JPH10287376A - 断熱容器 - Google Patents

断熱容器

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JPH10287376A
JPH10287376A JP9111796A JP11179697A JPH10287376A JP H10287376 A JPH10287376 A JP H10287376A JP 9111796 A JP9111796 A JP 9111796A JP 11179697 A JP11179697 A JP 11179697A JP H10287376 A JPH10287376 A JP H10287376A
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JP
Japan
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paper
heat insulating
corrugated
corrugated plate
tubular body
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JP9111796A
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English (en)
Inventor
Yuichi Hirai
裕一 平井
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙製の容器でありながら断熱性が高く、且つ
意匠性に優れたインスタント食品ようの断熱容器を供給
する。 【解決手段】 内面にポリオレフィン系樹脂がコートさ
れ、外側にカールするトップカール部2を有する紙カッ
プと、その胴部1外周の少なくとも一部を覆って前記胴
部1に貼着される波板状板紙5と、その外側の凸状部に
貼着され、且つ前記紙カップの胴部全体を覆い、下部に
内カール部7を有する円錐台形状の紙製の筒状体6とに
よって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱湯を注いで調理
するインスタント食品に使用される紙カップをベスとし
た紙製の断熱容器に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、コルゲート加工された段ボー
ルの中芯のような波板を断熱材として紙製のカップ胴部
の外周に貼り付けた容器がインスタントラーメンを中心
に使用されてきている。また、特開平8−113274
号公報においては、波板の断面形状を変え、表面に平板
部が形成され凹陥部を少なくした断熱容器が提案され、
実際に利用されている。さらに、実開平4−45216
号公報、特開平8−104372号公報には、コルゲー
ト加工あるいはエンボス加工された波板の上にさらにラ
イナーあるいは薄紙が巻かれた容器が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前述のコル
ゲート加工された段ボールの中芯のような波板を紙カッ
プの胴部周辺に巻き付けた断熱容器は波板が障害とな
り、高級感のある意匠を持たせることが難しいという問
題がある。また、この波板上になされる印刷はすべてコ
ルゲート加工が施される前に行われているので、印刷さ
れる画像はコルゲート加工による変形を見越して、予め
横長の画像に印刷しておく必要があり、また表面の凹凸
によって印刷される文字、図柄、特にその微細なものは
非常に見にくくなるという問題がある。特開平8−11
3274号公報において提案されているものは、使用す
る波板表面の平面部分を多くし、凹陥部を少なくして、
上記の問題を多少緩和しているが、依然として縦方向の
条溝が外見を阻害し、自由な印刷表現を阻害するという
問題がある。また波板の平面部分が凹み易く断熱性の点
で充分とはいえない。実開昭49−87479号公報、
実公平4−45216号公報等においては、コルゲート
加工された波板をさらに外装紙で覆ったカップ状の断熱
容器が提案されている。しかるに、かかるカップ状容器
の底部の処理は粗雑であって、外装紙の下部端辺が不揃
いで、精度のある円形を描かず、また下から見ると波板
の断面が見えてしまうという外観上の問題に加えて、波
板によって形成される間隙にゴミが入りこんだり、外装
紙や波板の端面から液が浸透し易いという問題がある。
さらにまた、波板は、断熱性を与えるという目的から
は、断熱容器の手に最も触れやすい部分にのみあれば済
む筈であるが、全面に設けねばならないという経済的な
問題もある。本発明は、前述の問題点に鑑みてなされた
もので、安定した断熱性を有し、印刷表現の自由度が高
く、外見に優れ、高度な意匠性を有し、経済的な紙製の
断熱容器の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
になされた本発明の断熱容器は、内面にポリオレフィン
系樹脂がコートされ、外側にカールするトップカール部
を有する紙カップと、板紙の表裏両面に対して凸状部を
交互に形成し、前記紙カップの胴部外周の少なくとも一
部の領域を覆って前記胴部に貼着される波板と、該波板
の外側の凸状部に貼着され、且つ前記紙カップの胴部全
体を覆う紙製の筒状体とによって構成されることを特徴
とするものである。また、本発明の断熱容器は、前記筒
状体の下部を内側にカールすること、前記波板が前記紙
カップの胴部外周の略上半分の領域のみを覆うようにす
ること、あるいは、前記波板に使用する板紙の坪量を8
0g/m2 〜150g/m2の範囲のクラフト紙とする
ことが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明を図面を用いて、更に詳し
く説明する。図3は従来の波板を断熱層とする断熱容器
の説明図である。図3、(a)は、従来の断熱容器の縦
中央断面図と側面図、図3、(b)は底面図をそれぞれ
示す。従来の波板を断熱層とする断熱容器20は、紙カ
ップの胴部1全体に段ボールの中芯のようにコルゲータ
ーによって加工され、プレプリントされた波板5を巻き
付けて接着したものであって、波板5は紙カップの上下
で波形が異なっている。すなわち、この波板5は、胴部
1のテーパーによって上部ほど引き延ばされて、波長は
長くなり、振幅は小さくさっている。この断熱容器の断
熱性は、波の振幅、すなわち断熱層の厚みに応じて変わ
る。また、カップ本体のトップ部には、外側カール部2
を形成し、紙容器自体の構造的補強と蓋材8とのヒート
シール機能を持たせている。カップ本体の底部は底板3
が胴部1の下端部によって巻締められ糸綴4が形成され
ている。この断熱容器20の外見は、先ず縦方向の凹凸
条が目に付き、容器の底部からは図1、(b)に示すよ
うに、波板の断面が丸見えであり、また波板5は、糸綴
部4の周辺で、特に不揃いであって、決して意匠的に優
れたものとはいえない。また、この波板5上に形成され
る印刷画像は、絵柄の輪郭にギザギザがつき、微細な文
字、図柄の見にくさを解決することは極め難しい。
【0006】図1は、本発明による断熱容器の説明図で
ある。図1、(a)は、本発明による断熱容器の縦中央
断面図と側面図、図1、(b)は底面図をそれぞれ示
す。本発明による断熱容器10は、図1(a)に示すよ
うに、従来の断熱容器20と同じように成形されたカッ
プ本体を使用し、また胴部1の外周には同じように波板
5が巻き込まれて貼着されるが、胴部1の全面に貼着さ
せてもよいし、また胴部1の中程から上部にかけてのみ
貼着させ、下部には波板5が全く存在しない状態として
もよい。本発明による断熱容器10は、さらに波板5の
上から紙カップの胴部全体を覆う逆円錐台形状の紙製の
筒状体6が差し込まれて、すでに貼着している波板5の
凸状部と接着材を介して貼着される。また、この筒状体
6の下部には、前もって成形されている内カール部7
が、糸綴部4と嵌合し、内カール部7の内側が、糸綴部
4の外周を締めつけるように組み立てられる。この筒状
体6が胴部1の下側から挿入されて波板5の凸状部で貼
着されると、糸綴部4に嵌合する内カール部7がスペー
サーとなって、胴部1の下部には、良好な断熱性を有す
る空間スペース9が形成できる。従って、本発明による
断熱容器10においては、図1(a)に示すように、波
板5を従来のように全面に設ける必要はなくなる。この
空間スペース9を設けることによって、種々テストの結
果、筒状体6の用紙にもよるが、胴部1全体を取り巻く
のに必要な波板5の1/3〜1/2をカットできること
が判明している。従って、筒状体6にかかる材料費をこ
の不要分で補うことができる。また、下部に内カールを
有する筒状体6は、波板5の総てを覆い隠すことができ
る。その結果、図1(b)に示すように底部において
も、波板5は全く目に触れなくなる。さらに、底部の内
カール部7は、容器の底部に適度なアールを形成するば
かりか、波板5と筒状体6の板紙端面を覆うので、ゴミ
や異物の胴部への侵入、あるいは板紙端面からの液の吸
収がなくなり、糸綴部4周辺を衛生的に保つことができ
る。さらに、この筒状体6は、印刷の自由度が高く、オ
フセット、グラビア、フレキソ等の公知の印刷のみなら
ず、各種オーバーコーティング、箔押し、エンボッシン
グ等の印刷後加工も自由に施すことができるので、優れ
た美粧効果を持たせることができる。
【0007】図2は、本発明による別の態様の断熱容器
の説明図である。本発明による別の態様の断熱容器1
0’は、図2、(a)に示すように、紙カップの胴部1
の外周を波板5で覆い、その上からあらかじめ下部が絞
り加工によって絞られた状態の筒状体6を被せたもので
ある。この絞り加工された部分7’は、前述のカール部
7と同じように、糸綴部4の外面と接触し、図2(b)
の底面図に示すように、波板端面を隠す効果があり、ゴ
ミや異物の侵入を防ぐことができ、また外観的にも、底
部に対して優れた形状を賦与することが可能である。な
お、図2において、波板5は胴部1の全面を覆っている
が、本発明による断熱容器10の場合と同じように波板
5の略下半分を省略してもよい。この絞り加工は、カッ
プ成形機により、金型を若干修正するだけで容易に加工
を施すことが可能である。
【0008】本発明が対象とする断熱容器の内容積は、
満注で200〜500ccである。この範囲の内容積を
有する紙カップを通常の紙カップ成形機で成形するに
は、160g/m2 〜300g/m2 の坪量のカップ原
紙の使用が好ましい。通常、カップ原紙には、20 〜
80μmの範囲で熱可塑性樹脂がコートされ、中でも低
密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、高密
度ポリエチレン樹脂、線状低密度ポリエチレン樹脂等が
好適に押出しコートされて使用される。この熱可塑性樹
脂層は、胴貼り、底部の成形性をよくし、蓋材8のヒー
トシールによる封緘性を良好にするものである。
【0009】断熱層を形成する波板5には、剛性が高
く、成形性の良好な坪量80g/m2〜150g/m2
のクラフト紙の使用が好ましい。坪量が、80g/m2
未満であると波板の剛度が低くなりすぎて、波板が潰れ
て断熱効果を失い、また150g/m2 を越えるとコル
ゲート加工適性が悪化し、振幅は大きくなりすぎ、必要
以上に断熱効果を与えることになり、徒に厚い胴部の断
熱容器となってしまう。また、従来の断熱容器20に使
用される波形5は、パッケージとしての表面に使用され
るので、白さのあるものの使用が要求されたが、本発明
による断熱容器10においては、波板5は筒状体6によ
って完全に隠蔽されるので、丈夫で、圧縮強度を出せる
ものであれば白さは必要なく未晒クラフトであってもよ
い。その方が繊維は痛んでいないので薄くても剛性があ
り、圧縮強度のある波板5を得ることができる。
【0010】筒状体6に使用する板紙は、印刷適性と同
時にカールの成形性が要求され、坪量210g/m2
350g/m2 のコートボール紙、あるいは160g/
2〜300g/m2 のカード紙が好適に使用できる。
筒状体6の印刷には公知の印刷方式のいずれを使用して
もよい。筒状体6は、シートあるいはロール紙に印刷し
たものを扇状に打ち抜いてブランクとし、これを所定の
逆円錐台形になるように成形して、最後に底部を内カー
ルして得られる。
【0011】本発明による断熱容器10の胴部の構成
は、波板5の両面をライナーで貼り合わせた小型段ボー
ルに相当するものと見做すことができる。上記の筒状体
6の素材をさらに樹脂コートあるいは樹脂含浸処理等を
行うことによって、本発明による断熱容器10全体の剛
性、耐圧縮性、耐圧潰性等を高め、物流時に加わる外的
な力から内容物を保護させるように機能させることが可
能である。またこのように、断熱容器全体に安定した断
熱性だけでなく、剛性をもたせて変形しにくくしたもの
は、熱湯を注いでそのまま手に持って食べる場合の食器
としての安全性、信頼性を高めるものである。特に高齢
者や、身体障害者、子供にとっては重要な要素であり、
バリアーリーフ商品には欠かせない要素である。さらに
また、筒状体の印刷面や内カール部にOPコートを印刷
時に施すことによって濡れにくく、汚れにくくすること
ができる。
【0012】本発明による断熱容器は、紙製であって、
分別廃棄の必要はなく、廃棄処理性が良好で。また、剛
度はあるといっても、手で押し潰せば容易に潰れる程度
のものであり、廃棄にあたっての減容化は容易である。
従って、断熱材に発泡性プラスチックを使用している他
の断熱容器に較べれば、極めて環境負荷の小さなもので
ある。
【0013】次に、本発明による断熱容器10の製造方
法について説明する。先ず、カップ原紙を用いて、紙カ
ップ成形機によって所定の容量、形状の紙カップを成形
し、スタッキングしてストックしておく。一方、カー
ド、コートボール等の枚葉あるいは巻取紙に絵柄、ロ
ゴ、文字等を印刷し、打ち抜いて扇状のブランクを作成
し、このブランクをカップ成形機によって、逆円錐台形
状に胴貼りし、次いで、その底部を内カールし、得られ
る外装用の筒状体6をスタッキングしてストックしてお
く。短冊状にカットしたクラフト系の板紙を波板成形部
に供給し上下一対の段ロールでコルゲート加工し、同時
に胴貼りし、凹凸条が平行に並列する筒状の波板5とし
て、段ロールから引き抜き、この引き抜かれた波板5
を、紙カップのストックから供給され、胴部1に糊付け
された紙カップに差し込んで貼着させ、次いで、波板5
の凸状部に糊をコートしてから筒状体6のストックから
供給される筒状体6を差し込んで貼りあわせ、これらの
3部材を一体化する。以上は大量生産の場合の自動化さ
れた製造方法であるが、少量生産の場合には、二つ折り
して端部を糊貼りしたクラフト紙を2枚重ねで段ロール
加工して凹凸状が平行に並列する波板5としておき、こ
れを人手で開いて筒状の波板5となし、紙カップの底部
から手で差し込むようにしてもよい。また外装用の筒状
体6も、すでに差し込まれている波板5を覆うように紙
カップ下部から手作業で差し込むようにしてもよい。
【0014】
【実施例】本発明による断熱容器10の実施例サンプル
を次の方法及び仕様によって作成した。また、従来の図
1に示すような断熱容器で波板5に晒クラフト100g
/m2を使用したものを比較サンプルとした。 紙カップの仕様 内容量 ; 500cc 胴部上端部内径; 92mm 糸綴部外径 ; 65mm 高さ ; 110mm 素材構成 ; ポリエチレン20μm/カップ原紙280g/m2 波板5(断熱層)の仕様 凹凸条の数 ; 47本/円周 上部の波の振幅; 1mm 底部の波の振幅; 2mm 素材 ; 晒クラフト100g/m2 外装用筒状体6の仕様 内カール部内径; 65mm トップ部内径 ; 92mm 素材 ; コートボール230g/m2 従って、本発明による断熱容器10の層構成は内側から
順に次のようになる。 ポリエチレン20μm/カップ原紙280g/m2 /晒
クラフト100g/m2 /コートボール230g/m2 また、波板5が胴部1の全面を覆う実施例サンプルAと
胴部1の上部のみ差し込まれ下部1/3に2重壁による
空間9が形成された実施例サンプルBを試作した。以上
の各サンプルに95°Cの熱湯を注入し2〜3分後に手
で持って官能的に外部表面温度を比較したところ、実施
例の方が比較例より断熱性に優れ、特に上半分において
差がみられた。また実施例AとBの比較では、断熱効果
の差異は感じられなかった。ただし、実施例Bを手に持
った時、下部の空間部9が形成された部分の外壁が僅か
に内側に変形するのを感じたが、実用上何ら差し支え無
いことが確認できた。実施例サンプルの外観、すなわち
意匠性は、比較例サンプルに較べて圧倒的に改善され、
波板5がその端面すら目に触れることはなくなり 、底
部の角は、内カール部7によって丸みを持って揃い、ま
た外装の筒状体6には板紙の有する印刷適性を充分に生
かしたフルカラーの印刷その他後加工を施すことによっ
て、自由で、美麗なデザインを施すことがき、また内容
物に関する表示等も読みやすくなった。さらに、材料コ
スト的には、外装用の筒状体6は増えるが、実施例Bの
場合は、波板5の使用量を減らすことにより大幅なコス
ト上昇を抑えることができた。また、設備的にも従来の
断熱容器の製造機を僅かに改良するだけで、前述の自動
的な製造方法の可能性が確認できた。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、紙容器としては断熱性
が最高レベルにあり、高級感のある外観と優れた印刷効
果を発揮させた意匠性に優れた断熱容器を提供できる。
また、容器全体に剛性が高く、変形が少ないので持ちや
すく熱湯を注入して使用する容器としての安全性を高め
ることができる。さらに、材料コスト面、製造面でコス
トの上昇を抑えることができ、経済コストで提供でき
る。さらにまた、本発明による断熱容器は、紙製であっ
て、分別廃棄の必要はなく、減容化が容易であるので廃
棄処理性が良好であり、また、リサイクルも可能である
ので、環境負荷の低減に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による断熱容器の説明図
【図2】本発明による断熱容器の別の態様の説明図
【図3】従来の波板を断熱層とする断熱容器の説明図
【符号の説明】
1 紙カップの胴部 2 トップカール部 3 底板 4 糸綴部 5 波板 6 外装用の筒状体 7 内カール部 7’ 絞り加工部 8 蓋材 9 空間部 10 本発明による断熱容器 20 従来の波板状板紙を断熱層とする断熱容器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面にポリオレフィン系樹脂がコートさ
    れ、外側にカールするトップカール部を有する紙カップ
    と、板紙の表裏両面に対して凸状部を交互に形成し、前
    記紙カップの胴部外周の少なくとも一部の領域を覆って
    前記胴部に貼着される波板と、該波板の外側の凸状部に
    貼着され、且つ前記紙カップの胴部全体を覆う紙製の筒
    状体とによって構成されることを特徴とする段熱容器。
  2. 【請求項2】 前記筒状体の下部が内側にカールしてい
    ることを特徴とする請求項1記載の断熱容器。
  3. 【請求項3】 前記波板が前記紙カップの胴部外周の略
    上半分の領域のみを覆っていることを特徴とする請求項
    1あるいは2記載の断熱容器。
  4. 【請求項4】 前記波板に使用される板紙が、坪量が8
    0g/m2 〜150g/m2 の範囲のクラフト紙からな
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    断熱容器。
JP9111796A 1997-04-15 1997-04-15 断熱容器 Pending JPH10287376A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008105732A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Dainippon Printing Co Ltd 断熱容器
JP2008174287A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Dainippon Printing Co Ltd 断熱容器

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