JPH10289460A - レーザ光のパワー制御方法、光ディスクのデータ記録方法及び光ディスク記録装置 - Google Patents

レーザ光のパワー制御方法、光ディスクのデータ記録方法及び光ディスク記録装置

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JPH10289460A
JPH10289460A JP9094208A JP9420897A JPH10289460A JP H10289460 A JPH10289460 A JP H10289460A JP 9094208 A JP9094208 A JP 9094208A JP 9420897 A JP9420897 A JP 9420897A JP H10289460 A JPH10289460 A JP H10289460A
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徹 長良
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明生 寺田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクに照射されて情報信号の記録に用
いられるレーザ光のパワーを最適化する方法、また、上
記情報信号のベリファイを行う方法を提供する。 【解決手段】 相変化光ディスクの記録面に情報信号を
記録するレーザ光が、マーク4を記録するパワーからス
ペース3を記録するパワーに変わる際に、上記レーザ光
の上記記録面からの反射光量にはアンダーシュートが生
じる。このアンダーシュートの量に基づいてレーザ光の
最適化を行う。また、上記アンダーシュートを所定のレ
ベルについて弁別することにより、記録された情報信号
のベリファイを行う。また、レベル弁別出力と情報信号
を比較することによりベリファイを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスクに情
報信号の記録を行うレーザ光のパワーを制御するレーザ
光のパワー制御方法と、光ディスクに記録された情報信
号を確認する光ディスクのベリファイ方法と、レーザ光
のパワーを制御しつつ情報信号の記録を行う光ディスク
記録装置と、光ディスクに記録された情報信号のベリフ
ァイを行う光ディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光が照射されることにより情報信
号の記録再生が行われる相変化光ディスクが提供されて
いる。
【0003】この相変化光ディスクは、ポリカーボネー
トの如きプラスチック等によって形成された透明基板の
主面に、相変化材料層を含む機能膜からなる多層膜が被
着形成されてなる。
【0004】上記相変化光ディスクは、上記多層膜を記
録面として、上記相変化材料層における相変化材料の結
晶とアモルファスとの状態の反射率の相違を利用して、
情報信号の記録再生をなされる。
【0005】すなわち、上記記録面のトラックに沿っ
て、制御されたレーザ光の照射によって、アモルファス
にて形成されるスペースと、結晶にて形成されるマーク
とのパターンにより情報信号が記録される。
【0006】マークを書き込む場合には、上記記録面に
レーザ光を集光して照射し、レーザ光の集光スポットの
相変化材料層を融点以上の温度に加熱して溶融した後、
急冷してアモルファス状態を形成する。
【0007】また、スペースを書き込む際には、上記記
録面にレーザ光を集光して照射し、レーザ光の集光スポ
ットの相変化材料層を結晶化温度以上で、しかも融点よ
り小さい温度まで加熱し、上記集光スポットの相変化材
料を結晶化する。
【0008】再生の際にもレーザ光が照射され、スペー
スとマークとの反射光の戻り光量の相違により、この情
報信号を読み出される。
【0009】このような相変化型光ディスクは、光磁気
ディスクとは異なり記録再生時に外部磁界を印加される
必要がないので、記録再生に磁気ヘッド等が不要である
等の特長を有し、次世代の情報記録媒体として研究が進
められている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記相変化
光ディスクの記録面にスペース及びマークを形成するに
は、上記記録面にスペース及びマークのそれぞれに対応
するパワーのレーザ光を照射する必要がある。
【0011】従来は、上記レーザ光のパワーとしては、
予め設定されたパワーを用いていた。このため、上記相
変化光ディスクの相変化材料等の変化に対するシステム
マージンは小さかった。
【0012】また、上記相変化光ディスクの記録面にス
ペースとマークとにて書き込まれた情報信号を確認する
いわゆるベリファイを行う場合がある。
【0013】従来は、上記ベリファイは、一連の情報信
号の書き込みが終了した後に、別個の工程として行われ
ていた。このため、上記ベリファイに所定の時間を割か
ざるを得ず、データ転送のレートを低下させる要因の一
つとなっていた。
【0014】この発明は、上述の実情に鑑みて提案され
るものであって、相変化光ディスクに情報信号を記録し
つつ上記レーザ光のパワーを最適化するレーザ光のパワ
ー制御方法、相変化光ディスクに情報信号を記録しつつ
記録された情報信号のベリファイを行う光ディスクのベ
リファイ方法を提供することを目的とする。
【0015】また、この発明は、相変化光ディスクに情
報信号を記録しつつ上記レーザ光のパワーを最適化する
光ディスク記録装置、相変化光ディスクに情報信号を記
録しつつ記録された情報信号のベリファイを行う光ディ
スク記録装置を提供することを目的とする。
【0016】
【発明を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、この発明に係るレーザ光のパワー制御方法は、デ
ータ書き込み信号に応じて発光駆動されるレーザ光源か
ら発せられたレーザ光を光ディスクに照射する工程と、
上記光ディスクに照射された上記レーザ光の反射光を受
光する工程と、上記反射光の受光信号のアンダーシュー
トを検出し、このアンダーシュートの量に応じて上記レ
ーザ光のパワーを制御する工程とを有することとなされ
たものである。
【0017】上記レーザ光のパワー制御方法は、データ
書き込み信号に応じてレーザ光を光ディスクに照射し、
上記レーザ光の上記光ディスクからの反射光のアンダー
シュートを受光信号から検出し、このアンダーシュート
の量に基づいて、上記レーザ光のパワーを制御するもの
である。
【0018】また、上記課題を解決するために、この発
明に係るデータ記録方法は、データ書き込み信号に応じ
て発光駆動されるレーザ光源から発せられたレーザ光を
光ディスクに照射する工程と、上記光ディスクに照射さ
れた上記レーザ光の反射光を受光する工程と、上記反射
光の受光信号のアンダーシュートを検出し、このアンダ
ーシュートを所定の閾値にてレベル弁別する工程とを有
することとなされたものである。また、上記レベル弁別
の出力と上記データ書き込み信号とを比較することとな
されたものである。
【0019】上記光ディスクのデータ記録方法は、デー
タ書き込み信号に応じてレーザ光を光ディスクに照射
し、上記レーザ光の上記光ディスクからの反射光のアン
ダーシュートを受光信号から検出し、このアンダーシュ
ートを所定の閾値にてレベル弁別することによりベリフ
ァイを行うものである。また、上記レベル弁別の出力と
上記データ書き込み信号とを比較することによりベリフ
ァイを行うものである。
【0020】さらに、上記課題を解決するために、この
発明に係る光ディスク記録装置は、データ書き込み信号
に応じて光ディスクにレーザ光を照射する光照射部と、
上記光ディスクに照射されたレーザ光の反射光を受光す
る受光部と、上記受光部にて受光された上記反射光の受
光信号のアンダーシュートを検出するアンダーシュート
検出部とを有し、上記アンダーシュートの量によって光
照射部のパワーを制御することとなされたものである。
【0021】上記光ディスク記録装置は、光照射部にて
データ書き込み信号に応じたパワーにてレーザ光を光デ
ィスクに照射し、受光部にて上記レーザ光の上記光ディ
スクからの反射光を受光し、アンダーシュート検出部に
て受光信号からアンダーシュートを検出し、このアンダ
ーシュートの量に基づいて、上記レーザ光のパワーを制
御するものである。
【0022】そして、上記課題を解決するために、この
発明に係る光ディスク記録装置は、データ書き込み信号
に応じて光ディスクにレーザ光を照射する光照射部と、
上記光ディスクに照射されたレーザ光の反射光を受光す
る受光部と、上記受光部にて受光された上記反射光の受
光信号のアンダーシュートを検出するアンダーシュート
検出部とを有し、上記アンダーシュートを所定の閾値に
てレベル弁別することとなされたものである。また、上
記レベル弁別の出力を上記データ書き込み信号と比較す
ることとなされたものである。
【0023】上記光ディスク記録装置は、光照射部にて
データ書き込み信号に応じたパワーにてレーザ光を光デ
ィスクに照射し、受光部にて上記レーザ光の上記光ディ
スクからの反射光を受光し、アンダーシュート検出部に
て受光信号のアンダーシュートを検出し、このアンダー
シュートを所定の閾値にてレベル弁別することによりベ
リファイを行うものである。また、上記レベル弁別の出
力を上記書き込み信号と比較することによりベリファイ
を行うものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の一
例について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0025】図1(a)〜(c)は、相変化光ディスク
の記録面のトラック沿って、スペース3及びマーク4の
パターンにて書き込まれた情報信号と、上記相変化光デ
ィスクの記録面に照射されて情報信号を記録するレーザ
光のレーザ光源を駆動するデータ書き込み信号と、上記
レーザ光の上記記録面からの反射光の戻り光量との関係
を示すタイミングチャートである。
【0026】図1(a)は、相変化光ディスクの記録面
のトラックに沿ってスペース3とマーク4とのパターン
にて書き込まれた情報信号を示している。
【0027】上述したように、上記スペース3に対応す
る領域の相変化材料層は結晶状態であり、反射率は高
い。これに対し、上記マーク4に対応する領域の上記相
変化材料層はアモルファス状態であり、反射率は低い。
【0028】ここで、上記トラック上の集光スポット5
は、上記記録面にレーザ光が集光されて照射される領域
を示す。上記記録面へのスペース3とマーク4との書き
込みは、上記集光スポット5に集光して照射されるレー
ザ光のパワーを切り換えることにより行われる。
【0029】図1(b)は、上記記録面に照射されてス
ペース3とマーク4とをそれぞれ記録するレーザ光のレ
ーザ光源を駆動するデータ書き込み信号の原理的な波形
を示している。
【0030】上記記録面にスペース3を書き込む場合に
は、上記集光スポット5が結晶化温度よりも高く、融点
よりは低い温度に加熱される消去パワーPEにてレーザ
光を照射する。このとき、上記集光スポットの領域の相
変化材料層は、反射率の高い結晶状態となり、スペース
3が形成される。
【0031】上記記録面にマーク4を書き込む場合に
は、上記集光スポット5を書き込みパワーPWにてレー
ザ光を照射する。このとき上記相変化材料層は融点以上
に加熱されて反射率の高い溶融状態となるが、上記集光
スポット5から離れるにつれ急冷されて反射率の低いア
モルファス状態となり、マーク4が形成される。
【0032】なお、上記書き込みパワーPWは、上記集
光スポット5を相変化材料の結晶化温度よりも高い融点
まで加熱するので、上記消去パワーPEよりも大きいパ
ワーである。。
【0033】図1(c)は、上記相変化光ディスクから
のレーザ光の反射光の戻り光量の波形を示す。
【0034】上記戻り光量は、過渡的な状態を除くと、
図1(a)のスペース3に対しては結晶の反射率を乗じ
た上記消去パワーPEのレーザ光量に、マーク4に対し
ては溶融状態の反射率を乗じた上記書き込みパワーPW
のレーザ光量に、それぞれ比例している。図による
と、上記戻り光量は、スペース3に対する光量よりも、
マーク4に対する光量が多い。
【0035】上記相変化光ディスクの記録面に照射する
レーザ光のパワーが書き込みパワーPWから消去パワー
Eに立ち下がる時点で、上記相変化光ディスクからの
反射光の戻り光量にはアンダーシュート6が見られる。
【0036】このアンダーシュート6は、図1(a)に
示すように、消去パワーPEのレーザ光にて照射される
上記集光スポット5が、直前に書き込まれた反射率の低
い上記マーク4に一時的に重なるために生じる。上記ア
ンダーシュート6は、上記立ち下がりの時点で最も大き
く、上記集光スポット5と上記マーク4との重複が消滅
するにつれ、速やかに消滅する。
【0037】上記アンダーシュート6から、上記書き込
みパワーPWのレーザ光の照射によって形成されたマー
ク4の状態を知ることができる。すなわち、アモルファ
スが十分に形成されている場合には反射率が低く、アン
ダーシュート6は大きくなるが、アモルファスが十分に
形成されていない場合には反射率が上と比較して高く、
アンダーシュート6は上と比較すると小さい。
【0038】このことを利用して、上記アンダーシュー
ト6の量に基づいてレーザ光のパワーを調節するいわゆ
るAPC(オートパワーコントロール)を行うことがで
きる。
【0039】例えば、マーク4のアモルファス化の度合
いに対応する上記アンダーシュート6の最低値VBを検
出し、この最低値VBが一定になるようにレーザ光の書
き込みパワーPWを制御することができる。このとき、
上記記録面には一定の反射率のマーク4が形成される。
【0040】この方法によると、上記アンダーシュート
6の変化に実時間で対応することができるので、システ
ムマージンを大きく取ることができる。
【0041】また、上記アンダーシュート6がある閾値
Tを負側に越えた場合には、アモルファス化の度合い
は十分であると判断することにより、マーク4のベリフ
ァイを行うことができる。
【0042】このベリファイ方法は、情報信号の記録と
同時に行うことができるので、記録とは別に行われる通
常のベリファイ方法に比較して、時間の短縮の面で特に
実益がある。したがって、上記ベリファイ方法を利用す
ることによりデータの転送レート等を向上させることが
できる。
【0043】図2は、既に情報信号が書き込まれている
相変化光ディスクのトラックに、他の情報信号を上書き
する場合の各波形を示すタイミングチャートである。
【0044】図2(a)は、上記相変化光ディスクのト
ラックに沿ってスペース3とマーク4によって記録され
ている情報信号のパターンである。図中“0”はスペー
ス3に、“1”はマーク4にそれぞれ対応している。
【0045】図2(b)は、上記相変化光ディスクに書
き込む情報信号である。上と同様に、“0”はスペース
3に、“1”はマーク4に対応している。
【0046】図2(c)は、図2(a)の情報信号を記
録された相変化光ディスク1のトラックの反射率を表示
している。“0”にて示されるスペース3の部分は結晶
であるので反射率は高いが、“1”にて示されるマーク
4の部分はアモルファスであるので反射率は低い。
【0047】図2(d)は、図2(b)に示された情報
信号を記録するレーザ光のレーザ光源を駆動するデータ
書き込み信号である。図2(b)の“0”のスペース3
の部分は消去パワーPEに、“1”のマーク4の部分は
書き込みパワーPWに、それぞれ対応している。
【0048】図2(e)は、図2(d)の書き込みパル
スに従ってレーザ光を照射した場合に、記録がされなか
ったと仮定した仮想的な場合の、反射光の戻り光量を示
す。この戻り光量は、図2(d)のデータ書き込み信号
によって制御されたレーザ光のパワーに従うが、図2
(a)の“1”にて示されるマーク4の部分は反射率が
低いので、“0”にて示されるスペース3の部分よりも
戻り光が少なくなっている。
【0049】図2(f)は、図2(d)のデータ書き込
み信号に従って上記相変化光ディスクにレーザ光を照射
し、スペース3とマーク4にて情報信号を書き込んだ場
合の戻り光量である。図2(d)において、書き込みパ
ルスが書き込みパワーPWから消去パワーPEに立ち下が
った際にアンダーシュート6が見られる。
【0050】上述したように、上記アンダーシュート6
の量、例えば最低値VBを検出して利用することによ
り、レーザ光のパワーのAPCを行うことができる。
【0051】また、所定の閾値VTについての上記アン
ダーシュート6のレベル弁別によって、記録された情報
信号のベリファイを行うことができる。すなわち、所定
の閾値VTを負側に越えた場合には、マーク4において
アモルファスは十分に形成されているとみなすことがで
きる。
【0052】さらに、戻り光量が適当に設定された閾値
T2を正側に越えたか否かを弁別することにより、予め
書き込まれたマーク4が消去されてスペース3が形成さ
れたか否かのベリファイを行うこともできる。すなわ
ち、上記戻り光量が上記閾値をVT2正側に越えた場合に
は、上記スペース3において結晶状態が十分に形成され
ているとみなすことができる。
【0053】なお、上記アンダーシュート6の幅が異な
るのは、上記相変化光ディスク1に予め書き込まれてい
た情報信号がスペース3であるかマーク4であるかの相
違による。
【0054】すなわち、予めマーク4が書き込まれてい
た場合には、マーク4の反射率は低いので、上書きする
マーク4は形成され易い。このため、このようなマーク
4の領域は予めスペース3が記録されていた場合のマー
ク4の領域に比較して大きくなるので、上記集光スポッ
トが時間の経過とともにトラックに沿って移動しても反
射率の低い領域は比較的長く続き、対応する上記アンダ
ーシュート6の幅は広くなることになる。
【0055】図2(g)は、図2(f)に示した戻り光
量のアンダーシュート6が閾値VTを負側に越えた時間
を“1”、他の時間を“0”とする2値信号として表し
たものである。この信号の状態が“1”の場合には、マ
ーク4の記録が確認(ベリファイ)されたことになる。
なお、上記ベリファイとしては、上記“1”の状態のパ
ルスが発生していることにより、物理的な書き込みを確
認する方法がある。また、上記“1”の状態のタイミン
グと上記データ書き込み信号とを比較照合する方法があ
る。
【0056】図3は、この発明に係る光ディスク記録装
置の実施の形態の一例の概略的な構成のブロック図であ
る。
【0057】上記相変化光ディスク記録装置の実施の形
態の一例は、光検出部10と、光照射部20と、APC
30と、アンダーシュート検出部40と、比較部2とか
ら構成され、相変化光ディスク1を収納する。
【0058】上記光検出部10は、ビームスプリッタ1
1と、第一の受光部12と、第2の受光部13とからな
る。
【0059】上記ビームスプリッタ11は、上記書き込
み部20から供給されるレーザ光の一部を反射して上記
第1の受光部12に与え、他を透過させる。上記ビーム
スプリッタ11を透過したレーザ光は、上記相変化光デ
ィスク1に照射され、その反射光は上記ビームスプリッ
タ11にて反射されて上記第2の受光部13に供給され
る。
【0060】上記第1の受光部12は、受光した光量を
電流に変換し、この電流を上記APC30に与える。上
記第2の受光部13は、受光した光量を電流に変換し、
この電流を上記アンダーシュート検出部40と信号再生
系とに供給する。
【0061】上記光照射部20は、入力信号からデータ
書き込み信号を発生するデータ書き込み信号発生部21
と、レーザ光を発生し上記光検出部10のビームスプリ
ッタ11を介して上記相変化光ディスク1に照射するレ
ーザ光源22とから構成される。
【0062】上記データ書き込み信号発生部21は、デ
ータ書き込み信号を発生し、このデータ書き込み信号を
上記レーザ光源22と、上記比較部2とに供給する。上
記レーザ光源22は、上記APC30の制御の下に、上
記データ書き込み信号発生部21から供給される書き込
み制御信号に従ってレーザ光を発生する。
【0063】上記APC30は、上記光検出部10の第
1の受光部12にて受光した光量に対応する電流を、上
記アンダーシュート検出部40からは上記アンダーシュ
ート6の最低値VBを与えられ、これらの量に基づい
て、上記最低値VBが所定値に保たれるように上記光照
射部20のレーザ光源22のパワーを制御する。
【0064】上記アンダーシュート検出部40は、上記
反射光の戻り光量に対応する電流を上記第2の受光部1
3から与えられ、これよりアンダーシュート6の最低値
Bを検出して上記APC30に与える。また、上記ア
ンダーシュート6が閾値VTを負側に越えているか否か
を判別し、その結果を上記比較部2に与える。
【0065】上記比較部2は、上記光照射部20のデー
タ書き込み信号発生部21からデータ書き込み信号のタ
イミングを、上記アンダーシュート検出部40から上記
判別の結果を与えられ、これらを用いて記録した情報信
号のベリファイを行い、この結果をベリファイ結果とし
て出力する。
【0066】図4には、この発明の実施の形態の一例の
アンダーシュート検出部40の構成を示す。
【0067】このアンダーシュート検出部40は、I/
V変換部41と、第1のホールド部42と、第2のホー
ルド部43と、第1の除算部44と、第2の除算部45
と、閾値発生部46と、第一のコンパレータ47と、第
2のコンパレータ48と、平均部49と、理想変調部5
0と、比較部51と、制御部52と、第1のスイッチS
W1〜第5のスイッチSW5の5個のスイッチとから構
成される。
【0068】上記I/V変換器41は、上記第2の光検
出部13から電流として与えられる受光した上記戻り光
量を、電圧に変換して次段に与える。
【0069】上記第1のスイッチSW1は、上記I/V
変換部41と、上記第1のホールド部42とを結ぶ回路
を開閉する。上記第2のスイッチSW2は、上記I/V
変換部41変換部と、上記第2のホールド部43とを結
ぶ回路を開閉する。上記第3のスイッチSW3は、上記
I/V変換回路41と、上記第1の除算部44及び第2
の除算部45とを結ぶ回路の開閉をする。
【0070】これらの第1のスイッチSW1〜第3のS
W3は、上記制御部52から供給されるタイミング等を
表す信号に基づいて開閉される。ここで、上記信号の経
路は、図中に破線にて示されている。
【0071】上記相変化光ディスク1に書き込みパワー
Wのレーザ光が照射されている期間には、上記スイッ
チSW1〜SW3は全て開き、上記I/V変換部41か
らの出力は後段には供給されない。
【0072】上記相変化光ディスク1に消去パワーのレ
ーザ光PEが照射されている期間には、第1のスイッチ
SW1及び第3のスイッチSW3は閉じられ、上記第2
のスイッチSW2は開かれる。そして、上記I/V変換
部41からの出力は、上記第1のホールド部42と、上
記第一の除算部44と、上記第2の除算部45とに供給
される。
【0073】上記相変化光ディスク1に冷却パワーのレ
ーザ光が照射されている期間には、上記第1のスイッチ
SW1は開かれ、上記第2のスイッチSW2及び上記第
3のスイッチは閉じられる。そして、上記I/V変換部
41からの出力は、上記第2のホールド部43と、上記
第一の除算部44と、上記第2の除算部45とに供給さ
れる。
【0074】上記第1のホールド部42は、上記I/V
変換部41から第1のスイッチSW1を介して供給され
る、上記相変化光ディスク1に消去パワーPEのレーザ
光が照射された場合の戻り光量に対応する電圧をホール
ドして、消去パワーPEの場合の基準値として上記第1
の除算部44に供給する。
【0075】上記第2のホールド部43は、上記I/V
変換部41から第2のスイッチSW2を介して供給され
る、上記相変化光ディスク1に冷却パワーのレーザ光が
照射される場合の戻り光量に対応する電圧をホールドし
て、冷却パワーの場合の基準値として上記第2の除算部
45に供給する。
【0076】上記第1の除算部44は、上記I/V変換
部41から供給される消去パワーPEの場合の上記相変
化光ディスク1からの反射光の戻り光量に対応する電圧
を、上記第1のホールド部42から与えられる基準値に
て除算を施し、正規化をする。
【0077】そして、この正規化された電圧を上記第1
のコンパレータ47と、上記第5のスイッチSW5を介
して上記平均部49に与える。
【0078】なお、上記第1の除算部44からの出力
は、上記相変化光ディスク1に冷却パワーのレーザ光が
照射される期間には、第4のスイッチSW4及び第5の
スイッチSW5にて選択されないので、後段には関係し
ない。
【0079】上記第2の除算部45は、上記I/V変換
部41から供給される冷却パワーの場合の上記相変化光
ディスク1からの反射光の戻り光量に対応する電圧を、
上記第2のホールド部42から与えられる基準値にて除
算を施し、正規化をする。そして、この正規化された電
圧を上記第2のコンパレータ48に与える。
【0080】なお、上記第2の除算部45からの出力
は、上記相変化光ディスク1に消去パワーのレーザ光が
照射される期間には、第4のスイッチSW4にて選択さ
れないので、後段には関係しない。
【0081】上記閾値発生部46は閾値を発生して、上
記第一のコンパレータ47と、上記第2のコンパレータ
48とに供給する。この閾値は、例えば上掲の図1
(c)における閾値VTに対応している。
【0082】上記第1のコンパレータ47は、上記第1
の除算器44から正規化された消去パワーPEの場合の
戻り光量に対応する電圧を受け取り、この電圧を上記閾
値発生部46から供給される閾値の電圧と比較して、そ
の結果を出力する。
【0083】なお、上記第1のコンパレータ47からの
出力は、上記相変化光ディスク1に冷却パワーのレーザ
光が照射される場合には、上記第4のスイッチSW4に
て選択されないので後段には関係しない。
【0084】上記第2のコンパレータ48は、上記第2
の除算器45から、正規化された冷却パワーPEの場合
の戻り光量に対応する電圧を受け取り、この電圧を上記
閾値発生部46から供給される閾値の電圧と比較して、
その結果を出力する。
【0085】なお、上記第2のコンパレータ48からの
出力は、上記相変化光ディスク1に消去パワーPEのレ
ーザ光が照射される期間には、上記第4のスイッチSW
4にて選択されないので、後段には関係しない。
【0086】上記第4のスイッチSW4は、上記制御部
52から供給される信号のタイミングにしたがって切り
換えられる。すなわち、上記相変化光ディスクに消去パ
ワーPEのレーザ光が照射される場合には、上記第1の
コンパレータ47からの出力を選択し、上記レーザ光が
冷却パワーの期間には、上記第2のコンパレータ48か
らの出力を選択し、それぞれ選択した出力を上記比較部
2に出力する。なお、上記レーザ光が書き込みパワーP
Wの場合には、いずれも選択しない。
【0087】上記第5のスイッチSW5も、上記制御部
52から供給される信号にしたがって切り換えられる。
すなわち、上記相変化光ディスク1の消去パワーPE
レーザ光が照射される場合には閉じて、上記第1の除算
部44からもたらされる、上記戻り光量に対応する正規
化された電圧を上記平均部49に与える。上記レーザ光
が冷却パワーの場合と、書き込みパワーPWの期間に
は、上記第5のスイッチは開いて、上記第1の除算部4
4からの出力を次段に渡さない。
【0088】上記平均部49は、上記相変化光ディスク
に1照射されるレーザ光が消去パワーの場合に、上記第
1の除算部44から与えられる戻り光量に対応する正規
化された電圧を平均し、この結果を上記比較部51に与
える。
【0089】上記理想変調部50は、理想的な変調信号
を発生し、発生した信号を次段の比較部51に与える。
上記比較部51は、上記平均部49と、上記理想変調器
50とから与えられる信号を比較して、この比較の結果
を上記制御部52に与える。
【0090】上記制御部52は、上記比較部51から供
給される信号を基礎とし上記相変化光ディスク1に照射
されるレーザ光のパワーのタイミング等を表す信号を上
記第1のスイッチSW1〜第5のスイッチSW5に供給
する。各スイッチSW1〜SW5は、この上記信号に基
づいて開閉の動作をする。
【0091】また、上記制御部52は、上記比較部51
から与えられる信号を基礎として、上記アンダーシュー
ト6の最低値VBに関する信号をAPC30に供給す
る。
【0092】続いて、上記相変化光ディスク1に情報信
号を記録するレーザ光のレーザ光源を駆動するデータ書
き込み信号について詳細に説明する。
【0093】まず、図5に基づいて、上記相変化光ディ
スク1への情報信号の記録に用いられる各信号の原理に
ついて説明する。ここで、図5(a)にはNRZIパル
ス、図5(b)には書き込みパルス、図5(c)にはバ
イアスパルス、図5(d)には上書きパルスの各信号の
波形が表示されている。
【0094】図5(a)のNRZI(Non Return to Ze
ro Inverted)パルスは、ディジタル信号の値が“0”
の場合には“0”または“1”の状態は変えず、上記デ
ィジタル信号の値が“1”の場合には上記状態を相互に
変える、ディジタル信号の変調パルスである。
【0095】図中で“0”の状態はスペース3に、
“1”の状態はマーク4に、それぞれ対応している。ま
た、ここでの単位周期はTWとなっている。
【0096】ここでは、ディジタルオーディオに用いら
れるEFM(Eight to Fourteen Modulation)変調が既
に施されているので、上記NRZIパルスにおいては、
“0”または“1”の連続する状態は3TW〜11TW
範囲にある。
【0097】図5(b)に示される書き込みパルスの波
形は、図5(a)のNRZIパルスにしたがって、この
NRZIパルスの“1”状態を上掲の図1(a)に示し
たように、上記相変化光ディスク1の記録面にマーク4
として書き込む際に用いられる。
【0098】図のように、複数単位周期に亘って連続す
る“1”状態に対応するマーク4を書き込む際には、周
期TW、幅TPの複数個のパルスからなる多重パルスが用
いられる。
【0099】例えば、長さ11TWの連続したマークを
書き込む場合には、幅TPのパルスを周期TWにて10個
用いる。また、長さ3TWの連続したマークを書き込む
場合には、同様にして幅TPのパルスを2個用いる。
【0100】図5(c)のバイアスパルスは、レーザ光
を消去パワーにて照射して、溶融アモルファス状態であ
るマーク4を消去して結晶状態のスペース3に書き換え
る際に用いられる。
【0101】上記バイアスパルスは、上記レーザ光源2
2の消去パワーPEに対応し、上記相変化光ディスク1
にスペース3を記録する際に用いられる。図のように、
上記バイアスパルスは図5(a)のNRZIパルスが
“0”状態に変化すると立ち上がり、上記書き込みパル
スが“1”状態に立ち上がると立ち下がる。
【0102】図5(d)の上書きパルスは、図5(b)
の書き込みパルスと図5(c)のバイアスパルスとを組
み合わせたもので、図2(a)及び(b)のように、ス
ペース3とマーク4にて情報信号が記録面に既に書き込
まれている相変化光ディスク1に、情報信号を上書きす
る際に用いられる。
【0103】すなわち、上記上書きパルスは、上記レー
ザ光源22の書き込みパワーPWと、消去パワーPEと、
冷却パワーPCに対応する3つのレベルを有する。そし
て、上記書き込みパワーPWは図5(b)の書き込みパ
ルスのパルスに対応し、上記バイアスパワーPBは図5
(c)のバイアスパルスのパワーに対応している。
【0104】上記冷却パワーPCは、図5(b)の書き
込みパルスと、図5(c)のバイアスパルスとにおい
て、両方とも“1”でない状態に対応している。上記冷
却パワーPCは、上記記録面を情報信号が記録される温
度には加熱しない。
【0105】次に、図6に基づいて実際の書き込みパル
スの波形について説明する。ここで、図6(a)の波形
は上述したNRZIパルス、図6(b)の波形は書き込
みパルスである。
【0106】上述したように、上記NRZIパルスはE
FM変調がなされているので、単位周期をTWとして、
連続する“0”または“1”状態は、3TW〜11TW
範囲にある。そして、相変化光ディスク1の記録面にお
いては、“0”状態はスペース3に、“1”状態はマー
ク4に対応している。
【0107】図6(b)には、上記NRZIパルスに対
応して上記相変化光ディスク1に書き込みを行う、実際
の書き込みパルスの波形が示されている。
【0108】上掲の図5(b)における周期TW、幅TP
の多重パルスとは異なり、ここでの書き込みパルスは、
幅3TW/2−TFMの初回のパルスと、これに続く周期
W、幅TW/2の多重パルスから構成される。
【0109】例えば、図6(a)の幅11TWのパルス
に対しては、このパルスの立ち上がりにTFM遅れて、幅
3TW/2−TFMの図中FP(First Pulse)にて示され
る、初回のパルスが発せられる。そして、上記NRZI
パルスの立ち上がりから時間2TWから時間10TWまで
の各単位時間TWの前半の時間TW/2が“1”となる、
幅TW/2の8個のパルスが連なる図中のMPC(Multi
-Pulse Chain)にて表される多重パルスが発せられる。
【0110】上記書き込みパルスは、図6(a)の幅5
Wのパルスに対しては、上と同様に、このパルスの立
ち上がりからTFM遅れて幅3TW/2−TFMの初回のパ
ルスFPを発し、これに続いて、上記幅5TWの立ち上
がりから経過時間が2TWから4TWまでの範囲の、各単
位時間TWの前半TW/2がパルスとなる、2個の幅TW
/2のパルスが連なる多重パルスが発せられる。
【0111】上記書き込みパルスは、図6(a)の幅3
Wのパルスに対しては、上と同様に、このパルスの立
ち上がりからTFM遅れて幅3TW/2−TFMの初回のパ
ルスFPを発する。この場合には、上記多重パルスは発
せられない。
【0112】続いて、図7によって実際の上書きパルス
について説明する。上記上書きパワーは、レーザ光のレ
ーザ光源を駆動するデータ書き込み信号に直接に対応す
る。
【0113】図中において、レーザ光のパワーのレベル
を、高いパワーから低いパワーまで順に挙げると、ピー
クパワーPP(Peak Power)、第一のバイアスパワーB
1(Bias Power)、第2のバイアスパワーBP2(Bias
Power)、冷却パワーCP(Cooling Power)、読み出
しパワーRP(Read Power)となる。
【0114】また、図中TFPは上記初回のパルスの幅、
MPは上記多重パルス(Multi Pulse)のパルスの一つ
の幅、TCPは冷却パルス(Cooling Pulse)の幅であ
る。
【0115】相変化光ディスク1の記録面にレーザ光を
集光して照射してスペース3とマーク4とのパターンに
よる情報信号を読み出すには、上記読み出しパワーPP
が用いられる。
【0116】また、上記記録面へのマーク4の書き込み
には上記ピークパワーPP、スペース3の形成には第1
のバイアスパワーBP1が用いられる。ただし、上記初
回のパルスFPと多重パルスMPCとの間、また、多重
パルスMPCの各パルス間では第2のバイアスパワーB
2が用いられ、上記多重パルスMPCの終了後の所定
時間後には幅TCPの冷却パルスCPが発せられる。
【0117】図8には、相変化光ディスク1の記録面に
記録される各セクタの構成と、サンプル/ホールドのタ
イミングが示されている。
【0118】図8(a)に示されているように、相変化
光ディスク1のトラックに記録される情報信号は、セク
タから構成される。図中の第nセクタは、第nAPC引
き込みエリアAnと第nデータ書き込みエリアDnとか
ら構成される。そして、上記第nAPC引き込みエリア
Anは、第n冷却パワー引き込みエリアCnと、第n消
去パワー引き込みエリアEnと、第n書き込みパワー引
き込みエリアWnとからなる。
【0119】図8(b)は、上記冷却パワー引き込みエ
リアCnに関するサンプル/ホールド信号である。図中
の“1”がサンプルで“0”がホールドであり(以下も
同様である。)、上記冷却パワー引き込みエリアCnに
情報信号を記録するタイミングにてサンプルを取り出し
ている。
【0120】図8(c)は、上記消去パワー引き込みエ
リアEnに関するサンプル/ホールド信号である。上記
消去パワー引き込みエリアEnに情報信号を記録するタ
イミングにてサンプルを取り出している。
【0121】図8(d)は、上記データ書き込みエリア
Dnに関するサンプル/ホールド信号である。上記デー
タ書き込みエリアDnにおいては、所定間隔にてサンプ
ルを取り出している。
【0122】図9は、相変化光ディスクに上述のデータ
書き込み信号に応じたレーザ光にて情報信号を記録した
際の上記相変化光ディスク1からのからの反射光の戻り
光量の測定結果を示している。ここで、横軸は時間で目
盛り当たり500ns、縦軸は電圧で目盛り当たり50
0mVである。
【0123】図中の戻り光量の波形には、各パルスの立
ち下がり時にアンダーシュート6が見られる。
【0124】
【発明の効果】上述のように、この発明に係るレーザ光
のパワー制御方法を用いると、光ディスクへ情報信号を
記録しながら、レーザ光のパワーの最適化を行うことが
できる。したがって、多様な特性の光ディスクに対応す
ることができ、また、システムマージンを大きく取るこ
とができる。
【0125】この発明に係る光ディスクのベリファイ方
法は、光ディスクへ情報信号を記録しながら、記録した
情報信号のベリファイを行うことができる。したがっ
て、ベリファイの工程を別個に設ける必要がなくなるの
で、データの転送レート等を向上させることができる。
【0126】この発明に係る光ディスク記録装置は、光
ディスクへの情報信号を記録しながら、レーザ光のパワ
ーの最適化を行い、同時に、記録した情報信号のベリフ
ァイを行う。したがって、上記光ディスク記録装置は、
データ処理が高速である。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスクへ照射するレーザ光のパワーと反射
光との関係を表すタイミングチャートである。
【図2】情報信号が記録されたトラックに他の情報信号
を上書きする際の各信号の波形を示すタイミングチャー
トである。
【図3】光ディスク記録装置の実施の形態の一例の概略
的な構成を示すブロック図である。
【図4】上記実施の形態の一例のアンダーシュート検出
部の概略的な構成を示すブロック図である。
【図5】情報信号と各信号との関係を示すタイミングチ
ャートである。
【図6】情報信号と上書きパルスとの関係を示すタイミ
ングチャートである。
【図7】データ書き込み信号を示すタイミングチャート
である。
【図8】各セクタの記録エリアとサンプル/ホールド信
号とを示すタイミングチャートである。
【図9】光ディスクに照射されたレーザ光の反射光の測
定結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1 相変化光ディスク、5 集光スポット、6 アンダ
ーシュート、10 光検出部、20 光照射部、30
APC、40 アンダーシュート検出部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ書き込み信号に応じて発光駆動さ
    れるレーザ光源から発せられたレーザ光を光ディスクに
    照射する工程と、 上記光ディスクに照射された上記レーザ光の反射光を受
    光する工程と、 上記反射光の受光信号のアンダーシュートを検出し、こ
    のアンダーシュートの量に応じて上記レーザ光のパワー
    を制御する工程とを有することを特徴とするレーザ光の
    パワー制御方法。
  2. 【請求項2】 データ書き込み信号に応じて発光駆動さ
    れるレーザ光源から発せられたレーザ光を光ディスクに
    照射する工程と、 上記光ディスクに照射された上記レーザ光の反射光を受
    光する工程と、 上記反射光の受光信号のアンダーシュートを検出し、こ
    のアンダーシュートを所定の閾値にてレベル弁別する工
    程とを有することを特徴とする光ディスクのデータ記録
    方法。
  3. 【請求項3】 上記レベル弁別の出力と上記データ書き
    込み信号とを比較することを特徴とする請求項2記載の
    光ディスクのデータ記録方法。
  4. 【請求項4】 データ書き込み信号に応じて光ディスク
    にレーザ光を照射する光照射部と、 上記光ディスクに照射されたレーザ光の反射光を受光す
    る受光部と、 上記受光部にて受光された上記反射光の受光信号のアン
    ダーシュートを検出するアンダーシュート検出部とを有
    し、 上記アンダーシュートの量に基づいて上記レーザ光のパ
    ワーを制御することを特徴とする光ディスク記録装置。
  5. 【請求項5】 データ書き込み信号に応じて光ディスク
    にレーザ光を照射する光照射部と、 上記光ディスクに照射されたレーザ光の反射光を受光す
    る受光部と、 上記受光部にて受光された上記反射光の受光信号のアン
    ダーシュートを検出するアンダーシュート検出部とを有
    し、 上記アンダーシュートを所定の閾値にてレベル弁別する
    ことを特徴とする光ディスク記録装置。
  6. 【請求項6】 上記レベル弁別の出力と上記データ書き
    込み信号とを比較することを特徴とする請求項5記載の
    光ディスク記録装置。
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