JPH10284563A - 半導体装置および半導体表面・界面の評価方法 - Google Patents

半導体装置および半導体表面・界面の評価方法

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JPH10284563A
JPH10284563A JP9090825A JP9082597A JPH10284563A JP H10284563 A JPH10284563 A JP H10284563A JP 9090825 A JP9090825 A JP 9090825A JP 9082597 A JP9082597 A JP 9082597A JP H10284563 A JPH10284563 A JP H10284563A
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conductive layer
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conductive
gate electrode
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裕之 ▲高▼橋
Hiroyuki Takahashi
Yasuo Ono
泰夫 大野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体表面や界面に存在する準位の存在およ
びそのタイプを確実に検出する。 【解決手段】 半導体基板上に形成されたn型の導電層
102の表面上の両端にn型のソース電極103とドレ
イン電極104が形成され、それらの電極設けられてい
ない側の端面の一方にp型のオーミック電極もしくはn
型のショットキー電極からなるゲート電極105が形成
されている半導体装置を用い、ゲート電極105に印加
する電圧を変化させ、その電圧の変化に対するソース電
極103とドレイン電極104間を流れる電流値の変化
を測定し、その電流値の変化量により半導体表面や界面
に存在する準位のタイプを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体の界面及び
表面の評価を行うための半導体装置および、その半導体
装置を用いた評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電界効果トランジスタ(以後FETと略
する。)に代表される半導体装置において、半導体表面
や界面に存在する準位(以後、表面・界面準位と呼
ぶ。)や表面に付着しているイオンの存在は、半導体装
置に印加された交流電圧の周波数により電流が変化する
現象である周波数分散に代表される様な準位の応答によ
る問題を引き起こしたり、半導体装置の耐圧等の基本的
特性を決定する上での重要な要素となっている。しか
し、実際の表面・界面準位は、半導体装置の形成方法や
界面に接している物質により変化するため、準位のエネ
ルギー、濃度等を半導体装置の形成時に厳密に制御する
ことは困難である。
【0003】また、半導体装置の形成中や形成後に表面
に付着するイオンは界面電荷としてFETの動作に影響
を及ぼし、完全に除去することは困難であった。そのた
め、完成した半導体装置を評価し、表面・界面準位や表
面に付着したイオンの情報を得ることが必要となる。
【0004】従来、この表面・界面準位を測定、評価す
る方法として、FETを用いる周波数分散の測定やDL
TS(Deep Level Transient S
pectroscopy:深い準位過渡分光法)/IC
TS(IsothermalCapacitance
Transient Spectroscopy:等温
過渡分光法)の測定方法が存在した。一方、イオンは、
電気的に測定することは困難であった。
【0005】周波数分散の測定の場合、FETのドレイ
ン電極やゲート電極に、直流電圧に交流電圧を重畳させ
て印加する。この時のコンダクタンスや電流・電圧間の
位相差を求め、周波数による変化を調べることにより準
位の存在を判断する。一方、DLTS/ICTSの測定
方法の場合は、FETのドレイン電圧やゲート電圧をパ
ルス的に変化させた場合の電流の過渡応答を観測して準
位の存在を観測する。
【0006】これら従来の測定方法は、交流信号やパル
スの入力による表面・界面準位の帯電状態の変化が、ポ
テンシャル分布の変化を引き起こし、電流を変調するこ
とを利用しており、温度を変化させて測定を行うことに
より準位のエネルギーと捕獲断面積も算出することがで
きた。
【0007】しかし、表面・界面準位の存在の確認を時
定数の検出に依存しているため、測定を行った時間スケ
ールもしくは周波数範囲内にその時定数が入っていれ
ば、準位の存在は確認できるが、浅い準位の場合や、準
位のエネルギーと捕獲断面積から算出される時定数と異
なった時定数の応答が生じる場合には、表面・界面準位
の存在を検出することができないか、誤検出をしてしま
う。
【0008】また、測定にFETを使用することが多い
関係上、ドレイン電極やゲート電極への印加電圧を変化
させると、意図した場所以外の表面・界面準位や基板内
に存在する準位の帯電状態の変化を引き起こす。この結
果、測定結果にこれらの準位の応答まで含まれ、目的と
する表面・界面準位のみを分離することは困難なため、
観測される表面・界面準位の場所の特定が困難である。
【0009】また、再結合の大きさに関連するパラメー
タの1つである準位の濃度を、2つの結果の比較から大
小を付けることは可能であったが、値として算出するこ
とは困難なため、測定結果は、電流変動やコンダクタン
スの変化という形でしか観測されず、表面・界面準位を
介した再結合の大きさの判断ができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
装置では、下記のような問題点があった。 (1)浅い準位の場合や、準位のエネルギーと捕獲断面
積から算出される時定数と異なった時定数の応答が生じ
る場合には、表面・界面準位の存在およびそのタイプを
検出することができない。 (2)測定にFETを使用する場合、観測される表面・
界面準位の場所を特定することが困難である。 (3)表面・界面準位を介した再結合の大きさを測定す
ることができない。 (4)半導体表面に付着しているイオンの電荷を測定す
ることができない。
【0011】本発明の目的は、半導体表面や界面に存在
する準位の存在およびそのタイプを確実に検出すること
ができる半導体装置および半導体表面・界面の評価方法
を提供することである。
【0012】また、本発明の他の目的は、半導体表面に
付着しているイオンの電荷を測定することができる半導
体装置および半導体表面・界面の評価方法を提供するこ
とである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体装置は、半導体基板上に形成された
第1導電型の導電層の表面上の両端に第1導電型のオー
ミック電極からなるソース電極とドレイン電極がそれぞ
れ対向して形成され、該ソース電極または該ドレイン電
極が設けられていない側の前記導電層の端面のすくなく
とも一方に第2導電型のオーミック電極もしくは第1導
電型のショットキー電極からなるゲート電極が形成され
ている。
【0014】本発明は、ゲート電極をソース電極とドレ
イン電極との間の導電層全面を横切る形で形成しない
で、導電層の端面に形成するようにしたものである。そ
のため、ゲート電極に印加する電圧の変化に対するソー
ス電極とドレイン電極の間を流れる電流の変化量を測定
することにより半導体表面・界面の準位のタイプを判定
することができるとともにゲート電極からもう1つの端
面までの距離の変化に対するソース電極とドレイン電極
の間を流れる電流の変化量を測定することにより準位の
再結合の大きさを測定することができる。
【0015】また、本発明の半導体装置は、半導体基板
上に形成された第2導電型の第1の導電層に隣接して第
1導電型の第2の導電層と第1導電型の第3の導電層が
それぞれ形成され、前記第2または第3の導電層と隣接
していない側の前記第1の導電層の表面上の端面のすく
なくとも一方に第2導電型のオーミック電極または第1
導電型のショットキー電極からなるゲート電極が絶縁膜
を介して形成され、前記第2の導電層の上には第1導電
型のオーミック電極からなるソース電極が形成され、前
記第3の導電層の上には第1導電型のオーミック電極か
らなるドレイン電極が形成されている。
【0016】本発明は、半導体基板上に絶縁膜を介して
ゲート電極が形成されたMOSFET等の、半導体表面
・界面の準位のタイプの判定および再結合の大きさの測
定を行うものである。
【0017】また、本発明の他の実施態様によれば、前
記ゲート電極が前記半導体の表面から被測定対象の準位
が存在する界面の深さまで形成されている。
【0018】本発明は、ゲート電極を延ばし、基板/エ
ピタキシャル層の界面のような被測定界面まで届くよう
にしたものである。したがって、被測定界面に存在する
準位を測定することができる。
【0019】また、本発明の半導体装置によれば、半導
体基板上に形成された第1導電型の導電層の表面上の両
端に第1導電型のオーミック電極からなるソース電極と
ドレイン電極がそれぞれ対向して形成され、該ソース電
極または該ドレイン電極が設けられていない側の前記導
電層の端面の一方に第2導電型のオーミック電極もしく
は第1導電型のショットキー電極からなる第1のゲート
電極が形成され、他方に第1導電型のオーミック電極も
しくは第2導電型のショットキー電極からなる第2のゲ
ート電極が前記第1のゲート電極と対向して形成されて
いる。
【0020】本発明は、導電層のソース電極またはドレ
イン電極が設けられていない側の端面に導電型の異なる
第1と第2のゲート電極を形成したものである。
【0021】したがって、第1のゲート電極および前記
第2のゲート電極にそれぞれに電位の異なる電圧を印加
し、前記ドレイン電極にある一定の電圧を印加し、前記
ドレイン電極と前記ソース電極間を流れる電流値を測定
することにより半導体表面に付着したイオンの電荷を判
定することができる。
【0022】また、本発明の半導体装置は、半導体基板
上に形成された第2導電型の第1の導電層に隣接して第
1導電型の第2の導電層と第1導電型の第3の導電層が
それぞれ形成され、前記第2または第3の導電層と隣接
していない側の前記第1の導電層の表面上の端面の一方
に第2導電型のオーミック電極または第1導電型のショ
ットキー電極からなる第1のゲート電極が絶縁膜を介し
て形成され、他方には第1導電型のオーミック電極また
は第2導電型のショットキー電極からなる第2のゲート
電極が前記第のゲート電極と対向して形成され、前記第
2の導電層の上には第1導電型のオーミック電極からな
るソース電極が形成され、前記第3の導電層の上には第
1導電型のオーミック電極からなるドレイン電極が形成
されている。
【0023】本発明は、半導体基板上に絶縁膜を介して
ゲート電極が形成されたMOSFET等の半導体表面に
付着したイオンの電荷を判定するものである。
【0024】本発明の半導体表面・界面の評価方法によ
れば、半導体基板上に形成された第1導電型の導電層の
表面上の両端に第1導電型のオーミック電極からなるソ
ース電極とドレイン電極がそれぞれ対向して形成され、
該ソース電極または該ドレイン電極が設けられていない
側の前記導電層の端面のすくなくとも一方に第2導電型
のオーミック電極もしくは第1導電型のショットキー電
極からなるゲート電極が形成されている半導体装置を用
い、前記ゲート電極に印加する電圧を変化させ、該電圧
の変化に対する前記ソース電極と前記ドレイン電極間を
流れる電流値の変化を測定し、該電流値の変化量により
前記ソース電極と前記ドレイン電極間の表面や界面に存
在する準位のタイプを判定する。
【0025】本発明は、導電層上に対向して形成された
ソース電極とドレイン電極の間にゲート電極を形成しな
いで、ソース電極とドレイン電極が設けられていない側
の端面にゲート電極を形成し、空乏化していない表面・
界面準位のポテンシャルの値は低バイアス側に引きずら
れるか高いバイアスに引きずられるか、それとも両電極
との距離により変化するかのいずれかになることを利用
し、ゲート電極に印加する電圧を変化させ、その電圧の
変化に対するソース電極とドレイン電極間を流れる電流
値の変化を測定することによりソース電極とドレイン電
極間の表面や界面に存在する準位のタイプを判定するよ
うにしたものである。
【0026】したがって、従来の周波数分散やDLTS
/ICTSの測定方法ではできなかった準位の存在およ
びそのタイプを確実に測定することができる。
【0027】また、本発明の半導体表面・界面の評価方
法によれば、半導体基板上に形成された第1導電型の導
電層の表面上の両端に第1導電型のオーミック電極から
なるソース電極とドレイン電極がそれぞれ対向して形成
され、該ソース電極または該ドレイン電極が設けられて
いない側の前記導電層の端面のすくなくとも一方に第2
導電型のオーミック電極もしくは第1導電型のショット
キー電極からなるゲート電極が形成されている半導体装
置を用い、前記ゲート電極と対向する導電層の側面また
は前記ゲート電極と対向する前記ゲート電極との距離を
変化させ、該距離の変化に対する前記ソース電極と前記
ドレイン電極間を流れる電流値の変化を測定し、該電流
値の変化量が大きくなった前記距離の大きさにより、半
導体表面または界面に存在する準位による再結合の大き
さを測定する。
【0028】本発明は、導電層のソース電極またはドレ
イン電極が設けられていない端面の一方に形成されたゲ
ート電極と対向する端面までの距離の異なる複数の半導
体装置を用い、ホールトラップ型基板もしくは電子トラ
ップ型基板の表面・界面準位がゲート電圧と等しい電位
になる場合に、再結合が生じると電位の変化が生じるこ
とを利用して、ゲート電極と対向する端面までの距離の
変化に対するソース電極とドレイン電極間を流れる電流
値の変化を測定し、その電流値の変化量が大きくなった
距離の大きさにより、半導体表面または界面に存在する
準位による再結合の大きさを測定するようにしたもので
ある。
【0029】したがって、従来の周波数分散やDLTS
/ICTSの測定方法ではできなかった再結合の大きさ
を値として算出することができる。
【0030】また、本発明の半導体表面・界面の評価方
法によれば、半導体基板上に形成された第1導電型の導
電層の表面上の両端に第1導電型のオーミック電極から
なるソース電極とドレイン電極がそれぞれ対向して形成
され、該ソース電極または該ドレイン電極が設けられて
いない側の前記導電層の端面の一方に第2導電型のオー
ミック電極もしくは第1導電型のショットキー電極から
なる第1のゲート電極が形成され、他方に第1導電型の
オーミック電極もしくは第2導電型のショットキー電極
からなる第2のゲート電極が前記第1のゲート電極と対
向して形成されている半導体装置を用い、前記第1のゲ
ート電極および前記第2のゲート電極にそれぞれに電位
の異なる電圧を印加し、前記ドレイン電極にある一定の
電圧を印加し、前記ドレイン電極と前記ソース電極間を
流れる電流値を測定し、該電流値により前記半導体表面
に付着したイオンの電荷を判定する。
【0031】本発明は、導電層のソース電極またはドレ
イン電極が設けられていない端面のそれぞれにに導電系
の異なる第1と第2のゲート電極を対向するして形成
し、第1のゲート電極および第2のゲート電極にそれぞ
れに電位の異なる電圧を印加し、ドレイン電極にある一
定の電圧を印加し、ドレイン電極とソース電極間を流れ
る電流値を測定することにより半導体表面に付着したイ
オンの電荷を判定するようにしたものである。
【0032】したがって、従来の測定方法ではできなか
った半導体表面に付着したイオンの電荷を判定すること
ができる。
【0033】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0034】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態の半導体装置の平面図、図2は図1の半導体装
置の断面摸式図である。
【0035】本実施形態の半導体装置は、半導体基板上
に形成されたn型の導電層102の両端にそれぞれn型
オーミック電極からなる、ソース電極103とドレイン
電極104が形成され、ソース電極103またはドレイ
ン電極104が設けられていない側の端面の1つにp型
のオーミック電極またはn型のショットキー電極からな
るゲート電極105が形成されている。また、ソース電
極103、ドレイン電極104、ゲート電極105には
それぞれ配線電極107、108、106が設けられて
いる。
【0036】また図1において、図2中の絶縁膜406
は説明をし易くするため省略している。
【0037】本実施形態は、HEMT(High El
ectron MobilityTransisto
r:高電子移動度トランジスタ)やMESFET(ME
tal Semiconductor FET)等の、
ゲート電極が導電層上に直接設けられるトランジスタの
場合である。
【0038】ここで、本実施形態を用いて、半導体の表
面・界面準位のタイプが電子トラップ型であるかホール
トラップ型であるかを判定する方法について説明する。
【0039】この方法は、両端に電極が存在する1次元
構造の電子トラップ型及びホールトラップ型の準位を含
んだ半導体における、定常状態のポテンシャル分布の形
状を利用する。まず、電極705に0V、電極704に
負バイアスを印加した場合のポテンシャル分布の形状を
図3に示す。
【0040】半導体内部のポテンシャル分布の形状は、
両端の電極704、705の導電型と準位のタイプによ
り分布形状701、702、703のいずれかを示す。
これを表1に示す。
【0041】
【表1】 表1は、電極704、705がオーミック電極の場合に
ついて説明したが、ショットキー電極を用いた場合に
は、n型ショットキー電極はp型オーミック電極と等価
となり、p型ショットキー電極はn型オーミック電極と
等価となる。
【0042】ここで、一方の電極をゲート電極105、
他方の電極をドレイン電極104もしくはソース電極1
03、準位を含んだ半導体が、電極の挟まれた表面・界
面準位とすると、表1の関係を本実施形態の半導体装置
に適用することができる。つまり、ゲート電極105、
ドレイン電極104、ソース電極103の導電型と印加
する電圧(どちらがバイアスが高いか)により、空乏化
していない表面・界面準位のポテンシャルの値は、低バ
イアス側に引きずられるか高バイアス側に引きずられる
か、それとも両電極との距離により変化するかのいずれ
かになる。
【0043】本実施形態では、導電層102はn型半導
体により形成され、ゲート電極105はp型オーミック
電極もしくはn型ショットキー電極により形成され、ソ
ース電極103、ドレイン電極104はn型オーミック
電極で形成されている。そして、ゲート電圧がソース、
ドレイン電圧より高い電圧になっていれば、空乏化して
いない表面・界面準位は、準位のタイプによりゲート電
圧かソース、ドレイン電圧の電位どちらかとなる。
【0044】また、導電層102がp型半導体により形
成されている場合、ゲート電極105はn型オーミック
電極もしくはp型ショットキー電極により形成され、ソ
ース電極103、ドレイン電極104はp型オーミック
電極により形成されることとなるため、ゲート電圧がソ
ース、ドレイン電圧より低い電圧になっていれば、空乏
化していない表面・界面準位の電位は、準位のタイプに
よりゲート電圧かソース、ドレイン電圧のどちらかとな
る。
【0045】表面・界面準位がゲート電圧と同電位にな
った場合、その界面・表面準位の存在する領域はあたか
もゲート電極が存在するかのように振る舞うため、導電
層102端に形成されたソース電極103とドレイン電
極104間を流れる電流はゲート電極105が無い領域
に対してもゲート電圧による変調を受ける。一方、界面
・表面準位がドレイン電圧もしくはソース電圧と同電位
になった場合、ゲート電極105が存在しない領域はゲ
ート電圧による変調を受けない。図4に、この両者のゲ
ート電圧Vgを変化させた場合のソース電極103とド
レイン電極104間を流れる電流Ichを図示する。ゲ
ート電圧による変調がされる場合は点線により示し、ゲ
ート電圧による変調がされない場合は実線により示す。
また、図4におけるVTはしきい値電圧を示す。
【0046】つまり、ソース電極103、ドレイン電極
104、ゲート電極105の導電型は半導体の形成時に
判明しているため、ゲート電極105に印加する直流電
圧を変化させ、その変化に対する電流Ichの変化を測
定し、電流Ichの変化量が一定値以下ならば表面・界
面準位は電子トラップ型であり、一定値以上ならばホー
ルトラップ型であると判定することができる。そのた
め、従来の周波数分散の測定方法やDLTS/ICTS
の測定方法とは異なり表面・界面準位の存在の確認を時
定数の検出に依存していないため表面・界面準位を確実
に検出することができる。
【0047】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について図5および図6を用いて説明する。
【0048】図5は再結合の大きさによるポテンシャル
形状の違いを示したグラフ、図6はWgopenを変化
させた際の電流値の変化を示したグラフである。
【0049】表面・界面準位を介する再結合の大きさは
準位の濃度、捕獲断面積、電極間の電位差に依存する。
本実施形態は、表面・界面に存在する準位による再結合
の大きさを測定するものである。
【0050】本実施形態では、図1の半導体装置におい
て、導電層102のソース電極103またはドレイン電
極104が設けられていない端面の一方に形成されたゲ
ート電極105と対向する端面までの距離Wgopen
の異なる複数の半導体装置を用いる。
【0051】この測定方法は、前記のホールトラップ型
基板もしくは電子トラップ型基板の表面・界面準位がゲ
ート電圧と等しい電位になる場合に、再結合が生じると
電位の変化が生じることを利用する。
【0052】この測定には、表面・界面準位がゲート電
圧と等しい電位になるようなWgopenの小さい幅の
半導体装置を用いる。この半導体装置の表面準位の電位
は、ソース電極103とドレイン電極104の近傍を除
き、ゲート電圧と同じ電位になっている。ここで、Wg
openを変更すると、準位を介した再結合が距離に応
じて大きくなることにより、表面の電位がゲート電極1
05の電圧と一致しなくなり、図5に示している再結合
の無い際のポテンシャル分布の形状である分布形状90
1が分布形状902のようになる。この結果、ゲート電
圧による変調の程度が小さくなる。
【0053】このときの距離Wgopenに対する、ソ
ース電極103とドレイン電極104の間を流れる電流
Ichの変化を図6に示す。
【0054】ここで、再結合が大きい場合の電流変化を
点線で示し、再結合が小さい場合の電流変化を実線で示
す。
【0055】再結合がある一定値より大きい場合は点線
に示すように一定の大きな傾きの直線となる。しかし再
結合の大きさがある一定値より小さい場合は、実線で示
されるようにある距離l1の近辺より次第に傾きが大き
くなる。このドレイン電極104とソース電極103間
に電流Ichを流した場合に、このゲート電圧による変
調を余りうけなくなる距離l1を求め、その距離が大き
ければ表面・界面準位による再結合は小さく、その距離
が小さければ表面・界面準位による再結合は大きいと判
定することができる。
【0056】上記第1および第2の実施形態において、
ゲート電極105はソース電極103とドレイン電極1
04が設けられたいない側の端面の1つに設けられてい
たが、図7のように、ゲート電極105と同じ導電型の
ゲート電極210がゲート電極105に対向して導電層
102上の端面のもう1つに設けられ、ゲート電極21
0に配線電極209が接続されたものでもよい。この場
合、第2の実施形態においてその2つのゲート電極10
5、210間の距離をWgopenとすることにより同
様にして再結合の大きさを図る測定することができる。
【0057】また、上記第1および第2の実施形態にお
いて、ゲート電極105は導電層102の上に直接設け
られていたが、MOSFETのようにゲート電極が誘電
膜等の絶縁膜を介して形成されている半導体装置に適用
してもよい。
【0058】このような構造の半導体装置を図8および
図9に示す。
【0059】この半導体装置は、半導体基板上に形成さ
れたp型の導電層502に隣接してn型の導電層503
とn型の導電層504がそれぞれ形成され、導電層50
2の上には誘電膜510を介してp型オーミック電極ま
たはn型のショットキー電極からなるゲート電極105
が形成されている。また、導電層503上にはn型オー
ミック電極からなるソース電極103が形成され、導電
層504上にはn型オーミック電極からなるドレイン電
極104が形成されている。また、ソース電極103、
ドレイン電極104、ゲート電極105にはそれぞれ配
線電極107、108、106が設けられている。
【0060】また、図7の半導体装置のようにゲート電
極が2つ形成された場合でも、それぞれのゲート電極を
誘電膜を介して形成してもよい。
【0061】また、上記第1および第2の実施形態にお
いて、ゲート電極105を基板/エピタキシャル層の界
面のような被測定界面610まで延ばしてゲート電極6
05とし、被測定界面610に存在する準位を測定する
ことができる。
【0062】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。
【0063】図11は本発明の第3の実施形態の半導体
装置の平面図、図12は表面のイオンの移動によるポテ
ンシャル分布変化を示した図、図13はイオンの電荷に
よる電流の変化を示したグラフである。図7中と同番号
は同じ構成要素を示す。
【0064】本実施形態は、図7の第2の実施形態の半
導体装置に対してp型のオーミック電極により形成され
たゲート電極210の替りにn型のオーミック電極によ
り形成されたゲート電極310を形成されたものであ
る。
【0065】本実施形態を用いて、表面準位が存在しな
いかまたは無視できる場合に表面に存在するイオンを測
定する方法について説明する。
【0066】まず、ゲート電極105にゲート電極31
0より高バイアスの電圧を印加し、ゲート電極105、
310間に電位差を加える。この時、半導体表面もしく
は、半導体表面に形成された絶縁膜406上にイオンが
存在しない場合、半導体表面のポテンシャル分布は図1
2の分布形状1103となる。
【0067】そして、半導体表面もしくは、半導体表面
に形成された絶縁膜406上に正イオンが存在する場
合、ゲート電極105、310間に印加された電界によ
り、正イオンは低バイアス側の電極であるゲート電極3
10へ移動する。
【0068】そして、正イオンがゲート電極310に到
達すると正イオンからゲート電極310へ正電荷の受け
渡しが行われ、同時に対向するゲート電極105から正
電荷が表面に注入され、ゲート電極105の近傍では電
界集中が生じる。そのため、この正電荷の注入によりゲ
ート電極105近傍でのポテンシャル分布の形状は図1
2に示すように分布形状1103から分布形状1101
に変化する。
【0069】また、絶縁膜406上に存在するイオンが
負イオンの場合は、負イオンは高バイアス側のゲート電
極105へ移動する。そして、負イオンがゲート電極1
05に到達すると負イオンからゲート電極105へ負電
荷の受渡しが行われ、同時に対向するゲート電極310
から負電荷が表面に注入される。そのため、表面近傍の
ポテンシャル分布は図12の分布形状1103から分布
形状1102に変化する。
【0070】本実施形態において、正と負の両イオンが
存在する場合は、ゲート電極105、310の両方で電
荷の注入が生じるため、正イオンと負イオンの存在する
量の差が測定される。
【0071】これによって、導電層102の両端に形成
されたソース電極103とドレイン電極104間に流れ
る電流Ichは、図13に示してあるが、イオンが存在
しない場合のグラフ1203から、正イオンの場合のグ
ラフ1201に、負イオンの場合グラフ1202に変化
をおこす。つまり、ドレイン電圧Vdを固定して、ソー
ス電極103とドレイン電極104間を流れる電流Ic
hの値を測定することにより、表面に付着したイオンの
電荷を判定することができる。
【0072】本実施形態は、ゲート電極105、310
が導電層102の上に直接設けられていたが、図8およ
び図9に示されるように誘電膜等の絶縁膜を介してゲー
ト電極が形成された半導体装置に適用してもよい。
【0073】上記第1〜第3の実施形態において、導電
層102をn型半導体として説明したが、導電層102
がp型半導体の場合にも本発明は適用することができ
る。この場合、ソース電極103、ドレイン電極104
はp型オーミック電極により形成され、ゲート電極10
5はn型オーミック電極またはp型ショットキー電極に
より形成される。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、下記の
ような効果を有する。 (1)半導体表面や界面に存在する準位の存在およびそ
のタイプを確実に検出することができる。 (2)半導体表面に付着しているイオンの電荷を測定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の半導体装置の平面図
である。
【図2】図1の半導体装置の断面摸式図である。
【図3】電極の導電型による半導体内部のポテンシャル
分布の形状の説明図である。
【図4】準位のタイプによる電流値の変化を示したグラ
フである。
【図5】再結合の大きさによるポテンシャル形状の違い
を示したグラフである。
【図6】Wgopenを変化させた際の電流値の変化を
示したグラフである。
【図7】図1において、ゲート電極210が導電層10
2上に形成された場合の半導体装置の平面図である。
【図8】ゲート電極105が誘電膜510を介して形成
された場合の半導体装置の平面摸式図である。
【図9】図8の半導体装置の断面摸式図である。
【図10】被測定界面までゲート電極を延ばした場合の
半導体装置の断面摸式図である。
【図11】本発明の第3の実施形態の半導体装置の平面
図である。
【図12】表面のイオンの移動によるポテンシャル分布
変化を示した図である。
【図13】イオンの電荷による電流の変化を示したグラ
フである。
【符号の説明】
102 導電層 103 ソース電極 104 ドレイン電極 105 ゲート電極 106、107、108 配線電極 209 配線電極 210 ゲート電極 310 ゲート電極 406 絶縁膜 502 導電層 503 導電層 504 導電層 510 誘電膜 605 ゲート電極 610 被測定界面 701〜703 分布形状 704、705 電極 901、902 分布形状 903、904 電極 1101〜1103 分布形状 1201〜1203 グラフ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された第1導電型の
    導電層の表面上の両端に第1導電型のオーミック電極か
    らなるソース電極とドレイン電極がそれぞれ対向して形
    成され、該ソース電極または該ドレイン電極が設けられ
    ていない側の前記導電層の端面のすくなくとも一方に第
    2導電型のオーミック電極もしくは第1導電型のショッ
    トキー電極からなるゲート電極が形成されている半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に形成された第2導電型の
    第1の導電層に隣接して第1導電型の第2の導電層と第
    1導電型の第3の導電層がそれぞれ形成され、前記第2
    または第3の導電層と隣接していない側の前記第1の導
    電層の表面上の端面のすくなくとも一方に第2導電型の
    オーミック電極または第1導電型のショットキー電極か
    らなるゲート電極が絶縁膜を介して形成され、前記第2
    の導電層の上には第1導電型のオーミック電極からなる
    ソース電極が形成され、前記第3の導電層の上には第1
    導電型のオーミック電極からなるドレイン電極が形成さ
    れている半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記ゲート電極が前記半導体の表面から
    被測定対象の準位が存在する界面の深さまで形成されて
    いる請求項1または2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に形成された第1導電型の
    導電層の表面上の両端に第1導電型のオーミック電極か
    らなるソース電極とドレイン電極がそれぞれ対向して形
    成され、該ソース電極または該ドレイン電極が設けられ
    ていない側の前記導電層の端面の一方に第2導電型のオ
    ーミック電極もしくは第1導電型のショットキー電極か
    らなる第1のゲート電極が形成され、他方に第1導電型
    のオーミック電極もしくは第2導電型のショットキー電
    極からなる第2のゲート電極が前記第1のゲート電極と
    対向して形成されている半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に形成された第2導電型の
    第1の導電層に隣接して第1導電型の第2の導電層と第
    1導電型の第3の導電層がそれぞれ形成され、前記第2
    または第3の導電層と隣接していない側の前記第1の導
    電層の表面上の端面の一方に第2導電型のオーミック電
    極または第1導電型のショットキー電極からなる第1の
    ゲート電極が絶縁膜を介して形成され、他方には第1導
    電型のオーミック電極または第2導電型のショットキー
    電極からなる第2のゲート電極が前記第のゲート電極と
    対向して形成され、前記第2の導電層の上には第1導電
    型のオーミック電極からなるソース電極が形成され、前
    記第3の導電層の上には第1導電型のオーミック電極か
    らなるドレイン電極が形成されている半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板上に形成された第1導電型の
    導電層の表面上の両端に第1導電型のオーミック電極か
    らなるソース電極とドレイン電極がそれぞれ対向して形
    成され、該ソース電極または該ドレイン電極が設けられ
    ていない側の前記導電層の端面のすくなくとも一方に第
    2導電型のオーミック電極もしくは第1導電型のショッ
    トキー電極からなるゲート電極が形成されている半導体
    装置を用い、 前記ゲート電極に印加する電圧を変化させ、該電圧の変
    化に対する前記ソース電極と前記ドレイン電極間を流れ
    る電流値の変化を測定し、 該電流値の変化量により前記ソース電極と前記ドレイン
    電極間の表面や界面に存在する準位のタイプを判定する
    半導体表面・界面の評価方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板上に形成された第1導電型の
    導電層の表面上の両端に第1導電型のオーミック電極か
    らなるソース電極とドレイン電極がそれぞれ対向して形
    成され、該ソース電極または該ドレイン電極が設けられ
    ていない側の前記導電層の端面のすくなくとも一方に第
    2導電型のオーミック電極もしくは第1導電型のショッ
    トキー電極からなるゲート電極が形成されている半導体
    装置を用い、 前記ゲート電極と対向する導電層の側面または前記ゲー
    ト電極と対向する前記ゲート電極との距離を変化させ、
    該距離の変化に対する前記ソース電極と前記ドレイン電
    極間を流れる電流値の変化を測定し、 該電流値の変化量が大きくなった前記距離の大きさによ
    り、半導体表面または界面に存在する準位による再結合
    の大きさを測定する半導体表面・界面の評価方法。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に形成された第1導電型の
    導電層の表面上の両端に第1導電型のオーミック電極か
    らなるソース電極とドレイン電極がそれぞれ対向して形
    成され、該ソース電極または該ドレイン電極が設けられ
    ていない側の前記導電層の端面の一方に第2導電型のオ
    ーミック電極もしくは第1導電型のショットキー電極か
    らなる第1のゲート電極が形成され、他方に第1導電型
    のオーミック電極もしくは第2導電型のショットキー電
    極からなる第2のゲート電極が前記第1のゲート電極と
    対向して形成されている半導体装置を用い、 前記第1のゲート電極および前記第2のゲート電極にそ
    れぞれに電位の異なる電圧を印加し、 前記ドレイン電極にある一定の電圧を印加し、前記ドレ
    イン電極と前記ソース電極間を流れる電流値を測定し、 該電流値により前記半導体表面に付着したイオンの電荷
    を判定する半導体表面・界面の評価方法。
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