JPH10282132A - 回転センサの波形整形回路 - Google Patents

回転センサの波形整形回路

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JPH10282132A
JPH10282132A JP8785197A JP8785197A JPH10282132A JP H10282132 A JPH10282132 A JP H10282132A JP 8785197 A JP8785197 A JP 8785197A JP 8785197 A JP8785197 A JP 8785197A JP H10282132 A JPH10282132 A JP H10282132A
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JP
Japan
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rotation sensor
filter
circuit
waveform shaping
output
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JP8785197A
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Takashi Kimura
隆志 木村
Tetsuo Abe
哲郎 阿部
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホール式回転センサを用いても耐ノイズ性を電
磁ピックアップ式回転センサと同程度にできる波形整形
回路を提供する。また、それによりホール式と電磁ピッ
クアップ式とに共用できる波形整形回路を実現する。 【解決手段】アナログ1次フィルタ11でノイズをおお
まかに除去し、コンパレータ13で波形整形後、時間軸
フィルタ25でさらにノイズ除去する。これによりアナ
ログ1次フィルタと時間軸フィルタを組み合わせて2次
フィルタと同様なノイズ抑圧力を持たせることができ
る。上記の組み合わせたフィルタは2次フィルタに比べ
て若干特性が劣るところはあるが、波形鈍りが少なく、
良好なノイズ除去特性が得られる。また、ホール式と電
磁ピックアップ式とで基本的に同じ回路を用いることが
出来るので、波形整形回路を共用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転体の回転速度
に応じた周波数のパルス信号を発生する回転センサの波
形整形回路、例えば、車両における車輪の回転速度に応
じた周波数のパルス信号を発生する車輪速センサの波形
整形回路に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用電子コントロールユニットにお
いては、種々のセンサの信号が用いられる。その中で回
転センサ、例えばABS(Antiskid Braking System)
用車輪速センサやエンジンの回転速度センサとしては、
ホール式や電磁ピックアップ式のものが広く用いられて
いる。例えば、図14はホール式の回転センサおよび周
辺回路を示す回路ブロック図である。同図において、1
は車輪に連結され車両の走行に応じて回転する歯車状の
回転体であり、この回転体1に近接して1対のホール素
子2、3が配置されている。また4はバイアス磁界を与
える永久磁石、5はホール素子2、3の出力を処理する
センサIC、6はトランジスタ、7は抵抗であり、破線
で囲んだ部分29がホール式の回転センサである。図1
4に示すように、回転センサがホール式の場合は、回転
体1の回転に応じて互いに約90°位相の異なる擬似正
弦波状に変化する電気信号が発生し、その電気信号がセ
ンサIC5の中で2値信号に波形整形され、回転パルス
信号として出力される。
【0003】図14に示す回路図は、センサ回路と波形
整形回路とのインターフェース図であるが、センサIC
5はセンサ電源9によりセンサ用電源電圧Svにバイア
スされている。センサIC5出力が“Low”のときは
トランジスタ6がオフであり、センサ出力Siはセンサ
電源電圧SvからセンサIC5の内部回路電源電圧分を
差し引いた電圧V1になっている。回転体1が回転し
て、センサIC5の出力が“Hi”になるとトランジス
タ6がオンになり、センサ電源電圧を抵抗7と抵抗8で
分圧した電圧V2になるので、V2がV1よりも高くな
るように抵抗7、8の値を選択しておけば、センサ用ハ
ーネスを2本用いるのみで、回転センサ29の信号をセ
ンサIC5のパルス信号出力として波形整形回路10に
送出できる。ただし、この段階でのパルス信号振幅は小
さくなる。
【0004】図15は波形整形回路10の構成を示して
おり、回転センサの出力Siは、車両ハーネス(図示省
略)を介して電子コントロールユニットに導かれて波形
整形回路10の入力になる。波形整形回路10におい
て、入力した信号Siは、他のノイズ源によって車両ハ
ーネスに誘起されるノイズを1次フィルタ11で除去し
た後、ヒステリシス付コンパレータ13に入力される。
コンパレータ13のもう一方の端子にはセンサ電源9の
出力Svを分圧回路12で分圧した電圧をスレッショル
ドレベルとして入力し、センサ電源電圧が変動した場合
でもスレッショルドも同じように変動させて、電源変動
に影響されないようにする。このように、コンパレータ
13では比較的振幅の小さい回転パルス信号を後段のC
PU16が判定できる2値振幅に波形整形する。
【0005】次に、図16は、回転センサが電磁ピック
アップ式センサ35の場合を示す回路ブロック図であ
る。図16において、コイル28を回転体1との間に挟
んで回転体1の周面と対向するように永久磁石4が配置
される。このコイル28と永久磁石4が電磁ピックアッ
プ式センサ35(破線で囲んだ部分)を形成している。
この構成で、回転体1のギヤ歯の凹凸が永久磁石の近傍
を通過する度に磁界変化が発生し、これによりコイル2
8にほぼ正弦波状に変化する電圧が発生する。コイル2
8の正弦波出力Si2は波形整形回路15に入力され、
CPU16が判定できる2値振幅のパルス信号So2に
波形整形される。
【0006】図17は波形整形回路15の構成を示す回
路図である。波形整形回路15において、電磁ピックア
ップ式センサ35からのセンサ信号入力Si2はバイア
スおよびクランプ回路17で電源電圧の約1/2にバイ
アスされる。従ってコイル28の正弦波出力電圧はバイ
アス電圧を中心に変化する。電磁ピックアップ式センサ
35は、基本的にコイルなので回転体の回転周期が短く
なると磁界変化が速くなり、センサコイル端の振幅が大
きくなって、インターフェース回路の回路耐圧を越える
可能性が出てくるため、上記のクランプ回路により適当
な電圧でクランプする。また、図15と同じように車両
ハーネスからのノイズを除去するため2次フィルタ19
を通過させるが、この前に波形整形のためコンデンサ1
8による直流分カットを行なう。2次フィルタ19を通
過した信号はヒステリシス付コンパレータ20で2値振
幅のパルス信号に波形整形される。コンパレータ20の
他端には、電源電圧Vccを分圧する分圧回路21の出
力が導入されており、正弦波であるセンサ出力は電源変
動に影響されず、2値振幅のパルス信号に波形整形され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例においては以下のような問題があった。図1
8はセンサ出力の周波数特性を示した図である。電磁ピ
ックアップ式はインダクタンスなので回転体1の回転す
る周波数fの対数に比例して出力が大きくなるが、ホー
ル式は周波数fに対して一定振幅で出力される。図15
の1次フィルタ11および図17の2次フィルタ19の
カットオフ周波数WVmaxはセンサ周波数の最大値付
近に設定される。例えば、時速300km/hの車速で
回転体1の歯数が48の場合、センサ周波数は略4kH
zとなるので、カットオフ周波数WVmaxはこの付近
の周波数に設定される。図18(a)は上記フィルタの
特性であり、図18(b)の実線は破線で示すセンサ特
性に上記のフィルタ特性を重ねた総合特性である。
【0008】電磁ピックアップ方式の場合は、耐ノイズ
性を考慮してフィルタ次数は2次を使用する。これに対
し、ホール式では2次のフィルタを用いると高調波成分
が除去されてしまい、波形鈍りが大きくなってしまう。
波形鈍りが大きくなると、後段でパルス信号に波形整形
する場合に、デューティ変動が大きくなったり、最悪の
場合には波形整形できないといった問題が生じてしま
う。従ってホール式の場合のフィルタ次数は1次以上に
できず、このためホール式の耐ノイズ性を電磁ピックア
ップ式と同様にすることが出来ないという問題があっ
た。
【0009】上記の問題を図19に示すフィルタ特性図
で説明する。図19の横軸は周波数、縦軸はノイズレベ
ルであり、図中の特性線の下側以下のレベルのノイズは
抑圧し、上側以上のレベルのノイズは通過させる。実際
に車両ハーネスに誘起されるサージノイズは、実測の結
果、数MHz、数10〜数100Vのレベルであり、×
印で図示したような位置にある。2本の特性線(折線)
はフィルタ次数が1次と2次のケースであり、1次フィ
ルタではノイズに対する抑圧力が少なくなっていること
が判る。
【0010】また、回転センサの回転パルス信号の最大
周波数が4kHzの場合、周期は250μsecであ
り、デューティは50%であるが、歯車の形状から有効
なパルス幅はさらに最低70%となる場合があるので、
有効なパルス幅は結局75μsecとなる。これに対し
て、ノイズの周波数成分は最低でも1.0MHzであ
り、0.5μsec以下のノイズパルスを除去する必要
がある。つまり、パルス幅75μsec以上の信号は完
全に通過させ、パルス幅0.5μsec以下の信号は完
全にカットする必要がある。このような急峻な特性を安
定に実現するのは、アナログ1次フィルタでは難しい。
【0011】上記のように、従来の波形整形回路におい
ては、回転センサとしてホール式回転センサを用いた場
合、フィルタ次数を1次以上にできないため耐ノイズ性
を電磁ピックアップ式と同様にすることが出来ず、かつ
両者の周波数特性やバイアス方式が異なるため、両方式
の回転センサに共用できる波形整形回路を実現すること
が出来ず、例えば各々の回転センサに適したIC回路を
準備する必要がある、という問題があった。
【0012】本発明は上記のごとき従来技術の問題を解
決するためになされたものであり、第1の目的は回転セ
ンサとしてホール式回転センサを用いた場合でも耐ノイ
ズ性を電磁ピックアップ式と同程度にすることの出来る
波形整形回路を提供することであり、第2の目的はホー
ル式回転センサと電磁ピックアップ式回転センサに共用
できる波形整形回路を実現することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、特許請求の範囲に記載するよう
に構成している。すなわち、請求項1に記載の発明にお
いては、回転センサの出力に重畳された外来ノイズを抑
圧するアナログ1次フィルタと、前記アナログ1次フィ
ルタの出力を基準電圧と比較することによって2値振幅
の回転パルス信号に波形整形するコンパレータと、前記
コンパレータが2値化した回転パルス信号のパルス幅を
基準クロック信号で計数し、所定の時間幅以上のパルス
だけを出力する第1の時間軸フィルタと、を備えるよう
に構成している。
【0014】上記のように、請求項1に記載の発明にお
いては、アナログ1次フィルタで最初にノイズをおおま
かに除去し、コンパレータで波形整形後、第1の時間軸
フィルタでさらにノイズを除去するように構成してい
る。この構成により、アナログ1次フィルタと第1の時
間軸フィルタとを組み合わせて2次フィルタと同様なノ
イズ抑圧力をホール式回転センサの波形整形回路におい
ても持たせることができる。上記第1の時間軸フィルタ
は、例えば後記図6に示すように、センサ信号(a)に
ノイズ(b)が乗った信号から、ノイズ(b)を除去し
て出力信号(c)にする働きをする。このような第1の
時間軸フィルタとアナログ1次フィルタとを組み合わせ
ることにより、2次フィルタと同様なノイズ抑圧力をホ
ール式回転センサの波形整形回路に持たせることが出来
る。例えば後記図5に示すような斜線領域でノイズを抑
圧するフィルタ特性を実現する。図5の特性は2次フィ
ルタに比べて若干特性が劣るところはあるが、波形鈍り
が少なく、良好なノイズ除去特性が得られる。
【0015】また、請求項2に記載の発明においては、
第1の時間軸フィルタの基準クロック信号よりもさらに
速いタイミングで前記回転パルス信号の信号レベルを判
定し、出力信号レベルが所定回数以上継続して一致した
場合に、出力信号レベルを変化させる第2の時間軸フィ
ルタを、前記波形整形用のコンパレータと前記第1の時
間軸フィルタとの間に設けたものである。このように構
成することにより、第1の時間軸フィルタにおける低周
波領域の不要な通過領域をなくすことができ、それとア
ナログ1次フィルタの周波数が高くなるほど大きくなる
ノイズ除去特性とを組み合わせることにより、請求項1
の構成よりも総合的にノイズ除去特性を改善することが
出来る。
【0016】また、請求項3に記載の発明は、回転セン
サとしてホール式回転センサと電磁ピックアップ式回転
センサとの何れかを切り換えて使用可能にした構成であ
る。上記請求項1または請求項2に記載の波形整形回路
は、基本的にホール式回転センサと電磁ピックアップ式
回転センサの何れにも適用可能な回路であるから、請求
項3に記載のように、各方式の回転センサに適した基準
電圧を発生する回路と、切り換え回路とを設けることに
より、両方式の回転センサの何れにも適用できる波形整
形回路を実現することが出来る。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、時間軸フィルタとアナ
ログ1次フィルタを組み合わせることにより、従来の2
次フィルタと同様のノイズ除去性能を持ちながら、信号
波形を鈍らせることがない波形整形回路を実現すること
が出来る。したがって周波数特性が異なる電磁ピックア
ップ式回転センサとホール式回転センサの両方に共通し
て適用することが出来るので、センサ波形整形回路をI
C化すれば、両方のセンサに適用できる波形処理ICが
得られ、部品を共通にすることができるので、システム
コストを大幅に低減できる、という効果が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる実施の形態
を図面を用いて説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
を示すブロック図であり、ホール式回転センサを用いた
場合の全体の回路を示す。図1においては、ホール式の
回転センサ29の出力をアナログ1次フィルタ11に通
して、最初にノイズをおおまかに除去し、ヒステリシス
付きコンパレータ13で波形整形した後、時間軸フィル
タ25でさらにノイズ除去した後にCPU16に入力す
る構成としている。この構成に示すように、1次フィル
タ11と時間軸フィルタ25を組み合わせることによ
り、2次フィルタと同様なノイズ抑圧力をホール式回転
センサの波形整形回路においても持たせることができる
(詳細後述)。
【0019】図2は、時間軸フィルタ25の一実施の形
態を示す論理回路図である。図1のコンパレータ13で
2値信号に波形整形された回転パルス信号Fiは、図2
の時間軸フィルタ25において、まずDフリップフロッ
プ32によりクロック信号に同期化され、アップダウン
カウンタ22のU/D端子に入力される。Dフリップフ
ロップ32およびアップダウンカウンタ22にはクロッ
ク信号発振回路33からクロック信号が供給されてい
る。このクロック信号は回転パルス信号の最小反転時間
よりも十分速いクロック信号に設定する必要がある。
【0020】Dフリップフロップ32の出力はANDゲ
ート30に入力され、RSフリップフロップ23の出力
とANDした後にアップダウンカウンタ22のSET端
子に入力される。Dフリップフロップ32の出力はさら
にNORゲート31に入力され、RSフリップフロップ
23の出力とNORした後にアップダウンカウンタ22
のRESET端子に入力される。
【0021】アップダウンカウンタ22の出力はデコー
ダ34に入力されている。デコーダ34は、アップダウ
ンカウンタ22のカウント値がフルカウント時はFUL
L出力へ“Low”を出力し、アップダウンカウンタ2
2のカウント値がゼロ時はZERO出力へ“Low”を
出力する。この実施の形態では4ビットカウンタとして
いるが、他のビット数のカウンタを用いてもよい。
【0022】次に、デコーダ34のFULL出力はRS
フリップフロップ23のセット入力に供給され、ZER
O出力はRSフリップフロップ23のリセット入力に供
給される。RSフリップフロップ23はセット入力が
“Low”レベル時にセットされて出力が“Hi”とな
り、リセット入力が“Low”レベル時にリセットされ
て出力が“Low”となる。
【0023】次に、アップダウンカウンタ22の動作に
ついて説明する。アップダウンカウンタ22は内部にバ
イナリカウンタを有し、SET入力が“Hi”の時はカ
ウンタ値を全て“Hi”、RESET入力が“Hi”の
時はカウンタ値を全て“Low”にする。そしてSET
入力、RESET入力が共に“Low”の時にカウンタ
動作するが、U/D(アップダウン端子)が“Hi”の
時にカウントアップ、“Low”の時にカウントダウン
する。
【0024】RSフリップフロップ23のQ出力は時間
軸フィルタ25の出力Foとして図1のCPU16に供
給され、回転体1の回転周期計測に用いられる。CPU
16では、通常、インプットキャプチャレジスタ(図示
せず)で時間軸フィルタ25の出力を受ける。インプッ
トキャプチャレジスタは、信号が“Hi”から“Lo
w”、又は、“Low”から“Hi”に変化した時にC
PU16内のフリーランニングカウンタのカウント値を
記憶するレジスタであって、CPU16が適当なタイミ
ングでこのカウント値を読みだし、予めわかっているフ
リーランニングカウンタのクロック周期から回転パルス
信号の時間間隔を計算する。
【0025】次に、時間軸フィルタ25のグリッチノイ
ズ除去動作を説明する。図3は図2の回路各部における
信号波形を示すタイミング図である。図3において、
(b)に示すFiは回転パルス信号であって波形整形さ
れた後でも斜線に示すグリッチノイズが重畳されてい
る。これを(a)に示すCLK(クロック信号)で同期
化したものが(c)に示すFi’であり、Fi’の初期
状態は“Low”である。
【0026】Fi’が“Hi”になるとアップダウンカ
ウンタ22(以下、カウンタ22と略記)でカウントア
ップを開始するが、“Hi”の時間が不十分でノイズに
よる“Low”パルスが入ると、出力FoによりNOR
ゲート31が“Hi”になり、カウンタ22はリセット
される。次に、再度Fi’が“Hi”になるとANDゲ
ート30、NORゲート31は共に“Low”になり、
カウンタ22は、(d)のCNT(カウント)値に示す
ようにカウントアップを開始する。Fi’が所定時間
“Hi”であると、カウンタ22がカウントアップし、
FULL信号が“Low”になるのでRSフリップフロ
ップ23がセットされて出力Foが“Hi”になる。こ
の結果、ANDゲート30が“Hi”になりカウンタ2
2はFULL状態で停止する。入力Fi’が“Hi”状
態を維持するとこのままであるが、Fi’入力にノイズ
による“Low”パルスが入ると、出力Foは“Hi”
を維持しているので、ANDゲート30、NORゲート
31は共に“Low”になり、U/D端子は“Low”
であるので、カウンタ22は(d)のCNT値に示すよ
うに今度はカウントダウンを開始する。
【0027】Fi’に“Hi”が入力された時と同様
に、“Low”レベルの時間が不十分でノイズによる
“Hi”パルスが入ると、出力Foが“Hi”を維持し
ているので、ANDゲート30が“Hi”になってカウ
ンタ22は全てセットされ、デコーダ34のFULL出
力から“Low”が出力される。次に、再度Fi’が
“Low”になるとANDゲート30、NORゲート3
1は共に“Low”になり、カウンタ22は、(d)の
CNT値に示す如くカウントダウンを開始する。そして
Fi’が所定時間“Low”であると、カウンタ22の
CNT値がゼロになり、デコーダ34のZERO信号か
ら“Low”が出力される。このZERO信号によりR
Sフリップフロップ23がリセットされて出力Foが
“Low”になる。この結果、NORゲート31が“H
i”になり、カウンタ22はZERO状態で停止する。
【0028】図3において、デコーダ34のFULL信
号およびZERO信号をデコードする値とクロック周期
の積がノイズ除去時間であり、図3に時間Tで示す部分
に相当する。本実施の形態ではクロック周期の精度が、
このノイズ除去時間の精度を決定しているため、クロッ
ク発振器33を例えば水晶発振子またはセラミック発振
子で構成することにより、経時変化、温度変化が少なく
安定なノイズ除去時間を実現できる。
【0029】上記のように、時間軸フィルタ25におい
ては、図4の特性図に示すように、パルス周期が回転周
波数WVmaxにあたるパルスは通過させ、ノイズ周波
数のパルスは通過させない特性を有するので、図6に示
すように、センサ信号(a)にノイズ(b)が乗った信
号から、ノイズ(b)を除去して出力信号(c)にする
働きをする。このような時間軸フィルタ25と1次フィ
ルタ11とを組み合わせることにより、2次フィルタと
同様なノイズ抑圧力をホール式回転センサの波形整形回
路に持たせることが出来る。すなわち、図5に示すよう
に、破線で示すアナログ1次フィルタと時間軸フィルタ
の特性を組み合わせることにより、太実線で示す総合特
性を実現し、それによってノイズを抑圧することが出来
る。図5の特性は2次フィルタに比べてやや特性が劣る
ところはあるが、波形鈍りが少なく、良好なノイズ除去
特性が得られる。
【0030】(第2の実施の形態)図7は第2の実施の
形態の構成を示す回路ブロック図である。この実施の形
態は図1に示したホール式回転センサ用の波形整形回路
を電磁ピックアップ式回転センサにも使用できるように
したものである。図7では、図1に比べて電磁ピックア
ップ式にも対応できるように、クランプおよびバイアス
回路17、カップリングコンデンサ18、電磁ピックア
ップ用の基準電圧を作成する分圧回路21が追加になっ
ている。他に、回路を切り換えるためのアナログスイッ
チ回路26、27が追加になっており、これらのアナロ
グスイッチ回路は回転センサがホール式の場合は白丸
側、電磁ピックアップ式の場合は黒丸側を選択するよう
に、CPU16から切り換え信号SEL1、SEL2に
よって設定される。
【0031】図7においては、電磁ピックアップ式回転
センサ35を接続した場合は、従来の2次フィルタとほ
ぼ同じ特性を1次フィルタ11と時間軸フィルタ25で
実現し、従来と同じ耐ノイズ特性にする。このようにす
ることによって耐ノイズ除去回路を電磁ピックアップ式
とホール式センサで共用することができるという効果が
ある。
【0032】(第3の実施の形態)次に、第3の実施の
形態について説明する。まず、時間軸フィルタの改善す
べき点について図8および図9を用いて説明する。時間
軸フィルタはサンプリングフィルタであるため、サンプ
リングクロック周波数fsの倍数毎にノイズを通過させ
てしまう領域が存在する。図8において周波数fs*
1、fs*2、fs*3に通過領域と記載した部分が上
記の領域に相当する。
【0033】サンプリング周波数fsが十分に高けれ
ば、図9の総合特性に示すように、前段のアナログ1次
フィルタ(破線で示す右上がりの特性)でノイズが抑圧
できる。しかし、回路の都合上fsを十分高くできない
場合には問題となる。すなわち、fsがさほど高くない
場合には、図9に総合特性よりも右側の範囲においても
ノイズを通過させる可能性のある領域がfsの整数倍毎
に存在することになる。
【0034】このことを時間軸で考えると、図10
(a)に示すように、サンプリングクロックCLKと同
じ周波数のノイズが連続して前記図2に示した時間軸フ
ィルタの入力Fiに到来した場合、実際には網掛けで示
すノイズ成分が存在するのに対し、図2の時間軸フィル
タではサンプリングクロック間隔毎でしか入力Fiを読
み込まないため、このような速い変化のノイズを見逃す
可能性がある。このような問題の対応策としては、図1
0(b)に示すような更に速いクロック信号で入力Fi
をサンプルするか、または、図10(c)に示すような
サンプリングクロック信号を遅延させて擬似的に速いク
ロックタイミングを作って入力Fiをサンプルすること
が考えられる。
【0035】図11は、上記図10(c)の手法に用い
るプリフィルタ36(第2の時間軸フィルタ)の実施の
形態を示す論理回路図である。このようなプリフィルタ
36を用い、時間軸フィルタ25の前処理としてサンプ
リングクロック信号よりも高い成分を除去する。図11
において、各インバータ38は遅延素子として動作し、
CLK端子から入力したサンプリングクロックCLK
を、およそCLK周期の1/4時間分を遅延させる。こ
の遅延回路によりCLKを1/4、2/4、3/4、4
/4遅延させたクロック信号を作成し、4つのDフリッ
プフロップ32に供給する。Piに入力された回転パル
ス信号(後記図13のコンパレータ13の出力)は4つ
のDフリップフロップ32のD入力に供給される。各々
のDフリップフロップには位相の異なるクロックCLK
が入力されているため、遅延差による時間差をつけてP
iのレベルを記憶する。
【0036】クロックCLKは各インバータ38で遅延
された後、さらに今度はインバータ38よりもずっと遅
延時間の短い複数のインバータ42で遅延され、インバ
ータ42の適当な端子から2個のNORゲート41、1
個のORゲート43を介してゲートパルスGT1、GT
2とリセットパルスRSTを作成する。ゲートパルスG
T1、GT2は図10(c)に示すタイミングでNAN
Dゲート37およびNORゲート39に入力される。N
ANDゲート37は4つのDフリップフロップ32の出
力が全て“Hi”であることをゲートパルスGT1に同
期して検出し、NORゲート37は4つのDフリップフ
ロップ32の出力が全て“Low”であることをゲート
パルスGT2に同期して検出し、結果をRSフリップフ
ロップ23に記憶する。この後、4つのDフリップフロ
ップ32はリセットパルスRSTによってリセットさ
れ、次のサンプリングに備える。
【0037】RSフリップフロップ23の出力は、入力
PiをクロックCLKの4倍のサンプリングクロック信
号で一致を検証した信号と等価になり、図12に示すよ
うにfsの1倍から3倍(fs*1〜fs*3)までの
不要な通過領域をなくすことができる。上記のように、
図11の回路においては、時間軸フィルタ25の基準ク
ロック信号よりもさらに速いタイミングで回転パルス信
号の信号レベルを判定し、出力信号レベルが所定回数以
上継続して一致した場合に、出力信号レベルを変化させ
るように動作する。そして前記のようにアナログ1次フ
ィルタのノイズ除去特性(図12に破線で示す右上がり
の特性)は周波数が高くなるほど大きくなるから、fs
*1〜fs*3までの不要な通過領域をなくせば、それ
以上の高周波領域では、アナログ1次フィルタで充分な
ノイズ除去特性が得られ、総合的にノイズ除去特性を改
善することが出来る。
【0038】図13は、図11に示したプリフィルタ3
6を用いた波形整形回路を示すブロック図である。図1
3においては、前記図7の回路におけるコンパレータ1
3と時間軸フィルタ25との間に図11のプリフィルタ
36を接続したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第1の実施の形態の構成を示す
回路ブロック図。
【図2】本発明に係わる時間軸フィルタの一実施の形態
を示す回路ブロック図。
【図3】時間軸フィルタの動作を説明するための信号の
タイミング図。
【図4】本発明に係わる時間軸フィルタの通過特性を示
す特性図。
【図5】本発明に係わる波形整形回路の通過特性を示す
特性図。
【図6】時間軸フィルタの動作を説明するための信号波
形図。
【図7】本発明に係わる第2の実施の形態の構成を示す
回路ブロック図。
【図8】時間軸フィルタの問題点を説明するための特性
図。
【図9】時間軸フィルタと1次フィルタを組み合わせた
特性における問題点を説明するための特性図。
【図10】時間軸フィルタにおける問題点を改善する方
法を説明するための信号のタイミング図。
【図11】時間軸フィルタ特性を改善するためのプリフ
ィルタ(第2の時間軸フィルタ)の構成を示す回路ブロ
ック図。
【図12】改善された時間軸フィルタの通過特性を示す
特性図。
【図13】本発明に係わる第3の実施の形態の構成を示
す回路ブロック図。
【図14】従来のホール式回転センサの構成を示す回路
ブロック図。
【図15】従来のホール式回転センサの波形整形回路を
示す回路ブロック図。
【図16】従来の電磁ピックアップ式回転センサの構成
を示す回路ブロック図。
【図17】従来の電磁ピックアップ式回転センサの波形
整形回路を示す回路ブロック図。
【図18】回転センサの周波数特性を説明するための特
性図。
【図19】波形整形回路のノイズ抑圧性能を説明するた
めの特性図。
【符号の説明】
1…回転体 2、3…ホール素
子 4…永久磁石 5…センサI
C 6…トランジスタ 7、8…抵抗 9…センサ電源 10…波形整形
回路 11…1次フィルタ 12…分圧回
路 13…ヒステリシス付コンパレータ 14…回路電
源 15…波形整形回路 16…CPU 17…バイアスおよびクランプ回路 18…コンデ
ンサ 19…2次フィルタ 20…ヒステ
リシス付コンパレータ 21…分圧回路 22…アップ
ダウンカウンタ 23…RSフリップフロップ 24…分圧回
路 25…時間軸フィルタ 26…アナロ
グスイッチ 27…アナログスイッチ 28…センサ
コイル 29…ホール式回転センサ 30…AND
ゲート 31…NORゲート 32…Dフリ
ップフロップ 33…クロック発振回路 34…デコー
ダ 35…電磁ピックアップ式回転センサ 36…プリフィルタ回路(第2の時間軸フィルタ) 37…NANDゲート 38…遅延イ
ンバータ 39…NORゲート(負論理ANDゲート) 40…インバータ 41…NOR
ゲート 42…遅延インバータ 43…ORゲ
ート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体の回転速度に応じた周波数の信号を
    発生する回転センサの波形整形回路において、 前記回転センサの出力に重畳された外来ノイズを抑圧す
    るアナログ1次フィルタと、 前記アナログ1次フィルタの出力を基準電圧と比較する
    ことによって2値振幅の回転パルス信号に波形整形する
    コンパレータと、 前記コンパレータが2値化した回転パルス信号のパルス
    幅を基準クロック信号で計数し、所定の時間幅以上のパ
    ルスだけを出力する第1の時間軸フィルタと、 を備えたことを特徴とする回転センサの波形整形回路。
  2. 【請求項2】前記第1の時間軸フィルタの基準クロック
    信号よりもさらに速いタイミングで前記回転パルス信号
    の信号レベルを判定し、出力信号レベルが所定回数以上
    継続して一致した場合に、出力信号レベルを変化させる
    第2の時間軸フィルタを、前記波形整形用のコンパレー
    タと前記第1の時間軸フィルタとの間に設けたことを特
    徴とする請求項1に記載の回転センサの波形整形回路。
  3. 【請求項3】ホール式回転センサ用の電源と、 前記ホール式回転センサ用の電源電圧を分圧してホール
    式回転センサ用の基準電圧を発生する第1の分圧回路
    と、 電磁ピックアップ式回転センサ用の電源と、 前記電磁ピックアップ式回転センサ用の電源電圧を分圧
    して電磁ピックアップ式回転センサ用の基準電圧を発生
    する第2の分圧回路と、 電磁ピックアップ式回転センサの出力を所定範囲でクラ
    ンプし、かつ所定のバイアスを付加するクランプおよび
    バイアス回路と、 前記クランプおよびバイアス回路の出力に接続された直
    流分阻止用のコンデンサと、 前記ホール式回転センサの出力または前記コンデンサの
    出力の何れか一方を選択して前記アナログ1次フィルタ
    に与える第1の切り換え手段と、 前記第1の分圧回路または前記第2の分圧回路の出力の
    うち、前記第1の切り換え手段で選択した回転センサに
    対応した方の出力を選択し、それを前記コンパレータの
    一方の入力端子に基準電圧として与える第2の切り換え
    手段と、 を備え、回転センサとしてホール式回転センサと電磁ピ
    ックアップ式回転センサとの何れかを切り換えて使用可
    能にしたことを特徴とする回転センサの波形整形回路。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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