JPH04373145A - 半導体装置とそれを用いた評価回路および評価方法 - Google Patents

半導体装置とそれを用いた評価回路および評価方法

Info

Publication number
JPH04373145A
JPH04373145A JP3150756A JP15075691A JPH04373145A JP H04373145 A JPH04373145 A JP H04373145A JP 3150756 A JP3150756 A JP 3150756A JP 15075691 A JP15075691 A JP 15075691A JP H04373145 A JPH04373145 A JP H04373145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
source
drain terminal
misfet
semiconductor device
drain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3150756A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kawahara
博之 河原
Yasushi Okuda
寧 奥田
Yukiharu Uraoka
行治 浦岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3150756A priority Critical patent/JPH04373145A/ja
Publication of JPH04373145A publication Critical patent/JPH04373145A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体大規模集積回路
の分野における半導体装置とそれを用いた評価回路およ
び評価方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、MISFETのホットキャリア耐
性は半導体デバイスの高集積化、高速化にともない、デ
バイスの信頼性を左右し、あるいはデバイスの設計ルー
ルを決める要因として重要視されている。素子の微細化
が進むと内部の、特にドレイン近傍の電界強度が高くな
り、この高電界領域に流れこんだキャリア(電子、正孔
)がシリコン結晶格子の温度よりも高い“ホットキャリ
ア”となり、さらにシリコンのバンドギャップ1.1e
V 以上のエネルギーをもつと、シリコン格子と衝突し
て電子−正孔対を形成し、その電子あるいは正孔のエネ
ルギーがたとえばSi−Sio2 間の電位障壁3.3
eV 以下でもゲート酸化膜に注入され、MISFET
のしきい値電圧Vt 、相互コンダクタンスgm など
の電気特性を劣化させる現象が生じる。これがホットキ
ャリア現象であり、ホットキャリア耐性を向上させる構
造が幾つも提案され、MISFETの微細化において、
その構造を決める大きな要素になっている。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
MISFETにおけるホットキャリア耐性の評価パター
ンおよび評価方法の一例について説明する。図5はp型
シリコン基板に形成された従来の信頼性試験の評価に用
いるnチャネルMISFETの構造図を示したものであ
る。図4において、1はゲート電極を形成する多結晶シ
リコン層、2はソース・ドレイン領域を形成するn型半
導体層(拡散層)、3はA1−1%Si−0.5%Cu
から成る金属配線層であり、金属配線層3はソース、ド
レイン、ゲート領域とコンタクト部を介して接続され、
それぞれゲート端子21、ソース端子22、ドレイン端
子23に接続されている。
【0004】図6は図5に示すパターンを用いた評価回
路図を示したものである。図5と同様に21はゲート端
子、22はソース端子、23はドレイン端子、100 
はp型シリコン基板端子であり、それぞれVg 、Vs
 、Vd 、Vsub の電圧が印加されている。MI
SFETの信頼性試験はこれらゲート、ソース、ドレイ
ン、基板に所定の電圧を印加し、ホットキャリアによる
MISFETの劣化をVt やgm などの経時変化か
ら評価している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな回路構成では、信頼性試験によってVt やgm 
などの電気特性とコンタクト抵抗がともに劣化した場合
、電気特性とコンタクト抵抗を分離して評価することが
できない。すなわちコンタクト抵抗を含めてホットキャ
リアによるMISFETの劣化を評価しているため、電
気特性とコンタクト抵抗のどちらかが劣化しているのか
が判別できない。コンタクト部が劣化する要因の1つに
エレクトロマイグレーション(EM)がある。EM現象
とは、金属配線中の金属原子と電流との相互作用、すな
わち金属原子と電子の運動量交換により金属原子が移動
する現象であり、金属配線中ではボイド、ヒロックを発
生させ、配線やコンタクトの断線、短絡の原因となって
いる。信頼性試験におけるコンタクト部のEMによる劣
化は、コンタクトサイズの縮小にともなう周辺長の効果
、特に酸化膜の応力の効果などが微細化により表面化す
ると予想され、コンタクト部の周辺部を含めた劣化がM
ISFETに与える影響を評価する必要があり、従来の
評価回路ではこの評価に対処できないという問題を有し
ていた。
【0006】本発明は上記問題に鑑み、MISFETの
動作時でのソース・ドレイン領域を形成する拡散層と金
属配線層との接触部におけるコンタクト抵抗の測定、あ
るいはMISFETの動作に関係なく独立にコンタクト
抵抗の測定を可能にすることで、電気特性とコンタクト
抵抗を分離して評価し、信頼性試験において電気特性と
コンタクト抵抗の経時変化を分離して評価する、すなわ
ちデバイスの劣化部分を細分化して評価することにより
、MOSFETの劣化を複合的に評価できる半導体装置
とそれを用いた評価回路および評価方法を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の半導体装置とそれを用いた評価回路および評
価方法は、半導体基板の所定の位置に形成された第1導
電型MISFETと、ゲート領域に形成されたゲート端
子と、ソース・ドレイン領域の第1導電型半導体層と配
線層との接触部と、前記配線層を介して前記接触部と接
続される少なくとも1つの第1ソース・ドレイン端子と
、さらに前記ソース・ドレイン領域に前記第1導電型半
導体層を介して前記接触部に接続される少なくとも1つ
の第2ソース・ドレイン端子を有する半導体装置とし、
さらに、この半導体装置に、前記ゲート端子と前記第1
ソース・ドレイン端子に電圧源を接続し、前記第1ソー
ス・ドレイン端子と前記電圧源間に電流計を直列に接続
し、前記第1ソース・ドレイン端子と前記第2ソース・
ドレイン端子間に電圧計を接続して評価回路とし、さら
に、この評価回路を用いて前記ゲート端子と前記第1ソ
ース・ドレイン端子にMISFETが動作する所定の電
圧を印加し、前記MISFETの電気特性の測定と、前
記第1ソース・ドレイン端子と前記第2ソース・ドレイ
ン端子間に接続される前記電圧計により前記接触部の電
圧降下の測定を同時に行い、前記第1ソース・ドレイン
端子間に流れる電流を前記電流計により測定し、この電
流と前記接触部の電圧降下の関係から前記接触部の抵抗
を求めることにより、MISFETの電気特性とコンタ
クト抵抗を分離して評価できる評価方法を得るようにし
たものである。
【0008】また、本発明は、上記半導体装置の第1ソ
ース・ドレイン端子と第2ソース・ドレイン端子をそれ
ぞれ2つづつにして第2の半導体装置としたものであり
、さらに上記評価回路の第1ソース・ドレイン端子と第
2ソース・ドレイン端子以外のもう一方の第1ソース・
ドレイン端子と第2ソース・ドレイン端子との間に電流
源を接続して第2の評価回路としたものであり、さらに
この第2の評価回路を用いて、前記電圧計と電流源によ
り前記接触部のコンタクト抵抗をMISFETの動作と
関係なく独立に測定することにより第2の評価方法を得
るようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成によってMISFETの
ソースあるいはドレイン領域の金属/半導体コンタクト
抵抗をMISFETの動作時に、あるいは動作に関係な
く測定できるものである。すなわち、第1ソース・ドレ
イン端子と第2ソース・ドレイン端子との間に電圧計を
接続し、その電圧とMISFETのソース−ドレイン間
電流IDSとの関係からソースあるいはドレイン端子の
金属/半導体コンタクト抵抗をMISFETの動作時に
も測定することができる。さらに第1および第2ソース
・ドレイン端子をそれぞれ2つずつ設け、電圧計と電流
源を2つの第1ソース・ドレイン端子と第2ソース・ド
レイン端子との間でそれぞれに接続することにより、M
ISFETの動作に関わらずソースあるいはドレインの
コンタクト抵抗を独立して測定することができる。この
回路構成により従来の回路では不可能であったMISF
ETの電気特性とソース・ドレイン金属/半導体コンタ
クト抵抗を分離して評価できるばかりではなく、信頼性
試験において、従来の信頼性試験では不可能であった電
気特性とコンタクト抵抗の経時変化の同時測定を可能に
し、電気特性とコンタクト抵抗の劣化を分離して評価で
きる。すなわち従来のコンタクト部のEM試験ではコン
タクト抵抗の劣化だけを評価していたが、コンタクト部
のEM試験でコンタクト抵抗が劣化したときのソース・
ドレイン領域およびその周辺におよぼす影響を、この評
価回路を用いればMISFETの電気特性から評価でき
る。またコンタクト抵抗の温度特性から、MISFET
の動作時のジュール発熱による温度上昇を評価すること
も可能となる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例の半導体装置とそれを
用いた評価回路および評価方法について、図面を参照し
ながら説明する。図1および図2はそれぞれ本発明の一
実施例におけるゲート酸化膜にシリコン酸化膜を用いた
nチャネルMOSFETを有する半導体装置を示す。以
下これら半導体装置について、図1および図2を用いて
説明する。
【0011】図1において、1はゲート電極を形成する
多結晶シリコン層、2はソース・ドレイン領域を形成す
るn型拡散層、3はA1−1%Si−0.5%Cuから
成る金属配線層であり、金属配線層3はソース、ドレイ
ン、ゲート領域と金属/シリコンコンタクトを介して接
続され、11はそのゲート端子、12はソース端子、1
3は第1ドレイン端子、14は第2ドレイン端子である
。また図1に示す半導体装置に、ドレイン領域の金属/
シリコンコンタクトに金属配線層3を介して接続される
第3ドレイン端子15およびn型拡散層2を介して接続
される第4ドレイン端子16を加えたものが図2に示す
半導体装置である。図1、図2ともにMOSFETとそ
のゲートおよびソース領域に端子が設けられ、ドレイン
領域には、その金属/シリコンコンタクトに金属配線層
3を介して接続される端子とn型拡散層2を介して接続
される端子とを有する構造の半導体装置である。
【0012】図1の評価パターンを用いた回路図が図3
である。図3において、11はゲート端子、12はソー
ス端子、13は第1ドレイン端子、14は第2ドレイン
端子、17はドレインのコンタクト抵抗、18は電流計
、19は電圧計、100 はp型シリコン基板端子であ
る。
【0013】このように構成された半導体装置の評価回
路について、以下その動作を図3を用いて説明する。図
3は図1に示す半導体装置の第1ドレイン端子13に電
流計18を、第1ドレイン端子13と第2ドレイン端子
14との間に電圧計19を接続してMOSFETの動作
時にコンタクト抵抗17を測定する回路図を示す。MO
SFETの動作時に、第1ドレイン端子13からコンタ
クト抵抗17へ流れる電流を電流計18によって測定し
、そのときのコンタクト抵抗17における電圧降下を電
圧計19によって測定し、コンタクト抵抗17を評価す
ることができる。しかしこの回路構成によれば電圧計1
9の値は配線層の電圧降下を含み、正確なコンタクト抵
抗を評価するには不十分である。
【0014】そこで図2に示す半導体装置を用いた評価
回路によって、より正確なコンタクト抵抗を評価するこ
とができる。図4にその評価回路を示す。図3と異なる
点は、ドレイン領域の金属/シリコンコンタクトに金属
配線層3を介して接続される第3ドレイン端子15およ
びn型拡散層2を介して接続される第4ドレイン端子1
6を加え、第3ドレイン端子15と第4ドレイン端子1
6との間に電流源20を接続することで金属配線層によ
る電圧降下を取り除き、より正確なコンタクト抵抗を評
価することができるようにしている。
【0015】図3および図4に示す評価回路を用いたM
OSFETの電気特性とコンタクト抵抗を分離して評価
する方法について、以下図3および図4を用いて説明す
る。図3において、ゲート端子11、ソース端子12、
第1ドレイン端子13、p型シリコン100 にそれぞ
れVg 、Vs 、Vd 、Vsub の所定の電圧を
印加してMOSFETを動作させ、その電気特性、たと
えばVt やgm を測定する。同時に電流計18と電
圧計19によリコンタクト抵抗17に流れるドレイン・
ソース間電流とコンタクト抵抗17での電圧降下を測定
し、MOSFET動作時のコンタクト抵抗値Rc を測
定することができる。
【0016】また図4に示す評価回路を用いれば、前述
のように正確なコンタクト抵抗を評価することができる
とともに、第1ドレイン端子13と第2ドレイン端子1
4との間に電圧計19を接続し、第3ドレイン端子15
と第4ドレイン端子16に電流源20を接続することに
より、MOSFETの動作に関係なく、独立にドレイン
領域のコンタクト抵抗を評価することができる。
【0017】以上のように本実施例によれば、MOSF
ETにドレイン領域形成する拡散領域と金属配線層との
コンタクト抵抗測定用にコンタクト部の半導体基板側と
金属配線層側にそれぞれ端子を設けることにより、MO
SFETの電気特性とドレインのコンタクト抵抗を同時
に測定可能にし、gm などの電気特性とコンタクト抵
抗を分離して評価することができる。なお、ソースのコ
ンタクト抵抗についても全く同様であり、pチャネルM
OSFETについても同様である。また配線層は多結晶
シリコンやTiなどの高融点金属を含む金属シリサイド
やバリアメタルTiNを含むAl−Si−Cu/TiN
/Ti 構造で構成してもよい。
【0018】次に図3を用いて本発明の一実施例の半導
体装置の評価回路による信頼性評価方法について説明す
る。測定試料の温度を恒温槽などである一定温度、たと
えば20℃程度に保ち、図3に示すようにゲート端子1
1、ソース端子12、第1ドレイン端子13、基板10
0 にそれぞれVg 、Vs 、Vd 、Vsub  
 のMOSFETが劣化する所定の電圧を連続して印加
する。その途中、ある時間間隔でMOSFETを劣化さ
せる所定の電圧の印加をやめ、かつMOSFETを動作
させる所定の電圧の印加をして電気特性、たとえばVt
 、gmの測定すると同時に、ドレインのコンタクト抵
抗17を通ってドレイン・ソース間に流れる電流を電流
計18により、またコンタクト抵抗17での電圧降下を
電圧計19により測定し、MOSFETのドレイン領域
のコンタクト抵抗値Rc も測定する。たとえばgm 
などの電気特性とコンタクト抵抗を同一デバイスで比較
し、MOSFETの電気特性とそのコンタクト抵抗の経
時変化をそれぞれ分離して評価ができる。
【0019】以上のように本実施例によれば、MOSF
ETの信頼性試験において、MOSFETの電気特性と
ドレインのコンタクト抵抗を同時に測定し、gm とコ
ンタクト抵抗の経時変化を分離して評価することができ
る。なおソースのコンタクト抵抗についても全く同様で
あり、pチャネルMOSFETについても同様である。
【0020】前記の評価方法はMOSFETのゲート、
ソース、ドレインに所定の電圧を印加して動作させ、ソ
ースとドレインの間にIDSが流れたときのコンタクト
抵抗を測定するものであるが、コンタクトの劣化要因は
主に電流ストレスによるEMによるものである。そこで
コンタクトに電流ストレスを加え、そのときのMOSF
ETへの影響を評価する方法について、図4に示す評価
回路を用いて説明する。図4において、ドレイン電圧V
d を加えずに、ドレインに形成された第1ドレイン端
子13と第2ドレイン端子14間に電圧計19、第3ド
レイン端子15と第4ドレイン端子16間に電流源20
を接続する。ある一定温度、たとえば150 ℃でMO
SFETがoff動作するようにゲート電圧Vg を設
定し、ドレインのコンタクト抵抗17に電流源20によ
りある一定のストレス電流を流す。その途中ある時間間
隔でコンタクト抵抗17に流れるストレス電流を止め、
MOSFETに所定の電圧を印加してMOSFETの電
気特性を測定し、電圧計19によりコンタクトでの電圧
降下を測定し、コンタクト抵抗値Rc を求める。この
とき電流源20を用いてコンタクト抵抗17のI−V特
性を測定してコンタクト抵抗値Rc  を求めてもよい
【0021】以上のように本実施例によれば、金属/シ
リコンコンタクトの信頼性試験において、コンタクト部
のEMによる拡散層およびその周辺におよぼす影響をコ
ンタクト抵抗および接合リーク電流の評価だけではなく
、信頼性試験をするコンタクト部が構成部分の1つであ
るMOSFETの電気特性も測定し、コンタクト部のE
M劣化によるMOSFETへの影響を評価することがで
きる。なおソースのコンタクト抵抗についても全く同様
であり、pチャネルMOSFETについても同様である
【0022】次に図4を用いて本発明の温度を監視しな
がら行なう半導体装置の評価方法について説明する。M
OSFETが動作しない所定の電圧を印加し、ドレイン
に形成された第1ドレイン端子13と第2ドレイン端子
14間に電圧計19、第3ドレイン端子15と第4ドレ
イン端子16間に電流源20を接続してコンタクト抵抗
17を雰囲気温度を変えて測定し、コンタクト抵抗17
の温度特性を求める。次にたとえば、実動作条件の電圧
をゲート端子11、ソース端子12、第3ドレイン端子
15に印加してMOSFETを動作させ、第1ドレイン
端子13と第2ドレイン端子14間に接続した電圧計で
ドレインのコンタクト抵抗17を測定し、前述の温度特
性からジュール発熱による温度上昇を見積る。またMO
SFETの動作条件を、信頼性試験の条件に設定すれば
、信頼性試験時の温度上昇を知ることができる。
【0023】以上のように本実施例によれば、MOSF
ETの実動作時のみではなく、信頼性試験時のジュール
発熱などによる温度上昇を見積ることができ、より精度
の高い、正確な評価ができる。なおソースのコンタクト
抵抗についても全く同様であり、pチャネルMOSFE
Tについても同様である。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、MISF
ETのソース・ドレインに形成された拡散層と金属配線
層とのコンタクト部に、その金属配線層側と拡散層側の
それぞれに端子を設けることにより、MISFETの電
気特性とコンタクト抵抗を同時に分離して測定すること
ができ、信頼性試験におけるMISFETの電気特性と
コンタクト抵抗の経時変化を同時に分離して評価できる
だけではなく、コンタクトのEM試験でのコンタクトの
劣化の影響をMOSFETの電気特性から評価できる。 またコンタクト抵抗の温度特性から、MOSFETの動
作時の温度上昇を見積ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における半導体装置の構成図
である。
【図2】本発明の他の実施例における半導体装置の構成
図である。
【図3】本発明の一実施例における半導体装置の評価回
路図である。
【図4】本発明の他の実施例における半導体装置の評価
回路図である。
【図5】従来における半導体装置の構成図である。
【図6】従来における半導体装置の評価回路図である。
【符号の説明】
1      多結晶シリコン層 2      n型拡散層 3      金属配線層 11      ゲート端子 12      ソート端子 13      第1ドレイン端子 14      第2ドレイン端子 15      第3ドレイン端子 16      第4ドレイン端子 17      ドレインのコンタクト抵抗18   
   電流計 19      電圧計 20      電流源

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体基板の所定の位置に形成された
    第1導電型MISFETと、ゲート領域に形成されたゲ
    ート端子と、ソース・ドレイン領域の第1導電型半導体
    層と配線層との接触部と、前記配線層を介して前記接触
    部と接続される少なくとも1つの第1ソース・ドレイン
    端子と、さらに前記ソース・ドレイン領域に前記第1導
    電型半導体層を介して前記接触部に接続される少なくと
    も1つの第2ソース・ドレイン端子を有することを特徴
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】  2つの第1ソース・ドレイン端子と、
    2つの第2ソース・ドレイン端子を有することを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】  請求項1記載の半導体装置と、第1ソ
    ース・ドレイン端子およびゲート端子に接続される電圧
    源と、第1ソース・ドレイン端子と電圧源との間に直列
    に接続される電流計と、第1ソース・ドレインと第2ソ
    ース・ドレイン端子間に接続される電圧計を有すること
    を特徴とする半導体装置の評価回路。
  4. 【請求項4】  請求項2記載の半導体装置と、一方の
    第1ソース・ドレイン端子およびゲート端子に接続され
    る電圧源と、一方の第1ソース・ドレイン端子と前記電
    圧源との間に直列に接続される電流計と、一方の第1ソ
    ース・ドレインと第2ソース・ドレイン端子間に接続さ
    れる電圧計と、他方の第1ソース・ドレインと第2ソー
    ス・ドレイン端子との間に接続される電流源とを有する
    ことを特徴とする半導体装置の評価回路。
  5. 【請求項5】  請求項3記載の半導体装置の評価回路
    を用い、前記ゲート端子と第1ソース・ドレイン端子に
    MISFETが動作する所定の電圧を前記電圧源により
    印加し、前記MISFETの電気特性の測定と合わせて
    、前記電圧計により前記接触部の電圧降下の測定を同時
    に行い、前記電流計により前記第1ソース・ドレイン端
    子から前記接触部に流れる電流を測定し、この電流と前
    記接触部の電圧降下の関係から前記接触部のコンタクト
    抵抗を求めることにより、MISFETの電気特性と同
    時にコンタクト抵抗を評価する半導体装置の評価方法。
  6. 【請求項6】  請求項4記載の半導体装置の評価回路
    を用い、前記第1ソース・ドレイン端子と前記第2ソー
    ス・ドレイン端子との間に接続された前記電圧計と電流
    源により前記接触部のコンタクト抵抗をMISFETの
    動作と関係なく独立に測定することによりコンタクト抵
    抗を評価する半導体装置の評価方法。
  7. 【請求項7】  請求項3記載の半導体装置の評価回路
    を用い、雰囲気温度を一定とし、前記ゲート端子と前記
    第1ソース・ドレイン端子にMISFETが劣化する所
    定の電圧を前記電圧源により連続して印加し、その途中
    、ある所定の時間間隔で前記MISFETが劣化する所
    定の電圧の印加をやめ、前記ゲート端子と前記第1ソー
    ス・ドレイン端子に前記電圧源により前記MISFET
    が動作する所定の電圧を印加して前記MISFETの電
    気特性を測定するとともに、前記第1ソース・ドレイン
    端子と前記第2ソース・ドレイン端子との間に接続され
    る前記電圧計により前記接触部の電圧降下の測定と前記
    電流計により前記第1ソース・ドレイン端子に流れる電
    流の測定を同時に行い、その電流と前記接触部の電圧降
    下の関係から前記接触部のコンタクト抵抗を測定するこ
    とにより、前記MISFETの電気特性と前記接触部の
    コンタクト抵抗の経時変化を分離して評価する半導体装
    置の評価方法。
  8. 【請求項8】  請求項4記載の半導体装置の評価回路
    を用い、雰囲気温度を一定とし、前記ゲート端子と第1
    ソース・ドレイン端子に前記電圧源により前記MISF
    ETが動作しない所定の電圧を印加し、前記第1ソース
    ・ドレイン端子と前記第2ソース・ドレイン端子との間
    に前記電圧計と前記電流源を接続し、前記電流源により
    前記接触部を劣化させる所定の電流を連続して流し、そ
    の途中、ある所定の時間間隔で前記MISFETが動作
    しない所定の電圧の印加をやめ、前記ゲート端子と第1
    ソース・ドレイン端子に前記電圧源により前記MISF
    ETが動作する所定の電圧を印加して前記接触部のコン
    タクト抵抗の測定と合わせて、前記MISFETの電気
    特性の測定を行い、電流印加による前記接触部のコンタ
    クト抵抗の変化とその前記MISFETの電気特性への
    影響を経時的に評価する半導体装置の評価方法。
  9. 【請求項9】  請求項4記載の評価回路を用い、前記
    ゲート端子と第1ソース・ドレイン端子に前記電圧源よ
    り前記MISFETが動作しない所定の電圧を印加し、
    前記第1ソース・ドレイン端子と前記第2ソース・ドレ
    イン端子との間に接続された前記電流源と前記電圧計に
    より前記接触部のコンタクト抵抗の測定を雰囲気温度を
    変えて行うことにより前記接触部の温度特性を求め、前
    記MISFETの動作時の前記接触部のコンタクト抵抗
    を請求項5記載の半導体装置の評価方法により測定し、
    このコンタクト抵抗の値と前記接触部の温度特性から前
    記MISFETの動作中の温度上昇を測定する半導体装
    置の評価方法。
JP3150756A 1991-06-24 1991-06-24 半導体装置とそれを用いた評価回路および評価方法 Pending JPH04373145A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3150756A JPH04373145A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 半導体装置とそれを用いた評価回路および評価方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3150756A JPH04373145A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 半導体装置とそれを用いた評価回路および評価方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04373145A true JPH04373145A (ja) 1992-12-25

Family

ID=15503731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3150756A Pending JPH04373145A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 半導体装置とそれを用いた評価回路および評価方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04373145A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5760600A (en) * 1995-08-28 1998-06-02 Nec Corporation Test device for insulated-gate field effect transistor and testing circuit and testing method using the same
GB2460310A (en) * 2008-03-18 2009-12-02 Austriamicrosystems Ag Semiconductor arrangement and method of measuring a resistance
JP2015073094A (ja) * 2013-09-05 2015-04-16 株式会社半導体エネルギー研究所 コンタクト抵抗測定パターンおよび半導体装置
JP2017069419A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5760600A (en) * 1995-08-28 1998-06-02 Nec Corporation Test device for insulated-gate field effect transistor and testing circuit and testing method using the same
GB2460310A (en) * 2008-03-18 2009-12-02 Austriamicrosystems Ag Semiconductor arrangement and method of measuring a resistance
GB2460310B (en) * 2008-03-18 2010-05-05 Austriamicrosystems Ag Semiconductor arrangement and method for the measurement of a resistance
US7948258B2 (en) 2008-03-18 2011-05-24 Austriamicrosystems Ag Semiconductor arrangement and method for the measurement of a resistance
JP2015073094A (ja) * 2013-09-05 2015-04-16 株式会社半導体エネルギー研究所 コンタクト抵抗測定パターンおよび半導体装置
JP2017069419A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0352940B1 (en) Method of measuring specific contact resistivity of self-aligned contacts in integrated circuits
Martens et al. On the correct extraction of interface trap density of MOS devices with high-mobility semiconductor substrates
Williams et al. Iddq test: Sensitivity analysis of scaling
US6873170B2 (en) Method for detecting the reliability of integrated semiconductor components at high temperatures
US20110074459A1 (en) Structure and method for semiconductor testing
US6348808B1 (en) Mobile ionic contamination detection in manufacture of semiconductor devices
US20080038851A1 (en) Pattern for evaluating electric characteristics, method for evaluating electric characteristics, method for manufacturing semiconductor device and method for providing reliability assurance
US7807997B2 (en) Test element group (TEG) system for measurement of SOI-MOSFET without a body contact comprising first and second TEGs of unequal gate electrode areas
Lou et al. A novel single-device DC method for extraction of the effective mobility and source-drain resistances of fresh and hot-carrier degraded drain-engineered MOSFET's
Rosenbaum et al. Accelerated testing of SiO/sub 2/reliability
US5760600A (en) Test device for insulated-gate field effect transistor and testing circuit and testing method using the same
Ji et al. An analysis of the NBTI-induced threshold voltage shift evaluated by different techniques
CN106898562A (zh) 半导体结构以及测试栅极氧化层的击穿电压的方法
Segura et al. A detailed analysis and electrical modeling of gate oxide shorts in MOS transistors
CN100362642C (zh) 同时测多个金属-氧化物-半导体器件热载流子的测试结构
JPH04373145A (ja) 半導体装置とそれを用いた評価回路および評価方法
JP2001133510A (ja) 集積回路の検査方法及び集積回路
US7764077B2 (en) Semiconductor device including semiconductor evaluation element, and evaluation method using semiconductor device
CN112230067B (zh) 电阻测试结构及方法
Terada et al. Measurement of the MOSFET drain current variation under high gate voltage
US8723528B2 (en) Active 2-dimensional array structure for parallel testing
JPH11345885A (ja) 半導体装置
JPH02111044A (ja) 半導体装置
Lozano et al. Improvement of the triangular MOS transistor for misalignment measurement
Seo et al. Temperature Dependence of Quiescent Currents as a Defect Prognosticator and Evaluation Tool