JPH1028983A - アンモニア性窒素含有排水の処理方法 - Google Patents

アンモニア性窒素含有排水の処理方法

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JPH1028983A
JPH1028983A JP20305396A JP20305396A JPH1028983A JP H1028983 A JPH1028983 A JP H1028983A JP 20305396 A JP20305396 A JP 20305396A JP 20305396 A JP20305396 A JP 20305396A JP H1028983 A JPH1028983 A JP H1028983A
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treated
reaction tank
tank
nitrogen
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JP20305396A
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Satoshi Yo
敏 楊
Kazuya Uesugi
和也 上杉
Haruki Akega
春樹 明賀
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Original Assignee
Organo Corp
Japan Organo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 臭素イオン存在下でのオゾン添加によるアン
モニア性窒素含有排水の処理において、臭素イオン添加
用の臭素化合物の使用量の削減、硝酸性窒素の副生成の
抑制、処理水中の臭素イオン濃度の低減を図り、低ラン
ニングコストで全窒素濃度及び臭素イオン濃度の低い良
質な処理水を得ることができるようにする。 【解決手段】 オゾンとアンモニア性窒素とを反応させ
る反応槽を2槽以上設けて各反応槽32,34に原水を
分注し、かつ最前段の反応槽内又はその手前で被処理水
に使用する臭素イオンの全量を添加するとともに、各反
応槽の処理水の全量をその後段の反応槽に導入しつつ、
各反応槽で順次被処理水中のアンモニア性窒素を除去す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種産業排水等の
アンモニア性窒素含有排水に臭素イオンの存在下でオゾ
ンを添加することにより、該排水中のアンモニア性窒素
を除去する排水処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電所排水等の産業排水中に含まれ
るアンモニア性窒素は、放流先で富栄養化の問題を引き
起こすため、その除去が求められている。これまで、排
水中のアンモニア性窒素の除去は、硝化、脱窒、BOD
酸化などの複数の単位操作を含む生物処理法によってな
されていたが、最近になって、臭素イオンの存在下にお
いてアンモニア性窒素含有排水にオゾンを添加すること
により、アンモニア性窒素を窒素ガスに酸化して除去で
きることが見い出され、これを利用した排水の処理方法
が提案されている(特開平3−181390号、特開平
7−195089号)。
【0003】臭素イオン存在下でのオゾン添加によるア
ンモニア性窒素の酸化、除去においては、まず排水中に
存在する臭素イオンと添加されたオゾンとが反応して次
亜臭素酸イオンBrO-(あるいは次亜臭素酸HBr
O)が生成する(下記式1)。次に、生成したBrO-
(あるいはHBrO)とアンモニア性窒素とが反応し
て、アンモニア性窒素が窒素ガス化される(下記式
2)。そして、結果的には下記(3)の反応式にしたが
ってアンモニア性窒素の酸化が行われる。 O3 + Br- → BrO- + O2 …(1) 2NH4 + + 3BrO- → N2 + 3Br- + 3H2O + 2H+ …(2) 2NH4 + + 3O3 → N2 + 3O2 + 3H2O + 2H+ …(3)
【0004】したがって、臭素イオン存在下でのオゾン
添加によるアンモニア性窒素含有排水の処理では、Br
-がオゾンと反応してBrO-になり、次いでNH4 +と反
応してBr-に戻り、さらにオゾンと反応してBrO-
なるというサイクルを繰り返すもので、Br-は触媒的
な作用を示す。
【0005】オゾン添加によってアンモニア性窒素を除
去する連続排水処理装置は、例えば図3に示す構成のも
のである。図3において、2は反応槽、4は反応槽2内
の上部に設置された原水注入装置、6は原水注入装置4
に接続された原水導入管、8は原水導入管6に連結され
た臭素イオン含有水導入管(臭素イオン添加機構)、1
0は反応槽2内の下部に設置された散気装置、12は散
気装置10に接続されたオゾン含有ガス導入管、14は
オゾン含有ガス導入管12に接続されたオゾン含有ガス
発生装置、16は反応槽2上部に連結された排ガス排出
管、18は排ガス排出管16に介装されたオゾン分解
器、20は反応槽2底部に連結された処理水排出管を示
す。
【0006】図3の装置で排水処理を行う場合、臭化ナ
トリウム等の臭素化合物を水に溶解した臭素イオン含有
水を臭素イオン含有水導入管8から原水導入管6を流れ
るアンモニア性窒素含有排水(原水)に添加し、この原
水を原水注入装置4から反応槽2内に導入する。そし
て、オゾン含有ガス発生装置14で発生させたオゾン含
有ガスをオゾン含有ガス導入管12を通して散気装置1
0から反応槽2内の原水に添加する。これにより、原水
中のアンモニア性窒素が窒素ガスに分解されて除去され
る。また、アンモニア性窒素が除去された処理水は処理
水排出管20から排出され、反応槽2内に生じた排ガス
はオゾン分解器18を通って排ガス排出管16から排出
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】臭素イオン存在下での
オゾン添加によるアンモニア性窒素の除去方法は、単位
操作が1つである上、反応速度が速いため、従来の生物
処理法に比べて設備容積を小さくすることができ、また
設備の維持管理が容易であるなどの利点があり、工業的
に注目されている。しかし、本発明者らは、該排水処理
法の工業的実用化について検討を行っている過程で、こ
の方法には次のような問題があることに気付いた。
【0008】すなわち、臭素イオン存在下でのオゾン添
加によるアンモニア性窒素の除去では、前記式(1)及
び(2)の反応以外に下記式(4)の硝酸生成反応が副
反応として生じ、処理水中に硝酸性窒素(NO3 -)が流
出することがある。 NH4 ++3O3+BrO- → NO3 -+Br-+H2O+2H++3O2 …(4 ) 処理水中に硝酸性窒素が流出することは、プロセス全体
での窒素除去率の低下につながる。したがって、処理水
中の全窒素濃度を低下させるためには、上述した硝酸性
窒素の副生成を抑制することが重要となる。
【0009】これに対し、本発明者らは、先に、反応槽
内の被処理水中におけるアンモニア性窒素濃度と臭素イ
オン濃度との比が一定の値以上であると硝酸性窒素が副
生成しにくく、それより小さいと硝酸性窒素が副生成し
やすいことを見出した。具体的には、アンモニア性窒素
濃度と臭素イオン濃度との比がBr/Nの重量比で1/
4以上であると、硝酸性窒素の副生成が効果的に抑制さ
れることを知見した。
【0010】しかし、被処理水への臭素イオンの添加に
用いる臭素化合物は比較的高価であり、アンモニア性窒
素濃度と臭素イオン濃度との比が前記一定の値以上とな
るように臭素イオンを被処理水に添加するようにした場
合には、硝酸性窒素の副生成は抑制されるものの、臭素
化合物を多量に使用することになってランニングコスト
が高くなる。ランニングコストの低減が求められる実際
の工業設備において、このように臭素化合物を多量に使
用することは好ましくない。また、処理水を放流するこ
とを考えると、処理水中の臭素イオン濃度はできるだけ
低いことが環境への影響の点で望ましい。そのため、従
来より、臭素イオン存在下でのオゾン添加によるアンモ
ニア性窒素の除去においては、硝酸性窒素の副生成を可
能な限り抑制すること、臭素化合物の使用量をできるだ
け少なくすること、及び、処理水中の臭素イオン濃度を
できるだけ低くすることが要望されていた。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、臭素化合物の使用量を低減することができるととも
に、処理水中の臭素イオン濃度を低濃度にすることがで
きる上、硝酸性窒素の副生成を抑制することが可能であ
り、したがって低ランニングコストで全窒素濃度及び臭
素イオン濃度の低い良質な処理水を得ることが可能なア
ンモニア性窒素含有排水の処理方法を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、アンモニア性窒素含有排水に臭素イオンの
存在下でオゾンを添加することにより、該排水中のアン
モニア性窒素を除去する排水処理方法において、オゾン
とアンモニア性窒素とを反応させる反応槽を2槽以上設
けて各反応槽に原水を分注し、かつ最前段の反応槽内又
はその手前で被処理水に添加すべき臭素イオンの全量を
添加するとともに、各反応槽の処理水の大部分ないし全
量をその後段の反応槽に導入しつつ、各反応槽で順次被
処理水中のアンモニア性窒素を除去することを特徴とす
るアンモニア性窒素含有排水の処理方法を提供する。
【0013】すなわち、アンモニア性窒素含有排水に臭
素イオンの存在下でオゾンを添加することにより、排水
中のアンモニア性窒素を分解する反応を行う反応槽の処
理水においては、アンモニア性窒素が除去されていると
もに、前述したBr-→BrO-→Br-のサイクルによ
り最初に添加した濃度とほぼ同じ濃度のBr-が残存し
ている。したがって、反応槽を2槽以上設けて各反応槽
に原水を分注し、かつ各反応槽の処理水の大部分ないし
全量をその後段の反応槽に導入すれば、前段の反応槽で
原水中のアンモニア性窒素の除去に使用したBr-を後
段の反応槽で再利用しつつ、該後段の反応槽で新たに加
えられた原水中のアンモニア性窒素の除去を行うことが
可能となる。特に、最前段の反応槽内又はその手前で該
最前段の反応槽でのアンモニア性窒素の除去に必要な量
のBr-を原水に添加することにより、その最初に添加
したBr-を2段目以降の全ての反応槽で再利用するこ
とができる。
【0014】したがって、本発明によれば、最初に添加
したBr-を2段目以降の全ての反応槽で再利用するこ
とができ、その結果、かかる再利用のできない従来の1
槽方式(図3参照)に比べて被処理水への臭素イオンの
添加量を減らし、臭素化合物の使用量を低減させること
が可能となる。また、最後段の反応槽の処理水(最終処
理水)は、それより前段の反応槽の処理水によって希釈
されるため、1槽方式に比べて最終処理水中の臭素イオ
ン濃度が低減される。さらに、最前段の反応槽において
被処理水中のアンモニア性窒素濃度と臭素イオン濃度と
の比を硝酸性窒素の副生成を抑制できる比とし、かつ、
各反応槽に分注する原水の流量をほぼ等しくするととも
に各反応槽の処理水の全量をその後段の反応層に導入す
れば、2段目以降の反応槽において外部から新たに臭素
イオンを添加しなくても被処理水中のアンモニア性窒素
濃度と臭素イオン濃度との比は最前段の反応槽での比と
ほぼ等しくなるため、各反応槽において硝酸性窒素の副
生成が抑制されるものである。
【0015】前述した点をさらに具体的に説明する。す
なわち、例えば、反応槽の個数を2槽とし、各槽に分注
する原水の流量を同じとし、1段目反応槽の被処理水中
でのBr/N重量比を1/2としたとき、1段目反応槽
の処理水の全量と2段目反応槽への原水(分注原水)と
を混合すると、1段目反応槽の処理水中にはアンモニア
性窒素がほとんど存在せず、かつ最初に添加した濃度と
ほぼ同じ濃度の臭素イオンが存在しているため、混合後
の水中では水量が倍になることによりアンモニア性窒素
濃度は原水のほぼ半分になり、臭素イオン濃度も1段目
反応槽の処理水のほぼ半分になる。
【0016】したがって、2段目反応槽においても、ア
ンモニア性窒素濃度と臭素イオン濃度との比は1段目反
応槽とほぼ同じであり、該比はBr/Nの重量比でほぼ
1/2という適切な値に維持されるが、本発明の分注方
式では1段目反応槽で1回利用された臭素イオンを2段
目反応槽で再利用しているため、臭素イオンの実質添加
量及び最終処理水中の臭素イオン濃度は1槽方式に比べ
て約半分になるわけである。
【0017】同じことで、反応槽の個数をn個にすれ
ば、臭素イオンの実質添加量は1槽方式の1/nにな
る。つまり、反応槽の段数を増やせば増やすほど、処理
に必要な臭素化合物の量は減少する。これは、アンモニ
ア性窒素含有排水の処理のランニングコスト低減という
効果をもたらす。また、反応槽の段数を増やせば増やす
ほど最終処理水の希釈率が大きくなり、最終処理水中に
含まれる臭素イオン濃度が減少する。すなわち、反応槽
の個数をn個にすれば、最終処理水中の臭素イオン濃度
は1槽方式の1/nになる。これは、最終処理水を放流
する場合に環境への負荷が低減するという効果をもたら
す。
【0018】本発明において、反応槽の個数に特に限定
はないが、コストと効果の両面から考えると、2槽又は
3槽とすることが適当である。また、本発明では、基本
的には、各反応槽に均等に原水を分注するとともに、各
反応槽の処理水の全量をその後段の反応槽に導入する。
これにより、各反応槽の被処理水中におけるアンモニア
性窒素濃度と臭素イオン濃度との比をほぼ等しくするこ
とができる。したがって、最前段の反応槽で前記比を硝
酸性窒素の副生成を抑制できる比にしておけば、全反応
槽で硝酸性窒素の副生成を抑制することが可能となる。
ただし、各反応槽に分注する原水の流量には多少ばらつ
きがあってもよく、例えば、隣接する反応槽への原水の
流量の差が30%以内程度であれば、最前段の反応槽で
のアンモニア性窒素濃度と臭素イオン濃度との比を適当
に選択することなどによって前記ばらつきを吸収し、全
反応槽で硝酸性窒素の副生成を抑制することが可能とな
る。
【0019】本発明において、各反応槽における処理条
件、例えば被処理水中のアンモニア性窒素濃度と臭素イ
オン濃度との比、被処理水へのオゾン添加量、被処理水
のpH等は、従来の1槽方式と同様とすることができ
る。例えば、各反応槽における被処理水中のアンモニア
性窒素濃度と臭素イオン濃度との比は、Br/Nの重量
比で1/1〜1/4、特に1/1.2〜1/3とするこ
とが好ましい。これにより、臭素イオンの添加量をなる
べく低減させながら各反応槽において硝酸性窒素の副生
成を抑制することが可能となる。なお、被処理水への臭
素イオンの添加には、NaBr、KBr等の臭素化合物
の水溶液を用いることができる。
【0020】また、各反応槽における被処理水へのオゾ
ン添加量は、被処理水中のアンモニア性窒素含有量の約
5倍量とすることが、アンモニア性窒素の除去を効率的
に行う点、硝酸性窒素の副生成をより効果的に抑制する
点で好ましい。この場合、各反応槽における被処理水へ
のオゾン添加量は、各反応槽の処理水のORP値又はア
ンモニア性窒素濃度に基づいてそれぞれ制御することが
できる。より具体的には、例えば、各反応槽の処理水の
ORP値又はアンモニア性窒素濃度を計測する手段を設
け、該手段により得られたORP値又はアンモニア性窒
素濃度の信号に基づいて、各反応槽の処理水のORP値
又はアンモニア性窒素濃度が一定になるように、被処理
水に添加するオゾン含有ガス中のオゾン濃度やオゾン含
有ガスの流量を調節したり、各反応槽に分注する原水の
流量を調節したりすることによって行うことができる。
なお、ORP値を指標として使用できるのは、処理水の
ORP値が処理水のアンモニア性窒素濃度に依存して変
動するからである。
【0021】さらに、各反応槽における処理水出口近傍
の槽内水あるいは各反応槽から流出する処理水のpH
は、3.0〜6.5、特に3.5〜6.0とすること
が、アンモニア性窒素の除去を効率的に行う点、硝酸性
窒素の副生成をより効果的に抑制する点で好ましい。こ
の場合、各反応槽における槽内水あるいは処理水のpH
の制御は、例えば、槽内水あるいは処理水のpH測定手
段及び被処理水へのpH調整剤添加手段を各反応槽ごと
に設け、pH測定手段からの信号に基づいてpH調整剤
添加手段による被処理水へのpH調整剤添加量を調節す
ることによって行うことができる。なお、pH測定手段
及びpH調整剤添加手段を各反応槽ごとに設ける代わり
に、pH測定手段を任意の反応槽の一つに設け、該反応
槽の槽内水あるいは処理水のpHが所定値となるように
最前段の反応槽の手前で分注前の原水にpH調整剤を添
加する構成としても、他の反応槽におけるpHをほぼ所
定値に制御することが可能である。また、アンモニア性
窒素を臭素イオンの存在下でオゾンにより分解除去する
と、反応に伴って酸が発生するため、pH調整剤として
はアルカリ剤を使用するものであるが、アルカリ剤とし
て苛性ソーダ溶液等の水酸化物のみの溶液を使用する
と、アンモニア性窒素含有排水は一般的にpH緩衝能が
低いため、処理水のpHが安定しないことがある。その
ため、pH調整剤としては、炭酸塩又は重炭酸塩を含む
アルカリ剤、特に水酸化物に対して10モル%以上の炭
酸塩又は重炭酸塩を含むアルカリ剤を用いることが適当
であり、これにより処理水のpH制御の安定性を向上さ
せることが可能となる。
【0022】前述したBr-を再利用して被処理水中の
アンモニア性窒素を除去する手法は、原水を貯留する原
水タンク及び反応槽からの処理水を貯留する処理水タン
クを設ければ、反応槽が1つであっても取り入れること
ができる。例えば、反応槽を2段に設けて行う2段分注
方式に相当する処理を1つの反応槽を用いて行う場合、
処理すべき原水の全量を一旦原水タンクに貯留した後、
原水タンク内の原水を反応槽に連続的に導入するととも
に、この原水に臭素イオンを添加しながらオゾンを添加
することによりアンモニア性窒素を除去した後、アンモ
ニア性窒素除去後の処理水を処理水タンクに移送して貯
留する操作を、原水タンク内の原水の量が半分になるま
で行う。次に、処理水タンク内の処理水の大部分ないし
全量を原水タンクに移送して残余の1/2の原水と混合
した後、原水タンク内の水の全量を反応槽に連続的に導
入しながら、この水にオゾンを添加して残余の原水中の
アンモニア性窒素を除去するものである。この2回目の
処理後の処理水は、処理水タンクにいったん貯留した
後、あるいはそのまま放流することができる。
【0023】このようにしたときには、1回目の処理で
使用した臭素イオンを2回目の処理で再利用することが
でき、臭素化合物の使用量を低減させることが可能とな
る。この場合、1回目の処理の処理水中にはアンモニア
性窒素がほとんど存在せず、かつ最初に添加した濃度と
ほぼ同じ濃度の臭素イオンが存在しているため、特に1
回目の処理水の全量を原水タンクに移送した場合は2回
目の処理を行う混合水中では水量が倍になることにより
アンモニア性窒素濃度は原水のほぼ半分になり、臭素イ
オン濃度も1回目の処理のときのほぼ半分になる。した
がって、2回目の処理においても、アンモニア性窒素濃
度と臭素イオン濃度との比は1回目の処理とほぼ同じに
なる。
【0024】したがって、本発明は、処理すべき原水の
全量を一旦原水タンクに貯留した後、原水タンク内の原
水を反応槽に連続的に導入するとともに、この時該反応
槽内又はその手前で上記原水に臭素イオンを添加しなが
らオゾンを添加することにより該水中のアンモニア性窒
素を除去し、アンモニア性窒素除去後の処理水を処理水
タンクに貯留する操作を原水タンク内の原水の量が半分
になるまで行う第1工程と、第1工程終了後、処理水タ
ンク内の処理水の大部分ないし全量を原水タンクに移送
して残余の1/2の原水と混合した後、原水タンク内の
水の全量を反応槽に連続的に導入しながら、この水にオ
ゾンを添加することにより該水中のアンモニア性窒素を
除去する第2工程とからなることを特徴とするアンモニ
ア性窒素含有排水の処理方法を提供する。かかるバッチ
式の処理方法は、原水中のアンモニア性窒素濃度が高
く、かつ原水の水量が少ない場合に好適に採用できる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る排水処理方
法の実施に用いる連続排水処理装置の一例を示すフロー
図である。本装置は、オゾンとアンモニア性窒素とを反
応させる反応槽を2槽設けたものである。図1におい
て、32は1段目反応槽、34は2段目反応槽、36,
38は反応槽32,34内に設置された原水注入装置、
40は原水導入管、42、44は原水導入管40から分
岐した第1分注管及び第2分注管、46は第1分注管4
2に連結された臭素イオン含有水導入管(臭素イオン添
加機構)、48,50は反応槽32,34内に設置され
た散気装置、52,54はオゾン含有ガス導入管、5
6,58はオゾン含有ガス発生装置、60,62は反応
槽32,34に連結された処理水排出管を示す。本装置
において、第1分注管42は1段目反応槽32の原水注
入装置36に連結され、1段目反応槽32の処理水排出
管60は2段目反応槽34の原水注入装置38に連結さ
れているとともに、該処理水排出管60には2段目反応
槽34の手前において第2分注管44が連結されてい
る。
【0026】また、図中64,66は反応槽32,34
を流出した処理水中のアンモニア性窒素濃度を測定する
アンモニアモニタ、68,70はアンモニアモニタ6
4,66からの信号に基づいてオゾン含有ガス発生装置
56,58のオゾン発生量を制御する制御装置、72,
74は反応槽32,34内の被処理水にpH調整剤を添
加するpH調整剤添加手段、76,78は反応槽32,
34から流出する処理水のpHを測定するpH測定手
段、80,82はpH測定手段76,78からの信号に
基づいてpH調整剤添加手段72,74からの被処理水
へのpH調整剤添加量を制御する制御装置、84は2段
目反応槽34の処理水排出管62に介装されたBrO-
除去用の活性炭濾過装置を示す。なお、図1において、
反応槽32,34の排ガス排出管は図示を省略してあ
る。また、本装置においては、アンモニアモニタ64,
66に代えてORPモニタを使用することもできる。
【0027】さらに、図1においては反応槽32,34
から流出する処理水のpHを測定してpH調整剤の添加
量を制御する例を示したが、各反応槽の処理水のpHを
測定する代わりに、各反応槽における処理水出口近傍の
槽内水、例えば図1において散気装置48,50の付設
位置から1m以内の槽内水のpHを測定して制御するよ
うにしてもよい。また、本例ではオゾン発生量の制御装
置68,70を設け、これらにより被処理水へのオゾン
添加量を制御する例について示したが、これらの制御装
置に代えて、あるいはこれらに加えて各反応槽に流入さ
せる被処理水の流量を制御することにより、被処理水へ
のオゾン添加量を制御する構成としてもよい。
【0028】図1の装置による排水処理は、次のように
して行われる。まず、臭素イオン含有水導入管46から
第1分注管42を流れる被処理水(原水)に臭素イオン
含有水が添加され、この被処理水が原水注入装置36か
ら1段目反応槽32内に導入される。そして、オゾン含
有ガスが散気装置48から1段目反応槽32内の被処理
水に添加される。これにより、1段目反応槽32におい
て、被処理水中のアンモニア性窒素が窒素ガスに分解さ
れて除去される。1段目反応槽32の処理水は、処理水
排出管60を通ってその全量が原水注入装置38から2
段目反応槽34内に導入される。このとき、2段目反応
槽34の手前において、1段目反応槽32の処理水に第
2分注管44からの原水が混合される。そして、オゾン
含有ガスが散気装置50から2段目反応槽34内の被処
理水に添加される。これにより、2段目反応槽34にお
いて、被処理水中のアンモニア性窒素が窒素ガスに分解
されて除去される。この間、制御装置68,70,8
0,82によって、各反応槽32,34における被処理
水へのオゾン添加量及び被処理水へのpH調整剤添加量
が制御される。2段目反応槽34の処理水は、処理水排
出管62を通り、活性炭濾過装置84を経て排出され
る。
【0029】なお、上述の実施形態では1段目反応槽3
2の処理水の全量を2段目反応槽34に導入するように
説明したが、本発明はこれに限定されず、1段目反応槽
32の処理水の大部分を2段目反応槽34に導入し、残
余の一部の処理水を直接放流する構成も含む。
【0030】図2は、前述した1槽方式による本発明処
理方法の実施に用いるバッチ式排水処理装置の一例を示
すフロー図である。本装置は、図3に示した従来装置に
原水を貯留する原水タンク86及び反応槽2からの処理
水を貯留する処理水タンク88を設けてバッチ式処理装
置としたものである。図2において、図3の装置と同一
構成の部分には同一参照符号を付してその説明を省略す
る。
【0031】図2の装置による排水処理は、次のように
して行われる。まず、原水導入管6から予め注入された
原水タンク86内の原水が連絡管90を通って反応槽2
内に連続的に導入される。このとき、反応槽2内に導入
される原水には、反応槽2の手前で臭素イオン含有水導
入管8から臭素イオン含有水が添加される。反応槽2で
は原水にオゾンが添加され、原水中のアンモニア性窒素
が除去される。さらに、処理水は処理水タンク88に移
送されて貯留される。次に、上記のようにして原水の1
/2の処理が終了した時点で処理を一旦中断し、処理水
タンク88内の処理水の全量が連絡管92を通って原水
タンク86に移送される。その後、1回目の処理と同様
にして原水タンク86内の水の全量が反応槽2に導入さ
れ、反応槽2でオゾンが添加されて水中のアンモニア性
窒素が除去されるものである。なお、この2回目の処理
の時には臭素イオン含有水の新たな添加は行わない。
【0032】
【実施例】
[実施例1]図1に示した装置を用いてアンモニア性窒
素含有排水の処理を行った。1段目反応槽32及び2段
目反応槽34としては、それぞれ有効容積30リットル
の気泡塔式リアクタを用いた。原水としては、水道水に
塩化アンモニウムをアンモニア性窒素濃度が500mg
N/Lになるように溶解した人工原水を用いた。各反応
槽への原水の流量はそれぞれ5リットル/Hとした。こ
の場合、2段目反応槽に分注する原水は、1段目反応槽
からの処理水と混合してから2段目反応槽に供給した。
臭素イオン含有水導入管46からの臭素イオン添加量
は、1段目反応槽の被処理水中におけるアンモニア性窒
素濃度と臭素イオン濃度との比がBr/Nの重量比で1
/2.5となるように調整した。また、各反応槽からの
処理水中のアンモニア性窒素濃度をイオン電極方式のア
ンモニアモニタ64,66で測定し、その濃度が1mg
N/Lになるようにフィードバック方式でオゾン含有ガ
ス発生装置56,58のオゾン発生量を自動制御した。
さらに、pH測定手段76,78で各反応槽の処理水の
pHを測定し、その値に基づいてpH調整剤添加手段7
2,74からのpH調整剤添加量を調節することによ
り、各反応槽の処理水のpHを6.5に制御した。な
お、pH調整剤としては、20重量%の苛性ソーダ及び
3重量%の炭酸ソーダを含むアルカリ水溶液を用いた。
結果を表1に示す。
【0033】[実施例2]実施例1と同様にしてアンモ
ニア性窒素含有排水の処理を行った。ただし、臭素イオ
ン含有水導入管46からの臭素イオン添加量は、1段目
反応槽の被処理水中におけるアンモニア性窒素濃度と臭
素イオン濃度との比がBr/Nの重量比で1/2となる
ように調整し、その他の条件は実施例1と同じとした。
結果を表1に示す。
【0034】[比較例1]従来法として、反応槽を1個
とした図3の装置を用いてアンモニア性窒素含有排水の
処理を行った。反応槽2としては、実施例1と同じく有
効容積30リットルの気泡塔式リアクタを用いた。原水
としては実施例1と同じものを用い、原水流量は5リッ
トル/Hとした。また、被処理水へのオゾン添加量及び
被処理水のpHの制御は実施例1と同様の装置、条件で
行った。なお、本例では、臭素イオン添加機構を用い
ず、臭化ナトリウムを人工原水に予め溶解することによ
って原水中のBr/N重量比が1/2.5となるように
した。結果を表1に示す。
【0035】[比較例2]従来法として、反応槽を1個
とした図3の装置を用いてアンモニア性窒素含有排水の
処理を行った。反応槽2としては、有効容積60リット
ルの気泡塔式リアクタを用いた。原水としては実施例1
と同じものを用い、原水流量を10リットル/Hとし
た。また、被処理水へのオゾン添加量及び被処理水のp
Hの制御は実施例1と同様の装置、条件で行った。本例
では、臭素イオン含有水導入管8からの臭素イオン含有
水の単位時間当たりの供給量を実施例1の場合と同じと
した。その結果、この時の原水中のBr/N重量比は、
反応槽2に流入する原水の流量が実施例1において1段
目反応槽32に流入する原水の流量の2倍になっている
関係から1/5.0と実施例1の半分となった。結果を
表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】以上の実験の結果、下記のことが確認され
た。 (a)本発明の原水分注方式では、従来法に比べて臭素化
合物の使用量を半分にしても、最終処理水中のアンモニ
ア性窒素濃度及び全窒素濃度は従来法とほぼ同程度(全
窒素除去率は95%以上)、臭素イオン濃度は約半分で
あり、したがって本発明によれば臭素化合物の使用量を
大幅に低減しつつ、全窒素濃度及び臭素イオン濃度の低
い良質な処理水が得られること(実施例1と比較例1と
の比較)。 (b)本発明の原水分注方式と同じ臭素化合物使用量、原
水処理量で従来法によって処理を行った場合、多量の硝
酸性窒素が副生成し、したがって最終処理水中の全窒素
濃度が著しく高くなるが、本発明によれば硝酸性窒素の
副生成を抑制しながら臭素化合物の使用量を大幅に削減
できること(実施例1と比較例2との比較)。 (c)本発明の原水分注方式では、被処理水中のアンモニ
ア性窒素濃度と臭素イオン濃度との比を従来法より高く
設定しても、従来法より実質的に少ない臭素化合物使用
量で従来法より全窒素濃度及び臭素イオン濃度の低い良
質な処理水が得られること(実施例2と比較例1との比
較)。
【0038】
【発明の効果】本発明に係るアンモニア性窒素含有排水
の処理方法によれば、臭素化合物の使用量を低減するこ
とができ、かつ処理水中の臭素イオン濃度を低濃度にす
ることができる上、硝酸性窒素の副生成を抑制すること
が可能であり、したがって低ランニングコストで全窒素
濃度及び臭素イオン濃度の低い良質な処理水を得ること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンモニア性窒素含有排水の処理
方法の実施に用いる連続排水処理装置の一例を示すフロ
ー図である。
【図2】1槽方式による本発明処理方法の実施に用いる
バッチ式排水処理装置の一例を示すフロー図である。
【図3】従来のアンモニア性窒素含有排水処理装置の一
例を示すフロー図である。
【符号の説明】
32 1段目反応槽 34 2段目反応槽 40 原水導入管 42 第1分注管 44 第2分注管 46 臭素イオン添加機構 48 散気装置 50 散気装置 56 オゾン含有ガス発生装置 58 オゾン含有ガス発生装置 60 処理水排出管 62 処理水排出管 64 アンモニアモニタ 66 アンモニアモニタ 72 pH調整剤添加手段 74 pH調整剤添加手段 76 pH測定手段 78 pH測定手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンモニア性窒素含有排水に臭素イオン
    の存在下でオゾンを添加することにより、該排水中のア
    ンモニア性窒素を除去する排水処理方法において、オゾ
    ンとアンモニア性窒素とを反応させる反応槽を2槽以上
    設けて各反応槽に原水を分注し、かつ最前段の反応槽内
    又はその手前で被処理水に添加すべき臭素イオンの全量
    を添加するとともに、各反応槽の処理水の大部分ないし
    全量をその後段の反応槽に導入しつつ、各反応槽で順次
    被処理水中のアンモニア性窒素を除去することを特徴と
    するアンモニア性窒素含有排水の処理方法。
  2. 【請求項2】 最前段の反応槽の被処理水中においてア
    ンモニア性窒素濃度と臭素イオン濃度との比がBr/N
    の重量比で1/1〜1/4となるように、該最前段の反
    応槽内又はその手前で被処理水に臭素イオンを添加する
    請求項1に記載の処理方法。
  3. 【請求項3】 各反応槽の処理水のORP値又はアンモ
    ニア性窒素濃度に基づいて各反応槽における被処理水へ
    のオゾン添加量をそれぞれ制御するようにした請求項1
    又は2に記載の処理方法。
  4. 【請求項4】 各反応槽における処理水出口近傍の槽内
    水あるいは各反応槽から流出する処理水のpHをそれぞ
    れ3.0〜6.5に制御するようにした請求項1、2又
    は3に記載の処理方法。
  5. 【請求項5】 処理すべき原水の全量を一旦原水タンク
    に貯留した後、原水タンク内の原水を反応槽に連続的に
    導入するとともに、この時該反応槽内又はその手前で上
    記原水に臭素イオンを添加しながらオゾンを添加するこ
    とにより該水中のアンモニア性窒素を除去し、アンモニ
    ア性窒素除去後の処理水を処理水タンクに貯留する操作
    を原水タンク内の原水の量が半分になるまで行う第1工
    程と、第1工程終了後、処理水タンク内の処理水の大部
    分ないし全量を原水タンクに移送して残余の1/2の原
    水と混合した後、原水タンク内の水の全量を反応槽に連
    続的に導入しながら、この水にオゾンを添加することに
    より該水中のアンモニア性窒素を除去する第2工程とか
    らなることを特徴とするアンモニア性窒素含有排水の処
    理方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITBG20120012A1 (it) * 2012-03-09 2013-09-10 Barnaba Gasparini Dispositivo per il trattamento antibatterico delle acque con gas ozono
TWI594956B (zh) * 2016-06-13 2017-08-11 鋒霈環境科技股份有限公司 含氨廢水處理裝置
WO2018051376A1 (en) 2016-09-15 2018-03-22 Politecnico Di Torino Ozonization of waste water with high ammonium content improved by the presence of bromine ions
JP2018051492A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 鋒霈環境科技股▲ふん▼有限公司 アンモニアを含む排水処理装置

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