JPH10281453A - 石炭焚ボイラ設備におけるミルの一次空気制御方法 - Google Patents
石炭焚ボイラ設備におけるミルの一次空気制御方法Info
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- JPH10281453A JPH10281453A JP8645397A JP8645397A JPH10281453A JP H10281453 A JPH10281453 A JP H10281453A JP 8645397 A JP8645397 A JP 8645397A JP 8645397 A JP8645397 A JP 8645397A JP H10281453 A JPH10281453 A JP H10281453A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ミルに水分の多い石炭が供給された場合にお
いても、ミル入口空気温度の上昇を抑制して略一定に保
持し得、ミル内の温度が異常上昇することを防止でき、
ミル内の石炭が発火することを防止し得る石炭焚ボイラ
設備におけるミルの一次空気制御方法を提供する。 【解決手段】 ミル入口空気温度２５ａがミル入口空気
温度設定値２６ａより高く且つミル入口空気温度偏差２
７が規定値以上となった場合に、一旦ミル熱空気ダンパ
８とミル冷空気ダンパ９の開度調整を中止してミル出口
温度制御を中止すると共に、前記ミル入口空気温度偏差
２７に応じてミル一次空気ダンパ１０の開度を増加さ
せ、ミル７へ供給される一次空気流量２０を増加させる
よう構成する。
いても、ミル入口空気温度の上昇を抑制して略一定に保
持し得、ミル内の温度が異常上昇することを防止でき、
ミル内の石炭が発火することを防止し得る石炭焚ボイラ
設備におけるミルの一次空気制御方法を提供する。 【解決手段】 ミル入口空気温度２５ａがミル入口空気
温度設定値２６ａより高く且つミル入口空気温度偏差２
７が規定値以上となった場合に、一旦ミル熱空気ダンパ
８とミル冷空気ダンパ９の開度調整を中止してミル出口
温度制御を中止すると共に、前記ミル入口空気温度偏差
２７に応じてミル一次空気ダンパ１０の開度を増加さ
せ、ミル７へ供給される一次空気流量２０を増加させる
よう構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭焚ボイラ設備
におけるミルの一次空気制御方法に関するものである。
におけるミルの一次空気制御方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、石炭焚ボイラ設備は、図３に示
される如く、押込通風機（ＦＤＦ）１によって昇圧され
た燃焼用空気（二次空気）を、空気予熱器２で加熱した
後、ボイラ３の火炉４に配設されたバーナ５へ送給する
と共に、前記燃焼用空気の一部を分岐させて一次通風機
（ＰＡＦ）６へ導き、該一次通風機６によって昇圧され
た一次空気を、前記空気予熱器２で加熱した後、ミル７
へ導入し、該ミル７で粉砕された燃料としての微粉炭
を、前記バーナ５へ搬送することにより、火炉４内にお
いて燃焼を行うようにしている。
される如く、押込通風機（ＦＤＦ）１によって昇圧され
た燃焼用空気（二次空気）を、空気予熱器２で加熱した
後、ボイラ３の火炉４に配設されたバーナ５へ送給する
と共に、前記燃焼用空気の一部を分岐させて一次通風機
（ＰＡＦ）６へ導き、該一次通風機６によって昇圧され
た一次空気を、前記空気予熱器２で加熱した後、ミル７
へ導入し、該ミル７で粉砕された燃料としての微粉炭
を、前記バーナ５へ搬送することにより、火炉４内にお
いて燃焼を行うようにしている。
【０００３】前記一次通風機６の下流側には、前記空気
予熱器２で加熱される一次空気の流量を調整するミル熱
空気ダンパ８と、前記空気予熱器２をバイパスする一次
空気の流量を調整するミル冷空気ダンパ９とが設けら
れ、前記ミル熱空気ダンパ８とミル冷空気ダンパ９の開
度調整を行うことにより、ミル７へ供給される一次空気
の温度を調節し得るようになっており、更にその下流側
には、ミル７へ供給される一次空気の流量を調整するミ
ル一次空気ダンパ１０と、ミル７へ供給される一次空気
の流量を流量検出器１１で計測し、且つミル一次空気ダ
ンパ１０へ開度指令１１ａを出力する流量指示調節計３
８とが設けられており、又、前記ミル７には、ミル出口
温度１２ａを計測するミル出口温度計１２が設けられて
いる。
予熱器２で加熱される一次空気の流量を調整するミル熱
空気ダンパ８と、前記空気予熱器２をバイパスする一次
空気の流量を調整するミル冷空気ダンパ９とが設けら
れ、前記ミル熱空気ダンパ８とミル冷空気ダンパ９の開
度調整を行うことにより、ミル７へ供給される一次空気
の温度を調節し得るようになっており、更にその下流側
には、ミル７へ供給される一次空気の流量を調整するミ
ル一次空気ダンパ１０と、ミル７へ供給される一次空気
の流量を流量検出器１１で計測し、且つミル一次空気ダ
ンパ１０へ開度指令１１ａを出力する流量指示調節計３
８とが設けられており、又、前記ミル７には、ミル出口
温度１２ａを計測するミル出口温度計１２が設けられて
いる。
【０００４】前記ミル７の一次空気の温度の制御系は、
図３に示される如く、ミル出口温度計１２で計測された
ミル出口温度１２ａと、設定器１３に設定されたミル出
口温度設定値１３ａとの差を求めてミル出口温度偏差１
４を出力する減算器１５と、該減算器１５から出力され
るミル出口温度偏差１４を比例積分処理して該ミル出口
温度偏差１４が０となるよう前記ミル熱空気ダンパ８と
ミル冷空気ダンパ９へ開度補正指令１６を出力する比例
積分調節器１７とを備えてなる構成を有している。
図３に示される如く、ミル出口温度計１２で計測された
ミル出口温度１２ａと、設定器１３に設定されたミル出
口温度設定値１３ａとの差を求めてミル出口温度偏差１
４を出力する減算器１５と、該減算器１５から出力され
るミル出口温度偏差１４を比例積分処理して該ミル出口
温度偏差１４が０となるよう前記ミル熱空気ダンパ８と
ミル冷空気ダンパ９へ開度補正指令１６を出力する比例
積分調節器１７とを備えてなる構成を有している。
【０００５】又、前記ミル７の一次空気の流量の制御系
は、図３に示される如く、ボイラ負荷指令（ＭＷＤ）に
基づく燃焼用指令に応じて出力される給炭機指令１８が
変化した場合に、該給炭機指令１８の変化に対し、予め
設定した時間遅れが生じるよう追従させて給炭機指令１
８’を出力し、突変を抑えて外乱を除去するための一次
遅れ器１９と、該一次遅れ器１９から出力される給炭機
指令１８’に基づき微粉炭を搬送するために必要な一次
空気流量２０を求めて出力する関数発生器２１と、オペ
レータにより必要に応じて手動操作され且つ前記関数発
生器２１から出力される一次空気流量２０を微調整する
ためのバイアス信号２２ａを出力する一次空気流量バイ
アス設定器２２と、前記関数発生器２１から出力される
一次空気流量２０に対し一次空気流量バイアス設定器２
２から出力されるバイアス信号２２ａを加算し、前記流
量指示調節計３８へ一次空気流量指令２３を出力する加
算器２４とを備えてなる構成を有している。
は、図３に示される如く、ボイラ負荷指令（ＭＷＤ）に
基づく燃焼用指令に応じて出力される給炭機指令１８が
変化した場合に、該給炭機指令１８の変化に対し、予め
設定した時間遅れが生じるよう追従させて給炭機指令１
８’を出力し、突変を抑えて外乱を除去するための一次
遅れ器１９と、該一次遅れ器１９から出力される給炭機
指令１８’に基づき微粉炭を搬送するために必要な一次
空気流量２０を求めて出力する関数発生器２１と、オペ
レータにより必要に応じて手動操作され且つ前記関数発
生器２１から出力される一次空気流量２０を微調整する
ためのバイアス信号２２ａを出力する一次空気流量バイ
アス設定器２２と、前記関数発生器２１から出力される
一次空気流量２０に対し一次空気流量バイアス設定器２
２から出力されるバイアス信号２２ａを加算し、前記流
量指示調節計３８へ一次空気流量指令２３を出力する加
算器２４とを備えてなる構成を有している。
【０００６】尚、前記関数発生器２１には、図４に示さ
れるような関数が入力されており、該関数は、前記給炭
機指令１８’が０からある値までは一次空気流量２０を
一定レベルに保持し、給炭機指令１８’がある値以上の
範囲においては、給炭機指令１８’の増減に対し略比例
させて一次空気流量２０を増減させることを表わしてい
る。
れるような関数が入力されており、該関数は、前記給炭
機指令１８’が０からある値までは一次空気流量２０を
一定レベルに保持し、給炭機指令１８’がある値以上の
範囲においては、給炭機指令１８’の増減に対し略比例
させて一次空気流量２０を増減させることを表わしてい
る。
【０００７】石炭焚ボイラ設備の運転時には、ミル出口
温度計１２によってミル出口温度１２ａが計測され、減
算器１５において前記ミル出口温度計１２で計測された
ミル出口温度１２ａと設定器１３に設定されたミル出口
温度設定値１３ａとの差が求められてミル出口温度偏差
１４が比例積分調節器１７へ出力され、該比例積分調節
器１７において、前記減算器１５から出力されるミル出
口温度偏差１４が比例積分処理されて該ミル出口温度偏
差１４が０となるようミル熱空気ダンパ８とミル冷空気
ダンパ９へ開度補正指令１６が出力され、ミル熱空気ダ
ンパ８とミル冷空気ダンパ９の開度が調整されて、ミル
７へ供給される一次空気の温度が調節され、これによ
り、ミル出口温度１２ａがミル出口温度設定値１３ａに
保持されるようミル出口温度制御が行われる。
温度計１２によってミル出口温度１２ａが計測され、減
算器１５において前記ミル出口温度計１２で計測された
ミル出口温度１２ａと設定器１３に設定されたミル出口
温度設定値１３ａとの差が求められてミル出口温度偏差
１４が比例積分調節器１７へ出力され、該比例積分調節
器１７において、前記減算器１５から出力されるミル出
口温度偏差１４が比例積分処理されて該ミル出口温度偏
差１４が０となるようミル熱空気ダンパ８とミル冷空気
ダンパ９へ開度補正指令１６が出力され、ミル熱空気ダ
ンパ８とミル冷空気ダンパ９の開度が調整されて、ミル
７へ供給される一次空気の温度が調節され、これによ
り、ミル出口温度１２ａがミル出口温度設定値１３ａに
保持されるようミル出口温度制御が行われる。
【０００８】又、給炭機指令１８が一次遅れ器１９を介
して給炭機指令１８’として関数発生器２１へ入力さ
れ、該関数発生器２１において給炭機指令１８’に基づ
き微粉炭を搬送するために必要な一次空気流量２０が求
められて加算器２４へ出力され、該加算器２４において
前記一次空気流量２０に対し一次空気流量バイアス設定
器２２からのバイアス信号２２ａが必要に応じて加算さ
れ、一次空気流量指令２３として流量指示調節計３８へ
出力され、流量検出器１１で計測される実際の一次空気
流量が前記一次空気流量指令２３と合致するよう、ミル
一次空気ダンパ１０へ開度指令１１ａが出力され、ミル
一次空気ダンパ１０の開度が調整されて、ミル７へ供給
される一次空気の流量が調節される。
して給炭機指令１８’として関数発生器２１へ入力さ
れ、該関数発生器２１において給炭機指令１８’に基づ
き微粉炭を搬送するために必要な一次空気流量２０が求
められて加算器２４へ出力され、該加算器２４において
前記一次空気流量２０に対し一次空気流量バイアス設定
器２２からのバイアス信号２２ａが必要に応じて加算さ
れ、一次空気流量指令２３として流量指示調節計３８へ
出力され、流量検出器１１で計測される実際の一次空気
流量が前記一次空気流量指令２３と合致するよう、ミル
一次空気ダンパ１０へ開度指令１１ａが出力され、ミル
一次空気ダンパ１０の開度が調整されて、ミル７へ供給
される一次空気の流量が調節される。
【０００９】尚、図３には、ボイラ３の火炉４に一本の
バーナ５と一台のミル７しか図示していないが、実際に
は、複数本（五〜六本）のバーナ５とそれに対応した複
数台（五〜六台）のミル７が設けられている。
バーナ５と一台のミル７しか図示していないが、実際に
は、複数本（五〜六本）のバーナ５とそれに対応した複
数台（五〜六台）のミル７が設けられている。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】前述の如き石炭焚ボイ
ラ設備の場合、ミル７に水分の多い石炭が供給された場
合、水分の少ない石炭と比較すると、ミル出口温度１２
ａをミル出口温度設定値１３ａに保持しようとして、ミ
ル熱空気ダンパ８の開度が広げられ且つミル冷空気ダン
パ９の開度が絞られ、空気予熱器２で加熱された高温の
一次空気の流量が増加するが、従来においては、ミル入
口空気温度に関しては成り行き任せとなっており、この
結果、ミル入口空気温度が上昇してミル７内の温度が異
常上昇し、ミル７内の石炭が発火する虞れがあった。
ラ設備の場合、ミル７に水分の多い石炭が供給された場
合、水分の少ない石炭と比較すると、ミル出口温度１２
ａをミル出口温度設定値１３ａに保持しようとして、ミ
ル熱空気ダンパ８の開度が広げられ且つミル冷空気ダン
パ９の開度が絞られ、空気予熱器２で加熱された高温の
一次空気の流量が増加するが、従来においては、ミル入
口空気温度に関しては成り行き任せとなっており、この
結果、ミル入口空気温度が上昇してミル７内の温度が異
常上昇し、ミル７内の石炭が発火する虞れがあった。
【００１１】本発明は、斯かる実情に鑑み、ミルに水分
の多い石炭が供給された場合においても、ミル入口空気
温度の上昇を抑制して略一定に保持し得、ミル内の温度
が異常上昇することを防止でき、ミル内の石炭が発火す
ることを防止し得る石炭焚ボイラ設備におけるミルの一
次空気制御方法を提供しようとするものである。
の多い石炭が供給された場合においても、ミル入口空気
温度の上昇を抑制して略一定に保持し得、ミル内の温度
が異常上昇することを防止でき、ミル内の石炭が発火す
ることを防止し得る石炭焚ボイラ設備におけるミルの一
次空気制御方法を提供しようとするものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明は、ミル出口温度
とミル出口温度設定値との差に応じてミル熱空気ダンパ
とミル冷空気ダンパの開度調整を行うことにより、ミル
へ供給される一次空気の温度を調節すると共に、給炭機
指令に応じてミル一次空気ダンパの開度調整を行うこと
により、ミルへ供給される一次空気の流量を調節する石
炭焚ボイラ設備におけるミルの一次空気制御方法であっ
て、ミル入口空気温度がミル入口空気温度設定値より高
く且つミル入口空気温度偏差が規定値以上となった場合
に、一旦ミル熱空気ダンパとミル冷空気ダンパの開度調
整を中止してミル出口温度制御を中止すると共に、前記
ミル入口空気温度偏差に応じてミル一次空気ダンパの開
度を増加させ、ミルへ供給される一次空気流量を増加さ
せることを特徴とする石炭焚ボイラ設備におけるミルの
一次空気制御方法にかかるものである。
とミル出口温度設定値との差に応じてミル熱空気ダンパ
とミル冷空気ダンパの開度調整を行うことにより、ミル
へ供給される一次空気の温度を調節すると共に、給炭機
指令に応じてミル一次空気ダンパの開度調整を行うこと
により、ミルへ供給される一次空気の流量を調節する石
炭焚ボイラ設備におけるミルの一次空気制御方法であっ
て、ミル入口空気温度がミル入口空気温度設定値より高
く且つミル入口空気温度偏差が規定値以上となった場合
に、一旦ミル熱空気ダンパとミル冷空気ダンパの開度調
整を中止してミル出口温度制御を中止すると共に、前記
ミル入口空気温度偏差に応じてミル一次空気ダンパの開
度を増加させ、ミルへ供給される一次空気流量を増加さ
せることを特徴とする石炭焚ボイラ設備におけるミルの
一次空気制御方法にかかるものである。
【００１３】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
られる。
【００１４】石炭焚ボイラ設備の運転時には、ミル出口
温度とミル出口温度設定値との差に応じてミル熱空気ダ
ンパとミル冷空気ダンパの開度調整を行うことにより、
ミルへ供給される一次空気の温度が調節されると共に、
給炭機指令に応じてミル一次空気ダンパの開度調整を行
うことにより、ミルへ供給される一次空気の流量が調節
される。
温度とミル出口温度設定値との差に応じてミル熱空気ダ
ンパとミル冷空気ダンパの開度調整を行うことにより、
ミルへ供給される一次空気の温度が調節されると共に、
給炭機指令に応じてミル一次空気ダンパの開度調整を行
うことにより、ミルへ供給される一次空気の流量が調節
される。
【００１５】ここで、ミルに水分の多い石炭が供給され
た場合に、ミル出口温度をミル出口温度設定値に保持し
ようとして、ミル熱空気ダンパの開度が広げられ且つミ
ル冷空気ダンパの開度が絞られ、高温の一次空気の流量
が増加するが、本発明においては、ミル入口空気温度は
成り行き任せではなくミル入口空気温度設定値と比較さ
れ、ミル入口空気温度がミル入口空気温度設定値より高
く且つミル入口空気温度偏差が規定値以上となった場合
には、一旦ミル熱空気ダンパとミル冷空気ダンパの開度
調整が中止されてミル出口温度制御が中止されると共
に、前記ミル入口空気温度偏差に応じてミル一次空気ダ
ンパの開度が増加され、ミルへ供給される一次空気流量
が増加されることとなる。
た場合に、ミル出口温度をミル出口温度設定値に保持し
ようとして、ミル熱空気ダンパの開度が広げられ且つミ
ル冷空気ダンパの開度が絞られ、高温の一次空気の流量
が増加するが、本発明においては、ミル入口空気温度は
成り行き任せではなくミル入口空気温度設定値と比較さ
れ、ミル入口空気温度がミル入口空気温度設定値より高
く且つミル入口空気温度偏差が規定値以上となった場合
には、一旦ミル熱空気ダンパとミル冷空気ダンパの開度
調整が中止されてミル出口温度制御が中止されると共
に、前記ミル入口空気温度偏差に応じてミル一次空気ダ
ンパの開度が増加され、ミルへ供給される一次空気流量
が増加されることとなる。
【００１６】前記ミル出口温度制御が中止された状態
で、ミルへ供給される一次空気流量が増加されると、ミ
ル入口空気温度の上昇が抑制されて略一定に保持され、
ミルに対して高い温度の空気が少量入れられるのではな
く、低い温度の空気が大量に入れられる形となり、ミル
内の温度が異常上昇せず、ミル内の石炭が発火すること
もなく、ミル内の粗粉循環量が増加されると共に、ミル
内の保有熱量も増加し、水分処理能力を上げることが可
能となり、ミル出口温度も出やすくなる。
で、ミルへ供給される一次空気流量が増加されると、ミ
ル入口空気温度の上昇が抑制されて略一定に保持され、
ミルに対して高い温度の空気が少量入れられるのではな
く、低い温度の空気が大量に入れられる形となり、ミル
内の温度が異常上昇せず、ミル内の石炭が発火すること
もなく、ミル内の粗粉循環量が増加されると共に、ミル
内の保有熱量も増加し、水分処理能力を上げることが可
能となり、ミル出口温度も出やすくなる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
例と共に説明する。
【００１８】図１は本発明を実施する形態の一例であっ
て、図中、図３と同一の符号を付した部分は同一物を表
わしており、基本的な構成は図３に示す従来のものと同
様であるが、本図示例の特徴とするところは、図１に示
す如く、ミル７の入口側に、ミル入口空気温度２５ａを
計測するミル入口空気温度計２５を設け、ミル入口空気
温度計２５で計測されたミル入口空気温度２５ａと、設
定器２６に設定されたミル入口空気温度設定値２６ａと
の差を求めてミル入口空気温度偏差２７を出力する減算
器２８と、該減算器２８から出力されるミル入口空気温
度偏差２７に基づき一次空気流量２０の増加分としての
バイアス量２９を求めて出力する関数発生器３０と、該
関数発生器３０から出力されるバイアス量２９が変化し
た場合に、その変化率を設定値以下の範囲内に制限する
処理を行ってバイアス量２９’を加算器２４へ出力する
変化率制限器３１と、前記減算器２８から出力されるミ
ル入口空気温度偏差２７が規定値以上となった場合にミ
ル入口空気温度高検出信号３２を出力する検出器３３
と、通常のミル出口温度制御時には減算器１５から出力
されるミル出口温度偏差１４をそのまま信号３４として
比例積分調節器１７へ出力する（ｂ→ｃへ切り換えられ
る）一方、前記検出器３３からミル入口空気温度高検出
信号３２が出力された場合には設定器３５から出力され
る０の信号３６を信号３４として比例積分調節器１７へ
出力する（ａ→ｃへ切り換えられる）切換リレー３７と
を追加装備し、ミル入口空気温度２５ａがミル入口空気
温度設定値２６ａより高く且つミル入口空気温度偏差２
７が規定値以上となった場合に、一旦ミル熱空気ダンパ
８とミル冷空気ダンパ９の開度調整を中止してミル出口
温度制御を中止すると共に、前記ミル入口空気温度偏差
２７に応じてミル一次空気ダンパ１０の開度を増加さ
せ、ミル７へ供給される一次空気流量２０を増加させる
よう構成した点にある。
て、図中、図３と同一の符号を付した部分は同一物を表
わしており、基本的な構成は図３に示す従来のものと同
様であるが、本図示例の特徴とするところは、図１に示
す如く、ミル７の入口側に、ミル入口空気温度２５ａを
計測するミル入口空気温度計２５を設け、ミル入口空気
温度計２５で計測されたミル入口空気温度２５ａと、設
定器２６に設定されたミル入口空気温度設定値２６ａと
の差を求めてミル入口空気温度偏差２７を出力する減算
器２８と、該減算器２８から出力されるミル入口空気温
度偏差２７に基づき一次空気流量２０の増加分としての
バイアス量２９を求めて出力する関数発生器３０と、該
関数発生器３０から出力されるバイアス量２９が変化し
た場合に、その変化率を設定値以下の範囲内に制限する
処理を行ってバイアス量２９’を加算器２４へ出力する
変化率制限器３１と、前記減算器２８から出力されるミ
ル入口空気温度偏差２７が規定値以上となった場合にミ
ル入口空気温度高検出信号３２を出力する検出器３３
と、通常のミル出口温度制御時には減算器１５から出力
されるミル出口温度偏差１４をそのまま信号３４として
比例積分調節器１７へ出力する（ｂ→ｃへ切り換えられ
る）一方、前記検出器３３からミル入口空気温度高検出
信号３２が出力された場合には設定器３５から出力され
る０の信号３６を信号３４として比例積分調節器１７へ
出力する（ａ→ｃへ切り換えられる）切換リレー３７と
を追加装備し、ミル入口空気温度２５ａがミル入口空気
温度設定値２６ａより高く且つミル入口空気温度偏差２
７が規定値以上となった場合に、一旦ミル熱空気ダンパ
８とミル冷空気ダンパ９の開度調整を中止してミル出口
温度制御を中止すると共に、前記ミル入口空気温度偏差
２７に応じてミル一次空気ダンパ１０の開度を増加さ
せ、ミル７へ供給される一次空気流量２０を増加させる
よう構成した点にある。
【００１９】尚、前記関数発生器３０には、図２に示さ
れるような関数が入力されており、該関数は、前記ミル
入口空気温度偏差２７がプラスのある値より小さい場合
にはバイアス量２９を０とし、ミル入口空気温度偏差２
７がプラスのある値以上の範囲においては、ミル入口空
気温度偏差２７の増減に対し略比例させてバイアス量２
９を増減させることを表わしている。
れるような関数が入力されており、該関数は、前記ミル
入口空気温度偏差２７がプラスのある値より小さい場合
にはバイアス量２９を０とし、ミル入口空気温度偏差２
７がプラスのある値以上の範囲においては、ミル入口空
気温度偏差２７の増減に対し略比例させてバイアス量２
９を増減させることを表わしている。
【００２０】次に、上記図示例の作動を説明する。
【００２１】石炭焚ボイラ設備の運転時には、ミル出口
温度計１２によってミル出口温度１２ａが計測され、減
算器１５において前記ミル出口温度計１２で計測された
ミル出口温度１２ａと設定器１３に設定されたミル出口
温度設定値１３ａとの差が求められてミル出口温度偏差
１４が切換リレー３７（ｂ→ｃへ切り換えられている）
を介して信号３４として比例積分調節器１７へ出力さ
れ、該比例積分調節器１７において、前記減算器１５か
ら出力されるミル出口温度偏差１４（切換リレー３７か
らの信号３４）が比例積分処理されて該ミル出口温度偏
差１４が０となるようミル熱空気ダンパ８とミル冷空気
ダンパ９へ開度補正指令１６が出力され、ミル熱空気ダ
ンパ８とミル冷空気ダンパ９の開度が調整されて、ミル
７へ供給される一次空気の温度が調節され、これによ
り、ミル出口温度１２ａがミル出口温度設定値１３ａに
保持されるようミル出口温度制御が行われる。
温度計１２によってミル出口温度１２ａが計測され、減
算器１５において前記ミル出口温度計１２で計測された
ミル出口温度１２ａと設定器１３に設定されたミル出口
温度設定値１３ａとの差が求められてミル出口温度偏差
１４が切換リレー３７（ｂ→ｃへ切り換えられている）
を介して信号３４として比例積分調節器１７へ出力さ
れ、該比例積分調節器１７において、前記減算器１５か
ら出力されるミル出口温度偏差１４（切換リレー３７か
らの信号３４）が比例積分処理されて該ミル出口温度偏
差１４が０となるようミル熱空気ダンパ８とミル冷空気
ダンパ９へ開度補正指令１６が出力され、ミル熱空気ダ
ンパ８とミル冷空気ダンパ９の開度が調整されて、ミル
７へ供給される一次空気の温度が調節され、これによ
り、ミル出口温度１２ａがミル出口温度設定値１３ａに
保持されるようミル出口温度制御が行われる。
【００２２】又、給炭機指令１８が一次遅れ器１９を介
して給炭機指令１８’として関数発生器２１へ入力さ
れ、該関数発生器２１において給炭機指令１８’に基づ
き微粉炭を搬送するために必要な一次空気流量２０が求
められて加算器２４へ出力される一方、ミル入口空気温
度計２５によってミル入口空気温度２５ａが計測され、
減算器２８において前記ミル入口空気温度計２５で計測
されたミル入口空気温度２５ａと設定器２６に設定され
たミル入口空気温度設定値２６ａとの差が求められてミ
ル入口空気温度偏差２７が関数発生器３０へ出力され、
ここで、前記ミル入口空気温度２５ａがミル入口空気温
度設定値２６ａより高く且つミル入口空気温度偏差２７
が規定値以上となっている場合には、検出器３３から切
換リレー３７へミル入口空気温度高検出信号３２が出力
され、切換リレー３７がｂ→ｃの状態からａ→ｃへ切り
換えられ、設定器３５から出力される０の信号３６が信
号３４として比例積分調節器１７へ出力され、一旦ミル
熱空気ダンパ８とミル冷空気ダンパ９の開度調整が中止
されてミル出口温度制御が中止され、前記関数発生器３
０において減算器２８から出力されるミル入口空気温度
偏差２７に基づき一次空気流量２０の増加分としてのバ
イアス量２９が求められて変化率制限器３１へ出力さ
れ、該変化率制限器３１において、バイアス量２９の変
化率を設定値以下の範囲内に制限する処理が行われてバ
イアス量２９’が前記加算器２４へ出力され、該加算器
２４において前記一次空気流量２０に対し一次空気流量
バイアス設定器２２からのバイアス信号２２ａが必要に
応じて加算されると共に、前記変化率制限器３１からの
バイアス量２９’が加算され、一次空気流量指令２３と
して流量指示調節計３８へ出力され、該流量指示調節計
３８の流量検出器１１で計測される実際の一次空気流量
が前記一次空気流量指令２３と合致するよう、ミル一次
空気ダンパ１０へ開度指令１１ａが出力され、ミル一次
空気ダンパ１０の開度が調整されて、ミル７へ供給され
る一次空気の流量が調節される。
して給炭機指令１８’として関数発生器２１へ入力さ
れ、該関数発生器２１において給炭機指令１８’に基づ
き微粉炭を搬送するために必要な一次空気流量２０が求
められて加算器２４へ出力される一方、ミル入口空気温
度計２５によってミル入口空気温度２５ａが計測され、
減算器２８において前記ミル入口空気温度計２５で計測
されたミル入口空気温度２５ａと設定器２６に設定され
たミル入口空気温度設定値２６ａとの差が求められてミ
ル入口空気温度偏差２７が関数発生器３０へ出力され、
ここで、前記ミル入口空気温度２５ａがミル入口空気温
度設定値２６ａより高く且つミル入口空気温度偏差２７
が規定値以上となっている場合には、検出器３３から切
換リレー３７へミル入口空気温度高検出信号３２が出力
され、切換リレー３７がｂ→ｃの状態からａ→ｃへ切り
換えられ、設定器３５から出力される０の信号３６が信
号３４として比例積分調節器１７へ出力され、一旦ミル
熱空気ダンパ８とミル冷空気ダンパ９の開度調整が中止
されてミル出口温度制御が中止され、前記関数発生器３
０において減算器２８から出力されるミル入口空気温度
偏差２７に基づき一次空気流量２０の増加分としてのバ
イアス量２９が求められて変化率制限器３１へ出力さ
れ、該変化率制限器３１において、バイアス量２９の変
化率を設定値以下の範囲内に制限する処理が行われてバ
イアス量２９’が前記加算器２４へ出力され、該加算器
２４において前記一次空気流量２０に対し一次空気流量
バイアス設定器２２からのバイアス信号２２ａが必要に
応じて加算されると共に、前記変化率制限器３１からの
バイアス量２９’が加算され、一次空気流量指令２３と
して流量指示調節計３８へ出力され、該流量指示調節計
３８の流量検出器１１で計測される実際の一次空気流量
が前記一次空気流量指令２３と合致するよう、ミル一次
空気ダンパ１０へ開度指令１１ａが出力され、ミル一次
空気ダンパ１０の開度が調整されて、ミル７へ供給され
る一次空気の流量が調節される。
【００２３】この結果、ミル７に水分の多い石炭が供給
された場合に、ミル出口温度１２ａをミル出口温度設定
値１３ａに保持しようとして、ミル熱空気ダンパ８の開
度が広げられ且つミル冷空気ダンパ９の開度が絞られ、
空気予熱器２で加熱された高温の一次空気の流量が増加
するが、本図示例においては、ミル入口空気温度２５ａ
は成り行き任せではなくミル入口空気温度設定値２６ａ
と比較され、ミル入口空気温度２５ａがミル入口空気温
度設定値２６ａより高く且つミル入口空気温度偏差２７
が規定値以上となった場合には、一旦ミル熱空気ダンパ
８とミル冷空気ダンパ９の開度調整が中止されてミル出
口温度制御が中止されると共に、前記ミル入口空気温度
偏差２７に応じてミル一次空気ダンパ１０の開度が増加
され、ミル７へ供給される一次空気流量２０が増加され
ることとなる。
された場合に、ミル出口温度１２ａをミル出口温度設定
値１３ａに保持しようとして、ミル熱空気ダンパ８の開
度が広げられ且つミル冷空気ダンパ９の開度が絞られ、
空気予熱器２で加熱された高温の一次空気の流量が増加
するが、本図示例においては、ミル入口空気温度２５ａ
は成り行き任せではなくミル入口空気温度設定値２６ａ
と比較され、ミル入口空気温度２５ａがミル入口空気温
度設定値２６ａより高く且つミル入口空気温度偏差２７
が規定値以上となった場合には、一旦ミル熱空気ダンパ
８とミル冷空気ダンパ９の開度調整が中止されてミル出
口温度制御が中止されると共に、前記ミル入口空気温度
偏差２７に応じてミル一次空気ダンパ１０の開度が増加
され、ミル７へ供給される一次空気流量２０が増加され
ることとなる。
【００２４】前記ミル出口温度制御が中止された状態
で、ミル７へ供給される一次空気流量２０が増加される
と、ミル入口空気温度２５ａの上昇が抑制されて略一定
に保持され、ミル７に対して高い温度の空気が少量入れ
られるのではなく、低い温度の空気が大量に入れられる
形となり、ミル７内の温度が異常上昇せず、ミル７内の
石炭が発火することもなく、ミル７内の粗粉循環量が増
加されると共に、ミル７内の保有熱量も増加し、水分処
理能力を上げることが可能となり、ミル出口温度１２ａ
も出やすくなる。
で、ミル７へ供給される一次空気流量２０が増加される
と、ミル入口空気温度２５ａの上昇が抑制されて略一定
に保持され、ミル７に対して高い温度の空気が少量入れ
られるのではなく、低い温度の空気が大量に入れられる
形となり、ミル７内の温度が異常上昇せず、ミル７内の
石炭が発火することもなく、ミル７内の粗粉循環量が増
加されると共に、ミル７内の保有熱量も増加し、水分処
理能力を上げることが可能となり、ミル出口温度１２ａ
も出やすくなる。
【００２５】こうして、ミル７に水分の多い石炭が供給
された場合においても、ミル入口空気温度２５ａの上昇
を抑制して略一定に保持し得、ミル７内の温度が異常上
昇することを防止でき、ミル７内の石炭が発火すること
を防止し得る。
された場合においても、ミル入口空気温度２５ａの上昇
を抑制して略一定に保持し得、ミル７内の温度が異常上
昇することを防止でき、ミル７内の石炭が発火すること
を防止し得る。
【００２６】尚、本発明の石炭焚ボイラ設備におけるミ
ルの一次空気制御方法は、上述の図示例にのみ限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ることは勿論である。
ルの一次空気制御方法は、上述の図示例にのみ限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ることは勿論である。
【００２７】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の石炭焚ボ
イラ設備におけるミルの一次空気制御方法によれば、ミ
ルに水分の多い石炭が供給された場合においても、ミル
入口空気温度の上昇を抑制して略一定に保持し得、ミル
内の温度が異常上昇することを防止でき、ミル内の石炭
が発火することを防止し得るという優れた効果を奏し得
る。
イラ設備におけるミルの一次空気制御方法によれば、ミ
ルに水分の多い石炭が供給された場合においても、ミル
入口空気温度の上昇を抑制して略一定に保持し得、ミル
内の温度が異常上昇することを防止でき、ミル内の石炭
が発火することを防止し得るという優れた効果を奏し得
る。
【図１】本発明を実施する形態の一例の全体概要構成図
である。
である。
【図２】図１に示される関数発生器３０に設定されてい
る関数を表わす線図である。
る関数を表わす線図である。
【図３】従来例の全体概要構成図である。
【図４】図１及び図３に示される関数発生器２１に設定
されている関数を表わす線図である。
されている関数を表わす線図である。
３ ボイラ ７ ミル ８ ミル熱空気ダンパ ９ ミル冷空気ダンパ １０ ミル一次空気ダンパ １１ 流量検出器 １２ ミル出口温度計 １２ａ ミル出口温度 １３ａ ミル出口温度設定値 １４ ミル出口温度偏差 １８ 給炭機指令 ２０ 一次空気流量 ２３ 一次空気流量指令 ２５ ミル入口空気温度計 ２５ａ ミル入口空気温度 ２６ａ ミル入口空気温度設定値 ２７ ミル入口空気温度偏差 ２９ バイアス量 ３２ ミル入口空気温度高検出信号 ３３ 検出器 ３７ 切換リレー
Claims (1)
- 【請求項１】 ミル出口温度とミル出口温度設定値との
差に応じてミル熱空気ダンパとミル冷空気ダンパの開度
調整を行うことにより、ミルへ供給される一次空気の温
度を調節すると共に、給炭機指令に応じてミル一次空気
ダンパの開度調整を行うことにより、ミルへ供給される
一次空気の流量を調節する石炭焚ボイラ設備におけるミ
ルの一次空気制御方法であって、 ミル入口空気温度がミル入口空気温度設定値より高く且
つミル入口空気温度偏差が規定値以上となった場合に、
一旦ミル熱空気ダンパとミル冷空気ダンパの開度調整を
中止してミル出口温度制御を中止すると共に、前記ミル
入口空気温度偏差に応じてミル一次空気ダンパの開度を
増加させ、ミルへ供給される一次空気流量を増加させる
ことを特徴とする石炭焚ボイラ設備におけるミルの一次
空気制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8645397A JPH10281453A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 石炭焚ボイラ設備におけるミルの一次空気制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8645397A JPH10281453A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 石炭焚ボイラ設備におけるミルの一次空気制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10281453A true JPH10281453A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=13887363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8645397A Pending JPH10281453A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 石炭焚ボイラ設備におけるミルの一次空気制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10281453A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006102666A (ja) * | 2004-10-06 | 2006-04-20 | Babcock Hitachi Kk | ミル装置ならびにそれを備えた石炭焚ボイラ設備 |
| JP2018123993A (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ボイラシステム、および、ボイラシステムの運転方法 |
| CN114471927A (zh) * | 2022-03-08 | 2022-05-13 | 苏州西热节能环保技术有限公司 | 一种磨煤机入口一次风门开度控制方法 |
-
1997
- 1997-04-04 JP JP8645397A patent/JPH10281453A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006102666A (ja) * | 2004-10-06 | 2006-04-20 | Babcock Hitachi Kk | ミル装置ならびにそれを備えた石炭焚ボイラ設備 |
| JP4638708B2 (ja) * | 2004-10-06 | 2011-02-23 | バブコック日立株式会社 | ミル装置ならびにそれを備えた石炭焚ボイラ設備 |
| JP2018123993A (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ボイラシステム、および、ボイラシステムの運転方法 |
| CN114471927A (zh) * | 2022-03-08 | 2022-05-13 | 苏州西热节能环保技术有限公司 | 一种磨煤机入口一次风门开度控制方法 |
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