JPH1029081A - レーザビーム加工機械の自動プログラミング装置 - Google Patents

レーザビーム加工機械の自動プログラミング装置

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JPH1029081A
JPH1029081A JP8183512A JP18351296A JPH1029081A JP H1029081 A JPH1029081 A JP H1029081A JP 8183512 A JP8183512 A JP 8183512A JP 18351296 A JP18351296 A JP 18351296A JP H1029081 A JPH1029081 A JP H1029081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
machining
nozzle
machined
processing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8183512A
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English (en)
Inventor
Makoto Irie
真 入江
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 数値制御(NC)式レーザビーム加工装置に
おいて、例えば板金ワークの複数の穴あけ加工等の自動
プログラミング装置における加工径路の割り付け時に、
加工順序の指示方法によっては、実際の加工時に、例え
ばノズルギャップセンサ2が加工済穴1A部へ脱落する
危険性を防止することのできる自動プログラミング装置
を提供する。 【解決手段】 このため、自動プログラミング装置の複
数穴加工径路を割り付ける段階で、その形状、位置、順
序等の情報から、加工ノズルが加工済み穴1の上部を通
過しないように各加工穴への空送り径路を割付けるよう
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビーム加工
機械の自動プログラミング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、YAGまたはCO2 レーザ等の高
出力レーザビームによる板金ワークの加工、例えば溶融
切断、穴あけ加工,溶接,トリミング等が広く利用さ
れ、自動加工が行われている。
【0003】この種の加工機械における自動プログラミ
ング装置においては、CAD(コンピュータ支援設計)
入力方式等でその加工形状を入力し、レーザビーム加工
を行う径路を指示して、NC(数値制御)プログラミン
グデータを作成している。
【0004】例えば、加工径路においては、入力順にそ
の加工径路を割り付けたり、あるいは都合の良い順番に
指示したりすることもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
複数の穴あけ加工における加工径路の割り付けの際に
は、その加工順番の指示方法によっては、実際の加工時
に、例えばノズルギャップセンサの併用等によって不具
合が発生する場合がある。
【0006】すなわち、その一例として、例えば図6に
示すように、それぞれ4個の異なるサイズの各穴の加工
順番を〜及びで、また加工径路/空送り径路をそ
れぞれ実線/点線で示し、各加工開始点2とするとき、
各加工順番を、例えば→,→,→へ移動さ
せるような場合、加工用レーザビームノズルがそれぞれ
加工済み穴の部分の上を通過することになり、高速で追
従性を備えた做いノズルギャップセンサを使用した場合
には、加工済み穴通過の際に穴内に脱落してしまう危険
性がある。
【0007】このような場合、ノズルギャップセンサ3
が加工済穴へ脱落しないよう、加工ヘッドを一旦、上昇
させるプログラミング手法が一般的であるが、その分、
加工時間が増加する不利益を伴うことになる。
【0008】本発明は、以上のような曲面にかんがみて
なされたもので、従来例のように、上側のような加工径
路の発生主義的対処手段ではなく、予め自動プログラミ
ング装置においてこの種の危険性の発生を未然に防止し
得る手段の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、板金ワークの穴切断加工を行うレーザビーム加工
機械の自動数値制御データプログラミング装置におい
て、複数穴の加工径路の割付け段階において、前記各穴
の加工径路及び加工順番の各情報から加工ノズルの径路
が加工済み穴の上部を通過しないように各穴への空送り
径路を割り付けるよう構成することにより、前記前記目
的を達成しようとするものである。
【0010】
【作用】以上のような本発明方法により、加工径路を割
り付ける段階で、例えばCAD入力した加工径路の情報
と加工順番のCAM情報とから、加工済み穴の上を加工
ノズルが通過しないような空送り径路を割付けることが
できるため、比較的簡単かつ低コストで前記ノズルギャ
ップセンサの転落等の危険性を未然に防止し得る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
一実施例に基づいて詳細に説明する。
【0012】
【実施例】図1に、まずこの種のレーザービームノズル
による板金ワークの自動式穴切断加工用の数値制御(N
C)プログラム作成の流れの概要を説明する。
【0013】公知のように、この種のプログラミング作
成は、図1(a)に示すような自動プログラミング装置
によって行われ、まず(b)に示すように表示図例の4
個の穴加工位置座標を前述CADシステムで入力し、次
いでCAM(コンピュータ支援製造)システム(c)に
より(d)において数値制御式に実際の加工径路の割付
けを行い、次いでポストプロセッサ(e)により、
(f)に示すような実際のNCデータプログラムの作成
を行うものである。
【0014】以上のような流れにおいて、本発明実施例
は、各穴の加工順序から判断して、次工程のレーザビー
ムノズルが、加工済みの穴の上を通過しないような空送
り径路を自動的に設定し得るようにしたもので、図2,
図3に示す加工穴数が最小個数3個の一事例について説
明する。
【0015】従来例を示す図2において、各加工順番が
→,→へと移動する際は、既に加工済みの穴の
上を加工ヘッドのノズルが通過することになって、高速
做い追従するノズルギャップセンサがその穴へ脱落して
しまう。
【0016】これに対して、本実施例は、図3に示すよ
うに、既加工済みの穴を避け乍ら、次の工程へ移動する
ように加工径路割付け段階において、入力順の情報から
次の加工穴への移動の際に、加工済み穴の上部を通過し
ないような空送り径路を自動的に作成することができる
よう自動プログラミング装置を構成したものである。
【0017】図4に、前記図2相当の従来の径路割付け
例図(a)と、本発明一実施例の前記図3相当の加工済
みへの脱落防止割付け例図(b)との対比図を示す。
【0018】なお、図3,図4(b)に示す空送り径路
例は、それぞれ本発明のそれぞれ異なる実施態様例を示
すものであるが、本発明は、これらの実施例のみに限定
されるものでなく、例えば図5(a),(b)に示すよ
うな直線あるいは円弧を用いる実施態様であっても差支
えないことは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように、この種のレーザ
ビーム加工機械の従来の自動プログラミング装置におい
ては、本発明に係る空送り径路を作成するためには技術
的にもコスト的にも解決すべき課題が多く、相当の労力
と工数と要するのに較べて、本発明により、例えばCA
D入力した加工径路の情報と加工順番のCAM情報とか
ら、加工済み穴の上部を加工ノズルが通過しないような
空送り径路を自動生成するような構成としたため、高速
做いギャップセンサ等が加工済み穴へ脱落する可能性を
防止し得ると共に、プログラミング工数を比較的簡単か
つ低コストで削減し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 数値制御プログラム作成の流れ説明図
【図2】 従来の加工径路説明図
【図3】 実施例の加工径路説明図
【図4】 従来/実施例の加工径路対比図
【図5】 加工径路の他の実施態様例
【図6】 従来の加工径路例
【符号の説明】
1 穴 2 加工開始点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板金ワークの穴切断加工を行うレーザビ
    ーム加工機械の自動数値制御データプログラミング装置
    において、複数穴の加工径路の割付け段階において、前
    記各穴の加工径路及び加工順番の各情報から加工ノズル
    の径路が加工済み穴の上部を通過しないように各穴への
    空送り径路を割り付けるよう構成したことを特徴とする
    レーザビーム加工機械の自動プログラミング装置。
JP8183512A 1996-07-12 1996-07-12 レーザビーム加工機械の自動プログラミング装置 Withdrawn JPH1029081A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20031007