JPH10287964A - パウダリング性に優れた合金化溶融亜鉛メッキ鋼板およびその製造方法 - Google Patents

パウダリング性に優れた合金化溶融亜鉛メッキ鋼板およびその製造方法

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JPH10287964A
JPH10287964A JP9606997A JP9606997A JPH10287964A JP H10287964 A JPH10287964 A JP H10287964A JP 9606997 A JP9606997 A JP 9606997A JP 9606997 A JP9606997 A JP 9606997A JP H10287964 A JPH10287964 A JP H10287964A
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JP
Japan
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steel sheet
dip galvanized
hot
galvanized steel
oxide film
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JP9606997A
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Yoshihisa Takada
良久 高田
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Tiを添加した極低炭素鋼の合金化溶融亜鉛
メッキ鋼板において、Nbなどを複合添加することな
く、耐パウダリング特性に優れた合金化溶融亜鉛メッキ
鋼板およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 C:0.03wt%以下、Ti:0.03
〜0.2wt%を含む下地鋼板の表面の結晶粒界部の1
0〜80%が酸化膜で覆われた上に、Fe:8〜12w
t%、Al:0.1〜1.0wt%で残部がZnからなる
メッキ皮膜を有する合金化溶融亜鉛メッキ鋼板であり、
再結晶後の冷却中の水素、水蒸気混合雰囲気中の水素分
圧P(H2 )/{P(H2 )+P(H2 O)}を0.8
5〜0.95の間にすることで鋼板表面を酸化させ、溶
融亜鉛メッキおよび合金化処理を行うことで製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐パウダリング性
に優れ、かつ、経済的な合金化溶融亜鉛メッキ鋼板の製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】溶融亜鉛メッキした鋼板を加熱炉で合金
化処理して製造する合金化溶融亜鉛メッキ鋼板は、塗装
密着性や溶接性に優れているために自動車鋼板などの分
野に幅広く用いられている。この合金化溶融亜鉛メッキ
鋼板は、従来、鋼板の表面を十分に還元した後、亜鉛と
若干のアルミニウムを含む溶融亜鉛合金浴中に浸漬させ
ながら通板して溶融メッキを施し、その後、熱処理を施
すことで製造されている。この合金化溶融亜鉛メッキ鋼
板は、溶融亜鉛メッキを施す際に、鋼板表面に鉄と浴中
のアルミニウムの化合物が優先的に生成することを利用
して鉄と亜鉛の直接反応を抑制している。
【0003】さらに、この鉄とアルミニウムの化合物に
より、その後のガスワイピング工程および合金化炉での
熱処理工程で鋼板の結晶粒界において生じる鉄と亜鉛の
アウトバースト反応を制御することで、鋼板とメッキ膜
の間に形成される鉄と亜鉛の合金であるΓ層の厚さを薄
くしている。これらのことにより、メッキ膜中の鉄濃度
が重量比で8〜12wt%の範囲内にした、素地である
鋼板とメッキ皮膜の密着性に優れた、耐パウダリング性
に優れた合金化溶融亜鉛メッキ鋼板を製造している。
【0004】C濃度が非常に低い鋼板にTiを添加した
極低炭素鋼(IF鋼)は、極めて優れた深絞り性と延性
が幅広い成分範囲で安定して得られる特徴がある。しか
し、この鋼板に溶融亜鉛メッキを施し、さらに、合金化
処理を行う場合、鋼中のTiの影響により結晶粒界が清
浄化されるために、素地である鉄と溶融亜鉛との合金化
反応が結晶粒界で促進される。その結果、アウトバース
ト反応が起きやすくなり、過合金化が進行しやすい。T
iを添加した極低炭素鋼(IF鋼)は、このためプレス
成形時にメッキ相が剥離する、いわゆるパウダリングが
生じやすいことが知られている(特開平1−22203
5号公報)。
【0005】上記の問題点を解決するために、Tiと併
せてNbを複合添加することにより、結晶粒界で生じる
合金化反応を制御することで、パウダリング性を改善さ
せた合金化溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法が、特公昭6
1−32375号公報、特開昭59−67319号公
報、特開昭59−74231号公報、特開平5−106
003号公報などに開示されている。これらは、Tiに
さらにNbを複合添加する方法であるが、このNbの添
加コストが高いので、経済的ではないと言う問題点を有
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の方法では、耐パウダリング性を改善するためにNbを
複合添加する必要があるので、耐パウダリング性に優れ
た合金化溶融亜鉛メッキ鋼板を低コストで製造するには
困難がある。そこで、本発明の目的は、Tiを添加した
極低炭素鋼の合金化溶融亜鉛メッキ鋼板において、Nb
などを複合添加することなく、耐パウダリング特性に優
れた合金化溶融亜鉛メッキ鋼板およびその製造方法を提
供することである。
【0007】
【発明を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ために、本発明者が、Tiを添加した極低炭素鋼の合金
化溶融亜鉛メッキ鋼板について詳細に調査した結果、T
iを添加した極低炭素鋼でも、Nbを添加させずに、合
金化反応が生じる結晶粒界を酸化させることにより、ア
ウトバースト反応を制御し、その結果、耐パウダリング
性が改善されることを明らかにした。本発明の要旨は以
下の通りである。 (1) C:0.03wt%以下、Ti:0.03〜0.
2wt%を含む下地鋼板の表面の結晶粒界部の10〜8
0%が酸化膜で覆われた上に、Fe:8〜12wt%、
Al:0.1〜1.0wt%で残部がZnからなるメッキ
皮膜を有する合金化溶融亜鉛メッキ鋼板である。 (2) 合金化溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法におい
て、再結晶焼鈍後の冷却中の一部もしくは全部の雰囲気
における水素、水蒸気混合雰囲気中の水素分圧P
(H2 )/{P(H2 )+P(H2 O)}を0.85か
ら0.95の間にすることで鋼板表面の結晶粒界部を酸
化させた後に、溶融亜鉛メッキおよび合金化処理を行う
ことを特徴とする合金化溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法
である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明では、C濃度が非常に低い
鋼板にTiを添加した極低炭素鋼の耐パウダリング特性
に優れた合金化溶融亜鉛メッキ鋼板を提供することを目
的としている。そのため、鋼板中の元素、メッキ膜組
成、酸化膜の厚さには制限が加わる。まず、はじめに鋼
板中の元素について説明する。Cは絞り加工において必
要な高いr値(ランクフォード値)と伸びを得るため
に、上限を0.03wt%以下とする。特に加工が厳し
い用途に対しては、0.01wt%以下が望ましい。T
iは、鋼板中の固溶CやNを固定する働きをする元素で
あり、加工性を向上させるのに必要となるので、下限を
0.03wt%とする。また、Tiの添加量が増大する
と、コストが高くなり経済的でなくなるので、上限を
0.2wt%とした。その他の元素については、特に制
限はないが、加工性に優れた合金化溶融亜鉛メッキ鋼板
を製造するため、Si:0.03wt%以下、Mn:0.
05〜1.0wt%、P:0.06wt%以下、sol
Al:0.03〜0.06wt%、S:0.02wt%以
下、N:0.004wt%以下が望ましい。
【0009】次に、メッキ膜の組成について説明する。
メッキ皮膜中のFeは溶融亜鉛メッキを施した後の合金
化処理により鋼板から拡散する。このFeが8wt%よ
り少ないと合金化していないZn相が残存するため、溶
接性および塗装性が劣化する。一方、Feが12wt%
を越えると、メッキ皮膜の耐パウダリング特性の劣化が
大きくなる。また、メッキ膜中のAl濃度が0.1wt
%以下になると合金化処理時の鉄と亜鉛間の反応速度が
速くなり、合金化速度を制御することが難しくなる。ま
た、メッキ膜中のAl濃度が1.0wt%以上になる
と、合金化速度が遅すぎるので経済的ではなくなる。よ
って、メッキ膜中のAl濃度は0.1〜1.0wt%の範
囲にする必要がある。
【0010】最後に、本発明の最大の特徴である結晶粒
界の酸化について説明する。Tiを添加した合金化溶融
亜鉛メッキ鋼板の耐パウダリング性を改善するために
は、結晶粒界の清浄化を抑制し、合金化反応の初期反応
であるアウトバースト反応を抑制する必要がある。そこ
で、本発明者らは、溶融亜鉛メッキを施した後に生じる
アウトバースト反応を抑制するために、この反応が生じ
る結晶粒界上の酸化膜を溶融亜鉛メッキを施した後まで
残存させることで、アウトバーストの発生を抑えること
が可能となり、その結果、耐パウダリング性に優れた合
金化溶融亜鉛メッキ鋼板が製造できることを見出した。
【0011】この再結晶焼鈍後に酸化させる条件は、メ
ッキ密着性に優れる合金化溶融亜鉛メッキ鋼板の製造条
件より求まる。水素、水蒸気混合雰囲気中の水素分圧P
(H 2 )/{P(H2 )+P(H2 O)}が低いと、結
晶粒界部だけでなく結晶粒内部も酸化し、メッキ密着性
が劣化する。また、P(H2 )/{P(H2 )+P(H
2 O)}が高すぎると、酸化膜の成長速度が遅くなり、
結晶粒界部の酸化膜が十分ではなくなり、パウダリング
特性が劣化する。以上より、酸化させる際に、P
(H2 )/{P(H2 )+P(H2 O)}を0.85か
ら0.95の間にする必要がある。
【0012】この方法は、Tiを添加した極低炭素鋼以
外に、合金化反応が早い結果パウダリング性が悪化する
他の鋼種にも適用できる。そのため、溶融亜鉛メッキ直
後に結晶粒界上に残存する酸化膜の割合は耐パウダリン
グ性に優れる合金化溶融亜鉛メッキ鋼板を製造するとい
う観点から極めて重要な発明上のポイントとなってい
る。溶融亜鉛メッキ後に結晶粒界上に残存する酸化膜の
割合の上限は、耐パウダリング性に優れた合金化溶融亜
鉛メッキ鋼板を製造するという観点から制限される。す
なわち、酸化膜割合が高すぎると、アウトバースト反応
が起こりにくくなり、その結果、極一部のアウトバース
トにより表面の凹凸が激しくなり、耐パウダリング性が
悪化する。さらに、結晶粒界上の酸化膜の割合が高くな
ると、酸化膜の影響で表面が合金化された部分と合金化
されない部分が出来るために、メッキ表面に斑状の模様
が出来る。
【0013】また、溶融亜鉛メッキ後に結晶粒界上に残
存する酸化膜の割合の下限も、耐パウダリング性に優れ
た合金化溶融亜鉛メッキ鋼板を製造するという観点から
制限される。すなわち、酸化膜割合が低くなりすぎる
と、結晶粒界で生じるアウトバースト反応が生じやすく
なる。その結果、過合金化が生じ、耐パウダリング性が
悪化する。本発明者等は、溶融亜鉛メッキ後に残存させ
る鋼板表面の結晶粒界上に残存する酸化膜の割合を変化
させて、合金化溶融亜鉛メッキ鋼板を製造し、その耐パ
ウダリング性について調べた。その結果、鋼板表面の結
晶粒界上に残存する酸化膜の割合が80%以上になる
と、耐パウダリング性が悪化し、外観も悪化することを
明らかにした。また、鋼板表面の結晶粒界上に残存する
酸化膜の割合が10%以下になると、耐パウダリング性
が悪化する。よって、溶融亜鉛メッキ後に残存する板表
面の結晶粒界上に残存する酸化膜の割合は、10%以上
80%以下とする。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を以下に示す。図1に本発明
例を実施するための装置の一例を示す。鋼帯1はあらか
じめ、電解洗浄により脱脂を行い、表面の清浄化をはか
る。鋼帯1は加熱装置2によって加熱され、還元雰囲気
下で熱処理炉3により焼鈍される。その後鋼帯1は冷却
装置4により460℃まで非酸化性ガスで冷やされて、
酸化室5に送られる。酸化室5において、鋼板表面に所
定の酸化膜を生成させ、次にポット6で溶融亜鉛メッキ
を施す。本実施例では、酸化室の雰囲気を水素/水蒸気
雰囲気でP(H2 )/{P(H2 )+P(H2 O)}=
0.9で酸化時間を制御することで、結晶粒界部の酸化
膜の割合をコントロールした。溶融亜鉛メッキされた鋼
帯1は、ガスワイピング装置7で目付量を調整した後、
合金化炉8で合金化処理を行い、その後急速冷却装置9
によって、常温まで冷やされる。図1の製造プロセスに
従って、合金化溶融亜鉛メッキ鋼板を製造し、合金化溶
融亜鉛メッキ鋼板のメッキ品質を調査した。ここで、溶
融亜鉛メッキを施した後まで結晶粒界上に残存する酸化
膜の割合は、溶融亜鉛メッキを施した鋼帯をそのまま急
冷し、その試料の溶融亜鉛メッキを除去した鋼板表面を
顕微鏡で観察することにより行った。
【0015】帯状鋼板は、厚さ1mm×幅1200mm
のTiを添加した極低炭素鋼(成分はC:0.002w
t%、Si:0.01wt%、Mn:0.2wt%、P:
0.015wt%、S:0.01wt%、Ti:0.05
wt%)を使用し、730°Cで30秒間焼鈍した後、
10℃/秒で冷却を行い、さらに、酸化室での露点の調
整により、結晶粒界上の酸化膜の割合を変化させ、溶融
亜鉛メッキおよび合金化処理を行った。溶融亜鉛合金の
組成は、同様に重量%でZnが99.85%、Alが
0.15%のものを用い、溶融亜鉛合金の温度を460
°C、合金化炉の温度を500°C、またガスワイピン
グでのメッキの目付量を50g/mmとした。また、合
金化溶融亜鉛メッキ鋼板を製造する際に、メッキ膜中の
鉄濃度が重量%で10%と一定になるように、合金化時
間を変化させた。
【0016】図2に、本実施例によって、溶融亜鉛メッ
キ後に残存する結晶粒界上の酸化膜の割合を変化させた
合金化溶融亜鉛メッキ鋼板のパウダリング性について調
べた結果を示す。パウダリング性は1T曲げ試験を行
い、メッキ膜がはがれた程度による5段階評価を行っ
た。評価5は全く剥離しなかった場合、評価4はわずか
に剥離した場合、評価3は10%程度まで剥離した場
合、評価2は10から30%程度の剥離の場合、評価1
はすべて剥離した場合とした。ここで、合金化溶融亜鉛
メッキ鋼板として評点4以上を合格とした。図2に示し
たように、パウダリング性は、溶融亜鉛メッキ後に残存
する結晶粒界上の酸化膜の割合により変化し、酸化膜の
割合が10%以上80%以下で、耐パウダリング性が改
善された。
【0017】図3に、本実施例によって、再結晶焼鈍後
の冷却中の水素、水蒸気混合雰囲気中の水素分圧、P
(H2 )/{P(H2 )+P(H2 O)}を変化させた
合金化溶融亜鉛メッキ鋼板のパウダリング性について調
べた結果を示す。このときの結晶粒界部の酸化膜の割合
は30%である。図3に示したように、パウダリング性
は、雰囲気のP(H2 )/{P(H2 )+P(H
2 O)}により変化し、P(H 2 )/{P(H2 )+P
(H2 O)}が0.85以上0.95以下で、耐パウダ
リング性が改善された。
【0018】
【発明の効果】以上、本発明について説明したが、本発
明の方法によれば、Tiを添加した極低炭素鋼の合金化
溶融亜鉛メッキ鋼板において、溶融メッキ前の鋼板表面
の結晶粒界の酸化膜を制御することにより、Nbなどを
複合添加することなく、耐パウダリング特性に優れた合
金化溶融亜鉛メッキ鋼板およびこの鋼板を製造すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメッキ設備の一例を示す説明図であ
る。
【図2】Ti−sulc鋼において溶融亜鉛メッキ後に
残存する結晶粒界上の酸化膜の割合を変化させて製造し
た製品の耐パウダリング性の変化の一例を示す図であ
る。
【図3】Ti−sulc鋼において再結晶焼鈍後の水
素、水蒸気混合雰囲気中の水素分圧P(H2 )/{P
(H2 )+P(H2 O)}を変化させて製造した製品の
耐パウダリング性の変化の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 帯状鋼板 2 加熱装置 3 熱処理炉 4 冷却装置 5 酸化室 6 溶融メッキ装置 7 ガスワイピング装置 8 合金化炉 9 急速冷却装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C23C 8/10 C23C 8/10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C:0.03wt%以下、Ti:0.03
    〜0.2wt%を含む下地鋼板の表面の結晶粒界部の1
    0〜80%が酸化膜で覆われた上に、Fe:8〜12w
    t%、Al:0.1〜1.0wt%で残部がZnからなる
    メッキ皮膜を有する合金化溶融亜鉛メッキ鋼板。
  2. 【請求項2】 合金化溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法に
    おいて、再結晶焼鈍後の冷却中の一部もしくは全部の雰
    囲気における水素、水蒸気混合雰囲気中の水素分圧P
    (H2 )/{P(H2 )+P(H2 O)}を0.85か
    ら0.95の間にすることで鋼板表面の結晶粒界部を酸
    化させた後に、溶融亜鉛メッキおよび合金化処理を行う
    ことを特徴とする合金化溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方
    法。
JP9606997A 1997-04-14 1997-04-14 パウダリング性に優れた合金化溶融亜鉛メッキ鋼板およびその製造方法 Withdrawn JPH10287964A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000050659A1 (fr) * 1999-02-25 2000-08-31 Kawasaki Steel Corporation Plaque d'acier, plaque d'acier obtenue par immersion a chaud et alliage de plaque d'acier obtenue par immersion a chaud et leurs procedes de production
US9334555B2 (en) 2005-04-20 2016-05-10 Nipon Steel & Sumitomo Metal Corporation Hot dip galvannealed steel sheet and method for producing the same

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