JPH10289793A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
- Publication number
- JPH10289793A JPH10289793A JP13156197A JP13156197A JPH10289793A JP H10289793 A JPH10289793 A JP H10289793A JP 13156197 A JP13156197 A JP 13156197A JP 13156197 A JP13156197 A JP 13156197A JP H10289793 A JPH10289793 A JP H10289793A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- chopper
- circuit
- discharge lamp
- lamp lighting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電流容量上の負担を緩和する。
【解決手段】交流電源1電圧を整流する整流回路4を備
える。整流回路4の直流出力端子間に接続されたチョッ
パ回路(5〜11)を備える。チョッパ回路(5〜1
1)の出力端に接続されたインバータ回路(12・13
・17)を備える。インバータ回路(12・13・1
7)から給電される放電灯点灯回路(14〜16)を備
える。交流電源1電圧を検出してそれが定格電圧より低
下したときにチョッパ回路(5〜11)の出力を制限す
る制限回路18を備える。
える。整流回路4の直流出力端子間に接続されたチョッ
パ回路(5〜11)を備える。チョッパ回路(5〜1
1)の出力端に接続されたインバータ回路(12・13
・17)を備える。インバータ回路(12・13・1
7)から給電される放電灯点灯回路(14〜16)を備
える。交流電源1電圧を検出してそれが定格電圧より低
下したときにチョッパ回路(5〜11)の出力を制限す
る制限回路18を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチョッパ回路を備え
る放電灯点灯装置に関するものである。
る放電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に示す従来の放電灯点灯装置は次の
ようになっている。突入電流を低減させる正特性非線形
抵抗体(サーミスタ)2を備える。交流電源1電圧を整
流する整流回路3を備える。整流回路3の出力端子間に
接続されたチョッパ回路(5〜11)を備える。チョッ
パ回路(5〜11)の出力端に接続されたインバータ回
路(12・13・17等)を備える。インバータ回路
(12・13・17等)から給電される放電灯15を含
む放電灯点灯回路(14・15・16)を備える。2は
交流電源1と整流回路3の間におかれたラインフィルタ
である。チョッパ回路(5〜11)はチョッパ用インダ
クタ5・チョッパ用スイッチング素子・逆流阻止用ダイ
オード7・分圧抵抗8および9・平滑用コンデンサ10
・チョッパ制御回路11を含む。インバータ回路(12
・13・17等)は他励制御形ハーフブリッジタイプの
ものであり、インバータ用スイッチング素子12および
13・インバータ用発振制御回路17を含む。放電灯点
灯回路(14・15・16)はバラスト用インダクタ1
4・放電灯15・予熱用コンデンサ17を含む。チョッ
パ回路(5〜11)は交流電源1の高調波成分を低減し
高力率とするアクティブフィルタとしての役目を持つ。
一般に、そのチョッパ制御回路11に専用の駆動用IC
(例えばSGS−トムソン社製のL6560形)を用い
ることが多い。
ようになっている。突入電流を低減させる正特性非線形
抵抗体(サーミスタ)2を備える。交流電源1電圧を整
流する整流回路3を備える。整流回路3の出力端子間に
接続されたチョッパ回路(5〜11)を備える。チョッ
パ回路(5〜11)の出力端に接続されたインバータ回
路(12・13・17等)を備える。インバータ回路
(12・13・17等)から給電される放電灯15を含
む放電灯点灯回路(14・15・16)を備える。2は
交流電源1と整流回路3の間におかれたラインフィルタ
である。チョッパ回路(5〜11)はチョッパ用インダ
クタ5・チョッパ用スイッチング素子・逆流阻止用ダイ
オード7・分圧抵抗8および9・平滑用コンデンサ10
・チョッパ制御回路11を含む。インバータ回路(12
・13・17等)は他励制御形ハーフブリッジタイプの
ものであり、インバータ用スイッチング素子12および
13・インバータ用発振制御回路17を含む。放電灯点
灯回路(14・15・16)はバラスト用インダクタ1
4・放電灯15・予熱用コンデンサ17を含む。チョッ
パ回路(5〜11)は交流電源1の高調波成分を低減し
高力率とするアクティブフィルタとしての役目を持つ。
一般に、そのチョッパ制御回路11に専用の駆動用IC
(例えばSGS−トムソン社製のL6560形)を用い
ることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図2装置のチョッパ回
路(5〜11)はチョッパ出力端電圧を分圧抵抗8・9
により分圧してチョッパ制御回路11に入力して常にチ
ョッパ出力端電圧が一定になるような制御を行うもので
あるため、交流電源1電圧が低下すると入力電流が増加
することとなる。正特性非線形抵抗体2は多数灯を一斉
に点灯させる用途において、突入電流を低減させる目的
に設置してあるが、前述のように交流電源1電圧が低下
して入力電流が増加すると、この正特性非線形抵抗体2
に流れる電流も増加し、正特性非線形抵抗体2が発熱す
ることから、正特性非線形抵抗体2の抵抗値を大きくで
きず、突入電流を十分に低減できなくなる。また、ライ
ンフィルタ3も電流が増加すると発熱するために、電流
容量の大きい物を選択しなければならない。以上のよう
に、交流電源1電圧が低下すると入力電流が増加し、電
流容量上の負担が増す。本発明の目的はかかる電流容量
上の負担を緩和することである。
路(5〜11)はチョッパ出力端電圧を分圧抵抗8・9
により分圧してチョッパ制御回路11に入力して常にチ
ョッパ出力端電圧が一定になるような制御を行うもので
あるため、交流電源1電圧が低下すると入力電流が増加
することとなる。正特性非線形抵抗体2は多数灯を一斉
に点灯させる用途において、突入電流を低減させる目的
に設置してあるが、前述のように交流電源1電圧が低下
して入力電流が増加すると、この正特性非線形抵抗体2
に流れる電流も増加し、正特性非線形抵抗体2が発熱す
ることから、正特性非線形抵抗体2の抵抗値を大きくで
きず、突入電流を十分に低減できなくなる。また、ライ
ンフィルタ3も電流が増加すると発熱するために、電流
容量の大きい物を選択しなければならない。以上のよう
に、交流電源1電圧が低下すると入力電流が増加し、電
流容量上の負担が増す。本発明の目的はかかる電流容量
上の負担を緩和することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】交流電源電圧が低下した
とき入力電流が増加しないよう、交流電源電圧を検出
し、例えば定格電圧以下に低下したときチョッパ制御回
路に作用してチョッパ出力電圧を低下させる手段を設け
る。チョッパ制御回路はチョッパ出力電圧を分圧抵抗で
分圧して監視し、この電圧が一定になる制御をしてい
る。交流電源電圧が低下したのを検出して前記分圧抵抗
より分圧される部分へ信号を送出することにより、チョ
ッパ制御回路はチョッパ出力電圧を低下させる働きをす
る。よって入力電流の増加が緩和する。
とき入力電流が増加しないよう、交流電源電圧を検出
し、例えば定格電圧以下に低下したときチョッパ制御回
路に作用してチョッパ出力電圧を低下させる手段を設け
る。チョッパ制御回路はチョッパ出力電圧を分圧抵抗で
分圧して監視し、この電圧が一定になる制御をしてい
る。交流電源電圧が低下したのを検出して前記分圧抵抗
より分圧される部分へ信号を送出することにより、チョ
ッパ制御回路はチョッパ出力電圧を低下させる働きをす
る。よって入力電流の増加が緩和する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1を用いて本発明の実施形態に
ついて説明する。前記図2の部品符号をここにそのまま
転用し、重複する説明を適宜に割愛する。チョッパ回路
(5〜11)の動作は、チョッパ出力電圧を分圧抵抗8
・9により分圧してチョッパ制御回路11へフィードバ
ックさせ、ここの電圧が一定になるようにチョッパ用ス
イッチング素子6を制御する。インバータ回路(12・
13・17)の動作は、インバータ用発振制御回路17
で高周波発振を行ない、インバータ用スイッチング素子
12・13をドライブすることにより、チョッパ出力電
圧を高周波のパルス状波形に変換する。放電灯点灯回路
(14〜16)の動作は、バラスト用インダクタンス1
4のインピーダンスは前記インバータ用発振制御回路1
7の周波数により決まり、よって放電灯15への電流は
このインピーダンスにより制限される。制限回路18の
動作は、整流回路4により整流された電圧を分圧・平滑
して交流電源1電圧が定格値を下廻るときチョッパ制御
回路11へ信号を出力しチョッパ電圧を下げる働きをす
る。制限回路18は分圧抵抗8・9による分圧点の電圧
を適宜に勝手に高めるので、チョッパ制御回路11はそ
れを下げようとする。その結果、入力電流が制限され
る。チョッパ電圧が低下したとき前記インバータ用発振
制御回路17の発振周波数が変化しなければ、放電灯1
5の電流は、チョッパ出力電圧に比例するので、入力電
流は低下して、正特性非線形抵抗体2やラインフィルタ
4が発熱することはなくなる。なお、交流電源1電圧低
下時にチョッパ動作を停止させないのは、高調波の増加
防止と力率低下をさけるためである。
ついて説明する。前記図2の部品符号をここにそのまま
転用し、重複する説明を適宜に割愛する。チョッパ回路
(5〜11)の動作は、チョッパ出力電圧を分圧抵抗8
・9により分圧してチョッパ制御回路11へフィードバ
ックさせ、ここの電圧が一定になるようにチョッパ用ス
イッチング素子6を制御する。インバータ回路(12・
13・17)の動作は、インバータ用発振制御回路17
で高周波発振を行ない、インバータ用スイッチング素子
12・13をドライブすることにより、チョッパ出力電
圧を高周波のパルス状波形に変換する。放電灯点灯回路
(14〜16)の動作は、バラスト用インダクタンス1
4のインピーダンスは前記インバータ用発振制御回路1
7の周波数により決まり、よって放電灯15への電流は
このインピーダンスにより制限される。制限回路18の
動作は、整流回路4により整流された電圧を分圧・平滑
して交流電源1電圧が定格値を下廻るときチョッパ制御
回路11へ信号を出力しチョッパ電圧を下げる働きをす
る。制限回路18は分圧抵抗8・9による分圧点の電圧
を適宜に勝手に高めるので、チョッパ制御回路11はそ
れを下げようとする。その結果、入力電流が制限され
る。チョッパ電圧が低下したとき前記インバータ用発振
制御回路17の発振周波数が変化しなければ、放電灯1
5の電流は、チョッパ出力電圧に比例するので、入力電
流は低下して、正特性非線形抵抗体2やラインフィルタ
4が発熱することはなくなる。なお、交流電源1電圧低
下時にチョッパ動作を停止させないのは、高調波の増加
防止と力率低下をさけるためである。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、交流電源電圧が低下し
ても入力電流が増加することが無くなるので、電流容量
上の負担が緩和軽減する。
ても入力電流が増加することが無くなるので、電流容量
上の負担が緩和軽減する。
【図1】本発明装置の回路図である。
【図2】従来装置の回路図である。
1:交流電源、2:サーミスタ、3:ラインフィルタ、
4:整流回路、5:チョッパ用インダクタ、6:チョッ
パ用スイッチング素子、7:逆流阻止用ダイオード、8
・9:分圧抵抗、10:平滑用コンデンサ、11:チョ
ッパ制御回路、12・13:インバータ用スイッチング
素子、14:バラスト用インダクタ、15:放電灯、1
6:予熱用コンデンサ、17:インバータ用発振制御回
路、18:制限回路
4:整流回路、5:チョッパ用インダクタ、6:チョッ
パ用スイッチング素子、7:逆流阻止用ダイオード、8
・9:分圧抵抗、10:平滑用コンデンサ、11:チョ
ッパ制御回路、12・13:インバータ用スイッチング
素子、14:バラスト用インダクタ、15:放電灯、1
6:予熱用コンデンサ、17:インバータ用発振制御回
路、18:制限回路
Claims (1)
- 【請求項1】交流電源電圧を整流する整流回路を備え、
その整流回路の直流出力端子間に接続されたチョッパ回
路を備え、そのチョッパ回路の出力端に接続されたイン
バータ回路を備え、そのインバータ回路から給電される
放電灯点灯回路を備え、前記交流電源電圧を検出してそ
れが定格電圧より低下したときに前記チョッパ回路の出
力を制限する制限回路を備えたことを特徴とする放電灯
点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13156197A JPH10289793A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13156197A JPH10289793A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 放電灯点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10289793A true JPH10289793A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=15060952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13156197A Pending JPH10289793A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10289793A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002299086A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | Mitsubishi Electric Corp | 放電灯点灯装置 |
-
1997
- 1997-04-15 JP JP13156197A patent/JPH10289793A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002299086A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | Mitsubishi Electric Corp | 放電灯点灯装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040331 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070227 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070627 |