JPH10284917A - 携帯用無線機 - Google Patents

携帯用無線機

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JPH10284917A
JPH10284917A JP8123497A JP8123497A JPH10284917A JP H10284917 A JPH10284917 A JP H10284917A JP 8123497 A JP8123497 A JP 8123497A JP 8123497 A JP8123497 A JP 8123497A JP H10284917 A JPH10284917 A JP H10284917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
wireless device
antenna cover
portable wireless
mounting hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP8123497A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Sakai
貴弘 酒井
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NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の携帯用無線機であると、アンテナ回り
の構造が比較的複雑であって、組立が困難であった。 【解決手段】 携帯用無線機本体と、この携帯用無線機
本体に接続されたアンテナ41と、このアンテナ41を
覆うアンテナカバー43と、を具備してなる携帯用無線
機であって、携帯用無線機本体のケーシング31aに
は、取付孔31bが形成され、アンテナカバー42は、
取付孔31bの近傍の壁部に対して係合していると共
に、壁部に対して外側から係止する段部(外側係止部)
44と、段部44から突出して取付孔31bの内部に配
置される延出部46と、この延出部46の先端に形成さ
れ壁部に対して内側から係止するフック(内側係止部)
47と、を備えて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用無線機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等の携帯用無線機において、ア
ンテナを、携帯用無線機本体のケーシングに取り付ける
構造は、例えば、特開平6−291528号公報に開示
されている。図5は、上記公報記載の図であって、アン
テナ1が、携帯用無線機本体のケーシング2に対して、
伸縮自在に取り付けられている。この場合、ケーシング
2には、取付孔3が形成されており、アンテナ1の保護
部材4が、取付孔3に対して、接着により取り付けられ
ている。
【0003】携帯用無線機本体へのアンテナ取付に関す
る同様の技術は、実開平6−66109号公報に開示さ
れている。図6は、上記公報記載の図であって、アンテ
ナ10、11が、携帯用無線機本体のケーシング12に
対して、伸縮自在に取り付けられている。この場合、ケ
ーシング12には、フランジ部12aが形成されてお
り、アンテナ10、11の保護部材13、14が、フラ
ンジ部12aを挟んだ状態で螺着されることにより、フ
ランジ部12aと係合している。
【0004】また、同様の技術は、実開平5−5991
6号公報に開示されている。図7は、上記公報記載の図
であって、スプリングの形態をなすアンテナ20が、携
帯用無線機本体のケーシング21に対して、伸縮自在に
取り付けられている。この場合、ケーシング21には、
ロッド部21aが一体成形されており、アンテナ20
は、ロッド部21aの周囲に巻回されている。アンテナ
20は、アンテナカバー22により保護されている。ア
ンテナカバー22には、鍔部22aが形成されている。
アンテナカバー22は、鍔部22aがロック部材23の
爪23aにより係止された状態(図7(a))と、ケー
シング21の爪21bにより係止された状態(図7
(b))と、の間を移行自在とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来例(図5)であると、アンテナ1の保護部材4
が接着により取り付けられていることにより、接着剤の
塗布量等の製造条件によって、接合強度にばらつきが発
生しやすいという問題がある。また、接着剤を使用する
ために、製造に手間がかかるという問題もある。さら
に、常に小型化が要求されている携帯用無線機において
は、取付孔3自体が小さいため、有効な接着面積を確保
することが困難となり、接合強度が弱くなってしまうと
いう懸念もある。
【0006】上記第2の従来例(図6)であると、フラ
ンジ部12aを挟んだ状態で保護部材13、14を螺合
しなければならず、常に小型化が要求されている携帯用
無線機にあっては、組立が困難であるという欠点があ
る。また、構造が比較的複雑であって高度な加工精度が
要求されるとともに、部品点数も多くなってしまうとい
う欠点もある。また、ケーシング12にフランジ部12
aを設ける必要があり、樹脂による一体成形に際して、
複雑な成形型を使用する必要がある。
【0007】上記第3の従来例(図7)であると、アン
テナ20の展張時(図7(b))においては、アンテナ
カバー22の鍔部22aが、ケーシング21の爪21b
によって内側からのみ係止された状態である。したがっ
て、わずかの外力を受けただけでも、アンテナカバー2
2がぐらつきやすいという問題がある。また、上記第3
の公報においては、アンテナカバー22のケーシング2
1への取付方法が開示されていない。つまり、比較的径
の大きな鍔部22aを、比較的小さな径の取付孔内に、
どのようにして組み立てるかが開示されていない。よっ
て、組立が困難であることが十分推測される。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、アンテナカバーの取付強度を安定的に確保し得る携
帯用無線機を提供することを目的とする。さらに、接着
剤を使用しないことにより、組立を容易に行い得る携帯
用無線機を提供することも、また本発明の目的である。
その上、構成自体が比較的単純であって、部品点数を少
なく構成でき、組立が容易であるとともに、製造コスト
を低減し得る携帯用無線機を提供することも、また本発
明の目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の携帯用無
線機においては、携帯用無線機本体と、該携帯用無線機
本体に接続されたアンテナと、該アンテナを覆うアンテ
ナカバーと、を具備してなる携帯用無線機であって、前
記携帯用無線機本体のケーシングには、取付孔が形成さ
れ、前記アンテナカバーは、前記取付孔近傍の壁部に対
して係合していると共に、前記壁部に対して外側から係
止する外側係止部と、該外側係止部から突出して前記取
付孔内に配置される延出部と、該延出部の先端に形成さ
れ前記壁部に対して内側から係止する内側係止部と、を
備えて構成されていることを特徴としている。請求項2
記載の携帯用無線機においては、請求項1記載の携帯用
無線機において、前記アンテナカバーの前記内側係止部
は、前記延出部が弾性変形および弾性復帰することによ
り、拡縮可能に形成されていることを特徴としている。
【0010】請求項1記載の発明によると、アンテナカ
バーは、取付孔近傍の壁部に対して係合により取り付け
られる。しかもこの場合、外側係止部および内側係止部
によって、取付孔近傍の壁部に対して外側および内側の
両方から係合することにより、アンテナカバーの取付強
度が安定的に確保される。請求項2記載の発明による
と、アンテナカバーは、延出部を弾性変形させて内側係
止部を押し縮めた状態とすることで、取付孔内に容易に
挿入される。また、延出部を弾性復帰させて内側係止部
を拡げることにより、内側係止部によって取付孔近傍の
壁部が内側から係止される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明の携帯用無線機の一実施形
態を示すもので、図において、携帯電話の形態で例示さ
れている携帯用無線機30は、携帯用無線機本体31
と、アンテナ部40と、を具備して構成されている。
【0013】アンテナ部40は、図2に示すように、ア
ンテナ41と、アンテナカバー42、とを備えて形成さ
れており、これらアンテナ41およびアンテナカバー4
2は、携帯用無線機本体31のケーシング31aに対し
て固定されている。
【0014】アンテナ41は、図3に示すように、細く
て剛性のあるステンレス線、ピアノ線、等から形成され
ており、図示していないものの携帯用無線機本体31に
対して電気的に接続されている。アンテナ41は、固定
部材41aに固定されている。この固定部材41aは、
例えば図2および図3に示すように、固定孔41bを利
用してねじ留めされている。固定部材41aの材質とし
ては、例えば、加工性に優れた黄銅が使用されており、
防錆のためにニッケルメッキが施されている。
【0015】アンテナカバー42は、アンテナ41を覆
って保護するためのもので、樹脂により一体成形されて
いる。アンテナカバー42は、キャップ部43、段部
(外側係止部)44、筒部45、延出部46、フック
(内側係止部)47、を備えて構成されている。
【0016】キャップ43は、内部空間が、アンテナ4
1の収容空間として使用されるものである。段部44
は、携帯用無線機本体31のケーシング31aに形成さ
れた取付孔31bの近傍の壁体を、外側から係止するた
めのものである。筒部45および延出部46は、段部4
4から突出しており、アンテナカバー42の装着時に
は、図2に示すように、取付孔31b内に配置される。
図示の例においては、延出部46は、2個設けられてい
る。筒部45および延出部46の間には、スリット46
aが形成されている。ここで、延出部46は、スリット
46aが形成されていることに基づいて、径方向に、弾
性変形および弾性復帰することができる。フック47
は、延出部46の先端に形成されており、径方向外側に
突出している。フック47は、取付孔31bの近傍の壁
体を、内側から係止するためのものである。フック47
は、延出部46の弾性変形および弾性復帰にしたがっ
て、互いに接近離間可能、すなわち拡縮可能とされてい
る。
【0017】以下、上記構成を有するアンテナ部40の
組立方法について、説明する。まず、携帯用無線機本体
31のケーシング31aに対して、アンテナ41を固定
する。この固定は、例えば、固定孔41bを利用したね
じ留めにより行う。次に、延出部46を径方向外側から
押圧して延出部46を弾性変形させることにより、取付
孔31bを挿通し得る程度に、フック47どうしを接近
させる、つまり押し縮める。この状態で、アンテナカバ
ー42を取付孔31bに押し込む。
【0018】段部44がケーシング31aの上面に係止
される程度まで、アンテナカバー42を押し込むと、延
出部46が径方向に弾性復帰することとなる。これによ
り、フック47が互いに離間する向きに移動して、フッ
ク47が取付孔31bの近傍の壁体を、内側から係止す
るようになる。これにより、アンテナカバー42が取付
孔31bに対して係合により固定され、組立が完了す
る。
【0019】この場合、フック47の下面47aの傾斜
を変更すれば、延出部46を押圧するという操作を行う
ことなく、ただ単にアンテナカバー42を押し込むだけ
で、下面47aの傾斜に案内させて、延出部46の弾性
変形を引き起こすことが可能である。
【0020】本実施形態においては、アンテナカバー4
2を取付孔31b近傍の壁部に対して係合により取り付
けることにより、接着剤が不要であって組立を容易に行
うことができる。しかもこの場合、段部44およびフッ
ク47によって、取付孔31b近傍の壁部に対して外側
および内側の両方から係合することにより、アンテナカ
バー42の取付強度を安定的に確保することができる。
よって、アンテナ41を確実に保護することができる。
【0021】また、延出部46の弾性変形および弾性復
帰に基づくフック47の拡縮によって、アンテナカバー
42を、取付孔31b内に容易に装着することができ
る。すなわち、構成自体を比較的単純とすることができ
て、部品点数を少なく構成でき、組立が容易であるとと
もに、製造コストを低減することができる。
【0022】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。すなわち、 a)本発明は、携帯電話に限らず、任意の携帯用無線機
に対して適用可能である。 b)延出部46およびフック(内側係止部)47の数を
2個とすることに代えて、任意数とすることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明の携帯用無線機によれば、以下の
効果を奏する。請求項1記載の携帯用無線機によれば、
アンテナカバーを取付孔近傍の壁部に対して係合により
取り付けることにより、接着剤が不要であって組立を容
易に行うことができる。しかもこの場合、外側係止部お
よび内側係止部によって、取付孔近傍の壁部に対して外
側および内側の両方から係合することにより、アンテナ
カバーの取付強度を安定的に確保することができる。よ
って、アンテナを確実に保護することができる。請求項
2記載の携帯用無線機によれば、延出部の弾性変形およ
び弾性復帰に基づく内側係止部の拡縮によって、アンテ
ナカバーを、取付孔内に容易に装着することができる。
すなわち、構成自体を比較的単純とすることができて、
部品点数を少なく構成でき、組立が容易であるととも
に、製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の携帯用無線機の一実施形態を示す正
面図である。
【図2】 図1に示す携帯用無線機の要部を拡大して示
す断面図である。
【図3】 図1に示す携帯用無線機におけるアンテナカ
バーを示す斜視図である。
【図4】 図1に示す携帯用無線機におけるアンテナを
示す斜視図である。
【図5】 従来のアンテナ取付構造の一例を示す断面図
である。
【図6】 従来のアンテナ取付構造の他の例を示す断面
図である。
【図7】 従来のアンテナ取付構造のさらに他の例を示
す断面図である。
【符号の説明】
30 携帯用無線機 31 携帯用無線機本体 31a ケーシング 31b 取付孔 41 アンテナ 42 アンテナカバー 44 段部(外側係止部) 46 延出部 47 フック(内側係止部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯用無線機本体と、該携帯用無線機本
    体に接続されたアンテナと、該アンテナを覆うアンテナ
    カバーと、を具備してなる携帯用無線機であって、 前記携帯用無線機本体のケーシングには、取付孔が形成
    され、 前記アンテナカバーは、前記取付孔近傍の壁部に対して
    係合していると共に、前記壁部に対して外側から係止す
    る外側係止部と、該外側係止部から突出して前記取付孔
    内に配置される延出部と、該延出部の先端に形成され前
    記壁部に対して内側から係止する内側係止部と、を備え
    て構成されていることを特徴とする携帯用無線機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の携帯用無線機において、 前記アンテナカバーの前記内側係止部は、前記延出部が
    弾性変形および弾性復帰することにより、拡縮可能に形
    成されていることを特徴とする携帯用無線機。
JP8123497A 1997-03-31 1997-03-31 携帯用無線機 Pending JPH10284917A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE19941343A1 (de) * 1999-08-31 2001-03-22 Siemens Ag Antenne für ein Mobilfunkgerät
KR100575921B1 (ko) * 1998-12-30 2006-08-18 삼성전자주식회사 안테나 하우징의 착탈장치
JP2008160875A (ja) * 2004-05-20 2008-07-10 Lg Electronics Inc 携帯端末機及び携帯端末機のアンテナ

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Effective date: 20000404