JPH10280459A - 地下構造物用蓋のヒンジ装置 - Google Patents

地下構造物用蓋のヒンジ装置

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JPH10280459A
JPH10280459A JP9090492A JP9049297A JPH10280459A JP H10280459 A JPH10280459 A JP H10280459A JP 9090492 A JP9090492 A JP 9090492A JP 9049297 A JP9049297 A JP 9049297A JP H10280459 A JPH10280459 A JP H10280459A
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JP
Japan
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opening
link
lid
connecting shaft
receiving frame
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JP9090492A
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Mitsutoshi Miyazaki
光登志 宮崎
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IHI Shibaura Machinery Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受け枠に取り付けた開閉蓋を閉じたとき、開
閉蓋が受け枠の開口部を確実に閉止できるようにする。 【解決手段】 受け枠20に取り付けた開閉蓋22の閉
止時には、下部連結軸28を垂直孔部25aの下端部に
押圧させた略直立状態のヒンジ体27が下部連結軸28
を支点として開口部21の外側方向へ回動するように
し、開閉蓋22の閉止位置を常に一定とし、開閉蓋22
が位置ズレすることなく確実に開口部21を閉止させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下構造物用蓋の
ヒンジ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上下水道管や各種の通信ケーブル
を配設した共同溝、地下貯水槽などの地下構造物には、
この地下構造物と地上とをつなぐマンホールが設けられ
ており、マンホールの上端部には地下構造物用蓋が取り
付けられている。地下構造物の保守点検時には、この地
下構造物用蓋を開き、作業員がマンホールから地下構造
物内へ入り込む。
【0003】このような地下構造物用蓋の取付構造を図
10ないし図12に基づいて説明する。図10は、表面
を鋳鉄細工の柄模様とした開閉蓋1を用いたものであ
り、マンホール2の上端部には受け枠3が固定されてい
る。この受け枠3には開口部4が形成され、この開口部
4を開閉するように開閉蓋1が取り付けられている。開
閉蓋1の一側下面には二個のリンク5の上端部がピン6
により回動自在に連結され、リンク5の下端部は、受け
枠3に形成された挿通孔7に上下方向摺動自在に挿通さ
れている。開閉蓋1の他側下面には、開口部4を閉止す
る閉止位置へ回動させた開閉蓋1をロックするためのロ
ック機構8が設けられている。開閉蓋1の他側上面に
は、この開閉蓋1を開放するときにバールなどの開放工
具を挿入する開放工具挿入孔9と前記ロック機構8の鍵
孔10とが形成されている。
【0004】図11の開閉蓋11は、その表面部に凹部
12が形成され、この凹部12内にマンホール2が設け
られている歩道や道路などの地表面と同じ舗装材(例え
ば、石やインターロッキングブロック等)からなる貼り
物13が貼り付けられている。この開閉蓋11の開閉機
構は図10と同じであり、リンク5の上端部が開閉蓋1
1の一側下面に回動自在に連結され、リンク5の下端部
が受け枠3に形成された挿通孔7に上下方向摺動自在に
挿通されている。
【0005】図12は、受け枠3に第二の受け枠として
機能する親蓋14を固定し、この親蓋14内に子蓋15
を開閉自在に取り付けている。子蓋15の開閉機構は、
親蓋14の下面に形成した横方向に長い長穴16と、子
蓋15の下面に形成した長穴17と、一端を長穴16に
移動自在及び回動自在に連結して他端を長穴17に移動
自在及び回動自在に連結したレール体18とにより構成
されている。なお、長穴16,17とレール体18とは
それぞれ二個ずつ設けられている。また、親蓋14と子
蓋15との表面部には、石やインターロッキングブロッ
ク等の貼り物13が貼り付けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図10、図11に示し
た地下構造物用蓋の取付構造では、開閉蓋1,11の下
面部に長尺部品であるリンク5が連結されており、この
リンク5は、受け枠3に開閉蓋1,11を取り付けた状
態のときに受け枠3の下方へ突出している。ここで、受
け枠3と開閉蓋1,11とを搬送したり保管する場合に
は、受け枠3に開閉蓋1,11を取り付けてユニット化
した状態で重ねているが、上側のユニットから下方へ突
出したリンク5の下端部が下側のユニットに当たらない
ようにするため、各ユニットの間には木材を挾んでい
る。このため、物流時や保管時の取扱いが煩雑である。
【0007】また、図12に示した地下構造物用蓋の取
付構造では、親蓋14の下方にレール体18を横向きに
設置するスペースを確保でき、レール体18を横向きに
設置することによって下方へ大きく張り出す部材がなく
なり、受け枠3に親蓋14と子蓋15とを取り付けてユ
ニット化した状態で搬送したり保管する場合に各ユニッ
トの間に木材を挾む必要がなくなり、物流時や保管時の
取扱性が良い。しかし、子蓋15の開放時にはレール体
18が長穴16内を前方(図12における左側)へ移動
し、子蓋15の閉止時には、レール体18が長穴16内
を後方へ戻ることなく子蓋15が回動する。このため、
子蓋15の閉止時には子蓋15が親蓋14に形成されて
いる開口部4に正しく嵌合せず、子蓋15が親蓋14の
周縁部に重なって位置ズレが発生する。このため、開放
工具挿入孔9にバールなどを挿入して子蓋15を後方へ
引っ張ることにより、子蓋15の位置ズレを直してい
る。
【0008】このため、子蓋15を閉止させるときの作
業性が悪く、子蓋15の閉止作業に手間がかかってい
る。また、子蓋15をバールなどで引っ張るとき、バー
ルが貼り物13に当たって貼り物13を損傷させる場合
がある。
【0009】そこで本発明は、受け枠に開閉蓋を取り付
けてユニット化したときに、受け枠と開閉蓋とを回動自
在に連結する連結部材が下方へ突出しないようにし、か
つ、開閉蓋の閉止時にはその開閉蓋が開口部の閉止位置
へスムーズに戻るようにした地下構造物用蓋のヒンジ装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の地
下構造物用蓋のヒンジ装置は、上端縁が地表面と略同一
面となるように設置されるとともに地下構造物に連通す
る開口部を有する受け枠と、前記開口部を開放する開放
位置と前記開口部を閉止する閉止位置とへ回動自在に前
記受け枠に取り付けられた開閉蓋と、垂直孔部とこの垂
直孔部の下端部に連続して前記開口部の内側方向へ延出
する水平孔部とを有して前記受け枠に形成された略L字
形のガイド孔と、上端部が水平向きの回動中心をもった
上部連結軸により前記開閉蓋の一側下面に回動自在に連
結されて下端部が水平向きの回動中心をもって前記ガイ
ド孔に移動自在に嵌合された下部連結軸により前記受け
枠に連結されたヒンジ体と、前記開閉蓋の閉止操作時に
前記下部連結軸を前記垂直孔部の下端部に押圧させた略
直立状態の前記ヒンジ体の側面に当接して前記上部連結
軸が前記開口部の内側方向へ移動することを規制するよ
うに前記受け枠に設けられた規制部とを有する。
【0011】従って、受け枠に開閉蓋を取り付けてユニ
ット化したときにヒンジ体が受け枠より下方へ突出せ
ず、このユニット化したものを搬送したり保管するとき
にそれらのユニットの間に木材などを挾む必要がない。
また、開閉蓋の閉止時には、下部連結軸を垂直孔部の下
端部に押圧させた略直立状態のヒンジ体が下部連結軸を
支点として開口部の外側方向へ回動するため、開閉蓋の
閉止位置が常に一定になり、開閉蓋は位置ズレをするこ
となく確実に開口部を閉止する。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の地下構造物用蓋のヒンジ装置において、一端を受け
枠に回動自在に連結した第1リンクの他端と一端を開閉
蓋の下面部に回動自在に連結した第2リンクの他端とを
回動自在に連結して前記開閉蓋の開放時には前記第1リ
ンクと前記第2リンクとが斜め上下方向に直線状の連結
状態となるストッパリンクを設け、前記第1リンクと前
記第2リンクとの少なくともいずれか一方にこれらの第
1リンクと第2リンクとの連結部が直線状態から斜め下
方へ移動するように折れ曲がることを規制するストッパ
部を設けた。
【0013】従って、開閉蓋を開放してストッパリンク
でその開放位置に保持しているとき、振動などの衝撃に
より開閉蓋に閉止方向の力が作用しても、第1リンクと
第2リンクとの連結部が直線状態から斜め下方へ移動す
るように折れ曲がることがストッパ部により規制され、
開閉蓋が不意に閉じることによる事故が防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図7に基づいて説明する。なお、図10ないし図12
において説明した部分と同じ部分は同じ符号で示す。マ
ンホール2の上端部には受け枠19が固定され、この受
け枠19には第二の受け枠として機能する親蓋20が固
定されている。この親蓋20は、上端縁が地表面と略同
一面となるように設置され、中央部には地下構造物に連
通する開口部21が形成され、この親蓋20には、開口
部21を開放する開放位置と開口部21を閉止する閉止
位置とへ回動自在に開閉蓋である子蓋22が取り付けら
れている。前記親蓋20と子蓋22の表面部には、石や
インターロッキングブロック等の貼り物13が貼り付け
られている。
【0015】前記親蓋20の下面にはヒンジベース23
がボルト24により固定され、このヒンジベース23に
は前記子蓋22を取り付けるためのガイド孔25が形成
されている。このガイド孔25は、上下方向に長い垂直
孔部25aとこの垂直孔部25aの下端部に連続して前
記開口部21の内側方向へ延出する水平孔部25bとを
有する。
【0016】前記子蓋22の一側下面には、水平方向の
回動中心をもった上部連結軸26によりヒンジ体27の
上端部が回動自在に連結されている。ヒンジ体27の下
端部には水平向きの回動中心をもった下部連結軸28が
連結され、この下部連結軸28は前記ガイド孔25に移
動自在に嵌合されている。子蓋22の閉止時には、図1
及び図3に示すように、下部連結軸28が垂直孔部25
aの下端部であるとともに水平孔部25bにおける最も
開口部21に近い端部に位置しており、子蓋22の開放
時には図2及び図5に示すように、下部連結軸28が垂
直孔部25aの最上位部より僅かに下方位置に位置して
いる。
【0017】ここで、前記上部連結軸26と下部連結軸
28との距離をL1、上部連結軸26と子蓋22の一側
上端縁部との距離をL2、子蓋22の一側上端縁部と水
平孔部25bの内側端部との距離をL3とするとき、L
3>L1+L2となるように設定されている。
【0018】また、前記ヒンジベース23には前記ヒン
ジ体27の回動動作を規制する規制部29が設けられて
いる。この規制部29は、子蓋22を開放位置へ回動さ
せたときに、及び、子蓋22を閉止するために下部連結
軸28を垂直孔部25aに沿って下方へ移動させると
き、及び、下部連結軸28を垂直孔部25aの下端部に
押圧させてヒンジ体27を略直立状態とさせたとき、前
記ヒンジ体27の側面に当接して上部連結軸26が開口
部21の内側方向へ移動することを規制する。
【0019】前記親蓋20と前記子蓋22との間には、
子蓋22を開放位置へ回動させたときにその角度を規制
するストッパリンク30が設けられている。このストッ
パリンク30は、水平向きの回動中心をもった支軸31
により一端を前記親蓋20の下面に連結された第1リン
ク32の他端と、水平向きの回動中心をもった支軸33
により一端を前記親蓋20の開口部21の内周面に連結
された第2リンク34の他端とを水平方向の回動中心を
有する連結部である連結軸35により回動自在に連結し
て構成されている。これらの第1リンク32と第2リン
ク34とは、子蓋22の開放時には斜め上下方向へ延出
した直線状の連結状態となる。
【0020】前記子蓋22が開放されて第1リンク32
と第2リンク34とが直線状になっているとき、連結軸
35の位置が下方へ移動するように第1リンク32と第
2リンク34とが折れ曲がることを規制するストッパ部
であるストッパプレート36が固定されている。
【0021】このような構成において、図1及び図3は
子蓋22を閉止位置へ回動させた状態であり、図2及び
図5は、子蓋22を開放位置へ回動させた状態である。
子蓋22の閉止時において、下部連結軸28はガイド孔
25に嵌合され、ヒンジ体27は親蓋20の下端縁より
下方へ突出しない。このため、受け枠19に親蓋20を
取り付けるとともに親蓋20に子蓋22を取り付けてユ
ニット化したものを搬送したり保管するとき、各ユニッ
ト間に木材などを挾む必要がなくなり、搬送時や保管時
の取扱性が良くなる。
【0022】図4は、子蓋22が閉止位置から開放位置
へ移動する途中の状態を示す。この開放動作の前半で
は、上部連結軸26が開口部21の内側方向へ移動する
とともに下部連結軸28が水平孔部25bの内側端部に
向けて移動し、開放動作の後半では、上部連結軸26が
上方へ移動するとともに下部連結軸28がガイド孔25
内を上方へ移動する。そして、下部連結軸28を垂直孔
部25aの最上位部より僅かに下方位置へ移動させたと
きに第1リンク32と第2リンク34とが図2及び図5
に示すように直線状態となり、子蓋22が開放位置で固
定される。なお、子蓋22が開放位置へ回動したとき
に、ヒンジ体27は略直立状態となり、子蓋22の一側
上端縁部が親蓋20に形成されている受け面部20aに
当接されている。
【0023】ここで、子蓋22の開放時においては、上
部連結軸26と下部連結軸28との距離をL1、上部連
結軸26と子蓋22の一側上端縁部との距離をL2、子
蓋22の一側上端縁部と水平孔部25bの内側端部との
距離をL3とするとき、L3>L1+L2であるため、
子蓋22の開放時には下部連結軸28がガイド孔25内
をスムーズに移動するようになり、子蓋22の開放作業
を円滑に行なえる。
【0024】子蓋22の開放時において、この子蓋22
を閉止するためには、ストッパリンク30における連結
軸35の部分を斜め上方へ持ち上げるようにして第1リ
ンク32と第2リンク34とを折り曲げる必要がある。
連結軸35の部分が斜め下方へ移動するように第1リン
ク32と第2リンク34とを折り曲げようとすると、ス
トッパプレート36が第2リンク34の外周面に当接
し、子蓋22を閉止することができない。ここで、振動
などの衝撃により開放されている子蓋22に閉止方向の
力が作用した場合において、連結軸35が斜め下方へ移
動して子蓋22が不意に閉じるということが確実に防止
され、子蓋22が不意に閉じたことによる事故の発生が
防止される。
【0025】子蓋22の閉止時においては、連結軸35
を斜め上方へ持ち上げるようにして第1リンク32と第
2リンク34とを折り曲げる。すると、ヒンジ体27は
規制部29に当接して略直立状態を維持したまま垂直孔
部25aに沿って下方へ移動し、下部連結軸28が図7
に示すように垂直孔部25aの下端部に押圧される。下
部連結軸28が垂直孔部25aの下端部に押圧された状
態から子蓋22に対して閉止方向へ回動する向きの力を
作用させると、ヒンジ体27は下部連結軸28を中心と
して規制部29がない方向へ回動し、子蓋22が閉止位
置へ回動する。
【0026】ここで、子蓋22を閉止するとき、ヒンジ
体27が下部連結軸28を垂直孔部25aの下端部に押
圧されてこの下部連結軸28を支点として回動するた
め、ヒンジ体27の回動中心が常に垂直孔部25aの下
端部であるとともに水平孔部25bにおける最も開口部
21の縁部に近い位置となり、子蓋22を閉止したとき
の子蓋22の位置が常に一定となり、子蓋22を閉止し
たときに子蓋22の縁部が親蓋20の縁部に重なるよう
な閉止位置の位置ズレが発生しない。従って、子蓋22
を閉止した後にバールなどの工具を用いて子蓋22を引
っ張って位置調節するという作業が不要となる。しか
も、このような位置調節作業時にバールなどが貼り物1
3に当たって貼り物13を損傷させるということがな
い。
【0027】なお、本実施の形態においては、親蓋20
を受け枠として用いた場合を例に挙げて説明したが、図
8及び図9に示すように、親蓋を用いずに、ガイド孔2
5を形成したヒンジベース23を受け枠37に直接固定
し、この受け枠37の開口部38を覆う開閉蓋39と受
け枠37との間に本発明のヒンジ装置を設けてもよい。
また、そのヒンジ装置において、図8に示すように、2
枚の板状部材によりヒンジ体27を形成してもよく、ま
た、図9に示すように1個の鋳物部材によりヒンジ体2
7aを形成してもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、受け枠に
開閉蓋を取り付けてユニット化したときにヒンジ体が受
け枠より下方へ突出せず、このユニット化したものを搬
送したり保管するときにそのユニットの間に木材などを
挾む必要がなく、搬送時や保管時の取扱性を向上させる
ことができる。また、開閉蓋の閉止時には、下部連結軸
を垂直孔部の下端部に押圧させた略直立状態のヒンジ体
が下部連結軸を支点として開口部の外側方向へ回動する
ため、開閉蓋の閉止位置が常に一定になり、閉止した開
閉蓋を引っ張って閉止位置の位置調節を行なう必要がな
くなり、開閉蓋の閉止作業を容易にすることができる。
【0029】請求項2記載の発明によれば、開閉蓋を開
放してストッパリンクでその開放位置に保持していると
き、振動などの衝撃により開閉蓋に閉止方向の力が作用
しても、第1リンクと第2リンクとの連結部が直線状態
から斜め下方へ移動するように折れ曲がることをストッ
パ部により規制でき、開閉蓋が不意に閉じることを防止
できるとともに開閉蓋が不意に閉じることによる事故の
発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における子蓋を閉止した
状態を示す縦断正面図である。
【図2】子蓋を開放した状態を示す縦断正面図である。
【図3】子蓋の閉止状態の一部を拡大して示す縦断正面
図である。
【図4】子蓋を閉止位置から開放位置へ回動させる途中
の状態を拡大して示す縦断正面図である。
【図5】子蓋を開放した状態の一部を拡大して示す縦断
正面図である。
【図6】子蓋を開放位置から閉止位置へ回動させる途中
の状態を拡大して示す縦断正面図である。
【図7】子蓋を開放位置から閉止位置へ回動させる途中
の状態を拡大して示す縦断正面図である。
【図8】変形例を示すもので、(a)は平面図、(b)
は縦断正面図である。
【図9】変形例を示すもので、(a)は平面図、(b)
は縦断正面図である。
【図10】地下構造物用蓋の取付構造の第一の従来例を
示すもので、(a)は平面図、(b)は縦断正面図であ
る。
【図11】地下構造物用蓋の取付構造の第二の従来例を
示すもので、(a)は平面図、(b)は縦断正面図であ
る。
【図12】地下構造物用蓋の取付構造の第三の従来例を
示すもので、(a)は平面図、(b)は縦断正面図であ
る。
【符号の説明】
21,38 開口部 20,37 受け枠 22,39 開閉蓋 25 ガイド孔 25a 垂直孔部 25b 水平孔部 26 上部連結軸 27,27a ヒンジ体 28 下部連結軸 29 規制部 30 ストッパリンク 32 第1リンク 34 第2リンク 35 連結部 36 ストッパ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端縁が地表面と略同一面となるように
    設置されるとともに地下構造物に連通する開口部を有す
    る受け枠と、前記開口部を開放する開放位置と前記開口
    部を閉止する閉止位置とへ回動自在に前記受け枠に取り
    付けられた開閉蓋と、垂直孔部とこの垂直孔部の下端部
    に連続して前記開口部の内側方向へ延出する水平孔部と
    を有して前記受け枠に形成された略L字形のガイド孔
    と、上端部が水平向きの回動中心をもった上部連結軸に
    より前記開閉蓋の一側下面に回動自在に連結されて下端
    部が水平向きの回動中心をもって前記ガイド孔に移動自
    在に嵌合された下部連結軸により前記受け枠に連結され
    たヒンジ体と、前記開閉蓋の閉止操作時に前記下部連結
    軸を前記垂直孔部の下端部に押圧させた略直立状態の前
    記ヒンジ体の側面に当接して前記上部連結軸が前記開口
    部の内側方向へ移動することを規制するように前記受け
    枠に設けられた規制部とを有することを特徴とする地下
    構造物用蓋のヒンジ装置。
  2. 【請求項2】 一端を受け枠に回動自在に連結した第1
    リンクの他端と一端を開閉蓋の下面部に回動自在に連結
    した第2リンクの他端とを回動自在に連結して前記開閉
    蓋の開放時には前記第1リンクと前記第2リンクとが斜
    め上下方向に直線状の連結状態となるストッパリンクを
    設け、前記第1リンクと前記第2リンクとの少なくとも
    いずれか一方にこれらの第1リンクと第2リンクとの連
    結部が直線状態から斜め下方へ移動するように折れ曲が
    ることを規制するストッパ部を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の地下構造物用蓋のヒンジ装置。
JP9090492A 1997-04-09 1997-04-09 地下構造物用蓋のヒンジ装置 Withdrawn JPH10280459A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2907143A1 (fr) * 2006-10-13 2008-04-18 Norinco Soc Par Actions Simpli Dispositif d'articulation d'un tampon ou couvercle a un cadre, notamment d'un regard de chaussee

Cited By (2)

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FR2907143A1 (fr) * 2006-10-13 2008-04-18 Norinco Soc Par Actions Simpli Dispositif d'articulation d'un tampon ou couvercle a un cadre, notamment d'un regard de chaussee
WO2008043972A3 (fr) * 2006-10-13 2008-06-05 Norinco Dispositif d'articulation d'un tampon ou couvercle à un cadre, notamment d'un regard de chaussée

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