JPH10288741A - 顕微鏡 - Google Patents

顕微鏡

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JPH10288741A
JPH10288741A JP9113466A JP11346697A JPH10288741A JP H10288741 A JPH10288741 A JP H10288741A JP 9113466 A JP9113466 A JP 9113466A JP 11346697 A JP11346697 A JP 11346697A JP H10288741 A JPH10288741 A JP H10288741A
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JP
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image
illumination
specimen
microscope
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JP9113466A
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Inventor
Kunio Toshimitsu
邦夫 利光
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面倒な調整作業が不要で、かつ高価な光学素
子を用いずに無染色の標本の観察を可能にした顕微鏡を
提供する。 【解決手段】 コンデンサレンズ45を有し、ステージ
1上に載置された標本2に対してケーラー照明法による
透過照明を行う斜光照明装置4と、標本2の像を形成す
るための対物レンズ3とを備えた顕微鏡において、コン
デンサレンズ45の瞳面を通過する照明光を、対物レン
ズ3の光軸に対して傾斜するように偏向する楔型プリズ
ム47と、楔型プリズム47を支持し、傾斜方向を変更
可能であり、かつ傾斜方向の異なる少なくとも2つの照
明光を切り替える回転円盤48と、標本2の像を受け、
画像信号を出力するテレビカメラと、異なる位置を通過
した照明光の各々による照明時に得られる画像信号の各
々に基づき、1つの画像を形成する画像処理装置6と、
画像処理装置6の出力信号を受けて画像を表示するモニ
タ7とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無染色の標本を
観察するための顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の顕微鏡としては、例え
ば、微分干渉顕微鏡、モジュレーション・コントラスト
顕微鏡が知られている。モジュレーション・コントラス
ト顕微鏡は、コンデンサレンズの瞳面内の偏心した位置
に矩形のスリットが位置するように配置されたスリット
板と、スリット内に一部が突出するように配置された偏
光板と、光源側に設けられたコントラスト調整用の回転
偏光板と、スリット板と共役な対物レンズの瞳面に配置
され、矩形の光吸収膜を有するモジュレータとを備え
る。モジュレータは、矩形の光吸収膜がスリットの像と
合致するように配置される。この顕微鏡は、目で見えな
い無染色の標本の光学的勾配(位相傾斜情報)を光の強
度変化に変えて可視化する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記微分干渉顕微鏡で
は、偏光特性のない対物レンズ、偏光素子及びウォラス
トンプリズムなどの高価な光学素子が必要であり、かつ
偏光素子及びウォラストンプリズムの方位を微調整しな
ければならないという問題があった。
【0004】上記モジュレーション・コントラスト顕微
鏡では、スリット板とモジュレータとを共役な位置に精
度よく配置すると共に、光吸収膜がスリットの像と合致
するようにモジュレータを微調整しなければならないと
いう問題があった。また、シャーレ内の標本を微分干渉
顕微鏡で観察する場合、標本像が観察できないという問
題もあった。
【0005】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は面倒な調整作業が不要で、かつ高
価な光学素子を用いずに無染色の標本の観察を可能にし
た顕微鏡を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明に係る顕微鏡は、コンデンサレン
ズを有し、ステージ上に載置された標本に対してケーラ
ー照明法による透過照明を行う照明系と、前記標本の像
を形成するための結像光学系とを備えた顕微鏡におい
て、前記コンデンサレンズの瞳面を通過する照明光を、
前記結像光学系の光軸に対して傾斜するように偏向させ
る偏向手段と、前記偏向手段を支持し、前記光軸に対す
る傾斜方向を変更可能であり、かつ前記傾斜方向の異な
る少なくとも2つの照明光を切り替える切替手段と、前
記標本の像を受け、画像信号を出力する撮像手段と、前
記異なる位置を通過した照明光の各々による照明時に得
られる前記画像信号の各々に基づき、1つの画像を形成
する画像処理手段と、前記画像処理手段の出力信号を受
けて画像を表示するモニタとを備えることを特徴とす
る。
【0007】切替手段が方向の異なる少なくとも2つの
照明光を切り替え、各照明光により光軸に対して斜めの
方向から標本が照明される。各照明光による照明時に撮
像手段から出力される画像信号は、標本の組織内の吸
収、散乱、屈折の条件が異なる画像を含んでいる。この
ような条件の異なる少なくとも2つの画像信号に基づき
画像処理手段が1つの画像を形成するので、無染色の標
本のコントラストを強調した画像が得られ、この画像が
モニタで表示される。
【0008】請求項2記載の発明に係る顕微鏡は、請求
項1に記載の顕微鏡において、前記画像処理手段は、前
記照明光の傾斜方向が前記光軸に対して対称となる2方
向からの照明時の画像信号を得、各々の画像信号の差を
演算することを特徴とする。
【0009】画像処理手段が対称な異なる2方向からの
照明による画像信号の差を演算することによってコント
ラストのよい標本像を形成できる。
【0010】請求項3記載の発明に係る顕微鏡は、請求
項1又は2に記載の顕微鏡において、前記偏向手段は前
記コンデンサレンズの瞳面近傍に配置される偏向光学素
子であることを特徴とする。
【0011】照明光を全開口で利用できるので、使用し
ているコンデンサレンズの性能を十分に発揮させること
ができ、最高の分解能を得ることができる。
【0012】請求項4記載の発明に係る顕微鏡は、ステ
ージ上に載置された標本に対してケーラー照明法による
透過照明を行う照明系と、前記標本の像を形成するため
の結像光学系とを備えた顕微鏡において、照明光を、前
記結像光学系の光軸に対して傾斜するように偏向させる
偏向手段と、前記偏向手段を支持し、前記光軸に対する
傾斜方向を変更可能であり、かつ前記傾斜方向の異なる
少なくとも2つの照明光を切り替える切替手段と、前記
標本の像を受け、画像信号を出力する撮像手段と、前記
異なる位置を通過した照明光の各々による照明時に得ら
れる前記画像信号の各々に基づき、1つの画像を形成す
る画像処理手段と、前記画像処理手段の出力信号を受け
て画像を表示するモニタとを備えることを特徴とする。
【0013】切替手段が方向の異なる少なくとも2つの
照明光を切り替え、各照明光により光軸に対して斜めの
方向から標本が照明される。各照明光による照明時に撮
像手段から出力される画像信号は、標本の組織内の吸
収、散乱、屈折の条件が異なる画像を含んでいる。この
ような条件の異なる少なくとも2つの画像信号に基づき
画像処理手段が1つの画像を形成するので、無染色の標
本のコントラストを強調した画像が得られ、この画像が
モニタで表示される。
【0014】請求項5記載の発明に係る顕微鏡は、請求
項4に記載の顕微鏡において、前記偏向手段は前記結像
光学系の光軸に対して傾斜するように配置されているコ
ンデンサレンズであることを特徴とする。
【0015】コンデンサレンズによって偏向を行わせ、
偏向光学素子を省略できるので、顕微鏡を小型かつ安価
に構成できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0017】図1はこの発明の第1の実施形態に係る顕
微鏡の概略構成図、図2(a),(b)は図1に示す顕
微鏡で使用される回転円盤の平面図である。
【0018】図1に示す顕微鏡は、ステージ1上に載置
された無染色の標本(例えば透明無染色の生細胞)2の
像を形成する対物レンズ(結像光学系)3と、対物レン
ズ3の光軸に対して斜めの方向から標本2を照明すると
共に、方向の異なる照明光を切り替えて照射する斜光照
明装置(照明系)4と、対物レンズ3の上方に載置され
たテレビカメラ(撮像手段)5と、画像処理装置(画像
処理手段)6と、モニタ7とを備えている。
【0019】斜光照明装置4は、光源41と、コレクタ
レンズ42と、視野絞り43と、フィールドレンズ44
と、コンデンサレンズ45と、開口絞り46と、楔型プ
リズム(偏向手段)47と、回転円盤(切替手段)48
とから構成され、標本2を均一に照明するため、ケーラ
ー照明法にそった配置としている。
【0020】光源41はハロゲンランプ、水銀ランプ、
キセノンランプ、レーザ光等からなり、照明光を出射す
る。
【0021】コレクタレンズ42は、例えば凸レンズか
らなり、光源41からの光を集め、これらの集めた光を
損失なく次のフィールドレンズ44へ進ませる。
【0022】視野絞り43はコレクタレンズ42とフィ
ールドレンズ44との間の、標本2と光学的に共役な位
置に配置され、標本2への照明範囲を調整又は制御す
る。
【0023】コンデンサレンズ(照明光学系)45は対
物レンズ3と同軸な光軸を有し、光源41からの光を平
行光として標本2を照射する。
【0024】開口絞り46はコンデンサレンズ45の瞳
面に配置され、照明光の開口数(明るさ)を変える。
【0025】楔型プリズム47A,47Bは所定の頂角
を有し、瞳面を通過する照明光を対物レンズ(結像光学
系)3の光軸に対して傾斜するように偏向する。なお、
標本像をコントラストよく観察するためには、1つの画
像を得るための2つの照明光の標本に対する傾斜角が大
きい楔型プリズム47A,47Bが望ましく、かつ楔型
プリズム47A,47Bの傾斜が光軸に対して対称にな
っていることが望ましい。
【0026】回転円盤48には2つの楔型プリズム47
A,47Bがコンデンサレンズ13の瞳面内における互
いに180°ずれた位置に保持されている(図2(a)
参照)。回転円盤48として、例えば、一般にターレッ
トコンデンサと呼ばれるコンデンサに使用される回転円
盤を用いることができる。回転円盤48を回転軸48a
に設けられたモータMによって回転させることにより、
楔型プリズム47A,47Bをコンデンサレンズ45の
光路内に選択的に位置させる。
【0027】このような配置により、楔型プリズム47
Aが光路内にあるときには、フィールドレンズ44から
の光は、楔型プリズム47Aにより曲げられ、コンデン
サレンズ45に入射し、コンデンサレンズ45によって
平行光となって標本2を光軸に対して傾斜した方向から
照明する。
【0028】一方、楔型プリズム47Bが光路内にある
ときには、フィールドレンズ44からの光は、楔型プリ
ズム47Bにより曲げられ、コンデンサレンズ45に入
射し、コンデンサレンズ45によって平行光となって標
本2を光軸に対して前記傾斜方向と対称な傾斜方向から
照明する。
【0029】また、回転円盤48がモータMによって回
転するとき、楔型プリズム47A,47Bが交互に光路
内に入る切り替え位置で回転円盤48を停止させるため
の位置決め機構が設けられている。
【0030】この位置決め機構は、例えば、前記切り替
え位置を検出し検出信号を出力するセンサと、このセン
サから検出信号を受けたときにモータMへ停止指令を出
力し、この出力時から所定時間経過後にモータMへ駆動
指令を出力する制御部で構成することができる。これに
よって、回転円盤48を切り替え位置の間で180°ず
つ回転させることができる。
【0031】また、2つの楔型プリズム47A,47B
の何れが光路内に位置しているのかを識別し、識別信号
を画像処理装置6へ出力するプリズム識別部が設けられ
ている。
【0032】プリズム識別部は、回転円盤48の外周に
設けられた識別片48A,48Bと、検出器16とから
構成されている。
【0033】回転円盤48の外周には、楔型プリズム4
7Aに対応する箇所に識別片48Aが、楔型プリズム4
7Bに対応する箇所に識別片48Bがそれぞれ設けられ
ている。
【0034】検出器16は、回転円盤48の外周で、光
路の近傍に設けられている。検出器16は、識別片48
A,48Bをそれぞれ検出し、オン信号を出力する第
1、第2の検出部を有する。この検出器16は、識別片
48A,48Bを光学式、磁気式あるいは機械式に検出
できるものであればよい。
【0035】テレビカメラ(以下、単にカメラという)
5は、対物レンズ3により形成される標本2の像を受
け、その像の光強度分布に応じた画像信号を出力する。
カメラ5は、その結像面が対物レンズ3の結像位置と合
致する位置に配置されている。カメラ5は、例えば2次
元CCDカメラで構成される。
【0036】画像処理装置6は、検出器16の第1、第
2の検出部から出力されるオン信号により、楔型プリズ
ム47A,47Bの何れが光路内に位置しているのかを
識別し、その識別結果に応じた処理を行なう。
【0037】また、画像処理装置6は、楔型プリズム4
7Aを用い、標本2が光軸に対して傾斜した方向から照
明されたときにカメラ5から出力される第1の画像信号
と、楔型プリズム47Bを用い、標本2が前記傾斜方向
と対称な傾斜方向から照明されたときにカメラ5から出
力される第2の画像信号との差を演算して1つの画像を
形成し、その画像を表わす制御信号をモニタ7へ出力す
るように構成されている。
【0038】そのために、画像処理装置6は、カメラ5
から出力される画像信号を記憶するフレームメモリと、
前記第1及び第2の画像信号の差を演算する減算部とを
備える。
【0039】モニタ7は、画像処理装置6により形成さ
れた画像をモニタ画面上に表示する。
【0040】次に、上記構成を有する第1の実施形態の
動作を説明する。
【0041】回転円盤11をモータを駆動して回転させ
て楔型プリズム47Aを図1に示すようにコンデンサレ
ンズ45の光路内に位置させると、楔型プリズム47A
を通った光が光軸に対して斜めの方向からコンデンサレ
ンズ45に入射し、コンデンサレンズ45によって平行
光(図1の照明光A)となる。この平行光Aによって標
本2が光軸に対して斜めの方向から照明される。
【0042】このとき、画像処理装置6は検出器16か
らの識別信号に基づき楔型プリズム47Aが光路内に位
置していることを識別するので、カメラ5から出力され
る画像信号(第1の画像信号)が画像処理装置6のフレ
ームメモリに記憶される。
【0043】次に、モータMの回転により回転円盤48
が180°回転し、楔型プリズム47Bが光路内に位置
すると、回転円盤48が停止する。この切り替え位置で
は、標本2が光軸に対して照明光Aと対称な方向からの
照明光(照明光Bとする)によって照明される。
【0044】このとき、画像処理装置6は検出器16か
らの識別信号に基づき楔型プリズム47Bが光路内に位
置していることを識別するので、このときカメラ5から
出力される画像信号(第2の画像信号)とフレームメモ
リに記憶された第1の画像信号との差が画像処理装置6
の減算部で演算されて1つの画像が形成される。この画
像がモニタ7のモニタ画面上に表示される。
【0045】回転円盤48をモータMによって1回転さ
せることにより得られる、第1及び第2の画像信号は、
方向の異なる2つの照明光によりそれぞれ光軸に対して
斜めの方向から標本2を照明したときに得られるもので
あるので、標本2の組織内の吸収、散乱、屈折の条件が
異なる画像を含んでいる。
【0046】第1の実施形態によれば、このように条件
の異なる2つの画像信号に基づき画像処理装置6が1つ
の画像を形成することにより、モニタ7で無染色の標本
のコントラストを強調した画像を自動的に得ることがで
きる。
【0047】また、顕微鏡の分解能は、照明側の開口数
と対物レンズの開口数で決まり、 λ/{(コンデンサレンズの開口数)+(対物レンズの
開口数)} で求められる。ここで、λは使用する光源の波長であ
る。
【0048】したがって、この第1の実施形態によれ
ば、照明光は全開口を利用できるので、使用しているコ
ンデンサレンズの性能を十分に発揮させることができ、
最高の分解能を得ることができる。
【0049】なお、開口数とはレンズから標本に入射す
る光の最大角度から求められる数で、角度が大きい程開
口数も大きくなる。したがって、同じコンデンサレンズ
の場合、開口絞りが最大に開いたとき、そのレンズの最
大開口数、すなわち最高の分解能を発揮することができ
る。
【0050】また、楔型プリズム47A,47Bの頂角
を変えることで照明光の標本2に対する傾斜角を変えれ
ば、標本2を異なったコントラストで観察することがで
きる。
【0051】上記の説明は図2(a)の回転円盤を用い
た場合であるが、次に図2(b)の回転円盤を用いた場
合を説明する。
【0052】この場合は、回転円盤148上に4つの楔
型プリズム147A,147B,147C,147Dが
コンデンサレンズ45の瞳面内における互いに90°ず
れた位置に保持されている。
【0053】回転円盤148がモータMによって矢印方
向に回転するとき、楔型プリズム147A,147B,
147C,147Dの各々がこの順で光路内に入る各切
り替え位置で回転円盤148を停止させるための位置決
め機構が設けられている。
【0054】この位置決め機構は、例えば、前記各切り
替え位置を検出し検出信号を出力するセンサと、このセ
ンサから検出信号を受けたときにモータMへ停止指令を
出力し、この出力時から所定時間経過後にモータMへ駆
動指令を出力する制御手段で構成することができる。こ
れによって、回転円盤11を各切り替え位置の間で90
°ずつ回転させることができる。
【0055】また、4つの楔型プリズム147A,14
7B,147C,147Dのうちの何れの楔型プリズム
が光路内に位置しているのかを識別し、識別信号を画像
処理装置6へ出力するプリズム識別部が設けられてい
る。プリズム識別部は、回転円盤148の外周に設けら
れた第1の識別片148A及び第2の識別片148B
と、検出器116とから構成されている。
【0056】回転円盤148の外周には、楔型プリズム
147Aに対応する箇所に第1、第2の識別片148
A,148Bが、楔型プリズム147Bに対応する箇所
に第1の識別片148Aが、楔型プリズム147Dに対
応する箇所に第2の識別片148Bがそれぞれ設けられ
ている。回転円盤148の外周の楔型プリズム147C
に対応する箇所には、第1、第2の識別片148A,1
48Bのいずれも設けられていない。
【0057】検出器116は、回転円盤148の外周
で、光路の近傍に設けられている。検出器116は、第
1、第2の識別片148A,148Bの有無をそれぞれ
検出し、オン、オフ信号を出力する第1、第2の検出部
を有する。この検出器116は、第1、第2の識別片1
48A,148Bの有無を光学式、磁気式あるいは機械
式に検出できるものであればよい。
【0058】そして、画像処理装置6は、検出器116
の第1、第2の検出部から出力されるオン、オフ信号の
組合わせにより、4つの楔型プリズム147A,147
B,147C,147Dのうちの何れの楔型プリズムが
光路内に位置しているのかを識別し、その識別結果に応
じた処理を行なうように構成されている。
【0059】具体的には、楔型プリズム147Aが光路
内に位置しているのを識別したとき、カメラ5から出力
される画像信号をフレームメモリに記憶し、次に楔型プ
リズム147Bを識別したとき、カメラ5から出力され
る画像信号と記憶された画像信号との差を演算し、次に
楔型プリズム147Cを識別したとき、カメラ5から出
力される画像信号をフレームメモリに記憶し、次に楔型
プリズム147Dを識別したとき、カメラ5から出力さ
れる画像信号と記憶された画像信号との差を演算するよ
うになっている。
【0060】次に、上記構成における動作を説明する。
【0061】楔型プリズム147Aが光路内に位置して
いるとき、第1の実施形態の場合と同様に照明光Aによ
って標本2が光軸に対して斜めの方向から照明される。
【0062】このとき、画像処理装置6は検出器116
からの識別信号に基づき楔型プリズム147Aが光路内
に位置していることを識別するので、カメラ5から出力
される画像信号(第1の画像信号)が画像処理装置6の
フレームメモリに記憶される。
【0063】次に、モータMの回転により回転円盤14
8が図2(b)に示す位置から矢印方向に90°回転
し、楔型プリズム147Bが光路内に位置すると、回転
円盤148が停止する。この切り替え位置では、標本2
が光軸に対して照明光Aとは異なる斜めの方向から照明
される。
【0064】このとき、画像処理装置6は検出器116
からの識別信号に基づき楔型プリズム147Bが光路内
に位置していることを識別するので、このときカメラ5
から出力される画像信号(第2の画像信号)とフレーム
メモリに記憶された第1の画像信号との差が画像処理装
置6で演算されて1つの画像が形成される。この画像が
モニタ7のモニタ画面上に表示される。
【0065】次に、モータMの回転により回転円盤14
8がさらに矢印方向に90°回転し、楔型プリズム14
7Cが光路内に位置すると、回転円盤48が停止する。
この切り替え位置では、楔型プリズム147Cを通った
光が光軸に対して斜めの方向からコンデンサレンズ45
に入射し、コンデンサレンズ45によって平行光とな
る。この平行光によって標本2が前記照明光とは異なる
斜めの方向から照明される。
【0066】このとき、画像処理装置6は検出器116
からの識別信号に基づき楔型プリズム147Cが光路内
に位置していることを識別するので、カメラ5から出力
される画像信号(第3の画像信号)が画像処理装置6の
フレームメモリに記憶される。
【0067】次に、モータMの回転により回転円盤14
8がさらに矢印方向に90°回転し、楔型プリズム14
7Dが光路内に位置すると、回転円盤148が停止す
る。この切り替え位置では、楔型プリズム147Dを通
った光が光軸に対して斜めの方向からコンデンサレンズ
45に入射し、コンデンサレンズ45によって平行光と
なる。この平行光によって標本2が前記照明光とは異な
る斜めの方向から照明される。
【0068】このとき、画像処理装置6は検出器116
からの識別信号に基づき楔型プリズム147Dが光路内
に位置していることを識別するので、このときカメラ5
から出力される画像信号(第4の画像信号)とフレーム
メモリに記憶された第3の画像信号との差が画像処理装
置6で演算されて1つの画像が形成される。この画像が
モニタ7のモニタ画面上に表示される。
【0069】すなわち、回転円盤148をモータMによ
って1回転させることにより、モニタ7に表示される2
つの画像を自動的に得ることができる。
【0070】2つの画像の一方は、楔型プリズム147
A,147Bがそれぞれ光路内に位置したときに得られ
る第1及び第2の画像信号に基づいて得られ、その他方
は、楔型プリズム147C,147Dがそれぞれ光路内
に位置したときに得られる第3及び第4の画像信号に基
づいて得られる。
【0071】第1及び第2の画像信号に基づいて得られ
る画像と、第3及び第4の画像信号に基づいて得られる
画像とは、照明光の方向が90°異なっているので、影
の付く方向(微分干渉顕微鏡による観察におけるシアー
方向)の異なる2種類の画像を得ることができる。
【0072】この図2(b)を用いた場合も図2(a)
を用いた場合と同様の効果を発揮できる。
【0073】図3は第1実施形態に係る顕微鏡の回転円
盤の変形例を示す図である。
【0074】この変形例ではモータMの回転軸81aに
設けられたギヤ81と噛み合うギヤ82が回転円盤24
8の外周に形成されている。したがって、この回転円盤
248を矢印のように回転させることで楔型プリズム4
7を常に光路上に位置したまま照明光を偏向させること
ができる。
【0075】モータMには回転位置検出のため、ポテン
ショメータやエンコーダ等の回転位置検出器216が設
けられ、この回転位置検出器は、例えば楔型プリズム4
7の頂角の指す方向を示す信号を出力する。
【0076】画像処理装置6は検出器216からの信号
に基づきカメラ5から出力される画像信号(第2の画像
信号)とフレームメモリに記憶された第1の画像信号と
の演算を行い画像が形成される。この画像がモニタ7の
画面上に表示される。
【0077】この変形例によれば、第1実施形態と同様
に全開口を利用できるとともに、以下の効果を発揮でき
る。 楔型プリズム47を回転させるので、連続的又は任意
の位置で画像を得ることができる。 回転円盤248を毎秒30回の回転数速度で回転させ
ることでビデオレートでの画像を得ることができるよう
になるので、標本2の画像を動画としてモニタ7にリア
ルタイムで表示させることができるようになる。 任意の方向の照明光を組み合わせることができる。 回転円盤を小さくでき分顕微鏡を小型に構成できる。
【0078】なお、回転円盤248を用いずに楔型プリ
ズム47自体を回転させ、任意の位置で画像を取得する
ことで、任意の方向に影を付けた画像を取得することも
できる。
【0079】図4は第2実施形態に係る図1はこの発明
の第1の実施形態に係る顕微鏡の概略構成図であり、図
1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0080】この実施形態は、例えば図2(a)の構成
の回転円盤48を用いるとき、楔型プリズム47A,4
7Bを用いる代わりにコンデンサレンズ45A,45B
を光軸に対して傾斜して配置し、照明光の偏向を行わせ
るようにした点が第1実施形態と異なる点である。
【0081】コンデンサレンズ45A,45Bは回転円
盤48に異なる傾斜をもって、例えば図2(a)に示す
ように取り付けられる。なお、コンデンサレンズ45B
は光路に入ったとき、照明光の傾斜方向が光軸を挟んで
コンデンサレンズ45Aの場合と対称になる。
【0082】この第2実施形態によれば、第1実施形態
と同様の効果を発揮できる。また、楔型プリズムを用い
ない分だけ顕微鏡を小型かつ安価に構成できる。
【0083】図5は第2実施形態に係る顕微鏡の回転円
盤の変形例を示す図であり、図3と同一部分には同一符
号を付す。
【0084】この変形例では楔型プリズムを用いる代わ
りに光軸に対して傾斜させたコンデンサレンズを用い、
回転円盤248を矢印のように回転させることでコンデ
ンサレンズ45を常に光路上に位置したまま照明光を偏
向させることができる。
【0085】この変形例によれば、第1実施形態の変形
例と同様の効果を発揮できる。また、楔型プリズムを用
いない分顕微鏡を安価に構成できる。
【0086】なお、画像処理装置6は2つの画像の減算
を行う以外に、2つの画像の加算、割り算、平均化処理
等の演算処理を行ってもよい。これらの計算は標本の種
類に応じてその標本に最適な演算処理を行うようにすれ
ば良い。また、2つの画像の演算処理に限らず、3つ又
は4つの照明方向の異なる画像を演算処理するようにし
ても良い。
【0087】また、上記各実施形態では、コンデンサレ
ンズ45によって平行光となった照明光による照明(ケ
ーラ照明法による照明)を行なっているが、この発明は
照明光が平行光でない場合にも適用できる。
【0088】また、図3、図5に示す変形例において
は、模型プリズムやコンデンサレンズを回転させている
が、それ自体(模型プリズムやコンデンサレンズ)の傾
きを変化させることにより異なる角度の照明光を得るよ
うにしても良い。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係る顕微鏡によれば、切替手段が方向の異なる少な
くとも2つの照明光を切り替え、各照明光により光軸に
対して斜めの方向から標本が照明される。各照明光によ
る照明時に撮像手段から出力される画像信号は、標本の
組織内の吸収、散乱、屈折の条件が異なる画像を含んで
いる。このような条件の異なる少なくとも2つの画像信
号に基づき画像処理手段が1つの画像を形成するので、
無染色の標本のコントラストを強調した画像が得られ、
この画像がモニタで表示される。したがって、面倒な調
整作業が不要で、かつ高価な光学素子を用いずに無染色
の標本の観察が可能になる。
【0090】請求項2記載の発明に係る顕微鏡によれ
ば、画像処理手段が対称な異なる2方向からの照明によ
る画像信号の差を演算することによってコントラストの
よい標本像を形成できる。
【0091】請求項3記載の発明に係る顕微鏡によれ
ば、照明光を全開口で利用できるので、使用しているコ
ンデンサレンズの性能を十分に発揮させることができ、
最高の分解能を得ることができる。
【0092】請求項4記載の発明に係る顕微鏡によれ
ば、切替手段が方向の異なる少なくとも2つの照明光を
切り替え、各照明光により光軸に対して斜めの方向から
標本が照明される。各照明光による照明時に撮像手段か
ら出力される画像信号は、標本の組織内の吸収、散乱、
屈折の条件が異なる画像を含んでいる。このような条件
の異なる少なくとも2つの画像信号に基づき画像処理手
段が1つの画像を形成するので、無染色の標本のコント
ラストを強調した画像が得られ、この画像がモニタで表
示される。したがって、面倒な調整作業が不要で、かつ
高価な光学素子を用いずに無染色の標本の観察が可能に
なる。
【0093】請求項5記載の発明に係る顕微鏡によれ
ば、コンデンサレンズによって偏向を行わせ、偏向光学
素子を省略できるので、顕微鏡を小型かつ安価に構成で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1の実施形態に係る顕微鏡
の概略構成図である。
【図2】図2(a),(b)は図1に示す顕微鏡で使用
される回転円盤の平面図である。
【図3】図3は第1実施形態に係る顕微鏡の回転円盤の
変形例を示す図である。
【図4】図4は第2実施形態に係る図1はこの発明の第
1の実施形態に係る顕微鏡の概略構成図である。
【図5】図5は第2実施形態に係る顕微鏡の回転円盤の
変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 ステージ 2 標本 3 対物レンズ(結像光学系) 4 斜光照明装置(照明系) 5 テレビカメラ(撮像手段) 6 画像処理装置(画像処理手段) 7 モニタ 45 コンデンサレンズ 47 楔型プリズム(偏向手段) 48 回転円盤(切替手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサレンズを有し、ステージ上に
    載置された標本に対してケーラー照明法による透過照明
    を行う照明系と、前記標本の像を形成するための結像光
    学系とを備えた顕微鏡において、 前記コンデンサレンズの瞳面を通過する照明光を、前記
    結像光学系の光軸に対して傾斜するように偏向させる偏
    向手段と、 前記偏向手段を支持し、前記光軸に対する傾斜方向を変
    更可能であり、かつ前記傾斜方向の異なる少なくとも2
    つの照明光を切り替える切替手段と、 前記標本の像を受け、画像信号を出力する撮像手段と、 前記異なる位置を通過した照明光の各々による照明時に
    得られる前記画像信号の各々に基づき、1つの画像を形
    成する画像処理手段と、 前記画像処理手段の出力信号を受けて画像を表示するモ
    ニタとを備えることを特徴とする顕微鏡。
  2. 【請求項2】 前記画像処理手段は、前記照明光の傾斜
    方向が前記光軸に対して対称となる2方向からの照明時
    の画像信号を得、各々の画像信号の差を演算することを
    特徴とする請求項1に記載の顕微鏡。
  3. 【請求項3】 前記偏向手段は前記コンデンサレンズの
    瞳面近傍に配置される偏向光学素子であることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の顕微鏡。
  4. 【請求項4】 ステージ上に載置された標本に対してケ
    ーラー照明法による透過照明を行う照明系と、前記標本
    の像を形成するための結像光学系とを備えた顕微鏡にお
    いて、 照明光を、前記結像光学系の光軸に対して傾斜するよう
    に偏向させる偏向手段と、 前記偏向手段を支持し、前記光軸に対する傾斜方向を変
    更可能であり、かつ前記傾斜方向の異なる少なくとも2
    つの照明光を切り替える切替手段と、 前記標本の像を受け、画像信号を出力する撮像手段と、 前記異なる位置を通過した照明光の各々による照明時に
    得られる前記画像信号の各々に基づき、1つの画像を形
    成する画像処理手段と、 前記画像処理手段の出力信号を受けて画像を表示するモ
    ニタとを備えることを特徴とする顕微鏡。
  5. 【請求項5】 前記偏向手段は前記結像光学系の光軸に
    対して傾斜するように配置されているコンデンサレンズ
    であることを特徴とする請求項4に記載の顕微鏡。
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