JP2005326417A - 沸騰水型原子炉における漏洩している細長い中空部材を補修する方法 - Google Patents

沸騰水型原子炉における漏洩している細長い中空部材を補修する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005326417A
JP2005326417A JP2005140768A JP2005140768A JP2005326417A JP 2005326417 A JP2005326417 A JP 2005326417A JP 2005140768 A JP2005140768 A JP 2005140768A JP 2005140768 A JP2005140768 A JP 2005140768A JP 2005326417 A JP2005326417 A JP 2005326417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stub tube
lower portion
bottom head
pressure vessel
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005140768A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005326417A5 (ja
Inventor
Eric R Willis
エリック・アール・ウィリス
Ranganasu Sanpasu
サンパス・ランガナス
Paul Van Diemen
ポール・バン・ディーメン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2005326417A publication Critical patent/JP2005326417A/ja
Publication of JP2005326417A5 publication Critical patent/JP2005326417A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C13/00Pressure vessels; Containment vessels; Containment in general
    • G21C13/02Details
    • G21C13/032Joints between tubes and vessel walls, e.g. taking into account thermal stresses
    • G21C13/036Joints between tubes and vessel walls, e.g. taking into account thermal stresses the tube passing through the vessel wall, i.e. continuing on both sides of the wall
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L5/00Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions
    • F16L5/02Sealing
    • F16L5/022Sealing by welding
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C17/00Monitoring; Testing ; Maintaining
    • G21C17/017Inspection or maintenance of pipe-lines or tubes in nuclear installations
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

【課題】 沸騰水型原子炉などの原子炉の原子炉圧力容器の制御棒駆動装置ハウジング及び炉心内監視装置ハウジングのような、漏洩している細長い中空部材の補修又は密封に関する。
【解決手段】 原子炉の原子炉圧力容器(10)の底部ヘッドドーム部(44)を通してスタブ管(46)内に挿入され、スタブ管を介して底部ヘッドドーム部に固定的に取付けられた原子炉圧力容器内部の制御棒駆動ハウジング(50)において、上部分(76)と下部分(92)とを備え、該下部分が制御棒駆動ハウジング(50)を切断して前記スタブ管の下方で制御棒駆動ハウジングの一部分を除去することによって形成され、下部分(92)が制御棒駆動ハウジング内の潜在的漏洩経路を密封するために現場で補修を受ける
【選択図】 図2

Description

本発明は、一般的に、沸騰水型原子炉などの原子炉の原子炉圧力容器の制御棒駆動装置ハウジング及び炉心内監視装置ハウジングのような、漏洩している細長い中空部材の補修又は密封に関する。
沸騰水型原子炉は一般的に、原子炉圧力容器(RPV)内に設置された炉心を含む。公知のRPVは、ほぼ円筒形のシェル体を含むことができる。このシェル体は、例えば、直径が約20フィートで厚さが約7インチとなる場合もある。
この円筒形のシェル体は、その上端部で取外し可能な頂部ヘッドによって閉じることができる。頂部ヘッドは、RPVの内に設置された燃料集合体のような構成要素に接近できるように取外し可能である。RPVの円筒形シェル体は、その下端部で該シェル体に溶接されたドーム形の底部ヘッド組立体によって閉じることができる。
制御棒駆動装置組立体のような構成要素がRPV内に延びることができるように、複数の開口を底部ヘッドドーム部内に形成することができる。一般的に、貫通して延びるボアを有するほぼ円筒形のスタブ管を底部ヘッドドーム部に溶接することができ、スタブ管のボアが底部ヘッドドーム部の開口と整列するようになる。円筒形スタブ管は通常、ステンレス鋼又はNi−Cr−Feのような耐食材料で作ることができる。
実施例として制御棒駆動装置組立体の場合、例えば管体などの制御棒駆動装置ハウジングが底部ヘッドドーム部開口とスタブ管ボアとを通して挿入され、該ハウジングはRPV内へ延びることができる。制御棒駆動装置(CRD)ハウジングは、該ハウジングを所望の位置に保持するためにスタブ管に溶接することができる。従って、スタブ管は、一般的に低合金鋼で作られた底部ヘッドドーム部と、一般的に高炭素含有の304ステンレス鋼のようなステンレス鋼で作られたCRDハウジングとの間の移行部品としての役割を果たすことができる。
粒界応力腐食割れ(IGSCC)は、底部ヘッドドーム部をスタブ管へ接合し、且つスタブ管をCRDハウジングへ接合するスタブ管溶接部に近接して発生する公知の現象である。具体的には、スタブ管溶接部は、例えば熱膨張差、原子炉冷却水の格納に必要とされる運転圧力、並びに溶接、冷間加工及び他の不均一な金属処理による残留応力などの他の原因に関連した様々な応力を受ける可能性がある。このような応力は、時として、スタブ管溶接部に近接して亀裂を引き起こす場合がある。
スタブ管溶接部に近接した応力腐食割れが密封されない場合には、そのような亀裂は、スタブ管と底部ヘッドドーム部との間、及びスタブ管とCRDハウジングとの間でそれぞれの潜在的漏洩経路の原因となり望ましくない。従って、何らかのそのような割れが検出された場合には、制御棒駆動装置ハウジングを、例えば底部ヘッドドーム部に対して再密封することが望ましい。
一部の発電プラントにおける304型ステンレス鋼のスタブ管は、容器の溶接後熱処理の結果として、炉を鋭敏化していた。このことは、スタブ管を粒界応力腐食割れ(IGSCC)を受けやすい状態のままにし、漏洩亀裂を生じていた。スタブ管の熱影響域内では、この影響を受けやすい材料のCRDハウジング取付け溶接部において亀裂が観察されてきた。これは結果として、容器下方領域への原子炉冷却液の漏洩経路を生じる。欠陥領域の修復は、スタブ管の位置及び現存の材料状態に起因して事実上不可能である。
底部ヘッドドーム部内でCRDハウジングを補修又は再密封する1つの公知の方法は、スタブ管とCRDハウジングとを完全に交換することを含む。しかしながら、この方法は、時間がかかり、面倒であり、且つ費用がかかる。具体的には、ハウジング及び関連するスタブ管は、部分的に切断され、底部ヘッド組立体内に残存する材料が検査されて、こうした材料が底部ヘッドに破損を与えることなく溶接することができることが確かめられる。次いで、溶接肉盛りが残存する材料を覆って形成され、機械加工されて、新しいスタブ管を該溶接肉盛りに溶接できるようにされる。ただ1つの挿入管の交換工程を行うのに数週間が必要とされる可能性がある。更に、交換作業の殆どはRPV内で行わなければならず、そのことはRPVを完全に無負荷状態にすることを必要とするので望ましくない。
底部ヘッドドーム部内でCRDハウジングを補修又は再密封する別の公知の方法は、CRDハウジングとスタブ管とに対してスリーブを溶接することを含む。しかしながら、この方法は、スタブ管とCRDハウジングとの間の境界面に近接した応力腐食割れに対処するだけである。更に、このスリーブの取付けは、完全にRPV内で行わなければならず、このことは上記で説明したように望ましくない。
底部ヘッドドーム部内でCRDハウジングを補修又は再密封する更に別の公知の方法は、CRDハウジングを底部ヘッドドーム部に回転させて押し込むことを含む。この方法は、スタブ管及びCRDハウジングを交換するよりも迅速ではあるが、CRDハウジングを底部ヘッドドーム部に回転させて押し込むことは、CRDハウジングとドーム部との間に溶接部と同じような緊密な密封を形成しない。更に、回転されて押し込まれたCRDハウジングは、RPVの継続運転後に底部ヘッドドーム部から分離されてしまう可能性があり、そのような場合には再び回転させて押し込まなければならない。しかしながら、CRDハウジングを再び回転させて押し込むことは、多くの場合望ましくなく実用的でもない。
底部ヘッドドーム部内でCRDハウジングを補修又は再密封する更に別の公知の方法は、底部ヘッドドーム部内のCRDハウジングの下部分を除去し交換することを含む。具体的には、CRDハウジングの下部分は、該CRDハウジングの上部分が底部ヘッドドーム部の開口内に挿入され、スタブ管に溶接されたままで残るように切断されて除去される。次に、底部ヘッドドーム部は清浄化され、残存するCRDハウジングの上部分の下端部は機械加工されて、CRDハウジングの交換下部分が残存する上部分に対して溶接できるようにされる。
同様に、CRDハウジングの交換下部分は、残存する上部分に対して溶接できるように機械加工される。次に、CRDハウジングの交換下部分は、底部ヘッドドーム部の開口内に挿入され、残存する上部分に近接して位置決めされる。CRDハウジングの交換下部分及び残存する上部分は、互いに且つ底部ヘッドドーム部に対して焼き戻しビード溶接される。
特開2002−527244号公報 特開平10−237617号公報
残存する上部分を交換下部分及び底部ヘッドドーム部対して焼き戻して溶接することは、異なる材料で作られているCRDハウジングと底部ヘッドドーム部との間の熱膨張の不整合に起因して、高い応力を発生させる望ましくない作用を生じさせる可能性がある。このような焼き戻しビード溶接はまた、漏洩経路内に水が溜まり、残存する上部分と底部ヘッドドーム部との間の溶接部に接触するといった望ましくない作用を生じさせる可能性がある。
本発明の例示的な実施形態は、原子炉の原子炉圧力容器内で中空の細長い部材を密封する方法に関する。本方法においては、細長い部材の一部分を除去して、細長い部材を上部分と下部分にこれらの間の開口によって分離することができる。下部分は、原子炉圧力容器の表面に現場で取付けて、細長い部材を貫通する潜在的漏洩経路を密封することができる。
本発明の別の例示的な実施形態は、原子炉の原子炉圧力容器内で中空の細長い部材を密封するための現場での修理方法に関する。本方法においては、細長い部材は、所与の位置で切断して細長い部材の一部分を除去し、上部分及び下部分を該上部分と該下部分との間に開口を備えて形成するようにすることができる。下部分を原子炉圧力容器に取付けるように溶接を施し、上部分と下部分との間の潜在的漏洩経路を密封することができる。
本発明の別の例示的な実施形態は、原子炉の原子炉圧力容器内で中空の細長い部材を現場で密封するための方法に関する。原子炉圧力容器は、底部ヘッドドーム部、スタブ管、及び細長い中空部材を含む。底部ヘッドドーム部は、内部に少なくとも1つの開口を有することができ、スタブ管は、第1端部および第2端部を有し、これらの間にボアを備えることができ、細長い部材は、スタブ管ボアを貫通して延びることができ、スタブ管上側取付け溶接部によってスタブ管の第1端部に近接してスタブ管に取付けることができる。細長い部材の一部分をスタブ管上側取付け溶接部の下方の位置で切り離して、細長い部材を上部分と下部分とに分離することができる。下部分は、細長い部材が切断された位置以外の底部ヘッドドーム部開口の別の位置に溶接により取付けることができる。溶接部は、下部分の上端部において底部ヘッドドーム部開口の内面上に、熱影響域を形成する溶接を施すことによって形成することができる。耐食材料は、熱影響域上に施工することができる。
本発明の別の例示的な実施形態は、原子炉の原子炉圧力容器内の制御棒駆動ハウジングに関する。制御棒駆動ハウジングは、原子炉圧力容器の底部ヘッドドーム部を通してスタブ管の内部に挿入され、制御棒駆動ハウジングの少なくとも一部分は、スタブ管を介して底部ヘッドドーム部に固定的に取付けることができる。制御棒駆動ハウジングは上部分と下部分とを含むことができる。下部分は、制御棒駆動ハウジングを切断して、スタブ管の下方で制御棒駆動ハウジングの一部分を除去することによって形成できる。下部分は、制御棒駆動ハウジング内の潜在的漏洩経路を密封するために現場で補修を受けることができる。
本発明の別の例示的な実施形態は、原子炉の原子炉圧力容器内の炉心内監視ハウジングに関する。炉心内監視ハウジングは、原子炉圧力容器の底部ヘッドドーム部を通してスタブ管溶接肉盛りの内部に挿入され、炉心内監視ハウジングの少なくとも一部分は、スタブ管溶接肉盛りを介して底部ヘッドドーム部に固定的に取付けることができる。炉心内監視ハウジングは上部分と下部分とを含むことができる。下部分は、炉心内監視ハウジングを切断してスタブ管溶接肉盛りの下方で炉心内監視ハウジングの一部分を除去することによって形成できる。下部分は、炉心内監視ハウジング内の潜在的漏洩経路を密封するために現場で補修を受けることができる。
図1は、原子炉圧力容器(RPV)10の概略図である。RPV10は、頂部ヘッド12と、4つのほぼ円筒形のシェル体横層14,16,18及び20と、底部ヘッド組立体22とを含む。頂部ヘッド12は、ヘッドフランジ24を含む。第1シェル体横層14は、容器フランジ(図示せず)を含む。頂部ヘッド12は、ヘッドフランジ24を通して延びるボルト26によって第1シェル体横層14にボルト止めされる。頂部ヘッド12はまた、ヘッドスプレー及び通気ノズル28と、頂部ヘッド12を第1シェル体横層14から持ち上げる際に使用されるリフト用フランジ30とを含む。
第1シェル体横層14は、主蒸気ノズル32を含み、これを通って蒸気がRPV10から流出する。またスタビライザブラケット34が、第1シェル体横層14上に形成される。第2シェル体横層16は、その中に形成された幾つかのノズル36、38及び40を有する。第4シェル体横層20は、これに溶接された支持スカート42を含む。支持スカート42は、原子炉ハウジング(図示せず)内にRPV10を支持するために利用される。
底部ヘッド組立体22は、溶接された複数のスタブ管46を有する底部ヘッドドーム部44を含む。スタブ管46は、ほぼ円筒形であり、各スタブ管46は、これを貫通して延びるボア(図1には図示せず)を有する。各スタブ管46のボアは、底部ヘッドドーム部44内の開口(図1には図示せず)と整列される。制御棒駆動装置、炉心内機器、圧力機器ノズル、及び給水ノズルなどの構成要素が、こうした底部ヘッドドーム部開口及びスタブ管ボアを貫通して延びて、RPV10内へ挿入される。
図1は、一般的な底部ヘッド組立体22を示すために主として説明の目的で示されている。本発明は、以下に例示的な実施形態において説明するように、RPV10以外の多くのRPV構成において使用することができる。
図2は、本発明の例示的な実施形態による、密封及び/又は補修されるべき潜在的漏洩経路を示すための、原子炉圧力容器の制御棒駆動ハウジング、スタブ管及び底部ヘッドの部分断面図である。
図2を参照すると、底部ヘッドドーム部44は、低合金鋼で作られ、厚さTBH及びステンレス鋼クラッディング48を有し、制御棒駆動(CRD)ハウジング50及びスタブ管46を受け入れるために、その中に側壁54によって形成されるほぼ円筒形の開口52を含むことができる。CRDハウジング50は、例えば、Ni−Cr−Feからなる304型ステンレス鋼などの相溶性耐食材料で作られ、スタブ管46は、炉で鋭敏化され且つオーバーレイされた304型ステンレス鋼から作ることができる。スタブ管46は、第1端部56及び第2端部58、並びに該第1端部56と第2端部58間に延びるスタブ管ボア60とを含むことができる。スタブ管46は、例えば、スタブ管ボア60が底部ヘッドドーム部開口52とほぼ整列するように、底部ヘッドドーム部開口52と同心に位置付けることができる。
スタブ管46は、スタブ管下側取付け溶接部62によって底部ヘッドドーム部44に取付けることができる。第2端部58に近接するスタブ管側壁66の外面64は、スタブ管下側取付け溶接部62によって底部ヘッドドーム部44に溶接することができる。
CRDハウジング50は、第1端部(図示せず)、第2端部(図示せず)、及び該第1端部と第2端部との間を延びるボア68を含むことができる。制御棒駆動ハウジング50は、側壁70を含むほぼ中空の円筒形幾何学的形状を有することができ、該側壁70は、外面72とボア68を形成する内面74とを有する。
CRDハウジング50は、該CRDハウジングが底部ヘッドドーム部開口52とスタブ管ボア60とを貫通して延びるように位置付けることができる。CRDハウジング50の上部分76は、該CRDハウジング50がスタブ管46内でほぼ同心に且つ固定的に取付けるように、スタブ管第1端部56に近接するスタブ管上側取付け溶接部78によってスタブ管46に対して取付けることができる。CRDハウジング50をスタブ管46及び底部ヘッドドーム部44内に位置付けて溶接することはよく知られている。
応力腐食割れは、時として、スタブ管上側取付け溶接部78或いはスタブ管下側取付け溶接部62に近接して発生する場合がある。このような亀裂が上側溶接部78に近接して発生した場合には、図2に示すように、環形の漏洩経路82がスタブ管側壁66の内面84とCRDハウジング50の外面72との間に形成される可能性がある。同様に、そのような亀裂が下側溶接部62に近接して発生した場合には、環形の漏洩経路85がCRDハウジング50の外面72と底部ヘッドドーム部開口52の側壁54との間に形成される可能性がある。
図3は、本発明の例示的な実施形態による、CRDハウジングの一部を除去する中間的段階を説明するために、図2の部分断面図を変更した図である。これらの漏洩経路を密封するために、CRDハウジング50は補修を必要とすることができる。補修作業は、例えば、水密シール(一時的な)が容器内側からスタブ管を覆って配置された状態で、容器下方から行うことができる。原子炉容器は、放射線を遮蔽し、更に全体の停止時間を短縮するために満液のままにされる。
本発明の例示的な実施形態により環形の漏洩経路82及び85を密封するために、CRDハウジング50は、スタブ管上側取付け溶接部78の下方の位置86において切断することができる。例えば、図3に示すように、CRDハウジング50は、スタブ管第2端部58の下方の望ましい地点の位置86において切断してCRDハウジング50の一部を除去し、CRDハウジング50の上部分76をCRDハウジング50の下部分92から分離して開口80を形成するようにすることができる。下部分92は除去されず、現場での補修のために所定位置に保持される。
部分的切除の幅(又は高さ)は、以下に更に詳細に説明するように、下部分92をRPV10に取付ける溶接を施す溶接装置の助けとなる十分な間隔を得ることに基づくことができる。例えば、開口80は、溶接ヘッドに対して十分なスペースを与えるように、溶接ヘッドによって施される結果として生じる溶接部厚さの約2倍から3倍の寸法とすることができる。
下部分92を切断した後、底部ヘッドドーム部開口52は清浄化することができる。例えば、グラインダ(図示せず)を底部ヘッドドーム部開口52内へボア68を通って開口80内の下部分92にまで延長し、これを用いて上部分76の下端部88と底部ヘッドドーム部44の下端面90との間の底部ヘッドドーム部開口52の側壁54を研磨して、該下端部88と該下端面90との間に溶接通路(例えば、これを覆って溶接を施すことができる領域)を形成することができる。或いは、底部ヘッドドーム部開口52を、フラッパ・ホイールを使用して、或いはホーニングによって清浄化しても良い。底部ヘッドドーム部開口52を清浄化する方法は公知であり、簡略化のため本明細書では説明しない。
図4は、本発明の例示的な実施形態による、CRDハウジングの下部分を原子炉圧力容器の表面に取付けるために焼き戻しビード溶接を施す中間的段階を説明するために、図3の部分断面図を変更したものである。補修のために所定場所に保持されている現存下部分92はその後、下部分が上部分76とほぼ整列され且つ上部分76に近接することができるように、底部ヘッドドーム部開口52の側壁54のような原子炉圧力容器10の表面に取付けることができる。現存下部分92は、ほぼ円筒形の幾何学的形状を有するほぼ中空の部材とすることができる。現存下部分92は、上端部94、下端部(図示せず)、及び該上端部94と該下部端との間を延びる貫通ボア96を含む。
現存下部分92の上端部94は、該上端部94を底部ヘッドドーム部開口52の側壁54に溶接するための溶接前処理部98を含むことができる。現存下部分92の上端部94は、該上端部94がほぼ切頭円錐形の幾何学的形状を有するように、公知の方法によって清浄化することができる。このことは、溶接前処理部98を形成するために清浄な酸化物のない表面をもたらすことができる。例えばグラインダを用いて上端部94を研磨することができる。或いは、フラッパ・ホイールを使用して、又はホーニングによって、上端部94を清浄化しても良い。
現存下部分92は、上端部94が残存上部分76の下端部88の直近に位置するように、及び、制御棒ハウジングボア68が貫通ボア96とほぼ整列された状態に保持されるように、底部ヘッドドーム部開口52の側壁54に現場で取付けることができる。図4に示すように、現存下部分92の上端部94は、残存上部分76の下端部88からこれらの間の開口80で間隔を置いて配置することができる。従って、圧力密封溶接は、スタブ管上側取付け溶接部78から開口80の溶接前処理部98に移動される。換言すれば、開口80の溶接前処理部98及び最終取付け溶接部97の溶接実施後は、スタブ管上側取付け溶接部78はもはや圧力溶接部ではなく、スタブ管側壁66の内面84とCRDハウジング50の外面72との間の環形の漏洩経路82(或いは、これに代わる外面72と側壁54との間の環形の漏洩経路85)は、これらの経路での圧力がボア68内の圧力と等しいので、もはや漏洩経路ではない。
従って、底部ヘッドドーム部開口52内で下部分92は、残存部分76の下端部88には取付けられない状態で、底部ヘッドドーム部開口52の側壁54に取付けることができる。例えば、現存下部分92は、該現存下部分が当初切断された位置とは異なる箇所又は位置、例えば該下部分92がスタブ管第2端部58よりも下方の位置86で当初切断されてCRDハウジング50の上部分76が該下部分92から分離される位置よりも下に取付けることができる。下部分92の上端部94は、上端部94(図4に示すように開口80を部分的に塞いでいる)において溶接部97を形成するために、例えば焼き戻しビード溶接技術のような公知の溶接方法を使用して底部ヘッドドーム部開口52の側壁54にビード溶接することができる。
溶接部97は、CRD50における潜在的差動漏洩経路よりも下方にある位置で形成することができる。例えばこの位置は、スタブ管側壁66の内面84とCRD50の外面72との間の環形の漏洩経路84よりも下側にある箇所、及び/又は図2に示すように、CRDハウジング50の外面72と底部ヘッドドーム部開口52の側壁54との間に形成される漏洩経路85よりも下方にある位置に設けることができる。
溶接部97を形成するために、自動溶接機を貫通ボア96に通して、溶接ヘッドがほぼ溶接前処理部98に近接するように挿入することができる。次に、自動溶接機を使用して、公知のように底部ヘッドドーム部開口52の側壁54に焼き戻しビード溶接部97を施すことができる。次に、例えば、UT機械を貫通ボア96に通して挿入し、このビード溶接部の品質を確認することができる。
図5は、本発明の例示的な実施形態による、制御棒駆動ハウジングの下部分上の熱影響域において耐食材料でオーバーレイを施す段階を説明するために図4の部分断面図を変更した図である。現存下部分を底部ヘッドドーム部開口52で底部ヘッドドーム部44に取付けるために該現存下部分92を現場で溶接する段階は、通常IGSSCを受けやすい新しい熱影響域99を溶接部97における高炭素ステンレス鋼にもたらす。図5に示すように、熱影響域99は、耐食材料で覆われ、この耐食材料は、溶接部97の熱影響域99を覆って施されるクラッディング89とすることができる。クラッディング89を施すと、例えば、新しい潜在的な破損メカニズムが持ち込まれる確率を低下させることができる。
クラッディングを施すために、CRDハウジング50は、上部分76近くのその頂部において密封され、その内部に乾燥環境を形成することができる。CRDハウジング50の外側は濡れたままである。一般に、溶接ヘッドのような装置又は工具は、CRDハウジング50の下端部(図示せず)から挿入することができる。この溶接ヘッドは、長さが13フィート又はそれ以上とすることができる。以下に更に詳細に説明するように、この溶接ヘッドは、該溶接ヘッドの頂部近くにティグ溶接ヘッドを含むことができる。このティグ溶接ヘッドは、トーチ及び溶接ワイヤ送給装置を含むことができ、薄いクラッディング層を施すためにゆっくりと回転及び上下に移動する。
クラッディング89は、その微細フェライト構造により耐食性がある。クラッディング材料は一般的に、合金82、308L型ステンレス鋼又は316L型ステンレス鋼のような金属合金からなるものとすることができるが、しかしながら、本発明の例示的な実施形態に適用可能なクラッディングは、これらの合金に限定されるものではない。
更に、クラッディング89は、応力腐食割れに対する軽減を付加するために貴金属と合金化することができる。合金化された貴金属でクラッディングを施すために使用される溶接装置及び技術は、「耐蝕クラッディングのための装置及び方法」という名称の同一出願人による特開2002−527244号公報に記載されており、この特許の開示内容は全体が引用により本明細書に組み込まれる。簡単に説明すると、この溶接技術は、応力腐食割れを受けやすい領域である熱影響領域99にクラッディング89を接合する。このクラッディング89は、低入熱の条件下で施すことができ、新規にクラッディングされた領域の縁部において、低い熱鋭敏性又は熱鋭敏性が全くない状態を達成する。
溶接装置は、ニッケル基合金、或いは前述のインコネル82、ステンレス308L又はステンレス316Lのような鉄基ステンレス鋼からなる溶加材料を含むクラッディングを施し、例えば、これらは、低濃度の貴金属元素(例えば、パラジウム、プラチナ、ロジウム又はその組合せ)と合金化することができ、低い水素添加レベルで水素との酸素の再結合速度を向上させる触媒として作用する。溶加材料中の貴金属濃度は、母材によって希釈後に約0.25から0.75重量パーセントのような、約1重量パーセント又はそれ以下の範囲とすることができる。IGSCCに対する感受性を低下させるために、酸素及び過酸化水素の水素との再結合によって実効電気化学ポテンシャルを減少させることができる。
上記のように、この溶接装置は、該装置の端部から有意な距離で遠隔的にクラッディング89を施すことができる。溶接装置は、トーチが溶接ヘッド駆動機構から離れて位置付けられている場合であっても、十分に安定したアーク電圧(及び対応するアーク長制御)を提供する能力を有することができる。溶接装置は、ワイヤ送給装置の遠位端からかなり離れた下流側にワイヤプールを設けることができる回転式ワイヤ送給装置を含むことができる。従って、極めて低いが尚も安定しているワイヤ供給速度(例えば、約60〜80cm/分)下での溶接性を改善することができ、これにより、クラッディング厚さが約0.3〜0.6mm厚、より好ましくは約0.36から0.45mmの範囲の厚みで十分に薄いクラッディングを高い信頼度で溶着することが可能になる。
溶接装置の溶接トーチは、十分に低い入熱(例えば、約0.6〜1.0KJ/cmの範囲にある)を使用することができるので、離れた壁面への液体冷却を行わなくても、離れた壁面の応力改善に必要な壁貫通温度勾配を得ることができる。
クラッディング89を施すための低い入熱は、約10インチ/分を超える、例えば15〜40インチ/分、より一般的には15〜30インチ/分の移動速度(トーチ速度)によって部分的に生じさせることができるが、その結果、施されたクラッディング89を冷却する間の鋭敏化温度範囲における時間は、炭化物が結晶粒界上に析出できるようにするには不十分である。
鋭敏化制御は、溶接パラメータ、すなわち、(1)入熱(ビード単位長さ当たりの入熱の関数として制御される)と、(2)熱影響域の冷却速度(前進方向における溶接線速度の関数として制御される)とに関して二重制御を利用して行うことができる。好ましくないクロス・ビード方向のアーク振動は、必要な低入熱と高移動速度との両方を維持することに関して逆効果であることから、回避することができる。従って、たとえ熱鋭敏化に対する耐性が極めて低くても、鋭敏化の高い危険性もなく、熱影響域99に対して電気アークベースのクラッディング工程を適用することができる。
他の例示的な実施形態においては、CRDハウジング/スタブ管のような細長い中空部材を恒久的に補修又は密封する方法はまた、炉心内監視ハウジング(ICMH)に適用することができる。ICMHは、原子炉圧力容器の底部ヘッド領域内に位置されたCRDハウジング/スタブ管よりも小さな直径の容器挿入体である。一般的に原子炉圧力容器の大きさに応じて、約29〜70個の間のICMHがある。別の実施形態においては、この方法は、スタブ管を含まないが、スタブ管の機能及び構造に近いスタブ管溶接肉盛りを含むICMHに適用できる。また、CRDハウジング50に関する例示的な実施形態において熱影響域99を覆ってクラッディング89を施すための上記に説明した溶接装置は、更に下記で説明するように、ICMHの望ましい表面を覆う溶接及びクラッディングを施すためにも用いることができる。この溶接部は、例えば、IGSCCに対する感受性を低下させるために、貴金属との合金化が可能な金属とすることができる。
図6は、本発明の別の例示的な実施形態による、密封及び/又は補修されるべき潜在的漏洩経路を説明するための、炉心内監視ハウジング、スタブ管溶接肉盛り及び原子炉圧力容器の底部ヘッドの部分断面図である。
ICMH150は、Ni−Cr−Feからなる304型ステンレス鋼のような相溶性耐食材料から作ることができ、底部ヘッドドーム部44の底部ヘッドドーム部開口52を通じて、一方端部で容器クラッディング48(又は、底部ヘッドドーム44に直接)に取付け、他端部でJ−溶接部178に取付けられるスタブ管溶接肉盛り146により固定することができる。スタブ管溶接肉盛り146は、例えば、炉で鋭敏化され且つオーバーレイされた304型ステンレス鋼のような耐食材料とすることができる。
ICMH150は、第1端部(図示せず)、第2端部(図示せず)、及び第1端部と第2端部との間を延びるボア168を含むことができる。ICMH150は、外面172及びボア168を形成する内面174を有する側壁170を含む、ほぼ中空の円筒形幾何学的形状を有することができる。
ICMH150は、該ICMHが底部ヘッドドーム部開口52を通って延びるように配置することができる。ICMH150の上部分176は、J−溶接部178によりスタブ管溶接肉盛り146に取付けることができ、その結果、該ICMH150を、ほぼ同心で且つスタブ管溶接肉盛り146内に固定的に取付けることができる。
上記に説明したように、応力腐食割れは、時として、J−溶接部178に近接して起こる場合がある。J−溶接部178に溶接を施すプロセスは、IGSCCを受けやすく、J−溶接部178の上方或いは下方に亀裂を生じる可能性がある熱影響域(図示せず)を生成する場合がある。そのような亀裂がJ−溶接部178に近接して起こる場合には、環形の漏洩経路182が、図6に示すように、スタブ管溶接肉盛り146の内面184とICMH150の外面172との間に形成される可能性がある。簡略化のために、1つの漏洩経路182だけが示されているが、漏洩経路は、ICMH150の外面172と底部ヘッドドーム部開口52の側壁54との間に形成される可能性がある点を理解されたい。
図7は、本発明の例示的な実施形態による、炉心内監視ハウジングの一部分を除去する中間的段階を説明するために、図6の部分断面図を変更した図である。これらの漏洩経路を密封するために、ICMH150は、CRDハウジング50に関して上記に説明したのと同様の補修を必要とする場合がある。補修作業は、水密シール(一時的な)を有する状態で容器下部から実施することができ、原子炉容器は、放射線を遮蔽し、更に全体の停止時間を短縮するために満液のままにされる。
本発明の別の例示的な実施形態により環形の漏洩経路182を密封するために、ICMH150は、図7に示すようにJ−溶接部178及び/又はスタブ管溶接肉盛り146の下方の位置186において切断することができ、一部分はICMH150から除去し、ICMH150の上部分176をICMH150の下部分192から分離して開口180を形成するようにすることができる。例えば、ICMH150は、図7に示すように、開口180を包含する領域が底部ヘッドドーム部開口52の側壁54に近接して存在するように、溶接肉盛り146の高さが最も低い下方で切断することができる。下部分192は除去されず、現場での補修のため所定場所に保持される。下部分192を切断した後、底部ヘッドドーム部開口52は、上記に説明したように清浄化することができ、よって簡潔にするためにここでは繰り返し説明しない。
図8は、本発明の例示的な実施形態による、炉心内監視ハウジングの下部分を原子炉圧力容器の表面に取付けるための焼き戻しビード溶接を施す中間的段階を説明するために、図7の部分断面図を変更したものである。補修のために所定場所に保持されている現存下部分192はその後、下部分が上部分176とほぼ整列され且つ上部分176に近接することができるように、底部ヘッドドーム部開口52の側壁54のようなRPV10の表面に取付けることができる。現存下部分192は、ほぼ円筒形の幾何学的形状を有するほぼ中空の部材とすることができる。現存下部分192は、上端部194、下端部(図示せず)、及び該上端部194と該下部端との間を延びる貫通ボア196を含む。
現存下部分192の上端部194は、該上端部194を底部ヘッドドーム部開口52の側壁54に溶接するための溶接前処理部198を含むことができる。現存下部分192の上端部194は、上記に説明したように、該上端部194がほぼ切頭円錐形の幾何学的形状を有するように、公知の方法によって清浄化することができる。このことは、溶接前処理部198を形成するために清浄な酸化物のない表面をもたらすことができる。
現存下部分192は、上端部194が残存上部分176の下端部188の直近に位置するように、及び、ICMHボア168が貫通ボア196とほぼ整列された状態に保持されるように、底部ヘッドドーム部開口52の側壁54に現場で取付けることができる。図8に示すように、現存下部分192の上端部194は、残存上部分176の下端部188からこれらの間に開口180で間隔を置いて配置することができる。開口180での溶接前処理部198及び最終取付け溶接部197の溶接実施後は、J−溶接部178はもはや圧力溶接部ではなく、スタブ管溶接肉盛り146の内面184とICMH150の外面172との間の環形の漏洩経路182(或いは、これに代わる外面172と側壁54との間の環形の漏洩経路185)は、これらの経路での圧力がボア168内の圧力と等しいので、もはや漏洩経路ではない。
従って、底部ヘッドドーム部開口52内で下部分192は、残存上部分176の下端部188には取付けられない状態で、底部ヘッドドーム部開口52の側壁54に取付けることができる。例えば、現存下部分192は、該現存下部分が当初切断された位置とは異なる箇所又は位置、例えば該下部分192が位置186で切断されてICMH150の上部分176が該下部分192から分離された位置よりも下に取付けることができる。下部分192の上端部194は、溶接部197を形成するために、上記に説明したような公知の溶接方法を使用して、底部ヘッドドーム部開口52の側壁54にビード溶接することができる。
溶接部197は、スタブ管溶接肉盛り146の内面184とICMH150の外面172との間の環形の漏洩経路182よりも下方にある箇所、及び/又は外面172と底部ヘッドドーム部開口52の側壁54との間に形成される漏洩経路よりも下方にある箇所のような、ICMH150における潜在的差動漏洩経路よりも下方にある位置に設けることができる。この溶接部は、上記に説明した技術によって形成することができ、よって詳細な説明は簡略化のために省略する。
図9は、本発明の例示的な実施形態による、炉心内監視ハウジングの下部分上の熱影響域において耐食材料でオーバーレイを施す段階を説明するために図8の部分断面図を変更した図である。現存下部分を底部ヘッドドーム部開口52で底部ヘッドドーム部44に取付けるために該現存下部分192を現場で溶接する段階は、通常IGSSCを受けやすい上述の熱影響域199を溶接部197における高炭素ステンレス鋼にもたらす可能性がある。図9に示すように、熱影響域199は耐食材料で覆われ、この耐食材料189は、溶接部197の熱影響域199を覆って施されるクラッディング189とすることができる。クラッディング189を施すと、例えば、新しい潜在的な破損メカニズムが持ち込まれる確率を低下させることができる。
クラッディングは、図5に関して上記に説明したように施すことができ、従って詳細な説明は簡略化のためここでは省略する。クラッディング189は、その微細フェライト構造により耐食性があり、合金82、308L型ステンレス鋼又は316L型ステンレス鋼のような金属合金からなるものとすることができるが、しかしながら、この例示的な実施形態に適用可能なクラッディングは、これらの合金に限定されるものではない。更に、上記で説明したように、クラッディング189は、特開2002−527244号公報で記載されているような、応力腐食割れに対する軽減を付加するために貴金属と合金化することができる。
図6から図9で説明した方法論はまた、IGSCCに起因する「低−プロフィールスタブ管溶接肉盛り」として知られるものにおいて潜在的壁貫通割れを有す可能性があるICMHにも適用することができ、このIGSCCは、図6に示したのと同様に、低−プロフィールスタブ管溶接肉盛りの内面とICMHの外面との間の漏洩経路を底部ヘッドドーム部開口52を通って下方に生じる可能性がある。低−プロフィールスタブ管溶接肉盛りは、例えば図6に示す溶接肉盛り178と比較すると十分小さな溶接高さを有する。
従って、例示的な実施形態による上記に説明した方法は、CRDハウジングのスタブ管上側取付け溶接部及びスタブ管下側取付け溶接部に近接した応力腐食割れ及び/又はICMHのJ−溶接部及びスタブ管溶接肉盛りに近接した応力腐食割れの恒久補修を公知の方法に比べてより迅速且つより容易に促進することができる。この補修は、CRDハウジング50或いはICMH150及び関連油圧ラインなどの細長い部材の大きな部分を除去する必要がなく現場で実施することができる。加えて、このような補修は、底部ヘッドドームの下方から現場でほぼ完了させることができ、更にCRD及び/又はICMH及び底部ヘッドドーム間の熱膨張差によって通常引き起こされる応力を有意に低減することができる。
取付け溶接部は現存スタブ管及び上部ハウジング部に影響を及ぼさないので、現場での補修のため所定位置にある現存下部分92/192を側壁54で底部ヘッドドーム部開口52に取付けるプロセスによってCRD50に対して誘導される付加的な応力は存在しない。この例示的な方法論は、CRDスタブ管或いはICMHスタブ管溶接肉盛りの漏洩に起因する潜在的損傷を、原因に関係なく、更に残存CRD/ICMHに悪影響を与えることなく恒久的に軽減することができる。加えて、現存下部分は、現場補修のため所定場所に保持されるので、整列問題が最小限になり、且つ、現存油圧ラインは影響を受けない。更に、総実施時間は、現行の恒久補修オプションよりも短くすることができ、クリティカルパスの休止時間を短縮し、補修中にメンテナンス要員が受ける線量を減少させることができる。
このように、本発明の例示的な実施形態を説明してきたが、同一のものを多くの方法で変更することができる点は明らかとすることができる。例えば、クラッディング技術は、CRDハウジング又はICMHの交換下部分などの下部分部材が欠陥のある下部分の代わりに挿入されて、CRDハウジング/ICMHの上部分及び/又は原子炉圧力容器の底部ヘッドドーム部開口の側壁に溶接される場合の補修において取付け溶接部に適用することができる。なお、特許請求の範囲に記載された符号は、理解容易のためであってなんら発明の技術的範囲を実施例に限縮するものではない。
原子炉圧力容器の概略図。 本発明の例示的な実施形態による、密封及び/又は補修されるべき潜在的漏洩経路を示すための、原子炉圧力容器の制御棒駆動ハウジング、スタブ管、及び底部ヘッドの部分断面図。 本発明の例示的な実施形態による、CRDハウジングの一部分を除去する中間的段階を説明するために図2の部分断面図を変更した図。 本発明の例示的な実施形態による、CRDハウジングの下部分を原子炉圧力容器の表面に取付けるために焼き戻しビード溶接を施す中間的段階を説明する図3の部分断面図を変更した図。 本発明の例示的な実施形態による、制御棒駆動ハウジングの下部分上の熱影響域において耐食材料でオーバーレイを施す段階を説明するために図4の部分断面図を変更した図。 本発明の別の例示的な実施形態による、密封及び/又は補修されるべき潜在的漏洩経路を説明するための、原子炉圧力容器の炉心内監視ハウジング、スタブ管溶接肉盛り、及び底部ヘッドの部分断面図。 本発明の例示的な実施形態による、炉心内監視ハウジングの一部分を除去する中間的段階を説明するために図6の部分断面図を変更した図。 本発明の例示的な実施形態による、炉心内監視ハウジングの下部分を原子炉圧力容器の表面に取付けるために焼き戻しビード溶接を施す中間的段階を説明する図7の部分断面図を変更したもの。 本発明の例示的な実施形態により、炉心内監視ハウジングの下部分上の熱影響域において耐食材料でオーバーレイを施す段階を説明するために、図8の部分断面図を変更した図。
符号の説明
10 原子炉圧力容器
44 底部ヘッドドーム部
46 スタブ管
50 制御棒駆動ハウジング、炉心内監視ハウジング
76 制御棒駆動ハウジングの上部分
92 制御棒駆動ハウジングの下部分
146 スタブ管溶接肉盛り
176 炉心内監視ハウジングの上部分
192 炉心内監視ハウジングの下部分

Claims (12)

  1. 原子炉の原子炉圧力容器内で中空の細長い部材を密封する方法であって、
    前記細長い部材の一部分を除去して、該細長い部材を上部分と下部分とにこれらの間の開口により分離する段階と、
    前記下部分を前記原子炉圧力容器の表面に現場で取付けて、前記細長い部材を貫通する潜在的漏洩経路を密封するようにする段階と、
    を含む方法。
  2. 原子炉の原子炉圧力容器内で中空の細長い中空部材を密封するための現場補修方法であって、
    前記細長い部材を所定位置で切断して該細長い部材の一部分を除去し、上部分と下部分とを該上部分と該下部分との間の開口によって形成する段階と、
    前記下部分を前記原子炉圧力容器に取付けるように溶接を施して、前記上部分と前記下部分との間の潜在的漏洩経路を密封する段階と、
    を含む方法。
  3. 内部に少なくとも1つの開口を有する底部ヘッドドーム部と、第1端部と第2端部とを有しこれらの間にボアを備えたスタブ管と、前記スタブ管のボアを貫通して延びて、前記スタブ管の上側取付け溶接部によって前記スタブ管の第1端部に近接して前記スタブ管に取付けられる細長い中空部材とを備えた原子炉の原子炉圧力容器において、前記細長い中空部材を密封する方法であって、
    前記スタブ管上側取付け溶接部の下方の位置で前記細長い部材の一部分を切り離して、前記細長い部材を上部分と下部分に分離する段階と、
    前記下部分の上端部において前記底部ヘッドドーム部開口の内面上に形成され且つ溶接を施すことにより熱影響域を形成する溶接部によって、前記細長い部材が切断された位置とは異なる底部ヘッドドーム部開口の別の位置に前記下部分を取付ける段階と、
    耐食材料を前記熱影響域上に施工する段階と、
    を含む方法。
  4. 前記除去する段階が、前記一部分を除去するために前記細長い部材を所与の位置において切断する段階を含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記取付ける段階が前記細長い部材を切断した位置以外の別の位置に前記下部分を取付ける段階を含み、前記別の位置が前記細長い部材の潜在的差分漏洩経路より下方の箇所に存在することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  6. 前記下部分が上端部を含み、前記取付ける段階が、前記上端部において前記原子炉圧力容器の内面上に溶接部を形成して、該溶接の施工により熱影響域が形成される段階を更に含む請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  7. 前記熱影響域を実質上覆うように耐食材料を施工する段階を更に含む請求項6に記載の方法。
  8. 前記施工する段階が、前記熱影響域を実質上覆うように貴金属と合金化された耐食クラッディングを施す段階を更に含む請求項7に記載の方法。
  9. 前記施工される耐食材料が、少なくとも約0.3から0.6mmの範囲の厚さである請求項7に記載の方法。
  10. 前記施工される耐食材料が、約0.36から0.45mmの範囲の厚さである
    請求項9に記載の方法。
  11. 原子炉の原子炉圧力容器(10)の底部ヘッドドーム部(44)を通してスタブ管(46)内に挿入され、少なくとも一部が前記スタブ管を介して前記底部ヘッドドーム部に固定的に取付けられた前記原子炉圧力容器内部の制御棒駆動ハウジング(50)であって、
    上部分(76)と下部分(92)とを備え、該下部分が前記制御棒駆動ハウジングを切断して前記スタブ管の下方で前記制御棒駆動ハウジングの一部分を除去することによって形成され、前記下部分が前記制御棒駆動ハウジング内の潜在的漏洩経路を密封するために現場で補修を受けることを特徴とする制御棒駆動ハウジング。
  12. 原子炉の原子炉圧力容器(10)の底部ヘッドドーム部(44)を通してスタブ管溶接肉盛り(146)の内に挿入され、少なくとも一部分が前記スタブ管溶接肉盛りを介して前記底部ヘッドドーム部に固定的に取付けられた前記原子炉圧力容器内部の炉心内監視ハウジング(50)であって、
    上部分(176)と下部分(192)とを備え、前記下部分が前記炉心内監視ハウジングを切断して前記スタブ管溶接肉盛りの下方で前記炉心内監視ハウジングの一部分を除去することによって形成され、前記下部分が、前記炉心内監視ハウジング内の潜在的漏洩経路を密封するために現場で補修を受けることを特徴とする炉心内監視ハウジング。
JP2005140768A 2004-05-14 2005-05-13 沸騰水型原子炉における漏洩している細長い中空部材を補修する方法 Pending JP2005326417A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/845,318 US7206372B2 (en) 2002-07-15 2004-05-14 Methods of repairing leaking elongate hollow members in boiling water reactors

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005326417A true JP2005326417A (ja) 2005-11-24
JP2005326417A5 JP2005326417A5 (ja) 2008-06-05

Family

ID=34941255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005140768A Pending JP2005326417A (ja) 2004-05-14 2005-05-13 沸騰水型原子炉における漏洩している細長い中空部材を補修する方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7206372B2 (ja)
EP (1) EP1596400A3 (ja)
JP (1) JP2005326417A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9281085B2 (en) * 2005-03-29 2016-03-08 Azz Wsi Llc Method of providing and evaluating a mid-wall repair
WO2010038876A1 (ja) * 2008-10-03 2010-04-08 株式会社東芝 原子炉炉底部の補修方法
US20100325859A1 (en) * 2009-06-26 2010-12-30 Areva Np Inc. Method for Repairing Primary Nozzle Welds
FR2986299B1 (fr) * 2012-01-27 2014-02-21 Areva Np Dispositif d'etancheite pour realiser une etancheite autour d'une tige faisant saillie d'une surface et procede faisant usage de ce dispositif d'etancheite
DE102012216833B3 (de) * 2012-09-19 2013-10-24 Areva Gmbh Vorrichtung zum Verschließen eines Antriebsgehäuserohrs
US9180557B1 (en) 2014-04-21 2015-11-10 Areva Inc. Two-piece replacement nozzle
SI3355022T1 (sl) * 2017-01-31 2020-02-28 Alfa Laval Corporate Ab Aparat in metoda za zaščito cevnih plošč obtočnega kotla na sintetični plin
CN112045328B (zh) * 2020-08-18 2022-10-18 上海核工程研究设计院有限公司 一种核级承压设备贯穿件压力边界j型焊缝返修方法
CN112045364A (zh) * 2020-08-25 2020-12-08 上海核工程研究设计院有限公司 一种核级小管径贯穿件压力边界j型焊缝返修方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578490A (en) * 1980-06-19 1982-01-16 Hitachi Ltd Method of repairing control rod drive housing
US5796797A (en) * 1997-02-14 1998-08-18 General Electric Company Method for sealing a stub tube in a nuclear reactor
US5809098A (en) * 1997-03-10 1998-09-15 General Electric Company Method for sealing a stub tube in a nuclear reactor
JP2004037465A (ja) * 2002-07-15 2004-02-05 General Electric Co <Ge> 沸騰水型原子炉における漏洩している細長い中空部材を補修する方法

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3723742A (en) 1968-04-11 1973-03-27 Trw Inc Radioisotope capsule protection structure
US4432824A (en) 1980-07-31 1984-02-21 Raychem Corporation Method for internal pipe protection
US4510171A (en) 1981-09-11 1985-04-09 Monsanto Company Clad metal joint closure
US4444555A (en) 1982-04-26 1984-04-24 Koppers Company, Inc. Method for reducing stress corrosion cracking in high-temperature regenerative air heaters
US4480841A (en) 1982-10-13 1984-11-06 Combustion Engineering, Inc. Apparatus and method for sealing a tube joint
US4611813A (en) 1984-09-28 1986-09-16 Combustion Engineering Co., Inc. Method of and apparatus for providing an annular seal
US4647749A (en) 1985-01-17 1987-03-03 Joy Manufacturing Company Apparatus and method for weld cladding cylindrical objects
US4826217A (en) 1986-03-31 1989-05-02 Combustion Engineering, Inc. Apparatus and method for sealing a tube joint
SE457029B (sv) 1987-03-30 1988-11-21 Asea Atom Ab Taetningsanordning vid kaernkraftreaktor
SE466370B (sv) 1990-06-27 1992-02-03 Asea Atom Ab Metod foer taetning av laeckage fraan en drivdonsstuts i en kaernkraftreaktor
US5274683A (en) 1993-04-27 1993-12-28 B&W Nuclear Service Company Method for replacing a nozzle
US5494539A (en) * 1993-08-30 1996-02-27 Hitachi, Ltd. Metal member quality improving method by spot welding
US5608766A (en) * 1993-10-29 1997-03-04 General Electric Company Co-deposition of palladium during oxide film growth in high-temperature water to mitigate stress corrosion cracking
US5805656A (en) * 1996-04-08 1998-09-08 General Electric Company Fuel channel and fabrication method therefor
US5719369A (en) * 1996-04-08 1998-02-17 General Electric Company Stress corrosion crack repair by plasma arc welding underwater welding
US5780804A (en) * 1996-11-27 1998-07-14 General Electric Company Apparatus and method for making structural fillet welds
JP2981184B2 (ja) 1997-02-21 1999-11-22 トーカロ株式会社 ボイラ伝熱管および管内面デポジット付着抑制効果に優れるボイラ伝熱管の製造方法
US7031779B2 (en) 2000-06-14 2006-04-18 General Electric Company Method and apparatus for automated crack behavior prediction determination

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578490A (en) * 1980-06-19 1982-01-16 Hitachi Ltd Method of repairing control rod drive housing
US5796797A (en) * 1997-02-14 1998-08-18 General Electric Company Method for sealing a stub tube in a nuclear reactor
US5809098A (en) * 1997-03-10 1998-09-15 General Electric Company Method for sealing a stub tube in a nuclear reactor
JP2004037465A (ja) * 2002-07-15 2004-02-05 General Electric Co <Ge> 沸騰水型原子炉における漏洩している細長い中空部材を補修する方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7206372B2 (en) 2007-04-17
US20040218708A1 (en) 2004-11-04
EP1596400A2 (en) 2005-11-16
EP1596400A3 (en) 2010-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005326417A (ja) 沸騰水型原子炉における漏洩している細長い中空部材を補修する方法
WO2011040096A1 (ja) 管台溶接方法、管台部補修方法および管台溶接構造
JP6332871B2 (ja) 原子炉底部取付け型計装ノズルの補修方法
JPS6318714B2 (ja)
JP2007232457A (ja) 貫通管台補修方法及び管台孔栓
US9180557B1 (en) Two-piece replacement nozzle
JP4494737B2 (ja) 原子炉圧力容器の細長中空部材の密封修理方法、原子炉圧力容器および制御棒駆動装置ハウジング
US6888908B1 (en) Reactor head with integral nozzles
EP2343711B1 (en) Method of repairing bottom section of nuclear reactor
US5796797A (en) Method for sealing a stub tube in a nuclear reactor
KR20060051542A (ko) 금속 접합 방법
US9978467B2 (en) Excavation and weld repair methodology for pressurized water reactor piping and vessel nozzles
JP4948755B2 (ja) 圧力容器クラッディングの損傷区域を補修するためのシールプレート
Yoda et al. Underwater laser beam welding for nuclear reactors
US20060078080A1 (en) Small diameter bore pressure vessel penetration modification
JP2530011B2 (ja) 長尺ハウジングの補修方法
KR102503724B1 (ko) 노즐 전체교체방법
KR102503728B1 (ko) 노즐 부분 교체방법
JP2000230996A (ja) 原子炉構造物の補修方法
JPH07218678A (ja) 圧力容器貫通ハウジングの補修方法
Pitoiset et al. Safe-End Replacement on Pressurizer Upper Nozzles
Smith et al. Pressure vessel nozzle repair
JPH07318681A (ja) 圧力容器貫通ハウジングの補修用シール装置
JP2011257182A (ja) 原子炉圧力容器のセーフエンド・サーマルスリーブの補修方法
JPH03135794A (ja) 長尺ハウジングの処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080417

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080417

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20101126

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110422

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120807

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130507