JP2010169555A - パルス周期計測方法 - Google Patents

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    • G01R23/15Indicating that frequency of pulses is either above or below a predetermined value or within or outside a predetermined range of values, by making use of non-linear or digital elements (indicating that pulse width is above or below a certain limit)

Abstract

【課題】パルス周期の計測に対するチャタリングの影響を軽減する。
【解決手段】パルス信号PIに現れる目的パルスの立ち上がりの間隔が表すパルス周期を計測する。パルス信号PIは計測クロックCLKに同期してサンプリングされる。信号PIの立ち下がりに同期して、所定の抑止期間の計時が開始される。信号PIの立ち上がり時に、抑止期間が経過していれば現在のパルス周期の計測が完了されると共に、新たな前記パルス周期の計測が開始される。一方、抑止期間が未経過であれば現在のパルス周期の計測が継続される。
【選択図】図3

Description

本発明は、パルス端部にチャタリング等のノイズが発生し得るパルスの周期を計測する方法に関する。
モータの回転速度ωに応じて周期が変化するパルス信号PIをモータモジュールから得てモータの速度制御を行うことができる。モータ速度制御装置は、当該パルス信号に現れるパルスの周期を計測し、その周期からモータの回転速度ωを検出して、回転速度ωが目標値となるようにモータを駆動する。
このパルス信号のエッジ(パルス端)、すなわち、Lowレベル(Lレベル)からHighレベル(Hレベル)あるいはHレベルからLレベルに切り替わるタイミングではチャタリングが発生することがある。このチャタリング等のノイズはパルス周期計測の誤差要因となる。この問題に対して、従来より、パルスエッジの検出に際してチャタリングの影響を軽減し、パルス周期の計測精度の向上が図られてきた。
図7は、従来のパルス周期計測方法を説明する信号波形図である。図7において、横軸が時間軸であり、複数の信号CLK,PI,rPI,LE,NP,Cを縦方向にそれぞれの時間軸を揃えて並べて示している。モータモジュールから入力されるパルス信号PIは、例えば、基準クロックCLKの立ち上がりのタイミングでサンプリングされる。サンプリング値がその変化後、所定回数n(図7ではn=2)連続して同じ値であれば、そのタイミングをパルスエッジと判断する。このようにしてパルスエッジを定めたパルス信号rPIからは、パルス信号PIのパルス2の前後のエッジに現れていたチャタリング4が除去され得る。パルス信号rPIに現れるパルス6をクロック信号CLKの立ち上がりのタイミングでサンプリングし、例えば、そのレベルがLからHに変化した時点で、パルス6の立ち上がり検出信号LEにエッジ検出パルス8が生成される。このパルス8の周期を、クロック信号CLKに同期してカウントアップするカウンタのカウント値NPで計る。すなわち、パルス8の立ち下がり時(時刻Ta,Tb)でのカウント値NPがラッチされ、パルス信号PIの周期計測値として出力されると共に、当該立ち下がりにてカウント値NPはリセットされ次の周期を計るカウントアップが開始される。
特開平5−327430号公報
上述の従来方法では、パルス信号PIのエッジの検出位置は、チャタリングが収まった後のタイミングになる。そのため、チャタリングの持続期間のばらつきによって、パルス周期の計測値もばらつくという問題があった。
また、チャタリングが無くてもパルス信号PIのエッジ検出にはnに応じたクロックレイテンシDLが生じ、チャタリングが生じる場合にはその処理遅延DLはさらに大きくなる。その分、パルス周期の取得タイミングが遅れ、これはモータの駆動制御において追従性や動作安定性の低下などの問題が生じ得る。
上述の処理遅延は基準クロックCLKの周期τCLKとnとの積で与えられ、従来は、制御対象とする回転速度ωの範囲Rω内にて、周期τCLK及びnはそれぞれ一定値に設定されるので、処理遅延DLの大きさは基本的に当該範囲Rω内にてωに依らず一定となる。ここで、パルス信号PIの周波数に応じてチャタリングの周波数も変化し、範囲Rωの下限のωでのチャタリングの周期が最も長くなり得る。よって、当該下限でのチャタリングを正規のパルスと判定しないようにnを設定すれば、範囲Rω内の任意のωでのチャタリングを除去可能である。この従来の構成では、モータの回転が高速となりパルス周期が短くなるほど、上述の処理遅延DLの影響を大きく受け、上述の問題が一層顕著となる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、パルス周期が精度良く、また少ない処理遅延時間で計測されるパルス周期計測方法を提供し、ひいては、それを用いたモータ速度制御の安定性等の向上を可能とすることを目的とする。
本発明に係るパルス周期計測方法は、入力信号に現れる目的パルスに関し第1状態から第2状態へ遷移するパルス端に基づいてパルス周期を計測する方法であって、所定のサンプリング周期で前記入力信号をサンプリングして信号状態を検知する状態検知ステップと、前記信号状態が前記第2状態から前記第1状態へ変化する第1変化時に、所定の抑止期間の計時を開始する抑止期間計時ステップと、前記信号状態が前記第1状態から前記第2状態へ変化する第2変化時に、前記抑止期間が経過していれば現在の前記パルス周期の計測を完了すると共に、新たな前記パルス周期の計測を開始し、一方、前記抑止期間が未経過であれば現在の前記パルス周期の計測を継続する周期計測ステップと、を有する。
本発明によれば、チャタリングであるかもしれない第1状態から第2状態へ遷移するパルス端からパルス周期の計測を始める一方、チャタリングのように短い周期でパルスが途切れる場合には、パルス周期の計測を継続させることで、チャタリングを目的パルスとして誤検出することが抑制される。また、この方法によれば、パルスの先端部分のチャタリング期間のばらつきの影響を受けないパルス周期計測が可能であり、パルス周期の計測精度の向上が図れる。
本発明の実施形態であるモータ速度制御装置の機能的構成を説明するための概略のブロック図である。 本発明の実施形態であるモータ速度制御装置の駆動目標レジスタ、フィードフォワードフィルタ、フィードバックフィルタ及び合成回路のブロック線図である。 本発明の実施形態であるモータ速度制御装置のパルス周期計測方法を説明する信号波形図である。 本発明の実施形態であるモータ速度制御装置による逆転暴走状態の判定動作を説明するフロー図である。 本発明の実施形態であるモータ速度制御装置による正常状態への復旧動作を説明するフロー図である。 復旧動作を説明するための回転速度とパルス周期との関係を示す図である。 従来のパルス周期計測方法を説明する信号波形図である。
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
[装置の構成]
図1は、実施形態であるモータ速度制御装置20の機能的構成を説明するための概略のブロック図である。モータ速度制御装置20は、MPU(Micro Processing Unit)22から制御目標値等のパラメータを設定されて動作し、モータ駆動回路24へのPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成する。モータ駆動回路24は、Hブリッジ回路を有し、モータ駆動回路24からのPWM信号をHブリッジ回路にてモータモジュール26への駆動信号に変換する。モータモジュール26は、DCモータ、駆動対象機構、及びエンコーダを含む。駆動対象機構は、例えば、カメラのズーム機構である。DCモータは、モータ駆動回路24からの駆動信号の電圧に基本的に比例した回転数で回転し、電圧の極性に応じて回転方向を切り換えることができる。エンコーダはDCモータの回転量を、直接に又は駆動対象機構の駆動量から間接的に検出する。エンコーダは、DCモータの所定の回転角度毎にパルスを生成し、これがパルス信号PIとしてモータ速度制御装置20に入力される。
モータ速度制御装置20は、駆動目標レジスタ30、目標計数値レジスタ32、制御レジスタ34、フィードフォワードフィルタ36、パルス周期測定部38、計数クロック生成回路40、比較回路42、フィードバックフィルタ44、合成回路46、PWM信号発生回路48、及びバス50を有する。図2は、このモータ速度制御装置20のうち、駆動目標レジスタ30、フィードフォワードフィルタ36、フィードバックフィルタ44及び合成回路46のブロック線図である。
駆動目標レジスタ30及びフィードフォワードフィルタ36は、目標回転速度ωに応じて定まる目標指令信号を生成し、フィードフォワード制御によりモータの回転速度を目標回転速度にするフィードフォワード制御部を構成する。
駆動目標レジスタ30は、モータの目標回転速度ωに応じて設定される目標設定値Krを記憶する。目標設定値Krとして、目標回転速度ωの大きさに比例する絶対値に、目標回転速度ωの向き(回転方向)に対応した符号を付した値が設定される。目標設定値KrはMPU22によって駆動目標レジスタ30に格納される。
フィードフォワードフィルタ36は、駆動目標レジスタ30に格納された目標設定値Krに基づいて目標指令信号を生成する。図2に示すように、フィードフォワードフィルタ36は、制御対象であるモータに応じた伝達関数を有するフィルタ60と、乗算器62とを有する。駆動目標レジスタ30から読み出された目標設定値Krはフィルタ60を介して乗算器62に入力される。モータ速度制御装置20において目標回転速度ωは可変設定することができるが、乗算器62の乗算係数(ゲイン)Ksはその可変設定される目標回転速度ωに依存しない固定値とされる。乗算器62は、目標設定値Krに応じたフィルタ60の出力信号にKsを乗じて目標指令信号を生成する。
Ksは、目標回転速度ωについて予め設定される調節可能範囲の上限値ωMAXに定めることができる。この場合、目標設定値Krとして、目標回転速度ωを設定上限値ωMAXで除した相対値を設定する。
目標計数値レジスタ32、パルス周期測定部38及びフィードバックフィルタ44は、フィードバック制御部を構成し、現在の回転速度ωと目標回転速度ωとの差に応じたエラー信号Veを生成し、このエラー信号Veに基づいて補償指令信号を生成して、回転速度ωを目標回転速度ωに近づけるフィードバック制御を行う。
パルス周期測定部38は、モータモジュール26からのパルス信号PIを入力され、パルス信号PIに現れるパルスを検知する。当該パルスは基本的にモータの回転に応じて生成され、そのパルス周期τはモータの回転速度ωに反比例して変化する。パルス周期測定部38は、このパルス周期τを計数クロック(基準クロック)CLKで計測する。すなわち、パルス周期測定部38は、現在の回転速度ωでのパルス周期τにて計数クロックCLKをカウントして、パルス周期τに相当する測定計数値Cを求める。
計数クロック生成回路40は、所定の周波数を有したマスタークロックを分周して計数クロックCLKを生成し、パルス周期測定部38へ供給する。計数クロック生成回路40は、モータの目標回転速度ωに応じて計数クロックCLKの周波数Fを変化させ、目標回転速度ωに対応するパルス周期τでのパルス周期測定部38によるカウント値Cが目標回転速度ωに依存しない一定の目標計数値Cとなるようにする。例えば、計数クロック生成回路40は、駆動目標レジスタ30が記憶する目標設定値Krを用い、目標設定値Krに比例させて周波数Fを変えることで、目標計数値Cを一定に保つことができる。
目標計数値レジスタ32は、目標計数値Cを設定される。比較回路42は、パルス周期測定部38から出力される測定計数値Cと目標計数値レジスタ32が記憶する目標計数値Cとの差(C−C)を求め、当該差に応じたエラー信号Veを生成する。
フィードバックフィルタ44は、エラー信号Veに基づいて、回転速度ωを目標回転速度ωに調節するための補償指令信号を生成する。図2に示すように、フィードバックフィルタ44は、PIDフィルタ64と、乗算器66とを有する。比較回路42からのエラー信号VeはPIDフィルタ64に入力される。PIDフィルタ64は、エラー信号Veに対して、P操作、I操作及びD操作を並列に行い、それらの処理結果を加算合成して出力する。
乗算器66は、PIDフィルタ64の出力に係数(倍率)を乗じて出力する。この乗算器66の出力信号がフィードバックフィルタ44から補償指令信号として出力される。
ここで、乗算器66の倍率は、目標回転速度ωに比例する値に設定される。これにより、補償指令信号は目標回転速度ωに応じた倍率でスケーリングされる。本実施形態では、上述のように目標設定値Krを上限値ωMAXに対する目標回転速度ωの相対値で定義し、乗算器66の倍率は、駆動目標レジスタ30に記憶されている目標設定値Krに設定される。すなわち、MPU22から駆動目標レジスタ30に目標設定値Krが設定されると、その絶対値が自動的に乗算器66の倍率として利用されることになり、別途、倍率を設定する必要がない。
合成回路46及びPWM信号発生回路48はモータの駆動を制御する駆動制御部を構成する。合成回路46は、フィードフォワードフィルタ36から出力される目標指令信号と、フィードバックフィルタ44から出力される補償指令信号とを加算して合成信号を生成する。PWM信号発生回路48は、デューティ比が合成信号の値に応じて変化するPWM信号を生成し、モータ駆動回路24へ出力する。
なお、制御レジスタ34に格納するパラメータをMPU22から書き換え、当該パラメータを介してモータ速度制御装置20の各部の動作や処理内容を制御することができる。
上述のように、モータ速度制御装置20は、計数クロックCLKの周波数Fを目標回転速度ωに応じて変化させ、パルス周期τ内の目標計数値を目標回転速度ωに依存しない一定値Cに維持する。これにより、パルス信号PIの周波数Fの単位量当たりの計数値Cの重みβは、β=C/Fとなる。フィードバックフィルタ44には、この重みβを有する計数値Cに基づいて生成されるエラー信号Veが入力される。さらにモータ速度制御装置20は、フィードバックフィルタ44の乗算器66にて目標回転速度ωに比例する倍率を乗じて、補償指令信号をスケーリングする。この倍率は周波数Fに比例するので、モータ速度制御装置20でのフィードバック制御のゲインは重みβと乗算器66の倍率との積に応じた値となり、目標回転速度ωに依存しない一定値となる。
一方、目標設定値Krを上限値ωMAXに対する目標回転速度ωの相対値ではなく、例えば、目標回転速度ωそのものとすることもできる。その場合には、上述の構成では乗算器62でのゲインを1に設定すればよく、また乗算器62自体を省略した構成とすることもできる。
上述の構成では、目標回転速度ωが変更された場合に、乗算器66の倍率は駆動目標レジスタ30の内容で自動的に設定される。一方、目標回転速度ωが変更されても目標計数値Cは変わらないので、目標計数値レジスタ32の内容は変更する必要がない。
ちなみに、パルス周期τ内の目標計数値を一定に保たない従来の構成でも、乗算器66のみを設け、その倍率をFの2乗で変化させればフィードバック制御のゲインをωに依存しない一定値とすることができる。しかし、倍率と共に、乗算器66でのデジタル演算の負荷は増大する。倍率をFの2乗で変化させると、例えば、Fが100倍変化する場合には倍率は10000倍変化させなければならない。これは、乗算器66を固定小数点デジタル演算器で構成する場合、演算桁数が14ビット変化することを想定しなければならないことを意味し、処理負荷や回路規模の増加が大きくなり得る。一方、本実施形態の構成では、Fが100倍変化する場合の演算桁数の変動幅は7ビットとなり、負担が比較的少ない。
また、PIDフィルタ64等のデジタルフィルタの処理は基本的に加算と乗算とで構成できる。本実施形態ではフィードバックフィルタ44に追加されるのは乗算器66であり、除算は追加不要である。そのため、上記デジタルフィルタの演算を行うALU(Arithmetic Logic Unit)を共用して乗算器66の乗算処理を実現することができる。これにより、乗算器66を別途回路として追加することを避け、回路規模の縮小を図ることが可能である。
また、乗算器66をPIDフィルタ64の前や、PIDフィルタ64内のP,I,D各操作それぞれに配置することもできる。
[目標回転速度ωの切り換え時の動作]
次に、モータ速度制御装置20の動作について説明する。モータ速度制御装置20はフィードフォワードフィルタ36を含むフィードフォワード制御手段と、フィードバックフィルタ44を含むフィードバック制御手段とを備え、これらは基本的に並列して動作する。定常状態では、フィードフォワード制御は回転速度ωのうち主として直流レベルを目標回転速度ωに保つ役割を担い、フィードバック制御は直流レベルに重畳する比較的小さな振幅の交流成分の収束に主導的役割を果たす。
モータ速度制御装置20は、モータの回転開始時や、その他の目標回転速度ωの切り換え時の過渡応答をさらに向上させるために、目標回転速度ωの切り換え時にフィードバック制御を一時的に停止させることができる。
この動作では、現在の回転速度ωが目標回転速度ωに対して所定の範囲RΔ内であるか否かを判定し、範囲RΔ外ではフィードフォワード制御手段及びフィードバック制御手段のうちフィードフォワード制御手段のみを動作させ、一方、範囲RΔ内では双方を動作させる。
例えば、所定の閾値Δωを設定して、|ω−ω|≦Δωならば範囲RΔ内であり、|ω−ω|>Δωならば範囲RΔ外であると定義することができる。
範囲RΔ内であるか否かは例えば、エラー信号Veに基づいて判定することができる。そこで、フィードバックフィルタ44に、エラー信号Veに基づく当該判定を行ってPIDフィルタ64の動作を停止させたり再開させる、動作切換機能を持たせることができる。
動作切換の一つの方法は、上述のように、回転速度の偏差|ω−ω|と閾値Δωとの比較結果に応じて、フィードバック制御のオン/オフを切り換えるというものである。この方法では、目標回転速度ωが変更されても、偏差が閾値Δω以下であればフィードバック制御は停止されず、一方、目標回転速度ωが変更されなくても、偏差が閾値Δωより大きくなればフィードバック制御が停止される。他の方法としては、目標回転速度ωが変更されれば、偏差の大きさに無関係に一旦、フィードバック制御を停止させ、偏差が閾値以下になったことを検知するとフィードバック制御を再開するという方法も可能である。
この動作により、目標回転速度ωの切り換え時等にて生じる大きな偏差がフィードバックフィルタ44における演算結果に残りにくくなり、回転速度ωが目標回転速度ωを行き過ぎるオーバーシュートが除去又は低減され得る。また、この観点から、フィードバックフィルタ44は、その動作停止時に、それまでの演算結果を初期状態にリセットすることが好適である。
なお、本実施形態では、回転速度ωはパルス周期τにおける計数クロックCLKのカウント値で表される。よって、範囲RΔ内であるか否かは、具体的には、測定計数値Cと目標計数値Cとの差(C−C)に基づいて判定される。例えば、所定の閾値Δを設定して、|C−C|≦Δならば範囲RΔ内であり、|C−C|>Δならば範囲RΔ外であると定義することができる。
[パルス周期τの測定]
パルス周期測定部38は、回転速度ωを把握するために、計数クロックCLKをカウントしてパルス周期τを測定する。したがって、パルス信号PIにおけるパルスのエッジの検出精度が低いと、モータの速度制御の精度も落ちる。そのため、パルス端で生じ得るチャタリング等のノイズの影響を軽減することが求められる。
図3は、モータ速度制御装置20のパルス周期計測方法を説明する信号波形図である。図3において、横軸が時間軸であり、計数クロックCLK,パルス信号PI、PIにおけるパルスの立ち下がり(後端)検出信号TE、立ち下がり周期カウント値NT、パルスの立ち上がり(前端)検出信号LE、立ち上がり周期カウント値NL、及びパルス周期τに関するカウント値Cを縦方向にそれぞれの時間軸を揃えて並べて示している。
図3に示す例では、モータ速度制御装置20は、モータモジュール26からモータ速度制御装置20に入力されたパルス信号PIに現れる目的パルスに関し、Lレベルの状態からHレベルの状態へ遷移するパルス端に基づいてパルス周期τを計測する。
パルス周期測定部38はパルス信号PIを、計数クロック生成回路40から供給される計数クロックCLKの例えば、立ち上がりのタイミングでサンプリングする(状態検知ステップ)。なお、図3において、波形4はパルス信号PIのパルス2の前後のエッジにて生じるチャタリングを表している。
パルス周期測定部38は、サンプリング値がLレベルからHレベルに変化すると、パルス周期τの計測を開始し得る。具体的には、パルス周期測定部38は、サンプリング値のLレベルからHレベルへの変化をパルス信号PIの立ち上がりとして検知し、立ち上がり検出信号LEにパルス70を発生させる。パルス70の幅は計数クロックCLKの1周期τCLKとする。パルス周期測定部38は、パルス70が立ち上がると、後述する例外処理を行う場合を除き、パルス周期τを計時する立ち上がり周期カウンタの現時点でのカウント値NLを測定計数値Cとして出力する(パルス周期τの計測完了)。そして、パルス周期測定部38は、次の計数クロックCLKの周期から新たなパルス周期τの計測に入る(時刻T1)。すなわち、パルス周期測定部38は、時刻T1にてカウント値NLを0にリセットした後、計数クロックCLKに同期してカウント値NLを1ずつインクリメントし始める。
パルス周期測定部38は、サンプリング値がHレベルからLレベルに変化すると、所定の抑止期間Pdの計時を開始する(抑止期間計時ステップ)。具体的には、パルス周期測定部38は、サンプリング値のHレベルからLレベルへの変化をパルス信号PIの立ち下がりとして検知し、立ち下がり検出信号TEにパルス72を発生させる。パルス72の幅はτCLKとする。パルス周期測定部38は、パルス72が立ち上がると、それまでの立ち下がり周期カウンタの計数を停止し、次の計数クロックCLKの周期から新たな抑止期間Pdの計時に入る(時刻T1)。すなわち、パルス周期測定部38は、パルス72の立ち下がりにてカウント値NTを0にリセットした後、計数クロックCLKに同期してカウント値NTを1ずつインクリメントし始める。
パルス信号PIのLレベルからHレベルへの変化は、チャタリング等のノイズが存在しない場合には、パルス周期τの計測対象である目的パルスの立ち上がりと解される。よって、パルス70が発生した場合には上述のように、それまでのパルス周期τの計測を完了し、次のパルス周期τの計測を開始することができる。しかし、チャタリング等のノイズが存在する場合には、パルス信号PIのLレベルからHレベルへの変化はチャタリング等のノイズパルスの立ち上がり時にも起こり、パルス周期測定部38はこれを検知してパルス70を発生し得る。
ノイズは、目的パルスの途中にてパルス信号PIの立ち下がり及びそれに続く立ち上がりを生じ得る。このパルス信号PIの変動は、目的パルスの本来のHレベル持続期間に比べて、基本的に十分に短い期間内に起こる。よって、パルス周期測定部38は、立ち上がり検出信号LEにパルス70が発生した場合の例外処理として、先行する立ち下がりに基づくパルス72からパルス70までの経過時間が所定の抑止期間未満である場合には、そのパルス信号PIの変動はノイズによるものであると判断して、現在既に行っているパルス周期τの計測を継続する。
立ち下がり周期カウンタのカウント値NTにより計時される上述の抑止期間Pdは、この判断に用いるためのものであり、目的パルス端にて生じるチャタリングの周期の想定値に応じて設定される。
図3に示す例では、抑止期間Pdは、計数クロックCLKの2クロックに設定されている。パルス周期測定部38は、パルス70発生時におけるカウント値NTが“2”未満であれば、カウント値NLのインクリメントを継続し(例えば、時刻T2,T3,T4)、一方、パルス70発生時におけるカウント値NTが“2”以上であれば、その時点のカウント値NLをパルス周期τを表す測定計数値Cとして出力すると共に、立ち上がり周期カウンタをリセットして次のパルス周期τの計測を開始する(例えば、時刻T5)。
従来方法でのパルス信号PIに現れる目的パルスのエッジの検出位置は、チャタリングが収まった後のタイミングになる。そのため、チャタリングの持続期間のばらつきによって、パルス周期の計測値がばらつき、また、パルス周期τの検出に遅延が生じる。
これに対し、モータ速度制御装置20におけるパルス周期τの測定方法によれば、上述のように、チャタリングが収まる前のパルス信号PIの立ち上がりからパルス周期τの計測を始める一方、チャタリングのように短い周期でパルスが途切れる場合には、パルス周期τの計測を継続させる。これにより、チャタリングを目的パルスとして誤検出することが抑制される。また、当該測定方法によれば、パルスの先端部分のチャタリング期間のばらつきの影響を受けないパルス周期計測が可能である。よって、パルス周期τを精度良く測定できる。さらに、パルス周期τの検出までの遅延が少なくなるので、モータ速度制御の安定性等が向上し得る。
基本的にチャタリングの周期はパルス信号PIでのパルス周期τに比例する。すなわち、抑止期間Pdもパルス周期τに比例させることが好適である。ここで、モータ速度制御装置20は、目標回転速度ωに応じて計数クロックCLKの周波数Fを変化させるので、パルス周期τに比例して変化する抑止期間Pdは、計数クロックCLKのクロック数で表すと回転速度ωに依存しない一定値となる。すなわち、パルス信号PIの立ち上がり時(パルス70の発生時)に抑止期間Pdの経過の有無の判断に用いる立ち下がり周期カウンタのカウント値NTの閾値(図3の例では“2”)は、回転速度ωに依存しない一定値とすることができる。
[逆転暴走への対策]
モータモジュール26からモータ速度制御装置20に入力されるパルス信号PIは1相だけであるので、モータ速度制御装置20は回転速度の向きを判別できない。モータ速度制御装置20はモータの逆転暴走を生じる可能性がある。しかし、モータ速度制御装置20は、逆転暴走状態になった場合には、それを検知して正常状態に復旧させることができる。モータ速度制御装置20は、逆転暴走状態を判定する逆転暴走判定部(図示せず)と、正常状態への復旧を行う復旧処理部(図示せず)とを備える。これら逆転暴走判定部及び復旧処理部は例えば、パルス周期測定部38、計数クロック生成回路40、フィードバックフィルタ44、PWM信号発生回路48、制御レジスタ34などのモータ速度制御装置20の各部がバス50を介して連係動作することにより実現することができる。また、逆転暴走判定部及び復旧処理部として、図1に示していない独立した回路ブロックを設け、モータ速度制御装置20の各部を統合的に制御してもよい。この統合的な制御はMPU22によって実現することもでき、その場合には、MPU22は本発明に係るモータ速度制御装置の一部を構成する。
逆転暴走判定部は、合成回路46で生成される合成信号を監視対象信号とする。逆転暴走判定部は、監視対象信号の回転速度ωに対する調節向きが目標回転速度ωの向きとは逆で、かつ監視対象信号の強度が所定の閾値を超えた状態が所定期間継続した場合に、モータが目標回転速度ωとは逆向きに暴走している逆転暴走状態であると判定する。逆転暴走判定部が逆転暴走状態を検知すると、復旧処理部が回転速度ωを逆転暴走状態から目標回転速度ωへ向けて復旧させる。なお、逆転暴走状態では、目標指令信号に比べて補償指令信号が支配的になっているので、合成信号の代わりに補償指令信号を監視対象信号とすることもできる。
図4は、逆転暴走状態の判定動作を説明するフロー図である。モータ速度制御装置20は、逆転暴走状態を検知しない場合、通常の制御での動作を行う(S5)。逆転暴走判定部は通常制御での動作中、逆転暴走の発生の有無を監視する(S10〜S25)。
目標回転速度ωの向きは、駆動目標レジスタ30に設定される目標設定値Krの符号から把握することができる。一方、監視対象信号の回転速度ωに対する調節向きは、合成信号の符号から把握することができる。したがって、監視対象信号の回転速度ωに対する調節向きが目標回転速度ωの向きとは逆であるか否かは、目標設定値Krの符号が合成信号の符号と相違するか否かにより判定できる(S10)。符号が同じであれば、モータは逆転暴走ではないと判断され、通常制御S5を継続する。
一方、符号が相違する場合には、監視対象信号の強度、すなわち絶対値が所定の閾値Vrを超えているかが判定される(S15)。合成信号の絶対値が閾値Vr以下であれば、モータは逆転暴走ではないと判断され、通常制御S5を継続する。閾値Vrは例えば、モータ駆動回路24により生成される駆動信号を飽和させる程度の比較的大きな値に設定することができる。
合成信号の絶対値が閾値Vrを超えている場合は、監視タイマーに対する操作が行われる(S20)。この監視タイマー操作S20では、監視タイマーが停止状態であれば起動され、既に起動されていれば監視タイマー値がインクリメントされる。
逆転暴走判定部は監視タイマー値が所定の値Trを超えたか否かを判定する(S25)。監視タイマー値がTr以下の間は、通常制御S5が継続される。その間に、処理S10,S15にて逆転暴走ではないと判定されれば、監視タイマーは停止され、リセットされる(S30)。一方、監視タイマー値がTrを超えると、逆転暴走状態であると判断され(S35)、正常状態への復旧動作が開始される。
図5は、正常状態への復旧動作を説明するフロー図である。また、図6は、復旧動作を説明する模式図であり、回転速度ωとパルス周期τとの関係を示す図である。図6において横軸が回転速度ω、縦軸がパルス周期τである。
逆転暴走状態を検出すると、モータ速度制御装置20はモータの回転を制動する制動制御に移行する(S50)。制動制御として、例えば、モータ駆動回路24が回転を停止させる方向に最大の駆動力をモータに発生させるように、PWM信号発生回路48がPWM信号のデューティ比を設定する。なお、制動制御は、他の方法であってもよく、例えば、モータの端子間を強制的に短絡させて停止させる短絡ブレーキを用いることもできる。
ここで、上述したように、目標回転速度ωを含んだ所定の範囲RΔ内でのみフィードバック制御を行って、範囲RΔ外ではフィードフォワード制御のみを行う場合には、制動制御は、範囲RΔの下限及び上限のうち目標回転速度ωよりも絶対値が小さい低速側限界ωより絶対値が小さい範囲内に設定される制動終了速度ωBSにて終了する。例えば、図6に示すω>0の場合には、範囲RΔの下限がωとなる。
回転速度ωが制動終了速度ωBSに達したか否かは、パルス周期測定部38が計測する測定計数値Cに基づいて判定できる。逆転暴走状態が検知されると、計数クロックCLKの周波数Fを、目標回転速度ωに対応した値から制動終了速度ωBSに対応した値に変更する(S55)。これにより、制動終了速度ωBSでの測定計数値Cは目標計数値レジスタ32に格納される目標計数値Cに一致し、そのときのエラー信号Veは0となる。
例えば、目標回転速度ωとは符号が逆の範囲内にωBSを設定する場合、逆転暴走状態から制動をかけると、ωがωBSに達するまで、すなわち|ω|>|ωBS|である範囲ではC−C<0であり、ω=ωBSにてC−C=0となり、ωがωBSを超えてさらに停止状態に近づいて|ω|<|ωBS|となるとC−C>0となる。よって、エラー信号Veの符号を監視し、Ve>0となったら回転速度ωが制動終了速度ωBSを超えたと判断することができる(S60)。
また、回転速度ωが制動終了速度ωBSに達したか否かは、目標回転速度ω(若しくは制動終了速度ωBS)の符号及びフィードバックフィルタ44から出力される補償指令信号の符号から判定することもできる。
制動終了速度ωBSに達すると、通常制御に復帰する(S65)。通常制御への復帰処理S65では、計数クロックCLKの周波数Fが、目標回転速度ωに対応した値に戻される。モータはωがωに達するまではフィードフォワード制御により加速される。ωがωに達するとフィードフォワード制御に加えてフィードバック制御が開始され、ωが目標回転速度ωに維持される正常状態が回復する。なお、ωBSを目標回転速度ωとは逆符号に設定した場合、通常制御へ復帰した時点では、モータはまだ目標回転速度ωとは反対の方向に回転しているが、フィードフォワード制御によりさらに減速し、さらにはω=0を通過して目標回転速度ωと同じ方向に回転を始める。そして、ω=ωに達すると、上述のようにフィードバック制御が開始される。
なお、フィードバック制御を行う範囲RΔを設定しない場合、すなわち、通常制御では常にフィードフォワード制御とフィードバック制御とが並列して行われる場合には、再び逆転暴走状態に向かわない回転速度ωまで制動制御を継続する必要がある。
ここで、目標回転速度ωとは向きが逆で大きさが同じである速度(−ω)は、フィードバック制御によって、逆転暴走へ向かうか、目標回転速度ωに向かうかの分水嶺となる境界速度である。そこで、範囲RΔを設定しない場合には、制動制御を境界速度(−ω)より絶対値の小さい所定の制動終了速度ωBSに達するまで継続し、|ωBS|>|ω|となった時点でフィードフォワード制御手段とフィードバック制御手段とを用いた元の通常制御に復帰させる。
このように範囲RΔを設定しない制御では、制動終了速度ωBSは基本的に境界速度(−ω)より絶対値の小さい値に設定される。
20 モータ速度制御装置、22 MPU、24 モータ駆動回路、26 モータモジュール、30 駆動目標レジスタ、32 目標計数値レジスタ、34 制御レジスタ、36 フィードフォワードフィルタ、38 パルス周期測定部、40 計数クロック生成回路、42 比較回路、44 フィードバックフィルタ、46 合成回路、48 PWM信号発生回路、50 バス、60 フィルタ、62,66 乗算器、64 PIDフィルタ。

Claims (5)

  1. 入力信号に現れる目的パルスに関し第1状態から第2状態へ遷移するパルス端に基づいてパルス周期を計測するパルス周期計測方法であって、
    所定のサンプリング周期で前記入力信号をサンプリングして信号状態を検知する状態検知ステップと、
    前記信号状態が前記第2状態から前記第1状態へ変化する第1変化時に、所定の抑止期間の計時を開始する抑止期間計時ステップと、
    前記信号状態が前記第1状態から前記第2状態へ変化する第2変化時に、前記抑止期間が経過していれば現在の前記パルス周期の計測を完了すると共に、新たな前記パルス周期の計測を開始し、一方、前記抑止期間が未経過であれば現在の前記パルス周期の計測を継続する周期計測ステップと、
    を有することを特徴とするパルス周期計測方法。
  2. 請求項1に記載のパルス周期計測方法において、
    前記状態検知ステップは、前記サンプリング周期を有する基準クロックに同期して、前記信号状態を検知し、
    前記抑止期間計時ステップは、前記第1変化時に前記基準クロックのカウントを開始し、そのカウント値に基づいて前記抑止期間を計時し、
    前記周期計測ステップは、前記第2変化時に前記基準クロックのカウントを開始し、そのカウント値に基づいて前記パルス周期を計測すること、
    を特徴とするパルス周期計測方法。
  3. 請求項2に記載のパルス周期計測方法であって、前記パルス周期を目標周期に制御する際に用いられる方法において、
    前記サンプリング周期は、前記目標周期に応じて可変設定されること、
    を特徴とするパルス周期計測方法。
  4. 請求項3に記載のパルス周期計測方法において、
    前記サンプリング周期は、前記目標周期に比例し、
    前記抑止期間における前記基準クロックのカウント値は一定値に設定されること、
    を特徴とするパルス周期計測方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載のパルス周期計測方法において、
    前記抑止期間は、前記パルス端にて生じるチャタリングの周期の想定値に応じて設定されること、を特徴とするパルス周期計測方法。
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