JPH10285119A - 光通信用ノード及びこれにより構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置 - Google Patents
光通信用ノード及びこれにより構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置Info
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- JPH10285119A JPH10285119A JP9083697A JP8369797A JPH10285119A JP H10285119 A JPH10285119 A JP H10285119A JP 9083697 A JP9083697 A JP 9083697A JP 8369797 A JP8369797 A JP 8369797A JP H10285119 A JPH10285119 A JP H10285119A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回線あるいは装置の障害に対して柔軟に対応
可能な信頼性の高いリング構成の波長分割多重光伝送装
置を提供する。 【解決手段】複数のノードとこれらノードをリング状に
接続する時計回り/反時計回り運用系、時計回り/反時
計回り予備系の4本の光伝送路とから構成され、各ノー
ドはそれぞれ受信器と送信器を含む第1及び第2の端局
部と、反時計回り運用系及び予備系光伝送路と第2の端
局部の出力端と第1のバイパスの出力端と、時計回り運
用系及び予備系光伝送路と第1の端局部と第2のバイパ
ス経路の入力端との間の光路切替えを行う第1の光路切
替スイッチと、時計回り運用系及び予備系光伝送路と第
1の端局部の出力端と第2のバイパス経路の出力端と、
反時計回り運用系及び予備系光伝送路と第2の端局部の
出力端と第1のバイパス経路の出力端との間で光路切替
えを行う第2の光路切替スイッチとを備えている。
可能な信頼性の高いリング構成の波長分割多重光伝送装
置を提供する。 【解決手段】複数のノードとこれらノードをリング状に
接続する時計回り/反時計回り運用系、時計回り/反時
計回り予備系の4本の光伝送路とから構成され、各ノー
ドはそれぞれ受信器と送信器を含む第1及び第2の端局
部と、反時計回り運用系及び予備系光伝送路と第2の端
局部の出力端と第1のバイパスの出力端と、時計回り運
用系及び予備系光伝送路と第1の端局部と第2のバイパ
ス経路の入力端との間の光路切替えを行う第1の光路切
替スイッチと、時計回り運用系及び予備系光伝送路と第
1の端局部の出力端と第2のバイパス経路の出力端と、
反時計回り運用系及び予備系光伝送路と第2の端局部の
出力端と第1のバイパス経路の出力端との間で光路切替
えを行う第2の光路切替スイッチとを備えている。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のノードがリ
ング状に接続されたリング構成の光伝送装置に関し、特
に波長分割多重(WDM)技術を用いたリング構成の光
伝送装置に関する。
ング状に接続されたリング構成の光伝送装置に関し、特
に波長分割多重(WDM)技術を用いたリング構成の光
伝送装置に関する。
【0001】
【従来の技術】複数のノードがリング状に接続されたリ
ング構成の光伝送装置の従来の技術について、図17を
参照して説明する。図17は、m個のノードを使用した
リング構成の光伝送装置の構成の一例を示す図であり、
各ノードはλ1〜λnの波長を光波長分割多重して、光
信号を伝送している。
ング構成の光伝送装置の従来の技術について、図17を
参照して説明する。図17は、m個のノードを使用した
リング構成の光伝送装置の構成の一例を示す図であり、
各ノードはλ1〜λnの波長を光波長分割多重して、光
信号を伝送している。
【0002】図17において、901−1〜901−m
は光挿入分離ノード、902−1〜4は伝送路光ファイ
バ(902−1:反時計回り運用系、902−2:時計
回り運用系、902−3:反時計回り予備系、902−
4:時計回り予備系)、951は光プリアンプ(プリ光
増幅器)、952は波長分離部、953は波長多重部、
954は光ブースターアンプ(ブースタ光増幅器)、9
55は光プリアンプ、956は波長分離部、957は波
長多重部、958は光ブースターアンプ、959は光プ
リアンプ、960は波長分離部、961は波長多重部、
962は光ブースターアンプ、963は光プリアンプ、
964は波長分離部、965は波長多重部、966は光
ブースターアンプ、967−1〜nは挿入分離(AD
M)装置、971〜974は高速信号受信インタフェー
ス部、975〜978は高速信号送信インタフェース
部、979はクロスコネクト部、980は低速信号イン
タフェース部を示している。
は光挿入分離ノード、902−1〜4は伝送路光ファイ
バ(902−1:反時計回り運用系、902−2:時計
回り運用系、902−3:反時計回り予備系、902−
4:時計回り予備系)、951は光プリアンプ(プリ光
増幅器)、952は波長分離部、953は波長多重部、
954は光ブースターアンプ(ブースタ光増幅器)、9
55は光プリアンプ、956は波長分離部、957は波
長多重部、958は光ブースターアンプ、959は光プ
リアンプ、960は波長分離部、961は波長多重部、
962は光ブースターアンプ、963は光プリアンプ、
964は波長分離部、965は波長多重部、966は光
ブースターアンプ、967−1〜nは挿入分離(AD
M)装置、971〜974は高速信号受信インタフェー
ス部、975〜978は高速信号送信インタフェース
部、979はクロスコネクト部、980は低速信号イン
タフェース部を示している。
【0003】図17において、m個のノードは、運用系
が双方向に2本、予備系が双方向に2本の、合計4本の
伝送路光ファイバにてリング状に接続されている。各ノ
ードからは、前記4本の光ファイバ伝送路それぞれに対
して波長λ1〜λnのn個の波長を波長分割多重した光
信号を送出し、また各ノードは前記4本の光ファイバ伝
送路から波長λ1〜λnのn個の波長が波長分割多重さ
れた光信号を受信する。
が双方向に2本、予備系が双方向に2本の、合計4本の
伝送路光ファイバにてリング状に接続されている。各ノ
ードからは、前記4本の光ファイバ伝送路それぞれに対
して波長λ1〜λnのn個の波長を波長分割多重した光
信号を送出し、また各ノードは前記4本の光ファイバ伝
送路から波長λ1〜λnのn個の波長が波長分割多重さ
れた光信号を受信する。
【0004】次に、上記構成を有する従来のリング構成
の光伝送装置の各ノードにおける動作について説明す
る。
の光伝送装置の各ノードにおける動作について説明す
る。
【0005】反時計回り運用系の伝送路光ファイバより
受信した光信号は、光プリアンプ951で増幅され、波
長分離部952にてλ1〜λnのn本の波長成分に分離
される。ここで波長分離されたλ1〜λnのn本の光信
号は、それぞれADM装置967−1〜nに入力され
る。すなわち、ADM装置967−1には波長λ1の光
信号が入力され、ADM装置967−2には波長λ2の
光信号が入力され、ADM装置967−nには波長λn
の光信号が入力される。
受信した光信号は、光プリアンプ951で増幅され、波
長分離部952にてλ1〜λnのn本の波長成分に分離
される。ここで波長分離されたλ1〜λnのn本の光信
号は、それぞれADM装置967−1〜nに入力され
る。すなわち、ADM装置967−1には波長λ1の光
信号が入力され、ADM装置967−2には波長λ2の
光信号が入力され、ADM装置967−nには波長λn
の光信号が入力される。
【0006】また、各ADM装置967−1〜nから
は、波長λ1〜λnのn本の光信号が出力される。すな
わち、ADM装置967−1からは波長λ1の光信号
が、ADM装置967−2からは波長λ2の光信号が、
ADM装置967−nからは波長λnの光信号が、それ
ぞれ出力される。各ADM装置967−1〜nから出力
された波長λ1〜λnのn本の光信号は、波長多重部9
53にて波長分割多重され、1本の光信号として光ブー
スターアンプ954で増幅された後、反時計回り運用系
の光ファイバ伝送路に送出される。その他の伝送路、す
なわち時計回り運用系902−2、反時計回り予備系9
02−3、時計回り予備系902−4を介して送受信す
る光信号についても上記動作と同様に波長λ1〜λnの
多重分離動作が行われる。
は、波長λ1〜λnのn本の光信号が出力される。すな
わち、ADM装置967−1からは波長λ1の光信号
が、ADM装置967−2からは波長λ2の光信号が、
ADM装置967−nからは波長λnの光信号が、それ
ぞれ出力される。各ADM装置967−1〜nから出力
された波長λ1〜λnのn本の光信号は、波長多重部9
53にて波長分割多重され、1本の光信号として光ブー
スターアンプ954で増幅された後、反時計回り運用系
の光ファイバ伝送路に送出される。その他の伝送路、す
なわち時計回り運用系902−2、反時計回り予備系9
02−3、時計回り予備系902−4を介して送受信す
る光信号についても上記動作と同様に波長λ1〜λnの
多重分離動作が行われる。
【0007】図17において、時計回り運用系について
は光プリアンプ955、波長分離部956、波長多重部
957、光ブースターアンプ958が、反時計回り予備
系については光プリアンプ959、波長分離部960、
波長多重部961、光ブースターアンプ962が、時計
回り予備系については光プリアンプ963、波長分離部
964、波長多重部965、光ブースターアンプ966
が、それぞれ適用される。
は光プリアンプ955、波長分離部956、波長多重部
957、光ブースターアンプ958が、反時計回り予備
系については光プリアンプ959、波長分離部960、
波長多重部961、光ブースターアンプ962が、時計
回り予備系については光プリアンプ963、波長分離部
964、波長多重部965、光ブースターアンプ966
が、それぞれ適用される。
【0008】ADM装置967−1内における動作は、
以下のようになる。
以下のようになる。
【0009】波長分離部952,956,960,96
4より入力される4本の波長λ1の光信号は、それぞれ
高速信号受信インタフェース部(HSRx)971〜9
74にて光/電気変換、オーバヘッド信号終端、時分割
の分離される。この後、クロスコネクト部979へ電気
データ信号として入力される。また、高速信号送信イン
タフェース部(HSTx)975〜978にはクロスコ
ネクト部979より電気データ信号を入力し、時分割多
重、オーバヘッド信号挿入、電気/光変換動作を行った
後、波長λ1の光信号を波長多重部953,957,9
61,965に出力する。クロスコネクト部979は、
高速信号受信インタフェース部(HSRx)971〜9
74より入力される4対の電気データ信号と、高速信号
送信インタフェース部(HSTx)975〜978へ出
力する4対の電気データ信号とを、リングネットワーク
内の伝送路等の故障状態に応じて選択的に接続する機能
と、入力された電気データ信号の一部または全部を低速
信号インタフェース部980に対して分離接続し、低速
信号インタフェース部980からの信号を出力データ信
号内に挿入する機能を有する。
4より入力される4本の波長λ1の光信号は、それぞれ
高速信号受信インタフェース部(HSRx)971〜9
74にて光/電気変換、オーバヘッド信号終端、時分割
の分離される。この後、クロスコネクト部979へ電気
データ信号として入力される。また、高速信号送信イン
タフェース部(HSTx)975〜978にはクロスコ
ネクト部979より電気データ信号を入力し、時分割多
重、オーバヘッド信号挿入、電気/光変換動作を行った
後、波長λ1の光信号を波長多重部953,957,9
61,965に出力する。クロスコネクト部979は、
高速信号受信インタフェース部(HSRx)971〜9
74より入力される4対の電気データ信号と、高速信号
送信インタフェース部(HSTx)975〜978へ出
力する4対の電気データ信号とを、リングネットワーク
内の伝送路等の故障状態に応じて選択的に接続する機能
と、入力された電気データ信号の一部または全部を低速
信号インタフェース部980に対して分離接続し、低速
信号インタフェース部980からの信号を出力データ信
号内に挿入する機能を有する。
【0010】次に、図17に示される従来のリング状光
伝送装置において、伝送路等に故障が生じた場合の回復
動作について説明する。図18は、その様子を示す図で
ある。
伝送装置において、伝送路等に故障が生じた場合の回復
動作について説明する。図18は、その様子を示す図で
ある。
【0011】図18において、まず(a)通常時には、
ノード2とノード5間で運用系伝送路2本を介してデー
タ信号を送受信している。ノード2およびノード5で
は、ノード内部の低速信号インタフェース部よりデータ
信号を入出力し、クロスコネクト部にて経路を設定して
いる。
ノード2とノード5間で運用系伝送路2本を介してデー
タ信号を送受信している。ノード2およびノード5で
は、ノード内部の低速信号インタフェース部よりデータ
信号を入出力し、クロスコネクト部にて経路を設定して
いる。
【0012】ノード2とノード3間において、運用系伝
送路2本が切断した場合の動作を図18の(b)に示
す。この場合、ノード2では、ノード2−3間の運用系
伝送路側に対して挿入分離するよう経路接続されていた
データ信号を、ノード2−3間の予備系伝送路側に対し
て挿入分離するように、クロスコネクト部にて経路変更
を行う。また、ノード3では、ノード2側の予備系伝送
路を介して入出力していた光信号と、ノード4側の運用
系伝送路を介して入出力していた光信号とが接続される
ようにクロスコネクト部にて経路変更を行う。これによ
り、切断した伝送路を回避してデータ信号の通信を確保
できる。
送路2本が切断した場合の動作を図18の(b)に示
す。この場合、ノード2では、ノード2−3間の運用系
伝送路側に対して挿入分離するよう経路接続されていた
データ信号を、ノード2−3間の予備系伝送路側に対し
て挿入分離するように、クロスコネクト部にて経路変更
を行う。また、ノード3では、ノード2側の予備系伝送
路を介して入出力していた光信号と、ノード4側の運用
系伝送路を介して入出力していた光信号とが接続される
ようにクロスコネクト部にて経路変更を行う。これによ
り、切断した伝送路を回避してデータ信号の通信を確保
できる。
【0013】ノード2とノード3間において、運用系、
予備系の両方の伝送路が切断した場合の動作を図18の
(c)に示す。この場合、ノード2では、ノード2−3
間の運用系伝送路側に対して挿入分離するよう経路接続
されていたデータ信号を、ノード2−1間の予備系伝送
路側に対して挿入分離するように、クロスコネクト部に
て経路変更を行う。また、ノード3では、ノード4側の
予備系伝送路を介して入出力していた光信号と、ノード
4側の運用系伝送路を介して入出力していた光信号とが
接続されるようにクロスコネクト部にて経路変更を行
う。これにより、切断した伝送路を回避してデータ信号
の通信を確保できる。
予備系の両方の伝送路が切断した場合の動作を図18の
(c)に示す。この場合、ノード2では、ノード2−3
間の運用系伝送路側に対して挿入分離するよう経路接続
されていたデータ信号を、ノード2−1間の予備系伝送
路側に対して挿入分離するように、クロスコネクト部に
て経路変更を行う。また、ノード3では、ノード4側の
予備系伝送路を介して入出力していた光信号と、ノード
4側の運用系伝送路を介して入出力していた光信号とが
接続されるようにクロスコネクト部にて経路変更を行
う。これにより、切断した伝送路を回避してデータ信号
の通信を確保できる。
【0014】ノード3が故障した場合の動作を、図18
の(d)に示す。この場合、ノード2では、ノード2−
3間の運用系伝送路側に対して挿入分離するよう経路接
続されていたデータ信号を、ノード2−1間の予備系伝
送路側に対して挿入分離するように、クロスコネクト部
により経路変更を行う。また、ノード4では、ノード5
側の予備系伝送路を介して入出力していた光信号と、ノ
ード5側の運用系伝送路を介して入出力していた光信号
とが接続されるようにクロスコネクト部にて経路変更を
行う。これにより、故障した個所を回避してデータ信号
の通信を確保できる。
の(d)に示す。この場合、ノード2では、ノード2−
3間の運用系伝送路側に対して挿入分離するよう経路接
続されていたデータ信号を、ノード2−1間の予備系伝
送路側に対して挿入分離するように、クロスコネクト部
により経路変更を行う。また、ノード4では、ノード5
側の予備系伝送路を介して入出力していた光信号と、ノ
ード5側の運用系伝送路を介して入出力していた光信号
とが接続されるようにクロスコネクト部にて経路変更を
行う。これにより、故障した個所を回避してデータ信号
の通信を確保できる。
【0015】次に、別の従来のリング状光伝送装置につ
いて説明する。図19は、m個のノードを使用したリン
グ状光伝送装置の構成の一例であり、各ノードはλ1〜
λnの波長を光波長分割多重して、信号を伝送してい
る。
いて説明する。図19は、m個のノードを使用したリン
グ状光伝送装置の構成の一例であり、各ノードはλ1〜
λnの波長を光波長分割多重して、信号を伝送してい
る。
【0016】図19において、901−1〜901−m
は光挿入分離ノード、902−1〜4は伝送路光ファイ
バ(902−1:反時計回り運用系、902−2:時計
回り運用系、902−3:時計回り予備系、902−
4:反時計回り予備系)、1001は光プリアンプ、1
002は波長分離部、1003は波長多重部、1004
は光ブースターアンプ、1005は光プリアンプ、10
06は波長分離部、1007は波長多重部、1008は
光ブースターアンプ、1009−1〜nは挿入分離(A
DM)装置、1010,1011は光中継アンプ、10
12〜1015は2×2光スイッチ、1051,105
4は高速信号受信インタフェース部、1052,105
3は高速信号送信インタフェース部、1055はクロス
コネクト部、1056は低速信号インタフェース部であ
る。
は光挿入分離ノード、902−1〜4は伝送路光ファイ
バ(902−1:反時計回り運用系、902−2:時計
回り運用系、902−3:時計回り予備系、902−
4:反時計回り予備系)、1001は光プリアンプ、1
002は波長分離部、1003は波長多重部、1004
は光ブースターアンプ、1005は光プリアンプ、10
06は波長分離部、1007は波長多重部、1008は
光ブースターアンプ、1009−1〜nは挿入分離(A
DM)装置、1010,1011は光中継アンプ、10
12〜1015は2×2光スイッチ、1051,105
4は高速信号受信インタフェース部、1052,105
3は高速信号送信インタフェース部、1055はクロス
コネクト部、1056は低速信号インタフェース部であ
る。
【0017】図19において、m個のノードは、運用系
が双方向に2本、予備系が双方向に2本の、合計4本の
伝送路光ファイバにてリング状に接続されている。各ノ
ードからは、前記光ファイバ伝送路に対して波長λ1〜
λnのn個の波長を波長分割多重した光信号を送出し、
また各ノードは前記光ファイバ伝送路から波長λ1〜λ
nのn個の波長が波長分割多重された光信号を受信す
る。
が双方向に2本、予備系が双方向に2本の、合計4本の
伝送路光ファイバにてリング状に接続されている。各ノ
ードからは、前記光ファイバ伝送路に対して波長λ1〜
λnのn個の波長を波長分割多重した光信号を送出し、
また各ノードは前記光ファイバ伝送路から波長λ1〜λ
nのn個の波長が波長分割多重された光信号を受信す
る。
【0018】各ノードでの通常状態、すなわちネットワ
ーク内に故障が発生していない場合の動作は、以下のよ
うになる。
ーク内に故障が発生していない場合の動作は、以下のよ
うになる。
【0019】反時計回り運用系の伝送路光ファイバより
受信した光信号は、2×2光スイッチ1012を介して
光プリアンプ1001で増幅され、波長分離部1002
にてλ1〜λnのn本の波長成分に分離される。ここで
波長分離されたλ1〜λnのn本の光信号は、それぞれ
ADM装置1009−1〜nに入力される。すなわち、
ADM装置1009−1には波長λ1の光信号が入力さ
れ、ADM装置1009−2には波長λ2の光信号が入
力され、ADM装置1009−nには波長λnの光信号
が入力される。
受信した光信号は、2×2光スイッチ1012を介して
光プリアンプ1001で増幅され、波長分離部1002
にてλ1〜λnのn本の波長成分に分離される。ここで
波長分離されたλ1〜λnのn本の光信号は、それぞれ
ADM装置1009−1〜nに入力される。すなわち、
ADM装置1009−1には波長λ1の光信号が入力さ
れ、ADM装置1009−2には波長λ2の光信号が入
力され、ADM装置1009−nには波長λnの光信号
が入力される。
【0020】また、各ADM装置1009−1〜nから
は、波長λ1〜λnのn本の光信号が出力される。すな
わち、ADM装置1009−1からは波長λ1の光信号
が、ADM装置1009−2からは波長λ2の光信号
が、ADM装置1009−nからは波長λnの光信号
が、それぞれ出力される。各ADM装置1009−1〜
nから出力された波長λ1〜λnのn本の光信号は、波
長多重部1003にて波長分割多重され、1本の光信号
として光ブースターアンプ1004で増幅された後、2
×2光スイッチ1013を介して反時計回り運用系の光
ファイバ伝送路に送出される。時計回り運用系902−
2を介して送受信する光信号についても上記動作と同様
に波長λ1〜λnの多重分離動作が行われる。
は、波長λ1〜λnのn本の光信号が出力される。すな
わち、ADM装置1009−1からは波長λ1の光信号
が、ADM装置1009−2からは波長λ2の光信号
が、ADM装置1009−nからは波長λnの光信号
が、それぞれ出力される。各ADM装置1009−1〜
nから出力された波長λ1〜λnのn本の光信号は、波
長多重部1003にて波長分割多重され、1本の光信号
として光ブースターアンプ1004で増幅された後、2
×2光スイッチ1013を介して反時計回り運用系の光
ファイバ伝送路に送出される。時計回り運用系902−
2を介して送受信する光信号についても上記動作と同様
に波長λ1〜λnの多重分離動作が行われる。
【0021】図19において、時計回り運用系について
は2×2光スイッチ1015、光プリアンプ1005、
波長分離部1006、波長多重部1007、光ブースタ
ーアンプ1008、2×2光スイッチ1014が適用さ
れる。
は2×2光スイッチ1015、光プリアンプ1005、
波長分離部1006、波長多重部1007、光ブースタ
ーアンプ1008、2×2光スイッチ1014が適用さ
れる。
【0022】次に、図19に示される従来のリング状光
伝送装置において、伝送路等に故障が生じた場合の回復
動作について説明する。図20は回復動作の説明を行う
ための図である。
伝送装置において、伝送路等に故障が生じた場合の回復
動作について説明する。図20は回復動作の説明を行う
ための図である。
【0023】図20において、まず(a)通常時には、
ノード2とノード5間で運用系伝送路2本を介してデー
タ信号を送受信している。ノード2およびノード5で
は、ノード内部の低速信号インタフェース部よりデータ
信号を入出力し、クロスコネクト部にて経路を設定して
いる。
ノード2とノード5間で運用系伝送路2本を介してデー
タ信号を送受信している。ノード2およびノード5で
は、ノード内部の低速信号インタフェース部よりデータ
信号を入出力し、クロスコネクト部にて経路を設定して
いる。
【0024】ノード2とノード3間において、運用系伝
送路2本が切断した場合の動作を図20の(b)に示
す。この場合、ノード2では、ノード2−3間の運用系
伝送路側に対して入出力するよう経路接続されてい光信
号を、反対側のノード2−1間の予備系伝送路側に対し
て入出力するように、2×2光スイッチにて経路変更を
行う。またノード3では、ノード2−3間の運用系伝送
路側に対して入出力するよう経路接続されていた光信号
を、反対側のノード3−4間の予備系伝送路側に対して
入出力するように、2×2光スイッチにて経路変更を行
う。これにより、切断した伝送路を回避してデータ信号
の通信を確保できる。
送路2本が切断した場合の動作を図20の(b)に示
す。この場合、ノード2では、ノード2−3間の運用系
伝送路側に対して入出力するよう経路接続されてい光信
号を、反対側のノード2−1間の予備系伝送路側に対し
て入出力するように、2×2光スイッチにて経路変更を
行う。またノード3では、ノード2−3間の運用系伝送
路側に対して入出力するよう経路接続されていた光信号
を、反対側のノード3−4間の予備系伝送路側に対して
入出力するように、2×2光スイッチにて経路変更を行
う。これにより、切断した伝送路を回避してデータ信号
の通信を確保できる。
【0025】ノード2とノード3間において、運用系、
予備系の両方の伝送路が切断した場合の動作を図20の
(c)に示す。この場合は、図20の(b)で説明した
内容と同じ動作によって切断した伝送路を回避し、デー
タ信号の通信を確保できる。
予備系の両方の伝送路が切断した場合の動作を図20の
(c)に示す。この場合は、図20の(b)で説明した
内容と同じ動作によって切断した伝送路を回避し、デー
タ信号の通信を確保できる。
【0026】ノード3が故障した場合の動作を図20の
(d)に示す。この場合ノード2では、ノード2−3間
の運用系伝送路側に対して入出力するよう経路接続され
ていた光信号を、反対側のノード2−1間の予備系伝送
路側に対して入出力するように、2×2光スイッチにて
経路変更を行う。またノード4では、ノード4−3間の
運用系伝送路側に対して入出力するよう経路接続されて
いた光信号を、反対側のノード4−5間の予備系伝送路
側に対して入出力するように、2×2光スイッチにて経
路変更を行う。これにより、切断した伝送路を回避して
データ信号の通信を確保できるものであった。
(d)に示す。この場合ノード2では、ノード2−3間
の運用系伝送路側に対して入出力するよう経路接続され
ていた光信号を、反対側のノード2−1間の予備系伝送
路側に対して入出力するように、2×2光スイッチにて
経路変更を行う。またノード4では、ノード4−3間の
運用系伝送路側に対して入出力するよう経路接続されて
いた光信号を、反対側のノード4−5間の予備系伝送路
側に対して入出力するように、2×2光スイッチにて経
路変更を行う。これにより、切断した伝送路を回避して
データ信号の通信を確保できるものであった。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】従来のリング構成の光
伝送装置は、次に示すような問題点がある。
伝送装置は、次に示すような問題点がある。
【0028】まず、第1の従来技術によるリング構成の
光伝送装置では、各ノード内で1波長分のデータ信号処
理を行う挿入分離(ADM)装置に、4個の高速信号送
/受信インタフェース部と、この高速信号送/受信イン
タフェースと接続する全ての信号を経路変更するための
クロスコネクト回路を必要とする。このためn波長のリ
ング構成の光伝送装置ではこのn倍の装置が必要であ
り、非常に高価かつ大規模なものになってしまうという
問題点を有している。
光伝送装置では、各ノード内で1波長分のデータ信号処
理を行う挿入分離(ADM)装置に、4個の高速信号送
/受信インタフェース部と、この高速信号送/受信イン
タフェースと接続する全ての信号を経路変更するための
クロスコネクト回路を必要とする。このためn波長のリ
ング構成の光伝送装置ではこのn倍の装置が必要であ
り、非常に高価かつ大規模なものになってしまうという
問題点を有している。
【0029】また、第2の従来の技術によるリング構成
の光伝送装置では、各ノードから出力される光信号を、
運用系伝送路と、その逆方向の予備系伝送路の2通りに
しか経路設定できず、同一方向の予備系伝送路に対して
経路変更ができない。図20に示される例のように、ノ
ード2−3間の運用系伝送路およびノード6の複合故障
が発生した場合、第2の従来技術ではノード2−5間の
通信がとぎれてしまう。このためリング構成の光伝送装
置として故障に対する信頼性が低いという問題点があっ
た。
の光伝送装置では、各ノードから出力される光信号を、
運用系伝送路と、その逆方向の予備系伝送路の2通りに
しか経路設定できず、同一方向の予備系伝送路に対して
経路変更ができない。図20に示される例のように、ノ
ード2−3間の運用系伝送路およびノード6の複合故障
が発生した場合、第2の従来技術ではノード2−5間の
通信がとぎれてしまう。このためリング構成の光伝送装
置として故障に対する信頼性が低いという問題点があっ
た。
【0030】本発明は、光通信用ノード及びこれにより
構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置に関
し、装置構成を容易とし、信頼性に優れたシステムの提
供を目的とする。
構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置に関
し、装置構成を容易とし、信頼性に優れたシステムの提
供を目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】従来の構成における上記
欠点を解決するために、本発明の光通信用ノード及びこ
れにより構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装
置は、まず第1の基本構成として、各ノードはそれぞ
れ、入力端より入力された第1の受信光信号及び第2の
受信光信号を電気信号にそれぞれ変換する第1の受信器
及び第2の受信器、電気信号を光信号に変換して第1の
送信光信号及び第2の送信光信号を出力端よりそれぞれ
出力する第1の送信器と第2の送信器をそれぞれ含む第
1の端局部と第2の端局部と、入力端と出力端をそれぞ
れ有する第1のバイパス経路及び第2のバイパス経路と
を備えている。
欠点を解決するために、本発明の光通信用ノード及びこ
れにより構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装
置は、まず第1の基本構成として、各ノードはそれぞ
れ、入力端より入力された第1の受信光信号及び第2の
受信光信号を電気信号にそれぞれ変換する第1の受信器
及び第2の受信器、電気信号を光信号に変換して第1の
送信光信号及び第2の送信光信号を出力端よりそれぞれ
出力する第1の送信器と第2の送信器をそれぞれ含む第
1の端局部と第2の端局部と、入力端と出力端をそれぞ
れ有する第1のバイパス経路及び第2のバイパス経路と
を備えている。
【0032】そして、反時計回り運用系光伝送路、反時
計回り予備系光伝送路、第2の端局部の出力端及び第1
のバイパスの出力端にそれぞれ第1の入力ポートが接続
され、時計回り運用系光伝送路、時計回り予備系光伝送
路、第1の端局部及び第2のバイパス経路の入力端にそ
れぞれ第1の出力ポートが接続され、第1の入力ポート
から入力された光信号の光路を切替えて第1の出力ポー
トに出力する第1の光路切替用スイッチと、時計回り運
用系光伝送路、時計回り予備系光伝送路、第1の端局部
の出力端及び第2のバイパス経路の出力端にそれぞれ第
2の入力ポートが接続され、反時計回り運用系光伝送
路、反時計回り予備系光伝送路、第2の端局部の出力端
及び第1のバイパス経路の出力端にそれぞれ第2の入力
ポートが接続され、第2の入力ポートから入力された光
信号の光路を切替えて第2の出力ポートに出力する第2
の光路切替用スイッチとを備えていることを特徴として
いる。
計回り予備系光伝送路、第2の端局部の出力端及び第1
のバイパスの出力端にそれぞれ第1の入力ポートが接続
され、時計回り運用系光伝送路、時計回り予備系光伝送
路、第1の端局部及び第2のバイパス経路の入力端にそ
れぞれ第1の出力ポートが接続され、第1の入力ポート
から入力された光信号の光路を切替えて第1の出力ポー
トに出力する第1の光路切替用スイッチと、時計回り運
用系光伝送路、時計回り予備系光伝送路、第1の端局部
の出力端及び第2のバイパス経路の出力端にそれぞれ第
2の入力ポートが接続され、反時計回り運用系光伝送
路、反時計回り予備系光伝送路、第2の端局部の出力端
及び第1のバイパス経路の出力端にそれぞれ第2の入力
ポートが接続され、第2の入力ポートから入力された光
信号の光路を切替えて第2の出力ポートに出力する第2
の光路切替用スイッチとを備えていることを特徴として
いる。
【0033】ここで、第1のバイパス経路は入力端と出
力端の間に配置され、入力された光信号を増幅して第1
の中継増幅光信号を出力する第1の中継光増幅器を備
え、第2のバイパス経路は入力端と出力端の間に配置さ
れ、入力された光信号を増幅して第2の中継増幅光信号
を出力する第2の中継光増幅器を備えていることを特徴
としている。
力端の間に配置され、入力された光信号を増幅して第1
の中継増幅光信号を出力する第1の中継光増幅器を備
え、第2のバイパス経路は入力端と出力端の間に配置さ
れ、入力された光信号を増幅して第2の中継増幅光信号
を出力する第2の中継光増幅器を備えていることを特徴
としている。
【0034】また、各ノードは、上記構成に加えさら
に、第1の光路切替用スイッチと第1の受信器との間に
配置され第1の受信光信号を光増幅して第1の受信器に
出力する第1のプリ光増幅器と、第2の光路切替用スイ
ッチと第2の受信器との間に配置され第2の受信光信号
を光増幅して第2の受信器に出力する第2のプリ光増幅
器とを備えていることを特徴としている。
に、第1の光路切替用スイッチと第1の受信器との間に
配置され第1の受信光信号を光増幅して第1の受信器に
出力する第1のプリ光増幅器と、第2の光路切替用スイ
ッチと第2の受信器との間に配置され第2の受信光信号
を光増幅して第2の受信器に出力する第2のプリ光増幅
器とを備えていることを特徴としている。
【0035】さらに、各ノードは、第1の光路切替用ス
イッチと第2の送信器との間に配置され第1の送信光信
号を光増幅して第2の光路切替手段に出力する第1のブ
ースタ光増幅器と、第2の光路切替用スイッチと第1の
送信器との間に配置され第1の送信光信号を光増幅して
第1の光路切替用スイッチに出力する第2のブースタ光
増幅器とを備えていることを特徴としている。
イッチと第2の送信器との間に配置され第1の送信光信
号を光増幅して第2の光路切替手段に出力する第1のブ
ースタ光増幅器と、第2の光路切替用スイッチと第1の
送信器との間に配置され第1の送信光信号を光増幅して
第1の光路切替用スイッチに出力する第2のブースタ光
増幅器とを備えていることを特徴としている。
【0036】また、第1の端局部及び第2の端局部はそ
れぞれ、第1の受信光信号と第2の受信光信号に対して
それぞれ、オーバヘッド終端と分離動作を行う第1の受
信インタフェース部及び第2の受信インタフェース部
と、それぞれ入力された電気信号を時分割多重してオー
バヘッド信号挿入を行い、受信インタフェースに入力さ
れた光信号と同一の波長を有する光信号を生成して出力
する第1の送信インタフェース部及び第2の送信インタ
フェース部とを備えている。第1の端局部及び第2の端
局部はそれぞれ、第1の送信インタフェース部及び第1
の受信インタフェースと、第2の送信インタフェース部
及び第2の受信インタフェースとを介して入出力される
データ信号の少なくとも一部を送受信するための低速信
号インタフェース部と、第1の受信インタフェース部及
び第2の受信インタフェース部より入力される2対の電
気データ信号と第1の送信インタフェース部及び第2の
送信インタフェース部へ出力する2対の電気データ信号
をリング構成の波長分割多重光伝送装置における光伝送
路又はノードの障害状態に応じて選択的に接続するとと
もに、第1の送信インタフェース部及び第1の受信イン
タフェースと第2の送信インタフェース部及び第2の受
信インタフェースとを介して入出力されるデータ信号の
少なくとも一部を分離又は挿入して低速インタフェース
部に入出力するクロスコネクト部とを備えていることを
特徴としている。
れぞれ、第1の受信光信号と第2の受信光信号に対して
それぞれ、オーバヘッド終端と分離動作を行う第1の受
信インタフェース部及び第2の受信インタフェース部
と、それぞれ入力された電気信号を時分割多重してオー
バヘッド信号挿入を行い、受信インタフェースに入力さ
れた光信号と同一の波長を有する光信号を生成して出力
する第1の送信インタフェース部及び第2の送信インタ
フェース部とを備えている。第1の端局部及び第2の端
局部はそれぞれ、第1の送信インタフェース部及び第1
の受信インタフェースと、第2の送信インタフェース部
及び第2の受信インタフェースとを介して入出力される
データ信号の少なくとも一部を送受信するための低速信
号インタフェース部と、第1の受信インタフェース部及
び第2の受信インタフェース部より入力される2対の電
気データ信号と第1の送信インタフェース部及び第2の
送信インタフェース部へ出力する2対の電気データ信号
をリング構成の波長分割多重光伝送装置における光伝送
路又はノードの障害状態に応じて選択的に接続するとと
もに、第1の送信インタフェース部及び第1の受信イン
タフェースと第2の送信インタフェース部及び第2の受
信インタフェースとを介して入出力されるデータ信号の
少なくとも一部を分離又は挿入して低速インタフェース
部に入出力するクロスコネクト部とを備えていることを
特徴としている。
【0037】本発明の光通信用ノードは、第1の波長分
離部及び第2の波長分離部はそれぞれアレー導波路回折
格子を有しており、また、第1の波長多重部及び第2の
波長多重部はそれぞれアレー導波路回折格子を有してい
る。
離部及び第2の波長分離部はそれぞれアレー導波路回折
格子を有しており、また、第1の波長多重部及び第2の
波長多重部はそれぞれアレー導波路回折格子を有してい
る。
【0038】第1の中継光増幅器及び第2の中継光増幅
器はそれぞれ、光ファイバ増幅器又は半導体光増幅装置
を備えていることを特徴としている。また、第1のプリ
光増幅器及び第2のプリ光増幅器はそれぞれ、光ファイ
バ増幅器又は半導体光増幅器を備えていることを特徴と
している。また、第1のブースタ光増幅器及び第2のブ
ースタ光増幅器はそれぞれ、光ファイバ増幅器又は半導
体光増幅器を備えていることを特徴としている。
器はそれぞれ、光ファイバ増幅器又は半導体光増幅装置
を備えていることを特徴としている。また、第1のプリ
光増幅器及び第2のプリ光増幅器はそれぞれ、光ファイ
バ増幅器又は半導体光増幅器を備えていることを特徴と
している。また、第1のブースタ光増幅器及び第2のブ
ースタ光増幅器はそれぞれ、光ファイバ増幅器又は半導
体光増幅器を備えていることを特徴としている。
【0039】そして、本発明のリング構成の波長分割多
重光伝送装置は、m個の上記ノードを備え、互いに隣接
する前記ノードどうしが、時計回り運用系光伝送路と反
時計回り運用系光伝送路と時計回り予備系光伝送路と反
時計回り予備系光伝送路の4本の伝送路を光伝送路によ
り接続され、リングを構成していることを特徴としてい
る。
重光伝送装置は、m個の上記ノードを備え、互いに隣接
する前記ノードどうしが、時計回り運用系光伝送路と反
時計回り運用系光伝送路と時計回り予備系光伝送路と反
時計回り予備系光伝送路の4本の伝送路を光伝送路によ
り接続され、リングを構成していることを特徴としてい
る。
【0040】以下、本発明の第2の基本構成から第8ま
での基本構成も、第1の基本構成と同様、光通信用ノー
ドとこれによって構成されるリング構成の波長分割多重
光伝送装置との関係は変わらないので、リング構成の波
長分割多重光通信装置として説明する。
での基本構成も、第1の基本構成と同様、光通信用ノー
ドとこれによって構成されるリング構成の波長分割多重
光伝送装置との関係は変わらないので、リング構成の波
長分割多重光通信装置として説明する。
【0041】本発明のリング構成の波長分割多重光伝送
装置は、第2の基本構成として、m個のノードが配置さ
れ、互いに隣接するノードどうしが光伝送路により接続
されてリング状に構成されたリング構成の波長分割多重
光伝送装置において、光伝送路は、時計回り運用系光伝
送路と反時計回り運用系光伝送路と時計回り予備系光伝
送路と反時計回り予備系光伝送路とを有している。各ノ
ードはそれぞれ、入力端より入力された、波長λ1乃至
λn(nは2以上の整数、以下同じ。)の各波長成分を
それぞれ有する光信号が波長多重化された第1の入力光
信号を、この波長成分毎に波長分離して各波長成分から
なるn個の第1の波長分離光を出力する第1の波長分離
部と、入力端より入力された波長λ1乃至λnの波長成
分をそれぞれ有する各光信号を波長多重して第1の多重
化光信号を出力する第1の波長多重部と、入力端より入
力された、波長λ1乃至λnの各波長成分をそれぞれ有
する光信号が波長多重化された第2の入力光信号をこの
波長成分毎に波長分離して各波長成分からなるn個の第
2の波長分離光を出力する第2の波長分離部と、入力端
より入力された、波長λ1乃至λnの波長成分をそれぞ
れ有する各光信号を波長多重して第2の多重化光信号を
出力する第2の波長多重部とを備えている。さらに、n
個の第1の波長分離光とn個の第2の波長分離光から、
同一の波長λi(1≦i≦n)の波長成分を有する、対
応する第1の波長分離光及び第2の波長分離光がそれぞ
れ入力される第1の波長分離光入力部及び第2の波長分
離光入力部と、波長λi(1≦i≦n)と同一の波長を
有する第1の挿入光信号と第2の挿入光信号が入力さ
れ、この第1の挿入光信号とこの第2の挿入光信号をそ
れぞれ第1の波長多重部と第2の波長多重部にそれぞれ
出力する第1の挿入光信号入力部及び第2の挿入光信号
入力部とをそれぞれ含むn個の挿入分離部とを備えてい
る。そして、入力端と出力端をそれぞれ有する第1のバ
イパス経路及び第2のバイパス経路と、反時計回り運用
系光伝送路と反時計回り予備系光伝送路と第2の波長多
重部の出力端と第1のバイパスの出力端にそれぞれ第1
の入力ポートが接続され、時計回り運用系光伝送路と時
計回り予備系光伝送路と第1の波長分離部と第2のバイ
パス経路の入力端にそれぞれ第1の出力ポートが接続さ
れ、第1の入力ポートから入力された光信号の光路を切
替えて第1の出力ポートに出力する第1の光路切替用ス
イッチと、時計回り運用系光伝送路と時計回り予備系光
伝送路と第1の波長多重部の出力端と第2のバイパス経
路の出力端にそれぞれ第2の入力ポートが接続され、反
時計回り運用系光伝送路と反時計回り予備系光伝送路と
第2の波長分離部の出力端と第1のバイパス経路の出力
端にそれぞれ第2の入力ポートが接続され、第2の入力
ポートから入力された光信号の光路を切替えて第2の出
力ポートに出力する第2の光路切替用スイッチとを備え
ていることを特徴としている。
装置は、第2の基本構成として、m個のノードが配置さ
れ、互いに隣接するノードどうしが光伝送路により接続
されてリング状に構成されたリング構成の波長分割多重
光伝送装置において、光伝送路は、時計回り運用系光伝
送路と反時計回り運用系光伝送路と時計回り予備系光伝
送路と反時計回り予備系光伝送路とを有している。各ノ
ードはそれぞれ、入力端より入力された、波長λ1乃至
λn(nは2以上の整数、以下同じ。)の各波長成分を
それぞれ有する光信号が波長多重化された第1の入力光
信号を、この波長成分毎に波長分離して各波長成分から
なるn個の第1の波長分離光を出力する第1の波長分離
部と、入力端より入力された波長λ1乃至λnの波長成
分をそれぞれ有する各光信号を波長多重して第1の多重
化光信号を出力する第1の波長多重部と、入力端より入
力された、波長λ1乃至λnの各波長成分をそれぞれ有
する光信号が波長多重化された第2の入力光信号をこの
波長成分毎に波長分離して各波長成分からなるn個の第
2の波長分離光を出力する第2の波長分離部と、入力端
より入力された、波長λ1乃至λnの波長成分をそれぞ
れ有する各光信号を波長多重して第2の多重化光信号を
出力する第2の波長多重部とを備えている。さらに、n
個の第1の波長分離光とn個の第2の波長分離光から、
同一の波長λi(1≦i≦n)の波長成分を有する、対
応する第1の波長分離光及び第2の波長分離光がそれぞ
れ入力される第1の波長分離光入力部及び第2の波長分
離光入力部と、波長λi(1≦i≦n)と同一の波長を
有する第1の挿入光信号と第2の挿入光信号が入力さ
れ、この第1の挿入光信号とこの第2の挿入光信号をそ
れぞれ第1の波長多重部と第2の波長多重部にそれぞれ
出力する第1の挿入光信号入力部及び第2の挿入光信号
入力部とをそれぞれ含むn個の挿入分離部とを備えてい
る。そして、入力端と出力端をそれぞれ有する第1のバ
イパス経路及び第2のバイパス経路と、反時計回り運用
系光伝送路と反時計回り予備系光伝送路と第2の波長多
重部の出力端と第1のバイパスの出力端にそれぞれ第1
の入力ポートが接続され、時計回り運用系光伝送路と時
計回り予備系光伝送路と第1の波長分離部と第2のバイ
パス経路の入力端にそれぞれ第1の出力ポートが接続さ
れ、第1の入力ポートから入力された光信号の光路を切
替えて第1の出力ポートに出力する第1の光路切替用ス
イッチと、時計回り運用系光伝送路と時計回り予備系光
伝送路と第1の波長多重部の出力端と第2のバイパス経
路の出力端にそれぞれ第2の入力ポートが接続され、反
時計回り運用系光伝送路と反時計回り予備系光伝送路と
第2の波長分離部の出力端と第1のバイパス経路の出力
端にそれぞれ第2の入力ポートが接続され、第2の入力
ポートから入力された光信号の光路を切替えて第2の出
力ポートに出力する第2の光路切替用スイッチとを備え
ていることを特徴としている。
【0042】ここで、第1のバイパス経路は、入力端と
出力端の間に配置され、入力されたλ1〜λnのn個の
波長成分を有する光信号を増幅して第1の中継増幅光信
号を出力する第1の中継光増幅器を備え、第2のバイパ
ス経路は、入力端と出力端の間に配置され、入力された
λ1〜λnのn個の波長成分を有する光信号を増幅して
第2の中継増幅光信号を出力する第2の中継光増幅器を
備えている。
出力端の間に配置され、入力されたλ1〜λnのn個の
波長成分を有する光信号を増幅して第1の中継増幅光信
号を出力する第1の中継光増幅器を備え、第2のバイパ
ス経路は、入力端と出力端の間に配置され、入力された
λ1〜λnのn個の波長成分を有する光信号を増幅して
第2の中継増幅光信号を出力する第2の中継光増幅器を
備えている。
【0043】また、各ノードはさらに、第1の光路切替
手段と第1の波長分離部との間に配置され、入力された
多重化光信号を光増幅して第1の波長分離部に出力する
第1のプリ光増幅器と、第2の光路切替手段と第2の波
長分離部との間に配置され、入力された多重化光信号を
光増幅して第2の波長分離部に出力する第2のプリ光増
幅器とを備えている。また、各ノードは、第1の光路切
替用スイッチと第2の波長多重部との間に配置され、第
2の多重化光信号を光増幅して第1の光路切替手段に出
力する第1のブースタ光増幅器と、第2の光路切替手段
と第1の波長多重部との間に配置され、第1の多重化光
信号を光増幅して第2の光路切替用スイッチに出力する
第2のブースタ光増幅器とを備えている。
手段と第1の波長分離部との間に配置され、入力された
多重化光信号を光増幅して第1の波長分離部に出力する
第1のプリ光増幅器と、第2の光路切替手段と第2の波
長分離部との間に配置され、入力された多重化光信号を
光増幅して第2の波長分離部に出力する第2のプリ光増
幅器とを備えている。また、各ノードは、第1の光路切
替用スイッチと第2の波長多重部との間に配置され、第
2の多重化光信号を光増幅して第1の光路切替手段に出
力する第1のブースタ光増幅器と、第2の光路切替手段
と第1の波長多重部との間に配置され、第1の多重化光
信号を光増幅して第2の光路切替用スイッチに出力する
第2のブースタ光増幅器とを備えている。
【0044】また、n個の挿入分離部はそれぞれ、第1
の波長分離光と第2の波長分離光をそれぞれを電気信号
に変換する光電気変換器と、第1の波長分離光と第2の
波長分離光に対してそれぞれオーバヘッド終端と分離動
作を行う第1の受信インタフェース部と第2の受信イン
タフェース部と、それぞれ入力された電気データ信号を
時分割多重してオーバヘッド信号挿入を行い、受信イン
タフェースに入力された光信号と同一の波長λiを有す
る光信号を生成して出力する第1の送信インタフェース
部と第2の送信インタフェース部とを備えている。
の波長分離光と第2の波長分離光をそれぞれを電気信号
に変換する光電気変換器と、第1の波長分離光と第2の
波長分離光に対してそれぞれオーバヘッド終端と分離動
作を行う第1の受信インタフェース部と第2の受信イン
タフェース部と、それぞれ入力された電気データ信号を
時分割多重してオーバヘッド信号挿入を行い、受信イン
タフェースに入力された光信号と同一の波長λiを有す
る光信号を生成して出力する第1の送信インタフェース
部と第2の送信インタフェース部とを備えている。
【0045】さらに、n個の挿入分離部はそれぞれ、第
1の送信インタフェース部及び第1の受信インタフェー
スと、第2の送信インタフェース部及び第2の受信イン
タフェースとを介して入出力されるデータ信号の少なく
とも一部を送受信するための低速信号インタフェース部
と、第1の受信インタフェース部及び第2の受信インタ
フェース部より入力される2対の電気データ信号と第1
の送信インタフェース部及び第2の送信インタフェース
部へ出力する2対の電気データ信号をリング構成の波長
分割多重光伝送装置における光伝送路又はノードの障害
状態に応じて選択的に接続するとともに、第1の送信イ
ンタフェース部及び第1の受信インタフェースと第2の
送信インタフェース部及び第2の受信インタフェースと
を介して入出力されるデータ信号の少なくとも一部を分
離又は挿入して低速インタフェース部に入出力するクロ
スコネクト部とを備えていることを特徴としている。
1の送信インタフェース部及び第1の受信インタフェー
スと、第2の送信インタフェース部及び第2の受信イン
タフェースとを介して入出力されるデータ信号の少なく
とも一部を送受信するための低速信号インタフェース部
と、第1の受信インタフェース部及び第2の受信インタ
フェース部より入力される2対の電気データ信号と第1
の送信インタフェース部及び第2の送信インタフェース
部へ出力する2対の電気データ信号をリング構成の波長
分割多重光伝送装置における光伝送路又はノードの障害
状態に応じて選択的に接続するとともに、第1の送信イ
ンタフェース部及び第1の受信インタフェースと第2の
送信インタフェース部及び第2の受信インタフェースと
を介して入出力されるデータ信号の少なくとも一部を分
離又は挿入して低速インタフェース部に入出力するクロ
スコネクト部とを備えていることを特徴としている。
【0046】また、本発明の第3の基本構成として、各
ノードがさらに、第1の波長分離部の後段に配置され、
この第1の波長分離部から入力される波長λ1乃至λn
の各光信号をn個の挿入分離部に対して選択的に接続す
る第1のn×n光スイッチと、第2の波長分離部の後段
に配置され、この第2の波長分離部から入力される波長
λ1乃至λnの各光信号をn個の挿入分離部に対して選
択的に接続する第2のn×n光スイッチとを備えている
ことを特徴としている。
ノードがさらに、第1の波長分離部の後段に配置され、
この第1の波長分離部から入力される波長λ1乃至λn
の各光信号をn個の挿入分離部に対して選択的に接続す
る第1のn×n光スイッチと、第2の波長分離部の後段
に配置され、この第2の波長分離部から入力される波長
λ1乃至λnの各光信号をn個の挿入分離部に対して選
択的に接続する第2のn×n光スイッチとを備えている
ことを特徴としている。
【0047】さらに、本発明の第4の基本構成として、
上記構成に代えて、各ノードは、n個の挿入分離部を含
むp個(pはn以上の整数、以下同じ。)の挿入分離部
を備え、さらに、第1の波長分離部の後段に配置され、
この波長分離部から波長λ1乃至λnのn本の光信号が
入力され、p個の挿入分離部に対して選択的に接続する
第1のn×p光スイッチと、第2の波長分離部の後段に
配置され、この波長分離部から波長λ1乃至λnのn本
の光信号が入力され、p個の挿入分離部に対して選択的
に接続する第2のn×p光スイッチと、第1の波長多重
部の前段に配置され、各挿入分離部からのp個の光信号
がされ、第1の波長多重部の各入力端に対して選択的に
接続する第1のp×n光スイッチと、第2の波長多重部
の前段に配置され、各挿入分離部からのp個の光信号が
され、第2の波長多重部の各入力端に対して選択的に接
続する第1のp×n光スイッチとを備えていることを特
徴としている。一方、各挿入分離部が、さらに、光信号
の波長を波長λ1乃至λnの中から選定する波長選定手
段を備えていることを特徴としている。
上記構成に代えて、各ノードは、n個の挿入分離部を含
むp個(pはn以上の整数、以下同じ。)の挿入分離部
を備え、さらに、第1の波長分離部の後段に配置され、
この波長分離部から波長λ1乃至λnのn本の光信号が
入力され、p個の挿入分離部に対して選択的に接続する
第1のn×p光スイッチと、第2の波長分離部の後段に
配置され、この波長分離部から波長λ1乃至λnのn本
の光信号が入力され、p個の挿入分離部に対して選択的
に接続する第2のn×p光スイッチと、第1の波長多重
部の前段に配置され、各挿入分離部からのp個の光信号
がされ、第1の波長多重部の各入力端に対して選択的に
接続する第1のp×n光スイッチと、第2の波長多重部
の前段に配置され、各挿入分離部からのp個の光信号が
され、第2の波長多重部の各入力端に対して選択的に接
続する第1のp×n光スイッチとを備えていることを特
徴としている。一方、各挿入分離部が、さらに、光信号
の波長を波長λ1乃至λnの中から選定する波長選定手
段を備えていることを特徴としている。
【0048】また、各ノードはさらに、n個の第1の波
長分離光のうちの第1番目の第1の波長分離光と、n個
の第2の波長分離光のうちの第1番目の第2の波長分離
光とを互いに選択的に切り替えて、n個の挿入分離部の
うち第1番目の挿入分離部の第1の波長分離光入力部と
第2の挿入分離部とに出力する受信側2×2光スイッチ
と、n個の第1の挿入光信号のうちの第1番目の第1の
挿入光信号と、n個の第2の挿入光信号のうちの第1番
目の第2の挿入光信号とを互いに選択的に切り替えて、
第1の波長多重部と第2の波長多重部とに出力する送信
側2×2光スイッチを備えていることを特徴としてい
る。
長分離光のうちの第1番目の第1の波長分離光と、n個
の第2の波長分離光のうちの第1番目の第2の波長分離
光とを互いに選択的に切り替えて、n個の挿入分離部の
うち第1番目の挿入分離部の第1の波長分離光入力部と
第2の挿入分離部とに出力する受信側2×2光スイッチ
と、n個の第1の挿入光信号のうちの第1番目の第1の
挿入光信号と、n個の第2の挿入光信号のうちの第1番
目の第2の挿入光信号とを互いに選択的に切り替えて、
第1の波長多重部と第2の波長多重部とに出力する送信
側2×2光スイッチを備えていることを特徴としてい
る。
【0049】本発明のリング構成の波長分割多重光伝送
装置は、第5の基本構成として、m個のノードが配置さ
れ、互いに隣接するノードどうしが光伝送路により接続
されてリング状に構成されたリング構成の波長分割多重
光伝送装置において、光伝送路は、時計回り運用系光伝
送路と反時計回り運用系光伝送路と時計回り予備系光伝
送路と反時計回り予備系光伝送路とを有している。各ノ
ードはそれぞれ、入力端より入力された、波長λ1乃至
λnの各波長成分をそれぞれ有する光信号が波長多重化
された第1の入力光信号を、この波長成分毎に波長分離
して各波長成分からなるn個の第1の波長分離光を出力
する第1の波長分離部と、入力端より入力された、波長
λ1乃至λnの波長成分をそれぞれ有する各光信号を波
長多重して第1の多重化光信号を出力する第1の波長多
重部と、入力端より入力された、波長λ1乃至λnの各
波長成分をそれぞれ有する光信号が波長多重化された第
2の入力光信号をこの波長成分毎に波長分離して各波長
成分からなるn個の第2の波長分離光を出力する第2の
波長分離部と、入力端より入力された、波長λ1乃至λ
nの波長成分をそれぞれ有する各光信号を波長多重して
第2の多重化光信号を出力する第2の波長多重部と、入
力された光信号を電気信号に変換する第1の受信手段
と、入力された光信号を電気信号に変換する第2の受信
手段と、電気信号を光信号に変換して出力する第1の送
信手段と、電気信号を光信号に変換して出力する第2の
送信手段とを含む少なくとも1の挿入分離部とを備えて
いる。そして、n個の第1の波長分離光のうちの少なく
とも1の第1の波長分離光と、この第1の波長分離光の
波長λiに対応する波長λiの波長成分を有する第2の
波長分離光とを互いに選択的に切り替えて、挿入分離部
のうちの波長λiに対応する挿入分離部の第1の受信手
段と第2の受信手段とに出力する受信側2×2光スイッ
チと、入力端と出力端をそれぞれ有する第1のバイパス
経路及び第2のバイパス経路と、反時計回り運用系光伝
送路と反時計回り予備系光伝送路と第2の波長多重部の
出力端と第1のバイパスの出力端にそれぞれ第1の入力
ポートが接続され、時計回り運用系光伝送路と時計回り
予備系光伝送路と第1の波長分離部と第2のバイパス経
路の入力端にそれぞれ第1の出力ポートが接続され、第
1の入力ポートから入力された光信号の光路を切替えて
第1の出力ポートに出力する第1の光路切替用スイッチ
と、時計回り運用系光伝送路と時計回り予備系光伝送路
と第1の波長多重部の出力端と第2のバイパス経路の出
力端にそれぞれ第2の入力ポートが接続され、反時計回
り運用系光伝送路と反時計回り予備系光伝送路と第2の
波長分離部の出力端と第1のバイパス経路の出力端にそ
れぞれ第2の入力ポートが接続され、第2の入力ポート
から入力された光信号の光路を切替えて第2の出力ポー
トに出力する第2の光路切替用スイッチとを備えてい
る。
装置は、第5の基本構成として、m個のノードが配置さ
れ、互いに隣接するノードどうしが光伝送路により接続
されてリング状に構成されたリング構成の波長分割多重
光伝送装置において、光伝送路は、時計回り運用系光伝
送路と反時計回り運用系光伝送路と時計回り予備系光伝
送路と反時計回り予備系光伝送路とを有している。各ノ
ードはそれぞれ、入力端より入力された、波長λ1乃至
λnの各波長成分をそれぞれ有する光信号が波長多重化
された第1の入力光信号を、この波長成分毎に波長分離
して各波長成分からなるn個の第1の波長分離光を出力
する第1の波長分離部と、入力端より入力された、波長
λ1乃至λnの波長成分をそれぞれ有する各光信号を波
長多重して第1の多重化光信号を出力する第1の波長多
重部と、入力端より入力された、波長λ1乃至λnの各
波長成分をそれぞれ有する光信号が波長多重化された第
2の入力光信号をこの波長成分毎に波長分離して各波長
成分からなるn個の第2の波長分離光を出力する第2の
波長分離部と、入力端より入力された、波長λ1乃至λ
nの波長成分をそれぞれ有する各光信号を波長多重して
第2の多重化光信号を出力する第2の波長多重部と、入
力された光信号を電気信号に変換する第1の受信手段
と、入力された光信号を電気信号に変換する第2の受信
手段と、電気信号を光信号に変換して出力する第1の送
信手段と、電気信号を光信号に変換して出力する第2の
送信手段とを含む少なくとも1の挿入分離部とを備えて
いる。そして、n個の第1の波長分離光のうちの少なく
とも1の第1の波長分離光と、この第1の波長分離光の
波長λiに対応する波長λiの波長成分を有する第2の
波長分離光とを互いに選択的に切り替えて、挿入分離部
のうちの波長λiに対応する挿入分離部の第1の受信手
段と第2の受信手段とに出力する受信側2×2光スイッ
チと、入力端と出力端をそれぞれ有する第1のバイパス
経路及び第2のバイパス経路と、反時計回り運用系光伝
送路と反時計回り予備系光伝送路と第2の波長多重部の
出力端と第1のバイパスの出力端にそれぞれ第1の入力
ポートが接続され、時計回り運用系光伝送路と時計回り
予備系光伝送路と第1の波長分離部と第2のバイパス経
路の入力端にそれぞれ第1の出力ポートが接続され、第
1の入力ポートから入力された光信号の光路を切替えて
第1の出力ポートに出力する第1の光路切替用スイッチ
と、時計回り運用系光伝送路と時計回り予備系光伝送路
と第1の波長多重部の出力端と第2のバイパス経路の出
力端にそれぞれ第2の入力ポートが接続され、反時計回
り運用系光伝送路と反時計回り予備系光伝送路と第2の
波長分離部の出力端と第1のバイパス経路の出力端にそ
れぞれ第2の入力ポートが接続され、第2の入力ポート
から入力された光信号の光路を切替えて第2の出力ポー
トに出力する第2の光路切替用スイッチとを備えてい
る。
【0050】また、各ノードはさらに、n個の第1の挿
入光信号のうちの第i番目の第1の挿入光信号と、n個
の第2の挿入光信号のうちの第i番目の第2の挿入光信
号とを互いに選択的に切り替えて、第1の波長多重部と
第2の波長多重部とに出力する送信側2×2光スイッチ
を備えていることを特徴としている。
入光信号のうちの第i番目の第1の挿入光信号と、n個
の第2の挿入光信号のうちの第i番目の第2の挿入光信
号とを互いに選択的に切り替えて、第1の波長多重部と
第2の波長多重部とに出力する送信側2×2光スイッチ
を備えていることを特徴としている。
【0051】ここで、第1のバイパス経路及び第2のバ
イパス経路は、入力端と出力端の間に配置され、入力さ
れた、λ1〜λnのn個の波長成分を有する光信号を増
幅して第1の中継増幅光信号及び第2の中継増幅光信号
をそれぞれ出力する第1の中継光増幅器及び第2の中継
光増幅器を備えている。
イパス経路は、入力端と出力端の間に配置され、入力さ
れた、λ1〜λnのn個の波長成分を有する光信号を増
幅して第1の中継増幅光信号及び第2の中継増幅光信号
をそれぞれ出力する第1の中継光増幅器及び第2の中継
光増幅器を備えている。
【0052】また、各ノードは、さらに、第1の光路切
替用スイッチと第1の波長分離部との間に配置され、入
力された多重化光信号を光増幅して第1の波長分離部に
出力する第1のプリ光増幅器と、第2の光路切替用スイ
ッチと第2の波長分離部との間に配置され、入力された
多重化光信号を光増幅して第2の波長分離部に出力する
第2のプリ光増幅器とを備えている。
替用スイッチと第1の波長分離部との間に配置され、入
力された多重化光信号を光増幅して第1の波長分離部に
出力する第1のプリ光増幅器と、第2の光路切替用スイ
ッチと第2の波長分離部との間に配置され、入力された
多重化光信号を光増幅して第2の波長分離部に出力する
第2のプリ光増幅器とを備えている。
【0053】さらに、各ノードは、第1の光路切替用ス
イッチと第2の波長多重部との間に配置され、第2の多
重化光信号を光増幅して第1の光路切替用スイッチに出
力する第1のブースタ光増幅器と、第2の光路切替手段
と第1の波長多重部との間に配置され、第1の多重化光
信号を光増幅して第2の光路切替用スイッチに出力する
第2のブースタ光増幅器とを備えている。
イッチと第2の波長多重部との間に配置され、第2の多
重化光信号を光増幅して第1の光路切替用スイッチに出
力する第1のブースタ光増幅器と、第2の光路切替手段
と第1の波長多重部との間に配置され、第1の多重化光
信号を光増幅して第2の光路切替用スイッチに出力する
第2のブースタ光増幅器とを備えている。
【0054】また、本発明のリング構成の波長分割多重
光伝送装置は、第5の基本構成として、m個のノードが
配置され、互いに隣接するノードどうしが光伝送路によ
り接続されてリング状に構成されたリング構成の波長分
割多重光伝送装置において、光伝送路は、時計回り光伝
送路と反時計回り光伝送路とを有している。各ノードは
それぞれ、入力端より入力された、波長λ1乃至λnの
各波長成分をそれぞれ有する光信号が波長多重化された
第1の入力光信号を、この波長成分毎に波長分離して各
波長成分からなるn個の第1の波長分離光を出力する第
1の波長分離部と、入力端より入力された、波長λ1乃
至λnの波長成分をそれぞれ有する各光信号を波長多重
して第1の多重化光信号を出力する第1の波長多重部
と、入力端より入力された、波長λn+1乃至λn+n
の各波長成分をそれぞれ有する光信号が波長多重化され
た第2の入力光信号をこの波長成分毎に波長分離して各
波長成分からなるn個の第2の波長分離光を出力する第
2の波長分離部と、入力端より入力された、波長λn+
1乃至λn+nの波長成分をそれぞれ有する各光信号を
波長多重して第2の多重化光信号を出力する第2の波長
多重部と、n個の第1の波長分離光とn個の第2の波長
分離光から、波長λi(1≦i≦n)の波長成分を有す
る第1の波長分離光及びこの第1の波長分離光に対応す
る波長λi+nの波長成分を有する第2の波長分離光が
それぞれ入力される第1の波長分離光入力部及び第2の
波長分離光入力部と、波長λi(1≦i≦n)と同一の
波長を有する第1の挿入光信号及びこの第1の挿入光信
号に対応する波長λi+nの波長成分を有する第2の挿
入光信号が入力され、この第1の挿入光信号とこの第2
の挿入光信号をそれぞれ第1の波長多重部と第2の波長
多重部にそれぞれ出力する第1の挿入光信号入力部及び
第2の挿入光信号入力部とをそれぞれ含むn個の挿入分
離部とを備えている。そして、反時計回り光伝送路と第
1の波長分離部との間に配置され、反時計回り光伝送路
より出力される第1の入力光信号の一部を分岐して第1
の分岐入力光信号を出力する第1の光分岐器と、時計回
り光伝送路と第2の波長分離部との間に配置され、時計
回り光伝送路より出力される第2の入力光信号の一部を
分岐して第2の分岐入力光信号を出力する第2の光分岐
器と、第1の入力光信号と第2の分岐入力光信号とを選
択して第1の波長分離部に入力する第1の2×1光スイ
ッチと、第2の入力光信号と第1の分岐入力光信号とを
選択して第2の波長分離部に入力する第2の2×1光ス
イッチと、第1の多重化光信号と第2の分岐多重化光信
号とを結合する第1の光結合器と、第2の多重化光信号
と第1の分岐多重化光信号とを結合する第2の光結合器
と、第1の波長多重部と第1の光結合器との間に配置さ
れ、第1の多重化光信号を第1の光結合手段と第2の光
結合器に選択して出力する第1の1×2光路選択手段
と、第2の波長多重部と第2の光結合器との間に配置さ
れ、第2の多重化光信号を第2の光結合器と第1の光結
合手段に選択して出力する第2の1×2光路選択手段と
を備えていることを特徴としている。
光伝送装置は、第5の基本構成として、m個のノードが
配置され、互いに隣接するノードどうしが光伝送路によ
り接続されてリング状に構成されたリング構成の波長分
割多重光伝送装置において、光伝送路は、時計回り光伝
送路と反時計回り光伝送路とを有している。各ノードは
それぞれ、入力端より入力された、波長λ1乃至λnの
各波長成分をそれぞれ有する光信号が波長多重化された
第1の入力光信号を、この波長成分毎に波長分離して各
波長成分からなるn個の第1の波長分離光を出力する第
1の波長分離部と、入力端より入力された、波長λ1乃
至λnの波長成分をそれぞれ有する各光信号を波長多重
して第1の多重化光信号を出力する第1の波長多重部
と、入力端より入力された、波長λn+1乃至λn+n
の各波長成分をそれぞれ有する光信号が波長多重化され
た第2の入力光信号をこの波長成分毎に波長分離して各
波長成分からなるn個の第2の波長分離光を出力する第
2の波長分離部と、入力端より入力された、波長λn+
1乃至λn+nの波長成分をそれぞれ有する各光信号を
波長多重して第2の多重化光信号を出力する第2の波長
多重部と、n個の第1の波長分離光とn個の第2の波長
分離光から、波長λi(1≦i≦n)の波長成分を有す
る第1の波長分離光及びこの第1の波長分離光に対応す
る波長λi+nの波長成分を有する第2の波長分離光が
それぞれ入力される第1の波長分離光入力部及び第2の
波長分離光入力部と、波長λi(1≦i≦n)と同一の
波長を有する第1の挿入光信号及びこの第1の挿入光信
号に対応する波長λi+nの波長成分を有する第2の挿
入光信号が入力され、この第1の挿入光信号とこの第2
の挿入光信号をそれぞれ第1の波長多重部と第2の波長
多重部にそれぞれ出力する第1の挿入光信号入力部及び
第2の挿入光信号入力部とをそれぞれ含むn個の挿入分
離部とを備えている。そして、反時計回り光伝送路と第
1の波長分離部との間に配置され、反時計回り光伝送路
より出力される第1の入力光信号の一部を分岐して第1
の分岐入力光信号を出力する第1の光分岐器と、時計回
り光伝送路と第2の波長分離部との間に配置され、時計
回り光伝送路より出力される第2の入力光信号の一部を
分岐して第2の分岐入力光信号を出力する第2の光分岐
器と、第1の入力光信号と第2の分岐入力光信号とを選
択して第1の波長分離部に入力する第1の2×1光スイ
ッチと、第2の入力光信号と第1の分岐入力光信号とを
選択して第2の波長分離部に入力する第2の2×1光ス
イッチと、第1の多重化光信号と第2の分岐多重化光信
号とを結合する第1の光結合器と、第2の多重化光信号
と第1の分岐多重化光信号とを結合する第2の光結合器
と、第1の波長多重部と第1の光結合器との間に配置さ
れ、第1の多重化光信号を第1の光結合手段と第2の光
結合器に選択して出力する第1の1×2光路選択手段
と、第2の波長多重部と第2の光結合器との間に配置さ
れ、第2の多重化光信号を第2の光結合器と第1の光結
合手段に選択して出力する第2の1×2光路選択手段と
を備えていることを特徴としている。
【0055】ここで、各ノードはさらに、反時計回り光
伝送路と第1の波長分離部との間に配置され、入力され
た第1の入力光信号を光増幅して第1の波長分離部に出
力する第1のプリ光増幅器と、時計回り光伝送路と第2
の波長分離部との間に配置され、入力された第2の入力
光信号を光増幅して第2の波長分離部に出力する第2の
プリ光増幅器とを備え、また、第1の波長多重部と反時
計回り光伝送路との間に配置され、第1の多重化光信号
を光増幅して反時計回り光伝送路に出力する第1のブー
スタ光増幅器と、第2の波長多重部と時計回り光伝送路
との間に配置され、第2の多重化光信号を光増幅して時
計回り光伝送路に出力する第2のブースタ光増幅器とを
備えている。
伝送路と第1の波長分離部との間に配置され、入力され
た第1の入力光信号を光増幅して第1の波長分離部に出
力する第1のプリ光増幅器と、時計回り光伝送路と第2
の波長分離部との間に配置され、入力された第2の入力
光信号を光増幅して第2の波長分離部に出力する第2の
プリ光増幅器とを備え、また、第1の波長多重部と反時
計回り光伝送路との間に配置され、第1の多重化光信号
を光増幅して反時計回り光伝送路に出力する第1のブー
スタ光増幅器と、第2の波長多重部と時計回り光伝送路
との間に配置され、第2の多重化光信号を光増幅して時
計回り光伝送路に出力する第2のブースタ光増幅器とを
備えている。
【0056】また、本発明の第6の基本構成として、各
ノードは上記構成に加え、さらに、第1の波長分離部の
後段に配置され、この第1の波長分離部から入力される
波長λ1乃至λnの各光信号をn個の挿入分離部に対し
て選択的に接続する第1のn×n光スイッチと、第2の
波長分離部の後段に配置され、この第2の波長分離部か
ら入力される波長λ1乃至λnの各光信号をn個の挿入
分離部に対して選択的に接続する第2のn×n光スイッ
チとを備えていることを特徴としている。
ノードは上記構成に加え、さらに、第1の波長分離部の
後段に配置され、この第1の波長分離部から入力される
波長λ1乃至λnの各光信号をn個の挿入分離部に対し
て選択的に接続する第1のn×n光スイッチと、第2の
波長分離部の後段に配置され、この第2の波長分離部か
ら入力される波長λ1乃至λnの各光信号をn個の挿入
分離部に対して選択的に接続する第2のn×n光スイッ
チとを備えていることを特徴としている。
【0057】また、本発明の第7の基本構成として、上
記構成に代えて、各ノードは、n個の挿入分離部を含む
p個(pはn以上の整数、以下同じ。)の挿入分離部を
備え、さらに、第1の波長分離部の後段に配置され、こ
の波長分離部から波長λ1乃至λnのn本の光信号が入
力され、p個の挿入分離部に対して選択的に接続する第
1のn×p光スイッチと、第2の波長分離部の後段に配
置され、この波長分離部から波長λ1乃至λnのn本の
光信号が入力され、p個の挿入分離部に対して選択的に
接続する第2のn×p光スイッチと、第1の波長多重部
の前段に配置され、各挿入分離部からのp個の光信号が
され、第1の波長多重部の各入力端に対して選択的に接
続する第1のp×n光スイッチと、第2の波長多重部の
前段に配置され、各挿入分離部からのp個の光信号がさ
れ、第2の波長多重部の各入力端に対して選択的に接続
する第1のp×n光スイッチとを備えていることを特徴
としている。各挿入分離部は、さらに、光信号の波長を
波長λ1乃至λnの中から選定する波長選定手段を備え
ている。
記構成に代えて、各ノードは、n個の挿入分離部を含む
p個(pはn以上の整数、以下同じ。)の挿入分離部を
備え、さらに、第1の波長分離部の後段に配置され、こ
の波長分離部から波長λ1乃至λnのn本の光信号が入
力され、p個の挿入分離部に対して選択的に接続する第
1のn×p光スイッチと、第2の波長分離部の後段に配
置され、この波長分離部から波長λ1乃至λnのn本の
光信号が入力され、p個の挿入分離部に対して選択的に
接続する第2のn×p光スイッチと、第1の波長多重部
の前段に配置され、各挿入分離部からのp個の光信号が
され、第1の波長多重部の各入力端に対して選択的に接
続する第1のp×n光スイッチと、第2の波長多重部の
前段に配置され、各挿入分離部からのp個の光信号がさ
れ、第2の波長多重部の各入力端に対して選択的に接続
する第1のp×n光スイッチとを備えていることを特徴
としている。各挿入分離部は、さらに、光信号の波長を
波長λ1乃至λnの中から選定する波長選定手段を備え
ている。
【0058】また、各ノードは、さらに、n個の第1の
波長分離光のうちの第1番目の第1の波長分離光と、n
個の第2の波長分離光のうちの第1番目の第2の波長分
離光とを互いに選択的に切り替えて、n個の挿入分離部
のうち第1番目の挿入分離部の第1の波長分離光入力部
と第2の挿入分離部とに出力する受信側2×2光スイッ
チを備え、また、n個の第1の挿入光信号のうちの第1
番目の第1の挿入光信号と、n個の第2の挿入光信号の
うちの第1番目の第2の挿入光信号とを互いに選択的に
切り替えて、第1の波長多重部と第2の波長多重部とに
出力する送信側2×2光スイッチを備えている。
波長分離光のうちの第1番目の第1の波長分離光と、n
個の第2の波長分離光のうちの第1番目の第2の波長分
離光とを互いに選択的に切り替えて、n個の挿入分離部
のうち第1番目の挿入分離部の第1の波長分離光入力部
と第2の挿入分離部とに出力する受信側2×2光スイッ
チを備え、また、n個の第1の挿入光信号のうちの第1
番目の第1の挿入光信号と、n個の第2の挿入光信号の
うちの第1番目の第2の挿入光信号とを互いに選択的に
切り替えて、第1の波長多重部と第2の波長多重部とに
出力する送信側2×2光スイッチを備えている。
【0059】また、本発明のリング構成の波長分割多重
光伝送装置は、第8の基本構成として、m個のノードが
配置され、互いに隣接するノードどうしが光伝送路によ
り接続されてリング状に構成されたリング構成の波長分
割多重光伝送装置において、光伝送路は、時計回り光伝
送路と反時計回り光伝送路とを有している。各ノードは
それぞれ、入力端より入力された、波長λ1乃至λnの
各波長成分をそれぞれ有する光信号が波長多重化された
第1の入力光信号を、この波長成分毎に波長分離して各
波長成分からなるn個の第1の波長分離光を出力する第
1の波長分離部と、入力端より入力された、波長λ1乃
至λnの波長成分をそれぞれ有する各光信号を波長多重
して第1の多重化光信号を出力する第1の波長多重部
と、入力端より入力された、波長λn+1乃至λn+n
の各波長成分をそれぞれ有する光信号が波長多重化され
た第2の入力光信号をこの波長成分毎に波長分離して各
波長成分からなるn個の第2の波長分離光を出力する第
2の波長分離部と、入力端より入力された、波長λn+
1乃至λn+nの波長成分をそれぞれ有する各光信号を
波長多重して第2の多重化光信号を出力する第2の波長
多重部とを備えている。また、入力された光信号を電気
信号に変換する第1の受信器と、入力された光信号を電
気信号に変換する第2の受信器と、電気信号を光信号に
変換して出力する第1の送信器と、電気信号を光信号に
変換して出力する第2の送信器とを含む少なくとも1の
挿入分離部と、n個の第1の波長分離光のうちの少なく
とも1の第1の波長分離光と、この第1の波長分離光の
波長λiに対応する波長λi+nの波長成分を有する第
2の波長分離光とを互いに選択的に切り替えて、挿入分
離部のうちの波長λi又は波長λi+nに対応する挿入
分離部の第1の受信手段又は第2の受信手段に出力する
受信側2×2光スイッチとを備えている。
光伝送装置は、第8の基本構成として、m個のノードが
配置され、互いに隣接するノードどうしが光伝送路によ
り接続されてリング状に構成されたリング構成の波長分
割多重光伝送装置において、光伝送路は、時計回り光伝
送路と反時計回り光伝送路とを有している。各ノードは
それぞれ、入力端より入力された、波長λ1乃至λnの
各波長成分をそれぞれ有する光信号が波長多重化された
第1の入力光信号を、この波長成分毎に波長分離して各
波長成分からなるn個の第1の波長分離光を出力する第
1の波長分離部と、入力端より入力された、波長λ1乃
至λnの波長成分をそれぞれ有する各光信号を波長多重
して第1の多重化光信号を出力する第1の波長多重部
と、入力端より入力された、波長λn+1乃至λn+n
の各波長成分をそれぞれ有する光信号が波長多重化され
た第2の入力光信号をこの波長成分毎に波長分離して各
波長成分からなるn個の第2の波長分離光を出力する第
2の波長分離部と、入力端より入力された、波長λn+
1乃至λn+nの波長成分をそれぞれ有する各光信号を
波長多重して第2の多重化光信号を出力する第2の波長
多重部とを備えている。また、入力された光信号を電気
信号に変換する第1の受信器と、入力された光信号を電
気信号に変換する第2の受信器と、電気信号を光信号に
変換して出力する第1の送信器と、電気信号を光信号に
変換して出力する第2の送信器とを含む少なくとも1の
挿入分離部と、n個の第1の波長分離光のうちの少なく
とも1の第1の波長分離光と、この第1の波長分離光の
波長λiに対応する波長λi+nの波長成分を有する第
2の波長分離光とを互いに選択的に切り替えて、挿入分
離部のうちの波長λi又は波長λi+nに対応する挿入
分離部の第1の受信手段又は第2の受信手段に出力する
受信側2×2光スイッチとを備えている。
【0060】そして、n個の第1の挿入光信号のうちの
1の第1の波長分離光の波長λiに対応する第1の挿入
光信号とn個の第2の挿入光信号のうちの波長λi+n
の波長成分を有する第2の挿入光信号とを互いに選択的
に切り替えて、第1の波長多重部と第2の波長多重部と
に出力する送信側2×2光スイッチと、反時計回り光伝
送路と第1の波長分離部との間に配置され、反時計回り
光伝送路より出力される第1の入力光信号の一部を分岐
して第1の分岐入力光信号を出力する第1の光分岐器
と、時計回り光伝送路と第2の波長分離部との間に配置
され、時計回り光伝送路より出力される第2の入力光信
号の一部を分岐して第2の分岐入力光信号を出力する第
2の光分岐器と、第1の入力光信号と第2の分岐入力光
信号とを選択して第1の波長分離部に入力する第1の2
×1光スイッチと、第2の入力光信号と第1の分岐入力
光信号とを選択して第2の波長分離部に入力する第2の
2×1光スイッチと、第1の多重化光信号と第2の分岐
多重化光信号とを結合する第1の光結合器と、第2の多
重化光信号と第1の分岐多重化光信号とを結合する第2
の光結合器と、第1の波長多重部と第1の光結合手段と
の間に配置され、第1の多重化光信号を第1の光結合手
段と第2の光結合手段に選択して出力する第1の1×2
光路選択手段と、第2の波長多重部と第2の光結合手段
との間に配置され、第2の多重化光信号を第2の光結合
手段と第1の光結合手段に選択して出力する第2の1×
2光路選択手段とを備えていることを特徴としている。
1の第1の波長分離光の波長λiに対応する第1の挿入
光信号とn個の第2の挿入光信号のうちの波長λi+n
の波長成分を有する第2の挿入光信号とを互いに選択的
に切り替えて、第1の波長多重部と第2の波長多重部と
に出力する送信側2×2光スイッチと、反時計回り光伝
送路と第1の波長分離部との間に配置され、反時計回り
光伝送路より出力される第1の入力光信号の一部を分岐
して第1の分岐入力光信号を出力する第1の光分岐器
と、時計回り光伝送路と第2の波長分離部との間に配置
され、時計回り光伝送路より出力される第2の入力光信
号の一部を分岐して第2の分岐入力光信号を出力する第
2の光分岐器と、第1の入力光信号と第2の分岐入力光
信号とを選択して第1の波長分離部に入力する第1の2
×1光スイッチと、第2の入力光信号と第1の分岐入力
光信号とを選択して第2の波長分離部に入力する第2の
2×1光スイッチと、第1の多重化光信号と第2の分岐
多重化光信号とを結合する第1の光結合器と、第2の多
重化光信号と第1の分岐多重化光信号とを結合する第2
の光結合器と、第1の波長多重部と第1の光結合手段と
の間に配置され、第1の多重化光信号を第1の光結合手
段と第2の光結合手段に選択して出力する第1の1×2
光路選択手段と、第2の波長多重部と第2の光結合手段
との間に配置され、第2の多重化光信号を第2の光結合
手段と第1の光結合手段に選択して出力する第2の1×
2光路選択手段とを備えていることを特徴としている。
【0061】また、各ノードはさらに、反時計回り光伝
送路と第1の波長分離部との間に配置され、入力された
第1の入力光信号を光増幅して第1の波長分離部に出力
する第1のプリ光増幅器と、時計回り光伝送路と第2の
波長分離部との間に配置され、入力された第2の入力光
信号を光増幅して第2の波長分離部に出力する第2のプ
リ光増幅器とを備えている。各ノードは、さらに、第1
の波長多重部と反時計回り光伝送路との間に配置され、
第1の多重化光信号を光増幅して反時計回り光伝送路に
出力する第1のブースタ光増幅器と、第2の波長多重部
と時計回り光伝送路との間に配置され、第2の多重化光
信号を光増幅して時計回り光伝送路に出力する第2のブ
ースタ光増幅器とを備えている。
送路と第1の波長分離部との間に配置され、入力された
第1の入力光信号を光増幅して第1の波長分離部に出力
する第1のプリ光増幅器と、時計回り光伝送路と第2の
波長分離部との間に配置され、入力された第2の入力光
信号を光増幅して第2の波長分離部に出力する第2のプ
リ光増幅器とを備えている。各ノードは、さらに、第1
の波長多重部と反時計回り光伝送路との間に配置され、
第1の多重化光信号を光増幅して反時計回り光伝送路に
出力する第1のブースタ光増幅器と、第2の波長多重部
と時計回り光伝送路との間に配置され、第2の多重化光
信号を光増幅して時計回り光伝送路に出力する第2のブ
ースタ光増幅器とを備えている。
【0062】本発明のリング構成の波長分割多重光伝送
装置の上記第1の基本構成において、各ノード内の挿入
分離(ADM)装置には、高速信号送受信インタフェー
ス部を2個しか使用していないので、最初に示した従来
の技術に比べて非常に安価かつ小型化が可能である。さ
らに、第1の基本構成では、4×4光スイッチにより故
障回復動作を行っており、第2に示した従来の技術と比
べて故障個所の回避経路が多いため、信頼性に優れる。
装置の上記第1の基本構成において、各ノード内の挿入
分離(ADM)装置には、高速信号送受信インタフェー
ス部を2個しか使用していないので、最初に示した従来
の技術に比べて非常に安価かつ小型化が可能である。さ
らに、第1の基本構成では、4×4光スイッチにより故
障回復動作を行っており、第2に示した従来の技術と比
べて故障個所の回避経路が多いため、信頼性に優れる。
【0063】本発明の第2の基本構成において、上述の
第1の基本構成に関する作用及び効果に加えて、本基本
構成では挿入分離(ADM)装置に入力する波長チャネ
ルを任意に選択するn×n光スイッチを有しており、プ
ロテクション用波長を設けることにより、挿入分離(A
DM)装置の故障に対して(n−1):1の冗長構成と
することができるため、さらに信頼性に優れる。
第1の基本構成に関する作用及び効果に加えて、本基本
構成では挿入分離(ADM)装置に入力する波長チャネ
ルを任意に選択するn×n光スイッチを有しており、プ
ロテクション用波長を設けることにより、挿入分離(A
DM)装置の故障に対して(n−1):1の冗長構成と
することができるため、さらに信頼性に優れる。
【0064】本発明の第3の基本構成において、上述の
第1の基本構成に関する作用及び効果に加えて、第3の
基本構成では、伝送路より受信した各波長信号は任意の
挿入分離装置に入力し、各挿入分離(ADM)装置より
出力する波長を任意に設定できるため、挿入分離(AD
M)装置故障に対して、n:(p−n)の冗長構成とす
ることができ、信頼性に優れる。また、挿入分離(AD
M)装置故障時の回復動作を故障したノード内に閉じた
動作で行うことができるため、操作性にも優れる。
第1の基本構成に関する作用及び効果に加えて、第3の
基本構成では、伝送路より受信した各波長信号は任意の
挿入分離装置に入力し、各挿入分離(ADM)装置より
出力する波長を任意に設定できるため、挿入分離(AD
M)装置故障に対して、n:(p−n)の冗長構成とす
ることができ、信頼性に優れる。また、挿入分離(AD
M)装置故障時の回復動作を故障したノード内に閉じた
動作で行うことができるため、操作性にも優れる。
【0065】本発明の第4の基本構成において、上述の
第1の基本構成に関する作用及び効果に加えて、第4の
基本構成ではノード内でデータ信号を分離/挿入する必
要のない波長信号については光信号のまま伝送路に出力
し、また2×2光スイッチによってクロスコネクト動作
を行い、挿入分離(ADM)装置の代わりにクロスコネ
クト部を持たない多重化端局装置を使用しているため、
さらに安価なシステムを提供することができる。
第1の基本構成に関する作用及び効果に加えて、第4の
基本構成ではノード内でデータ信号を分離/挿入する必
要のない波長信号については光信号のまま伝送路に出力
し、また2×2光スイッチによってクロスコネクト動作
を行い、挿入分離(ADM)装置の代わりにクロスコネ
クト部を持たない多重化端局装置を使用しているため、
さらに安価なシステムを提供することができる。
【0066】本発明の第5の基本構成において、各ノー
ド内の挿入分離(ADM)装置には、高速信号送受信イ
ンタフェース部を2個しか使用していないので、最初に
示した従来の技術と比べて非常に安価かつ小型化が可能
である。また、右回り伝送路と左回り伝送路とで、通常
時に伝送する波長チャネルを別々に設定し、故障時には
互いの伝送路に経路回避することができるため、伝送路
ファイバが2本で済み、ネットワーク全体としての経済
性にも優れる。
ド内の挿入分離(ADM)装置には、高速信号送受信イ
ンタフェース部を2個しか使用していないので、最初に
示した従来の技術と比べて非常に安価かつ小型化が可能
である。また、右回り伝送路と左回り伝送路とで、通常
時に伝送する波長チャネルを別々に設定し、故障時には
互いの伝送路に経路回避することができるため、伝送路
ファイバが2本で済み、ネットワーク全体としての経済
性にも優れる。
【0067】本発明の第6の基本構成において、上述の
第5の基本構成に関する作用及び効果に加えて、第6の
基本構成では挿入分離(ADM)装置に入力する波長チ
ャネルを任意に選択するn×n光スイッチを有している
ため、プロテクション用波長を設けることにより、挿入
分離(ADM)装置の故障に対しても回復を行うことが
できるため信頼性に優れる。
第5の基本構成に関する作用及び効果に加えて、第6の
基本構成では挿入分離(ADM)装置に入力する波長チ
ャネルを任意に選択するn×n光スイッチを有している
ため、プロテクション用波長を設けることにより、挿入
分離(ADM)装置の故障に対しても回復を行うことが
できるため信頼性に優れる。
【0068】本発明の第7の基本構成において、上記第
6の基本構成に関する作用及び効果に加えて、本基本構
成では、伝送路より受信した各波長信号は任意の挿入分
離装置に入力し、各挿入分離(ADM)装置より出力す
る波長を任意に設定できるため、挿入分離(ADM)装
置故障に対して、n:(p−n)の冗長構成とすること
ができ、信頼性に優れる。また、挿入分離(ADM)装
置故障時の回復動作を故障したノード内に閉じた動作で
行うことができるため、操作性にも優れる。
6の基本構成に関する作用及び効果に加えて、本基本構
成では、伝送路より受信した各波長信号は任意の挿入分
離装置に入力し、各挿入分離(ADM)装置より出力す
る波長を任意に設定できるため、挿入分離(ADM)装
置故障に対して、n:(p−n)の冗長構成とすること
ができ、信頼性に優れる。また、挿入分離(ADM)装
置故障時の回復動作を故障したノード内に閉じた動作で
行うことができるため、操作性にも優れる。
【0069】本発明の第8の基本構成において、上述の
第5の基本構成に関する作用及び効果に加えて、第8の
基本構成はノード内でデータ信号を分離/挿入する必要
のない波長信号については光信号のまま伝送路に出力
し、さらに2×2光スイッチによってクロスコネクト動
作を行い、挿入分離(ADM)装置の代わりにクロスコ
ネクト部を持たない多重化端局装置を使用しているた
め、さらに安価なシステムを提供することができる。
第5の基本構成に関する作用及び効果に加えて、第8の
基本構成はノード内でデータ信号を分離/挿入する必要
のない波長信号については光信号のまま伝送路に出力
し、さらに2×2光スイッチによってクロスコネクト動
作を行い、挿入分離(ADM)装置の代わりにクロスコ
ネクト部を持たない多重化端局装置を使用しているた
め、さらに安価なシステムを提供することができる。
【0070】
【発明の実施の形態】次に、本発明の光通信用ノード及
びこれにより構成されるリング構成の波長分割多重光伝
送装置について、図面を参照して詳細に説明する。
びこれにより構成されるリング構成の波長分割多重光伝
送装置について、図面を参照して詳細に説明する。
【0071】本発明による光通信用ノード及びこれによ
り構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置の第
1の実施例の構成を図1に示す。図1は、m個のノード
を使用したリング構成の光伝送装置構成の例であり、各
ノードはλ1〜λnの波長を光波長分割多重して、信号
を伝送している。
り構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置の第
1の実施例の構成を図1に示す。図1は、m個のノード
を使用したリング構成の光伝送装置構成の例であり、各
ノードはλ1〜λnの波長を光波長分割多重して、信号
を伝送している。
【0072】図1において、1−1〜1−mは光挿入分
離ノード、2−1〜4は伝送路光ファイバ(2−1:反
時計回り運用系、2−2:時計回り運用系、2−3:時
計回り予備系、2−4:反時計回り予備系)、101,
102は4×4光スイッチ、103は第1の光プリアン
プ、104は第1の波長分離部、105は第1の波長多
重部、106は第1の光ブースターアンプ、107は第
2の光プリアンプ、108は第2の波長分離部、109
は第2の波長多重部、110は第2の光ブースターアン
プ、111−1〜nは挿入分離(ADM)装置、11
2,113は光中継アンプ、201,202は高速信号
受信インタフェース部、203,204は高速信号送信
インタフェース部、205は低速信号インタフェース
部、206はクロスコネクト部である。
離ノード、2−1〜4は伝送路光ファイバ(2−1:反
時計回り運用系、2−2:時計回り運用系、2−3:時
計回り予備系、2−4:反時計回り予備系)、101,
102は4×4光スイッチ、103は第1の光プリアン
プ、104は第1の波長分離部、105は第1の波長多
重部、106は第1の光ブースターアンプ、107は第
2の光プリアンプ、108は第2の波長分離部、109
は第2の波長多重部、110は第2の光ブースターアン
プ、111−1〜nは挿入分離(ADM)装置、11
2,113は光中継アンプ、201,202は高速信号
受信インタフェース部、203,204は高速信号送信
インタフェース部、205は低速信号インタフェース
部、206はクロスコネクト部である。
【0073】m個のノードは、運用系が双方向に2本、
予備系が双方向に2本の、合計4本の伝送路光ファイバ
によりリング状に接続されている。各ノードからは、光
ファイバ伝送路それぞれに対して波長λ1〜λnのn個
の波長を波長分割多重した光信号を送出し、また各ノー
ドは光ファイバ伝送路から波長λ1〜λnのn個の波長
が波長分割多重された光信号を受信する。
予備系が双方向に2本の、合計4本の伝送路光ファイバ
によりリング状に接続されている。各ノードからは、光
ファイバ伝送路それぞれに対して波長λ1〜λnのn個
の波長を波長分割多重した光信号を送出し、また各ノー
ドは光ファイバ伝送路から波長λ1〜λnのn個の波長
が波長分割多重された光信号を受信する。
【0074】各ノードでの通常状態、すなわちネットワ
ーク内に故障が発生していない場合の動作は、以下のよ
うになる。すなわち、反時計回り運用系の伝送路光ファ
イバより受信した光信号は、4×4光スイッチ101を
介して光プリアンプ103で増幅され、波長分離部10
4によりλ1〜λnのn本の波長成分に分離される。こ
こで波長分離されたλ1〜λnのn本の光信号は、それ
ぞれADM装置111−1〜nに入力される。すなわ
ち、ADM装置111−1には波長λ1の光信号が入力
され、ADM装置111−2には波長λ2の光信号が入
力され、ADM装置111−nには波長λnの光信号が
入力される。
ーク内に故障が発生していない場合の動作は、以下のよ
うになる。すなわち、反時計回り運用系の伝送路光ファ
イバより受信した光信号は、4×4光スイッチ101を
介して光プリアンプ103で増幅され、波長分離部10
4によりλ1〜λnのn本の波長成分に分離される。こ
こで波長分離されたλ1〜λnのn本の光信号は、それ
ぞれADM装置111−1〜nに入力される。すなわ
ち、ADM装置111−1には波長λ1の光信号が入力
され、ADM装置111−2には波長λ2の光信号が入
力され、ADM装置111−nには波長λnの光信号が
入力される。
【0075】また、各ADM装置111−1〜nから
は、波長λ1〜λnのn本の光信号が出力される。すな
わち、ADM装置111−1からは波長λ1の光信号
が、ADM装置111−2からは波長λ2の光信号が、
ADM装置111−nからは波長λnの光信号が、それ
ぞれ出力される。各ADM装置111−1〜nから出力
された波長λ1〜λnのn本の光信号は、波長多重部1
05にて波長分割多重され、1本の光信号として光ブー
スターアンプ106で増幅された後、4×4光スイッチ
102を介して反時計回り運用系の光ファイバ伝送路に
送出される。時計回り運用系2−2を介して送受信する
光信号についても上記動作と同様に波長λ1〜λnの多
重分離動作が行われる。時計回り運用系については光プ
リアンプ107、波長分離部108、波長多重部10
9、光ブースターアンプ110が適用される。
は、波長λ1〜λnのn本の光信号が出力される。すな
わち、ADM装置111−1からは波長λ1の光信号
が、ADM装置111−2からは波長λ2の光信号が、
ADM装置111−nからは波長λnの光信号が、それ
ぞれ出力される。各ADM装置111−1〜nから出力
された波長λ1〜λnのn本の光信号は、波長多重部1
05にて波長分割多重され、1本の光信号として光ブー
スターアンプ106で増幅された後、4×4光スイッチ
102を介して反時計回り運用系の光ファイバ伝送路に
送出される。時計回り運用系2−2を介して送受信する
光信号についても上記動作と同様に波長λ1〜λnの多
重分離動作が行われる。時計回り運用系については光プ
リアンプ107、波長分離部108、波長多重部10
9、光ブースターアンプ110が適用される。
【0076】なお、上述した光プリアンプ及び光ブース
タアンプには、希土類元素が添加された増幅用光ファイ
バとこれに励起光を入射する励起光源等を備えた光ファ
イバ増幅器や、光半導体に電流を注入して入力された光
を直接増幅する半導体光増幅器を用いることができる。
また、本実施例においては、波長光分離部104,10
8、波長多重部105,109の前段にすべて光プリア
ンプ103、107、および光ブースタアンプ106,
110を配した構成を示したが、これらの一部を除去し
た構成によってもよい。
タアンプには、希土類元素が添加された増幅用光ファイ
バとこれに励起光を入射する励起光源等を備えた光ファ
イバ増幅器や、光半導体に電流を注入して入力された光
を直接増幅する半導体光増幅器を用いることができる。
また、本実施例においては、波長光分離部104,10
8、波長多重部105,109の前段にすべて光プリア
ンプ103、107、および光ブースタアンプ106,
110を配した構成を示したが、これらの一部を除去し
た構成によってもよい。
【0077】次に、第1の実施例において、伝送路等に
故障が生じた場合の回復動作について説明する。図2に
その説明図を示す。
故障が生じた場合の回復動作について説明する。図2に
その説明図を示す。
【0078】図2において、まず(a)通常時には、ノ
ード2とノード5間で運用系伝送路2本を介してデータ
信号を送受信している。ノード2およびノード5では、
ノード内部の低速信号インタフェース部よりデータ信号
を入出力し、クロスコネクト部にて経路を設定してい
る。
ード2とノード5間で運用系伝送路2本を介してデータ
信号を送受信している。ノード2およびノード5では、
ノード内部の低速信号インタフェース部よりデータ信号
を入出力し、クロスコネクト部にて経路を設定してい
る。
【0079】ノード2とノード3間において、運用系伝
送路2本が切断した場合の動作を図2の(b)に示す。
この場合、ノード2では、ノード2−3間の運用系伝送
路側に対して入出力するよう経路接続されていた光信号
を、ノード2−3間の予備系伝送路側に対して入出力す
るように、4×4光スイッチにて経路変更を行う。また
ノード3では、ノード2−3間の運用系伝送路側に対し
て入出力するよう経路接続されていた光信号を、ノード
2−3間の予備系伝送路側に対して入出力するように、
4×4光スイッチにて経路変更を行う。これにより、切
断した伝送路を回避してデータ信号の通信を確保でき
る。
送路2本が切断した場合の動作を図2の(b)に示す。
この場合、ノード2では、ノード2−3間の運用系伝送
路側に対して入出力するよう経路接続されていた光信号
を、ノード2−3間の予備系伝送路側に対して入出力す
るように、4×4光スイッチにて経路変更を行う。また
ノード3では、ノード2−3間の運用系伝送路側に対し
て入出力するよう経路接続されていた光信号を、ノード
2−3間の予備系伝送路側に対して入出力するように、
4×4光スイッチにて経路変更を行う。これにより、切
断した伝送路を回避してデータ信号の通信を確保でき
る。
【0080】ノード2とノード3間において、運用系、
予備系の両方の伝送路が切断した場合の動作を図2の
(c)に示す。この場合は、ノード2では、ノード2−
3間の運用系伝送路側に対して入出力するよう経路接続
されていた光信号を、反対側のノード2−1間の予備系
伝送路側に対して入出力するように、4×4光スイッチ
にて経路変更を行う。またノード3では、ノード2−3
間の運用系伝送路側に対して入出力するよう経路接続さ
れていた光信号を、反対側のノード3−4間の予備系伝
送路側に対して入出力するように、4×4光スイッチに
て経路変更を行う。これにより、切断した伝送路を回避
してデータ信号の通信を確保できる。
予備系の両方の伝送路が切断した場合の動作を図2の
(c)に示す。この場合は、ノード2では、ノード2−
3間の運用系伝送路側に対して入出力するよう経路接続
されていた光信号を、反対側のノード2−1間の予備系
伝送路側に対して入出力するように、4×4光スイッチ
にて経路変更を行う。またノード3では、ノード2−3
間の運用系伝送路側に対して入出力するよう経路接続さ
れていた光信号を、反対側のノード3−4間の予備系伝
送路側に対して入出力するように、4×4光スイッチに
て経路変更を行う。これにより、切断した伝送路を回避
してデータ信号の通信を確保できる。
【0081】ノード3が故障した場合の動作を図2の
(d)に示す。この場合ノード2では、ノード2−3間
の運用系伝送路側に対して入出力するよう経路接続され
ていた光信号を、反対側のノード2−1間の予備系伝送
路側に対して入出力するように、4×4光スイッチにて
経路変更を行う。またノード4では、ノード4−3間の
運用系伝送路側に対して入出力するよう経路接続されて
いた光信号を、反対側のノード4−5間の予備系伝送路
側に対して入出力するように、2×2光スイッチにて経
路変更を行う。これにより、切断した伝送路を回避して
データ信号の通信を確保できるものである。
(d)に示す。この場合ノード2では、ノード2−3間
の運用系伝送路側に対して入出力するよう経路接続され
ていた光信号を、反対側のノード2−1間の予備系伝送
路側に対して入出力するように、4×4光スイッチにて
経路変更を行う。またノード4では、ノード4−3間の
運用系伝送路側に対して入出力するよう経路接続されて
いた光信号を、反対側のノード4−5間の予備系伝送路
側に対して入出力するように、2×2光スイッチにて経
路変更を行う。これにより、切断した伝送路を回避して
データ信号の通信を確保できるものである。
【0082】図1に示される本発明の光伝送装置におい
て使用されている4×4光マトリクススイッチは、図3
に示される構成を有している。図3において、1601
−1〜1601−4は光信号入力端子、1602−1〜
1602−4は光信号出力端子、1603は2×2光ス
イッチ素子である。
て使用されている4×4光マトリクススイッチは、図3
に示される構成を有している。図3において、1601
−1〜1601−4は光信号入力端子、1602−1〜
1602−4は光信号出力端子、1603は2×2光ス
イッチ素子である。
【0083】図3において、入力された4本の光信号
は、合計6個の2×2光スイッチ素子を通過する間に経
路を設定され、出力端子1602−1〜1602−4の
何れかに出力される。2×2光スイッチ素子1603に
は、通常LiNbO3等の強誘電体材料が使用される。
2×2光スイッチ素子1603は、通常基板上にマトリ
クス状態で配置され、スイッチ素子間の接続には光導波
路が用いられる。
は、合計6個の2×2光スイッチ素子を通過する間に経
路を設定され、出力端子1602−1〜1602−4の
何れかに出力される。2×2光スイッチ素子1603に
は、通常LiNbO3等の強誘電体材料が使用される。
2×2光スイッチ素子1603は、通常基板上にマトリ
クス状態で配置され、スイッチ素子間の接続には光導波
路が用いられる。
【0084】図1における波長分離部および波長多重部
には、アレー導波路回折格子(AWG:Arrayed
−Waveguide Grating)の合分波器が
使用される。図4は、AWG合分波器の構造を示してい
る。AWG合分波器は、プレナー光波回路(PLC:P
lanar Lightwave Circuit)技
術を応用したものであり、シリコン基板上に設けられた
スラブ導波路およびAWGなどから構成されている。
には、アレー導波路回折格子(AWG:Arrayed
−Waveguide Grating)の合分波器が
使用される。図4は、AWG合分波器の構造を示してい
る。AWG合分波器は、プレナー光波回路(PLC:P
lanar Lightwave Circuit)技
術を応用したものであり、シリコン基板上に設けられた
スラブ導波路およびAWGなどから構成されている。
【0085】入力された波長λ1〜λnの波長多重され
た光信号は、スラブ導波路で回折して広がり、AWGに
等位相で分配される。このAWGには光路長差があるた
め、出力側のスラブ導波路で干渉しあって、出力側の導
波路アレイに波長の異なる光に分けて出力される。いわ
ば一種のプリズムのような役割りを果たす。また、図の
出力側から各波長の光信号を入力することにより、波長
多重機能としても使用できる。図5にAWG合分波器の
特性例を示す。
た光信号は、スラブ導波路で回折して広がり、AWGに
等位相で分配される。このAWGには光路長差があるた
め、出力側のスラブ導波路で干渉しあって、出力側の導
波路アレイに波長の異なる光に分けて出力される。いわ
ば一種のプリズムのような役割りを果たす。また、図の
出力側から各波長の光信号を入力することにより、波長
多重機能としても使用できる。図5にAWG合分波器の
特性例を示す。
【0086】本発明の第1の実施例によれば、各ノード
内の挿入分離(ADM)装置内に、高速信号送受信イン
タフェース部を2個しか使用していないので、第1の従
来技術と比べて非常に安価かつ小型化が可能である。さ
らに、第1の実施例は4×4光スイッチにより故障回復
動作を行っており、第2の従来の技術と比べて故障個所
の回避経路が多いため、信頼性に優れるという効果があ
る。図20(a)に示される従来の技術においては、故
障回避ができない場合であっても、(b)に示されるよ
うに、本発明の構成によればこれを回避することができ
ることになる。
内の挿入分離(ADM)装置内に、高速信号送受信イン
タフェース部を2個しか使用していないので、第1の従
来技術と比べて非常に安価かつ小型化が可能である。さ
らに、第1の実施例は4×4光スイッチにより故障回復
動作を行っており、第2の従来の技術と比べて故障個所
の回避経路が多いため、信頼性に優れるという効果があ
る。図20(a)に示される従来の技術においては、故
障回避ができない場合であっても、(b)に示されるよ
うに、本発明の構成によればこれを回避することができ
ることになる。
【0087】次に、本発明の光通信用ノード及びこれに
より構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置の
第2の基本構成を有する、第2の実施例について説明す
る。
より構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置の
第2の基本構成を有する、第2の実施例について説明す
る。
【0088】図6は、本発明のリング構成の波長分割多
重光伝送装置の第2の実施例の構成を示す図である。な
お、図6において、図1と同じ番号を付けたものは図1
で説明したものと同じものである。その他の番号につい
ては、114,115がn×n光スイッチである。
重光伝送装置の第2の実施例の構成を示す図である。な
お、図6において、図1と同じ番号を付けたものは図1
で説明したものと同じものである。その他の番号につい
ては、114,115がn×n光スイッチである。
【0089】図6においては、波長分離部104および
108の後段に波長λ1〜λnの光信号を選択的に接続
するn×nの光スイッチ114および115をそれぞれ
配置している。このn×n光スイッチにより、伝送路よ
り受信した光信号を任意の挿入分離装置に入力し、信号
の経路変更を行う。図6に示される構成では、λ1〜λ
n−1をサービス用波長とし、λnをプロテクション用
波長として設定しており、挿入分離装置111−1〜1
11−(n−1)のいずれかが故障した場合に、挿入分
離装置111−nを経由する経路に切り替える。
108の後段に波長λ1〜λnの光信号を選択的に接続
するn×nの光スイッチ114および115をそれぞれ
配置している。このn×n光スイッチにより、伝送路よ
り受信した光信号を任意の挿入分離装置に入力し、信号
の経路変更を行う。図6に示される構成では、λ1〜λ
n−1をサービス用波長とし、λnをプロテクション用
波長として設定しており、挿入分離装置111−1〜1
11−(n−1)のいずれかが故障した場合に、挿入分
離装置111−nを経由する経路に切り替える。
【0090】図7に挿入分離装置故障時の動作を示す。
なお、図7において、図6と同じ番号を付けたものは図
6で説明したものと同じものである。その他の番号につ
いては、210〜211が2:1セレクタである。
なお、図7において、図6と同じ番号を付けたものは図
6で説明したものと同じものである。その他の番号につ
いては、210〜211が2:1セレクタである。
【0091】図7に示される構成においては、通常時に
波長λ1の光信号はn×n光スイッチ114を介して挿
入分離装置111−1に入力され、データ信号の挿入分
離を行った後、波長λ1の光信号で再び出力される。こ
こで、挿入分離装置111−1中の高速信号受信インタ
フェース部201が故障した場合、n×n光スイッチ
は、入力された波長λ1の光信号を挿入分離装置111
−nと接続するよう経路を切り替える。挿入分離装置1
11−nに入力された波長λ1の光信号は、光/電気変
換、多重分離、データ信号の挿入分離、電気/光変換さ
れ、波長λnの光信号として伝送路に出力される。低速
信号インタフェース部に対して分離/挿入するデータ信
号については、挿入分離装置111−n内のクロスコネ
クト部と、挿入分離装置111−1内の低速信号インタ
フェース部205とが接続するように2:1セレクタ2
10〜212を切り替える。挿入分離装置111−nか
ら送出された波長λnの光信号は、次のノード内のn×
n光スイッチで挿入分離装置111−1に入力するよう
切り替える。これにより、挿入分離装置の故障個所を回
避して通信を回復できる。
波長λ1の光信号はn×n光スイッチ114を介して挿
入分離装置111−1に入力され、データ信号の挿入分
離を行った後、波長λ1の光信号で再び出力される。こ
こで、挿入分離装置111−1中の高速信号受信インタ
フェース部201が故障した場合、n×n光スイッチ
は、入力された波長λ1の光信号を挿入分離装置111
−nと接続するよう経路を切り替える。挿入分離装置1
11−nに入力された波長λ1の光信号は、光/電気変
換、多重分離、データ信号の挿入分離、電気/光変換さ
れ、波長λnの光信号として伝送路に出力される。低速
信号インタフェース部に対して分離/挿入するデータ信
号については、挿入分離装置111−n内のクロスコネ
クト部と、挿入分離装置111−1内の低速信号インタ
フェース部205とが接続するように2:1セレクタ2
10〜212を切り替える。挿入分離装置111−nか
ら送出された波長λnの光信号は、次のノード内のn×
n光スイッチで挿入分離装置111−1に入力するよう
切り替える。これにより、挿入分離装置の故障個所を回
避して通信を回復できる。
【0092】その他の部分の動作については、第1の実
施例の説明における内容と同様である。
施例の説明における内容と同様である。
【0093】本発明の第2の実施例の構成によれば、上
述の第1の実施例に関する効果に加えて、挿入分離(A
DM)装置に入力する波長チャネルを任意に選択するn
×n光スイッチを有しており、プロテクション用波長を
設けることにより、挿入分離(ADM)装置の故障に対
しても回復を行うことができるため、さらに信頼性に優
れるという効果がある。
述の第1の実施例に関する効果に加えて、挿入分離(A
DM)装置に入力する波長チャネルを任意に選択するn
×n光スイッチを有しており、プロテクション用波長を
設けることにより、挿入分離(ADM)装置の故障に対
しても回復を行うことができるため、さらに信頼性に優
れるという効果がある。
【0094】次に、本発明の光通信用ノード及びこれに
より構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置の
第3の基本構成を有する、第3の実施例について説明す
る。
より構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置の
第3の基本構成を有する、第3の実施例について説明す
る。
【0095】図8は、本発明のリング構成の波長分割多
重光伝送装置の第2の実施例の構成示す図である。図8
において、図1と同じ番号を付けたものは図1で説明し
たものと同じものである。その他の番号については、1
50,152がn×p光スイッチ、151,153がp
×n光スイッチ、207,208が送信波長設定機能付
きの高速信号インタフェース部である。
重光伝送装置の第2の実施例の構成示す図である。図8
において、図1と同じ番号を付けたものは図1で説明し
たものと同じものである。その他の番号については、1
50,152がn×p光スイッチ、151,153がp
×n光スイッチ、207,208が送信波長設定機能付
きの高速信号インタフェース部である。
【0096】図8に示される構成においては、波長分離
部104および108の後段に波長λ1〜λnの光信号
を、後段のp個の挿入分離装置111−1〜pに対して
選択的に接続するn×p光スイッチ150および152
をそれぞれ配置している。
部104および108の後段に波長λ1〜λnの光信号
を、後段のp個の挿入分離装置111−1〜pに対して
選択的に接続するn×p光スイッチ150および152
をそれぞれ配置している。
【0097】また、p個(p≧n)の挿入分離装置11
1−1〜pの後段に、挿入分離装置の出力である波長λ
1〜λnの光信号を、波長多重部305,313に対し
て選択的に接続するp×n光スイッチ151および15
3をそれぞれ配置し、挿入分離装置内の高速信号送信イ
ンタフェースは送信する光信号の波長をλ1〜λnまで
任意に選択する。これらのn×pおよびp×n光スイッ
チにより、挿入分離装置で設定して出力する波長を、波
長多重部105および109の所定の波長入力ポートに
接続する。
1−1〜pの後段に、挿入分離装置の出力である波長λ
1〜λnの光信号を、波長多重部305,313に対し
て選択的に接続するp×n光スイッチ151および15
3をそれぞれ配置し、挿入分離装置内の高速信号送信イ
ンタフェースは送信する光信号の波長をλ1〜λnまで
任意に選択する。これらのn×pおよびp×n光スイッ
チにより、挿入分離装置で設定して出力する波長を、波
長多重部105および109の所定の波長入力ポートに
接続する。
【0098】図9は、図8に示される本発明の第3の実
施例における挿入分離装置故障時の動作を示している。
図9において、図8と同じ番号を付けたものは図8で説
明したものと同じものである。その他の番号について
は、210〜211が2:1セレクタである。
施例における挿入分離装置故障時の動作を示している。
図9において、図8と同じ番号を付けたものは図8で説
明したものと同じものである。その他の番号について
は、210〜211が2:1セレクタである。
【0099】図9に示される構成においては、通常時に
波長λ1の光信号はn×p光スイッチ150を介して挿
入分離装置111−1に入力され、データ信号の挿入分
離を行った後、波長λ1の光信号でp×n光スイッチ1
51を介して再び出力される。挿入分離装置111−1
中の高速信号受信インタフェース部201が故障した場
合、n×p光スイッチ150は、入力された波長λ1の
光信号を挿入分離装置111−pと接続するよう経路を
切り替える。挿入分離装置111−pに入力された波長
λ1の光信号は、光/電気変換、多重分離、データ信号
の挿入分離、電気/光変換された後、波長λ1の光信号
として出力される。
波長λ1の光信号はn×p光スイッチ150を介して挿
入分離装置111−1に入力され、データ信号の挿入分
離を行った後、波長λ1の光信号でp×n光スイッチ1
51を介して再び出力される。挿入分離装置111−1
中の高速信号受信インタフェース部201が故障した場
合、n×p光スイッチ150は、入力された波長λ1の
光信号を挿入分離装置111−pと接続するよう経路を
切り替える。挿入分離装置111−pに入力された波長
λ1の光信号は、光/電気変換、多重分離、データ信号
の挿入分離、電気/光変換された後、波長λ1の光信号
として出力される。
【0100】p×n光スイッチ151は、挿入分離装置
111−pより入力された波長λ1の光信号を、波長多
重部のλ1入力ポートに対して出力するよう経路を変更
する。低速信号インタフェース部に対して分離/挿入す
るデータ信号については、挿入分離装置111−p内の
クロスコネクト部と、挿入分離装置111−1内の低速
信号インタフェース部205とが接続するように2:1
セレクタ210〜212を切り替える。これにより、挿
入分離装置の故障個所を回避して通信を回復できる。
111−pより入力された波長λ1の光信号を、波長多
重部のλ1入力ポートに対して出力するよう経路を変更
する。低速信号インタフェース部に対して分離/挿入す
るデータ信号については、挿入分離装置111−p内の
クロスコネクト部と、挿入分離装置111−1内の低速
信号インタフェース部205とが接続するように2:1
セレクタ210〜212を切り替える。これにより、挿
入分離装置の故障個所を回避して通信を回復できる。
【0101】その他の部分の動作については、本発明の
第1の実施例における説明の内容と同様である。
第1の実施例における説明の内容と同様である。
【0102】本発明の第3の実施例によれば、前述の第
1の実施例に関する効果に加えて、伝送路より受信した
各波長信号は任意の挿入分離装置に入力し、各挿入分離
(ADM)装置より出力する波長を任意に設定できるた
め、挿入分離(ADM)装置故障に対して、n:(p−
n)の冗長構成とすることができ、信頼性に優れるとい
う効果がある。また、挿入分離(ADM)装置故障時の
回復動作を故障したノード内に閉じた動作で行うことが
できるため、操作性に優れるという効果がある。
1の実施例に関する効果に加えて、伝送路より受信した
各波長信号は任意の挿入分離装置に入力し、各挿入分離
(ADM)装置より出力する波長を任意に設定できるた
め、挿入分離(ADM)装置故障に対して、n:(p−
n)の冗長構成とすることができ、信頼性に優れるとい
う効果がある。また、挿入分離(ADM)装置故障時の
回復動作を故障したノード内に閉じた動作で行うことが
できるため、操作性に優れるという効果がある。
【0103】次に、本発明の光通信用ノード及びこれに
より構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置の
第4の基本構成を有する、第4の実施例について説明す
る。
より構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置の
第4の基本構成を有する、第4の実施例について説明す
る。
【0104】図10は、本発明のリング構成の波長分割
多重光伝送装置の第4の実施例の構成を示す図である。
図4において、図1と同じ番号を付けたものは図1で説
明したものと同じものである。その他の番号について
は、118,119が2×2光スイッチ、120,12
1が多重化端局装置である。
多重光伝送装置の第4の実施例の構成を示す図である。
図4において、図1と同じ番号を付けたものは図1で説
明したものと同じものである。その他の番号について
は、118,119が2×2光スイッチ、120,12
1が多重化端局装置である。
【0105】図10では、波長分離部104,108か
ら出力される波長λ1〜λnの光信号のうち、λ1のみ
分離/挿入し、その他の波長についてはそのまま波長多
重部105,109に入力し、光ブースターアンプ10
6,110および4×4光スイッチ101,102を介
して伝送路に出力する。波長分離部104および108
から出力される波長λ1の光信号2本は、2×2光スイ
ッチに入力され2個の多重化端局装置120,121に
対して選択的に接続される。多重化端局装置120,1
21ではそれぞれ入力された光信号を光/電気変換、多
重分離、電気/光変換を行い、波長λ1の光信号を生成
して出力する。多重化端局装置120,121から出力
された光信号は、2×2光スイッチ119にて波長多重
部105,109と選択的に接続される。
ら出力される波長λ1〜λnの光信号のうち、λ1のみ
分離/挿入し、その他の波長についてはそのまま波長多
重部105,109に入力し、光ブースターアンプ10
6,110および4×4光スイッチ101,102を介
して伝送路に出力する。波長分離部104および108
から出力される波長λ1の光信号2本は、2×2光スイ
ッチに入力され2個の多重化端局装置120,121に
対して選択的に接続される。多重化端局装置120,1
21ではそれぞれ入力された光信号を光/電気変換、多
重分離、電気/光変換を行い、波長λ1の光信号を生成
して出力する。多重化端局装置120,121から出力
された光信号は、2×2光スイッチ119にて波長多重
部105,109と選択的に接続される。
【0106】本発明の第4の実施例においては、各ノー
ド間の通信は波長単位で設定される。すなわち、ノード
1とノード3の間で通信を行う場合には、ノード1とノ
ード3の両者により同一波長の挿入分離を行うように設
定される。
ド間の通信は波長単位で設定される。すなわち、ノード
1とノード3の間で通信を行う場合には、ノード1とノ
ード3の両者により同一波長の挿入分離を行うように設
定される。
【0107】また、伝送路故障時の動作については図2
に示すように、第1の実施例と同様の動作となる。
に示すように、第1の実施例と同様の動作となる。
【0108】本発明の第4の実施例によれば、前述の第
1の実施例に関する効果に加えて、ノード内でデータ信
号を分離/挿入する必要のない波長信号については光信
号のまま伝送路に出力し、また2×2光スイッチによっ
てクロスコネクト動作を行い、挿入分離(ADM)装置
の代わりにクロスコネクト部を持たない多重化端局装置
を使用しているため、さらに安価なシステムを提供でき
るという効果が得られる。
1の実施例に関する効果に加えて、ノード内でデータ信
号を分離/挿入する必要のない波長信号については光信
号のまま伝送路に出力し、また2×2光スイッチによっ
てクロスコネクト動作を行い、挿入分離(ADM)装置
の代わりにクロスコネクト部を持たない多重化端局装置
を使用しているため、さらに安価なシステムを提供でき
るという効果が得られる。
【0109】次に、本発明の光通信用ノード及びこれに
より構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置の
第5の基本構成を有する、第5の実施例について説明す
る。
より構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置の
第5の基本構成を有する、第5の実施例について説明す
る。
【0110】図11は、本発明のリング構成の波長分割
多重光伝送装置の第4の実施例の構成を示す図である。
図5において、1−1〜1−mは光挿入分離ノード、2
−1〜2は伝送路光ファイバ(2−1:反時計回り、2
−2:時計回り)、301は第1の光プリアンプ、30
2は第1の光分岐器、303は第1の2×1光スイッ
チ、304は第1の波長分離部、305は第1の波長多
重部、306は第1の1×2光スイッチ、307は第1
の光結合器、308は第1の光ブースターアンプ、30
9は第2の光プリアンプ、310は第2の光分岐器、3
11は第2の2×1光スイッチ、312は第2の波長分
離部、313は第2の波長多重部、314は第2の1×
2光スイッチ、315は第2の光結合器、316は第2
の光ブースターアンプ、317−1〜nは挿入分離(A
DM)装置、401,402は高速信号受信インタフェ
ース部、403,404は高速信号送信インタフェース
部、405は低速信号インタフェース部、406はクロ
スコネクト部である。
多重光伝送装置の第4の実施例の構成を示す図である。
図5において、1−1〜1−mは光挿入分離ノード、2
−1〜2は伝送路光ファイバ(2−1:反時計回り、2
−2:時計回り)、301は第1の光プリアンプ、30
2は第1の光分岐器、303は第1の2×1光スイッ
チ、304は第1の波長分離部、305は第1の波長多
重部、306は第1の1×2光スイッチ、307は第1
の光結合器、308は第1の光ブースターアンプ、30
9は第2の光プリアンプ、310は第2の光分岐器、3
11は第2の2×1光スイッチ、312は第2の波長分
離部、313は第2の波長多重部、314は第2の1×
2光スイッチ、315は第2の光結合器、316は第2
の光ブースターアンプ、317−1〜nは挿入分離(A
DM)装置、401,402は高速信号受信インタフェ
ース部、403,404は高速信号送信インタフェース
部、405は低速信号インタフェース部、406はクロ
スコネクト部である。
【0111】図11において、m個のノードは、双方向
に2本の伝送路光ファイバにてリング状に接続されてい
る。各ノードでの通常状態、すなわちネットワーク内に
故障が発生していない場合の動作は以下のようになる。
すなわち、各ノードからは、2本の光ファイバ伝送路に
対して、反時計回り方向に波長λ1〜λnのn個の波長
を波長分割多重した光信号を、時計回り方向に波長λn
+1〜λn+nのn個の波長を波長分割多重した光信号
を送出し、また各ノードは、時計回り方向から波長λ1
〜λnのn個の波長が波長分割多重された光信号を、時
計回り方向から波長λn+1〜λn+nのn個の波長が
波長分割多重された光信号を受信する。
に2本の伝送路光ファイバにてリング状に接続されてい
る。各ノードでの通常状態、すなわちネットワーク内に
故障が発生していない場合の動作は以下のようになる。
すなわち、各ノードからは、2本の光ファイバ伝送路に
対して、反時計回り方向に波長λ1〜λnのn個の波長
を波長分割多重した光信号を、時計回り方向に波長λn
+1〜λn+nのn個の波長を波長分割多重した光信号
を送出し、また各ノードは、時計回り方向から波長λ1
〜λnのn個の波長が波長分割多重された光信号を、時
計回り方向から波長λn+1〜λn+nのn個の波長が
波長分割多重された光信号を受信する。
【0112】反時計回り伝送路光ファイバより受信した
光信号は光プリアンプ301で増幅され、時計回り伝送
路光ファイバより受信した光信号は光プリアンプ310
で増幅され、これら2本の光信号は、光分岐器302,
310および2×1光スイッチ303,311によって
交絡的に接続され、波長分離部304,312に入力さ
れる。波長分離部304では入力した光信号を波長λ1
〜λnのn本の波長成分に分離し、波長分離部312で
は入力した光信号を波長λn+1〜λn+nのn本の波
長成分に分離する。ここで波長分離されたλ1〜λnお
よびλn+1〜λn+nの光信号は、それぞれADM装
置317−1〜nに入力される。すなわち、ADM装置
317−1には波長λ1とλn+1の光信号が入力さ
れ、ADM装置317−2には波長λ2とλn+2の光
信号が入力され、ADM装置317−nには波長λnと
λn+nの光信号が入力される。
光信号は光プリアンプ301で増幅され、時計回り伝送
路光ファイバより受信した光信号は光プリアンプ310
で増幅され、これら2本の光信号は、光分岐器302,
310および2×1光スイッチ303,311によって
交絡的に接続され、波長分離部304,312に入力さ
れる。波長分離部304では入力した光信号を波長λ1
〜λnのn本の波長成分に分離し、波長分離部312で
は入力した光信号を波長λn+1〜λn+nのn本の波
長成分に分離する。ここで波長分離されたλ1〜λnお
よびλn+1〜λn+nの光信号は、それぞれADM装
置317−1〜nに入力される。すなわち、ADM装置
317−1には波長λ1とλn+1の光信号が入力さ
れ、ADM装置317−2には波長λ2とλn+2の光
信号が入力され、ADM装置317−nには波長λnと
λn+nの光信号が入力される。
【0113】また、各ADM装置317−1〜nから
は、波長λ1〜λnおよびλn+1〜λn+nの光信号
が出力される。すなわち、ADM装置317−1からは
波長λ1とλn+1の光信号が、ADM装置317−2
からは波長λ2とλn+2の光信号が、ADM装置31
7−nからは波長λnとλn+nの光信号が、それぞれ
出力される。各ADM装置317−1〜nから出力され
た信号のうち、波長λ1〜λnのn本の光信号は波長多
重部305にて波長分割多重され、波長λn+1〜λn
+nのn本の光信号は波長多重部314にて波長分割多
重される。波長多重部305からの光信号は1×2光ス
イッチ306により光結合器307または315のいず
れかを選択して出力され、波長多重部314からの光信
号は1×2光スイッチ314により光結合器307また
は315のいずれかを選択して出力される。光結合器3
07にて結合された光信号は、光ブースターアンプ30
8にて増幅された後反時計回り伝送路に出力され、光結
合器315にて結合された光信号は、光ブースターアン
プ316にて増幅された後時計回り伝送路に出力され
る。
は、波長λ1〜λnおよびλn+1〜λn+nの光信号
が出力される。すなわち、ADM装置317−1からは
波長λ1とλn+1の光信号が、ADM装置317−2
からは波長λ2とλn+2の光信号が、ADM装置31
7−nからは波長λnとλn+nの光信号が、それぞれ
出力される。各ADM装置317−1〜nから出力され
た信号のうち、波長λ1〜λnのn本の光信号は波長多
重部305にて波長分割多重され、波長λn+1〜λn
+nのn本の光信号は波長多重部314にて波長分割多
重される。波長多重部305からの光信号は1×2光ス
イッチ306により光結合器307または315のいず
れかを選択して出力され、波長多重部314からの光信
号は1×2光スイッチ314により光結合器307また
は315のいずれかを選択して出力される。光結合器3
07にて結合された光信号は、光ブースターアンプ30
8にて増幅された後反時計回り伝送路に出力され、光結
合器315にて結合された光信号は、光ブースターアン
プ316にて増幅された後時計回り伝送路に出力され
る。
【0114】次に、図11に示される本発明の第5の実
施例において、伝送路等に故障が生じた場合の回復動作
について説明する。図12にその説明図を示す。
施例において、伝送路等に故障が生じた場合の回復動作
について説明する。図12にその説明図を示す。
【0115】図12において、まず(a)通常時には、
ノード2とノード5間で双方向の伝送路2本を介してデ
ータ信号を送受信している。ノード2およびノード5で
は、ノード内部の低速信号インタフェース部よりデータ
信号を入出力し、クロスコネクト部にて経路を設定して
いる。
ノード2とノード5間で双方向の伝送路2本を介してデ
ータ信号を送受信している。ノード2およびノード5で
は、ノード内部の低速信号インタフェース部よりデータ
信号を入出力し、クロスコネクト部にて経路を設定して
いる。
【0116】ノード2とノード3間において、時計回り
伝送路が切断した場合の動作を図12の(b)に示す。
この場合、ノード3では、ノード2−3間の時計回り伝
送路側に対して出力するよう経路接続されていた光信号
を、ノード3−4間の反時計回り伝送路側に対して結合
するように、1×2光スイッチ314にて経路変更を行
う。またノード2では、ノード2−3間の時計回り伝送
路側より入力するよう経路接続されていた光信号を、ノ
ード1−2間の反時計回り伝送路側より入力するよう
に、2×1光スイッチ311にて経路変更を行う。これ
により、切断した伝送路を回避してデータ信号の通信を
確保できる。
伝送路が切断した場合の動作を図12の(b)に示す。
この場合、ノード3では、ノード2−3間の時計回り伝
送路側に対して出力するよう経路接続されていた光信号
を、ノード3−4間の反時計回り伝送路側に対して結合
するように、1×2光スイッチ314にて経路変更を行
う。またノード2では、ノード2−3間の時計回り伝送
路側より入力するよう経路接続されていた光信号を、ノ
ード1−2間の反時計回り伝送路側より入力するよう
に、2×1光スイッチ311にて経路変更を行う。これ
により、切断した伝送路を回避してデータ信号の通信を
確保できる。
【0117】ノード2とノード3間において、時計回
り、反時計回りの両方の伝送路が切断した場合の動作を
図12の(c)に示す。この場合は、図12(b)にお
いて行った動作に加えて、ノード2により、ノード2−
3間の反時計回り伝送路側に対して出力するよう経路接
続されていた光信号を、の1−2間の時計回り伝送路側
に対して出力するように、1×2光スイッチ306にて
経路変更を行い、ノード5にて、ノード5−4間の反時
計回り伝送路側より入力するよう経路接続されていた光
信号を、ノード5−6間の時計回り伝送路側より入力す
るように、1×2光スイッチ303にて経路変更を行
う。これにより、切断した伝送路を回避してデータ信号
の通信を確保できる。
り、反時計回りの両方の伝送路が切断した場合の動作を
図12の(c)に示す。この場合は、図12(b)にお
いて行った動作に加えて、ノード2により、ノード2−
3間の反時計回り伝送路側に対して出力するよう経路接
続されていた光信号を、の1−2間の時計回り伝送路側
に対して出力するように、1×2光スイッチ306にて
経路変更を行い、ノード5にて、ノード5−4間の反時
計回り伝送路側より入力するよう経路接続されていた光
信号を、ノード5−6間の時計回り伝送路側より入力す
るように、1×2光スイッチ303にて経路変更を行
う。これにより、切断した伝送路を回避してデータ信号
の通信を確保できる。
【0118】ノード3が故障した場合の動作を図12
(d)に示す。この場合、ノード4では、ノード4−3
間の時計回り伝送路側に対して出力するよう経路接続さ
れていた光信号を、ノード4−5間の反時計回り伝送路
側に対して結合するように、1×2光スイッチ314に
て経路変更を行う。またノード2では、ノード2−3間
の時計回り伝送路側より入力するよう経路接続されてい
た光信号を、ノード1−2間の反時計回り伝送路側より
入力するように、2×1光スイッチ311にて経路変更
を行うとともに、ノード2−3間の反時計回り伝送路側
に対して出力するよう経路接続されていた光信号を、ノ
ード1−2間の時計回り伝送路側に対して出力するよう
に、1×2光スイッチ306にて経路変更を行う。さら
にノード5にて、ノード5−4間の反時計回り伝送路側
より入力するよう経路接続されていた光信号を、ノード
5−6間の時計回り伝送路側より入力するように、1×
2光スイッチ303にて経路変更を行う。これにより、
切断した伝送路を回避してデータ信号の通信を確保でき
る。
(d)に示す。この場合、ノード4では、ノード4−3
間の時計回り伝送路側に対して出力するよう経路接続さ
れていた光信号を、ノード4−5間の反時計回り伝送路
側に対して結合するように、1×2光スイッチ314に
て経路変更を行う。またノード2では、ノード2−3間
の時計回り伝送路側より入力するよう経路接続されてい
た光信号を、ノード1−2間の反時計回り伝送路側より
入力するように、2×1光スイッチ311にて経路変更
を行うとともに、ノード2−3間の反時計回り伝送路側
に対して出力するよう経路接続されていた光信号を、ノ
ード1−2間の時計回り伝送路側に対して出力するよう
に、1×2光スイッチ306にて経路変更を行う。さら
にノード5にて、ノード5−4間の反時計回り伝送路側
より入力するよう経路接続されていた光信号を、ノード
5−6間の時計回り伝送路側より入力するように、1×
2光スイッチ303にて経路変更を行う。これにより、
切断した伝送路を回避してデータ信号の通信を確保でき
る。
【0119】本発明の第5の実施例によれば、各ノード
内の挿入分離(ADM)装置内に、高速信号送受信イン
タフェース部を2個しか使用していないので、第1の従
来技術と比べて非常に安価かつ小型化が可能である。ま
た、右回り伝送路と左回り伝送路とで、通常時に伝送す
る波長チャネルを別々に設定し、故障時には互いの伝送
路に経路回避することができるため、伝送路ファイバが
2本で済み、ネットワーク全体としての経済性に優れる
という効果が得られる。
内の挿入分離(ADM)装置内に、高速信号送受信イン
タフェース部を2個しか使用していないので、第1の従
来技術と比べて非常に安価かつ小型化が可能である。ま
た、右回り伝送路と左回り伝送路とで、通常時に伝送す
る波長チャネルを別々に設定し、故障時には互いの伝送
路に経路回避することができるため、伝送路ファイバが
2本で済み、ネットワーク全体としての経済性に優れる
という効果が得られる。
【0120】次に、本発明の光通信用ノード及びこれに
より構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置の
第6の基本構成を有する、第6の実施例について説明す
る。
より構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置の
第6の基本構成を有する、第6の実施例について説明す
る。
【0121】図13は、本発明のリング構成の波長分割
多重光伝送装置の第6の実施例の構成を示す図である。
図13において、図11と同じ番号を付けたものは図1
1で説明したものと同じものである。その他の番号につ
いては、318,319がn×n光スイッチである。
多重光伝送装置の第6の実施例の構成を示す図である。
図13において、図11と同じ番号を付けたものは図1
1で説明したものと同じものである。その他の番号につ
いては、318,319がn×n光スイッチである。
【0122】図13では、波長分離部304および31
2の後段に波長λ1〜λnおよびλn+1〜λn+nの
光信号を選択的に接続するn×nの光スイッチ318お
よび319をそれぞれ配置している。このn×n光スイ
ッチにより、伝送路より受信した光信号を任意の挿入分
離装置に入力し、信号の経路変更を行う。図13では、
λ1〜λn−1およびλn+1〜λn+(n−1)をサ
ービス用波長とし、λnおよびλn+nをプロテクショ
ン用波長として設定しており、挿入分離装置317−1
〜317−(n−1)のいずれかが故障した場合に、挿
入分離装置317−nを経由する経路に切り替える。
2の後段に波長λ1〜λnおよびλn+1〜λn+nの
光信号を選択的に接続するn×nの光スイッチ318お
よび319をそれぞれ配置している。このn×n光スイ
ッチにより、伝送路より受信した光信号を任意の挿入分
離装置に入力し、信号の経路変更を行う。図13では、
λ1〜λn−1およびλn+1〜λn+(n−1)をサ
ービス用波長とし、λnおよびλn+nをプロテクショ
ン用波長として設定しており、挿入分離装置317−1
〜317−(n−1)のいずれかが故障した場合に、挿
入分離装置317−nを経由する経路に切り替える。
【0123】挿入分離装置故障時の動作については、本
発明の第2の実施例における図7を参照して説明した動
作と同様である。
発明の第2の実施例における図7を参照して説明した動
作と同様である。
【0124】その他の部分の動作については、本発明の
第5の実施例において説明した内容と同様である。
第5の実施例において説明した内容と同様である。
【0125】本発明の第6の実施例によれば、前述の第
5の実施例に関する効果に加えて、挿入分離(ADM)
装置に入力する波長チャネルを任意に選択するn×n光
スイッチを有しているため、プロテクション用波長を設
けることにより、挿入分離(ADM)装置の故障に対し
ても回復を行うことができるため信頼性に優れるという
効果がある。
5の実施例に関する効果に加えて、挿入分離(ADM)
装置に入力する波長チャネルを任意に選択するn×n光
スイッチを有しているため、プロテクション用波長を設
けることにより、挿入分離(ADM)装置の故障に対し
ても回復を行うことができるため信頼性に優れるという
効果がある。
【0126】次に、本発明の光通信用ノード及びこれに
より構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置の
第7の基本構成を有する、第7の実施例について説明す
る。
より構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置の
第7の基本構成を有する、第7の実施例について説明す
る。
【0127】図14は、本発明のリング構成の波長分割
多重光伝送装置の第7の実施例の構成を示す図である。
図14において、図11と同じ番号を付けたものは、図
11図11で説明したものと同じものである。その他の
番号については、350,352がn×p光スイッチ、
351,353がp×n光スイッチ、407,408が
送信波長設定機能付きの高速信号インタフェース部であ
る。
多重光伝送装置の第7の実施例の構成を示す図である。
図14において、図11と同じ番号を付けたものは、図
11図11で説明したものと同じものである。その他の
番号については、350,352がn×p光スイッチ、
351,353がp×n光スイッチ、407,408が
送信波長設定機能付きの高速信号インタフェース部であ
る。
【0128】図14においては、波長分離部304およ
び312の後段に波長λ1〜λnまたはλn+1〜n+
nの光信号を、後段のp個の挿入分離装置317−1〜
pに対して選択的に接続するn×p光スイッチ150お
よび152をそれぞれ配置している。
び312の後段に波長λ1〜λnまたはλn+1〜n+
nの光信号を、後段のp個の挿入分離装置317−1〜
pに対して選択的に接続するn×p光スイッチ150お
よび152をそれぞれ配置している。
【0129】また、p個(p≧n)の挿入分離装置31
7−1〜pの後段に、挿入分離装置の出力である波長λ
1〜λnまたはλn+1〜λn+nの光信号を、波長多
重部305,313に対して選択的に接続するp×n光
スイッチ315および353をそれぞれ配置し、挿入分
離装置内の高速信号送信インタフェースは送信する光信
号の波長をλ1〜λnまたはλn+1〜λn+nまで任
意に選択する。これらのn×pおよびp×n光スイッチ
により、挿入分離装置で設定して出力する波長を、波長
多重部305および313の所定の波長入力ポートに接
続する。
7−1〜pの後段に、挿入分離装置の出力である波長λ
1〜λnまたはλn+1〜λn+nの光信号を、波長多
重部305,313に対して選択的に接続するp×n光
スイッチ315および353をそれぞれ配置し、挿入分
離装置内の高速信号送信インタフェースは送信する光信
号の波長をλ1〜λnまたはλn+1〜λn+nまで任
意に選択する。これらのn×pおよびp×n光スイッチ
により、挿入分離装置で設定して出力する波長を、波長
多重部305および313の所定の波長入力ポートに接
続する。
【0130】挿入分離装置故障時の動作については、本
発明の第3の実施例において説明した図9に示す動作と
同様である。
発明の第3の実施例において説明した図9に示す動作と
同様である。
【0131】その他の部分の動作については、本発明の
第5の実施例において説明した内容と同様である。
第5の実施例において説明した内容と同様である。
【0132】本発明の第7の実施例によれば、前述の第
5の実施例に関する効果に加えて、伝送路より受信した
各波長信号は任意の挿入分離装置に入力し、各挿入分離
(ADM)装置より出力する波長を任意に設定できるた
め、挿入分離(ADM)装置故障に対して、n:(p−
n)の冗長構成とすることができ、信頼性に優れるとい
う効果がある。また、挿入分離(ADM)装置故障時の
回復動作を故障したノード内に閉じた動作で行うことが
できるため、操作性に優れるという効果がある。
5の実施例に関する効果に加えて、伝送路より受信した
各波長信号は任意の挿入分離装置に入力し、各挿入分離
(ADM)装置より出力する波長を任意に設定できるた
め、挿入分離(ADM)装置故障に対して、n:(p−
n)の冗長構成とすることができ、信頼性に優れるとい
う効果がある。また、挿入分離(ADM)装置故障時の
回復動作を故障したノード内に閉じた動作で行うことが
できるため、操作性に優れるという効果がある。
【0133】次に、本発明の光通信用ノード及びこれに
より構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置の
第8の基本構成を有する、第8の実施例について説明す
る。
より構成されるリング構成の波長分割多重光伝送装置の
第8の基本構成を有する、第8の実施例について説明す
る。
【0134】図15は、本発明のリング構成の波長分割
多重光伝送装置の第8の実施例の構成を示す図である。
図15において、図11と同じ番号を付けたものは、図
11で説明したものと同じものである。その他の番号に
ついては、324,325が2×2光スイッチ、32
2,323が多重化端局装置である。
多重光伝送装置の第8の実施例の構成を示す図である。
図15において、図11と同じ番号を付けたものは、図
11で説明したものと同じものである。その他の番号に
ついては、324,325が2×2光スイッチ、32
2,323が多重化端局装置である。
【0135】図15では、波長分離部304,312か
ら出力される波長λ1〜λnおよびλn+1〜λn+n
の光信号のうち、λ1とλn+1のみ分離/挿入し、そ
の他の波長についてはそのまま波長多重部305,31
3に入力し、1×2光スイッチ306,314、光結合
器307,315および光ブースターアンプ308,3
16を介して伝送路に出力する。波長分離部304およ
び308から出力される波長λ1とλn+1の光信号2
本は、2×2光スイッチ324に入力され2個の多重化
端局装置322,323に対して選択的に接続される。
多重化端局装置322,323ではそれぞれ入力された
光信号を光/電気変換、多重分離、電気/光変換を行
い、波長λ1およびλn+1の光信号をそれぞれ生成し
て出力する。多重化端局装置322,323から出力さ
れた光信号は、2×2光スイッチ325にて波長多重部
305,313と選択的に接続される。
ら出力される波長λ1〜λnおよびλn+1〜λn+n
の光信号のうち、λ1とλn+1のみ分離/挿入し、そ
の他の波長についてはそのまま波長多重部305,31
3に入力し、1×2光スイッチ306,314、光結合
器307,315および光ブースターアンプ308,3
16を介して伝送路に出力する。波長分離部304およ
び308から出力される波長λ1とλn+1の光信号2
本は、2×2光スイッチ324に入力され2個の多重化
端局装置322,323に対して選択的に接続される。
多重化端局装置322,323ではそれぞれ入力された
光信号を光/電気変換、多重分離、電気/光変換を行
い、波長λ1およびλn+1の光信号をそれぞれ生成し
て出力する。多重化端局装置322,323から出力さ
れた光信号は、2×2光スイッチ325にて波長多重部
305,313と選択的に接続される。
【0136】第8の実施例は、各ノード間の通信は波長
単位で設定される。すなわち、ノード1とノード3の間
で通信を行う場合には、ノード1とノード3の両者にお
いて同一波長の挿入分離を行うように設定される。
単位で設定される。すなわち、ノード1とノード3の間
で通信を行う場合には、ノード1とノード3の両者にお
いて同一波長の挿入分離を行うように設定される。
【0137】また、伝送路故障時の動作については、図
12に示される第5の実施例と同様の動作となる。
12に示される第5の実施例と同様の動作となる。
【0138】本発明の第8の実施例によれば、前述の第
5の実施例に関する効果に加えて、ノード内でデータ信
号を分離/挿入する必要のない波長信号については光信
号のまま伝送路に出力し、さらに2×2光スイッチによ
ってクロスコネクト動作を行い、挿入分離(ADM)装
置の代わりにクロスコネクト部を持たない多重化端局装
置を使用しているため、さらに安価なシステムを提供で
きるという効果がある。
5の実施例に関する効果に加えて、ノード内でデータ信
号を分離/挿入する必要のない波長信号については光信
号のまま伝送路に出力し、さらに2×2光スイッチによ
ってクロスコネクト動作を行い、挿入分離(ADM)装
置の代わりにクロスコネクト部を持たない多重化端局装
置を使用しているため、さらに安価なシステムを提供で
きるという効果がある。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光通信用
ノード及びこれにより構成されるリング構成の波長分割
多重光伝送装置によれば各ノード内の挿入分離(AD
M)装置内に、高速信号送受信インタフェース部を2個
しか使用していないので、第1の従来の技術と比べて非
常に安価かつ小型化が可能である。さらに、第1の実施
例は4×4光スイッチにより故障回復動作を行ってお
り、第2の従来技術と比べて故障個所の回避経路が多い
ため、信頼性に優れるという効果がある。
ノード及びこれにより構成されるリング構成の波長分割
多重光伝送装置によれば各ノード内の挿入分離(AD
M)装置内に、高速信号送受信インタフェース部を2個
しか使用していないので、第1の従来の技術と比べて非
常に安価かつ小型化が可能である。さらに、第1の実施
例は4×4光スイッチにより故障回復動作を行ってお
り、第2の従来技術と比べて故障個所の回避経路が多い
ため、信頼性に優れるという効果がある。
【0140】また、挿入分離(ADM)装置に入力する
波長チャネルを任意に選択するn×n光スイッチを有し
ており、プロテクション用波長を設けることにより、挿
入分離(ADM)装置の故障に対しても回復を行うこと
ができるため、さらに信頼性に優れるという効果もあ
る。
波長チャネルを任意に選択するn×n光スイッチを有し
ており、プロテクション用波長を設けることにより、挿
入分離(ADM)装置の故障に対しても回復を行うこと
ができるため、さらに信頼性に優れるという効果もあ
る。
【0141】さらに、伝送路より受信した各波長信号は
任意の挿入分離装置に入力し、各挿入分離(ADM)装
置より出力する波長を任意に設定できるため、挿入分離
(ADM)装置故障に対して、n:(p−n)の冗長構
成とすることができ、信頼性に優れるという効果があ
る。また、挿入分離(ADM)装置故障時の回復動作を
故障したノード内に閉じた動作で行うことができるた
め、操作性に優れるという効果がある。
任意の挿入分離装置に入力し、各挿入分離(ADM)装
置より出力する波長を任意に設定できるため、挿入分離
(ADM)装置故障に対して、n:(p−n)の冗長構
成とすることができ、信頼性に優れるという効果があ
る。また、挿入分離(ADM)装置故障時の回復動作を
故障したノード内に閉じた動作で行うことができるた
め、操作性に優れるという効果がある。
【0142】また、ノード内でデータ信号を分離/挿入
する必要のない波長信号については光信号のまま伝送路
に出力し、また2×2光スイッチによってクロスコネク
ト動作を行い、挿入分離(ADM)装置の代わりにクロ
スコネクト部を持たない多重化端局装置を使用している
ため、さらに安価なシステムを提供できるという効果が
ある。
する必要のない波長信号については光信号のまま伝送路
に出力し、また2×2光スイッチによってクロスコネク
ト動作を行い、挿入分離(ADM)装置の代わりにクロ
スコネクト部を持たない多重化端局装置を使用している
ため、さらに安価なシステムを提供できるという効果が
ある。
【0143】挿入分離(ADM)装置内に、高速信号送
受信インタフェース部を2個しか使用していないので、
第1の従来技術と比べて非常に安価かつ小型化が可能で
ある。また、右回り伝送路と左回り伝送路とで、通常時
に伝送する波長チャネルを別々に設定し、故障時には互
いの伝送路に経路回避することができるため、伝送路フ
ァイバが2本で済み、ネットワーク全体としての経済性
に優れるという効果もある。挿入分離(ADM)装置に
入力する波長チャネルを任意に選択するn×n光スイッ
チを有しているため、プロテクション用波長を設けるこ
とにより、挿入分離(ADM)装置の故障に対しても回
復を行うことができるため信頼性に優れるという効果も
ある。
受信インタフェース部を2個しか使用していないので、
第1の従来技術と比べて非常に安価かつ小型化が可能で
ある。また、右回り伝送路と左回り伝送路とで、通常時
に伝送する波長チャネルを別々に設定し、故障時には互
いの伝送路に経路回避することができるため、伝送路フ
ァイバが2本で済み、ネットワーク全体としての経済性
に優れるという効果もある。挿入分離(ADM)装置に
入力する波長チャネルを任意に選択するn×n光スイッ
チを有しているため、プロテクション用波長を設けるこ
とにより、挿入分離(ADM)装置の故障に対しても回
復を行うことができるため信頼性に優れるという効果も
ある。
【0144】また、伝送路より受信した各波長信号は任
意の挿入分離装置に入力し、各挿入分離(ADM)装置
より出力する波長を任意に設定できるため、挿入分離
(ADM)装置故障に対して、n:(p−n)の冗長構
成とすることができ、信頼性に優れるという効果があ
る。また、挿入分離(ADM)装置故障時の回復動作を
故障したノード内に閉じた動作で行うことができるた
め、操作性に優れるという効果がある。
意の挿入分離装置に入力し、各挿入分離(ADM)装置
より出力する波長を任意に設定できるため、挿入分離
(ADM)装置故障に対して、n:(p−n)の冗長構
成とすることができ、信頼性に優れるという効果があ
る。また、挿入分離(ADM)装置故障時の回復動作を
故障したノード内に閉じた動作で行うことができるた
め、操作性に優れるという効果がある。
【0145】さらに、ノード内でデータ信号を分離/挿
入する必要のない波長信号については光信号のまま伝送
路に出力し、さらに2×2光スイッチによってクロスコ
ネクト動作を行い、挿入分離(ADM)装置の代わりに
クロスコネクト部を持たない多重化端局装置を使用して
いるため、さらに安価なシステムを提供できるという効
果がある。
入する必要のない波長信号については光信号のまま伝送
路に出力し、さらに2×2光スイッチによってクロスコ
ネクト動作を行い、挿入分離(ADM)装置の代わりに
クロスコネクト部を持たない多重化端局装置を使用して
いるため、さらに安価なシステムを提供できるという効
果がある。
【図1】本発明のリング構成の波長分割多重光伝送装置
の第1の実施例の構成を示す図である。
の第1の実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明のリング構成の波長分割多重光伝送装置
の第1の実施例において、故障が生じた場合の回復動作
を説明するための図である。
の第1の実施例において、故障が生じた場合の回復動作
を説明するための図である。
【図3】本発明のリング構成の波長分割多重光伝送装置
の第1の実施例に用いられている4×4光スイッチの構
成の一例を示す図である。
の第1の実施例に用いられている4×4光スイッチの構
成の一例を示す図である。
【図4】本発明のリング構成の波長分割多重光伝送装置
の第1の実施例に用いられているAGW合分波モジュー
ルの構成の一例を示す図である。
の第1の実施例に用いられているAGW合分波モジュー
ルの構成の一例を示す図である。
【図5】図4に示されているAGW合分波モジュールの
特性例を示す図である。
特性例を示す図である。
【図6】本発明のリング構成の波長分割多重光伝送装置
の第2の実施例の構成を示す図である。
の第2の実施例の構成を示す図である。
【図7】本発明のリング構成の波長分割多重光伝送装置
の第2の実施例において、故障が生じた場合の回復動作
を説明するための図である。
の第2の実施例において、故障が生じた場合の回復動作
を説明するための図である。
【図8】本発明のリング構成の波長分割多重光伝送装置
の第3の実施例の構成を示す図である。
の第3の実施例の構成を示す図である。
【図9】本発明のリング構成の波長分割多重光伝送装置
の第3の実施例において、故障が生じた場合の回復動作
を説明するための図である。
の第3の実施例において、故障が生じた場合の回復動作
を説明するための図である。
【図10】本発明のリング構成の波長分割多重光伝送装
置の第4の実施例の構成を示す図である。
置の第4の実施例の構成を示す図である。
【図11】本発明のリング構成の波長分割多重光伝送装
置の第5の実施例の構成を示す図である。
置の第5の実施例の構成を示す図である。
【図12】本発明のリング構成の波長分割多重光伝送装
置の第5の実施例において、故障が生じた場合の回復動
作を説明するための図である。
置の第5の実施例において、故障が生じた場合の回復動
作を説明するための図である。
【図13】本発明のリング構成の波長分割多重光伝送装
置の第6の実施例の構成を示す図である。
置の第6の実施例の構成を示す図である。
【図14】本発明のリング構成の波長分割多重光伝送装
置の第7の実施例の構成を示す図である。
置の第7の実施例の構成を示す図である。
【図15】本発明のリング構成の波長分割多重光伝送装
置の第8の実施例の構成を示す図である。
置の第8の実施例の構成を示す図である。
【図16】光伝送装置の第1の従来の技術による構成を
示すための図である。
示すための図である。
【図17】第1の従来の技術の光伝送装置において、故
障が生じた場合の回復動作を説明するための図である。
障が生じた場合の回復動作を説明するための図である。
【図18】光伝送装置の第2の従来の技術による構成を
示すための図である。
示すための図である。
【図19】第2の従来の技術の光伝送装置において、故
障が生じた場合の回復動作を説明するための図である。
障が生じた場合の回復動作を説明するための図である。
【図20】従来の技術による光伝送装置、及び本発明の
リング構成の波長分割多重光伝送装置のそれぞれにおけ
る、故障が生じた場合の状態を説明するための図であ
る。
リング構成の波長分割多重光伝送装置のそれぞれにおけ
る、故障が生じた場合の状態を説明するための図であ
る。
1−1〜1−m 光挿入分離ノード 2−1〜4 伝送路光ファイバ(2−1:反時計回
り運用系、2−2:時計回り運用系、2−3:時計回り
予備系、2−4:反時計回り予備系)、 101,102 4×4光スイッチ 103 第1の光プリアンプ 104 第1の波長分離部 105 第1の波長多重部 106 第1の光ブースターアンプ 107 第2の光プリアンプ 108 第2の波長分離部 109 第2の波長多重部 110 第2の光ブースターアンプ 111−1〜n 挿入分離(ADM)装置 112,113 光中継アンプ 201,202 高速信号受信インタフェース部 203,204 高速信号送信インタフェース部 205 低速信号インタフェース部 206 クロスコネクト部 114,115 n×n光スイッチ 150,152 n×p光スイッチ 151,153 p×n光スイッチ 207,208 送信波長設定機能付きの高速信号イン
タフェース部 118,119 2×2光スイッチ 120,121 多重化端局装置 1−1〜1−m 光挿入分離ノード 2−1〜2 伝送路光ファイバ(2−1:反時計回り、
2−2:時計回り) 301 第1の光プリアンプ 302 第1の光分岐器 303 第1の2×1光スイッチ 304 第1の波長分離部 305 第1の波長多重部 306 第1の1×2光スイッチ 307 第1の光結合器 308 第1の光ブースターアンプ 309 第2の光プリアンプ 310 第2の光分岐器 311 第2の2×1光スイッチ 312 第2の波長分離部 313 第2の波長多重部 314 第2の1×2光スイッチ 315 第2の光結合器 316 第2の光ブースターアンプ 317−1〜n 挿入分離(ADM)装置 401,402 高速信号受信インタフェース部 403,404 高速信号送信インタフェース部 405 低速信号インタフェース部 406 クロスコネクト部 318,319 n×n光スイッチ 350,352 n×p光スイッチ 351,353 p×n光スイッチ 407,408 送信波長設定機能付きの高速信号イン
タフェース部 324,325 2×2光スイッチ 322,323 多重化端局装置 901−1〜901−m 光挿入分離ノード 902−1〜4 伝送路光ファイバ(902−1:反時
計回り運用系、902−2:時計回り運用系、902−
3:反時計回り予備系、902−4:時計回り予備系) 951 光プリアンプ 952 波長分離部 953 波長多重部 954 光ブースターアンプ 955 光プリアンプ 956 波長分離部 957 波長多重部 958 光ブースターアンプ 959 光プリアンプ 960 波長分離部 961 波長多重部 962 光ブースターアンプ 963 光プリアンプ 964 波長分離部 965 波長多重部 966 光ブースターアンプ 967−1〜n 挿入分離(ADM)装置 971〜974 高速信号受信インタフェース部 975〜978 高速信号送信インタフェース部 979 クロスコネクト部 980 低速信号インタフェース部 901−1〜901−m 光挿入分離ノード 902−1〜4 伝送路光ファイバ(902−1:反時
計回り運用系、902−2:時計回り運用系、902−
3:時計回り予備系、902−4:反時計回り予備系) 1001 光プリアンプ 1002 波長分離部 1003 波長多重部 1004 光ブースターアンプ 1005 光プリアンプ 1006 波長分離部 1007 波長多重部 1008 光ブースターアンプ 1009−1〜n 挿入分離(ADM)装置 1010,1011 光中継アンプ 1012〜1015 2×2光スイッチ 1051,1054 高速信号受信インタフェース部 1052,1053 高速信号送信インタフェース部 1055 クロスコネクト部 1056 低速信号インタフェース部 1601−1〜1601−4 光信号入力端子 1602−1〜1602−4 光信号出力端子 1603 2×2光スイッチ素子 210〜211 2×1セレクタ 210〜211 2×1セレクタ
り運用系、2−2:時計回り運用系、2−3:時計回り
予備系、2−4:反時計回り予備系)、 101,102 4×4光スイッチ 103 第1の光プリアンプ 104 第1の波長分離部 105 第1の波長多重部 106 第1の光ブースターアンプ 107 第2の光プリアンプ 108 第2の波長分離部 109 第2の波長多重部 110 第2の光ブースターアンプ 111−1〜n 挿入分離(ADM)装置 112,113 光中継アンプ 201,202 高速信号受信インタフェース部 203,204 高速信号送信インタフェース部 205 低速信号インタフェース部 206 クロスコネクト部 114,115 n×n光スイッチ 150,152 n×p光スイッチ 151,153 p×n光スイッチ 207,208 送信波長設定機能付きの高速信号イン
タフェース部 118,119 2×2光スイッチ 120,121 多重化端局装置 1−1〜1−m 光挿入分離ノード 2−1〜2 伝送路光ファイバ(2−1:反時計回り、
2−2:時計回り) 301 第1の光プリアンプ 302 第1の光分岐器 303 第1の2×1光スイッチ 304 第1の波長分離部 305 第1の波長多重部 306 第1の1×2光スイッチ 307 第1の光結合器 308 第1の光ブースターアンプ 309 第2の光プリアンプ 310 第2の光分岐器 311 第2の2×1光スイッチ 312 第2の波長分離部 313 第2の波長多重部 314 第2の1×2光スイッチ 315 第2の光結合器 316 第2の光ブースターアンプ 317−1〜n 挿入分離(ADM)装置 401,402 高速信号受信インタフェース部 403,404 高速信号送信インタフェース部 405 低速信号インタフェース部 406 クロスコネクト部 318,319 n×n光スイッチ 350,352 n×p光スイッチ 351,353 p×n光スイッチ 407,408 送信波長設定機能付きの高速信号イン
タフェース部 324,325 2×2光スイッチ 322,323 多重化端局装置 901−1〜901−m 光挿入分離ノード 902−1〜4 伝送路光ファイバ(902−1:反時
計回り運用系、902−2:時計回り運用系、902−
3:反時計回り予備系、902−4:時計回り予備系) 951 光プリアンプ 952 波長分離部 953 波長多重部 954 光ブースターアンプ 955 光プリアンプ 956 波長分離部 957 波長多重部 958 光ブースターアンプ 959 光プリアンプ 960 波長分離部 961 波長多重部 962 光ブースターアンプ 963 光プリアンプ 964 波長分離部 965 波長多重部 966 光ブースターアンプ 967−1〜n 挿入分離(ADM)装置 971〜974 高速信号受信インタフェース部 975〜978 高速信号送信インタフェース部 979 クロスコネクト部 980 低速信号インタフェース部 901−1〜901−m 光挿入分離ノード 902−1〜4 伝送路光ファイバ(902−1:反時
計回り運用系、902−2:時計回り運用系、902−
3:時計回り予備系、902−4:反時計回り予備系) 1001 光プリアンプ 1002 波長分離部 1003 波長多重部 1004 光ブースターアンプ 1005 光プリアンプ 1006 波長分離部 1007 波長多重部 1008 光ブースターアンプ 1009−1〜n 挿入分離(ADM)装置 1010,1011 光中継アンプ 1012〜1015 2×2光スイッチ 1051,1054 高速信号受信インタフェース部 1052,1053 高速信号送信インタフェース部 1055 クロスコネクト部 1056 低速信号インタフェース部 1601−1〜1601−4 光信号入力端子 1602−1〜1602−4 光信号出力端子 1603 2×2光スイッチ素子 210〜211 2×1セレクタ 210〜211 2×1セレクタ
Claims (80)
- 【請求項1】時計回り運用系光伝送路入力端及び時計回
り運用系光伝送路出力端と、 反時計回り運用系光伝送路入力端及び反時計回り運用系
光伝送路出力端と、 時計回り予備系光伝送路入力端及び時計回り予備系光伝
送路出力端と、 反時計回り予備系光伝送路入力端及び反時計回り予備系
光伝送路出力端と、 入力端より入力された第1の受信光信号を電気信号に変
換する第1の受信手段と、電気信号を光信号に変換して
第1の送信光信号を出力端より出力する第1の送信手段
とを含む第1の端局部と、 入力端より入力された第2の受信光信号を電気信号に変
換する第2の受信手段と、電気信号を光信号に変換して
第2の送信光信号を出力端より出力する第2の送信手段
とを含む第2の端局部と、 入力端と出力端をそれぞれ有する第1のバイパス経路及
び第2のバイパス経路と、 前記反時計回り運用系光伝送路出力端と前記反時計回り
予備系光伝送路出力端と前記第2の端局部の出力端と前
記第1のバイパスの出力端にそれぞれ第1の入力ポート
が接続され、前記時計回り運用系光伝送路入力端と前記
時計回り予備系光伝送路入力端と前記第1の端局部の入
力端と前記第2のバイパス経路の入力端にそれぞれ第1
の出力ポートが接続され、前記第1の入力ポートから入
力された光信号の光路を切替えて前記第1の出力ポート
に出力する第1の光路切替手段と、 前記時計回り運用系光伝送路出力端と前記時計回り予備
系光伝送路出力端と前記第1の端局部の出力端と前記第
2のバイパス経路の出力端にそれぞれ第2の入力ポート
が接続され、前記反時計回り運用系光伝送路入力端と前
記反時計回り予備系光伝送路入力端と前記第2の端局部
の入力端と前記第1のバイパス経路の入力端にそれぞれ
第2の出力ポートが接続され、前記第2の入力ポートか
ら入力された光信号の光路を切替えて前記第2の出力ポ
ートに出力する第2の光路切替手段とを備えていること
を特徴とする光通信用ノード。 - 【請求項2】 前記第1のバイパス経路は、 入力端と出力端の間に配置され、 入力された光信号を増幅して第1の中継増幅光信号を出
力する第1の中継光増幅器を備え、 前記第2のバイパス経路は、 入力端と出力端の間に配置され、 入力された光信号を増幅して第2の中継増幅光信号を出
力する第2の中継光増幅器を備えていることを特徴とす
る請求項1記載の光通信用ノード。 - 【請求項3】 各ノードは、さらに、 前記第1の光路切替手段と前記第1の受信手段との間に
配置され、前記第1の受信光信号を光増幅して前記第1
の受信手段に出力する第1のプリ光増幅器と、 前記第2の光路切替手段と前記第2の受信手段との間に
配置され、前記第2の受信光信号を光増幅して前記第2
の受信手段に出力する第2のプリ光増幅器とを備えてい
ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の光通信
用ノード。 - 【請求項4】 前記各ノードは、さらに、 前記第1の光路切替手段と前記第2の送信手段との間に
配置され、前記第1の送信光信号を光増幅して前記第2
の光路切替手段に出力する第1のブースタ光増幅器と、 前記第2の光路切替手段と前記第1の送信手段との間に
配置され、前記第1の送信光信号を光増幅して前記第1
の光路切替手段に出力する第2のブースタ光増幅器とを
備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2又は
請求項3記載の光通信用ノード。 - 【請求項5】 前記第1の端局部及び前記第2の端局部
はそれぞれ、 前記第1の受信光信号と前記第2の受信光信号に対して
それぞれ、オーバヘッド終端と分離動作を行う第1の受
信インタフェース部及び第2の受信インタフェース部
と、 それぞれ入力された電気信号を時分割多重してオーバヘ
ッド信号挿入を行い、前記受信インタフェースに入力さ
れた光信号と同一の波長を有する光信号を生成して出力
する第1の送信インタフェース部及び第2の送信インタ
フェース部とを備えていることを特徴とする請求項1か
ら請求項4までのいずれかの請求項に記載の光通信用ノ
ード。 - 【請求項6】 前記第1の端局部及び前記第2の端局部
はそれぞれ、 前記第1の送信インタフェース部及び前記第1の受信イ
ンタフェースと、前記第2の送信インタフェース部及び
前記第2の受信インタフェースとを介して入出力される
データ信号の少なくとも一部を送受信するための低速信
号インタフェース部と、 前記第1の受信インタフェース部及び前記第2の受信イ
ンタフェース部より入力される2対の電気データ信号と
前記第1の送信インタフェース部及び第2の送信インタ
フェース部へ出力する2対の電気データ信号を前記前記
光伝送路又は前記ノードの障害状態に応じて選択的に接
続するとともに、前記第1の送信インタフェース部及び
前記第1の受信インタフェースと前記第2の送信インタ
フェース部及び前記第2の受信インタフェースとを介し
て入出力されるデータ信号の少なくとも一部を分離又は
挿入して前記低速インタフェース部に入出力するクロス
コネクト部とを備えていることを特徴とする請求項5記
載の光通信用ノード。 - 【請求項7】 前記第1の波長分離手段及び前記第2の
波長分離手段はそれぞれ、 アレー導波路回折格子を含んでいることを特徴とする請
求項1から請求項6までのいずれかの請求項に記載の光
通信用ノード。 - 【請求項8】 前記第1の波長多重化手段及び前記第2
の波長多重化手段はそれぞれ、 アレー導波路回折格子を含んでいることを特徴とする請
求項1から請求項6までのいずれかの請求項に記載の光
通信用ノード。 - 【請求項9】 前記第1の中継光増幅器及び前記第2の
中継光増幅器はそれぞれ、 光ファイバ増幅器を備えていることを特徴とする請求項
2から請求項8までのいずれかの請求項に記載の光通信
用ノード。 - 【請求項10】 前記第1の中継光増幅器及び前記第2
の中継光増幅器はそれぞれ、 半導体光増幅器を備えていることを特徴とする請求項2
から請求項8までのいずれかの請求項に記載の光通信用
ノード。 - 【請求項11】 前記第1のプリ光増幅器及び前記第2
のプリ光増幅器はそれぞれ、 光ファイバ増幅器を備えていることを特徴とする請求項
3から請求項10までのいずれかの請求項に記載の光通
信用ノード。 - 【請求項12】 前記第1のプリ光増幅器及び前記第2
のプリ光増幅器はそれぞれ、 半導体光増幅器を備えていることを特徴とする請求項3
から請求項10までのいずれかの請求項に記載の光通信
用ノード。 - 【請求項13】 前記第1のブースタ光増幅器及び前記
第2のブースタ光増幅器はそれぞれ、 光ファイバ増幅器を備えていることを特徴とする請求項
4から請求項12までのいずれかの請求項に記載の光通
信用ノード。 - 【請求項14】 前記第1のブースタ光増幅器及び前記
第2のプリ光増幅器はそれぞれ、 半導体光増幅器を備えていることを特徴とする請求項4
から請求項12までのいずれかの請求項に記載の光通信
用ノード。 - 【請求項15】 請求項1から請求項14までのいずれ
かの請求項に記載の前記光通信用ノードがm個(mは2
以上の整数、以下同じ。)配置され、 互いに隣接する前記ノードの前記時計回り運用系光伝送
路入力端と前記時計回り運用系光伝送路出力端、 反時計回り運用系光伝送路入力端と反時計回り運用系光
伝送路出力端、 時計回り予備系光伝送路入力端と時計回り予備系光伝送
路出力端、及び反時計回り予備系光伝送路入力端と反時
計回り予備系光伝送路出力端がそれぞれ時計回り運用系
光伝送路、反時計回り運用系光伝送路、時計回り予備系
光伝送路、及び反時計回り予備系光伝送路によりそれぞ
れ接続されリング状に構成されていることを特徴とする
リング構成の波長分割多重光伝送装置。 - 【請求項16】 時計回り運用系光伝送路入力端及び時
計回り運用系光伝送路出力端と、 反時計回り運用系光伝送路入力端及び反時計回り運用系
光伝送路出力端と、 時計回り予備系光伝送路入力端及び時計回り予備系光伝
送路出力端と、 反時計回り予備系光伝送路入力端及び反時計回り予備系
光伝送路出力端と、 入力端より入力された、波長λ1乃至λn(nは2以上
の整数、以下同じ。)の各波長成分をそれぞれ有する光
信号が波長多重化された第1の入力光信号を、該波長成
分毎に波長分離して各波長成分からなるn個の第1の波
長分離光を出力する第1の波長分離手段と、 入力端より入力された、波長λ1乃至λnの波長成分を
それぞれ有する各光信号を波長多重して第1の多重化光
信号を出力する第1の波長多重化手段と、 入力端より入力された、波長λ1乃至λnの各波長成分
をそれぞれ有する光信号が波長多重化された第2の入力
光信号を該波長成分毎に波長分離して各波長成分からな
るn個の第2の波長分離光を出力する第2の波長分離手
段と、 入力端より入力された、波長λ1乃至λnの波長成分を
それぞれ有する各光信号を波長多重して第2の多重化光
信号を出力する第2の波長多重化手段と、 n個の前記第1の波長分離光とn個の前記第2の波長分
離光から、同一の波長λi(iは、1≦i≦nを満足す
る整数、以下同じ。)の波長成分を有する、対応する前
記第1の波長分離光及び前記第2の波長分離光がそれぞ
れ入力される第1の波長分離光入力部及び第2の波長分
離光入力部と、前記波長λi(1≦i≦n)と同一の波
長を有する第1の挿入光信号と第2の挿入光信号が入力
され、該第1の挿入光信号と該第2の挿入光信号をそれ
ぞれ前記第1の波長多重化手段と前記第2の波長多重化
手段にそれぞれ出力する第1の挿入光信号入力部及び第
2の挿入光信号入力部とをそれぞれ含むn個の挿入分離
手段と、 入力端と出力端をそれぞれ有する第1のバイパス経路及
び第2のバイパス経路と、 前記反時計回り運用系光伝送路出力端と前記反時計回り
予備系光伝送路出力端と前記第2の端局部の出力端と前
記第1のバイパスの出力端にそれぞれ第1の入力ポート
が接続され、前記時計回り運用系光伝送路入力端と前記
時計回り予備系光伝送路入力端と前記第1の端局部の入
力端と前記第2のバイパス経路の入力端にそれぞれ第1
の出力ポートが接続され、前記第1の入力ポートから入
力された光信号の光路を切替えて前記第1の出力ポート
に出力する第1の光路切替手段と、 前記時計回り運用系光伝送路出力端と前記時計回り予備
系光伝送路出力端と前記第1の端局部の出力端と前記第
2のバイパス経路の出力端にそれぞれ第2の入力ポート
が接続され、前記反時計回り運用系光伝送路入力端と前
記反時計回り予備系光伝送路入力端と前記第2の端局部
の入力端と前記第1のバイパス経路の入力端にそれぞれ
第2の出力ポートが接続され、前記第2の入力ポートか
ら入力された光信号の光路を切替えて前記第2の出力ポ
ートに出力する第2の光路切替手段とを備えていること
を特徴とする光通信用ノード。 - 【請求項17】 前記第1のバイパス経路は、 入力端と出力端の間に配置され、 入力された、λ1乃至λnのn個の波長成分を有する光
信号を増幅して第1の中継増幅光信号を出力する第1の
中継光増幅器を備え、 前記第2のバイパス経路は、 入力端と出力端の間に配置され、 入力された、λ1乃至λnのn個の波長成分を有する光
信号を増幅して第2の中継増幅光信号を出力する第2の
中継光増幅器を備えていることを特徴とする請求項16
記載の光通信用ノード。 - 【請求項18】 各ノードは、さらに、 前記第1の光路切替手段と前記第1の波長分離手段との
間に配置され、入力された前記多重化光信号を光増幅し
て前記第1の波長分離手段に出力する第1のプリ光増幅
器と、 前記第2の光路切替手段と前記第2の波長分離手段との
間に配置され、入力された前記多重化光信号を光増幅し
て前記第2の波長分離手段に出力する第2のプリ光増幅
器とを備えていることを特徴とする請求項16又は請求
項17記載の光通信用ノード。 - 【請求項19】 前記各ノードは、さらに、 前記第1の光路切替手段と前記第2の波長多重化手段と
の間に配置され、前記第2の多重化光信号を光増幅して
前記第1の光路切替手段に出力する第1のブースタ光増
幅器と、 前記第2の光路切替手段と前記第1の波長多重化手段と
の間に配置され、前記第1の多重化光信号を光増幅して
前記第2の光路切替手段に出力する第2のブースタ光増
幅器とを備えていることを特徴とする請求項16又は請
求項17又は請求項18記載の光通信用ノード。 - 【請求項20】 前記n個の挿入分離手段はそれぞれ、 前記第1の波長分離光と前記第2の波長分離光をそれぞ
れを電気信号に変換する光電気変換手段と、 前記第1の波長分離光と前記第2の波長分離光に対して
それぞれオーバヘッド終端と分離動作を行う第1の受信
インタフェース部と第2の受信インタフェース部と、 それぞれ入力された電気データ信号を時分割多重してオ
ーバヘッド信号挿入を行い、前記受信インタフェースに
入力された光信号と同一の波長λiを有する光信号を生
成して出力する第1の送信インタフェース部と第2の送
信インタフェース部とを備えていることを特徴とする請
求項16から請求項19までのいずれかの請求項に記載
の光通信用ノード。 - 【請求項21】 前記n個の挿入分離手段はそれぞれ、 前記第1の送信インタフェース部及び前記第1の受信イ
ンタフェースと、前記第2の送信インタフェース部及び
前記第2の受信インタフェースとを介して入出力される
データ信号の少なくとも一部を送受信するための低速信
号インタフェース部と、 前記第1の受信インタフェース部及び前記第2の受信イ
ンタフェース部より入力される2対の電気データ信号と
前記第1の送信インタフェース部及び第2の送信インタ
フェース部へ出力する2対の電気データ信号を前記前記
光伝送路又は前記ノードの障害状態に応じて選択的に接
続するとともに、前記第1の送信インタフェース部及び
前記第1の受信インタフェースと前記第2の送信インタ
フェース部及び前記第2の受信インタフェースとを介し
て入出力されるデータ信号の少なくとも一部を分離又は
挿入して前記低速インタフェース部に入出力するクロス
コネクト部とを備えていることを特徴とする請求項20
記載の光通信用ノード。 - 【請求項22】 前記各ノードは、さらに、 前記第1の波長分離手段の後段に配置され、該第1の波
長分離手段から入力される波長λ1乃至λnの各光信号
をn個の前記挿入分離手段に対して選択的に接続する第
1のn×n光スイッチと、 前記第2の波長分離手段の後段に配置され、該第2の波
長分離手段から入力される波長λ1乃至λnの各光信号
をn個の前記挿入分離手段に対して選択的に接続する第
2のn×n光スイッチとを備えていることを特徴とする
請求項16から請求項19までのいずれかの請求項に記
載の光通信用ノード。 - 【請求項23】 前記各ノードは、 前記n個の挿入分離手段を含むp個(pはn以上の整
数、以下同じ。)の挿入分離手段を備え、さらに、 前記第1の波長分離手段の後段に配置され、該波長分離
手段から波長λ1乃至λnのn本の光信号が入力され、
前記p個の挿入分離手段に対して選択的に接続する第1
のn×p光スイッチと、 前記第2の波長分離手段の後段に配置され、該波長分離
手段から波長λ1乃至λnのn本の光信号が入力され、
前記p個の挿入分離手段に対して選択的に接続する第2
のn×p光スイッチと、 前記第1の波長多重化手段の前段に配置され、前記各挿
入分離手段からのp個の光信号がされ、前記第1の波長
多重化手段の各入力端に対して選択的に接続する第1の
p×n光スイッチと、 前記第2の波長多重化手段の前段に配置され、前記各挿
入分離手段からのp個の光信号がされ、前記第2の波長
多重化手段の各入力端に対して選択的に接続する第1の
p×n光スイッチとを備えていることを特徴とする請求
項16から請求項19までのいずれかの請求項に記載の
光通信用ノード。 - 【請求項24】 前記各挿入分離手段は、さらに、 光信号の波長を前記波長λ1乃至λnの中から選定する
波長選定手段を備えていることを特徴とする請求項19
又は請求項20記載の光通信用ノード。 - 【請求項25】 前記各ノードは、さらに、 n個の前記第1の波長分離光のうちの第1番目の第1の
波長分離光と、n個の前記第2の波長分離光のうちの第
1番目の第2の波長分離光とを互いに選択的に切り替え
て、n個の前記挿入分離手段のうち第1番目の挿入分離
手段の前記第1の波長分離光入力部と前記第2の挿入分
離部とに出力する受信側2×2光スイッチを備えている
ことを特徴とする請求項16から請求項19までのいず
れかの請求項に記載の光通信用ノード。 - 【請求項26】 前記各ノードは、さらに、 n個の前記第1の挿入光信号のうちの第1番目の第1の
挿入光信号と、n個の前記第2の挿入光信号のうちの第
1番目の第2の挿入光信号とを互いに選択的に切り替え
て、第1の波長多重化手段と前記第2の波長多重化手段
とに出力する送信側2×2光スイッチを備えていること
を特徴とする請求項25記載の光通信用ノード。 - 【請求項27】 前記第1の波長分離手段及び前記第2
の波長分離手段はそれぞれ、 アレー導波路回折格子を含んでいることを特徴とする請
求項16から請求項26までのいずれかの請求項に記載
の光通信用ノード。 - 【請求項28】 前記第1の波長多重化手段及び前記第
2の波長多重化手段はそれぞれ、 アレー導波路回折格子を含んでいることを特徴とする請
求項16から請求項26までのいずれかの請求項に記載
の光通信用ノード。 - 【請求項29】 前記第1の中継光増幅器及び前記第2
の中継光増幅器はそれぞれ、 光ファイバ増幅器を備えていることを特徴とする請求項
17から請求項28までのいずれかの請求項に記載の光
通信用ノード。 - 【請求項30】 前記第1の中継光増幅器及び前記第2
の中継光増幅器はそれぞれ、 半導体光増幅器を備えていることを特徴とする請求項1
7から請求項28までのいずれかの請求項に記載の光通
信用ノード。 - 【請求項31】 前記第1のプリ光増幅器及び前記第2
のプリ光増幅器はそれぞれ、 光ファイバ増幅器を備えていることを特徴とする請求項
18から請求項30までのいずれかの請求項に記載の光
通信用ノード。 - 【請求項32】 前記第1のプリ光増幅器及び前記第2
のプリ光増幅器はそれぞれ、 半導体光増幅器を備えていることを特徴とする請求項1
8から請求項30までのいずれかの請求項に記載の光通
信用ノード。 - 【請求項33】 前記第1のブースタ光増幅器及び前記
第2のブースタ光増幅器はそれぞれ、 光ファイバ増幅器を備えていることを特徴とする請求項
19から請求項32までのいずれかの請求項に記載の光
通信用ノード。 - 【請求項34】 前記第1のブースタ光増幅器及び前記
第2のブースタ光増幅器はそれぞれ、 半導体光増幅器を備えていることを特徴とする請求項1
9から請求項32までのいずれかの請求項に記載の光通
信用ノード。 - 【請求項35】 請求項15から請求項34までのいず
れかの請求項に記載の前記光通信用ノードがm個(mは
2以上の整数、以下同じ。)配置され、 互いに隣接する前記ノードの前記時計回り運用系光伝送
路入力端と前記時計回り運用系光伝送路出力端、 反時計回り運用系光伝送路入力端と反時計回り運用系光
伝送路出力端、 時計回り予備系光伝送路入力端と時計回り予備系光伝送
路出力端、及び反時計回り予備系光伝送路入力端と反時
計回り予備系光伝送路出力端がそれぞれ時計回り運用系
光伝送路、反時計回り運用系光伝送路、時計回り予備系
光伝送路、及び反時計回り予備系光伝送路によりそれぞ
れ接続されリング状に構成されていることを特徴とする
リング構成の波長分割多重光伝送装置。 - 【請求項36】 時計回り運用系光伝送路入力端及び時
計回り運用系光伝送路出力端と、 反時計回り運用系光伝送路入力端及び反時計回り運用系
光伝送路出力端と、 時計回り予備系光伝送路入力端及び時計回り予備系光伝
送路出力端と、 反時計回り予備系光伝送路入力端及び反時計回り予備系
光伝送路出力端と、 入力端より入力された、波長λ1乃至λnの各波長成分
をそれぞれ有する光信号が波長多重化された第1の入力
光信号を、該波長成分毎に波長分離して各波長成分から
なるn個の第1の波長分離光を出力する第1の波長分離
手段と、 入力端より入力された、波長λ1乃至λnの波長成分を
それぞれ有する各光信号を波長多重して第1の多重化光
信号を出力する第1の波長多重化手段と、 入力端より入力された、波長λ1乃至λnの各波長成分
をそれぞれ有する光信号が波長多重化された第2の入力
光信号を該波長成分毎に波長分離して各波長成分からな
るn個の第2の波長分離光を出力する第2の波長分離手
段と、 入力端より入力された、波長λ1乃至λnの波長成分を
それぞれ有する各光信号を波長多重して第2の多重化光
信号を出力する第2の波長多重化手段と、 入力された光信号を電気信号に変換する第1の受信手段
と、入力された光信号を電気信号に変換する第2の受信
手段と、電気信号を光信号に変換して出力する第1の送
信手段と、電気信号を光信号に変換して出力する第2の
送信手段とを含む少なくとも1の挿入分離手段と、 n個の前記第1の波長分離光のうちの少なくとも1の第
1の波長分離光と、該第1の波長分離光の波長λiに対
応する波長λiの波長成分を有する前記第2の波長分離
光とを互いに選択的に切り替えて、前記挿入分離手段の
うちの波長λiに対応する前記挿入分離手段の前記第1
の受信手段と前記第2の受信手段とに出力する受信側2
×2光スイッチと、 入力端と出力端をそれぞれ有する第1のバイパス経路及
び第2のバイパス経路と、 前記反時計回り運用系光伝送路出力端と前記反時計回り
予備系光伝送路出力端と前記第2の端局部の出力端と前
記第1のバイパスの出力端にそれぞれ第1の入力ポート
が接続され、前記時計回り運用系光伝送路入力端と前記
時計回り予備系光伝送路入力端と前記第1の端局部の入
力端と前記第2のバイパス経路の入力端にそれぞれ第1
の出力ポートが接続され、前記第1の入力ポートから入
力された光信号の光路を切替えて前記第1の出力ポート
に出力する第1の光路切替手段と、 前記時計回り運用系光伝送路出力端と前記時計回り予備
系光伝送路出力端と前記第1の端局部の出力端と前記第
2のバイパス経路の出力端にそれぞれ第2の入力ポート
が接続され、前記反時計回り運用系光伝送路入力端と前
記反時計回り予備系光伝送路入力端と前記第2の端局部
の入力端と前記第1のバイパス経路の入力端にそれぞれ
第2の出力ポートが接続され、前記第2の入力ポートか
ら入力された光信号の光路を切替えて前記第2の出力ポ
ートに出力する第2の光路切替手段とを備えていること
を特徴とする光通信用ノード。 - 【請求項37】 前記各ノードは、さらに、 n個の前記第1の挿入光信号のうちの第i番目の第1の
挿入光信号と、n個の前記第2の挿入光信号のうちの第
i番目の第2の挿入光信号とを互いに選択的に切り替え
て、第1の波長多重化手段と前記第2の波長多重化手段
とに出力する送信側2×2光スイッチを備えていること
を特徴とする請求項36に記載の光通信用ノード。 - 【請求項38】 前記第1のバイパス経路は、 入力端と出力端の間に配置され、 入力された、λ1乃至λnのn個の波長成分を有する光
信号を増幅して第1の中継増幅光信号を出力する第1の
中継光増幅器を備え、 前記第2のバイパス経路は、 入力端と出力端の間に配置され、 入力された、λ1乃至λnのn個の波長成分を有する光
信号を増幅して第2の中継増幅光信号を出力する第2の
中継光増幅器を備えていることを特徴とする請求項37
記載の光通信用ノード。 - 【請求項39】 各ノードは、さらに、 前記第1の光路切替手段と前記第1の波長分離手段との
間に配置され、入力された前記多重化光信号を光増幅し
て前記第1の波長分離手段に出力する第1のプリ光増幅
器と、 前記第2の光路切替手段と前記第2の波長分離手段との
間に配置され、入力された前記多重化光信号を光増幅し
て前記第2の波長分離手段に出力する第2のプリ光増幅
器とを備えていることを特徴とする請求項36から請求
項38までのいずれかの請求項に記載の光通信用ノー
ド。 - 【請求項40】 前記各ノードは、さらに、 前記第1の光路切替手段と前記第2の波長多重化手段と
の間に配置され、前記第2の多重化光信号を光増幅して
前記第1の光路切替手段に出力する第1のブースタ光増
幅器と、 前記第2の光路切替手段と前記第1の波長多重化手段と
の間に配置され、前記第1の多重化光信号を光増幅して
前記第2の光路切替手段に出力する第2のブースタ光増
幅器とを備えていることを特徴とする請求項36から請
求項39までのいずれかの請求項に記載の光通信用ノー
ド。 - 【請求項41】 前記n個の挿入分離手段はそれぞれ、 前記第1の波長分離光と前記第2の波長分離光をそれぞ
れを電気信号に変換する光電気変換手段と、 前記第1の波長分離光と前記第2の波長分離光に対して
それぞれオーバヘッド終端と分離動作を行う第1の受信
インタフェース部と第2の受信インタフェース部と、 それぞれ入力された電気データ信号を時分割多重してオ
ーバヘッド信号挿入を行い、前記受信インタフェースに
入力された光信号と同一の波長λiを有する光信号を生
成して出力する第1の送信インタフェース部と第2の送
信インタフェース部とを備えていることを特徴とする請
求項36から請求項40までのいずれかの請求項に記載
の光通信用ノード。 - 【請求項42】 前記n個の挿入分離手段はそれぞれ、 前記第1の送信インタフェース部及び前記第1の受信イ
ンタフェースと、前記第2の送信インタフェース部及び
前記第2の受信インタフェースとを介して入出力される
データ信号の少なくとも一部を送受信するための低速信
号インタフェース部と、 前記第1の受信インタフェース部及び前記第2の受信イ
ンタフェース部より入力される2対の電気データ信号と
前記第1の送信インタフェース部及び第2の送信インタ
フェース部へ出力する2対の電気データ信号を前記前記
光伝送路又は前記ノードの障害状態に応じて選択的に接
続するとともに、前記第1の送信インタフェース部及び
前記第1の受信インタフェースと前記第2の送信インタ
フェース部及び前記第2の受信インタフェースとを介し
て入出力されるデータ信号の少なくとも一部を分離又は
挿入して前記低速インタフェース部に入出力するクロス
コネクト部とを備えていることを特徴とする請求項41
記載の光通信用ノード。 - 【請求項43】 前記第1の波長分離手段及び前記第2
の波長分離手段はそれぞれ、 アレー導波路回折格子を含んでいることを特徴とする請
求項36から請求項42までのいずれかの請求項に記載
の光通信用ノード。 - 【請求項44】 前記第1の波長多重化手段及び前記第
2の波長多重化手段はそれぞれ、 アレー導波路回折格子を含んでいることを特徴とする請
求項36から請求項42までのいずれかの請求項に記載
の光通信用ノード。 - 【請求項45】 前記第1の中継光増幅器及び前記第2
の中継光増幅器はそれぞれ、 光ファイバ増幅器を備えていることを特徴とする請求項
38から請求項44までのいずれかの請求項に記載の光
通信用ノード。 - 【請求項46】 前記第1の中継光増幅器及び前記第2
の中継光増幅器はそれぞれ、 半導体光増幅器を備えていることを特徴とする請求項3
8から請求項44までのいずれかの請求項に記載の光通
信用ノード。 - 【請求項47】 前記第1のプリ光増幅器及び前記第2
のプリ光増幅器はそれぞれ、 光ファイバ増幅器を備えていることを特徴とする請求項
39から請求項46までのいずれかの請求項に記載の光
通信用ノード。 - 【請求項48】 前記第1のプリ光増幅器及び前記第2
のプリ光増幅器はそれぞれ、 半導体光増幅器を備えていることを特徴とする請求項3
9から請求項46までのいずれかの請求項に記載の光通
信用ノード。 - 【請求項49】 前記第1のブースタ光増幅器及び前記
第2のブースタ光増幅器はそれぞれ、 光ファイバ増幅器を備えていることを特徴とする請求項
40から請求項48までのいずれかの請求項に記載の光
通信用ノード。 - 【請求項50】 前記第1のブースタ光増幅器及び前記
第2のブースタ光増幅器はそれぞれ、 半導体光増幅器を備えていることを特徴とする請求項4
0から請求項48までのいずれかの請求項に記載の光通
信用ノード。 - 【請求項51】 請求項36から請求項50までのいず
れかの請求項に記載の前記光通信用ノードがm個配置さ
れ、 互いに隣接する前記ノードの前記時計回り運用系光伝送
路入力端と前記時計回り運用系光伝送路出力端、 反時計回り運用系光伝送路入力端と反時計回り運用系光
伝送路出力端、 時計回り予備系光伝送路入力端と時計回り予備系光伝送
路出力端、及び反時計回り予備系光伝送路入力端と反時
計回り予備系光伝送路出力端がそれぞれ時計回り運用系
光伝送路、反時計回り運用系光伝送路、時計回り予備系
光伝送路、及び反時計回り予備系光伝送路により接続さ
れている接続されリング状に構成されていることを特徴
とするリング構成の波長分割多重光伝送装置。 - 【請求項52】 時計回り光伝送路入力端及び出力端
と、 反時計回り光伝送路入力端及び出力端と、 入力端より入力された、波長λ1乃至λnの各波長成分
をそれぞれ有する光信号が波長多重化された第1の入力
光信号を、該波長成分毎に波長分離して各波長成分から
なるn個の第1の波長分離光を出力する第1の波長分離
手段と、 入力端より入力された、波長λ1乃至λnの波長成分を
それぞれ有する各光信号を波長多重して第1の多重化光
信号を出力する第1の波長多重化手段と、 入力端より入力された、波長λn+1乃至λn+nの各
波長成分をそれぞれ有する光信号が波長多重化された第
2の入力光信号を該波長成分毎に波長分離して各波長成
分からなるn個の第2の波長分離光を出力する第2の波
長分離手段と、 入力端より入力された、波長λn+1乃至λn+nの波
長成分をそれぞれ有する各光信号を波長多重して第2の
多重化光信号を出力する第2の波長多重化手段と、 n個の前記第1の波長分離光とn個の前記第2の波長分
離光から、波長λi(1≦i≦n)の波長成分を有する
前記第1の波長分離光及び該第1の波長分離光に対応す
る波長λi+nの波長成分を有する前記第2の波長分離
光がそれぞれ入力される第1の波長分離光入力部及び第
2の波長分離光入力部と、前記波長λi(1≦i≦n)
と同一の波長を有する第1の挿入光信号及び該第1の挿
入光信号に対応する波長λi+nの波長成分を有する前
記第2の挿入光信号が入力され、該第1の挿入光信号と
該第2の挿入光信号をそれぞれ前記第1の波長多重化手
段と前記第2の波長多重化手段にそれぞれ出力する第1
の挿入光信号入力部及び第2の挿入光信号入力部とをそ
れぞれ含むn個の挿入分離手段と、 前記反時計回り光伝送路と前記第1の波長分離手段との
間に配置され、前記反時計回り光伝送路より出力される
前記第1の入力光信号の一部を分岐して第1の分岐入力
光信号を出力する第1の光分岐手段と、 前記時計回り光伝送路と前記第2の波長分離手段との間
に配置され、前記時計回り光伝送路より出力される前記
第2の入力光信号の一部を分岐して第2の分岐入力光信
号を出力する第2の光分岐手段と、 前記第1の入力光信号と前記第2の分岐入力光信号とを
選択して前記第1の波長分離手段に入力する第1の2×
1光スイッチと、 前記第2の入力光信号と前記第1の分岐入力光信号とを
選択して前記第2の波長分離手段に入力する第2の2×
1光スイッチと、 前記第1の多重化光信号と前記第2の分岐多重化光信号
とを結合する第1の光結合手段と、 前記第2の多重化光信号と前記第1の分岐多重化光信号
とを結合する第2の光結合手段と、 前記第1の波長多重化手段と前記第1の光結合手段との
間に配置され、前記第1の多重化光信号を前記第1の光
結合手段と前記第2の光結合手段に選択して出力する第
1の1×2光路選択手段と、 前記第2の波長多重化手段と前記第2の光結合手段との
間に配置され、前記第2の多重化光信号を前記第2の光
結合手段と前記第1の光結合手段に選択して出力する第
2の1×2光路選択手段と、を備えていることを特徴と
する光通信用ノード。 - 【請求項53】 各ノードは、さらに、 前記反時計回り光伝送路と前記第1の波長分離手段との
間に配置され、入力された前記第1の入力光信号を光増
幅して前記第1の波長分離手段に出力する第1のプリ光
増幅器と、 前記時計回り光伝送路と前記第2の波長分離手段との間
に配置され、入力された前記第2の入力光信号を光増幅
して前記第2の波長分離手段に出力する第2のプリ光増
幅器と、を備えていることを特徴とする請求項52記載
の光通信用ノード。 - 【請求項54】 前記各ノードは、さらに、 前記第1の波長多重化手段と前記反時計回り光伝送路と
の間に配置され、前記第1の多重化光信号を光増幅して
前記反時計回り光伝送路に出力する第1のブースタ光増
幅器と、 前記第2の波長多重化手段と前記時計回り光伝送路との
間に配置され、前記第2の多重化光信号を光増幅して前
記時計回り光伝送路に出力する第2のブースタ光増幅器
と、を備えていることを特徴とする請求項52又は請求
項53記載の光通信用ノード。 - 【請求項55】 前記n個の挿入分離手段はそれぞれ、 前記第1の波長分離光と前記第2の波長分離光をそれぞ
れを電気信号に変換する光電気変換手段と、 前記第1の波長分離光と前記第2の波長分離光に対して
それぞれオーバヘッド終端と分離動作を行う第1の受信
インタフェース部と第2の受信インタフェース部と、 それぞれ入力された電気データ信号を時分割多重してオ
ーバヘッド信号挿入を行い、前記受信インタフェースに
入力された光信号と同一の波長λiを有する光信号を生
成して出力する第1の送信インタフェース部と第2の送
信インタフェース部とを備えていることを特徴とする請
求項52から請求項54までのいずれかの請求項に記載
の光通信用ノード。 - 【請求項56】 前記n個の挿入分離手段はそれぞれ、 前記第1の送信インタフェース部及び前記第1の受信イ
ンタフェースと、前記第2の送信インタフェース部及び
前記第2の受信インタフェースとを介して入出力される
データ信号の少なくとも一部を送受信するための低速信
号インタフェース部と、 前記第1の受信インタフェース部及び前記第2の受信イ
ンタフェース部より入力される2対の電気データ信号と
前記第1の送信インタフェース部及び第2の送信インタ
フェース部へ出力する2対の電気データ信号を前記前記
光伝送路又は前記ノードの障害状態に応じて選択的に接
続するとともに、前記第1の送信インタフェース部及び
前記第1の受信インタフェースと前記第2の送信インタ
フェース部及び前記第2の受信インタフェースとを介し
て入出力されるデータ信号の少なくとも一部を分離又は
挿入して前記低速インタフェース部に入出力するクロス
コネクト部とを備えていることを特徴とする請求項55
記載の光通信用ノード。 - 【請求項57】 前記各ノードは、さらに、 前記第1の波長分離手段の後段に配置され、該第1の波
長分離手段から入力される波長λ1乃至λnの各光信号
をn個の前記挿入分離手段に対して選択的に接続する第
1のn×n光スイッチと、 前記第2の波長分離手段の後段に配置され、該第2の波
長分離手段から入力される波長λ1乃至λnの各光信号
をn個の前記挿入分離手段に対して選択的に接続する第
2のn×n光スイッチとを備えていることを特徴とする
請求項52から請求項56までのいずれかの請求項に記
載の光通信用ノード。 - 【請求項58】 前記各ノードは、 前記n個の挿入分離手段を含むp個(pはn以上の整
数、以下同じ。)の挿入分離手段を備え、さらに、 前記第1の波長分離手段の後段に配置され、該波長分離
手段から波長λ1乃至λnのn本の光信号が入力され、
前記p個の挿入分離手段に対して選択的に接続する第1
のn×p光スイッチと、 前記第2の波長分離手段の後段に配置され、該波長分離
手段から波長λ1乃至λnのn本の光信号が入力され、
前記p個の挿入分離手段に対して選択的に接続する第2
のn×p光スイッチと、 前記第1の波長多重化手段の前段に配置され、前記各挿
入分離手段からのp個の光信号がされ、前記第1の波長
多重化手段の各入力端に対して選択的に接続する第1の
p×n光スイッチと、 前記第2の波長多重化手段の前段に配置され、前記各挿
入分離手段からのp個の光信号がされ、前記第2の波長
多重化手段の各入力端に対して選択的に接続する第1の
p×n光スイッチとを備えていることを特徴とする請求
項52から請求項56までのいずれかの請求項に記載の
光通信用ノード。 - 【請求項59】 前記各挿入分離手段は、さらに、 光信号の波長を前記波長λ1乃至λnの中から選定する
波長選定手段を備えていることを特徴とする請求項52
又は請求項53記載の光通信用ノード。 - 【請求項60】 前記各ノードは、さらに、 n個の前記第1の波長分離光のうちの第1番目の第1の
波長分離光と、n個の前記第2の波長分離光のうちの第
1番目の第2の波長分離光とを互いに選択的に切り替え
て、n個の前記挿入分離手段のうち第1番目の挿入分離
手段の前記第1の波長分離光入力部と前記第2の挿入分
離部とに出力する受信側2×2光スイッチを備えている
ことを特徴とする請求項52から請求項59までのいず
れかの請求項に記載の光通信用ノード。 - 【請求項61】 前記各ノードは、さらに、 n個の前記第1の挿入光信号のうちの第1番目の第1の
挿入光信号と、n個の前記第2の挿入光信号のうちの第
1番目の第2の挿入光信号とを互いに選択的に切り替え
て、第1の波長多重化手段と前記第2の波長多重化手段
とに出力する送信側2×2光スイッチを備えていること
を特徴とする請求項60記載の光通信用ノード。 - 【請求項62】 前記第1の波長分離手段及び前記第2
の波長分離手段はそれぞれ、 アレー導波路回折格子を含んでいることを特徴とする請
求項52から請求項61までのいずれかの請求項に記載
の光通信用ノード。 - 【請求項63】 前記第1の波長多重化手段及び前記第
2の波長多重化手段はそれぞれ、 アレー導波路回折格子を含んでいることを特徴とする請
求項52から請求項61までのいずれかの請求項に記載
の光通信用ノード。 - 【請求項64】 前記第1のプリ光増幅器及び前記第2
のプリ光増幅器はそれぞれ、 光ファイバ増幅器を備えていることを特徴とする請求項
53から請求項63までのいずれかの請求項に記載の光
通信用ノード。 - 【請求項65】 前記第1のプリ光増幅器及び前記第2
のプリ光増幅器はそれぞれ、 半導体光増幅器を備えていることを特徴とする請求項5
3から請求項63までのいずれかの請求項に記載の光通
信用ノード。 - 【請求項66】 前記第1のブースタ光増幅器及び前記
第2のブースタ光増幅器はそれぞれ、 光ファイバ増幅器を備えていることを特徴とする請求項
54から請求項65までのいずれかの請求項に記載の光
通信用ノード。 - 【請求項67】 前記第1のブースタ光増幅器及び前記
第2のブースタ光増幅器はそれぞれ、 半導体光増幅器を備えていることを特徴とする請求項5
4から請求項65までのいずれかの請求項に記載の光通
信用ノード。 - 【請求項68】 請求項52から請求項67までのいず
れかの請求項に記載の前記光通信用ノードがm個配置さ
れ、 互いに隣接する前記ノードの前記時計回り光伝送路入力
端と前記時計回り光伝送路出力端、及び反時計回り光伝
送路入力端と反時計回り光伝送路出力端がそれぞれ時計
回り光伝送路及び反時計回り光伝送路によりそれぞれ接
続されリング状に構成されていることを特徴とするリン
グ構成の波長分割多重光伝送装置。 - 【請求項69】 時計回り光伝送路入力端及び時計回り
光伝送路出力端と、 反時計回り光伝送路入力端と反時計回り光伝送路出力端
と、 入力端より入力された、波長λ1乃至λnの各波長成分
をそれぞれ有する光信号が波長多重化された第1の入力
光信号を、該波長成分毎に波長分離して各波長成分から
なるn個の第1の波長分離光を出力する第1の波長分離
手段と、 入力端より入力された、波長λ1乃至λnの波長成分を
それぞれ有する各光信号を波長多重して第1の多重化光
信号を出力する第1の波長多重化手段と、 入力端より入力された、波長λn+1乃至λn+nの各
波長成分をそれぞれ有する光信号が波長多重化された第
2の入力光信号を該波長成分毎に波長分離して各波長成
分からなるn個の第2の波長分離光を出力する第2の波
長分離手段と、 入力端より入力された、波長λn+1乃至λn+nの波
長成分をそれぞれ有する各光信号を波長多重して第2の
多重化光信号を出力する第2の波長多重化手段と、 入力された光信号を電気信号に変換する第1の受信手段
と、入力された光信号を電気信号に変換する第2の受信
手段と、電気信号を光信号に変換して出力する第1の送
信手段と、電気信号を光信号に変換して出力する第2の
送信手段とを含む少なくとも1の挿入分離手段と、 n個の前記第1の波長分離光のうちの少なくとも1の第
1の波長分離光と、該第1の波長分離光の波長λiに対
応する波長λi+nの波長成分を有する前記第2の波長
分離光とを互いに選択的に切り替えて、前記挿入分離手
段のうちの波長λi又は波長λi+nに対応する前記挿
入分離手段の前記第1の受信手段又は前記第2の受信手
段に出力する受信側2×2光スイッチと、 n個の前記第1の挿入光信号のうちの前記1の第1の波
長分離光の波長λiに対応する第1の挿入光信号と、n
個の前記第2の挿入光信号のうちの前記波長λi+nの
波長成分を有する第2の挿入光信号とを互いに選択的に
切り替えて、第1の波長多重化手段と前記第2の波長多
重化手段とに出力する送信側2×2光スイッチと、 前記反時計回り光伝送路と前記第1の波長分離手段との
間に配置され、前記反時計回り光伝送路より出力される
前記第1の入力光信号の一部を分岐して第1の分岐入力
光信号を出力する第1の光分岐手段と、 前記時計回り光伝送路と前記第2の波長分離手段との間
に配置され、前記時計回り光伝送路より出力される前記
第2の入力光信号の一部を分岐して第2の分岐入力光信
号を出力する第2の光分岐手段と、 前記第1の入力光信号と前記第2の分岐入力光信号とを
選択して前記第1の波長分離手段に入力する第1の2×
1光スイッチと、 前記第2の入力光信号と前記第1の分岐入力光信号とを
選択して前記第2の波長分離手段に入力する第2の2×
1光スイッチと、 前記第1の多重化光信号と前記第2の分岐多重化光信号
とを結合する第1の光結合手段と、 前記第2の多重化光信号と前記第1の分岐多重化光信号
とを結合する第2の光結合手段と、 前記第1の波長多重化手段と前記第1の光結合手段との
間に配置され、前記第1の多重化光信号を前記第1の光
結合手段と前記第2の光結合手段に選択して出力する第
1の1×2光路選択手段と、 前記第2の波長多重化手段と前記第2の光結合手段との
間に配置され、前記第2の多重化光信号を前記第2の光
結合手段と前記第1の光結合手段に選択して出力する第
2の1×2光路選択手段と、を備えていることを特徴と
する光通信用ノード。 - 【請求項70】 各ノードは、さらに、 前記反時計回り光伝送路と前記第1の波長分離手段との
間に配置され、入力された前記第1の入力光信号を光増
幅して前記第1の波長分離手段に出力する第1のプリ光
増幅器と、 前記時計回り光伝送路と前記第2の波長分離手段との間
に配置され、入力された前記第2の入力光信号を光増幅
して前記第2の波長分離手段に出力する第2のプリ光増
幅器と、を備えていることを特徴とする請求項69記載
の光通信用ノード。 - 【請求項71】 前記各ノードは、さらに、 前記第1の波長多重化手段と前記反時計回り光伝送路と
の間に配置され、前記第1の多重化光信号を光増幅して
前記反時計回り光伝送路に出力する第1のブースタ光増
幅器と、 前記第2の波長多重化手段と前記時計回り光伝送路との
間に配置され、前記第2の多重化光信号を光増幅して前
記時計回り光伝送路に出力する第2のブースタ光増幅器
と、を備えていることを特徴とする請求項69又は請求
項70記載の光通信用ノード。 - 【請求項72】 前記n個の挿入分離手段はそれぞれ、 前記第1の波長分離光と前記第2の波長分離光をそれぞ
れを電気信号に変換する光電気変換手段と、 前記第1の波長分離光と前記第2の波長分離光に対して
それぞれオーバヘッド終端と分離動作を行う第1の受信
インタフェース部と第2の受信インタフェース部と、 それぞれ入力された電気データ信号を時分割多重してオ
ーバヘッド信号挿入を行い、前記受信インタフェースに
入力された光信号と同一の波長λiを有する光信号を生
成して出力する第1の送信インタフェース部と第2の送
信インタフェース部とを備えていることを特徴とする請
求項69から請求項71までのいずれかの請求項に記載
の光通信用ノード。 - 【請求項73】 前記n個の挿入分離手段はそれぞれ、 前記第1の送信インタフェース部及び前記第1の受信イ
ンタフェースと、前記第2の送信インタフェース部及び
前記第2の受信インタフェースとを介して入出力される
データ信号の少なくとも一部を送受信するための低速信
号インタフェース部と、 前記第1の受信インタフェース部及び前記第2の受信イ
ンタフェース部より入力される2対の電気データ信号と
前記第1の送信インタフェース部及び第2の送信インタ
フェース部へ出力する2対の電気データ信号を前記前記
光伝送路又は前記ノードの障害状態に応じて選択的に接
続するとともに、前記第1の送信インタフェース部及び
前記第1の受信インタフェースと前記第2の送信インタ
フェース部及び前記第2の受信インタフェースとを介し
て入出力されるデータ信号の少なくとも一部を分離又は
挿入して前記低速インタフェース部に入出力するクロス
コネクト部とを備えていることを特徴とする請求項72
記載の光通信用ノード。 - 【請求項74】 前記第1の波長分離手段及び前記第2
の波長分離手段はそれぞれ、 アレー導波路回折格子を含んでいることを特徴とする請
求項69から請求項73までのいずれかの請求項に記載
の光通信用ノード。 - 【請求項75】 前記第1の波長多重化手段及び前記第
2の波長多重化手段はそれぞれ、 アレー導波路回折格子を含んでいることを特徴とする請
求項69から請求項73までのいずれかの請求項に記載
の光通信用ノード。 - 【請求項76】 前記第1のプリ光増幅器及び前記第2
のプリ光増幅器はそれぞれ、 光ファイバ増幅器を備えていることを特徴とする請求項
70から請求項75までのいずれかの請求項に記載の光
通信用ノード。 - 【請求項77】 前記第1のプリ光増幅器及び前記第2
のプリ光増幅器はそれぞれ、 半導体光増幅器を備えていることを特徴とする請求項7
0から請求項75までのいずれかの請求項に記載の光通
信用ノード。 - 【請求項78】 前記第1のブースタ光増幅器及び前記
第2のブースタ光増幅器はそれぞれ、 光ファイバ増幅器を備えていることを特徴とする請求項
71から請求項77までのいずれかの請求項に記載の光
通信用ノード。 - 【請求項79】 前記第1のブースタ光増幅器及び前記
第2のブースタ光増幅器はそれぞれ、 半導体光増幅器を備えていることを特徴とする請求項7
1から請求項77までのいずれかの請求項に記載の光通
信用ノード。 - 【請求項80】 請求項69から請求項79までのいず
れかの請求項に記載の前記光通信用ノードがm個配置さ
れ、 互いに隣接する前記ノードの前記時計回り光伝送路入力
端と前記時計回り光伝送路出力端、及び反時計回り光伝
送路入力端と反時計回り光伝送路出力端がそれぞれ時計
回り光伝送路及び反時計回り光伝送路によりそれぞれ接
続されリング状に構成されていることを特徴とするリン
グ構成の波長分割多重光伝送装置。
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