JPH10279823A - 着色剤組成物及びその製造方法並びに電子写真用乾式及び湿式現像剤及びインクジェット用インキ着色剤 - Google Patents

着色剤組成物及びその製造方法並びに電子写真用乾式及び湿式現像剤及びインクジェット用インキ着色剤

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JPH10279823A
JPH10279823A JP9814997A JP9814997A JPH10279823A JP H10279823 A JPH10279823 A JP H10279823A JP 9814997 A JP9814997 A JP 9814997A JP 9814997 A JP9814997 A JP 9814997A JP H10279823 A JPH10279823 A JP H10279823A
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JP9814997A
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Takeshi Asami
剛 浅見
Kazuo Tsubushi
一男 津布子
Akihiko Goto
明彦 後藤
Aiko Ishikawa
愛子 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分散性及び極性制御性が良好な色素を含有す
る着色剤組成物を提供する。 【解決手段】 色素および樹脂を含有する着色剤組成物
において、色素が一般式(1)で示される色素であるこ
とを特徴とする着色剤組成物。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着色剤組成物及び
その製造方法並びに電子写真用乾式又は湿式現像剤及び
インクジェット用インキ着色剤に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法、静電記録法等による静電写
真法で形成される静電潜像の可視化を湿式現像法で行う
場合には、液体現像剤が使用される。液体現像剤は一般
に担体液と呼ばれる高絶縁性で低誘電率の有機溶媒中
に、トナーと呼ばれる着色剤や樹脂を、界面活性剤から
なる分散安定剤であるナフテン酸金属塩とレシチン等の
極性制御剤と共に分散したものである。現像剤の使用中
又は保存中に、現像剤中のトナーは安定に分散している
ことが要求される。
【0003】このようなトナーを着色するために使用さ
れる着色剤としては、カーボンブラックのような無機顔
料やフタロシアニンブルー、スカイブルー、ローダミン
レーキ、マラカイトグリーンレーキ、メチルバイオレッ
トレーキ、ピーコックブルーレーキ、ナフトールグリー
ンB、ナフトールグリーンY、ナフトールイエローS、
パーマネントレッド4R、ブリリアントファストスカー
レット、ハンザイエロー、ベンジジンイエロー等の有機
顔料等が知られている。
【0004】しかしながら、これら多くの顔料は分散性
がよくないために、またそのもの自体が極性制御性を持
たないために、これらの顔料を用いた液体現像剤では、
長期に亘って使用又は保存すると、分散安定剤や極性制
御剤は担体液に取り込まれるなどして、分散安定剤や極
性制御剤はその機能を失ない、分散安定剤及び極性制御
剤が作用しなくなったトナーは凝集を起こしたり、極性
が不十分となり、画像品質の低下を招くという欠点があ
った。
【0005】そこでこのような欠点を改良するため、顔
料がよくなじむように表面処理を施したり、或いはカー
ボンブラックを用いそのカーボンブラックをグラフト化
して分散性や極性制御性を与えるなどの提案がなされて
いるが、未だ満足し得る結果は得られていない。しか
も、従来の着色剤は透明性、着色力に劣るため、カラー
トナー用としても満足し得るものではなかった。
【0006】特公昭58−9418号にはチオインゴイ
ド系顔料を含有する静電写真用液体現像剤が示されてい
る。このチオインジゴイド系顔料をフルカラー用のマゼ
ンタトナーとして用いることもできるが、その場合には
赤味が弱く、分光特性的にマゼンタには好ましくない。
また、特開昭49−99033号、特開昭49−134
333号、特開昭46−1636号等のように、SiO
2や樹脂を染料で染着したトナーも提案されている。し
かしながら、これらの液体トナーは着色力が弱く画像濃
度が低いという問題点があった。
【0007】電子写真法の乾式現像剤に色素を使用する
場合には、該色素を必要に応じ他の添加剤と共に樹脂分
散媒中に分散した後、樹脂を微粉砕したものを用いる。
破砕して得られる樹脂粒子の表面は含有する色素の影響
が避けられない。特に色素として顔料を使用した場合に
は、顔料と樹脂の界面で破砕が起こり、この場合には、
顔料の表面が破砕された粒子表面に露出することも起き
る。また、電子写真複写機用の現像剤においては、要求
される複写画像の色相、色調によって現像剤に使用され
る色素も限定されることになる。
【0008】従って、電子写真現像剤のキャリアとの摩
擦によって正に帯電する色素が少なく、要求する複写画
像の色相から選定した色素が、キャリアとの摩擦に際し
て正帯電性のものである場合には、その現像剤粒子の表
面の微小部分の帯電性および各粒子間の帯電性の点で、
均一性に欠けてしまうという問題点を有している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、色素
と樹脂を含有する着色剤組成物において、分散性及び極
性制御性が良好な色素を含有する着色剤組成物及びその
製造方法並びに着色剤組成物を用いた電子写真用乾式及
び湿式現像剤及びインクジェット用インキ着色剤を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の如き
静電的潜像の現像剤の欠陥に鑑み、上記の条件を満たす
べく、色素の構造について種々研究した結果、特定の構
造式で表わされる色素を現像剤の着色剤として使用する
ことにより、前記した条件においてもすぐれた効果を発
揮しうることを知見し本発明を完成した。本発明によれ
ば、第一に、色素および樹脂を少なくとも含む着色剤組
成物において、色素が一般式(1)で示される色素であ
ることを特徴とする着色剤組成物が提供される。
【化1】 (式中、R1:ハロゲン原子、 R2、R3、R5:−OCm2m+1(mは1〜12の整数)
又は−Cn2n+1 (nは1〜12の整数) R4、R6、R7:−OH、−COOH、−SO3H又はハ
ロゲン原子で、ある。)
【0011】また本発明によれば、第二に、樹脂がシリ
コーン樹脂、ポリオレフィン、ポリオレフィン共重合体
の中から選ばれるものであることを特徴とする上記第一
の着色剤組成物が提供される。第三に、色素の含有量が
2〜80wt%で、樹脂の含有量が20〜98wt%で
あることを特徴とする上記第一の着色剤組成物が提供さ
れる。第四に、上記第一の色素を水に溶かした後に、樹
脂溶液を加え、撹拌混合し、水を分離し、残った色素を
含む樹脂溶液を乾燥させ粉砕することを特徴とする着色
剤組成物の製造方法が提供される。第五に、上記第一の
着色剤組成物を電子写真用乾式現像剤に用いることを特
徴とする電子写真用乾式現像剤が提供される。第六に、
上記第一の着色剤組成物を電子写真用湿式現像剤に用い
ることを特徴とする電子写真用湿式現像剤が提供され
る。第七に、上記第一の着色剤組成物をインクジェット
用インキ着色剤に用いることを特徴とするインクジェッ
ト用インキ着色剤が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明では、下記一般式(1)で
示される色素が用いられる。
【化1】 (式中、R1:ハロゲン原子、 R2、R3、R5:−OCm2m+1(mは1〜12の整数)
又は−Cn2n+1 (nは1〜12の整数) R4、R6、R7:−OH、−COOH、−SO3H又はハ
ロゲン原子で、ある。) 本発明で用いられる前記一般式(1)で表わされる色素
は赤・マゼンタ系の公知物質であり、容易に入手できる
ものである。これの代表的な化合物を示すと、表1の通
りである。
【0013】
【表1】
【0014】本発明の着色剤組成物をフラッシング法に
より得るには、色素(顔料)を水に溶かした含水液に、
更に樹脂分散媒を加え、フラッシャーと呼ばれるニーダ
ー中でよく混合する。この操作により顔料の囲りに存在
する水は、後から添加される樹脂分散媒によって置換さ
れる。この操作により取出される水を排出し、樹脂溶液
中に顔料が分散された状態とし乾燥させて、溶剤を除去
すると、残された塊りを得る。次にこの塊りを粉砕する
ことにより着色剤の粉末が得られる。この着色剤は顔料
が樹脂によって被覆されており、印刷インキ、塗料、静
電写真用トナーなどに用いることができる。
【0015】一般式(1)の色素を含む水溶液に樹脂に
分散させる場合、樹脂分散媒としては、従来使用されて
きた樹脂分散媒であればすべて使用できる。例えば、ポ
リスチレン、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル共
重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体、(メ
タ)アクリル酸エステル重合体および共重合体、スチレ
ン−ジエン系共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリ
ル酸エステル共重合体等の付加重合系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂等の縮合
系樹脂、ロジンエステル、マレイン化ロジンエステル等
の変性樹脂、石油樹脂、高級脂肪酸ワックス、高級アル
コール、高級脂肪酸、パラフィンワックス、カルナバワ
ックス、シェラック等の低分子固体等が単独あるいは組
合わせて使用できる。これらの中では、ポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレン−アクリル酸エステル共重合
体、エチレン−無水マレイン酸共重合体のようなポリオ
レフィン、ポリオレフィン共重合体が良好な分散性を有
し、良好な結果が得られる。
【0016】着色剤組成物製造例を示すと次の通りであ
る(以下、製造例Aという)。水 50重量部、及び表
1の「色素化合物2」20重量部をフラッシャーにと
り、よく混合分散した。次に、エチレン−酢ビ共重合体
(エバフレック210、三井デュポン社製)80重量部
及びトルエン50重量部を加え、100℃で2時間分散
した。分散後、減圧し、水分とトルエンを除去し、粉砕
してフラッシング着色剤を得た。
【0017】前記一般式(1)で表わされる色素を含む
樹脂溶液及びさらにその他の添加剤を含む着色組成物中
の色素の含有量は、使用する目的によって異なる。印刷
インキ及び塗料などの色素を高濃度に含有する固体状、
ペースト状あるいは液状の組成物においては、色素濃度
は約80重量%〜10重量%、好ましくは60重量%〜
30重量%であり、また、電子写真用乾式現像剤の着色
剤組成物としては、色素の濃度は約15重量%〜2重量
%、好ましくは10重量%〜3重量%である。
【0018】電子写真用乾式現像剤を製造する場合に
は、色素を高濃度含有する状態とし、十分混合して分散
させ、そして、色調等を調整し、次に色素の濃度が低い
組成物を製造する。色素が高濃度の組成物は粗粒、粗
粉、微粉、シート状、小塊状等の固体状、あるいはペー
スト状または液状等のいずれの性状にでも差し支えな
い。また、色素の濃度は、最終的な画像記録用現像剤と
して使用する組成物の用途又は状態により定まるもので
あり、いわゆる乾式現像剤、湿式現像剤、静電現像剤等
であり、乾式現像剤は二成分系現像剤および一成分系現
像剤に区分される。
【0019】一成分系乾式現像剤には、強磁性材料を併
用することができる。これらの強磁性材料も本発明の着
色組成物中に必要に応じて添加するものであって、従来
公知の磁性現像剤用として使用されている強磁性微粒状
物がいずれも使用できる。例えば、四三酸化鉄粉、三二
酸化鉄粉等の酸化物、鉄、ニッケル、コバルト等の金属
粉等であり、形状としては立方体状、針状等、形状にこ
だわるものではない。
【0020】また圧力定着型現像剤では、必要に応じて
添加する可塑化材料としては、使用するものであって、
可塑剤、油脂、低融点ワックス、石油樹脂、液状オリゴ
マー樹脂等が挙げられる。
【0021】電子写真液体現像剤を調製するには、着色
剤と樹脂を含有する着色剤組成物を担体液中に分散させ
ることにより製造される。担体液としては、高絶縁性
(電気抵抗1010Ωcm以上)、低誘電率(誘電率3以
下)の石油系樹脂族炭化水素、n−ヘキサン、リグロイ
ン、n−ヘプタン、n−ペプタン、イソドデカン、イソ
オクタンなどの他の、それらのハロゲン誘導体、例え
ば、四塩化炭素、パークロルエチレンなどが挙げられ
る。なお、前記の石油系脂肪族炭化水素の市販品にはエ
クソン社製の、アンソパーE、アイソパーG、アイソパ
ーL、アイソパーH、アイソパーK、ナフサNo.6、
ソルベッソ100等がある。これらは単独で又は組合わ
せて使用される。色素を高濃度に含有するペーストまた
は液状組成物で使用される溶剤としては、脂肪族炭化水
素系、脂環族炭化水素系、芳香族炭化水素系、ハロゲン
化炭化水素系、エステル系、ケトン系、グリコールエー
テル系、アルコール系、水系等が使用され、特にこれら
の中の特定の物質に限定されるものではない。また、湿
式電子写真現像剤の媒体として使用する場合には、従来
公知の高絶縁性の石油系溶剤、例えば、アイソパーH、
アイソパーG(以上、エッソスタンダード社製)、シェ
ルゾール71(シェル石油社製)およびケロシン等を使
用する。
【0022】また、色素を更に必要とする場合には、従
来公知の顔料または染料から適切に選択して、本発明で
使用する色素と共に使用する。例えば、有機顔料または
染料としては、フタロシアニン系、アゾ系、アンスラキ
ノン系、ペリノン・ペリレン系、インジゴ・チオインジ
ゴ系、ジオキサジン系、キナクリドン系、イソインドリ
ン系、アニリンブラック系、カーボンブラック系などの
顔料が挙げられ、無機顔料としては、酸化チタン系、酸
化鉄系、焼成顔料系、紺青、金属粉顔料、体質顔料等が
挙げられる。電子写真用現像剤として使用する場合にお
いては、他に従来公知の電荷制御剤、クリーニング剤、
現像剤の流動性の向上剤等を添加することができる。
【0023】本発明の着色剤組成物は、その色素成分と
して前記一般式(1)で表わされる色素を選択したの
で、最終的に画像記録用着色組成物として使用するに際
して、粒子間の帯電性のバラつきを少なくすることがで
きる。液体現像剤として使用するに際しても、界面電位
が一定し、長時間安定して現像に供することができる。
【0024】
【実施例】次に、実施例をあげて、本発明を具体的に説
明する。なお文中、部または%とあるのは特に断りのな
い限り重量基準である。
【0025】実施例1 表1の「色素化合物No.3」40部をスチレン−メタ
クリル系共重合体(軟化点約114℃、ガラス転移点約
56℃、GPC法重量平均分子量約8万)60部ととも
に、100℃の三本ロールにて十分混練し、色素を分散
させた。冷却後粗砕して色素を23%の濃度で含有する
本発明の着色剤組成物の粗粉を得た。次に、この操作で
得た色素を含む着色剤組成物20部を、上記で使用した
スチレン−メタクリル系共重合体80部と常法に従って
混練し、冷却後粉砕し、更にジェットミルで微粉砕し、
分級して5〜15μmの本発明の着色剤組成物の微粉末
を得た。この着色組成物の摩擦帯電量を測定したとこ
ろ、−7.8μC/grであった。上記のマゼンタ色の
樹脂微粉末に流動化剤としてコロイダルシリカを添加
し、常法に従い十分混合し、電子写真乾式現像剤とし、
キャリアの磁性鉄分と混合したところ、均一な負極性を
示した。続いて、負電荷現像剤用電子写真複写機にて複
写に供し画像濃度1.26の鮮明で安定した複写画像が
得られた。
【0026】実施例2 実施例1の色素を23%濃度で含む着色剤組成物25部
を、脂肪族炭化水素系溶媒に可溶のアクリル酸エステル
系樹脂15部と共にアイソパーH100部に加え、ボー
ルミルにて20時間分散せしめて、濃厚着色液を調製し
た。この濃厚着色液5部をアイソパーH1リットル中に
加え分散させて電子写真湿式現像剤を得た。これを湿式
電子写真複写機にて複写したところ、画像濃度1.23
で、OHPの色再現性が良好で、鮮明で落着いた色調の
複写画像が安定して得られた。
【0027】実施例3 実施例1の着色剤組成物40部の代りに本発明の色素を
フラッシング法により作成した製造例Aの着色剤組成物
80部を用いた。同様に乾式トナーを作成し評価したと
ころ、摩擦帯電量が−11.8μC/grであった。ま
た、画像濃度は1.37で、均一な負極性を示し、実施
例1よりは更に鮮明な画像が得られた。解像度は6.3
本/mmであった。
【0028】実施例4 実施例2の着色剤組成物25部の代りに、本発明の色素
をフラッシング法により作成した製造例Aの着色剤組成
物50部を用いた。同様に湿式トナーを作成し評価した
ところ、画像濃度は1.34でマゼンタ色の濃い画像を
得ることができた。解像度は7.2本/mmであった。
【0029】実施例5 実施例2、4で得られた液体トナーは、インクジェット
用インキや塗料、印刷インキとして使用可能であった。
インクジェット用インクでは従来の水性インキに比較
し、画像濃度が高く、にじみのない画像が得られた。本
発明の液体トナーは粒径が小さく0.1〜0.5μmで
分散性が良好なことから、塗料や印刷インキでも光沢の
ある明度の高い塗膜や印刷物をつくることが出来る。
【0030】
【発明の効果】本発明で得られる乾式電子写真用現像剤
によれば、鮮明なコピーが得られる。又湿式電子写真用
現像剤によれば、コピー画像濃度が高く、色再現性が高
い。本発明の着色剤を用いたインクジェット用インキ及
び印刷インキ、塗料は分散安定性、着色力も高い。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 101/00 C09B 29/20 B C09B 29/20 C09D 11/00 C09D 11/00 B41J 3/04 101Y G03G 9/09 G03G 9/08 361 9/12 9/12 311 (72)発明者 石川 愛子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色素および樹脂を含有する着色剤組成物
    において、色素が一般式(1)で示される色素であるこ
    とを特徴とする着色剤組成物。 【化1】 (式中、R1:ハロゲン原子、 R2、R3、R5:−OCm2m+1(mは1〜12の整数)
    又は−Cn2n+1 (nは1〜12の整数) R4、R6、R7:−OH、−COOH、−SO3H又はハ
    ロゲン原子で、ある。)
  2. 【請求項2】 請求項1の樹脂がシリコーン樹脂、ポリ
    オレフィン、ポリオレフィン共重合体の中から選ばれる
    ものであることを特徴とする着色剤組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1の色素の含有量が2〜80wt
    %で、樹脂の含有量が20〜98wt%であることを特
    徴とする着色剤組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の色素を水に溶かした後
    に、樹脂溶液を加え撹拌混合し、水を分離し、残った色
    素を含む樹脂溶液を乾燥させ粉砕することを特徴とする
    着色剤組成物の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の着色剤組成物を電子写真
    用乾式現像剤に用いることを特徴とする電子写真用乾式
    現像剤。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の着色剤組成物を電子写真
    用湿式現像剤に用いることを特徴とする電子写真用湿式
    現像剤。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の着色剤組成物をインクジ
    ェット用インキ着色剤に用いることを特徴とするインク
    ジェット用インキ着色剤。
JP9814997A 1997-04-01 1997-04-01 着色剤組成物及びその製造方法並びに電子写真用乾式及び湿式現像剤及びインクジェット用インキ着色剤 Pending JPH10279823A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000023525A1 (fr) * 1998-10-16 2000-04-27 Kabushiki Kaisha Ueno Seiyaku Oyo Kenkyujo Composes azoiques et leur processus de production

Cited By (2)

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