JPH10287636A - 1−アルキル−1−フェニルエチルアミン誘導体およびその製造法 - Google Patents

1−アルキル−1−フェニルエチルアミン誘導体およびその製造法

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JPH10287636A
JPH10287636A JP8983097A JP8983097A JPH10287636A JP H10287636 A JPH10287636 A JP H10287636A JP 8983097 A JP8983097 A JP 8983097A JP 8983097 A JP8983097 A JP 8983097A JP H10287636 A JPH10287636 A JP H10287636A
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JP
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propylamine
methyl
alkyl
methylbenzylidene
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JP8983097A
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Mitsuhiro Matsumoto
光弘 松本
Yasuo Hazama
資雄 間
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】新規なN−(1−メチルベンジリデン)−1−
アルキル−1−フェニルエチルアミン誘導体とその製造
方法を提供する。 【解決手段】一般式2 の1−フェニルエチルアミン誘導体と一般式3 のアセトフェノン誘導体とを反応させてN−(1−メチ
ルベンジリデン)−1−フェニルエチルアミン誘導体
得、次いで塩基および一般式5 の化合物と反応させて一般式1のN−(1−メチルベン
ジリデン)−1−アルキル−1−フェニルエチルアミン
誘導体を製造する。 (XおよびXは水素、ハロゲン、メチル基またはニ
トロ基、RはC〜Cのアルキル基、C〜Cのア
ルケニル基、C〜Cのアルキニル基またはベンジル
基を表わす)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なN−(1−
メチルベンジリデン)−1−アルキル−1−フェニルエ
チルアミン誘導体およびその製造法に関する。また本発
明は、該N−(1−メチルベンジリデン)−1−アルキ
ル−1−フェニルエチルアミン誘導体を用いた、1−ア
ルキル−1−フェニルエチルアミン誘導体の製造法に関
する。
【0002】
【従来の技術】1−アルキル−1−フェニルエチルアミ
ン誘導体は、医薬品の分野において重要な化合物の一つ
である。かかる1−アルキル−1−フェニルエチルアミ
ン誘導体の製造法としては、従来、グリニャール反応に
より1−アルキル−1−フェニルエタノール誘導体を製
造し、該1−アルキル−1−フェニルエタノール誘導体
とシアノ化合物とのリッター反応により得られる酸アミ
ド誘導体を、加水分解する方法が知られている。しかし
ながら、グリニャール反応は無水系で行なう必要がある
こと、また該反応速度の制御が困難であること等によ
り、工業的な見地から、該Grignard反応を経由
する製造法は満足できるものではなく、1−アルキル−
1−フェニルエチルアミン誘導体の製造法の更なる改良
が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから本
発明者らは、1−アルキル−1−フェニルエチルアミン
誘導体の製造法について種々検討の結果、新規な化合物
であるN−(1−メチルベンジリデン)−1−アルキル
−1−フェニルエチルアミン誘導体を見出し、さらに該
化合物を加水分解することにより1−アルキル−1−フ
ェニルエチルアミン誘導体が製造できることを見出し、
本発明に至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、一般
式(1) (式中、X1およびX2は水素原子、ハロゲン原子、メチル
基またはニトロ基を表わす。また、RはC1〜C7のアルキ
ル基、C3〜C7のアルケニル基、C3〜C7のアルキニル基ま
たはベンジル基を表わす)で表される新規なN−(1−
メチルベンジリデン)−1−アルキル−1−フェニルエ
チルアミン誘導体(以下化合物(1)と称する場合があ
る)を提供するものであり、また本発明は、一般式
(2) (式中、X1、X2は前記と同じである)で表される1−フ
ェニルエチルアミン誘導体(以下化合物(2)と称する
場合もある)と一般式(3) (式中、X1、X2は前記と同じである)で表されるアセト
フェノン誘導体(以下化合物(3)と称する場合もあ
る)とを反応させて、一般式(4) (式中、X1、X2は前記の通りである)で表されるN−
(1−メチルベンジリデン)−1−フェニルエチルアミ
ン誘導体(以下化合物(4)と称する場合もある)を
得、次いで塩基および一般式(5) (式中、Rは前記と同じであり、X3はハロゲン原子、ア
ルキルスルホニル基またはアリールスルホニル基を表わ
す)で表される化合物(以下化合物(5)と称する場合
もある)と反応させることにより、化合物(1)を製造
する方法を提供するものである。さらに本発明は、化合
物(1)を加水分解することにより、一般式(6) (式中、X1、X2、Rは前記の通りである。)で表される
1−アルキル−1−フェニルエチルアミン誘導体(以下
化合物(6)と称する場合もある)の製造法を提供する
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】一般式(1)において、 X1およ
びX2は水素原子、フッ素、塩素、臭素等のハロゲン原
子、メチル基またはニトロ基を表わす。Rとしては、例
えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、sec−ブチル基、ペンチル基、ヘキシ
ル基等の炭素数1から7のアルキル基、アリル基、2−
ブテニル基等の炭素数3から7のアルケニル基、プロパ
ルギル基、1−メチル−2−プロピニル基等の炭素数3
から7のアルキニル基およびベンジル基等が挙げられ
る。なお、一般式(6)で表わされる1−アルキル−1
−フェニルエチルアミン誘導体の製造において、該化合
物が高収率で得られるという観点から、X1が結合して
いる二つのベンゼン環上の置換位置が等しく、かつX2
が結合している二つのベンゼン環上の置換位置も等しい
化合物(1)を用いることが好ましい。
【0006】かかる化合物(1)の具体例としては、
N−(1−メチルベンジリデン)−2−フェニル−2−
プロピルアミン、N−(1−メチルベンジリデン)−
1,2−ジフェニル−2−プロピルアミン、N−(1−
メチルベンジリデン)−2−フェニル−2−ブチルアミ
ン、N−(1−メチルベンジリデン)−4−フェニル−
1−ペンテニル−4−アミン、N−(1−メチルベンジ
リデン)−4−フェニル−1−ペンチニル−4−アミ
ン、N−(1−メチル−2'−メチルベンジリデン)−
2−(2−メチルフェニル)−2−プロピルアミン、N
−(1−メチル−2'−メチルベンジリデン)−1−フ
ェニル−2−(2−メチルフェニル)−2−プロピルア
ミン、N−(1−メチル−3'−メチルベンジリデン)
−2−(3−メチルフェニル)−2−プロピルアミン、
N−(1−メチル−3'−メチルベンジリデン)−1−
フェニル−2−(3−メチルフェニル)−2−プロピル
アミン、N−(1−メチル−4'−メチルベンジリデ
ン)−2−(4−メチルフェニル)−2−プロピルアミ
ン、N−(1−メチル−4'−メチルベンジリデン)−
1−フェニル−2−(4−メチルフェニル)−2−プロ
ピルアミン、N−(1−メチル−2'−フルオロベンジ
リデン)−2−(2−フルオロフェニル)−2−プロピ
ルアミン、N−(1−メチル−2'−フルオロベンジリ
デン)−1−フェニル−2−(2−フルオロフェニル)
−2−プロピルアミン、N−(1−メチル−3'−フル
オロベンジリデン)−2−(3−フルオロフェニル)−
2−プロピルアミン、N−(1−メチル−3'−フルオ
ロベンジリデン)−1−フェニル−2−(3−フルオロ
フェニル)−2−プロピルアミン、N−(1−メチル−
4'−フルオロベンジリデン)−2−(4−フルオロフ
ェニル)−2−プロピルアミン、N−(1−メチル−
4'−フルオロベンジリデン)−1−フェニル−2−
(4−フルオロフェニル)−2−プロピルアミン、N−
(1−メチル−2'−クロロベンジリデン)−2−(2
−クロロフェニル)−2−プロピルアミン、N−(1−
メチル−2'−クロロベンジリデン)−1−フェニル−
2−(2−クロロフェニル)−2−プロピルアミン、N
−(1−メチル−3'−クロロベンジリデン)−2−
(3−クロロフェニル)−2−プロピルアミン、N−
(1−メチル−3'−クロロベンジリデン)−1−フェ
ニル−2−(3−クロロフェニル)−2−プロピルアミ
ン、N−(1−メチル−4'−クロロベンジリデン)−
2−(4−クロロフェニル)−2−プロピルアミン、N
−(1−メチル−4'−クロロベンジリデン)−1−フ
ェニル−2−(4−クロロフェニル)−2−プロピルア
ミン、N−(1−メチル−2'−ブロモベンジリデン)
−2−(2−ブロモフェニル)−2−プロピルアミン、
N−(1−メチル−2'−ブロモベンジリデン)−1−
フェニル−2−(2−ブロモフェニル)−2−プロピル
アミン、N−(1−メチル−4'−ブロモベンジリデ
ン)−2−(4−ブロモフェニル)−2−プロピルアミ
ン、N−(1−メチル−4'−ブロモベンジリデン)−
1−フェニル−2−(4−ブロモフェニル)−2−プロ
ピルアミン、N−(1−メチル−2'−ニトロベンジリ
デン)−2−(2−ニトロフェニル)−2−プロピルア
ミン、N−(1−メチル−2'−ニトロベンジリデン)
−1−フェニル−2−(2'−ニトロフェニル)−2−
プロピルアミン、N−(1−メチル−3'−ニトロベン
ジリデン)−2−(3−ニトロフェニル)−2−プロピ
ルアミン、N−(1−メチル−3'−ニトロベンジリデ
ン)−1−フェニル−2−(3−ニトロフェニル)−2
−プロピルアミン、N−(1−メチル−4'−ニトロベ
ンジリデン)−2−(4−ニトロフェニル)−2−プロ
ピルアミン、N−(1−メチル−4'−ニトロベンジリ
デン)−1−フェニル−2−(4−ニトロフェニル)−
2−プロピルアミン、N−(1−メチル−2'、4'−ジ
クロロベンジリデン)−2−(2、4−ジクロロフェニ
ル)−2−プロピルアミン、N−(1−メチル−2'、
4'−ジクロロベンジリデン)−1−フェニル−2−
(2、4−ジクロロフェニル)−2−プロピルアミン、
N−(1−メチル−2'、4'−ジクロロベンジリデン)
−2−(2、4−ジクロロフェニル)−2−ブチルアミ
ン、N−(1−メチル−2'、4'−ジクロロベンジリデ
ン)−4−(2、4−ジクロロフェニル)−1−ペンテ
ニル−4−アミン、N−(1−メチル−2'、4'−ジク
ロロベンジリデン)−4−(2、4−ジクロロフェニ
ル)−1−ペンチニル−4−アミン等が挙げられる。
【0007】上記化合物(1)は、一般式(2)で表わ
される1−フェニルエチルアミン誘導体(化合物
(2))と一般式(3)で表わされるアセトフェノン誘
導体(化合物(3))とを反応させて、一般式(4)で
表わされるN−(1−メチルベンジリデン)−1−フェ
ニルエチルアミン誘導体(化合物(4))を得、次いで
塩基および後述する一般式(5)で表わされる化合物
(化合物(5))と反応させることにより得ることがで
きる。
【0008】化合物(2)と化合物(3)との反応は、
従来公知の条件下で行えばよく、反応温度、反応時間、
触媒等は、例えば、1986年発刊の「J.Org.C
hem.」、第51巻、第3635頁(Eleveldら)に
記載の条件を例示することができる。また、化合物
(3)の使用量は化合物(2)に対して、通常、0.5
〜10モル倍であり、好ましくは0.9〜2モル倍であ
る。一般式(2)および一般式(3)においてX1、X
2は、前記と同じである。なお、前述した化合物(1)
において、X1が結合している二つのベンゼン環の炭素
原子の位置番号が等しく、かつX2が結合している二つ
のベンゼン環の炭素原子の位置番号も等しい化合物
(1)を製造する場合は、化合物(2)においてX1
よびX2が結合しているベンゼン環上の置換位置と化合
物(3)においてX1およびX2が結合しているベンゼン
環上の置換位置とがそれぞれ等しい化合物(2)および
化合物(3)を用いればよい。
【0009】化合物(2)の具体例としては、1−フェ
ニルエチルアミン、1−(2−メチルフェニル)エチル
アミン、1−(3−メチルフェニル)エチルアミン、1
−(4−メチルフェニル)エチルアミン、1−(2−フ
ルオロフェニル)エチルアミン、1−(3−フルオロフ
ェニル)エチルアミン、1−(4−フルオロフェニル)
エチルアミン、1−(2−クロロフェニル)エチルアミ
ン、1−(3−クロロフェニル)エチルアミン、1−
(4−クロロフェニル)エチルアミン、1−(2−ブロ
モフェニル)エチルアミン、1−(3−ブロモフェニ
ル)エチルアミン、1−(4−ブロモフェニル)エチル
アミン、1−(2−ニトロフェニル)エチルアミン、1
−(3−ニトロフェニル)エチルアミン、1−(4−ニ
トロフェニル)エチルアミン、1−(2、3−ジクロロ
フェニル)エチルアミン、1−(2、4−ジクロロフェ
ニル)エチルアミン、1−(2、6−ジクロロフェニ
ル)エチルアミン、1−(3、4−ジクロロフェニル)
エチルアミン、1−(3、5−ジクロロフェニル)エチ
ルアミン、1−(2、4−ジブロモフェニル)エチルア
ミン、1−(2−クロロ−4−メチルフェニル)エチル
アミンなどが挙げられる。
【0010】また、化合物(3)の具体例としては、ア
セトフェノン、2'−メチルアセトフェノン、3'−メチ
ルアセトフェノン、4'−メチルアセトフェノン、2'−
フルオロアセトフェノン、3'−フルオロアセトフェノ
ン、4'−フルオロアセトフェノン、2'−クロロアセト
フェノン、3'−クロロアセトフェノン、4'−クロロア
セトフェノン、2'−ブロモアセトフェノン、3'−ブロ
モアセトフェノン、4'−ブロモアセトフェノン、2'−
ニトロアセトフェノン、3'−ニトロアセトフェノン、
4'−ニトロアセトフェノン、2'、3'−ジクロロアセ
トフェノン、2'、4'−ジクロロアセトフェノン、
2'、6'−ジクロロアセトフェノン、3'、4'−ジクロ
ロアセトフェノン、3'、5'−ジクロロアセトフェノ
ン、2'、4'−ジブロモアセトフェノン、2'−クロロ
−4'−メチルアセトフェノンなどが挙げられる。
【0011】かくして得られる化合物(4)の具体例と
しては、例えば、N−(1−メチルベンジリデン)−1
−フェニルエチルアミン、N−(1−メチル−2'−メ
チルベンジリデン)−1−(2−メチルフェニル)エチ
ルアミン、N−(1−メチル−3'−メチルベンジリデ
ン)−1−(3−メチルフェニル)エチルアミン、N−
(1−メチル−4'−メチルベンジリデン)−1−(4
−メチルフェニル)エチルアミン、N−(1−メチル−
2'−フルオロベンジリデン)−1−(2−フルオロフ
ェニル)エチルアミン、N−(1−メチル−3'−フル
オロベンジリデン)−1−(3−フルオロフェニル)エ
チルアミン、N−(1−メチル−4'−フルオロベンジ
リデン)−1−(4−フルオロフェニル)エチルアミ
ン、N−(1−メチル−2'−クロロベンジリデン)−
1−(2−クロロフェニル)エチルアミン、N−(1−
メチル−3'−クロロベンジリデン)−1−(3−クロ
ロフェニル)エチルアミン、N−(1−メチル−4'−
クロロベンジリデン)−1−(4−クロロフェニル)エ
チルアミン、N−(1−メチル−2'−ブロモベンジリ
デン)−1−(2−ブロモフェニル)エチルアミン、N
−(1−メチル−3'−ブロモベンジリデン)−1−
(3−ブロモフェニル)エチルアミン、N−(1−メチ
ル−4'−ブロモベンジリデン)−1−(4−ブロモフ
ェニル)エチルアミン、N−(1−メチル−2'−ニト
ロベンジリデン)−1−(2−ニトロフェニル)エチル
アミン、N−(1−メチル−3'−ニトロベンジリデ
ン)−1−(3−ニトロフェニル)エチルアミン、N−
(1−メチル−4'−ニトロベンジリデン)−1−(4
−ニトロフェニル)エチルアミン、N−(1−メチル−
2'、3'−ジクロロベンジリデン)−1−(2、3−ジ
クロロフェニル)エチルアミン、N−(1−メチル−
2'、4'−ジクロロベンジリデン)−1−(2、4−ジ
クロロフェニル)エチルアミン、N−(1−メチル−
2'、6'−ジクロロベンジリデン)−1−(2、6−ジ
クロロフェニル)エチルアミン、N−(1−メチル−
3'、4'−ジクロロベンジリデン)−1−(3、4−ジ
クロロフェニル)エチルアミン、N−(1−メチル−
3'、5'−ジクロロベンジリデン)−1−(3、5−ジ
クロロフェニル)エチルアミン、N−(1−メチル−
2'、4'−ジブロモベンジリデン)−1−(2、4−ジ
ブロモフェニル)エチルアミン、N−(1−メチル−
2'−クロロ−4'−メチルベンジリデン)−1−(2−
クロロ−4−メチルフェニル)エチルアミンなどが挙げ
られる。
【0012】得られた化合物(4)を塩基および化合物
(5)と反応させることで化合物(1)を得ることがで
きる。化合物(4)と塩基および化合物(5)との反応
において、塩基および化合物(5)とを同時に化合物
(4)と反応させてもよいが、化合物(1)の収率の観
点から、化合物(4)が充分アニオン化された後に化合
物(5)と反応させることが好ましく、化合物(4)と
塩基とをまず反応させ、次いで化合物(5)と反応させ
ることが好ましい。
【0013】塩基との反応においては、例えば溶媒とし
て親水性有機溶媒を用いることが好ましい。かかる親水
性有機溶媒としてはジメチルスルホキシド、N,N−ジ
メチルホルムアミド、テトラヒドロフラン等が挙げら
れ、特に、ジメチルスルホキシドが好ましい。また、2
種類以上の親水性有機溶媒を混合して用いても構わな
い。親水性有機溶媒の使用量は化合物(4)に対して、
通常、0.01〜20重量倍、好ましくは0.1〜10
重量倍である。また、親水性有機溶媒以外に、塩基との
反応を阻害しない他の溶媒を更に加えても構わない。他
の溶媒としては、トルエン、クロロベンゼン、キシレン
等の芳香族系溶媒、ジエチルエーテル、メチル−t−ブ
チルエーテル、ジオキサン等のエーテル系溶媒、ヘキサ
ン、ヘプタン等の脂肪族系溶媒等が挙げられる。これら
他の溶媒の使用量は化合物(4)に対して、通常、0.
5〜20重量倍、好ましくは1〜10重量倍である。
【0014】使用する塩基としては、カリウム−t−ブ
トキシド、ナトリウム−t−ブトキシド、カリウム−t
−アミレート、ナトリウム−t−アミレート等のアルカ
リ金属アルコキシド、および水素化ナトリウム、水酸化
カリウム等が挙げられ、特に、アルカリ金属アルコキシ
ド、水素化ナトリウムが好ましい。かかる塩基の使用量
は化合物(4)に対して、通常、0.8〜5モル倍、好
ましくは1〜2モル倍である。塩基との反応において、
反応温度は、使用した親水性有機溶媒または他の溶媒の
種類、塩基の種類、およびこれらの使用量等によって異
なるが、温度は通常、0℃〜溶媒の沸点、好ましくは0
〜60℃である。
【0015】また、化合物(5)の使用量は、化合物
(4)に対して、通常、0.8〜5モル倍、好ましくは
1〜2モル倍である。化合物(5)との反応は、通常、
上記した塩基との反応マスに化合物(5)を滴下して行
う。この時、化合物(5)は無溶媒で滴下してもよい
し、上記親水性溶媒または反応を阻害しない溶媒で希釈
して滴下してもよい。化合物(5)との反応において、
反応温度、反応時間は、化合物(5)との反応で使用し
た溶媒の種類、塩基の種類、およびこれらの使用量等に
よって異なるが、温度は通常、0℃〜溶媒の沸点、好ま
しくは0〜60℃である。反応の終点は、ガスクロマト
グラフィー等により反応液を分析して決定することがで
きる。
【0016】使用する化合物(5)としては、通常使用
されるアルキル化剤を用いることができ、例えば、一般
式(5)において、Rとしては前記したものが挙げら
れ、またX 3としてはハロゲン原子、アルキルスルホニル
基、アリールスルホニル基等を挙げることができる。
X3の具体例としては、クロロ原子、ブロモ原子、メタン
スルホニルオキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基
等が挙げられる。化合物(5)の具体例としては、メチ
ルクロライド、メチルブロマイド、エチルクロライド、
エチルブロマイド、プロピルクロライド、プロピルブロ
マイド、イソプロピルクロライド、イソプロピルブロマ
イド、ブチルクロライド、ブチルブロマイド、sec−
ブチルクロライド、sec−ブチルブロマイド、ペンチ
ルクロライド、ペンチルブロマイド、ヘキシルクロライ
ド、ヘキシルブロマイド、アリルクロライド、アリルブ
ロマイド、アリルメシレート、アリルトシレート、2−
ブテニルクロライド、2−ブテニルブロマイド、2−ブ
テニルメシレート、2−ブテニルトシレート、プロパル
ギルクロライド、プロパルギルブロマイド、プロパルギ
ルメシレート、プロパルギルトシレート、、1−メチル
−2−プロピニルクロライド、、1−メチル−2−プロ
ピニルブロマイド、、1−メチル−2−プロピニルメシ
レート、、1−メチル−2−プロピニルトシレート、ベ
ンジルクロライド、ベンジルブロマイド等が挙げられ
る。
【0017】化合物(5)との反応終了後、例えば、水
を加えて副生した無機物を溶解し、疎水性溶媒で抽出を
行い、例えば、低沸分留去等の手段により、化合物
(1)を分離することができる。しかし、後述する1−
アルキル−1−フェニルエチルアミン誘導体を製造する
ためには、化合物(1)を分離することなく、反応液を
そのまま用いることができる。なお、化合物(1)は、
上記方法以外に、1−アルキル−1−フェニルエチルア
ミン誘導体とアセトフェノン誘導体を脱水縮合すること
によっても得ることができる。該脱水縮合反応は上述し
た化合物(2)と化合物(3)との反応に準拠して行う
ことができる。
【0018】1−アルキル−1−フェニルエチルアミン
誘導体(化合物(6))は化合物(1)を加水分解するこ
とにより得ることができる。加水分解は、例えば、塩
酸、硫酸等の酸類の存在下、無溶媒、または、溶媒中、
水の共存下、実施される。この場合、酸類の使用量は、
化合物(1)に対して、通常、1〜100モル倍、好ま
しくは1.05〜10モル倍である。また、水の使用量
は、化合物(1)に対して、通常、0.5〜20重量
倍、好ましくは1〜10重量倍である。溶媒を用いる場
合は、溶媒の使用量は化合物(1)に対して、通常、
0.5〜20重量倍、好ましくは1〜10重量倍であ
る。
【0019】溶媒としては、加水分解反応を阻害しない
ものならば良く、例えば、メタノール、エタノール等の
親水性のアルコール系溶媒、トルエン、クロロベンゼ
ン、キシレン等の芳香族系溶媒、ジエチルエーテル、メ
チル−t−ブチルエーテル、ジオキサン等のエーテル系
溶媒、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族系溶媒等が挙げら
れる。また、これらの溶媒を複数用いても構わない。加
水分解の反応温度、反応時間は、用いる酸類、溶媒の種
類、およびこれらの量等によって異なるが、温度は通
常、0℃〜溶媒の沸点、好ましくは0〜60℃である。
反応終点はガスクロマトグラフィー等により反応液を分
析して決定することができる。
【0020】上記反応により、化合物(6)と使用した
酸類との塩が生成する。加水分解反応を無溶媒で実施し
た場合は、例えば、反応マスに疎水性の溶媒を加えて分
液後、水層を水酸化ナトリウム等のアルカリ水溶液を用
いてアルカリ性にし、ついでこれを疎水性溶媒にて抽出
して得られた有機層を減圧濃縮することにより、化合物
(6)を得ることができる。アルコール系溶媒等の親水
性溶媒を用いた場合は、アルコールを留去した後、上記
と同様に処理すればよいし、疎水性溶媒を用いた場合
は、反応マスをそのまま分液し、上記と同様に処理すれ
ばよい。また、無機酸の水溶液を加え、濾過することに
よって、1−アルキル−1−フェニルエチルアミン誘導
体と無機酸の塩を得ることもできる。
【0021】かくして化合物(6)が得られるが、化合
物(6)の具体例としては、2−フェニル−2−プロピ
ルアミン、1,2−ジフェニル−2−プロピルアミン、
2−フェニル−2−ブチルアミン、4−フェニル−1−
ペンテニル−4−アミン、4−フェニル−1−ペンチニ
ル−4−アミン、2−(2'−メチルフェニル)−2−
プロピルアミン、1−フェニル−2−(2−メチルフェ
ニル)−2−プロピルアミン、2−(3−メチルフェニ
ル)−2−プロピルアミン、1−フェニル−2−(3−
メチルフェニル)−2−プロピルアミン、2−(4−メ
チルフェニル)−2−プロピルアミン、1−フェニル−
2−(4−メチルフェニル)−2−プロピルアミン、2
−(2−フルオロフェニル)−2−プロピルアミン、1
−フェニル−2−(2−フルオロフェニル)−2−プロ
ピルアミン、2−(3−フルオロフェニル)−2−プロ
ピルアミン、1−フェニル−2−(3−フルオロフェニ
ル)−2−プロピルアミン、2−(4−フルオロフェニ
ル)−2−プロピルアミン、1−フェニル−2−(4−
フルオロフェニル)−2−プロピルアミン、2−(2−
クロロフェニル)−2−プロピルアミン、1−フェニル
−2−(2−クロロフェニル)−2−プロピルアミン、
2−(3−クロロフェニル)−2−プロピルアミン、1
−フェニル−2−(3−クロロフェニル)−2−プロピ
ルアミン、2−(4−クロロフェニル)−2−プロピル
アミン、1−フェニル−2−(4−クロロフェニル)−
2−プロピルアミン、2−(2−ブロモフェニル)−2
−プロピルアミン、1−フェニル−2−(2−ブロモフ
ェニル)−2−プロピルアミン、2−(4−ブロモフェ
ニル)−2−プロピルアミン、1−フェニル−2−(4
−ブロモフェニル)−2−プロピルアミン、2−(2−
ニトロフェニル)−2−プロピルアミン、1−フェニル
−2−(2−ニトロフェニル)−2−プロピルアミン、
2−(3−ニトロフェニル)−2−プロピルアミン、1
−フェニル−2−(3−ニトロフェニル)−2−プロピ
ルアミン、2−(4−ニトロフェニル)−2−プロピル
アミン、1−フェニル−2−(4−ニトロフェニル)−
2−プロピルアミン、2−(2、4−ジクロロフェニ
ル)−2−プロピルアミン、1−フェニル−2−(2、
4−ジクロロフェニル)−2−プロピルアミン、2−
(2、4−ジクロロフェニル)−2−ブチルアミン、4−
(2、4−ジクロロフェニル)−1−ペンテニル−4−
アミン、4−(2、4−ジクロロフェニル)−1−ペン
チニル−4−アミンなどが挙げられる。
【0022】
【発明の効果】本発明による新規なN−(1−メチルベ
ンジリデン)−1−アルキル−1−フェニルエチルアミ
ン誘導体は容易に製造でき、しかも医薬品の合成中間体
として重要な1−アルキル−1−フェニルエチルアミン
誘導体へ容易に導くことが出来るため、その原料化合物
として有用である。
【0023】
【実施例】以下、実施例により本発明をより詳細に説明
するが、本発明はこれら実施例により限定されるもので
はない。
【0024】実施例1 温度計、攪拌機、脱水管、コンデンサーを備えた300
ミリリットル容のガラス反応器に、DL−1−フェニル
エチルアミン24.24g(0.2000mol)、ア
セトフェノン24.03g(0.2000mol)、塩
化亜鉛0.14g(0.0010mol)、トルエン1
00mlを仕込み、生成する水を系外に除去しながら1
1時間還流させた。次いで、室温まで冷却後、この反応
マスを5%水酸化ナトリウム水溶液50mlで洗浄し、
減圧下でトルエンを除去することにより、黄色油状のN
−(1−メチルベンジリデン)−1−フェニルエチルア
ミン44.38gを得た。1H−NMRよりN−(1−
メチルベンジリデン)−1−フェニルエチルアミンのs
yn体とanti体の比は、syn体:anti体=
1:10であった。なお、1H−NMRの測定結果を以
下に示す。1 H−NMR δ(CDCl3):syn体 1.40
(3H、d、7Hz)、2.60(3H、s)、4.4
2(1H、q、7Hz)、7.0〜7.9(10H、
m)。 anti体 1.54(3H、d、7Hz)、2.27
(3H、s)、4.83(1H、q、7Hz)、7.0
〜7.9(10H、m)。 温度計、攪拌機を備えた50ミリリットル容のガラス反
応器に上記反応で得られたN−(1−メチルベンジリデ
ン)−1−フェニルエチルアミン4.67g、カリウム
−t−ブトキシド3.37g(0.0300mol)、
ジメチルスルホキシド20mlを仕込み、室温で3時間
攪拌した。ここにベンジルクロライド5.06g(0.
0400mol)を20〜30℃に反応マスを保ちなが
ら15分間で滴下した。室温で3時間攪拌後、水を加
え、トルエンで2回抽出し、トルエン溶液を83.4g
得た。このトルエン溶液8.34gを減圧下でトルエン
と反応で過剰であったベンジルクロライドを除去するこ
とにより、黄色油状物0.59gを得た。1H−NMR
を測定すると、この油状物は原料のN−(1−メチルベ
ンジリデン)−1−フェニルエチルアミンと目的化合物
であるN−(1−メチルベンジリデン)−1,2−ジフ
ェニル−2−プロピルアミンを3:7(mol比)で含
んでいた。得られたN−(1−メチルベンジリデン)−
1,2−ジフェニル−2−プロピルアミンの1H−NMR
の測定結果を以下に示す。1 H−NMR δ(CDCl3):1.58(3H、
s)、1.79(3H、s)、3.32(2H、s)、
6.92〜9.95(2H、m)、7.10〜7.26
(10H、m)、7.38〜7.40(3H、m)、
7.82〜7.89(2H、m)
【0025】実施例2 温度計、攪拌機を備えた200ミリリットル容のガラス
反応器に実施例1で得たトルエン溶液75.1gと10
%塩酸水溶液50mlを仕込み、室温で1時間攪拌し
た。反応マスを分液後、有機層に水50mlを加え、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液でpH2.5に調整し、分
液した。更に、有機層に水50mlを加え、10%塩酸
水溶液でpH2.5に調整し、分液した。得られた3回
分の水層を合一し、50%水酸化ナトリウム水溶液でp
H10以上に調整し、トルエン50mlで2回抽出し
た。得られた有機層を合一し、水50mlを加え、10
%塩酸水溶液でpH2.5に調整し分液し、更に有機層
に水50mlを加え、10%塩酸水溶液でpH2.5に
調整し、分液した。得られた水層を合一し、50%水酸
化ナトリウム水溶液でpH10以上に調整し、トルエン
50mlで2回抽出した。得られた有機層を合一し、減
圧下でトルエン及び低沸点成分を除去し、15%塩酸水
溶液14mlを加え、30分間還流した。攪拌下、室温
までゆっくり冷却し、10℃で終夜静置後、濾過し、1
0%塩酸水溶液で洗浄した。このものを、減圧下、50
℃で乾燥することにより、1,2−ジフェニル−2−プ
ロピルアミン塩酸塩の白色結晶2.06gを得た。DL
−1−フェニルエチルアミン及びアセトフェノンからの
収率は、46%であった。得られた1,2−ジフェニル
−2−プロピルアミン塩酸塩の融点は177〜179℃
であった。
【0026】実施例3 温度計、攪拌機を備えた50ミリリットル容のガラス反
応器に実施例1で得られたN−(1−メチルベンジリデ
ン)−1−フェニルエチルアミン4.67g、60%水
素化ナトリウム2.67g(0.0400mol)、ジ
メチルスルホキシド4ml、脱水トルエン8mlを仕込
み、室温で15時間攪拌した。ここにベンジルクロライ
ド5.06g(0.0400mol)を30〜35℃に
反応マスを保ちながら15分間で滴下した。室温で1時
間攪拌後、水を加え、トルエンで2回抽出した。この有
機層を実施例2と同様の操作を行い、1,2−ジフェニ
ル−2−プロピルアミン塩酸塩の白色結晶1.39gを
得た。DL−1−フェニルエチルアミン及びアセトフェ
ノンからの収率は、28%であった。
【0027】実施例4 温度計、攪拌機、脱水管、コンデンサーを備えた100
ミリリットル容のガラス反応器に、1,2−ジフェニル
−2−プロピルアミン4.23g(0.0200mo
l)、アセトフェノン2.40g(0.0200mo
l)、塩化亜鉛0.014g(0.00010mo
l)、トルエン20mlを仕込み、生成する水を系外に
除去しながら20時間還流させた。次いで、室温まで冷
却後、この反応マスを5%水酸化ナトリウム水溶液20
mlで洗浄し、減圧下でトルエン、アセトフェノン、
1,2−ジフェニル−2−プロピルアミンを除去するこ
とにより、白黄色油状のN−(1−メチルベンジリデ
ン)−1,2−ジフェニル−2−プロピルアミンと結晶
の混合物1.50gを得た。1H−NMRの測定結果を
以下に示す。1 H−NMR δ(CDCl3):1.58(3H、
s)、1.79(3H、s)、3.32(2H、s)、
6.92〜9.95(2H、m)、7.10〜7.26
(10H、m)、7.38〜7.40(3H、m)、
7.82〜7.89(2H、m)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) (式中、X1およびX2は水素原子、ハロゲン原子、メチル
    基またはニトロ基を表わす。また、RはC1〜C7のアルキ
    ル基、C3〜C7のアルケニル基、C3〜C7のアルキニル基ま
    たはベンジル基を表わす)で表されるN−(1−メチル
    ベンジリデン)−1−アルキル−1−フェニルエチルア
    ミン誘導体
  2. 【請求項2】一般式(2) (式中、X1、X2は前記と同じである)で表される1−フ
    ェニルエチルアミン誘導体と一般式(3) (式中、X1、X2は前記と同じである)で表されるアセト
    フェノン誘導体とを反応させて、一般式(4) (式中、X1、X2は前記の通りである)で表されるN−
    (1−メチルベンジリデン)−1−フェニルエチルアミ
    ン誘導体を得、次いで塩基および一般式(5)、 (式中、Rは前記と同じであり、X3はハロゲン原子、ア
    ルキルスルホニル基またはアリールスルホニル基を表わ
    す)で表される化合物と反応させることによる、請求項
    (1)記載のN−(1−メチルベンジリデン)−1−ア
    ルキル−1−フェニルエチルアミン誘導体の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載のN−(1−メチルベンジリ
    デン)−1−アルキル−1−フェニルエチルアミン誘導
    体を加水分解することによる一般式(6) (式中、X1、X2、Rは前記の通りである。)で表される
    1−アルキル−1−フェニルエチルアミン誘導体の製造
    法。
  4. 【請求項4】加水分解反応を酸の存在下で行なう、請求
    項3記載の1−アルキル−1−フェニルエチルアミン誘
    導体の製造法。
  5. 【請求項5】N−(1−メチルベンジリデン)−1−ア
    ルキル−1−フェニルエチルアミン誘導体が請求項2に
    記載の製造方法で得られたものである請求項3または4
    に記載の1−アルキル−1−フェニルエチルアミン誘導
    体の製造法。
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