JP4468291B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、予め設定した照射領域を所定の配光で照明する照明装置に関する。
一般に、発光ダイオード(LED)は、消費電力が小さく長寿命であるという利点を有する。そこで、近年では、LEDの高出力化に伴い、例えば、車載のヘッドライトやフォグランプ等のように大光量が要求される照明装置においても、光源にLEDを適用することが期待されている。
ところで、ヘッドランプやフォグランプ等は出射光の配光パターンが規格で定められており、規格通りの配光パターンを実現するためには、リフレクタを用いることが一般的である。例えば、特許文献1には、LEDを列状に配置したLEDアレイと、このLEDアレイから出射する光を反射して所定の配光パターンを生成する反射面との組み合わせを複数組用いて最終的な総合配光パターンを構成する技術が開示されている。
特開2004−342574公報
しかしながら、LEDは点光源として扱うことが可能であるという利点を有するにも拘わらず、上述の特許文献1に開示された技術のように光源からの光をリフレクタで反射させることは、光の利用効率の観点上好ましくない。また、リフレクタを用いた場合、構造が複雑化し、特に光軸方向の小型化等を実現するには限界がある。
本発明は、簡単な構成で、光の利用効率を低下させることなく、所望の配光パターンを構成することができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明は、光源と、前記光源からの出射光を入射して特定の照射領域に互いに重畳させて出射する同一形状をなす複数のレンズ部を配列した少なくとも2種類以上の複数のフライアイレンズと、を具備し、前記各フライアイレンズの照射領域の少なくとも一部を互いに一致させたことを特徴とする。
本発明の照明装置によれば、簡単な構成で、光の利用効率を低下させることなく、所望の配光パターンを構成することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1乃至図5は本発明の第1の実施形態に係わり、図1は照明装置の分解斜視図、図2は照明装置を出射側から見た平面図、図3は図2のI−I断面図、図4は現行の自動車用ランプ類配光の試験に用いられるフォグランプの配光規格とこの規格を用いた場合の各フライアイレンズの照射領域との関係を示す説明図、図5は照明装置の変形例を示す平面図である。
図1〜3において符号1は照明装置を示し、本実施形態においては、車載のフォグランプを示す。この照明装置1は、例えば、出射面12aに片突レンズが固設した複数(例えば、7個)の表面実装型の発光ダイオード(LED)12を光源とする光源ユニット10と、この光源ユニット10に冠設するレンズ光学系ユニット20とを有する。
光源ユニット10は、LED基板11を有する。LED基板11は、例えば、略円盤状の基板で構成され、各LED12を半田付け等によって保持し、さらに、保持した各LED12を図示しない電源回路に電気的に接続する。ここで、本実施形態において、各LED12は、LED基板11上に等間隔毎に配置されている。具体的には、各LED12は、例えば、LED基板11の中央部に配置された1つのLED12を中心として、他のLED12が同心円上に等間隔で配置されている。また、各LED12の発光効率を向上するため、LED基板11の裏面には放熱フィン13が固着している(図3参照)。
レンズ光学系ユニット20は、レンズ筐体21と、複数(例えば、7個)のコリメーションレンズ23をレンズ筐体21に保持するコリメーションレンズ保持板22と、複数種類(例えば、3種類)からなる複数(例えば、7個)のフライアイレンズ(後述する第1〜第3のフライアイレンズ26〜28)をレンズ筐体21に保持するフライアイレンズ保持板25とを有する。
本実施形態において、レンズ筐体21は、両端が開口する略円筒形状の部材で構成されている。レンズ筐体21の内周には段部21aが形成されており、この段部21aによって、レンズ筐体21の基部側の内径が先端部側の内径よりも大径に設定されている(図3参照)。ここで、レンズ筐体21の基部側の内径は、LED基板11の外径と略一致するよう設定されている。
コリメーションレンズ保持板22は、その外径がレンズ筐体21の基部側の内径と略一致する略円盤状の部材で構成されている。このコリメーションレンズ保持板22には、LED基板11上の各LED12にそれぞれ対向する位置に、光軸方向に貫通するレンズ保持穴22aが開口されている。そして、コリメーションレンズ保持板22は、各レンズ保持穴22aに、各コリメーションレンズ23をそれぞれ嵌合保持してコリメーションレンズユニットを構成する。
図3に示すように、各コリメーションレンズ23を保持したコリメーションレンズ保持板22は、レンズ筐体21内に基部側から挿入され、段部21aとの当接によってレンズ筐体21内での位置決めがされる。さらに、レンズ筐体21内において、コリメーションレンズ保持板22の基部側にはリング状のスペーサ24が配設されており、レンズ光学系ユニット20が光源ユニット10に冠設した際に、コリメーションレンズ保持板22は、スペーサ24を介してLED基板11に対向する。そして、スペーサ24によって各LED12と各コリメーションレンズ23との光軸距離が適値に規定されることにより、各コリメーションレンズ23は、対応するLED12からの入射光を、それぞれ略平行光に変換して出射する。
フライアイレンズ保持板25は、レンズ筐体21の先端部に冠設する略円盤状の部材で構成されている。このフライアイレンズ保持板25には、コリメーションレンズ保持板22上の各コリメーションレンズ23にそれぞれ対向する位置に、光軸方向に貫通するレンズ保持穴25aが開口されている。そして、フライアイレンズ保持板25は、各レンズ保持穴25aに、各第1〜第3フライアイレンズ26〜28をそれぞれ嵌合保持してフライアイレンズユニットを構成する。
具体的に説明すると、本実施形態において、フライアイレンズ保持板25には、各レンズ保持穴25aによって、1個の第1のフライアイレンズ26が保持されているとともに、2個の第2のフライアイレンズ27が保持され、さらに、4個の第3のフライアイレンズ28が保持されている。
第1のフライアイレンズ26は、レンズ保持穴25aに嵌合保持される略円盤状のレンズ基板26a上に、例えば、下方に突出する入射面と上方に突出する出射面とを備えた同一形状をなす複数のレンズ部26bがマトリクス状に一体形成されたレンズ部材である。そして、第1のフライアイレンズ26は、コリメーションレンズ23から各レンズ部26bにそれぞれ入射する光を互いに重畳させることにより、特定の照射領域A1(図4参照)を均一照度で照射する。
第2のフライアイレンズ27は、レンズ保持穴25aに嵌合保持される略円盤状のレンズ基板27a上に、例えば、下方に突出する入射面と上方に突出する出射面とを備えた同一形状をなす複数のレンズ部27bがマトリクス状に一体形成されたレンズ部材である。そして、第2のフライアイレンズ27は、コリメーションレンズ23から各レンズ部27bにそれぞれ入射する光を互いに重畳させることにより、特定の照射領域A2(図4参照)を均一照度で照射する。
第3のフライアイレンズ28は、レンズ保持穴25aに嵌合保持される略円盤状のレンズ基板28a上に、例えば、下方に突出する入射面と上方に突出する出射面とを備えた同一形状をなす複数のレンズ部28bがマトリクス状に一体形成されたレンズ部材である。そして、第3のフライアイレンズ28は、コリメーションレンズ23から各レンズ部28bにそれぞれ入射する光を互いに重畳させることにより、特定の照射領域A3(図4参照)を均一照度で照射する。
ところで、照明装置1をフォグランプとして使用する場合、図4に示すように、照射距離10mの地点において、照明装置1の正面位置C1での最高光度が10000cd以下であることが要求される。また、C1の左右位置において、位置C2での光度が1000cd以上、位置C3での光度が750cd以上、且つ、位置C4での光度が300cd以上であることが要求される。さらに、水平以上の領域において、位置C5での光度が650cd以下、且つ、位置C6での光度が300cd以下であることが要求される。
このため、本実施形態において、第1のフライアイレンズ26の各レンズ部26bを平面視した際の縦横寸法比は、例えば、2.2:2.28に設定されている。そして、各レンズ部26bの入射面及び出射面の曲率や頂間距離等を実験やシミュレーション等を用いて適値に設定することにより、第1のフライアイレンズ26の照射領域A1として、例えば、図4に示すように、幅方向に約−6.5°〜6.5°、高さ方向に約−10°〜−1°の矩形領域、すなわち、地点C1,C2を包含する領域が規定されている。
また、第2のフライアイレンズ27の各レンズ部27bを平面視した際の縦横寸法比は、例えば、1.9:4.36に設定されている。そして、各レンズ部27bの入射面及び出射面の曲率や頂間距離等を実験やシミュレーション等を用いて適値に設定することにより、第2のフライアイレンズ27の照射領域A2として、例えば、図4に示すように、幅方向に約−15°〜15°、高さ方向に約−10°〜−1°の矩形領域、すなわち、地点C1,C2,C3を包含する領域が規定されている。ここで、本実施形態において、各第2のフライアイレンズ27は、その光軸調整によって、照射領域A1の中心と照射領域A2の中心とが一致するよう設定されている。さらに、照射領域A2が、照射領域A1の全域を包含するよう設定されている。
また、第3のフライアイレンズ28の各レンズ部28bを平面視した際の縦横寸法比は、例えば、1.5:4.52に設定されている。そして、各レンズ部28bの入射面及び出射面の曲率や頂間距離等を実験やシミュレーション等を用いて適値に設定することにより、第3のフライアイレンズ28の照射領域A3として、例えば、図4に示すように、幅方向に約−22°〜22°、高さ方向に約−10°〜−1°の矩形領域、すなわち、地点C1,C2,C3,C4を包含する領域が規定されている。ここで、本実施形態において、各第3のフライアイレンズ28は、その光軸調整によって、照射領域A1,A2の中心と照射領域A3の中心とが一致するよう設定されている。さらに、照射領域A3が、照射領域A1,A2の全域を包含するよう設定されている。
これら各設定により、本実施形態の照明装置1では、照射領域A1〜A3が重畳された領域の光度が最も高く、次いで照射領域A2,A3が重畳された領域の光度が高く、照射領域A3単独の領域の光度が最も低いという配光パターンが実現する。そして、各LED12の出力を適値に調整することにより、フォグランプに要求される配光規格を満足させることが可能となる。
このような実施形態によれば、3種類の各フライアイレンズ26〜28による各照射領域A1〜A3を組み合わせることによって、照明装置1全体としての照明光の最終的な配光パターンを構成することにより、簡単な構成で、光の利用効率を低下させることなく、所望の配光パターンを構成することができる。
すなわち、各種フライアイレンズ26〜28で形成される照射領域A1〜A3の組み合わせて、リフレクタ等を用いることなく所望の配光パターンを構成することにより、構造を簡素化することができ、特に、照明装置1の光軸方向の寸法を飛躍的に短縮することができる。さらに、反射によるエネルギーロスが発生しないため、各LED12から出射する光を有効に活用することができる。
ここで、上述の第1の実施形態において、各フライアイレンズ26〜28の配列等は、任意に設定することが可能である。例えば、LED基板11、コリメーションレンズ保持板22、及び、フライアイレンズ保持板25をそれぞれ短冊状に形成することにより、図5に示すように、細長な照明装置1を構成することも可能である。すなわち、各フライアイレンズ26〜28の各照射領域A1〜A3の相対関係を適切に維持できれば、各フライアイレンズ26〜28の配列等は問わないので、リフレクタ等を用いて配光パターンを規定する照明装置等に比べて設計の自由度を飛躍的に向上させることができる。さらに、各フライアイレンズ26〜28の割合も用途等に応じて適宜変更することが可能であり、例えば、図5に示すように、第3のフライアイレンズ28に代えて、第2のフライアイレンズ27を多く配設することも可能である。
次に、図6,7は本発明の第2の実施形態に係わり、図6は照明装置の要部断面図、図7は照明装置の分解斜視図である。なお、本実施形態は、特に、小型の照明装置に好適に適用が可能なものである。
図6,7において、符号51は照明装置を示し、この照明装置51は、例えば、出射平面62aに片突レンズが固設した表面実装型の発光ダイオード(LED)62を光源とする光源ユニット60と、この光源ユニット60に冠設するレンズ光学系ユニット70とを有する。
光源ユニット60は、LED基板61を有する。LED基板61は、その略中央部に半田付け等によってLED62を保持し、さらに、保持したLED62を図示しない電源回路と電気的に接続する。ここで、LED62の発光効率を向上するため、LED基板61の裏面には、放熱フィン63が固着している。
また、レンズ光学系ユニット70は、レンズ筐体71と、このレンズ筐体71に収容保持されるコリメーションレンズ72、及び、フライアイレンズユニット73を有する。
図7に示すように、本実施形態において、レンズ筐体71は、略角筒形状をなし、その光軸方向の一端にLED挿入口80が開口している。また、レンズ筐体71の光軸方向の他端には、LED挿入口80に対向する位置に、照明光の出射口81が開口している。そして、図6に示すように、レンズ筐体71は、光源ユニット60に冠設した際に、LED挿入口80を通じてLED62を内部に露呈させ、LED62の出射平面62aを出射口81に対向させる。
また、レンズ筐体71は、一側に開口するレンズ挿入口83を有し、このレンズ挿入口83に隣接する各側壁の内面に、LED挿入口80側から順に、互いに対向するコリメーションレンズ保持溝85、及び、フライアイレンズ保持溝86を有する。
コリメーションレンズ72は、例えば、コリメーションレンズ保持溝85に挿入保持される平面略矩形形状のレンズ基板72aの出射側に、レンズ部72bが一体形成されたレンズ部材である。そして、コリメーションレンズ72は、LED62から入射する光を、レンズ部72bで略平行光に変換して出射する。
フライアイレンズユニット73は、フライアイレンズ保持溝86に挿入保持される平面略矩形形状のレンズ基板73a上に、第1のフライアイレンズ75と、第2のフライアイレンズ76とを一体形成したレンズユニットである。ここで、本実施形態において、第1のフライアイレンズ75は、レンズ基板73a上の略中央部に形成され、この第1のフライアイレンズ75の周囲に、第2のフライアイレンズ76が形成されている。
すなわち、レンズ基板73a上の略中央部には、下方に突出する入射面と上方に突出する出射面とを備えた同一形状をなす複数のレンズ部75aがマトリクス状に配列され、これらにより、第1のフライアイレンズ75が構成されている。また、レンズ基板73a上には、第1のフライアイレンズ75を囲繞する位置に、下方に突出する入射面と上方に突出する出射面とを備えた同一形状をなす複数のレンズ部76aが配列され、これらにより、第2のフライアイレンズ76が構成されている。
ここで、本実施形態のフライアイレンズユニット73においても、上述の第1の実施形態と同様、第1のフライアイレンズ75の照射領域と、第2のフライアイレンズ76の照射領域との少なくとも一部が互いに一致するよう設定されている。なお、本実施形態においては、各照射領域の光度等を、各フライアイレンズ75,76を構成するレンズ部75a,76aの数量比や面積比等によって適値調整することが可能である。
ここで、図7中符号95は側板であり、この側板95は、コリメーションレンズ72及びフライアイレンズユニット73をレンズ筐体71内に収容後に、例えば粘着テープ等による貼着によって、レンズ筐体71のレンズ挿入口83を閉塞する。
このような実施形態によれば、上述の実施形態で得られる効果に加え、単一の光源によって所望の配光パターンの照明光を実現でき、さらに、各フライレンズ75,76を一体形成したことにより構造をより簡素化することができるという効果を奏する。
次に、図8,9は本発明の第3の実施形態に係わり、図8は照明装置の要部を出射側から見た平面図、図9は図8のII−II線に沿って要部を示す断面図である。なお、本実施形態においては、上述の第1の実施形態に対し、各フライアイレンズの構成が主として異なる。その他、上述の第1の実施形態と同様の構成については、同符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態において、フライアイレンズ保持板25には、第1のフライアイレンズ26に代えて第4のフライアイレンズ126が保持され、第2のフライアイレンズ27に代えて第5のフライアイレンズ127が保持され、さらに、第3のフライアイレンズ28に代えて第6のフライアイレンズ128が保持されている。
第4のフライアイレンズ126は、レンズ保持穴25aに嵌合保持される略円盤状のレンズ基板126a上に、フレネルレンズで構成されたレンズ部126bがマトリクス状に一体形成されたレンズ部材である。そして、各レンズ部126bをフレネルレンズで構成することにより、第4のフライアイレンズ126は、薄型化及び軽量化を実現しつつ、上述の第1の実施形態で示したフライアイレンズ26と同様の光学特性を実現する。
第5のフライアイレンズ127は、レンズ保持穴25aに嵌合保持される略円盤状のレンズ基板127a上に、フレネルレンズで構成されたレンズ部127bがマトリクス状に一体形成されたレンズ部材である。そして、各レンズ部127bをフレネルレンズで構成することにより、第5のフライアイレンズ127は、薄型化及び軽量化を実現しつつ、上述の第1の実施形態で示したフライアイレンズ27と同様の光学特性を実現する。
第6のフライアイレンズ128は、レンズ保持穴25aに嵌合保持される略円盤状のレンズ基板128a上に、フレネルレンズで構成されたレンズ部128bがマトリクス状に一体形成されたレンズ部材である。そして、各レンズ部128bをフレネルレンズで構成することにより、第6のフライアイレンズ128は、薄型化及び軽量化を実現しつつ、上述の第1の実施形態弟子目下フライアイレンズ28と同様の光学特性を実現する。
このような本実施形態では、各種レンズ部126b〜128bのレンズ曲面を階段状に不連続に分割する際の分割数やレンズ曲面の曲率等の諸元を適切に設定することにより、同一の光学部材を用いた場合にも、各種フライアイレンズ126〜128の厚さ(頂隙間距離)を互いに一致させることが可能となる。そして、このように各種フライアイレンズ126〜128の厚さを一致させルことにより、各フライアイレンズ126〜128を各レンズ保持穴25aに保持する際の保持構造等を統一することができ、生産性等を向上することができる。
なお、本実施形態においては、全てのフライアイレンズの各レンズ部をフレネルレンズで構成した一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、薄型化や軽量化等を特に必要とする種類のフライアイレンズに対してのみ、各レンズ部をフレネルレンズで構成してもよい。
また、上述の第2の実施形態で説明したフライアイレンズユニット73においても、各レンズ部75a,76aをフレネルレンズで構成することが可能である。この場合、特に、各種レンズ部を互いに一致する厚さに形成すれば、フライアイレンズユニット73全体としての厚さが略均一となり、例えば、フライアイレンズユニット73を射出成形する場合に、射出成形金型に樹脂材料等を充填する際の温度管理等が容易になり、生産性及び歩留まりが向上する。
なお、上述の各実施形態においては、要求される配光パターン等に応じて、フライアイレンズの種類及び数量等を適宜変更しても良いことは勿論である。
本発明の第1の実施形態に係わり、照明装置の分解斜視図 照明装置を出射側から見た平面図 図2のI−I断面図 現行の自動車用ランプ類配光の試験に用いられるフォグランプの配光規格とこの規格を用いた場合の各フライアイレンズの照射領域との関係を示す説明図 照明装置の変形例を示す平面図 本発明の第2の実施形態に係わり、照明装置の要部断面図 照明装置の分解斜視図 本発明の第3の実施形態に係わり、照明装置の要部を出射側から見た平面図 同上、図8のII−II線に沿って要部を示す断面図
符号の説明
1…照明装置、10…光源ユニット、11…LED基板、12…発光ダイオード(光源)、20…レンズ光学系ユニット、26…第1のフライアイレンズ、26a…レンズ基板、26b…レンズ部、27…第2のフライアイレンズ、27a…レンズ基板、27b…レンズ部、28…第3のフライアイレンズ、28a…レンズ基板、28b…レンズ部、A1〜A3…第1〜第3の照射領域、51…照明装置、60…光源ユニット、61…LED基板、62…発光ダイオード(光源)、70…レンズ光学系ユニット、73…フライアイレンズユニット、73a…レンズ基板、75…第1のフライアイレンズ、75a…レンズ部、76…第2のフライアイレンズ、76a…レンズ部

Claims (4)

  1. 光源と、
    前記光源からの出射光を入射して特定の照射領域に互いに重畳させて出射する同一形状をなす複数のレンズ部を配列した少なくとも2種類以上の複数のフライアイレンズと、を具備し、
    前記各フライアイレンズの照射領域の少なくとも一部を互いに一致させたことを特徴とする照明装置。
  2. 前記各フライアイレンズを単一のレンズ基板上に一体形成したことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 前記各フライアイレンズのうちの少なくとも1種類のフライアイレンズの各レンズ部をフレネルレンズで構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の照明装置。
  4. フレネルレンズで構成した前記各レンズ部の諸元設定により、異なる種類の前記フライアイレンズの厚さを互いに一致させたことを特徴とする請求項3記載の照明装置。
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