JPH10278371A - 印刷装置及び印刷方法及び印刷システム - Google Patents

印刷装置及び印刷方法及び印刷システム

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JPH10278371A
JPH10278371A JP9091212A JP9121297A JPH10278371A JP H10278371 A JPH10278371 A JP H10278371A JP 9091212 A JP9091212 A JP 9091212A JP 9121297 A JP9121297 A JP 9121297A JP H10278371 A JPH10278371 A JP H10278371A
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JP
Japan
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data
image
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mode
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Application number
JP9091212A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Onuma
和幸 大沼
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷データのイメージとフォームデータのイ
メージとの重ね合わせ方法を自由に選択することができ
るようにすること。 【解決手段】 重ね合わせモード判定部25は、印刷デ
ータのヘッダに含まれる重ね合わせモード指定値M1,
M2を検出し、モード管理テーブル26を参照すること
により該指定値を解釈する。指定値M1が「1」にセッ
トされた場合は、フォームデータのイメージを印刷デー
タのイメージの上側に重ね合わせ、指定値M2が「1」
にセットされた場合は、フォームデータのイメージを印
刷データのイメージの下側に重ね合わせる。両指定値M
1,M2に「0」がセットされている場合は、フォーム
データを使用せずに通常の印刷を行う。イメージデータ
生成部23は、重ね合わせモードに応じてイメージデー
タを生成する。これにより、印刷表現の自由度を高める
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、帳票類の
フォームやスタンプ等の各種フォームデータを印刷デー
タのイメージに重ね合わせて印刷することができる印刷
装置及び印刷方法及び印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、インクジェット式プリンタやレ
ーザ式プリンタ等の印刷装置は、外部のホストコンピュ
ータ等から入力された印刷データを解釈し、イメージデ
ータを生成する。そして、用紙等の印刷記録媒体に対し
てイメージデータに基づいた印刷を行うようになってい
る。
【0003】図9(A)は、従来技術による印刷装置の
概略を示す説明図である。印刷装置本体100には、給
紙のための給紙口101と、複数の排紙受け口102と
が設けられている。給紙口101から供給された印刷記
録媒体は、印刷装置本体100内に搬入されつつ、プリ
ントエンジンによって所定の印刷が行われる。そして、
印刷終了後には、印刷記録媒体は、予め指定された排紙
受け口102に排出される。
【0004】一方、従来技術による印刷装置としては、
複数のフォームデータがメモリパック等によって供給さ
れており、予め指定したフォームデータと印刷データと
を印刷装置内で重ね合わせることができるようにした、
いわゆるフォームオーバーレイ機能を備えたものも知ら
れている。このフォームオーバーレイ機能を用いること
により、例えば、所定の帳票類のフォームに所定事項を
書き込んで印刷することができ、また、重要文書に「社
外秘」等のスタンプを押印して印刷することができる。
例えば、図9(B)は、地模様のフォームデータの上に
文字データを重ね合わせた場合であり、図9(C)は、
文字データの上にスタンプ等のフォームデータを重ね合
わせた場合である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術によるもので
は、フォームデータを利用して印刷を行うか否か(フォ
ームデータを適用するか否か)の設定を行うことはでき
るものの、フォームデータのイメージを印刷データのイ
メージの上側に重ねるか下側に重ねるかの設定を行うこ
とができない。
【0006】このため、ユーザーは、透かし模様、地模
様、スタンプ等の各種フォームデータのイメージを自由
に印刷データのイメージに重ねることができず、印刷表
現の自由度が低く、使い勝手が良くないという問題があ
った。
【0007】本発明は、上記のような種々の課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、フォームデータのイ
メージと印刷データのイメージとを自由に重ね合わせる
ことができ、印刷表現の自由度を向上できるようにした
印刷装置及び印刷方法及び印刷システムを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明に係る印刷装置では、フォームデータのイメージと
印刷データのイメージとの重ね合わせ方を指定する重ね
合わせモード指定値という技術的概念を導入している。
【0009】即ち、本発明に係る印刷装置では、フォー
ムデータを記憶するフォームデータ記憶手段を備え、選
択されたフォームデータのイメージと入力された印刷デ
ータのイメージとを重ね合わせて印刷記録媒体に印刷す
る印刷装置であって、入力される重ね合わせモード指定
値を解釈し、前記フォームデータのイメージと前記印刷
データのイメージとの重ね合わせモードを判定する重ね
合わせモード判定手段と、前記フォームデータと前記印
刷データとをイメージデータに展開し、前記重ね合わせ
モードに応じて両イメージデータを重ね合わせることに
より合成イメージデータを生成するイメージデータ生成
手段と、前記合成イメージデータに基づいて印刷手段を
駆動し、前記印刷記録媒体に印刷を行う駆動制御手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0010】例えば、ホストコンピュータ、より詳しく
はホストコンピュータに実装されたプリンタドライバ等
の印刷データ生成手段から印刷装置に重ね合わせモード
指定値が入力されると、重ね合わせモード判定手段は、
この指定値を解釈することにより、要求された重ね合わ
せモードを判定する。そして、イメージデータ生成手段
は、ホストコンピュータから入力された印刷データとフ
ォームデータとをイメージデータに展開し、これら両イ
メージデータを重ね合わせモードに応じて重ね合わせ
る。これにより得られた合成イメージデータは、駆動制
御手段により印刷記録媒体に印刷される。従って、ユー
ザーは、好みの重ね合わせモード指定値を入力すること
により、所望の印刷結果を得ることができる。
【0011】また、請求項2に係る発明のように、予め
登録された複数のフォームデータを管理するフォームデ
ータ管理テーブルと、前記各フォームデータのうち入力
されるフォームデータ指定値に基づいて前記フォームデ
ータ管理テーブルを検索することにより、前記フォーム
データ指定値によって指定されたフォームデータを選択
されたフォームデータとして設定するフォームデータ設
定手段と、を設けることもできる。
【0012】例えば、フォームデータ管理テーブルに
は、各フォームデータの識別番号でもある指定値とフォ
ームデータの格納先アドレス等を関連付けて記憶してい
る。例えば、ホストコンピュータから入力されるフォー
ムデータ指定値に基づいてフォームデータ管理テーブル
を検索することにより、指定されたフォームデータを読
み出し、該フォームデータのイメージを印刷データのイ
メージに重ね合わせることができる。これにより、種々
のフォームデータを自由に選択することができ、印刷表
現の自由度を向上することができる。
【0013】請求項3に係る発明のように、前記重ね合
わせモードは、前記フォームデータのイメージを前記印
刷データのイメージの一側に重ね合わせる一側重ね合わ
せモードと、前記フォームデータのイメージを前記印刷
データのイメージの他側に重ねる他側重ね合わせモード
と、前記フォームデータを前記印刷データに重ね合わせ
ない不適用モードとを含んで構成することができる。
【0014】これにより、一側重ね合わせモード、他側
重ね合わせモード及び不適用モードの3種類のモード
で、フォームデータのイメージと印刷データのイメージ
とを重ね合わせることができ、豊かな印刷表現を行うこ
とができる。具体的には、RAM等のメモリ上に展開す
る順序によって、一側に重ね合わせるか他側に重ね合わ
せるかを選択することができる。また、一側重ね合わせ
モードと他側重ね合わせモードとの両方を指定すること
により、印刷データのイメージの両側にフォームデータ
のイメージを重ね合わせることもできる。
【0015】請求項4に係る印刷方法では、選択された
フォームデータのイメージと入力された印刷データのイ
メージとを重ね合わせて印刷記録媒体に印刷する印刷方
法であって、入力される重ね合わせモード指定値を解釈
し、前記フォームデータのイメージと前記印刷データの
イメージとの重ね合わせモードを判定するステップと、
前記フォームデータをイメージデータに展開するステッ
プと、前記印刷データをイメージデータに展開するステ
ップと、前記重ね合わせモードに応じて前記各イメージ
データを重ね合わせることにより合成イメージデータを
生成するステップと、前記合成イメージデータに基づい
て印刷手段を駆動し、前記印刷記録媒体に印刷を行うス
テップと、を含んでなることを特徴としている。
【0016】これにより、請求項1に係る発明と同様の
作用を得ることができる。
【0017】請求項5に係る発明では、選択されたフォ
ームデータのイメージと入力された印刷データのイメー
ジとを重ね合わせて印刷記録媒体に印刷する印刷方法で
あって、入力される重ね合わせモード指定値を解釈し、
前記フォームデータのイメージと前記印刷データのイメ
ージとの重ね合わせモードを判定するステップと、前記
フォームデータをイメージデータに展開するステップ
と、前記印刷データをイメージデータに展開するステッ
プと、前記重ね合わせモードに応じて前記各イメージデ
ータを重ね合わせることにより合成イメージデータを生
成するステップと、前記合成イメージデータを表示手段
により表示させるステップと、前記表示された合成イメ
ージデータに基づいて、印刷確認を入力するステップ
と、前記印刷確認が入力された場合には、前記合成イメ
ージデータに基づいて印刷手段を駆動し、前記印刷記録
媒体に印刷を行うステップと、を含んでなることを特徴
としている。
【0018】これにより、生成した合成イメージデータ
を表示手段に表示させて印刷結果を予め確認することが
でき、印刷結果に満足した場合には、印刷確認を入力す
ることによって無駄な印刷を防止し、所望の印刷結果を
得ることができる。
【0019】請求項6に係る発明のように、前記フォー
ムデータを指定するためのフォームデータ指定値を検出
するステップと、前記フォームデータ指定値に基づいて
フォームデータ管理テーブルを検索することによりフォ
ームデータ記憶手段から指定されたフォームデータを読
み出すステップと、を設けることもできる。
【0020】これにより、請求項2に係る発明と同様の
作用を得ることができる。
【0021】請求項7に係る発明のように、前記重ね合
わせモードは、前記フォームデータのイメージを前記印
刷データのイメージの一側に重ね合わせる一側重ね合わ
せモードと、前記フォームデータのイメージを前記印刷
データのイメージの他側に重ねる他側重ね合わせモード
と、前記フォームデータを前記印刷データに重ね合わせ
ない不適用モードとを含んで構成することができる。
【0022】これにより、請求項3に係る発明と同様の
作用を得ることができる。
【0023】一方、請求項8に係る印刷システムでは、
印刷データを生成するホストコンピュータと、該ホスト
コンピュータから入力された印刷データを解釈し、該印
刷データのイメージとフォームデータのイメージとを重
ね合わせて印刷記録媒体に印刷する印刷システムであっ
て、前記印刷装置は、前記フォームデータを記憶するフ
ォームデータ記憶手段と、前記ホストコンピュータから
入力される重ね合わせモード指定値を解釈し、前記フォ
ームデータのイメージと前記印刷データのイメージとの
重ね合わせモードを判定する重ね合わせモード判定手段
と、前記フォームデータと前記印刷データとをイメージ
データに展開し、前記重ね合わせモードに応じて両イメ
ージデータを重ね合わせることにより合成イメージデー
タを生成し、該合成イメージデータを前記ホストコンピ
ュータに転送するイメージデータ生成手段と、前記合成
イメージデータに基づいて前記ホストコンピュータから
印刷確認が入力がされた場合には、前記合成イメージデ
ータに基づいて印刷手段を駆動し、前記印刷記録媒体に
印刷を行う駆動制御手段とを含んで構成し、前記ホスト
コンピュータは、前記印刷データを生成する印刷データ
生成手段と、前記重ね合わせモード指定値を生成する重
ね合わせモード指定手段と、前記印刷装置から転送され
た合成イメージデータを表示する表示手段と、前記表示
された合成イメージデータに基づいて、前記印刷装置に
対し前記印刷確認を与える印刷確認入力手段とを含んで
構成したことを特徴としている。
【0024】即ち、ホストコンピュータの印刷データ生
成手段で生成した印刷データを印刷装置に入力すると共
に、該印刷データに重ね合わせるフォームデータを、重
ね合わせモード指定手段が生成する重ね合わせモード指
定値によって指定する。これにより、印刷装置の重ね合
わせモード判定手段は、重ね合わせモード指定値を解釈
し、イメージデータ生成手段は、この解釈結果に応じ
て、印刷データのイメージとフォームデータのイメージ
とを重ね合わせる。そして、この両イメージが重なった
合成イメージデータは、ホストコンピュータに転送され
て表示手段により表示される。ユーザーは、この表示結
果を確認し、満足した場合には、印刷確認入力手段を介
して印刷装置に対し印刷確認を入力する。この印刷確認
の入力によって駆動制御手段は、印刷を実行する。表示
結果に満足しない場合は、印刷確認を与えず、新たな重
ね合わせモードを指定する。これにより、ユーザーは、
重ね合わせ具合を予め確認してから印刷を行うことがで
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0026】1.第1の実施の形態 1−1 プリンタの構成 図1は、第1の実施の形態に係る「印刷装置」としての
プリンタ1のブロック図を示している。プリンタ1は、
それぞれ後述するように、CPU2と、ROM3と、R
AM4と、NVRAM5と、印刷データを受信等するイ
ンターフェース(以下、「I/F」と略記)6と、コン
トロールパネル7と、駆動部制御部8と、印刷機構9と
を備えて構成されている。
【0027】CPU2は、後述するように、データに所
定の演算処理等を行うためのものであり、ROM3は、
CPU2に実行させるプログラムを記憶するためのもの
である。RAM4は、ホストコンピュータからI/F6
を介して入力された印刷データを一時的に保存すると共
に、CPU2によるデータ操作のワークエリア等として
用いられるものである。NVRAM(Nonvolatile Rand
om-Access Memory)5は、1ビットあたり揮発性の記憶
セルと不揮発性の記憶セルとの2種類の記憶セルを有す
るメモリであり、後述するモード管理テーブル26やフ
ォームデータ等を記憶している。
【0028】コントロールパネル7は、例えば、プリン
タ1の外面側に設けられるものであり、入力機能と表示
機能とを備えている。ユーザーは、コントロールパネル
7を介してプリンタ1の設定を変更することができる。
「駆動制御手段」としての駆動制御部8は、「印刷手
段」としての印刷機構9の作動を制御するためのもので
ある。印刷機構9としては、印刷方式によってインクジ
ェット式やレーザ式等の種々の機構を採用することがで
きる。そして、CPU2、ROM3、RAM4、NVR
AM5、I/F6、コントロールパネル7及び駆動制御
部8は、バス10を介して相互に接続されている。
【0029】図2は、本実施の形態に係るプリンタ1の
機能構成を示す説明図である。プリンタ1は、プリント
エンジン11と、プリンタコントローラ21とを備えて
構成されている。
【0030】プリントエンジン11は、図1中の印刷機
構9に対応するものであり、給紙口12と、複数の排紙
受け口13とを有している。プリントエンジン11は、
プリンタコントローラ21から入力されたイメージデー
タ等に基づいて、所定の主走査及び副走査を行うことに
より、印刷記録媒体に対して印刷を実行し、この印刷記
録媒体を選択された排紙受け口13に排紙させる。レー
ザ式プリントエンジン、インクジェット式プリントエン
ジン等の種々の形式のプリントエンジンを採用すること
ができる。
【0031】プリンタコントローラ21は、ホストコン
ピュータ等の印刷データ生成装置から入力される印刷デ
ータを解釈してイメージデータに展開すると共に、プリ
ントエンジン11の作動を制御するものである。プリン
タコントローラ21は、図1中のCPU2、駆動制御部
8等によって具体的に実現される。
【0032】ホストコンピュータ等から入力された印刷
データは、I/F6を介してRAM4上に設定された入
力バッファ22に記憶される。「イメージデータ生成手
段」としてのイメージデータ生成部23は、入力バッフ
ァ22に記憶された印刷データを読み込んで解釈し、R
AM4に設定されたワークエリアで印刷密度変換等の所
定のデータ操作を行うことにより、印刷データを印刷に
必要なイメージデータに変換するものである。イメージ
データ生成部23で生成されたイメージデータは、RA
M4に設定された出力バッファ24に展開され、該出力
バッファ24を介してプリントエンジン11に転送され
る。
【0033】入力された印刷データ中に含まれる重ね合
わせモード指定値は、「重ね合わせモード判定手段」と
しての重ね合わせモード判定部25に入力される。この
重ね合わせモード判定部25は、モード管理テーブル2
6を参照することにより、ホストコンピュータから指定
された重ね合わせモードを解釈し、決定するものであ
る。重ね合わせモード判定部25によって判定された重
ね合わせモードは、イメージデータ生成部23に入力さ
れる。
【0034】モード管理テーブル26は、図2に示すよ
うに、重ね合わせモード指定値M1,M2の処理内容を
記憶したものである。即ち、重ね合わせモード指定値M
1は、フォームデータのイメージを印刷データのイメー
ジの上側に重ねる上敷きモード要求として記憶されてお
り、一方、重ね合わせモード指定値M2は、フォームデ
ータのイメージを印刷データのイメージの下側に重ねる
下敷きモード要求として記憶されている。
【0035】「フォームデータ記憶手段」としてのフォ
ームデータ記憶部27は、例えば、NVRAM5に設定
されるもので、透かし模様や地模様、スタンプ、帳票フ
ォーマット等の各種フォームデータを記憶したものであ
る。これら予め登録されたフォームデータの内容は、メ
モリの交換またはホストコンピュータからのデータ書き
換え等によって変更することができる。なお、本実施の
形態では、コントロールパネル7等によって予め指定さ
れた一種類のフォームデータのみを使用できるようにな
っている。
【0036】1−2 作用 次に、図3に基づいて本実施の形態の作用を説明する。
図3は、本実施の形態によるフォームオーバーレイ処理
を示すフローチャートである。
【0037】ステップ(以下、「S」と略記)1では、
ホストコンピュータから入力された印刷データのヘッダ
に基づいて重ね合わせモード指定値Mを検出する。上述
した通り、重ね合わせモード指定値M1は印刷データの
イメージの上側にフォームデータのイメージを重ねる上
敷きモードを指定するものであり、重ね合わせモード指
定値M2は印刷データのイメージの下側にフォームデー
タのイメージを重ねる下敷きモードを指定するものであ
る。
【0038】ここで、例えば、指定値M1に「1」がセ
ットされた場合は、上敷きモードが要求されていると判
定することができ、指定値M1に「0」がセットされて
いる場合は、上敷きモードの適用が要求されていないこ
とを意味する。また、各指定値M1,M2は、排他的に
選択できるようになっている。つまり、上敷きモードの
指定値M1に「1」をセットした場合は、下敷きモード
の指定値M2に「1」をセットすることはできない。
【0039】なお、これに限らず、例えば、重ね合わせ
モード指定値Mに「0」、「1」、「2」の3値を与え
ることにより、3種類のモードを選択することもでき
る。例えば、M=0の場合はフォームデータ不適用モー
ド、M=1の場合は上敷きモード、M=2の場合は下敷
きモードの如くである。
【0040】そこで、S2では、重ね合わせモード指定
値Mが下敷きモードを示す指定値M2に設定されている
か否かを判定する。重ね合わせモード指定値M2に
「1」がセットされている場合は、下敷きモードの設定
が要求されている場合のため、フォームデータ記憶部2
7からフォームデータを読み出す(S3)。このフォー
ムデータは、イメージデータ生成部23によってイメー
ジデータに変換され、出力バッファ24に展開される
(S4)。
【0041】次に、入力バッファ22から印刷データを
読み出し(S5)、この印刷データをイメージデータ生
成部23によってイメージデータに変換する(S6)。
従って、出力バッファ24には、フォームデータのイメ
ージの上に印刷データのイメージが上書きされた状態で
記憶され、これにより下敷きモードが実現する。一方、
重ね合わせモード指定値M2に「0」がセットされてい
る場合は、前記S3,S4はスキップされ、S5に移
る。
【0042】S7では、上敷きモードを示す重ね合わせ
モード指定値M1が「1」にセットされているか否かを
判定する。重ね合わせモード指定値M1が「1」にセッ
トされている場合は、上敷きモードが要求されている場
合である。そこで、フォームデータ記憶部27からフォ
ームデータを読み出し(S8)、このフォームデータを
イメージデータに変換する(S9)。ここで、重ね合わ
せモード指定値M1が「1」にセットされている場合
は、前記S2で「NO」と判定されるため、出力バッフ
ァ24には、先に印刷データのイメージが展開されてい
る。従って、先に展開された印刷データのイメージの上
にフォームデータのイメージが上書きされて、上敷きモ
ードが実現する。
【0043】一方、重ね合わせモード指定値M1が
「0」にセットされている場合は、前記S8,S9はス
キップされ、処理を終了する。
【0044】即ち、印刷データのイメージの下側にフォ
ームデータのイメージを重ねる下敷きモードの場合は、
S1→S2→S3→S4→S5→S6→S7を経て処理
を終了し、印刷データのイメージの上側にフォームデー
タのイメージを重ねる上敷きモードの場合は、S1→S
2→S5→S6→S7→S8→S9を経て処理を終了す
る。また、フォームデータを利用しない通常の印刷の場
合は、各重ね合わせモード指定値M1,M2に「0」を
セットすることにより、S3,S4の各ステップのみを
実行させることができる。
【0045】このように構成される本実施の形態では、
以下の効果を奏する。
【0046】第1に、フォームデータのイメージを印刷
データのイメージの上側または下側に自由に重ね合わせ
ることができ、印刷表現の自由度を大幅に向上すること
ができる。
【0047】第2に、重ね合わせモード指定値Mの値を
セットするだけで、フォームデータのイメージと印刷デ
ータのイメージとの重ね合わせモードを変更することが
できるため、使い勝手が向上する。
【0048】2.第2の実施の形態 次に、図4〜図6に基づいて本発明の第2の実施の形態
を説明する。なお、以下の各実施の形態では、上述した
第1の実施の形態の構成要素と同一の構成要素には同一
の符号を付し、その説明を省略するものとする。本実施
の形態の特徴は、複数のフォームデータを選択して印刷
データの上側、下側に重ね合わせることができるように
した点にある。
【0049】2−1 プリンタの構成 本実施の形態によるプリンタ1のプリンタコントローラ
31は、I/F6と、入力バッファ22と、イメージデ
ータ生成部23と、出力バッファ24と、重ね合わせモ
ード判定部32と、フォームデータ設定部33とを備え
ている。
【0050】重ね合わせモード判定部32は、第1の実
施の形態で述べた重ね合わせモード判定部25と同様
に、印刷データ中に含まれる重ね合わせモード指定値M
を検出し、モード管理テーブル26に基づいて解釈する
ためのものである。
【0051】「フォームデータ設定手段」としてのフォ
ームデータ設定部33は、印刷データ中に含まれるフォ
ームデータ指定値IDfに基づいてフォームデータ管理
テーブル34を検索することにより、ホストコンピュー
タから指定されたフォームデータを選択されたフォーム
データとして設定するためのものである。
【0052】次に、図5に基づき、フォームデータ管理
テーブル34及びフォームデータ記憶部35の構成を説
明する。フォームデータ管理テーブル34は、各フォー
ムデータ指定値IDf毎に、それぞれに該当するフォー
ムデータfの読み出し先頭アドレスADR及びデータ長
DLが記憶されたものである。例えば、第1のフォーム
データ指定値IDf1を例に挙げると、このフォームデ
ータ指定値IDfによって指定される第1のフォームデ
ータf1の格納先アドレス(先頭アドレス)ADR1
と、フォームデータf1のデータ長DL1とが、フォー
ムデータ指定値IDf1に対応して記憶されている。
【0053】ここで、本実施の形態では、n番目のフォ
ームデータ指定値IDfnを不適用モード時に使用する
指定値として設定している。このフォームデータ指定値
IDfnには、先頭アドレス「0」及びデータ長「0」
が割り当てられている。従って、指定値IDfnがホス
トコンピュータから入力された場合には、読み出すべき
フォームデータが登録されていないため、印刷データの
イメージのみを印刷する通常印刷が行われることにな
る。
【0054】より詳しくは、図4中に示すように、ホス
トコンピュータから入力される各重ね合わせモード指定
値M1,M2毎にフォームデータ指定値IDfがそれぞ
れ設定されている。例えば、「M1,IDf1,M2,
IDf2」と入力された場合には、フォームデータ指定
値IDf1で指定されるフォームデータを上敷きモード
用に設定し、フォームデータ指定値IDf2で指定され
るフォームデータを下敷きモード用に設定する。
【0055】一方、各重ね合わせモード指定値M1,M
2の両方にフォームデータ指定値IDfnが設定されて
いる場合には、フォームデータを用いない通常の印刷が
行われる。但し、これに限らず、重ね合わせモード指定
値M1,M2の両方に「0」をセットすることにより、
フォームデータを用いない不適用モードを選択すること
もできる。
【0056】2−2 作用 次に、図6に基づいて本実施の形態の作用を説明する。
図6は、本実施の形態によるフォームオーバーレイ処理
のフローチャートである。
【0057】まず、ホストコンピュータからの入力デー
タに基づいて、下敷きモードを示す重ね合わせモード指
定値M2と該指定値M2に設定されたフォームデータ指
定値IDfとを検出する(S11)。次に、下敷きモー
ドが不適用に設定されているか否かを判定する(S1
2)。即ち、指定値M2に「0」がセットされているか
否か、あるいは指定値M2に付随して設けられたフォー
ムデータ指定値がIDfnであるか否かを判定すること
により、下敷きモードが要求されているか否かを判定す
ることができる。
【0058】下敷きモードが要求されている場合は、フ
ォームデータ管理テーブル34に基づいてフォームデー
タ指定値IDfにより指定されたフォームデータをフォ
ームデータ記憶部35から読み出す(S13)。読み出
されたフォームデータは、イメージデータ生成部23に
よってイメージデータに変換され、出力バッファ24に
展開される(S14)。
【0059】次に、入力バッファ22から印刷データを
読み出し(S15)、この印刷データをイメージデータ
に変換して出力バッファ24に展開する(S16)。こ
れにより、先に展開されたフォームデータのイメージの
上に印刷データのイメージが展開され、下敷きモードが
実現する。
【0060】一方、下敷きモードが選択されていない場
合、前記S12は「NO」と判定するため、前記S1
3,S14はスキップされる。従って、S15,S16
によって、最初に印刷データがイメージデータに変換さ
れる。
【0061】次に、上敷きモードを示す重ね合わせモー
ド指定値M1及び該指定値M1に付属するフォームデー
タ指定値IDfを検出し(S17)、上敷きモードに設
定されているか否かを判定する(S18)。つまり、重
ね合わせモード指定値M1に「1」がセットされている
か否か、あるいは、重ね合わせモード指定値M1に付属
するフォームデータ指定値がフォームデータ指定値ID
fnであるか否かを判定することにより、上敷きモード
が要求されているか否かを判定する。
【0062】上敷きモードが設定されている場合は、下
敷きモードの場合と同様に、フォームデータ指定値ID
fによって指定されたフォームデータをフォームデータ
記憶部35から読み出し(S19)、このフォームデー
タをイメージデータに変換する(S20)。一方、上敷
きモードが要求されていない場合は、前記S18は「N
O」と判定し、S19,S20はスキップされる。
【0063】即ち、下敷きモードが要求されている場合
には、S11→S12→S13→S14→S15→S1
6の処理によって、印刷データのイメージの下側に指定
されたフォームデータのイメージが重ねられる。上敷き
モードが要求されている場合は、S15→S16→S1
7→S18→S19→S20の処理を経て、印刷データ
のイメージの上側に指定されたフォームデータのイメー
ジが重ねられる。両側モードが要求されている場合は、
S11〜S20の処理が実行され、これにより、印刷デ
ータのイメージ上側には上敷きモードで指定されたフォ
ームデータのイメージが重ね合わされ、該印刷イメージ
の下側には下敷きモードで指定されたフォームデータの
イメージが重ね合わされる。フォームデータを用いない
不適用モードの場合は、S15,S16の処理が行わ
れ、印刷データのイメージのみが出力バッファ24に展
開される。
【0064】このように構成される本実施の形態でも上
述した第1の実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。これに加えて、本実施の形態では、さらに以下の効
果を奏する。
【0065】第1に、上敷きモード及び下敷きモード
は、それぞれ複数のフォームデータの中から所望のフォ
ームデータを指定することができるため、印刷表現の自
由度が向上する。
【0066】第2に、上敷きモードを示す重ね合わせモ
ード指定値M1と下敷きモードを示す重ね合わせモード
指定値M2との両方に対して、それぞれフォームデータ
指定値IDfを設定する構成のため、上敷きモードと下
敷きモードとを別個独立に処理することができる。従っ
て、上敷きモードの設定の有無及び上敷きモードで用い
るフォームデータの種類と、下敷きモードの設定の有無
及び下敷きモードで用いるフォームデータの種類とを自
由に組み合わせて選択することができ、より一層豊かな
印刷表現を実現することができる。
【0067】3.第3の実施の形態 次に、図7及び図8に基づいて本発明の第3の実施の形
態を説明する。本実施の形態の特徴は、印刷データとフ
ォームデータとの合成イメージを表示し、ユーザーによ
る確認を得てから印刷を行うようにした点にある。
【0068】3−1 システム構成 本実施の形態によるプリンタ1は、第1の実施の形態と
同様に構成されているが、本実施の形態による「イメー
ジデータ生成手段」としてのイメージデータ生成部40
は、合成したイメージデータを後述のホストコンピュー
タ41に転送するようになっている。
【0069】例えば、パーソナルコンピュータ等のホス
トコンピュータ41は、それぞれ後述するように、重ね
合わせモード指定部42と、印刷データ生成部43と、
表示部44と、確認入力部45と、I/F46とを備え
て構成されている。
【0070】「重ね合わせモード指定手段」としての重
ね合わせモード指定部42は、プリンタ1に対して上述
した重ね合わせモード指定値M1,M2を指定するため
のものである。「印刷データ生成手段」としての印刷デ
ータ生成部43は、ワープロソフトウエア等のアプリケ
ーションプログラムから入力されたデータを、プリンタ
1が解釈可能な印刷データに変換するためのものであ
る。「表示手段」としての表示部44は、例えば、CR
T、液晶ディスプレイ等から構成されており、プリンタ
1から転送された合成イメージデータ等を表示するもの
である。「印刷確認入力手段」としての確認入力部45
は、プリンタ1に対して印刷実行を指示する印刷確認を
与えるためのものである。例えば、キーボードスイッチ
やポインティングデバイス等によって印刷確認を入力す
ることができる。
【0071】3−2 作用 次に、図8に基づいて本発明の作用を説明する。
【0072】まず、ホストコンピュータから入力された
印刷データのヘッダに基づいて重ね合わせモード指定値
Mを検出し(S31)、下敷きモードを示す指定値M2
に設定されているか否かを判定する(S32)。重ね合
わせモード指定値M2に「1」がセットされている場合
は、フォームデータ記憶部27からフォームデータを読
み出し(S33)、イメージデータに変換する(S3
4)。次に、入力バッファ22から印刷データを読み出
し(S35)、印刷データをイメージデータ生成部23
によってイメージデータに変換することにより(S3
6)、フォームデータのイメージの上に印刷データのイ
メージが上書きされた状態で記憶され、下敷きモードが
実現する。一方、重ね合わせモード指定値M2に「0」
がセットされている場合は、前記S33,S34はスキ
ップされ、S35に移る。
【0073】S37では、上敷きモードを示す重ね合わ
せモード指定値M1が「1」にセットされているか否か
を判定し、重ね合わせモード指定値M1が「1」にセッ
トされている場合は、フォームデータ記憶部27からフ
ォームデータを読み出し(S38)、このフォームデー
タをイメージデータに変換する(S39)。第1の実施
の形態で述べたと同様に、重ね合わせモード指定値M1
が「1」にセットされている場合は、前記S32で「N
O」と判定されるため、出力バッファ24には、先に印
刷データのイメージが展開されている。従って、先に展
開された印刷データのイメージの上にフォームデータの
イメージが上書きされて、上敷きモードが実現する。一
方、重ね合わせモード指定値M1が「0」にセットされ
ている場合は、前記S38,S39はスキップされ、処
理を終了する。
【0074】次に、下敷きモード、上敷きモード、不適
用モードのいずれかに従って生成されたイメージデータ
は、ホストコンピュータ(図8中では「PC」と略記)
41に転送される。これにより、ホストコンピュータ4
1は、イメージデータを表示部44に表示させる。この
表示結果に満足したユーザーは、確認入力部45を介し
て印刷確認を入力する。この印刷確認は、I/F46,
6を介してプリンタ1に入力される。そこで、S41で
は、ホストコンピュータ41から入力される印刷確認に
基づいて、重ね合わせモードの設定の是非を判断する。
即ち、肯定的な印刷確認が入力された場合は、指定した
重ね合わせモードで印刷を行うものと判断して処理を終
了し、否定的な印刷確認が入力された場合には、新たな
重ね合わせモード指定値の入力を待つべくS31に戻
る。
【0075】このように構成される本実施の形態によれ
ば、前記第1の実施の形態と同様の効果を得ることがで
きる。これに加えて本実施の形態では、合成イメージデ
ータを表示して重ね合わせ具合を予め確認できるため、
無駄な印刷を防止することができ、使い勝手が大幅に向
上する。
【0076】なお、当業者であれば、前記各実施の形態
に記載された本発明の要旨の範囲内で種々の追加、変更
等が可能である。例えば、図1中に示すように、記録媒
体MMに所定のプログラムを記憶させておき、該プログ
ラムをプリンタ1にロードすることにより、本発明を実
現することもできる。記録媒体としては、例えば、RO
M,FD,CD−ROM,ICカード等の種々の有形的
記憶媒体のほか、通信ネットワークを介してダウンロー
ドさせる通信媒体をも含む。記録媒体MMにプログラム
を記録させた場合は、例えば、下記のように表現するこ
とができる。
【0077】「コンピュータを、入力される重ね合わせ
モード指定値を解釈し、前記フォームデータのイメージ
と前記印刷データのイメージとの重ね合わせモードを判
定する重ね合わせモード判定手段と、前記フォームデー
タと前記印刷データとをイメージデータに展開し、前記
重ね合わせモードに応じて両イメージデータを重ね合わ
せることにより合成イメージデータを生成するイメージ
データ生成手段として機能させるためのプログラムを記
録したコンピュータ読取り可能な記録媒体」。
【0078】また、以下のように表現することもでき
る。
【0079】「コンピュータに、入力される重ね合わせ
モード指定値を解釈し、前記フォームデータのイメージ
と前記印刷データのイメージとの重ね合わせモードを判
定するステップと、前記フォームデータをイメージデー
タに展開するステップと、前記印刷データをイメージデ
ータに展開するステップと、前記重ね合わせモードに応
じて前記各イメージデータを重ね合わせることにより合
成イメージデータを生成するステップとを実行させるた
めのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記
録媒体」。
【0080】さらに、前記第3の実施の形態では、前記
第1の実施の形態に対して合成イメージデータの表示、
確認の機能を結合させた場合を例示したが、これに限ら
ず、第2の実施の形態にも容易に適用することができ
る。
【0081】また、前記第3の実施の形態では、プリン
タ1側で合成イメージデータを作成する場合を述べた
が、これに限らず、ホストコンピュータ41側でプレビ
ュー用のイメージデータを生成する構成としてもよい。
【0082】また、本発明は、レーザ式プリンタやイン
クジェット式プリンタ等の印刷装置に限らず、例えば、
複写機やファクシミリ装置等の他の印刷装置にも広く適
用することができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る印刷装
置及び印刷方法及び印刷システムによれば、フォームデ
ータのイメージと印刷データのイメージとの重ね合わせ
を選択することができるため、使い勝手が向上し、印刷
表現の自由度を高めることができる。
【0084】また、複数の重ね合わせモードを備えてい
るため、印刷データのイメージの一側、他側、両側にそ
れぞれ所望するフォームデータのイメージを自由に重ね
合わせることができ、より一層豊かな印刷表現を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るプリンタのブ
ロック図である。
【図2】プリンタの機能構成を示す機能ブロック図であ
る。
【図3】フォームオーバーレイ処理を示すフローチャー
トである。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るプリンタの機
能ブロック図である。
【図5】フォームデータ管理テーブル及びフォームデー
タ記憶部の構成を示す説明図である。
【図6】フォームオーバーレイ処理を示すフローチャー
トである。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る印刷システム
の機能ブロック図である。
【図8】フォームオーバーレイ処理を示すフローチャー
トである。
【図9】従来技術を示す説明図であって、(A)は従来
のプリンタの全体を示す概略説明図、(B)は地模様等
のフォームデータの上に文字列を重ねて印刷した場合を
示す説明図、(C)は文字列の上にスタンプ等のフォー
ムデータを重ねて印刷した場合を示す説明図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 11 プリントエンジン 21 プリンタコントローラ 23 イメージデータ生成部 25 重ね合わせモード判定部 26 モード管理テーブル 27 フォームデータ記憶部 32 重ね合わせモード判定部 33 フォームデータ設定部 34 フォームデータ管理テーブル 35 フォームデータ記憶部 40 イメージデータ生成部 41 ホストコンピュータ 42 重ね合わせモード指定部 43 印刷データ生成部 44 表示部 45 確認入力部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォームデータを記憶するフォームデー
    タ記憶手段を備え、選択されたフォームデータのイメー
    ジと入力された印刷データのイメージとを重ね合わせて
    印刷記録媒体に印刷する印刷装置であって、 入力される重ね合わせモード指定値を解釈し、前記フォ
    ームデータのイメージと前記印刷データのイメージとの
    重ね合わせモードを判定する重ね合わせモード判定手段
    と、 前記フォームデータと前記印刷データとをイメージデー
    タに展開し、前記重ね合わせモードに応じて両イメージ
    データを重ね合わせることにより合成イメージデータを
    生成するイメージデータ生成手段と、 前記合成イメージデータに基づいて印刷手段を駆動し、
    前記印刷記録媒体に印刷を行う駆動制御手段と、を備え
    たことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 予め登録された複数のフォームデータを
    管理するフォームデータ管理テーブルと、前記各フォー
    ムデータのうち入力されるフォームデータ指定値に基づ
    いて前記フォームデータ管理テーブルを検索することに
    より、前記フォームデータ指定値によって指定されたフ
    ォームデータを選択されたフォームデータとして設定す
    るフォームデータ設定手段と、を設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記重ね合わせモードは、前記フォーム
    データのイメージを前記印刷データのイメージの一側に
    重ね合わせる一側重ね合わせモードと、前記フォームデ
    ータのイメージを前記印刷データのイメージの他側に重
    ねる他側重ね合わせモードと、前記フォームデータを前
    記印刷データに重ね合わせない不適用モードとを含んで
    いることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれ
    かに記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 選択されたフォームデータのイメージと
    入力された印刷データのイメージとを重ね合わせて印刷
    記録媒体に印刷する印刷方法であって、 入力される重ね合わせモード指定値を解釈し、前記フォ
    ームデータのイメージと前記印刷データのイメージとの
    重ね合わせモードを判定するステップと、 前記フォームデータをイメージデータに展開するステッ
    プと、 前記印刷データをイメージデータに展開するステップ
    と、 前記重ね合わせモードに応じて前記各イメージデータを
    重ね合わせることにより合成イメージデータを生成する
    ステップと、 前記合成イメージデータに基づいて印刷手段を駆動し、
    前記印刷記録媒体に印刷を行うステップと、を含んでな
    ることを特徴とする印刷方法。
  5. 【請求項5】 選択されたフォームデータのイメージと
    入力された印刷データのイメージとを重ね合わせて印刷
    記録媒体に印刷する印刷方法であって、 入力される重ね合わせモード指定値を解釈し、前記フォ
    ームデータのイメージと前記印刷データのイメージとの
    重ね合わせモードを判定するステップと、 前記フォームデータをイメージデータに展開するステッ
    プと、 前記印刷データをイメージデータに展開するステップ
    と、 前記重ね合わせモードに応じて前記各イメージデータを
    重ね合わせることにより合成イメージデータを生成する
    ステップと、 前記合成イメージデータを表示手段により表示させるス
    テップと、 前記表示された合成イメージデータに基づいて、印刷確
    認を入力するステップと、 前記印刷確認が入力された場合には、前記合成イメージ
    データに基づいて印刷手段を駆動し、前記印刷記録媒体
    に印刷を行うステップと、を含んでなることを特徴とす
    る印刷方法。
  6. 【請求項6】 前記フォームデータを指定するためのフ
    ォームデータ指定値を検出するステップと、前記フォー
    ムデータ指定値に基づいてフォームデータ管理テーブル
    を検索することによりフォームデータ記憶手段から指定
    されたフォームデータを読み出すステップと、を設けた
    ことを特徴とする請求項4または請求項5のいずれかに
    記載の印刷方法。
  7. 【請求項7】 前記重ね合わせモードは、前記フォーム
    データのイメージを前記印刷データのイメージの一側に
    重ね合わせる一側重ね合わせモードと、前記フォームデ
    ータのイメージを前記印刷データのイメージの他側に重
    ねる他側重ね合わせモードと、前記フォームデータを前
    記印刷データに重ね合わせない不適用モードとを含んで
    いることを特徴とする請求項4または請求項5のいずれ
    かに記載の印刷方法。
  8. 【請求項8】 印刷データを生成するホストコンピュー
    タと、該ホストコンピュータから入力された印刷データ
    を解釈し、該印刷データのイメージとフォームデータの
    イメージとを重ね合わせて印刷記録媒体に印刷する印刷
    システムであって、 前記印刷装置は、 前記フォームデータを記憶するフォームデータ記憶手段
    と、 前記ホストコンピュータから入力される重ね合わせモー
    ド指定値を解釈し、前記フォームデータのイメージと前
    記印刷データのイメージとの重ね合わせモードを判定す
    る重ね合わせモード判定手段と、 前記フォームデータと前記印刷データとをイメージデー
    タに展開し、前記重ね合わせモードに応じて両イメージ
    データを重ね合わせることにより合成イメージデータを
    生成し、該合成イメージデータを前記ホストコンピュー
    タに転送するイメージデータ生成手段と、 前記合成イメージデータに基づいて前記ホストコンピュ
    ータから印刷確認が入力がされた場合には、前記合成イ
    メージデータに基づいて印刷手段を駆動し、前記印刷記
    録媒体に印刷を行う駆動制御手段と、を含んで構成し、 前記ホストコンピュータは、 前記印刷データを生成する印刷データ生成手段と、 前記重ね合わせモード指定値を生成する重ね合わせモー
    ド指定手段と、 前記印刷装置から転送された合成イメージデータを表示
    する表示手段と、 前記表示された合成イメージデータに基づいて、前記印
    刷装置に対し前記印刷確認を与える印刷確認入力手段
    と、を含んで構成したことを特徴とする印刷システム。
JP9091212A 1997-04-09 1997-04-09 印刷装置及び印刷方法及び印刷システム Pending JPH10278371A (ja)

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