JPH10281631A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH10281631A
JPH10281631A JP10402597A JP10402597A JPH10281631A JP H10281631 A JPH10281631 A JP H10281631A JP 10402597 A JP10402597 A JP 10402597A JP 10402597 A JP10402597 A JP 10402597A JP H10281631 A JPH10281631 A JP H10281631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerator
cooler
rotor
unit
air
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10402597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiminobu Sato
仁宣 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH10281631A publication Critical patent/JPH10281631A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却器11、送風機12等を備えたクーラユニッ
ト1を冷蔵庫40内に配設するとともに圧縮機21、凝縮器
24、送風機25等を備えたコンデンシングユニット2を冷
蔵庫40外に配設してなる冷凍装置において、クーラユニ
ット1に内蔵された冷却器11に霜が付着するのを防止し
てデフロスト運転を不要とした。 【解決手段】 水分を吸・脱着する除湿材を備えたロー
タ30をその一部が庫内に臨み他の一部が庫外に臨むよう
に冷蔵庫40の内外仕切壁41に回転可能に設置する。そし
て、ロータ30の庫内に臨む部分をクーラユニット1の庫
内空気吸込側に配置してこのロータ30を通って除湿され
た空気をクーラユニット1に吸入せしめ、かつ、ロータ
30の庫外に臨む部分をコンデンシングユニット2からの
空気吹出側に配置してこのコンデンシングユニット2か
らの吹出空気でロータ30を加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は海上輸送用冷蔵・冷
凍庫等を冷却するのに好適な冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種冷凍装置の冷媒系統図が図
2に示されている。1はクーラユニットで、冷却器11、
電動モータ付送風機12、膨張弁13、逆止弁14、18、デフ
ロスト用キャピラリ15、デフロスト用センサ16、庫内温
度センサ17等を備えている。
【0003】2はコンデンシングユニットで、圧縮機2
1、アキュムレータ22、四方切換弁23、凝縮器24、電動
モータ付送風機25、レシーバ26等を備えている。クーラ
ユニット1は冷蔵庫40内に配設され、庫外に配設された
コンデンシングユニット2と冷媒配管を介して互いに接
続されている。
【0004】この冷凍装置の冷却運転時、圧縮機21から
吐出された冷媒ガスは四方切換弁23を経て凝縮器24に入
り、ここで送風機25から送られる外気に放熱することに
よって凝縮液化する。
【0005】この液冷媒はレシーバ26を経てクーラユニ
ット1に入りその逆止弁14を通って膨張弁13で絞られる
ことによって断熱膨張する。この冷媒は冷却器11に入り
ここで送風機12により送られる庫内空気を冷却すること
によって蒸発気化した後、四方切換弁23、アキュムレー
タ22を経て圧縮機21に吸入される。
【0006】庫内温度センサ17によって検出された冷却
器11入口の庫内空気温度が設定温度に達したとき圧縮機
21の運転を停止し、設定温度以上になったとき圧縮機21
の運転を再開する。
【0007】デフロスト用センサ16によって検出された
冷却器11の外表面温度が概略0℃以下になったとき、デ
フロスト運転が行われる。このデフロスト運転時、圧縮
機21から吐出されたガス冷媒は四方切換弁23を経て冷却
器11を流過する過程でその外表面に付着している霜を溶
解することによって液化する。
【0008】この液冷媒は逆止弁18を通りデフロスト用
キャピラリ15で減圧された後、レシーバ26を経て凝縮器
24に入りここで吸熱することによって蒸発する。この冷
媒ガスは四方切換弁23、アキュムレータ22を経て圧縮機
21に吸入される。冷却器11に付着していた霜が溶解する
ことによって冷却器11の温度が上昇すると、これを検知
したデフロスト用センサ16からの指令によって冷却運転
に復帰する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷凍装置におい
ては、デフロスト運転が行われるため、デフロスト運転
中は庫内空気を冷却することができないのみならず庫内
空気から吸熱するので、冷却効率が悪化するという問題
があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、冷却器、送風機等を備えたクーラユニットを冷
蔵庫内に配設するとともに圧縮機、凝縮器等を備えたコ
ンデンシングユニットを上記冷蔵庫外に配設し、水分を
吸・脱着する除湿材を備えたロータをその一部が庫内に
臨み他の一部が庫外に臨むように上記冷蔵庫の内外仕切
壁に回転可能に設置し、上記ロータの庫内に臨む部分を
上記クーラユニットの庫内空気吸込側に配置してこのロ
ータを通って除湿された空気を上記クーラユニットに吸
入せしめるとともに上記ロータの庫外に臨む部分を上記
コンデンシングユニットからの空気吹出側に配置してこ
のコンデンシングユニットからの吹出空気で上記ロータ
を加熱することを特徴とする冷凍装置にある。
【0011】第2の発明の要旨とするところは、冷却
器、送風機等を備えたクーラユニットを冷蔵庫内に配設
するとともに圧縮機、凝縮器等を備えたコンデンシング
ユニットを上記冷蔵庫外に配設し、水分を吸・脱着する
除湿材を備えたロータをその一部が庫内に臨み他の一部
が庫外に臨むように上記冷蔵庫の内外仕切壁に回転可能
に設置し、上記ロータの庫内に臨む部分を上記クーラユ
ニットの庫内空気吸込側に配置してこのロータを通って
除湿された空気を上記クーラユニットに吸入せしめると
ともに上記ロータの庫外に臨む部分を通る空気を加熱す
るヒータを配置したことを特徴とする冷凍装置にある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1に示され
ている。冷蔵庫40の内外仕切壁41にはロータ30が回転可
能に設置されている。このロータ30は内外仕切壁41を貫
通し、その一部が庫内に臨み他の一部が庫外に臨むよう
に配設され、この庫内に臨む部分はクーラユニット1の
庫内空気吸込側に位置し、庫外に臨む部分はコンデンシ
ングユニット2からの空気吹出側に位置している。
【0013】このロータ30は水分を吸・脱着するシリカ
ゲル等の除湿材を塗った多数の隔壁からなる多数の空気
穴を具えている。
【0014】ロータ30の中心に固定された主軸35は軸受
36、37を介して内外仕切壁41に回転自在に支持され、主
軸35に固定されたプーリ31はベルト38を介して電動モー
タ32の出力軸39に固定されたプーリ33と連動連結されて
いる。
【0015】しかして、冷凍装置の冷却運転時、電動モ
ータ32から出力軸39、プーリ33、ベルト38、プーリ31、
主軸35を介してロータ30が駆動され、ロータ30は主軸35
のまわりにゆっくり回転する。
【0016】一方、コンデンシングユニット2内に内蔵
された圧縮機21から吐出された冷媒は凝縮器24で送風機
25によって送られる外気に放熱し、膨張弁13で断熱膨張
し、冷却器11で送風機12によって送られる庫内空気を冷
却した後、アキュムレータ22を経て圧縮機21に吸入され
る。
【0017】すると、コンデンサユニット2の凝縮器24
を流過することによって暖められた外気がロータ30の庫
外に臨む部分の空気穴を流過し、この過程で隔壁の表面
に塗布された除湿材を加熱することによってこれに吸着
されている水分を脱着した後流出する。
【0018】一方、庫内空気はロータ30の庫内に臨む部
分の空気穴を流過する過程でその中に含まれる水分が除
湿材によって吸着されることによって除湿された後、ク
ーラユニット1に吸い込まれその冷却器11を流過するこ
とによって冷却されると同時に除湿される。
【0019】かくして、庫内空気はロータ30を流過する
ことによって除湿された後、冷却器11を流過するので、
冷却器11の外表面に霜が付着することはなく、従って、
従来のデフロスト運転が不要となる。
【0020】上記実施形態においては、コンデンシング
ユニット2から吹き出された外気がロータ30の庫外に臨
む部分を流過するが、コンデンシングユニット2に代え
て又はこれと併せて電熱ヒータを配置し、この電熱ヒー
タによって加熱された外気をロータ30の庫外に臨む部分
の空気穴を流過させることによって除湿材から水分を脱
着することができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の第1の発明においては、
庫内空気は除湿材を備えたロータの庫内に臨む部分を流
過することによって除湿された後クーラユニットに吸い
込まれてその冷却器を流過するので、冷却器に霜が付着
することはない。従って、デフロスト運転が不要となる
ので、連続して冷却運転を継続することができ、この結
果、冷却効率を向上することができる。
【0022】請求項2記載の第2の発明においては、上
記効果を奏しうるのみならずロータの庫外に臨む部分を
流過する空気をヒータによって加熱することによって除
湿材が庫内空気から吸着した水分を脱着することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す系統図である。
【図2】従来の冷凍装置の系統図である。
【符号の説明】
1 クーラユニット 11 冷却器 12 送風機 13 膨張弁 2 コンデンシングユニット 21 圧縮機 22 アキュムレータ 24 凝縮器 25 送風機 40 冷蔵庫 41 内外仕切壁 30 ロータ 31、33 プーリ 32 電動モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却器、送風機等を備えたクーラユニッ
    トを冷蔵庫内に配設するとともに圧縮機、凝縮器等を備
    えたコンデンシングユニットを上記冷蔵庫外に配設し、
    水分を吸・脱着する除湿材を備えたロータをその一部が
    庫内に臨み他の一部が庫外に臨むように上記冷蔵庫の内
    外仕切壁に回転可能に設置し、上記ロータの庫内に臨む
    部分を上記クーラユニットの庫内空気吸込側に配置して
    このロータを通って除湿された空気を上記クーラユニッ
    トに吸入せしめるとともに上記ロータの庫外に臨む部分
    を上記コンデンシングユニットからの空気吹出側に配置
    してこのコンデンシングユニットからの吹出空気で上記
    ロータを加熱することを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 冷却器、送風機等を備えたクーラユニッ
    トを冷蔵庫内に配設するとともに圧縮機、凝縮器等を備
    えたコンデンシングユニットを上記冷蔵庫外に配設し、
    水分を吸・脱着する除湿材を備えたロータをその一部が
    庫内に臨み他の一部が庫外に臨むように上記冷蔵庫の内
    外仕切壁に回転可能に設置し、上記ロータの庫内に臨む
    部分を上記クーラユニットの庫内空気吸込側に配置して
    このロータを通って除湿された空気を上記クーラユニッ
    トに吸入せしめるとともに上記ロータの庫外に臨む部分
    を通る空気を加熱するヒータを配置したことを特徴とす
    る冷凍装置。
JP10402597A 1997-04-08 1997-04-08 冷凍装置 Withdrawn JPH10281631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10402597A JPH10281631A (ja) 1997-04-08 1997-04-08 冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10402597A JPH10281631A (ja) 1997-04-08 1997-04-08 冷凍装置

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Publication Number Publication Date
JPH10281631A true JPH10281631A (ja) 1998-10-23

Family

ID=14369725

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10402597A Withdrawn JPH10281631A (ja) 1997-04-08 1997-04-08 冷凍装置

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JP (1) JPH10281631A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008084528A1 (ja) * 2007-01-10 2008-07-17 Mitsubishi Electric Corporation 冷凍装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008084528A1 (ja) * 2007-01-10 2008-07-17 Mitsubishi Electric Corporation 冷凍装置

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Effective date: 20040706