JPH10291333A - 印字方法及びライン型サーマルヘッド - Google Patents

印字方法及びライン型サーマルヘッド

Info

Publication number
JPH10291333A
JPH10291333A JP11650997A JP11650997A JPH10291333A JP H10291333 A JPH10291333 A JP H10291333A JP 11650997 A JP11650997 A JP 11650997A JP 11650997 A JP11650997 A JP 11650997A JP H10291333 A JPH10291333 A JP H10291333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
dots
width
thermal head
type thermal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11650997A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Fukuda
一幸 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AOI DENSHI KK
Original Assignee
AOI DENSHI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AOI DENSHI KK filed Critical AOI DENSHI KK
Priority to JP11650997A priority Critical patent/JPH10291333A/ja
Publication of JPH10291333A publication Critical patent/JPH10291333A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字ドット及び駆動素子の出力ビットを無駄
なく利用できるライン型サーマルヘッドを提供する。 【解決手段】 列状に配列された複数の発熱ドット5で
構成された印字幅dを有するライン型サーマルヘッドの
印字幅dを印刷用紙1の印刷幅bと等しくする。複数の
発熱ドットを分割して駆動する駆動素子の出力ビット数
を168ビットに設定すると、印刷幅が210mmのA
4サイズの印刷用紙に印字幅の総ドット数が1680の
場合、印字幅を構成する印字ドット及び駆動素子の出力
ビットを無駄なく利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字方法及び該印
字方法を適用したライン型サーマルヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリなどのプリンタの印字部に
用いられるライン型サーマルヘッドは、図2に示すよう
に絶縁基板3上に列状に多数配列された発熱ドット列2
を印字データに基づいて駆動素子(図示せず)をオンオ
フさせて通電により発熱させ、発熱したドットにより印
刷媒体である感熱紙を発色させて所定の文字などの印刷
を行う印字手段である。前記発熱ドット列2の各発熱ド
ットは、前記絶縁基板上に直線状に延びるように発熱抵
抗体を形成し、該発熱抵抗体の下層に潜り込ませた櫛歯
状電極パターンによって区分することによって形成され
ている。
【0003】そして前記各発熱ドットは、前記絶縁基板
上に形成された個別電極の一端に電気的に接続されてお
り、該個別電極の他端は駆動素子の出力パッドにワイヤ
ボンディングなどで電気的に接続されている。これら駆
動素子は印字データに基づいて通電が制御され、通電し
た駆動素子に接続された個別電極と前記櫛歯状電極間に
流れる電流によって所定の発熱ドットが発熱する。
【0004】ところで、ファクシミリ用のプリンタなど
において印刷媒体として用いられる用紙の用紙幅は、前
記感熱印字方式の他インクジェット方式、熱転写方式な
どの差を問わず、A4サイズ用紙の短手方向幅は、最大
で216mmであり、普及紙として210mmが物流し
ている。
【0005】前記短手方向幅を有する用紙に前記プリン
タで実際に印刷される幅(以下、印刷幅という。)は、
プリンタ自身の機械的制約により用紙の短手方向幅に対
して左右各々が略3mmずつ合わせて6mm短くなって
いる。したがって、前記短手方向幅が216mmの用紙
に印刷した場合は印刷幅は210mmに、また短手方向
幅が210mmの普及紙に印刷した場合は印刷幅は20
4mmとなっているのが現状である。
【0006】加えてファクシミリによる原稿送信の再現
性の良い印字に係る問題としては、読み取り機構におけ
る原稿の紙質の差や挿入角度のずれによる蛇行や原稿自
身の鮮明さ、出力機構が感熱方式の場合にはライン型サ
ーマルヘッドと記録媒体である感熱紙の双方の短手方向
のずれなどにより用紙幅の全域を漏れなく伝達すること
が危ぶまれることからも印刷幅210mm、204mm
がライン型サーマルヘッドによる印字出力として最低必
要幅となる。また、用紙の短手方向幅が256mmのB
4サイズ用紙の場合、印刷幅が252mmのライン型サ
ーマルヘッドを搭載したプリンタが普及している。
【0007】次に、ライン型サーマルヘッドに搭載する
駆動素子の出力ビット数は、リピート性や生産設備での
抵抗値の測定時に用いるCPUの命令単位の関係などに
より、8の倍数が効率的であり、64ビット、96ビッ
トあたりが現在の主流となっている。こうした出力ビッ
ト数の高集積化によりライン型サーマルヘッドに対する
搭載部品点数を削減することができるようになってい
る。
【0008】ところで、図2に示すように、短手方向幅
aが216mmのA4サイズの予定の印刷用紙に印刷す
るライン型サーマルヘッドの場合、印刷幅bが210m
mであるにもかかわらず、印字を再現するデバイスであ
るライン型サーマルヘッドの絶縁基板3上に形成された
発熱ドット列2の長さ(以下、印字幅という。)cは、
印刷幅bよりも長い短手方向幅a=216mmに略等し
い長さに設計されており、こうした印字幅cを司るライ
ン型サーマルヘッドにおいて6mm分、例えばライン型
サーマルヘッドのドット密度が8ドット/mmの場合
は、6*8=48ドット分が無駄な印字ドット4とな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記したよ
うな無駄な印字ドット4の排除と、無駄のない効率的な
駆動素子の出力ビット数の選定により、従来品に比して
部品点数、材料原単位やサイズの縮小で省力化を図った
印字方法及び該印字方法を適用したライン型サーマルヘ
ッドを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の印字方法は、印
字幅を印刷用紙の印刷幅と等しくしたことを特徴とす
る。この印字方法をライン型サーマルヘッドに適用する
ことにより無駄な印字ドットを省くことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の印字方法は、図1に示す
ように、印字幅dを印刷用紙短手方向幅aの印刷用紙の
印刷幅bに等しくする。これによって印刷用紙1がA4
サイズの場合、印字幅dを従来よりも6mm短縮でき
る。印刷用紙がB4サイズ用の場合、印字幅dを4mm
短縮できる。
【0012】本発明の印字方法を適用した印字手段の一
例として、図1に示すように、絶縁基板3上に列状に多
数配列された発熱ドット列5を印字データに基づいて駆
動素子(図示せず)をオンオフさせて通電により発熱さ
せ、発熱したドットにより印刷媒体である感熱紙を発色
させて所定の文字などの印刷を行うライン型サーマルヘ
ッドを例に挙げて説明する。
【0013】ここで、前記ライン型サーマルヘッドの印
字ドット密度が8ドット/mmの場合について見ると、
B4サイズ用のライン型サーマルヘッドの印字幅を25
2mmと選定することで総ドット数が2016となり、
A4サイズ用のライン型サーマルヘッドの印字幅を21
0mmと選定することで総ドット数が1680ドットと
なる。これによって、ライン型サーマルヘッドに搭載す
る駆動素子として、A4サイズ用のライン型サーマルヘ
ッド、B4サイズ用のライン型サーマルヘッドのいずれ
のライン型サーマルヘッドにも、その出力ビットを無駄
にすることなく同一の駆動素子を搭載して分割駆動を行
うことができる。
【0014】例えば、A4サイズ及びB4サイズ用のラ
イン型サーマルヘッドにおいて、搭載すべき駆動素子の
出力ビット数を168ビットにすれば、双方が無駄なく
総ドット数を8の倍数で選定することができる。この場
合、ライン型サーマルヘッドは、発熱体ドットのドット
密度に依存し、8ドット/mmが好適である。
【0015】このように、印字幅を印刷用紙の印刷幅と
等しくしたライン型サーマルヘッドにおいて、搭載すべ
き駆動素子の出力ビット数を168ビットに選定する
と、印字幅が210mmのA4サイズ用ライン型サーマ
ルヘッドに搭載する駆動素子数は、(210mm×8ド
ット÷168ビット)=10と10個になり、また印字
幅が252mmのB4サイズ用ライン型サーマルヘッド
に搭載する駆動素子数は、(252mm×8ドット÷1
68ビット)=12と12個となり、出力ビットを無駄
にすることなく印刷幅が異なるA4、B4用ライン型サ
ーマルヘッドにそれぞれ整数個の駆動素子を搭載して総
ドット数を等分割して印字制御を行うことができる。
【0016】このことを出力ビット数64又は96の駆
動素子を搭載した従来のA4サイズ用ライン型サーマル
ヘッドを本発明と同じ印字幅210mmを採用して対比
してみると、搭載される駆動素子数は、(210mm×
8ドット÷64)=26.25、出力ビット数96の場
合は(210mm×8ドット÷96)=17.5と、搭
載される駆動素子数は整数とならず、それぞれ27個、
18個搭載せざるをえなくなりそれだけ出力ビットが無
駄になる。
【0017】また、同様B4サイズ用ライン型サーマル
ヘッドの場合も(252mm×8ドット÷64)=3
1.5、(252mm×8ドット÷96)=21と整数
にならない場合があり、いずれの出力ビット数の駆動素
子を採用してもA4、B4サイズ用ライン型サーマルヘ
ッドにおいて駆動素子の互換性が成り立たない。
【0018】一方、本発明のように、印字幅を印刷用紙
の印刷幅と等しくしたライン型サーマルヘッドに搭載さ
れる駆動素子の出力ビット数を168ビットにすると、
前記したようにA4サイズ、B4サイズ用のライン型サ
ーマルヘッドのいずれに搭載しても互換性が成り立ち、
同じ出力ビット数の駆動素子をその出力ビットを無駄な
く利用することができ且つ無駄な印字ドットも省くこと
ができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、印字幅を印刷用紙の印
刷幅と等しくしたから、印字幅を構成する印字ドット及
び駆動素子の出力ビットを無駄なく利用することがで
き、印字ヘッドの小型化にも繋がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字方法の説明図である。
【図2】従来の印字方法の説明図である。
【符号の説明】
1・・印刷用紙 2、5・・発熱ドット列 3・・絶縁
基板 4・・無駄な印字ドット a・・印刷用紙端手方
向幅 b・・印刷幅 d・・印字幅

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字幅を印刷用紙の印刷幅と等しくした
    ことを特徴とする印字方法。
  2. 【請求項2】 列状に配列された複数の発熱ドットで構
    成された印字幅を有するライン型サーマルヘッドにおい
    て、前記印字幅を印刷用紙の印刷幅と等しくしたことを
    特徴とするライン型サーマルヘッド。
  3. 【請求項3】 列状に配列された複数の発熱ドットで構
    成された印字幅を有し、前記印字幅を印刷用紙の印刷幅
    と等しくしたライン型サーマルヘッドにおいて、前記複
    数の発熱ドットを分割して駆動する駆動素子の出力ビッ
    ト数は168ビットに設定されていることを特徴とする
    ライン型サーマルヘッド。
  4. 【請求項4】 前記印刷用紙の印刷幅が210mmであ
    って、前記印字幅の総ドット数が1680ドットである
    ことを特徴とする請求項3のライン型サーマルヘッド。
  5. 【請求項5】 前記印刷用紙の印刷幅が252mmであ
    って、前記印字幅の総ドット数が2016ドットである
    ことを特徴とする請求項3のライン型サーマルヘッド。
  6. 【請求項6】 ドット密度を8ドット/mmにしたこと
    を特徴とする請求項4又は5のライン型サーマルヘッ
    ド。
JP11650997A 1997-04-18 1997-04-18 印字方法及びライン型サーマルヘッド Pending JPH10291333A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11650997A JPH10291333A (ja) 1997-04-18 1997-04-18 印字方法及びライン型サーマルヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11650997A JPH10291333A (ja) 1997-04-18 1997-04-18 印字方法及びライン型サーマルヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10291333A true JPH10291333A (ja) 1998-11-04

Family

ID=14688912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11650997A Pending JPH10291333A (ja) 1997-04-18 1997-04-18 印字方法及びライン型サーマルヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10291333A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62130864A (ja) インクジエツト記録装置
JPH10291333A (ja) 印字方法及びライン型サーマルヘッド
JP2000108296A (ja) 感熱孔版の製版装置
JP3660499B2 (ja) サーマルプリンタ
JP2001232841A (ja) ラインサーマルヘッドの通電制御方法
JPH0311274B2 (ja)
JP2526911Y2 (ja) サ−マルヘッド
JP3862495B2 (ja) ラインサーマルヘッドの通電制御方法
JP3262179B2 (ja) 記録装置
JPH01214456A (ja) 熱転写式プリンタ
JP2003220726A (ja) サーマルヘッド及びサーマルヘッドの発熱素子の制御方法
JPS6071269A (ja) 感熱記録ヘッド
JP2005254506A (ja) サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ
JPS6140167A (ja) 熱転写プリンタ
JPH0363140A (ja) サーマルヘッド
JPS5911268A (ja) 印字装置
JPS5912875A (ja) サ−マルプリンタ
JPS62196163A (ja) サ−マルプリンタの印字濃度補正回路
JPH10230634A (ja) サーマルヘッド
JPH048560A (ja) サーマルプリンタおよびそのサーマルヘッドへの通電制御方法
JPH08197766A (ja) サーマルヘッド及び印字装置
JPS6089377A (ja) サ−マルプリンタ
JP2005088323A (ja) サーマルヘッドおよびこれを用いたサーマルプリンタ
JPS5967067A (ja) 印刷方法
JPS62164561A (ja) プリンタ用サ−マルヘツド