JPH10291259A - タイヤ組み立て用ドラムの耐摩耗性エラストマー部材 - Google Patents

タイヤ組み立て用ドラムの耐摩耗性エラストマー部材

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JPH10291259A
JPH10291259A JP10025213A JP2521398A JPH10291259A JP H10291259 A JPH10291259 A JP H10291259A JP 10025213 A JP10025213 A JP 10025213A JP 2521398 A JP2521398 A JP 2521398A JP H10291259 A JPH10291259 A JP H10291259A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤ組み立て機用のエラストマー部材、例
えば膨張式ビードターン・アップブラダー、センタース
リーブまたはビードロックスリーブなどには、エラスト
マー材料で出来ている少なくとも1つのベース層または
スリーブが含まれていて、このスリーブは、このスリー
ブをタイヤ組み立て機に取り付けるための1対の末端部
材内で終結している。 【解決手段】 上記スリーブ内に補強用コードを複数埋
め込むことでそれに内部補強を与えることができる。耐
摩耗性材料の片を上記スリーブの内側表面または外側表
面の全部または一部に接着させておくことで、生タイヤ
カーカス組み立て中に上記スリーブがタイヤまたはタイ
ヤ組み立て機のいろいろな部分に接触する時に摩耗を受
けるスリーブ領域を保護する。粘着解放材料の被膜を上
記耐摩耗性材料片の一部に取り付けることで、生タイヤ
組み立て中に上記スリーブが膨張するか或は移動するこ
とによって上記スリーブが生タイヤカーカスの粘性エラ
ストマー部分に接触する時に起こる粘着度合を低くする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本出願は、1997年1月24日付けで提
出した暫定的米国出願番号60/036,389(これ
は引用することによって本明細書に組み入れられる)の
利点を請求するものである。
【0002】
【技術分野】本発明は空気入りタイヤ用のタイヤ組み立
て(tire−building)機に関する。より詳
細には、本発明は、タイヤ組み立て機のエラストマー部
材、即ち構成要素、例えばターン・アップブラダー(t
urn−up bladder)、センタースリーブ
(center sleeve)またはビードロックス
リーブ(bead lock sleeve)などに関
し、このような部材は、この部材が上記組み立て機運転
中にゴムまたは金属表面に加圧下で接触する時、上記組
み立て機運転中に摩耗を受ける。更により詳細には、本
発明は、空気入りタイヤ組み立て中に摩耗または損傷を
受ける部材領域を保護してブラダーおよびスリーブの寿
命を向上させる目的で、上記ブラダーまたはスリーブの
内側表面または外側表面の一部に耐摩耗性硬質エラスト
マー材料のコート層を接着させておいたブラダーまたは
スリーブに関する。
【0003】
【背景情報】空気入りタイヤ製造用のタイヤ組み立て機
では、この組み立て機の末端部に隣接させていろいろな
エラストマー部材、例えば1対のターン・アップブラダ
ーなどが用いられており、そのブラダーを膨張させる
と、タイヤ組み立て用マンドレルの上に置いたカーカス
プライの末端部がビードリングの回りを上方にまくれ上
がりそしてプライ材料に面するように戻る。このような
タイヤ組み立て用ドラムには、タイヤの円錐曲線回転形
状を生じさせる時に上記ドラムの末端部分が内側、外側
および半径方向に移動することを可能にするか或はビー
ドリングを適切な位置に維持することを可能にするセン
タースリーブまたはビードロックスリーブが含まれてい
る可能性があり、それはエラストマー材料で作られてい
る。このいろいろなスリーブおよびターン・アップブラ
ダーは、それらがタイヤ構成要素内の未硬化ゴムまたは
金属部分の特定領域、例えば機械的ビードロックまたは
タイヤ組み立て機の他の部分などに加圧下で接触する時
に摩耗を受けることから、このような部材の寿命は、そ
のようなスリーブまたはブラダーの特定領域の方が他の
領域よりも迅速に摩滅することから短い。それによっ
て、上記スリーブまたはブラダーを所望よりも頻繁に置
き換える必要があることから空気入りタイヤの製造コス
トが高くなってしまう。しかしながら、特にターン・ア
ップブラダーの場合、膨張時にカーカスプライおよびカ
ーカスプライの末端部をビードリングの回りに巻き付け
るに必要な所望のターン・アップ特性および性能が得ら
れるように上記ブラダーを充分に柔軟なままにしておく
必要があることから、上記摩耗問題そしてその結果とし
て構成要素の損傷が起こらないようにそれらを適切に保
護するのは困難である。
【0004】上記エラストマー部材、例えばターン・ア
ップブラダーなどに関する別の問題は、それらはエラス
トマー材料で作られておりそして上記組み立て機で加工
すべき未加硫の生タイヤ構成要素は現実に粘着性を示す
ことから、上記エラストマー部材が上記未加硫の生エラ
ストマータイヤ構成要素に粘着する傾向がある点であ
る。上記ブラダーとタイヤ材料の間でそのような粘着が
起こると、結果として、ターン・アップが満足されなく
なりかつビードリングの回りにカーカス領域が望ましく
なく粘着することが起こり得る。このような問題は、米
国特許第4,381,331号および4,853,06
9号に示されているように、剥離用被膜を用いそして/
または外側に露出したコードをターン・アップブラダー
の構造に含めることで、ある程度であるが軽減された。
【0005】そのような粘着問題を軽減する別の試み
は、アクリロニトリルを25−40部とブタジエンを6
0−75部用いて作られたアクリロニトリルブタジエン
ゴムが約90−40部でポリ塩化ビニルが約10−60
部のポリマーブレンド物で構成させた被膜を上記ブラダ
ーの外側表面で用いることを伴う。そのようなポリマー
ブレンド物被膜は米国特許第5,213,823号に記
述されている。
【0006】そのような粘着問題に対して提案された更
に別の解決法は、外側表面を低接着性のゴムポリマーで
覆った生地被覆ブラダーの使用を伴う。そのようなブラ
ダーは米国特許第5,250,142号および5,32
4,376号に記述されている。
【0007】上記試みおよび提案は多少成功してはいる
が、エラストマー製ブラダーおよび/またはスリーブの
柔軟性および作用に実質的な影響を与えない安価で有効
な手段で内側表面もしくは外側表面または両表面の特定
領域が摩耗から保護されていてタイヤ組み立て用ドラム
で用いるに適したターン・アップブラダーおよび/また
はエラストマースリーブが必要とされているままであ
る。
【0008】
【発明の要約】本発明の目的はタイヤ組み立て用ドラム
のための改良ターン・アップブラダーおよび/またはス
リーブを提供することを包含し、ここでは、そのような
部材にエラストマー材料のスリーブを含めて、上記部材
の内側表面または外側表面の全体または少なくとも一部
を耐摩耗性硬質エラストマー材料の層で覆うことによ
り、上記部材の柔軟性に実質的な影響を与えることなく
それの摩耗度合を低くする。
【0009】本発明の更に別の目的は、上記エラストマ
ー部材のベース層本体内に内部補強用コードを埋め込ん
だ(上記部材を補強するがそれの外側表面層から露出さ
せないように)エラストマー部材を提供することにあ
る。
【0010】本発明のさらなる目的は、上記エラストマ
ー部材は空気入りタイヤ製造中に未加硫の生タイヤ材料
の粘性表面に接触するがそれらが粘着する度合を低くす
るように上記耐摩耗性の硬質材料の全部または一部に2
番目の剥離被膜を取り付けたエラストマー部材を提供す
ることにある。
【0011】本発明のさらなる目的は、上記耐摩耗性硬
質材料の層が片の形態である上記部材[この部材の製造
中、上記片をエラストマー材料で出来ているベーススリ
ーブの上に置いた後、それを、上記エラストマー製スリ
ーブおよび/またはブラダーの最終加硫中にそれらに接
着させる]を提供することにある。
【0012】本発明の改良エラストマー部材をタイヤ組
み立て機で用いることで上記目的を達成すると共に利点
を得るが、本発明の一般的な特徴は、タイヤ組み立て機
にエラストマー材料で出来ていて内側表面と外側表面を
有するスリーブまたはブラダーを含めそして上記内側表
面および外側表面の少なくとも1つの一部を耐摩耗性材
料の層で覆うことを含めるとして述べることができる。
【0013】本発明の1つの面では、改良エラストマー
構成要素をタイヤ組み立て機で用いることで上記目的を
達成し、ここでは、上記構成要素に外側表面と内側表面
を持たせかつ上記構成要素をエラストマー材料で出来て
いる少なくとも2層、即ち層Aおよび層Bで構成させて
層AのショアA硬度の方を層BのショアA硬度よりも高
くする。しばしば、層Aを、これが上記タイヤ組み立て
機運転中に金属表面または粘性ゴム表面に接触するよう
に位置させ、そして層Bで上記構成要素の本体を構成さ
せる。通常は、層Bに機械的補強材を金属またはポリマ
ー製コードの形態で含め、そして層Bを層Aに直接接触
させて層Aと層Bの間に生地補強材もコード補強材も存
在させない。本発明の好適な面における構成要素は、パ
ッセンジャー(passenger)タイヤ組み立て機
用のターン・アップブラダーであり、そしてその外側表
面の少なくとも一部が層Aであり、そして更にまた、層
Aの外側を、未硬化ゴムのパッセンジャータイヤプライ
への粘着を低くする粘着解放(adhesion re
lease)材料で被覆する。
【0014】本発明の好適な態様、即ち本出願者らが原
理を適用することを意図した最良の様式を具体的に示す
態様を、下記の説明の中に挙げ、本図に示し、そして添
付請求の範囲内に詳細かつ明瞭に示して挙げる。
【0015】図1は、タイヤ組み立て用ドラムの一部に
取り付けたターン・アップブラダーの部分断面図であ
り、図2は、図1に示した第一態様のターン・アップブ
ラダーの縮尺部分断面図であり、これはタイヤ組み立て
機に取り付ける前であり、図3は、第二態様のターン・
アップブラダーを示す図2と同様な部分断面図であり、
図4は、図3のブラダーを示す断面図であり、これは上
記ブラダーを折り畳んでタイヤ組み立て機に取り付ける
に適した状態にする前であり、図5は、図2の線5−5
で取った拡大断面図であり、図6は、図4の線6−6で
取った拡大断面図であり、図7は、成形したままの成形
用スリーブを示す部分断面図であり、これには耐摩耗性
材料がしっかりと固定されており、図8は、図7の成形
用スリーブを示す拡大断面図であり、これは上記スリー
ブを折り畳んでタイヤ組み立て機に取り付けるに適した
状態にした後であり、図9は、図8の線9−9で取った
拡大部分断面図であり、図10は、耐摩耗性材料がしっ
かりと取り付けられているセンタースリーブを示す部分
断面図であり、これはタイヤ組み立て用ドラムに取り付
ける前であり、図11は、図10の線11−11で取っ
た拡大部分断面図であり、図12は、別の種類の成形用
スリーブを示す部分断面図であり、これはこれの一部と
して耐摩耗性材料(層A)を有し、そして図13は、図
12の線13−13で取った拡大部分断面図である。
【0016】本図全体に渡って同様な番号は同様な部分
を指す。
【0017】
【好適な態様の説明】本改良エラストマー部材の第一態
様を一般に1で表し、図1、2および5に示し、そして
これは、一般に2(図1)で表すタイヤ組み立て用ドラ
ムの一部に取り付けられているある種のビードターン・
アップブラダーを示している。2番目の種類のエラスト
マー部材またはビードターン・アップブラダーを3で表
し、図3、4および6に示す。本改良エラストマー部材
の別の態様を図7−9に示し、一般に5で表し、そして
これは、タイヤの第一段階組み立てが終了した後に行わ
れるタイヤ成形で用いられるある種の成形用(shap
ing or forming)スリーブを表してい
る。本エラストマー部材のさらなる態様を図10−11
に示し、一般に8で表し、そしてこれは、タイヤの構成
要素を適切な位置に固定させる目的で内側マンドレルま
たはスリーブを膨張させた時に半径方向外側に膨張する
種類のセンタースリーブ(タイヤ組み立て用ドラムで用
いられる)を表している。本発明のさらなる態様を図1
2−13に示し、一般に10で表し、そしてこれは、ビ
ード領域を密封する目的で使用可能な別の種類のスリー
ブを表し、これは、図7−9に示した成形用スリーブ5
の代わりに使用可能である。
【0018】この上で考察しかつ本図に示す上記いろい
ろなエラストマー部材は、タイヤ組み立て機で使用可能
な本発明の改良を受けさせたいろいろな種類のエラスト
マー部材のいくつかを例示するものであり、本発明が提
供する保護の範囲に無用な制限を与えるべきものでな
い、と言うのは、上記は他の種類のエラストマー部材と
一緒に通常はスリーブの形態で即座に使用可能であり、
いろいろなタイヤ組み立て機および関連した種類の装置
で利用可能であるからである。
【0019】図1、2および5に詳細に示すように、タ
ーン・アップブラダー1は2つのベース層11および1
2を含み、これらのベース層はエラストマー材料で作ら
れていて、その全体に渡って伸びている補強用コード1
3が内部に存在している。ブラダー1は1対の末端止め
部材(end locking members)14
および15内で終結しているが、それらはそれぞれ上記
ブラダーを1対の取り付け用リング17および18でタ
イヤ組み立て機2に通常様式で固定するためのものであ
る。通常の空気通路20がブラダー1の内部につながっ
ていて、それによって、上記ブラダーを膨張させるため
の流体が上記内部に供給される。
【0020】本発明の主要な特徴の1つに従い、耐摩耗
性材料の層20(層A)(これは好適には片形態であ
る)をベース層11(層B)の外側表面21(これは上
記スリーブの内側表面である)の上に位置させた後、そ
れらをブラダー1の加硫時に接着させる。耐摩耗性の硬
質材料20にいろいろな構造を持たせることができる。
層Aの耐摩耗性硬質材料は、一般に、選択したコンパン
ド用材料、例えばカーボンブラック充填材、芳香族加工
油、硬化剤および添加剤、例えば酸化亜鉛、ステアリン
酸、ワックス、樹脂、加工助剤、抗酸化剤、抗オゾン剤
などと一緒に組み合わせたスチレン−ブタジエンゴム
(SBR)を基とするエラストマーコンパンドである。
本発明で使用する耐摩耗性硬質材料の製造で用いるに有
用なSBR類は、結合しているスチレンを約20−28
重量パーセント含み、通常は、乳化重合で製造されたも
のである。このようなSBRは約40−55の範囲の生
ムーニー粘度を示す(212度FにおけるML−4)。
このような有用な1つのSBRは、Ameripol
Synpol Corporation(Akron、
オハイオ州、米国)から入手可能なAmeripol
5−1502である。この上に記述したSBR類を表1
に示す一般的な配合に従って通常技術でコンパンドにす
ることができる。
【0021】
【表1】
【0022】硫黄で硬化し得る他の合成エラストマー
類、例えばエチレンプロピレンジエンモノマーゴム(E
PDM)を上記SBRの代わりにか或はそれと組み合わ
せて用いることも可能である。天然ゴムを合成ゴム、例
えばEPDMまたはSBRなどと組み合わせて用いるこ
とができるが、一般的には、これを単独で用いるのは不
可能である。鉱物充填材、例えば粘土、シリカ、タル
ク、炭酸カルシウムなどをカーボンブラックと組み合わ
せてか或はそれの代わりに用いることも可能である。硬
化材料20では、上述した充分な硬度および耐摩耗特性
が達成される限り、いろいろなグレードのカーボンブラ
ック、例えばN−550またはいろいろなグレードの混
合物、例えばN−110とN−440などを用いること
も可能である。
【0023】本発明の耐摩耗性エラストマーコンパンド
にいろいろなワックスを含めることも可能である。それ
らは、抗オゾン剤、光沢剤、加工剤などとして機能す
る。一般的には石油または合成ワックスを用いる。前者
にはパラフィンワックスおよび微結晶性ワックスがあ
る。好適な石油ワックスはパラフィンワックスであり、
特に融点が約30−80℃のパラフィンワックスであ
る。本発明で用いるに有用な具体的なパラフィンワック
スは、Amocoから入手可能な溶融範囲が66−76
℃のEskar R−45である。配合材料20(層
A)ではまた融点が60−90℃の微結晶性ワックスも
使用可能である。
【0024】合成ワックスも使用可能であり、それらに
はパラフィンワックス(例えばポリエチレンワックス、
例えばPA−510または−520など)などの如きワ
ックス、および他の合成ワックス、例えば分子量が50
0−700の脂肪酸エステルワックスなどが含まれる。
【0025】また、上述したワックスの混合物を用いる
ことも可能である。上述したワックスを一般に約0.5
−4.0phrの量、しばしば約1.5−3.0phr
の量で用いる。この使用するワックスの濃度は、ある程
度、最終エラストマーコンパンドの特性をこの上に挙げ
た如き60−70の範囲のショアA硬度に維持する必要
があることで決定される。
【0026】上述した組成を持つように配合した耐摩耗
性硬質材料20(層A)に硬化を、通常は該ブラダーま
たはスリーブの組み立てを行った後、通常の条件下、例
えば一般に約300−320度Fで約15−30分間、
典型的には300−310度Fで20−25分間受けさ
せる。この硬化を受けさせた材料20は、本質的に、本
発明のブラダーおよびスリーブに適当な性能を与えるに
充分な耐摩耗性および硬度特性を示す。この材料は、一
般に、ランボーン(Lambourne)試験におい
て、表2に示す如き耐摩耗性を示す。一般的なランボー
ン試験手順では、3M Corporationが販売
している研磨表面が120グリットの「Safety
Walk」紙をサンプルに接触させて用いた。
【0027】
【表2】
【0028】本発明で材料20として用いる耐摩耗性エ
ラストマー材料は、同時に、23℃で60−70単位、
典型的には62−68単位のショアA硬度特性を示す必
要がある。本発明で材料20として用いるに有用な耐摩
耗性硬質コンパンドが示す他の典型的な硬化後の特性を
表3に示し、それらを従来技術の材料が示す特性と比較
する。
【0029】
【表3】
【0030】特別な1つの種類の有用な耐摩耗性材料2
0は、Bridgestone/Firestone,
Incが配給していてCompound NB907と
して識別される材料である。これは、50−60重量%
量のSBRポリマーと25−35重量%量のカーボンブ
ラックと数多くのゴムコンパンドで用いられる種類のオ
イル、例えば芳香族、ナフテン系、パラフィン系または
同様な材料(コンパンドのほぼ1−5重量%を構成す
る)から成っている。この上に記述した如きコンパンド
で通常用いられる他の添加剤を最終配合に加えることも
可能である。その結果として生じる耐摩耗性片20は、
好適には約65−70デュロメーター(duromet
er)硬度(ショアA)を示す。
【0031】上記は単に片20の例であり、ベース層1
1および12を形成する通常のより柔軟なエラストマー
材料よりも堅い耐摩耗性材料が得られる限り、本発明の
概念に影響を与えることなく変えることができる。
【0032】層Bは、一般に、この層の硬度(ショア
A)の方が層Aの硬度よりも低くなるように量を変化さ
せる以外は層Aに関してこの上に記述したのと同じ成分
を用いて配合可能である。例えば、層Aの硬度が60の
時には層Bに52−58の硬度を持たせてもよい一方、
層Aの硬度が70の時には層Bに62−67の硬度を持
たせてもよい。その上、一般に、層Bの硬度(ショア
A)を層Aの硬度よりも約3−8単位低くする。
【0033】図1および2に示すように、耐摩耗性材料
片20は、表面21の一部のみに接着していて、隣接す
る末端止め部材14から折り重ね(foldover)
末端部23に向かって伸びており、この折り重ね末端部
23は、図1に示すように、タイヤ組み立て用ドラム2
の機械的ビードロックをその上に乗せた時に上記ビード
ロックに接触する特別な領域である。例として、ターン
・アップブラダー1の縦方向の長さ全体を約25インチ
にした場合、耐摩耗性片20に約8インチの長さを持た
せる。
【0034】図3、4および6に示すターン・アップブ
ラダー3は通常の環状スリーブ25(図4にはそれの半
分が示されている)を含み、これは1対の通常の末端止
め部材26および27内で終結しており、そしてこれを
タイヤ組み立て機に取り付ける場合にこれを折り畳むと
図3に示す構造を取る。
【0035】図4および6に最もよく示されているよう
に、耐摩耗性材料片20は、ターン・アップブラダー1
の層11および12と同様なエラストマー材料で出来て
いるベース層28(これにはまた補強用コード13が含
まれていてもよい)の外側表面29の上に乗っている。
図4に示すように、耐摩耗性材料片20は、エラストマ
ー製スリーブの縦方向の長さ大部分に渡ってそれの外側
表面29の上を伸びている。
【0036】更に本発明に従い、米国特許第4,85
3,069号(これの内容は引用することによって本明
細書に組み入れられる)に開示されている種類の粘着解
放被膜30を耐摩耗性材料片20の外側表面32の全部
または一部に沿って位置させる。この上で引用した特許
に示されているように、1つの種類の上記剥離被膜は本
質的にクロロスルホン化ポリエチレンとカーボンブラッ
クもしくはシリカ充填材と生粘着付与剤(green
tackifying agent)と化学硬化系から
成る。
【0037】1つの例において、ターン・アップブラダ
ー3の縦方向の長さは、図4の折り畳んでいない状態に
おいて18インチであり、この場合の耐摩耗性材料片2
0の長さは18インチでありそして粘着解放被膜30は
片20の外側表面32を約14インチに渡って覆ってい
る。
【0038】図7−9に示す成形用スリーブ5は、この
上に記述したベース層11、12および28と同様な通
常のエラストマー材料で出来ているベース層またはスリ
ーブ35を含み、そしてこの中に補強用コード13を含
めてもよい。スリーブ35は通常の末端止め部材36内
で終結している。本発明に従い、耐摩耗性材料片20
は、それが図8の成形状態の時、スリーブ35の外側表
面37に固定されいて、その長さ全体に渡って伸びてい
てもよい。例として、ベース層35の厚みは0.150
インチであってもよく、この場合には片20に0.03
0インチの厚みを持たせる。
【0039】図10および11に示す如きセンタースリ
ーブ8は、環状の内部中心を有する通常の円柱形構造を
有していて、リブ39の上に乗っており、そしてこれ
は、この上で考察したいろいろなベース層と同様な1対
のベース層40および41で構成されており、そしてま
たこれに補強用コード13を含めることも可能である。
スリーブの内側表面および外側表面は両方ともそれらの
いろいろな領域で有害な摩耗を受けることから、外側表
面42と内側表面43の両方を耐摩耗性材料片20で覆
っておく。例として、耐摩耗性材料20の外側片および
内側片の厚みを0.020インチにしてもよく、この場
合にはベース層40および41の各々に0.030イン
チの厚みを持たせる。また更に本発明に従い、耐摩耗性
片20の露出表面の片方または両方に粘着解放材料の被
膜30を取り付けることができることは容易に理解され
るであろう。
【0040】図12および13に示すスリーブ10の形
状は一般に円柱形であり、環状止め部材45内の1つの
末端部のみで終結している。図13に示すように、上記
スリーブは、この上で考察したいろいろなベース層と同
様な1対のベース層46および47で構成されており、
これに補強用コード13を含めることも可能である。上
記耐摩耗性材料の外側片20はベース層46の表面48
上に位置していて、それの縦方向の長さ全体に渡って伸
びている。スリーブの表面49が遭遇する摩耗が特に有
害なことから、片47の表面49に沿って伸びるように
1対の耐摩耗性片20を位置させる。
【0041】例として、ベース層46および47各々の
厚みを0.030インチにし、この場合、2つの隣接す
る片20各々に0.030インチの厚みを持たせ、表面
48に沿って伸びる単片20に0.25インチの厚みを
持たせる。再び、このような厚みは本発明の概念に影響
を与えない限り多様であり、これを使用する個々の用途
に応じて変えることができる。また、片20の1つ以上
に粘着解放被膜層30を取り付けることも可能である。
【0042】要約として、本発明の改良エラストマー部
材に通常のエラストマースリーブまたはベース層を含め
てこれの内部に補強用コードを埋め込んでもよいか或は
埋め込まなくてもよく、そしてこのベース層またはスリ
ーブの内側表面もしくは外側表面または両方に耐摩耗性
材料の被膜を、好適には片の形態で、上記スリーブをタ
イヤ組み立て用ドラムで用いる場合の個々の用途に応じ
て、上記スリーブの保護すべき特定領域にか或はその長
さ全体に渡って伸びるように位置させて取り付ける。こ
の上で考察したように、耐摩耗性片20を、好適には、
上記スリーブまたはベース層の製造中、上記スリーブが
未加硫の生状態の時にそれの上に片形態で重ねて置く。
上記片の2つの特定領域を保護する場合、製造コストお
よび組み立てコストを低くする目的で、2つの個々別々
の片を用いる代わりに連続片20を用いて、上記スリー
ブの特定の長さを保護するのが望ましい可能性がある。
耐摩耗性片20は、上記エラストマースリーブまたはブ
ラダーを通常の加硫工程で最終的に成形している間に上
記スリーブまたはベース層に接着する。粘着解放被膜3
0を片20に付着させる場合も同様に、好適には、上記
片をベース層に付着させた後であるが上記エラストマー
部材の最終加硫および成形を行う前にそれらを接着させ
る。
【0043】従って、タイヤ組み立て用ドラムに含める
改良エラストマー部材は簡潔であり、有効かつ安全で安
価な効率の良いデバイスを提供し、このデバイスは、こ
の上に挙げた目的全部を達成し、従来のデバイスが直面
している困難さをなくし、かつ本技術分野における問題
を解決して、新規な結果を得るものである。
【0044】この上で行った説明では、簡潔さ、明瞭さ
および理解の目的で特定の用語を用いてきたが、それに
よって従来技術の要求を越える無用な制限を含めるもの
でない、と言うのは、そのような用語は説明の目的で用
いるものであり、幅広く解釈されるべきであることを意
図する。
【0045】更に、本発明の記述および説明は例として
であり、本発明の範囲をこの上に示したか或は記述した
正確な詳細に限定するものでない。
【0046】ここに本発明の特徴、見い出した事項およ
び原理を記述してきたが、本改良部材を構成させて使用
する様式、この構成の特徴、そして得られる有利で有用
な新規結果、有用な新規構造物、デバイス、要素、装
置、部品および組み合わせを添付請求の範囲に挙げる。
【0047】本発明の特徴および態様は以下のとうりで
ある。
【0048】1. タイヤ組み立て機で用いるための改
良エラストマー構成要素であって、上記構成要素が外側
表面と内側表面を有していてエラストマー材料の少なく
とも2層、即ち層Aおよび層Bで構成されており、ここ
で、層AのショアA硬度の方が層BのショアA硬度より
も高い構成要素。
【0049】2. 層Aが該組み立て機運転中に金属表
面または粘性ゴム表面に接触するように位置している第
1項の構成要素。
【0050】3. 層Bが該構成要素の本体を構成して
おり、層Bが金属またはポリマー製コードの機械的補強
材を含み、そして層Bが層Aに直接接触していて層Aと
層Bの間に生地もコードも存在していない第2項の構成
要素。
【0051】4. 層Aのエラストマー材料が硬化後に
23℃で約60−70のショアA硬度を示す第1項記載
の構成要素。
【0052】5. 該エラストマー材料をランボーン試
験において25%スリップで50秒間測定した時にそれ
が23℃で示す最大重量損失が0.110グラム未満で
ある第4項記載の構成要素。
【0053】6. 層Aのエラストマーがスチレンブタ
ジエンゴムと粒子状充填材を含む第4項記載の構成要
素。
【0054】7. 該充填材がカーボンブラックである
第4項記載の構成要素。
【0055】8. エラストマー層Aがまた石油ワック
スも含む第7項記載の構成要素。
【0056】9. 該構成要素がターン・アップブラダ
ーである第1項記載の構成要素。
【0057】10. 該構成要素がターン・アップブラ
ダーである第3項記載の構成要素。
【0058】11. 該構成要素がターン・アップブラ
ダーである第5項記載の構成要素。
【0059】12. 該外側表面の少なくとも一部が層
Aでありそして層Aの外側が未硬化ゴムタイヤプライへ
の粘着を低くする粘着解放材料で被覆されている第6項
記載の構成要素。
【0060】13. エラストマー材料であって、スチ
レン−ブタジエンゴム、カーボンブラック充填材、ワッ
クス、加工油、硬化剤および硫黄を含んでいて硬化時に
23℃で60−70のショアA硬度を示しかつランボー
ン試験において25%スリップで50秒間測定した時に
23℃で示す最大重量損失が0.110グラム未満であ
るエラストマー材料。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイヤ組み立て用ドラムの一部に取り付けたタ
ーン・アップブラダーの部分断面図である。
【図2】図1に示した第一態様のターン・アップブラダ
ーの縮尺部分断面図であり、これはタイヤ組み立て機に
取り付ける前である。
【図3】第二態様のターン・アップブラダーを示す図2
と同様な部分断面図である。
【図4】図3のブラダーを示す断面図であり、これは上
記ブラダーを折り畳んでタイヤ組み立て機に取り付ける
に適した状態にする前である。
【図5】図2の線5−5で取った拡大断面図である。
【図6】図4の線6−6で取った拡大断面図である。
【図7】成形したままの成形用スリーブを示す部分断面
図であり、これには耐摩耗性材料がしっかりと固定され
ている。
【図8】図7の成形用スリーブを示す拡大断面図であ
り、これは上記スリーブを折り畳んでタイヤ組み立て機
に取り付けるに適した状態にした後である。
【図9】図8の線9−9で取った拡大部分断面図であ
る。
【図10】耐摩耗性材料がしっかりと取り付けられてい
るセンタースリーブを示す部分断面図であり、これはタ
イヤ組み立て用ドラムに取り付ける前である。
【図11】図10の線11−11で取った拡大部分断面
図である。
【図12】別の種類の成形用スリーブを示す部分断面図
であり、これはこれの一部として耐摩耗性材料(層A)
を有している。
【図13】図12の線13−13で取った拡大部分断面
図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ組み立て機で用いるための改良エ
    ラストマー構成要素であって、上記構成要素が外側表面
    と内側表面を有していてエラストマー材料の少なくとも
    2層、即ち層Aおよび層Bで構成されており、ここで、
    層AのショアA硬度の方が層BのショアA硬度よりも高
    い構成要素。
  2. 【請求項2】 エラストマー材料であって、スチレン−
    ブタジエンゴム、カーボンブラック充填材、ワックス、
    加工油、硬化剤および硫黄を含んでいて硬化時に23℃
    で60−70のショアA硬度を示しかつランボーン試験
    において25%スリップで50秒間測定した時に23℃
    で示す最大重量損失が0.110グラム未満であるエラ
    ストマー材料。
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