JPH10281176A - クラッチレリーズ軸受装置 - Google Patents
クラッチレリーズ軸受装置Info
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- JPH10281176A JPH10281176A JP10097004A JP9700498A JPH10281176A JP H10281176 A JPH10281176 A JP H10281176A JP 10097004 A JP10097004 A JP 10097004A JP 9700498 A JP9700498 A JP 9700498A JP H10281176 A JPH10281176 A JP H10281176A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/12—Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
- F16D23/14—Clutch-actuating sleeves or bearings; Actuating members directly connected to clutch-actuating sleeves or bearings
- F16D23/142—Clutch-actuating sleeves or bearings; Actuating members directly connected to clutch-actuating sleeves or bearings with a resilient member acting radially between the bearing and its guide means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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- F16D23/12—Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/10—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for axial load mainly
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽量化、小型化、取扱い容易化のできる耐摩
耗性プレートをもつクラッチレリーズ軸受を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 接触フィンガ25をもつ制御部材を支え
る一つの面が形成されたラジアルフランジ4及び管状部
3を有する操作要素2上に組み込まれるころがり軸受1
を備え、上記面に配され薄い金属板で作られたほぼ平坦
なディスクの形をなす耐摩耗性プレートが上記ラジアル
フランジに取りつけられているものにおいて、耐摩耗性
プレートは操作要素上に捕捉手段を有し、該手段は操作
要素に対して上記耐摩耗性プレートを軸線方向に直接係
止させることが可能となっており、接触域を形成する操
作要素の一部と協働して端部24を有する弾性変形可能
な捕捉タブ23の形態となっている。
耗性プレートをもつクラッチレリーズ軸受を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 接触フィンガ25をもつ制御部材を支え
る一つの面が形成されたラジアルフランジ4及び管状部
3を有する操作要素2上に組み込まれるころがり軸受1
を備え、上記面に配され薄い金属板で作られたほぼ平坦
なディスクの形をなす耐摩耗性プレートが上記ラジアル
フランジに取りつけられているものにおいて、耐摩耗性
プレートは操作要素上に捕捉手段を有し、該手段は操作
要素に対して上記耐摩耗性プレートを軸線方向に直接係
止させることが可能となっており、接触域を形成する操
作要素の一部と協働して端部24を有する弾性変形可能
な捕捉タブ23の形態となっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クラッチレリーズ
軸受、特に、クラッチレリーズフォークのような制御部
材の作動のもとに、ガイドチューブ上を動くことのでき
る操作要素を有する類の自動車のためのものであって、
スラスト軸受がその回転軌道輪を介してダイアフラム等
のクラッチレリーズ装置に作用するようになっており、
該スラスト軸受がその非回転軌道輪を介して操作要素の
ラジアル面に対して軸方向で荷重を支持するようなクラ
ッチレリーズ軸受に関する。
軸受、特に、クラッチレリーズフォークのような制御部
材の作動のもとに、ガイドチューブ上を動くことのでき
る操作要素を有する類の自動車のためのものであって、
スラスト軸受がその回転軌道輪を介してダイアフラム等
のクラッチレリーズ装置に作用するようになっており、
該スラスト軸受がその非回転軌道輪を介して操作要素の
ラジアル面に対して軸方向で荷重を支持するようなクラ
ッチレリーズ軸受に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】操作要
素は管状部とラジアルフランジとを有し、管状部はガイ
ドチューブ上を滑動するようにし、ラジアルフランジ
は、一方ではスラストころ軸受のためのラジアル受面と
して作用し、他方では、例えばフォークのフィンガのよ
うな制御部材のためのラジアル受面として作用すること
ができる。
素は管状部とラジアルフランジとを有し、管状部はガイ
ドチューブ上を滑動するようにし、ラジアルフランジ
は、一方ではスラストころ軸受のためのラジアル受面と
して作用し、他方では、例えばフォークのフィンガのよ
うな制御部材のためのラジアル受面として作用すること
ができる。
【0003】操作要素は、しばしば、ガラス繊維が添加
されたプラスチック等の合成樹脂で作られるので、熱処
理によって硬化された金属板製の耐摩耗性プレートがラ
ジアルフランジの背面に取りつけられる。このプレート
はフォークのフィンガが支持される操作要素上での摩耗
を抑制でき、このフィンガは軸受に代えフランジ上で耐
摩耗性プレートに支持されるようになる。
されたプラスチック等の合成樹脂で作られるので、熱処
理によって硬化された金属板製の耐摩耗性プレートがラ
ジアルフランジの背面に取りつけられる。このプレート
はフォークのフィンガが支持される操作要素上での摩耗
を抑制でき、このフィンガは軸受に代えフランジ上で耐
摩耗性プレートに支持されるようになる。
【0004】操作要素が耐摩耗性プレートを有している
ようなクラッチレリーズ軸受は、例えばFR−A−2,
001,617にて知られている。このスラスト軸受は
スリーブ体と金属ブッシュとを有している。金属板製の
ブッシュの製作工程は、一部分がモールド工程の前にな
される。スリーブ体はブッシュにオーバモールドされ
る。最後に、ブッシュの自由端が最終工程として折り曲
げられる。製造そして組込工程は、したがって、多くの
工程を要するために比較的複雑となると共に取り扱い、
輸送そして保管管理に関し追加的な経費がかかる。
ようなクラッチレリーズ軸受は、例えばFR−A−2,
001,617にて知られている。このスラスト軸受は
スリーブ体と金属ブッシュとを有している。金属板製の
ブッシュの製作工程は、一部分がモールド工程の前にな
される。スリーブ体はブッシュにオーバモールドされ
る。最後に、ブッシュの自由端が最終工程として折り曲
げられる。製造そして組込工程は、したがって、多くの
工程を要するために比較的複雑となると共に取り扱い、
輸送そして保管管理に関し追加的な経費がかかる。
【0005】操作要素のラジアル面の背面上に配される
耐摩耗性プレートを有するクラッチレリーズ軸受は、F
R−A−2,459,906で公知である。この耐摩耗
性プレートは操作要素上でころがり軸受を軸方向で拘束
する役割をも果たし、これは、このプレートが保護して
いる操作要素のラジアル面と該プレートが接触すること
を確実ならしめている。この種の耐摩耗性プレートは、
比較的複雑な形をしており、また、スラスト軸受の一つ
の形式に特定されてしまい、部品の標準化そして組込み
の自動化を阻害している。
耐摩耗性プレートを有するクラッチレリーズ軸受は、F
R−A−2,459,906で公知である。この耐摩耗
性プレートは操作要素上でころがり軸受を軸方向で拘束
する役割をも果たし、これは、このプレートが保護して
いる操作要素のラジアル面と該プレートが接触すること
を確実ならしめている。この種の耐摩耗性プレートは、
比較的複雑な形をしており、また、スラスト軸受の一つ
の形式に特定されてしまい、部品の標準化そして組込み
の自動化を阻害している。
【0006】文献、FR−A−2,151,146は、
操作要素のラジアル面から立ち上がる弾性変形可能な突
部に対して上記プレートを軸方向にスナップ結合するこ
とによって、操作要素に耐摩耗性プレートを保持するこ
とを提案している。この形式のアタッチメントは操作要
素が合成樹脂製であることを要求し、例えば軽合金等の
いくつかの他の材料では操作要素を作ることを不可能と
している。さらには、操作要素を作るために用いられる
合成樹脂材料は多くの場合、ガラス繊維が添加され、そ
れ故、さらに脆くなってしまうので、耐摩耗性プレート
のスナップ結合時に弾性部材が破損する危険性があると
いうことも経験上判明している。この形式の装置では、
比較的厚い耐摩耗性プレートを使用することが要求さ
れ、これは結果として重くなり素材のコストが嵩む。
操作要素のラジアル面から立ち上がる弾性変形可能な突
部に対して上記プレートを軸方向にスナップ結合するこ
とによって、操作要素に耐摩耗性プレートを保持するこ
とを提案している。この形式のアタッチメントは操作要
素が合成樹脂製であることを要求し、例えば軽合金等の
いくつかの他の材料では操作要素を作ることを不可能と
している。さらには、操作要素を作るために用いられる
合成樹脂材料は多くの場合、ガラス繊維が添加され、そ
れ故、さらに脆くなってしまうので、耐摩耗性プレート
のスナップ結合時に弾性部材が破損する危険性があると
いうことも経験上判明している。この形式の装置では、
比較的厚い耐摩耗性プレートを使用することが要求さ
れ、これは結果として重くなり素材のコストが嵩む。
【0007】本発明の目的は、これら公知の装置がかか
えている問題を解決し、耐摩耗性プレートを薄い金属板
から作れるようにし、形状を簡単にし、切断そしてプレ
スで作り易くし、操作要素の材料の種類に係りなく操作
要素に取付け易くする必要手段を備えたクラッチレリー
ズ軸受装置を提供することを目的とする。
えている問題を解決し、耐摩耗性プレートを薄い金属板
から作れるようにし、形状を簡単にし、切断そしてプレ
スで作り易くし、操作要素の材料の種類に係りなく操作
要素に取付け易くする必要手段を備えたクラッチレリー
ズ軸受装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明に
よるクラッチレリーズ軸受装置は、接触フィンガをもつ
制御部材を支える一つの面が形成されたラジアルフラン
ジ及び管状部を有する操作要素上に組み込まれるころが
り軸受を備えている。上記ラジアルフランジには、上記
面に配され薄い金属板で作られたほぼ平坦なディスクの
形をなす耐摩耗性プレートが取りつけられている。該耐
摩耗性プレートは操作要素上に捕捉手段を有し、該手段
は操作要素に対して上記耐摩耗性プレートを軸線方向に
直接係止させることが可能となっている。
よるクラッチレリーズ軸受装置は、接触フィンガをもつ
制御部材を支える一つの面が形成されたラジアルフラン
ジ及び管状部を有する操作要素上に組み込まれるころが
り軸受を備えている。上記ラジアルフランジには、上記
面に配され薄い金属板で作られたほぼ平坦なディスクの
形をなす耐摩耗性プレートが取りつけられている。該耐
摩耗性プレートは操作要素上に捕捉手段を有し、該手段
は操作要素に対して上記耐摩耗性プレートを軸線方向に
直接係止させることが可能となっている。
【0009】好ましくは、上記捕捉手段が平坦なディス
クから直接突出している。
クから直接突出している。
【0010】本発明の一つの態様としては、上記耐摩耗
性プレートは、接触域を形成する操作要素の一部と協働
できる端部を有する弾性変形可能な捕捉タブを備えてい
る。
性プレートは、接触域を形成する操作要素の一部と協働
できる端部を有する弾性変形可能な捕捉タブを備えてい
る。
【0011】上記捕捉タブは、ディスクの内縁上に配置
され半径内方に向いているようにすることができるし、
また、ディスクの外縁上に配置され半径外方に向いてい
るようにすることもできる。
され半径内方に向いているようにすることができるし、
また、ディスクの外縁上に配置され半径外方に向いてい
るようにすることもできる。
【0012】また、本発明の他の態様としては、耐摩耗
性プレートは操作要素の管状部と接触する円筒部を有し
ている。
性プレートは操作要素の管状部と接触する円筒部を有し
ている。
【0013】さらに他の態様では、捕捉タブが軸方向で
ラジアルフランジから離れる方向に向いている。捕捉タ
ブが耐摩耗性プレートの全体面に対して傾いているよう
にすることもできる。
ラジアルフランジから離れる方向に向いている。捕捉タ
ブが耐摩耗性プレートの全体面に対して傾いているよう
にすることもできる。
【0014】さらに他の態様では、捕捉タブの自由端
は、操作要素のフランジと接続された操作要素の軸方向
面に接触している。タブの端部での寸法は、タブが協働
する捕捉域を形成する操作要素の軸方向面と若干だけ干
渉して、耐摩耗性プレートが操作要素に押し込まれて嵌
着される際に、上記タブが曲がって、もし二つの部材が
分離されようとしたときには、上記軸方向面に対して鎹
状に作用するように考慮される。操作要素の軸方向面
は、弾性を有するタブがセルフロックされる限り、完全
に滑らかな面とすることもできる。操作要素の軸方向面
は円形断面をもつ筒状でも平らな複数の小面をもつ筒状
でもよい。
は、操作要素のフランジと接続された操作要素の軸方向
面に接触している。タブの端部での寸法は、タブが協働
する捕捉域を形成する操作要素の軸方向面と若干だけ干
渉して、耐摩耗性プレートが操作要素に押し込まれて嵌
着される際に、上記タブが曲がって、もし二つの部材が
分離されようとしたときには、上記軸方向面に対して鎹
状に作用するように考慮される。操作要素の軸方向面
は、弾性を有するタブがセルフロックされる限り、完全
に滑らかな面とすることもできる。操作要素の軸方向面
は円形断面をもつ筒状でも平らな複数の小面をもつ筒状
でもよい。
【0015】好ましくは、操作要素の軸方向面は、管状
部の自由端から捕捉タブの位置まで延びる半径方向凹部
が形成されている。このことは、軸方向の嵌合面が必要
最小限しか用意できないような制約下にあっても、耐摩
耗プレートを容易に組み込めるようにできる。
部の自由端から捕捉タブの位置まで延びる半径方向凹部
が形成されている。このことは、軸方向の嵌合面が必要
最小限しか用意できないような制約下にあっても、耐摩
耗プレートを容易に組み込めるようにできる。
【0016】この発明の一つの態様によれば、捕捉タブ
の自由端は、操作要素に当接面を形成する半径方向面と
当接している。
の自由端は、操作要素に当接面を形成する半径方向面と
当接している。
【0017】本発明の他の態様では、捕捉タブはラジア
ルフランジの外周近傍もしくはラジアルフランジの軸方
向開口に配置される軸方向部と、円筒部での折り返し部
分とを有し、該捕捉タブの自由端がラジアルフランジの
反対側の面と当接している。好ましくは、本発明装置
は、管状部の溝部に配されるアキシアル部と、アキシア
ル部の自由端に配される外方に向くラジアルとを有する
追加タブとして形成された、制御部材を軸方向に拘束す
る手段を有している。
ルフランジの外周近傍もしくはラジアルフランジの軸方
向開口に配置される軸方向部と、円筒部での折り返し部
分とを有し、該捕捉タブの自由端がラジアルフランジの
反対側の面と当接している。好ましくは、本発明装置
は、管状部の溝部に配されるアキシアル部と、アキシア
ル部の自由端に配される外方に向くラジアルとを有する
追加タブとして形成された、制御部材を軸方向に拘束す
る手段を有している。
【0018】さらに好ましくは、耐摩耗プレートが、軸
方向の補強リムを有しており、該プレートの素材となる
金属板厚を、平坦度に過度な不備をまたらすことなく、
非常に薄いものとすることができる。
方向の補強リムを有しており、該プレートの素材となる
金属板厚を、平坦度に過度な不備をまたらすことなく、
非常に薄いものとすることができる。
【0019】耐摩耗性プレートと操作要素は、角度方向
の観点から、これらの二つの部材を対応形状にすること
により、互いに結合できる。例えば、操作要素が軸方向
案内面を有する領域に、耐摩耗性プレートが、上記軸方
向案内面に対し適合する直状の縁部を形成するように裁
断されているようにすることが可能であり、その場合、
できれば上記軸方向案内面との間に少しの隙間をもつよ
うにする。
の観点から、これらの二つの部材を対応形状にすること
により、互いに結合できる。例えば、操作要素が軸方向
案内面を有する領域に、耐摩耗性プレートが、上記軸方
向案内面に対し適合する直状の縁部を形成するように裁
断されているようにすることが可能であり、その場合、
できれば上記軸方向案内面との間に少しの隙間をもつよ
うにする。
【0020】本発明による耐摩耗性プレートをもつクラ
ッチレリーズ軸受は耐摩耗性プレートの製造を容易にす
る点でいくつかの利点をもたらす。薄い金属板を使える
ことから重量と大きさを低減でき、取付けを容易とし、
作業の自動化を可能とし、簡単なスラスト軸受でよい
し、部品の標準化が可能となり、耐摩耗性プレートはこ
ろがり軸受のサイズや形状によって直接的には支配され
ず、前部が異なっても後部が同じであれば、複数の操作
要素に同じ耐摩耗性プレートを用いることが可能とな
る。かくして、耐摩耗性プレートは、合成樹脂製の操作
要素に対してであろうと軽合金製の操作要素に対してで
あろうと、等しく適合するようになる。
ッチレリーズ軸受は耐摩耗性プレートの製造を容易にす
る点でいくつかの利点をもたらす。薄い金属板を使える
ことから重量と大きさを低減でき、取付けを容易とし、
作業の自動化を可能とし、簡単なスラスト軸受でよい
し、部品の標準化が可能となり、耐摩耗性プレートはこ
ろがり軸受のサイズや形状によって直接的には支配され
ず、前部が異なっても後部が同じであれば、複数の操作
要素に同じ耐摩耗性プレートを用いることが可能とな
る。かくして、耐摩耗性プレートは、合成樹脂製の操作
要素に対してであろうと軽合金製の操作要素に対してで
あろうと、等しく適合するようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面にもとづき、本発
明の実施の形態を説明する。
明の実施の形態を説明する。
【0022】図1から図4に示されているように、本発
明によるクラッチレリーズ軸受は、ガイドチューブ(図
示せず)に対して滑動可能な管状部3及びラジアルフラ
ンジ4を備えた操作要素たるガイドブッシュに組み込ま
れたころがり軸受1を有している。ころがり軸受は金属
板厚もしくは管材をプレスして作られた薄い内輪5を有
しており、該内輪5は、保持器8に保持された一列の転
動体、例えばボール7のための軌道面6が形成されてい
る。該内輪5は半径外方に延出するラジアルフランジ9
をも有し、該ラジアルフランジ9は上記ガイドブッシュ
2のラジアルフランジ4の内方前面と摺接している。
明によるクラッチレリーズ軸受は、ガイドチューブ(図
示せず)に対して滑動可能な管状部3及びラジアルフラ
ンジ4を備えた操作要素たるガイドブッシュに組み込ま
れたころがり軸受1を有している。ころがり軸受は金属
板厚もしくは管材をプレスして作られた薄い内輪5を有
しており、該内輪5は、保持器8に保持された一列の転
動体、例えばボール7のための軌道面6が形成されてい
る。該内輪5は半径外方に延出するラジアルフランジ9
をも有し、該ラジアルフランジ9は上記ガイドブッシュ
2のラジアルフランジ4の内方前面と摺接している。
【0023】ころがり軸受1は外輪10により完成され
ている。該外輪10は、内輪5と同様に、金属板もしく
は管材をプレスして作られていて、ボール7のための軌
道面11が形成されており、さらに弯曲部12を有して
いる。該弯曲部12は、ガイドブッシュ2が滑動するガ
イドチューブに対してスラスト軸受全体が軸方向に移動
したときに、図示されていないクラッチのダイアフラム
の面と接触するようになる。ころがり軸受1は外輪10
に取りつけられた保護端板13により保護されている。
ている。該外輪10は、内輪5と同様に、金属板もしく
は管材をプレスして作られていて、ボール7のための軌
道面11が形成されており、さらに弯曲部12を有して
いる。該弯曲部12は、ガイドブッシュ2が滑動するガ
イドチューブに対してスラスト軸受全体が軸方向に移動
したときに、図示されていないクラッチのダイアフラム
の面と接触するようになる。ころがり軸受1は外輪10
に取りつけられた保護端板13により保護されている。
【0024】天然ゴムあるいはエラストマー等の弾性材
から作られた弾性スリーブ14が内輪5の内側に配設さ
れており、該弾性スリーブ14はスラスト軸受の軸線に
平行で内方に突出した複数のリブ15を有しており、該
リブ15の内縁はガイドブッシュ2の管状部3の外面に
接触している。このガイドブッシュは、例えばガラス繊
維あるいは類似のものが添加された合成樹脂で作られて
剛性を有している。弾性スリーブ14は外輪10と接触
することによりころがり軸受1をシールする環状のリッ
プ16を有している。管状部3の端部近傍に形成された
環状突部17はガイドブッシュ2でころがり軸受1を軸
方向で規制する。
から作られた弾性スリーブ14が内輪5の内側に配設さ
れており、該弾性スリーブ14はスラスト軸受の軸線に
平行で内方に突出した複数のリブ15を有しており、該
リブ15の内縁はガイドブッシュ2の管状部3の外面に
接触している。このガイドブッシュは、例えばガラス繊
維あるいは類似のものが添加された合成樹脂で作られて
剛性を有している。弾性スリーブ14は外輪10と接触
することによりころがり軸受1をシールする環状のリッ
プ16を有している。管状部3の端部近傍に形成された
環状突部17はガイドブッシュ2でころがり軸受1を軸
方向で規制する。
【0025】弾性スリーブ14は、それ故、ころがり軸
受1とガイドブッシュ2との間の連結の機能をなし、そ
の一方で、ガイドブッシュ2に対する上記ころがり軸受
1の半径方向変位とリブ15の変形によって、ダイアフ
ラムに対しころがり軸受が自動調心することを許容す
る。
受1とガイドブッシュ2との間の連結の機能をなし、そ
の一方で、ガイドブッシュ2に対する上記ころがり軸受
1の半径方向変位とリブ15の変形によって、ダイアフ
ラムに対しころがり軸受が自動調心することを許容す
る。
【0026】管状部3はラジアルフランジ4の両側で延
びており、上記ころがり軸受1の外側で、軸方向面とし
ての円筒面18が設けられていて、該円筒面18はフラ
ンジに対してころがり軸受の反対側に、いくつかの半径
方向凹部19を有している。ガイドブッシュ2は、薄い
金属板製のプレート20を有し、該プレート20はころ
がり軸受1とは反対側のラジアルフランジ4の前面と接
触するラジアルディスク21が設けられている。このラ
ジアルディスク21の外径部はラジアルフランジ4を包
囲するように円筒状の補強リム22につながっている。
上記ラジアルディスクの内径部は、半径内方かつ軸方向
ではラジアルフランジ4から離れる方向に指向する捕捉
タブとして複数の傾斜タブ23をもつように切り込みが
入れられている。傾斜タブ23の自由端24は管状部3
の円筒面18と接触している。プレート20は、耐摩耗
性を有するように、好ましくは表面硬化処理が施されて
おり、操作部材25(接触フィンガ)の接触面として作
用する。この操作部材25は、クラッチ解放操作の間、
スラスト軸受全体を移動させるように軸方向力を作用す
る。
びており、上記ころがり軸受1の外側で、軸方向面とし
ての円筒面18が設けられていて、該円筒面18はフラ
ンジに対してころがり軸受の反対側に、いくつかの半径
方向凹部19を有している。ガイドブッシュ2は、薄い
金属板製のプレート20を有し、該プレート20はころ
がり軸受1とは反対側のラジアルフランジ4の前面と接
触するラジアルディスク21が設けられている。このラ
ジアルディスク21の外径部はラジアルフランジ4を包
囲するように円筒状の補強リム22につながっている。
上記ラジアルディスクの内径部は、半径内方かつ軸方向
ではラジアルフランジ4から離れる方向に指向する捕捉
タブとして複数の傾斜タブ23をもつように切り込みが
入れられている。傾斜タブ23の自由端24は管状部3
の円筒面18と接触している。プレート20は、耐摩耗
性を有するように、好ましくは表面硬化処理が施されて
おり、操作部材25(接触フィンガ)の接触面として作
用する。この操作部材25は、クラッチ解放操作の間、
スラスト軸受全体を移動させるように軸方向力を作用す
る。
【0027】耐摩耗性を有するプレート20は、ラジア
ルフランジ4に向けて単に軸方向に移動させるだけで、
ガイドブッシュ2上に組み込むことができる。タブ23
は、内径が自由状態では円筒面18の径よりも小さく、
しかも半径方向凹部19の底部における径よりも若干大
きくなるような長さに設定されていて、ガイドブッシュ
2へ組み込まれたときには円筒面18に当接して傾斜す
る。
ルフランジ4に向けて単に軸方向に移動させるだけで、
ガイドブッシュ2上に組み込むことができる。タブ23
は、内径が自由状態では円筒面18の径よりも小さく、
しかも半径方向凹部19の底部における径よりも若干大
きくなるような長さに設定されていて、ガイドブッシュ
2へ組み込まれたときには円筒面18に当接して傾斜す
る。
【0028】耐摩耗性を有するプレート20のガイドブ
ッシュ2への当初の装着は、半径方向凹部19の存在に
よって、円筒面18を損傷することなく、難なく行なわ
れる。しかる後、タブは、円筒面に沿って進むに伴い外
方に拡がり、鎹の効果によってこのプレート20の外れ
る方向での移動を阻止する。
ッシュ2への当初の装着は、半径方向凹部19の存在に
よって、円筒面18を損傷することなく、難なく行なわ
れる。しかる後、タブは、円筒面に沿って進むに伴い外
方に拡がり、鎹の効果によってこのプレート20の外れ
る方向での移動を阻止する。
【0029】図2そして図4からされに良く理解できる
ように、耐摩耗性を有するプレート20はその内径縁部
に、直径方向で対向する二つの追加タブ26を有してい
る。この追加タブ26は円筒状のアキシアル部27と該
アキシアル部27の自由端部で外方に向いて設けられた
ラジアル部28とを有している。アキシアル部27は管
状部3の溝部29に位置しており、該アキシアル部27
の軸方向の長さは溝部29よりも若干短い。二つのタブ
26は操作部材25を軸方向に保持しておく手段を形成
する。管状部3の溝部29内に収められたアキシアル部
27はガイドブッシュ2に対して耐摩耗性を有するプレ
ート20の保持を行なう。
ように、耐摩耗性を有するプレート20はその内径縁部
に、直径方向で対向する二つの追加タブ26を有してい
る。この追加タブ26は円筒状のアキシアル部27と該
アキシアル部27の自由端部で外方に向いて設けられた
ラジアル部28とを有している。アキシアル部27は管
状部3の溝部29に位置しており、該アキシアル部27
の軸方向の長さは溝部29よりも若干短い。二つのタブ
26は操作部材25を軸方向に保持しておく手段を形成
する。管状部3の溝部29内に収められたアキシアル部
27はガイドブッシュ2に対して耐摩耗性を有するプレ
ート20の保持を行なう。
【0030】図5及び図6では、既述の例と同じ部材に
は同じ符号が付されている。ガイドブッシュ2のラジア
ルフランジ4は、その外周部に、内径31をもちころが
り軸受1から離れる方向に延びる円筒部30が設けられ
ている。円筒部30は、直径方向で対向する二つのセク
タをなすようにしてラジアルフランジの周囲で延びてい
る。
は同じ符号が付されている。ガイドブッシュ2のラジア
ルフランジ4は、その外周部に、内径31をもちころが
り軸受1から離れる方向に延びる円筒部30が設けられ
ている。円筒部30は、直径方向で対向する二つのセク
タをなすようにしてラジアルフランジの周囲で延びてい
る。
【0031】耐摩耗性を有するプレート20は、ディス
ク21の外周縁に、内径31と接触するようになるタブ
23を有している。円筒補強リム22がディスク21の
内縁に沿って設けられラジアルフランジ4から離れる方
向で軸方向に延びている。円筒補強リム22は管状部3
の円筒外面18と接触している。
ク21の外周縁に、内径31と接触するようになるタブ
23を有している。円筒補強リム22がディスク21の
内縁に沿って設けられラジアルフランジ4から離れる方
向で軸方向に延びている。円筒補強リム22は管状部3
の円筒外面18と接触している。
【0032】図7及び図8に示されているクラッチレリ
ーズ軸受は、ラジアルディスク21の面が、例えば、7
5°位傾いているという点を除いて、図1ないし図4の
例に類似している。タブ23の可撓性を増加させるため
に、タブ間の切り込みがラジアルディスク21にまで部
分的に及んでいる。ガイドブッシュ2の管状部3は、タ
ブ23が接触する円筒部18と、該タブ23の自由端2
4が当接する半径方向面をなす当接面たる段部32とを
有している。組込み時には、耐摩耗性を有するプレート
20はラジアルフランジ4の方向に軸方向に押し込まれ
る。すなわち、タブ23は、最初、段部32を有する管
状部3の端部に接触して半径外方に押し拡げられ、段部
32を乗り越えた後に、円筒部18に接触するようにな
る。
ーズ軸受は、ラジアルディスク21の面が、例えば、7
5°位傾いているという点を除いて、図1ないし図4の
例に類似している。タブ23の可撓性を増加させるため
に、タブ間の切り込みがラジアルディスク21にまで部
分的に及んでいる。ガイドブッシュ2の管状部3は、タ
ブ23が接触する円筒部18と、該タブ23の自由端2
4が当接する半径方向面をなす当接面たる段部32とを
有している。組込み時には、耐摩耗性を有するプレート
20はラジアルフランジ4の方向に軸方向に押し込まれ
る。すなわち、タブ23は、最初、段部32を有する管
状部3の端部に接触して半径外方に押し拡げられ、段部
32を乗り越えた後に、円筒部18に接触するようにな
る。
【0033】図9及び図10に示す形態は、耐摩耗性を
有するプレート20がその外縁にタブ23を有し、平坦
なディスク21の延長部としてラジアル部33を有し、
円筒部34がラジアルフランジ4の周囲に位置するラジ
アル部33の自由端から上記ラジアルフランジ4を越え
て延出し、円筒部34の内側への折り返し部35を形成
している点を除いて、図1ないし図4の形態に類似して
いる。このように形成されたタブ23の自由端部は、こ
ろがり軸受1が支えられるラジアルフランジ4(図1参
照)のラジアル面と当接するようになる。組込み時に
は、タブ23の折り返し部35は、フランジ4を過ぎる
ときに拡がり、その後に原形に復帰する。耐摩耗性を有
するプレート20は、外れる可能性のある方向に対し
て、それを阻止するようにして予め組み込むことができ
る。
有するプレート20がその外縁にタブ23を有し、平坦
なディスク21の延長部としてラジアル部33を有し、
円筒部34がラジアルフランジ4の周囲に位置するラジ
アル部33の自由端から上記ラジアルフランジ4を越え
て延出し、円筒部34の内側への折り返し部35を形成
している点を除いて、図1ないし図4の形態に類似して
いる。このように形成されたタブ23の自由端部は、こ
ろがり軸受1が支えられるラジアルフランジ4(図1参
照)のラジアル面と当接するようになる。組込み時に
は、タブ23の折り返し部35は、フランジ4を過ぎる
ときに拡がり、その後に原形に復帰する。耐摩耗性を有
するプレート20は、外れる可能性のある方向に対し
て、それを阻止するようにして予め組み込むことができ
る。
【0034】図11から図14の形態は、タブ23が耐
摩耗性プレート20の平坦なディスク21の内縁21a
に近接して設けられている点を除いて、図9や図10の
例に類似している。円筒部18の近くでラジアルフラン
ジ4を貫通して形成された四つの軸方向開口36が四つ
のタブ23の貫通を許容する。組込み時には、耐摩耗性
プレート20は円筒部18の面にもたらされ、ディスク
21の内縁21aは該プレート20の中心出しに寄与す
る。しかる後、耐摩耗性プレート20はラジアルフラン
ジ4に向けて軸方向に押し込まれ、タブ23の円筒部3
4の外側に折り返された部分35が開口36の縁に接触
し、該開口36がタブ23を半径内方に曲げて該開口3
6を通過せしめる。タブ23はラジアルフランジ4の反
対側から突出するようになりスナップ結合され、タブ2
3の自由端24は、図1で示されるころがり軸受が支持
されるラジアルフランジ4の面と当接するようになる。
摩耗性プレート20の平坦なディスク21の内縁21a
に近接して設けられている点を除いて、図9や図10の
例に類似している。円筒部18の近くでラジアルフラン
ジ4を貫通して形成された四つの軸方向開口36が四つ
のタブ23の貫通を許容する。組込み時には、耐摩耗性
プレート20は円筒部18の面にもたらされ、ディスク
21の内縁21aは該プレート20の中心出しに寄与す
る。しかる後、耐摩耗性プレート20はラジアルフラン
ジ4に向けて軸方向に押し込まれ、タブ23の円筒部3
4の外側に折り返された部分35が開口36の縁に接触
し、該開口36がタブ23を半径内方に曲げて該開口3
6を通過せしめる。タブ23はラジアルフランジ4の反
対側から突出するようになりスナップ結合され、タブ2
3の自由端24は、図1で示されるころがり軸受が支持
されるラジアルフランジ4の面と当接するようになる。
【0035】勿論、これらの実施例は限定されるもので
はない。
はない。
【0036】かくして、耐摩耗性プレートの捕捉タブと
協働するための操作部材の環状部の捕捉域は、円形断面
をなす一つの円筒軸方向面に代えて、複数の平らな小面
を有する筒状軸方向面とすることもできる。
協働するための操作部材の環状部の捕捉域は、円形断面
をなす一つの円筒軸方向面に代えて、複数の平らな小面
を有する筒状軸方向面とすることもできる。
【0037】本発明により、単純な切断そしてプレス加
工で作れ、一回の軸方向移動で組み込まれる、軽量で小
型の耐摩耗性プレートを得られる。そしてこれは異なる
寸法そして異なる材料のガイドブッシュに対して標準化
できる。
工で作れ、一回の軸方向移動で組み込まれる、軽量で小
型の耐摩耗性プレートを得られる。そしてこれは異なる
寸法そして異なる材料のガイドブッシュに対して標準化
できる。
【図1】本発明によるクラッチレリーズ軸受を示し、上
半部は軸線を含む面での断面図、下半部は側面図であ
る。
半部は軸線を含む面での断面図、下半部は側面図であ
る。
【図2】図1装置の背面図である。
【図3】図2におけるIII-III 断面図である。
【図4】図2におけるIV-IV 断面図である。
【図5】図2装置の変形例を示す図である。
【図6】図5のVI-VI 断面図である。
【図7】図2装置の他の変形例を示す図である。
【図8】図7のVIII-VIII 断面図である。
【図9】図2装置のさらに他の変形例を示す図である。
【図10】図9装置のX-X 断面図である。
【図11】図2装置のさらに他の変形例を示す図であ
る。
る。
【図12】図11装置において組立開始を示す断面図で
ある。
ある。
【図13】図11装置において組立途中を示す断面図で
ある。
ある。
【図14】図11におけるXIV-XIV 断面図で組立完了を
示している。
示している。
1 ころがり軸受 2 操作要素(ガイドブッシュ) 3 管状部 4 ラジアルフランジ 18 軸方向面 19 半径方向凹部 20 耐摩耗性プレート 22 補強リム 23 捕捉タブ 24 端部(自由端) 25 接触フィンガ(操作部材) 26 追加タブ 29 溝部 32 当接面(段部) 34 軸方向部 35 折り返し部
Claims (12)
- 【請求項1】 接触フィンガ(25)をもつ制御部材を
支える一つの面が形成されたラジアルフランジ(4)及
び管状部(3)を有する操作要素(2)上に組み込まれ
るころがり軸受(1)を備え、上記面に配され薄い金属
板で作られたほぼ平坦なディスクの形をなす耐摩耗性プ
レートが上記ラジアルフランジに取りつけられているも
のにおいて、耐摩耗性プレートは操作要素上に捕捉手段
を有し、該手段は操作要素に対して上記耐摩耗性プレー
トを軸線方向に直接係止させることが可能となってお
り、接触域を形成する操作要素の一部と協働して端部
(24)を有する弾性変形可能な捕捉タブ(23)の形
態となっていることを特徴とするクラッチレリーズ軸受
装置。 - 【請求項2】 捕捉手段が平坦なディスクから直接突出
していることとする請求項1に記載のクラッチレリーズ
軸受装置。 - 【請求項3】 捕捉タブがディスクの内縁上に配置され
半径内方に向いていることとする請求項1または請求項
2に記載のクラッチレリーズ軸受装置。 - 【請求項4】 捕捉タブがディスクの外縁上に配置され
半径外方に向いていることとする請求項1または請求項
2に記載のクラッチレリーズ軸受装置。 - 【請求項5】 耐摩耗性プレートは操作要素の管状部と
接触する円筒部を有していることとする請求項1ないし
請求項4のうちの一つに記載のクラッチレリーズ軸受装
置。 - 【請求項6】 捕捉タブが軸方向でラジアルフランジか
ら離れる方向に向いていることとする請求項1ないし請
求項5のうちの一つに記載のクラッチレリーズ軸受装
置。 - 【請求項7】 捕捉タブの自由端(24)は、操作要素
のフランジと接続された操作要素の軸方向面(18)に
接触していることとする請求項1ないし請求項6のうち
の一つに記載のクラッチレリーズ軸受装置。 - 【請求項8】 操作要素の軸方向面は、管状部の自由端
から捕捉タブの位置まで延びる半径方向凹部(19)が
形成されていることとする請求項7に記載のクラッチレ
リーズ軸受装置。 - 【請求項9】 捕捉タブの自由端は、操作要素に当接面
(32)を形成する半径方向面と当接していることとす
る請求項1ないし請求項6に記載のクラッチレリーズ軸
受装置。 - 【請求項10】 捕捉タブはラジアルフランジの外周近
傍もしくはラジアルフランジの軸方向開口(36)に配
置される軸方向部(34)と、円筒部での折り返し部
(35)とを有し、該捕捉タブの自由端がラジアルフラ
ンジの反対側の面と当接していることとする請求項1な
いし請求項5のうちの一つに記載のクラッチレリーズ軸
受装置。 - 【請求項11】 管状部の溝部(29)に配されるアキ
シアル部と、アキシアル部の自由端に配され外方に向く
ラジアル部と有する追加タブ(26)として形成され
た、制御部材を軸方向に拘束する手段を有していること
とする請求項1ないし請求項10のうちの一つに記載の
クラッチレリーズ軸受装置。 - 【請求項12】 耐摩耗性プレートが軸方向の補強リム
(22)を有していることとする請求項1ないし請求項
11のうちの一つに記載のクラッチレリーズ軸受装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9704297A FR2761741B1 (fr) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | Butee de debrayage avec plaque anti-usure |
FR9704297 | 1997-04-08 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10281176A true JPH10281176A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=9505653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10097004A Pending JPH10281176A (ja) | 1997-04-08 | 1998-03-26 | クラッチレリーズ軸受装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0870942B1 (ja) |
JP (1) | JPH10281176A (ja) |
KR (1) | KR100633604B1 (ja) |
DE (1) | DE69805910T2 (ja) |
FR (1) | FR2761741B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2803348B1 (fr) * | 1999-12-30 | 2002-05-17 | Valeo | Butee de debrayage |
FR2808059B1 (fr) * | 2000-04-21 | 2002-07-12 | Valeo | Perfectionnement a une butee de debrayage, en particulier pour embrayage de vehicule automobile |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2334880A1 (fr) * | 1975-12-12 | 1977-07-08 | Skf Ind Trading & Dev | Dispositif de debrayage |
FR2389799A1 (en) * | 1977-05-05 | 1978-12-01 | Ferodo Sa | Thrust bearing for clutch - has abutment with central bore holding ball bearing in position |
FR2459406A1 (fr) * | 1979-06-14 | 1981-01-09 | Roulements Soc Nouvelle | Butee de debrayage a autocentrage sur un support guide |
DE3535263A1 (de) * | 1985-10-03 | 1987-04-09 | Schaeffler Waelzlager Kg | Schiebehuelse aus polymerem werkstoff fuer kupplungsausruecklager |
DE3618273A1 (de) * | 1986-05-30 | 1987-12-03 | Schaeffler Waelzlager Kg | Kupplungsausruecklager |
FR2600386B1 (fr) * | 1986-06-23 | 1988-09-09 | Valeo | Butee de debrayage, notamment pour vehicule automobile |
FR2613794B1 (fr) * | 1987-04-09 | 1990-05-11 | Skf France | Butee d'embrayage avec plaque d'appui rapportee et son procede d'assemblage |
-
1997
- 1997-04-08 FR FR9704297A patent/FR2761741B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-03-26 DE DE69805910T patent/DE69805910T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-03-26 EP EP98400719A patent/EP0870942B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1998-03-26 JP JP10097004A patent/JPH10281176A/ja active Pending
- 1998-04-08 KR KR1019980013164A patent/KR100633604B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0870942B1 (fr) | 2002-06-12 |
DE69805910D1 (de) | 2002-07-18 |
KR100633604B1 (ko) | 2006-12-19 |
FR2761741B1 (fr) | 1999-05-14 |
KR19980081361A (ko) | 1998-11-25 |
DE69805910T2 (de) | 2003-02-13 |
EP0870942A1 (fr) | 1998-10-14 |
FR2761741A1 (fr) | 1998-10-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050309 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070507 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071207 |