JPH10288690A - 原子炉圧力容器給水ノズルのセーフエンド部交換方法及び交換部構造 - Google Patents

原子炉圧力容器給水ノズルのセーフエンド部交換方法及び交換部構造

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JPH10288690A
JPH10288690A JP9097332A JP9733297A JPH10288690A JP H10288690 A JPH10288690 A JP H10288690A JP 9097332 A JP9097332 A JP 9097332A JP 9733297 A JP9733297 A JP 9733297A JP H10288690 A JPH10288690 A JP H10288690A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接後熱処理を一度で済ませるようにすると
共に、ノズル本体の開口周縁部分に溶接後熱処理による
残留応力が生じるのを防止し得るようにする。 【解決手段】 原子炉圧力容器1の給水ノズル3のノズ
ル本体11から一部を所要量だけ残した状態で炭素鋼製
の古いセーフエンドを切断し、切断し残された旧セーフ
エンド残留部24に、サーマルスリーブ取付部19を備
えた炭素鋼製の新しいセーフエンド25を溶接し、セー
フエンド25のサーマルスリーブ取付部19に炭素鋼製
の新しいサーマルスリーブ22を溶接して、セーフエン
ド25とサーマルスリーブ22とを一体化し、旧セーフ
エンド残留部24とセーフエンド25との溶接部26及
びサーマルスリーブ取付部19とサーマルスリーブ22
との溶接部23に対し同時に、溶接後熱処理を一回だけ
施すようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉圧力容器給
水ノズルのセーフエンド部交換方法及び交換部構造に関
するものであり、より詳しくは、溶接後熱処理を一度で
済ませるようにすると共に、ノズル本体の開口周縁部分
に溶接後熱処理による残留応力が生じるのを防止し得る
ようにした原子炉圧力容器給水ノズルのセーフエンド部
交換方法及び交換部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、原子炉圧力容器1に
は、内部へ給水2を取り入れるための給水ノズル3が取
付けられている。
【0003】尚、図中、4は原子炉圧力容器1の容器本
体、5は原子炉圧力容器1の上蓋部、6は原子炉圧力容
器1の内部に設けられた炉心部、7は原子炉圧力容器1
内部で加熱された高温の炉水、8は原子炉圧力容器1の
支持脚部である。
【0004】上記給水ノズル3は、図5に示すように、
低合金鋼製の容器本体4に形成した開口部9に溶接固定
(溶接部10)される低合金鋼製のノズル本体11と、
外部からの給水2を送給するための炭素鋼製の給水配管
12と前記ノズル本体11の間に溶接によって取付けら
れて(溶接部13、溶接部14)、低合金鋼と炭素鋼と
いう異材間の溶接を継手となって補助する異材継手機能
(溶接が難しい低合金鋼製のノズル本体11と炭素鋼製
のセーフエンド15との間は工場で溶接しておき、溶接
が容易な炭素鋼製のセーフエンド15と炭素鋼製の給水
配管12との間を現地で溶接させるようにする)や、肉
厚の異なるノズル本体11と給水配管12とを接合する
際の肉厚変化位置となる肉厚変化位置設定機能や、外力
や応力などが作用した時に自らが破損されることにより
ノズル本体11などの破損を防止し且つ補修位置を特定
させるための破損補修位置特定機能などの様々な機能を
持つ炭素鋼製のセーフエンド15とで構成されている。
【0005】そして、容器本体4内面側におけるノズル
本体11の開口周縁部分16は、原子炉圧力容器1の内
圧が掛り、且つ、応力が集中し易い形状をし、更に、低
温の給水2と高温の炉水7とが合流する位置にあるた
め、疲労破壊を起こすおそれがあるので、セーフエンド
15からノズル本体11の開口周縁部分16までの範囲
の部分に、図6に示すような多重のサーマルスリーブ1
7を取付けて、容器本体4内面側におけるノズル本体1
1の開口周縁部分16にて、低温の給水2と高温の炉水
7とが合流されることを防止し、以て、ノズル本体11
の開口周縁部分16に疲労破壊が起こるのを防止させる
ようにしている。
【0006】しかし、セーフエンド15とサーマルスリ
ーブ17との間には、ニッケル基合金製などのシール1
8が取付けられているので、異種金属の間に生じる電位
差によって、シール18部分に腐食が発生することか
ら、セーフエンド15やサーマルスリーブ17は検査
し、必要となれば補修しなければならないものとされて
いる。
【0007】しかし、セーフエンド15とサーマルスリ
ーブ17を補修する作業は、手間が掛るため、又、原子
炉圧力容器1の製造当時は、技術的な問題から別体型と
せざるを得なかったところ、技術の進歩により今日では
一体型で構成することが可能となったため、腐食等の問
題がなく、より寿命の長いサーマルスリーブ一体型のセ
ーフエンドに交換することが可能となっている。
【0008】サーマルスリーブ一体型のセーフエンドへ
の交換手段は、先ず、溶接部13でノズル本体11から
古いセーフエンド15を切断し、次に、図7に示すよう
に、切断されたノズル本体11の先端部分に、サーマル
スリーブ取付部19を備えた炭素鋼製の新しいセーフエ
ンド20を溶接して(溶接部21)、溶接後に溶接部2
1に対し溶接の余熱が残っているうちに溶接後熱処理を
行い、最後に、図8に示すように、炭素鋼製のセーフエ
ンド20のサーマルスリーブ取付部19に炭素鋼製の新
しいサーマルスリーブ22を溶接して(溶接部23)、
セーフエンド20とサーマルスリーブ22とを一体化
し、溶接部23に対し溶接後熱処理を行うというもので
ある。
【0009】このように、セーフエンド20とサーマル
スリーブ22とを一体化したものに交換することによっ
て、ニッケル基合金製などのシール18がなくなるの
で、腐食等の問題がなくなり、より長寿命化を得ること
ができるようになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記サ
ーマルスリーブ一体型のセーフエンドへの交換手段に
は、以下のような問題があった。
【0011】即ち、低合金鋼製のノズル本体11の先端
部分と、炭素鋼製の新しいセーフエンド20との異材間
を現地で直接溶接するようにしているが、低合金鋼と炭
素鋼との間の溶接は難しく、低合金鋼は異材間の溶接に
より熱影響部割れを起こす可能性があるので、熱影響部
割れを防止するために、溶接の余熱が残っているうちに
直ちに溶接後熱処理を行わなければならず、溶接後熱処
理が大変である。
【0012】又、炭素鋼製の新しいセーフエンド20の
サーマルスリーブ取付部19に炭素鋼製の新しいサーマ
ルスリーブ22を溶接した後にも別に溶接後熱処理が行
われるので(こちらは炭素鋼どうしの溶接となるので、
一旦、溶接部23が室温にまで落ちてから溶接後熱処理
を行うようにしても何ら支障はないが)、面倒な溶接後
熱処理を二度行わなければならず、手間が掛る。
【0013】加えて、ノズル本体11の先端部分と新し
いセーフエンド20との溶接部21は、ノズル本体11
の容器本体4内面側における開口周縁部分16に近いの
で、溶接後熱処理を行う際に、開口周縁部分16の温度
が上がって、低合金鋼の降伏点を越えてしまうこととな
り、開口周縁部分16に残留応力が生じてしまう。
【0014】本発明は、上述の実情に鑑み、溶接後熱処
理を一度で済ませるようにすると共に、ノズル本体の開
口周縁部分に溶接後熱処理による残留応力が生じるのを
防止し得るようにした原子炉圧力容器給水ノズルのセー
フエンド部交換方法及び交換部構造を提供することを目
的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、原子炉圧力容
器1の給水ノズル3のノズル本体11から一部を所要量
だけ残した状態で炭素鋼製の古いセーフエンド15を切
断し、切断し残された旧セーフエンド残留部24に、炭
素鋼製の新しいセーフエンド25を溶接し、旧セーフエ
ンド残留部24とセーフエンド25との溶接部26に対
し、溶接後熱処理を施すようにすることを特徴とする原
子炉圧力容器給水ノズルのセーフエンド部交換方法にか
かるものである。
【0016】又、本発明は、原子炉圧力容器1の給水ノ
ズル3のノズル本体11から一部を所要量だけ残した状
態で炭素鋼製の古いセーフエンド15を切断し、切断し
残された旧セーフエンド残留部24に、サーマルスリー
ブ取付部19を備えた炭素鋼製の新しいセーフエンド2
5を溶接し、セーフエンド25のサーマルスリーブ取付
部19に炭素鋼製の新しいサーマルスリーブ22を溶接
して、セーフエンド25とサーマルスリーブ22とを一
体化し、旧セーフエンド残留部24とセーフエンド25
との溶接部26及びサーマルスリーブ取付部19とサー
マルスリーブ22との溶接部23に対し同時に、溶接後
熱処理を一回だけ施すようにすることを特徴とする原子
炉圧力容器給水ノズルのセーフエンド部交換方法にかか
るものである。
【0017】更に、本発明は、原子炉圧力容器1の給水
ノズル3のノズル本体11先端部分に旧セーフエンド残
留部24を備え、旧セーフエンド残留部24に、炭素鋼
製の新しいセーフエンド25を溶接固定したことを特徴
とする原子炉圧力容器給水ノズルのセーフエンド部交換
部構造にかかるものである。
【0018】更に又、原子炉圧力容器1の給水ノズル3
のノズル本体11先端部分に旧セーフエンド残留部24
を備え、旧セーフエンド残留部24に、サーマルスリー
ブ取付部19を備えた炭素鋼製の新しいセーフエンド2
5を溶接固定し、セーフエンド25のサーマルスリーブ
取付部19に炭素鋼製の新しいサーマルスリーブ22を
溶接固定したことを特徴とする原子炉圧力容器給水ノズ
ルのセーフエンド部交換部構造にかかるものである。
【0019】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0020】セーフエンド25とサーマルスリーブ22
とを一体化したものに交換することによって、ニッケル
基合金製などのシールがなくなるので、腐食等の問題が
なくなり、より長寿命化を得ることができるようにな
る。
【0021】そして、低合金鋼製のノズル本体11の先
端部分に、古いセーフエンド15の一部を所要量残す
(旧セーフエンド残留部24)ようにしているので、炭
素鋼製の旧セーフエンド残留部24と、炭素鋼製の新し
いセーフエンド25という同種素材間を溶接することと
なり、炭素鋼どうしの溶接は、低合金鋼と炭素鋼との溶
接と異なり、溶接の余熱が残っている間に直ちに溶接後
熱処理を行わなくとも、溶接による熱影響部割れが生じ
ないので、一旦、溶接部26を室温にまで落とすことが
可能となる。
【0022】その後、新しいセーフエンド25のサーマ
ルスリーブ取付部19に炭素鋼製の新しいサーマルスリ
ーブ22を溶接した後で溶接部23に溶接後熱処理が行
われるので、このとき溶接部26と溶接部23との溶接
後熱処理を同時に行わせるようにすることにより、溶接
後熱処理を一度で済ませることが可能となる。
【0023】しかも、サーマルスリーブ取付部19とサ
ーマルスリーブ22の溶接は、炭素鋼どうしの溶接とな
るので、一旦、溶接部23が室温にまで落ちてから溶接
後熱処理を行うようにしても何ら支障はなく、従って、
一度の溶接後熱処理は、都合の良い時に行うようにする
ことができる。
【0024】加えて、古いセーフエンド15と新しいセ
ーフエンド25との溶接部26は、旧セーフエンド残留
部24の長さの分だけ、ノズル本体11の容器本体4内
面側における開口周縁部分16からの距離が遠くなるの
で、溶接後熱処理を行った際の開口周縁部分16の温度
が低くなる。そこで、旧セーフエンド残留部24を、溶
接後熱処理により開口周縁部分16の温度が低合金鋼の
降伏点を越えない所要の長さとすることにより、開口周
縁部分16に溶接後熱処理による残留応力が生じるのを
防止することができるようになる。
【0025】このように本発明によれば、溶接後熱処理
を一度で済ませるようにすることができると共に、ノズ
ル本体11の開口周縁部分16に残留応力が生じるのを
防止することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
【0027】図1〜図3は、本発明の実施の形態の一例
である。
【0028】給水ノズル及びセーフエンド部分の基本的
な構造については、図5〜図8と同様であるため、同一
の部分については同一の符号を付すことにより説明を省
略する。
【0029】本発明にかかるサーマルスリーブ一体型の
セーフエンドへの交換手段は、先ず図2に示すように、
ノズル本体11から一部を所要量だけ残した状態で炭素
鋼製の古いセーフエンド15を切断し(旧セーフエンド
残留部24)、次に、図3に示すように、切断し残され
た旧セーフエンド残留部24に、サーマルスリーブ取付
部19を備えた炭素鋼製の新しいセーフエンド25を溶
接し(溶接部26)、最後に、図1に示すように、セー
フエンド25のサーマルスリーブ取付部19に炭素鋼製
の新しいサーマルスリーブ22を溶接して(溶接部2
3)、セーフエンド25とサーマルスリーブ22とを一
体化し、最後に、旧セーフエンド残留部24とセーフエ
ンド25との溶接部26及びサーマルスリーブ取付部1
9とサーマルスリーブ22との溶接部23に対し同時
に、溶接後熱処理を一回だけ行うようにする。
【0030】このように、セーフエンド25とサーマル
スリーブ22とを一体化したものに交換することによっ
て、ニッケル基合金製などのシール18がなくなるの
で、腐食等の問題がなくなり、より長寿命化を得ること
ができるようになる。
【0031】そして、低合金鋼製のノズル本体11の先
端部分に、古いセーフエンド15の一部を所要量残す
(旧セーフエンド残留部24)ようにしているので、炭
素鋼製の旧セーフエンド残留部24と、炭素鋼製の新し
いセーフエンド25という同種素材間を溶接することと
なり、炭素鋼どうしの溶接は、低合金鋼と炭素鋼との溶
接と異なり、溶接の余熱が残っている間に直ちに溶接後
熱処理を行わなくとも、溶接による熱影響部割れが生じ
ないので、一旦、溶接部26を室温にまで落とすことが
可能となる。
【0032】その後、新しいセーフエンド25のサーマ
ルスリーブ取付部19に炭素鋼製の新しいサーマルスリ
ーブ22を溶接した後で溶接部23に溶接後熱処理が行
われるので、このとき溶接部26と溶接部23との溶接
後熱処理を同時に行わせるようにすることにより、溶接
後熱処理を一度で済ませることが可能となる。
【0033】しかも、サーマルスリーブ取付部19とサ
ーマルスリーブ22の溶接は、炭素鋼どうしの溶接とな
るので、一旦、溶接部23が室温にまで落ちてから溶接
後熱処理を行うようにしても何ら支障はなく、従って、
一度の溶接後熱処理は、都合の良い時に行うようにする
ことができる。
【0034】加えて、古いセーフエンド15(旧セーフ
エンド残留部24)と新しいセーフエンド25との溶接
部26は、旧セーフエンド残留部24の長さの分だけ、
ノズル本体11の容器本体4内面側における開口周縁部
分16からの距離が遠くなるので、溶接後熱処理を行っ
た際の開口周縁部分16の温度が低くなる。そこで、旧
セーフエンド残留部24を、溶接後熱処理により開口周
縁部分16の温度が低合金鋼の降伏点を越えない所要の
長さとすることにより、開口周縁部分16に溶接後熱処
理による残留応力が生じるのを防止することができるよ
うになる。
【0035】このように本発明によれば、溶接後熱処理
を一度で済ませるようにすることができると共に、ノズ
ル本体11の開口周縁部分16に残留応力が生じるのを
防止することができる。
【0036】尚、本発明は、上述の実施の形態にのみ限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の原子炉圧
力容器給水ノズルのセーフエンド部交換方法及び交換部
構造によれば、溶接後熱処理を一度で済ませるようにす
ると共に、ノズル本体の開口周縁部分に溶接後熱処理に
よる残留応力が生じるのを防止することができるという
優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の部分拡大側方断面
図である。
【図2】給水ノズルの交換手順を示す作動図である。
【図3】図2に続く作動図である。
【図4】原子炉圧力容器の概略全体側断面図である。
【図5】従来例の部分拡大側方断面図である。
【図6】サーマルスリーブを取付けた別の従来例の部分
拡大側方断面図である。
【図7】現在検討中の給水ノズルの交換手順を示す作動
図である。
【図8】図7に続く作動図である。
【符号の説明】
1 原子炉圧力容器 3 給水ノズル 11 ノズル本体 15 古いセーフエンド 19 サーマルスリーブ取付部 22 サーマルスリーブ 23,26 溶接部 24 旧セーフエンド残留部 25 新しいセーフエンド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉圧力容器(1)の給水ノズル
    (3)のノズル本体(11)から一部を所要量だけ残し
    た状態で炭素鋼製の古いセーフエンド(15)を切断
    し、切断し残された旧セーフエンド残留部(24)に、
    炭素鋼製の新しいセーフエンド(25)を溶接し、旧セ
    ーフエンド残留部(24)とセーフエンド(25)との
    溶接部(26)に対し、溶接後熱処理を施すようにする
    ことを特徴とする原子炉圧力容器給水ノズルのセーフエ
    ンド部交換方法。
  2. 【請求項2】 原子炉圧力容器(1)の給水ノズル
    (3)のノズル本体(11)から一部を所要量だけ残し
    た状態で炭素鋼製の古いセーフエンド(15)を切断
    し、切断し残された旧セーフエンド残留部(24)に、
    サーマルスリーブ取付部(19)を備えた炭素鋼製の新
    しいセーフエンド(25)を溶接し、セーフエンド(2
    5)のサーマルスリーブ取付部(19)に炭素鋼製の新
    しいサーマルスリーブ(22)を溶接して、セーフエン
    ド(25)とサーマルスリーブ(22)とを一体化し、
    旧セーフエンド残留部(24)とセーフエンド(25)
    との溶接部(26)及びサーマルスリーブ取付部(1
    9)とサーマルスリーブ(22)との溶接部(23)に
    対し同時に、溶接後熱処理を一回だけ施すようにするこ
    とを特徴とする原子炉圧力容器給水ノズルのセーフエン
    ド部交換方法。
  3. 【請求項3】 原子炉圧力容器(1)の給水ノズル
    (3)のノズル本体(11)先端部分に旧セーフエンド
    残留部(24)を備え、旧セーフエンド残留部(24)
    に、炭素鋼製の新しいセーフエンド(25)を溶接固定
    したことを特徴とする原子炉圧力容器給水ノズルのセー
    フエンド部交換部構造。
  4. 【請求項4】 原子炉圧力容器(1)の給水ノズル
    (3)のノズル本体(11)先端部分に旧セーフエンド
    残留部(24)を備え、旧セーフエンド残留部(24)
    に、サーマルスリーブ取付部(19)を備えた炭素鋼製
    の新しいセーフエンド(25)を溶接固定し、セーフエ
    ンド(25)のサーマルスリーブ取付部(19)に炭素
    鋼製の新しいサーマルスリーブ(22)を溶接固定した
    ことを特徴とする原子炉圧力容器給水ノズルのセーフエ
    ンド部交換部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001201588A (ja) * 1999-11-19 2001-07-27 General Electric Co <Ge> 原子炉内の炉心スプレーtボックス/熱スリーブを交換するための装置及び方法
JP2007278814A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Hitachi Ltd 原子炉給水ノズル

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