JPH10283021A - 監視制御方法および装置 - Google Patents

監視制御方法および装置

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JPH10283021A
JPH10283021A JP9108097A JP9108097A JPH10283021A JP H10283021 A JPH10283021 A JP H10283021A JP 9108097 A JP9108097 A JP 9108097A JP 9108097 A JP9108097 A JP 9108097A JP H10283021 A JPH10283021 A JP H10283021A
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JP
Japan
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component
screen
monitoring
display device
registered
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Application number
JP9108097A
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English (en)
Inventor
Teruo Onishi
輝生 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑なプログラムの記述を必要とせず、簡単
な処理により監視制御対象の各部品の移動、状態変化等
の動作を表示装置の画面上に表示して監視制御する監視
制御方法および装置を提供する。 【解決手段】 各部品に対応して該部品の動作を示す動
作情報を予め登録しておき、該部品の動作のためのイベ
ントの獲得により上記予め登録した動作情報に基づき表
示装置の画面上における該部品の動作の表示を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種制御装置若
しくは入出力装置からのデータ収集と制御を行うための
実行環境とその各種情報表示の設定及び処理の定義を行
うための開発環境とを有する監視制御方法および装置に
関し、特に、監視制御対象の各部品の移動、状態変化等
の動作を表示装置の画面上に表示して監視制御する監視
制御方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の監視制御システムにおい
ては、各種制御装置や、入出力装置からのデータ収集や
制御などの監視を行うための実行環境とそのための各種
設定や、情報表示のためのディスプレイ画面の作成を行
うための開発環境を有し、制御装置等から一定の周期で
データを収集し、ディスプレイの画面上にそのデータの
表示または指定された処理が行われるように構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の監視制御システムにあっては、 1)収集データ数が多くなると期待したデータ収集周期
を維持することができない 2)グラフィカルなディスプレイ表示を実現するために
は複雑なプログラムの記述が必要であり、開発効率が低
下するばかりでなく、データ収集性能を劣化させる 3)組み込み型通信ドライバのため柔軟に拡張できない
などの問題点がある。
【0004】図15は、従来の監視制御システムにおけ
る表示部品移動のための手法を示したものである。
【0005】この従来の監視制御システムにおける表示
部品移動のための処理はユーザプログラムとして記述さ
れる。
【0006】すなわち、まず、移動部品の初期位置を定
義し(ステップ261)、次に、部品移動のためのイベ
ントを獲得する(ステップ262)。
【0007】そして、現在の部品の位置が最終位置かを
調べ(ステップ263)、最終位置である場合は、ステ
ップ263に戻るが、最終位置でない場合は、現在表示
されている移動部品を非表示にし(ステップ264)、
次に、部品移動先の座標を算出し(ステップ265)、
移動先座標位置に部品を描画して(ステップ266)、
ステップ263に戻る処理が行われる。
【0008】すなわち、まず、移動対象部品を初期位置
に表示し、ステップ262の移動イベント獲得によって
部品を最終目的位置まで移動する。
【0009】このとき、移動イベント獲得毎にステップ
263の最終座標位置かどうかの判断を行い、最終目的
位置に到達していなければ、現在の座標位置から少しだ
け最終目的位置に近い位置に部品を移動する。
【0010】ここで、ステップ264から266のよう
に現在表示されている部品を一旦消去し、新たに描画す
る座標位置を算出し、算出した座標位置に部品を再度描
画する必要があり、これらの処理をプログラム中で記述
する必要があった。
【0011】また、部品の描画位置を少しずつ移動させ
て再描画を行うため、画面上でスムーズに部品を移動す
るためには、小刻みに移動が必要になり、このため膨大
なイベント獲得と、部品移動および再描画のための処理
が必要となる。
【0012】これによりプログラム実行処理が増加し、
CPU処理を占有することになり、監視・制御システム
本来の目的である制御機器との通信によるデータ収集お
よびデータ通信のタイミングに遅延が発生することにな
る。
【0013】また、この種の従来の監視制御システムに
おいて、複雑な動作を伴う制御機器(例えばアームを移
動させるロボットなど)をディスプレイの画面上で表現
する場合は、複数のイメージデータを高速に変更してア
ニメーション表現する必要がある。
【0014】図16は、このアニメーション表現を実現
するための従来システムの処理を示すもので、まず、初
期イメージデータを表示し(ステップ271)、現在表
示中のイメージデータ情報を保持する(ステップ27
1)。
【0015】その後、タイマなどによるイメージデータ
変更イベント獲得を行い(ステップ273)、次に、表
示中イメージデータ情報より現在表示中のイメージを消
去し(ステップ274)、次に表示すべきイメージデー
タを求める(ステップ275)。
【0016】そして、このイメージデータを表示し(ス
テップ276)、表示中のイメージデータを保持する
(ステップ277)。
【0017】次に、表示データが一巡したかを調べ(ス
テップ278)、一巡した場合はステップ271に戻
り、一巡していない場合は、ステップ273に戻り、ス
テップ273からステップ278までの処理を繰り返
す。
【0018】このように、アニメーション表現を実現す
るためにも複雑な処理が必要となり、そのプログラムを
作成するためにも膨大な時間が必要である。
【0019】そこで、この発明は、複雑なプログラムの
記述を必要とせず、簡単な処理により監視制御対象の各
部品の移動、状態変化等の動作を表示装置の画面上に表
示して監視制御する監視制御方法および装置を提供する
ことを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、監視制御対象の各部品の動作を
表示装置の画面上に表示して監視制御する監視制御方法
において、上記部品に対応して該部品の動作を示す動作
情報を予め登録しておき、上記部品の動作のためのイベ
ントの獲得により上記予め登録した動作情報に基づき上
記表示装置の画面上に該部品の動作を表示することを特
徴とする。
【0021】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、上記動作情報は、上記部品の移動軌跡情報お
よび移動速度情報を含み、上記部品の移動のためのイベ
ントの獲得により上記予め登録した該部品の移動軌跡情
報および移動速度情報に基づき上記表示装置の画面上に
該部品の移動を表示することを特徴とする。
【0022】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
において、上記動作情報は、上記部品の状態変化を示す
動画情報を含み、上記部品の状態変化のためのイベント
の獲得により上記予め登録した該部品の動画情報に基づ
き上記表示装置の画面上に該部品の状態変化を表示する
ことを特徴とする。
【0023】また、請求項4の発明は、複数の監視制御
対象の各部品の動作を表示装置の画面上に表示して監視
制御する監視制御方法において、上記部品に対応して該
部品の動作を示す動作情報を予め登録しておき、上記複
数の監視制御対象の各部品の動作のためのイベントを分
類して上記表示装置の画面上に表示する必要のあるイベ
ントを選択的に獲得し、該イベントの獲得により上記予
め登録した動作情報に基づき上記表示装置の画面上に該
部品の動作を表示することを特徴とする。
【0024】また、請求項5の発明は、請求項4の発明
において、上記複数の監視制御対象の各部品の動作のた
めのイベントをそれぞれ優先度を有する複数のグループ
に分類し、上記優先度に基づき上記各グループのイベン
トを選択的に獲得し、該イベントの獲得により上記予め
登録した動作情報に基づき上記表示装置の画面上に該部
品の動作を表示することを特徴とする。
【0025】また、請求項6の発明は、監視制御対象の
各部品の動作を表示装置の画面上に表示して監視制御す
る監視制御装置において、上記部品に対応して該部品の
動作を示す動作情報を予め登録する登録手段と、上記部
品の動作のためのイベントを獲得する獲得手段と、上記
獲得手段による上記イベントの獲得により上記登録手段
により予め登録した動作情報に基づき上記表示装置の画
面上に該部品の動作を表示する表示制御手段と、を具備
することを特徴とする。
【0026】また、請求項7の発明は、請求項6の発明
において、上記動作情報は、上記部品の移動軌跡情報お
よび移動速度情報を含み、上記表示制御手段は、上記獲
得手段による上記部品の移動のためのイベントの獲得に
より上記登録手段により予め登録した該部品の移動軌跡
情報および移動速度情報に基づき上記表示装置の画面上
に該部品の移動を表示することを特徴とする。
【0027】また、請求項8の発明は、請求項6の発明
において、上記動作情報は、上記部品の状態変化を示す
動画情報を含み、上記獲得手段による上記部品の状態変
化のためのイベントの獲得により上記登録手段により予
め登録した該部品の動画情報に基づき上記表示装置の画
面上に該部品の状態変化を表示することを特徴とする。
【0028】また、請求項9の発明は、複数の監視制御
対象の各部品の動作を表示装置の画面上に表示して監視
制御する監視制御装置において、上記部品に対応して該
部品の動作を示す動作情報を予め登録する登録手段と、
上記複数の監視制御対象の各部品の動作のためのイベン
トを分類して上記表示装置の画面上に表示する必要のあ
るイベントを選択的に獲得する獲得手段と、上記獲得手
段による上記イベントの獲得により上記登録手段により
予め登録した動作情報に基づき上記表示装置の画面上に
該部品の動作を表示する表示制御手段と、を具備するこ
とを特徴とする。
【0029】また、請求項10の発明は、請求項9の発
明において、上記獲得手段は、上記複数の監視制御対象
の各部品の動作のためのイベントをそれぞれ優先度を有
する複数のグループに分類し、該優先度に基づき上記各
グループのイベントを選択的に獲得し、上記表示制御手
段は、上記獲得手段による上記イベントの獲得により上
記登録手段により予め登録した動作情報に基づき上記表
示装置の画面上に該部品の動作を表示することを特徴と
する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて添付図面を参照して詳細に説明する。
【0031】図1は、この発明に係わる監視制御方法お
よび装置を適用して構成される監視制御システムの一実
施の形態をブロック図で示したものである。
【0032】図1において、この監視制御システムは、
パーソナルコンピュータをプラットフォームとして構成
されるもので、 1)描画部品の作成などを支援する開発支援環境10 2)監視制御を行うためのモニタリングの構築を行うた
めの監視制御システム開発環境20 3)監視制御を実行するための監視制御システム実行環
境40 4)各種制御機器とのデータ通信を行う通信処理環境5
0 を具備する。なお、30は、プロジェクト情報ファイル
を示す。
【0033】ここで、開発支援環境10は、 1)描画部品の作成を行なう描画部品作成部11 2)アニメーション表現を持つ高機能部品の作成を行な
うアニメーション部品作成部12 3)移動軌道を持つ高機能部品の作成を行なう移動軌道
設定部13 を具備して構成される。
【0034】また、監視制御システム開発環境20は、 1)モニタリング時のディスプレイ表示画面の設定を行
なう画面表示方法設定部21 2)各種制御機器からのデータの読み込み/書き込みの
ための設定を行なう収集データ定義部23 3)制御機器との通信またはキーボード入力などの外部
要因に対応した動作の設定を行なうイベント−アクショ
ン設定部22 を具備して構成され、収集データ定義部23は、収集デ
ータ定義MMI部23−1、通信ドライバ選択MMI部
23−2を具備して構成される。
【0035】また、監視制御システム実行環境40は、 1)ディスプレイ画面表示を行なう画面表示部41 2)外部による各種イベント発生時の設定内容の実行を
行なうイベント−アクション処理部42 3)開発環境にて設定した各種制御機器との通信を行な
うデータ収集部43 を具備して構成され、データ収集部43は、収集条件判
定部43−1、収集優先度管理部43−2、通信要求発
行部43−3を具備して構成される。
【0036】また、通信処理環境50は、 1)使用ドライバ情報を設定する使用ドライバ情報設定
部51 2)接続制御機器情報を設定する接続制御機器情報設定
部52 3)通信コンフィギュレーションMMI部53 4)通信媒体および各種制御機器毎に異なるプロトコル
などの差異を吸収する仮想通信ドライバ部54 5)監視制御システム実行環境40からの要求に応じて
制御機器60−1から60−Nとデータの送受信を行う
通信ドライバ部55 を具備して構成され、通信コンフィギュレーションMM
I部53は、制御機器情報設定MMI部53−1、通信
ドライバ設定MMI部53−2を具備し、通信ドライバ
部55は、通信ドライバ55−1から55−Nを具備し
て構成される。
【0037】ところで、この実施の形態の監視制御シス
テムにおいて、例えば監視画面上に、ベルトコンベア上
を移動している製品やプラントフロア上を行き来する自
動搬送機などをビジュアルに表現する場合を考える。
【0038】この場合、従来のシステムにおいては、図
15で説明したように、自動搬送機またはコンベア上を
移動する製品のイメージ図をディスプレイ画面上に表示
し、一定周期またはあるタイミングによって少しづつ表
示位置を変更する処理を行なう必要があり、この座標位
置指定は、プログラム中で記述する必要がある。
【0039】これに対して、この実施の形態の監視制御
システムにおいては、グラフィックパーツ自体に座標デ
ータをあらかじめ登録しておくことで、プログラムでの
座標計算および座標指定の記述なしに、ディスプレイ画
面上で製品や自動搬送機などのイメージを自動的に移動
させることを可能としている。
【0040】図2は、この実施の形態の監視制御システ
ムにおける表示部品移動のための手法を記述したもので
ある。
【0041】ここで、描画部品移動エンジン100のス
テップ101の処理は、図1に示した監視制御システム
開発環境40および開発支援環境10に属する。
【0042】また、ステップ102からステップ111
の処理は、図1に示した監視制御システム実行環境40
の画面表示部41およびイベント−アクション処理部4
2に属する。
【0043】また、ステップ121からステップ122
は、ユーザプログラム120が定義したプログラムを示
している。
【0044】なお、この実施の形態の監視制御システム
においては、各部品に対してあらかじめ移動のための軌
道と移動速度を登録することが可能であるが、各部品に
対してこれら移動速度と軌道を1セットとしたものが最
大32種類まで登録することが可能である。
【0045】すなわち、この軌道の指定については、 1)直線軌道(1回限定移動、複数回指定移動) 2)直線折り返し移動(1回限定移動、複数回指定移
動) 3)円軌道(1回限定移動、複数回指定移動) 4)円軌道折り返し移動(1回限定移動、複数回指定移
動) 5)ジグザグ軌道(1回限定移動、複数回指定移動) 6)ジグザグ軌道折り返し移動(1回限定移動、複数回
指定移動) 7)曲線軌道(1回限定移動、複数回指定移動) 8)曲線折り返し移動(1回限定移動、複数回指定移
動) の8カテゴリ、16種類の軌道を指定することが可能で
ある。
【0046】図2において、描画部品移動エンジン10
0では、まず、軌道1〜32までの種類、通過位置、移
動速度を登録する(ステップ101)。
【0047】また、ユーザプログラム120において
は、まず、部品移動開始のためのイベントを獲得し(ス
テップ121)、次に、当該部品に対して移動シーケン
スの選択指定を行い(ステップ122)、これを繰り返
す。
【0048】描画部品移動エンジン100では、ユーザ
プログラム120のステップ122で選択指定された移
動シーケンス番号を獲得し(ステップ102)、ステッ
プ101で登録された通過座標より移動経路を算出し
(ステップ103)、ステップ101で登録された移動
速度より描画リフレッシュレートを算出し(ステップ1
04)、要求されたシーケンス始点座標に部品を描画す
る(ステップ105)。
【0049】そして、描画リフレッシュレートのタイマ
割込みをセットし(ステップ106)、移動最終位置か
を調べる(ステップ107)。
【0050】ここで、移動最終位置でない場合は、次の
移動位置に部品を描画し(ステップ108)、ステップ
107に戻る。
【0051】ステップ107で移動最終位置であると判
断されると、次に、繰り返し実行かを調べ(ステップ1
09)、繰り返し実行である場合は、初期位置に部品を
描画し(ステップ110)、ステップ107に戻る。
【0052】また、ステップ109で繰り返し実行でな
いと判断されると、移動終了イベントを発行する(ステ
ップ111)。
【0053】このような構成によると、ユーザプログラ
ム120では、ステップ121で各部品にあらかじめ部
品が移動するためのイベントを一度だけ獲得し、ステッ
プ122であらかじめ登録されている移動シーケンスを
選択指定し、部品に対して設定を行うという2段階の処
理だけで部品移動を実現することができる。
【0054】これにより、従来システムで問題となる部
品移動に対するプログラム処理の負荷またはCPU占有
を極端に軽減し、システム本来の目的であるデータ収集
およびデータ送信処理への影響を軽減することができ
る。
【0055】また、これによりユーザによるプログラム
開発のための時間を極端に削減することが可能となる。
【0056】ところで、一般に、工場プラント内を自在
に移動する自動搬送機を考えると、自動搬送機にはあら
かじめ決められた移動ルートがプログラムによって複数
登録され、そのルートを選択して物品を搬送する。
【0057】しかしながら、この実施の形態の手法によ
ると、複雑なプログラムなしにあらかじめ登録されてい
る移動シーケンス32種類の中から1つを選択するだけ
で、自動搬送機のような機器の動作状況をモニタリング
画面上で表現することが可能になる。
【0058】また、この種の監視制御システム(モニタ
リングシステム)において、複雑な動作を伴う制御機器
(例えばアームを移動させるロボットなど)をディスプ
レイの画面上で表現する場合、複数のイメージデータを
高速に変更してアニメーション表現する必要がある。
【0059】しかしながら、このアニメーション表現を
実現するためには、従来、図16に示すように、複雑な
処理が必要となり、そのプログラムを作成するためにも
膨大な時間が必要であった。
【0060】そこで、この実施の形態の監視制御システ
ムでは、ディスプレイ表示部品に対して、あらかじめア
ニメーション表示のためのデータを登録し、モニタリン
グシステム構築時にはプログラムなどによってユーザが
アニメーションの開始指示および終了指示を行うだけで
実現できるように構成される。
【0061】また、ロボットのような制御機器を考える
と、アームに上下運動や左右の運動など1つの制御機器
(描画対象部品)であっても、複数の表現を持つ。この
ため、本システムでは1つの描画部品に対して、32種
類のアニメーションをあらかじめ登録することが可能で
あり、この登録された複数のアニメーションの1つを選
択し、その開始と終了を指定するだけでディスプレイ画
面上に様々なアニメーション表現を容易に行うことを可
能としている。
【0062】図3は、この実施の形態の監視制御システ
ムにおけるアニメーション表現のための手法を記述した
ものである。
【0063】なお、図3において、描画部品移動エンジ
ン300のステップ301は、図1に示した監視制御シ
ステム開発環境20および開発支援環境10に属する。
【0064】また、ステップ302〜ステップ310の
処理は、監視制御システム実行環境40の画面表示部4
1およびイベント−アクション処理部42に属する。
【0065】また、ステップ321〜322はユーザが
定義したユーザプログラム320を示している。
【0066】すなわち、描画部品移動エンジン300で
は、まず、32種類までのアニメーションを登録する
(ステップ301)。
【0067】また、ユーザプログラム320において
は、まず、アニメーション開始のためのイベントを獲得
し(ステップ321)、次に、当該部品に対してアニメ
ーションの選択指定を行い(ステップ322)、これを
繰り返す。
【0068】描画部品移動エンジン300では、ユーザ
プログラム320のステップ322で選択指定されたア
ニメーションのシーケンス番号を獲得する(ステップ3
02)。
【0069】次に、初期イメージデータを表示し(ステ
ップ303)、現在表示中のイメージデータ情報を保持
する(ステップ304)。
【0070】その後、タイマなどによるイメージデータ
変更イベント獲得を行い(ステップ305)、次に、表
示中イメージデータ情報より現在表示中のイメージを消
去し(ステップ306)、次に表示すべきイメージデー
タを求める(ステップ307)。
【0071】そして、このイメージデータを表示し(ス
テップ308)、表示中のイメージデータを保持する
(ステップ309)。
【0072】次に、表示データが一巡したかを調べ(ス
テップ310)、一巡した場合はステップ303に戻
り、一巡していない場合は、ステップ305に戻り、ス
テップ305からステップ310までの処理を繰り返
す。
【0073】このような構成によると、従来ユーザがプ
ログラム中で複雑な処理を行う必要があったが、この負
荷を極端に削減することができ、これに伴いCPUの占
有を軽減し、本来の目的であるデータ収集性能の向上を
実現することができる。
【0074】ところで、一般的に、この種の監視制御シ
ステム(モニタリングシステム)においては、複数の表
示画面から構成され、各画面上に各種制御機器からのデ
ータを表示する。
【0075】そして、システムが大規模になるほど、こ
の表示データは量は増加し、すべてのデータを収集する
ためにはかなり収集時間を必要とする。
【0076】このため、多量のデータ収集が必要なシス
テムでは高速なデータ収集を放棄するか、複雑なプログ
ラムの作成によって回避する必要がある。
【0077】しかしながら、この種のモニタリングシス
テムにおいて、全てのデータを常に収集する必要性はな
く、表示するために必要なデータまたは、監視のために
収集する必要のあるデータだけの収集で十分である。
【0078】そこで、この実施の形態の監視制御システ
ムでは、この収集の必要性を自動的に分類する機構を設
けることで、収集すべきデータの削減を実現し、データ
収集速度の高速化を実現している。
【0079】図4は、収集データ自動判別機能を付加し
て構成したこの発明の他の実施の形態の監視制御システ
ムを示したものである。
【0080】図4において、この監視制御システムの監
視制御システム開発環境200は、 1)画面表示方法設定部210 2)収集データ定義部220 を具備して構成される。
【0081】ここで、画面表示方法設定部210は、画
面1構築情報(収集データ情報定義)部210−1〜画
面N構築情報(収集データ情報定義)部210−Nを具
備して構成される。
【0082】また、収集データ定義部220は、グロー
バルデータ/ローカルデータ選別部221、グローバル
データ管理部222、ローカルデータ管理部223を具
備して構成され、ローカルデータ管理部223は、画面
1ローカルデータ223−1〜画面Nローカルデータ2
23−Nから構成される。
【0083】また、この監視制御システムの監視制御シ
ステム実行環境400は、 1)収集条件判定部410 2)通信要求発行部420 を具備して構成される。
【0084】図4に示した構成において、画面表示方法
設定部210では、各表示画面においてどのデータをど
の制御機器から収集または送信するかの定義を行なう。
【0085】また、グローバルデータ/ローカルデータ
選別部221では、画面表示方法設定部210で定義さ
れた各画面で必要とする収集データをグローバルデータ
とローカルデータと呼ばれる単位に選別する。
【0086】すなわち、各画面において使用される収集
データには次の2つの種類のデータが存在する。
【0087】1)ローカルデータ:モニタリング実行時
に表示されている画面だけで使用するデータ 2)グローバルデータ:モニタリング実行時、各画面に
共通して必要となるデータ グローバルデータ/ローカルデータ選別部221では、
この各画面毎のローカルデータとシステムとしてのグロ
ーバルデータに選別する。
【0088】グローバルデータ管理部222では、常に
収集する必要のあるデータ群を管理する。
【0089】また、ローカルデータ管理部223では、
各画面毎に必要となるローカルデータ群を管理する。
【0090】監視制御システム実行環境400の収集条
件判定部410では、モニタリング実行時に、グローバ
ルデータ管理部222およびローカルデータ管理部22
3において管理されているデータ群のうち、どのデータ
を収集する必要があるのかを判定するとともに、通信要
求発行部420に対して必要最小限のデータの収集要求
を行うものである。
【0091】すなわち、収集条件判定部410は、通信
要求発行部420に対するグローバルデータ収集要求に
より、通信要求発行部420から収集グローバルデータ
を取得し、通信要求発行部420に対するローカルデー
タ収集要求により、通信要求発行部420から収集ロー
カルデータを取得する。
【0092】通信要求発行部は、収集条件判定部410
より指示されたデータ群を通信などを介して各種制御機
器から収集する。
【0093】図5は、図4に示した収集条件判定部41
0の処理の流れをフローチャートで示したものである。
【0094】図5において、まず、グローバルデータ管
理部222からグローバルデータ群情報を獲得する(ス
テップ201)。そして、表示すべき画面情報の獲得と
保持を行なう(ステップ202)。
【0095】次に、ローカルデータ管理部223から表
示画面に対応したローカルデータ群情報の獲得と保持を
行なう(ステップ203)。そしてデータ収集タイミン
グイベントの獲得を行い(ステップ204)、グローバ
ルデータ収集要求を発行し(ステップ205)、次にロ
ーカルデータ収集要求を発行する(ステップ206)。
【0096】そして、表示画面変更かを調べ(ステップ
207)、表示画面変更の場合は、ステップ202に戻
り、表示画面変更でない場合は、ステップ204に戻
る。
【0097】図6は、データ収集時において、収集すべ
きデータを3つの優先度を持つグループに分類し、各グ
ループごとにデータ収集タイミングを設定することが可
能な機能を具備するようにして構成したこの発明の他の
実施の形態の監視制御システムを示したものである。
【0098】図6において、この監視制御システムのデ
ータ収集部430は、 1)階層型優先度管理部431 2)データ収集タイミング発生部432 を具備して構成される。なお、230は収集データ定義
部であり、54は仮想通信ドライバ部である。
【0099】一般に、制御機器に対する収集データ数が
増加すると、すべてのデータを一定周期で読み込みまた
は書き込みを行うことは不可能であり、あらかじめ期待
したデータ収集タイミング(スキャンタイム)から極端
に遅延する可能性も発生することがある。
【0100】そこで、この実施の形態の監視制御システ
ムにおいては、この問題を解決するために、収集データ
を複数の優先度グループに分けて管理し、それぞれにス
キャンタイミングを設定可能なことを特徴としている。
【0101】各優先度グループのスキャンタイミング
は、一定周期にデータ収集を行う単位時間の設定ではな
く、もっとも優先度の高いデータ収集グループ(Hig
h Priority Groupと呼ぶ)のみ単位時
間を設定し、他のグループについてはHigh Pri
ority Groupのスキャン単位時間の何倍の間
隔でデータ収集を行うかを設定するものである。
【0102】図7は、図6に示した階層型優先度管理の
処理をフローチャートで示したものである。
【0103】図7において、まず、各優先度グループ毎
の収集データ情報を生成する(ステップ251)。次
に、最も遅いスキャンタイミングの優先度グループを検
索し、High Priorityグループに対する倍
数を求め、Jに代入する(ステップ252)。
【0104】そして、High Priorityデー
タのスキャンタイミングイベントを獲得し(ステップ2
53)、High Priorityデータ群のデータ
を収集する(ステップ254)。
【0105】次に、High Priorityグルー
プ以外でスキャンタイミングの倍数がカウントIと同じ
ものを検索する(ステップ255)。
【0106】そして、該当グループがあるかを調べ(ス
テップ256)、該当グループがない場合は、カウント
Iを「1」インクリメントし(ステップ258)、ステ
ップ253に戻る。
【0107】また、ステップ256で、該当グループが
ある場合は、該当グループのデータを収集し(ステップ
257)、その後、カウントIを「1」インクリメント
し(ステップ258)、ステップ253に戻る。
【0108】図8は、上記3階層の優先度グループを例
にデータ収集タイミングをタイミングチャートで示す。
【0109】図8に示す例では、最も優先度の高いHi
gh Priority groupのデータ収集タイ
ミングを10msとし、Middle Priorit
ygroupの収集タイミングをHigh Prior
ity groupの収集タイミングの2倍としてい
る。
【0110】また、図8において、データ収集タイミン
グはタイミングチャートの立ち上がりエッジ部分で表現
している。
【0111】図8で示すように、すべてのデータが同時
にデータ収集を行う頻度は非常に少なくなり、各データ
収集タイミングでの収集データ数の減少を実現すること
ができる。
【0112】また、前述のグローバルデータ/ローカル
データ自動選択機構を併用することで、さらに収集デー
タ数を減少することが可能であり、データ収集の高速化
を実現することができる。
【0113】次に、アニメーションパーツの画面上の動
作と実際の監視ラインの動作との同期の取り方について
説明する。
【0114】図9は、この発明の監視制御システムにお
いてモニタリング画面上にイメージ表示を行なう製造ラ
インの一例を示したものである。
【0115】図9において、この製造ラインは、センサ
ー61−1(センサー1)の位置からセンサー61−2
(センサー2)の位置までベルトコンベア64上の製品
62を移動させ、センサー61−2(センサー2)の位
置で加工ロボット63により製品62の加工を行い、こ
の加工ロボット63による加工実施中において、製品6
2はこの加工ロボット63の位置で停止し、加工ロボッ
ト63による加工終了後、製品62をセンサー61−3
(センサー3)の位置までベルトコンベア64上を移動
させる製造ラインを想定している。
【0116】また、この監視制御システムにおいて、デ
ィスプレイ画面上では製品62を移動軌道を持つグラフ
ィックパーツとし、加工ロボット63をアニメーション
表示可能なグラフィックパーツとして実現する。
【0117】ここで、製品62のグラフィックパーツに
はあらかじめ下記の設定がなされる。
【0118】1)シーケンス1−1 センサー1の位置からセンサー2の位置までの移動軌道
と移動時間(この移動時間は、例えば5秒とする) 2)シーケンス102 センサー2の位置で停止した状態の移動軌道 3)シーケンス1−3 センサー2の位置からセンサー3の位置までの移動軌道
との移動時間(この移動時間は、例えば10秒とする) また、加工ロボット63のアニメーションにはあらかじ
め下記の設定がなされる。
【0119】1)シーケンス2−1 加工停止中の静止画イメージ 2)シーケンス2−2 現在加工中であることが判断できるアニメーションイメ
ージを指示があるまで繰り返し表示 また、モニタリングシステムから次に4つの信号が得ら
れるものと想定する。 1)信号1 センサー1位置からセンサー2位置への製品移動信号 2)信号2 センサー2位置到達信号 3)信号3 加工終了信号 4)信号4 センサー3位置到達信号 この場合、信号の獲得とディスプレイ画面の表示制御の
タイミングチャートは図10に示すようになる。
【0120】ここで、画面描画指示で行なう指示ないよ
うおよびレスポンスは以下の通りである。
【0121】1)要求1 製品パーツに対してシーケンス1−1での動作開始を指
示 2)要求2 ロボットパーツに対してシーケンス2−2での動作開始
を指示 3)要求3 ロボットパーツに対してシーケンス2−2での動作停止
を指示 4)要求4 ロボットパーツに対してシーケンス2−2の動作を指示 5)要求5 製品パーツに対してシーケンス1−3での動作を指示 6)レスポンス1 製品パーツがシーケンス1−1の最終移動位置に到達し
た時(5秒後)のレスポンスイベント 7)レスポンス2 製品パーツがシーケンス1−3の最終移動位置に到達し
た時(10秒後)のレスポンスイベント ここで、要求1からレスポンス1までの間の画面イメー
ジは図11の(a)および(b)に示すようになり、要
求2から要求3までの間の画面イメージは図12の
(a)および(b)に示すようになり、要求4からレス
ポンス2までの間の画面イメージは図13の(a)およ
び(b)に示すようになる。
【0122】なお、この発明において、グラフィックパ
ーツにはあらかじめ設定されている移動軌道を何秒で移
動するかの設定を行うことが可能であり、コンベアなど
の速度より適切な時間を設定することで、製造現場との
同期を自動的に図ることが可能である。適切な時間設定
がなされている場合には各シーケンスの終了時のレスポ
ンスを獲得する必要はない。
【0123】しかしながら、実際の製造ラインの状況を
正確に再現するためには、時間指定だけでは不十分であ
る。
【0124】例えば、設定された移動時間が10秒の場
合でも実際のコンベア上の製品は10秒以内または10
秒以上で目的位置に到達することが想定される。
【0125】そのため、この実施の形態の監視制御シス
テムでは、 1)シーケンスの終了レスポンスの獲得 2)シーケンスの強制終了 の2つの機能を提供している。
【0126】実際のコンベア上の製品の流れが予め設定
されている時間よりも早い場合に画面との同期をとるタ
イミングチャートを製品パーツを例にして図14に示
す。
【0127】図14において、各要求は以下に示す通り
である。
【0128】1)要求1 シーケンス1−1の開始要求 2)要求2 シーケンス1−1の停止要求 3)要求3 シーケンス1−2の開始要求 4)要求4 シーケンス1−2の停止要求 5)要求5 シーケンス1−3の開始要求 6)要求6 シーケンス1−3の停止要求
【0129】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
部品に対応して該部品の動作を示す動作情報を予め登録
しておき、上記部品の動作のためのイベントの獲得によ
り上記予め登録した動作情報に基づき上記表示装置の画
面上に該部品の動作を表示するように構成したので、複
雑なプログラムの記述を必要とせず、簡単な処理により
監視制御対象の各部品の移動、状態変化等の動作を表示
装置の画面上に表示して監視制御する監視制御方法およ
び装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる監視制御方法および装置を適
用して構成される監視制御システムの一実施の形態を示
すブロック図。
【図2】図1に示したこの実施の形態の監視制御システ
ムにおける表示部品移動のための手法を記述したフロー
チャート。
【図3】図1に示した監視制御システムにおけるアニメ
ーション表現のための手法を記述したフローチャート。
【図4】収集データ自動判別機能を付加して構成したこ
の発明の他の実施の形態の監視制御システムの要部を示
すブロック図。
【図5】図4に示した収集条件判定部の処理の流れを示
すフローチャート。
【図6】データ収集時において、収集すべきデータを3
つの優先度を持つグループに分類し、各グループごとに
データ収集タイミングを設定することが可能な機能を具
備するようにして構成したこの発明の他の実施の形態の
監視制御システムの要部を示すブロック図。
【図7】図6に示した階層型優先度管理の処理を示すフ
ローチャート。
【図8】図6に示した階層型優先度管理の処理を示すタ
イミングチャート。
【図9】この発明の監視制御システムにおいてモニタリ
ング画面上にイメージ表示を行なう製造ラインの一例を
示した図。
【図10】図9に示した製造ラインにおいて信号の獲得
とディスプレイ画面の表示制御のタイミングを示すタイ
ミングチャート
【図11】図10に示した例において要求1からレスポ
ンス1までの間の画面イメージの一例を示す図。
【図12】図10に示した例において要求2から要求3
までの間の画面イメージの一例を示す図。
【図13】図10に示した例において要求4からレスポ
ンス2までの間の画面イメージの一例を示す図。
【図14】図9に示した製造ラインにおいて実際のコン
ベア上の製品の流れが予め設定されている時間よりも早
い場合に画面との同期をとるタイミングを示すタイミン
グチャート。
【図15】従来の監視制御システムにおける表示部品移
動のための手法を示したフローチャート。
【図16】従来の監視制御システムにおけるアニメーシ
ョン表現を実現するための手法を示したフローチャー
ト。
【符号の説明】
10 開発支援環境 11 描画部品作成部 12 アニメーション部品作成部 13 移動軌道設定部 20 監視制御システム開発環境 21 画面表示方法設定部 22 イベント−アクション設定部 23 収集データ定義部 30 プロジェクト情報ファイル 40 監視制御システム実行環境 50 通信処理環境

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視制御対象の各部品の動作を表示装置
    の画面上に表示して監視制御する監視制御方法におい
    て、 上記部品に対応して該部品の動作を示す動作情報を予め
    登録しておき、 上記部品の動作のためのイベントの獲得により上記予め
    登録した動作情報に基づき上記表示装置の画面上に該部
    品の動作を表示することを特徴とする監視制御方法。
  2. 【請求項2】 上記動作情報は、 上記部品の移動軌跡情報および移動速度情報を含み、 上記部品の移動のためのイベントの獲得により上記予め
    登録した該部品の移動軌跡情報および移動速度情報に基
    づき上記表示装置の画面上に該部品の移動を表示するこ
    とを特徴とする請求項1記載の監視制御方法。
  3. 【請求項3】 上記動作情報は、 上記部品の状態変化を示す動画情報を含み、 上記部品の状態変化のためのイベントの獲得により上記
    予め登録した該部品の動画情報に基づき上記表示装置の
    画面上に該部品の状態変化を表示することを特徴とする
    請求項1記載の監視制御方法。
  4. 【請求項4】 複数の監視制御対象の各部品の動作を表
    示装置の画面上に表示して監視制御する監視制御方法に
    おいて、 上記部品に対応して該部品の動作を示す動作情報を予め
    登録しておき、 上記複数の監視制御対象の各部品の動作のためのイベン
    トを分類して上記表示装置の画面上に表示する必要のあ
    るイベントを選択的に獲得し、 該イベントの獲得により上記予め登録した動作情報に基
    づき上記表示装置の画面上に該部品の動作を表示するこ
    とを特徴とする監視制御方法。
  5. 【請求項5】 上記複数の監視制御対象の各部品の動作
    のためのイベントをそれぞれ優先度を有する複数のグル
    ープに分類し、 上記優先度に基づき上記各グループのイベントを選択的
    に獲得し、 該イベントの獲得により上記予め登録した動作情報に基
    づき上記表示装置の画面上に該部品の動作を表示するこ
    とを特徴とする請求項4記載の監視制御方法。
  6. 【請求項6】 監視制御対象の各部品の動作を表示装置
    の画面上に表示して監視制御する監視制御装置におい
    て、 上記部品に対応して該部品の動作を示す動作情報を予め
    登録する登録手段と、 上記部品の動作のためのイベントを獲得する獲得手段
    と、 上記獲得手段による上記イベントの獲得により上記登録
    手段により予め登録した動作情報に基づき上記表示装置
    の画面上に該部品の動作を表示する表示制御手段と、 を具備することを特徴とする監視制御装置。
  7. 【請求項7】 上記動作情報は、 上記部品の移動軌跡情報および移動速度情報を含み、 上記表示制御手段は、 上記獲得手段による上記部品の移動のためのイベントの
    獲得により上記登録手段により予め登録した該部品の移
    動軌跡情報および移動速度情報に基づき上記表示装置の
    画面上に該部品の移動を表示することを特徴とする請求
    項6記載の監視制御装置。
  8. 【請求項8】 上記動作情報は、 上記部品の状態変化を示す動画情報を含み、 上記獲得手段による上記部品の状態変化のためのイベン
    トの獲得により上記登録手段により予め登録した該部品
    の動画情報に基づき上記表示装置の画面上に該部品の状
    態変化を表示することを特徴とする請求項6記載の監視
    制御装置。
  9. 【請求項9】 複数の監視制御対象の各部品の動作を表
    示装置の画面上に表示して監視制御する監視制御装置に
    おいて、 上記部品に対応して該部品の動作を示す動作情報を予め
    登録する登録手段と、 上記複数の監視制御対象の各部品の動作のためのイベン
    トを分類して上記表示装置の画面上に表示する必要のあ
    るイベントを選択的に獲得する獲得手段と、 上記獲得手段による上記イベントの獲得により上記登録
    手段により予め登録した動作情報に基づき上記表示装置
    の画面上に該部品の動作を表示する表示制御手段と、 を具備することを特徴とする監視制御装置。
  10. 【請求項10】 上記獲得手段は、 上記複数の監視制御対象の各部品の動作のためのイベン
    トをそれぞれ優先度を有する複数のグループに分類し、
    該優先度に基づき上記各グループのイベントを選択的に
    獲得し、 上記表示制御手段は、 上記獲得手段による上記イベントの獲得により上記登録
    手段により予め登録した動作情報に基づき上記表示装置
    の画面上に該部品の動作を表示することを特徴とする請
    求項9記載の監視制御装置。
JP9108097A 1997-04-09 1997-04-09 監視制御方法および装置 Pending JPH10283021A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002006944A (ja) * 2000-06-19 2002-01-11 Mitsubishi Electric Corp 制御機能付き表示器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20021225