JPH10287052A - 熱転写媒体 - Google Patents

熱転写媒体

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JPH10287052A
JPH10287052A JP10111374A JP11137498A JPH10287052A JP H10287052 A JPH10287052 A JP H10287052A JP 10111374 A JP10111374 A JP 10111374A JP 11137498 A JP11137498 A JP 11137498A JP H10287052 A JPH10287052 A JP H10287052A
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JP
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thermal transfer
polymer
wax
resin
weight
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Application number
JP10111374A
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English (en)
Inventor
Frank J Kenny
ジェイ ケニー フランク
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NCR International Inc
Original Assignee
NCR International Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/392Additives, other than colour forming substances, dyes or pigments, e.g. sensitisers, transfer promoting agents
    • B41M5/395Macromolecular additives, e.g. binders

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】熱転写プリンタの熱転写リボン20として使用
するのに適した熱転写媒体を提供する。 【構成】本熱転写媒体は、感応材料と可橈性基板22上
に配置したワックスおよびポリマー樹脂を含んだバイン
ダとを含む。ポリマー樹脂は熱転写層24の静電レベル
を低減するための導電性ポリマーを含む。熱転写層24
は印刷ヘッドからの熱に暴露されて基板22から受容基
板28へ一様に転写され、印刷イメージ32を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄いフィルム状の抵抗体
でプリントリボンの領域を極めて精確に加熱することに
より受像基板(receiving substrate)上にイメージ
(像)を形成する熱転写印刷媒体に関する。通常、感応
材は光学的あるいは磁気的に検出することができる顔料
または染料である。
【0002】本発明はさらに特定すると、インク剤に導
電性ポリマーを使用することにより熱転写プリンタ内で
低静電気レベルを呈する熱転写媒体に関する。
【0003】
【従来の技術】印刷オペレーションの実施中、比較的低
いノイズレベルが達成できるなどの利点があるため、熱
転写印刷が多くの用途でインパクトプリンタにとって替
わった。熱転写印刷は、機械読み取りが可能なバーコー
ドや磁気的英数字の印刷等の特別の用途に広く使用され
ている。熱転写プロセッサはイメージの生成に大きな柔
軟性を与えるので、印刷されるイメージのスタイル、大
きさおよび色を広範な態様にすることができる。熱転写
印刷に使用される熱転写剤および熱転写媒体の分野にお
ける代表的文献として以下の特許がある。
【0004】ジェイ・エイチ・ブローズ他に発行された
1972年5月16日付け米国特許第3,663,278
号は、セルロースポリマー、熱可塑性樹脂、可塑剤、お
よび染料あるいは顔料のような“感応”材を塗布用剤に
組成した熱転写媒体を開示している。
【0005】1982年2月16にワイ・トクナガ他に
発行された米国特許第4,315,643号は、基材(fo
undation)、発色層、およびホットメルトインク層を含
む熱転写素子を開示している。このインク層は熱導電性
材料とバインダ材料たる硬ワックスとを含んでいる。
【0006】アール・シー・ウィノウスキーに対する1
983年9月6日付の米国特許第4,403,224号
は、表面記録層であって、樹脂バインダとバインダ中に
分散させた顔料と前記表面記録層中に含ませて分散させ
た、もしくは別の塗布層として前記表面記録層に塗布し
た、汚れ防止剤を含んだ表面記録層を開示している。
【0007】ケイ・クニルシュ他に発行された1987
年8月18日付米国特許第4,687,701号は熱可塑
性樹脂とワックスとの混合体を使用する感熱インク素子
を開示している。
【0008】エス・ウエヤマに発行された1987年1
0月6日付米国特許第4,698,268号は耐熱基板と
感熱転写インク層とを開示している。このインク層上に
は上塗り層を形成することができる。
【0009】他の文献として、米国特許第4,707,3
95号、米国特許4,777,097号、米国特許第4,
923,749号、米国特許第4,988,563号、米
国特許第5,128,308号、米国特許第5,240,7
81号がある。
【0010】これらの熱転写媒体に共通した特徴は、
転写すべきインクに供する基板を使用することである。
ポリエチレン・テレフタレート(PET)フィルムが好
ましい基板であるが、それはPETの属性プロファイル
(熱抵抗、引張強度等)が在来の熱転写プリンタに使用
するのに適しているからである。PETを含めた大抵の
ポリマーフィルムについて言える一つの特徴は、これら
のフィルムを巻きほぐしたときに静電気が発生すること
である。熱転写リボンから生じる静電気は静電放電によ
る印刷ヘッドの早期磨耗の原因となることが発見されて
いる。それゆえ、熱転写リボンの静電気レベルを低減す
ることが望まれる。そのような物質の静電気レベルを低
減するため、非導電性ポリマー材料に導電性フィラーを
添加することが知られている。しかし、ポリエチレン・
テレフターレにそのような導電性フィラーの添加が常に
可能であるわけではなく、特に別の原料から得られるも
のの場合は可能であるとはかぎらず、また、そのような
導電性フィラーを添加することはPETフィルムの好ま
しい性質を損なうかも知れないのである。
【0011】写真材料用のフィルム上に別の静電防止層
を使用することが米国第4,916,011号に開示され
ている。類似の構成が米国第5,979,130号および
5,098,822号にも開示されている。これらの静電
防止層は、基板に対する高い接着強度を示す導電性ポリ
マーを含んでいる。このような構成は、そのための別の
塗布手順が必要であると共に熱転写プロセスの際にポリ
エチレンテレフタレートの好ましい性質を殺ぐかも知れ
ないので、熱転写リボンを用意する上で有利ではない。
静電防止層はその位置(上面もしくは底面)に応じて転
写の際、基板からのインクの分離に干渉したりインクヘ
ッドの磨耗に影響しうる。
【0012】熱転写媒体の熱転写層に導電性顔料を使用
すると、静電気レベルが低減することが発見されてい
る。しかしそのような導電性フィラーは熱転写層に色づ
けをする可能性がある。このため、このような導電性フ
ィラーの用途は黒などの暗色インクへの使用に限られて
しまう可能性がある。熱転写層内に導電性フィラーを使
用することなく熱転写リボンの静電気レベルを低減する
ことが望ましい。
【0013】導電性ポリマー、すなわち本来的にエネル
ギー散逸性をもち導電性フィラーを必要としないポリマ
ー、は電解セル(主な機能は導電性である)の陰極に供
する電気導電性フィラー(粉末カーボン、粉末ニッケ
ル、金属粒子等)を含んだポリマーの適当な置換体であ
ることが発見されている。しかし、導電性は熱転写層の
主要な機能ではない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は静電気
レベルの低い熱転写媒体を与えることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の一局面に基づい
て与えられる熱転写媒体は、軟化特性をもつ熱転写層を
上に載せた可橈性基板を含み、その熱転写層が感応材と
ワックスおよびポリマー樹脂を含む熱媒体であって、そ
のポリマー樹脂が導電性ポリマーを含み、熱転写層が1
×1018オーム/in2以下の抵抗をもつことを特徴とす
る。この導電性ポリマーは熱転写媒体の静電気レベル
を、その使用時に低減する利点を有する。
【0016】熱転写は無色あるいは黒色以外の一色のイ
メージを形成することが好ましい。ワックスおよび導電
性ポリマー樹脂を含めたポリマーは、ポリマー樹脂が溶
液、バインダ成分を含んだ分散体あるいはエマルジョン
から分離しないような十分な相容性(compatibility)
をもつことが好まし。さらに、ワックスおよび導電性ポ
リマーを含めたポリマー樹脂は、熱転写プリンタの印刷
ヘッドに暴露されたときに可橈性基板から受像基板に容
易に転写するよう、同様の軟化点を有することが好まし
い。ワックスは水分散性のもの、あるいは水もしくは有
機溶媒に懸濁するものでよい。同様にして、ポリマー樹
脂は導電性ポリマーを含めて水もしくは有機溶媒に分散
しまたは懸濁しうるものでよい。
【0017】
【実施例】本発明の別の局面に基づき、本発明の熱転写
媒体と組み合わせて使用する熱転写プリンタが与えられ
る。本発明の実施例を添付の図面を参照しつつ以下に説
明する。
【0018】本発明の熱転写媒体に供する熱転写層を与
える塗布配合体は、感応材、塗布配合体、バインダ成分
たる一つ以上のワックスおよび随意選択的な一つ以上の
有機溶媒もしくは水などの従来使用されている成分を含
むことができる。しかし、少なくともバインダとして使
用するポリマー樹脂の一部は導電性ポリマーである。
【0019】適当な導電性ポリマーとして、ポリピロー
レ、ポリアセチレン、ポリアジン、ポリアニリン、ポリ
フェニレン、ポリチオフェン、ポリ−N−ビニルカルボ
ゾーレ、ポリビニルピリジンおよびポリインドールがあ
る。
【0020】水溶性導電ポリマーは、-SO3Mグループ、-
OSO3Mグループ(Mは水素原子またはカチオンであ
る)、第四アンモニウム塩グループ、および第三アンモ
ニウム塩グループからなるグループから選択された少な
くとも一つの導電性成分を含む。これらの各グループは
ポリマー量が5重量%未満にならないことが好ましい。
これらポリマーの分子量は3,000から100,000
まで、好ましくは3,500から50,000の範囲内
である。そのような水溶性の導電性ポリマーの混合体の
例は下記の化学式で表されるモノマー単位を含むもの
で、米国特許第5,079,136号に記載されている。
【化1】 ただし M = Na, Kまたは Li、 A = フェニレンまたはピリジン、 Z = 直接鎖, CH2 または CH2O である。またそのようなポリマーに含まれるものとして
米国特許第4,916,011号に記載されている、モル
比3:1のスチレン硫酸のナトリウム塩とマレイン酸の
コポリマーがある。導電性ポリマーの他の例としては ポリアセチレン[(-CH=CH-)n (+)]mXm_(ただしnは10-
5,000の整数、mは1 ないし約1,000の範囲の
整数) ポリアジン[(-N=CR1-CR2=N-)n (+)]mXm_(ただしR1 およ
びR2 はC1-C6アルキルグループまたはアクコキシグルー
プ) ポリチオフェン[(2,5-チオフェネジル)n (+)]mXm_、ポ
リピローレ[(2,5-ピロレジル) n (+)]mXm_、ポリフェ
ニレン[(1,4-フェニレン) n (+)]mXm_(ただしX_= CIO
4_、PF6_、BG4_、 ASF5_、I_、I3_ 等) の酸化物がある。
【0021】有機的導電性ポリマーは、未変成有機ポリ
マー(約1018オーム/in2)のほぼ絶縁状態から約1
×102オーム/in2の高導電性金属状態にわたる約10
ないし15オーダーの広範囲の導電性(抵抗値)を示す
ことが知られている範疇の物質である。抵抗値は大抵の
導電性ポリマーの場合、チョーに発行された米国特許第
4,585,730号に記載されている方法等の従来の方
法で測定して、通常1×109ないし1×1013 オーム
/in2である。
【0022】通常、導電性ポリマーは非導電性の形態で
生産され、酸化剤あるいは還元剤のいずれかをドープし
て導電性を活性化する。有機ポリマー材料は電子ドナー
あるいはアクセプタ分子と反応してその室温における電
気的性質を改変する。ドナーは、有機ポリマー材料が半
導体性および室温導電性を示すよう、有機材料の性質を
改変する。ポリアセチレンをドープする方法は米国特許
第4,229,903号により具体的に記載されている。
米国特許第4,519,939号、4,519,940号お
よび4,579,679号にはポリ-P-フェニレン、ポリ
ピローレ、ポリフェニレンビニレンに対する同様の手順
が記載されている。ドーパントは、ポリマーをポリアニ
オンに還元するかあるいはポリマーをポリカチオンに酸
化することにより、電子授受の振る舞いをする。ドーパ
ントはこれらの場合、それぞれ中和化カチオン(neutra
lizing cation)あるいは中和化アニオン(neutralizin
ganion)である。
【0023】この代わりの方法は、電子化学的方法を使
ってポリマーを酸化あるいは還元することである。セル
に電流を流すとポリマーは還元または酸化され、電荷補
償カチオンドーパントもしくは電荷補償アニオンドーパ
ントが支持電界質からポリマー中に含浸される。ポリマ
ーと補償ドーパントの電荷は均衡して導電性ポリマーは
電気的に中性となる。所望の抵抗値はポリマー中に含浸
させるドーパントの量を制御することにより調整するこ
とができる。
【0024】好ましい導電性ポリマーは、アーレンバー
グ市のジッパーリング・ケスラー・アンド・カンパニー
から入手可能な下記塑性式をもつ商標名オルマコンのポ
リアニリンである。
【化2】 表面抵抗は厚さが1μmでも約103ないし105オー
ムに調整できる、と言われている。また、101ないし
109オームの上記の表面抵抗はラッカー配合で実現で
きるとも言われている。
【0025】もう一つの好ましい導電性ポリマーは、ザ
・ビー・エフ・グードリッチ・カンパニーからスタット
・ライトという商標名で市販されている、導電性を与え
る側鎖をもつエラストマー状のポリエーテルである。も
う一つの好ましい化合物はポリ(3-アルキルチオフェ
ン)である。
【0026】これらの導電性ポリマーは在来のポリマー
樹脂を導入する在来の方法と合致する方法で塗布配合体
に添加することができる。導電性ポリマー量は、好まし
くはそれがリボン等の熱伝達媒体の静電気レベルを低下
させるような量であることが好ましい。そのような量と
は、配合体の全固体量の0.1重量%ないし10重量%
の範囲である。10重量%を超える量は静電放電による
熱印刷ヘッドの磨耗を回避する点からは熱転写リボンの
性能の改善とは考えられない。しかし、10重量%を超
える導電性ポリマー量は生成する印刷の性質にある意義
を与えると考えられる。導電性ポリマー量が塗布配合体
の全固体量の0.1重量%未満であると、通常、そのポ
リマー導電性に対する顕著な顕著な効果はなく、ポリマ
ーの静電気レベルが非導電性ポリマーの静電性以下にま
で顕著に低下することはない。好ましいレベルは0.1
ないし10重量%ではあるが、もしも導電性ポリマーが
ワックスおよびバインダの他のポリマー樹脂と非常によ
く相容するのであれば、全量で20重量%を超えるレベ
ルも許容できる。
【0027】塗布配合体は主要乾燥成分としてワックス
または樹脂を含むことが好ましく、これらは(水を代表
例とする)導電性ポリマー溶媒に分散可能もしくは懸濁
可能であることが好ましい。同様に、それらに溶解性が
あれば相容性が増し、処理の容易性および貯蔵寿命など
の利点が増す。
【0028】適当なワックスとしてはカルナウバワック
ス、カンヂィラワックス、ビースワックス、ライスワッ
クス、パラフィンワックスのような石油ワックスなどの
天然ワックス;低分子量のポリエチレンおよびフィッシ
ャートロプシュワックスのような合成炭化水素ワック
ス;ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸および
ベヘン酸のような高脂肪酸;ステアリルアルコールのよ
うな高脂肪族アルコールおよびサクロース脂肪酸エステ
ルのようなエステルがある。ワックスの混合体も使用す
ることができる。好ましいワックスの例は、ダニエル・
プロダクツ・カンパニーから表面コンディショナーとし
てスリップ・エイドなる名称で販売されているカルナウ
バワックスおよび低分子量のポリエチレンである。これ
らのワックスは高い汚れ抵抗をもつイメージを与える。
ワックスの融点は通常、75°Cから250°Cの範囲
にあり、好ましくは75°Cから200°Cの範囲内で
ある。高融点をもつワックスは印刷したイメージの一体
性を維持する助けとなるので有利である。塗布配合体に
使用するワックスの量は乾燥成分にして約5重量%以
上、好ましくは10ないし90重量%である。塗布配合
体は全固体重量の20ないし55重量%を占める。これ
は全配合体の少なくとも1ないし2重量%のワックスに
相当する。好ましい塗布配合体は全配合体の2-30重
量%のワックスを有する。ワックスの処理の容易性、流
動学的性質およびポリマー樹脂バインダおよび導電性ポ
リマーとの相容性を助長するため、しばしば超微粉砕化
したワックスが好ましい。
【0029】塗布配合体は唯一のポリマー樹脂として導
電性ポリマーのみを含有するが、これらの塗布配合体は
通常、導電性ポリマー以外のポリマー樹脂をも含んでい
る。上記のワックスと同様、これらの他のポリマー樹脂
は、その相容性を助長するため、導電性ポリマーの溶媒
に溶解し、分散し、懸濁することが好ましい。適当なポ
リマー樹脂としては、米国特許第5,240,781号お
よび5,348,348号に記載されているような在来の
塗布配合体に使用される熱可塑性樹脂ならびに以下のも
のがある:ポリビニルクロライド、ポリビニルアセテー
ト、ビニルクロライド・ビニルアセテート・コポリマ
ー、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール、
エチレン・ビニルアセテート・コポリマー、エチレン・
アルキル・(メタ)アクリレート・コポリマー、エチレ
ン・エチル・アセテート・コポリマー、ポリスチレン、
スチレン・コポリマー、ポリアミド、エチルセルロー
ス、エポキシ樹脂、ポリケトン樹脂、テルペン樹脂、石
油樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリビニル・ブチル、スチ
レン・ブタジエンゴム、ニトリルゴム、アクリルゴム、
エチレン・プロピレンゴム、スチレン・アルキル(メ
タ)アクリレート・コポリマー、アクリル酸・エチレン
・ビニルアセテート・3元重合ポリマー、飽和ポリエス
テル、およびサクロース・ベンゾエート。適当なポリエ
ステルとしてさらに、米国特許第4,983,446号に
記載されているポリエステルがある。好ましい熱可塑性
バインダ樹脂としてサクロースベンゾエート、ポリエチ
レン、ポリケトン樹脂およびスチレン・コポリマーがあ
る。このポリマー樹脂は配合体中の溶解性、分散性また
は懸濁性を助けるため、粉砕してあることが好ましい。
【0030】好ましい塗布配合体は、特定の特性プロフ
ァイルをもたせるため、2つ以上のポリマー樹脂を含む
ことができる。例えば、ハーキュルズ社から販売されて
いるピッコテックス樹脂は、転写時に塗布配合体の合成
樹脂受像基板への粘着を助ける高い高温粘着性を与える
炭化水素樹脂(ビニル・トルエン・アルファメチルスチ
レン・コポリマー)である。微細(サブミクロン)粒子
寸法のポリエチレン樹脂懸濁液であるポリエチレンSL
300はダニエル・プロダクツ社のスリップ・エイド商
品群の中の表面コンディショナーであり、これは転写時
の滑動性もしくはワックス様の性質を与える。これらの
バインダ樹脂は特定の特性プロファイルを与えるべく共
用することができ、または他の樹脂と共用することがで
きる。
【0031】上記の特性に加えて、ポリマー樹脂はワッ
クスよりも高い融点を与えるので、従って得られるイメ
ージに高い汚れ抵抗と掻傷抵抗を与えることができると
ともに基板への一層高い粘着力を与えることができる。
ポリマー樹脂は、通常300°C未満の、できれば10
0°Cないし250°Cの範囲内の融点または軟化点を
有することが好ましい。高い掻傷抵抗および汚れ抵抗を
もつイメージを合成樹脂基板上に与えるには、ポリマー
樹脂が少なくとも全乾燥成分の25重量%の塗布配合体
を含むようにすることができる。好適な実施例は全乾燥
成分の2重量%ないし75重量%のポリマー樹脂を含
む。これは、全配合体重量の少なくとも5重量%ないし
10重量%のポリマー樹脂を有する好適な配合体、およ
び全配合体重量の7重量%ないし35重量%のポリマー
樹脂を有する好適な配合体に相当する。
【0032】ポリマー樹脂、導電性ポリマーおよびワッ
クスは、全重量の2ないし25重量%のワックスを含む
分散体もしくは懸濁液内でこれらの樹脂、ポリマー、ワ
ックスが分離しないような相容性をもつものであること
が好ましい。このような相容性があれば、高い掻傷抵抗
および汚れ抵抗をもったイメージを生成するためのバイ
ンダ樹脂を高負荷することが可能となる。この相容性を
強化するため、すなわち分離を最小限化するため、バイ
ンダ樹脂、導電性ポリマーおよびワックス粒子は上述し
たようにサブミクロンの大きさのものとすることが望ま
しい。
【0033】塗布配合体は光学的手段、磁気的手段、電
気導電的手段、あるいは光電的手段により、可視的に感
知できる感応材(顔料)を含む。この感応材は通常、染
料もしくは顔料のような色素材であるが、磁気的粒子を
含むことができる。カーボンブラックおよび種々の有機
的および無機的色素顔料および染料を含む在来のインク
リボンに使用されている任意の色素材が適当である。例
としてはフタノシアン染料、蛍光性ナフタリマイド染料
およびカドミウムプリムローズ、クロームイエロー、ウ
ルトラマリンブルー、鉄酸化物、コバルト酸化物、ニッ
ケル酸化物等の他の染料がある。感応材の全量は通常、
塗布配合体の全乾燥成分重量の約5ないし60パーセン
トである。顔料は全乾燥成分の1ないし20重量%、好
ましくは5ないし15重量%でよい。好ましい塗布剤は
黒以外の色の顔料および/または染料、およびまたは潜
像を与える顔料および/または染料、すなわち無色のも
しくは印刷時に無色の塗布剤であって熱、紫外線または
同様のエネルギー源により活性化される剤料、を含む。
【0034】塗布配合体は、米国特許第3,663,27
8号に記載されているような熱転写層の処理を助けるた
めの可塑剤を含むことができる。適当な可塑剤にはアジ
ピン酸エステル、プタール酸エステル、リシノール酸エ
ステル、セバシン酸エステル、サクシン酸エステル、塩
素化ジフェニル、シトレート、エポキシ樹脂、グリセロ
ール、グリコール、炭化水素、塩素化炭化水素、硫化物
等がある。可塑剤は熱転写層に低温での感応性と基板か
ら剥離しないための可橈性とを与える。
【0035】塗布配合体はオイル、紫外線吸収剤の様な
耐候性改善剤、フィラー、界面活性剤、および分散剤の
ような可橈剤を含めた在来の熱転写媒体用の他の添加物
を含むことができる。
【0036】塗布配合体は溶液、分散剤、もしくは水ま
たは有機溶媒のいずれかの懸濁液中に上記の固体を含
む。塗布配合体は環境保護の理由から水ベースまたは水
性のものであることが好ましい。しかし、水が全溶媒の
ほんの一部であるか、あるいは全く含まれない塗布配合
体も本発明に含まれる。使用する有機溶媒は水に混和し
うるものが好ましく、例としてはプロパノールの様なア
クカノールがある。少量のそのような有機溶媒は水性塗
布配合体中のこれら固体の安定性と分散性とを顕著に強
化する。他の適当な溶媒としては、ある種のエステル、
ケトンおよびエーテルがある。塗布配合体の固体含有物
は、通常15ないし80重量%の範囲内であり、典型例
では20-55重量%である。この固体含有量はホット
メルト配合体の場合のようにもっと高く(100%ま
で)てもよく、その場合は溶媒を要しない。
【0037】好ましい塗布配合体は、全乾燥組成の5な
いし35重量%の感応材に対して10ないし90重量%
のワックス、40ないし75重量%のバインダ樹脂、お
よび0.01ないし10重量%の導電性ポリマーを含
む。特に好適な塗布剤はワックス、エチル・ビニル・ア
セテート・コポリマーバインダ樹脂、導電性ポリマー、
および光発色性染料、光発色性顔料および感応材として
の黒以外の着色染料から選択された染料もしくは顔料の
混合体を含むものである。
【0038】塗布配合体は挽く必要がないので、粉砕器
あるいはボールミルのような在来の装置、または羽根付
き容器で用意することができる。成分は一様な分散体と
して混合されているだけでよい。分散体は通常約30重
量%の固体である。ワックスは通常初めに添加され、残
りの成分は僅かに加熱しながら添加される。好ましい方
法は溶媒、ワックス成分、ポリマー樹脂および導電性ポ
リマーを好ましくは約66°Cで約15分間加温した状
態で混合し、その後感応材が添加され、その結果できた
混合物を、好ましくは約60°Cないし66°Cで約2
時間加温した状態で混合する。
【0039】本発明の熱転写媒体は、基板と、好ましく
は薄い滑らかな紙もしくは樹脂様の材料の基板と、ワッ
クス、ポリマー樹脂、導電性ポリマーおよび感応材から
なる熱転写層とを含む。適当なワックス、バインダ樹
脂、感応材および導電性ポリマーは上述したとおりであ
る。適当な基板材料にはグラッツ(Glatz)社で製造し
ている30-40ゲージのキャパシタ・ティッシュー型
の紙材料、および商標名マイラー(Mylar)のもとにデ
ュポン社で製造されている14-35ゲージのポリエス
テルテレフタレート(PET)フィルムがある。ポリエ
チレンナフタレートフィルム、ナイロンのようなポリア
ミドフィルム、ポリプロピレンフィルムのようなポリオ
レフィンフィルム、トリアセテートフィルムのようなセ
ルロースフィルム、およびポリカーボネイトフィルムも
また適当である。基板は取り扱いの容易さと塗布の容易
さのため、高い引張強度を有するべきあり、これらの性
質は、熱印刷ヘッド内の加熱エレメントの寿命を長くす
るため、最小限の厚さおよび低熱抵抗のもので与えるこ
とが望ましい。厚さは3ないし10μmであることが好
ましい。所望であれば基板あるいはベースフィルムは熱
転写層と反対側の表面を裏塗りした形で与えることがで
きる。
【0040】熱転写層は溶液、分散体あるいは懸濁液の
いずれかの形の塗布配合体から得ることが望ましい。熱
転写層は上述した塗布配合体として適切なすべての添加
物および成分を含むことができる。残りの溶媒は含まれ
ていても良いが、含めるか否かは熱転写層を形成する乾
燥ステップの効果に依存する。一旦基板に添加される
と、溶媒の一部は塗布層に残留する可能性がある。残留
溶媒は通常好ましくないが、イメージの転写を助けるこ
とができる。
【0041】熱転写層(機能層)は約50°Cないし2
50°Cの範囲内の軟化点を有することが好ましい。こ
れによって、約100°Cないし250°Cの範囲での
正常な印刷ヘッドのエネルギーによる転写が可能とな
る。
【0042】熱転写層は在来の方法およびマイヤーロッ
ドのような装置によって、あるいは以下に述べる塗布重
量を与えるため在来の塗布機に設定されたドクターバー
に巻いた類似のワイヤによって、用意することができ
る。熱転写層の塗布重量は通常1.9ないし4.3g/m2
範囲である。約70°Cの温度が全塗布プロセス期間
中、維持される。塗布配合体が塗布された後、乾燥と基
板への機能層の接着を確実にするため、加温した乾燥機
を随意選択的に通過させる。熱転写層は温度75°Cな
いし250°Cの範囲の温度で紙もしくは合成樹脂のよ
うな受像基板上に完全に転写される。
【0043】本発明の熱転写媒体は静電気をほとんどあ
るいは全く発生することなく熱印刷できる利点がある。
この熱転写媒体(リボン)は熱印刷ヘッドの加熱素子に
曝され、熱転写層が軟化して媒体(リボン)から受像基
板へ、その内部の磁石により転写される。
【0044】図1-2には本発明の好適な熱転写リボン
20が図示されているが、これは好ましくはポリエチレ
ンテレフタレートの可橈性材料で作成した基板22を含
んでいる。
【0045】基板22上には熱転写層24がある。熱転
写層24の熱感応性はバインダ樹脂とワックスの軟化点
で決まる。この熱転写層は300°C以下、好ましくは
50°Cと250°Cの間、最も好ましくは50°Cと
200°Cの間に軟化点を有する。軟化温度がこの範囲
内にある本熱転写媒体は在来の熱転写プリンタで使用す
ることが可能である。在来の熱転写プリンタは50°C
と250°Cの間、通常は100°Cと150°Cの間
の温度で動作する印刷ヘッドを有するのが普通である。
熱転写層24は、これが印刷ヘッドからの熱に暴露され
たときは基板22から合成樹脂樹受像基板28へ一様に
転写されて印刷イメージ32を形成するよう、相容性の
あるワックスおよびバインダ樹脂を含むことが望まし
い。
【0046】好ましい熱転写媒体は10ないし95重量
%のワックス、40ないし75重量%のバインダ樹脂、
15ないし40重量%の感応材および0.1ないし10
重量%の導電性ポリマーを含む熱転写層を含む。
【0047】以下、具体例の詳細について記す。
【0048】例1 表1の成分を羽根付き1クォート容器に入れ、約20分
間混合することにより塗布配合体を用意することができ
る。
【0049】導電性ポリマーは、ミネラルスピリッツ内
に分散された、ジッパリング・ケスラー・アンド・カン
パニーから商標名オルメコン(ORMECON)で販売されて
いるポリアニリン固体を含む。 表1 成分 % 濡れ状態での量 好ましい範囲 ポリマー樹脂 20.0 50.0 15-40 (ポリメチルメタクリルテート) ワックス 5.0 20.0 2-10 (カルナウバ懸濁液@25%) 導電性ポリマー 5.0 12.5 1-10 (ポリアニリン) ワックス-樹脂 20.0 50.0 10-40 (ポリエチレン懸濁液) ミネラルスピリッツ - 167.5 ポリマー樹脂 50.0 200.0 40-70 (サクロースベンゾエート) 合計 100.0 500.0 最終固体 20%
【0050】熱転写リボンの用意およびイメージ
【0051】例1の塗布配合体は18ゲージポリエステ
ルフィルムに約1.9-4.3g/cm2の塗布重量で塗布し、
約70°Cで乾燥させて、本発明の熱転写リボンを得る
ことができる。このリボンは、+2Vに設定したTEC
B30熱転写プリンタを使って110°C-150°C
の範囲内の温度でバーコードを印刷するのに非常に適し
ている。
【0051】前述の例で使用した本発明の反応体および
/または動作条件の代わりに一般的なあるいは特定の反
応体および/または動作条件を適用しても同様の成功を
収めることができる。
【0052】
【効果】本発明によって静電気レベルの低い熱転写媒体
を与えることができる。また本発明はかかる熱転写媒体
を使用する熱プリンタを与えることができる。本装置の
すべてのハードウェアおよびソフトウェアは、本発明の
熱転写媒体が本プリンタに使用されることを除き在来の
ものでよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱転写前の、印刷オペレーションにおける本発
明の熱転写媒体を示す。
【図2】熱転写後の印刷オペレーションにおける本発明
の熱転写媒体を示す。
【符号の説明】
20 熱転写リボン 22 可橈性基板 24 熱転写層 28 受像基板 30 印刷ヘッド 32 印刷イメージ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可橈性基板とその上に配置された軟化特性
    を有する熱転写層とを含む熱転写媒体において該熱転写
    層が感応材とワックスおよびポリマー樹脂を含んだバイ
    ンダとを含んでおり、 該ポリマー樹脂の少なくとも一
    部が導電性ポリマーを含み、該熱転写層が1×1018
    ーム/in2未満の抵抗を有することを特徴とする熱転写媒
    体。
JP10111374A 1997-04-11 1998-04-08 熱転写媒体 Pending JPH10287052A (ja)

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