してなる、ことを特徴と
する。
【0015】請求項8記載の製本機において、上記製本
テープ折曲手段を、製本テープの裏面側からテープの一
端側に移動すると共にテープの一端側を被製本物の一側
面に折曲する第1の折曲部材と、上記製本テープの他端
側を被製本物の他側面に向かって折曲する第2の折曲部
材とで構成することができる(請求項9)。この場合、
第1の折曲部材を製本テープの裏面を支持する支持板に
て形成する方が好ましい(請求項10)。
【0016】上記のように構成されるこの発明によれ
ば、加熱溶融したシート状ホットメルト接着剤に、挾持
された状態の被製本物の端面を圧接した後、挾持した状
態の被製本物とシート状ホットメルト接着剤とを離反す
べく略垂直方向に相対移動することで、被製本物の端面
の幅方向に余分な接着剤が付着することなく、接着剤を
被製本物に容易かつ迅速に接着することができる(請求
項1)。
【0017】また、加熱溶融したシート状ホットメルト
接着剤に、挾持された状態の被製本物の端面を圧接した
後、挾持した状態の被製本物とシート状ホットメルト接
着剤とを略垂直方向に略接着剤厚さと同程度相対移動
し、次いで被製本物とシート状ホットメルト接着剤とを
略水平に相対移動することで、被製本物の端面における
幅方向及び接着剤の厚さ方向に余分な接着剤が付着する
ことがなくなり、しかも付着した接着剤を糸引き状態と
することなく被製本物に接着することができる(請求項
2)。また、上述のようにして接着剤が接着された被製
本物の端面を、非接着性整形板上においてホットメルト
接着剤の形状を整えることにより、更に被製本物の端面
に接着された接着剤の表面を平坦にすることができる
(請求項3)。
【0018】また、加熱溶融したシート状ホットメルト
接着剤に、挾持された状態の被製本物の端面の一端部か
ら他端部に向かって漸次圧接した後、挾持した状態の被
製本物とシート状ホットメルト接着剤とを被製本物の端
面の一端部から他端部に向かって漸次引き離し、次いで
被製本物とシート状ホットメルト接着剤とを略水平に相
対移動することにより、接着剤の一部は傾斜した状態の
被製本物の下端部に溜まり糸引き状態となるが、水平移
動によって目立たなくすることができ、被製本物の端面
における幅方向及び接着剤の厚さ方向に余分な接着剤が
付着するのを抑制することができる(請求項4)。ま
た、上述のようにして接着剤が接着された被製本物の端
面を、非接着性整形板上においてホットメルト接着剤の
形状を整えることにより、更に被製本物の端面に接着さ
れた接着剤の表面を平坦にすることができる(請求項
5)。
【0019】また、ホットメルト接着剤シートを載置す
る載置部と、載置部に載置されたホットメルト接着剤シ
ートの接着剤を加熱する加熱手段と、被製本物を挾持し
て載置部に移動する挾持手段と、挾持手段を載置部の載
置面に対して略垂直方向及び略水平方向に案内するガイ
ド手段と、を具備することにより、被製本物の端面にホ
ットメルト接着剤を容易に接着することができる(請求
項6)。更に、被製本物に接着された接着剤の形状を整
えるべく被製本物の端面に接触する非接着性の整形板を
具備することにより、更に被製本物の端面に接着された
接着剤の表面を平坦にすることができる(請求項7)。
【0020】また、被製本物の端面を接着する接着部
と、被製本物の端面に製本テープを接着する製本部とを
具備し、接着部に、ホットメルト接着剤シートを載置す
る載置部と、載置部に載置されたホットメルト接着剤シ
ートの接着剤を加熱する加熱手段と、被製本物を挾持し
て載置部に移動する挾持手段と、挾持手段を載置部の載
置面に対して略垂直方向及び略水平方向に案内するガイ
ド手段と、被製本物に接着された接着剤の形状を整える
べく被製本物の端面に接触する非接着性の整形板とを具
備し、製本部に、製本テープ収容部と、この製本テープ
収容部内に収容された製本テープから引出された製本テ
ープを直状に案内すべく製本テープの裏面を支持する支
持部材と、製本テープを所定の長さに切断するカッター
と、支持板に支持された製本テープに向かって被製本物
の端面を案内するガイドと、被製本物の端面及びその両
側面に製本テープを折曲し接着する製本テープ折曲手段
とを具備することにより、被製本物の端面にホットメル
ト接着剤を容易に接着することができると共に、接着剤
の接着によって製本された被製本物の端部に製本テープ
を接着することができる(請求項8)。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて詳述する。図1はこの発明に係る製本
機の一例を示す概略断面図、図2はその要部平面図であ
る。
【0022】上記製本機は、筐体10内を仕切板11に
よって区画される接着部12と製本部13とを具備して
なる。
【0023】上記接着部12には筐体10の上部に設け
られた被製本物挿入用の開口14に蓋体15が開閉可能
に装着され、また、筐体10の側壁にホットメルト接着
剤シート4(以下に接着剤シートという)の挿入口16
が設けられている。また、接着部12のシート挿入口1
6付近には、接着剤シート4を載置する載置台17(載
置部)が配設されており、この載置台17の下部には載
置台17に載置された接着剤シート4の接着剤5を加熱
する加熱手段としてのヒータ18が配設されている。ま
た、載置台17の側方には、被製本物2に接着された接
着剤5の形状を整えるために被製本物2の端面に接触す
る非接着性の例えばフッ素樹脂製部材にて形成される整
形板19が配設されている。
【0024】一方、開口14の下方側には、被製本物2
を挾持して載置台17側に向かって移動する挾持手段と
しての一対の挾持板20が配設されている。この場合、
挾持板20は、被製本物2の厚さに応じて接離移動すべ
く図示しない間隔調整機構を介して配設されている。ま
た、挾持板20はガイド手段21によって載置台17の
載置面に対して略垂直方向及び略水平方向に案内される
ように構成されている。この場合、ガイド手段21は、
筐体10の側壁に設けられた案内溝にて形成されてお
り、例えば図3に示すように、挾持板20の長手方向端
部側に突設されたピン22を摺動案内する一対の第1の
垂直案内溝23aと、この第1の垂直案内溝23aの上
端に連通し水平に延びる水平案内溝23bと、この水平
案内溝23bの端部側に連通する一対の第2の垂直案内
溝23cとで構成されている。なお、第1及び第2の垂
直案内溝23a,23cの一方の溝(図面において右
側)は被製本物2の厚さに応じて挾持板20の一方が移
動する分に対応させて幅広に形成されている。
【0025】このように構成されるガイド手段21によ
って挾持板20を案内することにより、挾持板20によ
って挾持された被製本物2は、図3(a)に示すよう
に、まず、ピン22が第1の垂直案内溝23aに案内さ
れて載置台17上に載置された接着剤シート4の接着剤
5面に圧接される。その後、引き上げられ、ピン22が
水平案内溝23bにて案内されて整形板19側に移動さ
れ(図3(b)参照)、ピン22が第2の垂直案内溝2
3cに案内されて挾持された被製本物2の端面を整形板
19に接触して被製本物2の端部に接着された接着剤5
の形状を整えることができる(図3(c)参照)。
【0026】一方、上記製本部13には、製本テープ収
納部25と、この製本テープ収納部25内に収容された
ロール状の製本テープ7から図示しない引出し手段ある
いは手動によって引き出された製本テープ7を直状に案
内すべく製本テープ7の裏面を支持する支持部材26
と、製本テープ7を所定の長さに切断するカッター27
と、支持部材26に支持された製本テープ7に向かって
被製本物2の端面を案内するガイド28と、被製本物2
の端面及びその両側面に製本テープ7を折曲し接着する
製本テープ折曲手段30とが設けられている。
【0027】この場合、製本テープ折曲手段30は、図
5に示すように、製本テープ7の裏面側から製本テープ
7の一端側に移動すると共に製本テープ7の一端側を被
製本物の一側面に折曲する第1の折曲部材例えば支持部
材26と、製本テープ7の他端側を被製本物2の他側面
に向かって折曲する第2の折曲部材例えばロール部材3
1とを具備してなる。なお、支持部材26を製本テープ
7の背面側から被製本物2の一側面に移動する機構は、
例えば支持部材26に設けられた長孔32と、この長孔
32に案内ピン33を摺動自在に係合させ、支持部材2
6を図示しないシリンダやモータ等の駆動手段にて移動
させるような構造とすることができる。また、製本テー
プ7の他端側を被製本物2の他側面に向かって折曲する
第2の折曲部材であるロール部材31の移動機構は、例
えばロール部材31の軸方向に突設した案内ピン33を
図示しない案内溝に沿わせて駆動手段(図示せず)にて
移動する機構により形成することができる。
【0028】上記製本テープ折曲手段30の移動機構は
上記構造のものに限定されるものではなく、例えばロー
ル部材31にかえてへら状あるいは板状部材にて第2の
折曲部材を構成するなど任意の構造とすることができ
る。
【0029】次に、この発明の製本方法の一例について
図4を参照して説明する。ここでは、接着剤シート4と
して、シート基材6の表面に例えばEVA(エチレン酢
酸ビニル共重合体),ポリアミド系,ポリエステル系な
どのホットメルト接着剤5を厚さ500〜1000μm
で積層した接着剤シートを使用する場合について説明す
る。
【0030】まず、図示しないロール状の接着剤シート
4から引き出した接着剤シート4を載置台17上に載置
し、ヒータ18で加熱して接着剤5を溶融する。次に、
被製本物2を挾持板20で挾持した状態で接着剤シート
4の接着剤5に向けて移動し(図4(a)参照)、被製
本物2の端面3を接着剤5に圧接する(図4(b)参
照)。次に、挾持した状態の被製本物2を略接着剤5の
厚さ(具体的には、500〜1000μm程度)と同程
度引き上げ(図4(c)参照)、その状態で被製本物2
を水平移動させる(図4(d)参照)。
【0031】このように、被製本物2の端面3を接着剤
5に圧接した後、略接着剤厚さと同程度引き上げ、次い
で被製本物2を平行すなわち略水平に移動することによ
り、被製本物2の端面3に余分な接着剤5が付着するこ
とがなくなり、しかも接着した接着剤5を糸引き状態と
することなく被製本物2に接着することができる。
【0032】また、上記のようにして被製本物2の端面
3に接着剤5を付着した後、図4(e)に示すように、
被製本物2の端面3を非接着性の整形板19に接触させ
て接着剤5の形状を整えることにより、被製本物2の端
面3に付着した接着剤5の表面を平坦にすることがで
き、被製本物2の接着部を綺麗に仕上げることができ
る。
【0033】上記のようにして接着された被製本物2に
製本テープ7を接着させる場合は、製本部13に収容さ
れたロール状の製本テープ7から図示しない引出し手段
あるいは手動にて引き出されて支持部材26に案内され
た製本テープ7に向けて被製本物2の端部を当接した
後、支持部材26を製本テープ7の背面側から被製本物
2の一側面側に移動すると共に、ロール部材31を被製
本物2の他側面側に向けて移動することによって被製本
物2の背部に製本テープ7を折曲させた状態で接着する
ことができる(図5(a)〜(d)参照)。
【0034】なお、上記実施形態では、被製本物2を接
着剤シート4に向けて圧接した後、接着剤5の厚さ分引
き上げ、その後平行移動させているが、被製本物2に対
して接着剤シート4を移動させるようにしてもよく、あ
るいは、被製本物2と接着剤シート4の双方を移動させ
てもよい。つまり、加熱溶融した接着剤5に、挾持され
た状態の被製本物2の端面3を圧接した後、挾持した状
態の被製本物2と接着剤シート4とを略垂直方向に略接
着剤厚さと同程度相対移動し、その後、被製本物と接着
剤シート4とを略水平に相対移動するようにすればよ
い。
【0035】また、上記実施形態では、被製本物2が接
着剤シート4に対して略垂直に圧接した後、略垂直に引
き上げられる場合について説明したが、以下に示すよう
な別の状態で圧接、引き上げを行うようにしてもよい。
すなわち、図6に示すように、挾持板20によって挾持
された被製本物2を接着剤シート4に向かって移動して
圧接する際、被製本物2の端面3の一端部3aから他端
部3bに向かって漸次圧接し(図6(a),(b)参
照)、その後、挾持した状態の被製本物2を一端部3a
から他端部3bに向かって漸次引き離し(図6(c)、
次いで、被製本物2を接着剤シート4とを略水平に移動
するようにしてもよい(図6(d)参照)。
【0036】このように、被製本物2の端面3を接着剤
5に対して端面3の一端部3aから他端部3bに向かっ
て漸次圧接した後、端面3の一端部3aから他端部3b
に向かって漸次引き離すことにより、接着剤5の一部は
傾斜した状態の被製本物2の下端部に溜まり糸引き状態
となるが、水平移動によって目立たなくすることがで
き、被製本物2の端面3における幅方向及び接着剤5の
厚さ方向の余分な接着剤の付着を抑制することができ
る。
【0037】上記のようにして被製本物2の端面に接着
剤5を付着した後、上記第一実施形態と同様、被製本物
2の端面3を整形板19に接触させて接着剤5の形状を
整えた後、あるいは、図6(e)に想像線で示すよう
に、直接製本テープ7の接着面に圧接し、製本テープ7
の両側辺を被製本物2の側面に接着して製本を行うこと
ができる(図6(f)参照)。このような方法で製本す
ると、被製本物2の端面3に付着した接着剤5の一部が
端面3の両端部に溜まるので、製本テープ7を接着させ
た状態では製本テープ7の角部が崩れることなく綺麗に
仕上げることができる(図6(f)参照)。
【0038】なお、図6に示す実施形態において、その
他は上記第一実施形態と同じであるので、ここではその
説明は省略する。
【0039】また、上記実施形態では、接着剤シート4
の加熱手段が載置台17の下部に配設されるヒータ18
にて形成される場合について説明したが、加熱手段は必
ずしもこのような構造である必要はなく、例えば図7に
示すようなロール状のヒータ18A(以下にロールヒー
タという)にて形成することができる。
【0040】図7に示すロールヒータ18Aは、例えば
接着剤シート4を巻装したロール体4Aから引き出され
る接着剤シート4をガイドローラ41を介して巻取りロ
ーラ42にて巻取り可能に形成した接着剤シート供給機
構40のガイドローラ41と対峙して配設されており、
かつ接着剤シート4の引出し方向と逆方向に回転可能に
配設されている。この場合、ガイドローラ41は、図示
しない移動機構によってロールヒータ18Aに向かって
接離移動可能に形成されており、ロールヒータ18A側
に移動することにより、接着剤シート4の接着剤5がロ
ールヒータ18Aに接触し、ロールヒータ18Aの加熱
によって溶融してロールヒータ18Aに転写されるよう
に形成されている。
【0041】なお、上記接着剤シート供給機構40の側
方には、製本物2の待機部を兼用する製本テープ折曲手
段30A(以下に折曲手段という)が垂直方向に傾動可
能に配設されており、この折曲手段30Aに被製本物2
が待機すると共に、製本テープ7が載置された状態では
折曲部材34によって被製本物2の端部に製本テープ7
が折曲されて接着されるようになっている。
【0042】上記のように構成されるロールヒータ18
Aを用いて製本するには、まず、図8(a)に示すよう
に、ガイドローラ41をロールヒータ18A側に移動し
て接着剤シート4をロールヒータ18Aに接触し、上述
したように接着剤5をロールヒータ18A面に転写す
る。次に、図8(b)に示すように、折曲手段30Aに
待機されていた被製本物2を挾持した状態でロールヒー
タ18Aの上方に移動し、次に、ロールヒータ18Aに
向かって下降し、被製本物2の端面を溶融した接着剤シ
ート48(具体的には接着剤5)に圧接した後、被製本
物2を上方に略接着剤厚さと同程度移動する。次に、図
8(c)に示すように、挾持された状態の被製本物2を
ロールヒータ18A上の接着剤5と略水平に移動して被
製本物2の端部に接着剤5を接着する。この際、傾斜し
た状態の折曲手段30Aに製本テープ7がセットされ
る。
【0043】次に、図8(d)に示すように、接着剤5
が接着された被製本物2を折曲手段30A上にセットさ
れた製本テープ7上に移動する。次に、折曲手段30A
が傾斜状態から水平状態に移動して製本テープ7を被製
本物2の端面に当接した後(図8(e)、折曲部材34
が移動して製本テープ7の両端側を被製本物2の端部両
面に折曲し接着する(図8(f))。
【0044】また、上記実施形態では、上記ヒータ1
8,18Aの配置位置が固定である場合について説明し
たが、ヒータを接着剤シート4に対して移動可能に形成
することも可能である。すなわち、図9に示すように、
ヒータ18Bを、上記接着剤シート供給機構40のガイ
ドローラ41に代えて2つのガイドローラ41a,41
bを有する接着剤シート供給機構40Aにより供給され
るガイドローラ41a,41b間の接着剤シート4の裏
面すなわちシート基材6側に配設すると共に、図示しな
い移動機構によって接着剤シート4に向かって移動可能
に形成するようにしてもよい。
【0045】上記のように構成されるヒータ18Bを用
いて製本するには、まず、図10(a)に示すように、
折曲手段30Aを傾斜させた後、折曲手段30Aに待機
する被製本物2を挾持した状態でヒータ18Bと対向す
る上方へ移動する(図10(b))。次に、図10
(c)に示すように、ヒータ18Bを押上て接着剤シー
ト4を被製本物2の端面に接触させると共に、溶融した
接着剤5を被製本物2の端部に接着する。この際、折曲
手段30Aに製本テープ7がセットされる。その後、ヒ
ータ18Bは下降して被製本物2と接着剤シート4は相
対的に略垂直方向に離反し、被製本物2の端部に接着剤
5が接着された状態で残る(図10(d))。 次に、
図10(e)に示すように、接着剤5が接着された被製
本物2を折曲手段30A上にセットされた製本テープ7
上に移動する。次に、折曲手段30Aが傾斜状態から水
平状態に移動して製本テープ7を被製本物2の端面に当
接した後(図10(f)、折曲部材34が移動して製本
テープ7の両端側を被製本物2の端部両面に折曲し接着
する(図10(g))。
【0046】また、上記実施形態では、挾持された状態
の被製本物2の端面を溶融された接着剤シート4の接着
剤5に当接した後、接着剤5の厚さと同程度相対移動
し、次いで被製本物2と接着剤シート4とを略水平に相
対移動させる場合について説明したが、図11(a)に
示すように、挾持された状態の被製本物2の端面を接着
剤シート4の接着剤5に当接した後、図11(b)に示
すように、被製本物2と接着剤シート4とを略垂直方向
に接着剤5の厚み以上離反させ、次いで、図11(c)
に示すように、被製本物2の端部に接着した接着剤5を
別の位置に設けた整形板あるいは整形板に冷媒通路(図
示せず)を具備する等の冷却部50にて整形させるよう
にしてもよい。
【0047】
【発明の効果】この発明によれば、上記のように構成さ
れているので、以下のような効果が得られる。
【0048】1)請求項1記載の発明によれば、加熱溶
融したシート状ホットメルト接着剤に、挾持された状態
の被製本物の端面を圧接した後、挾持した状態の被製本
物とシート状ホットメルト接着剤とを離反すべく略垂直
方向に相対移動し、その後ホットメルト接着剤を積極的
に冷却するので、被製本物の端面の幅方向に余分な接着
剤が付着することなく、接着剤を被製本物に容易かつ迅
速に接着することができる。
【0049】2)請求項2記載の発明によれば、加熱溶
融したシート状ホットメルト接着剤に、挾持された状態
の被製本物の端面を圧接した後、挾持した状態の被製本
物とシート状ホットメルト接着剤とを略垂直方向に略接
着剤厚さと同程度相対移動し、次いで被製本物とシート
状ホットメルト接着剤とを略水平に相対移動するので、
被製本物の端面における幅方向及び接着剤の厚さ方向に
余分な接着剤が付着することがなくなり、しかも接着し
た接着剤を糸引き状態とすることなく被製本物に容易に
接着することができる。
【0050】3)請求項3記載の発明によれば、上記請
求項2記載の発明により接着剤が接着された被製本物の
端面を、非接着性整形板上においてホットメルト接着剤
の形状を整えることにより、上記1),2)に加えて更
に被製本物の端面に接着された接着剤の表面を平坦にす
ることができる。
【0051】4)請求項4記載の発明によれば、加熱溶
融したシート状ホットメルト接着剤に、挾持された状態
の被製本物の端面の一端部から他端部に向かって漸次圧
接した後、挾持した状態の被製本物とシート状ホットメ
ルト接着剤とを被製本物の端面の一端部から他端部に向
かって漸次引き離し、次いで被製本物とシート状ホット
メルト接着剤とを略水平に相対移動するので、被製本物
の端面における幅方向及び接着剤の厚さ方向に余分な接
着剤が付着するのを抑制することができると共に、接着
剤が糸引き状態となるのを抑制することができる。
【0052】5)請求項5記載の発明によれば、請求項
4記載の発明により接着剤が接着された被製本物の端面
を、非接着性整形板上においてホットメルト接着剤の形
状を整えるので、上記4)に加えて更に被製本物の端面
に接着された接着剤の表面を平坦にすることができる。
【0053】6)請求項6記載の発明によれば、ホット
メルト接着剤シートを載置する載置部と、載置部に載置
されたホットメルト接着剤シートの接着剤を加熱する加
熱手段と、被製本物を挾持して載置部に移動する挾持手
段と、挾持手段を載置部の載置面に対して略垂直方向及
び略水平方向に案内するガイド手段と、を具備するの
で、被製本物の端面にホットメルト接着剤を容易に接着
することができる。
【0054】7)請求項7記載の発明によれば、上記請
求項6記載の発明に更に被製本物に接着された接着剤の
形状を整えるべく被製本物の端面に接触する非接着性の
整形板を具備するので、上記6)に加えて更に被製本物
の端面に接着された接着剤の表面を平坦にすることがで
き、接着部の仕上りを更に綺麗にすることができる。
【0055】8)請求項8記載の発明によれば、上記請
求項7記載の発明に更に製本部を具備し、製本部に、製
本テープ収容部と、この製本テープ収容部内に収容され
た製本テープから引出された製本テープを直状に案内す
べく製本テープの裏面を支持する支持部材と、製本テー
プを所定の長さに切断するカッターと、支持板に支持さ
れた製本テープに向かって被製本物の端面を案内するガ
イドと、被製本物の端面及びその両側面に製本テープを
折曲し接着する製本テープ折曲手段とを具備することに
より、被製本物の端面にホットメルト接着剤を容易に接
着することができると共に、接着剤の接着によって製本
された被製本物の端部に製本テープを接着することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る製本機の一例を示す概略断面図
である。
【図2】上記製本機の要部平面図である。
【図3】この発明におけるガイド手段の一例及び案内状
態を示す概略図である。
【図4】この発明の製本方法の工程を示す説明図であ
る。
【図5】この発明における製本テープ折曲手段の動作態
様を示す概略図である。
【図6】この発明の製本方法の別の実施形態の工程を示
す説明図である。
【図7】この発明における加熱手段の別の形態を示す概
略構成図である。
【図8】図7に示す加熱手段を用いた製本方法の工程を
示す説明図である。
【図9】この発明における加熱手段の更に別の実施形態
を示す概略構成図である。
【図10】図9に示す加熱手段を用いた製本方法の工程
を示す説明図である。
【図11】この発明の製本方法の別の実施形態の工程を
示す説明図である。
【符号の説明】
2 被製本物 3 端面 3a 一端部 3b 他端部 4 ホットメルト接着剤シート 5 接着剤 7 製本テープ 12 接着部 13 製本部 17 載置台(載置部) 18 ヒータ(加熱手段) 18A ロールヒータ(加熱手段) 18B ヒータ(加熱手段) 19 整形板 20 挾持板(挾持手段) 21 ガイド手段 25 製本テープ収容部 26 支持部材(第1の製本テープ折曲部材) 27 カッター 28 ガイド 30 製本テープ折曲手段 30A 待機部兼用製本テープ折曲手段 31 ロール部材(第2の製本テープ折曲部材) 34 折曲部材 50 冷却部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 紀彦 東京都文京区関口二丁目3番3号 ニチバ ン株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱溶融したシート状ホットメルト接着
    剤に、挾持された状態の被製本物の端面を圧接する工程
    と、 挾持した状態の上記被製本物と上記シート状ホットメル
    ト接着剤とを離反すべく略垂直方向に相対移動する工程
    と、 上記被製本物の端部に接着した上記ホットメルト接着剤
    を冷却する工程と、を有することを特徴とする製本方
    法。
  2. 【請求項2】 加熱溶融したシート状ホットメルト接着
    剤に、挾持された状態の被製本物の端面を圧接する工程
    と、 挾持した状態の上記被製本物と上記シート状ホットメル
    ト接着剤とを略垂直方向に略接着剤厚さと同程度相対移
    動する工程と、 上記被製本物と上記シート状ホットメルト接着剤とを略
    水平に相対移動する工程と、を有することを特徴とする
    製本方法。
  3. 【請求項3】 加熱溶融したシート状ホットメルト接着
    剤に、挾持された状態の被製本物の端面を圧接する工程
    と、 挾持した状態の上記被製本物と上記シート状ホットメル
    ト接着剤とを略垂直方向に略接着剤厚さと同程度相対移
    動する工程と、 上記被製本物と上記シート状ホットメルト接着剤とを略
    水平に相対移動する工程と、 上記被製本物の端面を非接着性整形板上においてホット
    メルト接着剤の形状を整える工程と、を有することを特
    徴とする製本方法。
  4. 【請求項4】 加熱溶融したシート状ホットメルト接着
    剤に、挾持された状態の被製本物の端面の一端部から他
    端部に向かって漸次圧接する工程と、 挾持した状態の上記被製本物と上記シート状ホットメル
    ト接着剤とを被製本物の端面の一端部から他端部に向か
    って漸次引き離す工程と、 上記被製本物と上記シート状ホットメルト接着剤とを略
    水平に相対移動する工程と、を有することを特徴とする
    製本方法。
  5. 【請求項5】 加熱溶融したシート状ホットメルト接着
    剤に、挾持された状態の被製本物の端面の一端部から他
    端部に向かって漸次圧接する工程と、 挾持した状態の上記被製本物と上記シート状ホットメル
    ト接着剤とを被製本物の端面の一端部から他端部に向か
    って漸次引き離す工程と、 上記被製本物と上記シート状ホットメルト接着剤とを略
    水平に相対移動する工程と、 上記被製本物の端面を非接着性整形板上においてホット
    メルト接着剤の形状を整える工程と、を有することを特
    徴とする製本方法。
  6. 【請求項6】 ホットメルト接着剤シートを載置する載
    置部と、 上記載置部に載置された上記ホットメルト接着剤シート
    の接着剤を加熱する加熱手段と、 被製本物を挾持して上記載置部に移動する挾持手段と、 上記挾持手段を上記載置部の載置面に対して略垂直方向
    及び略水平方向に案内するガイド手段と、を具備するこ
    とを特徴とする製本機。
  7. 【請求項7】 ホットメルト接着剤シートを載置する載
    置部と、 上記載置部に載置された上記ホットメルト接着剤シート
    の接着剤を加熱する加熱手段と、 被製本物を挾持して上記載置部に移動する挾持手段と、 上記挾持手段を上記載置部の載置面に対して略垂直方向
    及び略水平方向に案内するガイド手段と、 上記被製本物に接着された接着剤の形状を整えるべく被
    製本物の端面に接触する非接着性の整形板と、を具備す
    ることを特徴とする製本機。
  8. 【請求項8】 被製本物の端面を接着する接着部と、上
    記被製本物の端面に製本テープを接着する製本部とを具
    備し、 上記接着部は、ホットメルト接着剤シートを載置する載
    置部と、上記載置部に載置された上記ホットメルト接着
    剤シートの接着剤を加熱する加熱手段と、被製本物を挾
    持して上記載置部に移動する挾持手段と、上記挾持手段
    を上記載置部の載置面に対して略垂直方向及び略水平方
    向に案内するガイド手段と、上記被製本物に接着された
    接着剤の形状を整えるべく被製本物の端面に接触する非
    接着性の整形板とを具備し、 上記製本部は、製本テープ収容部と、この製本テープ収
    容部内に収容された製本テープから引出された製本テー
    プを直状に案内すべく製本テープの裏面を支持する支持
    部材と、製本テープを所定の長さに切断するカッター
    と、上記支持部材に支持された製本テープに向かって被
    製本物の端面を案内するガイドと、上記被製本物の端面
    及びその両側面に上記製本テープを折曲し接着する製本
    テープ折曲手段とを具備してなる、ことを特徴とする製
    本機。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の製本機において、 上記製本テープ折曲手段は、製本テープの裏面側からテ
    ープの一端側に移動すると共にテープの一端側を被製本
    物の一側面に折曲する第1の折曲部材と、上記製本テー
    プの他端側を被製本物の他側面に向かって折曲する第2
    の折曲部材とを具備してなる、ことを特徴とする製本
    機。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の製本機において、 上記第1の折曲部材を製本テープの裏面を支持する支持
    板にて形成してなることを特徴とする製本機。
JP11648297A 1997-04-18 1997-04-18 製本方法及び製本機 Withdrawn JPH10291382A (ja)

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