JPS62271732A - 航空機用空気入りラジアルタイヤの製造方法 - Google Patents

航空機用空気入りラジアルタイヤの製造方法

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JPS62271732A
JPS62271732A JP61116874A JP11687486A JPS62271732A JP S62271732 A JPS62271732 A JP S62271732A JP 61116874 A JP61116874 A JP 61116874A JP 11687486 A JP11687486 A JP 11687486A JP S62271732 A JPS62271732 A JP S62271732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
same
tire case
inner pressure
unvulcanized
Prior art date
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Pending
Application number
JP61116874A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Genkon
原紺 勝幸
Kenshiro Kato
憲史郎 加藤
Yoshihide Kono
好秀 河野
Takuji Fukuda
福田 卓爾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 ψ― この発明は、航空機用空気入りラジアルタイヤの製造方
法に関する。
【久立且」 一般に、航空機用タイヤは1重量を軽減するため、さら
に重荷重下で高速走行をするため、軽量でゴムとの接着
性能の良好なテキスタイルコードで補強された空気入り
ラジアルタイヤが好適であると考えられている。従来、
このようなタイヤは1例えば成形ドラム上にカーカス層
を貼り付はトロイダル状に変形した後、カーカス層の外
側にベルト層、トレッドゴムを貼り付けてグリーンタイ
ヤを成形し1次に、使用内圧充填時の形状よりかなり小
さいモールド中に前記グリーンタイヤを収納し僅かに拡
張しながら加硫して製造していた。
が ・  よう  るU へ しかしながら、このようにして製造された製品タイヤを
使用に供する場合には、使用内圧を充填することになる
が、航空機用タイヤはこの充填内圧がlO〜20Kg/
 Cm″程度著しく高いため、補強用のテキスタイルコ
ードが伸びてトレッドゴムに大きな伸びが生じるのであ
る。このため、トレッドゴムには大きな引張応力が作用
し、外傷に対する抵抗が小さくなるとともに、切断傷を
受は易くなるという問題点がある。また、前記伸びによ
り、トレッド半径が小さくなってトレッドセンタ一部と
ショルダ一部との径差が大きくなり、この結果、yi耗
仕15量が増大してショルダ一部に偏摩耗が生じるとい
う問題点もある。
rI  占    るため − このような問題点は、コードがテキスタイルからなる航
空機用空気入りラジアルタイヤを製造する方法であって
、カーカス層とベルト層とを重ね合わせてトロイダル状
のタイヤケースを成形する工程と、該タイヤケースを半
加硫してカーカス層、ベルト層を接着し居間の相対的ず
れを阻止する工程と、半加硫されたタイヤケースを使用
内圧充填時の形状と同一またはそれより大きくなるまで
拡張した状態でタイヤケースの半径方向外側にトレッド
ゴムを接着する工程と、を包含する方法により解決する
ことができる。
1」 この発明ではタイヤケースを半加硫してカーカス、ベル
ト層における居間の相対的ずれを阻止した後、使用内圧
充填時の形状より大きくなるまで拡張した状態でトレッ
ドゴムを接着するという方法によりタイヤを製造してい
るため、製造後のタイヤはコードの収縮によってトレッ
ドゴムが圧縮されているが、使用内圧を充填するとコー
ドが伸びてトレッドゴムに圧縮あるいは引張力がほとん
ど作用しなくなる。このように、この発明によれば、外
傷に対して強く、かつ偏摩耗の少ないタイヤを容易に製
造することができる。
1舅3 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、 1は航空機に使用される空気入りラ
ジアルタイヤであり、このタイヤ1は両端部がビードコ
ア2、3に係留されトロイダル状に変形した少なくとも
1層のカーカス層4を有し、各カーカス層4には互いに
平行で脂肪族ポリアミド、芳香族ポリアミド等のテキス
タイルからなるコード5が多数本埋設されている。そし
て、これらコード5は略子午線方向に延び、タイヤ赤道
面に対して75度から90度の角度で交差している。カ
ーカス層4の半径方向外側には少なくとも2層の環状を
したベルト層8が重ね合わされて巻き付けられ、各ベル
ト層6には脂肪族ポリアミド、芳香族ポリアミド等のテ
キスタイルからなるコード7が多数本埋設されている。
そして、これらコード7は互いに平行でほぼ周方向に延
びている。 8はベルト層6の半径方向外側に貼り付け
られたトレッドゴムであり、また、 9はサイドウオー
ル部のカーカス層4の外側に貼り付けられたサイドウオ
ールゴムである。そして、このタイヤ 1は後述するよ
うな方法により製造されるので、タイヤ 1に内圧が充
填されていないとき、前記カーカス層4のコード5およ
びベルト層6のコード7は弾性復元力によって収縮しよ
うとしている。このため、トレッドゴム8はコード5、
7により圧縮され、一方、コード5.7には前記トレッ
ドゴム8の反力に対応する引張応力が作用している。
次に、このようなタイヤ1を製造するには、まず、未加
硫のカーカス層4.ビードコア、ステイフナ−およびチ
ェーファ−等をタイヤ成形ドラム(図示していない)に
次々と貼り付けた後トロイダル状に変形し、次に、この
カーカス層4の半径方向外側に必要暦数だけ未加硫のベ
ルト層6を貼り付ける。これにより、第2図(a)に示
すように未加硫のタイヤケース11が成形される。
次に、第2図(b)に示すように、このようなタイヤケ
ース11を該タイヤケース11の形状より僅かに大きい
キャビティ12を有するモールド13内に収納し、通常
行なわれている内圧を充填して半加硫を行なう、この際
、タイヤケース11は僅かに拡張するが、内部応力が零
になるようカーカス層4、ベルト層8の各層が僅かに移
動して相対的にずれるため、コード5,7には残留伸び
は生じない。
このようにして、半加硫が行なわれると、タイヤケース
11を構成するカーカス層4、ベルト層6の各層は互い
に加硫接着され、カーカス層4同士の間およびベルト層
6同士の間さらにはカーカス居4とベルト層6との間の
相対的ずれが阻止される。このように相対的ずれを阻止
するには、最適加硫の50%以上の加硫度とすることが
必要である。
次に、半加硫されたタイヤケース11をモールド13か
ら取り出した後、未加硫のトレンドゴム 8および未加
硫のサイドウオールゴム9を第2図(C)に示すように
前記タイヤケース11の外側に貼り付ける。なお、サイ
ドウオールゴム9の貼り付は時期は前述したベル)5B
の貼り付けと同じでもよい。
次に、このようなタイヤケース11をキャビティ14を
有する加硫モールド15内に収納する。ここで、キャビ
ティ14は製品タイヤに使用内圧(10〜20Kg/ 
Cr!1’程度)を充填したときの拡張した製品タイヤ
の形状と同一またはそれより大きい0次に、タイヤケー
ス11内に使用内圧以上の内圧を充填し、タイヤケース
!1をキャビティ14の内面に接触するまで、即ち使用
内圧充填時の形状と同一またはそれより大きくなるまで
、拡張するとともに所定温度まで加熱し、タイヤケース
11の加硫を行なう、ここで、拡張率を具体的な数字で
示せば、外径については内圧を充填していないときのタ
イヤケースl!の外径の 103%以上、@については
同様のタイヤケース11の103%以上となるが、その
値はコード5,7の伸び率、カーカス層4、ベルト層6
の層数等により変動し、通常のテキスタイルを使用した
場合には外径が103%〜 110%、@が1B3%〜
 112%の範囲となる。このとき、カーカス層4、ベ
ルト層6の各層は前記半加硫によって相対的ずれが阻止
されているため、これらカーカス!!!4、ベルト層6
のコード5,7は長手方向に伸びる。一方、トレッドゴ
ム8、サイドウオールゴム 9はコード5、7と共に〜
旦は伸びるが、未加硫であるため内部応力が零になるよ
う流動する。この状態で加硫が進行し、使用内圧充填時
の形状より大きくなるまで拡張した状態のタイヤケース
11に、無負荷のトレッドゴム 8、サイドウオールゴ
ムθが加硫接着される0次に、加硫が終了すると、内圧
を抜いた後、第2図(d)に示す製品タイヤ+8を加硫
モールド!5から取り出す、このように製品タイヤ18
の内圧が抜かれると、加硫時に伸びていたコード5.7
が弾性復元力によって収縮する。このため、トレッドゴ
ム8、サイドウオールゴム 8はこれらコード5,7に
より圧縮され、一方、コード5.7にはトレッドゴム 
8、サイドウオールゴム 9の反力に対応する引張応力
が生じる。
次に、このような製品タイヤ16を使用に供する場合に
は、製品タイヤ1B内に使用内圧を充填するが、このと
き、コード5,7が加硫時と同程度まで伸びてトレッド
ゴム8、サイドウオールゴム 9に内部応力が殆ど生じ
なくなる。このため、外傷に対する抵抗性が大きくなる
とともに、径差が設計通りとなって偏摩耗の防止をする
こともできる。
次に、実験結果を別表に示す、この実験においては、従
来知られている方法により製造された従来タイヤと、こ
の発明を適用して製造した供試タイヤと、を用意し、各
タイヤのトレッド中央部にタイヤ赤道面と直交する長さ
10m+*、深さ lamの傷を付け、内圧を徐々に増
大して傷の周方向の最大幅を測定した。この実験結果か
ら供試タイヤは傷が殆ど開くことはなく、外傷に対する
抵抗性が良好であることがわかる。
この実験に使用したタイヤの諸元は以下の通りである。
本タイヤサイズ; H48X 18R20本正規使用内
圧、 15.5Kg/ Cm’本カーカス層;コード材
質が66ナイロンの1890d/3でタイヤ赤道面に9
0度で交差し、層数は5M!1 本ベルト居;コード材質が88ナイロンの1890d/
4でタイヤ赤道面と平行に延び、層数は8層 また、供試タイヤの製造過程を以下に簡単に説明する。
まず、トロイダル状のカーカス層にベルト層を貼り付け
た後、外径が111[1m■、幅が424.8層履とな
るモールドに収納して半加硫し、次に、このタイヤケー
スにセンタ一部の厚さが15mmのトレッドゴムを貼り
付けて外径を11413111にした後。
17.05 Kg/ Cm’ (使用内圧の110%)
の内圧を充填したときの形状、即ち外径が1203.1
mm (外径拡張率104.8%)、幅が441.1 
tars (幅拡張率105.0%)、となる加硫モー
ルドにタイヤケースを収納し、次に、21Kg/Crn
”の内圧を充填して加硫しタイヤケースとトレッドゴム
を合体接着した。
なお、前述の実施例においては、タイヤケース11にト
レッドゴム 8を加硫によって接着したが、この発明に
おいては、拡張したタイヤケースに加硫済みのトレッド
ゴムを例えば接着剤によって接着するようにしてもよい
l豆二逝」 以上説明したように、この発明によれば、外傷に一対す
る抵抗が向上するとともに、切断傷を受けにくくなり、
さらに偏摩耗を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す子午線断面図、第2
図(a)(b) (c? (d)は製造工程を説明する
説明図である。 1・・・タイヤ      4・・・カーカス層5.7
・・・コード    6・・・ベルト層8・・・トレッ
ドゴム  11・・・タイヤケース特許出願人  株式
会社ブリデストン 代理人  弁理士  多 1)敏 離 別   ヶ 第1図 1・・・・・・タイヤ 4・・・・・・カーカス層 5.7・・・コード 6・−・・・・ベルト層 8・・・・・・トレノドゴム (0)    第2図 11・・・タイヤケース (b) (C)    第2図 (d)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コードがテキスタイルからなる航空機用空気入りラジア
    ルタイヤを製造する方法であって、カーカス層とベルト
    層とを重ね合わせてトロイダル状のタイヤケースを成形
    する工程と、該タイヤケースを半加硫してカーカス層、
    ベルト層を接着し層間の相対的ずれを阻止する工程と、
    半加硫されたタイヤケースを使用内圧充填時の形状と同
    一またはそれより大きくなるまで拡張した状態でタイヤ
    ケースの半径方向外側にトレッドゴムを接着する工程と
    、を包含することを特徴とする航空機用空気入りラジア
    ルタイヤの製造方法。
JP61116874A 1986-05-21 1986-05-21 航空機用空気入りラジアルタイヤの製造方法 Pending JPS62271732A (ja)

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