JPH1028446A - 畦用草刈機 - Google Patents
畦用草刈機Info
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- JPH1028446A JPH1028446A JP8202920A JP20292096A JPH1028446A JP H1028446 A JPH1028446 A JP H1028446A JP 8202920 A JP8202920 A JP 8202920A JP 20292096 A JP20292096 A JP 20292096A JP H1028446 A JPH1028446 A JP H1028446A
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- pulley
- cutter
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 原動機の動力をカッターに確実に伝達可能で
あるとともに、部品点数を削減した簡単な構造で負荷重
量を軽減した畦用草刈機を提供する。 【解決手段】 メインカッター１と前記サイドカッター
３との間において支持された中間軸９には中間軸第一プ
ーリ１０及び中間軸第二プーリ２９が固設され、サイド
カッター駆動軸にはコグプーリが固設され、前記中間軸
プーリ１０と原動機２の出力軸２ａに固設された原動機
軸プーリ７間に第一ベルト１１、前記中間軸第二プーリ
２９と前記メインカッター１の回転軸１ａに固設された
メインカッター軸プーリ３１間に第二ベルト３２、さら
に、コグプーリと前記サイドカッター３の回転軸３ａに
固設されたサイドカッタープーリ３５間にコグベルト３
６が巻き掛けられてなる。
あるとともに、部品点数を削減した簡単な構造で負荷重
量を軽減した畦用草刈機を提供する。 【解決手段】 メインカッター１と前記サイドカッター
３との間において支持された中間軸９には中間軸第一プ
ーリ１０及び中間軸第二プーリ２９が固設され、サイド
カッター駆動軸にはコグプーリが固設され、前記中間軸
プーリ１０と原動機２の出力軸２ａに固設された原動機
軸プーリ７間に第一ベルト１１、前記中間軸第二プーリ
２９と前記メインカッター１の回転軸１ａに固設された
メインカッター軸プーリ３１間に第二ベルト３２、さら
に、コグプーリと前記サイドカッター３の回転軸３ａに
固設されたサイドカッタープーリ３５間にコグベルト３
６が巻き掛けられてなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、メインカッターと
サイドカッターとを備えた畦用草刈機に関する。
サイドカッターとを備えた畦用草刈機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、畦用の草刈機としては、略水平の
畦の上面に沿って回転するメインカッターと、下向き傾
斜面の畦の法面に沿って回転するサイドカッターを備
え、搭載した一つの原動機としての内燃エンジンで前記
両カッターを回転駆動させるものが知られている（特開
平５ー３０８３７号公報参照）。前記のごとき従来の畦
用草刈機においては、サイドカッターの傾斜具合にかか
わらず、該サイドカッターへの回転駆動力がスムースに
伝達されなければならない。
畦の上面に沿って回転するメインカッターと、下向き傾
斜面の畦の法面に沿って回転するサイドカッターを備
え、搭載した一つの原動機としての内燃エンジンで前記
両カッターを回転駆動させるものが知られている（特開
平５ー３０８３７号公報参照）。前記のごとき従来の畦
用草刈機においては、サイドカッターの傾斜具合にかか
わらず、該サイドカッターへの回転駆動力がスムースに
伝達されなければならない。
【０００３】そして、前記従来の畦用草刈機では、前記
内燃エンジンの出力軸に設けられたプーリと、前記メイ
ンカッターの回転軸に設けられたプーリ間が第一の伝動
ベルトで連係され、さらに、前記メインカッターの回転
軸に別に設けたプーリとサイドカッターの回転軸に設け
られたプーリ間に第二の伝動ベルトを懸架したものであ
り、該第二の伝動ベルトの長さが前記サイドカッターの
傾斜具合によって変化するため、前記第二の伝動ベルト
にテンションローラを圧接させている。
内燃エンジンの出力軸に設けられたプーリと、前記メイ
ンカッターの回転軸に設けられたプーリ間が第一の伝動
ベルトで連係され、さらに、前記メインカッターの回転
軸に別に設けたプーリとサイドカッターの回転軸に設け
られたプーリ間に第二の伝動ベルトを懸架したものであ
り、該第二の伝動ベルトの長さが前記サイドカッターの
傾斜具合によって変化するため、前記第二の伝動ベルト
にテンションローラを圧接させている。
【０００４】また、前記サイドカッターを傾斜させる
と、前記メインカッターの回転軸に設けられたプーリと
サイドカッターの回転軸に設けられたプーリとの間に角
度（段差）が生じ、その間の伝動ベルトが不自然に傾斜
させられるものであった（前記公開公報第５図、第１０
図等参照）。
と、前記メインカッターの回転軸に設けられたプーリと
サイドカッターの回転軸に設けられたプーリとの間に角
度（段差）が生じ、その間の伝動ベルトが不自然に傾斜
させられるものであった（前記公開公報第５図、第１０
図等参照）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、原動機の動
力をメインカッター及び傾斜させたサイドカッターに確
実に伝達可能であるとともに、特に部品点数を削減した
一体構成とすることにより簡単な構造でサイドカッター
側への負荷重量を軽減し、その取扱いが容易である畦用
草刈機を提供することを目的とする。
力をメインカッター及び傾斜させたサイドカッターに確
実に伝達可能であるとともに、特に部品点数を削減した
一体構成とすることにより簡単な構造でサイドカッター
側への負荷重量を軽減し、その取扱いが容易である畦用
草刈機を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、メインカッターと原動機を有する水平走
行部分の側部にサイドカッターを有する傾動部分が枢支
軸線を中心として上下揺動自在に支持され、前記水平走
行部分と前記傾動部分間に、前端部に第一ベベルギア及
び後端部に第二ベベルギアを有する回動支点軸が前記枢
支軸線に一致させて掛け渡され、前記回動支点軸の前端
部の前記第一ベベルギアには、前記水平走行部分の前記
メインカッターと前記サイドカッターとの間において支
持された中間軸の下端の第三ベベルギアが噛み合わさ
れ、前記後端部の第二ベベルギアには、前記傾動部分に
支持されたサイドカッター駆動軸の下端の第四ベベルギ
アが噛み合わされ、さらに、前記中間軸には中間軸第一
プーリ及び中間軸第二プーリが固設され、前記サイドカ
ッター駆動軸には駆動プーリが固設され、前記中間軸プ
ーリと前記原動機の出力軸に固設された原動機軸プーリ
間に第一ベルト、前記中間軸第二プーリと前記メインカ
ッターの回転軸に固設されたメインカッター軸プーリ間
に第二ベルト、さらに、前記駆動プーリと前記サイドカ
ッターの回転軸に固設されたサイドカッタープーリ間に
ベルトが巻き掛けられてなる構成としたものである。
め、本発明は、メインカッターと原動機を有する水平走
行部分の側部にサイドカッターを有する傾動部分が枢支
軸線を中心として上下揺動自在に支持され、前記水平走
行部分と前記傾動部分間に、前端部に第一ベベルギア及
び後端部に第二ベベルギアを有する回動支点軸が前記枢
支軸線に一致させて掛け渡され、前記回動支点軸の前端
部の前記第一ベベルギアには、前記水平走行部分の前記
メインカッターと前記サイドカッターとの間において支
持された中間軸の下端の第三ベベルギアが噛み合わさ
れ、前記後端部の第二ベベルギアには、前記傾動部分に
支持されたサイドカッター駆動軸の下端の第四ベベルギ
アが噛み合わされ、さらに、前記中間軸には中間軸第一
プーリ及び中間軸第二プーリが固設され、前記サイドカ
ッター駆動軸には駆動プーリが固設され、前記中間軸プ
ーリと前記原動機の出力軸に固設された原動機軸プーリ
間に第一ベルト、前記中間軸第二プーリと前記メインカ
ッターの回転軸に固設されたメインカッター軸プーリ間
に第二ベルト、さらに、前記駆動プーリと前記サイドカ
ッターの回転軸に固設されたサイドカッタープーリ間に
ベルトが巻き掛けられてなる構成としたものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図１は本発明の畦用草刈機の実
施の一形態を示す全体斜視図、図２はその動力伝達機構
を示す概略平面図、図３は図２のＩＩＩーＩＩＩ矢視要
部断面図、図４は図２のＩＶーＩＶ矢視要部断面図であ
る。
面に基づいて説明する。図１は本発明の畦用草刈機の実
施の一形態を示す全体斜視図、図２はその動力伝達機構
を示す概略平面図、図３は図２のＩＩＩーＩＩＩ矢視要
部断面図、図４は図２のＩＶーＩＶ矢視要部断面図であ
る。
【０００８】図示例の畦用草刈機は、短冊状のメインカ
ッター１と原動機としての空冷式四サイクルガソリンエ
ンジン２を有する水平走行部分（Ｘ）と、前記メインカ
ッター１と同じ短冊状のサイドカッター３を有する傾動
部分（Ｙ）を有して構成され、さらに、該傾動部分
（Ｙ）が前記水平走行部分（Ｘ）の左側部後方に枢支軸
線（ＯーＯ）を中心として上下に揺動自在に支持されて
なる。図中、４は前部案内輪、５は後部駆動輪、６は操
作ハンドルである。
ッター１と原動機としての空冷式四サイクルガソリンエ
ンジン２を有する水平走行部分（Ｘ）と、前記メインカ
ッター１と同じ短冊状のサイドカッター３を有する傾動
部分（Ｙ）を有して構成され、さらに、該傾動部分
（Ｙ）が前記水平走行部分（Ｘ）の左側部後方に枢支軸
線（ＯーＯ）を中心として上下に揺動自在に支持されて
なる。図中、４は前部案内輪、５は後部駆動輪、６は操
作ハンドルである。
【０００９】なお、前記後部駆動輪５は、特に図示して
いないが、前記エンジン２からプロペラシャフト及び変
速装置、該変速装置の出力軸に設けられたスプロケッ
ト、減速用スプロケット及び減速用チエーン等からなる
減速装置を介して駆動させられる構成になっている。
いないが、前記エンジン２からプロペラシャフト及び変
速装置、該変速装置の出力軸に設けられたスプロケッ
ト、減速用スプロケット及び減速用チエーン等からなる
減速装置を介して駆動させられる構成になっている。
【００１０】まず、前記エンジン２から前記メインカッ
ター１及びサイドカッター３への動力伝達機構について
説明する。
ター１及びサイドカッター３への動力伝達機構について
説明する。
【００１１】本実施例では、前記エンジン２の下方へ突
設された出力軸２ａに固設されたエンジン軸プーリ７
と、前記水平走行部分（Ｘ）側の前記メインカッター１
と前記サイドカッター３との間において支持された後述
する前半軸受筐８ａから上方へ突出した中間軸９の上部
に固設された中間軸第一プーリ１０との間に第一ベルト
１１としてのＶベルトが緩く巻き掛けられる。
設された出力軸２ａに固設されたエンジン軸プーリ７
と、前記水平走行部分（Ｘ）側の前記メインカッター１
と前記サイドカッター３との間において支持された後述
する前半軸受筐８ａから上方へ突出した中間軸９の上部
に固設された中間軸第一プーリ１０との間に第一ベルト
１１としてのＶベルトが緩く巻き掛けられる。
【００１２】そして、該第一ベルト１１の外側には、図
２に示されているように、回転自在のテンションローラ
１２が配置され、該テンションローラ１２は、前記第一
ベルト１１に圧接して該第一ベルト１１に動力伝達のた
めの所定の張力を与える方向と、その張力を解除して動
力伝達を断つ方向とに変位可能に構成されている。すな
わち、前記テンションローラ１２はクラッチとして作用
し、前記操作ハンドル６に取付けられた刈刃クラッチレ
バー１３の操作によって変位させられる構成になってい
る。
２に示されているように、回転自在のテンションローラ
１２が配置され、該テンションローラ１２は、前記第一
ベルト１１に圧接して該第一ベルト１１に動力伝達のた
めの所定の張力を与える方向と、その張力を解除して動
力伝達を断つ方向とに変位可能に構成されている。すな
わち、前記テンションローラ１２はクラッチとして作用
し、前記操作ハンドル６に取付けられた刈刃クラッチレ
バー１３の操作によって変位させられる構成になってい
る。
【００１３】つぎに、本実施例では、前記水平走行部分
（Ｘ）の左側部後方に前記傾動部分（Ｙ）が上下に揺動
自在に支持される。図示の実施の形態においては、図
１、図２及び図３に示されているように、前記水平走行
部分（Ｘ）と前記傾動部分（Ｙ）間に枢支軸線（Ｏー
Ｏ）と一致させて回動支点軸８が掛け渡される。
（Ｘ）の左側部後方に前記傾動部分（Ｙ）が上下に揺動
自在に支持される。図示の実施の形態においては、図
１、図２及び図３に示されているように、前記水平走行
部分（Ｘ）と前記傾動部分（Ｙ）間に枢支軸線（Ｏー
Ｏ）と一致させて回動支点軸８が掛け渡される。
【００１４】該回動支点軸８は、図３に示されているよ
うに、前端部に第一ベベルギア１４が設けられ、後端部
に第二ベベルギア１５が設けられ、さらに、前記回動支
点軸８の前端部が、前記メインカッター１を覆うカバ−
２２側に支持された前半軸受筐８ａ内でベアリング１７
により回動自在に支持され、後端部が前記サイドカッタ
ー３を覆うカバ−２４側に支持されるとともに前記前半
軸受筐８ａとは独立して設けられた後半軸受筐８ｂ内で
ベアリング１８により回動自在に支持される。
うに、前端部に第一ベベルギア１４が設けられ、後端部
に第二ベベルギア１５が設けられ、さらに、前記回動支
点軸８の前端部が、前記メインカッター１を覆うカバ−
２２側に支持された前半軸受筐８ａ内でベアリング１７
により回動自在に支持され、後端部が前記サイドカッタ
ー３を覆うカバ−２４側に支持されるとともに前記前半
軸受筐８ａとは独立して設けられた後半軸受筐８ｂ内で
ベアリング１８により回動自在に支持される。
【００１５】さらに、前記回動支点軸８の前端部の前記
第一ベベルギア１４には、前記水平走行部分（Ｘ）側に
支持された第三ベベルギア２６が上方から噛み合わさ
れ、前記回動支点軸８の後端部の前記第二ベベルギア１
５には、前記傾動部分（Ｙ）側に支持された第四ベベル
ギア２７が上方から噛み合わされて構成されている。そ
して、前記第三ベベルギア２６及び前記第四ベベルギア
２７の各回転軸である前記中間軸９の上端及び前記前半
軸受筐８ａから上方へ突出したサイドカッター駆動軸２
８の上端には、それぞれ中間軸第二プ−リ２９及び駆動
プ−リとしてコグプ−リ３０が固設されている。
第一ベベルギア１４には、前記水平走行部分（Ｘ）側に
支持された第三ベベルギア２６が上方から噛み合わさ
れ、前記回動支点軸８の後端部の前記第二ベベルギア１
５には、前記傾動部分（Ｙ）側に支持された第四ベベル
ギア２７が上方から噛み合わされて構成されている。そ
して、前記第三ベベルギア２６及び前記第四ベベルギア
２７の各回転軸である前記中間軸９の上端及び前記前半
軸受筐８ａから上方へ突出したサイドカッター駆動軸２
８の上端には、それぞれ中間軸第二プ−リ２９及び駆動
プ−リとしてコグプ−リ３０が固設されている。
【００１６】前記構成において、前記傾動部分（Ｙ）を
傾動調節して所望の法面角度に合わせて使用することが
でき、該傾動部分（Ｙ）を任意の角度に傾動調節した場
合にも、前記サイドカッター３への動力伝達系には変化
がなく、該サイドカッター３をスムーズに回転駆動させ
ることができる。すなわち、図３及び図４に示されてい
るように、前記サイドカッター３とそのカバ−２４部か
らなる前記傾動部分（Ｙ）を上下に傾動させると、前記
回動支点軸８の後端部の前記第二ベベルギア１５に前記
傾動部分（Ｙ）側に支持された第四ベベルギア２７が噛
み合ったままで変位させられるだけで、動力伝達系には
何ら無理が生じることがない。
傾動調節して所望の法面角度に合わせて使用することが
でき、該傾動部分（Ｙ）を任意の角度に傾動調節した場
合にも、前記サイドカッター３への動力伝達系には変化
がなく、該サイドカッター３をスムーズに回転駆動させ
ることができる。すなわち、図３及び図４に示されてい
るように、前記サイドカッター３とそのカバ−２４部か
らなる前記傾動部分（Ｙ）を上下に傾動させると、前記
回動支点軸８の後端部の前記第二ベベルギア１５に前記
傾動部分（Ｙ）側に支持された第四ベベルギア２７が噛
み合ったままで変位させられるだけで、動力伝達系には
何ら無理が生じることがない。
【００１７】なお、前記中間軸９の上端に固設された前
記中間軸第二プ−リ２９は、前記メインカッター１の回
転軸１ａの上端に固設したメインカッター軸プ−リ３１
と高さを同じにして、その間に第二ベルト３２としての
Ｖベルトが巻き掛けられる。
記中間軸第二プ−リ２９は、前記メインカッター１の回
転軸１ａの上端に固設したメインカッター軸プ−リ３１
と高さを同じにして、その間に第二ベルト３２としての
Ｖベルトが巻き掛けられる。
【００１８】そして、該第二ベルト３２の外側には、図
２に示されているように、ばね３３により前記第二ベル
ト３２の外側に常時圧接されるオートテンションローラ
３４が配置され、前記第二ベルト３２に動力伝達のため
の所定の張力を与える構成となっている。
２に示されているように、ばね３３により前記第二ベル
ト３２の外側に常時圧接されるオートテンションローラ
３４が配置され、前記第二ベルト３２に動力伝達のため
の所定の張力を与える構成となっている。
【００１９】また、前記コグプ−リ３０と、前記サイド
カッター３の回転軸３ａの上端に設けたサイドカッター
プ−リ３５間にはコグベルト３６が巻き掛けられて構成
されている。図中、３７はそれぞれベアリング、３８は
走行クラッチレバ−、３９は補助車輪である。
カッター３の回転軸３ａの上端に設けたサイドカッター
プ−リ３５間にはコグベルト３６が巻き掛けられて構成
されている。図中、３７はそれぞれベアリング、３８は
走行クラッチレバ−、３９は補助車輪である。
【００２０】前記構成の本実施の形態においては、前記
刈刃クラッチレバー１３を操作して前記テンションロ−
ラ１２により前記第一ベルト１１に動力伝達に必要な所
定の張力を与えると、前記エンジン２の動力がその出力
軸２ａと同軸上の前記エンジン軸プ−リ７から前記第一
ベルト１１を介して前記中間軸第一プ−リ１０に伝えら
れ、同時に、該中間軸第一プ−リ１０と同軸上の前記中
間軸第二プ−リ２９が前記中間軸９とともに一体に回転
させられる。そして、前記中間軸第二プ−リ２９の回転
が、前記メインカッター軸プ−リ３１に前記第二ベルト
３２を介して伝えられ、その回転軸１ａを介してメイン
カッター１が回転させられる。
刈刃クラッチレバー１３を操作して前記テンションロ−
ラ１２により前記第一ベルト１１に動力伝達に必要な所
定の張力を与えると、前記エンジン２の動力がその出力
軸２ａと同軸上の前記エンジン軸プ−リ７から前記第一
ベルト１１を介して前記中間軸第一プ−リ１０に伝えら
れ、同時に、該中間軸第一プ−リ１０と同軸上の前記中
間軸第二プ−リ２９が前記中間軸９とともに一体に回転
させられる。そして、前記中間軸第二プ−リ２９の回転
が、前記メインカッター軸プ−リ３１に前記第二ベルト
３２を介して伝えられ、その回転軸１ａを介してメイン
カッター１が回転させられる。
【００２１】さらに、前記中間軸９の回転が、同軸上の
前記第三ベベルギア２６に伝えられ、該第三ベベルギア
２６と噛み合っている前記回動支点軸８の前端部に設け
られた前記第一ベベルギア１４に伝えられて、前記回動
支点軸８が回動させられる。同時に、該回動支点軸８の
後端部に設けられた前記第二ベベルギア１５が一体に回
転させられ、その回転が該第二ベベルギア１５と噛み合
っている前記第四ベベルギア２７を回転させる。
前記第三ベベルギア２６に伝えられ、該第三ベベルギア
２６と噛み合っている前記回動支点軸８の前端部に設け
られた前記第一ベベルギア１４に伝えられて、前記回動
支点軸８が回動させられる。同時に、該回動支点軸８の
後端部に設けられた前記第二ベベルギア１５が一体に回
転させられ、その回転が該第二ベベルギア１５と噛み合
っている前記第四ベベルギア２７を回転させる。
【００２２】さらに、該第四ベベルギア２７が回転させ
られると、該第四ベベルギア２７の回転軸であるサイド
カッター駆動軸２８の軸上の前記コグプ−リ３０が一体
に回転させられる。そして、該コグプ−リ３０の回転が
前記コグベルト３６によって前記サイドカッタープ−リ
３５に伝えられ、該サイドカッタープ−リ３５の回転軸
３ａを回転させて前記サイドカッター３を回転させる。
られると、該第四ベベルギア２７の回転軸であるサイド
カッター駆動軸２８の軸上の前記コグプ−リ３０が一体
に回転させられる。そして、該コグプ−リ３０の回転が
前記コグベルト３６によって前記サイドカッタープ−リ
３５に伝えられ、該サイドカッタープ−リ３５の回転軸
３ａを回転させて前記サイドカッター３を回転させる。
【００２３】すなわち、本実施の形態では、該傾動部分
（Ｙ）を任意の角度に傾動調節したり、自由に浮動せし
めた場合にも、前記サイドカッター３への動力伝達に変
化がなく、該サイドカッター３をスムーズに回転駆動さ
せることができる。
（Ｙ）を任意の角度に傾動調節したり、自由に浮動せし
めた場合にも、前記サイドカッター３への動力伝達に変
化がなく、該サイドカッター３をスムーズに回転駆動さ
せることができる。
【００２４】すなわち、図３、図４に示されているよう
に、前記傾動部分（Ｙ）、すなわち、前記サイドカッタ
ー３とそのカバ−２４部を上下傾動させたとしても、該
カバ−２４部に支持されている前記前半軸受筐８ａ内の
前記第四ベベルギア２７が、前記回動支点軸８の後端部
に設けられた前記第二ベベルギア１５と噛み合ったまま
変位させられるだけでその噛み合いが常に継続されるた
め、傾動具合によって動力伝達系に何らの影響が生ずる
ことがなく、無理が生じることがない。
に、前記傾動部分（Ｙ）、すなわち、前記サイドカッタ
ー３とそのカバ−２４部を上下傾動させたとしても、該
カバ−２４部に支持されている前記前半軸受筐８ａ内の
前記第四ベベルギア２７が、前記回動支点軸８の後端部
に設けられた前記第二ベベルギア１５と噛み合ったまま
変位させられるだけでその噛み合いが常に継続されるた
め、傾動具合によって動力伝達系に何らの影響が生ずる
ことがなく、無理が生じることがない。
【００２５】また、本実施の形態では、前記回動支点軸
８を、前記中間軸９及びサイドカッター駆動軸２８とと
もに軸受筐８ａ及び８ｂ内に収容した一体構成として部
品点数を削減した簡単な構造とすることにより、サイド
カッター３側への負荷重量を軽減することができ、取扱
いが容易で作業性を向上させることもできる。
８を、前記中間軸９及びサイドカッター駆動軸２８とと
もに軸受筐８ａ及び８ｂ内に収容した一体構成として部
品点数を削減した簡単な構造とすることにより、サイド
カッター３側への負荷重量を軽減することができ、取扱
いが容易で作業性を向上させることもできる。
【００２６】なお、図示例では、前記サイドカッター３
側における動力伝達に、プーリを小径のプラスチック製
のものとして、装置の小形・軽量化が計れ、かつ、ベル
トテンション手段省略可能であることからコグベルトを
使用しているが、必要に応じて他の伝動機構を組み合わ
せて利用してもよい。
側における動力伝達に、プーリを小径のプラスチック製
のものとして、装置の小形・軽量化が計れ、かつ、ベル
トテンション手段省略可能であることからコグベルトを
使用しているが、必要に応じて他の伝動機構を組み合わ
せて利用してもよい。
【００２７】
【発明の効果】本発明では、一つの原動機により、常に
無理なくメインカッター及びサイドカッターへの動力伝
達を行うことができ、特にサイドカッターの傾動具合が
変化してもスム−ズに回転駆動させることができるとと
もに、部品点数を削減した簡単な構造でサイドカッター
側への負荷重量が軽減され、取扱いが容易である効果が
得られる。
無理なくメインカッター及びサイドカッターへの動力伝
達を行うことができ、特にサイドカッターの傾動具合が
変化してもスム−ズに回転駆動させることができるとと
もに、部品点数を削減した簡単な構造でサイドカッター
側への負荷重量が軽減され、取扱いが容易である効果が
得られる。
【図１】本発明の畦用草刈機の実施の一形態を示す全体
斜視図である。
斜視図である。
【図２】その動力伝達機構を示す概略平面図である。
【図３】図２のＩＩＩーＩＩＩ矢視要部断面図である。
【図４】図２のＩＶーＩＶ矢視要部断面図である。
１ メインカッター １ａ 回転軸 ２ 原動機 ２ａ 出力軸 ３ サイドカッター ３ａ 回転軸 ７ 原動機軸プーリ ８ 回動支点軸 ９ 中間軸 １０ 中間軸第一プーリ １１ 第一ベルト １４ 第一ベベルギア １５ 第二ベベルギア ２６ 第三ベベルギア ２７ 第四ベベルギア ２８ サイドカッター駆動軸 ２９ 中間軸第二プーリ ３０ コグプーリ ３１ メインカッター軸プーリ ３２ 第二ベルト ３５ サイドカッタープーリ ３６ コグベルト Ｘ 水平走行部分 Ｙ 傾動部分 ＯーＯ 枢支軸線
Claims (1)
- 【請求項１】 メインカッター（１）と原動機（２）を
有する水平走行部分（Ｘ）の側部にサイドカッター
（３）を有する傾動部分（Ｙ）が枢支軸線（ＯーＯ）を
中心として上下揺動自在に支持され、前記水平走行部分
（Ｘ）と前記傾動部分（Ｙ）間に、前端部に第一ベベル
ギア（１４）及び後端部に第二ベベルギア（１５）を有
する回動支点軸（８）が前記枢支軸線（ＯーＯ）に一致
させて掛け渡され、前記回動支点軸（８）の前端部の前
記第一ベベルギア（１４）には、前記水平走行部分
（Ｘ）の前記メインカッター（１）と前記サイドカッタ
ー（３）との間において支持された中間軸（９）の下端
の第三ベベルギア（２６）が噛み合わされ、前記後端部
の第二ベベルギア（１５）には、前記傾動部分（Ｙ）に
支持されたサイドカッター駆動軸（２８）の下端の第四
ベベルギア（２７）が噛み合わされ、さらに、前記中間
軸（９）には中間軸第一プーリ（１０）及び中間軸第二
プーリ（２９）が固設され、前記サイドカッター駆動軸
（２８）には駆動プーリ（３０）が固設され、前記中間
軸プーリ（１０）と前記原動機（２）の出力軸（２ａ）
に固設された原動機軸プーリ（７）間に第一ベルト（１
１）、前記中間軸第二プーリ（２９）と前記メインカッ
ター（１）の回転軸（１ａ）に固設されたメインカッタ
ー軸プーリ（３１）間に第二ベルト（３２）、さらに、
前記駆動プーリ（３０）と前記サイドカッター（３）の
回転軸（３ａ）に固設されたサイドカッタープーリ（３
５）間にベルト（３６）が巻き掛けられてなることを特
徴とする畦用草刈機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20292096A JP3749575B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 畦用草刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20292096A JP3749575B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 畦用草刈機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1028446A true JPH1028446A (ja) | 1998-02-03 |
| JP3749575B2 JP3749575B2 (ja) | 2006-03-01 |
Family
ID=16465358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20292096A Expired - Fee Related JP3749575B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 畦用草刈機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3749575B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008104429A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Kioritz Corp | 自走式二面草刈機 |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP20292096A patent/JP3749575B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008104429A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Kioritz Corp | 自走式二面草刈機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3749575B2 (ja) | 2006-03-01 |
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