JPH10278460A - 複製防止物品、物品の真偽判別方法および物品の真偽判別装置 - Google Patents

複製防止物品、物品の真偽判別方法および物品の真偽判別装置

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JPH10278460A
JPH10278460A JP9110497A JP9110497A JPH10278460A JP H10278460 A JPH10278460 A JP H10278460A JP 9110497 A JP9110497 A JP 9110497A JP 9110497 A JP9110497 A JP 9110497A JP H10278460 A JPH10278460 A JP H10278460A
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Noriyuki Ito
則之 伊藤
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】偽造が極めて困難であり、廉価で製造すること
が可能であり、本物と複写物とを簡単な装置を用いて判
別することができる複製防止物品を提供する。 【解決手段】基材2の表面上に複写機による複写を防止
する複製防止部3を形成して、複製防止物品1を製造す
る。複製防止部3は、La、Ce、Pr、Nd、Pm、
Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Y
b、Luから選択されたランタノイド系希土類元素また
はこれらの化合物を含む。複製防止部3は、白熱電灯4
と蛍光灯5のような別種の光源からの光の下では、その
色相が異なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機などによる
複製を防止する複製防止物品、およびこの複製防止物品
と偽造品とを判別する物品の真偽判別方法および真偽判
別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真技術を利用した複写機が
普及し、これを利用して誰でも簡単に紙などの物品に記
録された文字や画像を複写することができるようになっ
た。特に、最近のカラーディジタル複写機によれば、原
稿か複写物か見分けが極めて困難な複写物でさえも容易
に作成することができる。
【0003】一般的なカラーディジタル複写機の原理
は、次の通りである。まず、原稿に光を照射し、反射光
をCCDラインセンサで検知する。CCDラインセンサ
では、反射光の強度に応じたディジタル信号を生成し、
複写機内のメモリに送信する。この読取過程をレッド
(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の三色について
行い、それぞれの場合のディジタル信号をメモりに格納
する。次に格納されたディジタル信号に基づいて、レー
ザ光を感光体ドラムの表面に照射し、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)のト
ナーを感光体ドラムの上に順次静電吸着し、これらのト
ナーを順次紙などのシート上に転写して定着させる。こ
れにより、カラーの画像が形成された精巧な複写物を得
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかるカラー複写は便
利である反面、このために株券、債券、約束手形、小切
手などの有価証券や、入場券、搭乗券などの印刷物など
が容易に偽造されるという問題が増加しつつある。この
ため、容易に複写できないように印刷物に複製防止対策
を施す提案がこれまでにされてきており、これらの提案
の一部はすでに実用化されている。
【0005】まず、カラー複写による複写物の色が原稿
の色と異なるようにする技術が提案されている。例え
ば、原稿とされうる有価証券などに非常に淡い色で着色
すると、複写物では淡い色の部分が正確に再現できな
い。また、原稿に大きさの異なる網目模様を形成してお
くと、複写しても小さい網目の再現性が悪化する。さら
に、人間の目で認識できない近赤外線領域で反射を起こ
す顔料を用いて原稿に印刷を施すと、複写機のセンサで
はこの顔料を認識し、従って、複写物での色の再現性が
悪化する。
【0006】しかし、カラー複写機では、三色に分解さ
れてメモリに格納されたディジタルデータを変更するこ
とによって、出力する色を補正することが可能である。
また、カラー複写機と同様の原理を利用してカラースキ
ャナーで読み込んだディジタルデータをコンピュータで
補正し、カラープリンタまたはカラー複写機で出力する
ようなディジタルプレスが普及しつつある。従って、現
在、多少の手間をかければ、原稿の色を精巧に再現する
ことが可能であり、上記の技術では、偽造を完全に防止
することはできない。
【0007】また、カラー複写機では再現不可能な特殊
部分を有価証券などに設けておく技術も提案されてい
る。このうち、ホログラム箔を有価証券などの表面上に
設ける技術はすでに実用化されている。これによれば、
ホログラムの銀面が光を鏡面反射するため、CCDライ
ンセンサに反射光が入射せず、原稿で銀面だった部分が
複写物では黒色で再現される。また、屈折率の異なるセ
ラミックを適当な膜厚を持つ複数層に積層すると、見る
角度によって色が変化する特殊な光学薄膜が形成され
る。かかる性質は、複写物では得ることができないの
で、容易に真偽判断が可能である。さらに、この方法で
形成された薄膜を細かく砕き、砕片をインキに混入して
印刷を行う技術も提案されている。
【0008】しかし、これらの技術では、ホログラム箔
やセラミック膜を蒸着やスパッタリングのような気相コ
ーティングで形成する必要であり、工程が複雑化する
上、製造コストが極めて高いという問題がある。
【0009】さらに、可視光線の下では識別できない部
分を有価証券などに設けておく技術も提案されている。
例えば、赤外線吸収色素で原稿に印刷しておくと、市販
されている複写機およびプリンタのトナーには赤外線吸
収能はないので、複写物ではその印刷を再現することは
できない。従って、赤外線を利用した検証機によって真
偽判断が可能である。また、紫外線の照射によって蛍光
を発する蛍光体で原稿に印刷しておいた場合にも、市販
されている複写機およびプリンタではそのような蛍光機
能を再現できない。従って、ブラックライトを照射する
と、本物は発光するが、偽造品は発光せず、容易に真偽
判断が可能である。このほかにも様々な提案がされてい
る。
【0010】しかし、これらの技術では、特殊な波長の
光源が必要となる。また、その波長における真偽判断が
可能なように検証機を製造しなければならない場合もあ
る。このため、真偽判断に用いるシステムのうちハード
ウエアのコストが高くなってしまう。
【0011】本発明は上記の事情を考慮してなされたも
のであり、市販の複写機などを用いたのでは偽造が極め
て困難であり、かつ廉価で製造することが可能であり、
本物と偽造品とを簡単な装置を用いて判別することがで
きる複製防止物品を提供することを目的とする。また、
本発明は、この複製防止物品と偽造品とを容易に判別す
ることが可能な方法及び装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る複製防止物品は、基材と、上記基材上
に形成され、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、E
u、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Ybおよび
Luから選択されたランタノイド系希土類元素またはこ
れらの化合物を含み、異なる種類の光源の下では異なる
色相を呈する複製防止部とを備えることを特徴とする。
ここで、好ましくは、上記化合物は、酸化物、水酸化
物、塩化物、硫化物および窒化物から選択された化合物
である。
【0013】発明者は、これらの元素または化合物は、
異なる種類の光源の下では、目視上色相が異なることを
見いだした。例えば、Nd23を例にとると、蛍光灯の
光を照射すると人間には淡い青紫色に見え、白熱電灯の
光を照射すると人間には淡い赤紫色に見える。一方、市
販の複写機およびプリンタにおいては、このような元素
または化合物は、トナーに含まれていない。従って、市
販の複写機およびプリンタを用いたのでは、偽造品にこ
の特徴を与えることは実質的に不可能である。このた
め、正規の複製防止物品については、異なる種類の光源
の光を別々の時期に照射することにより、色相の異なる
ことが人間に明確に認識される一方、この複製防止物品
を元にした複写物などの偽造品については、別種の光源
の下でも色相が相違しない。従って、これらの異なる種
類の光源を有する簡単な装置を用いて、容易に本物と偽
造品とを判別することができる。また、基材上に複製防
止部を形成するのに、蒸着やスパッタリングのような気
相コーティングは不要であり、簡便で廉価な印刷技術な
どを用いることが可能である。
【0014】また、本発明に係る物品の真偽判別方法
は、上記の複製防止物品と偽造品とを判別する方法であ
って、対象物に第1の光源からの光を照射し、上記対象
物からの反射光の色相を観察した後、上記対象物に上記
第1の光源と異なる種類の第2の光源からの光を照射
し、上記対象物からの反射光の色相を観察することを特
徴とする。
【0015】さらに、本発明に係る物品の真偽判別装置
は、上記の複製防止物品と偽造品とを判別する装置であ
って、対象物に光を照射する第1の光源と、上記第1の
光源と異なる種類であって、上記対象物に光を照射する
第2の光源とを備えることを特徴とする。
【0016】上記のように、正規の複製防止物品では、
異なる種類の光源の下で色相が相違し、偽造品ではこの
色相の相違は観察されない。従って、本発明に係る方法
および装置によれば、本発明に係る複製防止物品と、こ
の複製防止物品の複写物などの偽造品とを容易に判別す
ることが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施形態について説明する。 1.複製防止物品 図1は、本発明に係る複製防止物品の構成を示す。この
複製防止物品1は、基材2の表面上に複製防止部3を形
成したものである。なお、図示では、有価証券を複製防
止物品1としている。
【0018】基材2としては、紙、プラスチック、木
材、ガラスまたは樹脂などが用いられ、複製防止物品1
の用途に応じてこれらから任意に選択される。流通過程
前の商品を基材2とすることも可能である。すなわち、
商品に直接、複製防止部3を形成してもよい。
【0019】複製防止部3は、La、Ce、Pr、N
d、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、E
r、Tm、YbおよびLuから選択されるランタノイド
系希土類元素の単体またはこれら元素の化合物を含む材
料から構成される。ここで、上記化合物は、酸化物、水
酸化物、塩化物、硫化物および窒化物から選択された化
合物である。複製防止部3を形成するにあたっては、上
記材料と、結着剤、分散媒および助剤とを混合した印刷
インキを基材2の表面に印刷すればよい。そのほかに、
フィルムなどの別の支持体の上に剥離材からなる剥離層
を形成し、この剥離層の上に複製防止部3になる層を形
成した後、支持体から複製防止部3を基材2の表面に転
写するようにしてもよい。このように、基材2の表面上
に複製防止部3を形成するのに、蒸着やスパッタリング
のようなコストのかかる気相コーティングは不要であ
り、簡便で廉価な印刷技術などを用いることが可能であ
る。
【0020】この実施形態では、複製防止部3を基材2
の一面の一部に設けているが、複製防止部3は基材2の
二つの面に設けてもよいし、各面に全面的に設けてもよ
い。また、バーコードパターン、カルラコードパター
ン、ベリコードパターンなどのコードパターンを有する
ように複製防止部3を形成して、コードパターンによっ
て複製防止部3にコード情報を記録してもよい。
【0021】複製防止部3を構成するランタノイド系希
土類元素または化合物は、異なる種類の光源の下では、
目視上色相が異なる。例えば、Nd23を例にとると、
蛍光灯の光を照射すると人間には青紫色に見え、白熱電
灯の光を照射すると人間には淡い赤紫色に見える。
【0022】ランタノイド系希土類元素は、4f軌道に
電子を持っており、可視領域の狭帯域の波長の光を多く
吸収し、その帯域から外れた波長の光をあまり吸収しな
い。これらの特徴は、ランタノイド系希土類元素の化合
物にあっても同様である。一例として、図2は、Nd2
3の反射スペクトルを示す。Nd23は、波長600
nm付近にシャープな吸収帯域を持っている。すなわ
ち、Nd23は、600nm付近の狭帯域の波長の光を
多く吸収する一方、それ以外の波長の光をあまり吸収し
ない。異なる種類の光源の下で複製防止部3の色相が異
なって見える理由は明らかではないが、上記のように狭
帯域の波長を吸収するために、光源の発光スペクトルが
相違すれば、反射光のスペクトルが相違するのではない
かと推測される。
【0023】一方、市販の複写機およびプリンタにおい
ては、このような元素または化合物は、トナーに含まれ
ていない。従って、市販の複写機およびプリンタを用い
たのでは、偽造品にこの特徴を与えることは実質的に不
可能である。
【0024】2.真偽判別装置 次に、図3は、本発明の一実施形態に係る真偽判別装置
の構成を示す。この真偽判別装置は可視光源である二種
類の光源を備える。Nd23を用いて複製防止部3を形
成する場合、一つの光源は白熱電灯4であり、いま一つ
は蛍光灯5である。これは、上記のように、Nd23
蛍光灯の光を照射すると人間には青紫色に見え、白熱電
灯の光を照射すると人間には淡い赤紫色に見えるからで
ある。ただし、本発明は、白熱電灯4と蛍光灯5の組み
合わせに限定されるものではない。
【0025】この真偽判別装置を用いて、ある物品(以
下「対象物」とする)が、上記の複製防止物品1である
か、偽造品(例えばこの複製防止物品1の複写物)であ
るかを判別するには、まず、対象物に白熱電灯4および
蛍光灯5のいずれか一方からの光を照射し、対象物から
の反射光の色相を人間の目Eで観察する。次に、同一の
対象物に白熱電灯4および蛍光灯5の他方からの光を照
射し、人間の目Eで対象物からの反射光の色相を観察す
る。
【0026】正規の複製防止物品1については、異なる
種類の光源の光を上記のように別々の時期に照射するこ
とにより、色相の異なることが人間の目Eで明確に認識
できるはずである。一方、この複製防止物品を元にした
複写物などの偽造品については、市販のトナーに複製防
止部3の成分であるランタノイド系元素または化合物が
含まれていないために、別種の光源の下でもこの色相の
相違は観察されない。従って、複製防止物品1と、この
複製防止物品1の複写物などの偽造品とを容易に判別す
ることが可能である。
【0027】また、この真偽判別装置では、可視光源で
ある白熱電灯4および蛍光灯5を用いており、紫外線や
赤外線などの特殊な波長の高価な光源が不要である。さ
らに人間の目Eで充分に真偽の判別が可能であるため、
読取検証装置も不要である。このように真偽判別装置は
簡単な構成であり、廉価で製造することが可能である。
【0028】なお、この真偽判別装置に、図示しない搬
送装置を設け、白熱電灯4および蛍光灯5の下方を複製
防止物品1をこの搬送装置により搬送するようしてもよ
い。また、コードパターンを有するように複製防止部3
を形成した場合には、この真偽判別装置にコードパター
ンの読取機を付属させてもよい。
【0029】
【実施例】上記の構成の複製防止物品1を以下のように
4種類形成し、これらの性質を調査した。 A.実施例1 基材2として、厚さ188μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルム(商品名「E−22」:株式会社東レ
製)を用いた。この基材2の上に、インキを用いてワイ
ヤバーコータで複製防止部3を形成した。インキは、N
23を15重量%、アクリル樹脂(商品名「BR−6
0」:三菱レイヨン株式会社製)を15重量%、メチル
エチルケトンを35重量%、トルエンを35重量%、含
むものであり、これらを混合してサンドミルで分散しイ
ンキ化した。この複製防止部3の膜厚は5μmとした。 B.実施例2 基材2として白色の上質紙(坪量90g/m2)を用
い、この基材2の上に実施例1と同様の組成の複製防止
部3を同様の手法で形成した。 C.実施例3 実施例1で用いた印刷インキの組成中、Nd23をNd
(OH)3に変更した。そして、それ以外は実施例1と
全く同様に複製防止物品1を製造した。 D.実施例4 実施例2で用いた印刷インキの組成中、Nd23をNd
(OH)3に変更した。そして、それ以外は実施例2と
全く同様に複製防止物品1を製造した。
【0030】上記の実施例の複製防止物品1はいずれ
も、白熱電灯4の光を照射すると淡い赤紫色を呈してお
り、蛍光灯5の光を照射すると淡い青紫色を呈してい
た。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る複製
防止物品によれば、市販の複写機などを用いたのでは偽
造が極めて困難であり、しかも本物と偽造品とを簡単な
装置を用いて容易に判別することが可能である。また、
複写防止物品を廉価で製造することが可能である。ま
た、本発明に係る真偽判別装置および真偽判定装置は、
この複製防止物品と、この複製防止物品の複写物などの
偽造品とを容易に判別することが可能である。また、真
偽判定装置は簡単な構成であり、廉価で製造することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る複製防止物品を示
す平面図である。
【図2】 上記実施形態に係る複製防止物品に用いられ
るNd23の反射スペクトルを示すグラフである。
【図3】 上記実施形態に係る複製防止物品と複写物と
を判別する真偽判別装置を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1…複製防止物品、2…基材、3…複製防止部、4…白
熱電灯、5…蛍光灯、E…目

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材と、 上記基材上に形成され、La、Ce、Pr、Nd、P
    m、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、T
    m、YbおよびLuから選択されたランタノイド系希土
    類元素またはこれらの化合物を含み、異なる種類の光源
    の下では異なる色相を呈する複製防止部とを備えること
    を特徴とする複製防止物品。
  2. 【請求項2】 上記化合物は、酸化物、水酸化物、塩化
    物、硫化物および窒化物から選択された化合物であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の複製防止物品。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の複製防止物品と偽造品
    とを判別する方法であって、 対象物に第1の光源からの光を照射し、 上記対象物からの反射光の色相を観察した後、 上記対象物に上記第1の光源と異なる種類の第2の光源
    からの光を照射し、 上記対象物からの反射光の色相を観察することを特徴と
    する物品の真偽判別方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の複製防止物品と偽造品
    とを判別する装置であって、 対象物に光を照射する第1の光源と、 上記第1の光源と異なる種類であって、上記対象物に光
    を照射する第2の光源とを備えることを特徴とする物品
    の真偽判別装置。
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