JPH10284176A - コネクタのフック力増強構造 - Google Patents

コネクタのフック力増強構造

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JPH10284176A
JPH10284176A JP9221097A JP9221097A JPH10284176A JP H10284176 A JPH10284176 A JP H10284176A JP 9221097 A JP9221097 A JP 9221097A JP 9221097 A JP9221097 A JP 9221097A JP H10284176 A JPH10284176 A JP H10284176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
hook
lock key
hook spring
connector body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9221097A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Totani
友之 戸谷
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication of JPH10284176A publication Critical patent/JPH10284176A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタの内装部品の配置構造を制約せず
に、コネクタのフックの係止力を増強する。 【解決手段】 コネクタ本体3と蓋4とをロックキー5
により挾持する。ロック時に、ロックキー5の一対のキ
ー部1をコネクタ本体3の一対の変形不可能な部分3a
とコネクタ本体3に設けられた一対のフックバネ片2と
のすき間に挿入する。すると、各フックバネ片2は、弾
性変形することができる長さを短縮されるので、内側に
変形し難くなる。したがって、各フックバネ片2の先端
のフック2aは、筐体等から離脱し難い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタのフック
による係止力を増強する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術の一例として、米国特許第5
529512号明細書に記載された低挿入力コネクタに
ついて説明する。
【0003】図10において、コネクタ31は、コンタ
クトハウジング32と、コンタクトハウジング32に嵌
合するキャップ状ロックキー35と、キャップ状ロック
キー35に嵌合し、かつ、コンタクトハウジング32を
挾持する中空円板状のコネクタ本体38とから構成され
る。
【0004】コンタクトハウジング32の壁33の内側
には、コンタクト34が設けられている。キャップ状ロ
ックキー35には、その下部に一対の押ピン36が、そ
の中間部に一対の突起37が、それぞれ設けられてい
る。コネクタ本体38の下部には、一対のフックバネ片
39が設けられ、また、フックバネ片39の先端にフッ
ク40が設けられている。
【0005】リセプタクル41には、その入口42の内
側に一対のフック43が、その底部にコンタクトピン4
4が、それぞれ設けられている。
【0006】図10(a)の状態において、コネクタ3
1全体を下方に移動すると、図10(b)の状態に至っ
て、コネクタ31のコンタクト34がリセプタクル41
のコンタクトピン44に接触する。続いて、キャップ状
ロックキー35を下方に押圧すると、一対の突起37が
コネクタ本体38の中空部に進入し、また、一対の押ピ
ン36の下端がコネクタ本体38の一対のフックバネ片
39を外側に押す。この結果、図10(c)に示される
ように、各フックバネ片39の先端のフック40は、リ
セプタクル41の各フック43に係合する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の低挿入力コ
ネクタにおいて、コネクタのフックの上方からロックキ
ーを挿入するため、ロックキーが移動するために必要な
スペースをコンタクトハウジングの付近に設けざるを得
なかった。
【0008】なお、ロックキーを挿入しないタイプのコ
ネクタでは、コネクタのフックの係止力を増強すること
は、困難であった。
【0009】そこで、本発明は、前記従来のコネクタの
欠点を改良し、コネクタの内装部品の配置構造を制約せ
ずに、コネクタのフックの係止力を増強しようとするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0011】(1)コネクタ本体と前記コネクタ本体の
蓋とをロックキーにより挾持して構成されるコネクタに
おいて、前記ロックキーのキー部をロック時に前記コネ
クタ本体の変形不可能な部分と前記コネクタ本体に設け
られたフックバネ片とのすき間に挿入し、前記フックバ
ネ片の弾性変形することができる長さを短縮することに
より、前記フックバネ片が変形し難くするコネクタのフ
ック力増強構造。
【0012】(2)前記ロックキーのキー部、前記フッ
クバネ片及び前記すき間を、それぞれ対称形に一対有す
る前記(1)記載のコネクタのフック力増強構造。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態例について
図1〜図9を参照して説明する。
【0014】図1はロックキー解除時の断面図、図2は
ロックキーロック時の断面図、図3はロックキー解除時
の要部の断面図、図4はロックキーロック時の要部の断
面図、図5はロックキーロック時の斜視図、図6はロッ
クキーを取り外した状態の斜視図、図7は分解斜視図、
図8はロックキーロック時の断面図、図9は蓋を外して
内部を示す平面図である。
【0015】コネクタは、コネクタ本体3と蓋4とロッ
クキー5とから構成される。ロックキー5には、一対の
キー部1が一体に設けられている。
【0016】図1に示されるように、ロックキー5は、
コネクタ本体3と蓋4にあらかじめ仮係止され、この状
態では、コネクタ本体3に設けられたフックバネ片2
は、弾性変形自在であるから、コネクタを筐体等に固定
するときに必要な挿入力を低くすることができる。コネ
クタを筐体等に固定した後に、図1の状態に位置するロ
ックキー5をコネクタ本体3と蓋4に対して左方向に押
し込むと、図2の状態に至る。すなわち、図3に示され
るコネクタ本体3の変形不可能な部分3aとフックバネ
片2との間のキー挿入空間6に、キー部1が図4に示さ
れるように挿入される。なお、コネクタ本体3の中央部
には、多数の端子7が配設されている。この結果、フッ
クバネ片2は、弾性変形することができる長さの範囲を
短縮される。したがって、コネクタを筐体等から抜去し
ようとしたとき、フックバネ片2のフック2aは、筐体
等から離脱し難くなるので、コネクタのフック2aによ
る係止力が増強される。
【0017】ロックキー5は、図6に示されるように、
コネクタ本体3と蓋4に対して横方向から挿入されるた
め、図7と図8に照らして明らかなように、コネクタの
内装部品8の配置構造を制約することがない。例えば、
図9に示されるようなコネクタの内装部品の配置構造を
想定した場合、ロックキー5をコネクタ本体3に上方か
ら挿入しようとすると、交差した斜線で示したロックキ
ー挿入位置9には、内装部品を配置することができな
い。しかし、上述したとおり、本実施の形態例では、こ
のような内装部品の配置の不都合が生じない。
【0018】フックバネ片2は、断面コ字形を呈し、図
1に示されるように、コネクタ本体3と蓋4を挟み込む
ため、蓋4のコネクタ本体3からの離脱の防止にも役立
つ。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0020】(1)コネクタ本体と蓋に対してロックキ
ーを横方向から挿入するので、コネクタの内装部品の配
置構造を制約する支障が生じない。
【0021】(2)ロックキーによりフックバネ片の弾
性変形可能な長さの範囲を短縮するので、コネクタのフ
ックの係止力が増強される。
【0022】(3)フックバネ片は、コネクタ本体と蓋
を挟み込むため、蓋のコネクタ本体からの離脱を防止す
ることができる。
【0023】(4)ロックキーのロックと解除を随意に
切替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例のロックキー解除時の
断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態例のロックキーロック時
の断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態例における要部のロック
キー解除時の断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態例における要部のロック
キーロック時の断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態例のロックキーロック時
の斜視図である。
【図6】本発明の一実施の形態例のロックキーをコネク
タ本体と蓋から取り外した状態の斜視図である。
【図7】本発明の一実施の形態例の分解斜視図である。
【図8】本発明の一実施の形態例のロックキーロック時
の断面図である。
【図9】本発明の一実施の形態例の蓋を外して内部を示
す平面図である。
【図10】従来の低挿入力コネクタの断面図であり、挿
入過程を順次(a)〜(c)に示す。
【符号の説明】
1 キー部 2 フックバネ片 2a フック 3 コネクタ本体 3a 変形不可能な部分 4 蓋 5 ロックキー 6 キー挿入空間 7 端子 8 内装部品 9 ロックキー挿入位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ本体と前記コネクタ本体の蓋と
    をロックキーにより挾持して構成されるコネクタにおい
    て、前記ロックキーのキー部をロック時に前記コネクタ
    本体の変形不可能な部分と前記コネクタ本体に設けられ
    たフックバネ片とのすき間に挿入し、前記フックバネ片
    の弾性変形することができる長さを短縮することによ
    り、前記フックバネ片が変形し難くすることを特徴とす
    るコネクタのフック力増強構造。
  2. 【請求項2】 前記ロックキーのキー部、前記フックバ
    ネ片及び前記すき間を、それぞれ対称形に一対有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のコネクタのフック力増強
    構造。
JP9221097A 1997-04-10 1997-04-10 コネクタのフック力増強構造 Withdrawn JPH10284176A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9221097A JPH10284176A (ja) 1997-04-10 1997-04-10 コネクタのフック力増強構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP9221097A JPH10284176A (ja) 1997-04-10 1997-04-10 コネクタのフック力増強構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10284176A true JPH10284176A (ja) 1998-10-23

Family

ID=14048091

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JP9221097A Withdrawn JPH10284176A (ja) 1997-04-10 1997-04-10 コネクタのフック力増強構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112424432A (zh) * 2018-06-13 2021-02-26 塞拉洛克创新股份有限公司 具有连接系统的地板系统和相关连接装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112424432A (zh) * 2018-06-13 2021-02-26 塞拉洛克创新股份有限公司 具有连接系统的地板系统和相关连接装置
CN112424432B (zh) * 2018-06-13 2022-11-22 塞拉洛克创新股份有限公司 具有连接系统的地板系统和相关连接装置

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040706