JPH10290028A - 発光ダイオード装置 - Google Patents

発光ダイオード装置

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JPH10290028A
JPH10290028A JP9564697A JP9564697A JPH10290028A JP H10290028 A JPH10290028 A JP H10290028A JP 9564697 A JP9564697 A JP 9564697A JP 9564697 A JP9564697 A JP 9564697A JP H10290028 A JPH10290028 A JP H10290028A
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led
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cut
emitting diode
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Akihiro Misawa
明弘 三沢
Tadanobu Iwasa
忠信 岩佐
Toshio Yamaguchi
寿夫 山口
Akihiro Honma
昭広 本間
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光源であるLEDチップのLED光の透過
率を低下させることなく、かつ比較的近距離においても
複数のLED光の混色を得ることができること。 【解決手段】 1個以上のLEDチップの発光光が、マ
ルチカットリフレクタ20の複数個の微小平面からなる
マルチカット部27で反射され、鮮かな色(ギラギラ感
のある色)で、それらが混色される。しかも、マルチカ
ットリフレクタ20の開口面の全体で混色されたLED
光が得られるから、発光源であるLEDチップのLED
光の拡散板等を用いることがないから透過率を低下させ
ることがない。また、比較的近距離においても複数のL
ED光の混色を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光ダイオード
(以下『LED』という)を用いた単色または混色(多
色)の照明、光源、ディスプレイに使用できるLED装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LEDは、一般に、その外形が砲弾形で
あり、端部のレンズ部分によって指向性をもたせ、単色
の点光源として使用されていた。
【0003】それら従来の複数のLED光を混色させる
場合は、複数のLEDの発光源であるLEDチップの上
に共通する光拡散板を配設し、そこで複数色の混色を行
っていた。また、複数のLEDの発光源の上に共通する
レンズを配設し、そのレンズにLED光を通過させるこ
とにより複数色の混色を行っていた。
【0004】また、複数色で複数個の砲弾型タイプの組
み合せにおいては、少なくても10cm以上の距離を離
して、混色を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、複数のLED
の発光源であるLEDチップの上に共通する光拡散板を
配設し、複数のLED光を混色させるものでは、光拡散
板による光の透過率が低下して明るさが低下することに
なる。また、複数のLEDの発光源の上に共通するレン
ズを配設し、そのレンズにLED光により複数色の混色
を行うものでは、光源に近いと複数色が独立して認識さ
れ、所定の距離以上離れないと混色が得られない。
【0006】他の先行技術として、特開平1−1433
66号公報、特開平2−51287号公報等がある。
【0007】両公報に掲載の技術は、LEDチップをリ
フレクタに埋設するものであり、この場合、リフレクタ
を成形する際の合成樹脂の収縮によってLEDチップや
ワイヤ部に応力が生じ、製造時または使用時の温度の影
響によるリフレクタの膨脹収縮を受け、最悪の場合、破
損される可能性がある。そのため、両公報に掲載された
技術ではリフレクタの大きさに制限を生ずる。
【0008】そこで、本発明は、発光源であるLEDチ
ップのLED光の透過率を低下させることなく、かつ、
比較的近距離においても複数のLED光の混色を得るこ
とができ、しかも、リフレクタの大きさ、形状に関する
自由度を大幅に拡大した構造のLED装置の提供を課題
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるLED
装置は、1個以上のLEDチップを特定の方向に発光光
を放射するように配設した発光部と、前記発光部の前記
1個以上のLEDチップに電力を導くリードフレーム
と、前記発光部を略中央位置に配設し、前記発光部から
分離され、前記1個以上のLEDチップからの発光光を
反射するように凹面鏡部を形成した複数個の微小平面か
らなるマルチカットリフレクタとを具備し、前記マルチ
カットリフレクタは、合成樹脂の透明体からなり、その
外周面に前記複数個の微小平面を形成し、かつ、前記複
数個の微小平面には金属膜を形成し、前記凹面鏡部の対
向する面の中央に前記発光部を収容する収納凹部を形成
したものである。
【0010】請求項2にかかるLED装置の前記発光部
及びリードフレームは、前記発光部を中心として複数本
のリードフレームを放射状に配設したものである。
【0011】請求項3にかかるLED装置の前記マルチ
カットリフレクタの複数個の微小平面からなるマルチカ
ット部の半径Rと前記マルチカット部の円柱部の半径r
との関係は、 1.15≦ R/r ≦1.6 とし、また、前記円柱部の半径rと前記LEDチップの
配置位置Mからマルチカット部の下端までの距離tとの
関係は、 0.8≦t−r/2≦1.2 とし、しかも、前記LEDチップの配置位置Mからマル
チカット部の下端までの距離tと前記マルチカット部の
複数個の微小平面の幅xとの関係は、 前記LEDチップが2個の場合には、2.5≦x≦t 前記LEDチップが3個の場合には、2.0≦x≦t としたものである。
【0012】請求項4にかかるLED装置の前記発光部
は、前記1個以上のLEDチップを中心にした透明合成
樹脂からなる略半球体に埋設したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0014】図1は本発明の第一の実施の形態における
LED装置の全体斜視図で、図2は本発明の第一の実施
の形態におけるLED装置に使用するLEDユニットの
全体斜視図(a)、また、(b)乃至(d)はLED装
置に使用するLEDユニットアレイとした場合の平面図
(b)、側面図(c)、正面図(d)である。
【0015】図1及び図2において、発光部11は、1
個以上のLEDチップを透明な合成樹脂でモールドし、
特定の方向、即ち、本実施の形態では下方向に発光光を
放射するように配設したもので、リードフレーム12,
13,14,15は発光部11に埋設した1個以上のL
EDチップに電力を導くものである。これら1個以上の
LEDチップを特定の方向に発光光を放射するように配
設した発光部11と、1個以上のLEDチップに電力を
導くリードフレーム12,13,14,15は、本実施
の形態のLEDユニット10を構成している。
【0016】リードフレーム12,13,14,15
は、1個以上のLEDチップを透明なエポキシまたはシ
リコン等によってモールドした発光部11から放射状に
延び、そして、下方向に直角に折曲されている。前記折
曲点は後述するマルチカットリフレクタ20の外周とな
っている。
【0017】発光部11は、1個以上のLEDチップを
透明なエポキシ樹脂等の合成樹脂でモールドし、しか
も、その形状を略半球体とし、その中心位置に1個以上
のLEDチップを配設している。この構成によって、発
光部11の表面に対して垂直に発光光が到達し、光が容
易にモールド樹脂を通過するようになっている。
【0018】LED装置に使用するLEDユニット10
をLEDユニットアレイとして使用する場合には、図2
の(b)乃至(d)のようになる。
【0019】即ち、リードフレーム12-1,13-1,1
4-1,15-1は、1個以上のLEDチップを透明な合成
樹脂でモールドした発光部11-1から放射状に延びてお
り、下方向に直角に折曲されてLEDユニット10-1が
構成されている。そして、隣接するLEDユニット10
-2も同様に、リードフレーム12-2,13-2,14-2,
15-2は、1個以上のLEDチップを透明な合成樹脂で
モールドした発光部11-2から放射状に延びており、下
方向に直角に折曲されている。そして、LEDユニット
10-1のリードフレーム12-1とLEDユニット10-2
のリードフレーム13-2が、また、LEDユニット10
-1のリードフレーム15-1とLEDユニット10-2のリ
ードフレーム14-2が、短絡線Sによって接続されてい
る。同様に順次、LEDユニット10-3、LEDユニッ
ト10-4が短絡線Sに接続されている。したがって、1
個以上のLEDチップを点灯制御する場合には、短絡線
Sを切断し、所望の回路を構成して実施する。
【0020】図3は本発明の第一の実施の形態における
LED装置に使用するLEDユニットのワイヤボンディ
ングの事例を示す説明図で、(a)は単色の場合、
(b)は2色の場合、(c)は3色の場合である。
【0021】図3(a)において、本実施の形態におけ
るLED装置に使用するLEDユニットのワイヤボンデ
ィングは、リードフレーム12及び13とリードフレー
ム14及び15を共通電極とし、リードフレーム14及
び15の端部ベース14aに赤色LEDチップ(または
黄色LEDチップ)16のカソード側を導電性接着剤で
接合し、赤色LEDチップ(または黄色LEDチップ)
16のアノード側をリードフレーム12及び13の先端
電極部12aにワイヤ16aを用いてワイヤボンディン
グしたものである。なお、この後、先端電極部12a及
び端部ベース14aを含み、赤色LEDチップ(または
黄色LEDチップ)16、リードフレーム12及び13
とリードフレーム14及び15の先端と共に、透明な合
成樹脂でモールドされ、下方を略半球状としたパッケー
ジに収容され、発光部11を構成している。このリード
フレーム12,13,14,15は、互いに、発光部1
1のパッケージの中心に対して、その中心軸が90度ず
れており、かつ、放射状に配置されている。これによっ
て、マルチカットリフレクタ20の円周に対して安定し
た接合状態が維持される。
【0022】図3(b)において、本実施の形態におけ
るLED装置に使用するLEDユニットのワイヤボンデ
ィングは、リードフレーム12及び13は黄色LEDチ
ップ16Yの電力供給用で、リードフレーム14及び1
5は赤色LEDチップ16Rの電力供給用である。これ
らは、リードフレーム12の端部に黄色LEDチップ1
6Yのカソード側を導電性接着剤で接合し、黄色LED
チップ16Yのアノード側をリードフレーム13の端部
にワイヤ16Yaを用いてワイヤボンディングしたもの
であり、また、リードフレーム15の端部に赤色LED
チップ16Rのカソード側を導電性接着剤で接合し、赤
色LEDチップ16Rのアノード側をリードフレーム1
4の端部にワイヤ16Raを用いてワイヤボンディング
したものである。
【0023】なお、この後、黄色LEDチップ16Y、
赤色LEDチップ16R、リードフレーム12及び13
とリードフレーム14及び15の先端と共に、透明な合
成樹脂でモールドされ、下方を略半球状としたパッケー
ジに収容され、発光部11Aを構成している。このリー
ドフレーム12,13,14,15は、互いに、発光部
11Aの中心に対して、その中心軸が90度ずれてお
り、かつ、放射状に配置されている。これによって、マ
ルチカットリフレクタ20の円周に対して安定した接合
状態が維持されるようになっている。
【0024】図3(c)において、本実施の形態におけ
るLED装置に使用するLEDユニットのワイヤボンデ
ィングは、リードフレーム12は黄色LEDチップ16
Yの電力供給用で、また、リードフレーム13は赤色L
EDチップ16R、リードフレーム15は青色LEDチ
ップ16Bの電力供給用である。リードフレーム14
は、リードフレーム12,13,15と対になって電力
を供給するもので、その端部は幅広の接合基部14Aが
形成されていて、その接合基部14Aの面に黄色LED
チップ16Yのカソード側、赤色LEDチップ16Rの
カソード側を導電性接着剤で接合している。そして、リ
ードフレーム12と黄色LEDチップ16Yのアノード
側をワイヤ16Ybを用いてワイヤボンディングし、ま
た、リードフレーム13と赤色LEDチップ16Rのア
ノード側をワイヤ16Rbを用いてワイヤボンディング
している。更に、接合基部14Aの面には、青色LED
チップ16Bの絶縁基板側が接合されており、そのカソ
ード側はワイヤ16Baを用いてリードフレーム14に
ワイヤボンディングし、また、青色LEDチップ16B
のアノード側はワイヤ16Bbを用いてリードフレーム
15にワイヤボンディングしている。
【0025】なお、これら黄色LEDチップ16Y、赤
色LEDチップ16R、青色LEDチップ16B、リー
ドフレーム12,13,15の先端は、リードフレーム
14の接合基部14Aと共に、透明な合成樹脂でモール
ドされ、下方を略半球状としたパッケージに収容され、
発光部11Bを構成している。このリードフレーム1
2,13,14,15は、互いに、リードフレーム14
の接合基部14Aの中心であり、かつ、発光部11Bの
中心に対して、その中心軸が90度ずれており、かつ、
放射状に配置されている。これによって、マルチカット
リフレクタ20の円周に対して安定した接合状態が維持
されるようになっている。更に、別形状のリードフレー
ム14を用いることにより、使用用途を広げることがで
きる。
【0026】ところで、上記実施の形態で使用した発光
部11を形成する略半球状としたパッケージの材料は、
無色透明材料または有色透明材料とすることにより、色
補正を行ったり、或いは希望の色彩の発光を行わせるこ
とができる。
【0027】また、上記実施の形態では、LEDチップ
として赤色、黄色、青色のものを使用したが、緑色のも
のを用いてもよく、また、その組合せは任意に選択する
ことができる。
【0028】図4は本発明の第一の実施の形態における
LED装置で使用するマルチカットリフレクタの平面図
(a)、正面図(b)、底面図(c)、正面からみた断
面図(d)である。また、図5は本発明の第一の実施の
形態におけるLED装置で使用するマルチカットリフレ
クタの構造説明図、図6は本発明の第一の実施の形態に
おけるLED装置で使用するマルチカットリフレクタの
マルチカットを示した幾何学的パターン説明図である。
【0029】図4において、アクリル等からなる無色透
明または有色透明の合成樹脂等のマルチカットリフレク
タ20の上面は、平面状の略円形で、中央には発光部1
1を収納する半球状の収納凹部21が形成されている。
また、マルチカットリフレクタ20の上面の略円形の中
心、即ち、収納凹部21の中心から放射状、かつ、等間
隔にリードフレーム12,13,14,15を収容する
リード溝22,23,24,25が形成され、また、マ
ルチカットリフレクタ20の正面上部は上面と同一径か
らなる円柱部26、正面下部は複数個の微小平面からな
るマルチカット部27が形成されている。円柱部26は
リードフレーム12,13,14,15を収容するリー
ド溝22,23,24,25が周面にも形成されてお
り、リードフレーム12,13,14,15が容易に周
囲を移動しないようになっている。マルチカット部27
は図4(c)に示すように、最下点に正三角形の平面を
6個取りし、更に、その六角形の各辺の外周に、前記辺
を一辺とする正三角形の平面を6個形成し、更に、6個
の正三角形の平面間には、2個の平面を形成している。
【0030】発明者等の実験によれば、マルチカットリ
フレクタ20の曲面を形成する複数個の微小平面からな
るマルチカット部27の半径Rと、マルチカットリフレ
クタ20の上面の略円形の中心、即ち、円柱部26の半
径rとの関係は、図5に示すように、 1.15≦ R/r ≦1.6 とする。また、円柱部26の半径rと赤色LEDチップ
(または黄色,青色,緑色LEDチップ)16等のLE
Dチップの配置位置Mからマルチカット部27の下端ま
での距離tとの関係は、 0.8≦t−r/2≦1.2 とする。
【0031】また、赤色LEDチップ(または黄色、青
色、緑色のLEDチップ)16等のLEDチップの配置
位置Mからマルチカット部27の下端までの距離tと、
前記マルチカット部27の複数個の微小平面の幅xとの
関係は、 LEDチップが2個の場合には、 2.5≦x≦t LEDチップが3個の場合には、 2.0≦x≦t とするのが望ましい。
【0032】この構成によって、合成樹脂で成形したと
き、広い視野で、複数のLED光の混色を得ることがで
きる。
【0033】特に、上記条件下では、複数のLEDの発
光光が、鮮かな色(ギラギラ感のある色)であり、それ
らが混色されることが確認されている。勿論、鮮かな色
彩表現を抑える場合、或いは鮮かな色彩表現を望まない
場合には、上記条件から若干離れて、または上記条件を
無視して設定することもできる。
【0034】本実施の形態では、マルチカット部27を
図4(c)に示すように、最下点に正三角形の平面を6
個取りし、その六角形の各辺の外周に、前記辺を一辺と
する正三角形の平面を6個形成し、更に、6個の正三角
形の平面間には、2個の平面で形成したものであるが、
本発明を実施する場合には、図6のような幾何学的パタ
ーンを使用することもできる。勿論、宝石で使用される
ように、16面、24面、36面カットとすることもで
きる。
【0035】図6(a)は、円柱部26Aの中心であ
り、マルチカット部27Aの中心である最下点で、正三
角形の平面を6分割し、その6分割した三角形の内に9
個の正三角形の平面を形成したものである。また、図6
(b)は、円柱部26Bの中心であり、マルチカット部
27Bの中心である最下点で、その最下点を中心に8等
分し、更に、その外側に同心円を描き、その同心円と前
回の8等分した角度の中間点との交差する点からなる四
角平面を順次形成するものである。図6(c)は、円柱
部26Cの中心であり、マルチカット部27Cの中心で
ある最下点で、その最下点を中心に6等分し、更に、そ
の外側に同心円を描き、その同心円と前回の6等分した
角度の中間点との交差する点からなる四角平面を形成す
るものである。
【0036】このように構成されたLED装置は、次の
ように組付けられる。
【0037】まず、図3に示すように、放射状に配置し
たリードフレーム12,13,14,15に単色または
複数色のLEDチップを配設し、必要なワイヤボンディ
ングし、この後、リードフレーム12,13,14,1
5の先端と単色または複数色のLEDチップと共に、透
明な合成樹脂でモールドし、下方を略半球状のパッケー
ジに収容して発光部11を構成する。
【0038】一方、図4に示すように、マルチカットリ
フレクタ20の上面の中央には発光部11を収納する収
納凹部21、マルチカットリフレクタ20の収納凹部2
1の中心から放射状にリードフレーム12,13,1
4,15を収容するリード溝22,23,24,25
を、また、マルチカットリフレクタ20の正面上部には
上面と同一径からなる円柱部26、正面下部は複数個の
微小平面からなるマルチカット部27を、射出成形によ
って一体に成形する。そして、マルチカット部27に対
してアルミニウム等の金属をスパッタ、蒸着、メッキ、
高反射フィルムインモールド成形等によって金属膜によ
る反射膜を形成する。なお、円柱部26の周囲は必ずし
も金属膜による反射膜を形成する必要がないが、金属膜
を形成する場合、リード溝22,23,24,25には
リードフレーム12,13,14,15間の短絡が発生
しないように金属膜を形成しない。または絶縁物質塗布
等により導電性をなくする必要がある。
【0039】このように形成したマルチカットリフレク
タ20の上面中央の収納凹部21に、発光部11のパッ
ケージを収納し、リード溝22,23,24,25にリ
ードフレーム12,13,14,15を挿着する。そし
て、マルチカットリフレクタ20の収納凹部21に発光
部11のパッケージを収納した状態で、両者を一体に接
合しない。即ち、マルチカットリフレクタ20の収納凹
部21と発光部11のパッケージとの間は、充填物を介
在させることなく、嵌合させる。勿論、両者間にシリコ
ンオイル等を入れること、或いはゲルまたはゾルを介在
させることもできる。そして、リード溝22,23,2
4,25にリードフレーム12,13,14,15を接
合し、LEDユニット10とマルチカットリフレクタ2
0とを一体化することによりLED装置を構成する。
【0040】ここで、透明合成樹脂からなる略半球体の
中心に前記1個以上のLEDチップを埋設してなる発光
部11は、前記1個以上のLEDチップからのLED光
が、略半球体の中心から放射状に発散され、周面で反射
されないから、効率の良い出射が行われ、球面状に形成
されているマルチカットリフレクタ20の収納凹部21
に入射される。そこにおいても面に対して垂直方向に入
射されるから、反射されることなく、効率の良い入射が
行われる。
【0041】また、マルチカットリフレクタ20の収納
凹部21と発光部11のパッケージとの間は、同一屈折
率の材料を充填して、不連続面を形成しなければ、マル
チカットリフレクタ20の複数個の微小平面以外の反射
を少なくすることができ、また、緩衝材として機能する
ゲルまたはゾル等を使用すると、マルチカットリフレク
タ20が温度に依存して膨脹収縮しても、それを遮断す
ることができる。
【0042】このように、本実施の形態のLED装置
は、1個以上のLEDチップを特定の方向、例えば、図
2(a)の下方等に発光光を放射するように配設した発
光部10と、発光部10の1個以上のLEDチップに電
力を導くリードフレーム12,13,14,15と、発
光部10を略中央位置とし、1個以上のLEDチップか
らの発光光を反射するようにマルチカット部27の外表
面に金属膜を形成して凹面鏡部を形成した複数個の微小
平面からなるマルチカットリフレクタ20とを具備する
ものである。
【0043】したがって、1個以上のLEDチップの発
光光が、マルチカットリフレクタ20の複数個の微小平
面からなるマルチカット部27で反射され、鮮かな色
(ギラギラ感のある色)で、それらが混色される。しか
も、マルチカットリフレクタ20の開口面の全体で混色
されたLED光が得られるから、発光源であるLEDチ
ップのLED光の拡散板等を用いることがないから透過
率を低下させることがない。また、比較的近距離におい
ても複数のLED光の混色を得ることができる。
【0044】なお、本実施の形態のマルチカットリフレ
クタ20では、1個以上のLEDチップからの発光光を
反射するようにマルチカット部27の外表面に金属膜を
形成して凹面鏡部を形成した複数個の微小平面からなる
ものであるが、本発明を実施する場合には、1個以上の
LEDチップからの発光光を反射するようにマルチカッ
ト部27の内表面に金属膜を形成して凹面鏡部を形成し
た複数個の微小平面からなる合成樹脂体としてもよい
し、或いは、マルチカット部27またはマルチカットリ
フレクタ20を金属薄板で形成してもよい。しかし、本
実施の形態のように構成すると、製造が簡単で、大き
さ、形状に関して自由度があり、歩留りのよい製造がで
きる。
【0045】また、マルチカットリフレクタ20は、複
数個の微小平面に金属膜を形成したものであるから、マ
ルチカットリフレクタ20内の反射効率を良くし、本実
施の形態のLED装置の発光を明るくすることができ
る。しかし、本発明を実施する場合のマルチカットリフ
レクタ20は、屈折率及びマルチカットする微小平面と
光源の位置によって全反射が得られるものでは、必ずし
もマルチカットリフレクタ20の複数個の微小平面に金
属膜を形成する必要はない。
【0046】そして、マルチカットリフレクタ20は、
合成樹脂の透明体からなり、その外周面に複数個の微小
平面を形成し、かつ、複数個の微小平面には金属膜を形
成し、凹面鏡部の対向する面の中央に発光部10を収容
する収納凹部21を形成したものであるから、射出成形
で形成でき、製造が簡単で、大きさ、形状に関して自由
度があり、歩留りのよい製造ができる。
【0047】更に、発光部10及びリードフレーム1
2,13,14,15は、発光部10を中心として複数
本のリードフレーム12,13,14,15を放射状に
配設したものであるから、マルチカットリフレクタ20
の配設面が円形であってもリードフレーム12,13,
14,15が、円周位置に配設され、製造組立中にLE
Dユニット10とマルチカットリフレクタ20とが相対
移動することがない。よって、組立精度を良くすること
ができる。
【0048】ところで、上記実施の形態の発光部10
は、1個、2個、3個の事例で説明したが、本発明を実
施する場合には、4個以上とすることもでき、結果とし
て、1個以上のLEDチップを特定の方向に発光光を放
射するように配設したものであればよい。また、本実施
の形態では、LEDチップをマルチカットリフレクタ2
0の略中心方向に発光光を放射するようにしたものであ
るが、本発明を実施する場合には、マルチカットリフレ
クタ20のマルチカット面の大きさ及び数とによって、
その誤差範囲が決定できる。
【0049】また、上記実施の形態の発光部10の1個
以上のLEDチップに電力を導くリードフレーム12,
13,14,15は、発光部10の中心から等角度に配
設したものであるが、本発明を実施する場合には、必ず
しも、等角度に限定されるものではない。例えば、マル
チカットリフレクタ20が連続して一列に配設されてい
る場合等には、角度を異にすることができる。また、L
EDチップの個数によってLEDチップに電力を導くリ
ードフレームの数を任意に設定することができる。
【0050】そして、上記実施の形態のマルチカットリ
フレクタの外周面に形成した複数個の微小平面の金属膜
は、アルミニウムに限定されるものではなく、銀等の光
反射率の材料が使用可能である。
【0051】更に、上記実施の形態の1個以上のLED
チップは、砲弾形等のパッケージをしていないものを使
用しているが、本発明を実施する場合には、砲弾形等の
パッケージをしたLEDランプに内蔵されたLEDチッ
プとして使用することもできる。この種の実施の形態で
は、発光部10が大きくなるが、特性上問題となるもの
ではない。
【0052】なお、本発明の実施の態様では省略してい
るが、各LEDチップは電流制御、パルス制御等の外部
制御回路によって、その輝度を調整され、必要な混色が
発生するよう制御される。
【0053】
【発明の効果】以上のように、請求項1のLED装置に
おいては、1個以上のLEDチップを特定の方向に発光
光を放射するように配設した発光部の前記1個以上のL
EDチップに電力を導くリードフレームと、前記発光部
を略中央位置とし、前記1個以上のLEDチップからの
発光光を反射するように凹面鏡部を形成した複数個の微
小平面からなるマルチカットリフレクタとを具備し、前
記マルチカットリフレクタが、合成樹脂の透明体からな
り、その外周面に前記複数個の微小平面を形成し、か
つ、前記複数個の微小平面には金属膜を形成し、前記凹
面鏡部の対向する面の中央に前記発光部を収容する収納
凹部を形成したものである。
【0054】したがって、1個以上のLEDチップの発
光光が、マルチカットリフレクタの複数個の微小平面か
らなるマルチカットリフレクタで反射され、前記1個以
上のLEDチップがマルチカット数に写り、かつ、それ
らが重畳することから、鮮かな色(ギラギラ感のある
色)で、それらが混色されるから、混合光の品質が向上
し、高級感がでる。しかも、マルチカットリフレクタの
開口面の全体で混色されたLED光が得られるから、発
光源であるLEDチップのLED光の拡散板等を用いる
必要がないので透過率を低下させることがない。また、
マルチカットの個数及び角度によって、比較的近距離に
おいても、また、広い視野で、複数のLED光の混色を
得ることができる。更に、射出成形で形成でき、製造が
簡単で、大きさ、形状に関して自由度があり、歩留りの
よい製造ができる。LEDチップに熱的変化の影響を受
け製造時または使用時の外部温度の影響により応力が集
中し、破損される可能性がなくなる。 請求項2のLE
D装置は、請求項1に記載の前記発光部及びリードフレ
ームを、前記発光部を中心として複数本のリードフレー
ムを放射状に配設したものであるから、請求項1に記載
の効果に加えて、マルチカットリフレクタの配設面にリ
ードフレームが安定した配置状態となり、製造組立中に
LEDユニットとマルチカットリフレクタとが相対移動
することがない。故に、組立精度を良くすることができ
る。
【0055】請求項3のLED装置は、前記マルチカッ
トリフレクタの複数個の微小平面からなるマルチカット
部の半径Rと円柱部の半径rとの関係を、 1.15≦ R/r ≦1.6 とし、前記円柱部の半径rと前記LEDチップの配置位
置からマルチカット部の下端までの距離tとの関係を、 0.8≦t−r/2≦1.2 とし、前記LEDチップの配置位置からマルチカット部
の下端までの距離tと、前記マルチカット部の複数個の
微小平面の幅xとの関係は、前記LEDチップが2個の
場合には、2.5≦x≦t、前記LEDチップが3個の
場合には、2.0≦x≦tとしたものであり、請求項1
または請求項2に記載の効果に加えて、合成樹脂で成形
したとき、小型化でき、かつ、広い視野で、複数のLE
D光の混色を得ることができる。
【0056】請求項4におけるLED装置の前記発光部
は、透明合成樹脂からなる略半球体の中心に前記1個以
上のLEDチップを埋設してなるものであるから、前記
1個以上のLEDチップからのLED光は、略半球体の
中心から放射状に発散され、周面で反射されないから、
効率の良い出射が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の第一の実施の形態におけるL
ED装置の全体斜視図である。
【図2】 図2は本発明の第一の実施の形態におけるL
ED装置に使用するLEDユニットの全体斜視図
(a)、また、(b)乃至(d)はLED装置に使用す
るLEDユニットアレイとした場合の平面図(b)、側
面図(c)、正面図(d)である。
【図3】 図3は本発明の第一の実施の形態におけるL
ED装置に使用するLEDユニットのワイヤボンディン
グの事例を示す説明図で、(a)は単色の場合、(b)
は2色の場合、(c)は3色の場合である。
【図4】 図4は本発明の第一の実施の形態におけるL
ED装置で使用するマルチカットリフレクタの平面図
(a)、正面図(b)、底面図(c)、正面からみた断
面図(d)である。
【図5】 図5は本発明の第一の実施の形態におけるL
ED装置で使用するマルチカットリフレクタの構造説明
図である。
【図6】 図6は本発明の第一の実施の形態におけるL
ED装置で使用するマルチカットリフレクタのマルチカ
ットを示した幾何学的パターン説明図である。
【符号の説明】
10 LEDユニット 11 発光部 12,13,14,15 リードフレーム 20 マルチカットリフレクタ 21 収納凹部 22,23,24,25 リード溝 26 円柱部 27 マルチカット部 R マルチカット部の半径 r 円柱部の半径 M LEDチップの配置位置 t LEDチップの配置位置からマルチカット部
の下端までの距離 x マルチカット部の複数個の微小平面の幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 寿夫 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 本間 昭広 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個以上の発光ダイオードチップを特定
    の方向に発光光を放射するように配設した発光部と、 前記発光部の前記1個以上の発光ダイオードチップに電
    力を導くリードフレームと、 前記発光部を略中央位置に配設し、前記発光部から分離
    され、前記1個以上の発光ダイオードチップからの発光
    光を反射するように凹面鏡部を形成した複数個の微小平
    面からなるマルチカットリフレクタとを具備し、 前記マルチカットリフレクタは、合成樹脂の透明体から
    なり、その外周面に前記複数個の微小平面を形成し、か
    つ、前記複数個の微小平面には金属膜を形成し、前記凹
    面鏡部の対向する面の中央に前記発光部を収容する収納
    凹部を形成したことを特徴とする発光ダイオード装置。
  2. 【請求項2】 前記発光部及びリードフレームは、前記
    発光部を中心として複数本のリードフレームを放射状に
    配設したことを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオ
    ード装置。
  3. 【請求項3】 前記マルチカットリフレクタの複数個の
    微小平面からなるマルチカット部の半径Rと、前記マル
    チカット部の円柱部の半径rとの関係は、 1.15≦ R/r ≦1.6 とし、また、前記円柱部の半径rと前記発光ダイオード
    チップの配置位置からマルチカット部の下端までの距離
    tとの関係は、 0.8≦t−r/2≦1.2 とし、前記発光ダイオードチップの配置位置からマルチ
    カット部の下端までの距離tと前記マルチカット部の複
    数個の微小平面の幅xとの関係は、 前記発光ダイオードチップが2個の場合には、2.5≦
    x≦t 前記発光ダイオードチップが3個の場合には、2.0≦
    x≦t としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の発光ダイオード装置。
  4. 【請求項4】 前記発光部は、前記1個以上の発光ダイ
    オードチップを中心にした透明合成樹脂からなる略半球
    体に埋設してなることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3の何れか1つに記載の発光ダイオード装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003209295A (ja) * 2002-01-16 2003-07-25 Sony Corp 電子部品及びその製造方法、これを用いた画像表示装置
JP2007226250A (ja) * 2000-07-25 2007-09-06 Fujifilm Corp 発光ヘッド
WO2009131050A1 (ja) 2008-04-24 2009-10-29 パナソニック電工株式会社 レンズ付発光ユニット

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