JPH10282570A - カメラのリモートコントロール装置 - Google Patents

カメラのリモートコントロール装置

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Publication number
JPH10282570A
JPH10282570A JP9226397A JP9226397A JPH10282570A JP H10282570 A JPH10282570 A JP H10282570A JP 9226397 A JP9226397 A JP 9226397A JP 9226397 A JP9226397 A JP 9226397A JP H10282570 A JPH10282570 A JP H10282570A
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JP
Japan
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camera
light
value
remote control
light amount
Prior art date
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Application number
JP9226397A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Omori
俊行 大森
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10282570A publication Critical patent/JPH10282570A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カメラ外部の光量に基いてカメラ操作を制御す
るカメラのリモートコントロール装置を提供する。 【解決手段】カメラ本体1の前面に設けられた測光窓1
0は、外部からの光を透過する。カメラ本体1の内部に
配置された測光センサ21は、測光窓10を透過する光
を受光して、光電流を測光回路43に入力する。測光回
路43は、光電流に基づいて光量を算出してCPU40
に入力する。CPU40は、光量の変化量を算出し、算
出した変化量が所定の基準量を超えたときに、露光動作
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔位置からのカメラ
操作を可能とするカメラのリモートコントロール装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リモコンユニットからの信号を受
信してカメラの露光動作(レリーズ)等を制御するリモ
ートコントロール装置が提案されている。このリモコン
ユニットは、赤外線発光素子と操作ボタンとを備えてお
り、リモートコントロール装置は、カメラに内蔵された
リモコンユニット専用の赤外線受光素子とリモコン受信
回路とから構成されている。リモコンユニットは、撮影
者によって操作ボタンが押下されると、所定パターンの
パルス波状の赤外線を赤外線発光素子から発光する。こ
のパルス波状の赤外線は、カメラの赤外線受光素子によ
って受光され、電気信号に変換される。そして、電気信
号は、リモコン受信回路によって特定の操作命令信号に
変換され、カメラの操作制御を行うための制御回路に、
入力される。こうして、リモートコントロール装置は、
操作命令信号を制御回路に入力して、制御回路にカメラ
の制御を実行させる。
【0003】このように、リモートコントロール装置
は、カメラと別個のリモコンユニットによるカメラの遠
隔操作を可能とすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のカメ
ラのリモートコントロール装置によると、遠隔位置から
のカメラ操作は、専用に設計されたリモコンユニットを
用いて行なわなければならない。このため、撮影者は、
このような専用のリモコンユニットをカメラとともに常
時携帯していなければならず、仮にリモコンユニットを
持ち忘れた場合には、遠隔位置からのカメラ操作を行う
ことが不可能となる。これが従来における第1の問題点
である。
【0005】本発明の第1の課題は、このような従来に
おける第1の問題点に鑑み、専用のリモコンユニットを
用いることなく遠隔位置からのカメラの操作を可能とし
たカメラのリモートコントロール装置を、提供すること
である。
【0006】また、従来のリモートコントロール装置を
有するカメラによると、上述したように、少なくとも専
用の赤外線受光素子及びリモコン受信回路をカメラ本体
に組み込まなければならないので、カメラの部品数の増
大は避けられない。また、増加した部品を内蔵する空間
をカメラ内部に設けるためにカメラの容積を大きくしな
ければならないので、カメラが大型化してしまう。ま
た、これらの事情により、製造コストが増大する。これ
が従来における第2の問題点である。
【0007】本発明の第2の課題は、このような従来に
おける第2の問題点に鑑み、リモートコントロール専用
の赤外線受光素子をカメラに内蔵することなく、遠隔位
置からのカメラ操作を可能としたカメラのリモートコン
トロール装置を、提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記各課題を
解決するために、以下の手段を採用した。即ち、請求項
1記載の発明は、上述した第1の課題を解決するために
なされたものであり、カメラ外部から送信された光信号
に基づいてカメラの動作を制御するカメラのリモートコ
ントロール装置であって、カメラ外部の光量を測定する
光量測定手段と、この光量測定手段によって測定される
光量の変化量を検出する光量変化量検出手段と、この光
量変化量検出手段によって検出された前記変化量と所定
の基準値とを比較する比較手段と、この比較手段による
比較結果に従ってカメラの動作を制御する制御手段とを
備えたことを特徴とする。
【0009】このように構成されたカメラのリモートコ
ントロール装置によると、光量変化量検出手段が、光量
測定手段によって測定されたカメラ外部の光量の変化量
を、検出する。比較手段は、このように検出された変化
量と所定の基準値とを比較する。制御手段は、この比較
結果に従って、カメラの動作を制御する。従って、遠隔
位置からカメラの操作を行おうとする操作者が、懐中電
灯等を急激に点灯させ又は消灯させる等の方法によって
意図的にカメラの外部光量を変化させれば、その変化量
が所定の基準値を超えるので、これに従ってカメラの動
作が制御される。
【0010】光量測定手段は、何らかの受光素子を含む
が、この受光素子は、専用に用意された受光素子であっ
ても良いし、他の用途と兼用される受光素子であっても
良い。専用に用意された受光素子である場合、撮影者が
操作(即ち、カメラ外部の光量を変化させる事)をし易
いように、可視光を受光する受光素子であることが望ま
しい。また、この場合、受光素子が受光する光の入射方
向は、カメラの正面に面する方向(即ち、撮影される方
向)であっても良いし、カメラの背面に面する方向の両
方であっても良い。前者の場合には、撮影者が自らの写
真を撮影することができる。また、後者の場合には、撮
影者が被写体に近づく事無く撮影を行う事ができる。一
方、受光素子は、他の用途と兼用される受光素子である
場合、カメラの露出制御用受光素子であっても良いし、
AF(自動焦点調節)測距ユニットの受光素子アレイで
あっても良い。
【0011】光量変化量検出手段は、アナログ電気回路
から構成されていても良いし、デジタル回路から構成さ
れていても良い。アナログ電気回路の場合には、微分回
路等から光量変化量検出手段を構成することができる。
デジタル回路の場合には、過去の光量(デジタル値)を
記憶するメモリを用意し、記憶されている光量(デジタ
ル値)と最新の光量(デジタル値)とに基づいて変化量
を算出するように、構成されれば良い。なお、光量変化
量検出手段によって検出される光量の変化量は、微小時
間内における光量の変化量であっても良いし、所定時間
内における光量平均値に対する最新光量の差であっても
良いし、所定時間内における光量の最小値と最大値との
差であっても良い。微小時間内における光量の変化量を
検出すれば(前者の場合)、比較手段による比較結果の
レスポンスを向上させることができる。また、所定時間
内における光量差を検出すれば(後二者の場合)、瞬間
的なノイズの影響を除去することができる。微小時間内
における光量の変化量を検出する場合、デジタル回路と
して構成するためには、メモリに記憶されている直前の
光量(デジタル値)と最新の光量(デジタル値)との差
を算出すれば良いし、アナログ回路として構成するため
には、微分回路を用意すれば良い。また、所定時間内に
おける光量平均値に対する最新光量の差を検出する場
合、デジタル回路として構成するためには、メモリに記
憶されている過去所定時間内の光量(デジタル値)の平
均値を算出して(平均値検出手段に相当)、この平均値
と最新の光量(デジタル値)との差分を計算すれば良い
し(差分検出手段に相当)、アナログ電気回路として構
成するためには、所定時間内の光量を積分する積分回路
(平均値検出手段に相当),及びこの積分回路の出力
(の分圧値)と最新光量とを入力信号とする減算回路
(差分検出手段に相当)が用意されれば良い。所定時間
内における光量の最小値と最大値との差を検出する場
合、デジタル回路として構成するためには、メモリに記
憶されている過去所定時間内の光量(デジタル値)の最
小値をMIN演算によって抽出するとともに(最小値検
出手段に相当)、最大値をMAX演算によって抽出し
(最大値検出手段に相当)、両者間の差分を算出すれば
良いし(差分検出手段に相当)、アナログ回路として構
成するためには、最大値を保持するピークホールド回路
(最大値検出手段に相当),最小値を保持するピークホ
ールド回路(最小値検出回路に相当),及び各ピークホ
ールド回路の出力を入力信号とする減算回路(差分検出
手段に相当)が用意されれば良い。
【0012】制御手段は、光量変化量が基準値よりも上
回っていることを比較手段による比較結果が示している
場合に、所定の動作を開始しても良いし、それまで継続
していた動作を停止しても良い。前者の場合、所定の動
作としては、例えば、露光動作(レリーズ動作),スト
ロボモード切替動作,撮影レンズのズーミング動作,等
が挙げられる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1の制御手
段が、比較手段による比較結果が前記変化量が前記基準
値よりも上回っていることを示している場合のみ所定の
動作を行うことで、特定したものである。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項2の制御手
段が、比較手段による比較結果が前記変化量が前記基準
値よりも上回っていることを示している場合のみ露光動
作を行うことで、特定したものである。
【0015】請求項4記載の発明は、上記第1の課題に
加えて第2の課題をも解決するためになされたものであ
り、請求項1において、カメラによって撮影される範囲
の空間からの光を受光する受光素子と、この受光素子に
よって受光された光の光量に基づいて露出制御を行う露
出制御手段とを、更に備えるとともに、前記光量測定手
段が、前記受光素子によって受光された光に基づいて光
量の測定を行うことで、特定したものである。このよう
に構成されれば、露出制御用の受光素子をリモートコン
トロール用の光量測定手段として兼用させることができ
るので、リモートコントロール専用に受光素子を新設す
る必要がなくなる。
【0016】請求項5記載の発明は、上記第1の課題に
加えて第2の課題をも解決するためになされたものであ
り、請求項1において、主要被写体の輝度分布を測定す
る受光素子アレイと、この受光素子アレイによって測定
された輝度分布に基づいて前記主要被写体までの距離を
算出する距離特定手段とを、更に備えるとともに、前記
光量測定手段が、前記受光素子アレイによって受光され
た光に基づいて光量の測定を行うことで、特定したもの
である。このように構成されれば、測距用の受光素子ア
レイをリモートコントロール用の光量測定手段として兼
用させることができるので、リモートコントロール専用
に受光素子を新設する必要がなくなる。なお、ここで距
離特定手段による距離算出方法は、複数の位置から被写
体の輝度分布を測定して得た複数の輝度分布データに基
づいて測距(デフォーカス演算)を行う位相差方式又は
パッシブ方式であっても良いし、赤外線ビームを被写体
に当てて、反射光の位置を受光素子アレイで検出するア
クティブ方式であっても良い。
【0017】請求項6記載の発明は、カメラ外部から送
信された光信号に基づいてカメラの動作を制御するカメ
ラのリモートコントロール装置であって、カメラ外部の
光量を測定する光量測定手段と、この光量測定手段によ
って測定される光量の所定時間内における平均値を検出
する平均値検出手段と、前記光量測定手段によって測定
された前記光量と前記平均値検出手段によって検出され
た前記平均値との差分を検出する差分検出手段と、この
差分検出手段によって検出された前記差分と所定の基準
値とを比較する比較手段と、この比較手段による比較結
果に従ってカメラの動作を制御する制御手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0018】請求項7記載の発明は、カメラ外部から送
信された光信号に基づいてカメラの動作を制御するカメ
ラのリモートコントロール装置であって、カメラ外部の
光量を測定する光量測定手段と、この光量測定手段によ
って測定される光量の所定時間内における最小値を検出
する最小値検出手段と、この光量測定手段によって測定
される光量の所定時間内における最大値を検出する最大
値検出手段と、前記最小値検出手段によって検出された
前記最小値と前記最大値検出手段によって検出された前
記最大値との差分を検出する差分検出手段と、この差分
検出手段によって検出された前記差分と所定の基準値と
を比較する比較手段と、この比較手段による比較結果に
従ってカメラの動作を制御する制御手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。本実施の形態は、本発明による
カメラのリモートコントロール装置をストロボ内蔵式の
コンパクトカメラ(以下、単に「カメラ」という)に組
み込んだ例を示すものである。 <カメラの外観>図1は、本実施形態1による夫々リモ
ートコントロール装置を内蔵したカメラの本体の正面図
であり、図2は、その背面図である。
【0020】図1に示すように、このカメラ本体1の正
面中央には、撮像レンズ2を内蔵したレンズ鏡筒3が設
けられており、その上方(図1の上方)には、図に向か
って左側から順に、測距窓4,ファインダ窓5,及びス
トロボ発光窓6が設けられている。また、ファインダ窓
5の下方に測光窓10が設けられている。これらのう
ち、測光窓10の内側には、フォトダイオードからなる
測光センサ(受光素子)21(図3参照)が内蔵され、
測光窓10を透過した被写体からの反射光が測光センサ
21によって受光される。また、図2に示すように、カ
メラ本体1の背面中央には、フィルムの挿脱のために開
かれる裏蓋7が設けられる。また、裏蓋7の上方(図2
の上方)には、図に向かって左側から順にファインダ窓
5,リモコンモードスイッチ13及びストロボモードス
イッチ14,LCD表示部9,並びに、メインスイッチ
11が、設けられている。また、裏蓋7の図に向かって
左側には、裏蓋7のロックを解除するための解放レバー
8が設けられている。
【0021】また更に、カメラ本体1の上面には、シャ
ッタボタン12が設けられている。 <カメラの内部回路の構成>図3は、リモートコントロ
ール装置を含むカメラの内部回路を示すブロック図であ
る。図3に示すように、カメラの内部回路は、カメラの
制御を行うCPU40と、このCPU40に対して夫々
接続されたストロボ回路41,シャッタ制御回路42,
測光回路43,測距回路44,LCD表示部9,メイン
スイッチ11,レリーズスイッチ12,リモコンモード
スイッチ13,ストロボモードスイッチ14,及びレン
ズ駆動回路45とから、構成されている。また、CPU
40には、メモリ40aが内蔵されている。また、測光
回路43には、測光センサ21が接続されている。
【0022】測光センサ21は、光を受光すると、受光
した光の光量に応じた光電流を発生して測光回路43に
入力する。測光回路43は、この光電流に基いて被写体
輝度に対応したアペックス値(以下、「BV値」とい
う)を算出し、これをCPU40に入力する。これら、
測光センサ21及び測光回路43は、光量測定手段に該
当する。
【0023】光量変化量検出手段,比較手段,制御手
段,及び露出制御手段としてのCPU40は、メインス
イッチ11の投入によって起動して、カメラ全体の制御
を行う演算処理装置であり、その内部には測光回路43
から入力されたBV値が格納されるメモリ40aが内蔵
されている。
【0024】CPU40は、リモコンモードスイッチ1
3が押下されることにより、カメラのレリーズモードを
通常撮影モード又はリモコンモードに、交互に切り換え
る。通常撮影モードでは、CPU40は、レリーズスイ
ッチ12をトリガとしてフィルムへの露光動作(レリー
ズ動作)を行い、リモコンモードでは、CPU40は、
測光回路43から入力されたBV値に基づいてフィルム
への露光動作(カメラの動作,所定の動作)を行う。C
PU40は、ストロボモードスイッチ14が押下される
ことにより、撮影モード(ストロボモード)を自動発光
モード,強制発光モード,マクロモード,発光禁止モー
ドに、順番に切り換える。CPU40は、撮影モードを
自動発光モード又は強制発光モードに設定すると、スト
ロボ回路41にコンデンサ充電信号を入力する。CPU
40は、フィルムへの露光動作を行う場合には、測距回
路44に測距指令を行い、その測距指令に応じて測距回
路44から通知された被写体距離(主要被写体までの距
離)に応じたレンズ駆動量を算出し、レンズ駆動回路4
5に通知する。続いて、このCPU40は、測光回路4
3から入力されたBV値及び図示せぬ設定装置によって
設定されたフィルム感度(以下、SV値)に基づいて、
適正露光を実現するための絞り値(以下、AV値)及び
シャッタ速度(TV値)を算出する。そして、算出した
AV値,TV値をシャッタ回路42に通知して、これら
AV値及びTV値に従ったシャッタ制御を行わしめる。
なお、この際、撮影モードが自動発光モード又は強制発
光モードに設定されている場合には、ストロボ回路41
にストロボ発光信号を入力する。
【0025】測距回路44は、測距窓8の内部に配置さ
れた2つの受光素子アレイを有する。そして、CPU4
0からの測距指令を受信すると、これら2つの受光素子
アレイを用いて異なる位置から主要被写体の輝度分布を
測定し、これら輝度分布の位相差に基づいて被写体距離
を算出する(距離特定手段に相当)。そして、算出した
被写体距離をCPU40に通知する。
【0026】ストロボ回路41は、ストロボ発光窓6内
に配置されるストロボ発光器,昇圧回路,充電用コンデ
ンサ,等から構成されている。ストロボ回路41は、コ
ンデンサ充電信号が入力されると、充電用コンデンサの
充電を開始する。また、ストロボ回路41は、ストロボ
発光信号が入力されたならば、ストロボ発光器によるス
トロボ発光を行う。
【0027】レンズ駆動回路45は、CPU40から通
知された駆動量に従って、レンズ鏡筒3に内蔵された撮
像レンズ2中の合焦レンズを駆動して、主要被写体に撮
像レンズ2のピントを合わせる。
【0028】露出制御手段の一部をなすシャッタ回路4
2は、レンズ鏡筒3内に組み込まれている絞り兼用のシ
ャッタを、CPU40から通知されたAV値に従った大
きさまで開き、TV値に応じた時間経過後に閉じる。
【0029】LCD表示部9は、電極形状に従ったデー
タ表示を行う液晶表示装置であり、カメラに収納された
フィルムの枚数,カメラの撮像モード等を表示する。 <制御内容>次に、上述のように構成されるCPU40
が実行する制御の内容を、図4のフローチャートに基づ
いて説明する。
【0030】このメインルーチンは、メインスイッチ1
1が押下されてCPU40が起動することにより、スタ
ートする。最初のステップS001において、CPU4
0は、現在設定されている撮像モードの種類をチェック
する。上述した通り、実施形態のカメラに設定され得る
撮影モードとしては、自動発光モード,強制発光モー
ド,マクロモード,及び発光禁止モードがある。自動発
光モードとは、被写体輝度が暗いときにストロボを自動
的に発光するモードである。また、強制発光モードと
は、被写体輝度如何に関わらずストロボを発光するモー
ドである。また、マクロモードは、近接撮影を行うため
のモードである。また、発光禁止モードは、被写体輝度
如何に関わらずストロボの発光を禁止するモードであ
る。そして、CPU40の起動時には、自動発光モード
が設定される。また、ストロボモードスイッチ14が押
下されると、図示せぬモード設定処理が割り込みによっ
て実行され、自動発光モード→強制発光モード→マクロ
モード→発光禁止モード→自動発光モードの順に、撮像
モードが切り替わる。S001にて、自動発光モード,
強制発光モードが設定されていると判定した場合は、C
PU40は、処理をS002に進める。一方、マクロモ
ード,発光禁止モードが設定されていると判定した場合
は、CPU40は、処理をS005に進める。
【0031】S002において、CPU40は、ストロ
ボ回路41における充電用コンデンサの充電が完了して
いるかをチェックする。ここで、CPU40は、充電が
完了したと判定した場合には処理をS004に進め、充
電が完了していないと判定した場合には処理をS003
に進める。
【0032】S003において、CPU40は、ストロ
ボ回路41に対してコンデンサ充電信号を出力する。こ
こで、CPU40は、このコンデンサ充電信号に応じて
ストロボ回路41の充電用コンデンサの充電が完了した
ことを確認したら、処理をS004に進める。
【0033】S004では、CPU40は、ストロボ回
路41の充電用コンデンサが充電完了しストロボ発光許
可であることを記録するために、メモリ40a上に格納
されたストロボ回路の発光フラッグに論理値1を格納す
る。
【0034】一方、S005では、CPU40は、スト
ロボ回路41の充電用コンデンサを充電せず、ストロボ
発光禁止であることを記録するために、メモリ40a上
に格納されたストロボ回路の発光フラッグに論理値0を
格納する。
【0035】S006では、CPU40は、現在設定さ
れているレリーズモードの種類をチェックする。上述し
た通り、実施形態のカメラに設定され得るレリーズモー
ドとしては、リモコンモード及び通常撮影モードがあ
る。そして、CPU40の起動時には、通常撮影モード
がされる。また、リモコンモードスイッチ13が押下さ
れると、図示せぬモード設定処理が割り込みによって実
行され、リモコンモードと通常撮影モードとが交互に切
り替わる。S006にてリモコンモードが設定されてい
ると判定した場合には、CPU40は、処理をS007
に進め、通常撮影モードが設定されていると判定した場
合には、処理をS008に進める。
【0036】S007では、CPU40は、リモートレ
リーズ制御処理を実行する。図5は、このS007にて
実行されるリモートレリーズ制御処理サブルーチンを示
すフローチャートである。
【0037】このサブルーチンに入って最初のS101
では、CPU40は、変数Nに0を代入する。変数N
は、CPU40がこのリモートレリーズ制御処理に入っ
てからの被写体輝度(BV値)算出回数を示す。
【0038】次に、CPU40は、S102〜S107
のループ処理を実行する。このループ処理に入ってから
最初のS102では、CPU40は、変数Nを1つイン
クリメントする。次のS103では、CPU40は、測
光回路43を用いて被写体輝度(BV値)の算出を行
う。次のS104では、CPU40は、S103にて算
出した被写体輝度(BV値)を、現在の変数Nの値に対
応付けられたBV値(A[N])として、メモリ40a
に格納する。次のS105では、CPU40は、現在の
変数Nの値が2以上であるかどうかのチェックを行う。
そして、現在の変数Nの値が2未満であれば、CPU4
0は、処理をS106に進め、変数Nの値が2以上であ
れば、処理をS107に進める。
【0039】S107では、CPU40は、現在の変数
Nの値に対応付けてメモリ40aに格納されているBV
値(A[N])と、現在の変数Nの値よりも1つ小さい
値に対応付けられているBV値(A[N−1])との差
の絶対値を算出して(光景の変化量を検出する光量変化
量検出手段に相当)、この差の絶対値が1(即ち、所定
の基準値)よりも大きいか否かのチェックを行う。(変
化量と所定の基準値とを比較する比較手段に相当)。C
PU40は、その差の絶対値が1未満であれば、処理を
S106へ進める。
【0040】S106では、CPU40は、レリーズモ
ードがリモコンモードから通常撮影モードへ切り換えら
れたか否かの確認を行う。そして、通常撮影モードに切
り換えられている場合には、CPU40は、処理を図4
のS001に戻し、リモコンモードのままである場合に
は、処理をS102に進める。
【0041】一方、上述のループ処理を繰り返した結
果、現在の変数Nの値に対応付けられているBV値(A
[N])と現在の変数Nの値よりも1つ小さい値に対応
付けられているBV値(A[N−1])との差の絶対値
が1以上であると、S107にて判断した場合には、C
PU40は、処理をS108に進める。
【0042】S108では、CPU40は、3秒間待機
する。そして、3秒間待機後、このリモートレリーズ制
御処理サブルーチンを終了し、処理をメイン処理へ戻
す。処理が戻された図4のメインルーチンでは、CPU
40は、処理をS009に進める。
【0043】一方、S008では、CPU40は、レリ
ーズスイッチ12が押下されたかの否かのチェックを行
う。そして、CPU40は、レリーズスイッチ121が
押下されていれば、処理をS009に進め、レリーズス
イッチ12が押下されていなければ処理をS001に戻
す。
【0044】S009では、CPU40は、測光回路4
3から入力されたBV値及び図示せぬ設定装置によって
設定されたフィルム感度(SV値)に基づいて適正なA
V値及びTV値を算出する。これと同時に、測距回路4
4に対して測距指令を行い、これに応じて測距回路44
から通知された被写体距離をレンズ駆動回路45に通知
し、撮像レンズ2のピントを主要被写体に合わせる。こ
れらの制御が完了すると、CPU40は、処理をS01
0に進める。
【0045】S010では、CPU40は、ストロボを
発光させるか否かの判断を行う。そして、現在設定され
ている撮影モードが自動発光モードであって被写体輝度
が所定のしきい値よりも暗い場合及び現在設定されてい
る撮影モードが強制発光モードであって発光フラッグの
論理値が1である場合には、CPU40は、ストロボを
発光させるべきと判断して処理をS011に進め、それ
以外の場合には、CPU40は、ストロボを発光させな
いと判断して、処理を直接S012に進める。
【0046】S011では、CPU40は、ストロボ発
光信号をストロボ回路41に入力し、ストロボを所定時
間後に(シャッタが最も開くタイミングで)発光させ
る。このストロボ発光を行わしめる事は、カメラの所定
の動作に相当する。S011の完了後、CPU40は処
理をS012に進める。
【0047】S012では、CPU40は、シャッタ回
路42に対して、S009にて算出したAV値及びTV
値を通知して、AV値に応じた大きさまでシャッタを開
かせた後、TV値に応じた時間経過後にシャッタを閉じ
させる。即ち、このようにして、フィルムに対する露光
動作(カメラの所定の動作)を行わせる。S012の処
理が終了したら、CPU40は、処理をS001へ戻
し、次の撮影に備える。
【0048】メイン処理は、このように繰り返され、メ
インスイッチ11が再び押下されることにより終了す
る。 <実施形態による作用>次に、以上のように構成される
本実施形態によるリモートコントロール回路を組み込ん
だカメラの作用(使用方法及び動作)を説明する。
【0049】撮影に先だって、撮影者は、カメラのメイ
ンスイッチ11を投入して、CPU40を起動させる。
すると、CPU40は、撮影モードを自動発光モード
に、レリーズモードを通常撮影モードに、夫々初期設定
する。そして、CPU40は、図4のS001〜S00
4,S006,S008のループを繰り返す。その間
に、撮影者がストロボモードスイッチ14を押下する
と、図示せぬモード設定処理が実行され、ストロボモー
ドの切り替えがなされる。
【0050】CPU40が通常撮影モードに設定されて
いる間に撮影者がレリーズスイッチ12を押下すると、
CPU40は、露出制御(TV値及びAV値の算出)及
びAF制御を実行した後に(S009)、フィルムへの
露光動作(レリーズ)を実行する(S012)。以上に
より、撮影者が撮像レンズ2を向けた方向における被写
体の像が、フィルム上に撮影される。
【0051】一方、CPU40が通常撮影モードに設定
されている間に撮影者がリモコンモードスイッチ13を
押下すると、図示せぬモード設定処理が実行され、レリ
ーズモードがリモコンモードに変更される。このように
してCPU40にリモコンモードが設定されている間に
撮影者が、カメラの前方(撮像レンズによって撮影され
る範囲内)において、例えば懐中電灯のような発光器を
急激に点滅又は消灯させたり、バックの暗幕を急激に開
けたり閉じたりすると、測光センサ21によって受光さ
れる光量が急激に変化するので、測光回路43にて算出
される被写体輝度(BV値)が突然1以上高くなる。若
しくは、被写体輝度(BV値)が突然1以上低くなる。
すると、CPU40は、この被写体輝度(BV値)の1
以上の変化を検知して(S107)、撮影のための一連
の動作を実行する。即ち、露出制御(TV値及びAV値
の算出)及びAF制御を実行した後に(S009)、フ
ィルムへの露光動作(レリーズ)を実行する(S01
2)。
【0052】このように、本実施形態によれば、レリー
ズモードをリモコンモードに切り換えた後で、撮影者が
意図的にカメラの外光を急激に変化させるだけで、専用
のリモコンユニットの赤外線受光素子がなくても、カメ
ラの遠隔位置からの操作が可能となる。
【0053】尚、本発明は上述した実施形態に限られる
ものではなく、以下に説明するヴァーリエーションを採
ることも可能である。例えば、光量測定手段として、測
光センサ21及び測光回路43に代えて測距回路44を
用いることができる。この場合、図5のリモートレリー
ズ制御処理は、処理S103が異なるのを除いて、他は
同様である。即ち、S103では、CPU40は、測距
回路44の受光素子アレイを構成する各受光素子が受光
した光量の平均値に対してアペックス演算を施して、被
写体輝度(BV値)を得るようにすれば良い。このよう
に、光量測定手段として測距回路44を用いても、測光
回路43及び測光センサ21を用いた場合と同様に、撮
影者が意図して行った外光量変化に応じてフィルムの露
光動作を行わしめることができる。
【0054】また、図4のメイン処理において、CPU
40は、リモコンモードが選択された後に、レリーズス
イッチ12が半押しされるまでリモートレリーズ制御処
理を待機しても良い。この場合、S006にてリモコン
モードと判断した時は、レリーズスイッチ12が半押し
されたことを条件に処理をS007に進めるようにすれ
ば良い。このようにすれば、レリーズスイッチが半押し
されるまでCPU40はリモートレリーズ処理を行わな
いので、リモートモードを選択した後レリーズスイッチ
が半押しされるまでの間は、カメラはカメラ外部から入
射してくる光に基いてレリーズを行うことがない。従っ
て、撮影者は、リモコンモードを選択した後に撮影の準
備を行うことができる。
【0055】また、例えば、図4のメイン処理におい
て、CPU40は、リモコンモードが選択された後に、
所定時間待機してからリモートレリーズ処理に進んでも
良い。この場合、S006にてリモコンモードと判断し
た時は、CPU40は、所定時間(例えば5秒)待機し
たことを条件に処理をS007に進めるようにすれば良
い。このようにすれば、リモコンモードが選択されてか
らCPU40は所定時間待機するので、所定時間が経過
するまでの間は、カメラはカメラ外部から入射してくる
光によってレリーズを行うことはない。従って、撮影者
は、リモコンモードを選択した後に撮影の準備を行うこ
とができる。
【0056】また、図5のリモートレリーズ制御処理に
おいて、CPU40は、最新の被写体輝度と直前の被写
体輝度との差分に基いてレリーズ動作を実行する代わり
に、最新の被写体輝度と過去所定時間内における被写体
輝度の平均値との差分に基づいてレリーズ動作を実行し
ても良い。この場合、図5のリモートレリーズ制御処理
は、処理S105,S107が異なるのを除いて、他は
同様である。S105では、CPU40は、変数Nが所
定数M(但し、M>2)より大きいか否かのチェックを
行う。被写体輝度(BV値)がこの所定数Mと同回数測
定される間の時間が、光量の平均値が算出される所定時
間に相当する。そして、CPU40は、変数Nが所定数
M以下であると判断したら処理をS106に進め、変数
Nが所定数Mより大きいと判断したら、処理をS107
に進める。S107では、CPU40は、現在の変数N
の値よりも1小さい値からM小さい値に対応付けられて
いる各BV値の平均値(Aavg)を算出して、現在の変
数Nに対応付られているBV値(A[N])と平均値
(Aavg)との差の絶対値を算出してこの差の絶対値が
1以上であるか否かのチェックを行う。そして、CPU
40は、差の絶対値が1未満であると判断したら、処理
をS106に進め、差の絶対値が1以上であると判断し
たら、処理をS108に進める。このように、現在のB
V値をそれ以前のBV値の平均値と比較することで、外
光量の変化を検出することができる。
【0057】また、例えば、図5のリモートレリーズ制
御処理において、CPU40は、最新の被写体輝度と直
前の被写体輝度との差分に基づいてレリーズ動作を実行
する代わりに、所定時間内における被写体輝度の最大値
と最小値との差分に基づいてレリーズ動作を実行しても
良い。この場合、図5のリモートレリーズ制御処理は、
処理S105,S107が異なるのを除いて、他は同様
である。S105では、CPU40は、変数Nが所定数
Mより大きいか否かのチェックを行う。そして、CPU
40は、変数Nが所定数M以下であると判断したら、処
理をS106に進め、変数Nが所定数Mより大きいと判
断したら、処理をS107に進める。S107では、C
PU40は、現在の変数Nの値よりも1小さい値からM
小さい値に対応付けられている各BV値から最大値(A
max)と最小値(Amin)とを抽出し、最大値(Amax
と最小値(Amin)との差の絶対値を算出し、この差の
絶対値が1より大きいか否かのチェックを行う。そし
て、CPU40は、差の絶対値が1未満であると判断し
たら、処理をS106に進め、差の絶対値が1以上であ
ると判断したら、処理をS108に進める。このよう
に、所定時間に測定されたBV値の最大値と最小値との
差を比較することで、外光量の変化を検出することがで
きる。
【0058】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のカメラ
のリモートコントロール装置によれば、専用のリモコン
ユニットがなくても、撮影者がカメラの外光量を変化さ
せるだけで遠隔位置からのカメラ操作が可能となる。ま
た、光量測定手段を露光制御用の受光素子又は測距用の
受光素子アレイと兼用させれば、専用の赤外線受光素子
をカメラに内蔵する必要がなくなるので、カメラの構成
部品点数を減らすことができるとともに、カメラのサイ
ズ及び重量を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態によるカメラの正面図
【図2】 本発明の実施形態によるカメラの背面図
【図3】 本発明の実施形態によるカメラの内部回路の
ブロック図
【図4】 本発明の実施形態において実施されるメイン
処理を示すフローチャート
【図5】 図4の処理S107において実施されるリモ
ートレリーズ制御処理のサブルーチンを示すフローチャ
ート
【符号の説明】
1 カメラ本体 10 測光窓 21 測光センサ 40 CPU 43 測光回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ外部から送信された光信号に基づい
    てカメラの動作を制御するカメラのリモートコントロー
    ル装置であって、 カメラ外部の光量を測定する光量測定手段と、 この光量測定手段によって測定される光量の変化量を検
    出する光量変化量検出手段と、 この光量変化量検出手段によって検出された前記変化量
    と所定の基準値とを比較する比較手段と、 この比較手段による比較結果に従ってカメラの動作を制
    御する制御手段とを備えたことを特徴とするカメラのリ
    モートコントロール装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記変化量が前記基準値
    よりも上回っていることを前記比較手段による比較結果
    が示している場合に、所定の動作を行うことを特徴とす
    る請求項1記載のカメラのリモートコントロール装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記変化量が前記基準値
    よりも上回っていることを前記比較手段による比較結果
    が示している場合のみ、露光動作を行うことを特徴とす
    る請求項1記載のカメラのリモートコントロール装置。
  4. 【請求項4】カメラによって撮影される範囲の空間から
    の光を受光する受光素子と、 この受光素子によって受光された光の光量に基づいて露
    出制御を行う露出制御手段とを、更に備えるとともに、 前記光量測定手段は、前記受光素子によって受光された
    光に基づいて光量の測定を行うことを特徴とする請求項
    1記載のカメラのリモートコントロール装置。
  5. 【請求項5】主要被写体の輝度分布を測定する受光素子
    アレイと、 この受光素子アレイによって測定された輝度分布に基づ
    いて前記主要被写体までの距離を算出する距離特定手段
    とを、更に備えるとともに、 前記光量測定手段は、前記受光素子アレイによって受光
    された光に基づいて光量の測定を行うことを特徴とする
    請求項1記載のカメラのリモートコントロール装置。
  6. 【請求項6】カメラ外部から送信された光信号に基づい
    てカメラの動作を制御するカメラのリモートコントロー
    ル装置であって、 カメラ外部の光量を測定する光量測定手段と、 この光量測定手段によって測定される光量の所定時間内
    における平均値を検出する平均値検出手段と、 前記光量測定手段によって測定された前記光量と前記平
    均値検出手段によって検出された前記平均値との差分を
    検出する差分検出手段と、 この差分検出手段によって検出された前記差分と所定の
    基準値とを比較する比較手段と、 この比較手段による比較結果に従ってカメラの動作を制
    御する制御手段とを備えたことを特徴とするカメラのリ
    モートコントロール装置。
  7. 【請求項7】カメラ外部から送信された光信号に基づい
    てカメラの動作を制御するカメラのリモートコントロー
    ル装置であって、 カメラ外部の光量を測定する光量測定手段と、 この光量測定手段によって測定される光量の所定時間内
    における最小値を検出する最小値検出手段と、 この光量測定手段によって測定される光量の所定時間内
    における最大値を検出する最大値検出手段と、 前記最小値検出手段によって検出された前記最小値と前
    記最大値検出手段によって検出された前記最大値との差
    分を検出する差分検出手段と、 この差分検出手段によって検出された前記差分と所定の
    基準値とを比較する比較手段と、 この比較手段による比較結果に従ってカメラの動作を制
    御する制御手段とを備えたことを特徴とするカメラのリ
    モートコントロール装置。
JP9226397A 1997-04-10 1997-04-10 カメラのリモートコントロール装置 Pending JPH10282570A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005122139A (ja) * 2003-09-12 2005-05-12 Canon Research Centre Europe Ltd 音声起動装置

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