JPH10282077A - ガスクロマトグラフ分析装置 - Google Patents

ガスクロマトグラフ分析装置

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Publication number
JPH10282077A
JPH10282077A JP9357197A JP9357197A JPH10282077A JP H10282077 A JPH10282077 A JP H10282077A JP 9357197 A JP9357197 A JP 9357197A JP 9357197 A JP9357197 A JP 9357197A JP H10282077 A JPH10282077 A JP H10282077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
carrier gas
ferrule
sample
gap
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9357197A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanao Shiyouji
雅直 少路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
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Publication of JPH10282077A publication Critical patent/JPH10282077A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/04Preparation or injection of sample to be analysed
    • G01N30/06Preparation
    • G01N30/10Preparation using a splitter

Landscapes

  • Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】カラム交換の際に分析者の手あるいは手袋に付
着した成分がフェルール、あるいは分析カラムに移って
も、分析の障害とはならないガスクロマトグラフ分析装
置を提供する。 【解決手段】試料気化室の分析カラム7をフェルール5
により接続するとともに、このフェルール5の上流直前
にキャリアガスの排出路21を設けることで、キャリア
ガスをこの排出路21流すことによりフェルール4に付
着した成分の分析カラム7への拡散を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスクロマトグラフ
分析装置に関し、さらに詳細には試料気化室の構造に特
徴を有するガスクロマトグラフ分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液体試料を気化することによりガスクロ
マトグラフ分析装置で分析する場合には、液体試料を試
料導入部である試料気化室に注入し、気化した試料をキ
ャリアガスと共に分析カラムに導入する。試料はカラム
の液相とキャリアガスとの間で分配され、その分配係数
の差によって、試料中の成分が分離された後、カラムの
後段に接続された検出部に導入され、クロマトグラムと
して検出される。カラムの液相は、カラム内壁に塗布さ
れているか、あるいはカラム内に充填された担体に塗布
されている。分析者は試料の種類、あるいは試料中の目
的とする成分、等によりカラムを選択する。カラムは試
料室の下流側に気密に接続するため、カラムと試料気化
室との接続部には一般にフェルールと呼ばれる軟質のシ
ール材料が使用されている。
【0003】図1に従来のガスクロマトグラフ分析装置
における試料気化室を示す。1はキャリアガス流入口、
2はガラスインサート、3はセプタムと呼ばれる注入口
ゴム栓、4はフェルール押さえ、5はフェルール、6は
ハウジング、7は分析カラムである。
【0004】キャリアガス流入口1から供給されるキャ
リアガスにより、試料気化室内には圧力が生じる。分析
カラム7とハウジング6との隙間はフェルール押さえ4
でもって固定されたフェルール5により密閉されてお
り、キャリアガスが漏れ出すことはない。分析者がカラ
ムを交換する際には、めねじを有するフェルール押さえ
4をおねじを有するハウジング6に対して、ねじを緩め
る方向に回すことにより、外す。新たな分析カラム7を
フェルール5、フェルール押さえ4と共にハウジング6
に再び固定する。分析カラム7とハウジング6との隙間
はフェルール5により再び密閉される。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】分析カラムを交換す
る際に、分析者の手あるいは手袋が、フェルールあるい
は分析カラムに触れると分析者の手あるいは手袋に付着
していた成分がフェルールあるいは分析カラムに移り、
分析カラム内へと導入され、クロマトグラム上でのベー
スラインのドリフトやゴーストピークとして検出され、
その結果分析の障害となっていた。
【0006】そこで、本発明はフェルールや分析カラム
に付着する成分の影響を受けにくくしたガスクロマトグ
ラフ分析装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
になされた本発明のガスクロマトグラフ分析装置は、試
料気化室のカラム接続部において、フェルールの上流直
前にキャリアガスを排出するための排出路を設けること
を特徴とする。
【0008】以下、このガスクロマトグラフ分析装置が
どのように作用するかを説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図を用いて説明
する。図2は本発明の実施例を示すガスクロマトグラフ
分析装置用試料気化室である。1はキャリアガス流入
口、2はガラスインサート、3はセプタムと呼ばれる注
入口ゴム栓、4はフェルール押さえ、5はフェルール、
6はハウジング、7はガスクロマトグラフ分析装置本体
につながる分析カラム、21は排出路、22は抵抗管、
23は分析カラム入口である。
【0010】本発明の特徴的な構成である排出路21
は、フェルール5の上流の直前位置に設けられる。 ま
た、排出路が設けられる部分はなるべく細径にするよう
にしておくのが望ましい。
【0011】キャリアガス流入口1から供給されるキャ
リアガスにより、試料気化室内には圧力が生じる。分析
カラム7とハウジング6との隙間はフェルール押さえ4
でもって固定されたフェルール5により密閉されてお
り、キャリアガスが漏れ出すことはない。キャリアガス
は、排出路21を通り、ごくわずか(1ml/min程
度)のキャリアガスが流れるように調整されている抵抗
管22から外部へ排出される。
【0012】分析カラム7とハウジング6との隙間aは
狭い(0.5mm以下にし、望ましくは0.1mmくら
いにするのが適当である)のでカラム7とハウジング6
の間を流れるキャリアガスの速度は大きい。分析者がカ
ラムを交換する際には、めねじを有するフェルール押さ
え4をおねじを有するハウジング6に対して、ねじを緩
める方向に回すことにより外す。新たな分析カラム7を
フェルール5、フェルール押さえ4と共にハウジング6
に再び固定する。 カラム7やフェルール5に付着した
成分は、拡散現象により上流方向(ガラスインサート2
へ向かう方向)へ広がろうとするが、カラム7とハウジ
ング6の間を速く流れるキャリアガスにより排出路21
へと導かれ、排出路21よりも上流に広がることはな
い。その結果、カラム7あるいはフェルール5に付着し
た成分が分析カラム入口23より、分析カラム7の中へ
入ることがないために分析の障害とはならない。
【0013】以下に本発明の実施態様を示す。 (1)試料気化室にて気化した試料を分析カラムに導入
して成分分離して分析を行うガスクロマトグラフ分析装
置において、前記試料気化室は下部に内径を細径にした
領域を有し、この細径領域に分析カラムが導入され、か
つ前記分析カラムは細径領域の下端部分でフェルールを
介して気密接続され、さらに前記細径領域においてキャ
リアガスを排出するための排出路を設けたことを特徴と
するガスクロマトグラフ分析装置。
【0014】この実施態様によれば、細径領域において
キャリアガスの流速が速くなり、フェルール等に付着し
た成分の拡散が効果的に防げる。
【0015】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のガスクロ
マトグラフ装置の試料気化室においては、カラム交換の
際に分析者の手あるいは手袋に付着した成分がフェルー
ル、あるいは分析カラムに付着したとしても、試料気化
室内での拡散を防ぐことができるので、これらの成分が
分析カラム内には入らないため、分析の障害とはならな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のガスクロマトグラフ分析装置の構成図。
【図2】本発明の実施例であるガスクロマトグラフ分析
装置の構成図。
【符号の説明】
1:キャリアガス流入口 2:ガラスインサート 3:セプタム 4:フェルール押さえ 5:フェルール 6:ハウジング 7:分析カラム 21:排出路 22:抵抗管 23:分析カラム入口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料気化室にて気化した試料を分析カラム
    に導入して成分分離して分析を行うガスクロマトグラフ
    分析装置において、前記試料気化室下部で分析カラムを
    フェルールにより気密接続するとともに、フェルールの
    上流直前にキャリアガスを排出するための排出路を設け
    たことを特徴とするガスクロマトグラフ分析装置。
JP9357197A 1997-04-11 1997-04-11 ガスクロマトグラフ分析装置 Withdrawn JPH10282077A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9357197A JPH10282077A (ja) 1997-04-11 1997-04-11 ガスクロマトグラフ分析装置

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JP9357197A JPH10282077A (ja) 1997-04-11 1997-04-11 ガスクロマトグラフ分析装置

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JPH10282077A true JPH10282077A (ja) 1998-10-23

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ID=14085953

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JP9357197A Withdrawn JPH10282077A (ja) 1997-04-11 1997-04-11 ガスクロマトグラフ分析装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006116524A (ja) * 2004-09-24 2006-05-11 Kanagawa Acad Of Sci & Technol マイクロチップコネクターとマイクロチップ構成体
JP2014149273A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Horiba Ltd 反応装置

Cited By (3)

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JP2006116524A (ja) * 2004-09-24 2006-05-11 Kanagawa Acad Of Sci & Technol マイクロチップコネクターとマイクロチップ構成体
JP4657006B2 (ja) * 2004-09-24 2011-03-23 財団法人神奈川科学技術アカデミー マイクロチップコネクターとマイクロチップ構成体
JP2014149273A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Horiba Ltd 反応装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20040219

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761