JPH1028587A - スタフィロキナーゼ変異体 - Google Patents

スタフィロキナーゼ変異体

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JPH1028587A
JPH1028587A JP8208991A JP20899196A JPH1028587A JP H1028587 A JPH1028587 A JP H1028587A JP 8208991 A JP8208991 A JP 8208991A JP 20899196 A JP20899196 A JP 20899196A JP H1028587 A JPH1028587 A JP H1028587A
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lys
glu
staphylokinase
asp
val
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Application number
JP8208991A
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English (en)
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Akira Kushiro
明 久代
Saeko Sawaki
佐重子 沢木
Haruo Ikemura
治夫 池邨
Tomoyuki Sako
知行 左古
Mayumi Kiwaki
真祐美 木脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yakult Honsha Co Ltd
Original Assignee
Yakult Honsha Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より強い血栓溶解作用を有する誘導体、物理
化学的安定性のより優れた誘導体を得るため、又は、誘
導体設計の研究情報を得るため、スタフィロキナーゼの
構成アミノ酸の一部を他のアミノ酸に置換したスタフィ
ロキナーゼ変異体を得る。 【解決手段】 例えば次の塩基配列に示すように、スタ
フィロキナーゼのアミノ酸の一部を別のアミノ酸に置換
したもの。 Ser-Ser-Ser-Phe-Asp-Lys-Gly-Lys-Tyr-Lys-Lys-Gly-Asp-Asn-Ala-Ser-Tyr-Phe- Glu-Pro-Thr-Gly-Pro-Tyr-Leu-Met-Val-Asn-Val-Thr-Gly-Val-Asp-Gly-Lys-Gly- Asn-Glu-Leu-Leu-Ser-Pro-His-Tyr-Val-Glu-Phe-Pro-Ile-Lys-Pro-Gly-Thr-Thr- Leu-Thr-Lys-Glu-Lys-Ile-Glu-Tyr-Tyr-Val-Glu-Trp-Ala-Leu-Asp-Ala-Thr-Ala- Tyr-Lys-Glu-Phe-Arg-Val-Val-Glu-Lue-Asp-Pro-Ser-Ala-Lys-Ile-Glu-Val-Thr- Tyr-Tyr-Asp-Lys-Asn-Lys-Lys-Lys-Glu-Glu-Thr-Lys-Ser-Phe-Pro-Ile-Thr-Glu- Lys-Gly-Phe-Val-Val-Pro-Asp-Leu-Ser-Glu-His-Ile-Lys-Asn-Pro-Gly-Phe-Asn- Leu-Ile-Thr-Lys-Val-Val-Ile-Glu-Lys-Lys

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血栓溶解剤として
有用な、または血栓溶解剤の研究上有用な、スタフィロ
キナーゼのアミノ酸変異誘導体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スタフィロキナーゼ(以下「SAK」と
記す)は、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphyloc
occus aureus) (以下「S.アウレウス」と記す)が産
生する繊維素溶解酵素であって、血中のプラスミノーゲ
ンをプラスミンに変える機能を有し、血栓溶解作用を示
す物質として知られている。
【0003】SAKの特徴として、ウロキナーゼや組
織プラスミノーゲンアクチベータのようにそれ自身プロ
テアーゼ活性をもたないこと、ストレプトキナーゼと
類似した機構によりプラスミノーゲンを活性化するが、
インビトロ及びインビボのいずれの実験系においても高
いフィブリン分解特異性を有していること(酒井ら、Bi
ochem. Biophys. Res. Commun., vol.162, 830-837(198
9)、H.R.Lijnenら、Thromb. Haemostasis, Vol.66, 468
-473(1991)、D.Collenら、Circulation, vol.87,996-10
06(1993))が挙げられる。
【0004】これらの特徴により、既存の血栓溶解剤と
対比しても、独特の機構によって血栓溶解に至らしめる
全く新しい型の血栓溶解剤としての優れた性質を有して
いることが指摘されている。
【0005】SAKはその産生遺伝子(sak遺伝子)
のDNA配列も明らかにされており、後述する配列番号
1に示すように136個のアミノ酸からなるペプチドで
ある(左古、Eur.J.Biochem.,vol.149,557-563(198
5))。また、本発明者ら又は本願出願人は、sak遺伝
子を大腸菌や枯草菌に組み込み、SAKを産生するとい
う遺伝子組み換え技術を用いた生産方法を提案(特開昭
58−67181号公報、特開昭59−135888号
公報)し、SAKを医薬品として開発する道を開いてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インビ
トロおよびインビボにおける単位モル濃度当りのフィブ
リン溶解活性は既存の血栓溶解剤(例えばストレプトキ
ナーゼや組織プラスミノーゲンアクチベータ)と比較し
てかならずしも高くないことが報告されている(伊藤、
慈恵医大誌、vol.97,1041-1046(1982)、O.Matsuoら、Bl
ood, vol.76, 925-929(1990)、H.R.Linjenら、前出)。
【0007】本発明は、SAK自身が有する血栓溶解作
用に着目し、更に強い血栓溶解作用を有する誘導体、物
理化学的安定性に更に優れた誘導体を得るため、又は、
誘導体設計の研究情報を得るために、SAKの構成アミ
ノ酸の一部を他のアミノ酸に置換したSAK変異体を得
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のSAK変異体
は、塩基番号1に示されるSAKのアミノ酸の一部を別
のアミノ酸に置換したものである。本発明では、SAK
に比べて強い血栓溶解作用を有する誘導体、SAKに比
べて物理化学的安定性に更に優れた誘導体を得るため、
また、SAKの作用機作の研究、誘導体設計の研究情報
を得るために行なわれるものを全て指す。
【0009】具体的な本発明のSAK変異体(D41
N)は、配列番号2に示されるように、136個のアミ
ノ酸からなるスタフィロキナーゼの14番目のアスパラ
ギン酸残基(Asp )をアスパラギン残基(Asn )に置換
したものである。
【0010】具体的な本発明のSAK変異体(E85
Q)は、配列番号3に示されるように、136個のアミ
ノ酸からなるスタフィロキナーゼの58番目のグルタミ
ン酸残基(Glu )をグルタミン残基(Gln )に置換した
ものである。
【0011】具体的な本発明のSAK変異体(K113
A)は、配列番号4に示されるように、136個のアミ
ノ酸からなるスタフィロキナーゼの86番目のリジン残
基(Lys )をアラニン残基(Ala )に置換したものであ
る。
【0012】具体的な本発明のSAK変異体(K38
S)は、配列番号5に示されるように、136個のアミ
ノ酸からなるスタフィロキナーゼの11番目のリジン残
基(Lys )をセリン残基(Ser )に置換したものであ
る。
【0013】具体的な本発明のSAK変異体(E73
Q)は、配列番号6に示されるように、136個のアミ
ノ酸からなるスタフィロキナーゼの46番目のグルタミ
ン酸残基(Glu )をグルタミン残基(Gln )に置換した
ものである。
【0014】具体的な本発明のSAK変異体(D96
E)は、配列番号7に示されるように、136個のアミ
ノ酸からなるスタフィロキナーゼの69番目のアスパラ
ギン酸残基(Asp )をグルタミン酸残基(Glu )に置換
したものである。
【0015】具体的な本発明のSAK変異体(K136
A)は、配列番号8に示されるように、136個のアミ
ノ酸からなるスタフィロキナーゼの109番目のリジン
残基(Lys )をアラニン残基(Ala )に置換したもので
ある。
【0016】本発明においては、塩基番号1に示される
SAKのアミノ酸の一部を別のアミノ酸に置換したペプ
チドを開示している。これらのペプチドはアミノ酸合成
機等を用いて合成してもよいが、各ペプチドをコードす
る産生遺伝子を宿主菌内に導入し、この宿主菌を培養す
ることによって得た方が、効率的である。
【0017】従って、好ましくは各ペプチドをコードす
る産生遺伝子もsak遺伝子の該当する一部を変異させ
て、変異を導入しようとするアミノ酸配列に対応するよ
うな変異を加えた変異sak遺伝子を作成し、これを大
腸菌等の宿主菌に導入して、目的とする変異SAKを作
成する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明においては、sak遺伝子
において変異の導入しようとするアミノ酸配列に対応す
るような変異を加えた変異sak遺伝子を作成し、これ
を大腸菌等の宿主菌に導入して、このものを利用して、
目的とする変異SAKを作成する。
【0019】具体的には、S.アウレウス由来のSAK
遺伝子を組み込んだ適当なプラスミド(pSA01)よ
り、ウリジンを含む1本鎖DNAを調製した。一方、変
異アミノ酸情報を有する、合成プライマーを合成し、こ
れを前記1本鎖DNAにアニールさせた後、DNAポリ
メラーゼ処理、DNAリガーゼ処理した。これを修復・
結合させた後、適当な宿主(大腸菌)に形質転換し、こ
の大腸菌の中から、目的の遺伝子情報が導入されたもの
を選択して、これを用いて変異が導入されたSAK誘導
体を合成した。
【0020】さらに具体的には、14番目のアスパラギ
ン酸残基をアスパラギン残基に置換したSAK変異体
(D41N)、58番目のグルタミン酸残基をグルタミ
ン残基に置換したSAK変異体(E85Q)、86番目
のリジン残基をアラニン残基に置換したSAK変異体
(K113A)、11番目のリジン残基をセリン残基に
置換したSAK変異体(K38S)、46番目のグルタ
ミン酸残基をグルタミン残基に置換したSAK変異体
(E73Q)、69番目のアスパラギン酸残基をグルタ
ミン酸残基に置換したSAK変異体(D96E)、及
び、109番目のリジン残基をアラニン残基に置換した
SAK変異体(K136A)の7つの変異体を得た。
【0021】また、これらのSAK変異体の活性を測定
し、もとのSAKと比較した。その結果、SAK変異体
(D41N)が1.65倍、SAK変異体(E85Q)
が1.35倍、SAK変異体(K113A)が1.27
倍の活性で、活性の増強されたSAK誘導体が得られ
た。
【0022】また、逆にSAK変異体(K38S)は1
/60に、SAK変異体(E73Q)は1/4に、SA
K変異体(D96E)は1/900に、SAK変異体
(K136A)は1/380にと、活性が減弱した変異
体が得られた。これら活性が減弱した変異体の変異導入
位置が活性の発現に重要であることが示唆された。従っ
て、これら活性が減弱した誘導体もその他の部分ではS
AKの構造を維持しているので、例えばSAKの物理化
学的安定性や抗原性等の研究など、SAKの作用機作の
研究や誘導体設計上に有用な物質である。
【0023】
【実施例】以下、実施例により、さらに詳細に本発明を
説明する。 実験例1.1本鎖DNAの製造 S.アウレウス由来のSAK遺伝子を組み込んだプラス
ミドpSA01を保持する大腸菌MV1184の前培養
液と、ヘルパーファージM13KO7とを混和し、2×
YT培地(1.6%バクト・トリプトン;Difco社
製、1%イースト・エキストラクト;Difco社製、
0.5%食塩)で終夜培養した。
【0024】尚、プラスミドpSA01は、プラスミド
pUC119(宝酒造社製)を制限酵素BamHIで切
断後、アルカリ性ホスフォターゼ処理を行なったもの
と、プラスミドpTI10(Iinoら、J.Biol.Che
m.,vol.262,7412-7417(1987))より、BamHI切断に
より得られるsak遺伝子を含むDNA断片を混合し
て、T4DNAリガーゼで処理した後に、大腸菌MV1
184コンピテントセルに導入したものから、ラクトー
スオペロンプロモータの下流に正しくsak遺伝子が組
込まれたプラスミドを保持するクローンを選択したもの
である。
【0025】遠心後、上清を大腸菌BW313前培養液
と混和し、アンピシリンを含むLB寒天培地(1%バク
ト・トリプトン、0.5%イースト・エキストラクト、
0.5%食塩、0.1%グルコース、1.5%アガー;
Difco社製)にプレーティングした。
【0026】得られたコロニーを2×YT培地で終夜培
養した。培養液にヘルパーファージ液M13KO7を加
え、2×YT培地で更に一晩培養を続けた。遠心後、上
清にポリエチレングリコール水溶液(2.5M食塩、2
0%ポリエチレングリコール#6000)を加え、室温
で、30分間放置した。遠心後、沈殿を少量の水に懸濁
し、フェノール処理により、蛋白質を除去し、ウリジン
を含む1本鎖DNAを得た。
【0027】実験例2.プライマーの合成 変異導入を目的とするプライマーとして ・ GTTCAAAATATGATGCATTATCGCCCTTT ・ TCAATTTTTGTTTTGTAAGT ・ GACTTCGATCGCTGCGCTTGGA ・ TCGCGTCATCTCCGGATTTATATTTT ・ AGGAAACTGGACATAAT ・ ATGCTGTCGCCTCGAGTGCCCATTCG ・ CAACAAAACCCGCTTCTGTTATA をDNA合成機(アプライド・バイオシステム社製、3
80B型)を用いて合成した。
【0028】実験例3.変異導入DNAを形質転換した
大腸菌の作成 実験例1に記載した方法で作成した、ウリジンを含む1
本鎖DNAに目的の変異を有する合成プライマーをアニ
ールさせ、DNAポリメラーゼクレノウ断片、T4DN
Aリガーゼにより修復・結合させた。これを大腸菌BM
H71−81mutSに形質転換し、目的の変異を有す
る大腸菌を選び出し、塩基配列の確認を行い、目的の変
異が導入されていることを確認した。
【0029】実験例4.変異SAKの製造 (1) 製造 変異sak遺伝子を有する大腸菌の前培養液をLB培地
に1/100量接種し37℃で振盪培養した。90分後
に100mM IPTG(イソプロピル−1−チオ−β
−D−ガラクトシド)水溶液を1/100量加え、変異
SAK蛋白質の発現を誘導し、更に培養を6時間続け
た。遠心分離により、菌体を集めた。菌体を、1/20
0量のリシス溶液(30%シュクロース、10mM T
ris−HCl(pH8.0)、30mM NaCl、
1.5mM EDTA)で懸濁し氷水中で放置した。5
分後、1/10量の5mM MgCl2 水溶液を加え、
時々攪拌しながら氷水中に10分間放置し、細胞に浸透
圧ショックをかけた。遠心分離により、上澄み液を回収
し、ペリプラズム画分を得た。
【0030】(2) 精製 前記ペリプラズム画分からの変異SAK蛋白質の精製は
以下のとおりに行った。得られたペリプラズム画分を2
0mMクエン酸Na緩衝液(pH5.0)に対し透析し
た。20mMクエン酸Na緩衝液(pH5.0)を用い
て平衡化したTSK−Gel CM−3SWカラムに添
加し、0から0.6MのNaClの直線グラジェント法
により、溶出させた。
【0031】変異SAK蛋白質に対応する部分を集め
て、10mMリン酸緩衝液(pH7.1)に対して透析
後、凍結乾燥により粉末とした。各変異体でばらつきは
あるが、純度はほぼ100%で、収量は、培地100m
lあたり100μgから1mg程度得られた。
【0032】実験例5.変異SAKの活性測定 野性型のSAKおよび、実施例で作成した変異SAKに
ついて、適当な倍率段階でGT(0.05Mトリス/グ
リシ、pH8.0)で希釈した溶液10μlを96穴プ
レートに分注した。これに、GT20μlを加え、更に
プラスミノーゲン溶液(べーリンガー・マンハイム・山
之内社製)溶液(GTで0.8U/mlとしたもの)5
0μlを加えて、25℃で10分間放置した。
【0033】次に、これに、合成基質溶液(0.19M
リン酸ナトリウム緩衝液、pH7.5/0.19MNa
Cl/0.001%ポリソルベート80/0.44mM
5,5’−ジチオ・ビス−2−ニトロ安息香酸(シグマ
社製)/0.4mMN−α−CBZ−L−リジン−チオ
ベンジルエステル(シグマ社製))100μlを加え、
更に25℃で5分間保温後、ソイビーントリプシンイン
ヒビター(シグマ社製、水で0.1mg/mlとしたも
の)50μlを加えて、反応を停止し、モデル450マ
イクロプレートリーダ(バイオラッド社製)で405n
mの吸光度を測定し、活性を比較した。野生型SAKの
活性を100としたときの相対的な活性の値を次の表1
に示す。
【0034】
【表1】
【0035】以上のように、野生SAKの一部のアミノ
酸を他のアミノ酸に置換した変異SAK蛋白質はその血
栓溶解作用が、天然SAKより優れたものと、血栓溶解
作用が殆ど失われたものが得られた。活性が優れたもの
は、このまま血栓溶解剤としての用途が考えられる。ま
た、活性がなくなったものも、その他のSAKタンパク
の特性はそのまま保持しているので、SAKの作用機作
の研究や誘導体の設計等に有用である。
【0036】
【発明の効果】以上説明した通り、SAKの構成アミノ
酸の一部を他のアミノ酸に置換したSAK変異体を得る
ことができるという効果を有する。
【0037】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:136 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 起源 生物名:Staphylococcus aureus を宿主とするバクテリ
オファージ 株名:SφC 配列 Ser Ser Ser Phe Asp Lys Gly Lys Tyr Lys Lys Gly Asp Asp Ala Ser Tyr 5 10 15 Phe Glu Pro Thr Gly Pro Tyr Leu Met Val Asn Val Thr Gly Val Asp Gly 20 25 30 Lys Gly Asn Glu Leu Leu Ser Pro His Tyr Val Glu Phe Pro Ile Lys Pro 35 40 45 50 Gly Thr Thr Leu Thr Lys Glu Lys Ile Glu Tyr Tyr Val Glu Trp Ala Leu 55 60 65 Asp Ala Thr Ala Tyr Lys Glu Phe Arg Val Val Glu Lue Asp Pro Ser Ala 70 75 80 85 Lys Ile Glu Val Thr Tyr Tyr Asp Lys Asn Lys Lys Lys Glu Glu Thr Lys 90 95 100 Ser Phe Pro Ile Thr Glu Lys Gly Phe Val Val Pro Asp Leu Ser Glu His 105 110 115 Ile Lys Asn Pro Gly Phe Asn Leu Ile Thr Lys Val Val Ile Glu Lys Lys 120 125 130 135
【0038】配列番号:2 配列の長さ:136 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列の特徴 特徴を表す記号:Modified-site 存在位置:14 特徴を決定した方法:S 配列 Ser Ser Ser Phe Asp Lys Gly Lys Tyr Lys Lys Gly Asp Asn Ala Ser Tyr 5 10 * 15 Phe Glu Pro Thr Gly Pro Tyr Leu Met Val Asn Val Thr Gly Val Asp Gly 20 25 30 Lys Gly Asn Glu Leu Leu Ser Pro His Tyr Val Glu Phe Pro Ile Lys Pro 35 40 45 50 Gly Thr Thr Leu Thr Lys Glu Lys Ile Glu Tyr Tyr Val Glu Trp Ala Leu 55 60 65 Asp Ala Thr Ala Tyr Lys Glu Phe Arg Val Val Glu Lue Asp Pro Ser Ala 70 75 80 85 Lys Ile Glu Val Thr Tyr Tyr Asp Lys Asn Lys Lys Lys Glu Glu Thr Lys 90 95 100 Ser Phe Pro Ile Thr Glu Lys Gly Phe Val Val Pro Asp Leu Ser Glu His 105 110 115 Ile Lys Asn Pro Gly Phe Asn Leu Ile Thr Lys Val Val Ile Glu Lys Lys 120 125 130 135
【0039】配列番号:3 配列の長さ:136 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列の特徴 特徴を表す記号:Modified-site 存在位置:58 特徴を決定した方法:S 配列 Ser Ser Ser Phe Asp Lys Gly Lys Tyr Lys Lys Gly Asp Asp Ala Ser Tyr 5 10 15 Phe Glu Pro Thr Gly Pro Tyr Leu Met Val Asn Val Thr Gly Val Asp Gly 20 25 30 Lys Gly Asn Glu Leu Leu Ser Pro His Tyr Val Glu Phe Pro Ile Lys Pro 35 40 45 50 Gly Thr Thr Leu Thr Lys Gln Lys Ile Glu Tyr Tyr Val Glu Trp Ala Leu 55 * 60 65 Asp Ala Thr Ala Tyr Lys Glu Phe Arg Val Val Glu Lue Asp Pro Ser Ala 70 75 80 85 Lys Ile Glu Val Thr Tyr Tyr Asp Lys Asn Lys Lys Lys Glu Glu Thr Lys 90 95 100 Ser Phe Pro Ile Thr Glu Lys Gly Phe Val Val Pro Asp Leu Ser Glu His 105 110 115 Ile Lys Asn Pro Gly Phe Asn Leu Ile Thr Lys Val Val Ile Glu Lys Lys 120 125 130 135
【0040】配列番号:4 配列の長さ:136 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列の特徴 特徴を表す記号:Modified-site 存在位置:86 特徴を決定した方法:S 配列 Ser Ser Ser Phe Asp Lys Gly Lys Tyr Lys Lys Gly Asp Asp Ala Ser Tyr 5 10 15 Phe Glu Pro Thr Gly Pro Tyr Leu Met Val Asn Val Thr Gly Val Asp Gly 20 25 30 Lys Gly Asn Glu Leu Leu Ser Pro His Tyr Val Glu Phe Pro Ile Lys Pro 35 40 45 50 Gly Thr Thr Leu Thr Lys Glu Lys Ile Glu Tyr Tyr Val Glu Trp Ala Leu 55 60 65 Asp Ala Thr Ala Tyr Lys Glu Phe Arg Val Val Glu Lue Asp Pro Ser Ala 70 75 80 85 Ala Ile Glu Val Thr Tyr Tyr Asp Lys Asn Lys Lys Lys Glu Glu Thr Lys * 90 95 100 Ser Phe Pro Ile Thr Glu Lys Gly Phe Val Val Pro Asp Leu Ser Glu His 105 110 115 Ile Lys Asn Pro Gly Phe Asn Leu Ile Thr Lys Val Val Ile Glu Lys Lys 120 125 130 135
【0041】配列番号:5 配列の長さ:136 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列の特徴 特徴を表す記号:Modified-site 存在位置:11 特徴を決定した方法:S 配列 Ser Ser Ser Phe Asp Lys Gly Lys Tyr Lys Ser Gly Asp Asp Ala Ser Tyr 5 10 * 15 Phe Glu Pro Thr Gly Pro Tyr Leu Met Val Asn Val Thr Gly Val Asp Gly 20 25 30 Lys Gly Asn Glu Leu Leu Ser Pro His Tyr Val Glu Phe Pro Ile Lys Pro 35 40 45 50 Gly Thr Thr Leu Thr Lys Glu Lys Ile Glu Tyr Tyr Val Glu Trp Ala Leu 55 60 65 Asp Ala Thr Ala Tyr Lys Glu Phe Arg Val Val Glu Lue Asp Pro Ser Ala 70 75 80 85 Lys Ile Glu Val Thr Tyr Tyr Asp Lys Asn Lys Lys Lys Glu Glu Thr Lys 90 95 100 Ser Phe Pro Ile Thr Glu Lys Gly Phe Val Val Pro Asp Leu Ser Glu His 105 110 115 Ile Lys Asn Pro Gly Phe Asn Leu Ile Thr Lys Val Val Ile Glu Lys Lys 120 125 130 135
【0042】配列番号:6 配列の長さ:136 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列の特徴 特徴を表す記号:Modified-site 存在位置:46 特徴を決定した方法:S 配列 Ser Ser Ser Phe Asp Lys Gly Lys Tyr Lys Lys Gly Asp Asp Ala Ser Tyr 5 10 15 Phe Glu Pro Thr Gly Pro Tyr Leu Met Val Asn Val Thr Gly Val Asp Gly 20 25 30 Lys Gly Asn Glu Leu Leu Ser Pro His Tyr Val Gln Phe Pro Ile Lys Pro 35 40 45 * 50 Gly Thr Thr Leu Thr Lys Glu Lys Ile Glu Tyr Tyr Val Glu Trp Ala Leu 55 60 65 Asp Ala Thr Ala Tyr Lys Glu Phe Arg Val Val Glu Lue Asp Pro Ser Ala 70 75 80 85 Lys Ile Glu Val Thr Tyr Tyr Asp Lys Asn Lys Lys Lys Glu Glu Thr Lys 90 95 100 Ser Phe Pro Ile Thr Glu Lys Gly Phe Val Val Pro Asp Leu Ser Glu His 105 110 115 Ile Lys Asn Pro Gly Phe Asn Leu Ile Thr Lys Val Val Ile Glu Lys Lys 120 125 130 135
【0043】配列番号:7 配列の長さ:136 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列の特徴 特徴を表す記号:Modified-site 存在位置:69 特徴を決定した方法:S 配列 Ser Ser Ser Phe Asp Lys Gly Lys Tyr Lys Lys Gly Asp Asp Ala Ser Tyr 5 10 15 Phe Glu Pro Thr Gly Pro Tyr Leu Met Val Asn Val Thr Gly Val Asp Gly 20 25 30 Lys Gly Asn Glu Leu Leu Ser Pro His Tyr Val Glu Phe Pro Ile Lys Pro 35 40 45 50 Gly Thr Thr Leu Thr Lys Glu Lys Ile Glu Tyr Tyr Val Glu Trp Ala Leu 55 60 65 Glu Ala Thr Ala Tyr Lys Glu Phe Arg Val Val Glu Lue Asp Pro Ser Ala * 70 75 80 85 Lys Ile Glu Val Thr Tyr Tyr Asp Lys Asn Lys Lys Lys Glu Glu Thr Lys 90 95 100 Ser Phe Pro Ile Thr Glu Lys Gly Phe Val Val Pro Asp Leu Ser Glu His 105 110 115 Ile Lys Asn Pro Gly Phe Asn Leu Ile Thr Lys Val Val Ile Glu Lys Lys 120 125 130 135
【0044】配列番号:8 配列の長さ:136 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列の特徴 特徴を表す記号:Modified-site 存在位置:109 特徴を決定した方法:S 配列 Ser Ser Ser Phe Asp Lys Gly Lys Tyr Lys Lys Gly Asp Asp Ala Ser Tyr 5 10 15 Phe Glu Pro Thr Gly Pro Tyr Leu Met Val Asn Val Thr Gly Val Asp Gly 20 25 30 Lys Gly Asn Glu Leu Leu Ser Pro His Tyr Val Glu Phe Pro Ile Lys Pro 35 40 45 50 Gly Thr Thr Leu Thr Lys Glu Lys Ile Glu Tyr Tyr Val Glu Trp Ala Leu 55 60 65 Asp Ala Thr Ala Tyr Lys Glu Phe Arg Val Val Glu Lue Asp Pro Ser Ala 70 75 80 85 Lys Ile Glu Val Thr Tyr Tyr Asp Lys Asn Lys Lys Lys Glu Glu Thr Lys 90 95 100 Ser Phe Pro Ile Thr Glu Ala Gly Phe Val Val Pro Asp Leu Ser Glu His 105 * 110 115 Ile Lys Asn Pro Gly Phe Asn Leu Ile Thr Lys Val Val Ile Glu Lys Lys 120 125 130 135
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12N 15/09 ZNA C12R 1:445) (C12N 1/21 C12R 1:19) (72)発明者 左古 知行 東京都港区東新橋1丁目1番19号 株式会 社ヤクルト本社内 (72)発明者 木脇 真祐美 東京都港区東新橋1丁目1番19号 株式会 社ヤクルト本社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 136個のアミノ酸からなるスタフィロ
    キナーゼの14番目のアスパラギン酸残基(Asp )をア
    スパラギン残基(Asn )に置換した配列番号2で示され
    るスタフィロキナーゼ変異体(D41N)。
  2. 【請求項2】 136個のアミノ酸からなるスタフィロ
    キナーゼの58番目のグルタミン酸残基(Glu )をグル
    タミン残基(Gln )に置換した配列番号3で示されるス
    タフィロキナーゼ変異体(E85Q)。
  3. 【請求項3】 136個のアミノ酸からなるスタフィロ
    キナーゼの86番目のリジン残基(Lys )をアラニン残
    基(Ala )に置換した配列番号4で示されるスタフィロ
    キナーゼ変異体(K113A)。
  4. 【請求項4】 136個のアミノ酸からなるスタフィロ
    キナーゼの11番目のリジン残基(Lys )をセリン残基
    (Ser )に置換した配列番号5で示されるスタフィロキ
    ナーゼ変異体(K38S)。
  5. 【請求項5】 136個のアミノ酸からなるスタフィロ
    キナーゼの46番目のグルタミン酸残基(Glu )をグル
    タミン残基(Gln )に置換した配列番号6で示されるス
    タフィロキナーゼ変異体(E73Q)。
  6. 【請求項6】 136個のアミノ酸からなるスタフィロ
    キナーゼの69番目のアスパラギン酸残基(Asp )をグ
    ルタミン酸残基(Glu )に置換した配列番号7で示され
    るスタフィロキナーゼ変異体(D96E)。
  7. 【請求項7】 136個のアミノ酸からなるスタフィロ
    キナーゼの109番目のリジン残基(Lys )をアラニン
    残基(Ala )に置換した配列番号8で示されるスタフィ
    ロキナーゼ変異体(K136A)。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113563481A (zh) * 2021-07-13 2021-10-29 江南大学 一种能同时降解黄曲霉毒素b1和玉米赤霉烯酮的融合酶的突变体构建方法及其应用

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113563481A (zh) * 2021-07-13 2021-10-29 江南大学 一种能同时降解黄曲霉毒素b1和玉米赤霉烯酮的融合酶的突变体构建方法及其应用
CN113563481B (zh) * 2021-07-13 2023-04-28 江南大学 一种能同时降解黄曲霉毒素b1和玉米赤霉烯酮的融合酶的突变体构建方法及其应用

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