JPH10279197A - シート給送装置及び画像読取装置 - Google Patents

シート給送装置及び画像読取装置

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JPH10279197A
JPH10279197A JP9093711A JP9371197A JPH10279197A JP H10279197 A JPH10279197 A JP H10279197A JP 9093711 A JP9093711 A JP 9093711A JP 9371197 A JP9371197 A JP 9371197A JP H10279197 A JPH10279197 A JP H10279197A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数の異なるサイズのシートが装
置本体に対して固定して配置されたシート排出口から再
びシート載置手段上に排出されても、シートの後端整合
が良好に出来て次の給送が良好に出来、操作性を向上さ
せると共に、装置の小型化が図れるシート給送装置及び
これを備えた画像読取装置を提供することを可能にする
ことを目的としている。 【解決手段】 突き当てシャッタ41のホームポジション
よりも原稿P束移送方向下流側に起立可能に配置された
後端規制板201 により原稿載置トレイ2上の原稿P束の
後端が規制される。原稿排出口17から排出され、後端規
制板201 上に乗り上げた原稿Pの後端がシート給送方向
に移動する突き当てシャッタ41に突き当たって後端規制
板201 まで移動して原稿P束の後端の位置が整合され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等の画像読
取装置に装備されるシート給送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の原稿自動給送装置には、原稿循環
式(RDF)と非循環式(ADF)の装置がある。原稿
循環式(RDF)の場合、搬送される原稿が露光部を通
過する際に露光を完了し、原稿載置部の上方(または下
方)に露光が完了した原稿を排出する装置があり、更に
複数部設定の場合でも、順次原稿を再循環することで対
応している装置がある。
【0003】このように、原稿を移動状態中に露光を完
了する流し読み取りモードと、原稿循環式(RDF)と
の組み合わせは、原稿を一旦停止させてから露光装置を
原稿領域に沿って移動させる固定読み取りモードと比較
して露光装置の移動時間分のロスタイムがなくなるた
め、原稿の交換時間の短縮に寄与し、複写システムの高
速化技術、高生産性技術につながると共に、所定の原稿
交換時間で比較すると、固定読み取りモードに対して原
稿をより低速の移動速度で循環させることを可能とし、
静音化技術にもつながるという利点を有している。
【0004】原稿循環式(RDF)との組み合わせの例
から言及すると、フラッシュ露光技術との組み合わせに
よって複写システムの高速化、高生産性を可能としてい
るシステムもある。フラッシュ露光技術は前述の露光装
置と比較すると原稿の全ての面を同時に露光完了する構
成であり、高出力の光源とベルト型感光を具備する必要
があり、装置の大型化、高コスト、消費電力のアップに
つながり、この技術が利用されている装置は、一部の大
型高速機に限られているのが現状である。
【0005】また、非循環式(ADF)装置は、原稿を
プラテン上の所定位置に固定し、複写部数回の露光を露
光装置を往復移動することによって繰り返し、終了後、
原稿を所定の排出トレイ上に排出し、順次この動作が繰
り返されることによって一連の原稿の複数部コピーを可
能とする構成であり、複写システムとしては出力側のソ
ータとの組み合わせにより、原稿を何度も繰り返し循環
させることなく済むので、原稿に対するダメージが比較
的少ないという利点を有する。
【0006】以上のような従来技術がある中で、近年、
高速化且つ静音化を達成するために種々の提案がなされ
ている。その一例として図13に示すように、原稿載置台
302上の原稿Pを、該原稿Pのサイズやモード等の条件
により、原稿載置台302 の両端部に設けられた2つの給
送ローラ312 ,313 のどちらかを選択して自動的に原稿
Pの給送を行い、複写機本体301 の画像読取部311 が位
置するプラテン105 上の所定位置まで給送し、原稿Pの
画像を読み取る装置が提案されている。
【0007】図13の装置は、原稿Pを再循環可能な系で
構成され、原稿固定読み取りモード(給送ローラ312 側
から給送されるモード)では、原稿載置台302 上に積載
されている複数枚の原稿Pを第1の分離給送手段となる
リタードベルト5a及び給送ローラ5bにより1枚ずつ
分離して給送し、パス314 を通って搬送ベルト315 によ
りプラテン105 上の所定の位置に順次載置し、複写機本
体301 内の画像読取部(光学系)311 を図13の矢印e方
向に移動して画像を読み取った後、搬送ベルト315 を逆
転させて原稿Pを排出パス316 に導き、排出ローラ303
により排出して再び該原稿載置台302 上に載置する。
【0008】流し読み取りモードが選択された場合、例
えば小サイズの原稿(A4,B5,LTR(レターサイ
ズ)等)をユーザが原稿載置台302 上に載置し、複写機
本体301 の図示しないスタートキーをONし、入口セン
サ307 がON、原稿長さ検知センサ310 がOFFの条件
で流し読み取りモードが進行する。
【0009】先ず、原稿載置台302 が支点309 を中心に
回動して所定位置まで下降し、原稿P束移送手段となる
ストッパ306 により原稿P束を第2の分離ベルト304 側
に束移送して束移送位置検知センサ308 に検知される位
置まで移動させ、原稿Pを分離ベルト304 及び給送ロー
ラ305 により1枚ずつ分離して給送し、パス317 を通っ
て搬送ベルト315 によりプラテン105 上に送られて原稿
流し読み取りモードにより原稿Pの画像が読み取られ、
原稿Pは排出パス316 に導かれて排出ローラ303 により
原稿載置台302 上に排出される。
【0010】また、原稿Pが原稿載置台302 上に排出さ
れる毎に原稿Pの後端をストッパ306 が第2の分離ベル
ト304 側に押し込んで原稿Pの整合性を向上させ、原稿
Pがもう一巡する場合は、全原稿Pを原稿載置台302 上
に排出した後で、ストッパ306 が全原稿P束の後端に当
接して一括で束搬送し、再給送する動作を行うようにな
っている。
【0011】一方、非循環式(ADF)装置では、図14
に示すように、原稿Pをプラテン105 上に給送する際に
プラテン105 下部の所定位置に露光装置を固定して流し
読み取りを行い、終了後は原稿Pを排出トレイ上に排出
する構成であるが、複数部のコピーを作成する場合は、
流し読み取り終了後、そのまま原稿Pを排出せずに、流
し読み取りを終了した位置において、原稿Pを一度停止
させ、その後露光装置を所定枚数分だけ往復移動させ
て、画像読取終了後、原稿Pを排出トレイ上に排出し、
複数部のコピー作成を可能とする流し読み取り、固定読
み取りを組み合わせた系の装置がある。
【0012】しかしながら、上記提案された装置におい
て、例えば図13に示す装置の場合、原稿再循環式処理装
置であるので流し読み取りモード時において高い原稿交
換スピードが得られ高生産性に適合しており、且つ前述
したように静音化にも適しているが、複数部のコピーを
得ようとすれば、原稿Pを設定部数回循環させなければ
ならず、例えば上記装置のもつ分離手段通過時の原稿P
に与えるストレス、屈曲パス通過時の原稿Pへのカール
付け等、オリジナル原稿Pに与えるダメージが多く、且
つ原稿Pのハンドリング時の搬送不良確率も高く、高信
頼性を有するシステムとしては実施し難い構成であっ
た。
【0013】また、図14に示す装置の場合、原稿Pは再
循環しない系であるので、原稿Pへのダメージといった
点からは問題ないが、原稿交換時間のより高速化及び原
稿Pと画像形成を行う記録シートとの位置合わせ(レジ
ストレーション)の高精度化等を考慮すると、多くの問
題があった。
【0014】例えば、図14に示す装置では、流し読み取
り位置が401 または402 の位置に設けられているが、例
えば、小サイズ原稿Pの流し読み取りを行う際には、1
対1のコピーモードにおいては、原稿P間を一定にすれ
ば所定プロダクティビティ(処理能率)の確保が可能で
あるとしても、1対N(複数枚)のコピーモードの場
合、画先タイミング取りセンサ403 から流し読み取り位
置401 までの距離lxが長いため、原稿交換時間が長く
なる。
【0015】即ち、流し読み取り、固定読み取りの併用
モードを実施する時は、先行する原稿Pが光学系の移動
による原稿固定読み取り中は、搬送ベルト404 が移動で
きない構成であるため、後続する原稿Pの先端が画先タ
イミング取りセンサ403 よりも原稿Pの給送方向上流側
(以下、単に「上流側」という)に待機していなければ
ならない構成となり、そのため、原稿P間距離lxが大
きくなり、原稿交換時に時間を要し、ハイプロダクティ
ビティには適合不可能である。
【0016】生産性を向上させるために画先タイミング
取りセンサ403 から流し読み取り位置401 までの距離l
xを短縮すると、流し読み取り走査中に原稿Pの後端側
が上流側に設けられた分離,給送駆動系のクラッチのO
N/OFF等のショックを受けて画像ブレが発生し、画
像読取の信頼性が低下したり、または大サイズの原稿P
の画像読取も不可能な構成となり、複写システムとして
は不十分なものとなってしまう。
【0017】以上の問題に対して原稿Pの流し読み取り
と固定読み取りとを併用可能にして原稿Pのダメージの
防止、装置の静音化及びハイプロダクティビティを図っ
た装置が提案されている。このような装置では流し読み
取りと固定読み取りを併用したスキャンニングを可能と
することによって原稿交換動作中に流し読み取りスキャ
ンニングを実施することが可能で、原稿交換動作中に後
続する原稿Pの流し読み取りスキャンニングを実施する
ことが可能で、通常は線速TOP1300〔mm/sec〕程
度で原稿交換動作を行うが、原稿交換速度を上げなくて
も500〔mm/sec〕程度の画像形成プロセススピードと
同様のスピードで原稿交換を行うことが可能となってい
る。
【0018】また、原稿読取における必要なプロダクテ
ィビティが得られるため、ハイプロダクティビティを維
持しつつ、静音化及び原稿Pのダメージ防止に対する信
頼性が向上する。
【0019】更に流し読み取り画先、固定読み取り画先
の位置関係を決定するに際し、原稿Pの停止及び立ち上
げ制御(流し読みスピードに到達するのに必要な最小距
離)を考慮して画像読取手段及び原稿P等を配置し、且
つ先行する原稿Pと後続する原稿Pとの間隔を一定に保
ちつつ流し読み取りを行い、固定読み取りが連続的に可
能になることによりハイプロダクティビティ、静音化、
原稿Pのダメージ防止に対する信頼性が向上する。
【0020】上記装置において、原稿Pの分離給送手段
としては、図13に示すように、リタードベルト5aと給
送ローラ5bとにより構成される既知のベルトリタード
方式による下分離給送方式が採用されている。
【0021】この方式では、フェイスアップ載置された
原稿Pがその最下位から給送される際に1枚目の原稿P
の印字面で2枚目の原稿Pの裏面がこすられることによ
る汚れの問題があったため、種々の手段が講じられた結
果、その汚れは、かなりの改善をみるに至ったところで
ある。
【0022】ところが、画像の定着性の悪い原稿Pであ
って、且つ、多数枚の原稿Pにおいては、コピーされた
多数枚の原稿P束として見た際に、上記の汚れが目立つ
場合があり、更なる改善が求められていた。
【0023】そこで、本出願人は、図15に示すように、
生産性の向上を目的として多数枚の原稿Pの処理等、通
常最も多用される流し読み取り側の分離給送手段にエア
分離手段を採用した装置を開発している。エア分離手段
は原稿P束を浮上させるためのエアを吹き出す吹き出し
ノズル25を有する分離エアダクト23と、浮上した原稿P
束から最下位の原稿Pをエア吸着搬送するための真空吸
着ベルト7を有して構成されている。
【0024】上記エア給送の構成においては、エア分離
手段側へのシート給送方向に上がり角度で傾斜した原稿
載置トレイ2上に原稿を載置することにより原稿Pの自
重を利用して連れ搬送を防止すると共に、原稿Pはその
後端で整合させる必要がある。
【0025】このため、サイズの異なる原稿Pが混在す
る原稿P束を取り扱うことができない。しかし、図15に
示す装置においては、固定読み取り側は従来のベルトリ
タード方式を採用しているので、このようなサイズ混在
原稿P束も扱えるメリットを有している。
【0026】そして、先ず、上昇位置にある原稿載置ト
レイ2に原稿P束がセットされてコピーボタンが押下さ
れると、該原稿載置トレイ2が流し読み取り可能な位置
まで下降すると共にリサイクルレバー3が駆動される。
【0027】ここで、原稿載置トレイ2には真空吸着ベ
ルト7を避けるための開口が設けられている。サイド規
制板4の内部にはリサイクルレバー3の回動角度から原
稿Pの束厚を検知するための図示しない検知手段が収納
されている。この検知手段は、リサイクルレバー3の回
動量を増幅するためのギア系と、増幅された回動量を発
生パルス数として出力するためのスリット板及びフォト
センサから構成される。
【0028】この検知手段によりリサイクルレバー3が
原稿P束上に着地すると、原稿P束厚に応じたパルス信
号が上述のスリット板とフォトセンサにより発せられ、
その信号は装置本体を制御するMPU(小型演算処理装
置)へと送られる。
【0029】MPUではパルス数が演算され、そのパル
ス数と分離エアバルブ24の回動量との関係を表すLUT
に基づいてMPUから駆動信号が分離エアバルブ24の駆
動用のステッピングモータに発せられることにより、分
離エアバルブ24が所定量回動する。
【0030】前記LUTは原稿P束厚の増加に伴い、分
離エアバルブ24の回動量を制御して原稿P束厚に応じた
分離エア風量を増加するように制御するためのものであ
り、原稿P束厚に応じた前記パルス数の増加に比例して
分離エアバルブ24の回動量を全閉状態から徐々に増やし
て分離エア風量を増加し、原稿Pの分離が良好に行われ
るように制御する如く設定されている。
【0031】同時にMPUから分離エア用のファンモー
タに駆動信号が発せられ、原稿P束には、その束厚に応
じた風量の分離エアが吹き付けられる。その後、第1の
後端規制部材となる突き当てシャッタ41により原稿P束
がエア分離可能な位置まで搬送されるが、原稿P束の給
送時には、真空吸着ベルト7が原稿P束の搬送スピード
と同じスピードで回転するように駆動される。これによ
り、原稿P束の分離給送が束ずれなく、確実に行なわれ
る。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例において、使用される原稿Pのサイズが限定され
ている場合には問題ないが、複写機等においては、普
通、B5,A4,B4,A3サイズ等の複数の異なるサ
イズの原稿Pを複写できるように設計されているので、
例えば、原稿載置トレイ2を上記サイズの内で搬送方向
の長さが一番大きい用紙、即ち、A3サイズの大きさの
ままにしてあると、例えばA3サイズより小さい原稿P
の場合には、排出パス19を通って排出ローラ16によって
再び原稿載置トレイ2上に排出された時、原稿Pが不揃
いのまま該原稿載置トレイ2上に積み上げられてしま
い、次の複写のための給送が出来ないことになってしま
う。
【0033】このため、従来では、原稿排出部と一体に
なった原稿載置トレイ2の後部壁を原稿Pのサイズに応
じて移動させ、原稿載置トレイ2の搬送方向長さの調整
をしているが、これに伴って原稿排出口も移動しなけれ
ばならないことから、原稿排出部に独立した駆動系を用
意したり、或いは原稿排出口に至る搬送路を伸縮可能に
する等の構成が必要となるため、原稿排出部と、そこに
至る搬送路が大型化し、ひいては装置全体が大型化する
という問題があった。
【0034】更に、伸縮可能なガイド構成では、そのガ
イドの受け渡し部で原稿Pがジャムする確率も高く、信
頼性の点でも問題があった。また、原稿Pのサイズに応
じて原稿排出口をユーザ自身で移動させる必要があるた
め、操作性が悪いという問題があった。
【0035】また、原稿排出口を原稿Pのサイズに応じ
て自動で動かす構成とした場合、装置が大がかりで、且
つ複雑なものとなるため、信頼性に劣るという問題があ
る。
【0036】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、複数の異なるサイズのシート
が装置本体に対して固定して配置されたシート排出口か
ら再びシート載置手段上に排出されてもシートの後端整
合が良好に出来て次の給送が良好に出来、操作性を向上
させると共に装置を小型化出来るシート給送装置及びこ
れを備えた画像読取装置を提供せんとするものである。
【0037】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、複数の異なるサイズの
シートを循環して給送可能なシート給送装置において、
シートを載置するシート載置手段と、前記シート載置手
段上に載置されたシートを給送するシート給送手段と、
装置本体に対して固定して配置されたシート排出口から
前記シート載置手段上に排出されたシートの後端に当接
して該シートの後端位置を規制すると共に、シート給送
方向に移動可能な第1の後端規制部材と、少なくとも1
つ以上の異なるサイズのシートの後端規制位置に対応し
て設けられ、前記シート載置手段から給送されるシート
の給送に先立ち、該シート載置手段のシート載置面から
突出する第2の後端規制部材とを有することを特徴とす
るシート給送装置である。
【0038】本発明は、上述のように構成したので、先
ず、シート排出口からシート載置手段上に排出されたシ
ートの後端整合を行なう第1の後端規制部材が該シート
排出口よりもシート搬送方向上流側のホームポジション
に常時位置しており、第1のサイズのシートでは、シー
ト載置手段が下降し、引き続いて第1の後端規制部材が
シートを束移送すべく動作する。
【0039】この動作の終了間際に第1のサイズ用の第
2の後端規制部材がシート載置手段のシート載置面から
突出すると共に位置決めされる。そして、シート排出口
から排出されたシートが該シート載置手段上に排出され
る前に、第1の後端規制部材が前記シート排出口よりも
シート搬送方向上流側のホームポジションに戻り待機し
ている。
【0040】そして、第1の後端規制部材がホームポジ
ションに戻った後は、シート載置手段上のシート束は突
出した第2の後端規制部材により後端が規制されて後方
へのずれが防止される。そして、シート排出口からシー
トが排出されると、そのシートはシート載置手段上に落
下して第2の後端規制部材上に乗り上げる。
【0041】このシートの落下直後に第1の後端規制部
材は束移送と同様に動作して第1の後端規制部材上に乗
り上げたシートを所定位置まで移送し、落下したシート
は第2の後端規制部材により後端規制されて整合され
る。
【0042】以上の動作がシート排出口から排出された
シート毎に行なわれることにより、シート排出口の位置
が装置本体に対して固定して配置された構成であっても
該シート排出口から排出されたシートはシートサイズの
違いによらず第2の後端規制部材により規制される所定
の位置で後端整合される。
【0043】
【発明の実施の形態】図により本発明に係るシート給送
装置及び画像読取装置の一例として、複写機に適用した
場合の一実施形態を具体的に説明する。図1は本発明に
係るシート給送装置の構成を示す断面説明図、図2はエ
ア分離装置の構成を示す断面説明図、図3はエア分離装
置の真空吸着ベルトの構成を示す斜視図、図4は本発明
に係るシート給送装置の駆動系の構成を示す図、図5は
本発明に係るシート給送装置を備えた画像読取装置を備
えた画像形成装置の構成を示す断面説明図、図6は後端
規制部材の駆動機構を示す裏面図、図7及び図8は後端
規制部材の駆動機構の一部を示す斜視図、図9〜図12は
後端規制部材の動作を示す断面説明図である。
【0044】図1は本発明に係るシート給送装置となる
原稿循環自動給送装置(RDF)1を示す。先ず、図1
に示す原稿循環自動給送装置1の基本的な原稿の流れに
ついて説明する。図1において、先ず、原稿循環自動給
送装置1のシート載置手段となる原稿載置トレイ2上に
載置されたシート状の原稿P群は、設定モード、原稿サ
イズによって、図1の矢印a方向側(スイッチバックパ
ス)と矢印b方向側(閉ループパス)に切り換えられ
る。
【0045】即ち、大サイズ(例えば、B4,A3サイ
ズ等)或いはサイズ混在原稿の場合、原稿Pは図1の矢
印a方向側(スイッチバックパス)から給送され、パス
18を経て、搬送ベルト40により画像形成装置100 のプラ
テン105 上の所定位置に搬送されて位置決めされ、光学
系による露光動作終了後に搬送ベルト40が逆転して図1
の矢印c方向側に排出パス19を経て戻され、排出ローラ
16によりシート排出口となる原稿排出口17から排出され
て再び原稿載置トレイ2上に戻される。
【0046】原稿載置部にはリサイクルレバー3が設け
てあり、該リサイクルレバー3はコピー動作を終了した
原稿P群と、コピー前の原稿P群とを区分けする仕切り
部材であり、本実施形態では、原稿Pのサイズに応じて
2箇所に設けられている。
【0047】そして、図示しないコピーボタンをONす
ると、リサイクルレバー3は原稿載置トレイ2上の最上
位の原稿P上に置かれる。原稿Pはシート給送手段とな
る断面D型形状の給送ローラ5または真空吸着ベルト7
により最下位から繰り出されて分離,給送されるので、
コピーONと同時に最上位の原稿P上に載置されたリサ
イクルレバー3は、下部の原稿Pが全てプラテン105 上
に送られた時に原稿載置トレイ2の原稿載置面よりも下
に下降し、1サイクルの原稿Pの循環が終了したことが
認識される。
【0048】5aは給送ローラ5により原稿載置トレイ
2上から給送された原稿Pを分離するリタードベルト、
5bは該リタードベルト5aに対向して最下位の原稿P
のみを給送する給送ローラである。
【0049】6aはリタードベルト5a及び給送ローラ
5bにより1枚ずつ分離給送された原稿Pをプラテン10
5 へ導くための搬送ローラであり、6は反転ローラ、16
はシート排出口となる原稿排出口17に設けられた排出ロ
ーラであり、プラテン105 から排出された原稿Pを再び
プラテン105 または原稿載置トレイ2に導く。
【0050】次に、小サイズの片面コピーモードの時
は、原稿Pは図1の矢印b方向から給送され、パス27を
経て搬送ベルト40により画像形成装置100 のプラテン10
5 上の所定位置に搬送されて位置決めされ、露光動作終
了後、図1の矢印c方向側に排出パス19を経て戻され、
排出ローラ16により原稿排出口17から排出されて再び原
稿載置トレイ2上に戻される。
【0051】7は原稿載置トレイ2上の原稿Pを最下位
から図1の矢印b方向側(閉ループパス)に分離,給送
するエア吸着ベルト、23は分離エアノズルを備えた分離
エアダクト、10は搬送ローラである。また、11は図1の
矢印b方向側(閉ループパス)のレジストローラであ
り、12は厚紙等のハンドリングをより有利にするために
ターンパス部に設けられたバックアップローラである。
【0052】原稿載置トレイ2は図1の矢印b方向側
(閉ループパス)に給送可能な位置まで降下する。13は
手差しパス給送口であり、バックアップローラ12は手差
しパス給送口13から原稿Pが給送される際の給送ローラ
を兼ねている。
【0053】14はターンフラッパであり、通常、図1の
矢印b方向側からの給送時にはプラテン105 の端部105a
よりも上方に位置し、原稿Pがプラテン105 の端部105a
に引っ掛からないようにガイドする。また、手差しモー
ドで1枚ずつの原稿Pを手差しパス給送口13から手差し
給送する時にも閉ループパスフラッパ14で原稿Pをプラ
テン105 の端部105aよりも上方に位置させ、原稿Pが給
送されてコピーが終了した後、再び図1の矢印e方向に
戻される時、プラテン105 の端部105aから原稿Pをすく
い取るために、該端部105aよりも下部に退避するように
なっている。そして、戻された原稿Pはフラッパ14aに
より手差しパス給送口13へと導かれて排出される。
【0054】ここで、エアを用いた分離,給送部の要部
の構成について図2及び図3を用いて説明する。真空吸
着ベルト7を用いた原稿循環自動給送装置1は、図3に
示すように、原稿Pを載置する原稿載置トレイ2の前方
部分の中央に切欠部2aを設け、この切欠部2aに多数
の孔2bを穿設したゴムベルトからなる真空吸着ベルト
7を設置している。
【0055】真空吸着ベルト7の裏面にはバキュームボ
ックス26が設けてあり、該バキュームボックス26に接続
されたブロワによって真空吸着ベルト7の孔2bから空
気を吸引する際に、堆積体である原稿P束の最下位の原
稿Pを吸引し、真空吸着ベルト7の回動により、その搬
出方向に原稿Pを送り出すようになっている。
【0056】真空吸着ベルト7の先端部の上方に設けら
れる分離エアダクト23は空気を斜め下方に吹き付けるた
めの吹き出しノズル25を多数並設してあり、真空吸着ベ
ルト7により取り出した最下位の原稿Pと、その上の堆
積体である原稿P束との間に空気を吹き込む作用を行な
うと共に、原稿Pが2枚重なったまま取り出された時に
は、これを分離して下の1枚だけを送り出す作用を行な
う。
【0057】上記の原稿循環自動給送装置1において
は、2枚目以降の原稿Pが重送するのを防ぐ目的で、図
2に示すように、原稿載置トレイ2は搬送方向下流側が
搬送方向上流側よりも上方に位置するように所定の角度
θだけ傾斜する構成が一般的である。
【0058】そして、原稿Pはその後端を規制する第2
の後端規制部材となる後端規制板201 ,202 に突き当て
た状態で原稿載置トレイ2上に載置されることになる。
尚、後端規制板201 ,202 の詳細については後述する。
【0059】図4は原稿循環自動給送装置1の駆動系の
構成を示す。図4において、先ず、原稿Pをプラテン10
5 上に移送するための該プラテン105 上に配置された搬
送ベルト40の駆動手段として、本実施形態ではステッピ
ングモータ51を使用する。ステッピングモータ51を使用
する目的としては、制御性の良さ、即ち、起動/停止の
制御レスポンス(反応)が良いことと、更に本実施形態
では、搬送ベルト40及び該搬送ベルト40から駆動を受け
るバックアップローラ12とレジストローラ11との間の等
速性を高精度に必要とするからである。
【0060】更にバックアップローラ12は、搬送ベルト
40によって従動するターンローラ8から回転駆動力を受
け、搬送ベルト40とその周速度が等速度になるように駆
動伝達される。閉ループパス側のレジストローラ11はス
テッピングモータ64により駆動される。ステッピングモ
ータ64を使用する目的としては、高精度なレジストレー
ションを確保するために前述のように搬送ベルト40との
等速性を重視するためである。
【0061】このように、本実施形態では、搬送ベルト
40及びレジストローラ11をステッピングモータ51,64に
より駆動するようにしているが、他の構成として、DC
モータのPLL(周波数追尾回路)制御によって受け渡
し部での等速制御を行なうか、或いは1つの駆動源とク
ラッチ手段等を有し、該クラッチ手段のON/OFFに
より搬送ベルト40とレジストローラ11とを同時に同一駆
動源で作動させるように構成しても良い。
【0062】65はステッピングモータ64の駆動軸に取り
付けられたクロック円盤、66はステッピングモータ64の
脱調を検知する手段となるクロック検知センサである。
【0063】また、分離モータ52は正転でスイッチバッ
ク側の分離給送手段を構成するリタードベルト5a及び
給送ローラ5bを回転駆動し、逆転で閉ループ側の分離
給送手段を構成する真空吸着ベルト7及び搬送ローラ10
を回転駆動できるようになっている。
【0064】分離モータ52の回転軸には速度制御のため
のクロック円盤53が固定され、該クロック円盤53に対応
してクロック検知センサ54が設けられている。また、分
離モータ52の逆転時には、該分離モータ52からの回転駆
動はクラッチ70を介して真空吸着ベルト7へ伝達され、
クラッチ70のON/OFFにより真空吸着ベルト7を選
択的に作動/停止させることが出来るようになってい
る。
【0065】また、スイッチバック側のレジスト及び反
転のための駆動手段として、反転モータ55が反転ローラ
6を駆動可能に取り付けられている。本実施形態では反
転モータ55はDCモータで構成され、PLL制御によっ
て搬送ベルト40と反転ローラ6との間の等速制御を可能
としている。
【0066】また、反転モータ55の回転軸にはPLL制
御を可能とするためのクロック円盤56が固定され、該ク
ロック円盤56に対応してクロック検知センサ57が設けら
れている。尚、反転モータ55はステッピングモータで構
成し、搬送ベルト40を回転駆動するステッピングモータ
51と同期させて等速制御するように構成しても良い。
【0067】また、排出ローラ16は排出モータ61により
回転駆動される。排出モータ61の回転軸にも反転ローラ
6との原稿Pの受け渡し及び原稿Pの排出時の速度制御
を可能とするためにクロック円盤62が固定されており、
該クロック円盤62に対向してクロック検知センサ63が設
けられている。
【0068】更に原稿載置トレイ2が閉ループシートハ
ンドリング時に昇降を可能とするための図示しない昇降
手段の駆動源としてトレイ昇降モータ59が設けられてい
る。
【0069】更に、原稿セット時の第1の後端規制部材
となる突き当てシャッタ41により原稿P束の後端を規制
して閉ループシートハンドリング開始時にセット原稿P
の先端側が閉ループ分離給送手段となる給送ローラ5、
リタードベルト5a及び給送ローラ5bの入口部に到達
するまで束搬送するが、この時の束移送駆動手段及び閉
ループシートハンドリング後に戻ってきた原稿Pを再度
分離給送手段側にジョギング(移送)させるための駆動
手段として束移送モータとなるステッピングモータ80が
設けられている。
【0070】また、前述のようにセット原稿P、処理済
みの排出原稿Pの仕切りとしてのリサイクルレバー3を
駆動するための駆動源としてリサイクルモータ58がサイ
ド規制板4に取り付けられている。
【0071】また、原稿Pの後端に当接して束移送する
ための突き当てシャッタ41を駆動するためのステッピン
グモータ80及びスイッチバック側では給送時に突き当て
シャッタ41を退避させるためのソレノイド81が設けられ
ている。
【0072】また、エア給送のために、分離エアダクト
23部での分離エア吹き出し用と、真空吸着ベルト7部で
のエア吸引用に図示しないファンモータが夫々設けられ
ている。分離エアダクト23内には、後述する原稿P束厚
に応じてエア風量を変化させるための分離エアバルブ24
があってステッピングモータ9により原稿P束厚に応じ
て駆動制御される。
【0073】次にソレノイド関係の説明をすると、真空
吸着ベルト7で原稿Pをエア吸引するための吸引ダクト
20内には原稿Pの給送と同期してエア吸引をON/OF
Fするためのエアバルブ21があって、該エアバルブ21は
ソレノイド22により開閉駆動される。
【0074】また、スイッチバック反転時、排出及び両
面のための反転を切り換える反転フラッパ15を回動させ
るための反転フラッパソレノイド73が取り付けられてい
る。更に前述の手差し時の原稿Pの搬入、排出時のプラ
テン105 に対する位置を切り換える閉ループパスフラッ
パ14及び、その後の原稿Pを手差しパス給送口13へガイ
ドするフラッパ14aを回動させるためのソレノイド76
a,76bが夫々設けられている。
【0075】次にパス内シートセンサ及び画像読取位置
の構成について図1を用いて説明する。先ず、スイッチ
バック側(図1の矢印a方向側)から給送されるパス内
では、原稿載置トレイ2上に原稿Pをセットしたことを
検知するエンプティセンサ30、原稿Pが分離されたこと
を検知する分離センサ31、原稿Pのレジ及び斜行ビリの
タイミングをとるためのスイッチバックレジセンサ32、
プラテン105 からスイッチバックで原稿Pを戻したこと
を検知する反転センサ33、原稿Pの排出を検知する排出
センサ39を具備する。
【0076】また、閉ループパス側(図1の矢印b方向
側)から給送されるパス内では、原稿載置トレイ2上に
原稿Pをセットしたことを検知するエンプティセンサ30
は共用され、原稿セット時の原稿Pの後端の有無によっ
てセット原稿Pがハーフサイズ(A4,LTR(レター
サイズ),B5)がそれ以上の長さか否かの検知を行な
う原稿セットセンサ34を有する。
【0077】ハーフサイズの場合、即ち、エンプティセ
ンサ30がONで、原稿セットセンサ34がOFFの場合
は、原稿Pがハーフサイズ原稿Pであると判断して閉ル
ープパス側(図1の矢印b方向側)から給送されるよう
になる。実際はエンプティセンサ30、原稿セットセンサ
34及び図示しない原稿幅検知手段により原稿Pの幅の検
知も同時に行い、本実施形態ではA4,LTR,B5サ
イズの判断を行なうようになっている。
【0078】また、原稿セットセンサ34は、閉ループパ
ス給送時に原稿載置トレイ2が下降して突き当てシャッ
タ41の図1の矢印f方向への移動によって束移送された
セット原稿Pの先端(閉ループパス給送側)を検知し、
該先端検知から所定量のクロック数を移動して原稿Pの
先端が分離に適する位置に移動した地点で突き当てシャ
ッタ41による移動を停止するための原稿P束先端検知セ
ンサとしての役割も兼ねている。
【0079】35は閉ループ分離センサ、36は閉ループレ
ジ及び斜行を取るためのタイミング取りを行なう閉ルー
プレジセンサ、37は原稿Pのプラテン105 上での位置決
めを決定する画先センサであり、38は手差しセット及び
排出を検知するセンサである。
【0080】ここで、原稿Pの固定、光学系移動にてス
キャニングを行なう時の画像読取手段となる光学系の露
光開始のホームポジションは、図1に示す固定読み画先
位置Gである。そこから図1の右側に距離Lだけ移動し
た流し読み画先位置Hは、光学系を固定して原稿Pを移
動させながら読み取る流し読取時のスキャニングポイン
トを示す。
【0081】次に本発明に係るシート給送装置となる原
稿循環自動給送装置1が装備される画像形成装置100 の
構成について図5を用いて説明する。図5において、画
像読取手段となる光学系の構成は周知のように、プラテ
ン105 上の原稿Pの画像面を照射する原稿照明ランプ10
1 、該原稿照明ランプ101 により照射され、原稿Pの画
像面に反射した光を反射してズームレンズ106 に導くミ
ラー102 ,103 ,104及び該ズームレンズ106 を通った
光を画像形成手段となる電子写真感光体ドラム107 に導
くミラー111 等を有して構成される。
【0082】上記光学系は、原稿Pを定位置に固定して
露光部を構成する原稿照明ランプ101 及びミラー102 ,
103 ,104 等がプラテン105 の下部を図5の左右方向に
往復移動してプラテン105 上に載置され静止した原稿P
の画像情報を読取可能なように構成されており、更に
は、露光部を定位置に固定してプラテン105 上を搬送さ
れる原稿Pが移動する時に原稿Pの画像情報を流し読み
取り可能なように構成されている。
【0083】前記光学系により読み取られた原稿Pの画
像情報を含む光が、1次帯電器110により表面が一様に
帯電された感光体ドラム107 に照射されて静電潜像が形
成され、該静電潜像に対して現像器115 によりトナーが
供給されてトナー画像が形成される。
【0084】一方、上段フロントトレイ123 、下段フロ
ントトレイ124 、マルチフィーダ116 及びサイドトレイ
117 のいずれかから各分離給送手段により1枚ずつ選択
的に給送された記録シートはレジストローラ120 により
斜行が補正され、感光体ドラム107 の回転に同期して該
感光体ドラム107 と転写帯電器131 との間に搬送され、
該転写帯電器131 の作用により感光体ドラム107 上に形
成されたトナー画像が記録シートに転写される。
【0085】トナー画像が転写された記録シートは転写
分離帯電器122 により感光体ドラム107 の表面から分離
された後、搬送部125 により定着器128 に搬送され、該
定着器128 により加熱及び加圧処理されてトナー画像が
永久定着された後、排出部130 を経てコピーシート出力
側装置となるソータ132 に排出される。
【0086】また、記録シートの両面に画像を形成する
場合には、排出部130 に設けられた切り換えフラッパに
より記録シートは第2搬送部127 に導かれて反転し、中
間トレイ126 に一時収容される。そして、該中間トレイ
126 から再給送部121 により再度レジストローラ120 に
搬送されて前述と同様にして第2面にも画像が形成され
た後、ソータ132 に排出される。
【0087】尚、図5中、108 はドラムクリーナー、10
9 は前露光ランプ、112 はブランク露光ランプ、113 は
電位センサ、114 はトナーのホッパ部、118 はローラ電
極、119 は転写前帯電器、129 は廃トナー回収容器であ
る。
【0088】ここで、流し読み取りモードの場合、原稿
載置トレイ2上に載置可能な原稿Pのサイズは、例え
ば、B5、A4及びLTRサイズといった小サイズであ
る。そして、これ等のサイズの異なる原稿Pのエア分離
にあたっては、前述したように、真空吸着ベルト7の所
定位置にサイズの大きさに関わらず、その原稿Pの先端
を一致させて分離給送する必要がある。
【0089】また、排出ローラ16及び原稿排出口17が原
稿循環自動給送装置1本体に対して固定して配置されて
いるので、上記のように原稿Pを束移送して分離給送し
ようとすると、複数のサイズの原稿Pのうち、その搬送
方向長さの短い原稿Pでは、図10に示すように突き当て
シャッタ41は束移送時に排出ローラ16よりも下流側(図
10の右側)に位置することになる。
【0090】そして、この位置に突き当てシャッタ41が
あると、排出ローラ16から原稿載置トレイ2上に排出さ
れた原稿Pが突き当てシャッタ41の上部に乗り上げてし
まい、該突き当てシャッタ41によっては排出された原稿
Pを移送することが出来ず、原稿Pが真空吸着ベルト7
の所定位置に移送整合出来ずに、次の給送時に給送不良
となる虞がある。
【0091】流し読みモードでは、LTRサイズの原稿
Pに対するB5及びA4サイズの原稿Pについて上記給
送不良が発生する虞がある。
【0092】本発明に係るシート給送装置の特徴は上記
問題を解決するために効果的なものであり、その構成を
図6〜図12を用いて詳細に説明する。図6において、昇
降可能な原稿載置トレイ2に対して回動自在に設けられ
た支持板200 には、第1の後端規制部材となる突き当て
シャッタ41とは別に流し読み給送時にB5及びA4サイ
ズの原稿Pの後端を規制する第2の後端規制部材となる
後端規制板201 ,202が前記支持板200 に対して回動自
在に軸支されている。
【0093】そして、これ等の後端規制板201 ,202
は、図9に示すように、バネ211 により原稿載置トレイ
2の載置面から退避する方向に常時付勢されており、図
示しないストッパ部材により所定位置に位置決めされて
いる。
【0094】また、図6に示すように、原稿循環自動給
送装置1本体のベース部材214 には、後端規制板201 ,
202 に対して、その起立位置にて係合保持するためのフ
ック部材203 ,204 が回動自在に軸支されている。そし
て、フック部材203 ,204 は図9に示すバネ205 により
後端規制板201 ,202 に係合する向きに付勢され、図示
しないストッパ部材により位置決めされている。
【0095】第2の後端規制部材となる後端規制板201
,202 には夫々第1の後端規制部材となる突き当てシ
ャッタ41に係合する腕部201a,202aを備えており、これ
により、突き当てシャッタ41の動作に連動して後端規制
板201 ,202 が起立固定されるようになっている。
【0096】また、A4サイズの原稿P用の後端規制板
201 は、B5サイズの原稿Pの束移送時等において、突
き当てシャッタ41が動作する際に起立することのないよ
うになっている。
【0097】原稿載置トレイ2上には原稿Pの幅方向位
置を固定するためのサイド規制板4が設けられており、
このサイド規制板4は原稿Pの幅サイズを検知するため
のポテンショメータ206 と一体のピニオンギア212 に係
合するラック部材207 ,208が原稿載置トレイ2の裏面
に配置され、この構成により原稿Pの幅サイズを検知す
る。
【0098】一方、支持板200 には、図6に示すよう
に、A4サイズ用の後端規制板201 に係合するレバー20
9 ,210 が軸213 を介して回動自在に軸支されており、
このレバー209 の一端はA4サイズ用の後端規制板201
に係合し、他の一端はラック部材207 の一端に設けられ
た凸部207aに係合する構成となっている。
【0099】そして、図7及び図8に示すように、サイ
ド規制板4がA4サイズの原稿Pの位置にセットされた
時にのみラック部材207 の凸部207aとレバー209 が係合
してレバー209 ,210 を軸213 を中心に回動させ、これ
に伴ってA4サイズ用の後端規制板201 の腕部201aはレ
バー209 により突き当てシャッタ41の切欠部41aを抜け
て図7から図8に示す位置に押し上げられ、突き当てシ
ャッタ41に係合可能な位置になる。
【0100】この位置では、A4サイズ用の後端規制板
201 は原稿載置トレイ2の原稿載置面よりも上方に突出
しない。そして、A4サイズ用の後端規制板201 が、こ
のようにサイド規制板4の動きに連動して2位置をとる
と共に、A4サイズ用の後端規制板201 がレバー209 ,
210 により上に押し上げられた位置で突き当てシャッタ
41と係合するようにその位置関係を設定している。
【0101】このため、A4サイズ用の後端規制板201
はA4サイズの原稿P以外の時は、突き当てシャッタ41
が移動しても起立しない構成となっている。これに対
し、B5サイズ用の後端規制板202 は、常に突き当てシ
ャッタ41に係合して起立可能な位置にある。
【0102】上記の構成において、その動作について詳
細に説明する。LTR(レター)サイズの原稿Pでは、
突き当てシャッタ41は排出ローラ16が設けられた原稿排
出口17よりも上流側(図9の左側)のホームポジション
に常時位置して排出ローラ16により排出された原稿Pの
後端整合を行なう。
【0103】A4サイズ原稿Pでは、図9及び図10に示
すように、サイド規制板4をA4サイズに合わせて移動
すると、図8に示すように、A4サイズ用の後端規制板
201はレバー209 ,210 により押し上げられて突き当て
シャッタ41と係合可能な位置をとる。
【0104】この後、コピー動作を開始すると、原稿載
置トレイ2が下降し、引き続いて突き当てシャッタ41が
原稿Pを束移送すべく動作する。この動作の終了間際に
突き当てシャッタ41がA4サイズ用後端規制板201 に係
合して、この後端規制板201が軸213 を中心に回動して
起立すると共に、フック部材203 が該後端規制板201に
係合して起立位置にて後端規制板201 を位置決めする。
【0105】原稿Pの束移送動作終了後、前述のように
エア分離による流し読みモードでの給送が開始する。そ
して、流し読みを終了した原稿Pが原稿載置トレイ2上
に排出される前に、突き当てシャッタ41は排出ローラ16
が設けられた原稿排出口17の上流側にあるそのホームポ
ジションに戻り待機している(図9参照)。
【0106】突き当てシャッタ41がホームポジションに
戻った後は、原稿載置トレイ2上の原稿P束は起立固定
された後端規制板201 により後方へのずれが防止され
る。そして、原稿排出口17から原稿P1が排出されると、
その原稿P1は原稿載置トレイ2上に落下して後端規制板
201 上に乗り上げる形となる。
【0107】この原稿P1の落下直後に突き当てシャッタ
41は束移送と同様に動作して後端規制板201 上に乗り上
げた原稿P1を所定位置まで移送し、落下原稿P1は後端規
制板201 により後端整合されるようになる(図10参
照)。
【0108】以上の動作が原稿排出口17から排出された
原稿P毎に行なわれることにより、排出ローラ16の位置
が原稿Pサイズによらず、固定の構成でも、排出原稿P
は後端規制板201 により規制される所定の位置で後端整
合されることになる。
【0109】次にB5サイズ原稿Pでは、サイド規制板
4をB5サイズに合わせて移動するが、この時、前述し
た構成により、A4サイズ原稿P用の後端規制板201 は
レバー209 ,210 により押し上げられないため、この後
端規制板201 は突き当てシャッタ41が動作してもこれに
係合する位置にないため起立することがない(図11参
照)。
【0110】そして、A4サイズ原稿Pと同様に、コピ
ー動作を開始すると、B5サイズ原稿Pは所定位置に束
移送され、その動作の終了間際に突き当てシャッタ41が
B5サイズ用の後端規制板202 に係合して、該後端規制
板202 が回動起立すると共にフック部材204 が、この後
端規制板202 に係合して起立位置にて該後端規制板202
を位置決めする。そして、その後の給送,排出動作は、
前述のA4サイズの原稿Pの場合と同様に構成される。
【0111】以上のように、各原稿Pでのコピー動作が
行なわれるが、ジョブ終了後に原稿載置トレイ2が上昇
すると、後端規制板201 ,202 とフック部材203 ,204
との係合が解除されるため、後端規制板201 ,202 は再
び原稿載置トレイ2の原稿載置面よりも下方に退避する
(図12参照)。
【0112】尚、前記実施形態では、原稿Pの循環給送
をエア分離を用いた場合の構成について説明したが、例
えば、リタード分離等の他の分離給送手段による構成で
も良い。また、原稿PのサイズをA4サイズ、B5サイ
ズ等の小サイズについて説明したが、例えば、A3サイ
ズ、B4サイズ等の大サイズを含む構成に適用するここ
も出来る。
【0113】また、第2の後端規制部材となる後端規制
板201 ,202 を、第1の後端規制部材となる突き当てシ
ャッタ41に連動して起立するように構成しているが、こ
れ等の後端規制板201 ,202 を突き当てシャッタ41とは
独立した別個の駆動手段(例えば、ソレノイドやモータ
等)により起立制御するように構成しても良い。
【0114】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、シート排出口が装置本体に対して固定して配
置された場合でも使用されるシートのサイズによらずシ
ートの後端整合を確実に行なうことが出来、シート送り
の安定性を向上すると共に、ユーザの操作性を向上し、
装置の小型化を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート給送装置の構成を示す断面
説明図である。
【図2】エア分離装置の構成を示す断面説明図である。
【図3】エア分離装置の真空吸着ベルトの構成を示す斜
視図である。
【図4】本発明に係るシート給送装置の駆動系の構成を
示す図である。
【図5】本発明に係るシート給送装置を備えた画像読取
装置を備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図であ
る。
【図6】後端規制部材の駆動機構を示す裏面図である。
【図7】後端規制部材の駆動機構の一部を示す斜視図で
ある。
【図8】後端規制部材の駆動機構の一部を示す斜視図で
ある。
【図9】後端規制部材の動作を示す断面説明図である。
【図10】後端規制部材の動作を示す断面説明図である。
【図11】後端規制部材の動作を示す断面説明図である。
【図12】後端規制部材の動作を示す断面説明図である。
【図13】従来例を説明する図である。
【図14】従来例を説明する図である。
【図15】従来例を説明する図である。
【符号の説明】 1…原稿循環自動給送装置、2…原稿載置トレイ、2a
…切欠部、2b…孔、3…リサイクルレバー、4…サイ
ド規制板、5…給送ローラ、5a…リタードベルト、5
b…給送ローラ、6…反転ローラ、6a…搬送ローラ、
7…真空吸着ベルト、8…ターンローラ、9…ステッピ
ングモータ、10…搬送ローラ、11…レジストローラ、12
…バックアップローラ、13…手差しパス給送口、14…閉
ループパスフラッパ、14a…フラッパ、15…反転フラッ
パ、16…排出ローラ、17…原稿排出口、18…パス、19…
排出パス、20…吸引ダクト、21…エアバルブ、22…ソレ
ノイド、23…分離エアダクト、24…分離エアバルブ、25
…吹き出しノズル、26…バキュームボックス、27…パ
ス、30…エンプティセンサ、31…分離センサ、32…スイ
ッチバックレジセンサ、33…反転センサ、34…原稿セッ
トセンサ、35…閉ループ分離センサ、36…閉ループレジ
センサ、37…画先センサ、38…センサ、39…排出セン
サ、40…搬送ベルト、41…突き当てシャッタ、41a…切
欠部、51…ステッピングモータ、52…分離モータ、53…
クロック円盤、54…クロック検知センサ、55…反転モー
タ、56…クロック円盤、57…クロック検知センサ、58…
リサイクルモータ、59…トレイ昇降モータ、61…排出モ
ータ、62…クロック円盤、63…クロック検知センサ、64
…ステッピングモータ、65…クロック円盤、66…クロッ
ク検知センサ、70…クラッチ、73…反転フラッパソレノ
イド、76a,76b…ソレノイド、80…ステッピングモー
タ、81…ソレノイド、100 …画像形成装置、101 …原稿
照明ランプ、102 ,103 ,104 …ミラー、105 …プラテ
ン、105a…端部、106…ズームレンズ、107 …感光体ド
ラム、108 …ドラムクリーナー、109 …前露光ランプ、
110 …1次帯電器、111 …ミラー、112 …ブランク露光
ランプ、113 …電位センサ、114 …ホッパ部、115 …現
像器、116 …マルチフィーダ、117 …サイドトレイ、11
8 …ローラ電極、119 …転写前帯電器、120 …レジスト
ローラ、121 …再給送部、122 …転写分離帯電器、123
…上段フロントトレイ、124 …下段フロントトレイ、12
5 …搬送部、126 …中間トレイ、127 …第2搬送部、12
8…定着器、129 …廃トナー回収容器、130 …排出部、1
31 …転写帯電器、132 …ソータ、200 …支持板、201
,202 …後端規制板、201a,202a…腕部、203 ,204
…フック部材、205 …バネ、206 …ポテンショメータ、
207 …ラック部材、207a…凸部、208 …ラック部材、20
9 ,210 …レバー、211 …バネ、212 …ピニオンギア、
213 …軸、214 …ベース部材、P,P1…原稿

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なるサイズのシートを循環して
    給送可能なシート給送装置において、 シートを載置するシート載置手段と、 前記シート載置手段上に載置されたシートを給送するシ
    ート給送手段と、 装置本体に対して固定して配置されたシート排出口から
    前記シート載置手段上に排出されたシートの後端に当接
    して該シートの後端位置を規制すると共に、シート給送
    方向に移動可能な第1の後端規制部材と、 少なくとも1つ以上の異なるサイズのシートの後端規制
    位置に対応して設けられ、前記シート載置手段から給送
    されるシートの給送に先立ち、該シート載置手段のシー
    ト載置面から突出する第2の後端規制部材と、 を有することを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシート給送装置を備
    え、該シート給送装置により給送されたシート状原稿の
    画像情報を読み取る画像読取手段を有することを特徴と
    する画像読取装置。
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