JPH10287170A - カップホルダー付きアームレスト - Google Patents

カップホルダー付きアームレスト

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Publication number
JPH10287170A
JPH10287170A JP9101669A JP10166997A JPH10287170A JP H10287170 A JPH10287170 A JP H10287170A JP 9101669 A JP9101669 A JP 9101669A JP 10166997 A JP10166997 A JP 10166997A JP H10287170 A JPH10287170 A JP H10287170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
armrest
opening
cup holder
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9101669A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Shimizu
清水  秀樹
Daisuke Mizoguchi
大輔 溝口
Yoshito Inuzuka
義人 犬塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takanichi Co Ltd
Inoac Corp
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Inoue MTP KK
Takanichi Co Ltd
Inoac Corp
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inoue MTP KK, Takanichi Co Ltd, Inoac Corp, Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Inoue MTP KK
Priority to JP9101669A priority Critical patent/JPH10287170A/ja
Publication of JPH10287170A publication Critical patent/JPH10287170A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 見栄えがよく操作性にも優れているうえコッ
プ倒れの虞もないカップホルダー付きアームレストを提
供する。 【解決手段】 アームレスト本体1の上面にカップ保持
用の凹部2を設け、この凹部2にはその開口部2aを覆
う蓋板部3aの両側に脚板部3b、3bを垂設した蓋体
3を開口部2aが蓋板部3aにより開閉自在となるよう
に取付けるとともに、この蓋体3を開口部2aが開かれ
る方向に常時弾発するばね5と、このばね5の弾発力に
抗して開口部2aが蓋板部3aにより覆われた状態に蓋
体3を保持するロック機構6とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、見栄えがよく操作
性にも優れているカップホルダー付きアームレストに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、自動車等のシートに備付けら
れたアームレストにカップホルダーの機能を持たせたカ
ップホルダー付きアームレストとしては、例えば、特開
平7−164946号公報に見られるように、アームレ
ストの先端部に内蔵したホルダー部材を前方側へ引っ張
りだしたり回動展開することによりカップホルダーをア
ームレストの先端部に突出形成するようにしたものが知
られているが、このようなものでは、使用時にホルダー
部材や蓋がアームレストの先端より飛び出した状態とな
るため、手足がそれらに当たって破損することがあるう
えに、ホルダー部材を前方側へ引っ張りだしたり回動展
開させるのに操作性に劣るというという問題点があっ
た。また、アームレストの内部にカップ収納用の凹部を
設けて通常は蓋を閉じた状態としておき、必要に応じて
蓋を枢動起立させて凹部をカップホルダーとして使用す
ることも考えられるが、枢動起立させるタイプの蓋では
使用中に起立した蓋が倒れてコップを倒し内部の飲料類
が溢れて車内を汚すおそれがあり、未だ実用化されてい
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは上記のような従来の問題点を解決して、片
手で簡単に操作を行うことができて極めて操作性がよ
く、しかも、カップホルダーとして使用中に蓋がアーム
レスト内部に収納されてカップの出し入れが容易で且つ
見栄えがよいうえに、手足が当たって破損したり蓋の戻
りによりコップ倒れを起こすおそれもない優れた使い勝
手を発揮するカップホルダー付きアームレストを提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のカップホルダー付きアームレスト
は、アームレスト本体の上面にカップ保持用の凹部を設
け、この凹部にはその開口部を覆う蓋板部の両側に脚板
部を垂設した蓋体を前記脚板部の下方部を中心として回
動されて開口部が開閉自在となるように取付けるととも
に、前記蓋体を開口部が開かれる方向に常時弾発するば
ねと、このばねの弾発力に抗して開口部が蓋板部により
覆われた状態に蓋体を保持するロック機構とを設けたこ
とを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図面は、自動車のリヤシ
ートにあるアームレストに適用した場合を示すものであ
って、図中1はアームレスト本体、2はアームレスト本
体1の先端部上面に設けられたカップ保持用の凹部、3
は凹部2の開口部2aを自在に開閉する蓋体である。
【0006】前記蓋体3は凹部2の開口部2aを覆う蓋
板部3aの両側に凹部2に挿入したときその内側面に沿
う脚板部3b、3bを垂設した断面門型のもので、この
蓋体3は凹部2の底面に近い位置の脚板部3b、3bの
下方外面にある軸4、4を中心として前後方向に回動自
在となるように凹部2に取付けられている。そして、こ
の蓋体3には前記開口部2aを開いた状態とするよう蓋
体3をその蓋板部3aが凹部2の前方でアームレスト本
体1内へ回動させて起立状態で収納するための引張ばね
などのばね5と、開口部2aが蓋板部3aで覆われるよ
うに蓋体3をこのばね5の弾発力に抗して逆に回動させ
たとき、この閉蓋状態に蓋体3を保持するロック機構6
とが設けられており、このばね5とロック機構6を有す
る点がこの発明の特徴的構成である。
【0007】即ち、前記蓋体3は脚板部3b、3bを介
して凹部2の底面近くに位置する軸4、4を中心として
前後方向に回動自在とされ、しかも、開口部2aを開い
た状態とした場合には、蓋体3はばね5の弾発下で90
°自動的に回動させられてアームレスト本体1の内部側
に起立状態で安定して収納されるよう構成されている。
一方、開口部2aを閉じた場合には、蓋体3がばね5の
弾発力に反してロック機構6により保持された状態を維
持するよう構成され、このような閉蓋状態と前記の開蓋
状態の2態様に保持されるように構成されている。
【0008】なお、前記のロック機構6としては、図1
に示されるように、脚板部3bの脚端より延設されたロ
ック爪6aと、蓋体3の蓋板部3aにより開口部2aが
閉ざされたときにこのロック爪6aと係合する位置であ
る軸4の下部に設けたラッチ8とよりなるものとして、
このロック爪6aをラッチ8内に挿入することにより両
者を係合してロック状態とし、また、このロック状態を
解除するには、図2の破線に示されるように、更にワン
プッシュしてロック爪6aをラッチ8内に押し込めば両
者の係合が外れるようにしたものや、図4、図5に示さ
れるように、蓋体3の蓋板部3aの下面に突設したロッ
ク爪6aと、凹部2の上縁部付近に設けたラッチ8とよ
りなるものとして、図1のものと同様の操作により蓋体
3の開閉を行うことができるようにしたものは、構造が
簡単なうえにロックが確実で、しかも、ロック解除操作
をワンプッシュで行えるので特に好ましい。
【0009】また、ロック状態を解除する際、蓋体3が
ばね5の弾発下で急激に回動するのを防止するよう、ば
ね5の弾発力による蓋体3の開き速度を制限する緩衝機
構9を凹部2の内部に組み込んでおくことが好ましく、
このため、この実施の形態においては、図4、図5に示
すように、脚板部3b、3の軸4、4を中心とする回転
力を緩衝するための歯車付きのオイルダンパーを緩衝機
構9として設け、このオイルダンパーの歯車を軸4に形
成してある歯車と噛合させ、これによりばね5が脚板部
3b、3bを前方向へ回動させる力をオイルダンパーが
適度に緩衝して蓋体3がゆっくりと安全に回転し、アー
ムレスト本体1の内部に収納されるようにしてあるが、
前記の緩衝機構9はオイルダンパーでなくてもよい。
【0010】このように構成されたものは、常時は図7
に示されるように、蓋体3の蓋板部3aにより凹部2の
開口部2aが閉じられた状態にあってアームレストとし
て使用に供され、一方、カップホルダーとして使用に供
する場合は、蓋体3を開いてカップ保持用の凹部2を露
呈させて凹部2内にコップ20を載置して使用すればよ
いものであるが、特に、本発明では、蓋体3として凹部
2の開口部2aを覆う蓋板部3aの両側に脚板部3b、
3bを垂設したものを用い、これを凹部2内に前記脚板
部3b、3bを挿し込んで軸4、4を中心として回動
し、これにより開口部2aが蓋板部2aにより開閉自在
とされるように取付けてあり、しかも、蓋体3の開き方
向へ回動するように常時作用するばね5と、このばね5
の弾発力に抗して蓋体3が開口部2aを閉じた状態に保
持するロック機構6とを組み込んであるので、蓋体3を
開くときはばね5の弾発力の補助下に回転させることが
できて運転中でも片手による簡単な操作で開蓋を簡単に
行うことができる。また、ロック機構6によって開いた
蓋体3が過度な走行振動などにより突然塞がれることも
ないうえに、カップホルダーとして使用中には蓋体3が
アームレスト本体1内に完全に収納された状態にあるの
で手足で引っかけて破損させることもなく、従って、蓋
体3が倒れてコップ20を転倒させることもなくて優れ
た使い勝手を発揮できることとなる。
【0011】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は片手で簡単に操作を行うことができて極めて操作性
がよく、しかも、カップホルダーとして使用中に蓋がア
ームレスト内部に収納されてカップの出し入れが容易で
且つ見栄えのよいうえに、手足が当たって破損したり蓋
の戻りによりコップ倒れを起こすおそれもない優れた使
い勝手を発揮するなど種々の利点がある。よって、本発
明は従来の問題点を一掃したカップホルダー付きアーム
レストとして、産業の発展に寄与するところは極めて大
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す開蓋状態の断面図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態を示す閉蓋状態の断面図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態を示す平面図である。
【図4】その他の実施の形態を示す開蓋状態の断面図で
ある。
【図5】その他の実施の形態を示す閉蓋状態の断面図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態を示す開蓋状態の斜視図で
ある。
【図7】本発明の実施の形態を示す閉蓋状態の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 アームレスト本体 2 凹部 2a 開口部 3 蓋体 3a 蓋板部 3b 脚板部 4 軸 5 ばね 6 ロック機構 6a ロック爪 8 ラッチ 9 緩衝機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 秀樹 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内 (72)発明者 溝口 大輔 愛知県豊田市清水町5丁目1番地1 親和 寮 (72)発明者 犬塚 義人 愛知県安城市藤井町東長先8番地1 株式 会社イノアックコーポレーション桜井事業 所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームレスト本体の上面にカップ保持用
    の凹部を設け、この凹部にはその開口部を覆う蓋板部の
    両側に脚板部を垂設した蓋体を前記脚板部の下方部を中
    心として回動されて開口部が開閉自在となるように取付
    けるとともに、前記蓋体を開口部が開かれる方向に常時
    弾発するばねと、このばねの弾発力に抗して開口部が蓋
    板部により覆われた状態に蓋体を保持するロック機構と
    を設けたことを特徴とするカップホルダー付きアームレ
    スト。
  2. 【請求項2】 ばねの弾発力による蓋体の開き速度を制
    限する緩衝機構が組み込まれている請求項1に記載のカ
    ップホルダー付きアームレスト。
  3. 【請求項3】 ロック機構が、脚板部の脚端より延設さ
    れたロック爪と、蓋体の蓋板部により開口部が閉ざされ
    たときにこのロック爪と係合する位置に設けたラッチと
    よりなる請求項1または2に記載のカップホルダー付き
    アームレスト。
  4. 【請求項4】 ロック機構が、蓋体の蓋板部の下面に突
    設したロック爪と、凹部の上縁部付近に設けたラッチと
    よりなる請求項1または2または3に記載のカップホル
    ダー付きアームレスト。
JP9101669A 1997-04-18 1997-04-18 カップホルダー付きアームレスト Pending JPH10287170A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9101669A JPH10287170A (ja) 1997-04-18 1997-04-18 カップホルダー付きアームレスト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9101669A JPH10287170A (ja) 1997-04-18 1997-04-18 カップホルダー付きアームレスト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10287170A true JPH10287170A (ja) 1998-10-27

Family

ID=14306785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9101669A Pending JPH10287170A (ja) 1997-04-18 1997-04-18 カップホルダー付きアームレスト

Country Status (1)

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JP (1) JPH10287170A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020044495A (ko) * 2000-12-06 2002-06-15 이계안 자동차용 리어시트 암레스트의 컵홀더
KR100957090B1 (ko) 2007-05-22 2010-05-13 현대자동차주식회사 자동차용 싱크 방식의 컵홀더

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020044495A (ko) * 2000-12-06 2002-06-15 이계안 자동차용 리어시트 암레스트의 컵홀더
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030527