JPH10282018A - X線透視装置 - Google Patents
X線透視装置Info
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- JPH10282018A JPH10282018A JP9084880A JP8488097A JPH10282018A JP H10282018 A JPH10282018 A JP H10282018A JP 9084880 A JP9084880 A JP 9084880A JP 8488097 A JP8488097 A JP 8488097A JP H10282018 A JPH10282018 A JP H10282018A
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/54—Control of apparatus or devices for radiation diagnosis
- A61B6/548—Remote control of the apparatus or devices
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】狭隘部或いは高所でも容易に被検査物のX線撮
影ができ、かつ、X線透視画像情報を画像として表示で
きるX線透視装置を提供する。 【解決手段】X線が通過するスリット21を設けた遮蔽
板13と、スリット21と同等の位置に配置されスリッ
ト21を通過したX線を検出して発光する螢光膜10
と、該螢光膜10の後方に配置され発光した光を電気信
号に変換するフォトダイオードアレイ15とを有するX
線検出器を、スリット21の幅だけ、順次移動しながら
X線を検出する。これにより、X線検出器の薄型化、小
型化が図れ、狭隘部或いは高所でも容易に被検査物のX
線撮影ができ、かつ、X線透視画像情報を画像として表
示できるX線透視装置を提供することができる。
影ができ、かつ、X線透視画像情報を画像として表示で
きるX線透視装置を提供する。 【解決手段】X線が通過するスリット21を設けた遮蔽
板13と、スリット21と同等の位置に配置されスリッ
ト21を通過したX線を検出して発光する螢光膜10
と、該螢光膜10の後方に配置され発光した光を電気信
号に変換するフォトダイオードアレイ15とを有するX
線検出器を、スリット21の幅だけ、順次移動しながら
X線を検出する。これにより、X線検出器の薄型化、小
型化が図れ、狭隘部或いは高所でも容易に被検査物のX
線撮影ができ、かつ、X線透視画像情報を画像として表
示できるX線透視装置を提供することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非破壊で機器の内
部を検査、診断するためのX線透視装置に関するもので
ある。
部を検査、診断するためのX線透視装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】機器の内部を非破壊で検査するためにX
線透視画像をイメージインテンシファイヤ等で、画像情
報としてコンピュータに取り込み、画像処理技術を用い
て解析することが行われている。この公知の技術は、特
開平4−109934号公報に開示されている。
線透視画像をイメージインテンシファイヤ等で、画像情
報としてコンピュータに取り込み、画像処理技術を用い
て解析することが行われている。この公知の技術は、特
開平4−109934号公報に開示されている。
【0003】X線を用いたコンピュータラジオグラフィ
での非破壊検査において、例えば原子力発電所の既設配
管の非破壊検査をする場合、配管が配置されている場所
が狭隘部であることが多く、X線発生器やX線検出器が
狭隘部に入らないため、診断できない場合が多かった。
或いは、X線発生器は設置できるが、X線検出器が設置
できず、X線検出側をX線フィルムによって撮影する場
合が多かった。
での非破壊検査において、例えば原子力発電所の既設配
管の非破壊検査をする場合、配管が配置されている場所
が狭隘部であることが多く、X線発生器やX線検出器が
狭隘部に入らないため、診断できない場合が多かった。
或いは、X線発生器は設置できるが、X線検出器が設置
できず、X線検出側をX線フィルムによって撮影する場
合が多かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術において、検出器のスペースが小さくなるX線フィ
ルムを用いるものにあっては、撮像をオンラインで視る
ことができず、コンピュータを用いた画像処理を行うた
めのデータの取り込みに難点があった。一方、イメージ
インテンシファイヤ等で画像情報を電気信号に変換し
て、コンピュータに取り組むものにあっては、X線検出
器の厚さ(奥行き)寸法が大きくなって、狭い個所での
撮像ができないという問題があった。
技術において、検出器のスペースが小さくなるX線フィ
ルムを用いるものにあっては、撮像をオンラインで視る
ことができず、コンピュータを用いた画像処理を行うた
めのデータの取り込みに難点があった。一方、イメージ
インテンシファイヤ等で画像情報を電気信号に変換し
て、コンピュータに取り組むものにあっては、X線検出
器の厚さ(奥行き)寸法が大きくなって、狭い個所での
撮像ができないという問題があった。
【0005】本発明の目的は、狭隘部或いは高所でも容
易に被検査物のX線撮影ができ、かつ、X線透視画像情
報を画像として表示できるX線透視装置を提供すること
にある。
易に被検査物のX線撮影ができ、かつ、X線透視画像情
報を画像として表示できるX線透視装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、X線を発生し被検査物に照射するX線発
生器と、前記被検査物を透過した前記X線を検出して電
気信号に変換するX線検出器と、前記変換された前記電
気信号を画像情報として処理する画像処理装置と、前記
処理された前記画像情報を画像として表示する表示装置
とを有するX線透視装置において、前記X線検出器は、
前記X線が入射する側に配置され前記X線を検出して発
光する螢光膜と、該螢光膜の後方に配置され前記発光し
た光を前記電気信号に変換するフォトダイオードアレイ
とを有し、前記X線をライン状に検出するように構成さ
れていることを特徴とする。
に、本発明は、X線を発生し被検査物に照射するX線発
生器と、前記被検査物を透過した前記X線を検出して電
気信号に変換するX線検出器と、前記変換された前記電
気信号を画像情報として処理する画像処理装置と、前記
処理された前記画像情報を画像として表示する表示装置
とを有するX線透視装置において、前記X線検出器は、
前記X線が入射する側に配置され前記X線を検出して発
光する螢光膜と、該螢光膜の後方に配置され前記発光し
た光を前記電気信号に変換するフォトダイオードアレイ
とを有し、前記X線をライン状に検出するように構成さ
れていることを特徴とする。
【0007】また、本発明の他の特徴は、前記X線検出
器に、該X線検出器を前記フォトダイオードアレイの長
手方向に対し直角の方向に走査させる機構を設けること
にある。
器に、該X線検出器を前記フォトダイオードアレイの長
手方向に対し直角の方向に走査させる機構を設けること
にある。
【0008】また、本発明の他の特徴は、X線を発生し
被検査物に照射するX線発生器と、前記被検査物を挟ん
で前記X線発生器と対峙し、前記被検査物を透過した前
記X線を検出して電気信号に変換するX線検出器と、前
記変換された前記電気信号を画像情報として処理する画
像処理装置と、前記処理された前記画像情報を画像とし
て表示する表示装置とを有するX線透視装置において、
前記X線検出器は、前記X線が通過するスリットを設け
た遮蔽板と、前記スリットと同等の位置に配置され前記
スリットを通過した前記X線を検出して発光する螢光膜
と、該螢光膜の後方に配置され前記発光した光を前記電
気信号に変換するフォトダイオードアレイとを有し、前
記スリットの幅だけ、順次移動しながら前記X線を検出
することにある。
被検査物に照射するX線発生器と、前記被検査物を挟ん
で前記X線発生器と対峙し、前記被検査物を透過した前
記X線を検出して電気信号に変換するX線検出器と、前
記変換された前記電気信号を画像情報として処理する画
像処理装置と、前記処理された前記画像情報を画像とし
て表示する表示装置とを有するX線透視装置において、
前記X線検出器は、前記X線が通過するスリットを設け
た遮蔽板と、前記スリットと同等の位置に配置され前記
スリットを通過した前記X線を検出して発光する螢光膜
と、該螢光膜の後方に配置され前記発光した光を前記電
気信号に変換するフォトダイオードアレイとを有し、前
記スリットの幅だけ、順次移動しながら前記X線を検出
することにある。
【0009】また、本発明の他の特徴は、X線発生器か
ら照射され被検査物を透過したX線を検出するX線検出
方法において、前記X線を検出して発光する螢光膜を前
記X線が入射する側に配置し、前記発光した光を電気信
号に変換するフォトダイオードアレイを、前記螢光膜の
後方に配置し、前記X線をライン状に検出することにあ
る。
ら照射され被検査物を透過したX線を検出するX線検出
方法において、前記X線を検出して発光する螢光膜を前
記X線が入射する側に配置し、前記発光した光を電気信
号に変換するフォトダイオードアレイを、前記螢光膜の
後方に配置し、前記X線をライン状に検出することにあ
る。
【0010】本発明によれば、X線検出器の螢光膜は、
X線が入射する側に配置されX線を検出する。フォトダ
イオードアレイは、螢光膜の後方に配置され前記発光し
た光を前記電気信号に変換する。
X線が入射する側に配置されX線を検出する。フォトダ
イオードアレイは、螢光膜の後方に配置され前記発光し
た光を前記電気信号に変換する。
【0011】このように、X線検出器を、螢光膜とフォ
トダイオードアレイを組み合わせたラインセンサ型と
し、X線をライン状に検出できる構成とすることによ
り、X線検出器の薄型化、かつ小型化が図れ、狭隘部や
高所での被検査物の診断が容易になる。
トダイオードアレイを組み合わせたラインセンサ型と
し、X線をライン状に検出できる構成とすることによ
り、X線検出器の薄型化、かつ小型化が図れ、狭隘部や
高所での被検査物の診断が容易になる。
【0012】また、X線検出器にフォトダイオードアレ
イの長手方向に対して直角の方向に走査する機構を追加
することによって、X線透視画像をより容易に得ること
が可能となる。
イの長手方向に対して直角の方向に走査する機構を追加
することによって、X線透視画像をより容易に得ること
が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例に係るX
線透視装置を、図を用いて説明する。図1は本発明の一
実施例に係るX線透視装置の全体構成を示す。図1に示
すように、X線透視装置は、X線発生器1、X線検出器
3、移動装置4a,4b、画像処理装置5、表示装置
6、およびコンピュータ20で構成されている。
線透視装置を、図を用いて説明する。図1は本発明の一
実施例に係るX線透視装置の全体構成を示す。図1に示
すように、X線透視装置は、X線発生器1、X線検出器
3、移動装置4a,4b、画像処理装置5、表示装置
6、およびコンピュータ20で構成されている。
【0014】X線検出器2は、被検査物2を挟んでX線
発生器1と同一光軸上に対峙している。X線発生器1か
ら照射されたX線は、被検査物を透過してX線検出器3
に達し、X線検出器3で検出される。
発生器1と同一光軸上に対峙している。X線発生器1か
ら照射されたX線は、被検査物を透過してX線検出器3
に達し、X線検出器3で検出される。
【0015】また、X線発生器1とX線検出器2は、被
検査物2の任意の個所が撮影できるように、移動装置4
aおよび4bに支持されている。そして、移動装置4a
および4bは、それぞれ、コンピュータ20によって遠
隔操作ができるようになっている。X線発生器1とX線
検出器2の光軸合わせは、予め被検査物2がないところ
で合わせてから平行移動するものとする。
検査物2の任意の個所が撮影できるように、移動装置4
aおよび4bに支持されている。そして、移動装置4a
および4bは、それぞれ、コンピュータ20によって遠
隔操作ができるようになっている。X線発生器1とX線
検出器2の光軸合わせは、予め被検査物2がないところ
で合わせてから平行移動するものとする。
【0016】X線検出器3で検出されたX線は、電気信
号に変換され、X線透視画像情報として画像処理装置5
に取り込まれて処理され、表示装置6で画像として表示
される。
号に変換され、X線透視画像情報として画像処理装置5
に取り込まれて処理され、表示装置6で画像として表示
される。
【0017】図2は、図1のX線検出器3の内部構成を
示す。図2に示すように、X線検出器3は、X線ライン
センサ7、一軸可動ステージ8、および筐体9で構成さ
れている。
示す。図2に示すように、X線検出器3は、X線ライン
センサ7、一軸可動ステージ8、および筐体9で構成さ
れている。
【0018】X線ラインセンサ7は、一軸可動ステージ
8によって上下、左右方向に移動できる。一軸可動ステ
ージ8は、コンピュータ20制御で、例えば0.5mm
ピッチで走査できる。このピッチは、後述するフォトダ
イオードの幅に合わせる。筐体9は、X線の透過率が高
く軽量なアルミニウム材をベースとした材料で作られて
いる。
8によって上下、左右方向に移動できる。一軸可動ステ
ージ8は、コンピュータ20制御で、例えば0.5mm
ピッチで走査できる。このピッチは、後述するフォトダ
イオードの幅に合わせる。筐体9は、X線の透過率が高
く軽量なアルミニウム材をベースとした材料で作られて
いる。
【0019】図3および図4に、図2のX線ラインセン
サ7の構造を示す。図3は、X線ラインセンサ7の断面
を示し、図4はX線ラインセンサ7の正面を示す。図
3、図4に示すように、内部には、X線を検出する螢光
膜10と、コリメータ11と、フォトダイオードアレイ
15とが組み込まれたフォトダイオードアレイボード1
2が設置されており、外側は筐体14で覆われ、X線が
入射する筐体14前面の内側に遮蔽板13が取り付けら
れている。
サ7の構造を示す。図3は、X線ラインセンサ7の断面
を示し、図4はX線ラインセンサ7の正面を示す。図
3、図4に示すように、内部には、X線を検出する螢光
膜10と、コリメータ11と、フォトダイオードアレイ
15とが組み込まれたフォトダイオードアレイボード1
2が設置されており、外側は筐体14で覆われ、X線が
入射する筐体14前面の内側に遮蔽板13が取り付けら
れている。
【0020】遮蔽板13には、フォトダイオードアレイ
ボード12上にあるIC素子をX線の直接照射から保護
するために、X線の透過率が低い硬質鉛板が用いられて
いる。また、遮蔽版13には、螢光膜10が設置されて
いる位置と同等の位置に、X線が通過するスリット21
が設けられている。
ボード12上にあるIC素子をX線の直接照射から保護
するために、X線の透過率が低い硬質鉛板が用いられて
いる。また、遮蔽版13には、螢光膜10が設置されて
いる位置と同等の位置に、X線が通過するスリット21
が設けられている。
【0021】コリメータ11は、螢光膜10から受光す
るX線の強度によっては、フォトダイオードアレイ15
のフォトダイオード15aをX線から保護するために鉛
入りガラスを使用する。筐体14はX線の透過率が高く
軽量なアルミニウム材をベースとし、可視光がフォトダ
イオード15aに入らない構造とする。
るX線の強度によっては、フォトダイオードアレイ15
のフォトダイオード15aをX線から保護するために鉛
入りガラスを使用する。筐体14はX線の透過率が高く
軽量なアルミニウム材をベースとし、可視光がフォトダ
イオード15aに入らない構造とする。
【0022】フォトダイオードアレイボード12は、筐
体14により、可視光が当たらないように構成されてい
るが、図3に示すように、X線が前面から入射すると、
遮蔽板13のスリット21を通過したX線により螢光膜
10が発光し、その光量に応じてフォトダイオード15
aの電気的な出力が得られる。螢光膜10の発光強度
は、入射するX線の強度と相関があるので、フォトダイ
オード15aの電気出力も、また、X線強度に応じたも
のとなる。
体14により、可視光が当たらないように構成されてい
るが、図3に示すように、X線が前面から入射すると、
遮蔽板13のスリット21を通過したX線により螢光膜
10が発光し、その光量に応じてフォトダイオード15
aの電気的な出力が得られる。螢光膜10の発光強度
は、入射するX線の強度と相関があるので、フォトダイ
オード15aの電気出力も、また、X線強度に応じたも
のとなる。
【0023】図3および図4に示すX線ラインセンサ7
は、筐体14内に、遮蔽板13、螢光膜10、コリメー
タ11、フォトダイオードアレイ15、フォトダイオー
ドアレイボード12を順に積み重ねたように構成されて
いるが、前記構成部品は、いずれも薄板状であるため、
X線ラインセンサ7全体の厚さ(奥行き)も薄くするこ
とができる。本発明者等の検討結果によれば、X線ライ
ンセンサ7全体の厚みは60mm程度まで薄くすること
ができる。
は、筐体14内に、遮蔽板13、螢光膜10、コリメー
タ11、フォトダイオードアレイ15、フォトダイオー
ドアレイボード12を順に積み重ねたように構成されて
いるが、前記構成部品は、いずれも薄板状であるため、
X線ラインセンサ7全体の厚さ(奥行き)も薄くするこ
とができる。本発明者等の検討結果によれば、X線ライ
ンセンサ7全体の厚みは60mm程度まで薄くすること
ができる。
【0024】図5は、図3のフォトダイオードアレイボ
ード12の正面を示す。図5に示すように、フォトダイ
オードアレイボード12上には、図3に示すスリット2
1を通過したX線を検出する位置に、螢光膜10、コリ
メータ11、フォトダイオードアレイ15が積み重ねて
配置され、その近くに、積算アンプ回路16、クランプ
回路17、ホールド回路18、シフトレジスタ19が配
置されている。
ード12の正面を示す。図5に示すように、フォトダイ
オードアレイボード12上には、図3に示すスリット2
1を通過したX線を検出する位置に、螢光膜10、コリ
メータ11、フォトダイオードアレイ15が積み重ねて
配置され、その近くに、積算アンプ回路16、クランプ
回路17、ホールド回路18、シフトレジスタ19が配
置されている。
【0025】また、フォトダイオードアレイボード12
の端部に、外部接続コネクタ22が設けられている。
の端部に、外部接続コネクタ22が設けられている。
【0026】図6に、X線ラインセンサ7の信号取り込
みを説明するためのブロック図を示す。螢光膜10はX
線を検出し、光に変換する。螢光膜10は、例えば紙状
の螢光紙をコリメータ11に張り付けた構造とする。
みを説明するためのブロック図を示す。螢光膜10はX
線を検出し、光に変換する。螢光膜10は、例えば紙状
の螢光紙をコリメータ11に張り付けた構造とする。
【0027】変換した光の強度をアレイ状に並んだフォ
トダイオード15aが各々電圧値に変換し、積算アンプ
回路16で各々積算し、クランプ回路17及びホールド
回路18でその電圧値を各々保持し、最後にシフトレジ
スタ19で各々の電圧データをシーケンシャルに画像処
理装置5に転送する。
トダイオード15aが各々電圧値に変換し、積算アンプ
回路16で各々積算し、クランプ回路17及びホールド
回路18でその電圧値を各々保持し、最後にシフトレジ
スタ19で各々の電圧データをシーケンシャルに画像処
理装置5に転送する。
【0028】画像処理装置5に取り込まれたデータは、
公知の方法で処理され、表示装置6のCRT等の画面に
画像として表示する。
公知の方法で処理され、表示装置6のCRT等の画面に
画像として表示する。
【0029】なお、フォトダイオードアレイ15から得
られるデータは、遮蔽板13のスリット21の幅と長さ
を乗算した細長いライン状或いは矩形の画面データにす
ぎないので、X線ラインセンサ7をスリット21の幅だ
け、順次送りながら画像データを取り込み、画像処理装
置5によって所望の大きさの画面を作成する。
られるデータは、遮蔽板13のスリット21の幅と長さ
を乗算した細長いライン状或いは矩形の画面データにす
ぎないので、X線ラインセンサ7をスリット21の幅だ
け、順次送りながら画像データを取り込み、画像処理装
置5によって所望の大きさの画面を作成する。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、X線検出器を薄型でか
つ小型にすることができるので、従来診断できなかった
狭隘部や高所での被検査物の診断が容易になる。また、
X線検出器の位置制御が容易になり、自動制御や遠隔操
作が容易になる。また、オンラインで、X線透視画像情
報を画像として視ることができる。
つ小型にすることができるので、従来診断できなかった
狭隘部や高所での被検査物の診断が容易になる。また、
X線検出器の位置制御が容易になり、自動制御や遠隔操
作が容易になる。また、オンラインで、X線透視画像情
報を画像として視ることができる。
【図1】本発明の一実施例に係るX線透視装置の全体構
成図である。
成図である。
【図2】図1のX線検出器の内部構成図である。
【図3】図2のX線ラインセンサの縦断面図である。
【図4】図2のX線ラインセンサの正面図である。
【図5】図3のフォトダイオードアレイボードの正面図
である。
である。
【図6】図2のX線ラインセンサの信号取り込みのブロ
ック図である。
ック図である。
1…X線発生器、2…被検査物、3…X線検出器、4
a,4b…移動装置、5…画像処理装置、6…表示装
置、7…X線ラインセンサ、8…一軸可動ステージ、9
…筐体、10…螢光膜、11…コリメータ11、12…
フォトダイオードアレイボード、13…遮蔽板、14…
筐体、15…フォトダイオードアレイ、15a…フォト
ダイオード、16…積算アンプ回路、17…クランプ回
路、18…ホールド回路、19…シフトレジスタ、20
…コンピュータ、21…スリット、22…外部接続コネ
クタ
a,4b…移動装置、5…画像処理装置、6…表示装
置、7…X線ラインセンサ、8…一軸可動ステージ、9
…筐体、10…螢光膜、11…コリメータ11、12…
フォトダイオードアレイボード、13…遮蔽板、14…
筐体、15…フォトダイオードアレイ、15a…フォト
ダイオード、16…積算アンプ回路、17…クランプ回
路、18…ホールド回路、19…シフトレジスタ、20
…コンピュータ、21…スリット、22…外部接続コネ
クタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G21K 5/02 A61B 6/00 303E
Claims (4)
- 【請求項1】X線を発生し被検査物に照射するX線発生
器と、前記被検査物を透過した前記X線を検出して電気
信号に変換するX線検出器と、前記変換された前記電気
信号を画像情報として処理する画像処理装置と、前記処
理された前記画像情報を画像として表示する表示装置と
を有するX線透視装置において、 前記X線検出器は、前記X線が入射する側に配置され前
記X線を検出して発光する螢光膜と、該螢光膜の後方に
配置され前記発光した光を前記電気信号に変換するフォ
トダイオードアレイとを有し、前記X線をライン状に検
出するように構成されていることを特徴とするX線透視
装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記X線検出器に、該
X線検出器を前記フォトダイオードアレイの長手方向に
対し直角の方向に走査させる機構を設けることを特徴と
するX線透視装置。 - 【請求項3】X線を発生し被検査物に照射するX線発生
器と、前記被検査物を挟んで前記X線発生器と対峙し、
前記被検査物を透過した前記X線を検出して電気信号に
変換するX線検出器と、前記変換された前記電気信号を
画像情報として処理する画像処理装置と、前記処理され
た前記画像情報を画像として表示する表示装置とを有す
るX線透視装置において、 前記X線検出器は、前記X線が通過するスリットを設け
た遮蔽板と、前記スリットと同等の位置に配置され前記
スリットを通過した前記X線を検出して発光する螢光膜
と、該螢光膜の後方に配置され前記発光した光を前記電
気信号に変換するフォトダイオードアレイとを有し、前
記スリットの幅だけ、順次移動しながら前記X線を検出
することを特徴とするX線透視装置。 - 【請求項4】X線発生器から照射され被検査物を透過し
たX線を検出するX線検出方法において、 前記X線を検出して発光する螢光膜を前記X線が入射す
る側に配置し、前記発光した光を電気信号に変換するフ
ォトダイオードアレイを、前記螢光膜の後方に配置し、
前記X線をライン状に検出することを特徴とするX線検
出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9084880A JPH10282018A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | X線透視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9084880A JPH10282018A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | X線透視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10282018A true JPH10282018A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=13843097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9084880A Pending JPH10282018A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | X線透視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10282018A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004093443A (ja) * | 2002-09-02 | 2004-03-25 | Katsuhiko Ogiso | 多層構造容器の寸法測定法 |
JP2009047441A (ja) * | 2007-08-13 | 2009-03-05 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 放射線センサ及びそれを備えた非破壊検査装置 |
-
1997
- 1997-04-03 JP JP9084880A patent/JPH10282018A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004093443A (ja) * | 2002-09-02 | 2004-03-25 | Katsuhiko Ogiso | 多層構造容器の寸法測定法 |
JP2009047441A (ja) * | 2007-08-13 | 2009-03-05 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 放射線センサ及びそれを備えた非破壊検査装置 |
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