JPH10285226A - バースト信号受信回路 - Google Patents
バースト信号受信回路Info
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- JPH10285226A JPH10285226A JP9097925A JP9792597A JPH10285226A JP H10285226 A JPH10285226 A JP H10285226A JP 9097925 A JP9097925 A JP 9097925A JP 9792597 A JP9792597 A JP 9792597A JP H10285226 A JPH10285226 A JP H10285226A
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- signal
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- atc
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ATC回路のリセット信号をデジタル的に精度
良く発生する。 【解決手段】フォトダイオード1及びプリアンプ2によ
り受信されるバースト毎に強度の異なるバースト信号を
ATC回路3及び識別回路4により検出する受信回路に
おいて、ATC電圧をバーストの終了時点でリセットす
るリセット信号発生回路5をディジタル的に構成する。
信号処理回路6から出力するシステムクロックによりバ
ースト毎のバースト長をカウントして各バースト信号最
終ビット終了後の最初のクロックの立ち上がりでリセッ
トパルスを発生してATC回路3に出力する。
良く発生する。 【解決手段】フォトダイオード1及びプリアンプ2によ
り受信されるバースト毎に強度の異なるバースト信号を
ATC回路3及び識別回路4により検出する受信回路に
おいて、ATC電圧をバーストの終了時点でリセットす
るリセット信号発生回路5をディジタル的に構成する。
信号処理回路6から出力するシステムクロックによりバ
ースト毎のバースト長をカウントして各バースト信号最
終ビット終了後の最初のクロックの立ち上がりでリセッ
トパルスを発生してATC回路3に出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バースト的に入力
するビット列を受信するためのバースト信号受信回路に
関し、特に、バースト毎に異なる強度の信号をATC
(AUTOMATIC THRESHOLD CONTROL;オート・スレッショ
ルド・コントロール:自動識別レべル調整)回路を用い
て受信するバ−スト信号受信回路に関するものである。
するビット列を受信するためのバースト信号受信回路に
関し、特に、バースト毎に異なる強度の信号をATC
(AUTOMATIC THRESHOLD CONTROL;オート・スレッショ
ルド・コントロール:自動識別レべル調整)回路を用い
て受信するバ−スト信号受信回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバースト信号受信回路
は、バースト毎に異なる強度で入力するビット列を誤り
なく受信し再生することを目的として用いられている。
そして、このようなバースト信号受信回路においては、
バースト信号としきい値との相対的関係をバースト毎に
信号強度に応じて調整し、バースト信号を適正な識別レ
ベルで検出する必要があり、このためバースト信号の強
度に応じた直流電圧等をバースト毎に発生するATC電
圧保持回路が使用される。そしてこのような技術におい
てはバースト信号の終了時点でATC電圧となる前記直
流電圧をリセットして次のバーストに対応する新たな直
流電圧を発生するためにリセット信号発生回路が必要と
なる。
は、バースト毎に異なる強度で入力するビット列を誤り
なく受信し再生することを目的として用いられている。
そして、このようなバースト信号受信回路においては、
バースト信号としきい値との相対的関係をバースト毎に
信号強度に応じて調整し、バースト信号を適正な識別レ
ベルで検出する必要があり、このためバースト信号の強
度に応じた直流電圧等をバースト毎に発生するATC電
圧保持回路が使用される。そしてこのような技術におい
てはバースト信号の終了時点でATC電圧となる前記直
流電圧をリセットして次のバーストに対応する新たな直
流電圧を発生するためにリセット信号発生回路が必要と
なる。
【0003】例えば、特公昭59−20219号公報に
は、入力信号を振幅変調波検波した出力からタイミング
信号を作成し、ATC電圧保持回路をリセットする技術
が記載されている。
は、入力信号を振幅変調波検波した出力からタイミング
信号を作成し、ATC電圧保持回路をリセットする技術
が記載されている。
【0004】図8は、同公報記載の回路のブロック図で
ある。この回路では受信信号を検出する識別回路のしき
い値を、ATC電圧により制御する方式を採用するもの
である。同図においてバースト状の受信信号はバッファ
増幅回路10を介して3分岐出力される。第1の出力は
波形補償増幅回路11を介して識別回路12に出力され
る。第2の出力は検波回路13に入力され、該検波回路
13からはバースト信号の振幅に比例するATC電圧が
出力される。該ATC電圧はリセット回路14を介して
前記識別回路12にしきい値電圧として供給される。第
3の出力はリセット信号発生回路15に出力され、当該
回路15においては受信信号の振幅検波を行い、その信
号の後縁をレベル検出してリセットパルスを発生しリセ
ット回路14を制御する。リセット回路14は、検波回
路13から出力されるバースト信号毎のATC電圧をバ
ースト信号の最終ビットの受信後にリセットする。
ある。この回路では受信信号を検出する識別回路のしき
い値を、ATC電圧により制御する方式を採用するもの
である。同図においてバースト状の受信信号はバッファ
増幅回路10を介して3分岐出力される。第1の出力は
波形補償増幅回路11を介して識別回路12に出力され
る。第2の出力は検波回路13に入力され、該検波回路
13からはバースト信号の振幅に比例するATC電圧が
出力される。該ATC電圧はリセット回路14を介して
前記識別回路12にしきい値電圧として供給される。第
3の出力はリセット信号発生回路15に出力され、当該
回路15においては受信信号の振幅検波を行い、その信
号の後縁をレベル検出してリセットパルスを発生しリセ
ット回路14を制御する。リセット回路14は、検波回
路13から出力されるバースト信号毎のATC電圧をバ
ースト信号の最終ビットの受信後にリセットする。
【0005】また例えば、特開平6―177664号公
報には、ピーク値検出回路を具備する2モード動作トラ
ンスインピーダンス回路において、外部より入力する信
号でアナログスイッチを制御しATC電圧を高速にリセ
ットする技術が記載されている。
報には、ピーク値検出回路を具備する2モード動作トラ
ンスインピーダンス回路において、外部より入力する信
号でアナログスイッチを制御しATC電圧を高速にリセ
ットする技術が記載されている。
【0006】図9は、同公報記載の回路のブロック図で
ある。この回路では識別回路のしきい値は固定値とし
て、受信信号の直流レベルを2モード動作トランスイン
ピーダンス回路を用いて制御する方式を採用するもので
ある。同図において、受信信号は、増幅器20により正
出力と負出力とに変換され、増幅器21、2つの負帰還
抵抗22、23及びATC電圧発生保持用のピーク検出
回路を有するトランスインピーダンス回路を介してレベ
ルが調整された後、識別回路26により一定レベルで検
出される。本回路においては外部より入力する信号によ
りアナログスイッチをオン、オフし、同スイッチがオン
のとき微分回路25を介する増幅器21の一方の出力を
ピーク値検出回路に印加してATC電圧をリセットする
ように構成している。
ある。この回路では識別回路のしきい値は固定値とし
て、受信信号の直流レベルを2モード動作トランスイン
ピーダンス回路を用いて制御する方式を採用するもので
ある。同図において、受信信号は、増幅器20により正
出力と負出力とに変換され、増幅器21、2つの負帰還
抵抗22、23及びATC電圧発生保持用のピーク検出
回路を有するトランスインピーダンス回路を介してレベ
ルが調整された後、識別回路26により一定レベルで検
出される。本回路においては外部より入力する信号によ
りアナログスイッチをオン、オフし、同スイッチがオン
のとき微分回路25を介する増幅器21の一方の出力を
ピーク値検出回路に印加してATC電圧をリセットする
ように構成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のバースト信号受
信回路に用いられるATCリセット信号の発生回路にお
いては、リセットタイミングを精度良く発生することが
困難である。例えば、特公昭59−20219号公報記
載のものは、入力信号を振幅検波した信号を一定電圧レ
べルで波形整形することによりタイミングを決定するも
のであり、アナログ的なパラメータが多分に含まれるた
めである。また、例えば、固定長バースト信号を周期的
に受信する場合には、デジタル的な周期パルスの発生と
遅延素子の使用による位相調整によりリセット回路を構
成することができるが、部品自体のばらつき等を考慮す
るとリセットタイミングを精度良く調整する必要があ
り、特に量産に適していない。また例えば、特開平6−
177664号公報記載のものは、ATC回路の出力を
用いたリセットタイミングの発生技術が開示されておら
ず、外部信号を精度良く発生することは困難であること
が推測される。
信回路に用いられるATCリセット信号の発生回路にお
いては、リセットタイミングを精度良く発生することが
困難である。例えば、特公昭59−20219号公報記
載のものは、入力信号を振幅検波した信号を一定電圧レ
べルで波形整形することによりタイミングを決定するも
のであり、アナログ的なパラメータが多分に含まれるた
めである。また、例えば、固定長バースト信号を周期的
に受信する場合には、デジタル的な周期パルスの発生と
遅延素子の使用による位相調整によりリセット回路を構
成することができるが、部品自体のばらつき等を考慮す
るとリセットタイミングを精度良く調整する必要があ
り、特に量産に適していない。また例えば、特開平6−
177664号公報記載のものは、ATC回路の出力を
用いたリセットタイミングの発生技術が開示されておら
ず、外部信号を精度良く発生することは困難であること
が推測される。
【0008】本発明の目的は、デジタル的な高精度のA
TCリセット回路を備えたバースト信号受信回路を提供
することにある。
TCリセット回路を備えたバースト信号受信回路を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のバースト信号受
信回路は、各バースト信号終了直後にデジタル的にAT
C回路をリセットするためのリセット信号を発生するリ
セット信号発生回路(図1の5)を有する。
信回路は、各バースト信号終了直後にデジタル的にAT
C回路をリセットするためのリセット信号を発生するリ
セット信号発生回路(図1の5)を有する。
【0010】即ち、本発明のバースト信号受信回路は、
ATC回路を用いてバースト信号を受信するバースト信
号受信回路において、バースト信号の初期ビットをクロ
ック信号により検出し、初期ビット検出後のクロック信
号をカウントすることによりバースト信号の最終ビット
直後にATC回路のATC電圧をリセットするリセット
信号を発生する。また、ATC回路を用いてバースト信
号を受信するバースト信号受信回路において、バースト
信号の先頭ビット検出回路と、前記先頭ビット検出回路
の出力によりカウント初期値をロードし前記クロック信
号をカウントするカウンタと、前記カウンタの出力値と
基準設定値とを比較して一致したときに一致検出信号を
出力する一致検出信号発生回路とを有し、前記一致検出
信号によりATC回路のATC電圧をリセットすること
を特徴とする。そして、前記カウント初期値又は前記基
準設定値の何れか一方をバースト信号のバースト長に応
じて設定する手段を有する。
ATC回路を用いてバースト信号を受信するバースト信
号受信回路において、バースト信号の初期ビットをクロ
ック信号により検出し、初期ビット検出後のクロック信
号をカウントすることによりバースト信号の最終ビット
直後にATC回路のATC電圧をリセットするリセット
信号を発生する。また、ATC回路を用いてバースト信
号を受信するバースト信号受信回路において、バースト
信号の先頭ビット検出回路と、前記先頭ビット検出回路
の出力によりカウント初期値をロードし前記クロック信
号をカウントするカウンタと、前記カウンタの出力値と
基準設定値とを比較して一致したときに一致検出信号を
出力する一致検出信号発生回路とを有し、前記一致検出
信号によりATC回路のATC電圧をリセットすること
を特徴とする。そして、前記カウント初期値又は前記基
準設定値の何れか一方をバースト信号のバースト長に応
じて設定する手段を有する。
【0011】また、前記ATC回路としては、ATC電
圧によりバースト信号のレベルを制御するように構成す
るか、識別回路のしきい値がATC電圧により制御され
る識別回路により構成することができる。
圧によりバースト信号のレベルを制御するように構成す
るか、識別回路のしきい値がATC電圧により制御され
る識別回路により構成することができる。
【0012】より具体的には、識別回路4の出力と、信
号処理回路6からのシステムクロックと比較値情報等を
入力し、ATC回路3をリセットするためのリセット信
号として、リセット信号発生回路5に入力する各バース
ト信号最終ビット終了後の最初のシステムクロックの立
ち上がりで作成するパルスをATC回路3に出力する。
このため各バ−スト信号終了後のリセット信号は、各バ
−スト信号終了後1システムクロック内にATC回路3
のリセットを開始することができる、すなわちバース信
号終了後2システムクロック内でATC回路3のリセッ
トを完了させることができる。
号処理回路6からのシステムクロックと比較値情報等を
入力し、ATC回路3をリセットするためのリセット信
号として、リセット信号発生回路5に入力する各バース
ト信号最終ビット終了後の最初のシステムクロックの立
ち上がりで作成するパルスをATC回路3に出力する。
このため各バ−スト信号終了後のリセット信号は、各バ
−スト信号終了後1システムクロック内にATC回路3
のリセットを開始することができる、すなわちバース信
号終了後2システムクロック内でATC回路3のリセッ
トを完了させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】 (1)構成の説明 本発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
【0014】図1を参照すると、本実施の形態は、バー
スト信号の受信部として、光信号を電流信号に変換する
フォトダイオード1と、該電流信号を電圧信号に変換す
るプリアンプ回路2と、該プリアンプ回路2の正出力及
び負出力を入力するATC回路3と、ATC回路3の出
力を入力しバースト信号を検出する識別回路4とを備え
る。また、本実施の形態には、リセット信号発生回路5
と、前記識別回路4の出力5aを入力とし、システムク
ロック5b、パワ−オンクリア信号5c及び比較値情報
5eを出力してリセット信号発生回路5を制御する信号
処理回路6を備える。
スト信号の受信部として、光信号を電流信号に変換する
フォトダイオード1と、該電流信号を電圧信号に変換す
るプリアンプ回路2と、該プリアンプ回路2の正出力及
び負出力を入力するATC回路3と、ATC回路3の出
力を入力しバースト信号を検出する識別回路4とを備え
る。また、本実施の形態には、リセット信号発生回路5
と、前記識別回路4の出力5aを入力とし、システムク
ロック5b、パワ−オンクリア信号5c及び比較値情報
5eを出力してリセット信号発生回路5を制御する信号
処理回路6を備える。
【0015】ここで、ATC回路3には、例えば特開平
6−177664号公報等に記載されているような回路
が使用できる。同公報記載の回路は、バースト信号の強
度(振幅)の変化に拘わらず最適なレベルで前記バース
ト信号を検出できるように2モード動作トランスインピ
ーダンス回路が用いられている。また、当該トランスイ
ンピーダンス回路としては、ピーク値検出回路を有しそ
の出力により、識別回路のしきい値に対し受信バースト
信号レベルを自動制御するように構成されている。ピー
ク値検出回路は、強度が異なるバースト毎に高速に識別
レべルを自動調整する電圧値等を得るために、バースト
初期にそのピーク値をホールドし、そのピーク値をバー
スト終了直後に外部からのリセット信号により急速にリ
セットしてピークホールド値を必要な期間のみ高速に発
生する。
6−177664号公報等に記載されているような回路
が使用できる。同公報記載の回路は、バースト信号の強
度(振幅)の変化に拘わらず最適なレベルで前記バース
ト信号を検出できるように2モード動作トランスインピ
ーダンス回路が用いられている。また、当該トランスイ
ンピーダンス回路としては、ピーク値検出回路を有しそ
の出力により、識別回路のしきい値に対し受信バースト
信号レベルを自動制御するように構成されている。ピー
ク値検出回路は、強度が異なるバースト毎に高速に識別
レべルを自動調整する電圧値等を得るために、バースト
初期にそのピーク値をホールドし、そのピーク値をバー
スト終了直後に外部からのリセット信号により急速にリ
セットしてピークホールド値を必要な期間のみ高速に発
生する。
【0016】次に、本実施の形態のリセット信号発生回
路5の詳細な構成について説明する。図2は、リセット
信号発生回路の構成例を示すブロック図である。
路5の詳細な構成について説明する。図2は、リセット
信号発生回路の構成例を示すブロック図である。
【0017】本リセット信号発生回路は、バースト信号
先頭ビット検出回路51、カウンタ回路52、カウンタ
回路52の初期値を設定する初期値設定回路55、一致
検出信号発生回路53、一致検出信号発生回路53にお
いてカウンタ回路の出力値と比較する比較値を設定する
比較値設定回路56及び論理和回路54を備える。
先頭ビット検出回路51、カウンタ回路52、カウンタ
回路52の初期値を設定する初期値設定回路55、一致
検出信号発生回路53、一致検出信号発生回路53にお
いてカウンタ回路の出力値と比較する比較値を設定する
比較値設定回路56及び論理和回路54を備える。
【0018】バースト信号先頭ビット検出回路51は、
バ−スト信号5a、システムクロック5b及び論理和回
路54の出力であるリセット信号5dを入力し、バース
ト信号の先頭1ビット目の立ち上がりを検出してパルス
をカウンタ回路52に出力する。
バ−スト信号5a、システムクロック5b及び論理和回
路54の出力であるリセット信号5dを入力し、バース
ト信号の先頭1ビット目の立ち上がりを検出してパルス
をカウンタ回路52に出力する。
【0019】カウンタ回路52は、バ−スト信号先頭ビ
ット検出回路51から出力するパルスをカウンタの初期
設定値(初期値)のロ−ド信号として初期値設定回路5
5から初期値を入力し、前記初期値からシステムクロッ
ク5bをカウントし、カウント値を一致検出信号発生回
路53に出力する。
ット検出回路51から出力するパルスをカウンタの初期
設定値(初期値)のロ−ド信号として初期値設定回路5
5から初期値を入力し、前記初期値からシステムクロッ
ク5bをカウントし、カウント値を一致検出信号発生回
路53に出力する。
【0020】一致検出信号発生回路53は、カウンタ回
路52の前記カウント値と比較値設定回路56からの比
較値とを比較し、カウント値が比較値より小さい間はイ
ネーブル信号をイネーブル状態に、カウント値が比較値
と一致するとディセーブル状態にしてカウンタ回路52
に出力し、前記ディセーブル信号の立ち上がりの検出パ
ルスを一致検出信号として論理和回路54に出カする。
路52の前記カウント値と比較値設定回路56からの比
較値とを比較し、カウント値が比較値より小さい間はイ
ネーブル信号をイネーブル状態に、カウント値が比較値
と一致するとディセーブル状態にしてカウンタ回路52
に出力し、前記ディセーブル信号の立ち上がりの検出パ
ルスを一致検出信号として論理和回路54に出カする。
【0021】論理和回路54は、一致検出信号発生回路
53からの一致検出信号とパワーオンクリア信号5cを
入力し、その論理和出力をバースト信号先頭ビット検出
回路51にクリア信号として出力するとともに、ATC
回路3に対するリセット信号5dとして出力する。
53からの一致検出信号とパワーオンクリア信号5cを
入力し、その論理和出力をバースト信号先頭ビット検出
回路51にクリア信号として出力するとともに、ATC
回路3に対するリセット信号5dとして出力する。
【0022】比較値設定回路56は、信号処理部6から
入力する比較値情報に基づき一致検出信号発生回路53
に比較の基準となる比較値を出力する。
入力する比較値情報に基づき一致検出信号発生回路53
に比較の基準となる比較値を出力する。
【0023】(2)動作の説明 次に、本実施の形態における動作について図3を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0024】図3を参照すると、受信強度の異なるバー
スト光信号S1、S2はフォトダイオード1で電気信号
に変換された後、プリアンプ回路2において電流/電圧
変換されATC回路3に入力される。ATC回路3は、
例えば入力信号のレべルを自動的に調整し、識別回路4
はバースト電気信号をビット列S1’、S2’としてデ
ジタル処理が可能な信号レベルとして出力する。
スト光信号S1、S2はフォトダイオード1で電気信号
に変換された後、プリアンプ回路2において電流/電圧
変換されATC回路3に入力される。ATC回路3は、
例えば入力信号のレべルを自動的に調整し、識別回路4
はバースト電気信号をビット列S1’、S2’としてデ
ジタル処理が可能な信号レベルとして出力する。
【0025】信号処理回路6は、リセット信号発生回路
5を制御するためのパワーオンクリア信号5c、システ
ムクロック5b及び比較値情報5eを出力する。
5を制御するためのパワーオンクリア信号5c、システ
ムクロック5b及び比較値情報5eを出力する。
【0026】パワーオンクリア信号5cは、電源投入時
に回路各部をリセットするための信号であり、システム
クロック5bは、各ビット列(S1’又はS2’)の終
了直後にリセット信号を出力するために前記カウンタで
カウントされるクロック信号であり、また、比較値情報
5eはリセット信号の発生時点を設定するためにカウン
ト値出力との比較基準値を与えるものである。
に回路各部をリセットするための信号であり、システム
クロック5bは、各ビット列(S1’又はS2’)の終
了直後にリセット信号を出力するために前記カウンタで
カウントされるクロック信号であり、また、比較値情報
5eはリセット信号の発生時点を設定するためにカウン
ト値出力との比較基準値を与えるものである。
【0027】次に、入力信号5aのバースト信号S1’
の後縁(最終ビット後)におけるリセット信号5dの発
生動作について説明する。
の後縁(最終ビット後)におけるリセット信号5dの発
生動作について説明する。
【0028】まず、電源投入時に、信号処理回路6から
パワーオンクリア信号5cが出力され、該パワーオンク
リア信号5cにより論理和回路54を介してバースト信
号先頭ビット検出回路51がリセットされ、また、カウ
ンタ回路52、一致検出信号発生回路53及び比較値設
定回路56も同パワーオンクリア信号5cによりリセッ
トされる。
パワーオンクリア信号5cが出力され、該パワーオンク
リア信号5cにより論理和回路54を介してバースト信
号先頭ビット検出回路51がリセットされ、また、カウ
ンタ回路52、一致検出信号発生回路53及び比較値設
定回路56も同パワーオンクリア信号5cによりリセッ
トされる。
【0029】次に、識別回路4から入力信号5aのバー
スト信号S1’が入力されると、バースト信号先頭ビッ
ト検出回路51は、バースト信号S1’の最初のビット
(立ち上がり)直後のシステムクロック信号5bの2パ
ルスを検出し、システムクロック周期幅のローレべルの
パルスをバースト信号先頭ビット検出信号51として出
力する。
スト信号S1’が入力されると、バースト信号先頭ビッ
ト検出回路51は、バースト信号S1’の最初のビット
(立ち上がり)直後のシステムクロック信号5bの2パ
ルスを検出し、システムクロック周期幅のローレべルの
パルスをバースト信号先頭ビット検出信号51として出
力する。
【0030】カウンタ回路52は、前記先頭ビット検出
信号によりカウント初期値を初期値設定回路55からロ
ードし、この設定値からシステムクロックのカウントを
開始する。
信号によりカウント初期値を初期値設定回路55からロ
ードし、この設定値からシステムクロックのカウントを
開始する。
【0031】一致検出信号発生回路53は、前記カウン
タ回路51のカウント値出力と、信号処理回路6から供
給される比較値情報5eに基づき作成される比較値設定
回路56からの比較値との数値比較を行う。一致検出信
号発生回路53は、前記カウント値が前記比較値になる
とイネーブル信号をハイレべルのディセーブル状態とし
カウンタ回路52のカウント動作を停止するとともに、
前記イネーブル信号のハイレベルの立ち上がりの直後の
システムクロックの1システムクロック周期幅のパルス
を一致信号53として出力する。一致信号53は論理和
回路54を経てATC回路へのリセット信号5dとな
る。
タ回路51のカウント値出力と、信号処理回路6から供
給される比較値情報5eに基づき作成される比較値設定
回路56からの比較値との数値比較を行う。一致検出信
号発生回路53は、前記カウント値が前記比較値になる
とイネーブル信号をハイレべルのディセーブル状態とし
カウンタ回路52のカウント動作を停止するとともに、
前記イネーブル信号のハイレベルの立ち上がりの直後の
システムクロックの1システムクロック周期幅のパルス
を一致信号53として出力する。一致信号53は論理和
回路54を経てATC回路へのリセット信号5dとな
る。
【0032】ここで、前記イネーブル信号53は、カウ
ンタ回路52の出力値と比較値とが一致するとカウント
動作を停止させるディセーブル状態(ハイレベル)とな
り、また、次のバースト信号S2’の立ち上がり時のカ
ウンタ回路の初期値のロードによりカウント動作を可能
とするイネーブル状態(ローレベル)に復帰する。
ンタ回路52の出力値と比較値とが一致するとカウント
動作を停止させるディセーブル状態(ハイレベル)とな
り、また、次のバースト信号S2’の立ち上がり時のカ
ウンタ回路の初期値のロードによりカウント動作を可能
とするイネーブル状態(ローレベル)に復帰する。
【0033】以上の動作において、一致検出信号発生回
路53に出力する比較値設定回路56の出力値は、カウ
ンタ回路52が初期値からカウントしてバースト信号S
1’の最後のビットの終了直前のカウント値に一致する
ように信号処理回路6から設定される。この結果、リセ
ット信号5dの立ち上がりはバースト信号5aの後縁の
直後のシステムパルスの立ち上がり点となりバースト信
号の略終了時点で瞬時に発生することになる。
路53に出力する比較値設定回路56の出力値は、カウ
ンタ回路52が初期値からカウントしてバースト信号S
1’の最後のビットの終了直前のカウント値に一致する
ように信号処理回路6から設定される。この結果、リセ
ット信号5dの立ち上がりはバースト信号5aの後縁の
直後のシステムパルスの立ち上がり点となりバースト信
号の略終了時点で瞬時に発生することになる。
【0034】なお、各バースト信号のバースト長が固定
長でない場合は、信号処理回路6から各受信バースト長
に対応する比較値情報5eを所定のタイミング、例え
ば、リセット信号終了直後等のタイミングで比較値設定
回路56に与えることにより、異なるバースト長のバー
スト信号を受信する場合でも上述のようなタイミングで
リセット信号を発生することが可能となる。
長でない場合は、信号処理回路6から各受信バースト長
に対応する比較値情報5eを所定のタイミング、例え
ば、リセット信号終了直後等のタイミングで比較値設定
回路56に与えることにより、異なるバースト長のバー
スト信号を受信する場合でも上述のようなタイミングで
リセット信号を発生することが可能となる。
【0035】また、バースト信号の入力位相がシステム
クロック周期単位で変動した場合でも、1システムクロ
ック分の遅延誤差範囲内で、バースト信号の終了後のリ
セット信号を発生することが可能である。
クロック周期単位で変動した場合でも、1システムクロ
ック分の遅延誤差範囲内で、バースト信号の終了後のリ
セット信号を発生することが可能である。
【0036】本実施の形態のより詳細なリセット信号発
生回路の構成及び動作について図4及び図5を参照して
説明する。
生回路の構成及び動作について図4及び図5を参照して
説明する。
【0037】図4を参照すると、本リセット信号発生回
路は、バースト信号先頭ビット検出回路51と、nビッ
バイナリカウンタにより構成されるカウンタ回路52
と、カウンタ回路52の初期値を設定する初期値設定回
路55と、一致検出信号発生回路53と、一致検出信号
発生回路53に比較値を設定する比較値設定回路56
と、OR回路で構成される論理和回路54とを有する。
路は、バースト信号先頭ビット検出回路51と、nビッ
バイナリカウンタにより構成されるカウンタ回路52
と、カウンタ回路52の初期値を設定する初期値設定回
路55と、一致検出信号発生回路53と、一致検出信号
発生回路53に比較値を設定する比較値設定回路56
と、OR回路で構成される論理和回路54とを有する。
【0038】更に、バースト信号先頭ビット検出回路5
1は、ラッチ回路511と微分回路512を有し、一致
検出信号発生回路53はnビット一致検出回路1と、微
分回路532とを有する。
1は、ラッチ回路511と微分回路512を有し、一致
検出信号発生回路53はnビット一致検出回路1と、微
分回路532とを有する。
【0039】ラッチ回路511は、バースト信号5aと
システムクロック5bと論理和回路54の出力であるリ
セット信号5dを入力し、バースト信号先頭1ビット目
の立ち上がりでハイレべルをラッチして微分回路512
に出力し、微分回路512は、前記ラッチ信号(51
1)のエッジをシステムクロック5bの立ち上がりによ
り検出し負パルス(51)をカウンタ回路52に出力す
る。
システムクロック5bと論理和回路54の出力であるリ
セット信号5dを入力し、バースト信号先頭1ビット目
の立ち上がりでハイレべルをラッチして微分回路512
に出力し、微分回路512は、前記ラッチ信号(51
1)のエッジをシステムクロック5bの立ち上がりによ
り検出し負パルス(51)をカウンタ回路52に出力す
る。
【0040】カウンタ回路52は、入力端子LDに前記
負パルスがロード信号として入力したとき、初期値設定
回路55で作成される信号を初期設定値として入力端子
A1〜Anに入力する。また、nビット一致検出回路5
31からの比較結果は、カウンタ動作をイネーブル又は
ディセーブル状態とするイネーブル信号(531)とし
て入力端子ENに入力し、また、信号処理回路6から入
力するパワーオンクリア信号5cは、カウンタ回路のク
リア信号として入力端子CLに入力する。更に、システ
ムクロック5bは、入力端子CKに入力しカウント動作
を行いカウント値を出力端子Q1〜Qnから一致検出信
号発生回路53内のnビット一致検出回路531に出力
する。
負パルスがロード信号として入力したとき、初期値設定
回路55で作成される信号を初期設定値として入力端子
A1〜Anに入力する。また、nビット一致検出回路5
31からの比較結果は、カウンタ動作をイネーブル又は
ディセーブル状態とするイネーブル信号(531)とし
て入力端子ENに入力し、また、信号処理回路6から入
力するパワーオンクリア信号5cは、カウンタ回路のク
リア信号として入力端子CLに入力する。更に、システ
ムクロック5bは、入力端子CKに入力しカウント動作
を行いカウント値を出力端子Q1〜Qnから一致検出信
号発生回路53内のnビット一致検出回路531に出力
する。
【0041】nビット一致検出回路531は、カウンタ
回路52からのカウント値出力と、比較値設定回路56
で作成される比較値と、パワーオンクリア信号5とシス
テムクロック5bを入力し、前記カウント値と前記比較
値が一致したらハイレベル(531)を微分回路532
とカウンタ回路52に出力する。微分回路532はパワ
ーオンクリア信号5cが接続され、前記一致信号をシス
テムクロック5bを用いて立ち上がりエッジ検出を行
い、正パルスを一致信号(53)として論理和回路54
に出力する。
回路52からのカウント値出力と、比較値設定回路56
で作成される比較値と、パワーオンクリア信号5とシス
テムクロック5bを入力し、前記カウント値と前記比較
値が一致したらハイレベル(531)を微分回路532
とカウンタ回路52に出力する。微分回路532はパワ
ーオンクリア信号5cが接続され、前記一致信号をシス
テムクロック5bを用いて立ち上がりエッジ検出を行
い、正パルスを一致信号(53)として論理和回路54
に出力する。
【0042】論理和回路54は、微分回路532からの
一致信号とパワーオンクリア信号5cを入力して論理和
をとり、ラッチ回路511をクリアするためのクリア信
号として出力するとともに、ATC回路3をリセットす
るためのリセット信号5dとしてATC回路3に出力す
る。
一致信号とパワーオンクリア信号5cを入力して論理和
をとり、ラッチ回路511をクリアするためのクリア信
号として出力するとともに、ATC回路3をリセットす
るためのリセット信号5dとしてATC回路3に出力す
る。
【0043】また、比較値設定回路56は、信号処理部
6から入力する比較値情報5eに従ってnビット一致検
出回路531における比較値を作成する。
6から入力する比較値情報5eに従ってnビット一致検
出回路531における比較値を作成する。
【0044】次に、本実施の形態の動作について図5を
参照して詳細に説明する。
参照して詳細に説明する。
【0045】リセット信号発生回路に入力されたバース
ト信号5aに対して、バ−スト信号先頭ビット検出回路
51は、ラッチ回路511で先頭ビットの立ち上がりの
ハイレべルをラッチしラッチ信号(511)を出力し、
微分回路512はその立ち上がりエッジ検出を行って負
パルスの出力信号(51)を出力する。
ト信号5aに対して、バ−スト信号先頭ビット検出回路
51は、ラッチ回路511で先頭ビットの立ち上がりの
ハイレべルをラッチしラッチ信号(511)を出力し、
微分回路512はその立ち上がりエッジ検出を行って負
パルスの出力信号(51)を出力する。
【0046】カウンタ回路52は、前記負パルスをロー
ド信号として初期値設定回路5からの初期値をロードし
た後、カウント動作を開始しカウント値を一致検出信号
発生回路53に出力する。
ド信号として初期値設定回路5からの初期値をロードし
た後、カウント動作を開始しカウント値を一致検出信号
発生回路53に出力する。
【0047】一致検出信号発生回路53は、nビット一
致検出回路531で前記カウント値を比較値設定回路5
6からの比較値と比較し、一致したらカウンタ回路52
に出力しているイネーブル信号をディセーブル状態にす
るとともに、前記イネーブル信号を微分回路532に出
力する。微分回路532では前記イネーブル信号のディ
セーブル状態の立ち上がりエッジ検出を行って正パルス
を論理和回路54に出力する。
致検出回路531で前記カウント値を比較値設定回路5
6からの比較値と比較し、一致したらカウンタ回路52
に出力しているイネーブル信号をディセーブル状態にす
るとともに、前記イネーブル信号を微分回路532に出
力する。微分回路532では前記イネーブル信号のディ
セーブル状態の立ち上がりエッジ検出を行って正パルス
を論理和回路54に出力する。
【0048】論理和回路5は、前記正パルスとパワーオ
ンクリア信号5cの論理和出力5dをラッチ回路511
及びATC回路3に出力する。
ンクリア信号5cの論理和出力5dをラッチ回路511
及びATC回路3に出力する。
【0049】ラッチ回路511は、前記論理和出力5d
によりクリアされ、新たに入力するバースト信号の先頭
ビットの検出動作に備える。
によりクリアされ、新たに入力するバースト信号の先頭
ビットの検出動作に備える。
【0050】比較値設定回路56に入力する比較値情報
5eは、バースト信号のバースト長が固定の場合は固定
値となり、一致検出信号発生回路53に出力する比較値
も固定値となる。
5eは、バースト信号のバースト長が固定の場合は固定
値となり、一致検出信号発生回路53に出力する比較値
も固定値となる。
【0051】なお、ラッチ回路511及び微分回路51
2、532としてはD型フリップフロップ等を用いたシ
フトレジスタ構成を利用することができ、微分回路では
シフトレジスタの前後2段の出力の論理操作を行うこと
により1システムクロック周期幅の出力を発生する入力
信号のエッジ検出が可能である。
2、532としてはD型フリップフロップ等を用いたシ
フトレジスタ構成を利用することができ、微分回路では
シフトレジスタの前後2段の出力の論理操作を行うこと
により1システムクロック周期幅の出力を発生する入力
信号のエッジ検出が可能である。
【0052】次に、本発明の他の実施の形態について図
面を参照して詳細に説明する。
面を参照して詳細に説明する。
【0053】図6及び図7を参照すると、本実施の形態
では、第一の実施の形態における比較値設定回路56に
対する比較値情報5eに替えて、初期値設定回路に対す
る初期値情報5fを信号処理部6から与えられるように
構成している。また、ATC回路としては、ATC電圧
でしきい値が制御される識別回路を使用する構成とする
ことができる。
では、第一の実施の形態における比較値設定回路56に
対する比較値情報5eに替えて、初期値設定回路に対す
る初期値情報5fを信号処理部6から与えられるように
構成している。また、ATC回路としては、ATC電圧
でしきい値が制御される識別回路を使用する構成とする
ことができる。
【0054】この構成においては、比較値設定回路56
が出力する比較値は固定値としてカウンタ回路52がロ
ードする初期値をバースト信号のバースト長に対応して
変更する。一致検出信号発生回路53の比較値を一定値
としても、カウンタ回路52のカウント初期値を変更す
ることにより前記比較値に一致するまでのシステムクロ
ックのカウント期間は変更できるから、バースト信号の
バースト長に対応する前記カウント初期値を適宜設定す
ることにより第一の実施の形態と同様にバースト信号の
直後のタイミングにおいてATC回路へのリセット信号
を正確に発生する動作を実現することができる。尚、バ
ースト信号のバースト長が固定の場合は、前記初期値情
報5fも固定値となることはいうまでもない。
が出力する比較値は固定値としてカウンタ回路52がロ
ードする初期値をバースト信号のバースト長に対応して
変更する。一致検出信号発生回路53の比較値を一定値
としても、カウンタ回路52のカウント初期値を変更す
ることにより前記比較値に一致するまでのシステムクロ
ックのカウント期間は変更できるから、バースト信号の
バースト長に対応する前記カウント初期値を適宜設定す
ることにより第一の実施の形態と同様にバースト信号の
直後のタイミングにおいてATC回路へのリセット信号
を正確に発生する動作を実現することができる。尚、バ
ースト信号のバースト長が固定の場合は、前記初期値情
報5fも固定値となることはいうまでもない。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、システムクロック信号
を用いてバースト信号の最終ビットの直後のクロックタ
イミングを検出するようにしているから、リセット信号
の発生タイミングの設定にはアナログ的な調整は一切不
要である。このため、回路構成を簡易化することができ
るとともに、量産時の調整にかかるコストを抑圧するこ
とができる。
を用いてバースト信号の最終ビットの直後のクロックタ
イミングを検出するようにしているから、リセット信号
の発生タイミングの設定にはアナログ的な調整は一切不
要である。このため、回路構成を簡易化することができ
るとともに、量産時の調整にかかるコストを抑圧するこ
とができる。
【0056】また、バースト信号の終了時点で瞬時にリ
セット信号を発生することができ、その設定はバースト
信号のバースト長に基づいてバースト毎に設定すること
が可能であるから、受信バースト信号のバースト長のデ
ータを設定することにより、任意のバースト長の信号に
対応することが可能である。
セット信号を発生することができ、その設定はバースト
信号のバースト長に基づいてバースト毎に設定すること
が可能であるから、受信バースト信号のバースト長のデ
ータを設定することにより、任意のバースト長の信号に
対応することが可能である。
【0057】
【図1】本発明の一実施の形態の基本構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明のリセット信号発生回路の一実施の形態
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】図2の実施の形態の動作を示す図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】図4の実施の形態の動作を示すブロック図であ
る。
る。
【図6】本発明の更に他の実施の形態の基本構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図7】図6のリセット信号発生回路の構成を示す図で
ある。
ある。
【図8】従来例を示すブロック図である。
【図9】他の従来例を示すブロック図である。
1 フォトダイオード 2 プリアンプ回路 3 ATC(自動識別レべル調整)回路 4 識別回路 5 リセット信号発生回路 6 信号処理回路 51 バ−スト信号先頭ビット検出回路 52 カウンタ回路 53 一致検出信号発生回路 54 論理和回路 55 初期値設定回路 56 比較値設定回路 511 ラッチ回路 512 微分回路 531 nビット一致検出回路 532 微分回路 5a バースト信号 5b システムクロック 5c パワーオンクリア信号 5d リセット信号 5e 比較値情報 5f 初期値情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/04 10/06
Claims (5)
- 【請求項1】 ATC回路を用いてバースト信号を受信
するバースト信号受信回路において、バースト信号の初
期ビットをクロック信号により検出し、初期ビット検出
後のクロック信号をカウントすることによりバースト信
号の最終ビット直後にATC回路のATC電圧をリセッ
トするリセット信号を発生することを特徴とするバース
ト信号受信回路。 - 【請求項2】 ATC回路を用いてバースト信号を受信
するバースト信号受信回路において、バースト信号の先
頭ビット検出回路と、前記先頭ビット検出回路の出力に
よりカウント初期値をロードし前記クロック信号をカウ
ントするカウンタと、前記カウンタの出力値と基準設定
値とを比較して一致したときに一致信号を出力する一致
検出信号発生回路とを有し、前記一致信号によりATC
回路のATC電圧をリセットすることを特徴とするバー
スト信号受信回路。 - 【請求項3】 前記カウント初期値又は前記基準設定値
の何れか一方をバースト信号のバースト長に応じて設定
する手段を有することを特徴とする請求項2記載のバー
スト信号受信回路。 - 【請求項4】 前記ATC回路は、ATC電圧によりバ
ースト信号のレベルを制御するように構成したことを特
徴とする請求項1、2又は3記載のバースト信号受信回
路。 - 【請求項5】 前記ATC回路は、しきい値がATC電
圧により制御される識別回路により構成したことを特徴
とする請求項1、2、又は3記載のバースト信号受信回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9097925A JPH10285226A (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | バースト信号受信回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9097925A JPH10285226A (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | バースト信号受信回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10285226A true JPH10285226A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=14205268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9097925A Pending JPH10285226A (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | バースト信号受信回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10285226A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2005013480A1 (ja) * | 2003-07-30 | 2006-09-28 | 三菱電機株式会社 | 前置増幅器の利得切り替え回路 |
JP2015088850A (ja) * | 2013-10-29 | 2015-05-07 | 三菱電機株式会社 | 信号検出回路、光受信器、親局装置及び信号検出方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06177664A (ja) * | 1992-07-16 | 1994-06-24 | Nec Corp | ディジタル光受信回路とトランスインピーダンスアンプ回路とプリアンプ回路 |
JPH07303119A (ja) * | 1994-05-02 | 1995-11-14 | At & T Corp | サンプリングされたデータ出力と背景光をキャンセルできるパケットデータ受信器 |
JPH08256181A (ja) * | 1995-03-17 | 1996-10-01 | Fujitsu Ltd | バースト通信用自動利得リセット回路 |
JPH08265376A (ja) * | 1995-03-28 | 1996-10-11 | Nec Shizuoka Ltd | バースト信号受信装置 |
JPH09214567A (ja) * | 1996-01-30 | 1997-08-15 | Fujitsu Ltd | バースト光信号受信機 |
-
1997
- 1997-04-02 JP JP9097925A patent/JPH10285226A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH06177664A (ja) * | 1992-07-16 | 1994-06-24 | Nec Corp | ディジタル光受信回路とトランスインピーダンスアンプ回路とプリアンプ回路 |
JP2503837B2 (ja) * | 1992-07-16 | 1996-06-05 | 日本電気株式会社 | ディジタル光受信回路とディジタル光受信回路におけるプリアンプ回路 |
JPH07303119A (ja) * | 1994-05-02 | 1995-11-14 | At & T Corp | サンプリングされたデータ出力と背景光をキャンセルできるパケットデータ受信器 |
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Cited By (3)
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JP4593467B2 (ja) * | 2003-07-30 | 2010-12-08 | 三菱電機株式会社 | 前置増幅器の利得切り替え回路 |
JP2015088850A (ja) * | 2013-10-29 | 2015-05-07 | 三菱電機株式会社 | 信号検出回路、光受信器、親局装置及び信号検出方法 |
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