JPH1028015A - アンテナ装置及びこのアンテナ装置を用いたテレビ受信機 - Google Patents

アンテナ装置及びこのアンテナ装置を用いたテレビ受信機

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JPH1028015A
JPH1028015A JP18209296A JP18209296A JPH1028015A JP H1028015 A JPH1028015 A JP H1028015A JP 18209296 A JP18209296 A JP 18209296A JP 18209296 A JP18209296 A JP 18209296A JP H1028015 A JPH1028015 A JP H1028015A
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JP
Japan
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antenna
active element
receiver
loop
loop antenna
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JP18209296A
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English (en)
Inventor
Masanobu Hirose
雅信 廣瀬
Kaoru Someya
薫 染谷
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯型のテレビ受信機等の小型受信機に採用可
能な程度に小型で且つ高い受信性能を有したアンテナ装
置を提供する。 【解決手段】小型受信機に用いられるアンテナ装置であ
って、少なくともループの一部が上記小型受信機筺体の
外部に装着されたループアンテナ10と、上記小型受信機
筺体の内部に設けられる上記ループアンテナ10のアクテ
ィブ素子11とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に携帯型のテレ
ビ受信機に好適なアンテナ装置及びこのアンテナ装置を
用いたテレビ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、表示画面に液晶表示パネルを
用いた携帯型テレビ受信機が広く一般に普及している。
そして、この種の携帯型テレビ受信機では、その受信ア
ンテナとして一様にロッドアンテナを使用している。
【0003】ロッドアンテナは、非使用時の収納性に優
れているという点で、小型軽量が要求される携帯型テレ
ビ受信機に適しているものと思われるが、その反面、ア
ンテナとして高い感度を得ることができず、特に弱電界
下での使用にあっては必要な受信状態が得られないとい
った不具合があった。そこで、上記ロッドアンテナのア
ンテナ長を大きく設定し、且つブースタを付して実質的
なアンテナ感度を向上させたものも考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うなアンテナ長を大きく設定したロッドアンテナは、ア
ンテナ近傍に人体が近付くと感度が劣化する傾向があ
り、また通常は垂直方向に延在して使用されるものであ
るが、テレビ放送の電波は水平偏波であるので、その性
能を充分発揮させることができない。また、テレビ放送
の電波に合わせてロッドアンテナを水平方向に延在させ
た場合には、大きく設定したアンテナ長が災いしてその
自重により水平方向の維持が困難となることがあるだけ
でなく、アンテナがテレビ受信機の周囲と物理的に干渉
し易いなど、特に携帯使用時には取扱い性の点での不具
合が多く、実用的なものとはいえなかった。
【0005】ところで、近時、アンテナ素子にバイポー
ラトランジスタやFET等のアクティブ素子でなる増幅
回路を付加したアクティブアンテナで、テレビ放送の受
信を目的とした比較的小型のものが開発されている。
【0006】しかしながらこのアクティブアンテナにあ
っても、例えばアンテナ素子の大きさが約90[mm]
×約290[mm]程度というもので、決して携帯型テ
レビ受信機に採用し得る大きさではなく、さらには強電
界受信で相互変調妨害等を起こし易いという欠点もあ
る。
【0007】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、携帯型のテレビ受
信機等に採用可能な程度に小型で且つ高い受信性能を有
したアンテナ装置及びこのアンテナ装置を用いたテレビ
受信機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
小型受信機に用いられるアンテナ装置であって、少なく
ともループの一部が上記小型受信機筺体の外部に装着さ
れたループアンテナ素子と、上記小型受信機筺体の内部
に設けられる上記ループアンテナ素子のアクティブ素子
とを備えたことを特徴とする。
【0009】このような構成とすることで、小型ながら
充分な受信性能を有した小型受信機に適したものとする
ことができる。請求項2記載の発明は、上記請求項1記
載の発明において、さらに、上記ループアンテナ素子の
上記小型受信機の外部に装着された部分の受信偏波面を
可変する可動機構部を備えたことを特徴とする。
【0010】このような構成とすることで、上記請求項
1記載の発明の作用に加えて、容易にループアンテナ素
子の受信偏波面を可変できるので、常に良好な受信状態
を維持することができる。
【0011】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記アクティブ素子は、与えられる切
換信号により利得制御を行なうことを特徴とする。この
ような構成とすることで、上記請求項1記載の発明の作
用に加えて、常に必要且つ充分な受信状態を維持するこ
とができる。
【0012】請求項4記載の発明は、上記請求項3記載
の発明において、上記アクティブ素子に与えられる切換
信号は上記小型受信機の受信周波数帯域に応じて可変さ
れることを特徴とする。
【0013】このような構成とすることで、上記請求項
3記載の発明の作用に加えて、テレビ受信機の受信周波
数帯域によって異なる利得に対処し、常に必要且つ充分
な受信状態を維持することができる。
【0014】請求項5記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記アクティブ素子は、上記小型受信
機のチューナAGC信号の電圧値により利得調整を行な
うことを特徴とする。
【0015】このような構成とすることで、上記請求項
1記載の発明の作用に加えて、強電界下での相互変調妨
害等を防止し、常に最適な受信状態を維持することがで
きる。
【0016】請求項6記載の発明は、受信機筺体と、少
なくともループの一部が上記受信機筺体の外部に装着さ
れたループアンテナ素子と、上記受信機筺体の内部に設
けられる上記ループアンテナ素子のアクティブ素子とを
備えたことを特徴とする。
【0017】このような構成とすることで、小型ながら
充分な受信性能を有したアンテナにより弱電界化にあっ
ても良好なテレビ放送の受信を行なうことができる。請
求項7記載の発明は、上記請求項6記載の発明におい
て、さらに、上記ループアンテナ素子の上記受信機筺体
の外部に装着された部分の受信偏波面を可変する可動機
構部を備えたことを特徴とする。
【0018】このような構成とすることで、上記請求項
6記載の発明の作用に加えて、容易にループアンテナ素
子の受信偏波面を可変できるので、常に良好な受信状態
を維持することができる。
【0019】請求項8記載の発明は、上記請求項6記載
の発明において、上記アクティブ素子は、与えられる切
換信号により利得制御を行なうことを特徴とする。この
ような構成とすることで、上記請求項6記載の発明の作
用に加えて、常に必要且つ充分な受信状態を維持するこ
とができる。
【0020】請求項9記載の発明は、上記請求項8記載
の発明において、上記アクティブ素子に与えられる切換
信号はテレビの受信周波数帯域に応じて可変されること
を特徴とする。
【0021】このような構成とすることで、上記請求項
8記載の発明の作用に加えて、受信する周波数帯域によ
って異なる利得に対処し、常に必要且つ充分な受信状態
を維持することができる。
【0022】請求項10記載の発明は、上記請求項6記
載の発明において、上記アクティブ素子は、上記受信機
筺体内に備えられるチューナ回路の出力するAGC信号
の電圧値により利得調整を行なうことを特徴とする。
【0023】このような構成とすることで、上記請求項
6記載の発明の作用に加えて、強電界下での相互変調妨
害等を防止し、常に最適な受信状態を維持することがで
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下本発明を携帯型テレビ受信機
に適用した場合の実施の一形態について図面を参照して
説明する。図1はその外観構成を示すものであり、1は
筺体である。この筺体1の前面には、バックライトを備
えたカラー液晶表示パネルによる表示部2と、音声を拡
声出力するスピーカ3と、オートチューニングのための
チューニングアップキー4a及びチューニングダウンキ
ー4bとが配設される。
【0025】また、筺体1の上面には、電源をオン/オ
フするための電源スイッチ5と、音量を調整するための
ボリュームスイッチ6と、受信する周波数帯(VHF/
UHF)を切換えるためのバンドスイッチ7とが配設さ
れる。
【0026】さらに、筺体1の両側面上端部の背面側間
にその両端が架設するようにしてコ字状に折曲形成され
た外部アンテナ8が取付けられる。この外部アンテナ8
は、筺体1に取付けられたその両端部の図示しないヒン
ジ機構により、図中に矢印Aで示す如く筺体1の背面側
に回動可能でその角度を保持することが可能となるもの
で、非使用時には図示する実線の状態から背面側に18
0°回動させることにより、筺体1の両側面及び背面と
一体にして収納させることができるものであるから、状
況に合わせてアンテナの角度を選ぶことができ、また非
使用時も邪魔になることがない。
【0027】なお、筺体1の図示しない右側面側にはイ
ヤホンジャックや外部アンテナ端子等の端子部が、また
同じく図示しない背面側には電源となる電池を収納する
ための電池蓋等がそれぞれ設けられるものとする。
【0028】しかるに、上記外部アンテナ8は、図2に
示す如く筺体1内でその上面と平行にして設けられた基
板銅箔9と電気的に接続されることによりループアンテ
ナ10を構成する。
【0029】そして、基板銅箔9の外部アンテナ8と接
続されていない側の端部は接地され、且つ外部アンテナ
8の基板銅箔9と接続されていない側の端部はバイポー
ラトランジスタあるいはFETを用いた増幅回路を構成
するアクティブ素子11に接続されて、上記ループアン
テナ10とアクティブ素子11とでアクティブアンテナ
を構成するものである。
【0030】ここで、特に上記外部アンテナ8の構造に
ついて説明する。図3は上記図2のIII−III線に
沿った外部アンテナ8の断面構造をいくつか例示するも
のである。図3(a)は、アンテナ素子としての四角柱
状の金属21に、この金属21を酸化等から保護するた
めの例えば硬質プラスティック等の樹脂22を被包して
構成したものであり、この樹脂22は金属21の表面処
理によって省略してもよい。
【0031】また、図3(b)は上記図3(a)の金属
21に代えて、中空の四角筒状の金属23を用いたもの
で、同じく樹脂22は金属23の表面処理によって省略
してもよい。
【0032】さらに、図3(c)は上記図3(a)の金
属21に代えて、複数、例えば2本の四角柱状の金属2
4a,24bを用い、これら金属24a,24bの配置
関係を保持すると共に、酸化等から保護するための例え
ば硬質プラスティック等の樹脂25を被包して構成した
もので、金属24a,24bによる多重、ここでは2重
のアンテナループターンを形成できるようにしたもので
ある。
【0033】上記いずれの構造を採るようにしても、上
述した如く外部アンテナ8は筺体1に対して回動でき、
その角度を任意に可変して設定保持させることが可能で
あるため、筺体1の使用状態に応じて、例えば上記図1
に示した筺体1を垂直に立てた状態では同図中に破線で
示すような水平方向に回動させることで、常に受信状態
を良好なものとすることができる。
【0034】また、外部アンテナ8とアクティブ素子1
1との間は、必ずしも導線等により直接接続する必要は
なく、アンテナループとしての損失がないように充分近
接すれば、非接触として構成することも可能となる。
【0035】次いで主として上記筺体1内に設けられる
電子回路の構成について図4を用いて説明する。同図
で、外部アンテナ8及び基板銅箔9から構成されるルー
プアンテナ10はその一端が接地され、他端がアクティ
ブ素子11に接続されるもので、ループアンテナ10に
より受信したテレビ電波はアクティブ素子11で増幅さ
れた後にチューナ31に供給される。
【0036】このチューナ31は、後述する中間周波回
路(図では「IF回路」と示す)33からのAGC電圧
信号による利得制御を受けながら、指定のチャンネル
(周波数)を選択して中間周波信号に変換するもので、
変換した中間周波信号はフィルタ回路32へ送られる。
このフィルタ回路32は、得られた中間周波信号を狭帯
域化し、帯域特性と遅延時間特性とを整えて中間周波回
路33へ送出する。
【0037】この中間周波回路33は、中間周波増幅回
路、AGC回路、映像検波回路、映像増幅回路、AFT
検波回路及び音声検波回路、音声FM検波回路等から構
成されており、上記フィルタ回路32を介して送られて
きた中間周波信号を中間周波増幅回路でAGC回路の制
御の下に増幅し、その後に映像検波回路で映像検波して
複合映像信号としてビデオ/クロマ回路34へ送出する
と共に、例えばAGC回路で得た中間周波信号の受信レ
ベルの上昇に連れて電圧が上昇するAGC電圧信号を上
記チューナ31及びオペアンプ35(図では「AMP」
と示す)へ送出する。
【0038】このオペアンプ35は、予め設定されてい
る一定値の基準電圧と中間周波回路33からのAGC電
圧信号とを比較し、比較結果としてその差電圧を上記ア
クティブ素子11に与えてその増幅率を可変するべく制
御する。
【0039】また上記中間周波回路33は、上記中間周
波増幅回路の出力する増幅された中間周波信号を音声検
波して音声中間周波信号を得、これをFM復調して可聴
周波数帯域の音声信号として音声増幅回路36へ送出す
る。この音声増幅回路36は、中間周波回路33からの
音声信号を特定の増幅率をもって音声増幅し、得た信号
で上記スピーカ3を拡声駆動して放音させる。
【0040】上記ビデオ/クロマ回路34は、複合映像
信号に含まれる水平及び垂直同期信号を分離する一方、
複合映像信号にクロマ処理を施してR,G,Bの3原色
からなるクロマ信号を得るもので、得た水平及び垂直同
期信号とクロマ信号とをコントローラ37へ出力する。
【0041】このコントローラ37は、A/D変換回
路、タイミング制御回路等から構成されており、ビデオ
/クロマ回路34からのクロマ信号をタイミング制御回
路の出力するサンプリングクロックに従って1画素当た
り3〜4ビットのデジタル映像データに変換し、液晶ド
ライバ38に出力すると共に、水平同期信号及び垂直同
期信号に基づいて表示制御用のタイミング信号を作成
し、同じく液晶ドライバ38に出力する。
【0042】この液晶ドライバ38は、コントローラ3
7からのタイミング信号に従って走査信号を発生し、上
記表示部2を構成するカラー液晶表示パネル39のコモ
ン電極を順次走査駆動すると共に、コントローラ37か
ら与えられる例えば3〜4ビットの映像データをタイミ
ング信号により順次読込み、1ライン分の映像データを
読込んだ後にその映像データに応じて階調信号を作成
し、カラー液晶表示パネル39のセグメント電極を表示
駆動する。
【0043】上記のような構成にあっては、チューナ3
1で相互変調等が起きない範囲内でプラス側の基準電圧
としてオペアンプ35に設定入力されるもので、オペア
ンプ35ではこの基準電圧を越えるような電圧値のAG
C電圧信号が入力される際に、比較結果としてその差電
圧に応じてアクティブ素子11での増幅率を可変するべ
く制御制御を行ない、チューナ31での相互変調等を未
然に防止するものである。
【0044】なお、上記図4に示した構成では、中間周
波回路33からのAGC電圧信号と基準電圧信号とをオ
ペアンプ35で比較し、その比較結果に応じてアクティ
ブ素子11の利得制御を行なうものとして説明したが、
これに限らず、他の要素によりアクティブ素子11での
利得制御を行なうことも考えられる。
【0045】図5は、国内の90[MHz]乃至770
[MHz]程度に相当する広帯域増幅でこのアクティブ
素子11を使用するに当たって、VHF帯域とUHF帯
域で回路のチャンネル間での利得差を考えないものと
し、且つVHF帯域とUHF帯域での回路の利得設定を
行なうものとした場合の回路構成を例示するものであ
る。
【0046】この場合、図示する如くVHF/UHFの
切換信号を利用して直接アクティブ素子11の利得を切
換制御するようになるもので、受信しているVHF帯域
での回路の利得とUHF帯域での回路の利得とをそれぞ
れ最適値に設定し、受信している周波数帯域によりこれ
を切換えるようにすることで、受信周波数帯域によって
異なる利得に対処し、チューナ31へ与える受信信号の
レベルを必要且つ充分な範囲に維持させ、常に良好な受
信を実行させることができる。
【0047】また図6は、上記図4で示したオペアンプ
35の代わりにコンパレータ41(図では「CMP」と
示す)を用い、且つ基準電圧信号を抵抗R2を介してオ
ペアンプ35のプラス側の入力端子に入力すると共に、
このプラス側の入力端子と出力端子との間を抵抗R1を
介して正帰還接続した構成を例示するものである。
【0048】この場合、入力電界強度とアクティブ素子
11での利得の関係を図7に示す通り、入力電界強度が
低下した状態でも、上記抵抗R1,R2の値に応じた入
力電界強度下の状態となるまではアクティブ素子11で
の利得が制限されることとなる。
【0049】これは、実際上はアクティブ素子11をオ
ン/オフの切換制御に近い動作で働かせることで、回路
上の安定性を確保したもので、特に入力電界強度がしき
い値近傍で変化する場合に安易にアクティブ素子11で
の利得が変化するのを防止するものである。なお、本発
明は上記のような実施の形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施す
ることが可能である。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、小型なが
ら充分な受信性能を有した小型受信機に適したものとす
ることができる。請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の効果に加えて、容易にループアンテ
ナ素子の受信偏波面を可変できるので、常に良好な受信
状態を維持することができる。
【0051】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、常に必要且つ充分な受信
状態を維持することができる。請求項4記載の発明によ
れば、上記請求項3記載の発明の効果に加えて、小型受
信機の受信周波数帯域によって異なる利得に対処し、常
に必要且つ充分な受信状態を維持することができる。
【0052】請求項5記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、強電界下での相互変調妨
害等を防止し、常に最適な受信状態を維持することがで
きる。
【0053】請求項6記載の発明によれば、小型ながら
充分な受信性能を有したアンテナにより弱電界化にあっ
ても良好なテレビ放送の受信を行なうことができる。請
求項7記載の発明によれば、上記請求項6記載の発明の
効果に加えて、容易にループアンテナ素子の受信偏波面
を可変できるので、常に良好な受信状態を維持すること
ができる。
【0054】請求項8記載の発明によれば、上記請求項
6記載の発明の効果に加えて、常に必要且つ充分な受信
状態を維持することができる。請求項9記載の発明によ
れば、上記請求項8記載の発明の効果に加えて、受信す
る周波数帯域によって異なる利得に対処し、常に必要且
つ充分な受信状態を維持することができる。
【0055】請求項10記載の発明によれば、上記請求
項6記載の発明の効果に加えて、強電界下での相互変調
妨害等を防止し、常に最適な受信状態を維持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る外観構成を示す斜
視図。
【図2】図1の外部アンテナを含むループアンテナの構
成を示す図。
【図3】図2のIII−III線に沿った外部アンテナ
の構造を例示する断面図。
【図4】同実施の形態に係るテレビ受信機の電子回路構
成を示すブロック図。
【図5】同実施の形態に係るアクティブ素子の利得制御
の他の構成例を示す図。
【図6】同実施の形態に係るアクティブ素子の利得制御
の他の構成例を示す図。
【図7】図6の構成での動作を説明する図。
【符号の説明】
1…筺体 2…表示部 3…スピーカ 4a…チューニングアップキー 4b…チューニングダウンキー 5…電源スイッチ 6…ボリュームスイッチ 7…バンドスイッチ 8…外部アンテナ 9…基板銅箔 10…ループアンテナ 11…アクティブ素子 21,23,24a,24b…金属 22,25…樹脂 31…チューナ 32…フィルタ回路 33…中間周波回路(IF回路) 34…ビデオ/クロマ回路 35…オペアンプ(AMP) 36…音声増幅回路 37…コントローラ 38…液晶ドライバ 39…カラー液晶表示パネル 41…コンパレータ(CMP)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小型受信機に用いられるアンテナ装置で
    あって、 少なくともループの一部が上記小型受信機筺体の外部に
    装着されたループアンテナ素子と、 上記小型受信機筺体の内部に設けられる上記ループアン
    テナ素子のアクティブ素子とを備えたことを特徴とする
    アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 さらに、上記ループアンテナ素子の上記
    小型受信機筺体の外部に装着された部分の受信偏波面を
    可変する可動機構部を備えたことを特徴とする請求項1
    記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 上記アクティブ素子は、与えられる切換
    信号により利得制御を行なうことを特徴とする請求項1
    記載のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 上記アクティブ素子に与えられる切換信
    号は上記小型受信機の受信周波数帯域に応じて可変され
    ることを特徴とする請求項3記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 上記アクティブ素子は、上記小型受信機
    のチューナAGC信号の電圧値により利得調整を行なう
    ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 受信機筺体と、 少なくともループの一部が上記受信機筺体の外部に装着
    されたループアンテナ素子と、 上記受信機筺体の内部に設けられる上記ループアンテナ
    素子のアクティブ素子とを備えたことを特徴とするテレ
    ビ受信機。
  7. 【請求項7】 さらに、上記ループアンテナ素子の上記
    受信機筺体の外部に装着された部分の受信偏波面を可変
    する可動機構部を備えたことを特徴とする請求項6記載
    のテレビ用アンテナ装置。
  8. 【請求項8】 上記アクティブ素子は、与えられる切換
    信号により利得制御を行なうことを特徴とする請求項6
    記載のテレビ受信機。
  9. 【請求項9】 上記アクティブ素子に与えられる切換信
    号はテレビの受信周波数帯域に応じて可変されることを
    特徴とする請求項8記載のテレビ受信機。
  10. 【請求項10】 上記アクティブ素子は、上記受信機筺
    体内に備えられるチューナ回路の出力するAGC信号の
    電圧値により利得調整を行なうことを特徴とする請求項
    6記載のテレビ受信機。
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