JPH10282416A - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

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JPH10282416A
JPH10282416A JP9099497A JP9099497A JPH10282416A JP H10282416 A JPH10282416 A JP H10282416A JP 9099497 A JP9099497 A JP 9099497A JP 9099497 A JP9099497 A JP 9099497A JP H10282416 A JPH10282416 A JP H10282416A
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JP
Japan
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lens
group
aspherical
conditional expression
object side
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JP9099497A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Matsumoto
博之 松本
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出瞳位置を遠くすることと全長をコンパク
ト化することとの両立、全ズーム域で収差性能を確保す
ることと広角端で周辺照度を確保することとの両立が可
能なズームレンズを提供する。 【解決手段】 物体側より順に、負のパワーを有する第
1群Gr1と、正のパワーを有する第2群Gr2と、か
ら成るズームレンズにおいて、第1,2群Gr1,Gr
2の焦点距離比とズーム比との関係;第1群Gr1の焦
点距離と広角端[W]の焦点距離との関係を適切に設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズームレンズに関
するものであり、更に詳しくは、CCD(ChargeCoupled
Device)等の固体撮像素子を備えたカメラに適したズー
ムレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、固体撮像素子を備えたカメラ
として、デジタルスチルカメラ,ムービーカメラ等が知
られている。そして、これらのカメラに用いるズームレ
ンズとしても、様々なタイプのものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、CCD等の固
体撮像素子を備えたカメラ用のズームレンズには、特有
の問題がある。例えば、射出瞳位置を遠くすること(す
なわち、周辺光束のCCDへの入射角を小さくするこ
と)と、全長をコンパクト化することと、の両立が難し
いといった問題や、全ズーム域での収差性能の確保と広
角端での周辺照度の確保との両立が難しいといった問題
がある。
【0004】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであって、射出瞳位置を遠くすることと全長をコ
ンパクト化することとの両立、及び全ズーム域で収差性
能を確保することと広角端で周辺照度を確保することと
の両立が可能なズームレンズを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明のズームレンズは、物体側より順に、負
のパワーを有する第1群と、正のパワーを有する第2群
と、から成るズームレンズであって、以下の条件式を満
足することを特徴とする。 0.1<|f1/f2|/Z<0.39 0.8<|f1/fW|<2.15 ただし、 f1:第1群の焦点距離、 f2:第2群の焦点距離、 Z:ズーム比、 fW:広角端の焦点距離 である。
【0006】第2の発明のズームレンズは、上記第1の
発明の構成において、前記第1群が、少なくとも1枚の
負レンズと、少なくとも1枚の正レンズと、から成るこ
とを特徴とする。
【0007】第3の発明のズームレンズは、上記第1の
発明の構成において、前記第2群が、物体側より順に、
少なくとも1枚の正レンズと、少なくとも1枚の負レン
ズと、少なくとも1枚の正レンズと、から成ることを特
徴とする。
【0008】第4の発明のズームレンズは、上記第2の
発明の構成において、前記第1群が、次の条件式を満足
する非球面を、少なくとも最物体側面に有することを特
徴とする。 10<{|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}<30 ただし、 x :有効径端での非球面形状、 x0:有効径端での参照球面形状、 C0:参照球面曲率、 N':非球面の像側屈折率、 N :非球面の物体側屈折率 である。
【0009】第5の発明のズームレンズは、上記第2の
発明の構成において、前記第1群を構成する正レンズ
が、次の条件式を満足する非球面を、少なくとも像側面
に有することを特徴とする。 -5<{|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}<15 ただし、 x :有効径端での非球面形状、 x0:有効径端での参照球面形状、 C0:参照球面曲率、 N':非球面の像側屈折率、 N :非球面の物体側屈折率 である。
【0010】第6の発明のズームレンズは、上記第3の
発明の構成において、前記第2群を構成する負レンズ
が、次の条件式を満足する非球面を、少なくとも物体側
面に有することを特徴とする。 -5<{|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}<2 ただし、 x :有効径端での非球面形状、 x0:有効径端での参照球面形状、 C0:参照球面曲率、 N':非球面の像側屈折率、 N :非球面の物体側屈折率 である。
【0011】第7の発明のズームレンズは、上記第3の
発明の構成において、前記第2群を構成する正レンズの
うち、第2群を構成する負レンズよりも物体側に位置す
る正レンズが、次の条件式を満足する非球面を、少なく
とも物体側面に有することを特徴とする。 -3<{|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}<0 ただし、 x :有効径端での非球面形状、 x0:有効径端での参照球面形状、 C0:参照球面曲率、 N':非球面の像側屈折率、 N :非球面の物体側屈折率 である。
【0012】第8の発明のズームレンズは、上記第3の
発明の構成において、前記第2群を構成する正レンズの
うち、第2群を構成する負レンズよりも像側に位置する
正レンズが、次の条件式を満足する非球面を、少なくと
も像側面に有することを特徴とする。 -5<{|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}<5 ただし、 x :有効径端での非球面形状、 x0:有効径端での参照球面形状、 C0:参照球面曲率、 N':非球面の像側屈折率、 N :非球面の物体側屈折率 である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施したズームレ
ンズを、図面を参照しつつ説明する。図1〜図9は、第
1〜第9の実施の形態のズームレンズにそれぞれ対応す
るレンズ構成図であり、広角端[W]でのレンズ配置を示
している。図1〜図9中の矢印m1及びm2は、広角端
[W]から望遠端[T]にかけてのズーミングにおける第1
群Gr1及び第2群Gr2の移動をそれぞれ模式的に示
している。レンズ構成図中、ri(i=1,2,3,...)が付され
た面は物体側から数えてi番目の面であり、di(i=1,2,
3,...)が付された軸上面間隔は物体側から数えてi番目
の軸上面間隔であり、gi(i=1,2,3,...)が付され
たレンズは物体側から数えてi番目のレンズである。ま
た、riに*印が付された面は非球面である。
【0014】第1〜第9の実施の形態は、物体側より順
に、負のパワーを有する第1群Gr1と、正のパワーを
有する第2群Gr2と、から成り、第1群Gr1と第2
群Gr2との空気間隔を変化させることによって変倍を
行うズームレンズであり、最も像側にローパスフィルタ
ーPを備えている。
【0015】第1の実施の形態(図1)において、各群は
物体側から順に以下のように構成されている。第1群G
r1は、像側に凹の負メニスカスレンズg1(物体側面
が非球面)と、物体側に凸の正メニスカスレンズg2
と、から成っている。第2群Gr2は、絞りAと、両凸
の正レンズg3と、両凹の負レンズg4(両面が非球面)
と、両凸の正レンズg5と、から成っている。
【0016】第2の実施の形態(図2)において、各群は
物体側から順に以下のように構成されている。第1群G
r1は、像側に凹の負メニスカスレンズg1(物体側面
が非球面)と、物体側に凸の正メニスカスレンズg2
と、から成っている。第2群Gr2は、絞りAと、両凸
の正レンズg3と、両凹の負レンズg4(両面が非球面)
と、物体側に凸の正メニスカスレンズg5と、から成っ
ている。
【0017】第3の実施の形態(図3)において、各群は
物体側から順に以下のように構成されている。第1群G
r1は、像側に凹の負メニスカスレンズg1(物体側面
が非球面)と、物体側に凸の正メニスカスレンズg2
と、から成っている。第2群Gr2は、絞りAと、両凸
の正レンズg3と、両凹の負レンズg4(物体側面が非
球面)と、両凸の正レンズg5と、から成っている。
【0018】第4の実施の形態(図4)において、各群は
物体側から順に以下のように構成されている。第1群G
r1は、像側に凹の負メニスカスレンズg1(物体側面
が非球面)と、物体側に凸の正メニスカスレンズg2
と、から成っている。第2群Gr2は、絞りAと、両凸
の正レンズg3(両面が非球面)と、像側に凹の負メニス
カスレンズg4と、像側に凸の正メニスカスレンズg5
と、から成っている。
【0019】第5の実施の形態(図5)において、各群は
物体側から順に以下のように構成されている。第1群G
r1は、像側に凹の負メニスカスレンズg1(物体側面
が非球面)と、物体側に凸の正メニスカスレンズg2
と、から成っている。第2群Gr2は、絞りAと、両凸
の正レンズg3と、両凹の負レンズg4と、像側に凸の
正メニスカスレンズg5(両面が非球面)と、から成って
いる。
【0020】第6の実施の形態(図6)において、各群は
物体側から順に以下のように構成されている。第1群G
r1は、2枚の像側に凹の負メニスカスレンズg1,g
2と、物体側に凸の正メニスカスレンズg3(像側面が
非球面)と、から成っている。第2群Gr2は、絞りA
と、両凸の正レンズg4と、物体側に凸の正レンズg5
と、両凹の負レンズg6と、両凸の正レンズg7と、か
ら成っている。
【0021】第7の実施の形態(図7)において、各群は
物体側から順に以下のように構成されている。第1群G
r1は、2枚の像側に凹の負メニスカスレンズg1,g
2と、物体側に凸の正メニスカスレンズg3(両面が非
球面)と、から成っている。第2群Gr2は、絞りA
と、両凸の正レンズg4と、物体側に凸の正レンズg5
と、両凹の負レンズg6と、両凸の正レンズg7と、か
ら成っている。
【0022】第8の実施の形態(図8)において、各群は
物体側から順に以下のように構成されている。第1群G
r1は、像側に凹の負メニスカスレンズg1(物体側面
が非球面)と、物体側に凸の正メニスカスレンズg2
と、から成っている。第2群Gr2は、絞りAと、両凸
の正レンズg3と、物体側に凸の正メニスカスレンズg
4と、両凹の負レンズg5と、両凸の正レンズg6と、
から成っている。
【0023】第9の実施の形態(図9)において、各群は
物体側から順に以下のように構成されている。第1群G
r1は、2枚の像側に凹の負メニスカスレンズg1,g
2と、物体側に凸の正メニスカスレンズg3(両面が非
球面)と、から成っている。第2群Gr2は、絞りA
と、両凸の正レンズg4と、両凹の負レンズg5(両面
が非球面)と、両凸の正レンズg6と、から成ってい
る。
【0024】上記第1〜第9の実施の形態は、デジタル
スチルカメラ用ズームレンズとして好適な負・正の2群
ズームレンズであって、以下の〜を最適化した点に
特徴がある。 :各群の焦点距離及び焦点距離比 :非球面の活用 :各群内の構成
【0025】上記第1〜第9の実施の形態は、次の条件
式(1)を満足しており、条件式(1)を満たすことによって
上記を最適化している。 0.1<|f1/f2|/Z<0.39 …(1) ただし、 f1:第1群Gr1の焦点距離、 f2:第2群Gr2の焦点距離、 Z:ズーム比 である。
【0026】条件式(1)は、第1群Gr1と第2群Gr
2との焦点距離の比|f1/f2|と、ズーム比Zと、の関
係を規定する式である。条件式(1)の上限を超えると、
射出瞳位置が近くなり過ぎて、周辺光量の低下を招いて
しまう。条件式(1)の下限を超えると、全長の増大を招
いてしまう。
【0027】上記第1〜第9の実施の形態は、次の条件
式(2)を満足しており、条件式(2)を満たすことによって
上記を最適化している。 0.8<|f1/fW|<2.15 …(2) ただし、 fW:広角端[W]の焦点距離 である。
【0028】条件式(2)は、第1群Gr1の焦点距離f1
と広角端[W]の焦点距離fWとの関係を規定する式であ
る。条件式(2)の上限を超えると、第1群Gr1の焦点
距離f1が大きくなり過ぎるので、特に広角端[W]での周
辺光量の低下や前玉径の増大を招いてしまう。条件式
(2)の下限を超えると、第1群Gr1の焦点距離f1が小
さくなり過ぎるので、全ズーム域での収差性能、特に望
遠端[T]での球面収差の補正が困難になる。
【0029】上記第1〜第9の実施の形態では、第1群
Gr1が、少なくとも1枚の負レンズと、少なくとも1
枚の正レンズと、から成っており、第1群Gr1をこの
ように構成することによって上記を最適化している。
また、第1〜第9の実施の形態は、第1群Gr1中に非
球面を少なくとも1面有しているが、このように第1群
Gr1に非球面を設けることは、良好な収差補正を行う
上で望ましい。
【0030】第1〜第5,第8の実施の形態では、第1
群Gr1が次の条件式(3)を満足する非球面を少なくと
も最物体側面(r1)に有しており、これにより上記を最
適化している。 10<{|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}<30 …(3) ただし、 x :有効径端での非球面形状、 x0:有効径端での参照球面形状、 C0:参照球面曲率、 N':非球面の像側屈折率、 N :非球面の物体側屈折率 である。
【0031】なお、上記x,x0は、以下の式(AS),(RE)
で表される。 x={C0・y2}/{1+√(1-ε・C02・y2)}+ΣAi・yi …(AS) x0={C0・y2}/{1+√(1-C02・y2)} …(RE) ただし、式(AS)及び(RE)中、 y:光軸に垂直な方向の高さ、 ε:2次曲面パラメータ、 Ai:i次の非球面係数 である。
【0032】条件式(3)は、第1群Gr1の最物体側面
の非球面形状を規定する式である。条件式(3)の下限を
超えると、特にズーム全域での像面湾曲が大きくオーバ
ーとなる。条件式(3)の上限を超えると、特にズーム全
域での像面湾曲が大きくアンダーとなる。
【0033】第6,第7,第9の実施の形態では、第1
群Gr1を構成する正レンズ(g3)が次の条件式
(4)を満足する非球面を少なくとも像側面(r6)に有し
ており、これにより上記を最適化している。 -5<{|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}<15 …(4)
【0034】条件式(4)は、第1群Gr1の正レンズの
像側面の非球面形状を規定する式である。条件式(4)の
下限を超えると、特に広角端[W]での像面湾曲がオーバ
ーになるとともに、広角端[W]での歪曲が大きくアンダ
ーとなる。条件式(4)の上限を超えると、特に広角端
[W]での像面湾曲及び望遠端[T]での球面収差が大きく
アンダーとなる。
【0035】上記第1〜第9の実施の形態では、第2群
Gr2が、物体側より順に、少なくとも1枚の正レンズ
と、少なくとも1枚の負レンズと、少なくとも1枚の正
レンズと、から成っており、第2群Gr2をこのように
構成することによって上記を最適化している。また、
第1〜第5,第9の実施の形態は、第2群Gr2中に非
球面を少なくとも1面有しているが、このように第2群
Gr2に非球面を設けることは、良好な収差補正を行う
上で望ましい。
【0036】第1〜第3,第9の実施の形態では、第2
群Gr2を構成する負レンズ(図1〜図3中のg4,図
9中のg5)が次の条件式(5)を満足する非球面を少なく
とも物体側面(図1〜図3中のr8,図9中のr10)に有し
ており、これにより上記を最適化している。 -5<{|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}<2 …(5)
【0037】条件式(5)は、第2群Gr2の負レンズの
物体側面の非球面形状を規定する式である。条件式(5)
の下限を超えると、特に望遠端[T]での球面収差及び広
角端[W]での像面湾曲が大きくオーバーとなる。条件式
(5)の上限を超えると、特に望遠端[T]での球面収差及
び広角端[W]での像面湾曲が大きくアンダーとなる。
【0038】第4の実施の形態では、第2群Gr2を構
成する正レンズ(g3,g5)のうち第2群Gr2を構成
する負レンズ(g4)よりも物体側に位置する正レンズ
(g3)が、次の条件式(6)を満足する非球面を少なくと
も物体側面(r6)に有しており、これにより上記を最適
化している。 -3<{|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}<0 …(6)
【0039】条件式(6)は、第2群Gr2の負レンズよ
り物体側に位置する正レンズの物体側面の非球面形状を
規定する式である。条件式(6)の下限を超えると、特に
望遠端[T]での球面収差が大きくオーバーとなる。条件
式(6)の上限を超えると、特に望遠端[T]での球面収差
が大きくアンダーとなる。
【0040】第5の実施の形態では、第2群Gr2を構
成する正レンズ(g3,g5)のうち第2群Gr2を構成
する負レンズ(g4)よりも像側に位置する正レンズ(g
5)が、次の条件式(7)を満足する非球面を少なくとも像
側面(r11)に有しており、これにより上記を最適化し
ている。 -5<{|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}<5 …(7)
【0041】条件式(7)は、第2群Gr2の負レンズよ
り像側に位置する正レンズの像側面の非球面形状を規定
する式である。条件式(7)の下限を超えると、特に望遠
端[T]での球面収差が大きくオーバーとなる。条件式
(7)の上限を超えると、特に望遠端[T]での球面収差が
大きくアンダーとなる。
【0042】なお、各レンズ群は、以上説明したよう
な、入射光線を屈折により偏向させる屈折型レンズのみ
から構成されている必要はなく、回折により入射光線を
偏向させる回折型レンズや、回折作用と屈折作用とを組
み合わせて入射光線を偏向させる屈折回折ハイブリッド
型レンズ等を含む形態でもよい。
【0043】
【実施例】以下、本発明を実施したズームレンズの構成
を、コンストラクションデータ,収差図等を挙げて、更
に具体的に説明する。ここで例として挙げる実施例1〜
9は、前述した第1〜第9の実施の形態にそれぞれ対応
しており、第1〜第9の実施の形態を表すレンズ構成図
(図1〜図9)は、対応する実施例1〜9のレンズ構成を
それぞれ示している。
【0044】各実施例のコンストラクションデータにお
いて、ri(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi番目の面の
曲率半径、di(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi番目の
軸上面間隔を示しており、Ni(i=1,2,3,...),νi(i=1,2,
3,...)は物体側から数えてi番目の光学要素のd線に対
する屈折率(Nd),アッベ数(νd)を示している。ま
た、コンストラクションデータ中、ズーミングにおいて
変化する軸上面間隔(可変間隔)は、広角端[W]〜ミドル
(中間焦点距離状態)[M]〜望遠端[T]での各群間の軸上
間隔である。各焦点距離状態[W],[M],[T]に対応す
る全系の焦点距離f及びFナンバーFNOを併せて示す。
【0045】また、曲率半径riに*印が付された面は、
非球面で構成された面であることを示し、非球面の面形
状を表わす前記式(AS)で定義されるものとする。非球面
に関する条件式(3)〜(7)の対応値{ただし、ymax:非球
面の光軸に垂直方向の最大高さ(最大有効径)である。}
を、各実施例のコンストラクションデータと併せて示
し、表1に、各実施例についての条件式(1),(2)の対応
値を示す。
【0046】
【0047】[第1面(r1)の非球面係数] ε= 1.0000 A4= 0.14565×10-3 A6= 0.86451×10-6 A8= 0.43653×10-7 A10=-0.51589×10-9 A12=-0.85722×10-12
【0048】[第8面(r8)の非球面係数] ε= 1.0000 A4=-0.14326×10-2 A6=-0.29125×10-4 A8=-0.39276×10-6 A10=-0.81955×10-9 A12=-0.13919×10-11
【0049】[第9面(r9)の非球面係数] ε= 1.0000 A4=-0.30763×10-3 A6= 0.26092×10-4 A8= 0.25298×10-6 A10= 0.35670×10-9 A12=-0.17370×10-13
【0050】[第1面(r1)の条件式(3)の対応値] y=0.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00000 y=0.10ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00113 y=0.20ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.01817 y=0.30ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.09336 y=0.40ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.30224 y=0.50ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.76427 y=0.60ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 1.66156 y=0.70ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 3.26495 y=0.80ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 5.95967 y=0.90ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=10.24934 y=1.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=16.69611
【0051】[第8面(r8)の条件式(5)の対応値] y=0.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00000 y=0.10ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00018 y=0.20ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00282 y=0.30ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.01439 y=0.40ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.04586 y=0.50ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.11321 y=0.60ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.23796 y=0.70ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.44800 y=0.80ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.77863 y=0.90ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-1.27392 y=1.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-1.98838
【0052】
【0053】[第1面(r1)の非球面係数] ε= 1.0000 A4= 0.11342×10-3 A6= 0.95012×10-6 A8= 0.30259×10-7 A10=-0.77644×10-9 A12= 0.75944×10-11
【0054】[第8面(r8)の非球面係数] ε= 1.0000 A4=-0.11520×10-2 A6=-0.27790×10-4 A8=-0.38221×10-6 A10=-0.75295×10-9 A12=-0.52428×10−12
【0055】[第9面(r9)の非球面係数] ε= 1.0000 A4= 0.29172×10-3 A6= 0.39502×10-4 A8= 0.30055×10-6 A10= 0.51411×10-9 A12= 0.98641×10-12
【0056】[第1面(r1)の条件式(3)の対応値] y=0.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00000 y=0.10ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00103 y=0.20ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.01671 y=0.30ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.08643 y=0.40ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.28206 y=0.50ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.71909 y=0.60ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 1.57336 y=0.70ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 3.10107 y=0.80ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 5.66087 y=0.90ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 9.74969 y=1.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=16.10445
【0057】[第8面(r8)の条件式(5)の対応値] y=0.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00000 y=0.10ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00015 y=0.20ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00234 y=0.30ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.01191 y=0.40ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.03801 y=0.50ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.09399 y=0.60ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.19797 y=0.70ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.37362 y=0.80ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.65118 y=0.90ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-1.06871 y=1.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-1.67375
【0058】
【0059】[第1面(r1)の非球面係数] ε= 1.0000 A4= 0.10114×10-3 A6= 0.11364×10-5 A8= 0.94656×10-8 A10=-0.41171×10-9 A12= 0.28296×10-11
【0060】[第8面(r8)の非球面係数] ε= 1.0000 A4=-0.49107×10-3 A6=-0.71753×10-5 A8=-0.19145×10-6 A10=-0.53207×10-9 A12=-0.14842×10-11
【0061】[第1面(r1)の条件式(3)の対応値] y=0.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00000 y=0.10ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00150 y=0.20ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.02437 y=0.30ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.12646 y=0.40ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.41355 y=0.50ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 1.05358 y=0.60ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 2.29429 y=0.70ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 4.47810 y=0.80ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 8.04320 y=0.90ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=13.49941 y=1.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=21.37857
【0062】[第8面(r8)の条件式(5)の対応値] y=0.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00000 y=0.10ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00019 y=0.20ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00305 y=0.30ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.01554 y=0.40ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.04948 y=0.50ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.12201 y=0.60ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.25618 y=0.70ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.48188 y=0.80ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.83703 y=0.90ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-1.36937 y=1.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-2.13863
【0063】
【0064】[第1面(r1)の非球面係数] ε= 1.0000 A4= 0.16239×10-3 A6=-0.18686×10-5 A8= 0.65406×10-7 A10=-0.39915×10-9 A12=-0.33141×10−11
【0065】[第6面(r6)の非球面係数] ε= 1.0000 A4=-0.18532×10-3 A6= 0.67274×10-5 A8= 0.12590×10-7 A10=-0.34303×10-11 A12=-0.66310×10-13
【0066】[第7面(r7)の非球面係数] ε= 1.0000 A4= 0.21513×10-3 A6= 0.76806×10-5 A8= 0.76380×10-7 A10= 0.17846×10-9 A12= 0.30791×10-12
【0067】[第1面(r1)の条件式(3)の対応値] y=0.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00000 y=0.10ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00183 y=0.20ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.02889 y=0.30ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.14326 y=0.40ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.44220 y=0.50ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 1.05717 y=0.60ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 2.16566 y=0.70ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 4.02038 y=0.80ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 6.98605 y=0.90ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=11.54247 y=1.00ymax … {|x|−|x0|}/{C0・
(N’−N)}=18.15481
【0068】[第6面(r6)の条件式(6)の対応値] y=0.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00000 y=0.10ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00003 y=0.20ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00049 y=0.30ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00245 y=0.40ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00755 y=0.50ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.01783 y=0.60ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.03541 y=0.70ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.06217 y=0.80ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.09928 y=0.90ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.14667 y=1.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.20235
【0069】
【0070】[第1面(r1)の非球面係数] ε= 1.0000 A4= 0.13182×10-3 A6= 0.30560×10-6 A8= 0.21859×10-7 A10=-0.36833×10-9 A12= 0.27186×10-11
【0071】[第10面(r10)の非球面係数] ε= 1.0000 A4=-0.16031×10-2 A6=-0.77021×10-4 A8=-0.15952×10-5 A10= 0.15892×10-6 A12= 0.43611×10-8
【0072】[第11面(r11)の非球面係数] ε= 1.0000 A4=-0.58651×10-3 A6=-0.54302×10-4 A8= 0.23793×10-5 A10=-0.19977×10-6 A12= 0.16690×10-7
【0073】[第1面(r1)の条件式(3)の対応値] y=0.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00000 y=0.10ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00153 y=0.20ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.02451 y=0.30ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.12492 y=0.40ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.39944 y=0.50ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.99263 y=0.60ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 2.10971 y=0.70ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 4.03494 y=0.80ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 7.15378 y=0.90ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=11.97961 y=1.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=19.19615
【0074】[第11面(r11)の条件式(7)の対応値] y=0.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00000 y=0.10ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00008 y=0.20ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00134 y=0.30ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00703 y=0.40ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.02321 y=0.50ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.05962 y=0.60ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.13070 y=0.70ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.25667 y=0.80ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.46412 y=0.90ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.78517 y=1.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 1.25213
【0075】
【0076】[第6面(r6)の非球面係数] ε= 1.0000 A4=-0.20241×10-3 A6=-0.61087×10-5 A8= 0.26104×10-6 A10=-0.75184×10-8 A12=-0.45052×10-10
【0077】[第6面(r6)の条件式(4)の対応値] y=0.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00000 y=0.10ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00027 y=0.20ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00433 y=0.30ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.02245 y=0.40ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.07305 y=0.50ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.18424 y=0.60ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.39519 y=0.70ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.75776 y=0.80ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 1.34015 y=0.90ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 2.23741 y=1.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 3.59837
【0078】
【0079】[第5面(r5)の非球面係数] ε= 1.0000 A4=-0.49472×10-4 A6=-0.90109×10-5 A8= 0.65226×10-6 A10=-0.14834×10-7 A12= 0.56213×10-10
【0080】[第6面(r6)の非球面係数] ε= 1.0000 A4=-0.20585×10-3 A6=-0.13606×10-4 A8= 0.10689×10-5 A10=-0.34439×10-7 A12= 0.34185×10-9
【0081】[第6面(r6)の条件式(4)の対応値] y=0.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00000 y=0.10ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00097 y=0.20ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.01623 y=0.30ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.08743 y=0.40ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.29337 y=0.50ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.74906 y=0.60ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 1.59147 y=0.70ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 2.97038 y=0.80ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 5.09061 y=0.90ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 8.35777 y=1.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=13.61603
【0082】
【0083】[第1面(r1)の非球面係数] ε= 1.0000 A4= 0.14615×10-3 A6= 0.28983×10-6 A8= 0.21769×10-7 A10=-0.36943×10-9 A12= 0.27015×10−11
【0084】[第1面(r1)の条件式(3)の対応値] y=0.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00000 y=0.10ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00169 y=0.20ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.02708 y=0.30ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.13790 y=0.40ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.44028 y=0.50ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 1.09177 y=0.60ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 2.31379 y=0.70ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 4.40940 y=0.80ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 7.78464 y=0.90ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=12.97349 y=1.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=20.67743
【0085】
【0086】[第5面(r5)の非球面係数] ε= 1.0000 A4=-0.33852×10-4 A6=-0.78693×10-5 A8= 0.65401×10-6 A10=-0.14836×10-7 A12= 0.56198×10-10
【0087】[第6面(r6)の非球面係数] ε= 1.0000 A4=-0.17967×10-3 A6=-0.13292×10-4 A8= 0.10738×10-5 A10=-0.34418×10-7 A12= 0.34191×10-9
【0088】[第10面(r10)の非球面係数] ε= 1.0000 A4=-0.48194×10-3 A6= 0.68718×10-5 A8=-0.24370×10-6 A10=-0.49237×10-9 A12=-0.88829×10-12
【0089】[第11面(r11)の非球面係数] ε= 1.0000 A4= 0.11119×10-3 A6= 0.15629×10-4 A8= 0.10481×10-6 A10= 0.38919×10-10 A12=-0.50038×10-12
【0090】[第6面(r6)の条件式(4)の対応値] y=0.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00000 y=0.10ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.00086 y=0.20ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.01455 y=0.30ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.07887 y=0.40ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.26584 y=0.50ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 0.67972 y=0.60ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 1.44084 y=0.70ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 2.67353 y=0.80ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 4.54495 y=0.90ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}= 7.40740 y=1.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=12.03118
【0091】[第10面(r10)の条件式(5)の対応値] y=0.00ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00000 y=0.10ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00012 y=0.20ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00186 y=0.30ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.00935 y=0.40ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.02934 y=0.50ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.07103 y=0.60ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.14583 y=0.70ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.26723 y=0.80ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.45064 y=0.90ymax … {|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}=-0.71348 y=1.00ymax … {|x|−|x0|}/{C0・
(N’−N)}=−1.07543
【0092】
【表1】
【0093】図10〜図18は、実施例1〜実施例9に
それぞれ対応する収差図であり、各図中、[W]は広角
端,[M]はミドル(中間焦点距離状態),[T]は望遠端に
おける諸収差(左から順に、球面収差等,非点収差,歪
曲収差;Y':像高)を示している。また、各収差図中、実
線(d)はd線に対する収差、一点鎖線(g)はg線に対す
る収差、破線(SC)は正弦条件を表しており、破線(D
M)と実線(DS)は、メリディオナル面とサジタル面で
のd線に対する非点収差をそれぞれ表わしている。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明によれ
ば、第1群,第2群の焦点距離比がズーム比に対して適
切に設定されているため、射出瞳位置を遠くすることと
全長をコンパクト化することとの両立を達成することが
でき、第1群の焦点距離が広角端の焦点距離に対して適
切に設定されているため、全ズーム域で収差性能を確保
することと広角端で周辺照度を確保することとの両立を
達成することができる。しかも、3倍程度のズーム比を
確保しつつ、高画質化及びレンズ枚数削減によるコスト
ダウンを達成することができる。また、第4,第5の発
明によれば、像面湾曲等の補正を良好に行うことがで
き、第6〜第8の発明によれば、望遠端での球面収差等
等の補正を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態(実施例1)のレンズ構成図。
【図2】第2の実施の形態(実施例2)のレンズ構成図。
【図3】第3の実施の形態(実施例3)のレンズ構成図。
【図4】第4の実施の形態(実施例4)のレンズ構成図。
【図5】第5の実施の形態(実施例5)のレンズ構成図。
【図6】第6の実施の形態(実施例6)のレンズ構成図。
【図7】第7の実施の形態(実施例7)のレンズ構成図。
【図8】第8の実施の形態(実施例8)のレンズ構成図。
【図9】第9の実施の形態(実施例9)のレンズ構成図。
【図10】実施例1の収差図。
【図11】実施例2の収差図。
【図12】実施例3の収差図。
【図13】実施例4の収差図。
【図14】実施例5の収差図。
【図15】実施例6の収差図。
【図16】実施例7の収差図。
【図17】実施例8の収差図。
【図18】実施例9の収差図。
【符号の説明】
Gr1 …第1群 Gr2 …第2群 A …絞り

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、負のパワーを有する第
    1群と、正のパワーを有する第2群と、から成るズーム
    レンズであって、以下の条件式を満足することを特徴と
    するズームレンズ; 0.1<|f1/f2|/Z<0.39 0.8<|f1/fW|<2.15 ただし、 f1:第1群の焦点距離、 f2:第2群の焦点距離、 Z:ズーム比、 fW:広角端の焦点距離 である。
  2. 【請求項2】 前記第1群が、少なくとも1枚の負レン
    ズと、少なくとも1枚の正レンズと、から成ることを特
    徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 【請求項3】 前記第2群が、物体側より順に、少なく
    とも1枚の正レンズと、少なくとも1枚の負レンズと、
    少なくとも1枚の正レンズと、から成ることを特徴とす
    る請求項1に記載のズームレンズ。
  4. 【請求項4】 前記第1群が、次の条件式を満足する非
    球面を、少なくとも最物体側面に有することを特徴とす
    る請求項2に記載のズームレンズ; 10<{|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}<30 ただし、 x :有効径端での非球面形状、 x0:有効径端での参照球面形状、 C0:参照球面曲率、 N':非球面の像側屈折率、 N :非球面の物体側屈折率 である。
  5. 【請求項5】 前記第1群を構成する正レンズが、次の
    条件式を満足する非球面を、少なくとも像側面に有する
    ことを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ; -5<{|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}<15 ただし、 x :有効径端での非球面形状、 x0:有効径端での参照球面形状、 C0:参照球面曲率、 N':非球面の像側屈折率、 N :非球面の物体側屈折率 である。
  6. 【請求項6】 前記第2群を構成する負レンズが、次の
    条件式を満足する非球面を、少なくとも物体側面に有す
    ることを特徴とする請求項3に記載のズームレンズ; -5<{|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}<2 ただし、 x :有効径端での非球面形状、 x0:有効径端での参照球面形状、 C0:参照球面曲率、 N':非球面の像側屈折率、 N :非球面の物体側屈折率 である。
  7. 【請求項7】 前記第2群を構成する正レンズのうち、
    第2群を構成する負レンズよりも物体側に位置する正レ
    ンズが、次の条件式を満足する非球面を、少なくとも物
    体側面に有することを特徴とする請求項3に記載のズー
    ムレンズ; -3<{|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}<0 ただし、 x :有効径端での非球面形状、 x0:有効径端での参照球面形状、 C0:参照球面曲率、 N':非球面の像側屈折率、 N :非球面の物体側屈折率 である。
  8. 【請求項8】 前記第2群を構成する正レンズのうち、
    第2群を構成する負レンズよりも像側に位置する正レン
    ズが、次の条件式を満足する非球面を、少なくとも像側
    面に有することを特徴とする請求項3に記載のズームレ
    ンズ; -5<{|x|-|x0|}/{C0・(N'-N)}<5 ただし、 x :有効径端での非球面形状、 x0:有効径端での参照球面形状、 C0:参照球面曲率、 N':非球面の像側屈折率、 N :非球面の物体側屈折率 である。
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